JPH11341014A - Atm伝送装置 - Google Patents

Atm伝送装置

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JPH11341014A
JPH11341014A JP11057282A JP5728299A JPH11341014A JP H11341014 A JPH11341014 A JP H11341014A JP 11057282 A JP11057282 A JP 11057282A JP 5728299 A JP5728299 A JP 5728299A JP H11341014 A JPH11341014 A JP H11341014A
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atm
cell
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atm cell
transmitting
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Makoto Umeuchi
誠 梅内
Masamitsu Nagura
正光 名倉
Masahiro Umehira
正弘 梅比良
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、データ転送に利用するパケットの
サイズがATMセルのサイズよりも大きいATM伝送装
置において、無効なトラヒックの発生を抑制することを
目的とする。 【解決手段】 受信装置200においてATMセルの到
達の成否を識別して送信装置に通知する手段204と、
送信装置100において、1つのパケットを構成する複
数のATMセルを1つのグループとして管理し、受信装
置200から不達が通知されたATMセルを含むグルー
プに属するすべてのATMセルを送信バッファ102か
ら削除する手段105と、EOPセルを受信装置200
に送信する手段106を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATMセルを用い
て通信を行うATMセル伝送装置に関し、特に通信に利
用される伝送路の利用効率及び無効なトラヒックの発生
を抑制するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ATMと呼ばれるデータ転送形式におい
ては、送信するデータの1単位として、データ長が一定
のATMセルを用いる。このATMセルは、実際には図
5に示すように、5バイトのデータで構成されるセルヘ
ッダと、それに続く48バイトの情報フィールドとでな
る53バイトのデータで構成される。転送するATMセ
ルが固定長であるため、ATMデータ伝送においては比
較的単純な処理の繰り返しだけでデータ伝送ができ、高
速データ伝送が実現する。
【0003】ATMを採用するある種のデータ通信サー
ビスにおいては、上位レイヤにTCP/IPプロトコル
を用いる。このTCP/IPプロトコルを用いる通信
は、標準化された規約(IP over ATM:RFC1483)
等によって実現される。この場合、ATMアダプテーシ
ョンレイヤ(AAL)としては、AAL5が用いられ
る。このAAL5を用いるデータ通信においては、一般
的に上位レイヤのパケットサイズがATMセルの情報フ
ィールドのデータサイズ(48バイト)よりも大きいの
で、上位レイヤのパケットは分割されて複数のATMセ
ルの形で転送される。
【0004】通常、ATMによるデータ伝送を行う場合
には、ATMスイッチと呼ばれるノードによって、AT
Mセルが中継され、ATMセルは発信端末から目的の端
末まで伝送される。ここで、ATMスイッチに、特開平
8−163141にあるような無効なATMセルを廃棄
する機能があった場合、発信端末装置から着信端末装置
に対して、パケットの送信が行われている場合を想定す
ると、ひとつのATMスイッチにおいて、ATMセルの
輻輳、バッファのオーバーフローが発生した場合には、
そのATMスイッチの出力側の伝送路に対しては無効な
トラヒックの発生を抑制することができるが、そのAT
Mスイッチの入力側の伝送路上には、依然、無効なトラ
ヒックが送信されつづけている。
【0005】また、このような方式は、ATMスイッチ
におけるATMセルの輻輳、バッファのオーバーフロー
を無効ATMセル廃棄のトリガとしており、伝送路上で
の誤りによるATMセル損失は考慮されていない。例え
ば、誤りの発生する確率の非常に高い伝送路として、無
線が挙げられる。伝送路に無線を用いたATMシステム
としては、無線ATMがある。以下に、従来の無線AT
Mのシステムを示す。
【0006】無線ATMシステムの基本的なシステム構
成を図11に示す。図11に示すシステムは、基地局1
1,子局12,13,14,端末装置15,16,17
及びネットワーク18で構成されている。
【0007】図11において、基地局11と各子局12
〜14の間は、無線回線により接続されている。各子局
12〜14は、端末装置15〜17に接続されている。
また、基地局11はネットワーク18に光ファイバ、も
しくはメタルケーブルを介して接続されている。
【0008】端末装置15〜17及びネットワーク18
は、いずれも伝送するデータの最小単位としてATMセ
ルを利用して、データの送受信を実施する。
【0009】図11の無線ATMシステムのユーザプレ
ーン(Uプレーン)に関するプロトコルスタック構成を図
12に示す。基地局11は、ノード19を介してネット
ワーク18と接続されている。
【0010】図12に示すように、各端末装置15〜1
7のプロトコルは、物理レイヤ「PHY」,ATMレイ
ヤ「ATM」,ATMアダプテーションレイヤ「AA
L」及びアプリケーションレイヤ「AP」で構成されて
いる。
【0011】また、各子局12〜14及び基地局11の
プロトコルは、物理レイヤ「PHY」,ATMレイヤ
「ATM」,無線レイヤ「Wireless」,データリンクレイ
ヤ「DLC」及びメディアアクセス制御レイヤ「MA
C」で構成されている。ノード19は物理レイヤ「PH
Y」及びATMレイヤ「ATM」で構成されている。
【0012】基地局11と各子局12〜14のUプレー
ンについては、ATMアダプテーションレイヤ「AA
L」以上の階層は終端しない。端末装置15〜17は、
ネットワーク18に含まれるノード19に対して、AT
Mレイヤ「ATM」の階層でシームレスに接続される。
基地局11と各子局12〜14の間の無線通信路には、
それぞれの無線通信路において、ATMレイヤ「AT
M」の論理リンクである複数の仮想パスVP及び仮想チ
ャネルVCが存在しうる。
【0013】図11に示す無線ATMシステムにおい
て、端末装置15からネットワーク18に対してデータ
を送信する場合のATMセルC1〜C8の流れの様子を
図13に示す。図13の例では、子局12が送信装置と
なり、基地局11が受信装置となり、端末装置15がA
TMセルを送信している状況が示されている。
【0014】図13に示すように、端末装置15が子局
12に対して1番目のATMセルC1〜8番目のATM
セルC8を順次に送出する場合に、子局12と基地局1
1との間の無線区間において、2番目のATMセルC2
に誤りが生じると、基地局11は1番目のATMセルC
1と、3番目〜8番目のATMセルC3〜C8を受信す
る。従って、基地局11はネットワーク18に対して、
受信した1番目のATMセルC1と、3番目〜8番目の
ATMセルC3〜C8を送出する。
【0015】基地局11及び子局12には、図14に示
すような送信装置及び受信装置が設けられる。送信装置
には、ATMセルを受け入れる入力部と、送信バッファ
及び送信部が設けられる。送信バッファには、送信待ち
のATMセルが一時的に蓄積される。
【0016】受信装置には、受信部、受信バッファ及び
出力部が設けられる。受信部で受信されたATMセル
は、受信バッファで一時的に蓄積され、必要に応じて取
り出され、出力部から送出される。
【0017】図13の例における無線区間でのATMセ
ルC1〜C8の転送シーケンスを図15に示す。また、
図15の例では、子局12と基地局11との間の無線区
間におけるデータ通信にTDMA(時分割多重通信)シス
テムを利用し、1つのTDMAフレームあたり3つのA
TMセルを転送できる場合を想定している。
【0018】図15の例においては、最初のTDMAフ
レームで、1番目〜3番目のATMセルC1〜C3が転
送される。このとき、2番目のATMセルC2に無線区
間で誤りが生じている。従って、基地局11は1番目の
ATMセルC1と3番目のATMセルC3の2つだけを
受信する。
【0019】最初のTDMAフレームでの転送が終了す
ると、子局12の送信バッファには、5つのATMセル
C4,C5,C6,C7及びC8が残る。そして、次のT
DMAフレームにおいて、4番目〜6番目のATMセル
C4〜C6が転送される。この転送によって、基地局1
1の受信バッファは5つのATMセルC1,C3,C4,
C5及びC6を受信する。
【0020】2つ目のTDMAフレームでの転送が終了
すると、子局12の送信バッファには、2つのATMセ
ルC7,C8が残る。そして、3番目のTDMAフレー
ムで、残りの2つのATMセルC7,C8が転送され
る。
【0021】結果的に、この例では基地局11は7つの
ATMセルC1,C3,C4,C5,C6,C7及びC8を
受信する。そして、基地局11はネットワーク18に対
して7つのATMセルC1,C3,C4,C5,C6,C7
及びC8を送信することになる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】現在、ATMを採用す
るネットワークによって、多様なサービスを提供するこ
とが可能になっている。一例として、ユーザの端末装置
を無線を用いてATMのネットワークにシームレスに接
続することが求められている。
【0023】ところが、無線通信を利用するデータ通信
システムにおいては、無線通信を行う区間の伝送路にお
いて、比較的高い頻度でATMセルに誤りが発生する可
能性がある。
【0024】ATMを採用するある種のデータ通信サー
ビスにおいては、上位レイヤにTCP/IPプロトコル
を用いる。このTCP/IPプロトコルを用いる通信
は、標準化された規約(IP over ATM:RFC1483)等
によって実現される。この場合、ATMアダプテーショ
ンレイヤ(AAL)としては「AALタイプ5」が用い
られる。
【0025】このATMアダプテーションレイヤ(AA
L)タイプ5を用いるデータ通信においては、一般的に
上位レイヤのパケットサイズがATMセルの情報フィー
ルドのデータサイズ(48バイト)よりも大きいので、上
位レイヤのパケットは、分割されて複数のATMセルの
形で転送される。
【0026】このように、1つのパケットが複数のAT
Mセルに分割されて送信される場合、その中の1つ、ま
たは複数のATMセルが、伝送路中において誤りを生
じ、かつ、端末装置のエラー制御(フォワードエラーコ
レクション:FEC)によるパケットデータの復元が及ば
ない場合、パケット自体は誤りを含む無効パケットにな
る。
【0027】上位のレイヤの制御において再送を行う場
合には、結果的にパケットの再送が発生する。加えて、
伝送路中に無線区間が存在する場合には、有線区間に比
べてATMセルの誤り確率が格段に大きくなるため、上
記のような無効パケットが生じる可能性が高い。
【0028】上記のように、複数のATMセルとして転
送されるパケットについては、1つでも誤ったATMセ
ルが含まれる場合には、パケット全体が最終的に無効パ
ケットとして廃棄されるので、誤りを生じていない他の
ATMセルの送信についても、結果として無駄になる。
【0029】本発明は、データ転送に利用するパケット
のサイズがATMセルのサイズよりも大きいATM伝送
装置において、無効なトラヒックの発生を抑制すること
を主な目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴は、送信装置と受信装置を含む通信路を
介してATMセルを送受し、ATMセルヘッダの情報を
参照することにより、ATMアダプテーションレイヤ
(AAL)のPDUの境界を識別できるAALを用いて
パケットによるデータ通信を行い、プロトコルデータユ
ニットを構成する複数のATMセルが連続して送信装置
に入力されるATM伝送装置において、受信装置にAT
Mセルの到達の成否を識別するセル到達識別手段と、前
記セル到達識別手段の識別結果を、ATMセル到達確認
通知として受信装置から送信装置に通知するセル到達通
知手段と、送信装置に送信前のATMセルを一時的に保
管する送信バッファと、ATMセルのヘッダに含まれる
ペイロードタイプ、仮想チャネル識別子及び仮想パス識
別子のフィールドを参照することにより、共通コンバー
ジェンスサブレイヤの1つのプロトコルデータユニット
を構成する複数のATMセルを1つのグループとして管
理するグループ管理手段と、受信装置から送信装置に通
知される前記ATMセル到達確認通知を受信する到達通
知受信手段と、前記到達通知受信手段が受信した前記A
TMセル到達確認通知によって不達が検出されたATM
セルを含む前記グループに属する全てのATMセルを前
記送信バッファから削除するグループデータ削除手段
と、前記グループデータ削除手段がATMセルを送信バ
ッファから削除する場合に、削除対象グループのプロト
コルデータユニットを構成する最終のATMセルである
ことを表すフラグをATMセルヘッダのペイロードタイ
プフィールド内に持つATMセル(End of Packet cel
l:EOP cell)を受信装置に送信するEOPセル送信手段
と、廃棄済みのPDUに属するATMセルが入力された
際には該当するATMセルを廃棄する手段とを設けたA
TM伝送装置にある。
【0031】本発明では、回線上に存在する仮想チャネ
ルが1つの場合、もしくは複数であっても、プロトコル
データユニット(PDU)を構成するATMセルが連続し
て送信装置に入力される場合に、送信装置において、無
効となるATMセルを判定し廃棄する。
【0032】送信装置の送信バッファは、送信前のAT
Mセルを一時的に保管する。送信装置のグループ管理手
段は、ATMセルのヘッダに含まれるペイロードタイプ
(PT)、仮想チャネル識別子(VCI)及び仮想パス識
別子(VPI)のフィールドを参照することにより、共通
コンバージェンスサブレイヤ(CPCS)の1つのプロト
コルデータユニット(PDU)を構成する複数のATMセ
ルを1つのグループとして管理する。
【0033】受信装置のセル到達識別手段は、受信装置
におけるATMセルの到達の成否を識別する。その識別
結果は、セル到達通知手段によりATMセル到達確認通
知として受信装置から送信装置に通知される。
【0034】送信装置の到達通知受信手段は、受信装置
から送信装置に通知される前記ATMセル到達確認通知
を受信する。送信装置のグループデータ削除手段は、到
達通知受信手段が受信した前記ATMセル到達確認通知
によって不達が検出されたATMセルを含む前記グルー
プに属するすべてのATMセルを前記送信バッファから
削除する。
【0035】また、前記グループデータ削除手段がAT
Mセルを送信バッファから削除する場合には、EOPセ
ル送信手段が、削除対象グループのプロトコルデータユ
ニット(PDU)を構成する最終のATMセルであること
を表わすフラグを、ATMセルヘッダのペイロードタイ
プ(PT)フィールド内に持つATMセルを生成して、生
成したATMセルをEOPセルとして受信装置に送信す
る。
【0036】このEOPセルによって、パケットの送信
先の端末装置は、プロトコルデータユニット(PDU)の
境界を通知される。つまり、このEOPセルが1つのP
DUの最後のATMセルであることを認識できる。
【0037】又、前記削除対象グループに属するATM
セルが入力された際には、送信することなく該当するA
TMセルを破棄する。
【0038】従って、1つ以上のATMセルにエラーが
発生し、当該ATMセルが受信装置に正しく届かない場
合には、それと同じプロトコルデータユニット(PDU)
に属する全ての無効になるATMセルが送信装置で廃棄
される。
【0039】無効になるATMセルを、送信装置が送信
前に判定して廃棄するので、無効なトラヒックが伝送路
及びネットワークに送出されるのを抑制できる。
【0040】好ましくは、送信するATMセルにシーケ
ンスナンバーを付加する番号付加手段を設け、受信装置
において、前記のセル到達識別手段が、受信されたシー
ケンスナンバーをもとにATMセルの到達の成否を検出
する。
【0041】本発明によれば、受信装置においてATM
セルの誤りの有無に加えて、ATMセルの損失の検出も
可能になる。これによって、伝送路において、ATMセ
ルが損失した場合においても、無効となるATMセルを
送信装置で廃棄することが可能になる。
【0042】好ましくは、送信装置と受信装置間の回線
上に複数の仮想チャネルが存在し、異なる仮想パス識別
子及び仮想チャネル識別子を持つATMセルが混在して
入力される場合に、前記の送信装置と受信装置が、AT
Mレイヤの仮想チャネル毎に異なる論理伝送リンクを確
立し、前記グループ管理手段が確立された論理伝送リン
ク毎に独立してATMセルの送受信を管理する。
【0043】本発明によれば、送信装置と受信装置の間
の無線回線上に複数の仮想チャネルが存在し、異なる仮
想パス識別子(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)
を持つATMセルが混在する場合においても、送信装置
において無効なATMセルの廃棄を行うために、送信装
置と受信装置は、ATMレイヤの仮想チャネル(VP/
VC)毎に異なる論理伝送リンクを確立する。そして、
確立した論理伝送リンク毎にATMセルの到達の成否を
確認する。
【0044】論理伝送リンク毎、すなわち仮想チャネル
(VP/VC)毎に、送信装置はATMセルの送信の成否
を管理し、受信装置はATMセルの受信の成否を管理す
る。これにより、伝送路上に複数の仮想チャネル(VP
/VC)が存在する場合においても送信装置が無効なA
TMセルを廃棄できる。
【0045】好ましくは、送信装置と受信装置間の回線
上に複数の仮想チャネルが存在し、異なる仮想パス識別
子及び仮想チャネル識別子を持つATMセルが混在して
入力される場合に、受信装置に受信装置が受信に失敗し
たATMセルの前記シーケンスナンバーを受信装置から
送信装置に通知するシーケンスナンバー通知手段を設
け、送信装置に前記シーケンスナンバーと前記グループ
との関連を保持するテーブルと、前記シーケンスナンバ
ー通知手段から通知されたシーケンスナンバーと前記テ
ーブルの内容に基づいて、不達のATMセルの属するグ
ループを特定するグループ特定手段を設ける。
【0046】本発明では、送信装置のテーブルに、前記
シーケンスナンバーと前記グループとの関連が保持され
るので、このテーブルを参照することにより、前記シー
ケンスナンバー通知手段から通知されたシーケンスナン
バーに対応する不達のATMセルの属するグループを特
定できる。
【0047】従って、送信装置と受信装置の間の伝送路
上に複数の仮想チャネルが存在し、異なる仮想パス識別
子及び仮想チャネル識別子を持つATMセルが混在する
場合であっても、送信装置において無効なATMセルの
廃棄を行うことができる。
【0048】本発明のATM伝送装置では、送信しても
無効になるATMセルを、送信装置においてATMレイ
ヤより上に位置する上位レイヤを終端することなく、A
TMレイヤの情報のみで判断し、廃棄することができ
る。また、伝送路上に複数の仮想チャネル(VP/VC)
が存在する場合においても、無効になるATMセルを送
信前に廃棄することが可能である。
【0049】すなわち、無効なATMセルを伝送路上に
送出しないので、伝送路の帯域が有効利用でき、無効な
トラヒックのネットワークヘの送出が抑制される。
【0050】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)この形態のA
TM伝送装置と想定する無線ATMシステムの構成と動
作を図1〜図5、図11及び図12に示す。
【0051】本発明においては、送信装置と受信装置の
間の伝送路に関しては有線であっても、無線であっても
かまわない。ここでは伝送路上での誤りの発生する確率
の高い無線の場合を例に取り、本発明を無線ATMシス
テムに適用した場合について説明する。
【0052】図1はこの形態の基地局11及び子局12
に設置されるATM伝送装置の送信装置100及び受信
装置200の構成を示すブロック図である。図2は図1
の送信装置100及び受信装置200の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0053】図3は図1の送信装置100と受信装置2
00の間のATMセル送信例を示すシーケンス図であ
る。図4はこの形態のATM伝送装置において端末装置
15からノード19に転送されるATMセルの流れを示
す模式図である。図5はATMセルの構成を示すマップ
である。
【0054】図11は無線ATMシステムの基本構成を
示すブロック図である。図12はこの形態の無線ATM
システムにおけるプロトコルスタック図である。
【0055】図4に示すように、この形態の無線ATM
システムは基地局11,子局12,端末装置15,ネット
ワーク18及びノード19を備えている。基地局11と
子局12との間に無線通信による回線を確保するため
に、基地局11及び子局12の各々に送信装置100及
び受信装置200が設置されている。
【0056】図1を参照すると、送信装置100は入力
部101,送信バッファ102,送信部103,受信部1
04,送信セル管理部105及びEOP(End of Packe
t)セル生成部106で構成されている。また、受信装
置200は受信部201,受信バッファ202,出力部2
03,受信セル管理部204及び送信部205で構成さ
れている。
【0057】送信装置100に入力されるATMセル
は、入力部101を介して送信バッファ102に一時的
に保持される。送信バッファ102に保持されたATM
セルは、必要に応じて順番に読み出され、送信部103
から受信装置200に向けて無線信号として送出され
る。実際には、TDMA信号フレーム上の任意のスロッ
トを利用して1つ又は複数のATMセルが転送される。
【0058】基地局11上の受信装置200が受信した
ATMセルは、受信バッファ202に一時的に保持され
た後、必要に応じて読み出され、出力部203を介して
ノード19に送出される。
【0059】この形態のATM伝送装置は、ATMアダ
プテーションレイヤ(AAL)のタイプ5を利用してパ
ケットデータ転送を行うことを前提としている。ATM
アダプテーションレイヤ(AAL)のタイプ5では、プ
ロトコルデータユニット(PDU)と呼ばれる単位毎にデ
ータが管理される。
【0060】また、この形態では、上位レイヤで管理さ
れる単位パケット(PDU)のサイズが、ATMセルのサ
イズよりも大きい場合を想定している。各々のパケット
は複数のATMセルに分解されて転送されることになる
ので、複数のATMセルが連続的に送信装置100に入
力される。
【0061】この形態では、複数のATMセルが連続的
に送信装置100に入力される場合に、送信装置100
において、無効となるATMセルを判定し廃棄すること
を特徴とする。
【0062】ATMアダプテーションレイヤ(AAL)
タイプ5を用いてパケットの送信を行う場合、送信装置
100はATMセルヘッダ内のペイロードタイプPTフ
ィールドと、仮想チャネル識別子VCI,仮想パス識別
子VPIのフィールドを参照することにより、1つのパ
ケット、すなわち共通CS(コンバージェンスサブレイ
ヤCS)部プロトコルデータユニット(CPCS−PD
U)を構成する複数のATMセルを1つのグループとし
て管理する(図5参照)。
【0063】すなわち、送信装置100はATMセルを
上位レイヤのパケット単位でグループ化して管理する
が、そのための上位レイヤの終端は行わない。これは1
つの論理リンク(VPI,VCI)についてみると、AT
Mアダプテーションレイヤ(AAL)タイプ5では、パ
ケットすなわち共通CS部プロトコルデータユニット
(CPCS−PDU)の境界に位置するATMセルの識別
にペイロードタイプ(PT)フィールドを用いることを意
味する。
【0064】図1において、受信装置200の受信セル
管理部204は、送信装置100から送信されたATM
セルの受信に成功したか否かを識別する。受信セル管理
部204は、ATMセルの受信に成功すると、受信の成
功を示す信号ACKを、送信部205を介して送信装置
100に送信する。ATMセルの受信の失敗を検出した
場合には、受信セル管理部204は受信の失敗を示す信
号NAKを、送信部205を介して送信装置100に送
信する。
【0065】受信装置200の送信部205が送信する
信号ACK又はNAKは、送信装置100の受信部10
4で受信され、送信セル管理部105に通知される。
【0066】送信セル管理部105は、ATMセルヘッ
ダ内のペイロードタイプ(PT)、仮想チャネル識別子
(VCI)及び仮想パス識別子(VPI)のフィールドを参
照することにより、1つのパケット(CPCS−PDU)
を構成する複数のATMセルを1つのグループとして管
理する。
【0067】送信セル管理部105は、受信部104か
ら入力される信号NAKにより送信に失敗したATMセ
ルを検出した場合には、そのATMセルを含む1つのグ
ループに属する全てのATMセル(未送信のCPCS−
PDU)を、送信バッファ102から廃棄する。
【0068】送信セル管理部105が送信バッファ10
2からATMセルを廃棄した場合には、その後、EOP
セル生成部106がEOPセルを生成し、このEOPセ
ルを送信バッファ102及び送信部103を介して受信
装置200に送信する。
【0069】EOPセル生成部106が生成するEOP
セルは、廃棄されたATMセルと同じ論理リンクの識別
子(VPI,VCI)を持ち、ペイロードタイプ(PT)フ
ィールドに含まれる1つのビット(SDUタイプ)が1に
セットされたATMセルである。
【0070】このEOPセルの送信により、受信端末装
置側においては、転送中の1つのパケット(CPCS−
PDU)を構成する複数のATMセル全ての転送が終了
したことを識別できる。
【0071】送信装置100及び受信装置200の処理
の手順について、図2を参照して説明する。
【0072】送信装置100の送信セル管理部105は
送信バッファ102内にATMセルが端末装置15もし
くはノード18から入力されると、ATMセルヘッダ内
の各フィールド(PT,VCI,VPI)を参照することに
より、1つのパケット(CPCS−PDU)を構成する複
数のATMセルを1つのグループに区分する(S10)。
【0073】次にATMセルが廃棄済みのPDUに属す
るATMセルかどうかをチェックする(S10A)。Y
ESのときはグループに属するATMセルを送信バッフ
ァから廃棄して終了する(S10B)。
【0074】送信装置100は、TDMA信号の1フレ
ーム毎に、割り当てられた無線帯域に応じて、ATMセ
ルを順次、受信装置200に対して送信する(S11)。
【0075】続いて、送信装置100は、送信したAT
Mセルに対する応答信号ACKまたはNAKを、受信装
置200から制御用無線回線を用いて受信する(S1
2)。
【0076】ここで、応答信号NAKの受信がなかった
場合、すなわち送信したATMセルの送信に成功した場
合には、ステップS14で、送信セル管理部105が送
信済みのATMセルを送信バッファ102内から削除す
る。
【0077】ただし、装置の作りによっては、応答信号
を待たずに、ATMセルを送信直後に送信バッファから
廃棄する方法もある。
【0078】さらに、送信バッファ102内に未送信の
ATMセルが残っている場合には、ステップS11に戻
り、引き続きATMセルの送信を継続する。送信バッフ
ァ102内のATMセルの全ての送信が完了した場合に
は、送信処理は終了する。
【0079】送信装置100が、送信したATMセルに
対する応答信号NAKを受信装置200から受け取った
場合には、ステップS16に進み、送信セル管理部10
5は該当するATMセルを含むグループに属するATM
セルの内、送信バッファ内に残存しているものを全て廃
棄する。
【0080】また、次のステップS17では、EOPセ
ル生成部106が生成したEOPセルを受信装置200
に送信する。このEOPセルは、1つのATMセルであ
り、セルヘッダのPTフィールドに含まれる1ビット
(SDUタイプ)が1にセットされる。
【0081】受信装置200においては、ATMセルを
受信した場合、ステップS20で受信セル管理部204
が受信の成否を判定する。そして、受信成功の場合には
ステップS21で信号ACKが送信装置100に送信さ
れ、受信失敗の場合にはステップS22で信号NAKが
送信される。
【0082】受信に成功したATMセルについては、ス
テップS23で順次ノード19もしくは端末装置15に
対して送出される。
【0083】送信装置100と受信装置200の間の無
線区間を利用してATMセルを送信する場合の具体的な
動作例について、図3を参照して説明する。送信装置1
00と受信装置200の間には、ATMセルを送信する
為のユーザ情報送信用の無線回線が張られ、ATMセル
の到達結果通知のための制御用の無線回線も張られてい
る。
【0084】図3の例では、説明を単純化するために、
1つのTDMAフレームで送信されるATMセル数が3
つの場合を想定している。また、1つのパケット(PD
U)が8個のATMセルC1〜C8で構成され、2番目
のATMセルC2に無線回線上で誤りが生じる場合を想
定している。さらに、図3においては時間経過に伴う状
態の変化を、左から右に向かう軸方向で表してある。
【0085】送信装置100から受信装置200に送信
されるATMセルは、送信前は送信バッファ102上に
保持されている。この例では、初めに8個のATMセル
C1〜C8全てが送信バッファ102内に保持されてい
るものと仮定する。
【0086】まず、最初のTDMAフレームの送信タイ
ミングで、送信バッファ102内の8個のATMセルの
C1〜C8うち、1番目から3番目までのATMセルC
1,C2,C3が送信される。
【0087】3つのATMセルC1〜C3の送信によっ
て、送信バッファ102上には、5つのATMセルC4
〜C8が残る。
【0088】1番目のTDMAフレームにおいて、2番
目のATMセルC2に無線区間で誤りが生じると、受信
装置200はATMセルの受信に失敗したことを検知し
て、それを示す応答信号NAKを送信装置100に対し
て送信する。
【0089】送信装置100は、受信装置200からの
応答信号NAKを受け取ることにより、ATMセルの送
信に失敗したものと認識する。そして、送信バッファ1
02に残っている4番以降のATMセルC4〜C8を無
効セルとして、送信バッファ102から廃棄する。
【0090】また、送信装置100は、EOPセルCD
を生成してそれを次のTDMAフレームに乗せて受信装
置200に送信する。
【0091】EOPセルCDは、パケットの送信先の端
末装置に対して、パケット(PDU)の境界を通知するた
めのATMセルである。このEOPセルCDにおいて
は、セルヘッダのPTフィールドに含まれるビット(S
DUタイプ)が1にセットされる。
【0092】この結果、無線区間、及び受信装置200
の先には、2つのATMセルC1,C3と1つのEOP
セルCDだけが、1つのパケット(PDU)として送信さ
れることになる。
【0093】このように、誤りを生じたATMセルを含
むパケットについては、実際に送信されるATMセルの
数が少なくなるので、全てのATMセルC1〜C8を送
信する場合と比べて、大幅なトラヒックの低減が実現す
る。
【0094】図3の8個のATMセルC1〜C8で構成
されるパケット(PDU)を端末装置15からノード19
に対して送信する場合のATMセルの流れを図4に示
す。図4においては、子局12に備わった送信装置10
0と基地局11に備わった受信装置200を使用してA
TMセルを転送する。
【0095】図3の例と同じ条件の場合、子局12と基
地局11の間の無線区間において、2番目のATMセル
C2に誤りが発生すると、子局12は基地局11に3つ
のATMセルC1〜C3を送信した後、EOPセルCD
を送信する。
【0096】従って、基地局11は受信した3つのAT
MセルC1,C3,CDをネットワーク18のノード19
に送出する。
【0097】ここでは、該当するATMセルを全て廃棄
した後に、EOPセルを別途生成、送信する形態で説明
しているが、ATMセルを削除する際に、送信装置に入
力されたEOPセルを削除せずにバッファ内に残すこと
によっても本発明は実現できる。
【0098】(第2の実施の形態)この形態のATM伝送
装置の主要部の構成を図6に示す。
【0099】図6において、第1の実施の形態と同一の
要素には同一の符号を付けて示してある。また、図示及
び説明を省略する部分の構成及び動作については、第1
の実施の形態と同一である。
【0100】この形態では、送信装置100Bと受信装
置200Bとの間の無線区間において、ATMセルの損
失(消滅)が生じた場合においても、受信の失敗を受信装
置200Bが検出できるように構成してある。
【0101】図6に示すように、送信セル管理部105
Bにはシーケンスナンバー付加部107が備わってい
る。このシーケンスナンバー付加部107は、送信バッ
ファ102に入力された各々のATMセルに対して、複
数のATMセルをそれぞれ区別するためのシーケンスナ
ンバーを付加する。
【0102】それぞれにシーケンスナンバーが付加され
たATMセルは、順次に送信部103を介して無線区間
に送出される。
【0103】受信装置200Bにおいて、受信されたA
TMセルは、受信部201を介して受信バッファ202
に入力される。このATMセルは、受信セル管理部20
4BによってATMセル到達の成否を確認された後、出
力部203から出力される。
【0104】受信セル管理部204Bは、受信部201
で検出される受信データの誤りだけでなく、無線区間に
おけるATMセルの消失に対しても、ATMセル到達の
成否を確認する。
【0105】すなわち、受信装置200Bが受信するA
TMセルにはシーケンスナンバーの情報が含まれている
ので、シーケンスナンバーの前後関係に基づいてATM
セルの消失の有無を確認できる。
【0106】例えば、図4に示すATMセルC1,C2,
C3,C4,C5,C6,C7及びC8に、それぞれ000
1,0002,0003,0004,0005,000
6,0007及び0008のシーケンスナンバーを付加
する場合には、基地局11の受信装置200Bで受信さ
れるATMセルのそれぞれのシーケンスナンバーは、通
常は、0001,0002,0003,…の順に現れ
る。
【0107】従って、2番目のATMセルが消失した場
合には、0001のシーケンスナンバーを有する1番目
のATMセルに続いて、0003のシーケンスナンバー
を有する3番目のATMセルが検出されるので、受信装
置200Bに到達したATMセルのシーケンスナンバー
の並び順に基づき、受信セル管理部204Bは消失した
ATMセルを認識する。
【0108】受信したATMセルの誤り、もしくはAT
Mセルの消失を検出すると、受信セル管理部204Bは
エラー検出を示す信号NAKを、送信部205を介して
送信装置100Bに送出する。
【0109】第1の実施の形態と同様に、送信装置10
0Bの送信セル管理部105Bは、ATMセルのセルヘ
ッダ内のPT,VCI,VPIフィールドを参照すること
により、1つのパケット(CPCS−PDU)を構成する
複数のATMセルを1つのグループとして管理する。
【0110】受信装置200Bからの信号NAKによ
り、送信に失敗したATMセルを検知した場合には、こ
のATMセルが含まれるグループに属する全てのATM
セルを送信バッファ102から廃棄する。
【0111】その後、EOPセル生成部106が生成し
たEOPセルが、送信バッファ102、送信部103を
介して送信装置100Bから送信される。このEOPセ
ルのセルヘッダのVPI,VCIフィールドには、廃棄
されたATMセルと同じ情報が含まれる。PTフィール
ド内のビットSDUタイプは1にセットされる。
【0112】(第3の実施の形態)この形態のATM伝送
装置の主要部の構成を図7に示す。
【0113】図7において、第1の実施の形態及び第2
の実施の形態と同一の要素には同一の符号を付けて示し
てある。図示しない部分及び説明を省略する部分につい
ては、第1の実施の形態又は第2の実施の形態と同一で
ある。
【0114】この形態では、図9に示すように、端末装
置15−ノード19間に複数の仮想チャネルが存在する
場合を想定している。この場合には、無線回線内に互い
に異なる仮想チャネル(VPI/VCI)のATMセルが
混在することになる。
【0115】従って、この形態では送信装置100Cと
受信装置200Cの間に仮想チャネル毎に個別の論理伝
送リンクL1,L2を想定し、この論理伝送リンクL1,
L2毎にATMセルの送受信の管理を行う。これによ
り、異なる仮想チャネル(VPI/VCI)のATMセル
が混在する場合であっても、送信装置100Cにおいて
無効なATMセルの廃棄が可能になる。
【0116】図9において、端末装置15と子局12と
の間は有線の伝送路53で接続され、子局12と基地局
11との間はユーザ用無線回線58及び制御情報用無線
回線59で接続され、基地局11とノード19との間は
有線の伝送路63で接続されている。
【0117】また、端末装置15と子局12との間には
2つの仮想チャネル51及び52が形成され、子局12
と基地局11との間には2つの仮想チャネル54,55
及び制御用リンク56が形成され、基地局11とノード
19との間には2つの仮想チャネル61,62が形成さ
れている。
【0118】仮想チャネル51,54及び61について
は、仮想パス識別子VPIが「A」、仮想チャネル識別
子VCIが「B」になっている。また、仮想チャネル5
2,55及び62については、仮想パス識別子VPIが
「C」、仮想チャネル識別子VCIが「D」になってい
る。
【0119】なお、ここでは子局12や基地局11にお
いて仮想チャネル(VP/VC)を終端していないが、こ
れの終端をどこで行うかは、実際の装置の設計時に考慮
される。子局12や基地局11において、識別子(VP
I/VCI)の付け替えを行うことも可能である。
【0120】図9に示すように、子局12と基地局11
の間には、ATMセルを伝送するためのユーザ用無線回
線58と、制御用リンク56を通すための制御情報用無
線回線59が確立されている。
【0121】受信装置200Cから送信装置100Cへ
のATMセルの到達確認結果は、制御用リンク56を介
して送受信される。端末装置15とノード19の間に
は、2組の仮想チャネル51−54−61及び52−5
5−62が確立されている。
【0122】従って、有線の伝送路53,63及びユー
ザ用無線回線58には、仮想パス識別子VPIが「A」
で仮想チャネル識別子VCIが「B」の仮想チャネルを
利用するATMセルと、仮想パス識別子VPIが「C」
で仮想チャネル識別子VCIが「D」の仮想チャネルを
利用するATMセルとが混在して送信される。
【0123】ここでは、端末装置15からノード19に
向かってATMセルを送信する場合、すなわち、子局
(12)を送信装置、基地局(11)を受信装置とした
場合について説明する。
【0124】パケットを構成するATMセルが端末装置
15から子局12に対して送信されると、子局12にお
いて、ATMセルは送信バッファに一旦蓄積される。子
局12では、ATMセルを仮想チャネル毎に個別に管理
し、各々の仮想チャネル毎にユーザ用無線回線58内に
基地局11との間の論理伝送リンクL1,L2を確立す
る。
【0125】一方、基地局11においても、受信したA
TMセルを仮想チャネル毎に管理する。そして、子局1
2におけるシーケンスナンバーの付与、基地局11にお
けるATMセルの受信確認及びATMセル到達の成否の
通知を、論理伝送リンクL1,L2毎に独立して行う。
【0126】以上のように、無線回線内に複数の仮想リ
ンクが存在する場合においても、子局12と基地局11
との間で仮想チャネル毎に個別に論理伝送リンクL1,
L2を張り、各々で独立してシーケンスナンバーの管理
を行うことにより、無効なATMセルを廃棄することが
可能になる。
【0127】図7は、2つの仮想チャネルが存在する場
合の送信装置100C及び受信装置200Cの構成を示
している。図7に示すように、送信装置100Cには2
組の送信バッファ102A,102Bが備わっている。
【0128】送信装置100Cに入力されるATMセル
は、入力部101を経て、仮想チャネル毎に送信バッフ
ァ102Aまたは送信バッファ102Bに一旦蓄えられ
る。なお、2組の送信バッファ102A,102Bにつ
いては1つの物理的なメモリを仮想的に複数に分けるよ
うに構成してもよいし、予め複数の物理メモリを用意し
てもよい。受信バッファ202A,202Bについても
同様である。
【0129】送信セル管理部105Cは、ATMセルヘ
ッダ内のPT,VCI,VPIフィールドを参照するこ
とにより、1つのパケット(CPCS−PDU)を構成す
る複数のATMセルを1つのグループとして管理する。
【0130】シーケンスナンバー付加部107Cは、各
々のATMセルに対して、論理伝送リンク毎に到達確認
の為のシーケンスナンバーと、論理伝送リンクを表わす
論理伝送リンク識別子を付与する。
【0131】シーケンスナンバー及び論理伝送リンク識
別子が付加されたATMセルは、送信部103を介し
て、無線ATMセルとして無線区間に送信される。この
無線ATMセルが受信装置200Cで受信される。
【0132】受信装置200Cにおいて受信された無線
ATMセルは、受信部201を介して、仮想チャネル毎
に受信バッファ202Aまたは202Bに送られる。
【0133】受信装置200Cの受信セル管理部204
Cは、各々の論理伝送リンク毎にATMセルのシーケン
スナンバーを確認する。そして、受信に成功したATM
セルに対しては信号ACKを、受信の失敗を検出したA
TMセルに対しては信号NAKを送信部205を介して
送信する。
【0134】また、送信部205から出力される信号A
CK及びNAKには、該当するATMセルがいずれの論
理伝送リンクに属するのかを示す情報を受信セル管理部
204Cが付加する。
【0135】送信装置100Cの送信セル管理部105
Cは、受信装置200Cの送信部205から出力された
信号ACK/NAK及び論理伝送リンクに関する情報
を、受信部104を介して入力する。
【0136】送信セル管理部105Cは、ATMセルヘ
ッダ内のフィールドPT,VCI及びVPIを参照する
ことにより、1つのパケット(CPCS−PDU)を構成
する複数のATMセルを1つのグループとして管理す
る。
【0137】そして、送信セル管理部105Cは送信に
失敗したATMセルを検知した場合には、このATMセ
ルが含まれるグループに属する全てのATMセルを送信
バッファ102Aまたは102Bから廃棄する。
【0138】その後、EOPセル生成部106Cが生成
するEOPセルが、送信部103を介して出力される。
このEOPセルの仮想パス識別子VPI及び仮想チャネ
ル識別子VCIは、廃棄されたATMセルと同じにな
る。但し、PTフィールドのビットSDUは1にセット
される。
【0139】2つの仮想チャネルのATMセルが混在し
て伝送される場合の、ATMセルの流れの例を図10を
参照して説明する。図10では、子局12から基地局1
1に向かってATMセルを送信する場合を想定してい
る。
【0140】また、図10の例では、論理伝送リンクL
1に対応する第1の仮想チャネルと、論理伝送リンクL
2に対応する第2の仮想チャネルが混在する場合を想定
している。
【0141】子局12に入力された16個のATMセル
C01〜C16のうち、8個のATMセルC01,C0
4,C06,C07,C12,C13,C15及びC16は
論理伝送リンクL1を利用して伝送される。また、残り
の8個のATMセルC02,C03,C05,C08,C0
9,C10,C11及びC14は論理伝送リンクL2を利
用して伝送される。
【0142】8個のATMセルC01,C04,C06,
C07,C12,C13,C15及びC16は、ATMア
ダプテーションレイヤ(AAL)タイプ5にしたがい1
つのパケットを分解して8個のATMセルの形に変換し
たものである。
【0143】また、8個のATMセルC02,C03,C
05,C08,C09,C1O,C11及びC14は、別の
1つのパケットを分解して8個のATMセルの形に変換
したものである。
【0144】図7に示すATM伝送装置においては、A
TMセルに対する到着確認等の制御が論理伝送リンク単
位に行われるので、図10に示すようにATMセルが伝
送される。
【0145】図10において、誤りがなければ16個の
ATMセルC01〜C16が順次に子局12から基地局
11に送信される。しかし、図10の例では論理リンク
L1で管理される8個のATMセルC01,C04,C0
6,C07,C12,C13,C15及びC16のうち2番
目のATMセルC04に誤りが発生している。
【0146】論理伝送リンクL1で管理される3番目の
ATMセルC06を送信した後で誤りの発生が検出され
ると、論理伝送リンクL1で管理される残りのATMセ
ルC07,C12,C13,C15及びC16が送信バッ
ファ102Aから廃棄され、EOPセルCD1が送信さ
れる。
【0147】一方、論理伝送リンクL2で管理される8
個のATMセルC02,C03,C05,C08,C09,
C10,C11及びC14については、誤りが発生しな
いので、全てのセルが基地局11に送信される。
【0148】従って、互いに異なる仮想チャネル(VP
I,VCI)で伝送される複数組のパケットのATMセル
が混在して送信される場合には、受信に失敗したATM
セルを合むグループ(パケット)に属する未送信のATM
セルだけが廃棄される。
【0149】(第4の実施の形態)この形態のATM伝送
装置の主要部の構成を図8に示す。
【0150】図8において、第1の実施の形態,第2の
実施の形態及び第3の実施の形態と同一の要素について
は、同一の符号を付けて示してある。図示しない部分及
び説明を省略する部分については、第1の実施の形態と
同一である。
【0151】この形態においては、第3の実施の形態と
同様に、端末装置15とノード19との間に複数の仮想
チャネルが存在する場合を想定している。従って、無線
回線内には、仮想パス識別子VPI及び仮想チャネル識
別子VCIが互いに異なる複数組のATMセルが混在す
る。
【0152】この形態では、図8に示すように送信セル
管理部105Dにテーブル108が備わっている。この
テーブル108は、到達確認用のシーケンスナンバーと
パケット(PDU)毎に区分されるグループとの対応関係
を保持する。テーブル108の内容は逐次更新される。
【0153】送信セル管理部105Dは、受信装置20
0Dから通知される受信に失敗したATMセルのシーケ
ンスナンバーとテーブル108の内容から、送信に失敗
したATMセルが属するグループ(パケット)を特定す
る。従って、送信セル管理部105Dは、無効になるパ
ケットを構成する残りのATMセルだけを廃棄すること
ができる。
【0154】図8を参照して説明する。送信装置100
Dに入力されるATMセルは、入力部101を介して送
信バッファ102に入力され保持される。
【0155】送信セル管理部105Dは、送信バッファ
102に入力されたATMセルに対して到達確認用のシ
ーケンスナンバーを付与する。また、送信セル管理部1
05Dは、ATMセルのセルヘッダ内のフィールドP
T,VCI及びVPIを参照することにより、1つのパ
ケット(CPCS−PDU)を構成する複数のATMセル
を1つのグループとして管理する。
【0156】そして、特定のパケットを示すグループと
それに含まれるシーケンスナンバーとの関係を、テーブ
ル108に書き込む。
【0157】シーケンスナンバーが付加されたATMセ
ルは、送信部103から無線ATMセルとして無線区間
に送信される。
【0158】受信装置200Dは、無線ATMセルを受
信部201にて受信し、受信バッファ202に送る。受
信セル管理部204DがATMセル到達の成否を確認し
た後、受信バッファ202上のATMセルは出力部20
3から送出される。
【0159】受信セル管理部204Dは、受信に成功し
たATMセルに対しては信号ACKを、受信の失敗を検
出したATMセルに対してはNAKをそれぞれ送信部2
05を介して送信装置100Dに送出する。
【0160】送信部205が送出する信号NAKには、
ATMセルに付加されたシーケンスナンバーが含まれて
いる。
【0161】送信装置100Dの送信セル管理部105
Dは、受信装置200Dからの信号ACK/NAK及び
シーケンスナンバーを、受信部104を介して受信す
る。信号NAKにより送信に失敗したATMセルを検知
した場合には、送信セル管理部105Dは受信装置20
0Dから通知されたシーケンスナンバーとテーブル10
8に保持されたデータとに基づいて、送信に失敗したA
TMセルが属するグループを識別する。
【0162】そして、送信セル管理部105Dは、送信
に失敗したATMセルが属するグループに属する全ての
ATMセルを、送信バッファ102から廃棄する。
【0163】その後、EOPセル生成部106Cが生成
したEOPセルが、送信部103から受信装置200D
に送信される。このEOPセルのセルヘッダのPTフィ
ールド、VPI及びVCIフィールドには、廃棄された
ATMセルと同じデータが含まれる。但し、フィールド
PTのビットSDUは1にセットされる。
【0164】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、無効と
なるATMセルを送信装置において判定して伝送路に送
信する前に廃棄できる。従って、無効なATMセルが伝
送路に送出することが抑制できるので、伝送路帯域の有
効利用が可能となり、無効なトラヒックのネットワーク
及び端末装置への送出が抑制できる。特に、誤りの発生
する可能性が高く、かつ帯域の限られた無線を伝送路と
して用いる場合、本発明の効果は大きい。
【0165】また、本発明においては、伝送路上に複数
の仮想チャネル(VP/VC)が混在する場合において
も、無効なATMセルを廃棄することが可能である。さ
らに、無効となるATMセルを送信装置で判定する際
に、上位レイヤの終端を必要とせず、ATMレイヤのみ
の処理で行うことができるので、装置の小型化及び制御
の簡略化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の無線ATMシステムの基地
局11及び子局12に設置される送信装置100及び受
信装置200の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の送信装置100及び受信装置200の動
作を示すフローチャートである。
【図3】図1の送信装置100と受信装置200の間の
ATMセル送信例を示すシーケンス図である。
【図4】第1の実施の形態の無線ATMシステムにおい
て端末装置15からノード19に転送されるATMセル
の流れを示す模式図である。
【図5】ATMセルの構成を示すマップである。
【図6】第2の実施の形態のATM伝送装置の主要部の
構成を示すブロック図である。
【図7】第3の実施の形態のATM伝送装置の主要部の
構成を示すブロック図である。
【図8】第4の実施の形態のATM伝送装置の主要部の
構成を示すブロック図である。
【図9】複数の仮想チャネルが存在する場合の論理リン
クの構成を示すブロック図である。
【図10】複数の論理リンクのセルが混在して伝送され
る場合のATMセルの流れの例を示す模式図である。
【図11】無線ATMシステムの基本構成を示すブロッ
ク図である。
【図12】この形態の無線ATMシステムにおけるプロ
トコルスタック図である。
【図13】ATMセルの伝送例を示す模式図である。
【図14】送信装置及び受信装置の基本構成を示すブロ
ック図である。
【図15】ATMセルの転送例を示すシーケンス図であ
る。
【符号の説明】
11 基地局 12,13,14 子局 15,16,17 端末装置 18 ネットワーク 19 ノード 51,52 仮想チャネル 53,63 有線の伝送路 54,55 仮想チャネル 56 制御用リンク 58 ユーザ用無線回線 59 制御情報用無線回線 61,62 仮想チャネル 100,100B,100C,100D 送信装置 101 入力部 102 送信バッファ 103 送信部 104 受信部 105,105B,105C,105D 送信セル管理部 106,106C EOPセル生成部 107 シーケンスナンバー付加部 108 テーブル 200,200B,200C,200D 受信装置 201 受信部 202 受信バッファ 203 出力部 204,204B,204C,204D 受信セル管理部 205 送信部 L1,L2 論理伝送リンク AAL ATMアダプテーションレイヤ PDU プロトコルデータユニット PT ペイロードタイプ VC 仮想チャネル VCI 仮想チャネル識別子 VP 仮想パス VPI 仮想パス識別子 CS コンバージェンスサブレイヤ CPCS 共通CS部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信装置と受信装置を含む通信路を介し
    てATMセルを送受し、 ATMセルヘッダの情報を参照することにより、ATM
    アダプテーションレイヤ(AAL)のPDUの境界を識
    別できるAALを用いてパケットによるデータ通信を行
    い、 プロトコルデータユニットを構成する複数のATMセル
    が連続して送信装置に入力されるATM伝送装置におい
    て、 受信装置にATMセルの到達の成否を識別するセル到達
    識別手段と、 前記セル到達識別手段の識別結果を、ATMセル到達確
    認通知として受信装置から送信装置に通知するセル到達
    通知手段と、 送信装置に送信前のATMセルを一時的に保管する送信
    バッファと、 ATMセルのヘッダに含まれるペイロードタイプ、仮想
    チャネル識別子及び仮想パス識別子のフィールドを参照
    することにより、共通コンバージェンスサブレイヤの1
    つのプロトコルデータユニットを構成する複数のATM
    セルを1つのグループとして管理するグループ管理手段
    と、 受信装置から送信装置に通知される前記ATMセル到達
    確認通知を受信する到達通知受信手段と、 前記到達通知受信手段が受信した前記ATMセル到達確
    認通知によって不達が検出されたATMセルを含む前記
    グループに属する全てのATMセルを前記送信バッファ
    から削除するグループデータ削除手段と、 前記グループデータ削除手段がATMセルを送信バッフ
    ァから削除する場合に、削除対象グループのプロトコル
    データユニットを構成する最終のATMセルであること
    を表すフラグをATMセルヘッダのペイロードタイプフ
    ィールド内に持つATMセル(End of Packet cell:EOP
    cell)を受信装置に送信するEOPセル送信手段と、 廃棄済みのPDUに属するATMセルが入力された際に
    は該当するATMセルを廃棄する手段とを設けたことを
    特徴とするATM伝送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のATM伝送装置の送信装
    置に、 送信するATMセルにシーケンスナンバーを付加する番
    号付加手段を設け、 受信装置において、 前記のセル到達識別手段が、受信されたシーケンスナン
    バーをもとにATMセルの到達の成否を検出することを
    特徴とするATM伝送装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のATM伝送装置におい
    て、送信装置と受信装置間の回線上に複数の仮想チャネ
    ルが存在し、異なる仮想パス識別子及び仮想チャネル識
    別子を持つATMセルが混在して入力される場合に、 前記の送信装置と受信装置が、ATMレイヤの仮想チャ
    ネル毎に異なる論理伝送リンクを確立し、前記グループ
    管理手段が確立された論理伝送リンク毎に独立してAT
    Mセルの送受信を管理することを特徴とするATM伝送
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のATM伝送装置におい
    て、送信装置と受信装置間の回線上に複数の仮想チャネ
    ルが存在し、異なる仮想パス識別子及び仮想チャネル識
    別子を持つATMセルが混在して入力される場合に、 受信装置に受信装置が受信に失敗したATMセルの前記
    シーケンスナンバーを受信装置から送信装置に通知する
    シーケンスナンバー通知手段を設け、 送信装置に前記シーケンスナンバーと前記グループとの
    関連を保持するテーブルと、 前記シーケンスナンバー通知手段から通知されたシーケ
    ンスナンバーと前記テーブルの内容に基づいて、不達の
    ATMセルの属するグループを特定するグループ特定手
    段を設けたことを特徴とするATM伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記送信装置が無線送信装置であり前記
    受信装置が無線受信装置である請求項1〜4記載のAT
    M伝送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002288097A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Minolta Co Ltd 画像処理装置、画像送信方法およびプログラム
US7532626B2 (en) 2000-08-18 2009-05-12 Nokia Corporation Data transmission protocol
JP2015061181A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 三菱電機株式会社 無線通信装置、無線通信方法、および無線通信プログラム

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