JPH11339342A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

Info

Publication number
JPH11339342A
JPH11339342A JP10145692A JP14569298A JPH11339342A JP H11339342 A JPH11339342 A JP H11339342A JP 10145692 A JP10145692 A JP 10145692A JP 14569298 A JP14569298 A JP 14569298A JP H11339342 A JPH11339342 A JP H11339342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
tape
identification code
recorded
program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10145692A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumimasa Kawahara
史聖 川原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP10145692A priority Critical patent/JPH11339342A/ja
Publication of JPH11339342A publication Critical patent/JPH11339342A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作により1本の磁気テープに連続番
組を自動的に記録することができ、コレクションテープ
を制作するのに好適な磁気記録再生装置を提供する。 【解決手段】 磁気テープ1への情報記録時に、所定の
記録フォーマットに従ってコントロール信号を一定時間
毎に記録するコントロールコーディング方式の磁気記録
再生装置を構成する場合において、磁気テープ1を識別
するための識別コードに対応させて番組の予約プログラ
ムを記憶する記憶手段13と、磁気テープ1のコントロ
ール信号記録領域にその磁気テープ特有の識別コードを
記録するとともに、記録した識別コードを再生する識別
コード録再手段9と、予約プログラム設定時に、前記識
別コード録再手段9により磁気テープ1から識別コード
を再生させて前記記憶手段13に記憶された識別コード
と比較し、この識別コードが一致したときにその識別コ
ードに対応する番組の予約プログラム情報を抽出する制
御を行う制御手段18と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープへの
情報記録時に、所定の記録フォーマットに従ってコント
ロール信号を一定時間毎に記録するコントロールコーデ
ィング方式の磁気記録再生装置に係り、より詳細には、
1本のビデオテープに連続番組を予約録画するのに好適
な磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】1本のビデオテープに複数の番組を記録
する場合、次の記録を開始する位置を探し出す機能とし
て、ブランクサーチ(BRANK SERCH)機能を
備えたビデオテープレコーダ(以下、VTRと略称す
る)が使用されている。この記録開始位置の検出機能
は、ビデオテープの記録終端部以降の無記録部分をコン
トロール信号の有無に基づいて検出し、次の記録開始時
に役立てるものである。しかしながら、この種のブラン
クサーチ機能では、無記録部分を検出しても、それが最
後に記録したときの終端部なのか、若干の未記録部分を
挟んでその後さらに記録部分があるのかを判断できない
ため、最初に検出した無記録部分を記録最終位置と判断
し、その位置から記録を開始してしまうという問題が残
されていた。
【0003】また、発明者等は、ビデオテープに連続番
組等を記録する際に、他のビデオテープと混同すること
なく所望の番組を1本のビデオテープに記録するため、
所定の記録フォーマットに従ってコントロール信号を一
定時間毎に記録するコントロールコーディング方式のV
TRを提案した(特願平08−293556号参照)。
このVTRは、ビデオテープを他と区別するために予め
付した固有のテープ番号の識別コードを含むデータをビ
デオテープのコントロール信号記録エリヤに記録すると
ともに、記録したデータを再生するコントロール信号記
録/再生部を設けている。また、記録した番組のチャン
ネル、時間帯等のデータを前記テープ番号の識別コード
に対応させて記憶するメモリと、テープ番号とともにチ
ャンネルや時間等を表示するLCD表示部と、記録、再
生および表示等の動作制御を行う制御部を備えて構成さ
れている。このVTRは、ビデオテープへの情報記録中
に、制御部が前記コントロール信号記録/再生部を動作
させてコントロール信号をビデオテープに記録する。そ
して、記録が終了した時点でメモリに記録済チャンネ
ル、時間帯等のデータを前記ビデオテープに固有の識別
コードに対応させて記憶しておく。この後、次の番組を
記録するためビデオテープがカセット挿入口にセットさ
れると、制御部がコントロール信号記録/再生部でこの
ビデオテープからコントロール信号を再生させた後、そ
の中の識別コードに基づいて前記メモリから対応するデ
ータを読み出し、LCD表示部にテープ番号とともに、
記録済のチャンネルや時間帯等を表示させる。ユーザー
は、この表示内容を見て現在セットしたビデオテープに
次の番組を記録して良いか否かを判断することができ、
継続可能であればそのまま次の番組を記録することにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記VTR
は、ビデオテープの識別とともに前に記録してある番組
内容を知ることができるのみであり、予約プログラム基
づいて連続番組を1本のビデオテープに自動記録すると
いった機能は有していないものである。このため、連続
番組を記録してコレクションテープを制作すべく、前に
記録した番組の後に次の番組を記録するためには、従来
と変わらず手動のキー入力操作によってチャンネルや時
間等を毎回設定しなければならず、頻繁に入力操作を要
するので甚だ面倒な作業となっていた。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、簡単な操作により1本の磁気テープに連続番組を
自動的に記録することができ、コレクションテープを制
作するのに好適な磁気記録再生装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、磁気テープ
への情報記録時に、所定の記録フォーマットに従ってコ
ントロール信号を一定時間毎に記録するコントロールコ
ーディング方式の磁気記録再生装置において、磁気テー
プを識別するための識別コードに対応させて番組の予約
プログラムを記憶する記憶手段と、磁気テープのコント
ロール信号記録領域にその磁気テープ特有の識別コード
を記録するとともに、記録した識別コードを再生する識
別コード録再手段と、予約プログラム設定時に、前記識
別コード録再手段により磁気テープから識別コードを再
生させて前記記憶手段に記憶された識別コードと比較
し、この識別コードが一致したときにその識別コードに
対応する番組の予約プログラム情報を抽出する制御を行
う制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、前記磁気テープの終端
までの残量を検出してテープ残量データを出力するテー
プ検出手段を備え、前記予約プログラム設定時に、前記
制御手段が前記テープ検出手段からのテープ残量データ
に基づき、前に記録された情報の最後に新しい情報を記
録可能にテープ走行手段を動作させて前記磁気テープを
移動し、記録位置合わせを行うことを特徴とするもので
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係る磁気記録再生装置を示す電気的ブロック線図であ
る。この磁気記録再生装置は、カセット式ビデオテープ
(以下、ビデオテープと称す)1への情報記録時に、所
定の記録フォーマットに従ってコントロール信号を一定
時間毎に記録するコントロールコーディング方式のVT
Rであって、チューナ回路3、音声信号処理回路5、映
像信号処理回路6、コントロール信号記録/検出回路
9、テープ検出回路11、タイマー回路12、表示処理
回路14、サーボ回路16、メモリ回路17等の電子回
路部と、各種の録再ヘッド7,8,10、キー入力部1
3およびシステムコントローラ18等を主要部として備
えている。
【0008】アンテナからの受信信号が、アンテナ入力
端子2を介して受信した放送波から所望のチャンネルを
選択するチューナ回路3に導入されている。また、この
チューナ回路3の出力には、ビデオ信号入力端子4を介
して映像信号が導かれており、この映像信号は映像信号
処理回路6へ送出される一方、音声信号は音声信号処理
回路5に供給されている。音声信号処理回路5は、シス
テムコントローラ18からの制御信号に基づいてビデオ
テープ1に音声信号を記録するとともに、記録した音声
信号を再生する音声録再ヘッド7に接続されている。ま
た、映像信号処理回路6も、制御信号に従ってビデオテ
ープ1に映像信号を記録するとともに、記録した映像信
号を再生する映像録再ヘッド8,8に接続されている。
コントロール信号記録/検出回路9は、制御信号に基づ
いてビデオテープ1のコントロール信号記録エリヤにコ
ントロール信号を記録するとともに、記録したコントロ
ール信号を検出するコントロール信号録再ヘッド10に
接続されている。テープ検出回路11は、ビデオテープ
1への情報記録継続中にビデオテープ1の終端までの残
量を検出してテープ残量値のデータをシステムコントロ
ーラ18に出力するようになっている。また、タイマー
回路12は、ビデオテープ1にコントロール信号を記録
するための一定時間を計測する。
【0009】メモリ回路13は、番組予約時の各種デー
タを記憶するもので、ビデオテープ1を識別するための
識別情報(識別コード)に対応させて番組の予約プログ
ラムを記憶するようになっており、システムコントロー
ラ18内のRAMによって構成してもよいが、別回路に
よりE2 PROMを用いてもよい。表示処理回路14
は、システムコントローラ18からの制御信号に基づい
てテレビ画面にメニューを表示させ、このメニュー画面
上で連続番組の予約内容、録画済の情報、ユーザーへの
質問事項等を文字表示するようになっている。また、L
CD表示部15には、チャンネル、時間、カウント値等
を表示させる。サーボ回路16は、システムコントロー
ラ18からの制御信号に基づいてビデオテープ1の走行
系や記録・再生系の動作制御を行う。キー入力部17
は、電源スイッチや各種のモードスイッチ(記録スイッ
チ、再生スイッチ、停止スイッチ、早送りスイッチ、巻
戻しスイッチ、終端検出スイッチ)を備えており、各ス
イッチを押圧操作すると操作信号がシステムコントロー
ラ18に送出される。また、このキー入力部17には、
コレクションモードボタンを設けており、このボタンの
押圧回数によって、1本のビデオテープ1に連続番組を
記録させるモードを選択するか否かの信号がシステムコ
ントローラ18に出力されるものである。
【0010】このシステムコントローラ18は、VTR
全体の動作制御を行うマイクロコンピュータであって、
CPU,ROM,RAMからなり、前記回路各部と機能
に応じて一方向または双方向性に接続されている。この
システムコントローラ18は、記録、再生、早送り、巻
戻し等の各種動作モードの制御を行う他に、ビデオテー
プ1への情報記録時、所定の記録フォーマットに従って
コントロール信号を一定時間毎に記録する制御を行う。
また、コレクションモードボタンの押圧回数に応じて所
定のモードに移行する。コレクションモードボタンが1
回押圧されると、第1話目の録画予約であるとして予約
プログラムの設定に入る。さらに、コレクションモード
ボタンが2秒以内にもう1回押圧されると、前に連続番
組が記録されているとして次のモードに移行する。な
お、予約プログラム設定時においては、コントロール信
号記録/検出回路9によりビデオテープ1から識別情報
を再生させてメモリ回路13に記憶された識別情報と比
較し、この識別情報が一致したときにその識別情報に対
応する番組の予約プログラム情報を読み出して表示する
制御を行う。また、テープ検出回路11からのテープ残
量データに基づき、前に記録された情報の最後に新しい
情報を記録可能にテープ走行系を動作させてビデオテー
プ1を移動し、記録位置合わせをも行う構成になってい
る。この際、何回も重ね録りしたビデオテープ1であっ
ても、最終の記録終端位置、つまり、次の記録開始位置
を正確に探し出すことができるものである。
【0011】ところで、ビデオテープ1の番号を識別す
るための識別情報は、同一内容が前記メモリ回路13と
ビデオテープ1とに記憶あるいは記録させるが、メモリ
回路13へは従来周知の方式でディジタルデータを記憶
し、ビデオテープ1には所定の記録フォーマットに基づ
いてコントロール信号をビデオテープのコントロール信
号記録エリヤに記録する方式により、前記識別情報をコ
ントロール信号に含めて記録するようになっている。こ
の記録フォーマットは、図示省略しているが、従来より
ビデオテープの頭出しに採用しているVISS、VAS
Sの情報記録方式を用いて行う。すなわち、VISS
(VHS INDEX SEARCH SYSTEM)
は、現在位置から何番目かの記録の頭出しをするための
もので、番組の記録時にビデオテープ1のコントロール
信号記録エリヤに番号データを順次記録しておき、頭出
しに際して番号を指定すると、その番号位置にビデオテ
ープ1を早送りまたは巻戻しさせることができる。ま
た、VASS(VHS ADRESS SEARCH
SYSTEM)は、任意の記録位置での頭出しをするた
めのもので、番組の記録時に前記コントロール信号記録
エリヤにアドレスデータを順次記録しておき、頭出しに
際してアドレスを指定すると、その指定位置にビデオテ
ープ1を早送りまたは巻戻しさせることができる。
【0012】この実施の形態においては、多数のビデオ
テープに個別の識別情報を付与する際に、システムコン
トローラ18が“0”“1”のビットを任意に組み合わ
せてビット列のデータを順次生成した後、このデータを
コントロール信号に含ませ、前記VASSとしてVIS
Sの後に記録してゆく構成になっている。このコントロ
ール信号は、ビデオテープの走行を安定させるべく一定
周期で電圧パルスを走行系に与えるものであるが、この
電圧パルスの立ち上がり時間と立ち下がり時間との比
(デューティー比)を任意に変えることにより、テープ
毎に異なる識別情報を“0”“1”のビットデータで認
識可能となる。このようなビット列の識別情報がビデオ
テープのコントロール信号記録エリヤに記録されると、
そのビデオテープには固有の番号が付せられることにな
り、他のビデオテープとの識別が明確になる。また、こ
のビデオテープの識別情報(識別コード)は、番組の予
約プログラムに対応させてメモリ回路13に記憶させる
ことにより、1本のビデオテープ1に連続番組を順次自
動記録することができる。
【0013】図2は、ビデオテープに記録する番組予約
プログラムの例示図である。ビデオテープ(カセット)
は、本例では4本を用意しており、ビデオテープAには
固有の識別情報として識別信号1が、ビデオテープBに
は識別信号2が、ビデオテープCには識別信号3が、ビ
デオテープDには識別信号4がそれぞれ割り当てられ、
各ビデオテープ毎に異なった連続番組を予約プログラム
に基づいて記録する。例えば、ビデオテープAには、月
曜PM9:00〜PM10:00の時間帯で8チャンネ
ルの連続番組を記録し、ビデオテープBには、金曜PM
5:00〜PM5:30の時間帯で6チャンネルの連続
番組を記録し、ビデオテープCには、水曜AM0:50
〜AM1:20の時間帯で10チャンネルの連続番組を
記録し、ビデオテープDには、金曜PM8:00〜PM
9:00の時間帯で8チャンネルの連続番組を記録する
ようにしている。
【0014】次に、上記VTRによりビデオテープに連
続番組を予約して自動記録する場合について説明する。
但し、この番組記録においては、ビデオテープAに、月
曜PM9:00〜PM10:00の時間帯で8チャンネ
ルの連続番組を記録する例を説明するものとする。図3
は、予約から記録に至る過程の概略を示す説明図であ
る。まず、ユーザーは連続番組を記録するために、ビデ
オテープAをカセット挿入口に挿入しておく。そして、
コレクションモードボタンを押圧操作すると、テレビ画
面に空きプログラムが表示される(ステップS11)。
いま、空きプログラムが4つある場合、ユーザーは1を
選択して予約内容を入力する(ステップS12)。つま
り、月曜日のPM9:00〜PM10:00の時間帯で
8チャンネルを予約すると、コレクションモードの設定
が完了する(ステップS13,S14)。このとき、シ
ステムコントローラ18でビデオテープAの番号が決定
され、識別情報1が付与される。また、この識別情報1
に対応してメモリ回路にプログラム1の予約情報が記憶
される(ステップS15)。そして、予約時間になる
と、第1話の録画が開始される(ステップS16)。こ
の録画時は、ビデオテープの識別情報1がコントロール
信号記録エリヤに記録されてゆく。この録画が終了する
と、テープ検出回路からのデータを受けてテープの残量
値がメモリ回路に記憶される(ステップS17)。
【0015】続いて、第2話の録画を予約する場合(そ
れ以後も同じ)、通常、ビデオテープAの録画終了後に
再生動作が行われているので、ユーザーはビデオテープ
をカセット挿入口に挿入した後、コレクションモードボ
タンを2度押圧操作する(ステップS21)。すると、
再生モードに移行してこのビデオテープAの情報が再生
されるとともに、コントロール信号記録/検出回路によ
り、コントロール信号が検出される(ステップS2
2)。そして、このコントロール信号に含まれる識別情
報と、前記メモリ回路に記憶された識別情報とが比較さ
れ、この識別情報が一致したときに、現在セットされて
いるビデオテープが“A”であると認識される(ステッ
プS23)。すると、その識別情報に対応する番組の予
約プログラム情報がメモリ回路から読み出され、予約内
容がテレビ画面に表示される。このとき、第1話に続い
て第2話を録画するか否かを問う表示もなされる(ステ
ップS24)。この後、前回の録画終了時に記憶された
テープの残量値に基づき、前回録画の最後尾にビデオテ
ープAの位置合わせがなされる(ステップS25)。こ
れにより、第2話の録画が可能になる(第3話およびそ
れ以後も同じである)。
【0016】図4は、上記VTRの動作を説明するため
のフローチャートである。まず、ビデオテープAがカセ
ット挿入口に挿入されたか否かを判断し、挿入されると
コレクションモードボタンが1回押されたか否かを判断
する(ステップS31、S32)。ここで、コレクショ
ンモードボタンが1回押され、2秒以内にもう1度押圧
されなければ、第1話目の録画予約であると判断する
(ステップS33)。そして、予約プログラムの設定モ
ードに入る(ステップS34)。ユーザーが入力操作を
行うと、予約動作に移行してメモリ回路に予約プログラ
ムと識別情報とを記録し終了する。一方、もう1度押さ
れたときは(ステップS35)、4つの空きプログラム
のうち最低1つは設定されているか否かを判断する(ス
テップS36)。このとき、プログラムが何も設定され
ていなければ、ステップS34のプログラム設定に移行
する。
【0017】一方、既にプログラムが設定されていると
きは、ビデオテープAに何の識別情報が記録されている
かを知るために再生動作に移行して、コントロール信号
記録/検出回路9によりビデオテープAの識別情報を検
出させる(ステップS37、S38)。図5は、図4の
aの続きのフローチャートである。前記のaの続きで、
識別情報が検出されたか否かを判断し(ステップS3
9)、検出されなければ、「このビデオテープは、コレ
クションモードに対応していないものです。」等の表示
を行う。一方、識別情報が検出されると、この識別情報
に対応する録画予約プログラムをメモリ回路から読み出
して、その内容をテレビ画面に表示させる(ステップS
41)。そして、この表示内容で録画予約してよいか否
かを判断する(ステップS42)。これは、ビデオテー
プが何回も使用されて、テープ中に異なる識別情報が記
録されている場合があり、識別情報の誤検出によって予
約違いに伴う録画ミスを回避するためである。ユーザー
が画面の表示内容を見て録画予約可の選択を行うと、ス
テップS46に進むが、録画予約不可の場合は高速早送
りまたは巻き戻し動作により、別の識別情報の検出サー
チを行う(ステップS43)。そして、別の識別情報が
検出されると、この識別情報に対応する録画予約プログ
ラムをメモリ回路から読み出して、その内容をテレビ画
面に表示させる(ステップS44)。
【0018】また、この表示内容で録画予約してよいか
否かを判断し(ステップS45)、録画予約しない場合
はステップS43に戻り、高速早送りまたは巻き戻し動
作によってさらに別の識別情報の検出サーチを行う。一
方、ユーザーが録画予約可の選択を行うと、メモリ回路
に記憶されたテープ残量値に基づき、テープを早送りま
たは巻き戻して、連続番組のうち最も新しい回の最後に
録画位置を合わせる(ステップS46)。これにより、
録画予約が完了し(ステップS47)、予約時間になっ
た時点で録画を開始する(ステップS48)。また、こ
の録画中にビデオテープAの識別情報をビデオテープ1
のコントロール信号記録エリヤに記録してゆく(ステッ
プS49)。そして、録画が終了すると、テープ検出回
路からのデータを受けてテープの残量値をメモリ回路に
記憶させ、一連の動作を終了する。これにより、1本の
ビデオテープAに連続番組が自動的に記録される。な
お、上記実施の形態では、VTRに適用する場合につい
て説明したが、テレビ一体型VTR等にも採用し得るこ
とは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に記載の発明は、予約プログラム設定時に、識別コ
ード録再手段により磁気テープから識別コードを再生さ
せて記憶手段に記憶された識別コードと比較し、この識
別コードが一致したときにその識別コードに対応する番
組の予約プログラム情報を抽出するようになっているの
で、識別された1本の磁気テープに連続番組を自動的に
記録することができ、従来のように予約毎に煩瑣な入力
操作を行う必要がなく、簡単な操作によりコレクション
テープを制作することができる効果がある。また、請求
項2に記載の発明は、予約プログラム設定時に、テープ
検出手段からのテープ残量データに基づき、前に記録さ
れた情報の最後に新しい情報を記録可能にテープ走行手
段を動作させて磁気テープを移動し、記録位置合わせを
行うことから、番組の記録が終了した後、次の記録を開
始するときに前の記録部分の最後尾にテープ位置を合わ
せねばならない面倒な操作が不要になる。また、前回重
ね録りしたときの無記録部分を記録最終位置と判断し、
その位置から記録を開始してしまうといった問題もなく
なるといった利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る磁気記録再生装置を
示す電気的ブロック線図である。
【図2】磁気テープに記録する番組予約プログラムの例
示図である。
【図3】予約から記録に至る過程の概略を示す説明図で
ある。
【図4】磁気記録再生装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】図4のaの続きのフローチャートである。
【符号の説明】
1 磁気テープ 9 識別コード録再手段 13 記憶手段 18 制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープへの情報記録時に、所定の記
    録フォーマットに従ってコントロール信号を一定時間毎
    に記録するコントロールコーディング方式の磁気記録再
    生装置において、 磁気テープを識別するための識別コードに対応させて番
    組の予約プログラムを記憶する記憶手段と、磁気テープ
    のコントロール信号記録領域にその磁気テープ特有の識
    別コードを記録するとともに、記録した識別コードを再
    生する識別コード録再手段と、予約プログラム設定時
    に、前記識別コード録再手段により磁気テープから識別
    コードを再生させて前記記憶手段に記憶された識別コー
    ドと比較し、この識別コードが一致したときにその識別
    コードに対応する番組の予約プログラム情報を抽出する
    制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする磁気
    記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記磁気テープの終端までの残量を検出
    してテープ残量データを出力するテープ検出手段を備
    え、前記予約プログラム設定時に、前記制御手段が前記
    テープ検出手段からのテープ残量データに基づき、前に
    記録された情報の最後に新しい情報を記録可能にテープ
    走行手段を動作させて前記磁気テープを移動し、記録位
    置合わせを行うことを特徴とする請求項1に記載の磁気
    記録再生装置。
JP10145692A 1998-05-27 1998-05-27 磁気記録再生装置 Pending JPH11339342A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10145692A JPH11339342A (ja) 1998-05-27 1998-05-27 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10145692A JPH11339342A (ja) 1998-05-27 1998-05-27 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11339342A true JPH11339342A (ja) 1999-12-10

Family

ID=15390902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10145692A Pending JPH11339342A (ja) 1998-05-27 1998-05-27 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11339342A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002030114A1 (fr) * 2000-10-02 2002-04-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Appareil d'enregistrement et reproduction à fonction de programmation de l'enregistrement, et procédé correspondant

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002030114A1 (fr) * 2000-10-02 2002-04-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Appareil d'enregistrement et reproduction à fonction de programmation de l'enregistrement, et procédé correspondant
US7221849B2 (en) 2000-10-02 2007-05-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Recording/reproducing apparatus and method with record programming function

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5546191A (en) Recording and reproducing apparatus
CA1236917A (en) Recording/reproducing apparatus
EP0746851B1 (en) Enhancing operations of video tape cassette players
US5742730A (en) Tape control system
EP0280573B1 (en) Device for reproducing still pictures with an audio portion
JPH11339342A (ja) 磁気記録再生装置
US6304716B1 (en) Apparatus for management of information of program recorded on video tape, method for management of program recorded on video tape, recorder/reproducer, and recording/reproducing method
US5646743A (en) Method for formatting a videotape and recording/reproducing to/from the formatted videotape
JP3138168B2 (ja) 話速変換機能付磁気記録再生装置
KR0130373B1 (ko) 영상기록재생장치의 자동편집녹화장치 및 방법
JP3536854B2 (ja) ディジタル信号記録装置
JP2929724B2 (ja) ビデオテープレコーダ
JPH0770101B2 (ja) ダブルデッキvtrのテープ連続再生方法
JP3075440B2 (ja) 磁気記録再生装置およびその頭出し検索方法
JPH08124363A (ja) ビデオ機器
KR0167892B1 (ko) 영상신호 기록 및 재생장치의 간편녹화/재생방법 및 그에 따른 회로
KR100413411B1 (ko) 디브이씨알의 인덱스 기록 및 서치방법
JP2659533B2 (ja) テープレコーダ装置
JP2004007725A (ja) ディジタル信号再生装置及び記録装置
JPH0636532A (ja) 磁気記録再生装置
JP2641435B2 (ja) テープ頭出し選択装置
JPH06168545A (ja) 記録再生装置
JP3133698B2 (ja) テレビジョン放送信号の記録再生装置
JP2004005996A (ja) ディジタル信号再生装置
JPH06267253A (ja) 記録再生装置