JPH11337567A - ショックセンサ - Google Patents
ショックセンサInfo
- Publication number
- JPH11337567A JPH11337567A JP14322998A JP14322998A JPH11337567A JP H11337567 A JPH11337567 A JP H11337567A JP 14322998 A JP14322998 A JP 14322998A JP 14322998 A JP14322998 A JP 14322998A JP H11337567 A JPH11337567 A JP H11337567A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- moving body
- magnetic
- shock sensor
- movable body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のギャロッピング及びスリートジャンプ
の検出方法としては、作業者が鉄塔の場所まで行き、鉄
塔に登って目でみていたため、作業には多大の労苦を伴
っていた。 【解決手段】 本発明によるショックセンサは、ケーシ
ング(1)内に設けた磁性体(2)又は質量体(2A)が外部衝撃
によって移動体(4)に落下することにより、移動体(4)が
下方へ落下し、この動作を外部からみることによって外
部衝撃の発生を確認できる構成である。
の検出方法としては、作業者が鉄塔の場所まで行き、鉄
塔に登って目でみていたため、作業には多大の労苦を伴
っていた。 【解決手段】 本発明によるショックセンサは、ケーシ
ング(1)内に設けた磁性体(2)又は質量体(2A)が外部衝撃
によって移動体(4)に落下することにより、移動体(4)が
下方へ落下し、この動作を外部からみることによって外
部衝撃の発生を確認できる構成である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショックセンサに
関し、特に、電線に積もった雪と強風によって発生する
振動か、又は、雪が落下した後の電線の揺動による衝撃
の有無を電源を用いることなく表示するための新規な改
良に関する。
関し、特に、電線に積もった雪と強風によって発生する
振動か、又は、雪が落下した後の電線の揺動による衝撃
の有無を電源を用いることなく表示するための新規な改
良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のギャロッ
ピング（すなわち、電線に積もった雪と強風によって電
線が揺れ、鉄塔に衝撃を与えること）及びスリートジャ
ンプ（電線に積もった雪が落下し、電線がはねた時に鉄
塔に衝撃を与えること）の発生の有無の検出には、作業
者が定期的に鉄塔を見迴って鉄塔に衝撃が加わった痕跡
があるか否かを探していた。
ピング（すなわち、電線に積もった雪と強風によって電
線が揺れ、鉄塔に衝撃を与えること）及びスリートジャ
ンプ（電線に積もった雪が落下し、電線がはねた時に鉄
塔に衝撃を与えること）の発生の有無の検出には、作業
者が定期的に鉄塔を見迴って鉄塔に衝撃が加わった痕跡
があるか否かを探していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のギャロッピング
及びスリートジャンプの検出方法は、以上のように構成
されていたため、つぎのような課題が存在していた。す
なわち、作業者が山奥にある各鉄塔に近付き、直接目で
確認することは、雪深い状態では大変な労苦を伴うもの
であった。
及びスリートジャンプの検出方法は、以上のように構成
されていたため、つぎのような課題が存在していた。す
なわち、作業者が山奥にある各鉄塔に近付き、直接目で
確認することは、雪深い状態では大変な労苦を伴うもの
であった。
【０００４】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ギャロッピング及びスリー
トジャンプの発生を鉄塔からはるかに離れた位置からで
も確認することができるようにしたショックセンサを提
供することを目的とする。
めになされたもので、特に、ギャロッピング及びスリー
トジャンプの発生を鉄塔からはるかに離れた位置からで
も確認することができるようにしたショックセンサを提
供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によるショックセ
ンサは、ケーシングの上部内壁に設けられ磁性体を磁気
吸引する磁石と、前記ケーシング内で上下動自在に設け
られ前記磁性体と前記ケーシングの底部との間に位置す
る移動体とを備え、外部衝撃により前記磁性体が前記移
動体上に落下し、この磁性体の重みによって前記移動体
が前記底部に落下する構成であり、また、前記磁性体は
鋼球よりなり、前記移動体は断面Ｕ型をなしている構成
であり、また、ケーシングの底部内壁に設けられた柱
と、前記柱上に載置された質量体と、前記柱に上下動自
在に設けられ前記質量体の下方に位置する移動体とを備
え、外部衝撃により前記質量体が前記移動体上に落下
し、この質量体の重みによって前記移動体が前記底部内
壁に落下する構成であり、また、前記質量体は鋼球より
なり、前記移動体は断面Ｕ型をなしている構成であり、
また、前記ケーシングには長孔が形成され、前記移動体
の一部が前記長孔から外部に露出し、前記ケーシングの
外部から移動体の移動が確認できる構成であり、さら
に、前記ケーシングは透明に形成され、前記移動体の移
動がケーシングの外から見えるようにした構成である。
ンサは、ケーシングの上部内壁に設けられ磁性体を磁気
吸引する磁石と、前記ケーシング内で上下動自在に設け
られ前記磁性体と前記ケーシングの底部との間に位置す
る移動体とを備え、外部衝撃により前記磁性体が前記移
動体上に落下し、この磁性体の重みによって前記移動体
が前記底部に落下する構成であり、また、前記磁性体は
鋼球よりなり、前記移動体は断面Ｕ型をなしている構成
であり、また、ケーシングの底部内壁に設けられた柱
と、前記柱上に載置された質量体と、前記柱に上下動自
在に設けられ前記質量体の下方に位置する移動体とを備
え、外部衝撃により前記質量体が前記移動体上に落下
し、この質量体の重みによって前記移動体が前記底部内
壁に落下する構成であり、また、前記質量体は鋼球より
なり、前記移動体は断面Ｕ型をなしている構成であり、
また、前記ケーシングには長孔が形成され、前記移動体
の一部が前記長孔から外部に露出し、前記ケーシングの
外部から移動体の移動が確認できる構成であり、さら
に、前記ケーシングは透明に形成され、前記移動体の移
動がケーシングの外から見えるようにした構成である。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるシ
ョックセンサの好適な実施の形態について説明する。図
１において、符号１で示されるものは全体形状が箱形を
なすケーシングであり、このケーシング１の上部内壁１
ａには鋼球等からなる磁性体２を磁気吸引するための磁
石３が設けられている。前記磁性体２の下方位置には、
断面Ｕ型をなす移動体４が上下動自在に設けられてお
り、この移動体４の両側面はケーシング１の両内側壁１
ｂに設けられた長手案内体５に摺動自在に接合されてい
る。
ョックセンサの好適な実施の形態について説明する。図
１において、符号１で示されるものは全体形状が箱形を
なすケーシングであり、このケーシング１の上部内壁１
ａには鋼球等からなる磁性体２を磁気吸引するための磁
石３が設けられている。前記磁性体２の下方位置には、
断面Ｕ型をなす移動体４が上下動自在に設けられてお
り、この移動体４の両側面はケーシング１の両内側壁１
ｂに設けられた長手案内体５に摺動自在に接合されてい
る。
【０００７】前記移動体４の移動状態は、前記ケーシン
グ１の下部を透明にして透明部１ｅを形成しておくこと
により、ケーシング１の外部から確認することができ
る。また、図５で示すように移動体４の一部に突起４ａ
を設け、この突起４ａをケーシング１の長孔６を貫通し
て外部に露出させておくことにより、ケーシング１外よ
り移動体４の移動を見ることができる。
グ１の下部を透明にして透明部１ｅを形成しておくこと
により、ケーシング１の外部から確認することができ
る。また、図５で示すように移動体４の一部に突起４ａ
を設け、この突起４ａをケーシング１の長孔６を貫通し
て外部に露出させておくことにより、ケーシング１外よ
り移動体４の移動を見ることができる。
【０００８】次に、動作について述べる。まず、図１の
ように、磁性体２を磁石３に磁気吸引させ、移動体４を
上方に押上げた状態で、ケーシング１を鉄塔（図示せ
ず）に取付け、電線に積雪が発生して、前述のギャロッ
ピング及びスリートジャンプが発生した場合、それによ
って生じる外部衝撃によって磁性体２が磁石３から離れ
て下方に落下すると、図２で示すように、磁性体２の重
さと落下衝撃により移動体４がケーシング１の底部１ｂ
に落下する。
ように、磁性体２を磁石３に磁気吸引させ、移動体４を
上方に押上げた状態で、ケーシング１を鉄塔（図示せ
ず）に取付け、電線に積雪が発生して、前述のギャロッ
ピング及びスリートジャンプが発生した場合、それによ
って生じる外部衝撃によって磁性体２が磁石３から離れ
て下方に落下すると、図２で示すように、磁性体２の重
さと落下衝撃により移動体４がケーシング１の底部１ｂ
に落下する。
【０００９】前述の移動体４の落下すなわち上方から下
方への移動は、前述のようにケーシング１が透明であれ
ば、赤等の目立つ色で移動体４が構成されていれば、ケ
ーシング１外から見ることができる。また、図５のよう
に、移動体４の一部である突起４ａがケーシング１外へ
露出していれば、この突起４ａの位置を見ることによ
り、移動体４の移動を確認することができる。
方への移動は、前述のようにケーシング１が透明であれ
ば、赤等の目立つ色で移動体４が構成されていれば、ケ
ーシング１外から見ることができる。また、図５のよう
に、移動体４の一部である突起４ａがケーシング１外へ
露出していれば、この突起４ａの位置を見ることによ
り、移動体４の移動を確認することができる。
【００１０】次に、図３及び図４で示す他の実施の形態
の場合、図１及び図２と同一部分は同一符号を付し、そ
の説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。ケ
ーシング１の底部１ｂの底部内壁１ｃから垂直状態に直
立して一体に形成された柱２０の頂部２０ａには、鋼球
等の質量体２Ａ（磁性体又は非磁性体）が載置されてお
り、この柱２０には移動体４が案内孔４ｂを介して上下
動自在に設けられている。従って、前述の構成におい
て、外部衝撃により質量体２Ａが移動体４上に落下する
と、図４で示すように、移動体４が底部１ｂに落下し、
この移動体４の移動は前述の図１及び図２で示した形態
と同じように外部から確認できるため、その説明は省略
する。
の場合、図１及び図２と同一部分は同一符号を付し、そ
の説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。ケ
ーシング１の底部１ｂの底部内壁１ｃから垂直状態に直
立して一体に形成された柱２０の頂部２０ａには、鋼球
等の質量体２Ａ（磁性体又は非磁性体）が載置されてお
り、この柱２０には移動体４が案内孔４ｂを介して上下
動自在に設けられている。従って、前述の構成におい
て、外部衝撃により質量体２Ａが移動体４上に落下する
と、図４で示すように、移動体４が底部１ｂに落下し、
この移動体４の移動は前述の図１及び図２で示した形態
と同じように外部から確認できるため、その説明は省略
する。
【００１１】
【発明の効果】本発明によるショックセンサは、以上の
ように構成されているため、次のような効果を得ること
ができる。すなわち、ギャロッピング等の外部衝撃によ
って落下する磁性体又は質量体の重量により移動体をケ
ーシングの底部に落下させるため、鉄塔に登らなくても
外部衝撃の有無を確認することができ、冬期の検査作業
を大幅に容易化することができる。
ように構成されているため、次のような効果を得ること
ができる。すなわち、ギャロッピング等の外部衝撃によ
って落下する磁性体又は質量体の重量により移動体をケ
ーシングの底部に落下させるため、鉄塔に登らなくても
外部衝撃の有無を確認することができ、冬期の検査作業
を大幅に容易化することができる。
【図１】本発明によるショックセンサを示す断面図であ
る。
る。
【図２】図１の動作状態を示す断面図である。
【図３】図１の他の形態を示す断面図である。
【図４】図３の動作状態を示す断面図である。
【図５】図１〜図４の要部を示す斜視図である。
１ ケーシング １ｂ 上部内壁 １ｃ 底部内壁 ２ 磁性体 ２Ａ 質量体 ３ 磁石 ４ 移動体 ２０ 柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 佳津宏 愛知県名古屋市瑞穂区大喜新町３−９ 中 電掘田アパート５−102 (72)発明者 甲田 利廣 長野県上田市大字五加1291−１ (72)発明者 佐藤 充 愛知県名古屋市港区寺前町63 (72)発明者 渡邊 稔 埼玉県鶴ヶ島市藤金885−26 (72)発明者 白木 郁夫 長野県飯田市鼎東鼎326−１
Claims (6)
- 【請求項１】 ケーシング(1)の上部内壁(1a)に設けら
れ磁性体(2)を磁気吸引する磁石(3)と、前記ケーシング
(1)内で上下動自在に設けられ前記磁性体(2)と前記ケー
シング(1)の底部(1b)との間に位置する移動体(4)とを備
え、外部衝撃により前記磁性体(2)が前記移動体(4)上に
落下し、この磁性体(2)の重みによって前記移動体(4)が
前記底部(1b)に落下することを特徴とするショックセン
サ。 - 【請求項２】 前記磁性体(2)は鋼球よりなり、前記移
動体(4)は断面Ｕ型をなしていることを特徴とする請求
項１記載のショックセンサ。 - 【請求項３】 ケーシング(1)の底部内壁(1c)に設けら
れた柱(20)と、前記柱(20)上に載置された質量体(2A)
と、前記柱(20)に上下動自在に設けられて前記質量体(2
A)の下方に位置する移動体(4)とを備え、外部衝撃によ
り前記質量体(2A)が前記移動体(4)上に落下し、この質
量体(2A)の重みによって前記移動体(4)が前記底部内壁
(1c)に落下することを特徴とするショックセンサ。 - 【請求項４】 前記質量体(2A)は鋼球よりなり、前記移
動体(4)は断面Ｕ型をなしていることを特徴とする請求
項３記載のショックセンサ。 - 【請求項５】 前記ケーシングには長孔が形成され、前
記移動体の一部が前記長孔から外部に露出し、前記ケー
シングの外部から移動体の移動が確認できる構成とした
ことを特徴とする請求項１ないし４の何れかに記載のシ
ョックセンサ。 - 【請求項６】 前記ケーシングは透明に形成され、前記
移動体の移動がケーシングの外から見えるように構成し
たことを特徴とする請求項１ないし５の何れかに記載の
ショックセンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14322998A JPH11337567A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | ショックセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14322998A JPH11337567A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | ショックセンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11337567A true JPH11337567A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15333914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14322998A Pending JPH11337567A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | ショックセンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11337567A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020091919A (ko) * | 2001-06-01 | 2002-12-11 | 엘지전자 주식회사 | 충격감지 장치 |
| CN112153257A (zh) * | 2020-09-15 | 2020-12-29 | 南京立康智能化科技有限公司 | 一种除尘型智能安防设备 |
-
1998
- 1998-05-25 JP JP14322998A patent/JPH11337567A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020091919A (ko) * | 2001-06-01 | 2002-12-11 | 엘지전자 주식회사 | 충격감지 장치 |
| CN112153257A (zh) * | 2020-09-15 | 2020-12-29 | 南京立康智能化科技有限公司 | 一种除尘型智能安防设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050509 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Effective date: 20051209 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080826 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090106 |