JPH1133943A - ロボット機構 - Google Patents

ロボット機構

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Publication number
JPH1133943A
JPH1133943A JP18823297A JP18823297A JPH1133943A JP H1133943 A JPH1133943 A JP H1133943A JP 18823297 A JP18823297 A JP 18823297A JP 18823297 A JP18823297 A JP 18823297A JP H1133943 A JPH1133943 A JP H1133943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving shaft
slider
unit
claw unit
robot mechanism
Prior art date
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Pending
Application number
JP18823297A
Other languages
English (en)
Inventor
Taro Amano
太郎 天野
Hiroshi Sato
洋 佐藤
Koji Kariya
浩司 狩谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP18823297A priority Critical patent/JPH1133943A/ja
Publication of JPH1133943A publication Critical patent/JPH1133943A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 挿抜爪ユニットの安定した位置決め動作を可
能にする。 【解決手段】 作業爪ユニット8を移動させる重量のあ
る第2の動力発生ユニットを移動軸6の上端側に配置固
定すると共に、移動軸6の上端に嵌合する上側のスライ
ダー13の突起13aの長さを長くし、移動軸6上端の
取り付け面と突起13aとのとの接触面積を大きくして
移動軸6の支持側の剛性を高めることにより、移動軸6
をスライダー13,14により移動させて作業爪ユニッ
ト8を基板に対するピン挿抜位置に位置決めする際の移
動軸6の振り子運動を小さく抑制するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線系におけ
る自動MDF(主配線盤)等に用いられるロボット機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、電話回線系に使用する自動MD
Fにおいては、基板に対してピンを挿抜するピン挿抜用
のロボット機構が用いられており、このロボット機構
は、ピンを挿抜する基板に対向するように配置され、ピ
ンを把持して挿抜する挿抜爪を有する挿抜爪ユニットを
前記基板と平行に左右方向及び上下方向に移動し、これ
により所望の位置に挿抜爪ユニットを位置決めしてピン
の挿抜動作を行うようになっている。
【0003】図3は前記自動MDFに用いられるピン挿
抜用の従来のロボット機構を示す斜視図で、図において
1は枠体である。この枠体1は左右に平行に配置した枠
部材2,3と、上下に平行に配置した枠部材(ガイドレ
ール)4,5により形成され、これらの枠部材2,3と
4,5は所定の矩形を成すように互いの端部で結合され
ている。
【0004】6は移動軸で、この移動軸6は枠部材2,
3と平行になるように枠部材4,5間に配置され、枠部
材4上に取り付けられた第1の動力発生ユニット7によ
り矢印X方向に往復移動するようになっている。尚、前
記第1の動力発生ユニット7はモーターや減速機構によ
り構成されている。
【0005】8は挿抜爪ユニット(作業爪ユニット)
で、図示しないピンを把持して基板に対する挿抜動作を
行う挿抜爪(作業爪)と、その駆動源や動力伝達機構等
を有しており、この挿抜爪ユニット8は移動軸6内に設
けられた図示しない動力伝達手段のベルト(ワイヤー)
に取り付けられている。9は第1の動力発生ユニット7
と同様にモーターや減速機構により構成される第2の動
力発生ユニットで、移動軸6の下端に固定されており、
このこの第2の動力発生ユニット9により挿抜爪ユニッ
ト8は前記動力伝達手段を介して矢印Y方向に往復移動
するものとなっている。
【0006】つまり、挿抜爪ユニット8は移動軸6と一
体に矢印X方向に移動し、かつこの移動軸6も沿って矢
印Y方向に移動することによって、図示しない基板のピ
ン挿抜位置に位置決めされるように構成されている。1
0は挿抜爪ユニット8に接続されたフレキシブルケーブ
ルで、このフレキシブルケーブル10により図示しない
制御部から挿抜爪ユニット8に送られる信号により挿抜
爪の動作が制御されるものとなっている。
【0007】図5はこのようなロボット機構における要
部斜視図、図6は図5の部分拡大図である。この図に見
られるように、移動軸6は角筒状に形成されていて、縦
方向に割り溝6が設けられており、この割り溝6により
挿抜爪ユニット8は前記のように移動軸6内に設けられ
た図示しない動力伝達手段のベルト(ワイヤー)に取り
付けられ、矢印Y方向に移動可能となっている。
【0008】11と12は図4に示した上下一対の枠部
材4,5内に配置される動力伝達手段のベルト、13と
14は各々のベルト11,12に取り付けられたスライ
ダーで、このスライダー13,14は枠部材4,5にコ
ロ等により滑動可能に装着され、ベルト11,12が前
記第1の動力発生ユニット7により駆動されることで図
4に示した矢印X方向に移動するものである。
【0009】このスライダー13,14にはそれぞれの
突起13a、14aが形成されていて、突起13aを移
動軸6の上端に嵌合させると共に、溝6側の取り付け面
6bに通した図示しないネジを突起13aに締め付ける
ことにより移動軸6はスライダー13に固定され、そし
て、移動軸6の下端には突起14aが所定の遊びをもっ
て嵌合されている。
【0010】従って、移動軸6は上端側で固定支持さ
れ、下端側で突起14との間の遊びによって、例えば枠
体1の製造誤差や組み立て誤差等を吸収できるようにな
っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では、図6に示した移動軸6の取り付け面
6bの板厚L1が薄く、かつこの取り付け面6bに接す
る突起13aの面積が小さいこと、及び重量のある第2
の動力発生ユニット9が移動軸6の下端に取り付けてあ
ることにより、移動軸6が上端側積まし固定支持側を支
点として、図5に矢印Fで示したような振り子運動を生
じ易く、そのため挿抜爪ユニット8の位置決め動作が不
安定になるという問題があった。
【0012】従って、本発明は、移動軸の振り子運動を
抑制して挿抜爪ユニット(作業爪ユニット)の安定した
位置決め動作を行うことが可能なロボット機構実現する
ことを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、平
行に配置された上下一対のガイドレール内にそれぞれス
ライダーを設け、上側のスライダーに移動軸の上端を嵌
めて固定支持すると共に、この移動軸の下端を下側のス
ライダーに所定の遊びをもって嵌合させ、かつ前記移動
軸に作業爪を有する作業爪ユニットを移動可能に設ける
と共に、この作業爪ユニットを移動させる動力発生ユニ
ットを前記移動軸に固定するロボット機構において、前
記動力発生ユニットを前記移動軸の支持側近傍に配置固
定すると共に、前記移動軸に対する前記上側のスライダ
ーの嵌合長を長くして、前記移動軸上端と前記上側のス
ライダーとの接触面積を大きくしたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明によ
るロボット機構の実施の形態について説明する。図1は
第1の実施の形態を示す要部斜視図、図2は図1の部分
拡大図である。図において6は移動軸、6aは割り溝、
6bは取り付け面、8は挿抜爪ユニット、9は第2の動
力発生ユニット、11と12はベルト、13と14はス
ライダー、13aと14aは突起であり、これらは従来
のものに相当するので、同一の符号で示しているが、本
実施の形態は、挿抜爪ユニット8を移動軸6の上端近傍
に固定し、またスライダー13の突起13aの上下方向
の長さを従来のものより長く形成して、この突起13a
を移動軸6の上端に嵌合させると共に、従来より本数の
多いネジを取り付け面6bに通して突起13aに締め付
けることにより、移動軸6をスライダー13に固定支持
したものとしている。
【0015】つまり、この第1の実施の形態は、移動軸
6の振り子運動の支点の可能な限り近い位置に挿抜爪ユ
ニット8を配置固定し、また移動軸6の振り子運動の支
点側において、移動軸6の取り付け面6bと突起13a
の接触面積を増加させた点で従来と異なっている。その
他の構成については、従来と同様である。
【0016】このような構成による第1の実施の形態で
は、従来と同様にベルト11,12を図4に示した第1
の動力発生ユニット7により駆動することで移動軸6と
挿抜爪ユニット8を一体に図4に示した矢印X方向に移
動させ、また第2の動力発生ユニット9により挿抜爪ユ
ニット8を移動軸6内に設けられている図示しない動力
伝達手段を介して矢印Y方向に移動させることによっ
て、挿抜爪ユニット8を図示しない基板のピン挿抜位置
に位置決めするが、本実施の形態では、移動軸6固定支
持側、つまり振り子運動の支点側で取り付け面6bと突
起13aの接触面積を増加させ構成としているため、こ
の支点側の剛性を高めることができ、かつ重量のある挿
抜爪ユニット8を振り子運動の支点の可能な限り近い位
置に配置固定しているため、挿抜爪ユニット8の位置決
めの際の振り子運動を小さく抑制することができ、挿抜
爪ユニット8の安定した位置決め動作が可能となる。
【0017】図3は本発明の第2の実施の形態を示す部
分拡大図である。この第2の実施の形態は、スライダー
13の突起13aの上下方向の長さを従来のものより長
く形成すると共に、移動軸6の上端側の割り溝6aと反
対側の面を取り付け面6cとして、この取り付け面6c
の板厚L2を割り溝6a側の面の板厚L1よりも厚く
し、そして起13aに移動軸6の上端を嵌合させると共
に、従来より本数の多いネジを取り付け面6bに通して
突起13aに固定することにより、振り子運動の支点側
の剛性を更に高めた構成としている。
【0018】このような第2の実施の形態によれば、移
動軸6の振り子運動の支点側の剛性を更に高めた構成と
しているので、振り子運動を更に抑制することができ、
挿抜爪ユニット8のより安定した位置決め動作が可能と
なる。尚、上述した実施の形態は基板に対するピンの挿
抜を行うロボット機構についてのべたものであるが、本
発明は、ピンの挿抜以外の作業を行う作業爪を有するロ
ボット機構に適用にも適用可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、平行に
配置された上下一対のガイドレール内にそれぞれスライ
ダーを設け、上側のスライダーに移動軸の上端を嵌めて
固定支持すると共に、この移動軸の下端を下側のスライ
ダーに所定の遊びをもって嵌合させ、かつ、前記移動軸
に作業爪を有する作業爪ユニットを移動可能に設けると
共に、この作業爪ユニットを移動させる動力発生ユニッ
トを前記移動軸に固定するロボット機構において、前記
動力発生ユニットを前記移動軸の支持側近傍に配置固定
すると共に、前記移動軸に対する前記上側のスライダー
の嵌合長を長くして、前記移動軸上端と前記上側のスラ
イダーとの接触面積を大きくした構成としているため、
移動軸の支持側の剛性を高めることができ、かつ重量の
ある作業爪ユニットを移動軸の支持側近傍に配置固定し
ているため、作業爪ユニットの位置決めの際の振り子運
動を小さく抑制することができ、作業爪ユニットの安定
した位置決め動作が可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す要部斜視図で
ある。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】第2の実施の形態を示す部分拡大図である。
【図4】従来技術を示す斜視図でである。
【図5】従来技術の要部斜視図である。
【図6】図5の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 枠体 2〜5 枠部材 6 移動軸 6a 割り溝 6b,6c 取り付け面 7 第1の動力発生ユニット 8 挿抜爪ユニット 9 第2の動力発生ユニット 11,12 ベルト 13,14 スライダー 13a,14a 突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行に配置された上下一対のガイドレー
    ル内にそれぞれスライダーを設け、上側のスライダーに
    移動軸の上端を嵌めて固定支持すると共に、この移動軸
    の下端を下側のスライダーに所定の遊びをもって嵌合さ
    せ、かつ、前記移動軸に作業爪を有する作業爪ユニット
    を移動可能に設けると共に、この作業爪ユニットを移動
    させる動力発生ユニットを前記移動軸に固定するロボッ
    ト機構において、 前記動力発生ユニットを前記移動軸の支持側近傍に配置
    固定すると共に、 前記移動軸に対する前記上側のスライダーの嵌合長を長
    くして、前記移動軸上端と前記上側のスライダーとの接
    触面積を大きくしたことを特徴とするロボット機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のロボット機構において、
    上側のスライダーに接触する側の移動軸の取り付け面の
    板厚を他の部分の板厚より厚くしたことを特徴とするロ
    ボット機構。
JP18823297A 1997-07-14 1997-07-14 ロボット機構 Pending JPH1133943A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18823297A JPH1133943A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 ロボット機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18823297A JPH1133943A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 ロボット機構

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Publication Number Publication Date
JPH1133943A true JPH1133943A (ja) 1999-02-09

Family

ID=16220108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18823297A Pending JPH1133943A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 ロボット機構

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JP (1) JPH1133943A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102166750A (zh) * 2011-05-16 2011-08-31 机械科学研究总院先进制造技术研究中心 定位梁及具有该定位梁的机器人直线运动单元

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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