JPH11340927A - パルス幅調整回路及び半導体レーザ駆動回路 - Google Patents

パルス幅調整回路及び半導体レーザ駆動回路

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JPH11340927A
JPH11340927A JP10146327A JP14632798A JPH11340927A JP H11340927 A JPH11340927 A JP H11340927A JP 10146327 A JP10146327 A JP 10146327A JP 14632798 A JP14632798 A JP 14632798A JP H11340927 A JPH11340927 A JP H11340927A
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transistor
circuit
power supply
semiconductor laser
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JP10146327A
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Masashi Sakukai
正志 朔晦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体レーザに印加する変調信号のデューテ
ィ比を、増加、減少いずれの方向にも変化し得る半導体
レーザ駆動回路を提供する。 【解決手段】 入力される正相、逆相データ信号(DA
TA,DATAB)は入力回路11において波形整形さ
れた後、各々パルス幅調整回路12に出力される。パル
ス幅調整回路12では、レベルシフト回路において、正
相、逆相に個別に適宜のレベルだけシフトさせた後、差
動増幅回路で両者の差分を算出され、ここでデューティ
比の変換が行われる。レベルシフト量は、レベルシフト
回路に含まれる電流源の出力電流によって調整される。
差動増幅回路の出力は電流スイッチ回路13で、半導体
レーザ5に印加する注入電流に変換される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体レーザを駆動
する半導体レーザ駆動回路に関し、特に出力信号のデュ
ーティ比の調整する機構を備えた半導体レーザ駆動回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、半導体レーザの出力光強度に変調
を施す場合、半導体レーザの注入電流に変調信号を重畳
する。この様子を図9に示す。図9中のグラフの横軸
は、半導体レーザの注入電流、縦軸は、半導体レーザ出
力光パワーである。横軸の下方に示した注入電流によ
り、右方の出力光変化が得られる。
【0003】この際、光信号の消光比を十分確保するた
めに、バイアス電流はLDの発光しきい値電流Ithよ
り低く設定する。このようなバイアス電流に信号パルス
電流が重畳された場合、Δiの分だけ発光までの時間に
遅れが生じる。従って、電流のパルス幅のデューティ比
を1:1とした場合、出力光信号のデューティ比が1:
1では無くなってしまい、良好な光送信波形が得られな
くなってしまう。そこで、出力光信号のデューティ比を
1:1とするためには、注入する電流パルス幅を調整し
て発光側の電流パルス幅を広げる必要がある。
【0004】従来このような半導体レーザ駆動回路とし
て、例えば特開平1−204537号公報に記載された
半導体レーザ駆動回路がある。この回路を図10に示
す。この従来回路は、トランジスタQ1、Q2、抵抗R
6及び電流源4から構成される差動増幅回路、波形整形
回路1、2、抵抗R1〜R5及び自動光出力補償回路3
から構成される。入力されるデータ信号SD及びその逆
相信号は、波形整形回路1により波形整形を施される。
波形整形回路1の2つの出力信号のうち、逆相信号の伝
送路にのみ挿入された抵抗R1による電圧降下によっ
て、正相信号と逆相信号にレベル差が与えられる。これ
により、差動信号の正相、逆相のクロスポイントを変え
て、波形整形回路2の出力で半導体レーザに注入するパ
ルス幅を長くしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した従来
の半導体レーザ駆動回路では、固定抵抗を使用している
ため、設定可能なパルス幅が1通りに限られる。このた
め、適用できる半導体レーザが限定される。
【0006】これに対し、パルス幅の変更を可能とする
ため、例えば図10に示した回路において抵抗R3もし
くはR4の一方のみ、またはR3,R4共に可変抵抗器
とすれば変更が可能となる。しかしながら、このような
構成を採用した場合、抵抗R3、R4共に信号伝達経路
に挿入されているため、寄生容量、寄生インダクタンス
の付加によって、変調信号に波形の劣化を来す恐れがあ
る。従って、この回路による良好なパルス幅可変は期待
できない。特に高速用途では信号そのものの伝達が困難
となる。なお、パルス幅を可変することについても、可
変抵抗を適用することについても、特開平1−2045
37号公報には記載されていない。
【0007】さらに、上記の従来構成においては、逆相
信号用の伝送路のみにレベルシフト用の抵抗が設けら
れ、正相信号用の伝送路には挿入されていないため、パ
ルス幅を広げる方向にしか変化させることができない。
これでは、入力されるパルス幅が半導体レーザの発光に
必要なパルス幅より長かった場合、短くする側への調整
ができない。一般に、半導体レーザ駆動回路に入力され
る信号が、絶えず良好な波形であるとは限らない。特に
高速光通信用の送信器においては、実装設計の善し悪し
によって、パルス幅の乱れた信号が入力されることは容
易に予想できる。この場合、従来回路では調整が不可能
である。
【0008】本発明の目的は、上記の課題を解決し、半
導体レーザからの出力光信号のデューティ比を調整可能
とするため、半導体レーザに印加する変調信号のデュー
ティ比を増加、減少の一方向のみでなく、双方向への調
整が可能な半導体レーザ駆動回路を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の半導体レーザ駆動回路は、入力端子に印加
される第1のデジタル信号のレベルを所定の値に設定し
て出力端子から出力する第1のレベルシフト回路と、前
記デジタル信号を反転した第2のデジタル信号が入力端
子に印加され、該第2のデジタル信号のレベルを所定の
値に設定して出力端子から出力する第2のレベルシフト
回路と、前記第1のレベルシフト回路の出力信号及び前
記第2のレベルシフト回路の出力信号を差動増幅し、増
幅信号を少なくとも1つの出力端子に出力する差動増幅
回路とを備えている。
【0010】さらに、前記第1のレベルシフト回路また
は前記第2のレベルシフト回路は、前記入力端子がベー
ス端子に接続され、コレクタ端子が第1の電源に接続さ
れ、エミッタ端子が出力端子に接続された第1のトラン
ジスタと、該トランジスタの前記エミッタ端子に第1の
端子が接続された抵抗器と、該抵抗器の第2の端子と第
2の電源の間に接続された電流源とを備えていてもよ
い。
【0011】また、前記電流源は、カレントミラー回路
を備えていてもよく、カレントミラー回路に供給される
基準電流は、コレクタ接地回路のエミッタ電流として供
給されていてもよい。
【0012】さらに、前記第1のレベルシフト回路及び
第2のレベルシフト回路の少なくとも一方の前記カレン
トミラー回路は、供給される基準電流を調整する電流調
整手段を備えていてもよく、この電流調整手段は、可変
抵抗器を備えることができる。
【0013】また、前記第1のレベルシフト回路及び第
2のレベルシフト回路の少なくとも一方の前記コレクタ
接地回路は、ベース端子に印加される電圧を調整する電
圧調整手段を備えていてもよく、この電圧調整手段は、
両端が前記第1の電源及び第2の電源の各々に接続さ
れ、中点が前記ベース端子に接続された可変抵抗器を備
えていてもよい。
【0014】以上の半導体レーザ駆動回路においては、
前記第1のトランジスタが電界効果トランジスタであ
り、前記エミッタ端子に替えてソース端子を接続し、前
記ベース端子に替えてゲート端子を接続し、前記コレク
タ端子に替えてドレイン端子を接続する構成としてもよ
い。また、前記差動増幅器は、コレクタ端子が抵抗器を
介して前記第1の電源に接続され、ベース端子が前記第
1のレベルシフト回路及び第2のレベルシフト回路の出
力端子の各々に接続され、エミッタ端子が直結された2
つの第2のトランジスタと、該第2のトランジスタの前
記エミッタ端子と前記第2の電源の間に接続された電流
源とを備え、前記2つの第2のトランジスタの前記コレ
クタ端子の各々が、前記少なくとも1つの出力端子に接
続されていてもよい。また、上記の構成に替えて、前記
差動増幅器は、コレクタ端子が抵抗器を介して前記第1
の電源に接続され、ベース端子が前記第1のレベルシフ
ト回路及び第2のレベルシフト回路の出力端子の各々に
接続された2つの第2のトランジスタと、該2つの第2
のトランジスタのエミッタ端子に各々第1の端子が接続
され、第2の端子が直結された2つの抵抗器と、該2つ
の抵抗器の前記第2の端子と前記第2の電源の間に接続
された電流源とを備え、前記2つの第2のトランジスタ
の前記コレクタ端子の各々が、前記少なくとも1つの出
力端子に接続されていてもよい。
【0015】さらに、前記第2のトランジスタが電界効
果トランジスタであり、前記エミッタ端子に替えてソー
ス端子を接続し、前記ベース端子に替えてゲート端子を
接続し、前記コレクタ端子に替えてドレイン端子を接続
する構成としてもよい。また、上記のいずれかの構成に
加えてさらに、本発明の半導体レーザ駆動回路は、ベー
ス端子が前記少なくとも1つの出力端子の1つに接続さ
れ、コレクタ端子が前記半導体レーザの注入電流入力端
子の一方に接続された第3のトランジスタと、ベース端
子が前記少なくとも1つの出力端子の他の1つに接続さ
れ、コレクタ端子が抵抗器を介して前記第1の電源に接
続され、エミッタ端子が前記第3のトランジスタのエミ
ッタ端子に接続された第4のトランジスタと、前記第4
のトランジスタのエミッタ端子と前記第2の電源の間に
接続された電流源とを備えていてもよく、あるいはこれ
に替えて、ベース端子が前記少なくとも1つの出力端子
の1つに接続され、コレクタ端子が前記第1の電源に接
続され、エミッタ端子が抵抗器を介して前記第2の電源
に接続された第5のトランジスタと、ベース端子が前記
少なくとも1つの出力端子の他の1つに接続され、コレ
クタ端子が前記第1の電源に接続され、エミッタ端子が
抵抗器を介して前記第2の電源に接続された第6のトラ
ンジスタと、ベース端子が前記第5のトランジスタのエ
ミッタ端子に接続され、コレクタ端子が前記半導体レー
ザの注入電流入力端子の一方に接続された第3のトラン
ジスタと、ベース端子が前記第6のトランジスタのエミ
ッタ端子に接続され、コレクタ端子が抵抗器を介して前
記第1の電源に接続され、エミッタ端子が前記第3のト
ランジスタのエミッタ端子に接続された第4のトランジ
スタと、前記第4のトランジスタのエミッタ端子と前記
第2の電源の間に接続された電流源とを備えていてもよ
い。
【0016】さらに、本発明の半導体レーザ駆動回路
は、前記第3のトランジスタのエミッタ端子に第1の端
子が接続されたインダクタと、該インダクタの第2の端
子と前記第2の電源との間に接続された電流源とを備え
ていてもよい。また、本発明の半導体レーザ駆動回路は
さらに、ベース端子に、外部から入力される入力デジタ
ル信号が供給され、コレクタ端子が抵抗器を介して前記
第1の電源に接続された第7のトランジスタと、ベース
端子に、前記入力デジタル信号が反転された反転デジタ
ル信号が供給され、コレクタ端子が抵抗器を介して前記
第1の電源に接続され、エミッタ端子が前記第7のトラ
ンジスタのエミッタ端子と接続された第8のトランジス
タと、該第8のトランジスタのエミッタ端子と前記第2
の電源との間に接続された電流源とを備え、前記第7の
トランジスタのコレクタ端子から、前記第1のデジタル
信号が出力され、前記第8のトランジスタのコレクタ端
子から、前記第2のデジタル信号が出力される構成とし
てもよい。
【0017】さらにまた、ベース端子に、外部から入力
される入力デジタル信号が供給され、コレクタ端子が抵
抗器を介して前記第1の電源に接続された第7のトラン
ジスタと、ベース端子に、前記第1の電源及び前記第2
の電源の中間の電圧を有する直流信号が供給され、コレ
クタ端子が抵抗器を介して前記第1の電源に接続され、
エミッタ端子が前記第7のトランジスタのエミッタ端子
と接続された第8のトランジスタと、該第8のトランジ
スタのエミッタ端子と前記第2の電源との間に接続され
た電流源とを備え、前記第7のトランジスタのコレクタ
端子から、前記第1のデジタル信号が出力され、前記第
8のトランジスタのコレクタ端子から、前記第2のデジ
タル信号が出力される構成としてもよい。
【0018】また、前記第1のトランジスタ乃至第8の
トランジスタが電界効果トランジスタであり、前記エミ
ッタ端子に替えてソース端子を接続し、前記ベース端子
に替えてゲート端子を接続し、前記コレクタ端子に替え
てドレイン端子を接続する構成としてもよい。
【0019】本発明の半導体レーザ駆動回路において
は、パルス幅調整回路を構成するレベルシフト回路にお
いて、正相及び逆相の両信号にレベル差を与え、これら
の信号の差分を差動増幅回路で演算することにより、出
力信号を得ているため、与えられたレベル差と波形の立
ち上がり時間及び立ち下がり時間に応じたパルス幅の変
化を得ることが可能となっている。また、このパルス幅
は、上記のレベル差を適宜変化させることにより、元の
パルス幅を増加させる方向にも、減少させる方向にも変
化させることが可能となる。さらに、信号のレベル変化
は、本半導体レーザ駆動回路の直流バイアスを与える部
分の調整のみで与えており、信号が伝搬する伝送路には
影響が及ばない構成となっているため、特に高速信号に
対して波形劣化を引き起こす懸念がない。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の上記および他の目的、特
徴および利点を明確にすべく、以下添付した図面を参照
しながら、本発明の実施の形態につき詳細に説明する。
【0021】図1に本発明の第1の実施例である半導体
レーザ駆動回路の構成を示す。
【0022】図1の半導体レーザ駆動回路は、入力回路
11、パルス幅調整回路12、電流スイッチ13及びバ
イアス電流調整回路14から構成される。このうち、入
力回路11は、トランジスタ21、22、抵抗31、3
2及び電流源41から構成される。また、パルス幅調整
回路12は、トランジスタ23〜26、抵抗33〜36
及び電流源42〜44から構成される。電流スイッチ1
3は、トランジスタ27〜30、抵抗37、38及び電
流源45から構成される。バイアス電流調整回路14
は、インダクタンス52及び電流源46から構成され
る。また、図1中、VCCとVEEは各々高電位と低電
位を、DATAとDATABは差動入力信号をそれぞれ
表す。
【0023】次に、図1の半導体レーザ駆動回路の動作
について説明する。
【0024】図1の半導体レーザ駆動回路に入力された
差動入力信号(DATA、DATAB)は、入力回路1
1を構成する差動増幅回路により、波形整形を施され
る。波形整形は、次段のパルス幅調整回路12での波形
の処理を容易にするために行われ、所望の立ち上がり/
立ち下がり波形への整形、必要な内部振幅の確保を行っ
ている。なお、入力される信号がDATAあるいはDA
TABの一方のみの単相信号であった場合には、単相−
差動信号変換を行う。単相−差動信号変換は、信号が印
加されていない側の入力端子の電位を、VCC及びVE
Eの中間電位に固定することで実現できる。
【0025】図2に入力回路11の入出力波形を模式的
に示す。入力信号が単相、両相であっても、また、波形
の立ち上がりが急峻であってもなだらかであっても、入
力回路11を透過することにより、同一の波形に一律に
変換される。
【0026】入力回路11の出力信号は、パルス幅調整
回路12に入力される。パルス幅調整回路12では、ま
ずレベルシフト回路で正相、逆相の信号に、レベル差を
与える。図3にレベルシフト動作を示す。ここでは動作
原理を簡単に説明するため、抵抗33と抵抗34の抵抗
値は等しいものとし、電流源42は電流値IS2の固定
電流源、電流源43は電流値IS3の可変電流源とす
る。
【0027】IS2=IS3の場合、抵抗33と34で
生じる電位降下が同じであるため差動増幅回路のトラン
ジスタ25、26に入力されるレベルは等しく、クロス
ポイントに変動はない。IS2>IS3となった場合、
抵抗33で生じる電圧降下より抵抗34で生じる電位降
下の方が小さくなり、差動増幅回路のトランジスタ2
5、26に入力されるレベルに差が生じる。この電位差
によって、差動増幅回路へ入力される信号のクロスポイ
ントが入力信号のクロスポイントよりΔtだけ外側に変
化する。この信号が差動回路に入力された場合、出力で
は入力信号のDATA側のパルス幅Tに対してT+2Δ
tとなる。
【0028】また、IS2<IS3となった場合は、図
4に示すように、抵抗34での電圧降下が抵抗33の電
圧降下より大きくなり、クロスポイントが逆にΔtだけ
内側に変化し、出力では入力信号のDATA側のパルス
幅Tに対してT―2Δtとなる。
【0029】このように、パルス幅調整回路12では、
電流源の電流値を変化させることによって、入力信号の
パルス幅Tに対して出力では、T−2Δt〜T+2Δt
まで、すなわちTを増加させる方向、及び減少させる方
向の双方に変化させることが可能である。
【0030】以上、抵抗33と34の抵抗値は等しいも
のとし、電流源42は固定電流源、電流源43は可変電
流源として説明したが、レベルシフト回路では、差動増
幅回路に対してレベル差を生じさせる動作をすればよ
く、抵抗33と電流源42、抵抗34と電流源43の電
圧降下において、図3で説明した動作が行われさえすれ
ば、上記の条件でなくてもよい。例えば、電流源42を
可変電流源、電流源43を固定電流源としても動作は可
能である。また、抵抗33と34の抵抗値が等しくなく
とも動作は可能である。
【0031】パルス幅調整回路12の出力は、電流スイ
ッチ回路13に入力される。電流スイッチ回路13で
は、トランジスタ29、30、電流源45とから構成さ
れる差動増幅回路によって、電流源45から半導体レー
ザ50に流れ込む電流をON/OFFすることにより、
半導体レーザ50から変調された光信号を出力させる。
電流源45は可変電流源であって、半導体レーザ50の
発光に必要なパルス電流を任意に与えることができる。
なお、抵抗39は、電流スイッチ回路13の負荷のバラ
ンスを補正するために挿入されている。
【0032】バイアス電流調整回路14は、半導体レー
ザ50の発光に対して最適なバイアス電流が得られるよ
うに、任意に調整を行うための回路である。
【0033】図5に、パルス幅変調回路12の第2の構
成例を示す。この構成においては、パルス幅調整回路に
含まれる差動増幅回路にエミッタ抵抗51、61を加え
たものである。これらのエミッタ抵抗の挿入により差動
増幅回路の入力ダイナミックレンジが拡大し、これらの
抵抗が無い場合に比べてパルス幅の調整をより精密に行
うことが可能となる。
【0034】図6は、パルス幅調整回路12の第3の構
成例である。パルス幅調整回路12におけるレベルシフ
ト回路の電流源42、43をカレントミラー回路で構成
したものである。この回路では、抵抗34に流れる電流
を、可変抵抗器116の抵抗値によって変化させること
により、レベルを変化させている。なお、図6では、可
変抵抗器116のみを設けているが、抵抗器625を可
変抵抗器に、可変抵抗器116を固定の抵抗器に替えて
もよく、あるいは、両方とも可変抵抗器としてもよい。
【0035】図7は、パルス幅調整回路12の第4の構
成例である。図6の構成に含まれるカレントミラー回路
に、さらにコレクタ接地回路と抵抗を加えた構成を有し
ている。抵抗34によるレベル可変は、可変抵抗器11
9の中点の電位で決定される。この構成で、可変抵抗器
119をはずした場合は、抵抗33と34によるレベル
シフト量を等しくすることができる。また、図7の構成
によると、信号が伝達される部分を直接調整しなくて済
むので、高速用途やLSI化に適している。
【0036】図8は、本発明の第2の実施例による半導
体レーザ駆動回路の構成を示す図である。この第2の実
施例においては、図1に示す第1の実施例におけるトラ
ンジスタとして、電界効果トランジスタ(FET)を用
いている。電流スイッチング回路には、FETでの構成
の方が適している。
【0037】なお、図5、図6、図7に示したパルス幅
調整回路12の他の構成についても同様にFETでの構
成が可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体レ
ーザ駆動回路においては、パルス幅調整回路を構成する
レベルシフト回路において、正相及び逆相の両信号にレ
ベル差を与え、これらの信号の差分を差動増幅回路で演
算することにより出力信号を得ている。従って、与えら
れたレベル差と波形の立ち上がり時間及び立ち下がり時
間に応じたパルス幅の変化を得ることができ、任意の大
きさのパルス幅変化を得ることが可能となっている。さ
らに、正相、逆相信号に与えるレベルの大小関係によっ
て、出力パルス幅を、増加もしくは減少の一方のみなら
ず、増、減両方向へ変化させることが可能となる。これ
に伴い、駆動する半導体レーザの特性に応じて駆動波形
を調整することができ、駆動する半導体レーザに関わら
ず出力光信号のデューティ比を50%に設定することが
可能となる。さらに、正相、逆相信号のレベル差は、信
号が伝搬する伝送路に影響を及ぼすことなく与えること
が可能となっており、特に高速光伝送システムで波形劣
化を来すことのない光出力波形を得ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】 本発明の第1の実施例における入力回路の動
作を説明する図である。
【図3】 本発明の第1の実施例の動作を説明する図で
ある。
【図4】 本発明の第1の実施例の動作を説明する図で
ある。
【図5】 本発明の第1の実施例におけるパルス幅調整
回路の第2の構成例を示す回路図である。
【図6】 本発明の第1の実施例におけるパルス幅調整
回路の第3の構成例を示す回路図である。
【図7】 本発明の第1の実施例におけるパルス幅調整
回路の第4の構成例を示す回路図である。
【図8】 本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図9】 従来例の動作を示す図である。
【図10】 従来例の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1、2 波形整形回路 3 自動光出力補償回路 4 電流源 11 入力回路 12 パルス幅調整回路 13 電流スイッチ回路 14 バイアス電流調整回路 21〜30 トランジスタ 31〜39 抵抗 41〜46 電流源 50 半導体レーザ 51、61 抵抗 52 インダクタ 116 可変抵抗器 119 可変抵抗器 121〜130 FET 611〜616 トランジスタ 621〜628 抵抗
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01S 3/096 3/103

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子に印加される第1のデジタル信
    号のレベルを所定の値に設定して出力端子から出力する
    第1のレベルシフト回路と、 前記デジタル信号を反転した第2のデジタル信号が入力
    端子に印加され、該第2のデジタル信号のレベルを所定
    の値に設定して出力端子から出力する第2のレベルシフ
    ト回路と、 前記第1のレベルシフト回路の出力信号及び前記第2の
    レベルシフト回路の出力信号を差動増幅し、増幅信号を
    少なくとも1つの出力端子に出力する差動増幅回路とを
    備えていることを特徴とするパルス幅調整回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパルス幅調整回路であっ
    て、前記第1のレベルシフト回路または前記第2のレベ
    ルシフト回路は、 前記入力端子がベース端子に接続され、コレクタ端子が
    第1の電源に接続され、エミッタ端子が出力端子に接続
    された第1のトランジスタと、 該トランジスタの前記エミッタ端子に第1の端子が接続
    された抵抗器と、 該抵抗器の第2の端子と第2の電源の間に接続された電
    流源とを備えていることを特徴とするパルス幅調整回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のパルス幅調整回路であっ
    て、前記電流源は、カレントミラー回路を備えているこ
    とを特徴とするパルス幅調整回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のパルス幅調整回路であっ
    て、前記カレントミラー回路に供給される基準電流が、
    コレクタ接地回路のエミッタ電流として供給されること
    を特徴とするパルス幅調整回路。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のパルス幅調整回路であっ
    て、前記第1のレベルシフト回路及び第2のレベルシフ
    ト回路の少なくとも一方の前記カレントミラー回路は、
    供給される基準電流を調整する電流調整手段を備えてい
    ることを特徴とするパルス幅調整回路。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のパルス幅調整回路であっ
    て、前記電流調整手段は、可変抵抗器を備えていること
    を特徴とするパルス幅調整回路。
  7. 【請求項7】 請求項4記載のパルス幅調整回路であっ
    て、前記第1のレベルシフト回路及び第2のレベルシフ
    ト回路の少なくとも一方の前記コレクタ接地回路は、ベ
    ース端子に印加される電圧を調整する電圧調整手段を備
    えていることを特徴とするパルス幅調整回路。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のパルス幅調整回路であっ
    て、前記電圧調整手段は、両端が前記第1の電源及び第
    2の電源の各々に接続され、中点が前記ベース端子に接
    続された可変抵抗器を備えていることを特徴とするパル
    ス幅調整回路。
  9. 【請求項9】 請求項2乃至請求項8のいずれかの請求
    項に記載されたパルス幅調整回路であって、前記第1の
    トランジスタが電界効果トランジスタであり、前記エミ
    ッタ端子に替えてソース端子を接続し、前記ベース端子
    に替えてゲート端子を接続し、前記コレクタ端子に替え
    てドレイン端子を接続することを特徴とするパルス幅調
    整回路。
  10. 【請求項10】 請求項2乃至請求項9のいずれかの請
    求項に記載されたパルス幅調整回路であって、前記差動
    増幅器は、 コレクタ端子が抵抗器を介して前記第1の電源に接続さ
    れ、ベース端子が前記第1のレベルシフト回路及び第2
    のレベルシフト回路の出力端子の各々に接続され、エミ
    ッタ端子が直結された2つの第2のトランジスタと、 該第2のトランジスタの前記エミッタ端子と前記第2の
    電源の間に接続された電流源とを備え、 前記2つの第2のトランジスタの前記コレクタ端子の各
    々が、前記少なくとも1つの出力端子に接続されている
    ことを特徴とするパルス幅調整回路。
  11. 【請求項11】 請求項2乃至請求項9のいずれかの請
    求項に記載されたパルス幅調整回路であって、前記差動
    増幅器は、 コレクタ端子が抵抗器を介して前記第1の電源に接続さ
    れ、ベース端子が前記第1のレベルシフト回路及び第2
    のレベルシフト回路の出力端子の各々に接続された2つ
    の第2のトランジスタと、 該2つの第2のトランジスタのエミッタ端子に各々第1
    の端子が接続され、第2の端子が直結された2つの抵抗
    器と、 該2つの抵抗器の前記第2の端子と前記第2の電源の間
    に接続された電流源とを備え、 前記2つの第2のトランジスタの前記コレクタ端子の各
    々が、前記少なくとも1つの出力端子に接続されている
    ことを特徴とするパルス幅調整回路。
  12. 【請求項12】 請求項10又は請求項11のいずれか
    の請求項に記載されたパルス幅調整回路であって、前記
    第2のトランジスタが電界効果トランジスタであり、前
    記エミッタ端子に替えてソース端子を接続し、前記ベー
    ス端子に替えてゲート端子を接続し、前記コレクタ端子
    に替えてドレイン端子を接続することを特徴とするパル
    ス幅調整回路。
  13. 【請求項13】 半導体レーザを駆動する半導体レーザ
    駆動回路であって、前記半導体レーザ駆動回路は、 請求項2乃至請求項12のいずれかの請求項に記載され
    たパルス幅調整回路と、 ベース端子が前記少なくとも1つの出力端子の1つに接
    続され、コレクタ端子が前記半導体レーザの注入電流入
    力端子の一方に接続された第3のトランジスタと、 ベース端子が前記少なくとも1つの出力端子の他の1つ
    に接続され、コレクタ端子が抵抗器を介して前記第1の
    電源に接続され、エミッタ端子が前記第3のトランジス
    タのエミッタ端子に接続された第4のトランジスタと、 前記第4のトランジスタのエミッタ端子と前記第2の電
    源の間に接続された電流源とを備えていることを特徴と
    する半導体レーザ駆動回路。
  14. 【請求項14】 半導体レーザを駆動する半導体レーザ
    駆動回路であって、前記半導体レーザ駆動回路は、 請求項2乃至請求項12のいずれかの請求項に記載され
    たパルス幅調整回路と、 ベース端子が前記少なくとも1つの出力端子の1つに接
    続され、コレクタ端子が前記第1の電源に接続され、エ
    ミッタ端子が抵抗器を介して前記第2の電源に接続され
    た第5のトランジスタと、 ベース端子が前記少なくとも1つの出力端子の他の1つ
    に接続され、コレクタ端子が前記第1の電源に接続さ
    れ、エミッタ端子が抵抗器を介して前記第2の電源に接
    続された第6のトランジスタと、 ベース端子が前記第5のトランジスタのエミッタ端子に
    接続され、コレクタ端子が前記半導体レーザの注入電流
    入力端子の一方に接続された第3のトランジスタと、 ベース端子が前記第6のトランジスタのエミッタ端子に
    接続され、コレクタ端子が抵抗器を介して前記第1の電
    源に接続され、エミッタ端子が前記第3のトランジスタ
    のエミッタ端子に接続された第4のトランジスタと、 前記第4のトランジスタのエミッタ端子と前記第2の電
    源の間に接続された電流源とを備えていることを特徴と
    する半導体レーザ駆動回路。
  15. 【請求項15】 請求項13又は請求項14のいずれか
    の請求項に記載された半導体レーザ駆動回路であって、
    該半導体レーザ駆動回路はさらに、 前記第3のトランジスタのエミッタ端子に第1の端子が
    接続されたインダクタと、 該インダクタの第2の端子と前記第2の電源との間に接
    続された電流源とを備えていることを特徴とする半導体
    レーザ駆動回路。
  16. 【請求項16】 請求項13乃至請求項15のいずれか
    の請求項に記載された半導体レーザ駆動回路であって、
    該半導体レーザ駆動回路はさらに、 ベース端子に、外部から入力される入力デジタル信号が
    供給され、コレクタ端子が抵抗器を介して前記第1の電
    源に接続された第7のトランジスタと、 ベース端子に、前記入力デジタル信号が反転された反転
    デジタル信号が供給され、コレクタ端子が抵抗器を介し
    て前記第1の電源に接続され、エミッタ端子が前記第7
    のトランジスタのエミッタ端子と接続された第8のトラ
    ンジスタと、 該第8のトランジスタのエミッタ端子と前記第2の電源
    との間に接続された電流源とを備え、 前記第7のトランジスタのコレクタ端子から、前記第1
    のデジタル信号が出力され、前記第8のトランジスタの
    コレクタ端子から、前記第2のデジタル信号が出力され
    ることを特徴とする半導体レーザ駆動回路。
  17. 【請求項17】 請求項13乃至請求項15のいずれか
    の請求項に記載された半導体レーザ駆動回路であって、
    該半導体レーザ駆動回路はさらに、 ベース端子に、外部から入力される入力デジタル信号が
    供給され、コレクタ端子が抵抗器を介して前記第1の電
    源に接続された第7のトランジスタと、 ベース端子に、前記第1の電源及び前記第2の電源の中
    間の電圧を有する直流信号が供給され、コレクタ端子が
    抵抗器を介して前記第1の電源に接続され、エミッタ端
    子が前記第7のトランジスタのエミッタ端子と接続され
    た第8のトランジスタと、 該第8のトランジスタのエミッタ端子と前記第2の電源
    との間に接続された電流源とを備え、 前記第7のトランジスタのコレクタ端子から、前記第1
    のデジタル信号が出力され、前記第8のトランジスタの
    コレクタ端子から、前記第2のデジタル信号が出力され
    ることを特徴とする半導体レーザ駆動回路。
  18. 【請求項18】 請求項13乃至請求項17のいずれか
    の請求項に記載された半導体レーザ駆動回路であって、
    前記第1のトランジスタ乃至第8のトランジスタが電界
    効果トランジスタであり、前記エミッタ端子に替えてソ
    ース端子を接続し、前記ベース端子に替えてゲート端子
    を接続し、前記コレクタ端子に替えてドレイン端子を接
    続することを特徴とする半導体レーザ駆動回路。
  19. 【請求項19】 半導体レーザを駆動する半導体レーザ
    駆動回路であって、前記半導体レーザ駆動回路は、 入力端子に印加される第1の信号のレベルを所定の値に
    設定して出力端子から出力する第1のレベルシフト回路
    と、第2の信号が入力端子に印加され、該第2の信号の
    レベルを所定の値に設定して出力端子から出力する第2
    のレベルシフト回路と、 前記第1のレベルシフト回路の出力信号及び前記第2の
    レベルシフト回路の出力信号を差動増幅し、増幅信号を
    少なくとも1つの出力端子に出力する差動増幅回路と、 ベース端子が前記少なくとも1つの出力端子の1つに接
    続され、コレクタ端子が前記半導体レーザの注入電流入
    力端子の一方に接続された第3のトランジスタと、 ベース端子が前記少なくとも1つの出力端子の他の1つ
    に接続され、コレクタ端子が抵抗器を介して前記第1の
    電源に接続され、エミッタ端子が前記第3のトランジス
    タのエミッタ端子に接続された第4のトランジスタと、 前記第4のトランジスタのエミッタ端子と前記第2の電
    源の間に接続された電流源とを備え、 前記第1のレベルシフト回路または前記第2のレベルシ
    フト回路は、 前記入力端子がベース端子に接続され、コレクタ端子が
    第1の電源に接続され、エミッタ端子が出力端子に接続
    された第1のトランジスタと、 該トランジスタの前記エミッタ端子に第1の端子が接続
    された抵抗器と、 該抵抗器の第2の端子と第2の電源の間に接続された電
    流源とを備えていることを特徴とする半導体レーザ駆動
    回路。
  20. 【請求項20】 半導体レーザを駆動する半導体レーザ
    駆動回路であって、前記半導体レーザ駆動回路は、 入力端子に印加される第1の信号のレベルを所定の値に
    設定して出力端子から出力する第1のレベルシフト回路
    と、第2の信号が入力端子に印加され、該第2の信号の
    レベルを所定の値に設定して出力端子から出力する第2
    のレベルシフト回路と、 前記第1のレベルシフト回路の出力信号及び前記第2の
    レベルシフト回路の出力信号を差動増幅し、増幅信号を
    少なくとも1つの出力端子に出力する差動増幅回路と、 ベース端子が前記少なくとも1つの出力端子の1つに接
    続され、コレクタ端子が前記第1の電源に接続され、エ
    ミッタ端子が抵抗器を介して前記第2の電源に接続され
    た第5のトランジスタと、 ベース端子が前記少なくとも1つの出力端子の他の1つ
    に接続され、コレクタ端子が前記第1の電源に接続さ
    れ、エミッタ端子が抵抗器を介して前記第2の電源に接
    続された第6のトランジスタと、 ベース端子が前記第5のトランジスタのエミッタ端子に
    接続され、コレクタ端子が前記半導体レーザの注入電流
    入力端子の一方に接続された第3のトランジスタと、 ベース端子が前記第6のトランジスタのエミッタ端子に
    接続され、コレクタ端子が抵抗器を介して前記第1の電
    源に接続され、エミッタ端子が前記第3のトランジスタ
    のエミッタ端子に接続された第4のトランジスタと、 前記第4のトランジスタのエミッタ端子と前記第2の電
    源の間に接続された電流源とを備え、 前記第1のレベルシフト回路または前記第2のレベルシ
    フト回路は、 前記入力端子がベース端子に接続され、コレクタ端子が
    第1の電源に接続され、エミッタ端子が出力端子に接続
    された第1のトランジスタと、 該トランジスタの前記エミッタ端子に第1の端子が接続
    された抵抗器と、 該抵抗器の第2の端子と第2の電源の間に接続された電
    流源とを備えていることを特徴とする半導体レーザ駆動
    回路。
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