JPH11336956A - 冷媒輸送用複合ホ−ス - Google Patents

冷媒輸送用複合ホ−ス

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JPH11336956A
JPH11336956A JP15842598A JP15842598A JPH11336956A JP H11336956 A JPH11336956 A JP H11336956A JP 15842598 A JP15842598 A JP 15842598A JP 15842598 A JP15842598 A JP 15842598A JP H11336956 A JPH11336956 A JP H11336956A
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Takakazu Kushige
隆数 櫛笥
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、樹脂、ゴム及び補強層の組合せによ
り構成される冷媒輸送用複合ホ−スに係るものである。 【解決手段】内側より内面樹脂層、内管ゴム層、補強層
及び外被ゴム層を順次積層して構成される複合ホ−スに
おいて、前記複合ホ−スの補強層の材質がポリエチレン
ナフタレ−ト繊維であることを特徴とする冷媒輸送用複
合ホ−ス。11‥内面樹脂層、12‥内管ゴム層、1
3、15‥PEN糸による補強層、14‥中間ゴム層、
16‥外被ゴム層。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂、ゴム及び補
強層の組合せにより構成される冷媒輸送用複合ホ−スに
係るものである。
【0002】
【従来の技術】最内層にナイロン等の内面樹脂層を有
し、その外側に内管ゴム層、補強層及び外被ゴム層が順
次積層して構成される複合ホ−スは、耐冷媒透過性、耐
透水性、耐熱耐久性等に優れており主に自動車用冷媒輸
送用ホ−スとして広く利用されている。
【0003】近年、自動車のエンジンル−ムのコンパク
ト化等によるエンジンル−ムの高温化が進むこと、及び
地球温暖化ガスの発散削減のために更なる冷媒の透過量
を抑える要請がでてきている。又、自動車室内の振動騒
音の低減のために、優れた柔軟性を持つホ−スが要求さ
れてきている。このため自動車用冷媒輸送ホ−スについ
ては、高温環境下におけるエミッション低減と、優れた
柔軟性を両立させるために、内面樹脂層を持つホ−スが
実用に供されている。
【0004】しかるに、これまでに実用に供された冷媒
輸送用ホ−スは、エミッションを良くしようとすれば硬
い内面樹脂層(バリア層)を厚くせざるを得ず、柔軟性
が犠牲になるといった状況にあった。又、近年の高温化
に対応し耐熱耐久性を向上させるためには、各構成材料
を硬くすることでも効果があることが分かっているが、
これもまた柔軟性が犠牲になっていた。更に、補強糸の
高弾性率化による耐疲労性向上、冷媒透過量減少、耐熱
耐久性向上のためにアラミド系補強糸を採用する場合も
あったが、コストが高くなるという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は内面樹脂層バ
リア層があるにもかかわらず全体として柔軟性に優れ、
かつ冷媒透過量が少なく耐熱耐久性に優れた複合ホ−ス
を低コストにて供給することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決するためになされたもので、その要旨は、内側より内
面樹脂層、内管ゴム層、補強層及び外被ゴム層を順次積
層して構成される複合ホ−スにおいて、前記複合ホ−ス
の補強層の材質がポリエチレンナフタレ−ト繊維である
ことを特徴とする冷媒輸送用複合ホ−スであり、好まし
くは、前記複合ホ−スの補強構造が2層以上のスパイラ
ル構造であることを特徴とする.
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の冷媒輸送用複合ホ−ス
は、最内層にポリアミド等を主成分とした内面樹脂層が
あり、主に冷媒透過を抑えるバリア機能を持たせてい
る。一般にはかかる樹脂を硬くするほど、又その厚さを
厚くするほど、冷媒透過を抑えるバリア機能は向上する
が、ホ−スの柔軟性がそこなわれるため樹脂材そのもの
の硬さを考慮した上でその厚さを決定する必要がある。
【0008】即ち、かかる内面樹脂層は耐冷媒透過、耐
熱、耐油、耐疲労性、更には柔軟性も考慮して材質が選
定され、例えば、6−ナイロン、6−ナイロンを主成分
としポリオレフィンを加えたナイロンアロイ材が好まし
く、必要に応じて12−ナイロンを添加したり、6,6
共重合ナイロンを用いても良い。又、フッ素樹脂等ナイ
ロン以外の樹脂を用いても良い。そして、この樹脂層の
厚さは通常0.05〜0.50mmの範囲で用いられ、
好ましくは0.1〜0.2mmの厚さで用いられる。
【0009】その上に内面樹脂層と内管ゴムの接着をよ
り強固なものとするための接着剤層が設けられるが、こ
の接着剤層がなくても必要十分な接着力が得られる配合
にしておけば接着剤層は不要となることは言うまでもな
い。又、コロナ放電処理等の表面処理を実施してもかま
わない。
【0010】その上の層は内管ゴム層であり、内圧を支
持すると共に冷媒透過更には外部からの水分の侵入を減
らす機能を持っている。この内管層はゴムであるため内
面樹脂層ほど顕著ではないが、透過性能、柔軟性等を考
慮した材料選定や厚さの設定が行われる。又、このゴム
層の厚さを厚くすればするほど水分の透過を抑える性能
が向上するのは言うまでもない。
【0011】即ち、内管ゴム層は耐透水、耐熱性及び柔
軟性も考慮して材質が選定されるが、通常は内部流体が
冷媒HFC−134a及びPAGであり、吸湿性が高く
エアコンシステム内への水分の侵入を極端に嫌うため、
耐透水性を考慮してIIRが好んで用いられる。尚、耐
透水性が良いゴムは他にもEPDM等があり、これを用
いてもかまわない。更に、内部流体が他のガス(CO2
・プロパンガス等)で、耐透水性をあまり考慮しなくて
も良いのであれば、NBR、CR等も使用が可能であ
る。この内管ゴム層の厚さは通常0.5〜2.5mmの
範囲で用いられ、好ましくは0.8〜1.5mmの厚さ
で用いられる。
【0012】その上に補強糸をスパイラル上の構造にて
編み上げる。この補強層は内部流体の圧力を支持するこ
と、及び内圧を受けたときのホ−ス内径変化を抑える機
能を持っており、高い弾性率を持っていることが要求さ
れ、更には耐疲労性、耐熱性に優れていることが必要で
ある。尚、補強糸の太さや編み上げ本数等については、
実際の使用圧力に対し安全率を考慮した設計を実施す
る。
【0013】かかる補強層に求められる特性としては、
耐熱、耐疲労性及び高強力、高弾性率があり、本発明に
おいてはポリエチレンナフタレ−ト(PEN)糸を特に
選択したものである。このポリエチレンナフタレ−ト糸
は通常一般に使用されるPET、ビニロン、ナイロン糸
等に比較して弾性率が高く耐熱性にも優れている。即
ち、PENの2%歪み時の弾性率(g/デニ−ル)は
3.3であるが、PETは1.1、ナイロンは0.8で
あり、PENの弾性率は著しく高いものである。一方、
アラミド糸については、弾性率(16.1)、破断強
力、耐熱性共に優れているが、コストが高く圧縮を受け
た場合の疲労性が極端に低下するという欠点があり本発
明では採用できない。
【0014】尚、用いられるPEN糸の太さは通常50
0〜7000デニ−ルの範囲で用いられ、好ましくは2
000〜5000デニ−ルの太さで用いられる。又、か
かる補強糸の本数はホ−スの径にもよるが通常一層あた
り8〜60本で用いられ、好ましくは12〜36本の本
数で用いられる。即ち、冷媒輸送用ホ−スは通常内径6
〜26mm、外径は12〜36mm程度で、使用圧力は
0.5〜3.5MPa程度であり、破壊圧力は8〜35
MPa程度になるように設計される。かかる条件を満足
する用に設計すると、補強糸の好ましい太さ及び打ち込
み本数が決定されることになる。
【0015】本発明のスパイラルの補強構造は、反対方
向に2層以上巻き付けることとし、必要に応じて各層間
に中間ゴム層を設けてもかまわない。更には補強層と内
間ゴム層の間に下編み層を設けてもよい。また必要に応
じて補強層の外周面に押えた糸を設けても構わない。
【0016】尚、補強糸の弾性率を高くすると弾性率の
低い糸を使用した場合に比較して加圧時のホ−ス内径変
化は少なくなるため、同一使用環境下においては相対的
に内径が小さくなり、その結果冷媒透過量を抑えられる
ことになる。よって従来の内面樹脂層より薄く設計する
ことが可能となり、柔軟性を向上させることが可能とな
る。更には、繰り返しかかる内圧に対する内径変化量が
小さくなることで、内面樹脂材等にかかるストレスが小
さくなるために、耐疲労性も向上させることも可能とな
る。
【0017】補強糸の上の最外層は外被ゴムであり、主
として補強層を保護するという機能を持っている。材料
及びその厚さの選定にあたっては、耐オゾンクラック
性、耐熱耐油性、柔軟性、外観性能等を考慮して決定す
るが、通常はEPDMを用いるのが良い。この他にはC
R、IIR、SBR等を用いてもかまわない。又、外被
ゴム層の厚さは通常0.5〜2.5mmの範囲で用いら
れ、好ましくは0.8〜1.5mmの厚さで用いられ
る。尚、必要に応じて外被ゴム表面にガス抜き用のプリ
ッキングホ−ルを設けてもかまわない。
【0018】更に、比較的柔らかい内管ゴム層の上に下
編み層を編むことによって下地を固め、補強層に対する
並びを良くすることができ、他の諸性能を損なわずに高
温繰り返し加圧性能を向上させることができる。この下
編み層の材質としてはナイロン、PET、ビニロン、ア
ラミド、PEN、芳香族ポリエステル等の有機繊維材の
使用が可能である。尚、下編み層に用いられる糸の太さ
は通常300〜4000デニ−ルの範囲で用いられ、更
に言えば500〜2000デニ−ルの太さで用いられる
ことが多い。又、下編み糸の本数はホ−スの径にもよる
が通常一層当たり4〜36本で用いられ、好ましくは8
〜24本で用いられる。
【0019】以上をもって構成された自動車冷媒輸送用
複合ホ−スは、高弾性率かつ低コストであるポリエチレ
ンナフタレ−ト繊維糸による補強が施されていることに
より、薄い内面樹脂バリア層であるにもかかわらず冷媒
透過量が少なく耐熱耐久性に優れ、更には柔軟性に優れ
た複合ホ−スを低コストにて供給することが可能とな
り、当初の目的を達成できることとなった。
【0020】
【実施例】以下、実施例を持って本発明の冷媒輸送用複
合ホ−スを更に説明する。図1に本発明のよる冷媒輸送
用複合ホ−スの実施例1を示す。図中、符号11は内面
樹脂層であり、耐冷媒透過、耐熱、耐油、耐疲労性更に
は柔軟性も考慮して、6−ナイロンを主成分としポリオ
レフィンを加えたナイロンアロイ材を用い、この樹脂層
11の厚さは120μmとした。
【0021】符号12は内管ゴム層であり、耐透水、耐
熱性及び柔軟性も考慮して材質が選定され、本実施例に
おいては、内部流体が冷媒HFC−134aおよびPA
Gであり、吸湿性が高くまたエアコンシステム内への水
分の侵入を極端に嫌うことを考慮してIIRを用いた。
【0022】符号13、15は補強層であり、本実施例
においては2層スパイラル構造であり、その間に中間ゴ
ム層14を設けた構造とした。そして、この補強層に求
められる特性を考慮して特にポリエチレンナフタレ−ト
(PEN)糸を選択した。
【0023】符号16は外被ゴム層であり、耐熱、耐オ
ゾンクラック性及び柔軟性を考慮して本実施例において
はEPDMを用いた。尚、本実施例においては補強層に
溜まったガスを抜くためのプリッキングホ−ルを設け
た。尚、内管ゴム12の厚さは1.5mm、PEN1
3、15の太さは4000デニ−ル、打ち込み本数は2
2本×2層である。又、外被ゴム層16の厚さは1.2
mm、中間ゴム層14の種類はIIR系のゴムを用い
た。
【0024】次に図2に本発明による冷媒輸送用複合ホ
−スの実施例2を示す。実施例1との違いは内管ゴム層
12と補強層13の間に下編み層17、18が設けられ
ている点であり、その他の内面樹脂層、内管ゴム層、補
強層、中間ゴム層、外被ゴム層については実施例1と同
様であり、下編み層17、18としてナイロン糸を用い
た。下編み層ナイロン糸の太さは1000デニ−ル、打
ち込み本数は12本×2層である。
【0025】以上のように構成した冷媒輸送用複合ホ−
スについて、試作実施し評価を行った。結果は表1の通
りである。尚、この表に示すホ−スの寸法は全て同一
(内径11mm、外径19mm)であり、又、補強糸の
材質を除く全ての条件は同一とした。
【0026】
【表1】
【0027】(実施例1、2)表2の評価結果からも分
かる通り、実施例 1、2共に全ての評価において○〜◎
の結果が得られた。
【0028】(比較例1〜2)これに対しPET糸を採
用した比較例1においては、繰り返し加圧性能及び耐熱
性の面において打ち込み本数を増加した時にSPECク
リアが不可になる場合があることが判明し、若干冷媒透
過性が劣ることも分かった。比較例2では内面樹脂層を
厚くし、冷媒透過性を実施例と同等としたが、代わりに
柔軟性が損なわれるという結果になった。
【0029】(比較例3〜4)下編み層を入れ補強糸を
アラミドとした比較例3の場合には、諸性能については
問題はないものの、コストの面が問題となった。更に下
編み層を入れ補強糸をPETとした比較例4では、耐熱
性に若干の問題が残った。
【0030】尚、各試験は以下の条件で行った。 (1)柔軟性:R100のマンドレルに巻き付けた時の
荷重を測定した。 (2)冷媒透過性:ホ−ス内容積に対し0.6g/cm
3 の冷媒(HFC−134a)を封入し、100℃の恒
温槽中に96時間放置し、試験開始後24〜96時間に
おける重量変化を測定し、その値を冷媒透過量とした。 (3)繰り返し加圧性能:雰囲気・油温共に140℃と
し、1分間に30回のサイクル数にて加圧し、圧力は
5.30MPa にて評価実施した時、破壊するまでの回
数を測定した。 (4)耐熱性:160℃の恒温槽中にホ−スアッセンブ
リ−を放置し、一定時間毎に取り出し、冷却した後、水
中にて3.53MPa の圧力を窒素で加圧し、目視にて
気体の漏洩を確認し、漏洩が発生するまでの時間を比較
した。 (5)コスト:はホ−スの製造時の生産性等も考慮した
ところで評価した。
【0031】
【発明の効果】以上の検討結果から明らかなように、本
発明による自動車冷媒輸送用複合ホ−スは、薄い内面樹
脂バリア層であるにもかかわらず冷媒透過量が少なく耐
熱耐久性に優れ、更には柔軟性に優れたホ−スを、低コ
ストにて供給することが可能となり、当初の目的を達成
できることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による冷媒輸送用複合ホ−スの実
施例1を示す。
【図2】図2は本発明による冷媒輸送用複合ホ−スの実
施例2を示す。
【符号の説明】
11‥内面樹脂層、 12‥内管ゴム層、 13、15‥PEN糸による補強層、 14‥中間ゴム層、 16‥外被ゴム層、 17、18‥下編み層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側より内面樹脂層、内管ゴム層、補強
    層及び外被ゴム層を順次積層して構成される複合ホ−ス
    において、前記複合ホ−スの補強層の材質がポリエチレ
    ンナフタレ−ト繊維であることを特徴とする冷媒輸送用
    複合ホ−ス。
  2. 【請求項2】 前記複合ホ−スの補強構造が2層以上の
    スパイラル構造であることを特徴とする冷媒輸送用複合
    ホ−ス。
JP15842598A 1998-05-23 1998-05-23 冷媒輸送用複合ホ−ス Pending JPH11336956A (ja)

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