JPH11336647A - 圧縮自己着火ガソリン機関 - Google Patents
圧縮自己着火ガソリン機関Info
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- JPH11336647A JPH11336647A JP10144651A JP14465198A JPH11336647A JP H11336647 A JPH11336647 A JP H11336647A JP 10144651 A JP10144651 A JP 10144651A JP 14465198 A JP14465198 A JP 14465198A JP H11336647 A JPH11336647 A JP H11336647A
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- F02B69/06—Internal-combustion engines convertible into other combustion-engine type, not provided for in F02B11/00; Internal-combustion engines of different types characterised by constructions facilitating use of same main engine-parts in different types for different cycles, e.g. convertible from two-stroke to four stroke
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/12—Engines characterised by fuel-air mixture compression with compression ignition
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- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/30—Controlling fuel injection
- F02D41/3011—Controlling fuel injection according to or using specific or several modes of combustion
- F02D41/3017—Controlling fuel injection according to or using specific or several modes of combustion characterised by the mode(s) being used
- F02D41/3035—Controlling fuel injection according to or using specific or several modes of combustion characterised by the mode(s) being used a mode being the premixed charge compression-ignition mode
- F02D41/3041—Controlling fuel injection according to or using specific or several modes of combustion characterised by the mode(s) being used a mode being the premixed charge compression-ignition mode with means for triggering compression ignition, e.g. spark plug
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- F02D41/3064—Controlling fuel injection according to or using specific or several modes of combustion with special control during transition between modes
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- F02D41/3035—Controlling fuel injection according to or using specific or several modes of combustion characterised by the mode(s) being used a mode being the premixed charge compression-ignition mode
-
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P5/00—Advancing or retarding ignition; Control therefor
- F02P5/04—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
- F02P5/145—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
- F02P5/15—Digital data processing
- F02P5/1502—Digital data processing using one central computing unit
- F02P5/1504—Digital data processing using one central computing unit with particular means during a transient phase, e.g. acceleration, deceleration, gear change
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 燃焼速度に関連したパラメータに基づいて、
適正な点火時期と点火停止制御を実行することによっ
て、通常燃焼から自己着火燃焼への移行をスムーズに行
え、かつ、燃費の悪化や、点火プラグの悪化等の問題を
解消し得る圧縮自己着火ガソリン機関を提供する。 【解決手段】 燃焼室内の新気を自己着火により燃焼さ
せるようにした圧縮自己着火ガソリン機関において、燃
焼速度に関連するパラメータ(例えば点火プラグの絶縁
抵抗)検出手段と、該検出手段によって検出された値が
自己着火燃焼時の燃焼速度に関連する値となったとき
に、点火プラグによる点火時期を徐々に遅角制御し、該
点火時期が一定値に達した時点で点火プラグによる点火
を停止する点火制御手段とを含んで構成されたことを特
徴とする。
適正な点火時期と点火停止制御を実行することによっ
て、通常燃焼から自己着火燃焼への移行をスムーズに行
え、かつ、燃費の悪化や、点火プラグの悪化等の問題を
解消し得る圧縮自己着火ガソリン機関を提供する。 【解決手段】 燃焼室内の新気を自己着火により燃焼さ
せるようにした圧縮自己着火ガソリン機関において、燃
焼速度に関連するパラメータ(例えば点火プラグの絶縁
抵抗)検出手段と、該検出手段によって検出された値が
自己着火燃焼時の燃焼速度に関連する値となったとき
に、点火プラグによる点火時期を徐々に遅角制御し、該
点火時期が一定値に達した時点で点火プラグによる点火
を停止する点火制御手段とを含んで構成されたことを特
徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮自己着火ガソ
リン機関に関し、特に、圧縮自己着火燃焼状態を判別す
る技術に関する。
リン機関に関し、特に、圧縮自己着火燃焼状態を判別す
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の圧縮自己着火ガソリン機
関として、特開平9−242570号公報に開示された
技術が知られている。かかる技術は2サイクルエンジン
が前提の技術であるが、排気制御弁を駆動して、排気通
路入口又は排気通路内の通路開口面積を制御して、低負
荷領域での自己着火を発生させている。
関として、特開平9−242570号公報に開示された
技術が知られている。かかる技術は2サイクルエンジン
が前提の技術であるが、排気制御弁を駆動して、排気通
路入口又は排気通路内の通路開口面積を制御して、低負
荷領域での自己着火を発生させている。
【0003】又、通常燃焼から自己着火燃焼への移行領
域では、機関のノッキングによる安定性悪化によって運
転不能になるため、燃焼室容積を可変にして、ノッキン
グを回避しつつ自己着火に移行する構成となっている。
域では、機関のノッキングによる安定性悪化によって運
転不能になるため、燃焼室容積を可変にして、ノッキン
グを回避しつつ自己着火に移行する構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の技術にあっては、機関運転領域毎に燃焼室
容積の可変量が決められているため、機関の過渡運転時
のように機関運転領域が刻々と変化するような場合に発
生するノッキングに対しては速やかに対応できない。
ような従来の技術にあっては、機関運転領域毎に燃焼室
容積の可変量が決められているため、機関の過渡運転時
のように機関運転領域が刻々と変化するような場合に発
生するノッキングに対しては速やかに対応できない。
【0005】又、従来技術にあっては、自己着火運転中
も点火プラグによる点火が続けられるため、無駄な電力
消費による燃費の悪化や、点火プラグの耐久性の悪化を
きたすという問題もある。そこで、本発明は以上のよう
な従来の問題点に鑑み、燃焼速度に関連したパラメータ
変化に基づいて、適正な点火時期制御と点火停止制御と
を実行することによって、通常燃焼から自己着火燃焼へ
の移行をスムーズに行え、かつ、無駄な電力消費による
燃費の悪化や、点火プラグの耐久性の悪化等の問題点を
解消し得る圧縮自己着火ガソリン機関を提供することを
目的とする。
も点火プラグによる点火が続けられるため、無駄な電力
消費による燃費の悪化や、点火プラグの耐久性の悪化を
きたすという問題もある。そこで、本発明は以上のよう
な従来の問題点に鑑み、燃焼速度に関連したパラメータ
変化に基づいて、適正な点火時期制御と点火停止制御と
を実行することによって、通常燃焼から自己着火燃焼へ
の移行をスムーズに行え、かつ、無駄な電力消費による
燃費の悪化や、点火プラグの耐久性の悪化等の問題点を
解消し得る圧縮自己着火ガソリン機関を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、図1に示すように、燃焼室内の新気を自己着
火により燃焼させるようにした圧縮自己着火ガソリン機
関において、燃焼速度に関連したパラメータを検出する
燃焼速度関連パラメータ検出手段と、前記燃焼速度関連
パラメータ検出手段によって検出された燃焼速度関連パ
ラメータが自己着火燃焼時の燃焼速度に関連する値とな
ったときに、点火プラグによる点火時期を徐々に遅角制
御し、該点火時期が一定値に達した時点で点火プラグに
よる点火を停止する点火制御手段と、を含んで構成され
たことを特徴とする。
る発明は、図1に示すように、燃焼室内の新気を自己着
火により燃焼させるようにした圧縮自己着火ガソリン機
関において、燃焼速度に関連したパラメータを検出する
燃焼速度関連パラメータ検出手段と、前記燃焼速度関連
パラメータ検出手段によって検出された燃焼速度関連パ
ラメータが自己着火燃焼時の燃焼速度に関連する値とな
ったときに、点火プラグによる点火時期を徐々に遅角制
御し、該点火時期が一定値に達した時点で点火プラグに
よる点火を停止する点火制御手段と、を含んで構成され
たことを特徴とする。
【0007】請求項2に係る発明は、前記燃焼速度関連
パラメータ検出手段は、点火プラグの絶縁抵抗を測定す
る手段と、該測定手段によって測定された点火プラグの
絶縁抵抗値が所定値を外れて一定値に達するまでの時間
を測定する手段と、から構成される一方、点火時期を判
別して点火期間中は前記絶縁抵抗測定手段のマスキング
を行うマスキング手段を含んで構成され、前記点火制御
手段は、前記点火プラグの絶縁抵抗値が所定値を外れて
一定値に達するまでの時間が所定値以下であるときに、
点火プラグによる点火時期を徐々に遅角制御し、該点火
時期が一定値に達した時点で点火プラグによる点火を停
止することを特徴とする。
パラメータ検出手段は、点火プラグの絶縁抵抗を測定す
る手段と、該測定手段によって測定された点火プラグの
絶縁抵抗値が所定値を外れて一定値に達するまでの時間
を測定する手段と、から構成される一方、点火時期を判
別して点火期間中は前記絶縁抵抗測定手段のマスキング
を行うマスキング手段を含んで構成され、前記点火制御
手段は、前記点火プラグの絶縁抵抗値が所定値を外れて
一定値に達するまでの時間が所定値以下であるときに、
点火プラグによる点火時期を徐々に遅角制御し、該点火
時期が一定値に達した時点で点火プラグによる点火を停
止することを特徴とする。
【0008】請求項3に係る発明は、前記燃焼速度関連
パラメータ検出手段は、筒内圧力を測定する手段から構
成され、前記点火制御手段は、前記測定手段により測定
された筒内圧力値が所定値を外れて一定値に達するまで
の時間が所定値以下であるときに、点火プラグによる点
火時期を徐々に遅角制御し、該点火時期が一定値に達し
た時点で点火プラグによる点火を停止することを特徴と
する。
パラメータ検出手段は、筒内圧力を測定する手段から構
成され、前記点火制御手段は、前記測定手段により測定
された筒内圧力値が所定値を外れて一定値に達するまで
の時間が所定値以下であるときに、点火プラグによる点
火時期を徐々に遅角制御し、該点火時期が一定値に達し
た時点で点火プラグによる点火を停止することを特徴と
する。
【0009】請求項4に係る発明は、前記燃焼速度関連
パラメータ検出手段は、筒内の燃焼イオン電流を測定す
る手段から構成され、前記点火制御手段は、前記測定手
段により測定された筒内の燃焼イオン電流値が所定値を
外れて一定値に達するまでの時間が所定値以下であると
きに、点火プラグによる点火時期を徐々に遅角制御し、
該点火時期が一定値に達した時点で点火プラグによる点
火を停止することを特徴とする。
パラメータ検出手段は、筒内の燃焼イオン電流を測定す
る手段から構成され、前記点火制御手段は、前記測定手
段により測定された筒内の燃焼イオン電流値が所定値を
外れて一定値に達するまでの時間が所定値以下であると
きに、点火プラグによる点火時期を徐々に遅角制御し、
該点火時期が一定値に達した時点で点火プラグによる点
火を停止することを特徴とする。
【0010】請求項5に係る発明は、前記燃焼速度関連
パラメータ検出手段は、点火プラグに印加される電圧を
測定する手段から構成され、前記点火制御手段は、前記
電圧測定手段から出力される電圧信号レベルが所定値を
外れて一定値に達するまでの時間が所定値以下であると
きに、点火プラグによる点火時期を徐々に遅角制御し、
該点火時期が一定値に達した時点で点火プラグによる点
火を停止することを特徴とする。
パラメータ検出手段は、点火プラグに印加される電圧を
測定する手段から構成され、前記点火制御手段は、前記
電圧測定手段から出力される電圧信号レベルが所定値を
外れて一定値に達するまでの時間が所定値以下であると
きに、点火プラグによる点火時期を徐々に遅角制御し、
該点火時期が一定値に達した時点で点火プラグによる点
火を停止することを特徴とする。
【0011】請求項6に係る発明は、前記燃焼速度関連
パラメータ検出手段は、点火プラグの絶縁抵抗を測定す
る手段と、該測定手段によって測定された点火プラグの
絶縁抵抗値が所定値を外れて一定値に達するまでの時間
を測定する手段と、筒内圧力を測定する手段と、から構
成される一方、点火時期を判別して点火期間中は前記絶
縁抵抗測定手段のマスキングを行うマスキング手段を含
んで構成され、前記点火制御手段は、前記点火プラグの
絶縁抵抗値が所定値を外れて一定値に達するまでの時間
が所定値以下であるときに、或いは、点火プラグの絶縁
抵抗値変化がマスキング期間中に起こったときであっ
て、筒内圧力値が所定値を外れて一定値に達するまでの
時間が所定値以下であるときに、点火プラグによる点火
時期を徐々に遅角制御し、該点火時期が一定値に達した
時点で点火プラグによる点火を停止することを特徴とす
る。
パラメータ検出手段は、点火プラグの絶縁抵抗を測定す
る手段と、該測定手段によって測定された点火プラグの
絶縁抵抗値が所定値を外れて一定値に達するまでの時間
を測定する手段と、筒内圧力を測定する手段と、から構
成される一方、点火時期を判別して点火期間中は前記絶
縁抵抗測定手段のマスキングを行うマスキング手段を含
んで構成され、前記点火制御手段は、前記点火プラグの
絶縁抵抗値が所定値を外れて一定値に達するまでの時間
が所定値以下であるときに、或いは、点火プラグの絶縁
抵抗値変化がマスキング期間中に起こったときであっ
て、筒内圧力値が所定値を外れて一定値に達するまでの
時間が所定値以下であるときに、点火プラグによる点火
時期を徐々に遅角制御し、該点火時期が一定値に達した
時点で点火プラグによる点火を停止することを特徴とす
る。
【0012】かかる本発明の作用について説明する。点
火プラグの絶縁抵抗値が所定値を外れて一定値に達する
までの時間、筒内圧力値が所定値を外れて一定値に達す
るまでの時間、筒内の燃焼イオン電流値が所定値を外れ
て一定値に達するまでの時間、点火プラグに印加される
電圧信号レベルが所定値を外れて一定値に達するまでの
時間という燃焼速度に関連したパラメータが自己着火燃
焼時の燃焼速度に関連する値となったときに、点火プラ
グによる点火時期が徐々に遅角制御され、点火時期が一
定値に達した時点で点火プラグによる点火が停止され
る。
火プラグの絶縁抵抗値が所定値を外れて一定値に達する
までの時間、筒内圧力値が所定値を外れて一定値に達す
るまでの時間、筒内の燃焼イオン電流値が所定値を外れ
て一定値に達するまでの時間、点火プラグに印加される
電圧信号レベルが所定値を外れて一定値に達するまでの
時間という燃焼速度に関連したパラメータが自己着火燃
焼時の燃焼速度に関連する値となったときに、点火プラ
グによる点火時期が徐々に遅角制御され、点火時期が一
定値に達した時点で点火プラグによる点火が停止され
る。
【0013】従って、自己着火燃焼移行領域でのノッキ
ングが速やかに解放され、スムーズに自己着火燃焼領域
に移行させることができる。又、自己着火運転中には、
点火プラグによる点火が停止されるため、無駄な電力消
費による燃費の悪化や、点火プラグの耐久性の悪化をき
たすこともなく、燃費向上、点火プラグの耐久性向上を
図ることができる。
ングが速やかに解放され、スムーズに自己着火燃焼領域
に移行させることができる。又、自己着火運転中には、
点火プラグによる点火が停止されるため、無駄な電力消
費による燃費の悪化や、点火プラグの耐久性の悪化をき
たすこともなく、燃費向上、点火プラグの耐久性向上を
図ることができる。
【0014】特に、請求項6に係る発明においては、通
常は絶縁抵抗値に基づいて自己着火燃焼が判別され、絶
縁抵抗値低下がマスキング期間中に生じた場合には、絶
縁抵抗値に代えて筒内圧力値に基づいて自己着火燃焼が
判別されるため、自己着火燃焼の判別の確実性が高く、
スムーズに自己着火燃焼領域に移行させることができ
る。
常は絶縁抵抗値に基づいて自己着火燃焼が判別され、絶
縁抵抗値低下がマスキング期間中に生じた場合には、絶
縁抵抗値に代えて筒内圧力値に基づいて自己着火燃焼が
判別されるため、自己着火燃焼の判別の確実性が高く、
スムーズに自己着火燃焼領域に移行させることができ
る。
【0015】ここで、請求項2に係る発明において、通
常燃焼の場合の点火プラグの絶縁抵抗は、気筒内の火炎
伝播に従ってゆっくりと低下するのに対して、自己着火
燃焼の場合の絶縁抵抗は着火と同時に即座に一定値以下
まで低下する。これは、自己着火が火炎伝播を伴わない
燃焼であり、燃焼室内の混合気が場所によらず略同時に
燃焼を開始するためである。
常燃焼の場合の点火プラグの絶縁抵抗は、気筒内の火炎
伝播に従ってゆっくりと低下するのに対して、自己着火
燃焼の場合の絶縁抵抗は着火と同時に即座に一定値以下
まで低下する。これは、自己着火が火炎伝播を伴わない
燃焼であり、燃焼室内の混合気が場所によらず略同時に
燃焼を開始するためである。
【0016】尚、ノッキング発生時も火炎伝播を伴わな
い燃焼が起こっているが、ノッキングは火炎伝播によっ
てある程度の燃焼が発生した後に残りの混合気が略同時
に燃焼を開始するような燃焼形態であるから、このとき
の絶縁抵抗の変化も、ある時期まではゆっくり低下した
後に急激に一定値以下まで低下するような特性となる。
このため、絶縁抵抗が所定値を外れて一定値に達するま
での時間を所定値と比較すれば、自己着火燃焼をノッキ
ングからも区別して判別することができる。
い燃焼が起こっているが、ノッキングは火炎伝播によっ
てある程度の燃焼が発生した後に残りの混合気が略同時
に燃焼を開始するような燃焼形態であるから、このとき
の絶縁抵抗の変化も、ある時期まではゆっくり低下した
後に急激に一定値以下まで低下するような特性となる。
このため、絶縁抵抗が所定値を外れて一定値に達するま
での時間を所定値と比較すれば、自己着火燃焼をノッキ
ングからも区別して判別することができる。
【0017】又、請求項3に係る発明において、通常燃
焼の場合の筒内圧力は、気筒内の火炎伝播に従ってゆっ
くりと上昇するのに対して、自己着火燃焼の場合の筒内
圧力は着火と同時に即座に一定値以上まで上昇する。こ
のため、筒内圧力が所定値を外れて一定値に達するまで
の時間を比較することによって、自己着火燃焼をノッキ
ングからも区別して判別できる。
焼の場合の筒内圧力は、気筒内の火炎伝播に従ってゆっ
くりと上昇するのに対して、自己着火燃焼の場合の筒内
圧力は着火と同時に即座に一定値以上まで上昇する。こ
のため、筒内圧力が所定値を外れて一定値に達するまで
の時間を比較することによって、自己着火燃焼をノッキ
ングからも区別して判別できる。
【0018】更に、請求項4に係る発明において、通常
燃焼の場合のイオン電流値は、気筒内の火炎伝播に従っ
て比較的ゆっくりと上昇するのに対して、自己着火燃焼
の場合のイオン電流値は着火と同時に即座に一定値以上
まで上昇する。このため、イオン電流値が所定値を外れ
て一定値に達するまでの時間を比較することによって、
自己着火燃焼をノッキングからも区別して判別できる。
燃焼の場合のイオン電流値は、気筒内の火炎伝播に従っ
て比較的ゆっくりと上昇するのに対して、自己着火燃焼
の場合のイオン電流値は着火と同時に即座に一定値以上
まで上昇する。このため、イオン電流値が所定値を外れ
て一定値に達するまでの時間を比較することによって、
自己着火燃焼をノッキングからも区別して判別できる。
【0019】請求項5に係る発明において、通常燃焼の
場合の点火プラグ電圧値は、気筒内の火炎伝播に従って
比較的ゆっくりと下降するのに対して、自己着火燃焼の
場合の点火プラグ電圧値は着火と同時に即座に一定値以
上まで低下する。このため、点火プラグ電圧値が所定値
を外れて一定値に達するまでの時間を比較することによ
って、自己着火燃焼をノッキングからも区別して判別で
きる。
場合の点火プラグ電圧値は、気筒内の火炎伝播に従って
比較的ゆっくりと下降するのに対して、自己着火燃焼の
場合の点火プラグ電圧値は着火と同時に即座に一定値以
上まで低下する。このため、点火プラグ電圧値が所定値
を外れて一定値に達するまでの時間を比較することによ
って、自己着火燃焼をノッキングからも区別して判別で
きる。
【0020】
【発明の効果】請求項1〜6に係る発明によれば、燃焼
速度に関連したパラメータ変化に基づいて、適正な点火
時期制御と点火停止制御とを実行することによって、通
常燃焼から自己着火燃焼への移行をスムーズに行え、か
つ、無駄な電力消費による燃費の悪化や、点火プラグの
耐久性の悪化等の問題点を解消できる。
速度に関連したパラメータ変化に基づいて、適正な点火
時期制御と点火停止制御とを実行することによって、通
常燃焼から自己着火燃焼への移行をスムーズに行え、か
つ、無駄な電力消費による燃費の悪化や、点火プラグの
耐久性の悪化等の問題点を解消できる。
【0021】特に、請求項2に係る発明によれば、絶縁
抵抗が所定値を外れて一定値に達するまでの時間を比較
することによって、自己着火燃焼を容易にかつ確実に判
別できる。又、請求項3に係る発明によれば、筒内圧力
の変化に要する時間、即ち、筒内圧力が所定値を外れて
一定値に達するまでの時間を比較することによって、自
己着火燃焼を容易にかつ確実に判別できる。
抵抗が所定値を外れて一定値に達するまでの時間を比較
することによって、自己着火燃焼を容易にかつ確実に判
別できる。又、請求項3に係る発明によれば、筒内圧力
の変化に要する時間、即ち、筒内圧力が所定値を外れて
一定値に達するまでの時間を比較することによって、自
己着火燃焼を容易にかつ確実に判別できる。
【0022】更に、請求項4に係る発明によれば、イオ
ン電流値の変化に要する時間、即ち、イオン電流値が所
定値を外れて一定値に達するまでの時間を比較すること
によって、自己着火燃焼を容易にかつ確実に判別でき
る。又、請求項5に係る発明によれば、点火プラグ電圧
変化の継続時間、即ち、点火プラグ電圧値が所定値を外
れて一定値に達するまでの時間を比較することによっ
て、自己着火燃焼を容易にかつ確実に判別できる。
ン電流値の変化に要する時間、即ち、イオン電流値が所
定値を外れて一定値に達するまでの時間を比較すること
によって、自己着火燃焼を容易にかつ確実に判別でき
る。又、請求項5に係る発明によれば、点火プラグ電圧
変化の継続時間、即ち、点火プラグ電圧値が所定値を外
れて一定値に達するまでの時間を比較することによっ
て、自己着火燃焼を容易にかつ確実に判別できる。
【0023】更に、請求項6に係る発明によれば、自己
着火燃焼の判別の確実性が高く、スムーズに自己着火燃
焼領域に移行させることができる。
着火燃焼の判別の確実性が高く、スムーズに自己着火燃
焼領域に移行させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明を詳述する。図2は、本発明の第1の実施形態の
システム図であり、4サイクルの圧縮自己着火ガソリン
機関(以下、単にエンジンという)Eの燃焼室1に設置
された点火プラグ2には、点火コイル3とパワートラン
ジスタ4とを介装した点火用の高圧配線5が接続され、
該高圧配線5はエンジンコントロールモジュール6に接
続される。
本発明を詳述する。図2は、本発明の第1の実施形態の
システム図であり、4サイクルの圧縮自己着火ガソリン
機関(以下、単にエンジンという)Eの燃焼室1に設置
された点火プラグ2には、点火コイル3とパワートラン
ジスタ4とを介装した点火用の高圧配線5が接続され、
該高圧配線5はエンジンコントロールモジュール6に接
続される。
【0025】又、高圧配線5には、前記点火コイル3と
パワートランジスタ4と並列に、点火プラグ2の絶縁抵
抗を測定する絶縁抵抗測定装置7が接続されおり、該絶
縁抵抗測定装置7は、エンジンコントロールモジュール
6に接続される。前記エンジンコントロールモジュール
6には、クランク角センサ8からの信号及びエンジン冷
却水温を検出する水温センサ9からの信号が夫々入力さ
れる。
パワートランジスタ4と並列に、点火プラグ2の絶縁抵
抗を測定する絶縁抵抗測定装置7が接続されおり、該絶
縁抵抗測定装置7は、エンジンコントロールモジュール
6に接続される。前記エンジンコントロールモジュール
6には、クランク角センサ8からの信号及びエンジン冷
却水温を検出する水温センサ9からの信号が夫々入力さ
れる。
【0026】かかるエンジンコントロールモジュール6
には、点火時期を判別して点火期間中は前記絶縁抵抗測
定装置7のマスキングを行うマスキング手段としてのマ
スキング機能と、絶縁抵抗測定装置7からの信号に基づ
いて、点火プラグ2の絶縁抵抗が所定値を外れて一定値
に達するまでの時間を測定する手段としての積算機能と
がソフトウェア的に装備されている。
には、点火時期を判別して点火期間中は前記絶縁抵抗測
定装置7のマスキングを行うマスキング手段としてのマ
スキング機能と、絶縁抵抗測定装置7からの信号に基づ
いて、点火プラグ2の絶縁抵抗が所定値を外れて一定値
に達するまでの時間を測定する手段としての積算機能と
がソフトウェア的に装備されている。
【0027】又、エンジンコントロールモジュール6に
は、点火プラグ2の絶縁抵抗が所定値を外れて一定値に
達するまでの時間が所定値以下であるときに、点火プラ
グ2による点火時期を徐々に遅角制御し、該点火時期が
一定値に達した時点で点火プラグ2による点火を停止す
る点火制御手段としての機能がソフトウェア的に装備さ
れている。
は、点火プラグ2の絶縁抵抗が所定値を外れて一定値に
達するまでの時間が所定値以下であるときに、点火プラ
グ2による点火時期を徐々に遅角制御し、該点火時期が
一定値に達した時点で点火プラグ2による点火を停止す
る点火制御手段としての機能がソフトウェア的に装備さ
れている。
【0028】次に、かかる第1の実施形態の作用につい
て説明する。図3(A)は、燃焼速度に関連したパラメ
ータの一つとして、エンジンの燃焼状態においての点火
プラグの絶縁抵抗値の変化を示している。この図から明
らかなように、通常燃焼の場合の点火プラグの絶縁抵抗
は、気筒内の火炎伝播に従ってゆっくりと低下するのに
対して、自己着火燃焼の場合の絶縁抵抗は着火と同時に
即座に一定値以下まで低下する。
て説明する。図3(A)は、燃焼速度に関連したパラメ
ータの一つとして、エンジンの燃焼状態においての点火
プラグの絶縁抵抗値の変化を示している。この図から明
らかなように、通常燃焼の場合の点火プラグの絶縁抵抗
は、気筒内の火炎伝播に従ってゆっくりと低下するのに
対して、自己着火燃焼の場合の絶縁抵抗は着火と同時に
即座に一定値以下まで低下する。
【0029】これは、自己着火が火炎伝播を伴わない燃
焼であり、燃焼室内の混合気が場所によらず略同時に燃
焼を開始するためである。尚、ノッキング発生時も火炎
伝播を伴わない燃焼が起こっているが、ノッキングは火
炎伝播によってある程度の燃焼が発生した後に残りの混
合気が略同時に燃焼を開始するような燃焼形態であるか
ら、このときの絶縁抵抗の変化も、ある時期まではゆっ
くり低下した後に急激に一定値以下まで低下するような
特性となる。このため、絶縁抵抗が所定値を外れて一定
値に達するまでの時間を所定値と比較すれば、自己着火
燃焼をノッキングからも区別して判別することができ
る。
焼であり、燃焼室内の混合気が場所によらず略同時に燃
焼を開始するためである。尚、ノッキング発生時も火炎
伝播を伴わない燃焼が起こっているが、ノッキングは火
炎伝播によってある程度の燃焼が発生した後に残りの混
合気が略同時に燃焼を開始するような燃焼形態であるか
ら、このときの絶縁抵抗の変化も、ある時期まではゆっ
くり低下した後に急激に一定値以下まで低下するような
特性となる。このため、絶縁抵抗が所定値を外れて一定
値に達するまでの時間を所定値と比較すれば、自己着火
燃焼をノッキングからも区別して判別することができ
る。
【0030】上述した点火プラグの絶縁抵抗測定による
自己着火燃焼を判別して通常燃焼から自己着火燃焼にス
ムーズに移行させる制御は次のようにして行われる。即
ち、まず、水温が所定温度t0(例えば20°C)時点
の所定点火プラグ絶縁抵抗値を測定し、その値をR0と
設定する。次に、運転中の絶縁抵抗値Rを連続測定し、
その値が設定上限絶縁抵抗値R1を下回り、設定絶縁抵
抗値Rm(例えば10MΩ)に達するまでの時間をクラ
ンク角で積算する。
自己着火燃焼を判別して通常燃焼から自己着火燃焼にス
ムーズに移行させる制御は次のようにして行われる。即
ち、まず、水温が所定温度t0(例えば20°C)時点
の所定点火プラグ絶縁抵抗値を測定し、その値をR0と
設定する。次に、運転中の絶縁抵抗値Rを連続測定し、
その値が設定上限絶縁抵抗値R1を下回り、設定絶縁抵
抗値Rm(例えば10MΩ)に達するまでの時間をクラ
ンク角で積算する。
【0031】尚、点火放電中は絶縁抵抗値0となるため
にマスキングが行われている。絶縁抵抗値Rが設定絶縁
抵抗値Rm(例えば10MΩ)に達するまでの時間、即
ち、クランク角積算値TとT0(通常燃焼時の絶縁抵抗
低下時間)とを比較して、自己着火の発生を判別し、T
がT0を下回って自己着火の発生が判別されたときに、
設定点火時期を一定量(例えば1度)遅角(リタード)
させ、リタード後の点火時期が所定値(例えばTDC)
になったときに点火を停止する。
にマスキングが行われている。絶縁抵抗値Rが設定絶縁
抵抗値Rm(例えば10MΩ)に達するまでの時間、即
ち、クランク角積算値TとT0(通常燃焼時の絶縁抵抗
低下時間)とを比較して、自己着火の発生を判別し、T
がT0を下回って自己着火の発生が判別されたときに、
設定点火時期を一定量(例えば1度)遅角(リタード)
させ、リタード後の点火時期が所定値(例えばTDC)
になったときに点火を停止する。
【0032】絶縁抵抗値Rが設定上限絶縁抵抗値R1に
達する前に、マスキング条件に入った場合は、通常燃焼
と判断する。図4は、かかる制御の内容を示すフローチ
ャートであり、ステップ1(図ではS1と略記する。以
下同様)では、イグニッション(IGN)スイッチをO
Nし、ステップ2にて、水温≧t0を判定し、水温≧t
0であれば、ステップ3に進み、水温<t0であれば、
ステップ4に進んで、通常燃焼とするべく通常点火を行
う。即ち、図5のフローチャートのステップ6に進ん
で、点火時期を演算し、ステップ7にて点火を実行す
る。
達する前に、マスキング条件に入った場合は、通常燃焼
と判断する。図4は、かかる制御の内容を示すフローチ
ャートであり、ステップ1(図ではS1と略記する。以
下同様)では、イグニッション(IGN)スイッチをO
Nし、ステップ2にて、水温≧t0を判定し、水温≧t
0であれば、ステップ3に進み、水温<t0であれば、
ステップ4に進んで、通常燃焼とするべく通常点火を行
う。即ち、図5のフローチャートのステップ6に進ん
で、点火時期を演算し、ステップ7にて点火を実行す
る。
【0033】ステップ3では、R0=∞であるか否かを
判定し、R0=∞であれば、ステップ8に進み、そうで
なければ、ステップ4に進んで、通常燃焼とするべく通
常点火を行う。ステップ8では、R≦R1を判定し、R
≦R1であれば、ステップ9に進み、R>R1であれ
ば、ステップ4に進んで、通常燃焼とするべく通常点火
を行う。
判定し、R0=∞であれば、ステップ8に進み、そうで
なければ、ステップ4に進んで、通常燃焼とするべく通
常点火を行う。ステップ8では、R≦R1を判定し、R
≦R1であれば、ステップ9に進み、R>R1であれ
ば、ステップ4に進んで、通常燃焼とするべく通常点火
を行う。
【0034】ステップ9では、圧縮上死点前X°である
か否かを判定し、圧縮上死点前X°であれば、ステップ
10に進み、そうでなければ、ステップ1に戻る。ステ
ップ10では、時間カウントを開始し(n=1)、ステ
ップ11に進んで、クランク角CAがマスキング時のク
ランク角Tmとなったか否か、即ち、CA=Tmを判定
し、CA=Tmであれば、ステップ4に進んで、通常燃
焼とするべく通常点火を行う。
か否かを判定し、圧縮上死点前X°であれば、ステップ
10に進み、そうでなければ、ステップ1に戻る。ステ
ップ10では、時間カウントを開始し(n=1)、ステ
ップ11に進んで、クランク角CAがマスキング時のク
ランク角Tmとなったか否か、即ち、CA=Tmを判定
し、CA=Tmであれば、ステップ4に進んで、通常燃
焼とするべく通常点火を行う。
【0035】CA≠Tmであれば、ステップ12に進ん
で、R≧Rmを判定し、R<Rmであれば、ステップ1
3に進んで、n=n+1として、ステップ11に戻り、
R≧Rmであれば、ステップ14に進んで、時間カウン
トを終了する(T=n)。ステップ15では、1<T≦
T0を判定し、1<T≦T0であれば、TがT0を下回
ったことで、ステップ16に進んで、自己着火の発生と
判別し、図5のフローチャートのステップ17に進ん
で、点火が停止されているか否かを判定し、点火停止で
あれば、フローを終了し、点火停止でなければ、ステッ
プ18に進んで、設定点火時期Taを一定量ΔTa(例
えば1度)遅角(リタード)させ、ステップ19にて、
リタード後の点火時期Taが所定値Ts(例えばTD
C)になったときに、ステップ20にて、点火を停止す
る。
で、R≧Rmを判定し、R<Rmであれば、ステップ1
3に進んで、n=n+1として、ステップ11に戻り、
R≧Rmであれば、ステップ14に進んで、時間カウン
トを終了する(T=n)。ステップ15では、1<T≦
T0を判定し、1<T≦T0であれば、TがT0を下回
ったことで、ステップ16に進んで、自己着火の発生と
判別し、図5のフローチャートのステップ17に進ん
で、点火が停止されているか否かを判定し、点火停止で
あれば、フローを終了し、点火停止でなければ、ステッ
プ18に進んで、設定点火時期Taを一定量ΔTa(例
えば1度)遅角(リタード)させ、ステップ19にて、
リタード後の点火時期Taが所定値Ts(例えばTD
C)になったときに、ステップ20にて、点火を停止す
る。
【0036】ステップ15にて、1<T≦T0でなけれ
ば、ステップ4に進んで、通常燃焼とするべく通常点火
を行う。図6は、本発明の第2の実施形態のシステム図
であり、図2の実施形態の絶縁抵抗測定装置7に代え
て、アンプ10を介してエンジンコントロールモジュー
ル6に接続される筒内圧力測定装置11を設け、筒内圧
力が所定値を外れて一定値に達するまでの時間が所定値
以下であるときに、点火プラグ2による点火時期を徐々
に遅角制御し、該点火時期が一定値に達した時点で点火
プラグ2による点火を停止する制御を行うものである。
ば、ステップ4に進んで、通常燃焼とするべく通常点火
を行う。図6は、本発明の第2の実施形態のシステム図
であり、図2の実施形態の絶縁抵抗測定装置7に代え
て、アンプ10を介してエンジンコントロールモジュー
ル6に接続される筒内圧力測定装置11を設け、筒内圧
力が所定値を外れて一定値に達するまでの時間が所定値
以下であるときに、点火プラグ2による点火時期を徐々
に遅角制御し、該点火時期が一定値に達した時点で点火
プラグ2による点火を停止する制御を行うものである。
【0037】かかる第2の実施形態の作用について説明
する。図3(B)は、エンジンの燃焼状態においての筒
内圧力の変化を示している。この図から明らかなよう
に、通常燃焼の場合の筒内圧力は、気筒内の火炎伝播に
従ってゆっくりと上昇するのに対して、自己着火燃焼の
場合の筒内圧力は着火と同時に即座に一定値以上まで上
昇する。
する。図3(B)は、エンジンの燃焼状態においての筒
内圧力の変化を示している。この図から明らかなよう
に、通常燃焼の場合の筒内圧力は、気筒内の火炎伝播に
従ってゆっくりと上昇するのに対して、自己着火燃焼の
場合の筒内圧力は着火と同時に即座に一定値以上まで上
昇する。
【0038】このため、筒内圧力が所定値を外れて一定
値に達するまでの時間を比較することによって、自己着
火燃焼をノッキングからも区別して判別できる。上述し
た筒内圧力測定による自己着火燃焼を判別して通常燃焼
から自己着火燃焼にスムーズに移行させる制御は次のよ
うにして行われる。即ち、自己着火燃焼での筒内圧力の
立ち上がりが通常燃焼及びノッキングを伴う燃焼よりも
短時間であることを利用して、この時間をクランク角
T’で積算し、筒内圧力が所定設定下限値P0(例えば
0.5kg/m2 )を越え、所定設定上限値Pm(例え
ば筒内最大圧力の80%)に達するまで圧力上昇時間
が、T0’(通常燃焼時の圧力上昇時間)を下回ったと
きに自己着火の発生を判定し、このときに、設定点火時
期を一定量(例えば1度)遅角(リタード)させ、リタ
ード後の点火時期が所定値(例えばTDC)になったと
きに点火を停止する。
値に達するまでの時間を比較することによって、自己着
火燃焼をノッキングからも区別して判別できる。上述し
た筒内圧力測定による自己着火燃焼を判別して通常燃焼
から自己着火燃焼にスムーズに移行させる制御は次のよ
うにして行われる。即ち、自己着火燃焼での筒内圧力の
立ち上がりが通常燃焼及びノッキングを伴う燃焼よりも
短時間であることを利用して、この時間をクランク角
T’で積算し、筒内圧力が所定設定下限値P0(例えば
0.5kg/m2 )を越え、所定設定上限値Pm(例え
ば筒内最大圧力の80%)に達するまで圧力上昇時間
が、T0’(通常燃焼時の圧力上昇時間)を下回ったと
きに自己着火の発生を判定し、このときに、設定点火時
期を一定量(例えば1度)遅角(リタード)させ、リタ
ード後の点火時期が所定値(例えばTDC)になったと
きに点火を停止する。
【0039】図7は、かかる制御の内容を示すフローチ
ャートであり、ステップ21では、イグニッション(I
GN)スイッチをONし、ステップ22にて、P≦P0
を判定し、P≦P0であれば、ステップ23に進み、P
>P0であれば、ステップ30に進んで、通常燃焼とす
るべく通常点火を行い、図5のフローチャートに進む。
ャートであり、ステップ21では、イグニッション(I
GN)スイッチをONし、ステップ22にて、P≦P0
を判定し、P≦P0であれば、ステップ23に進み、P
>P0であれば、ステップ30に進んで、通常燃焼とす
るべく通常点火を行い、図5のフローチャートに進む。
【0040】ステップ23では、圧縮上死点前X°であ
るか否かを判定し、圧縮上死点前X°であれば、ステッ
プ24に進み、そうでなければ、ステップ21に戻る。
ステップ24では、時間カウントを開始し(n=1)、
ステップ25に進んで、P≧Pmを判定し、P<Pmで
あれば、ステップ26に進んで、n=n+1として、ス
テップ25に戻り、P≧Pmであれば、ステップ27に
進んで、時間カウントを終了する(T’=n)。
るか否かを判定し、圧縮上死点前X°であれば、ステッ
プ24に進み、そうでなければ、ステップ21に戻る。
ステップ24では、時間カウントを開始し(n=1)、
ステップ25に進んで、P≧Pmを判定し、P<Pmで
あれば、ステップ26に進んで、n=n+1として、ス
テップ25に戻り、P≧Pmであれば、ステップ27に
進んで、時間カウントを終了する(T’=n)。
【0041】ステップ28では、1<T’≦T0’を判
定し、1<T’≦T0’であれば、T’がT0’を下回
ったことで、ステップ29に進んで、自己着火の発生と
判別し、図5のフローチャートに進む。1<T’≦T
0’でなければ、ステップ24に進んで、通常燃焼とす
るべく通常点火を行う。
定し、1<T’≦T0’であれば、T’がT0’を下回
ったことで、ステップ29に進んで、自己着火の発生と
判別し、図5のフローチャートに進む。1<T’≦T
0’でなければ、ステップ24に進んで、通常燃焼とす
るべく通常点火を行う。
【0042】図8は、本発明の第3の実施形態のシステ
ム図であり、図6の実施形態の筒内圧力測定装置11に
代えてアンプ10を介してエンジンコントロールモジュ
ール6に接続されるイオン電流測定装置12を設け、イ
オン電流が所定値を外れて一定値に達するまでの時間が
所定値以下であるときに、点火プラグ2による点火時期
を徐々に遅角制御し、該点火時期が一定値に達した時点
で点火プラグ2による点火を停止する制御を行うもので
ある。
ム図であり、図6の実施形態の筒内圧力測定装置11に
代えてアンプ10を介してエンジンコントロールモジュ
ール6に接続されるイオン電流測定装置12を設け、イ
オン電流が所定値を外れて一定値に達するまでの時間が
所定値以下であるときに、点火プラグ2による点火時期
を徐々に遅角制御し、該点火時期が一定値に達した時点
で点火プラグ2による点火を停止する制御を行うもので
ある。
【0043】かかる第3の実施形態の作用について説明
する。図3(C)は、エンジンの燃焼状態においてのイ
オン電流値の変化を示している。この図から明らかなよ
うに、通常燃焼の場合のイオン電流値は、気筒内の火炎
伝播に従って比較的ゆっくりと上昇するのに対して、自
己着火燃焼の場合のイオン電流値は着火と同時に即座に
一定値以上まで上昇する。
する。図3(C)は、エンジンの燃焼状態においてのイ
オン電流値の変化を示している。この図から明らかなよ
うに、通常燃焼の場合のイオン電流値は、気筒内の火炎
伝播に従って比較的ゆっくりと上昇するのに対して、自
己着火燃焼の場合のイオン電流値は着火と同時に即座に
一定値以上まで上昇する。
【0044】このため、イオン電流値が所定値を外れて
一定値に達するまでの時間を比較することによって、自
己着火燃焼をノッキングからも区別して判別できる。上
述したイオン電流値測定による自己着火燃焼を判別して
通常燃焼から自己着火燃焼にスムーズに移行させる制御
は次のようにして行われる。即ち、自己着火燃焼で発生
するイオン電流の継続時間が通常燃焼及びノッキングを
伴う燃焼よりも短時間であることを利用して、この時間
をクランク角T’’で積算し、イオン電流値が所定設定
下限値A0(例えば0mA)を越え、所定設定上限値A
m(例えば5mA)に達するまでの時間が、T0’’
(通常燃焼時での電流継続時間)を下回ったときに自己
着火の発生を判定し、このときに、設定点火時期を一定
量(例えば1度)遅角(リタード)させ、リタード後の
点火時期が所定値(例えばTDC)になったときに点火
を停止する。
一定値に達するまでの時間を比較することによって、自
己着火燃焼をノッキングからも区別して判別できる。上
述したイオン電流値測定による自己着火燃焼を判別して
通常燃焼から自己着火燃焼にスムーズに移行させる制御
は次のようにして行われる。即ち、自己着火燃焼で発生
するイオン電流の継続時間が通常燃焼及びノッキングを
伴う燃焼よりも短時間であることを利用して、この時間
をクランク角T’’で積算し、イオン電流値が所定設定
下限値A0(例えば0mA)を越え、所定設定上限値A
m(例えば5mA)に達するまでの時間が、T0’’
(通常燃焼時での電流継続時間)を下回ったときに自己
着火の発生を判定し、このときに、設定点火時期を一定
量(例えば1度)遅角(リタード)させ、リタード後の
点火時期が所定値(例えばTDC)になったときに点火
を停止する。
【0045】図9は、かかる制御の内容を示すフローチ
ャートであり、ステップ31では、イグニッション(I
GN)スイッチをONし、ステップ32にて、A≧A0
を判定し、A≧A0であれば、ステップ33に進み、A
<A0であれば、ステップ34に進んで、通常燃焼とす
るべく通常点火を行う。ステップ33では、圧縮上死点
前X°であるか否かを判定し、圧縮上死点前X°であれ
ば、ステップ35に進み、そうでなければ、ステップ3
1に戻る。
ャートであり、ステップ31では、イグニッション(I
GN)スイッチをONし、ステップ32にて、A≧A0
を判定し、A≧A0であれば、ステップ33に進み、A
<A0であれば、ステップ34に進んで、通常燃焼とす
るべく通常点火を行う。ステップ33では、圧縮上死点
前X°であるか否かを判定し、圧縮上死点前X°であれ
ば、ステップ35に進み、そうでなければ、ステップ3
1に戻る。
【0046】ステップ35では、時間カウントを開始し
(n=1)、ステップ36に進んで、A≧Amを判定
し、A<Amであれば、ステップ37に進んで、n=n
+1として、ステップ36に戻り、A≧Amであれば、
ステップ38に進んで、時間カウントを終了する
(T’’=n)。ステップ39では、1<T’’≦T
0’’を判定し、1<T’’≦T0’’であれば、
T’’がT0’’を下回ったことで、ステップ40に進
んで、自己着火の発生と判別する。
(n=1)、ステップ36に進んで、A≧Amを判定
し、A<Amであれば、ステップ37に進んで、n=n
+1として、ステップ36に戻り、A≧Amであれば、
ステップ38に進んで、時間カウントを終了する
(T’’=n)。ステップ39では、1<T’’≦T
0’’を判定し、1<T’’≦T0’’であれば、
T’’がT0’’を下回ったことで、ステップ40に進
んで、自己着火の発生と判別する。
【0047】1<T’’≦T0’’でなければ、ステッ
プ34に進んで、通常燃焼とするべく通常点火を行う。
図10は、本発明の第4の実施形態のシステム図であ
り、図3の実施形態の筒内圧力測定装置11に代えて、
点火プラグ2に印加される微小電圧の変化を測定する電
圧測定装置13を設け、微小電圧が所定値を外れて一定
値に達するまでの時間が所定値以下であるときに、点火
プラグ2による点火時期を徐々に遅角制御し、該点火時
期が一定値に達した時点で点火プラグ2による点火を停
止する制御を行うものである。
プ34に進んで、通常燃焼とするべく通常点火を行う。
図10は、本発明の第4の実施形態のシステム図であ
り、図3の実施形態の筒内圧力測定装置11に代えて、
点火プラグ2に印加される微小電圧の変化を測定する電
圧測定装置13を設け、微小電圧が所定値を外れて一定
値に達するまでの時間が所定値以下であるときに、点火
プラグ2による点火時期を徐々に遅角制御し、該点火時
期が一定値に達した時点で点火プラグ2による点火を停
止する制御を行うものである。
【0048】かかる第4の実施形態の作用について説明
する。図3(D)は、エンジンの燃焼状態においての点
火プラグ電圧値の変化を示している。この図から明らか
なように、通常燃焼の場合の点火プラグ電圧値は、気筒
内の火炎伝播に従って比較的ゆっくりと下降するのに対
して、自己着火燃焼の場合の点火プラグ電圧値は着火と
同時に即座に一定値以上まで低下する。
する。図3(D)は、エンジンの燃焼状態においての点
火プラグ電圧値の変化を示している。この図から明らか
なように、通常燃焼の場合の点火プラグ電圧値は、気筒
内の火炎伝播に従って比較的ゆっくりと下降するのに対
して、自己着火燃焼の場合の点火プラグ電圧値は着火と
同時に即座に一定値以上まで低下する。
【0049】このため、点火プラグ電圧値が所定値を外
れて一定値に達するまでの時間を比較することによっ
て、自己着火燃焼をノッキングからも区別して判別でき
る。上述した点火プラグ電圧変化測定による自己着火燃
焼を判別して通常燃焼から自己着火燃焼にスムーズに移
行させる制御は次のようにして行われる。即ち、自己着
火燃焼で発生する電圧変化の継続時間が通常燃焼及びノ
ッキングを伴う燃焼よりも短時間であることを利用し
て、この時間をクランク角T’’’で積算し、点火プラ
グ電圧値が所定設定下限値V0(例えば5V)を下回
り、設定値Vmに達するまでの時間が、T0’’’(通
常燃焼時での電圧低下継続時間)を下回ったときに自己
着火の発生を判定し、このときに、設定点火時期を一定
量(例えば1度)遅角(リタード)させ、リタード後の
点火時期が所定値(例えばTDC)になったときに点火
を停止する。
れて一定値に達するまでの時間を比較することによっ
て、自己着火燃焼をノッキングからも区別して判別でき
る。上述した点火プラグ電圧変化測定による自己着火燃
焼を判別して通常燃焼から自己着火燃焼にスムーズに移
行させる制御は次のようにして行われる。即ち、自己着
火燃焼で発生する電圧変化の継続時間が通常燃焼及びノ
ッキングを伴う燃焼よりも短時間であることを利用し
て、この時間をクランク角T’’’で積算し、点火プラ
グ電圧値が所定設定下限値V0(例えば5V)を下回
り、設定値Vmに達するまでの時間が、T0’’’(通
常燃焼時での電圧低下継続時間)を下回ったときに自己
着火の発生を判定し、このときに、設定点火時期を一定
量(例えば1度)遅角(リタード)させ、リタード後の
点火時期が所定値(例えばTDC)になったときに点火
を停止する。
【0050】図11は、かかる制御の内容を示すフロー
チャートであり、ステップ41では、イグニッション
(IGN)スイッチをONし、ステップ42にて、水温
≧t0を判定し、水温≧t0であれば、ステップ43に
進み、水温<t0であれば、ステップ44に進んで、通
常燃焼とするべく通常点火を行う。ステップ43では、
微小電圧V0を印加し、ステップ45に進んで、V=V
0を判定し、V=V0であれば、ステップ46に進み、
V≠V0であれば、ステップ44に進んで、通常燃焼と
するべく通常点火を行う。
チャートであり、ステップ41では、イグニッション
(IGN)スイッチをONし、ステップ42にて、水温
≧t0を判定し、水温≧t0であれば、ステップ43に
進み、水温<t0であれば、ステップ44に進んで、通
常燃焼とするべく通常点火を行う。ステップ43では、
微小電圧V0を印加し、ステップ45に進んで、V=V
0を判定し、V=V0であれば、ステップ46に進み、
V≠V0であれば、ステップ44に進んで、通常燃焼と
するべく通常点火を行う。
【0051】ステップ46では、圧縮上死点前X°であ
るか否かを判定し、圧縮上死点前X°であれば、ステッ
プ47に進み、そうでなければ、ステップ41に戻る。
ステップ47では、時間カウントを開始し(n=1)、
ステップ48に進んで、V≧Vmを判定し、V<Vmで
あれば、ステップ49に進んで、n=n+1として、ス
テップ48に戻り、V≧Vmであれば、ステップ50に
進んで、時間カウントを終了する(T’’’=n)。
るか否かを判定し、圧縮上死点前X°であれば、ステッ
プ47に進み、そうでなければ、ステップ41に戻る。
ステップ47では、時間カウントを開始し(n=1)、
ステップ48に進んで、V≧Vmを判定し、V<Vmで
あれば、ステップ49に進んで、n=n+1として、ス
テップ48に戻り、V≧Vmであれば、ステップ50に
進んで、時間カウントを終了する(T’’’=n)。
【0052】ステップ51では、1<T’’’≦T
0’’’を判定し、1<T’’’≦T0’’’であれ
ば、T’’’がT0’’’を下回ったことで、ステップ
52に進んで、自己着火の発生と判別する。1<
T’’’≦T0’’’でなければ、ステップ44に進ん
で、通常燃焼とするべく通常点火を行う。
0’’’を判定し、1<T’’’≦T0’’’であれ
ば、T’’’がT0’’’を下回ったことで、ステップ
52に進んで、自己着火の発生と判別する。1<
T’’’≦T0’’’でなければ、ステップ44に進ん
で、通常燃焼とするべく通常点火を行う。
【0053】図12は、本発明の第5の実施形態のシス
テム図であり、図2の実施形態の絶縁抵抗測定装置7に
加えて、筒内圧力測定装置11を設け、通常は絶縁抵抗
値に基づいて自己着火燃焼を判別し、絶縁抵抗値低下が
マスキング期間中に生じた場合には、絶縁抵抗値に代え
て筒内圧力値に基づいて自己着火燃焼を判別するもので
ある。
テム図であり、図2の実施形態の絶縁抵抗測定装置7に
加えて、筒内圧力測定装置11を設け、通常は絶縁抵抗
値に基づいて自己着火燃焼を判別し、絶縁抵抗値低下が
マスキング期間中に生じた場合には、絶縁抵抗値に代え
て筒内圧力値に基づいて自己着火燃焼を判別するもので
ある。
【0054】図13は、かかる第5の実施形態の制御の
内容を示すフローチャートであり、ステップ61では、
イグニッション(IGN)スイッチをONし、ステップ
62にて、水温≧t0を判定し、水温≧t0であれば、
ステップ63に進み、水温<t0であれば、ステップ6
4に進んで、通常燃焼とするべく通常点火を行う。ステ
ップ63では、R0=∞であるか否かを判定し、R0=
∞であれば、ステップ65に進み、そうでなければ、ス
テップ64に進んで、通常燃焼とするべく通常点火を行
う。
内容を示すフローチャートであり、ステップ61では、
イグニッション(IGN)スイッチをONし、ステップ
62にて、水温≧t0を判定し、水温≧t0であれば、
ステップ63に進み、水温<t0であれば、ステップ6
4に進んで、通常燃焼とするべく通常点火を行う。ステ
ップ63では、R0=∞であるか否かを判定し、R0=
∞であれば、ステップ65に進み、そうでなければ、ス
テップ64に進んで、通常燃焼とするべく通常点火を行
う。
【0055】ステップ65では、R≦R1を判定し、R
≦R1であれば、ステップ66に進み、R>R1であれ
ば、ステップ64に進んで、通常燃焼とするべく通常点
火を行う。ステップ66では、圧縮上死点前X°である
か否かを判定し、圧縮上死点前X°であれば、ステップ
67に進み、そうでなければ、ステップ61に戻る。
≦R1であれば、ステップ66に進み、R>R1であれ
ば、ステップ64に進んで、通常燃焼とするべく通常点
火を行う。ステップ66では、圧縮上死点前X°である
か否かを判定し、圧縮上死点前X°であれば、ステップ
67に進み、そうでなければ、ステップ61に戻る。
【0056】ステップ67では、時間カウントを開始し
(n=1)、ステップ68に進んで、RがRs(マスキ
ング時抵抗値)になったか否か、即ち、R=Rsを判定
し、R=Rsであれば、ステップ69に進み、R≠Rs
であれば、ステップ70に進む。ステップ70では、R
≧Rmを判定し、R<Rmであれば、ステップ71に進
んで、n=n+1として、ステップ68に戻り、R≧R
mであれば、ステップ72に進んで、時間カウントを終
了する(T=n)。
(n=1)、ステップ68に進んで、RがRs(マスキ
ング時抵抗値)になったか否か、即ち、R=Rsを判定
し、R=Rsであれば、ステップ69に進み、R≠Rs
であれば、ステップ70に進む。ステップ70では、R
≧Rmを判定し、R<Rmであれば、ステップ71に進
んで、n=n+1として、ステップ68に戻り、R≧R
mであれば、ステップ72に進んで、時間カウントを終
了する(T=n)。
【0057】ステップ73では、1<T≦T0を判定
し、1<T≦T0であれば、TがT0を下回ったこと
で、ステップ74に進んで、自己着火の発生と判別す
る。1<T≦T0でなければ、ステップ64に進んで、
通常燃焼とするべく通常点火を行う。一方、ステップ6
8にて、R=Rsと判定された際には、自己着火燃焼で
の絶縁抵抗値低下がマスキング期間中に生じた場合であ
るから、ステップ69移行の筒内圧力に基づく自己着火
燃焼の判別を行う。
し、1<T≦T0であれば、TがT0を下回ったこと
で、ステップ74に進んで、自己着火の発生と判別す
る。1<T≦T0でなければ、ステップ64に進んで、
通常燃焼とするべく通常点火を行う。一方、ステップ6
8にて、R=Rsと判定された際には、自己着火燃焼で
の絶縁抵抗値低下がマスキング期間中に生じた場合であ
るから、ステップ69移行の筒内圧力に基づく自己着火
燃焼の判別を行う。
【0058】即ち、ステップ69にて、時間カウントを
開始し(n=1)、ステップ75に進んで、P≧Pmを
判定し、P<Pmであれば、ステップ76に進んで、n
=n+1として、ステップ75に戻る。P≧Pmであれ
ば、ステップ72、ステップ73に進み、1<T≦T0
であれば、自己着火の発生と判別する。
開始し(n=1)、ステップ75に進んで、P≧Pmを
判定し、P<Pmであれば、ステップ76に進んで、n
=n+1として、ステップ75に戻る。P≧Pmであれ
ば、ステップ72、ステップ73に進み、1<T≦T0
であれば、自己着火の発生と判別する。
【0059】又、1<T≦T0でなければ、ステップ6
4に進んで、通常燃焼とするべく通常点火を行う。以上
の説明から明らかなように、点火プラグの絶縁抵抗値が
所定値を外れて一定値に達するまでの時間、筒内圧力値
が所定値を外れて一定値に達するまでの時間、筒内の燃
焼イオン電流値が所定値を外れて一定値に達するまでの
時間、点火プラグに印加される電圧信号レベルが所定値
を外れて一定値に達するまでの時間という燃焼速度に関
連したパラメータが自己着火燃焼時の燃焼速度に関連す
る値となったときに、点火プラグによる点火時期を徐々
に遅角制御し、該点火時期が一定値に達した時点で点火
プラグによる点火を停止する制御を行うようにしたか
ら、自己着火燃焼移行領域でのノッキングが速やかに解
放され、スムーズに自己着火燃焼領域に移行させること
ができる。
4に進んで、通常燃焼とするべく通常点火を行う。以上
の説明から明らかなように、点火プラグの絶縁抵抗値が
所定値を外れて一定値に達するまでの時間、筒内圧力値
が所定値を外れて一定値に達するまでの時間、筒内の燃
焼イオン電流値が所定値を外れて一定値に達するまでの
時間、点火プラグに印加される電圧信号レベルが所定値
を外れて一定値に達するまでの時間という燃焼速度に関
連したパラメータが自己着火燃焼時の燃焼速度に関連す
る値となったときに、点火プラグによる点火時期を徐々
に遅角制御し、該点火時期が一定値に達した時点で点火
プラグによる点火を停止する制御を行うようにしたか
ら、自己着火燃焼移行領域でのノッキングが速やかに解
放され、スムーズに自己着火燃焼領域に移行させること
ができる。
【0060】又、自己着火運転中には、点火プラグによ
る点火が停止されるため、無駄な電力消費による燃費の
悪化や、点火プラグの耐久性の悪化をきたすこともな
く、燃費向上、点火プラグの耐久性向上を図ることがで
きる。特に、第5の実施形態においては、通常は絶縁抵
抗値に基づいて自己着火燃焼を判別し、絶縁抵抗値低下
がマスキング期間中に生じた場合には、絶縁抵抗値に代
えて筒内圧力値に基づいて自己着火燃焼を判別するよう
にしたから、自己着火燃焼の判別の確実性が高く、スム
ーズに自己着火燃焼領域に移行させることができる。
る点火が停止されるため、無駄な電力消費による燃費の
悪化や、点火プラグの耐久性の悪化をきたすこともな
く、燃費向上、点火プラグの耐久性向上を図ることがで
きる。特に、第5の実施形態においては、通常は絶縁抵
抗値に基づいて自己着火燃焼を判別し、絶縁抵抗値低下
がマスキング期間中に生じた場合には、絶縁抵抗値に代
えて筒内圧力値に基づいて自己着火燃焼を判別するよう
にしたから、自己着火燃焼の判別の確実性が高く、スム
ーズに自己着火燃焼領域に移行させることができる。
【図1】 本発明に係る圧縮自己着火ガソリン機関のク
レーム対応図
レーム対応図
【図2】 本発明の第1の実施形態のシステム図
【図3】 (A)は、エンジンの燃焼状態においての点
火プラグの絶縁抵抗値の変化を、(B)は、エンジンの
燃焼状態においての筒内圧力の変化を、図3(C)は、
エンジンの燃焼状態においてのイオン電流値の変化を、
図3(D)は、エンジンの燃焼状態においての点火プラ
グ電圧値の変化を、夫々示す図
火プラグの絶縁抵抗値の変化を、(B)は、エンジンの
燃焼状態においての筒内圧力の変化を、図3(C)は、
エンジンの燃焼状態においてのイオン電流値の変化を、
図3(D)は、エンジンの燃焼状態においての点火プラ
グ電圧値の変化を、夫々示す図
【図4】 第1の実施形態の制御の内容を示すフローチ
ャート
ャート
【図5】 点火制御の内容を示すフローチャート
【図6】 本発明の第2の実施形態のシステム図
【図7】 第2の実施形態の制御の内容を示すフローチ
ャート
ャート
【図8】 本発明の第3の実施形態のシステム図
【図9】 第3の実施形態の制御の内容を示すフローチ
ャート
ャート
【図10】 本発明の第4の実施形態のシステム図
【図11】 第4の実施形態の制御の内容を示すフローチ
ャート
ャート
【図12】 本発明の第5の実施形態のシステム図
【図13】 第5の実施形態の制御の内容を示すフローチ
ャート
ャート
E 圧縮自己着火ガソリン機関 1 燃焼室 2 点火プラグ 6 エンジンコントロールモジュール 7 絶縁抵抗測定装置 8 クランク角センサ 9 水温センサ 11 筒内圧力測定装置 12 イオン電流測定装置 13 電圧測定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平谷 康治 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】燃焼室内の新気を自己着火により燃焼させ
るようにした圧縮自己着火ガソリン機関において、 燃焼速度に関連するパラメータを検出する燃焼速度関連
パラメータ検出手段と、 前記燃焼速度関連パラメータ検出手段によって検出され
た燃焼速度関連パラメータが自己着火燃焼時の燃焼速度
に関連する値となったときに、点火プラグによる点火時
期を徐々に遅角制御し、該点火時期が一定値に達した時
点で点火プラグによる点火を停止する点火制御手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする圧縮自己着火ガソ
リン機関。 - 【請求項2】前記燃焼速度関連パラメータ検出手段は、
点火プラグの絶縁抵抗を測定する手段と、該測定手段に
よって測定された点火プラグの絶縁抵抗値が所定値を外
れて一定値に達するまでの時間を測定する手段と、から
構成される一方、 点火時期を判別して点火期間中は前記絶縁抵抗測定手段
のマスキングを行うマスキング手段を含んで構成され、 前記点火制御手段は、前記点火プラグの絶縁抵抗値が所
定値を外れて一定値に達するまでの時間が所定値以下で
あるときに、点火プラグによる点火時期を徐々に遅角制
御し、該点火時期が一定値に達した時点で点火プラグに
よる点火を停止することを特徴とする請求項1記載の圧
縮自己着火ガソリン機関。 - 【請求項3】前記燃焼速度関連パラメータ検出手段は、
筒内圧力を測定する手段から構成され、 前記点火制御手段は、前記測定手段により測定された筒
内圧力値が所定値を外れて一定値に達するまでの時間が
所定値以下であるときに、点火プラグによる点火時期を
徐々に遅角制御し、該点火時期が一定値に達した時点で
点火プラグによる点火を停止することを特徴とする請求
項1記載の圧縮自己着火ガソリン機関。 - 【請求項4】前記燃焼速度関連パラメータ検出手段は、
筒内の燃焼イオン電流を測定する手段から構成され、 前記点火制御手段は、前記測定手段により測定された筒
内の燃焼イオン電流値が所定値を外れて一定値に達する
までの時間が所定値以下であるときに、点火プラグによ
る点火時期を徐々に遅角制御し、該点火時期が一定値に
達した時点で点火プラグによる点火を停止することを特
徴とする請求項1記載の圧縮自己着火ガソリン機関。 - 【請求項5】前記燃焼速度関連パラメータ検出手段は、
点火プラグに印加される電圧を測定する手段から構成さ
れ、 前記点火制御手段は、前記電圧測定手段から出力される
電圧信号レベルが所定値を外れて一定値に達するまでの
時間が所定値以下であるときに、点火プラグによる点火
時期を徐々に遅角制御し、該点火時期が一定値に達した
時点で点火プラグによる点火を停止することを特徴とす
る請求項1記載の圧縮自己着火ガソリン機関。 - 【請求項6】前記燃焼速度関連パラメータ検出手段は、
点火プラグの絶縁抵抗を測定する手段と、該測定手段に
よって測定された点火プラグの絶縁抵抗値が所定値を外
れて一定値に達するまでの時間を測定する手段と、筒内
圧力を測定する手段と、から構成される一方、 点火時期を判別して点火期間中は前記絶縁抵抗測定手段
のマスキングを行うマスキング手段を含んで構成され、 前記点火制御手段は、前記点火プラグの絶縁抵抗値が所
定値を外れて一定値に達するまでの時間が所定値以下で
あるときに、或いは、点火プラグの絶縁抵抗値変化がマ
スキング期間中に起こったときであって、筒内圧力値が
所定値を外れて一定値に達するまでの時間が所定値以下
であるときに、点火プラグによる点火時期を徐々に遅角
制御し、該点火時期が一定値に達した時点で点火プラグ
による点火を停止することを特徴とする請求項1記載の
圧縮自己着火ガソリン機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10144651A JPH11336647A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 圧縮自己着火ガソリン機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10144651A JPH11336647A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 圧縮自己着火ガソリン機関 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11336647A true JPH11336647A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15367050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10144651A Pending JPH11336647A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 圧縮自己着火ガソリン機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11336647A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1455063A1 (en) | 2003-03-03 | 2004-09-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Variable cycle engine and operation mode switching method |
JP2012202234A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-22 | Osaka Gas Co Ltd | エンジン制御装置 |
KR101500243B1 (ko) * | 2013-12-30 | 2015-03-06 | 현대자동차주식회사 | 혼합연소 엔진 시스템에서의 연소압 제어를 이용한 스파크 어시스트 연소 제어 방법 |
-
1998
- 1998-05-26 JP JP10144651A patent/JPH11336647A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1455063A1 (en) | 2003-03-03 | 2004-09-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Variable cycle engine and operation mode switching method |
US6971338B2 (en) | 2003-03-03 | 2005-12-06 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Variable cycle engine and operation mode switching method |
JP2012202234A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-22 | Osaka Gas Co Ltd | エンジン制御装置 |
KR101500243B1 (ko) * | 2013-12-30 | 2015-03-06 | 현대자동차주식회사 | 혼합연소 엔진 시스템에서의 연소압 제어를 이용한 스파크 어시스트 연소 제어 방법 |
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