JPH11341027A - バス管理方法及び装置 - Google Patents

バス管理方法及び装置

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JPH11341027A
JPH11341027A JP10144698A JP14469898A JPH11341027A JP H11341027 A JPH11341027 A JP H11341027A JP 10144698 A JP10144698 A JP 10144698A JP 14469898 A JP14469898 A JP 14469898A JP H11341027 A JPH11341027 A JP H11341027A
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JP
Japan
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network
network configuration
bus
node
data
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JP10144698A
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Nobuyuki Iida
信之 飯田
Masaya Yagi
政哉 八木
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】IEEE1394のツリー構造が変更された場
合、変更が行われたこととを管理者に通知し、また、そ
の履歴を残しておく。 【解決手段】ネットワークシステムの構成が変更された
場合、ホスト13は、変更後のツリー構造を、プリンタ
70により印刷する。あるいは、変更後のネットワーク
構成を外部記憶装置11に記憶し、それを構成変更時や
所望の時期に印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばホストコン
ピュータ等との接続にIEEE1394シリアルバスを
用いた場合のバス管理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器同士を接続するためのインター
フェースとして、IEEE1394−1995(IEE
E1394シリアルバスと呼ぶ)と呼ばれる規格が制定
されており、様々な電子機器に採用されつつある。この
IEEE1394シリアルバスでは、接続された一対の
ノード(互いに接続された装置)に注目すると、それら
は親子関係を形成する。また、各ノードは、複数のノー
ドに接続されたブランチか、単独のノードに接続されて
ネットワークの末端となっているリーフのいずれかであ
る。これらノードのうちのひとつのノードがバスを調停
するルートノード(バスマネージャ)となる。ルートノ
ードは親を持たないが、ルートノード以外のノードは唯
ひとつの親をもつ。IEEE1394シリアルバスを用
いたネットワークの構成(システム構成)は、親子関係
にしたがって、ルートノードをルートとするツリー構造
を形成する。このように構成されたネットワークにおい
ては、各ノードの通信速度はノードごとに異なることも
ある。互いに異なる通信速度のノードを接続した場合に
は、遅いほうの通信速度で通信することになるので、通
信速度が同じノード同士を接続するのが理想的である。
【0003】IEEE1394シリアルバスでは、各ノ
ードが電源が投入されて活性化された状態でバスを挿抜
することができる。新たな装置がネットワークに接続さ
れたり、あるいはネットワークから切断されたり、既に
接続された装置の電源のオン/オフが行われたりした場
合、バスリセットが行われ、新たなシステム構成が自動
認識される。このために、各ノードはバスリセットが行
われる旨知らされると、自分がリーフであるかブランチ
であるか認識し(単独のノードに接続されていればリー
フである)、リーフであれば接続されたノードに対して
自分がリーフであることを通知する。ブランチは、接続
されているノードからのリーフである旨の通知を所定時
間待った後、通知をしてこないノードはブランチである
とみなして、それらブランチとみなしたノードのうちの
ひとつに自分が子のノードであることを宣言する。先に
宣言したほうが親になるため、最終的に親を持たないル
ートノードが決まり、システム構成も新たに決定され
る。この後、ルートノードは各ノードにネットワークI
Dを割り当て、システム構成のリセットが終了する。
【0004】このように、IEEE1394シリアルバ
スでは、接続されたノードにより構成されるシステム構
成は自動的に認識されるものの、接続のチェック等、バ
スの管理は人手により行なわれている。
【0005】また、IEEE1394シリアルバスは高
速なデータ送信を実現できるために、ハードディスクや
デジタルカメラ等、大容量のデータを扱う周辺装置とパ
ーソナルコンピュータとの接続に用いられつつある。こ
のようなシステムでは、画像データをデジタルカメラか
らパーソナルコンピュータに読み込んだり、パーソナル
コンピュータからハードディスクヘデータを出力する際
などに、IEEE1394シリアルバスを経由してデー
タ通信がされる。画像データや音声データのようにリア
ルタイム性を重視したデータ量の多い情報を送るために
は、途切れの無いリアルタイム送信が常時可能である必
要ある。
【0006】図16に、従来の例として、デジタルカメ
ラと、パーソナルコンピュータ(PC)及びプリンタを
接続したコンピュータシステムのブロック図を示す。図
16において、デジタルカメラで撮影した画像データを
PCに取り込み、またPCからプリンタヘ画像データを
出力する場合の手順を説明する。
【0007】デジタルカメラ31で撮影され、メモリ3
4に記憶されている画像データが読みだされると、読み
出された画像データは復号化回路35で復号化され画像
処理回路36で表示するための画像処理がなされ、D/
Aコンバータ37を経て、EVF38で表示される。ま
た一方では、同じ画像データは、外部出力されるために
1394I/F部39から、ケーブルを伝わってPC3
2の1394I/F部40へ至る。
【0008】PC32では、PCIバス47を相互伝送
のバスとして、1394I/F部40から入力された画
像データは、それが記憶される場合はハードディスク4
4で記憶される。表示される場合は復号化回路42で復
号化された後、メモリ45に表示画像データとしてメモ
リされて、ディスプレイ43でアナログ信号に変換され
てから表示される。PC32での編集等の操作入力は操
作部41から行われる。また、PC32はMPU46に
より制御される。
【0009】また、画像がプリント出力される際には、
PC32の1394I/F部から画像データが1394
ケーブルにのせて伝送され、プリンタ33側の1394
I/F部で受信されて、メモリ50にプリント画像とし
て形成される。プリンタコントローラ52の制御により
プリンタヘッド51とドライバ53が動作して、メモリ
50から読み出されたプリント画像データがプリントさ
れる。
【0010】このように、従来はホストであるPCに周
辺機器が接続され、PCを介してデジタルカメラ等の画
像記録装置で撮影された画像データがプリントされる。
【0011】また、映像データを圧縮する方式も多様化
している。静止画を圧縮する方式としてJPEGなど
が、動画を圧縮する方式としてはMPEGなどが知られ
ており、その他には家庭用デジタルVTR(DVC)で
はVLCとDCTとを組み合わせた独自の圧縮方式を用
いている。このように、機器毎またはデータの種類毎な
どに分類してさまざまな圧縮方式が考えられている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、バス
の管理を管理者の人手で行わねばならないために、次の
ような欠点があった。 1.IEEE1394のツリー構造が変更された場合な
ど、どこがどのように変更されたのかわかりずらかっ
た。また、接続の誤りやケーブルが抜かれてしまった箇
所があっても見つかりにくかった。また、電源が決めら
れた時間にオンあるいはオフになる機器が接続されてい
る場合に、それが正しく行われているかを管理すること
ができなかった。このように、システム構成が変更され
る場合、変更があったことを知ることが難しく、更に、
変更されたシステムが、通信のボトルネックを最小限に
した理想的な(最善の)構成であるかを知ることは難し
かった。 2.新たにIEEE1394のケーブルを接続したと
き、元のツリー構造を残しておく為にツリー構造の絵を
書いて残す必要があった。このため、以前の接続に戻す
場合は、IEEE1394の過去の履歴がわからないの
で人の記憶や描いておいた絵などに頼らなければならな
い。 3.また、システム構成が変わった際に構成のリセット
が行われるため、機器間でデータ通信中にリセットが生
じると、通信が中断して実時間性が損なわれるという問
題点もあった。
【0013】本発明は上記従来例に鑑みて成されたもの
で、IEEE1394のツリー構造が変更された場合、
変更が行われたこと、及びその変更が正しく行われたか
どうかを管理者に通知することができ、また、ツリー構
造を記録して過去の履歴を残しておくことができるバス
管理方法と装置を提供することを第1の目的とする。
【0014】また、バスのリセットのタイミングを調整
することにより、データ送信中のバスリセットによる中
断を防止するバス管理方法と装置を提供することを第2
の目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に成されたもので、次のような構成から成る。すなわ
ち、ネットワークシステムに接続された機器において、
前記ネットワークシステムのネットワーク構成が変更さ
れた場合、変更後のネットワーク構成を示す画像を出力
する第1の出力工程と、変更後のネットワーク構成が、
通信のボトルネックを最小限にした構成であるか判定す
る判定工程と、そうでない場合には、変更後のネットワ
ーク構成に基づいて、通信のボトルネックを最小限にし
た理想的な構成を作成する作成工程と、作成したネット
ワーク構成を示す画像を出力する第2の出力工程とを備
える。あるいは、ネットワークシステムに接続されたバ
ス管理装置であって、前記ネットワークシステムのネッ
トワーク構成が変更された場合、変更後のネットワーク
構成を示す画像を出力する第1の出力手段と、変更後の
ネットワーク構成が、通信のボトルネックを最小限にし
た構成であるか判定する判定手段と、そうでない場合に
は、変更後のネットワーク構成に基づいて、通信のボト
ルネックを最小限にした理想的な構成を作成する作成手
段と、作成したネットワーク構成を示す画像を出力する
第2の出力手段とを備える。
【0016】あるいは、ネットワークシステムに接続さ
れたコンピュータを、前記ネットワークシステムのネッ
トワーク構成が変更された場合、変更後のネットワーク
構成を示す画像を出力する第1の出力手段と、変更後の
ネットワーク構成が、通信のボトルネックを最小限にし
た構成であるか判定する判定手段と、そうでない場合に
は、変更後のネットワーク構成に基づいて、通信のボト
ルネックを最小限にした理想的な構成を作成する作成手
段と、作成したネットワーク構成を示す画像を出力する
第2の出力手段として機能させるためのコンピュータプ
ログラムを格納するコンピュータ可読の記憶媒体。
【0017】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態] <用いられるプリンタの構成>まず、本実施の形態にお
けるレーザビームプリンタ及びインクジェットプリンタ
の構成について図8〜図10を参照しながら説明する。
なお、本発明を適用するプリンタは、レーザビームプリ
ンタ及びインクジェットプリンタに限られるものではな
く、他のプリンタ方式のプリンタでも良い。
【0018】図8はレーザビームプリンタ(LBP)の
断面図である。
【0019】図において、LBP本体1500は、外部
に接続されているホストコンピュータから供給される印
刷情報(文字コード等)やフォーム情報あるいはマクロ
命令等を入力して記憶するとともに、それらの情報に従
って対応する文字パターンやフォームパターン等を作成
し、記録媒体である記録紙等に像を形成する。操作パネ
ル1501は、操作のためのスイッチ及びLED表示器
等が配されている。プリンタ制御ユニット1000は、
LBP本体1500全体の制御及びホストコンピュータ
から供給される文字情報を解析する。このプリンタ制御
ユニット1000は、主に文字情報を対応する文字パタ
ーンのビデオ信号に変換してレーザドライバ1502に
出力する。レーザドライバ1502は半導体レーザ15
03を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信
号に応じて半導体レーザ1503から発射されるレーザ
光1504をオン・オフ切り換えをする。レーザ光15
04は回転多面鏡1505で左右方向に振らされて静電
ドラム1506上を走査露光する。これにより、静電ド
ラム1506上には文字パターン静電潜像が形成される
ことになる。この潜像は、静電ドラム1506周囲に配
設された現像ユニット1507により現像された後、記
録紙に転写される。この記録紙にはカットシートを用
い、カットシート記録紙はLBP1500に装着した用
紙カセット1508に収納され、給紙ローラ1509及
び搬送ローラ1510と搬送ローラ1511とにより、
装置内に取り込まれて、静電ドラム1506に供給され
る。また、LBP本体1500には、図示しないカード
スロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加
えてオプションフォントカード、言語系の異なる制御カ
ード(エミュレーションカード)を接続できるように構
成されている。
【0020】図9は、本発明を適用可能なインクジェッ
トプリンタ(IJRA)の斜視図である。
【0021】図において、駆動モータ5013の正逆回
転に連動して駆動力伝達ギア5011,5009を介し
て回転するリードスクリュー5005の螺旋溝5004
に対して係合するキャリッジHCはピン(図示しない)
を有し、矢印a,b方向に往復移動される。このキャリ
ッジHCには、インクジェットカートリッジIJCが搭
載されている。紙押さえ板5002は、キャリッジ移動
方向にわたって紙をプラテン5000に対して押圧す
る。フォトカプラ5007,5008は、キャリッジの
レバー5006のこの域での存在を確認して、モータ5
013の回転方向切り換え等を行なうためのホームポジ
ション検知手段として機能する。部材5016は、記録
ヘッドの全面をキャップするキャップ部材5022を支
持する。このキャップ内を吸引する吸引手段5015
は、キャップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引
回復を行なう。クリーニングブレード5017は、部材
5019により前後方向に移動可能となる。本体支持板
5018は、上記クリーニングブレ−ド5017,部材
5019を支持する。レバー5012は、吸引回復の吸
引を開始するためのレバーで、キャリッジと係合するカ
ム5020の移動に伴って移動し、駆動モータから駆動
力がクラッチ切り換え等の公知の伝達手段で移動制御さ
れる。
【0022】これらのキャッピング、クリーニング、吸
収回復は、キャリッジがホームポジション側領域にきた
ときにリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行なえるように構成されてい
るが、周知のタイミングで所望動作を行なうように構成
されていればよい。
【0023】図10は、図9に示したインクジェットプ
リンタの制御構成を説明するブロック図である。図にお
いて、インターフェース1700は記録信号を入力す
る。MPU1701はプリンタ全体を制御する。ROM
1702はMPU1701が実行する制御プログラムや
ホスト印刷情報等を格納する。DRAM1703は、各
種データ(上記記録信号やヘッドに供給される記録デー
タ等)を保存しておく。ゲートアレイ1704は、記録
ヘッド1708に対する出力データの供給制御を行なう
とともに、インタフェース1700、MPU1701、
DRAM1703間のデータの送信制御も行なう。キャ
リアモータ1710は記録ヘッド1708を搬送する。
搬送モータ1709は記録用紙を搬送する。ヘッドドラ
イバ1705は記録ヘッド1708を駆動する。モータ
ドライバ1706は、搬送モータ1709を駆動する。
モータドライバ1707はキャリアモータ1710を駆
動する。モータドライバ1707はキャリアモータ17
10を駆動する。
【0024】このように構成された上記記録装置におい
て、インタフェース1700を介して後述するホストコ
ンピュータ100より入力情報が入力されると、ゲート
アレイ1704とMPU1701との間で入力情報がプ
リント用の出力情報に変換される。そして、モータドラ
イバ1706,1707が駆動されるとともに、ヘッド
ドライバ1705に送られた出力情報に従って記録ヘッ
ドが駆動され印字が実行される。
【0025】本実施の形態は、上述したようなプリンタ
及びそれとIEEE1394シリアルバスで接続された
ホストコンピュータを含むネットワークシステムであ
る。このシステムは、システム構成が変更されてバスリ
セットが起きたときに、バスマネージャからネットワー
クのトポロジマップ及び速度マップを取得し、取得した
トポロジマップ及び速度マップから得られた情報と、変
更後のシステム構成のツリー構造とをプリンタにより出
力するとともに、変更後のシステム構成が理想の構造も
のでなかった場合に、そのシステムの理想のツリー構造
をプリンタに出力する。これにより、プリンタからシス
テム構成のプリント出力されたことで、システム構成に
変更が合ったことを知ることができ、また、理想のツリ
ー構造を知ることができるので、それと実際のシステム
の構成とを対比させることにより、実際のシステムにお
ける接続上の誤りを見いだすことができる。また、実際
のシステム構成が理想的な構成である場合には、それを
印刷物として記録に残すことができる。 <コンピュータシステムの構成>図1はIEEE139
4シリアルバスで接続された機器の一例を示した図であ
る。図において、機器Dはコンピュータであり、IEE
E1394のバス構成管理ノードとして動作する。ま
た、その他の機器A,B,C,E,FもIEEE139
4で接続されている。なお、このバス構成管理ノードと
は、バスの使用権を調整するバスマネージャとは異なる
もので、ルートノードである必要はないが、印刷出力を
行うためにプリンタを使用できる必要がある。
【0026】図2は、本発明に係るIEEE1394の
バス構成管理ノードであるコンピュータ13とプリンタ
70とをIEEE1394ケーブル21で接続した場合
のブロック図である。コンピュータ13は、図1の機器
Dと同一である。また、プリンタ70は、本実施形態の
ようにIEEE1394シリアルバスでホストコンピュ
ータ13に接続されたネットワークシステムの一部であ
っても良いが、セントロニクスインターフェースなどで
コンピュータ13と接続されたプリンタであっても構わ
ない。この場合には、ホストコンピュータ13は、IE
EE1394バスによってその他の機器と接続され、プ
リンタ70はそのネットワークのノードとはならない。
プリンタ70がIEEE1394シリアルバスで接続さ
れている場合には、これから説明するホストコンピュー
タ13により実行される機能を、プリンタ70自体が有
していてもよい。
【0027】ホスト・コンピュータ13の内部は次のよ
うに構成されている。
【0028】CPU1は、バスリセットが起きたとき、
バスマネージャから新たなシステムのトポロジマップ及
び速度マップを取得して、変更されたツリー構造が理想
的であるか判定するとともに、理想のIEEE1394
のツリー構造を示す画像データを作成しプリンタへ送信
する。
【0029】RAM2は、プリント・データなどのデー
タやCPU1により実行されるプログラムを記憶する。
ROM3は同じくプログラム等を格納する。オペレータ
がキーボード9を操作すると、キーボード・コントロー
ラ5を介して入力されたデータがCPU1により読み取
られる。また、何等かの画像を表示する場合には、画像
データがCRTコントローラ6に送られると、そのデー
タに応じたビデオ信号がCRT10に送られて画像が表
示される。プログラムやデータをファイルとして記憶す
るために、外部記憶装置11が備えられている。外部記
憶装置11は、固定式のハードディスや、リムーバブル
なハードディスク,フレキシブルディスク,光ディスク
や光磁気ディスクなど、媒体を挿抜可能な記憶装置を含
む。外部記憶装置11は、メモリコントローラ7を介し
て読み出しや書き込みが行われる。IEEE1394イ
ンターフェース8は、プリンタ70と接続するためのイ
ンタフェースである。ファクシミリインターフェース1
2は、公衆回線にファクシミリデータを送信したり、あ
るいは公衆回線からファクシミリデータを受信する。こ
れら各ブロックはシステムバス4により接続される。
【0030】プリンタ装置70は、コンピュータとプリ
ンタ装置とのインタフェースであるコントローラ40
と、コントローラ40から渡されたデータに従って印刷
を行なうプリンタ・エンジン62と、両者を接続するた
めの接続部41とを含む。
【0031】コントローラ40は、コンピュータ13か
ら送られてきたプリント・データ(イメージ・データ)
をプリンタ・エンジン62に送るためのCPU31と、
コントローラ40を制御するプログラム等が格納されて
いるROM34と、コンピュータ13とプリンタ70と
を接続するためのIEEE1394インタフェース36
と、コントローラ40とプリンタ・エンジン62とのイ
ンタフェースであるビデオ・インタフェース37と、ホ
スト13から送られてきたイメージ・データを格納する
DRAM39とを含む。これら各ブロックはシステム・
バス35により接続されている。
【0032】プリンタ・エンジン62は、メイン・モー
タ59やスキャナ・モータ60、定着用ヒータ61など
の制御及びプリンタの解像度、印字速度の設定を行なう
為のCPU51と、コントローラ40との間でプリンタ
の解像度、印字速度等のプリンタ情報を送受信したり、
コントローラ40から印刷するイメージ・データを受け
取るためのビデオ・インターフェース52と、データを
格納するRAM53と、プリンタ・エンジン62を制御
するためのプログラムが格納されているROM54と、
メイン・モータ59を制御するメイン・モータ・コント
ローラ56と、レーザ光を主走査方向に走査するための
ポリゴンミラーを駆動するスキャナモータ60を制御す
るスキャナ・モータ・コントローラ57と、定着用ヒー
タ61の温度等を制御する定着用ヒータ・コントローラ
58と、ビデオ信号に応じて半導体レーザ64を駆動す
るレーザ・ドライバ63、レーザドライバ63に駆動さ
れてレーザ光を発する半導体レーザ64を含む。各ブロ
ックはシステム・バス55により接続される。 <バス構成管理ノードによる処理手順>図4は、本発明
に係るホストコンピュータ13(機器D)によりバスリ
セット直後に行われる、バス構成を可視化する処理手順
のフローチャートである。
【0033】まず、ステップS1では、IEEE139
4のバス上にバスリセットが発生したか否かを調べる。
バスリセットが発生した場合には、それによりシステム
構成が変更された可能性がある。そこで、ステップS2
で、バス・マネージャより変更後のトポロジマップ及び
速度マップを読み出す。図1においては、ルートノード
である機器Bがバスマネージャとなる。
【0034】トポロジマップには、IEEE1394バ
スのネットワークにおける各ノードの物理的な識別子を
表すphysical_ID、各ノードの速度機能(1
00,200,400Mbpsのどこまでの速度をサポ
ートしているかを示す)及びノード内の各ポートの状態
(子ノードに接続されている、親ノードに接続されてい
る、他のノードには接続されていない、このノードには
存在しない)が含まれている。そのため、その情報か
ら、各ノードがリーフか、ブランチか、ルートかを知る
ことができる。
【0035】速度マップには、2つのノード間でデータ
送信可能な速度情報及びノードの最高速度の情報が含ま
れているので、その情報から各ノードの接続状態やノー
ド間の通信速度を知ることができる。
【0036】ステップS3では、ステップS2で読み込
んだトポロジマップ及び速度マップより、全ノードの親
子関係を明確にし、ツリー構造の図(プリントする為の
データ)のプリントデータを作成する。
【0037】ステップS4では、ステップS3で作成し
たプリント・データをプリンタへ送信して印刷を行なわ
せる。
【0038】ステップS5では、ツリー構造のチェック
を行い、理想的な構造になっているかどうか調べる。理
想的な構造とは、各ノードが、それが有するデータ送信
能力を出し切ることができるような構成であり、通信の
ボトルネックを最小限に押さえた構成である。ノードが
データ送信能力を出しきれない構成とは、例えば次のよ
うな構成である。
【0039】200Mbpsの送信能力を有するノード
Xと、100Mbpsの送信能力を有するノードYとが
直接接続され、ノードYに、更に200Mbpsの送信
能力を有するノードZが接続されているネットワークを
想定する。この場合、XーY間,X−Z間,Y−Z間の
データ送信速度の上限は、中間のノードYの能力に制限
されてすべて100Mbpsとなる。すなわち、ノード
Yがいわゆるボトルネックとなって他のノードの能力を
生かせない状況が生じる。
【0040】ここで、上記構成におけるノードYとノー
ドZとを入れ替えたとすれば、ノードYがデータの送信
元あるいは送信先となるX−Y間及びY−Z間の送信速
度は100Mbpsのままだが、X−Z間の送信速度の
上限は、ノードYが介在しないために200Mbpsと
なる。このように、ノードを適切に配置することによっ
てボトルネックを解消できる。すなわち、理想的なツリ
ー構造とは、送信能力の高いノード同士が、それより能
力の低いノードの介在なしに直接接続された構造であ
る。ステップS5では、現在のツリー構造が理想的であ
るかチェックする。このチェックのために、例えば、現
在のシステムの接続ツリーを、トポロジマップ及び速度
マップを参照してルートノードから各リーフノードに向
けてたどる。そのたどった径路において、データ送信能
力が高いノードから低いノードに順に並ぶようにノード
が接続されていれば、理想的なツリー構造と判定する。
【0041】ステップS6では、ステップS5で調べた
結果をテストする。理想的でなければステップS7に分
岐する。
【0042】ステップS7では、接続されている機器を
組み替え、理想のツリー構造の図を作り、そのプリント
データを作成する。理想的なツリー構造を作成するため
には、例えば、ステップS5で行ったチェックと同様
に、ルートから各リーフに向かうパスをたどり、データ
送信能力が高いノードから低いノードに順に並ぶように
ノードを接続しなおせばよい。ただし、同じ数のポート
を有するノードであれば単純に入れ替えられるが、ポー
トの数が異なれば単純に入れ替えはできない。そのた
め、単純な入れ替えができない場合には、ルートからリ
ーフに至る他のパス上に存在するノードから、入れ替え
られる適当なノードを探し、見つかればノードを入れ替
えて新たなツリー構成とする。
【0043】ステップS8では、ステップS7で作成し
たデータをプリンタへ送信して印刷を行わせる。
【0044】図3(A)は、上記手順で印刷されたバス
リセット後の変更されたツリー構造の例であり、図3
(B)は理想のツリー構造の例である。図3(A)にお
いて、ツリーノードBからリーフノードFへのパスをた
どると、ブランチノードBとリーフノードFとの間で送
信能力の逆転が生じている。このパス中にはノードFと
入れ替えられるノードがないため、他のパス(ノードB
−ノードA)を調べると、リーフノードAがリーフノー
ドFと入れ替えられるノードであることがわかる。そこ
で、それを入れ替えて、図3(B)の理想的なツリー構
造が得られる。
【0045】上記の手順により、現在のツリー構造のデ
ータと、現在ネットワークに接続されてるノードを用い
た理想的なツリー構造のデータとを作成し、プリンタに
送信し印刷する。管理者は印刷されたツリー構造を見
て、バスリセットが行われてシステム構成が変わったこ
とを知ることができる。また、システム構成の変更が正
しく(理想的な構造となるように)行われたかを判断す
ることもできる。 [第2実施の形態]第2の実施の形態は、IEEE13
94で接続されたネットワークシステムである。このシ
ステムにおいては、バス構成管理ノードは、システム構
成が変更されてバスリセットが起きたとき、バスマネー
ジャからトポロジマップ及び速度マップを取得し、取得
したトポロジマップ及び速度マップからバス変更後ツリ
ー構造の絵を作成して、トポロジマップ及び速度マップ
から得られた情報と作成したツリー構造の絵とをファク
シミリでバスの管理者に送る。
【0046】これにより、誤ってバスの接続がぬけたり
した場合でも、管理者に自動的に知らせが行くので、す
ぐに対応することができる。
【0047】本実施の形態のネットワークシステムも、
第1の実施の形態と同じく図1に示された構成であり、
また、バス構成管理ノードは図2の構成と同様である。
ただし、本実施の形態では、ファクシミリインターフェ
ース12を用いる。
【0048】図5は本実施の形態の装置のフローチャー
トである。
【0049】ステップS11では、IEEE1394の
バス上にバスリセットが発生したか否かを調べる。
【0050】ステップS12では、バス・マネージャよ
り変更後のトポロジマップ及び速度マップを読み出す。
【0051】ステップS13では、ステップS12で読
み込んだトポロジマップ及び速度マップより、全ノード
の親子関係を明確にし、ツリー構造の図(ファクシミリ
送信するためのデータ)を作成する。
【0052】トポロジマップには、physical_
ID、各ノードの速度機能(100,200,400M
bpsのどこまでの速度をサポートしているかがわか
る)及びノード内の各ポートの状態(子ノードに接続さ
れている、親ノードに接続されている、他のPHYに接
続されていない、このPHY上には存在しない)が含ま
れているので、各ノードがリーフか、ブランチか、ルー
トかを知ることができる。
【0053】速度マップには、2つのノード間でデータ
送信可能な速度情報及び、ノードの最高速度の情報が含
まれているので、各ノードの接続状態やノード間の速度
を知ることができる。
【0054】ステップS14では、ステップS13で作
成したファクシミリデータを、ファクシミリインターフ
ェース(ファクシミリモデム等)12を用いてシステム
管理者のファクシミリ端末に送信する。この端末の電話
番号は、予めバス構成管理ノードに記憶されている。
【0055】ステップS15では、ツリー構造のチェッ
クを行い、適切な配置になっているかどうか調べる。
【0056】ステップS16では、ステップS15で調
べた結果、理想的なツリー構造になっているかチェック
する。
【0057】ステップS17では、理想のツリー構造に
なっていないので、接続されている機器を組み替えた理
想のツリー構造の図を作り、ファクシミリ送信するため
のデータを作成する。
【0058】ステップS18では、ステップS17で作
成したファクシミリデータをシステム管理者のファクシ
ミリ端末に送信する。
【0059】上記の手順によりツリー構造のデータを作
成し、システム管理者のファクシミリ端末に自動的に送
信できるので、管理者が直接監視しなくてもバスの管理
をすることができる。
【0060】なお、上述の手順によりファクシミリ送信
された画像(ツリー構造の図)は第1の実施の形態と同
じく、図3に示されている。
【0061】また、本実施の形態ではファクシミリ通信
を用いたが、電子メールを用いることもできる。 [第3実施の形態]第3の実施の形態は、IEEE13
94シリアルバスで接続されたネットワークシステムに
おいて、バスリセットが起きてシステムの構成が変更さ
れたとき、バス構成管理ノードが、バスマネージャから
トポロジマップ及び速度マップを取得して、取得したト
ポロジマップ及び速度マップを取得した日付を付けて保
存することにより、バス変更履歴を残してバスの管理に
利用することができる。
【0062】これにより、IEEE1394のバスに接
続されている機器の履歴や状況を管理することができ
る。
【0063】本実施の形態のネットワークシステムも、
第1の実施の形態と同じく図1に示された構成であり、
また、バス構成管理ノードは図2の構成と同様である。
【0064】図7はバス構成管理ノードであるコンピュ
ータDによりバスリセット後に行われる処理のフローチ
ャートである。
【0065】ステップS21では,IEEE1394の
バス上にバスリセットが発生したか否かを調べる。
【0066】ステップS22では、バス・マネージャよ
り変更後のトポロジマップ及び速度マップを読み出す。
【0067】ステップS23では、バス・マネージャよ
り読み出した、変更後のトポロジマップ及び速度マップ
を日付を付けて、外部記憶装置11に保存する。
【0068】ステップS24では、ステップS22で読
み込んだトポロジマップ及び速度マップより、全ノード
の親子関係を明確にし、ツリー構造の図(プリントする
為のデータ)を作成する。
【0069】トポロジマップには、physical_
ID、各ノードの速度機能(100,200,400M
bpsHのどこまでの速度をサポートしているかがわか
る)及びノード内の各ポートの状態(子ノードに接続さ
れている、親ノードに接続されている、他のPHYに接
続されていない、このPHY上には存在しない)が含ま
れているので、各ノードがリーフか、ブランチか、ルー
トかを知ることができる。速度マップには、2つのノー
ド間でデータ送信可能な速度情報及び、ノードの最高速
度の情報が含まれているので、各ノードの接続状態やノ
ード間の速度を知ることができる。
【0070】ステップS25では、ステップS24で作
成したプリント・データをプリンタへ送信して印刷を行
なわせる。
【0071】ステップS26では、過去のバスリセット
があった日付を表示し、過去のツリー構造を調べたい時
には、その日付を入力させる。また、調べる必要がない
ときは日付を入力させない。
【0072】ステップS27では、ステップS26で入
力された日付の、トポロジマップと速度マップのデータ
からツリー構造の図を作成する。
【0073】ステップS28では、ステップS27で作
成した図の印刷を行なう。
【0074】上記手順により印刷した図(ツリー構造の
図)を図6に示す。図6(A)のように、現在のシステ
ム構成の図は第1及び第2の実施の形態と同様に印刷さ
れる。また、指定された日付のシステム構成は、図6
(B)のように日付入りで印刷される。
【0075】上記の手順により過去のツリー構造のデー
タを読み出し、ツリー構造の図を作成することにより、
過去の履歴を知ることができる。 [第4の実施の形態]第4の実施の形態では、第1乃至
第3の実施の形態と同じく、図1のネットワークシステ
ムにおける図2のバス構成管理ノードにおける処理を説
明する。
【0076】図11は第4の実施の形態のバス構成管理
ノードであるコンピュータDのフローチャートである。
【0077】ステップS111では、IEEE1394
のパス上にパスリセットが発生したか否かを調べる。
【0078】ステップS112では、前回のバスリセッ
ト時に取り込んだ、今回のバスリセットにより変更され
る以前のネットワークシステムのトポロジマップ及び速
度マップが有るか否か誤べる。
【0079】ステップS113では、前回のパスリセッ
ト時に取り込んだトポロジマップ及び速度マップを外部
記憶装置11より読み込む。
【0080】ステップS114では、ステップS113
で読み込んだトポロジマップ及び速度マップより、全ノ
ードの親子関係を明確にし、ツリー構造の図(プリント
する為のデータ)を作成する。
【0081】トポロジマップには、Physical_
ID、各ノードの速度機能(100,200,400M
bps)及びノード内の各ポートの状態(子ノードに接
続されている、親ノードに接続されている、他のPHYに
接続されていない、このPHY上には存在しない)が含ま
れているので、各ノードがリーフか、ブランチか、ルー
トかを知ることができる。速度マップには、2つのノー
ド間でデータ送信可能な速度情報及び、ノードの最高速
度の情報が含まれているので、各ノードの接続状態やノ
ード間の速度を知ることができる。
【0082】ステップS115では、ステップS114
で作成したプリント・データをプリンタへ送信して印刷
を行なわせる。
【0083】ステップS116では、変更後のトポロジ
マップ及び速度マップをパス・マネージャより読みだ
す。
【0084】ステップS117では、ステップS116
で読みだしたトポロジマップ及び速度マップを保存す
る。
【0085】ステップS118では、ステップS116
で読み込んだトポロジマップ及び速度マップより、全ノ
ードの親子関係を明確にし、ツリー構造の図(プリント
する為のデータ)を作成する。
【0086】ステップS119では、ステップS118
で作成したプリント・データをプリンタへ送信して印刷
を行なわせる。
【0087】上記の手順によりツリー構造のデータを作
成し、プリンタに送信し印刷することにより、ツリー構
造が変更される前と後のツリー構造が印刷されるのでツ
リー構造の確認に便利である。 [第5実施の形態]第5の実施の形態では、IEEE1
394で接続されたネットワークシステムにおけるノー
ドであるプリンタにツリー構造印刷ボタンを設け、それ
が押されたとき、そのプリンタはパスマネージャからト
ポロジマップ及び速度マップを取得し、取得したトポロ
ジマップ及び速度マップからIEEE1394のツリー
構造の絵とトポロジマップ及び速度マップから得られた
情報を自動的に印刷する。これにより、ツリー構造を確
認したいとき場合に、ツリーの構造を簡単に印刷するこ
とができる。
【0088】本発明のネットワークシステム全体のブロ
ック図は、第1実施形態と同じく図1である。しかしな
がら、本実施形態ではホストコンピュータは必要とされ
ず、ネットワークに直接接続されたいわゆるネットワー
クプリンタ自身がバス構成管理ノードとして機能する。
このプリンタの構成を図12に示す。図2のプリンタ7
0とほぼ同じであるため、図2のプリンタ70と異なる
点に付いてだけ説明する。
【0089】まず、インターフェース21は、プリンタ
をネットワークに接続するために、IEEE1394バ
スでなければならない。また、ツリー構造を印刷するた
めの指示を与える構造出力ボタンを含む操作パネル42
を有している。
【0090】図13はプリンタ70でのフローチャート
である。ステップS121では、プリンタのパネル42
上の構造出力ボタンが押されたことを検出する。
【0091】ステップS122では、パス・マネージャ
よりトポロジマップ及び速度マップを読みだす。
【0092】ステップS123では、ステップS122
で読み込んだトポロジマップ及び速度マップより、全ノ
ードの親子関係を明確にし、ツリー構造の図をプリント
するためのデータ1を作成する。
【0093】ステップS124では、ステップS123
で作成したプリント・データの印刷を行なう。
【0094】上記の手順によりツリー構造のデータ作成
し印刷することができるので、ツリー構造の確認に便利
である。 [第6の実施の形態]本実施の形態では、本発明の第2
の目的のための、すなわちバスのリセットのタイミング
を調整することにより、データ送信中のバスリセットに
よる中断を防止するためのバス管理方法を説明する。
【0095】図14にネットワーク構成の一例を示す。
各機器間を接続するデジタルI/FとしてIEEE13
94シリアルバスを用いる。IEEE1394シリアル
バスの概要は従来の技術の欄で簡単に説明したが、ここ
でより詳しく説明する。<IEEE1394の技術の概
要>家庭用デジタルVTRやDVDの登場も伴なって、
ビデオデータやオーディオデータなどのリアルタイムで
かつ高情報量のデータ送信のサポートが必要になってい
る。こういったビデオデータやオーディオデータをリア
ルタイムで送信し、パソコン(PC)に取り込んだり、
またはその他のデジタル機器に送信を行なうには、必要
な送信機能を備えた高速データ送信可能なインターフェ
イスが必要になってくるものであり、そういった観点か
ら開発されたインタフエースがIEEE1394−19
95(High Performance Serial Bus)である。
【0096】図18に1394シリアルバスを用いて構
成されるネットワーク・システムの例を示す。このシス
テムは機器A,B,C,D,E,F,G,Hを備えてお
り、A−B間、A−C間、B−D間、D−E間、C−F
間、C−G間、及びC−H間をそれぞれ1394シリア
ルバスのツイスト・ペア・ケーブルで接続されている。
この機器A〜Hは例としてPC、デジタルVTR、DV
D、デジタルカメラ、ハードディスク、モニタ等であ
る。
【0097】各機器間の接続方式は、ディジーチェーン
方式とノード分岐方式とを混在可能としたものであり、
自由度の高い接続が可能である。
【0098】また、各機器は各自固有のIDを有し、そ
れぞれが認識し合うことによって1394シリアルバス
で接続された範囲において、1つのネットワークを構成
している。各デジタル機器間をそれぞれ1本の1394
シリアルバスケーブルで順次接続するだけで、それぞれ
の機器が中継の役割を行い、全体として1つのネットワ
ークを構成するものである。また、1394シリアルバ
スの特徴でもある、Plug & Play機能でケーブルを機器
に接続した時点で自動で機器の認識や接続状況などを認
識する機能を有している。
【0099】また、図18に示したようなシステムにお
いて、ネットワークからある機器が削除されたり、また
は新たに追加されたときなど、自動的にバスリセットを
行い、それまでのネットワーク構成をリセットしてか
ら、新たなネットワークの再構築を行なう。この機能に
よって、その時々のネットワークの構成を常時設定、認
識することができる。
【0100】またデータ送信速度は、100/200/
400Mbpsと備えており、上位の送信速度を持つ機
器が下位の送信速度をサポートし、互換をとるようにな
っている。
【0101】データ送信モードとしては、コントロール
信号などの非同期データ(Asynchronousデータ:以下A
syncデータ)を送信するAsynchronous送信モード、
リアルタイムなビデオデータやオーディオデータ等の同
期データ(Isochronousデータ:以下Isoデータ)を
送信するIsochronous送信モードがある。このAsyn
cデータとIsoデータは各サイクル(通常1サイクル
126μS)の中において、サイクル開始を示すサイク
ル・スタートパケット(CSP)の送信に続き、Iso
データの送信を優先しつつサイクル内で混在して送信さ
れる。
【0102】次に、図19に1394シリアルバスの構
成要素を示す。
【0103】1394シリアルバスは全体としてレイヤ
(階層)構造で構成されている。図19に示したよう
に、最もハード的なのが1394シリアルバスのケーブ
ルであり、そのケーブルのコネクタが接続されるコネク
タポートがあり、その上にハードウェアとしてフィジカ
ル・レイヤとリンク・レイヤがある。
【0104】ハードウェア部は実質的なインターフェイ
スチップの部分であり、そのうちフィジカル・レイヤは
符号化やコネクタ関連の制御等を行い、リンク・レイヤ
はパケット送信やサイクルタイムの制御等を行なう。フ
ァームウェア部のトランザクション・レイヤは、送信
(トランザクション)すべきデータの管理を行ない、R
eadやWriteといった命令を出す。シリアルバス
マネージメントは、接続されている各機器の接続状況や
IDの管理を行ない、ネットワークの構成を管理する部
分である。
【0105】このハードウェアとファームウェアまでが
実質上の1394シリアルバスの構成である。
【0106】またソフトウェア部のアプリケーション・
レイヤは使うソフトによって異なり、インターフェイス
上にどのようにデータをのせるか規定する部分であり、
AVプロトコルなどのプロトコルによって規定されてい
る。
【0107】以上が1394シリアルバスの構成であ
る。
【0108】次に、図20に1394シリアルバスにお
けるアドレス空間の図を示す。
【0109】1394シリアルバスに接続された各機器
(ノード)には必ず各ノード固有の、64ビットアドレ
スを持たせておく。そしてこのアドレスをROMに格納
しておくことで、自分や相手のノードアドレスを常時認
識でき、相手を指定した通信も行なえる。
【0110】1394シリアルバスのアドレッシング
は、IEEE1212規格に準じた方式であり、アドレ
ス設定は、最初の10bitがバスの番号の指定用に、
次の6bitがノードID番号の指定用に使われる。残
りの48bitが機器に与えられたアドレス幅になり、
それぞれ固有のアドレス空間として使用できる。最後の
28bitは固有データの領域として、各機器の識別や
使用条件の指定の情報などを格納する。
【0111】以上が1394シリアルバスの技術の概要
である。
【0112】次に、1394シリアルバスの特徴といえ
る技術の部分を、より詳細に説明する。 <ノードID決定のシーケンス>バスリセットの後、各
ノードは新しいネットワーク構成を構築するために、各
ノードにIDを与える動作に入る。このときの、バスリ
セットからノードID決定までの一般的なシーケンスを
図22、図23、図24のフローチャートを用いて説明
する。
【0113】図22のフローチャートは、バスリセット
の発生からノードIDが決定し、データ送信が行えるよ
うになるまでの、一連のバスの作業を示してある。
【0114】まず、ステップS101として、ネットワ
ーク内にバスリセットが発生することを常時監視してい
て、ここでノードの電源ON/OFFなどでバスリセッ
トが発生するとステップS102に移る。
【0115】ステップS102では、ネットワークがリ
セットされた状態から、新たなネットワークの接続状況
を知るために、直接接続されている各ノード間において
親子関係の宣言がなされる。ステップS103として、
すべてのノード間で親子関係が決定すると、ステップS
104として一つのルートが決定する。すべてのノード
間で親子関係が決定するまで、ステップS102の親子
関係の宣言をおこない、またルートも決定されない。
【0116】ステップS104でルートが決定される
と、次はステップS105として、各ノードにIDを与
えるノードIDの設定作業が行われる。所定のノード順
序で、ノードIDの設定が行われ、すべてのノードにI
Dが与えられるまで繰り返し設定作業が行われ、最終的
にステップS106としてすべてのノードにIDを設定
し終えたら、新しいネットワーク構成がすべてのノード
において認識されたので、ステップS107としてノー
ド間のデータ送信が行える状態となり、データ送信が開
始される。
【0117】このステップS107の状態になると、再
びバスリセットが発生するのを監視するモードに入り、
バスリセットが発生したらステップS101からステッ
プS106までの設定作業が繰り返し行われる。
【0118】以上が、図22のフローチャートの説明で
あるが、図22のフローチャートのバスリセットからル
ート決定までの部分と、ルート決定後からID設定終了
までの手順をより詳しくフローチャート図に表したもの
をそれぞれ、図23、図24に示す。
【0119】まず、図23のフローチャートの説明を行
う。
【0120】ステップS201としてバスリセットが発
生すると、ネットワーク構成は一旦リセットされる。な
お、ステップS201としてバスリセットが発生するの
を常に監視している。
【0121】次に、ステップS202として、リセット
されたネットワークの接続状況を再認識する作業の第一
歩として、各機器にリーフ(ノード)であることを示す
フラグを立てておく。さらに、ステップS203として
各機器が自分の持つポートがいくつ他ノードと接続され
ているのかを調べる。
【0122】ステップS204のポート数の結果に応じ
て、これから親子関係の宣言を始めていくために、未定
義(親子関係が決定されてない)ポートの数を調べる。
バスリセットの直後はポート数=未定義ポート数である
が、親子関係が決定されていくにしたがって、ステップ
S204で検知する未定義ポートの数は変化していくも
のである。
【0123】まず、バスリセットの直後、はじめに親子
関係の宣言を行えるのはリーフに限られている。リーフ
であるというのはステップS203のポート数の確認で
知ることができる。リーフは、ステップS205とし
て、自分に接続されているノードに対して、「自分は
子、相手は親」と宣言し動作を終了する。
【0124】ステップS203でポート数が複数ありブ
ランチと認識したノードは、バスリセットの直後はステ
ップS204で未定義ポート数>1ということなので、
ステップS206へと移り、まずブランチというフラグ
が立てられステップS207でリーフからの親子関係宣
言で「親」の受付をするために待つ。
【0125】リーフが親子関係の宣言を行い、ステップ
S207でそれを受けたブランチは適宜ステップS20
4の未定義ポート数の確認を行い、未定義ポート数が1
になっていれば残っているポートに接続されているノー
ドに対して、ステップS205の「自分が子」の宣言を
することが可能になる。2度目以降、ステップS204
で未定義ポート数を確認しても2以上あるブランチに対
しては、再度ステップS207でリーフ又は他のブラン
チからの「親」の受付をするために待つ。
【0126】最終的に、いずれか1つのブランチ、又は
例外的にリーフ(子宣言を行えるのにすばやく動作しな
かった為)がステップS204の未定義ポート数の結果
としてゼロになったら、これにてネットワーク全体の親
子関係の宣言が終了したものであり、未定義ポート数が
ゼロ(すべて親のポートとして決定)になった唯一のノ
ードはステップS208としてルートのフラグが立てら
れ、ステップS209としてルートとしての認識がなさ
れる。
【0127】このようにして、図23に示したバスリセ
ットから、ネットワーク内すべてのノード間における親
子関係の宣言までが終了する。
【0128】つぎに、図24のフローチャートについて
説明する。
【0129】まず、図23までのシーケンスでリーフ、
ブランチ、ルートという各ノードのフラグの情報が設定
されているので、これを元にして、ステップS301で
それぞれ分類する。
【0130】各ノードにIDを与える作業として、最初
にIDの設定を行うことができるのはリーフからであ
る。リーフ→ブランチ→ルートの順で若い番号(ノード
番号=0〜)からIDの設定がなされていく。
【0131】ステップS302としてネットワーク内に
存在するリーフの数N(Nは自然数)を設定する。この
後、ステップS303として各自リーフがルートに対し
て、IDを与えるように要求する。この要求が複数ある
場合には、ルートはステップS304としてアービトレ
ーション(1つに調停する作業)を行い、ステップS3
05として勝ったノード1つにID番号を与え、負けた
ノードには失敗の結果通知を行う。ステップS306と
してID取得が失敗に終わったリーフは、再度ID要求
を出し、同様の作業を繰り返す。IDを取得できたリー
フからステップS307として、そのノードのID情報
をブロードキャストで全ノードに送信する。1ノードI
D情報のブロードキャストが終わると、ステップS30
8として残りのリーフの数が1つ減らされる。ここで、
ステップS309として、この残りのリーフの数が1以
上ある時はステップS303のID要求の作業からを繰
り返し行い、最終的にすべてのリーフがID情報をブロ
ードキャストすると、ステップS309がN=0とな
り、次はブランチのID設定に移る。
【0132】ブランチのID設定もリーフの時と同様に
行われる。
【0133】まず、ステップS310としてネットワー
ク内に存在するブランチの数M(Mは自然数)を設定す
る。この後、ステップS311として各自ブランチがル
ートに対して、IDを与えるように要求する。これに対
してルートは、ステップS312としてアービトレーシ
ョンを行い、勝ったブランチから順にリーフに与え終っ
た次の若い番号から与えていく。ステップS313とし
て、ルートは要求を出したブランチにID情報又は失敗
結果を通知し、ステップS314としてID取得が失敗
に終わったブランチは、再度ID要求を出し、同様の作
業を繰り返す。IDを取得できたブランチからステップ
S315として、そのノードのID情報をブロードキャ
ストで全ノードに送信する。1ノードID情報のブロー
ドキャストが終わると、ステップS316として残りの
ブランチの数が1つ減らされる。ここで、ステップS3
17として、この残りのブランチの数が1以上ある時は
ステップS311のID要求の作業からを繰り返し、最
終的にすべてのブランチがID情報をブロードキャスト
するまで行われる。すべてのブランチがノードIDを取
得すると、ステップS317はM=0となり、ブランチ
のID取得モードも終了する。
【0134】ここまで終了すると、最終的にID情報を
取得していないノードはルートのみなので、ステップS
318として与えていない番号で最も若い番号を自分の
ID番号と設定し、ステップS319としてルートのI
D情報をブロードキャストする。
【0135】以上で、図24に示したように、親子関係
が決定した後から、すべてのノードのIDが設定される
までの手順が終了する。
【0136】次に、一例として図21に示した実際のネ
ットワークにおける動作を図21を参照しながら説明す
る。
【0137】図21の説明として、(ルート)ノードB
の下位にはノードAとノードCが直接接続されており、
更にノードCの下位にはノードDが直接接続されてお
り、更にノードDの下位にはノードEとノードFが直接
接続された階層構造になっている。この、階層構造やル
ートノード、ノードIDを決定する手順を以下で説明す
る。
【0138】バスリセットがされた後、まず各ノードの
接続状況を認識するために、各ノードの直接接続されて
いるポート間において、親子関係の宣言がなされる。こ
の親子とは親側が階層構造で上位となり、子側が下位と
なると言うことができる。
【0139】図21ではバスリセットの後、最初に親子
関係の宣言を行なったのはノードAである。基本的にノ
ードの1つのポートにのみ接続があるノード(リーフと
呼ぶ)から親子関係の宣言を行なうことができる。これ
は自分には1ポートの接続のみということをまず知るこ
とができるので、これによってネットワークの端である
ことを認識し、その中で早く動作を行なったノードから
親子関係が決定されていく。こうして親子関係の宣言を
行なった側(A−B間ではノードA)のポートが子と設
定され、相手側(ノードB)のポートが親と設定され
る。こうして、ノードA−B間では子−親、ノードE−
D間で子−親、ノードF−D間で子−親と決定される。
【0140】さらに1階層あがって、今度は複数個接続
ポートを持つノード(ブランチと呼ぶ)のうち、他ノー
ドからの親子関係の宣言を受けたものから順次、更に上
位に親子関係の宣言を行なっていく。図21ではまずノ
ードDがD−E間、D−F間と親子関係が決定した後、
ノードCに対する親子関係の宣言を行っており、その結
果ノードD−C間で子−親と決定している。
【0141】ノードDからの親子関係の宣言を受けたノ
ードCは、もう一つのポートに接続されているノードB
に対して親子関係の宣言を行なっている。これによって
ノードC−B間で子−親と決定している。
【0142】このようにして、図21のような階層構造
が構成され最終的に接続されているすべてのポートにお
いて親となったノードBが、ルートノードと決定され
た。ルートは1つのネットワーク構成中に一つしか存在
しないものである。
【0143】なお、この図21においてノードBがルー
トノードと決定されたが、これはノードAから親子関係
宣言を受けたノードBが、他のノードに対して親子関係
宣言を早いタイミングで行なっていれば、ルートノード
は他ノードに移っていたこともあり得る。すなわち、伝
達されるタイミングによってはどのノードもルートノー
ドとなる可能性があり、同じネットワーク構成でもルー
トノードは一定とは限らない。
【0144】ルートノードが決定すると、次は各ノード
IDを決定するモードに入る。ここではすべてのノード
が、決定した自分のノードIDを他のすべてのノードに
通知する(ブロードキャスト機能)。
【0145】自己ID情報は、自分のノード番号、接続
されている位置の情報、持っているポートの数、接続の
あるポートの数、各ポートの親子関係の情報等を含んで
いる。
【0146】ノードID番号の割り振りの手順として
は、まず1つのポートにのみ接続があるノード(リー
フ)から起動することができ、この中から順にノード番
号=0,1,2,、と割り当てられる。
【0147】ノードIDを手にしたノードは、ノード番
号を含む情報をブロードキャストで各ノードに送信す
る。これによって、そのID番号は『割り当て済み』で
あることが認識される。
【0148】すべてのリーフが自己ノードIDを取得し
終ると、次はブランチヘ移りリーフに引き続いたノード
ID番号が各ノードに割り当てられる。リーフと同様
に、ノードID番号が割り当てられたブランチから順次
ノードID情報をブロードキャストし、最後にルートノ
ードが自己ID情報をブロードキャストする。すなわ
ち、常にルートは最大のノードID番号を所有するもの
である。
【0149】以上のようにして、階層構造全体のノード
IDの割り当てが終わり、ネットワーク構成が再構築さ
れ、バスの初期化作業が完了する。
【0150】以上が、IEEE1394シリアルバスの
説明である。
【0151】<システム構成>次に、図14のように1
394シリアルバスケーブルで各機器が接続されたシス
テムの説明を行なう。図14でのバス構成は、実線で描
いた1394シリアルバスで接続された、記録再生装置
101、プリンタ装置102、パーソナルコンピュータ
(PC)103で成り立っており、各機器がそれぞれ1
394シリアルバスの仕様に基づいたデータ送信が行な
える。ここで、記録再生装置101とは動画又は静止画
を記録再生する、デジタルカメラやカメラ一体型デジタ
ルVTR等である。また、記録再生装置101で出力す
る映像データを、プリンタ102に直接送信すればダイ
レクトプリントが可能である。また、1394シリアル
バスの接続方法は、図14のような接続に限ったもので
はなく、任意の機器間での接続でバスを構成しても可能
であり、また図14に示した機器のほかにもデータ通信
機器が接続された構成であってもよい。なお、この図1
4のネットワークは一例とした機器群であって、接続さ
れている機器は、ハードディスクなどの外部記憶装置
や、CDR、DVD等の1394シリアルバスでネット
ワークが構成できる機器なら何であってもよい。
【0152】図14のようなシステムにおける各機器の
構成を図15を用いて説明する。
【0153】<記録再生装置>まず、記録再生装置10
1の記録時、撮像系604で撮影した映像信号は、A/
Dコンバータ605でデジタル化された後、映像信号処
理回路606で映像処理される。映像信号処理回路60
6の出力の一方は撮影中の映像としてD/Aコンバータ
611でアナログ信号に戻され、EVF612で表示さ
れる。その他の出力は、圧縮回路607で所定のアルゴ
リズムで圧縮処理され、記録再生系608で記録媒体に
記録される。ここで、所定の圧縮処理とは、デジタルカ
メラでは代表的なものとしてJPEG方式、家庭用デジ
タルVTRでは帯域圧縮方法としてのDCT(離散コサ
イン変換)及びVLC(可変長符号化)に基づいた圧縮
方式、その他としてMPEG方式などである。
【0154】再生時は、記録再生系608が記録媒体か
ら所望の映像を再生する。この時、所望の映像は、操作
部610から入力された指示入力を元にして選択され、
システムコントローラ609による制御で再生される。
記録媒体から再生された映像データのうち、圧縮状態の
まま送信されるデータはフレームメモリ615に出力さ
れる。非圧縮の状態でデータを送信するため再生データ
を伸張するときは、伸張回路7で伸張してメモリ613
に出力する。また、再生した映像データをEVF612
で表示するときは、映像データを伸張回路607で伸張
し、D/Aコンバータ611でアナログ信号に戻した後
EVF612に出力して表示する。
【0155】フレームメモリ613、およびフレームメ
モリ615は、それぞれシステムコントローラ609に
て制御されたメモリ制御部614、616で書き込み/
読み出しの制御がなされて、読み出された映像データは
データセレクタ617へと出力される。このとき、フレ
ームメモリ613及び615の出力は、同時間にはどち
らか一方がデータセレクタ17に出力されるように制御
される。
【0156】システムコントローラ609は記録再生装
置101内の各部の動作を制御するものであるが、デー
タセレクタ617から1394インターフェース628
を介して1394シリアルバスに送り出すことで、プリ
ンタ102やPC103といった外部に接続された機器
に対して制御コマンドデータを送信することもできる。
また、プリンタ102やPC103から、記録再生装置
101に各種コマンドデータを送信し、データセレクタ
617を介してシステムコントローラ609に入力し
て、記録再生装置101の各部を制御することもでき
る。このうち、プリンタ102あるいはPC103から
送信された、デコーダの有無やデコーダの種類等を示す
コマンドデータは、要求コマンドとしてシステムコント
ローラ9に入力され、記録再生装置101より映像デー
タを送信する際に、圧縮か非圧縮かどちらの映像データ
を送信するかの判断に用いられる。コントローラ609
は、この判断結果に応じてメモリ制御部614あるいは
615にコマンド伝達して、フレームメモリ13から非
圧縮の映像データを読み出すか、あるいはメモリフレー
ム15から圧縮された映像データを読み出して外部に送
信する。圧縮あるいは非圧縮の映像データのうちどちら
を送信するかという判断は、プリンタ102またはPC
103より送信された、それぞれの機器が具備するデコ
ーダの情報に基づいてなされる。コントローラ609
は、記録再生装置101で圧縮された映像データがデコ
ード可能であると判断すれば圧縮された映像データをメ
モリ615から読み出して送信し、デコード不可能と判
断すれば非圧縮の映像データをメモリ613から読み出
して送信するよう制御する。
【0157】データセレクタ617に入力した映像デー
タ及びコマンドデータは、1394I/F618により
1394シリアルバスの仕様に基づいてケーブル上に送
出される。そのデータがプリント用映像データならばプ
リンタ102が、PCに取り込む映像データならばPC
103がそのデータを受信する。コマンドデータも適宜
対象ノードに対して送信される。主に動画や静止画、ま
たは音声といったデータはIsoデータとしてアイソク
ロナス送信方式で送信され、コマンドデータはAsyn
cデータとしてアシンクロナス送信方式で送信される。
ただし、通常Isoデータとして送信されるデータであ
っても、送信状況等に応じてAsyncデータとして送
信した方が都合がいいときはアシンクロナス送信で送っ
てもよい。
【0158】<プリンタ装置>次にプリンタ102の動
作をい説明する。1394I/F部619で受信したデ
ータは、データセレクタ20で種類毎に分類される。圧
縮された映像データは、復号化回路621で伸張された
後、画像処理回路22で適宜処理がおこなされた後で出
力される。ここで、圧縮映像データの送信元である記録
再生装置101は、予め送られている、プリンタ102
におけるデコーダの有無や種類等の情報を基にして圧縮
データか、または非圧縮データかを決定してからデータ
を送信している。そのため、圧縮映像データを受信した
場合には、そのデータは、プリンタ102が具備する復
号回路621により伸張可能である。
【0159】送信されてきた映像データが非圧縮データ
である場合は、プリンタ102は復号化回路を備えてい
ないか、または備えていても記録再生装置101の圧縮
方式に対応できないものである。この場合は復号化回路
621では復号は行われず、映像データは直接画像処理
回路622に入力される。また、映像データでないプリ
ント用データなど、伸張する必要がないデータのときに
も復号化回路621はスルーされる。
【0160】画像処理回路622に入力されたプリント
用のデータは、プリントに適した画像処理が施されてプ
リント画像データとして形成され、プリンタコントロー
ラ626によって制御されるメモリ623に格納され
る。このプリント画像データは、プリンタヘッド624
に送られてプリントされる。プリンタのヘッド駆動や紙
送り等の駆動はドライバ625で行なわれる。ドライバ
625やプリンタヘッド624の動作制御、およびその
他各部の制御はプリンタコントローラ623によって行
われる。
【0161】プリンタ操作部627は、紙送りや、リセ
ット、インクチェック、プリンタ動作のスタンバイ/開
始/停止等の動作を指示入力するためのものである。そ
の指示入力に応じてプリンタコントローラ626は各部
を制御する。
【0162】1394I/F部619で受信したデータ
が、プリンタ102に対するコマンドデータであったと
きは、データセレクタ620からプリンタコントローラ
20に制御コマンドとして伝達され、プリンタコントロ
ーラ626によって情報に対応したプリンタ102各部
の制御がなされる。
【0163】また、プリンタコントローラ626は、プ
リンタ102内の復号回路621の具備するデコーダの
種類、または復号化回路621の有無等の情報を出力し
て、記録再生装置101にコマンドデータとして送信す
ることができる。
【0164】ここで、復号化回路621で復号できる圧
縮方式の一例としてJPEG方式が考えられる。JPE
G復号化はソフトウェア的に可能であるので、復号化回
路621では、回路内に持つROMに保持されたJPE
G復号化プログラム、あるいは他のノードから送信され
た復号化プログラムなどを、プリンタコントローラ62
6等が有するプロセッサにより実行して、ソフトウエア
的に復号する構成でよい。記録再生装置101が、JP
EG方式で圧縮された画像データをプリンタ102に送
信し、プリンタ102内で復号するようにすれば、非圧
縮データとして送信するより送信効率が良い。また、ソ
フトウェアのデコード処理を用いることで、コスト上の
支障なくプリンタ102にデコーダを設けることができ
る。また、復号化回路21をJPEGデコード回路(ボ
ード)として備える構成とすることもできる。
【0165】このように、記録再生装置101からプリ
ンタ102に映像データが送信されて印刷されるいわゆ
る所謂ダイレクトプリントでは、PCによる処理を経ず
にプリント処理が可能である。
【0166】<パーソナルコンピュータの構成>次に、
PC103での処理について説明する。
【0167】記録再生装置101から送信され、PCの
1394I/F部61で受信された映像データは、PC
103内で、PCIバス662をデータ相互伝送のバス
として用いて、各部へ送信される。また、PC103内
の各種コマンドデータ等もこのPCIバス662を用い
て各部へ送信される。
【0168】PC103では、操作部668からの指示
入力と、OS(オペレーティングシステム)やアプリケ
ーションソフトにしたがって、メモリ667を用いなが
ら、MPU663によって処理がなされる。受信された
映像データはハードディスク66で記録される。
【0169】送信される映像データは、プリンタと同
様、あらかじめ記録再生装置101に送っておいた、デ
コーダの有無またはデコーダ種類等の情報を基にして、
圧縮データまたは非圧縮データのいずれかに決定されて
送信されてきたデータである。そのため、送信されてき
た圧縮映像データは、PC103が具備する復号化回路
664でデータ伸張可能である。
【0170】映像データをディスプレイ665で表示す
るときは、圧縮された映像データであれば復号化回路6
64で復号化されてから、非圧縮の映像データであれば
直接ディスプレイ65に入力され、D/A変換された
後、映像表示される。
【0171】PC103に設けられた復号化回路664
は、MPEG方式等のデコーダボードとしてスロットに
差し込まれた回路基板や、もしくはハードウエア的に本
体に組み込まれた回路、または、メモリ667やROM
に格納された、MPEG方式やJPEG方式その他の復
号プログラムをMPU663で実行することで実現され
る。これらデコーダの種類や有無の情報が、映像データ
の受信に先立って記録再生装置101に送信される。
【0172】このようにして、送信された映像データは
PC103内に取り込まれ記録、編集、PCから他機器
に送信等がなされる。
【0173】このようにして、記録再生装置101から
プリンタ102またはPC103に映像データを送信す
る前に、送信先のプリンタ102またはPC103から
デコーダの情報をコマンド送信することによって、記録
再生装置101は送信先装置がデコードできるときは圧
縮したままの映像データを送信し、デコードできないと
きは非圧縮のデータにした後の映像データを送信する。
【0174】<データ送信>次に、このときの記録再生
装置101の動作をフローチャートにして図17に示
す。
【0175】まずステップS171において、ユーザは
送信先の機器を指定して、指示に基づいた送信設定を行
う。これによって、ステップS172において、記録再
生装置101から送信先機器に対して、これから送信を
行うことを告げる所定の情報と、送信先機器内に具備す
るデコーダの有無や種類等を示すデコーダ情報を送信す
るように要求するための情報を含んだコマンドを139
4バスを用いて送信する。ステップS172のコマンド
を受けて、送信先の機器は、デコーダ情報を含んだ所定
のコマンドデータを記録再生装置101に送信する。ス
テップS173においては、受信したコマンドにデコー
ダ情報が含まれており、デコーダの存在とその種類を判
別できたときにはステップS174に移り、また受信し
たコマンド内にデコーダ情報が含まれてなかったとき、
またはデコーダが存在しないという情報が含まれている
ときにはステップS176に移る。
【0176】ここで、送信先の機器から送信元である記
録再生装置101に送信されたコマンドデータの内、デ
コーダ情報は、この後圧縮して記録した映像データの送
信を行う際圧縮したまま送信するか、または非圧縮に戻
してから送信するかの判断の材料となるデータである。
換言すると、送信先の機器からすれば圧縮データの送信
を希望するか、または非圧縮データの送信を希望するか
の要求データとしての役割も持つことになる。また、あ
らかじめ送信元の記録再生装置101が用いている圧縮
方法の情報を、送信先の機器、例えばPC103が事前
通知により知っていれば、PC103内のデコーダ情報
を、映像データを圧縮データとして送信させるか、非圧
縮データとして送信させるかを指令するコマンドとして
用いることも可能になる。
【0177】次にステップS174では、受信したデコ
ーダ情報から判別したデコーダの種類が、記録再生装置
101の圧縮伸張回路607で用いている圧縮方式に対
応できる種類であるならば、送信先機器内でのデコード
可能と判断してステップS175に分岐する。ステップ
S175においては、送信先の機器について「デコーダ
有り」と設定する。この設定により、映像データの送信
時に、圧縮された映像データがメモリ15から1394
バス上に送信される。
【0178】ステップS174で判別したデコーダの種
類が、記録再生装置101での圧縮方式に対応できない
ものであった場合と、ステップS173でデコーダ情報
が受信されなかった場合、すなわち送信先機器はデコー
ダを持たないと判断された場合は、ステップS176に
おいて、送信先の機器について「デコーダ無し」と設定
する。この設定により、映像データの送信時には、非圧
縮の映像データが1394バス上に送信される。データ
を圧縮して保持している場合には、記録再生装置101
においてその圧縮映像データを伸長し、送信する。
【0179】このように、送信先の機器に応じた送信さ
れる映像データの形式を設定した上で、ステップS17
7において、プリントまたはPC取り込み等のため送信
したい映像データを、記録媒体に記録されている映像デ
ータからユーザに選択させる。記録再生装置101は選
択された映像データを読み出す。映像データが選択され
ると、ステップS178において、ユーザからの送信指
令を受け付ける。
【0180】次に、ステップS179において、「デコ
ーダ有り」か「デコーダ無し」か、どちらに設定されて
いるか判定する。ステップS175でデコーダ有りと設
定されている場合は、ステップS180で、記録媒体か
ら読み出され圧縮されたままでメモリ15に格納されて
いる映像データを、メモリ15から読み出して送信す
る。ステップS176で「デコーダ無し」と設定されて
いる場合は、ステップS181で、記録媒体から読み出
され、伸張回路607で伸張されてメモリ13に格納さ
れている非圧縮の映像データを、メモリ13から読み出
して送信する。なおここでの映像データの送信は139
4シリアルバスを用いて、アイソクロナス(またはアシ
ンクロナス)送信方式でパケット送信される。
【0181】ステップS182において所望の映像デー
タの送信が終了すると、ステップS183において、他
の映像データが選択されているか判断し、他の映像が選
択されているときはステップS177に戻り、選択され
た映像データの読み出しから繰り返し、他の映像が選択
されていなときはステップS184に移る。ステップS
184では、送信先機器の変更が指示されているか判断
し、指示が有ればステップS171の送信先指定から繰
り返し、指示がなければ、これにて本フローを終了する
ものとする。映像データ送信が指示されれば、ステップ
S171からの処理が繰り返される。
【0182】本実施の形態では、記録媒体に圧縮記録し
た映像データを送信する場合を説明しているが、記録し
た映像に限らず、撮像装置より入力した映像データであ
って記録処理が行わなれていない圧縮映像データを送信
する場合であってもよい。
【0183】また、上述した記録再生装置は主として動
画及び静止画の映像データに関したものであり、カメラ
一体型VTRやデジタルカメラを意識したをのである
が、他の記録または再生装置であるのDVDやMD、C
D、PCなどのデジタル機器であってもよく、扱うデー
タも映像データに限らず音声データや各種ファイルデー
タなどであっても構わない。
【0184】<バスリセットのシーケンス>IEEE1
394シリアルバスでは、接続されている各機器(ノー
ド)にはノードIDが与えられ、ネットワーク構成とし
て認識されている。通常1394シリアルバスネットワ
ーク構成に変化があったとき、例えばノードの挿抜や電
源のオン・オフなどによるノード数の増減などによって
変化が生じて、新たなネットワーク構成を認識する必要
があるとき、変化を検知した各ノードはバス上にバスリ
セット信号を送信して、新たなネットワーク構成を認識
するモードに入る。このときの変化の検知方法は、13
94ポート基板上でのバイアス電圧の変化を検知するこ
とによって行われる。
【0185】あるノードからバスリセット信号が伝達さ
れて、各ノードのフィジカルレイヤはこのバスリセット
信号を受けると同時にリンクレイヤにバスリセットの発
生を伝達し、かつ他のノードにバスリセット信号を伝達
する。最終的にすべてのノードがバスリセット信号を検
知した後、バスリセットが起動となる。バスリセット
は、先に述べたようなケーブル挿抜や、ネットワーク異
常等によるハード検出による起動と、ホスト制御などに
よってフィジカルレイヤに直接命令を出すことによって
も起動する。また、バスリセットが起動するとデータ送
信は一時中断され、この間のデータ送信は待たされ終了
後、新しいネットワーク構成のもとで再開される。
【0186】本発明に係るバス管理方法では、1394
ポート基板上でのバイアス電圧の変化によりネットワー
ク構成の変化を検知したノードは、そのノード自身が何
らかの処理をしていない状態(アイドル状態)であれば
前記のようなバスリセットシーケンスに入り、新たなネ
ットワーク構成を認識するモードに入る。しかしこのノ
ード自身が何等かの処理を行っているのであれば、その
処理が終了するまで他のバスヘのバスリセット信号の送
信を延期し、処理終了後にバスリセット信号をバスへ送
信する。このときの各ノードの動作のフローチャートを
図25に示す。図25の手順は、1394ポートのバイ
アス電圧の変化により、注目ノードにおいて、そのノー
ドのポートに接続されていたノードが切断されたこと
を、バイアス変化などから検知した時点で開始される。
【0187】ステップS501で、切断されたことが検
知されたポートに接続されていたノードがリーフである
か判定する。もしポートに接続されたノードがリーフで
あれば、ステップS502で注目ノードで行っているデ
ータ送信等のジョブの終了を待つ。ジョブが終了した
ら、ステップS503に移行する。ステップS503で
はリンクレイヤと他ノードヘのリセット信号の伝達を行
う。
【0188】ステップS504では、全ノードのリセッ
ト信号の受信を監視する。ステップS504でバスリセ
ット信号を全ノードが受信したことを確認してからステ
ップS505に移行する。ステップS505でバスリセ
ットを起動する。
【0189】一方、切断されたノードがリーフでなけれ
ば、直ちにステップS503へ分岐し、リセット処理に
進む。
【0190】以上のように、本実施形態で説明した13
94I/Fを具備する機器は、1395I/Fのポート
の切断が検知されても、それに接続されたノードがリー
フノードならば、この機器のジョブ処理を中断すること
のないようにバスリセットのタイミングを遅らせ、ジョ
ブ終了後にバスリセットを行うことができる。
【0191】なお、リーフであるかどうかのチェックを
行うのは、切断されたノードがブランチノードであれ
ば、そのブランチノードを含む部分ツリーにルートノー
ドが含まれている可能性が有り、ネットワークを直ちに
復旧する必要があるといった理由からである。
【0192】[第7の実施の形態]第7の実施の形態と
して、切断されたノードがリーフであるか否かに関わら
ず、ノードが取り外された場合にはジョブの終了を待っ
てバスリセットを行う例を説明する。
【0193】図27は、その手順を示すフローチャート
である、図27は、切断されたノードがリーフであるか
否かの判定を除いて、図24と同一である。
【0194】図26のプリンタを例にとって上記手順を
説明する。
【0195】図26において、図示しないPC等の外部
機器からポート0またはポート1を介して1394I/
F部76に映像データが送信される。プリンタコントロ
ーラ105は、図示しない外部機器から入力された印字
データを処理してプリンタエンジンに出力する役目を担
う。CPU72は、ROM73に記憶された制御プログ
ラム等に基づいて、システムバス70に接続される各種
のブロックとのアクセスを統括的に制御する。RAM7
4は、CPU72のワークエリアとして使用されるとと
もにプリンタエンジン80に出力するイメージデータを
展開、記憶する領域等を備えている。フォントROM7
8には上記出力情報を生成する領域等を備えている。制
御部71は専用集積回路(ASIC)等で構成され一連
のデータ処理動作の制御を行う。ジョブ監視部77は、
プリンタコントローラ上で印刷動作が行われている場合
は、コントローラ上のBUSY状態を検知して1394
I/Fにジョブ処理中を示すJobSignalをアクティブに
する。
【0196】次に、図28に1394I/F部のケーブ
ルPHY部を示しその機能を説明する。ケーブルPHY
部の主要なコントローラは調停制御部86で、リンクレ
イヤからの調停リクエスト(PH_ARB.riquest)に応答し、
接続先のポートの状態を変化させる。またパケットの送
信、受信、リピートをするために信号の管理とタイミン
グ調整を行う。またバスリセットと構成の機能も提供す
る。再同期化部85はデータ信号(Data_Rx)、
ストローブ信号(Strb_Rx)をデコードし、ロー
カルクロック部88が供給するローカルの固定周波数ク
ロックを使って、受信したデータを同期化させる。デコ
ード部89は、パケットデータと調停信号の両方に共通
のインターフェイスをリンクレイヤに提供する。送信の
選択とエンコード部87は、リピートしたデータと接続
先のリンクレイヤから送信されたデータのセレクタであ
る。また信号送信用のストローブも生成する。ポート出
力制御部84は、調停制御信号とデータ、ストローブど
ちらの送信をするかを選択する。
【0197】図30は、信号受信部83の一部を詳細に
示した図である。通常1394I/Fでは、接続先のT
PA/TPA*のペアから送信されたTpBias信号
をTPB/TPB*のペアで受信し、PortStatusコンパ
レータはこの信号を使って、ケーブル接続が存在するか
どうか判断する。図29にPortStatus信号の条件を示
す。PortStatus信号がディスコネクトであればそのポー
トは切断されていることになる。
【0198】図26のブロック図に示したように、プリ
ンタコントローラ内のシステムで印刷動作等の任意のジ
ョブ処理が行われていると、ジョブ監視部77でJobSig
nalが生成される。PortStatus制御部121は、ジョブ
監視部77からのJobSignal信号を監視し、この信号が
アクティブの場合はケーブル接続コンパレータ120か
らのPortStatus_X信号を受信しても調停制御部に即時
にPortStatus信号はださない。ジョブ処理中にPortStat
us_X信号を受信した場合は、ジョブ処理が終了したこ
とを確認してからPortStatus信号をアクティブにする。
PortStatus信号は調停制御部86に伝達され、一連のリ
セット動作が開始される。
【0199】図31にPortStatusの状態遷移図を示しそ
の動作を説明する。
【0200】state0でPortStatus_X信号とJobS
ignalを監視する。JobSignal=0でPortStatus_X=1
になった場合はstate1に移行する。state1
ではPortStatus信号をアクティブ“1”に設定してst
ate0に戻る。
【0201】JobSignal=1でPortStatus_X=1にな
った場合はstate2に移行する。state2では
JobSignalが“0”になるのを待っていて、JobSignal=
0になったらstate1に移行する。state1で
はPortStatus信号をアクティブ“1”に設定してsta
te0に戻る。PortStateが1になれば、調停制御部8
6によりバスリセット手順が開始される。
【0202】以上のように、本実施形態で説明した13
94I/Fを具備する機器は、1395I/Fのポート
の切断が検知されても、この機器のジョブ処理を中断す
ることのないようにバスリセットのタイミングを遅ら
せ、ジョブ終了後にバスリセットを行うことができる。
【0203】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0204】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
【0205】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0206】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0207】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0208】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0209】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
IEEE1394のツリー構造が変更された場合、変更
が行われたことと、その変更が正しく行われたかどうか
を管理者に通知することができ、また、ツリー構造を記
録して過去の履歴を残しておくことができる。
【0210】また、バスのリセットのタイミングを調整
することにより、データ送信中のバスリセットによる中
断を防止することができる。
【0211】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態のIEEE1394で接続され
た機器のブロック図である。
【図2】第1実施の形態のコンピュータとプリンタから
なる印刷装置のブロック図である。
【図3】第1の実施の形態のバスリセット時のツリー変
更後と、理想のツリー構造の印刷結果を示す図である。
【図4】第1実施の形態におけるバスリセット後の処理
手順のフローチャートである。
【図5】第2実施の形態におけるバスリセット後の処理
手順のフローチャートである。
【図6】第2実施の形態のバスリセット時のツリー変更
後と、過去のツリー構造の印刷結果を示す図である。
【図7】第3実施の形態におけるバスリセット後の処理
手順のフローチャートである。
【図8】レーザビームプリンタの断面図である。
【図9】インクジェットプリンタの斜視図である。
【図10】インクジェットプリンタの制御構成を説明す
るブロック図である。
【図11】第4実施の形態におけるバスリセット後の処
理手順のフローチャートである。
【図12】第5実施の形態のコンピュータとプリンタか
らなる印刷装置のブロック図である。
【図13】第5実施の形態の図2のコンピュータのCP
U1のフローチャートである。
【図14】第6の実施の形態のネットワーク例を示した
図である。
【図15】本発明を適用した記録再生装置、プリンタ装
置、PCのブロック図である。
【図16】従来例で、デジタルカメラ、PC、プリンタ
をPCを中心に接続したときの構成を示すブロック図で
ある。
【図17】第6の実施の形態の記録再生装置での動作の
フローチャートである。
【図18】1394シリアルバスを用いて接続されたネ
ットワーク構成の一例を示す図である。
【図19】1394シリアルバスの構成要素を表す図で
ある。
【図20】1394シリアルバスのアドレスマップを示
す図である。
【図21】1394シリアルバスで各ノードのIDを決
定する為のトポロジ設定を説明するための図である。
【図22】バスリセットからノードIDの決定までの流
れを示すフローチャート図である。
【図23】バスリセットにおける親子関係決定の流れを
示すフローチャート図である。
【図24】バスリセットにおける親子関係決定後から、
ノードID決定までの流れを示すフローチャート図であ
る。
【図25】第6の実施の形態におけるポートの切断が検
出されてからバスリセットを行うまでの手順のフローチ
ャートである。
【図26】1394I/Fを備えたプリンタのブロック
図である。
【図27】第7の実施の形態におけるポートの切断が検
出されてからバスリセットを行うまでの手順のフローチ
ャートである。
【図28】1394I/F部のブロック図である。
【図29】PortStatuの値とその条件を示す表である。
【図30】信号受信部のブロック図である。
【図31】PortStatu制御部の状態遷移図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 システムバス 8 プリンタインターフェース部 11 外部メモリ 12 ファクシミリインターフェース 13 ホストコンピュータ 21 プリンタケーブル 31 プリンタCPU 34 プリンタROM 35 プリンタシステム・バス 36 ホストインターフェース部 37 ビデオインタフェース 39 プリンタRAM 40 コントローラ部 62 プリンタエンジン部 70 プリンタ 71 制御部 72 CPU 73 ROM 74 RAM 76 1394I/F部 77 ジョブ監視部 83 信号受信部 86 調停制御部 120 ケーブル接続コンパレータ 121 PostStatus制御部

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークシステムに接続された機器
    において、 前記ネットワークシステムのネットワーク構成が変更さ
    れた場合、変更後のネットワーク構成を示す画像を出力
    する第1の出力工程と、 変更後のネットワーク構成が、通信のボトルネックを最
    小限にした構成であるか判定する判定工程と、 そうでない場合には、変更後のネットワーク構成に基づ
    いて、通信のボトルネックを最小限にした理想的な構成
    を作成する作成工程と、 作成したネットワーク構成を示す画像を出力する第2の
    出力工程とを備えることを特徴とするバス管理方法。
  2. 【請求項2】 ネットワークシステムに接続された機器
    において、 前記ネットワークシステムのネットワーク構成が変更さ
    れた場合、変更後のネットワーク構成を示す画像を出力
    する第1の出力工程と、 記憶媒体に記憶された、変更前のネットワーク構成を示
    す画像を出力する第2の出力工程と、 変更後のネットワーク構成を前記記憶媒体に記憶する記
    憶工程とを備えることを特徴とするバス管理方法。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークは、各機器がIEEE
    1394インターフェースで接続されて成ることを特徴
    とする請求項1または2に記載のバス管理方法。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の出力工程において
    は、画像を印刷出力することを特徴とする請求項1また
    は2に記載のバス管理方法。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の出力工程において
    は、画像をファクシミリ送信することを特徴とする請求
    項1または2に記載のバス管理方法。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2の出力工程において
    は、画像を電子メール送信することを特徴とする請求項
    1または2に記載のバス管理方法。
  7. 【請求項7】 前記記憶工程は、ネットワーク構成が変
    更された日時とともに変更後のネットワーク構成を記憶
    し、前記第2の出力工程の前に、前記記憶媒体に記憶さ
    れたネットワーク構成を、それとともに記憶された日時
    で指定させる指定工程を更に備え、前記第2の出力工程
    は、指定された日時のネットワーク構成を表す画像を出
    力することを特徴とする請求項1または2に記載のバス
    管理方法。
  8. 【請求項8】 ネットワーク構成を記憶しているバスマ
    ネージャを含むネットワークシステムに接続された印刷
    装置において、 前記バスマネージャからネットワーク構成を読み出す読
    み出し工程と、 読み出したネットワーク構成を示す画像を印刷出力する
    印刷工程とを備えることを特徴とするバス管理方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの他の機器と接続されて
    ネットワークを構成する機器において、 接続されていた他の機器との接続の切断を検知する検知
    工程と、 当該機器において処理中のジョブがあればその終了を待
    つ待機工程と、 接続されている他の機器に、ネットワークを再構成する
    信号を送出する送出工程とを備えることを特徴とするバ
    ス管理方法。
  10. 【請求項10】 前記検知工程により接続されていた他
    の機器との接続の切断を検知した後、切断された機器が
    ネットワークの末端の機器であるか判定する判定工程を
    更に備え、末端の機器であれば前記待機工程に進み、末
    端の機器でなければ前記送出工程に進むことを特徴とす
    る請求項9に記載のバス管理方法。
  11. 【請求項11】 ネットワークシステムに接続されたバ
    ス管理装置であって、 前記ネットワークシステムのネットワーク構成が変更さ
    れた場合、変更後のネットワーク構成を示す画像を出力
    する第1の出力手段と、 変更後のネットワーク構成が、通信のボトルネックを最
    小限にした構成であるか判定する判定手段と、 そうでない場合には、変更後のネットワーク構成に基づ
    いて、通信のボトルネックを最小限にした理想的な構成
    を作成する作成手段と、 作成したネットワーク構成を示す画像を出力する第2の
    出力手段とを備えることを特徴とするバス管理装置。
  12. 【請求項12】 ネットワークシステムに接続されたバ
    ス管理装置であって、 前記ネットワークシステムのネットワーク構成が変更さ
    れた場合、変更後のネットワーク構成を示す画像を出力
    する第1の出力手段と、 記憶媒体に記憶された、変更前のネットワーク構成を示
    す画像を出力する第2の出力手段と、 変更後のネットワーク構成を前記記憶媒体に記憶する記
    憶手段とを備えることを特徴とするバス管理装置。
  13. 【請求項13】 前記ネットワークは、各機器がIEE
    E1394インターフェースで接続されて成ることを特
    徴とする請求項11または12に記載のバス管理装置。
  14. 【請求項14】 前記第1及び第2の出力手段において
    は、画像を印刷出力することを特徴とする請求項11ま
    た1は2に記載のバス管理装置。
  15. 【請求項15】 前記第1及び第2の出力手段において
    は、画像をファクシミリ送信することを特徴とする請求
    項11または12に記載のバス管理装置。
  16. 【請求項16】 前記第1及び第2の出力手段において
    は、画像を電子メール送信することを特徴とする請求項
    11または12に記載のバス管理装置。
  17. 【請求項17】 前記記憶手段は、ネットワーク構成が
    変更された日時とともに変更後のネットワーク構成を記
    憶し、前記第2の出力手段の前に、前記記憶媒体に記憶
    されたネットワーク構成を、それとともに記憶された日
    時で指定させる指定手段を更に備え、前記第2の出力手
    段は、指定された日時のネットワーク構成を表す画像を
    出力することを特徴とする請求項11または12に記載
    のバス管理装置。
  18. 【請求項18】 ネットワーク構成を記憶しているバス
    マネージャを含むネットワークシステムに接続されたバ
    ス管理装置であって、 前記バスマネージャからネットワーク構成を読み出す読
    み出し手段と、 読み出したネットワーク構成を示す画像を印刷出力する
    印刷手段とを備えることを特徴とするバス管理装置。
  19. 【請求項19】 少なくとも1つの他の機器と接続され
    てネットワークを構成するバス管理装置であって、 接続されていた他の機器との接続の切断を検知する検知
    手段と、 当該機器において処理中のジョブがあればその終了を待
    つ待機手段と、 接続されている他の機器に、ネットワークを再構成する
    信号を送出する送出手段とを備えることを特徴とするバ
    ス管理装置。
  20. 【請求項20】 前記検知手段により接続されていた他
    の機器との接続の切断を検知した後、切断された機器が
    ネットワークの末端の機器であるか判定する判定手段を
    更に備え、末端の機器であれば前記待機手段により待機
    し、末端の機器でなければ待機せずに前記送出手段によ
    り信号を送出することを特徴とする請求項19に記載の
    バス管理装置。
  21. 【請求項21】 ネットワークシステムに接続されたコ
    ンピュータを、 前記ネットワークシステムのネットワーク構成が変更さ
    れた場合、変更後のネットワーク構成を示す画像を出力
    する第1の出力手段と、 変更後のネットワーク構成が、通信のボトルネックを最
    小限にした構成であるか判定する判定手段と、 そうでない場合には、変更後のネットワーク構成に基づ
    いて、通信のボトルネックを最小限にした理想的な構成
    を作成する作成手段と、 作成したネットワーク構成を示す画像を出力する第2の
    出力手段として機能させるためのコンピュータプログラ
    ムを格納するコンピュータ可読の記憶媒体。
  22. 【請求項22】 ネットワークシステムに接続されたコ
    ンピュータを、 前記ネットワークシステムのネットワーク構成が変更さ
    れた場合、変更後のネットワーク構成を示す画像を出力
    する第1の出力手段と、 記憶媒体に記憶された、変更前のネットワーク構成を示
    す画像を出力する第2の出力手段と、 変更後のネットワーク構成を前記記憶媒体に記憶する記
    憶手段と機能させるためのコンピュータプログラムを格
    納するコンピュータ可読の記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記ネットワークは、各機器がIEE
    E1394インターフェースで接続されて成ることを特
    徴とする請求項21または22に記載のコンピュータ可
    読の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記第1及び第2の出力手段において
    は、画像を印刷出力することを特徴とする請求項21ま
    たは22に記載のコンピュータ可読の記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記第1及び第2の出力手段において
    は、画像をファクシミリ送信することを特徴とする請求
    項21または22に記載のコンピュータ可読の記憶媒
    体。
  26. 【請求項26】 前記第1及び第2の出力手段において
    は、画像を電子メール送信することを特徴とする請求項
    21または22に記載のコンピュータ可読の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記記憶手段は、ネットワーク構成が
    変更された日時とともに変更後のネットワーク構成を記
    憶し、前記第2の出力手段の前に、前記記憶媒体に記憶
    されたネットワーク構成を、それとともに記憶された日
    時で指定させる指定手段を更に備え、前記第2の出力手
    段は、指定された日時のネットワーク構成を表す画像を
    出力することを特徴とする請求項21または22に記載
    のコンピュータ可読の記憶媒体。
  28. 【請求項28】 ネットワーク構成を記憶しているバス
    マネージャを含むネットワークシステムに接続されたコ
    ンピュータを、 前記バスマネージャからネットワーク構成を読み出す読
    み出し手段と、 読み出したネットワーク構成を示す画像を印刷出力する
    印刷手段ととして機能させることを特徴とするコンピュ
    ータ可読の記憶媒体。
  29. 【請求項29】 少なくとも1つの他の機器と接続され
    てネットワークを構成するコンピュータを、 接続されていた他の機器との接続の切断を検知する検知
    手段と、 当該機器において処理中のジョブがあればその終了を待
    つ待機手段と、 接続されている他の機器に、ネットワークを再構成する
    信号を送出する送出手段として機能させることを特徴と
    するプログラムを格納するコンピュータ可読の記憶媒
    体。
  30. 【請求項30】 前記検知手段により接続されていた他
    の機器との接続の切断を検知した後、切断された機器が
    ネットワークの末端の機器であるか判定する判定手段を
    更に備え、末端の機器であれば前記待機手段により待機
    し、末端の機器でなければ待機せずに前記送出手段によ
    り信号を送出することを特徴とする請求項29に記載の
    コンピュータ可読の記憶媒体。
JP10144698A 1998-05-26 1998-05-26 バス管理方法及び装置 Withdrawn JPH11341027A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007505580A (ja) * 2003-09-12 2007-03-08 サイトリックス システムズ, インコーポレイテッド シンクライアントにおいてグラフィカルおよびメディア表示を生成するための方法および装置
JP2008225911A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Hitachi Ltd Itリソース構成の変更検知方法

Cited By (3)

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JP4714173B2 (ja) * 2007-03-13 2011-06-29 株式会社日立製作所 Itリソース構成の変更検知方法、及び構成管理装置

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