JPH1133800A - タレットパンチプレスのライン運転保安システム - Google Patents

タレットパンチプレスのライン運転保安システム

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JPH1133800A
JPH1133800A JP9188396A JP18839697A JPH1133800A JP H1133800 A JPH1133800 A JP H1133800A JP 9188396 A JP9188396 A JP 9188396A JP 18839697 A JP18839697 A JP 18839697A JP H1133800 A JPH1133800 A JP H1133800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scrap
punch press
turret punch
conveyor
power
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9188396A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kawaguchi
晃司 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP9188396A priority Critical patent/JPH1133800A/ja
Publication of JPH1133800A publication Critical patent/JPH1133800A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 数値制御式タレットパンチプレス(NCT)
1において、スクラップ排出用コンベヤ5を併置して夜
間ライン運転を行うとき、コンベヤ5が、抜かす等の障
害により、電磁開閉器のサーモスタット等の安全保護手
段によって停止した場合、NCT1は別電源により加工
運転が継続するため、スクラップがタレット排出口にも
充満してNCT本体を損傷させる危険性を防止する手段
を提供する。 【解決手段】 このため、NCT本体1とスクラップコ
ンベヤ5とに同一電源5を用い、両者の各電磁開閉器1
4,14aと各サーモスタット13,13aとをNC装
置9のオン/オフ制御回路11で同調させるよう構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タレットパンチプ
レスの運転保安システム、特に、スクラップ搬出用コン
ベヤを併用する夜間ライン運転等における運転保安シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板金ワークのパンチング加工を行
うためのNC(数値制御)タレットパンチプレス(以
下、NCTと略称する)の夜間ライン運転時等には、N
CTのパンチング加工後のワークスクラップ出口に、単
段または複数段のスクラップ搬出用コンベヤを設置し
て、自動的にスクラップの排出処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような夜間ライン運転の場合、スクラップコンベヤは、
NCT本体制御用電源と別電源から取って制御してい
た。
【0004】このため、夜間運転中、コンベヤが、例え
ば抜きかす堆積等の障害によって、電磁開閉器のサーモ
スタット等の安全保護手段により停止した場合、NCT
本体は別電源により制御されて加工運転が継続されるた
め、そのスクラップは搬出されないまま前記スクラップ
出口付近に堆積され、タレット排出口にも充満し、最終
的にはワークとスクラップとが干渉して、NCT本体を
損傷させる可能性があった。
【0005】本発明は、叙上のような局面にかんがみて
なされたもので、前記のようなスクラップコンベヤの事
故停止時には、自動的にNCT本体の運転を停止させる
手段の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、下記(1),(2)項のいずれかの運転保安シス
テムを提供することにより前記目的を達成しようとする
ものである。
【0007】(1)ワークのスクラップ搬出用コンベヤ
を併設して、ライン運転を行うタレットパンチプレスに
おいて、前記コンベヤの駆動電源が遮断されたとき、こ
の遮断に同期して、前記タレットパンチプレス本体の駆
動電源を遮断することを特徴とするタレットパンチプレ
スのライン運転保安システム。
【0008】(2)前記コンベヤの駆動モータは、前記
タレットパンチプレス本体制御用と同一の駆動電源を用
いると共に、前記コンベヤ駆動モータ及びタレットパン
チプレス本体の各駆動モータとサーモスタット手段と
を、それぞれ同調させたことを特徴とする前項(1)記
載のタレットパンチプレスのライン運転保安システム。
【0009】
【作用】以上のような本発明構成により、NCT本体と
スクラップコンベヤの各サーマルスイッチを同調させる
ことにより、スクラップコンベヤが事故停止した場合
は、同時にNCT本体の運転も自動的に停止するため、
スクラップ堆積等による本体の破損を防止することがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を一実
施例に基づいて詳細に説明する。
【0011】
【実施例】図1に、本発明実施例の電源回路概略図を、
また図2に、スクラップコンベヤが2段式コンベヤであ
る事例の回路図の一例を示す。
【0012】図1において、1はNCタレットパンチプ
レス本体、2は、そのタレット部で、それぞれ複数の各
パンチ及びダイを備えた上/下各タレットより成る。3
は、加工済ワークのスクラップ排出路で、4は、そのス
クラップ出口(穴)を示す。
【0013】5は、スクラップ出口4に近接して配設さ
れたスクラップコンベヤで、6はその駆動モータを示
す。コンベヤ5上に排出されたスクラップは、搬送され
て、スクラップ回収箱7内に集積される。
【0014】一方、前記コンベヤ駆動モータ6への電源
8は、NCT1のNC(数値制御)装置9と共通の電源
を用いたことを本発明の特徴としている。
【0015】前記NC装置9は、通常のオン/オフ押し
ボタンスイッチ10ならびに、従来通り、その他の異常
検出用の各種のリミットスイッチ等のオン/オフ制御回
路11を備えており、プレス本体1用各モータ12(例
えば、X−軸駆動用モータ,Y−軸駆動用モータ、タレ
ット回転モータ、油圧駆動ポンプモータ、フライホイー
ル駆動モータ(機械式プレスの場合)等のうちの1個の
みを省略して示す)用の、それぞれサーモスタット1
3、電磁開閉器14を直列に有している。
【0016】NC装置9と共通のコンベヤモータ6用の
電源は、電磁開閉器14a及びサーモスタット13aを
直列に介してコンベヤモータ6に接続され、このサーモ
スタット13aのサーマル接点13b及び電磁開閉器1
4aは、それぞれNC装置9の前記オン/オフ制御回路
11に接続されている。
【0017】この実施例により、スクラップコンベア5
がロックした場合、設定電流を大きく上廻る電流(例え
ば、設定電流0.34[A]のところを、0.8
[A])が流れ、電磁開閉器14aのサーモスタット1
3aで検出され、サーマル設定13bが切換えられる。
このサーマル設定13bの切換わりが、NC装置9のO
N/OFF制御回路11に検出され、プレス本体用モー
タ12の電磁開閉器14がOFFとなり、NCT1は停
止させられる。
【0018】なお、図2は、図1における単段スクラッ
プコンベヤ5が、それぞれ温度センサを内蔵する各駆動
モータM13,M14により駆動される第1段スクラッ
プコンベヤ(1)及び第2段スクラップコンベヤ(2)
の実際の配線回路の配線径(断面積),端子サイズ、各
サーモスタット13a1,13a2型式,各電磁開閉器
型式14a1,14a2等の一例を示すもので、15
は、図1に示す電源8よりの中継箱部を示す。
【0019】図2における実施例において、 (1)各コンベヤ駆動モータM13,M14内蔵の各温
度センサは、温度130℃でオフし、100℃で自動復
帰するもので、 (2)各電磁開閉器14a1,14a2のサーモスタッ
ト13a1,13a2は0.34Aに設定され、 (3)本回路により、各コンベヤがロックした場合は、
電流0.8Aが流れるので各電磁開閉器のサーモスタッ
トで検出することができる。
【0020】(4)これにより、コンベヤがロックして
停止した場合は、少し遅れてNCT本体も停止するの
で、従来のような夜間のライン運転時にスクラップの堆
積等に起因する事故の発生はなくなる。
【0021】(5)以上を前記試作システムにより実際
にテストを行ったところ、コンベヤロック時に、15〜
25秒遅れで各モータの温度センサより先にサーモスタ
ットのトリップが確認された。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
タレットパンチプレスとスクラップコンベヤとを組合せ
たライン運転時において、コンベヤのサーモスタット
と、タレットパンチプレス本体との電源開閉器のサーモ
スタットを同調させるようにしたため、例えば夜間ライ
ン運転時中に、スクラップコンベヤが事故停止したよう
な場合にも、プレス本体の作動も同時に停止するため、
スクラップの堆積による破損事故の発生を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の電源回路概要図
【図2】 2段式コンベヤの場合の電源回路図の一例
【符号の説明】
1 NCタレットパンチプレス 2 タレット 3 スクラップ排出路 4 スクラップ出口(穴) 5,5A,5B スクラップコンベヤ 6,6A,6B コンベヤ駆動モータ 7 スクラップ回収箱 8 電源 9 NC装置 10 通常のオン/オフ押ボタンSW 11 オン/オフ制御回路 12 プレス本体用各モータ 13,13a,13a1,13a2 サーモスタット 13b サーマル接点 14,14a,14a1,14a2 電磁開閉器 15 電源中継箱

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークのスクラップ搬出用コンベヤを併
    設して、ライン運転を行うタレットパンチプレスにおい
    て、前記コンベヤの駆動電源が遮断されたとき、この遮
    断に同期して、前記タレットパンチプレス本体の駆動電
    源を遮断することを特徴とするタレットパンチプレスの
    ライン運転保安システム。
  2. 【請求項2】 前記コンベヤの駆動モータは、前記タレ
    ットパンチプレス本体制御用と同一の駆動電源を用いる
    と共に、前記コンベヤ駆動モータ及びタレットパンチプ
    レス本体の各駆動モータとサーモスタット手段とを、そ
    れぞれ同調させたことを特徴とする請求項1記載のタレ
    ットパンチプレスのライン運転保安システム。
JP9188396A 1997-07-14 1997-07-14 タレットパンチプレスのライン運転保安システム Withdrawn JPH1133800A (ja)

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JP9188396A JPH1133800A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 タレットパンチプレスのライン運転保安システム

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JP9188396A JPH1133800A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 タレットパンチプレスのライン運転保安システム

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JPH1133800A true JPH1133800A (ja) 1999-02-09

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JP9188396A Withdrawn JPH1133800A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 タレットパンチプレスのライン運転保安システム

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7442028B2 (en) 2004-02-20 2008-10-28 Canon Kabushiki Kaisha Molding apparatus and molding method
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CN108287502A (zh) * 2018-01-18 2018-07-17 西安应用光学研究所 一种光电转塔断电触发延时自锁控制系统

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