JPH11341143A - 携帯電話用ペ―ジングアンプ - Google Patents

携帯電話用ペ―ジングアンプ

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JPH11341143A
JPH11341143A JP10378002A JP37800298A JPH11341143A JP H11341143 A JPH11341143 A JP H11341143A JP 10378002 A JP10378002 A JP 10378002A JP 37800298 A JP37800298 A JP 37800298A JP H11341143 A JPH11341143 A JP H11341143A
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earphone
microphone
amplifier
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正毅 本橋
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NOBORU DENKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話用コールスピーカにより携帯電話機
の着信音が拡声されるが、着信音を聞いた後、携帯電話
機のあるところに行き、マイクを外しあるいはプラグを
外して携帯電話機の着信ボタンを操作しなければ、携帯
電話が使用できないため、操作が多く通話を開始するま
でに手間どり会話することができないこともあったの
で、このような不便を解消する。 【解決手段】 携帯電話機のイヤホン・マイク端子に携
帯電話用ページングアンプの入出力端子を接続し、該携
帯電話用ページングアンプの出力端子に外部スピーカを
接続し、かつ該携帯電話用ページングアンプにマイクと
スピーカを備え、所定位置にあることを検出する手段を
備えるハンドセットを設ける。そして、上記携帯電話機
に着信音があると、着信音をイヤホン・マイク端子より
取り出して上記携帯電話用ページングアンプで増幅して
外部スピーカより出力する。着信音を止めるときはハン
ドセットを所定位置より操作すると検出手段が動作す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機の着信
音を拡声することができる携帯電話用ページングアンプ
に関し、またハンドセットを介して携帯電話機による通
話を可能にする携帯電話用ページングアンプに関し、さ
らにハンドセットから呼び出し放送を行なうことができ
る携帯電話用ページングアンプに関し、更に携帯電話機
と携帯電話用ページングアンプとの接続構造に関するも
のである。
【従来の技術】携帯電話機は使用者が常に携帯していて
着信があったとき、あるいは送信をするとき直ちに使用
できて非常に便利である。しかし、船上のように海水、
川水や雨水がかかるおそれがあったり、また作業の邪魔
になるため携帯電話機を船内に置き携帯できないことが
ある。このような場合には携帯電話機の着信音が小さく
て、あるいは周囲音が大きすぎて着信音が聞き取れない
ことがある。このような不便を解消するために、図6に
示すように携帯電話機50の受話口51の付近にマイク
52を設置し、このマイク出力をアンプ54で増幅して
外部スピーカ55に出力する携帯電話用コールスピーカ
(商品名)、あるいは図7に示すように携帯電話機50
のイヤホン・マイクジャック56にプラグ57を差し込
み、このプラグの出力をアンプ54により増幅して外部
スピーカ55に出力する携帯電話用コールスピーカ(商
品名)を本件出願人が製造販売している。携帯電話用コ
ールスピーカにより携帯電話機の着信音が拡声されて出
力されるので着信音を聞き逃すことがなくなる。
【発明が解決しようとする課題】上記携帯電話用コール
スピーカにより携帯電話機の着信音が拡声されて出力さ
れるので着信音を聞き逃すことがなくなる。しかし、着
信音を聞いた後、携帯電話機のあるところに行き、マイ
クを外しあるいはプラグを外して携帯電話機の着信ボタ
ンを操作しなければ、携帯電話機が使用できないため、
操作が多く通話を開始するまでに手間どり会話を行なう
ことができないこともあった。また、携帯電話機のイヤ
ホン・マイク端子を利用して携帯電話用ページングアン
プを接続する場合、携帯電話機のイヤホン・マイク端子
は4極のものと3極のものとがあり、したがって携帯電
話用ページングアンプも4極用のものと3極用のものと
を用意する必要がある。
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
携帯電話用ページングアンプは、携帯電話機のイヤホン
・マイク端子に携帯電話用ページングアンプの入出力端
子を接続し、該携帯電話用ページングアンプの出力端子
に外部スピーカを接続し、かつ該携帯電話用ページング
アンプにマイクとスピーカを有するハンドセットを備
え、該ハンドセットが所定位置にあることを検出する手
段を設け、上記携帯電話機の着信音を上記イヤホン・マ
イク端子より取り出し上記携帯電話用ページングアンプ
で増幅して上記外部スピーカより出力し、上記ハンドセ
ットを所定位置より操作することによって上記検出手段
により着信音を止めることを特徴とする。ここでハンド
セットはフックにかけておくような所定位置に限定され
る必要はなく、例えばハンドセットを所定の位置におい
ておけば、所定の位置にあることをセンサーが検知する
ような構成であってもよい。請求項1の発明は、ハンド
セットが所定位置にあるとき、携帯電話用ページングア
ンプが携帯電話機の着信音を増幅して外部スピーカによ
り出力するので、着信音が拡声され聞き逃すことがな
い。そしてハンドセットを操作すれば着信音が止まるの
で便利である。この請求項において、ハンドセットの操
作により着信音の停止からハンドセットによる通話状態
への切り替えを自動的に行なえるようにするのが望まし
い。また、着信音の音量は携帯電話用ページングアンプ
の前段に接続した音量調整スィッチ又はボリュームによ
り調整するのが望ましい。本発明の請求項2の携帯電話
用ページングアンプは、携帯電話機のイヤホン・マイク
端子に、マイクとスピーカを有するハンドセットを備え
る携帯電話用ページングアンプの入出力端子を接続し、
上記ハンドセットのマイクに入力した音声は携帯電話用
ページングアンプを介して携帯電話機に入力され、携帯
電話機より出力される音声信号は携帯電話用ページング
アンプを介してハンドセットのスピーカに出力されるこ
とを特徴とする。請求項2の発明は、携帯電話機と携帯
電話用ページングアンプを接続することにより、ハンド
セットを用いて通話を行なうことができる。この請求項
では前記請求項1の操作で着信音を止めた後、何ら操作
する必要なく引き続き携帯電話機により通話を行なうこ
とができ、携帯電話機を便利に使用することができる。
ハンドセットの音量調整は携帯電話機のボリュームで行
なうことができる。本発明の請求項3の携帯電話用ペー
ジングアンプは、携帯電話機のイヤホン・マイク端子と
外部スピーカを接続する回路中に、ハンドセットが所定
位置より操作されたとき動作するオンオフスィッチを挿
入すると共に、上記オンオフスィッチに連動するスィッ
チを携帯電話機の制御端子に接続して通話回線を接続又
は切断することを特徴とする。請求項3の発明は、ハン
ドセットの操作だけで着信音の停止からハンドセットに
よる通話状態への自動切り替え接続及び回線の切断を実
現し、使用を便利にする。上記請求項1〜3において、
ハンドセットはいわゆる電話機のハンドセットのように
マイクとスピーカを一体的に備えマイクとスビーカの間
の部分を持つもの、あるいはヘッドセット等のマイクと
スピーカを備えたもの、マイクと本体に内蔵するスピー
カの組み合わせのようなものでもよく、その形状、形態
はどのようなものであっても本発明に使用することがで
きる。マイクとスピーカが一体化されていない場合はマ
イク又はスピーカのいずれかの位置を検出する構成とす
ればよい。請求項4の携帯電話用ページングアンプは、
携帯電話機のイヤホン・マイクジャックにプラグを挿入
して、携帯電話機のイヤホン端子と外部スピーカを携帯
電話用ページングアンプを介して接続するとともにハン
ドセットのスピーカに接続し、かつ携帯電話機のマイク
端子と上記ハンドセットのマイクを接続したことを特徴
とする。請求項4の発明は、携帯電話機のイヤホン・マ
イクジャックにプラグを挿入して携帯電話用ページング
アンプと接続することができるので、確実安価にして容
易に接続でき、携帯電話機を改造することなく本発明の
携帯電話用ページングアンプを利用することができる。
請求項5の携帯電話用ページングアンプは、前記携帯電
話用ページングアンプのマイク端子と上記ハンドセット
のマイクの間に放送スィッチを挿入し、放送スィッチが
オフ状態のときは携帯電話機のマイク端子とハンドセッ
トのマイクを接続し、オン状態のときはハンドセットの
マイクと上記外部スピーカを携帯電話用ページングアン
プを介して接続することを特徴とする。請求項5の発明
は、放送スィッチを挿入するだけでハンドセットを利用
して拡声放送を通話中でも通話中でなくても行なうこと
ができる。請求項6の携帯電話用ページングアンプは、
第1の携帯電話機と第2の携帯電話機に共通使用される
携帯電話用ページングアンプを備え、上記第1の携帯電
話機用として第1のイヤホンプラグを用意するととも
に、上記第2の携帯電話機用として第2のイヤホンプラ
グを用意し、上記第1の携帯電話機又は第2の携帯電話
機を第1のイヤホンプラグ又は第2のイヤホンプラグを
介して上記携帯電話用ページングアンプに接続すること
を特徴とする。請求項6の発明は、2種類の携帯電話機
に対して2種類のイヤホンプラグを用意して、どちらか
のイヤホンプラグを用いて携帯電話用ページングアンプ
に共通に接続することができ、共通部品を多くすること
ができる。請求項7の携帯電話用ページングアンプは、
上記第1の携帯電話機は4極イヤホン・マイクジャック
を備え、上記第2の携帯電話機は3極イヤホン・マイク
ジャックを備え、上記第1のイヤホンプラグは上記第1
の携帯電話機の4極イヤホン・マイクジャックに挿入接
続される4極プラグを備え、上記第2のイヤホンプラグ
は上記第2の携帯電話機の3極イヤホン・マイクジャッ
クに挿入接続される3極プラグを備えることを特徴とす
る。請求項7の発明は、現存する4極イヤホン・マイク
ジャック携帯電話機と、3極イヤホン・マイクジャック
携帯電話機に有効に対応することができる。請求項8の
携帯電話用ページングアンプは、上記4極プラグの第1
端子が携帯電話用ページングアンプのマイク端子に接続
され、4極プラグの第2端子が携帯電話用ページングア
ンプのイヤホン端子に接続され、4極プラグの第3端子
が携帯電話用ページングアンプのアース端子に接続さ
れ、4極プラグの第4端子が携帯電話用ページングアン
プの制御端子に接続され、上記3極プラグの第1端子が
携帯電話用ページングアンプのマイク端子に接続され、
3極プラグの第2端子が携帯電話用ページングアンプの
イヤホン端子に接続され、3極プラグの第3端子が携帯
電話用ページングアンプのアース端子に接続され、3極
プラグに携帯電話用ページングアンプの制御端子間を短
絡するジャンパー線を備えることを特徴とする。請求項
8の発明は、2種類の携帯電話機と共通使用される携帯
電話用ページングアンプとを、4極イヤホンプラグと3
極イヤホンプラグを用いて少ない配線で接続することが
できる。
【発明の実施の形態】本発明の携帯電話用ページングア
ンプは、携帯電話機のイヤホン・マイク端子に携帯電話
用ページングアンプを接続して携帯電話用ページングア
ンプに備えられたハンドセットおよびこれに接続された
外部スピーカにより、着信音の拡声、ハンドセットによ
る通話、ハンドセットからの放送を可能にするものであ
る。また、携帯電話機と携帯電話用ページングアンプの
接続を確実安価にして容易にするものである。 (実施例1)図1は、NTTドコモ(会社名)の携帯電
話機ムーバP201(商品名)等に本発明の携帯電話用
ページングアンプを接続した例を示す。携帯電話機1の
イヤホン・マイクジャック2と携帯電話用ページングア
ンプ3のコード4をプラグ8により接続する。コード4
はイヤホン線5、マイク線6、制御線7、グランド線9
の4本線を備え、携帯電話機のイヤホン端子11と、マ
イク端子12と、制御端子13と、グランド端子14
を、携帯電話用ページングアンプのイヤホン入力端子1
5と、マイク出力端子16と、制御端子17と、アース
端子18にそれぞれ接続する。携帯電話用ページングア
ンプのイヤホン入力端子15は、フックスィッチ20を
介して着信音ボリューム21に接続され、さらにアンプ
22の入力に接続される。アンプ22の出力は出力端子
23を経て外部スピーカ24に接続され、着信音及び放
送音を拡声する。上記フックスィッチ20は、ハンドセ
ット25が所定位置にあるときオン状態にあり、ハンド
セット25が操作され所定位置から外されたときオフ状
態になる。すなわち、ハンドセット25が携帯電話用ペ
ージングアンプのフックにかけられているときオン状態
であり、持ち上げられたときオフ状態になる。また、イ
ヤホン入力端子15はアンプ26を介してハンドセット
25のスピーカに接続され携帯電話機の出力音声を増幅
して聞くことができる。マイク出力端子16は、放送ス
ィッチ27のオフ側端子27aを介してハンドセット2
5のマイクに接続され、ハンドセット25のマイクに入
力された音声信号を携帯電話機1に送ることができる。
放送スィッチ27のオン側端子27bは放送音量ボリュ
ーム28に接続され、さらに、プリアンプ29を経て前
記アンプ22の入力に加えられる。したがって、放送ス
ィッチ27がオン状態のとき、ハンドセットに加えられ
た音声信号はプリアンプ29、アンプ22で増幅され、
外部スピーカ24により拡声放送される。制御端子17
は、前記フックスィッチ20と連動するスィッチ30が
タイマー32を介して携帯電話用ページングアンプのア
ース31に接続される。アース端子18は、携帯電話用
ページングアンプのアース31に接続される。本発明の
実施例1は、以上のように構成されるので、ハンドセッ
ト25が所定位置、携帯電話用ページングアンプのフッ
クにかけられている状態にあり、放送スィッチ27がオ
フ状態のとき、すなわち、通常状態のとき、携帯電話機
1に電話がかかってくると、着信音は携帯電話機のイヤ
ホン端子11からイヤホン線5を介して携帯電話用ペー
ジングアンプ3のイヤホン入力端子15に入力される。
イヤホン入力端子15はフックスィッチ20を介して着
信音ボリューム21に接続されているので音量調整さ
れ、さらにアンプ22で増幅され、スピーカ端子23を
経て外部スピーカ24から着信音が図3(a)に示すよ
うに拡声放送される。そして、ハンドセット25を携帯
電話用ページングアンプのフックから外すと、フックス
ィッチ20がオフになり、イヤホン入力端子15からア
ンプ22への信号経路が遮断され、着信音の拡声放送が
止まる。同時にハンドセット25がフックから外される
とき、フックスィッチ20の切り替え時に連動するスイ
ッチ30が瞬間的に一時オン状態になり、その後オフ状
態となる。このスィッチ30の動作がタイマー32を介
して制御端子17、制御線7、制御端子13より携帯電
話機に加えられるので電話の通話回線を接続する。通話
回線の接続により、携帯電話機のイヤホン端子11とマ
イク端子12が、携帯電話用ページングアンプのイヤホ
ン入力端子15とマイク出力端子16にそれぞれ接続さ
れ、イヤホン入力端子15は増幅器26を介してハンド
セット25のスピーカに接続され、マイク出力端子16
は放送スィッチ27を介してハンドセット25のマイク
に接続されるので、前記した着信音の停止から通話状態
への切り替えが自動的に行なわれ、ハンドセット25を
使用して図3(b)に示すように携帯電話機より通話を
することができる。通話状態のときアンプ26によって
携帯電話機の出力音声を増幅しているので、携帯電話機
の出力が小さい場合、周囲音が大きい場合にも聞き取る
ことができる。ハンドセットの出力音声が大きすぎると
きは、携帯電話機の音声ボリュームによって調整するこ
とができる。通話が終了したときは、ハンドセット25
を所定位置に置く(フックにかける)と、その動作によ
りスィッチ30が瞬間的に一時オン状態になり、その後
オフ状態となる。このスィッチ30の動作がタイマー3
2を介して制御端子17、制御線7、制御端子13より
携帯電話機に加えられるので電話の通話回線を切断す
る。さらに、この実施例は、放送スィッチ27をオン側
端子27bに切り替えると、ハンドセット25の送話口
に入力された音声は放送音量ボリューム28、プリアン
プ29を経てアンプ22で増幅された後、外部スピーカ
24より拡声放送することができる。拡声放送の終了は
放送スィッチ27をオフ状態に戻すことにより行なう。
この拡声放送は電話の通話中でも放送スィッチ27をオ
ン側端子27bに切り替えて行なうことが出来、このと
き携帯電話機のマイク入力端子とは回路が切り離されて
いるので、通話相手に放送内容を聞かれないですむ。電
話をかける場合、すなわち送信をする場合はハンドセッ
トを持ち上げ携帯電話機の送信ボタン及びダイヤル操作
によって通常通り行なうことができる。あるいはプラグ
8を抜いて携帯電話機単独で送信を行なうことができ
る。 (実施例2)図2は、セルラー(会社名)の携帯電話機
に本発明の携帯電話用ページングアンプを接続した例を
示す。携帯電話機1aのイヤホン・マイクジャック2a
と携帯電話用ページングアンプ3aのコード4aをプラ
グ8aにより接続する。コード4aはイヤホン線5a、
マイク線6a、グランド線9aの3本線よりなり、携帯
電話機のイヤホン兼制御端子11aと、マイク端子12
aと、グランド端子14aを、携帯電話用ページングア
ンプのイヤホン兼制御入力端子15aと、マイク出力端
子16aと、アース端子18aにそれぞれ接続する。携
帯電話用ページングアンプのイヤホン兼制御入力端子1
5aは、フックスィッチ20aを介して着信音ボリュー
ム21に接続され、さらにアンプ22の入力に接続され
る。アンプ22の出力は出力端子23を経て外部スピー
カ24に接続され、着信音及び放送音を拡声する。上記
フックスィッチ20aは、ハンドセット25が所定位置
にあるときオン状態にあり、所定位置から外されたとき
オフ状態になる。すなわち、ハンドセット25が携帯電
話用ページングアンプのフックにかけられているときオ
ン状態であり、持ち上げられたときオフ状態になる。ま
た、イヤホン兼制御入力端子15aはアンプ26を介し
てハンドセット25のスピーカ側に接続され携帯電話機
の出力音声を増幅して聞くことができる。マイク出力端
子16aは、放送スィッチ27のオフ側端子27aを介
してハンドセット25のマイクに接続され、ハンドセッ
ト25のマイクに入力された音声信号を携帯電話機1a
に送ることができる。放送スィッチ27のオン側端子2
7bは放送音量ボリューム28及びプリアンプ29を経
て前記アンプ22の入力に加えられる。したがって、放
送スィッチ27がオン状態のとき、ハンドセットに加え
られた音声信号はプリアンプ29、アンプ22で増幅さ
れ、外部スピーカ24により拡声放送される。前記フッ
クスィッチ20aと連動するスィッチ30aがイヤホン
兼制御入力端子15aに接続され携帯電話用ページング
アンプのアース31に接続される。アース端子18a
は、携帯電話用ページングアンプのアース31に接続さ
れる。本発明の実施例2は、以上のように構成されるの
で、ハンドセット25が所定位置、携帯電話用ページン
グアンプのフックにかけられている状態にあり、放送ス
ィッチ27がオフ状態のとき、すなわち、通常状態のと
き、携帯電話機1aに電話がかかってくると、着信音は
携帯電話機のイヤホン兼制御端子11aからイヤホン線
5aを介して携帯電話用ページングアンプ3aのイヤホ
ン兼制御入力端子15aに入力される。イヤホン兼制御
入力端子15aはフックスィッチ20aを介して着信音
ボリューム21に接続されているので音量調整され、さ
らにアンプ22で増幅され、スピーカ端子23を経て外
部スピーカ24から着信音が図3(a)に示すように拡
声放送される。そして、ハンドセット25を携帯電話用
ページングアンプのフックから外すと、フックスィッチ
20aがオフになり、イヤホン兼制御入力端子15aか
らアンプ22への信号経路が遮断され、着信音が止ま
る。ハンドセット25をフックから外すとき、フックス
ィッチ20aと連動するスィッチ30aが瞬間的に一時
オン状態になり、その後オフ状態となるので、この動作
がイヤホン兼制御入力端子15a、イヤホン線5a、イ
ヤホン兼制御端子11aより携帯電話機1aに加えられ
て電話の通話回線を接続する。通話回線の接続により、
携帯電話機のイヤホン兼制御端子11aとマイク端子1
2aが、携帯電話用ページングアンプのイヤホン兼制御
入力端子15aとマイク出力端子16aにそれぞれ接続
され、イヤホン兼制御入力端子15aは増幅器26を介
してハンドセット25のスピーカ側に接続され、マイク
出力端子16aは放送スィッチ27を介してハンドセッ
ト25のマイク側に接続されるので、ハンドセット25
を使用して図3(b)に示すように携帯電話機より通話
をすることができる。なお、この実施例では携帯電話機
の発信ボタンを押すことにより通話を開始することがで
きる。通話状態のときアンプ26によって携帯電話機の
出力音声を増幅しているので、携帯電話機の出力が小さ
い場合、周囲音が大きい場合にも聞き取ることができ
る。ハンドセットの出力音声が大きすぎるときは、携帯
電話機の音声ボリュームによって調整することができ
る。通話が終了したときは、ハンドセット25を所定位
置に置く(フックにかける)と、その動作によりスィッ
チ30が瞬間的に一時オン状態になり、その後オフ状態
となるので、この動作が携帯電話機1aに加えられて電
話の通話回線を切断する。さらに、この実施例は、放送
スィッチ27をオン側端子27bに切り替えると、ハン
ドセット25の送話口より入力された音声はアンプ22
で増幅された後、外部スピーカ24より拡声放送するこ
とができる。拡声放送の終了は放送スィッチ27をオフ
状態に戻すことにより行なう。この拡声放送は電話の通
話中でも放送スィッチをオン側端子27bに切り替えて
行なうことが出来、このとき携帯電話機のマイク入力端
子とは回路が切り離されているので、通話相手に放送内
容を聞かれないですむ。電話をかける場合、すなわち送
信をする場合はハンドセットを持ち上げ携帯電話機の送
信ボタン及びダイヤル操作によって通常通り行なうこと
ができる。あるいはプラグ8を抜いて携帯電話機単独で
送信を行なうことができる。 (実施例3)上記実施例1及び2のより好ましい実施例
を示すもので、携帯電話機として「リモコン機能あり」
の機種が使用され、図3に示すように、携帯電話用ペー
ジングアンプ3を収納する筐体41は、たとえば船室内
(キャビン)のような室内の壁等に縦方向に取り付けら
れ、筐体41のハンドセット収納部42にハンドセット
25が引っかけられる構造になっている。携帯電話機1
又は1aと携帯電話用ページングアンプ3又は3aは、
携帯電話機のイヤホン・マイクジャック2又は2aにプ
ラグ8又は8aを挿入して接続される。携帯電話用ペー
ジングアンプ3又は3aには接続線43によって船の上
方位置のように室外或いは上記筐体の設置場所から離れ
た場所に設置されている外部スピーカ24が接続され
る。そしてタイマー32及びスィッチ31aはフックス
ィッチ20又は20aがオン又はオフ動作をしたとき、
約1秒間のパルスを発生して、制御端子17又はイヤホ
ン兼制御入力端子15aを介して携帯電話機1又は1a
にパルスを供給し、携帯電話機のリモコン機能を作動さ
せ、電話回線の接続又は切断を行う。したがって、携帯
電話機1又は1aに電話がかかってくると、着信音は携
帯電話用ページングアンプ3又は3aに入力され、アン
プ22で増幅されて図3(a)に示すように外部スピー
カ24から着信音が拡声放送される。拡声放送された着
信音を聞いてハンドセット25を携帯電話用ページング
アンプの筐体41から外すと、フックスィッチ20又は
20aがオフになり、イヤホン入力端子15又はイヤホ
ン兼制御入力端子15aからアンプ22への信号経路が
遮断され、着信音が止まる。同時にハンドセット25を
フックから外すと、フックスィッチ20又は20aに連
動するスィッチ30によってタイマー30a又は30a
がオンになる。スィッチ30がオンになると、タイマー
32が約1秒間のパルスを発生する。或いはスィッチ3
0aがオンになると、約1秒間のパルスを発生する。こ
のパルスが携帯電話機に供給されると、携帯電話機1又
は1aはリモコン機能を作動させ、電話の通話回線を接
続する。通話回線の接続により、携帯電話機の音声信号
は携帯電話用ページングアンプを介してハンドセット2
5と接続され、図3(b)に示すようにハンドセット2
5を使用して携帯電話機より通話をすることができる。
なお、この実施例では携帯電話機の発信ボタンを押すこ
とによっても通話を開始することができる。通話が終了
したときは、ハンドセット25を所定位置に置く(フッ
クにかける)と、その動作によりスィッチ30又は30
aがオフになる。スィッチ30がオンになると、タイマ
ー32が約1秒間のパルスを発生する。或いはスィッチ
30aがオンになると、約1秒間のパルスを発生する。
このパルスが携帯電話機に供給されると、携帯電話機1
又は1aはリモコン機能を作動させ、電話の通話回線を
切断する。さらに、この実施例は、放送スィッチ27を
オン側端子27bに切り替えると、ハンドセット25の
送話口より入力された音声はアンプ22で増幅された
後、外部スピーカ24より拡声放送することができる。
拡声放送の終了は放送スィッチ27をオフ状態に戻すこ
とにより行なう。この拡声放送は電話の通話中でも放送
スィッチをオン側端子27bに切り替えて行なうことが
出来、このとき携帯電話機のマイク入力端子とは回路が
切り離されているので、通話相手に放送内容を聞かれな
いですむ。電話をかける場合、すなわち送信をする場合
はハンドセットを持ち上げ携帯電話機の送信ボタン及び
ダイヤル操作によって通常通り行なうことができる。あ
るいはプラグ8を抜いて携帯電話機単独で送信を行なう
ことができる。 (実施例4)上記実施例1及び2は、携帯電話機のイヤ
ホン・マイクジャックの形式(3線式と4線式)に合わ
せて携帯電話用ページングアンプのプラグ及び回路基板
を変えていた。即ち実施例1では携帯電話用ページング
アンプにイヤホン入力端子、マイク出力端子、制御端
子、アース端子を備え4端子プラグを用いていた。実施
例2では携帯電話用ページングアンプにイヤホン兼制御
入力端子、マイク出力端子、アース端子を備え3端子プ
ラグを用いていた。この実施例4では携帯電話機のイヤ
ホン・マイクジャック形式に合わせて携帯電話用ページ
ングアンプのプラグ及び回路基板を変えるのでなく、プ
ラグだけを携帯電話機のイヤホン・マイクジャックの形
式に対応して用意し、携帯電話用ページングアンプの回
路基板は共通使用できるようにするものである。図4は
この実施例の構成を示す回路図で、携帯電話用ページン
グアンプの回路基板60は実施例1及び2の携帯電話機
に共通使用される。これに対し4線式イヤホン・マイク
ジャックに対応する4極イヤホンプラグ80と、3線式
イヤホン・マイクジャックに対応する3極イヤホンプラ
グ90を用意する。回路基板60において、端子a0と
端子b0とでイヤホン入力端子61を構成し、端子c0
と端子d0とでマイク出力端子62を構成し、端子e0
と端子f0とで制御端子63を構成する。ここで端子b
0、d0は電気接続され、アースがループを形成しない
ように回路基板側のアースラインはできるかぎり端子b
0に集中させ一点アースされる。これら端子a0からf
0は回路基板60の端部に取り付けた6極モジュラージ
ャック59に接続される。イヤホン入力端子61の端子
a0は、結合電解コンデンサ64、抵抗65を介してト
ランス66に接続される。この後、フックスィッチ2
0、着信音ボリューム21、アンプ22、外部スピーカ
24に接続される構成は、実施例1及び2で示した構成
と同じである。マイク出力端子62の端子c0は、抵抗
67、ツエナーダイオード68、結合電解コンデンサ6
9を介してトランス70に接続される。トランス70の
他方の端子はアースのため端子b0に接続される。トラ
ンス70以降は実施例1及び2と同様に、放送スィッチ
27のオフ側端子27aを介してハンドセットのマイク
に接続される。またオン側端子27bは放送音量ボリュ
ーム28及びプリアンプ29を経て前記アンプ22の入
力に加えられる。この実施例ではプリアンプ29とアン
プ22の間にスィッチ33を挿入し、放送をしていない
ときに雑音が出力されるのを防止している。したがっ
て、放送スィッチ27がオン状態のとき、ハンドセット
に加えられた音声信号はプリアンプ29、アンプ22で
増幅され、外部スピーカ24により拡声放送される。制
御端子63の端子e0は、フォトカプラ71の受光トラ
ンジスタ72のコレクタに接続され、エミッタはアース
のため端子b0に接続される。端子f0は抵抗73を介
して端子a0に接続される。フォトカプラ71の発光ダ
イオード74以降は実施例3で説明したように、フック
スィッチ20に連動するスィッチ30がオン又はオフす
るときに約1秒間のパルスを発生するパルス発生器44
に接続される。パルス発生器44は第1のパルス発生回
路45と第2のパルス発生回路46を備え、フックスィ
ッチ20に連動するスィッチ30aと30b、OR回路
47を介して比較器8に接続され、その出力が発光ダイ
オード74に接続される。パルス発生器44のさらに詳
細は、図5に示す通りで、第1のパルス発生器45と第
2のパルス発生器46は、電解コンデンサ45a、46
aによって構成される。スィッチ30aはフックオン検
出スィッチであり、スィッチ30bはフックオフ検出ス
ィッチであるので、スィッチ30aのオン端子は抵抗1
0キロオーム程度の低抵抗を介して電源ラインに接続さ
れ、オフ端子は次段のOR回路47を構成するダイオー
ド47aに接続される。またスィッチ30bのオフ端子
は抵抗10キロオーム程度の低抵抗を介して電源ライン
に接続され、オン端子は次段のOR回路47を構成する
ダイオード47bに接続される。OR回路47は2つの
ダイオード47a、47bによって構成され、比較器4
8はオペアンプで構成され、プラス端子に抵抗分割で設
定された基準電圧が加えられ、マイナス端子にOR回路
47の出力が加えられる。図5の回路においてフックス
ィッチ20がオンからオフに変化するとき、フックスィ
ッチ20に連動するスィッチ30aと30bがオンから
オフに変化し、このため電解コンデンサ45aではオフ
端子を介してダイオード47aから2つの抵抗を経る放
電回路により放電が行われる。一方電解コンデンサ46
aではオン端子を介して低抵抗を経て電源ラインに接続
され、充電が行われる。この電解コンデンサ45aの放
電と46aの充電による電位変化が比較器48の基準電
圧と比較され比較器48の出力に矩形パルスを発生す
る。この実施例では矩形パルスのパルス間隔が1秒間に
なるよう基準電圧が設定される。またフックスィッチ2
0がオフからオンに変化するとき、フックスィッチ20
に連動するスィッチ30aと30bもオフからオンに変
化し、このため電解コンデンサ45aではオン端子を介
して低抵抗を経て電源ラインに接続され、充電が行われ
る。一方電解コンデンサ46aではオン端子を介してダ
イオード47bから2つの抵抗を経る放電回路により放
電が行われる。この電解コンデンサ45aと45bの電
位変化が比較器48の基準電圧と比較され矩形パルスを
発生する。この実施例では矩形パルスのパルス間隔が1
秒間になるよう設定される。このようにしてパルス発生
器44はフックスイッチ20のオンからオフ、オフから
オンの変化に対応して1秒間のパルスを発生する。4線
式イヤホン・マイクジャック対応の4極イヤホンプラグ
80は、4端子を備え、先端の第1端子81は端子c1
に接続され、次の第2端子82は端子a1に接続され
る。第3の端子83は端子b1に接続されると共に第2
端子82と端子a1を接続する接続線85のシールド線
86に接続される。第4端子84は端子e1に接続され
る。図から分かるように端子d1とf1は空端子とされ
る。端子a1からf1は6極モジュラージャック89に
より構成されている。3線式イヤホン・マイクジャック
対応の3極イヤホンプラグ90は、3端子を備え、先端
の第1端子91は端子c2に接続され、次の第2端子9
2は端子a2に接続される。第3の端子93は端子b2
及び端子d2に接続されると共に、第2端子92と端子
a2を接続する接続線94のシールド線95及び第1端
子91と端子c2を接続する接続線96のシールド線9
7に接続される。そして端子e2とf2はジャンパー線
98により短絡される。端子a2からf2も6極モジュ
ラージャック99により構成されている。したがって、
実施例1に示した携帯電話機に携帯電話用ページングア
ンプの回路基板60を接続する場合は、4極イヤホンプ
ラグ80を用いて、4極イヤホンプラグ80側の6極モ
ジュラープラグ89を携帯電話機用ページングアンプの
6極モジュラージャック59に差し込む。6極モジュラ
ープラグ89と6極モジュラージャック59の接続によ
り、端子a0とa1、端子b0とb1、端子c0とc
1、端子d0とd1、端子e0とe1、端子f0とf1
がそれぞれ接続される。そして4極プラグ88を携帯電
話機のイヤホン・マイクジャック2に挿入して携帯電話
機と携帯電話用ページングアンプを接続する。着信音の
拡声放送、通話回線の接続、通話回線の切断、ハンドセ
ットからの拡声放送、電話の送信における動作は、パル
ス発生器44の詳細な動作説明を除いて実施例1及び3
と同様であるので、説明を省略する。また、実施例2に
示した携帯電話機に携帯電話用ページングアンプの回路
基板60を接続する場合は、3極イヤホンプラグ90を
用いて、3極イヤホンプラグ90側の6極モジュラープ
ラグ99を携帯電話機用ページングアンプの6極モジュ
ラージャック59に差し込む。そして3極プラグ100
を携帯電話機のイヤホン・マイクジャック2aに挿入し
て携帯電話機と携帯電話用ページングアンプを接続す
る。6極モジュラープラグ99と6極モジュラージャッ
ク59の接続により、端子a0とa2、端子b0とb
2、端子c0とc2、端子d0とd2、端子e0とe
2、端子f0とf2がそれぞれ接続される。着信音の拡
声放送、通話回線の接続、通話回線の切断、ハンドセッ
トからの拡声放送、電話の送信における動作は実施例2
及び3と同様であるので、説明を省略する。この実施例
では携帯電話機は4極イヤホン・マイク端子と3極イヤ
ホン・マイク端子の2種類について説明したが、本発明
は極数、種類はこの2種類に限定されるものではない。
また実施例は6極モジュラージャックと6極モジュラー
プラグを使用して携帯電話機のイヤホンプラグと携帯電
話用ページングアンプの回路基板を接続したが、ジャッ
クとプラグの形式はモジュラーに限定されるものでな
く、他の任意の形式のジャック・プラグを使用すること
が出来る。実施例1〜4は、携帯電話機のイヤホン・マ
イクジャックに、携帯電話用ページングアンプのプラグ
を挿入して接続しているが、携帯電話機のイヤホン・マ
イク端子と携帯電話用ページングアンプの入出力端子を
直接接続する構造であってもよい。
【発明の効果】本発明は、ハンドセットが所定位置にあ
るとき、携帯電話用ページングアンプが携帯電話機の着
信音を増幅して外部スピーカより出力するので、着信音
が拡声され聞き逃すことがない。そしてハンドセットを
操作すれば着信音が止まり、ハンドセットによる通話が
可能になる。また本発明は、携帯電話機と携帯電話用ペ
ージングアンプを接続しておくことにより、ハンドセッ
トを用いて通話を行なうことができ、前記着信音が止ま
った後、何ら操作する必要なく引き続き携帯電話機によ
り通話を行なうことができ、携帯電話機を便利に使用す
ることができる。さらに本発明は、携帯電話用ページン
グアンプの放送スィッチをオンに操作すると、ハンドセ
ットに入力された音声信号を増幅して外部スピーカより
放送することができる。また本発明は、携帯電話機のイ
ヤホン・マイクジャックにプラグを挿入して携帯電話用
ページングアンプと接続することができるので、携帯電
話機を改造することなく、本発明を利用することができ
る。その上本発明は、放送スィッチを挿入するだけでハ
ンドセットを利用して通話中でも通話中でなくても拡声
放送を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に示す携帯電話用ページングアンプの
回路図を示す。
【図2】実施例2に示す携帯電話用ページングアンプの
回路図を示す。
【図3】実施例1、2、3の使用状態を説明する図を示
す。
【図4】実施例4の3極イヤホンプラグと4極イヤホン
プラグのコネクタ接続を示す図である。
【図5】実施例4の一部詳細回路図を示す。
【図6】従来例1の携帯電話用コールスピーカの概略を
説明する図を示す。
【図7】従来例2の携帯電話用コールスピーカの概略を
説明する図を示す。
【符号の説明】
1 携帯電話機 2 イヤホン・マイクジャック 3 携帯電話用ページングアンプ 4 コード 5 イヤホン線 6 マイク線 7 制御線 8 プラグ 9 グランド線 11 イヤホン端子 12 マイク端子 13 制御端子 14 グランド端子 15 イヤホン入力端子 16 マイク出力端子 17 制御端子 18 アース端子 20 フックスイッチ 21 着信音ボリューム 22 アンプ 23 出力端子 24 外部スピーカ 25 ハンドセット 26 アンプ 27 放送スィッチ 27a オフ側端子 27b オン側端子 28 放送音量ボリューム 29 プリアンプ 30 スィッチ 31 アース 60 回路基板 61 イヤホン端子 62 マイク端子 63 制御端子 79 6極モジュラージャック 88 4極プラグ 89 6極モジュラープラグ 99 6極モジュラージャック 100 3極プラグ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機のイヤホン・マイク端子に携
    帯電話用ページングアンプの入出力端子を接続し、該携
    帯電話用ページングアンプの出力端子に外部スピーカを
    接続し、かつ該携帯電話用ページングアンプにマイクと
    スピーカを有するハンドセットを備え、該ハンドセット
    が所定位置にあることを検出する手段を設け、上記携帯
    電話機の着信音を上記イヤホン・マイク端子より取り出
    し上記携帯電話用ページングアンプで増幅して上記外部
    スピーカより出力し、上記ハンドセットを所定位置より
    操作することによって上記検出手段により着信音を止め
    ることを特徴とする携帯電話用ページングアンプ。
  2. 【請求項2】 携帯電話機のイヤホン・マイク端子に、
    マイクとスピーカを有するハンドセットを備える携帯電
    話用ページングアンプの入出力端子を接続し、上記ハン
    ドセットのマイクに入力した音声は携帯電話用ページン
    グアンプを介して携帯電話機に入力され、携帯電話機よ
    り出力される音声信号は携帯電話用ページングアンプを
    介してハンドセットのスピーカに出力されることを特徴
    とする携帯電話用ページングアンプ。
  3. 【請求項3】 携帯電話機のイヤホン・マイク端子と外
    部スピーカを接続する回路中に、ハンドセットが所定位
    置より操作されたとき動作するオンオフスィッチを挿入
    すると共に、上記オンオフスィッチに連動するスィッチ
    を携帯電話機の制御端子に接続して通話回線を接続又は
    切断することを特徴とする携帯電話用ページングアン
    プ。
  4. 【請求項4】 携帯電話機のイヤホン・マイクジャック
    にプラグを挿入して、携帯電話機のイヤホン端子と外部
    スピーカを携帯電話用ページングアンプを介して接続す
    るとともにハンドセットのスピーカに接続し、かつ携帯
    電話機のマイク端子と上記ハンドセットのマイクを接続
    することを特徴とする携帯電話用ページングアンプ。
  5. 【請求項5】 前記携帯電話用ページングアンプのマイ
    ク端子と上記ハンドセットのマイクの間に放送スィッチ
    を挿入し、放送スィッチがオフ状態のときは携帯電話機
    のマイク端子とハンドセットのマイクを接続し、オン状
    態のときはハンドセットのマイクと上記外部スピーカを
    携帯電話用ページングアンプを介して接続することを特
    徴とする請求項2記載の携帯電話用ページングアンプ。
  6. 【請求項6】 第1の携帯電話機と第2の携帯電話機に
    共通使用される携帯電話用ページングアンプを備え、上
    記第1の携帯電話機用として第1のイヤホンプラグを用
    意するとともに、上記第2の携帯電話機用として第2の
    イヤホンプラグを用意し、上記第1の携帯電話機又は第
    2の携帯電話機を第1のイヤホンプラグ又は第2のイヤ
    ホンプラグを介して上記携帯電話用ページングアンプに
    接続することを特徴とする携帯電話用ページングアン
    プ。
  7. 【請求項7】 上記第1の携帯電話機は4極イヤホン・
    マイクジャックを備え、上記第2の携帯電話機は3極イ
    ヤホン・マイクジャックを備え、上記第1のイヤホンプ
    ラグは上記第1の携帯電話機の4極イヤホン・マイクジ
    ャックに挿入接続される4極プラグを備え、上記第2の
    イヤホンプラグは上記第2の携帯電話機の3極イヤホン
    ・マイクジャックに挿入接続される3極プラグを備える
    ことを特徴とする請求項6記載の携帯電話用ページング
    アンプ。
  8. 【請求項8】 上記4極プラグの第1端子は携帯電話用
    ページングアンプのマイク端子に接続され、4極プラグ
    の第2端子は携帯電話用ページングアンプのイヤホン端
    子に接続され、4極プラグの第3端子は携帯電話用ペー
    ジングアンプのアース端子に接続され、4極プラグの第
    4端子は携帯電話用ページングアンプの制御端子に接続
    され、上記3極プラグの第1端子は携帯電話用ページン
    グアンプのマイク端子に接続され、3極プラグの第2端
    子は携帯電話用ページングアンプのイヤホン端子に接続
    され、3極プラグの第3端子は携帯電話用ページングア
    ンプのアース端子に接続され、3極プラグに携帯電話用
    ページングアンプの制御端子間を短絡するジャンパー線
    を備えることを特徴とする請求項7記載の携帯電話用ペ
    ージングアンプ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001273213A (ja) * 2000-03-23 2001-10-05 Olympus Optical Co Ltd 情報入力システムにおける入力方法及び入力装置
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