JPH11341511A - 信号処理方法および撮像装置 - Google Patents

信号処理方法および撮像装置

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JPH11341511A
JPH11341511A JP10147887A JP14788798A JPH11341511A JP H11341511 A JPH11341511 A JP H11341511A JP 10147887 A JP10147887 A JP 10147887A JP 14788798 A JP14788798 A JP 14788798A JP H11341511 A JPH11341511 A JP H11341511A
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signal
luminance
level
correction amount
coefficient
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JP10147887A
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English (en)
Inventor
Seiji Kawa
誠司 河
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】彩度や色相に影響を与えることなく輝度をレベ
ル変換する。 【解決手段】Yマトリックス210で三原色信号RGB
から輝度信号Yを生成する。輝度信号Yを用いて減算器
242、レベルシフト244,250、メモリ246、
乗算器248,254、加算器252によって補正量B
g(Y)を求める。減算器212r〜212bからの減算
信号に輝度信号Yと補正量Bg(Y)を加算して彩度や
色相に影響を与えることなく輝度のみレベル変換が行わ
れた三原色出力信号R’,G’,B’を得る。開始レベ
ルCTbsで輝度のレベル変換を開始する輝度信号の信号
レベルを設定し、範囲パラメータCTbwでレベル変換を
行う範囲を設定する。ゲインデータCTbgでレベル変換
での変化量を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、信号処理方法お
よび撮像装置に関する。詳しくは、所定の輝度範囲内で
三原色信号の各色信号に対して補正量を加算することに
より、所定の輝度範囲内で彩度や色相に影響を与えるこ
となく輝度のみレベル変換を行うものである。また、三
原色信号から輝度信号を求め、三原色信号の各色信号か
ら輝度信号を減算した信号に対して第1の輝度範囲内で
係数値を可変させて乗算し、得られた各乗算信号に輝度
信号と第2の輝度範囲内で設定された補正量を加算する
ことで、第1の輝度範囲内で輝度や色相に影響を与える
ことなく彩度のみレベル変換を行うと共に第2の輝度範
囲内で彩度や色相に影響を与えることなく輝度のみレベ
ル変換を行うものである。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像装置、例えばビデオカメラ装
置では、受像管の発光特性に対して逆特性となるように
補正する非線形変換処理(ガンマ補正)が行われてい
る。ここで、番組制作等においては所望の輝度部分、例
えば低輝度部に対しても種々の制御したいとの要求がな
されていることから、低輝度部だけの特性を変えるため
のブラックガンマ補正回路を有する装置が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ビデオカメ
ラ装置では、色変換を行うリニアマトリックス処理やガ
ンマ補正等の処理を行う場合、三原色信号がそれぞれ独
立に処理される。このため、低輝度部でのゲインを制御
して低輝度部だけの輝度レベルを高めるものとしたとき
には、彩度と位相が変化してしまう。また、彩度を処理
したときには輝度が変化してしまう。
【0004】そこで、この発明では彩度や色相に影響を
与えることなく輝度をレベル変換することができると共
に、輝度のレベル変換だけでなく輝度や色相を変化させ
ることなく彩度のレベル変換も行うことができる信号処
理方法および撮像装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る信号処理
方法は、所定の輝度範囲内で三原色信号の各色信号に対
して補正量を加算することにより、彩度や色相に影響を
与えることなく所定の輝度範囲の輝度のレベル変換が行
われた三原色出力信号を得るものである。
【0006】また、三原色信号から輝度信号を生成し、
三原色信号の各色信号から輝度信号を減算して減算信号
を求め、第1の輝度範囲外であるときには係数値が
「1」であると共に第1の輝度範囲内では係数値が可変
される係数をそれぞれの減算信号に乗算して乗算信号を
求め、第2の輝度範囲内で補正量を設定し、それぞれの
乗算信号に対して輝度信号と補正量を加算することによ
り、輝度や色相に影響を与えることなく第1の輝度範囲
内で彩度のレベル変換と、彩度や色相に影響を与えるこ
となく第2の輝度範囲内で輝度のレベル変換とが独立し
て行われた三原色出力信号を得るものである。
【0007】また、この発明に係る撮像装置は、被写体
を撮影して得られた三原色信号から輝度信号を生成する
Yマトリックス手段と、Yマトリックス手段で生成され
た輝度信号の信号レベルが所定の輝度範囲内であるとき
に輝度信号の信号レベルに基づいて補正量を設定する補
正量設定手段と、補正量設定手段で設定された補正量を
三原色信号の各色信号に加算して三原色出力信号を得る
加算手段とを有するものである。
【0008】さらに、被写体を撮影して得られた三原色
信号から輝度信号を生成するYマトリックス手段と、Y
マトリックス手段で生成された輝度信号の信号レベルが
第1の輝度範囲内であるときに係数値が可変される係数
を設定する係数設定手段と、Yマトリックス手段で生成
された輝度信号の信号レベルが第2の輝度範囲であると
きに輝度信号の信号レベルに基づいて補正量を設定する
補正量設定手段と、三原色信号の各色信号から輝度信号
を減算する減算手段と、減算手段で得られたそれぞれの
減算信号に係数設定手段で設定された係数を乗算する乗
算手段と、乗算手段で得られたそれぞれの乗算信号にY
マトリックス手段で生成された輝度信号と補正量設定手
段で設定された補正量を加算して三原色出力信号を得る
加算手段とを有するものである。
【0009】この発明においては、三原色信号の各色信
号に対して、例えば制御手段によって設定された所定の
輝度範囲内で輝度信号の信号レベルに応じた補正量が加
算されて三原色出力信号が生成される。また、輝度信号
の信号レベルに基づいて補正量を可変するための特性カ
ーブを折れ線近似して得られる各線分のデータがメモリ
手段に記憶されて、輝度信号の信号レベルが所定の輝度
範囲内であるときには、メモリ手段から読み出された線
分のデータを使用して補正量が設定される。
【0010】また、三原色信号から輝度信号が求められ
て、三原色信号の各色信号から輝度信号を減算して得ら
れた信号に対して、輝度信号の信号レベルが例えば範囲
設定手段によって設定された第1の輝度範囲内であると
きには輝度信号の信号レベルに応じて係数値が可変され
る係数が乗算されて各乗算信号が生成される。さらに、
輝度信号の信号レベルが範囲設定手段によって設定され
た第2の輝度範囲内であるときには輝度信号の信号レベ
ルに応じた補正量が設定されて、各乗算信号に輝度信号
と補正量が加算されて三原色出力信号が生成される。ま
た、メモリ信号に、輝度信号の信号レベルに基づいて係
数値を可変するための特性カーブを折れ線近似して得ら
れる各線分のデータや輝度信号の信号レベルに基づいて
補正量を設定するための特性カーブを折れ線近似して得
られる各線分のデータが記憶されて、輝度信号の信号レ
ベルが第1の輝度範囲内であるときには、メモリ手段か
ら読み出された線分のデータを使用して係数値が可変さ
れると共に、第2の輝度範囲内であるときには、メモリ
手段から読み出された線分のデータを使用して補正量が
設定される。また、制御手段によって係数設定手段で設
定される係数の大きさや補正量設定手段で設定される補
正量の大きさが制御される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の一形態に
ついて、図を用いて詳細に説明する。ここで、輝度や色
相を変えることなく彩度のみレベル変換する処理方法、
および彩度や色相を変えることなく輝度のみレベル変換
する処理方法について説明する。
【0012】まず、三原色信号R,G,Bと輝度信号
Y、色差信号Cr,Cbの関係は式(1)に示すものとさ
れる。
【0013】
【数1】
【0014】なお、式(1)において係数r,g,bは
式(2)を満たすものである。 r+g+b=1 −−−(2)
【0015】ここで、式(3)で示す処理を行うことに
より、輝度や色相を変えることなく彩度のみをp倍する
ことができる。
【0016】
【数2】
【0017】次に、彩度のみがp倍されたときの輝度信
号Y’や色差信号Cr’,Cb’と三原色出力信号
R’,G’,B’の関係は式(4)で示すものとされ
る。
【0018】
【数3】
【0019】この式(4)に式(1)および式(3)を
代入すると式(5)を得ることができ、式(5)を整理
すると式(6)となる。
【0020】
【数4】
【0021】さらに式(6)を整理することで式(7)
を得ることができる。
【0022】
【数5】
【0023】このため、三原色信号R,G,Bから輝度
信号Yを求め、三原色信号R,G,Bと輝度信号Yを用
いて式(7)の演算を行うことにより、輝度や色相を変
化させることなく彩度だけがp倍された三原色出力信号
R’,G’,B’を得ることができる。
【0024】ここで、処理が行われた領域と処理が行わ
れていない領域との繋ぎ目が滑らかとなるように、例え
ば式(8)に示す条件に基づいて係数「v」が決定され
る。なお、「ss」および「3m+ss」は輝度信号Y
のレベル範囲を示しており、輝度信号Yが「ss」より
も大きく「3m+ss」以下の範囲内で彩度のレベル変
換が行われる。
【0025】
【数6】
【0026】このように輝度信号Yのレベルに応じて係
数「v」が設定される。また彩度のレベル変換を行う範
囲外の部分では「p」=1である必要があることから、
式(9)に示すように係数「v」に「1」が加算された
値が彩度の倍率「p」とされる。 p=v+1 −−−(9)
【0027】さらに、式(10)に示すように係数
「v」にゲイン「su」を乗算するものとし、この式
(10)で得られた補正係数Lp(Y)を用いて、式
(11)の演算を行うことにより、ゲイン「su」を可
変することで輝度や色相を変えることなく彩度のみを自
由に制御することができる。
【0028】
【数7】
【0029】次に、色相や彩度を変えることなく輝度の
レベル変換を行う処理について説明する。色相や彩度を
変えることなく輝度のレベルを変換する場合には、式
(12)で示す処理を行うことにより、輝度のみを補正
量Bg(Y)だけ可変することができる。
【0030】
【数8】
【0031】輝度のみレベル変換が行われたときの輝度
信号Y’や色差信号Cr’,Cb’と三原色出力信号
R’,G’,B’の関係は式(13)で示すものとされ
る。
【0032】
【数9】
【0033】この式(13)に式(12)を代入すると
式(14)を得ることができる。
【0034】
【数10】
【0035】さらに、式(14)に式(1)を代入して
整理すると式(15)となる。
【0036】
【数11】
【0037】このため、補正量Bg(Y)を設定し、こ
の補正量Bg(Y)と三原色信号R,G,Bを用いて式
(15)の演算を行うことにより、彩度や色相を変化さ
せることなく輝度だけがレベル変換された三原色出力信
号R’,G’,B’を得ることができる。
【0038】ここで、輝度や色相を変化させることなく
彩度だけをレベル変換する場合と同様に、処理が行われ
た領域と処理が行われていない領域との繋ぎ目が滑らか
となるよう例えば式(16)に示す条件に基づいて補正
量Bg(Y)が決定される。なお、「bs」および「3
n+bs」は輝度信号Yのレベル範囲を示しており、輝
度信号Yが「bs」よりも大きく「3n+bs」以下の
範囲内で輝度のレベル変換が行われる。
【0039】
【数12】
【0040】このように輝度信号Yのレベルに応じて補
正量「bv」が設定される。さらに、式(17)に示す
ように係数「bv」にゲイン「bu」を乗算するものと
し、この式(17)で得られた補正量Bg(Y)を用い
て、式(15)の演算を行うことにより、ゲイン「b
u」を可変することで彩度や色相を変えることなく輝度
のみレベル変換を行うことができる。 Bg(Y)=bv・bu −−−(17)
【0041】さらに、補正係数Lp(Y)と補正量Bg
(Y)を用いて式(18)に示す処理を行うことによ
り、二つの処理を同時に行うことができる。
【0042】
【数13】
【0043】次に、輝度や色相を変えることなく彩度の
みをレベル変換することができると共に、色相や彩度を
変えることなく輝度のみをレベル変換することができる
ビデオカメラ装置について説明する。
【0044】図1はビデオカメラ装置の構成を示してお
り、レンズ11を介して被写体の光学像が撮像素子12
の撮像面上に結像される。
【0045】撮像素子12では、光電変換によって被写
体の光学像に基づいた三原色の撮像信号Sr,Sg,Sb
が生成される。この撮像信号Sr,Sg,Sbは、それぞ
れアンプ部13で増幅されて撮像信号Sr’,Sg’,S
b’とされる。撮像信号Sr’,Sg’,Sb’は、それぞ
れA/D変換部14でディジタルの画像信号Dr,Dg,
Dbに変換されてリニアマトリックス処理部15に供給
される。
【0046】リニアマトリックス処理部15では色の変
換が行われて、画像信号Dr,Dg,Dbは画像信号Dc
r,Dcg,Dcbとされる。この画像信号Dcr,Dcg,Dc
bはレベル変換部20に供給される。
【0047】レベル変換部20は、輝度や色相を変える
ことなく彩度のみをレベル変換するためのローキーサチ
ュレーション回路と色相や彩度を変えることなく輝度の
みをレベル変換するためのブラックガンマ補正回路を有
している。このレベル変換部20では、輝度や色相を変
えることなく低輝度部分の彩度だけを処理したり、彩度
や色相を変えることなく低輝度部分の輝度だけを処理す
ることが行われる。このレベル変換部20で低輝度部分
の処理が行われた画像信号は画像信号Der,Deg,Deb
としてニー補正部25に供給される。
【0048】ニー補正部25では高輝度部が圧縮され
て、次にガンマ補正部26でガンマ変換が行われて、さ
らにクリップ部27で所定の信号レベルの画像信号とさ
れて、画像信号Dor,Dog,Dobとして出力される。
【0049】また、制御部29によってビデオカメラ装
置の各部が制御されると共に、レベル変換部20には、
彩度や輝度だけをレベル変換する輝度範囲を設定した
り、レベル変換での変化量を設定するための各種の信号
が供給される。
【0050】図2は、レベル変換部20の構成を示して
いる。この図2では、説明を簡単とするために、リニア
マトリックス処理部15から供給された三原色の画像信
号Dcr,Dcg,Dcbをそれぞれ三原色信号R,G,Bと
し、レベル変換部20から出力される三原色の画像信号
Der,Deg,Debをそれぞれ三原色出力信号R’,
G’,B’として説明する。
【0051】図2において、リニアマトリックス処理部
15から供給された赤色信号RはYマトリックス回路2
10と減算器212rに供給される。同様に緑色信号G
はYマトリックス回路210と減算器212gに供給さ
れると共に、青色信号BはYマトリックス回路210と
減算器212bに供給される。
【0052】Yマトリックス回路210では、三原色信
号R,G,Bを用いて輝度信号Yが算出される。この輝
度信号Yは減算器212r,212g,212b,22
2,242に供給される。
【0053】減算器212rでは赤色信号Rから輝度信
号Yが減算される。この減算器212rで得られた減算
信号(R−Y)は乗算器214rに供給される。同様に
減算器212gでは緑色信号Gから輝度信号Yが減算さ
れて得られた減算信号(G−Y)は乗算器214gに供
給されると共に、減算器212bでは青色信号Bから輝
度信号Yが減算されて得られた減算信号(B−Y)は乗
算器214bに供給される。
【0054】減算器222には、制御部29から彩度の
レベル変換を開始する輝度信号Yのレベル(以下「開始
レベル」という)CTssが供給されており、輝度信号Y
から開始レベルCTssが減算される。なお、開始レベル
CTssは式(8)の「ss」に相当するものである。こ
の減算器222で得られた減算信号Dysはレベルシフト
回路224と乗算器228に供給される。
【0055】レベルシフト回路224には、制御部29
から彩度のレベル変換を行う輝度信号Yのレベル範囲を
示す範囲パラメータCTswが供給されており、この範囲
パラメータCTswに応じて減算信号Dysのレベル変換が
行われて減算信号Dyscとされる。すなわち、彩度のレ
ベル変換を行う輝度信号Yのレベル範囲が広い場合ある
いは狭い場合であっても、レベル変換後の減算信号Dys
cが所定のレベル範囲となるようにレベル変換が行われ
る。この減算信号Dyscはメモリ回路226に供給され
る。なお、範囲パラメータCTswは、例えば式(8)の
「3m」に相当するものである。
【0056】ここで、処理が行われた領域と処理が行わ
れていない領域との繋ぎ目が滑らかとなるように式
(8)の演算を行って係数vを算出し、この係数vを用
いてレベル変換を行うものとした場合、式(8)では三
角関数が用いられていることから簡単に係数vを求める
ことができない。このため、係数vの特性を折れ線近似
し、得られた線分を用いることで係数vが簡単に求めら
れる。この折れ線近似したときの各線分を構成する直線
のデータがメモリ回路226に予め記憶される。例え
ば、直線のデータとして、入力レベルをX軸とし出力レ
ベルをY軸としたとき、そのXY平面に於ける直線のX
軸に対する傾きを示すデータ(以下「傾きデータ」とい
う)DsagとY軸上の切片を示すデータ(以下「切片デ
ータ」という)Dsicがメモリ回路226に記憶され
る。
【0057】メモリ回路226にレベルシフト回路22
4から減算信号Dyscが供給されると、減算信号Dyscに
基づきアドレス信号が生成されて、このアドレス信号に
基づいて傾きデータDsagと切片データDsicが読み出さ
れる。この読み出された傾きデータDsagは乗算器22
8に供給されると共に、切片データDsicはレベルシフ
ト回路230に供給される。なお、輝度信号Yが彩度の
レベル変換を行う範囲外であって、減算信号Dyscが所
定のレベル範囲内にないときには、傾きデータDsagと
切片データDsicのデータ値は「0」とされる。
【0058】乗算器228では、減算信号Dysと傾きデ
ータDsagが乗算されて、得られたデータが加算器23
2に供給される。また、レベルシフト回路230では、
範囲パラメータCTswに応じて切片データDsicのレベ
ル変換を行い、得られたデータが加算器232に供給さ
れる。
【0059】加算器232では、乗算器228からのデ
ータとレベルシフト回路230からのデータが加算され
て、得られたデータが係数データDv(式(8)の係数v
に相当)とされる。この加算器232で得られた係数デ
ータDvは乗算器234に供給される。
【0060】乗算器234には、制御部29から彩度の
レベル変換を行う際のゲインデータCTsg(式(10)の
「su」に相当)が供給されており、係数データDvと
ゲインデータCTsgが乗算されて、得られたデータが加
算器236に供給される。
【0061】加算器236では、乗算器234からのデ
ータに「1」が加算されて補正係数Lp(Y)として乗
算器214r,214g,214bに供給される。すなわ
ち、乗算器234と加算器236によって式(10)の
演算が行われる。
【0062】乗算器214rでは、減算器212rからの
減算信号(R−Y)に加算器236からの補正係数Lp
(Y)が乗算される。この乗算器214rで得られたデ
ータLp(Y)・(R−Y)は加算器218rに供給され
る。同様に、減算器212gからの減算信号(G−Y)
と加算器236からの補正係数Lp(Y)が乗算器21
4gで乗算されて、得られたデータLp(Y)・(G−
Y)が加算器218gに供給されると共に、減算器21
2bらの減算信号(B−Y)と加算器236からの補正
係数Lp(Y)が乗算器214bで乗算されて、得られた
データLp(Y)・(B−Y)が加算器218bに供給さ
れる。
【0063】次に、減算器242には、制御部29から
輝度のレベル変換を開始する輝度信号Yのレベル(以下
「開始レベル」という)CTbsが供給されており、輝度
信号Yから開始レベルCTbsが減算される。なお開始レ
ベルCTbsは式(16)の「bs」に相当するものであ
る。この減算器242で得られた減算信号Dybはレベル
シフト回路244と乗算器248に供給される。
【0064】レベルシフト回路244には、制御部29
から輝度のレベル変換を行う輝度信号Yのレベル範囲を
示す範囲パラメータCTbwが供給されており、この範囲
パラメータCTbwに応じて減算信号Dybのレベル変換が
行われて減算信号Dybcとされる。すなわち、輝度のレ
ベル変換を行う輝度信号Yのレベル範囲が広い場合ある
いは狭い場合であっても、レベル変換後の減算信号Dyb
cが所定のレベル範囲となるようにレベル変換が行われ
る。この減算信号Dybcはメモリ回路246に供給され
る。なお、範囲パラメータCTbwは、例えば式(16)
の「3n」に相当するものである。
【0065】メモリ回路246には、式(16)で示す
補正量Bg(Y)の特性を折れ線近似したときの各線分
を構成する直線のデータが予め記憶されている。ここ
で、メモリ回路246では、レベルシフト回路244か
ら供給された減算信号Dytcに基づきアドレス信号が生
成されて、このアドレス信号に基づいて傾きデータDba
gと切片データDbicが読み出される。この読み出された
傾きデータDbagは乗算器248に供給されると共に、
切片データDbicはレベルシフト回路250に供給され
る。なお、輝度データYが輝度のレベル変換を行う範囲
外であって、減算信号Dytcが所定のレベル範囲内にな
いときには、傾きデータDbagと切片データDbicのデー
タ値は「0」とされる。
【0066】乗算器248では、減算信号Dytと傾きデ
ータDbagが乗算されて、得られたデータが加算器25
2に供給されると共に、レベルシフト回路250では、
範囲パラメータCTbwに応じて切片データDbicのレベ
ル変換を行い、得られたデータが加算器252に供給さ
れる。
【0067】加算器252では、乗算器248からのデ
ータとレベルシフト回路250からのデータが加算され
て、得られた加算データ(式(16)の係数bvに相当)
が乗算器254に供給される。乗算器254には、制御
部29から輝度のレベル変換を行う際のゲインデータC
Tbg(式(17)の「bu」に相当)が供給されており、
加算器252からの加算データとゲインデータCTbgが
乗算されて、補正量Bg(Y)として加算器216に供
給される。
【0068】加算器216には、Yマトリックス回路2
10から輝度信号Yが供給されており、この輝度信号Y
と補正量Bg(Y)の加算値が加算器218r,218
g,218bに供給される。このため、加算器218r,
218g,218bでは式(18)の演算が行われて、加
算器218r,218g,218bからは、輝度や色相を
変えることなく彩度のみをレベル変換する処理と色相や
彩度を変えることなく輝度のみをレベル変換する処理が
同時に行われた三原色出力信号R’,G’,B’を得る
ことができる。なお、補正量Bg(Y)の生成を行わな
いものとすれば、輝度や色相を変えることなく彩度のみ
をレベル変換する処理だけが行われた三原色出力信号
R’,G’,B’を得ることができると共に、補正係数
Lp(Y)の生成を行わないものとすれば、色相や彩度
を変えることなく輝度のみをレベル変換する処理だけが
行われた三原色出力信号R’,G’,B’を得ることも
できる。
【0069】次に、動作について説明する。図3は、式
(8)において「ss=0IRE」「3m=30IRE」とし
たときの補正係数Lp(Y)を示している。この補正係
数Lp(Y)を用いて、式(11)の演算を行うものと
すると、レベル変換部20での入出力特性は、図4に示
すように輝度信号Yのレベルや色相HUEを変えること
なく輝度信号Yのレベルが0〜30IREの範囲内で彩度
SATを高めることができる。
【0070】ここで、減算器222に供給される開始レ
ベルCTssを可変して、例えば「30IRE」に設定する
ものとすれば、図5に示すように輝度信号Yのレベルが
30IREよりも大きいときに、輝度信号Yのレベルや色
相HUEを変えることなく彩度SATだけを高めること
ができる。
【0071】また、レベルシフト回路224,230に
供給される範囲パラメータCTswを可変して、図6に示
すように輝度信号Yのレベルや色相HUEを変えること
なく彩度SATだけレベル変換する範囲を小さくするこ
とができる。
【0072】さらに、乗算器234に供給されるゲイン
データCTsgを可変することで、図7に示すように、例
えば輝度信号Yのレベルが0〜30IREの範囲内で彩度
SATを低くすることもできる。
【0073】次に、彩度や色相を変えることなく輝度信
号だけをレベル変換する場合にも同様に、式(14)に
基づいて補正量Bg(Y)を得ることができる。なお、
「bs=0IRE」「3n=30IRE」とすることで図3と
同様な特性を得ることができる。
【0074】この補正量Bg(Y)を用いて、式(1
5)の演算を行うものとすると(但しLp(Y)=
0)、図8に示すように彩度SATや色相HUEを変え
ることなく輝度信号Yのレベルが0〜30IREの範囲内
で輝度信号Yのレベルを高めることができる。
【0075】ここで、減算器242に供給される開始レ
ベルCTbsを可変して、例えば「30IRE」に設定する
ものとすれば、図9に示すように輝度信号Yのレベルが
30IREよりも大きいときに、彩度SATや色相HUE
を変えることなく輝度信号Yのレベルだけを高めること
ができる。
【0076】また、レベルシフト回路244,250に
供給される範囲パラメータCTbwを可変して、図10に
示すように彩度SATや色相HUEを変えることなく輝
度信号Yだけをレベル変換する範囲を小さくすることが
できる。
【0077】さらに、乗算器254に供給されるゲイン
データCTbgを可変することで、図11に示すように、
例えば輝度信号Yのレベルが0〜30IREの範囲内で輝
度信号Yのレベルを低くすることもできる。
【0078】また、例えば「ss=0IRE」、「3m=
30IRE」、「bs=30IRE」、「3n=60IRE」と
して設定することにより、図12に示すように輝度信号
Yのレベルが0〜30IREの範囲内では、輝度信号Yの
レベルや色相HUEを変えることなく彩度SATだけを
レベル変換することができると共に、輝度信号Yのレベ
ルが30〜60IREの範囲内では彩度SATや色相HU
Eを変えることなく輝度信号Yだけをレベル変換するこ
ともできる。
【0079】このように、上述の実施の形態によれば、
彩度や色相に影響を与えることなく、所望の輝度範囲の
輝度をレベル変換することができる。また、制御部29
からの開始レベルCTbsや範囲パラメータCTbwおよび
ゲインデータCTbgによって、輝度のレベル変換を行う
範囲や輝度レベルの変化量を調整することができる。さ
らに、輝度や色相に影響を与えることなく、所望の輝度
範囲の彩度をレベル変換することができると共に、開始
レベルCTssや範囲パラメータCTswによって彩度のレ
ベル変換を行う範囲を輝度のレベル変換を行う範囲とは
別個に調整することができるので、輝度のレベル変換と
彩度のレベル変換を互いに影響を与えることなく制御す
ることができる。また、処理が行われた領域と処理が行
われていない領域との繋ぎ目が滑らかとなるように係数
や補正量を設定するための特性カーブを折れ線近似し、
得られた線分のデータがメモリ回路226,246に予
め記憶されて、この線分のデータを用いてレベル変換が
行われるので、輝度のレベル変換と彩度のレベル変換を
自由度が高く滑らかに簡単な回路構成で制御することが
できる。
【0080】
【発明の効果】この発明によれば、所定の輝度範囲で三
原色信号のそれぞれに対して補正量が加算されるので、
彩度や色相に影響を与えることなく輝度をレベル変換す
ることができる。また、補正量は所定の輝度範囲内の輝
度信号の信号レベルに応じて可変されるので、所望の輝
度範囲内で輝度を滑らかにレベル変換することができ
る。
【0081】また、三原色信号から輝度信号が求められ
て、三原色信号のそれぞれから輝度信号を減算した値に
対して、第1の輝度範囲内で係数値を可変させた係数が
乗算されると共に、得られた各乗算信号に輝度信号が加
算されて、さらに第2の輝度範囲内ではそれぞれの乗算
信号に対して補正量が加算されるので、輝度や色相に影
響を与えることなく第1の輝度範囲の彩度をレベル変換
することができると共に、彩度や色相に影響を与えるこ
となく第2の輝度範囲の輝度をレベル変換することがで
きる。
【0082】またメモリ手段には、輝度信号の信号レベ
ルに基づいて係数値を可変したり補正量を設定するため
の特性カーブを折れ線近似して得られる各線分のデータ
が記憶されているので、第1および第2の輝度範囲内で
メモリ手段から、係数値を可変したり補正量を設定する
ための線分のデータを読み出すことにより、処理が行わ
れた領域と処理が行われていない領域との繋ぎ目を簡単
な回路構成で滑らかとすることができる。さらに、制御
手段によって第1および第2の輝度範囲を任意に設定で
きると共にレベル変換での変化量を調整することができ
るので、互いに影響を与えることなく自由度の高い制御
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るビデオカメラ装置の構成を示す
図である。
【図2】レベル変換部の構成を示す図である。
【図3】補正係数Lp(Y)を示す図である。
【図4】補正係数Lp(Y)を用いて彩度のレベル変換
を行ったときの各信号と彩度および色相の特性を示す図
である。
【図5】彩度のレベル変換で開始レベルを可変したとき
の各信号と彩度および色相の特性を示す図である。
【図6】彩度のレベル変換で範囲パラメータを可変した
ときの各信号と彩度および色相の特性を示す図である。
【図7】彩度のレベル変換でゲインデータを可変したと
きの各信号と彩度および色相の特性を示す図である。
【図8】補正量Bgを用いて輝度のレベル変換を行った
ときの各信号と彩度および色相の特性を示す図である。
【図9】輝度のレベル変換で開始レベルを可変したとき
の各信号と彩度および色相の特性を示す図である。
【図10】彩度のレベル変換で範囲パラメータを可変し
たときの各信号と彩度および色相の特性を示す図であ
る。
【図11】彩度のレベル変換でゲインデータを可変した
ときの各信号と彩度および色相の特性を示す図である。
【図12】彩度のレベル変換と輝度のレベル変換を合わ
せて実施したときの各信号と彩度および色相の特性を示
す図である。
【符号の説明】
10・・・ビデオカメラ装置、12・・・撮像素子、1
5・・・リニアマトリックス部、20・・・レベル変換
部、29・・・制御部、210・・・Yマトリックス回
路、224,230,244,250・・・レベルシフ
ト回路、226,246・・・メモリ回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の輝度範囲内で三原色信号の各色信
    号に対して補正量を加算することにより、彩度や色相に
    影響を与えることなく前記所定の輝度範囲内の輝度のレ
    ベル変換が行われた三原色出力信号を得ることを特徴と
    する信号処理方法。
  2. 【請求項2】 前記補正量は、前記所定の輝度範囲内の
    輝度レベルに応じて設定することを特徴とする請求項1
    記載の信号処理方法。
  3. 【請求項3】 三原色信号から輝度信号を生成し、 前記三原色信号の各色信号から前記輝度信号を減算して
    減算信号を求め、 第1の輝度範囲外であるときには係数値が「1」である
    と共に前記第1の輝度範囲内では係数値が可変される係
    数を前記それぞれの減算信号に乗算して乗算信号を求
    め、 第2の輝度範囲内で補正量を設定し、 前記それぞれの乗算信号に対して前記輝度信号と前記補
    正量を加算することにより、輝度や色相に影響を与える
    ことなく前記第1の輝度範囲内で彩度のレベル変換と、
    彩度や色相に影響を与えることなく前記第2の輝度範囲
    内で輝度のレベル変換とが独立して行われた三原色出力
    信号を得ることを特徴とする信号処理方法。
  4. 【請求項4】 前記係数値は前記第1の輝度範囲内の輝
    度信号の信号レベルに応じて可変すると共に、前記補正
    量は前記第2の輝度範囲内の輝度信号の信号レベルに応
    じて設定することを特徴とする請求項3記載の信号処理
    方法。
  5. 【請求項5】 被写体を撮影して得られた三原色信号か
    ら輝度信号を生成するYマトリックス手段と、 前記Yマトリックス手段で生成された輝度信号の信号レ
    ベルが所定の輝度範囲内であるときに前記輝度信号の信
    号レベルに基づいて補正量を設定する補正量設定手段
    と、 前記補正量設定手段で設定された補正量を前記三原色信
    号の各色信号に加算して三原色出力信号を得る加算手段
    とを有することを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記補正量設定手段はメモリ手段を備
    え、 前記メモリ手段には、前記輝度信号の信号レベルに基づ
    いて前記補正量を設定するための特性カーブを折れ線近
    似して得られる各線分のデータを記憶するものとし、 前記係数設定手段では、前記輝度信号の信号レベルに基
    づいて前記メモリ手段から読み出された線分のデータを
    使用して前記補正量を設定することを特徴とする請求項
    5記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記所定の輝度範囲を設定すると共に前
    記補正量設定手段で設定される補正量の大きさを制御す
    る制御手段を有することを特徴とする請求項5記載の撮
    像装置。
  8. 【請求項8】 被写体を撮影して得られた三原色信号か
    ら輝度信号を生成するYマトリックス手段と、 前記Yマトリックス手段で生成された輝度信号の信号レ
    ベルが第1の輝度範囲内であるときに係数値が可変され
    る係数を設定する係数設定手段と、 前記Yマトリックス手段で生成された輝度信号の信号レ
    ベルが第2の輝度範囲であるときに前記輝度信号の信号
    レベルに基づいて補正量を設定する補正量設定手段と、 前記三原色信号の各色信号から輝度信号を減算する減算
    手段と、 前記減算手段で得られたそれぞれの減算信号に前記係数
    設定手段で設定された係数を乗算する乗算手段と、 前記乗算手段で得られたそれぞれの乗算信号に前記Yマ
    トリックス手段で生成された輝度信号と前記補正量設定
    手段で設定された補正量を加算して三原色出力信号を得
    る加算手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記係数設定手段は第1のメモリ手段を
    備え、 前記第1のメモリ手段には、前記輝度信号の信号レベル
    に基づいて前記係数値を可変するための特性カーブを折
    れ線近似して得られる各線分のデータを記憶するものと
    し、 前記係数設定手段では、前記輝度信号の信号レベルに基
    づいて前記第1のメモリ手段から読み出された線分のデ
    ータを使用して前記係数値を可変し、 前記補正量設定手段は第2のメモリ手段を備え、 前記第2のメモリ手段には、前記輝度信号の信号レベル
    に基づいて前記補正量を設定するための特性カーブを折
    れ線近似して得られる各線分のデータを記憶するものと
    し、 前記係数設定手段では、前記輝度信号の信号レベルに基
    づいて前記第2のメモリ手段から読み出された線分のデ
    ータを使用して前記補正量を設定することを特徴とする
    請求項8記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記第1および第2の輝度範囲を設定
    すると共に、前記補正量設定手段で設定される補正量の
    大きさと前記係数設定手段で設定される係数の係数値の
    大きさを制御する制御手段を有することを特徴とする請
    求項8記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007266955A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Sony Corp 撮像装置、映像信号処理回路、映像信号処理方法、並びにコンピュータプログラム
US7570390B2 (en) 2003-01-09 2009-08-04 Sony Corporation Image processing device and method

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