JPH11338441A - 平面表示装置 - Google Patents

平面表示装置

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JPH11338441A
JPH11338441A JP5772399A JP5772399A JPH11338441A JP H11338441 A JPH11338441 A JP H11338441A JP 5772399 A JP5772399 A JP 5772399A JP 5772399 A JP5772399 A JP 5772399A JP H11338441 A JPH11338441 A JP H11338441A
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voltage
signal
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Ichiro Akiyama
一郎 秋山
Satoshi Yamanaka
訓 山中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Vライン反転駆動又はH/Vライン反転駆動
を行う液晶表示装置において、入力クロック信号の停止
時に液晶への直流印加による特性劣化を防止するととも
に、部品点数を少なくする。 【解決手段】 クロック監視回路124は、水平クロッ
ク信号CKHが停止したときに、正極性D/Aコンバー
タ11と負極性D/Aコンバータ12の出力が外部入力
と同一電位となるようにスイッチ回路113、同123
の入力を選択する。これによって、D/Aコンバータの
出力とコモン回路の出力はほぼ同一電位となるので、液
晶への直流電圧の印加が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は平面表示装置に関
するものであり、例えばアクティブマトリクス型の液晶
表示装置等の駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置に代表される平面表示装置
は、軽量、薄型、低消費電力の特性を生かして各種分野
で利用されている。とくに、光変調層として液晶層が用
いられた液晶表示装置は、OA機器や家電機器などのデ
ィスプレイ装置として幅広く使われている。中でも、各
画素毎にスイッチ素子を設けたアクティブマトリクス型
液晶表示装置は、OA機器のディスプレイ装置として急
激に普及している。
【0003】このような液晶表示装置では、液晶層に印
加される全ての映像信号が常に単極性であると、長時間
にわたり液晶層に直流成分が印加されることになるた
め、液晶層が劣化する等の問題が生じる。これを防止す
るため、液晶層に印加される電圧の極性をフレーム周期
で反転させる極性反転駆動が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような液晶表示
装置は、外部から入力される基準クロック信号及び映像
信号に基づいて動作する。この基準クロック信号が何ら
かの理由により停止あるいは誤動作すると、液晶層には
直流成分が長時間にわたり印加されることとなり、液晶
層の劣化を招き、ひいては画像表示に異常をきたすこと
がある。
【0005】そこで、装置内にクロック監視回路を設
け、基準クロック信号の異常が発生したときには、駆動
系高電圧を遮断することで液晶層に長時間にわたり直流
成分が印加されることを防止するようにした技術が提案
されている。しかしながら、このような従来例の構成に
おいては、実装される部品点数が増大するうえ、部品の
共通化を図ることが難しいなどの問題があるため、生産
性の向上や低コスト化の達成が困難であった。
【0006】この発明の目的は、基準クロック信号の停
止時に液晶層への直流印加を防ぐとともに、部品点数の
削減と部品の共通化を可能とする平面表示装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、画素電極、対向電極及びこれら
電極間に介在された光変調層を含む表示画素がマトリク
ス状に配置された表示パネルと、ディジタル映像信号、
クロック信号、第1電圧及び前記第1電圧よりも低い第
2電圧を入力とし、前記クロック信号に基づいて前記デ
ィジタル映像信号を第1アナログ映像信号に変換する第
1D/A変換回路と、前記ディジタル映像信号、前記ク
ロック信号、前記第2電圧及び前記第2電圧よりも低い
第3電圧を入力とし、前記クロック信号に基づいて前記
ディジタル映像信号を第2アナログ映像信号に変換する
第2D/A変換回路と、前記第1及び第2D/A変換回
路にディジタル映像信号及びクロック信号を出力する駆
動制御部と、前記表示パネルの各画素電極に前記第1ア
ナログ映像信号及び前記第2アナログ映像信号に基づく
信号電圧を出力する駆動回路部とを備えた平面表示装置
において、前記第1及び第2D/A変換回路は、前記ク
ロック信号の停止を監視するクロック監視部と、前記ク
ロック監視部の出力に基づいて前記第1及び第2アナロ
グ映像信号のそれぞれを所定の中間電圧に設定する選択
出力部とを備えた同一構造の回路であることを特徴とす
る。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、前
記選択出力部は、前記クロック監視部の出力に基づいて
前記第1及び第2アナログ映像信号を前記第2電圧に設
定することを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項1において、前
記平面表示装置は、前記第1及び第2D/A変換回路の
いずれか一方に含まれる前記クロック監視部からの出力
に基づいて、前記対向電極に所定の前記中間電圧を供給
する対向電極駆動回路を備えることを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項3において、前
記第1及び第2D/A変換回路の対向電極駆動回路は、
前記第1及び第2D/A変換回路のいずれか一方に含ま
れる前記クロック監視部からの出力に基づいて、前記対
向電極に実質的な第2電圧を供給することを特徴とす
る。
【0011】請求項5の発明は、請求項1において、前
記第1及び第2D/A変換回路の前記選択出力部は、そ
れぞれ前記第1及び第2D/A変換回路のいずれか一方
の前記クロック監視部の出力に基づいて制御されること
を特徴とする。
【0012】請求項6の発明は、請求項1において、前
記第1及び第2D/A変換回路の前記選択出力部は、そ
れぞれの前記クロック監視部の出力に基づいて制御され
ることを特徴とする。
【0013】請求項7の発明は、請求項1において、前
記クロック監視部は、駆動回路部から供給される水平ク
ロック信号の停止を監視することを特徴とする。
【0014】請求項8の発明は、請求項7において、前
記駆動回路部から供給される水平クロック信号は基準ク
ロック信号をもとに生成されることを特徴とする。
【0015】請求項9の発明は、請求項1において、前
記表示パネルは、絶縁性基板上に前記画素電極及び前記
駆動回路部とを一体的に含むことを特徴とする。
【0016】請求項10の発明は、請求項9において、
前記駆動回路部は、前記第1及び第2アナログ映像信号
を伝送するビデオバス配線、シフトレジスタ及び前記シ
フトレジスタの出力に基づいて前記第1又は第2アナロ
グ映像信号をサンプリングするサンプリング手段を含む
ことを特徴とする。
【0017】請求項11の発明は、請求項10におい
て、前記駆動回路部は、半導体層として多結晶シリコン
が用いられていることを特徴とする。
【0018】請求項12の発明は、請求項10におい
て、前記駆動制御部は、前記ディジタル映像信号の並べ
替えを行う並べ替え手段と、この並べ替え手段の出力を
前記第1又は第2D/A変換回路に選択的に出力する選
択出力部とを含むことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる平面表示
装置をパーソナルコンピュータの液晶表示装置に適用し
た場合の実施形態について説明する。この実施形態で
は、p−Si形TFTを用いることにより駆動回路が内
蔵されたアクティブマトリクス型の液晶パネルを備えた
液晶表示装置について説明する。
【0020】図4は、この実施形態に係わる液晶表示装
置の全体の構成を示すブロック図である。この液晶表示
装置100は、駆動回路が内蔵された液晶パネル101
と、この液晶パネル101にアナログの映像信号を供給
する駆動回路基板102と、これらを電気的に接続する
フレキシブル配線基板(FPC)106とから構成され
ている。
【0021】図5は、液晶パネル101の回路構成図で
ある。液晶パネル101は、アクティブマトリクス部1
と、このアクティブマトリクス部1を駆動するゲート線
駆動回路2及びデータ線駆動回路3とを備えている。コ
モン回路(対向電極駆動回路)4は、図4に示すように
駆動回路基板102側に配置される回路であるが、説明
を容易にするために図5に示している。
【0022】アクティブマトリクス部1は、複数の液晶
画素5がマトリクス状に配置されて構成される。それぞ
れの液晶画素5は、画素電極8、対向電極7、及びこれ
ら電極間に保持される液晶層9から構成されている。各
画素電極8への映像信号の供給はスイッチ素子としての
TFT6により制御されている。各TFT6のゲート
は、行毎に共通にゲート線G1、G2・・・Gnに接続
され、ドレインは列毎にデータ線D1、D2・・・Dm
に接続されている。ソースは画素電極8に接続されてい
る。また、すべての液晶画素5に対応する対向電極7は
共通にコモン回路4に接続されている。
【0023】ゲート線駆動回路2は、図示しないシフト
レジスタ及びバッファを含む回路で構成されている。こ
のゲート線駆動回路2は、垂直同期信号STV及び垂直
クロック信号CKVに基づいて各ゲート線G1、G2・
・・Gnにアドレス信号を供給する。
【0024】データ線駆動回路3は、外部から入力され
たアナログの映像信号をデータ線D1、D2・・・Dm
に供給するサンプルホールド回路(図示せず)と、この
サンプルホールド回路の動作タイミングを制御するシフ
トレジスタ(図示せず)などにより構成されている。こ
のデータ線駆動回路3には、水平スタート信号STH、
水平クロック信号CKH及びアナログの映像信号が供給
される。なお、この実施形態のデータ線駆動回路3は、
後述するように内部的に4分割されている。データ線駆
動回路3の構成については後に説明する。
【0025】上記TFT6、画素電極8、ゲート線駆動
回路2及びデータ線駆動回路3は、絶縁性基板14上に
一体的に形成されている。また、ゲート線駆動回路2及
びデータ線駆動回路3はp−Si形TFTで構成されて
いる。
【0026】図4に示す駆動回路基板102は、コント
ロールIC103、正極性D/Aコンバータ11、負極
性D/Aコンバータ12、及びコモン回路4を備えてい
る。そして、駆動回路基板102と図示しないパーソナ
ルコンピュータのプロセッサとの間はFPC107によ
り接続されている。
【0027】図6は、駆動回路基板102の回路構成図
である。コントロールIC103には、図示しないパー
ソナルコンピュータのプロセッサからデジタルの映像信
号と基準クロック信号が供給される。デジタルの映像信
号としては、R、G、Bの各色でそれぞれ1024個、
走査線の1ラインでは3072画素分のデータが順次供
給される。
【0028】コントロールIC103は、プロセッサか
ら供給される映像信号を後述する極性反転駆動のために
並べ替える2ラインメモリを含む並べ替え回路15と、
それぞれの映像信号のフレーム毎の極性に応じて、正極
性又は負極性D/Aコンバータへの振り分け出力を行う
選択出力回路16とを含む。また、同じくプロセッサか
ら取り込んだ基準クロック信号に基づいて、極性反転信
号(Vpol)や各種のクロック信号を生成して出力す
る制御信号生成部17を含む。
【0029】正極性D/Aコンバータ11及び負極性D
/Aコンバータ12は、コントロールIC103から供
給されたデジタルの映像信号をアナログに変換して液晶
パネル101へ供給する。この実施形態に係わる液晶パ
ネル101では、後述するように表示画面がデータ線に
沿って4つのエリアに分割されており、各エリアごとに
24本の映像信号が供給されるように構成されている。
正極性D/Aコンバータ11からは、4つのエリアへそ
れぞれ正極性の映像信号が12本、合計で48本出力さ
れ、負極性D/Aコンバータ12からは、4つのエリア
へそれぞれ負極性の映像信号が12本、合計で48本出
力される。
【0030】図6に示す正極性D/Aコンバータ11の
内部には、図示しない正極性用のD/Aコンバータ部が
48個、負極性D/Aコンバータ12の内部には、図示
しない負極性用のD/Aコンバータが48個それぞれ配
置されている。正極性D/Aコンバータ11及び負極性
D/Aコンバータ12の構成については後で詳細に説明
する。
【0031】ここで、上記のようなアクティブマトリク
ス型の液晶表示装置における液晶パネルの極性反転駆動
について説明する。
【0032】一般的な液晶表示装置においては、液晶層
の特性劣化を防ぐために、1フレーム毎に液晶パネルの
画素/対向電極間に印加する電位差の極性を反転させて
いる。このような極性反転駆動の方法としては、例えば
隣接する垂直画素ライン毎(列毎)に画素/対向電極間
に印加する電位差の極性を反転させるV(垂直)ライン
反転駆動法や、隣接する画素毎に画素/対向電極間に印
加する電位差の極性を反転させるH/V(水平/垂直)
ライン反転駆動法などが知られている。
【0033】ところで、液晶を駆動するためには、通常
±5V程度の電圧が必要とされている。したがって、上
記のような反転駆動方法を実施するには、駆動回路の出
力として10Vの耐圧が必要となり、消費電力の軽減は
困難であった。そこで、消費電力の軽減を目的とした液
晶表示装置が提案されている。
【0034】例えば、特願平9−186151号公報に
は、外部から入力されるシリアルな表示データを直並列
変換してアナログ信号に変換する複数のD/A変換回路
と、各々のD/A変換回路に接続された増幅器を備え、
隣接するD/A変換回路に接続される増幅器を互いに逆
極性の電源電圧に接続するとともに、それぞれの増幅器
に一対のスイッチペアを接続し、このスイッチペアを構
成するスイッチを各々データ信号線に接続した表示装置
が開示されている。この構成によれば、駆動回路を単一
極性の耐圧で動作させることができるので、消費電力を
軽減することができる。また、隣接する信号線で表示信
号バスを共用できるため、表示信号バスの本数を減らす
ことができ、回路規模を小さくすることができる。
【0035】この特願平9−186151号公報に開示
された表示装置では、あるフレーム期間においては、奇
数番目のD/A変換回路は奇数番目のデータ線を駆動
し、偶数番目のD/A変換回路は偶数番目のデータ線を
駆動する。そして、次のフレーム期間においては、奇数
番目のD/A変換回路は偶数番目のデータ線を駆動し、
偶数番目のD/A変換回路は奇数番目のデータ線を駆動
する。このような極性反転駆動を可能とするために、あ
らかじめ外部に配置されたメモリにより、フレームに応
じて映像信号の並び替えを行うようにしている。以下に
説明する液晶パネル101の駆動方法においても、上記
特願平9−186151号の表示装置と同様に極性反転
駆動を行っており、映像信号の並び替えを行っている。
【0036】次に、この実施形態に係わる液晶パネル1
01の駆動方法について説明する。
【0037】図7は、この実施形態に係わる液晶パネル
101の駆動方法を説明するための配線図であり、おも
にデータ線とこれに接続する内部配線(ビデオバス配
線)の関係を示している。
【0038】この実施形態に係わる液晶パネル101で
は、アクティブマトリクス部1により構成される表示画
面をデータ線に沿って4分割している。図7のL1、L
2、R1、R2は、分割されたそれぞれの表示領域(エ
リア)を示している。各エリアに供給される映像信号
は、画面を4分割する3つのラインのうち、左右の2ラ
イン(ラインL、ラインR)を中心として、その分割の
境界での不連続性を解消すべく、それぞれ矢印方向に向
かって一斉に走査される。このような走査を行うため、
データ線駆動回路3(図4)は内部的に4分割されてい
る。すなわち、データ線駆動回路3を構成するシフトレ
ジスタ、サンプルホールド回路などの回路群は、それぞ
れのエリアごとに設けられている。この例のように、4
つのエリアで同時にサンプリングして出力するように構
成した場合は、一画面を1つのシフトレジスタで順次サ
ンプリングして出力する場合に比べて、シフトレジスタ
でのサンプリング時間を4倍長くすることが可能とな
り、良好な表示画像が実現できる。
【0039】CN−L、CN−Rには、図4の駆動回路
基板102からアナログの映像信号が供給される。この
CN−L、CN−Rには、各エリアに供給される24本
分の映像信号が入力される。すなわち、CN−Lにはエ
リアL1、L2にそれぞれ供給される48本(24本×
2)の映像信号が入力され、CN−RにはエリアR1、
R2にそれぞれ供給される48本(24本×2)の映像
信号が入力される。
【0040】液晶パネル101に入力された映像信号
は、各エリアごとに配線された24本のビデオバス配線
(例えば、L1P1、L1N1・・・L1N12)を通
じて、後述するスイッチ回路(113)へ出力される。
ビデオバス配線は、正極性の映像信号として出力された
データが供給されるラインと、負極性の映像信号として
出力されたデータが供給されるラインが交互に配列され
ている。図7に示すビデオバス配線では、正極性のライ
ンには“P”を、負極性のラインには“N”をそれぞれ
付している。例えば、ビデオバス配線L1P1は正極性
のライン、L1N1は負極性のラインを示している。
【0041】図8は、図7に示すエリアL1の部分拡大
図である。一つのエリアは内部的にさらに32個のブロ
ックに分けられている。そして、1つのブロックでは
R、G、Bの各色がそれぞれ8個づつ振り分けられてい
る。例えば、ブロック1にはR1・・・R8、G1・・
・G8、B1・・・B8が、ブロック2にはR9・・・
R16、G9・・・G16、B9・・・B16が、それ
ぞれ振り分けられている。またブロック32にはR24
9・・・R256、G249・・・G256、B249
・・・B256が振り分けられている。このように、各
ブロックではR、G、Bの各色ごとにそれぞれ8個の振
り分けがあり、1ブロックでは合計で24本分の映像信
号が同時にサンプリングされる。さらに、図8に示すよ
うに、一つのブロックを一単位として32ブロックを順
番にサンプリングすることにより、各エリアでの映像信
号がサンプリングされて出力される。例えば、図8のブ
ロック32からブロック1の順にサンプリングが行われ
ることにより、図7のエリアL1ではB256からR1
へ向かって映像信号が順次サンプリングされて出力され
る。他のエリアでも同様のサンプリングが行われる。こ
のように、一つのエリアでは24×32で768画素の
サンプリングが行われることになるため、4つのエリア
の合計では走査線1ライン分で3072個の画素に対応
するサンプリングが達成される。このようなサンプリン
グ出力を走査線の数だけ繰り返すことにより、1フレー
ム分の映像信号が各画素に順次書込まれる。
【0042】この実施形態に係わる液晶パネル101の
駆動方法では、Vライン反転駆動法を用いている。すな
わち、各々のフレーム期間中に、データ線駆動回路3は
隣接するデータ線の電位が互いに逆極性となるようにデ
ータ線を駆動し、かつ各々のデータ線の電位はフレーム
周期で極性反転される。
【0043】図9は、データ線駆動回路3の部分回路図
であり、図7のエリアL1に対応する部分の回路構成を
示している。この実施形態のデータ線駆動回路3は、4
分割されたエリアに対応して内部的に4分割されてい
る。図9は、分割された一つの回路構成を示している。
【0044】データ線駆動回路3は、シフトレジスタ1
10と、このシフトレジスタ110からの出力Qに基づ
いてアナログの映像信号をサンプリングするサンプルホ
ールド回路111とを備え、駆動回路基板102(図
4)から供給されたアナログの映像信号を水平クロック
信号CKHに同期して直並列変換して各データ線に出力
するように構成されている。
【0045】シフトレジスタ110の出力Qは、奇数番
目の信号切り替え回路108、偶数番目の信号切り替え
回路109に入力される。奇数番目の信号切り替え回路
108は、正極性のビデオバス配線125に接続され、
偶数番目の信号切り替え回路109は、負極性のビデオ
バス配線126に接続される。ビデオバス配線125に
は、正極性のR、G、Bのアナログ信号が入力され、ビ
デオバス配線126には、負極性のR、G、Bのアナロ
グ信号が入力される。
【0046】スイッチ回路127のそれぞれは、一対の
複数のPchトランジスタ及びNchトランジスタから
構成されている。正極性のビデオバス配線125は、P
chトランジスタ128、115を介してデータ線Dm
−n、Dm−(n−1)に接続されている。一方、負極
性のビデオバス配線126は、Nchトランジスタ11
6、117を介してデータ線Dm−n、Dm−(n−
1)に接続されている。
【0047】Pchトランジスタ128のゲートは、O
Rゲート118の出力端子に接続され、Nchトランジ
スタ116のゲートはANDゲート119の出力端に接
続されている。また、Pchトランジスタ115のゲー
トは、NANDゲート120の出力端に接続され、Nc
hトランジスタ117のゲートはNORゲート129の
出力端に接続されている。
【0048】ORゲート118、ANDゲート119、
NANDゲート120、NORゲート129には、極性
反転信号Vpolが入力される。また、ANDゲート1
19とNANDゲート120は、シフトレジスタ110
の出力Qに接続されている。ORゲート118には、シ
フトレジスタ110からの出力Qがインバータ130を
介して接続され、NORゲート129には、シフトレジ
スタ110からの出力Qがインバータ134を介して接
続されている。シフトレジスタ110は、水平クロック
信号CKHに同期して、水平スタート信号STHを順次
シフトするように構成されている。シフトレジスタ11
0からの出力Qは水平スタート信号STHに基づいて出
力される。
【0049】次に、図9に示す回路の動作について説明
する。ここでは、隣接する一対のデータ線Dm−n及び
Dm−(n−1)と、それに接続するスイッチ回路12
7、信号切り替え回路108及び109の動作について
説明する。また、信号切り替え回路108、109に供
給される極性反転信号VpolはLowレベルが正極性
を、Highレベルが負極性をそれぞれ示すものとす
る。さらに、極性反転信号Vpolはフレーム毎に切り
替えられるものとする。
【0050】極性反転信号VpolがLowレベルの場
合、ORゲート118はシフトレジスタ110からの出
力Qを通過させる状態となり、ANDゲート119の出
力はLowレベルとなる。また、NANDゲート120
の出力はHighレベルとなり、NORゲート129は
出力Qを反転して通過させる状態となる。したがって、
Pchトランジスタ128はシフトレジスタ110から
の出力Qによって導通状態となり、Nchトランジスタ
116及びPchトランジスタ115は非導通状態とな
る。また、Nchトランジスタ117は、シフトレジス
タ110からの出力Qによって導通状態となる。その結
果、データ線Dm−nには、シフトレジスタ110から
の出力Qに基づいて正極性の映像信号が出力される。一
方、データ線Dm−(n−1)には、シフトレジスタ1
10からの出力Qに基づいて負極性の映像信号が出力さ
れる。
【0051】極性反転信号VpolがHighレベルの
場合、ORゲート118はHighレベルとなり、AN
Dゲート119は出力Qを通過させる状態となる。ま
た、NANDゲート120は出力Qを反転して通過させ
る状態となり、NORゲート129の出力はLowレベ
ルとなる。したがって、Pchトランジスタ128は非
導通状態となり、Nchトランジスタ116はシフトレ
ジスタ110からの出力Qによって導通状態となる。ま
た、Pchトランジスタ115はシフトレジスタ110
からの出力Qによって導通状態となり、Nchトランジ
スタ117は非導通状態となる。その結果、データ線D
m−nには、シフトレジスタ110からの出力Qに基づ
いて負極性の映像信号が出力される。一方、データ線D
m−(n−1)には、シフトレジスタ110からの出力
Qに基づいて正極性の映像信号が出力される。
【0052】以上の動作がフレーム毎に繰り返されるこ
とにより、隣接するデータ線Dm−n、Dm−(n−
1)には、正極性の映像信号と負極性の映像信号が交互
に出力される。他のデータ線についても、同じように隣
接するデータ線には正極性の映像信号と負極性の映像信
号が交互に出力される。また、上記の回路構成において
は、ビデオバス配線125には正極性の映像信号のみが
出力され、ビデオバス配線126には負極性の映像信号
のみが出力される。これによると、サンプルホールド回
路112の各ゲート素子を単極性の耐圧で動作させるこ
とができるので、消費電力を軽減することができる。
【0053】図10は、コントロールIC103(図
6)で並び替えられた映像信号のデータ配列を示す説明
図である。図中右側は、プロセッサから供給された1ラ
イン分の映像信号を、エリアL1、L2、R1、R2の
1〜32ブロックごとに並び替えた場合のデータ列を示
している。また、図中左側は極性反転信号の極性(Po
l)とその時の各ビデオバス配線への振り分けのルール
を示している。Pol=0(Lowレベル)は極性反転
信号が正極性の時の振り分けを、またPol=1(Hi
ghレベル)は極性反転信号が負極性の時の振り分けを
示している。
【0054】エリアL1のブロック1を例としてデータ
の振り分けを説明する。極性反転信号がPol=0であ
る場合、ブロック1のビデオバス配線L1P1には“R
249”が、L1N1には“G249”がそれぞれ供給
される。“R249”の映像信号は、図9のPchトラ
ンジスタ128を通過してデータ線Dm−nから出力さ
れ、“G249”の映像信号は、図9のNchトランジ
スタ117を通過してデータ線Dm−(n−1)から出
力される。一方、極性反転信号がPol=1である場
合、ブロック1のビデオバス配線L1P1には“G24
9”が、L1N1には“R249”がそれぞれ供給され
る。“G249”の映像信号は、図9のPchトランジ
スタ115を通過してデータ線Dm−(n−1)から出
力され、“R249”の映像信号は、図9のNchトラ
ンジスタ116を通過してデータ線Dm−nから出力さ
れる。
【0055】図10に示すようなデータの並べ替えを行
うことにより、図9のビデオバス配線125には常に正
極性の映像信号のみが出力され、ビデオバス配線126
には常に負極性の映像信号のみが出力されることなる。
すなわち、隣接するデータ線Dm−n、Dm−(n−
1)では、フレームごとに映像信号の極性が反転される
が、各ビデオバス配線には、常に同極性の映像信号が出
力される。
【0056】上記実施形態ではVライン反転駆動法を用
いた列について示したが、さらにデータ線へ供給する映
像信号の極性を行毎に反転させる、いわゆるH/Vライ
ン反転駆動法を用いることもできる。
【0057】次に、図6に示す正極性D/Aコンバータ
11、負極性D/Aコンバータ12及びコモン回路4の
回路構成例を実施形態1、実施形態2として説明する。
なお、以下に示す実施形態において、液晶パネル1に対
しては前述したVライン反転駆動が行われ、正極性/負
極性の電位はそれぞれ別のD/AコンバータICの出力
で得るように構成されているものとする。
【0058】[実施形態1]図1は、実施形態1におけ
るD/Aコンバータ10とコモン回路13の回路構成を
示すブロック図である。
【0059】D/Aコンバータ10は、正極性D/Aコ
ンバータ11と負極性D/Aコンバータ12とから構成
されている。これら正極性D/Aコンバータ11と負極
性D/Aコンバータ12は、ともに同一構造、同一耐圧
のICチップで構成されている。
【0060】正極性D/Aコンバータ11は、コントロ
ールIC103(図6)から入力されるデジタルの映像
信号(デジタル信号入力)をD/A変換し、データ線側
に基準電圧に対して正極性のアナログ信号として出力し
ている。また負極性D/Aコンバータ12は、同じくデ
ジタルの映像信号をD/A変換し、データ線側に基準電
圧に対して負極性のアナログ信号として出力している。
【0061】正極性D/Aコンバータ11は、D/Aコ
ンバータ部111と、出力バッファ112と、スイッチ
回路113と、クロック監視回路114とから構成され
ている。外部からは電源電位(Vdd)として+10
V、接地電位(Vss)として+5Vが入力される。
【0062】負極性D/Aコンバータ12は、D/Aコ
ンバータ部121と、出力バッファ122と、スイッチ
回路123と、クロック監視回路124とから構成され
ている。外部からは電源電位(Vdd)として+5V、
接地電位(Vss)として0(GND)が入力される。
【0063】コントロールIC103(図6)から、正
極性D/Aコンバータ11及び負極性コンバータ12に
デジタルの映像信号及び水平クロック信号CKHが入力
されると、各D/AコンバータのD/Aコンバータ部1
11、121は水平クロック信号CKHに同期して映像
信号をサンプルホールドし、アナログ信号に変換して出
力バッファ112、122に出力する。この後、アナロ
グ信号は出力バッファ112、122からスイッチ回路
113、123を通じて液晶パネル側に出力される。
【0064】図1では説明を簡単にするために、正極性
D/Aコンバータ11及び負極性D/Aコンバータ12
において、D/Aコンバータ部、出力バッファ及びスイ
ッチ回路をそれぞれ一つづつ示しているが、D/Aコン
バータ部、出力バッファ及びスイッチ回路は、映像信号
の出力数に応じた数(この実施形態では24)だけ配置
される。後述する図3も同じである。
【0065】クロック監視回路114、124は、基準
クロック信号をもとに生成される水平クロック信号CK
Hが入力しているか、あるいは停止しているかを監視し
ている。基準クロック信号が何らかの理由により停止あ
るいは誤動作した場合は、水平クロック信号も正常に入
力されなくなる。クロック監視回路114、124は、
水平クロック信号CKHの状態に応じて、異なる制御信
号をスイッチ回路113、123及び133へ出力す
る。クロック監視回路114、124は、正極性D/A
コンバータ11と負極性D/Aコンバータ12にそれぞ
れ一つづつ配置されている。
【0066】正極性D/Aコンバータ11と負極性D/
Aコンバータ12には、同じ水平クロック信号CKHが
入力されるので、水平クロック信号CKHはいずれか一
方のクロック監視回路で監視すればよい。図1に示すD
/Aコンバータ10では、負極性D/Aコンバータ12
で水平クロック信号CKHを監視するように回路が構成
されている。
【0067】スイッチ回路113、123は、外部から
入力される+5Vの電圧及び出力バッファ112、12
2から出力されるアナログ信号出力のうちの1つを選択
して出力するスイッチ回路である。2つのスイッチ回路
113、123における入力の選択は、負極性D/Aコ
ンバータ12のクロック監視回路124から出力される
制御信号により制御される。D/Aコンバータ10に水
平クロック信号CKHが入力されている間は、クロック
監視回路124からの制御信号により、入力としてアナ
ログ信号出力が選択される。一方、水平クロック信号C
KHが停止した時には、クロック監視回路124からの
制御信号により、入力として外部入力である+5Vの電
圧が選択される。
【0068】対向電極側に接続するコモン回路13は、
Pchトランジスタ及び抵抗から構成される電流増幅部
131と、この電流増幅部131に所定の電圧を供給す
るオペアンプ132と、このオペアンプ132の入力側
に接続されたスイッチ回路133とから構成されてい
る。コモン回路13の電流増幅部131は、+10Vと
グランド(GND)に接続されている。またスイッチ回
路133は、+10Vとグランドとの間で抵抗分割され
た直流のコモン制御電圧(Vc)、及び正極性D/Aコ
ンバータ11と負極性D/Aコンバータ12のそれぞれ
の入力電圧の一つと同一の+5Vの電圧の2入力のうち
の1つを選択出力するものである。入力の選択は、負極
性D/Aコンバータ12のクロック監視回路124から
出力される制御信号により制御される。
【0069】D/Aコンバータ10に水平クロック信号
CKHが入力されている間は、クロック監視回路124
からの制御信号により、コモン回路13のスイッチ回路
133においては入力としてコモン制御電圧(Vc)が
選択され、これに基づいて+4.5Vの直流のコモン電
圧(Vcom)が出力される。一方、D/Aコンバータ
10への水平クロック信号CKHが停止した時は、クロ
ック監視回路124からの制御信号により、コモン回路
13のスイッチ回路133では入力として外部入力の+
5Vの電圧が選択され、+5Vの直流のコモン電圧(V
com)が出力される。
【0070】次に、上記のように構成されたD/Aコン
バータ10の動作について説明する。
【0071】負極性D/Aコンバータ12のクロック監
視回路124は、水平クロック信号CKHの状態を監視
しており、水平クロック信号CKHが入力されている間
は、スイッチ回路113及び123の入力としてアナロ
グ信号出力が選択されるように制御信号を出力する。同
時に、この制御信号によりコモン回路13のスイッチ回
路133の入力としてコモン制御電圧(Vc)が選択さ
れる。
【0072】一方、クロック監視回路124は、水平ク
ロック信号CKHの入力が停止した時は、スイッチ回路
113及び123の入力として外部入力の+5Vの電圧
が選択されるように制御信号を出力する。この結果、正
極性D/Aコンバータ11及び負極性D/Aコンバータ
12の出力はともに+5Vとなる。同時に、この制御信
号により、コモン回路13のスイッチ回路133の入力
として外部入力の+5Vの電圧が選択される。この結
果、コモン回路13の出力(Vcom)も2つのD/A
コンバータからの出力と同じく+5Vとなる。
【0073】上記駆動回路によれば、水平クロック信号
CKHが停止した時に、D/Aコンバータの出力電圧と
コモン電圧の双方を同一電圧(+5V)にすることがで
きるので、液晶に直流電圧が印加されるのを防止するこ
とができる。
【0074】この実施形態1のD/Aコンバータ10で
は、水平クロック信号CKHが停止した時に、クロック
監視回路124の制御信号によりコモン回路13の出力
を2つのD/Aコンバータと同電位の+5Vに設定する
ように回路を構成している。この他の実施形態として
は、コモン回路として例えば図2(a)に示すように、
スイッチ回路132を省略した構成とすることもでき
る。この場合は、上記した実施形態に比べて水平クロッ
ク信号CKHの状態にかかわらず、例えば常に+4.5
Vの直流のコモン電圧(Vcom)が出力されることと
なる。このため、液晶層には若干の直流成分が印加され
ることとなるが、回路構成を簡略化することができ、装
置の低廉化が達成される。
【0075】[実施形態2]図3は、実施形態2におけ
るD/Aコンバータ20とコモン回路23の回路構成を
示すブロック図である。
【0076】D/Aコンバータ20は、正極性D/Aコ
ンバータ21と負極性D/Aコンバータ22とから構成
されている。これら正極性D/Aコンバータ21と負極
性D/Aコンバータ22は、ともに同一構造、同一耐圧
のICチップで構成されている。
【0077】正極性D/Aコンバータ21は、コントロ
ールIC103(図6)から入力されるデジタルの映像
信号(デジタル信号入力)をD/A変換し、データ線側
に基準電圧に対して正極性のアナログ信号として出力し
ている。また負極性D/Aコンバータ22は、同じく映
像信号をD/A変換し、データ線側に基準電圧に対して
負極性のアナログ信号として出力している。
【0078】正極性D/Aコンバータ21は、D/Aコ
ンバータ部211と、出力バッファ212と、第1のス
イッチ回路213と、第2のスイッチ回路214と、ク
ロック監視回路215とから構成されている。外部から
は電源電位(Vdd)として+10V、接地電位(Vs
s)として+5Vが入力される。
【0079】負極性D/Aコンバータ22は、D/Aコ
ンバータ部221と、出力バッファ222と、第1のス
イッチ回路223と、第2のスイッチ回路224と、ク
ロック監視回路225とから構成されている。外部から
は電源電位(Vdd)として+5V、接地電位(Vs
s)として0(GND)が入力される。
【0080】コントロールIC103(図6)から、正
極性D/Aコンバータ21及び負極性コンバータ22に
デジタルの映像信号及び水平クロック信号CKHが入力
されると、各D/AコンバータのD/Aコンバータ部2
11、221は水平クロック信号CKHに同期して映像
信号をサンプルホールドし、アナログ信号に変換して出
力バッファ212、222に出力する。この後、アナロ
グ信号は出力バッファ212、222から第2のスイッ
チ回路214、224を通じて液晶パネル側に出力され
る。
【0081】正極性D/Aコンバータ21と負極性D/
Aコンバータ22には、同じ水平クロック信号CKHが
入力されるので、水平クロック信号CKHはいずれか一
方のクロック監視回路で監視すればよい。図3に示すD
/Aコンバータ20では、正極性D/Aコンバータ21
と負極性D/Aコンバータ12でそれぞれ水平クロック
信号CKHを監視するように回路が構成されている。
【0082】正極性D/Aコンバータ21の第1のスイ
ッチ回路213は、+10Vの電源電位(Vdd)及び
+5Vの接地電位(Vss)の2入力のうちの1つを出
力するスイッチ回路である。第1のスイッチ回路213
における入力の選択は、設定端子216の接続位置によ
り設定することができる。設定端子216としては、電
源電位用と接地電位用の図示しない2つの端子が用意さ
れている。この正極性D/Aコンバータ21では、接地
電位用の設定端子216に接続されている。したがっ
て、第1のスイッチ回路213からは+5Vの接地電位
(Vss)が出力される。
【0083】一方、負極性D/Aコンバータ22の第1
のスイッチ回路223は、+5Vの電源電位(Vdd)
及び0Vの接地電位(Vss)の2入力のうちの1つを
出力するスイッチ回路である。この第1のスイッチ回路
223においても電源電位用と接地電位用の図示しない
2つの端子が用意されており、入力の選択は設定端子2
26の接続位置により設定することができる。この負極
性D/Aコンバータ22では、電源電位用の設定端子2
26に接続されている。したがって、第1のスイッチ回
路223からは+5Vの電源電位(Vdd)が出力され
る。
【0084】正極性D/Aコンバータ21の第2のスイ
ッチ回路214は、出力バッファ212から出力される
アナログ信号出力、及び第1のスイッチ回路213の出
力である接地電位の2入力のうちの1つを選択して出力
するスイッチ回路である。入力の選択はクロック監視回
路215の出力により制御される。D/Aコンバータ2
0に水平クロック信号CKHが入力されている間は、ク
ロック監視回路215からの制御信号により、入力とし
てアナログ信号出力が選択される。一方、水平クロック
信号CKHが停止した時には、クロック監視回路215
からの制御信号により、入力として+5Vの接地電位が
選択される。
【0085】負極性D/Aコンバータ22の第2のスイ
ッチ回路224は、出力バッファ222から出力される
アナログ信号出力、及び第1のスイッチ回路223の出
力である電源電位の2入力のうちの1つを選択して出力
するスイッチ回路である。入力の選択はクロック監視回
路225の出力により制御される。D/Aコンバータ2
0に水平クロック信号CKHが入力されている間は、ク
ロック監視回路225からの制御信号により、入力とし
てアナログ信号出力が選択される。一方、水平クロック
信号CKHが停止した時には、クロック監視回路225
からの制御信号により、入力として+5Vの電源電位が
選択される。
【0086】対向電極側に接続するコモン回路23は、
上記の実施形態と同様にPchトランジスタ及び抵抗か
ら構成される電流増幅部231と、この電流増幅部23
1に所定の電圧を供給するオペアンプ232と、このオ
ペアンプ232の入力側に接続されたスイッチ回路23
3とから構成されている。コモン回路23の電流増幅部
231は、+10Vとグランド(GND)に接続されて
いる。また、スイッチ回路233は、+10Vとグラン
ド(GND)に接続されている。またスイッチ回路13
3は、+10Vとグランドとの間で抵抗分割された直流
のコモン制御電圧(Vc)、及び正極性D/Aコンバー
タ21と負極性D/Aコンバータ22のそれぞれの入力
電圧の一つと同一の+5Vの電圧の2入力のうちの1つ
を選択出力するものである。入力の選択は、負極性D/
Aコンバータ22のクロック監視回路225から出力さ
れる制御信号により制御される。
【0087】そして、D/Aコンバータ20に水平クロ
ック信号CKHが入力されている間は、クロック監視回
路225からの制御信号により、入力としてコモン制御
電圧(Vc)が選択される。一方、水平クロック信号C
KHが停止した時には、クロック監視回路225からの
制御信号により、入力として+5Vの電源電位が選択さ
れる。
【0088】次に、上記のように構成されたD/Aコン
バータ20の動作について説明する。
【0089】正極性D/Aコンバータ21と負極性D/
Aコンバータ22のクロック監視回路215、225
は、水平クロック信号CKHを監視しており、水平クロ
ック信号CKHが入力されている間は、第2のスイッチ
回路214及び224の入力としてアナログ信号出力が
選択されるように制御信号を出力する。同時に、この制
御信号によりコモン回路23のスイッチ回路233の入
力としてコモン制御電圧(Vc)が選択される。
【0090】一方、水平クロック信号CKHが停止した
時には、各クロック監視回路215、225は次のよう
に動作する。クロック監視回路215は、水平クロック
信号CKHの入力が停止すると、第2のスイッチ回路2
14の入力として+5Vの接地電位が選択されるように
制御信号を出力する。また、クロック監視回路225
は、水平クロック信号CKHの入力が停止すると、第2
のスイッチ回路224の入力として+5Vの電源電位が
選択されるように制御信号を出力する。この結果、正極
性D/Aコンバータ21及び負極性D/Aコンバータ2
2の出力はともに+5Vとなる。同時に、クロック監視
回路225からの制御信号により、コモン回路23のス
イッチ回路233の入力として外部入力の+5Vの電圧
が選択される。この結果、コモン回路23の出力(Vc
om)も2つのD/Aコンバータからの出力と同じく+
5Vとなる。
【0091】上記駆動回路によれば、水平クロック信号
CKHが停止した時に、D/Aコンバータの出力電圧と
コモン電圧の双方を同一電圧(+5V)にすることがで
きるので、液晶に直流電圧が印加されるのを防止するこ
とができる。とくに、実施形態2のD/Aコンバータで
は、構造的に出力側の端子数を少なくすることができる
ので、基板上に引き回される出力配線の数を減らすこと
ができる。
【0092】この実施形態2においても、図2に示すよ
うにスイッチ回路132を省略した構成とすることもで
きる。また、コモン回路23のスイッチ回路233にお
ける入力の選択を、正極性D/Aコンバータ21のクロ
ック監視回路215から出力される制御信号により制御
するように構成してもよい。
【0093】上述した実施形態1及び実施形態2におけ
る正極性D/Aコンバータと負極性D/Aコンバータで
は、クロック監視回路が内蔵されているため、従来のよ
うに、クロック監視回路が外部に独立して配置されてい
るものに比べて、部品点数を少なくすることができる。
また、正極性D/Aコンバータと負極性D/Aコンバー
タともに同一構造かつ同一耐圧のICチップを用いるこ
とができるので、量産による低コスト化が期待できる。
【0094】また、上述した実施形態は、いずれもコモ
ン回路として直流電圧を出力する場合を例にとり説明し
たが、図2(b)に示すように、所定周期で基準電圧に
対して極性反転するものであってもかまわない。
【0095】すなわち、図2(b)に示すコモン回路3
3は、直列接続された一対のトランジスタからなるプッ
シュプル回路を含む電流増幅部331と、この電流増幅
部331に所定の電圧を供給するオペアンプ332と、
このオペアンプ332の入力側に接続されたスイッチ回
路333とから構成され、コモン回路33の電流増幅部
331は+10Vとグランド(GND)に接続されてい
る。またスイッチ回路333は、振幅3Vの極性反転信
号(Vpol)と、図示しない正極性D/Aコンバータ
と負極性D/Aコンバータのそれぞれの入力電圧の一つ
と同一の+5Vの電圧の2入力のうちの1つを選択出力
するものである。この入力の選択は、上記した実施形態
と同様に、例えば負極性D/Aコンバータのクロック監
視回路から出力される制御信号により制御されるように
構成することができる。
【0096】そして、このコモン回路33によれば、D
/Aコンバータに水平クロック信号CKHが入力されて
いる間は、クロック監視回路からの制御信号により、入
力として極性反転信号(Vpol)が選択され、これに
基づく振幅5Vの交流のコモン電圧(Vcom)が出力
される。一方、水平クロック信号CKHが停止した時に
は、クロック監視回路からの制御信号により、入力とし
て+5Vの電源電位が選択され、これに基づく+5Vの
直流のコモン電圧(Vcom)が出力される。
【0097】このようなコモン回路と組み合わせること
によっても、上記した実施形態と同様の効果を得ること
ができる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
平面表示装置においては、入力クロック信号が停止した
ときには、それぞれのD/A変換回路の出力電位を、対
向電極電位と略等しく設定するようにしたため、不所望
な直流電圧が長時間にわたり印加されることがなくな
り、直流電圧の印加による液晶の特性劣化を防止するこ
とができる。
【0099】また、クロック監視回路を内蔵しているた
め、従来のように監視回路を外部に独立して配置したも
のに比べて部品点数を削減できるだけでなく、部品を共
通化することができるので、生産性の向上や低コスト化
を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1におけるD/Aコンバータとコモン
回路の回路構成を示すブロック図。
【図2】(a)、(b)はコモン回路の他の回路構成を
示す回路図。
【図3】実施形態2におけるD/Aコンバータとコモン
回路の回路構成を示すブロック図。
【図4】実施形態に係わる液晶表示装置の全体の構成を
示すブロック図。
【図5】液晶パネルの回路構成図。
【図6】駆動回路基板の回路構成図。
【図7】実施形態に係わる液晶パネルの駆動方法を説明
するための配線図。
【図8】図7に示すエリアL1の部分拡大図。
【図9】データ線駆動回路の部分回路図。
【図10】コントロールICで並び替えられた映像信号
のデータ配列を示す説明図。
【符号の説明】
10、20 D/Aコンバータ 11、21 正極性D/Aコンバータ 12、22 負極性D/Aコンバータ 13、23、33 コモン回路 100 液晶表示装置 101 液晶パネル 102 駆動回路基板 110 シフトレジスタ 111 サンプルホールド回路 113 スイッチ回路 114、124、215、225 クロック監視回路 113、123、133 スイッチ回路 213、223 第1のスイッチ回路 214、224 第2のスイッチ回路
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素電極、対向電極及びこれら電極間に
    介在された光変調層を含む表示画素がマトリクス状に配
    置された表示パネルと、 ディジタル映像信号、クロック信号、第1電圧及び前記
    第1電圧よりも低い第2電圧を入力とし、前記クロック
    信号に基づいて前記ディジタル映像信号を第1アナログ
    映像信号に変換する第1D/A変換回路と、 前記ディジタル映像信号、前記クロック信号、前記第2
    電圧及び前記第2電圧よりも低い第3電圧を入力とし、
    前記クロック信号に基づいて前記ディジタル映像信号を
    第2アナログ映像信号に変換する第2D/A変換回路
    と、 前記第1及び第2D/A変換回路にディジタル映像信号
    及びクロック信号を出力する駆動制御部と、 前記表示パネルの各画素電極に前記第1アナログ映像信
    号及び前記第2アナログ映像信号に基づく信号電圧を出
    力する駆動回路部と、を備えた平面表示装置において、 前記第1及び第2D/A変換回路は、前記クロック信号
    の停止を監視するクロック監視部と、前記クロック監視
    部の出力に基づいて前記第1及び第2アナログ映像信号
    のそれぞれを所定の中間電圧に設定する選択出力部とを
    備えた同一構造の回路であることを特徴とする平面表示
    装置。
  2. 【請求項2】 前記選択出力部は、前記クロック監視部
    の出力に基づいて前記第1及び第2アナログ映像信号を
    前記第2電圧に設定することを特徴とする請求項1記載
    の平面表示装置。
  3. 【請求項3】 前記平面表示装置は、前記第1及び第2
    D/A変換回路のいずれか一方に含まれる前記クロック
    監視部からの出力に基づいて、前記対向電極に所定の前
    記中間電圧を供給する対向電極駆動回路を備えることを
    特徴とする請求項1記載の平面表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2D/A変換回路の対向
    電極駆動回路は、前記第1及び第2D/A変換回路のい
    ずれか一方に含まれる前記クロック監視部からの出力に
    基づいて、前記対向電極に実質的な第2電圧を供給する
    ことを特徴とする請求項3記載の平面表示装置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2D/A変換回路の前記
    選択出力部は、それぞれ前記第1及び第2D/A変換回
    路のいずれか一方の前記クロック監視部の出力に基づい
    て制御されることを特徴とする請求項1記載の平面表示
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2D/A変換回路の前記
    選択出力部は、それぞれの前記クロック監視部の出力に
    基づいて制御されることを特徴とする請求項1記載の平
    面表示装置。
  7. 【請求項7】 前記クロック監視部は、駆動回路部から
    供給される水平クロック信号の停止を監視することを特
    徴とする請求項1記載の平面表示装置。
  8. 【請求項8】 前記駆動回路部から供給される水平クロ
    ック信号は基準クロック信号をもとに生成されることを
    特徴とする請求項7記載の平面表示装置。
  9. 【請求項9】 前記表示パネルは、絶縁性基板上に前記
    画素電極及び前記駆動回路部とを一体的に含むことを特
    徴とする請求項1記載の平面表示装置。
  10. 【請求項10】 前記駆動回路部は、前記第1及び第2
    アナログ映像信号を伝送するビデオバス配線、シフトレ
    ジスタ及び前記シフトレジスタの出力に基づいて前記第
    1又は第2アナログ映像信号をサンプリングするサンプ
    リング手段を含むことを特徴とする請求項9記載の平面
    表示装置。
  11. 【請求項11】 前記駆動回路部は、半導体層として多
    結晶シリコンが用いられていることを特徴とする請求項
    10記載の平面表示装置。
  12. 【請求項12】 前記駆動制御部は、前記ディジタル映
    像信号の並べ替えを行う並べ替え手段と、この並べ替え
    手段の出力を前記第1又は第2D/A変換回路に選択的
    に出力する選択出力部とを含むことを特徴とする請求項
    10記載の平面表示装置。
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