JPH11337820A - 撮像レンズ - Google Patents

撮像レンズ

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JPH11337820A
JPH11337820A JP10144141A JP14414198A JPH11337820A JP H11337820 A JPH11337820 A JP H11337820A JP 10144141 A JP10144141 A JP 10144141A JP 14414198 A JP14414198 A JP 14414198A JP H11337820 A JPH11337820 A JP H11337820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
refractive power
image pickup
view
pickup lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP10144141A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Yamashita
敦司 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで広画角、Fナンバーの明るい、
諸収差が良好に補正された2枚構成のCCDカメラ用撮
像レンズを提供する。 【解決手段】 物体側から順に、物体側に凸面を向けた
負の屈折力を有するメニスカス形状の第1レンズ、絞
り、正の屈折力を有する第2レンズから成り、下記の条
件式を満足することを特徴とする撮像レンズ。 1.1<|f1|/f<1.8 0.4<d2/f<1.5 但し、f1:第1レンズの焦点距離 f :全系の焦点距離 d2:第1レンズと第2レンズの軸上間隔(空気換算)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PCボードカメラ
用、監視用CCDカメラ等に用いられる、広画角(60
°程度)、Fナンバーの明るい(2.3程度)、諸収差
が良好に補正された撮像レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CCDを用いたPCボードカメ
ラ、監視カメラ等が多数活用されているが、それらの撮
影範囲は出来るだけ広く、形状は出来るだけコンパクト
である事が要求されている。上記用途に用いられる光学
系で、レンズ構成が2枚からなる発明として、特公平7
−50246号公報、特開平6−67089号公報等が
公開されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの実施
例は、Fナンバーは1.8程度と明るいが、コンパクト
化の要請に対して十分応え得るものではなかったり、小
型ではあるが、監視カメラに適した画角を備えていると
は言い難いものであった。
【0004】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたものである。即ち、コンパクトで広画角、Fナンバ
ーの明るい、諸収差が良好に補正された2枚構成の撮像
レンズを提供する事を目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記構
成を採ることによって達成される。
【0006】即ち、物体側から順に、物体側に凸面を向
けた負の屈折力を有するメニスカス形状の第1レンズ、
絞り、正の屈折力を有する第2レンズから成り、下記の
条件式を満足することを特徴とする撮像レンズ。
【0007】 1.1<|f1|/f<1.8 … 0.4<d2/f<1.5 … 但し、f1:第1レンズの焦点距離 f :全系の焦点距離 d2:第1レンズと第2レンズの軸上間隔(空気換算) 又、前記第2レンズは、下記の条件式を満足することを
特徴とする撮像レンズ。
【0008】0.5<|r4|/r3<1.0 … 但し、r3:第2レンズの物体側レンズ面の曲率半径 r4:第2レンズの像側レンズ面の曲率半径 又、前記第1レンズ、前記第2レンズのそれぞれは、少
なくとも1面以上の非球面を有することを特徴とする撮
像レンズ。
【0009】ここで、本発明の撮像レンズの作用につい
て説明する。
【0010】本発明では、第1レンズを両凹レンズより
も入射光束の入射角が小さい負のメニスカスレンズとし
た事で、両凹レンズのときよりも非点収差、歪曲収差の
発生を小さく抑える事が出来る。
【0011】以下、条件式について説明する。
【0012】条件式は、第1レンズの屈折力と全系の
屈折力の関係を規定したものである。この条件の上限を
越えると第1レンズの屈折力が弱くなり過ぎ、正の屈折
力を有する第2レンズによるアンダーな球面収差が顕著
になり、補正が困難になる。又、正のペッツバール和が
増大する事になるので像面湾曲が大きくなり、周辺像高
の光学性能が悪化してしまう。この条件の下限を越える
と第1レンズの屈折力が強くなり過ぎ、ここで発生する
非点収差や歪曲収差が大きくなってしまう。望ましく
は、 1.1<|f1|/f<1.6となる事が好ましい。
【0013】条件式は、第1レンズと第2レンズの軸
上面間隔(空気換算)と全系の焦点距離の関係を規定し
たものである。この条件の上限を越えるとレンズ面間隔
が広がりすぎて、全長、第1レンズ径ともに大きくな
り、系全体が大型化してしまう。全長が大きくなる事に
関しては、系を薄肉レンズとおいて全長Lを表した場
合、 L=d2+(1−f/f1)・f2 =d2(1−f/f1)+f と記述できる事から理解出来る。但し、f2は第2レン
ズの焦点距離である。
【0014】この条件の下限を越えると、式の条件の
下では第2レンズの屈折力が大きくなり過ぎて諸収差が
悪化する。又、バックフォーカスが短くなり、CCDカ
メラに必要なフィルター、カバーガラス類を組み込む事
が困難になる。より良好な性能を保つために望ましく
は、 0.6<d2/f<1.0 の条件を満たす事が好ましい。
【0015】条件式は、第2レンズの物体側と像側の
レンズ面の曲率半径に関して規定したものである。
式、式の条件の下で第2レンズの屈折力の範囲が定め
られるが、この条件の上限を越えると、物体側面の屈折
力が強くなり過ぎ、内向性コマ収差が大きくなる。この
条件の下限を越えると、物体側面の屈折力が弱くなり過
ぎ、外向性コマ収差が大きくなってしまう。望ましく
は、 0.65<|r4|/r3<0.90 となる事が好ましい。
【0016】更に、非球面を第1レンズで用いる事によ
り歪曲収差、非点収差を、第2レンズで用いる事により
球面収差、コマ収差等を改善し、光学性能を大幅に向上
させる事が出来る。又、両レンズともプラスチックを材
料とする事により、軽量化を達成する事が出来る。又、
プラスチックレンズは射出成形により作られるため、非
球面の付加が容易であるというメリットもある。
【0017】
【実施例】以下に、本発明の撮像レンズの実施例を示
す。
【0018】尚、各実施例における記号は次のとおり
で、fは焦点距離、ωは半画角、rはレンズ面の曲率半
径、dはレンズ面間隔、ndは各レンズのd線に対する
屈折率、νdは各レンズのアッベ数である。
【0019】又、*は非球面を表し、面の頂点を原点と
して光軸方向をX軸とした直交座標系において、頂点曲
率をC、円錐定数をK、非球面係数をAi(i=4,
6,8)として、下記の数式で表す。
【0020】
【数1】
【0021】又、本実施例では、本来収差補正のために
設けた間隔d2のところに、フィルターとして平行平板
を1枚配置している。これにより、全てのフィルターや
カバーガラス類を第2レンズの後方に配置せずに済み、
そのためにバックフォーカスを比較的に短くする事が可
能となり、よりコンパクトな光学系を実現する事が出来
る。
【0022】実施例1 表1、表2は実施例1のレンズデータ、図1は実施例1
のレンズの図で、(a)はレンズの断面図、(b)は収
差図である。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】実施例2 表3、表4は実施例2のレンズデータ、図2は実施例2
のレンズの図で、(a)はレンズの断面図、(b)は収
差図である。
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】実施例3 表5、表6は実施例3のレンズデータ、図3は実施例3
のレンズの図で、(a)はレンズの断面図、(b)は収
差図である。
【0029】
【表5】
【0030】
【表6】
【0031】実施例4 表7、表8は実施例4のレンズデータ、図4は実施例4
のレンズの図で、(a)はレンズの断面図、(b)は収
差図である。
【0032】
【表7】
【0033】
【表8】
【0034】実施例5 表9、表10は実施例5のレンズデータ、図5は実施例
5のレンズの図で、(a)はレンズの断面図、(b)は
収差図である。
【0035】
【表9】
【0036】
【表10】
【0037】
【発明の効果】本発明により、コンパクトで広画角、F
ナンバーの明るい、諸収差が良好に補正された2枚構成
の、CCDカメラ用撮像レンズ等に用いて好適な撮像レ
ンズが提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のレンズの断面図と収差図である。
【図2】実施例2のレンズの断面図と収差図である。
【図3】実施例3のレンズの断面図と収差図である。
【図4】実施例4のレンズの断面図と収差図である。
【図5】実施例5のレンズの断面図と収差図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、物体側に凸面を向けた
    負の屈折力を有するメニスカス形状の第1レンズ、絞
    り、正の屈折力を有する第2レンズから成り、下記の条
    件式を満足することを特徴とする撮像レンズ。 1.1<|f1|/f<1.8 0.4<d2/f<1.5 但し、f1:第1レンズの焦点距離 f :全系の焦点距離 d2:第1レンズと第2レンズの軸上間隔(空気換算)
  2. 【請求項2】 前記第2レンズは、下記の条件式を満足
    することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。 0.5<|r4|/r3<1.0 但し、r3:第2レンズの物体側レンズ面の曲率半径 r4:第2レンズの像側レンズ面の曲率半径
  3. 【請求項3】 前記第1レンズ、前記第2レンズのそれ
    ぞれは、少なくとも1面以上の非球面を有することを特
    徴とする請求項1又は2に記載の撮像レンズ。
JP10144141A 1998-05-26 1998-05-26 撮像レンズ Pending JPH11337820A (ja)

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JP10144141A JPH11337820A (ja) 1998-05-26 1998-05-26 撮像レンズ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002023052A (ja) * 2000-07-04 2002-01-23 Matsushita Electric Works Ltd 広角レンズ
US7035018B2 (en) 2003-03-10 2006-04-25 Fujinon Corporation Imaging lens
KR100869626B1 (ko) * 2007-05-21 2008-11-21 엘지이노텍 주식회사 촬상 소자용 렌즈 시스템
JP2013145301A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 Tamron Co Ltd 赤外線単焦点レンズ

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US7035018B2 (en) 2003-03-10 2006-04-25 Fujinon Corporation Imaging lens
KR100869626B1 (ko) * 2007-05-21 2008-11-21 엘지이노텍 주식회사 촬상 소자용 렌즈 시스템
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