JPH11335927A - 難燃性および耐久性に優れた弾性モノフィラメント - Google Patents

難燃性および耐久性に優れた弾性モノフィラメント

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JPH11335927A
JPH11335927A JP14777598A JP14777598A JPH11335927A JP H11335927 A JPH11335927 A JP H11335927A JP 14777598 A JP14777598 A JP 14777598A JP 14777598 A JP14777598 A JP 14777598A JP H11335927 A JPH11335927 A JP H11335927A
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JP
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elongation
polyester
bis
melting point
durability
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JP14777598A
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Yasuo Ota
康雄 大田
Hidetaka Miyaji
英孝 宮地
Takahiro Kuramoto
隆宏 倉本
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】力学特性および弾性回復性に優れかつ、難燃性
・耐熱性・耐候性に優れる各種産業資材用途に最適な複
合ポリエステル弾性フィラメントを提供する。 【解決手段】ポリエステル系ブロック共重合体100重
量部に対して、(1)リン系化合物0.1〜20重量部
(2)トリアジン系化合物および/またはその誘導体
0.5〜30重量部を含有してなることを特徴とする難
燃性および耐久性に優れた弾性モノフィラメント。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種工業用途、例
えば種々のロープ、漁網・釣り糸・養殖ネットなどの水
産用途や、各種膜材用補強材・ネット・網類、さらには
事務用および車両用椅子、あるいはテキスタイル分野な
どにおいて使用可能な十分な力学強さと高度の弾性特
性、およびその回復特性および難燃性に極めて優れた弾
性モノフィラメントに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、弾性糸のフィラメント自体の高弾
性特性を利用して弾性回復に優れるロープ類や、あるい
はその特性を布帛の構成要素として利用し、適度な弾性
を有しつつ布帛としての特性・意匠性を維持して、例え
ば事務用椅子や車両用の椅子用途における従来の発泡ウ
レタンを代替する様なクッション性と表皮材としての意
匠性を合わせ持った物品を提供しようとする技術が開発
されるようになって来た。かかるフィラメントの一例と
してその主成分をポリエステルあるいはポリエーテル等
の熱可塑性高分子を主体とするエラストマーから構成さ
れる事が従来技術として知られるが、例えば布帛として
の使用時にウレタン等の従来のクッション材と比較する
と、繰り返し変形時の弾性回復性の低下が欠点として挙
げられる。かかる欠点は長期使用を前提とする各種工業
用用途、中でも車両用椅子などを筆頭とする椅子材料へ
の本素材の本格的な展開を困難としていた。また、主素
材であるポリエステル系エラストマーは、例えば通常の
ポリエステル等の繊維に比べるとその難燃性や耐候性、
耐熱老化性といった使用環境に対する安定性に乏しいこ
とが知られており、これらの特性が上記での応用をさら
に限定したものにしていた。
【0003】ここで、熱可塑性ポリエステルブロック共
重合体から成るフィラメントの難燃性を改善する技術と
して、共重合体にヘキサブロモベンゼンやデカブロモフ
ェニルエーテル等の有機ハロゲン化合物と、難燃助剤と
して三酸化アンチモン等の無機化合物を併用することが
従来より知られている。
【0004】ところが、このような方法ではフィラメン
トを例えば屋外などで長期に使用した場合、難燃剤がブ
リードアウトすることで外観不良や、熱や光劣化で難燃
効果が無くなり、可燃性になる可能性があり、さらには
熱可塑性ポリエステルブロック共重合体を原料とするフ
ィラメントの特徴である伸長回復性や比較的高い強度等
の力学特性が損なわれる等の問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の問題点に着目し、静的な荷重を支持するための布帛
を構成するのに十分の力学的特性を保持してかつ繰り返
し変形によるかかる特性低下が極めて少なく、しかも長
期に渡って低下することの少ない高度な難燃性を有する
弾性モノフィラメントを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、ポリエス
テル系ブロック共重合体100重量部に対して、(1)
リン系化合物0.1〜20重量部(2)トリアジン系化
合物および/またはその誘導体0.5〜10重量部を含
有してなることを特徴とする難燃性および耐久性に優れ
た弾性モノフィラメントである。
【0007】さらに、上記ポリエステル系ブロック共重
合体が高融点ポリエステルセグメントと分子量400〜
6000の低融点重合体セグメントからなる共重合体で
あり、高融点ポリエステルセグメントの構成成分の融点
が150℃以上であり、低融点ポリマーセグメント構成
成分の融点ないし軟化温度が80℃以下の構成成分から
なり、しかも低融点ポリマーセグメントの共重合割合が
20〜60重量%であることを特徴とする耐久性・難燃
性に優れる弾性モノフィラメントであり、またそのモノ
フィラメントの破断伸度が80%以上、破断強度が0.
5g/d以上で、且つ80℃における30%伸長後の伸
長回復率が90%以上である繊度200デニール以上で
あることを特徴とする耐久性・難燃性に優れる弾性モノ
フィラメントである。
【0008】好ましくは、上記の低融点重合体セグメン
トの含有量が40〜55重量%の範囲であることを特徴
とする弾性モノフィラメントである。
【0009】このモノフィラメントの主原料はポリエス
テルブロック共重合体であるが、かかるポリエステルブ
ロック共重合体における高融点硬ポリエステルセグメン
ト構成成分としては、例えばテレフタル酸、イソフタル
酸、1,5−ナフタレンジカルボン酸、2,6−ナフタ
レンジカルボン酸、4,4’−ジフェニルジカルボン
酸、ビス(4−カルボキシフェニル)メタン、ビス(4
−カルボキシフェニル)スルホン等の芳香族ジカルボン
酸又はそのエステルと、
【0010】エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、テトラメチレングリコール、ペンタメチレングリコ
ール、2,2−ジメチルトリメチレングリコール、ヘキ
サメチレングリコール、デカメチレングリコール、p−
キシリレングリコール、シクロヘキサンジメタノール等
のジオールから製造されるポリエステルあるいはこれら
の2種類以上のジカルボン酸あるいは2種類以上のジオ
ールを用いたコポリエステル
【0011】p−(β−ヒドロキシエトキシ)安息香酸
などのオキシ酸およびそれらのエステルから誘導される
ポリエステル、ポリピバロラクトンなどのポリラクト
ン、1,2−ビス(4,4’−ジカルボキシフェノキ
シ)エタン等の芳香族エーテルジカルボン酸と前述のジ
オールとから製造されるポリエーテルエステル、さらに
以上のジカルボン酸類、オキシ酸類、ジオール類を組み
合わせたコポリエステル類などを示すことができる。
【0012】また本発明の主原料たるポリエステルブロ
ック共重合体は、低融点重合体セグメントと高融点ポリ
エステルセグメントの構成成分からなるが、具体的には
以下の構成が推奨される。即ち、分子量400〜600
0の低融点重合体セグメント構成成分としては、例えば
ポリ(エチレンオキサイド)グリコール、ポリ(プロピ
レンオキサイド)グリコール、ポリ(テトラメチレンオ
キサイド)グリコール等のポリアルキレンエーテルグリ
コール及びこれらの混合物さらにこれらのポリエーテル
グリコール構成成分を共重合した共重合ポリエーテルグ
リコール等を示すことができる。また炭素数2〜12の
脂肪族ジカルボン酸と炭素数2〜10の脂肪族グリコー
ルから製造されるポリエステル、例えばポリエチレナジ
ペート、ポリテトラアメチレンアジペート、ポリエチレ
ンセバケート、ポリネオベンチルセバケート、ポリテト
ラメチレンドデカネート、ポリテトラメチレンアゼレー
ト、ポリヘキサメチレンアゼレート、ポリ−ε−カプロ
ラクトンなどを示すことができる。さらに上記ポリエス
テルとポリエーテルを組み合わせたポリエステルポリエ
ーテル共重合体なども示すことができる。上記ポリエス
テルブロック共重合体での低融点重合体グメント構成成
分の割合は5〜80重量%が好ましく、より好ましくは
20〜50重量%である。
【0013】さて、本発明は基本的には以下に述べる、
難燃剤の複合作用により繊維としての極めて高度な性能
を付与する。以下その処方について説明する。
【0014】本発明に用いるリン系化合物とは無機リン
系化合物として、赤リン系化合物やポリリン酸アンモニ
ウム等があり、有機リン化合物としてリン酸メラミン、
リン酸エステル類等がある。赤リン系化合物としては赤
リンに樹脂をコートしたもの、アルミニウムとの複合化
合物などが挙げられ、リン酸エステル類としてはホスフ
ェート類、ホスホネート類、ホスフィネート類、ホスフ
ァイト類、トリメチルホスフェート、トリエチルホスフ
ェート、トリブチルホスフェート、トリオクチルホスフ
ェート、トリブトキシエチルホスフェート、オクチルジ
フェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、ク
レジルジフェニルホスフェート、トリフェニルホスフェ
ート、トリキシレニルホスフェート、トリス・イソプロ
ピルフェニルホスフェート、ジエチル−N,N−ビス
(2−ヒドロキシエチル)アミノメチルホスホネート、
ビス(1,3−フェニレンジフェニル)ホスフェートな
どが挙げられる。これらリン系化合物において特に、芳
香族縮合系リン酸エステル類、例えば1,3−[ビス
(2,6−ジメチルフェノキシ)ホスフィニルオキシ]
ベンゼン、1,4−[ビス(2,6−ジメチルフェノキ
シ)ホスフィニルオキシ]ベンゼン等が加工時やフィラ
メントとしての耐加水分解性や熱安定性に優れ好まし
い。
【0015】又、本発明においては繊維の含有されるリ
ン原子の存在が重要であり、場合によってはリン原子を
含有しかつエステル形成基を有するモノマーをポリマー
に共重合することも考えられる。しかしリン原子をポリ
マーに共重合する方法によると、難燃焼性に関しては同
様の効果が期待できるものの、ポリマーの耐加水分解性
や耐光安定性が低下したり、強度・伸度や長期耐久性な
どの力学特性において好ましくなく、実施例で示すよう
に、リン系化合物をポリマー重合後に添加する処方が好
ましい。
【0016】以上に示したリン系化合物の添加量は0.
1〜20重量部であり、これ未満では難燃性の効果が少
なく、また20重量部を超えると繊維としての力学特性
が低下するばかりか、紡糸性も低下し好ましくない。よ
り好ましくは0.5〜10重量部である。
【0017】本発明においては上記のリン系化合物に加
えて、トリアジン系化合物および/またはその誘導体を
用いることが必要である。ここで言うトリアジン系化合
物および/またはその誘導体としてはメラミン、メラミ
ンシアヌレート、リン酸メラミン、スルファミン酸グア
ンジン及びそれらの誘導体、等が挙げられる。以上の中
で、ポリエステル系ブロック共重合体とのなじみ性や効
果を考えると、メラミンとシアヌール酸の付加物である
メラミンシアヌレートが特に好ましい。
【0018】更に好ましくは、粉末状のメラミンシアヌ
レートであり、走査型電子顕微鏡(SEM)で撮影した
該粉末の像をイメージアナライザーで分析したときの、
該粉末の平均粒径が、2μm〜100μmである。繊維
の強度の観点や製糸の安定性の観点からは平均粒径は3
0μm以下が好ましい。
【0019】トリアジン基を有する化合物及び/又はそ
の誘導体としての添加量としては、熱可塑性ポリエステ
ルブロック共重合体 100重量部に対して、0.5〜
30重量部が好ましい。特に3〜15重量部が、柔軟性
と難燃性の面から好ましい。0.5重量部以下であると
リン化合物との相乗効果による難燃特性が生じず、また
30重量部を超えると糸の力学特性および紡糸性から好
ましくない。
【0020】さらに本発明の組成物は、種々の添加物公
知のヒンダートフェノール系、硫黄系、燐系等の酸化防
止剤、ヒンダートアミン系、トリアゾール系、ベンゾフ
ェノン系、ベンゾエート系、ニッケル系、サリチル系等
の光安定剤、帯電防止剤、滑剤、過酸化物等の分子調整
剤、金属不活性化剤、有機及び無機系の核剤、中和剤、
制酸剤、防菌剤、蛍光増白剤、充填剤、難燃剤、難燃助
などを耐光性、耐熱性、耐湿熱老化性あるいは着色
化、表面の摩擦低減、光沢などの外観向上や触感向上の
目的として種々添加することが可能である。特に製糸工
程の通過性や長期の熱安定性の観点値から熱安定剤の使
用が、又長期屋外光に曝露される用途においては耐光剤
および遮蔽性の観点からの無機粒子、顔料等の使用が好
ましい。
【0021】つまり熱安定化のための添加物として、ヒ
ンダードフェノール系酸化防止剤としては、3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシ−トルエン、n−オクタ
デシル−β−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t
−ブチルフェニル)プロピオネート、テトラキス[メチ
レン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチルー4’−ヒド
ロキシフェニル)プロピオネート]メタン、1,3,5
−トリメチル−2,4,6’−トリス(3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒイドロキシベンジル)ベンゼン、カル
シウム(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ベ
ンジル−モノエチル−フォスフェート)、トリエチレン
グリコール−ビス[3−(3−t−ブチル−5−メチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、3,9
−ビス[1,1−ジメチル−2−{β−(3−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニ
ルオキシ}エチル]2,4,8,10−テトラオキサス
ピロ[5,5]ウンデカン、ビス[3,3−ビス(4’
ヒドロキシ−3’−t−ブチルフェニル)酪酸]グリコ
ールエステル、トコフェロール、2,2’−エチリデン
ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェノール)、N,N’
−ビス[3−(3,5−ジーt−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオニル]ヒドラジン、2,2’−オ
キサミドビス[エチル−3−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、1,
1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t
−ブチルフェニル)ブタン、1,3,5−トリス
(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシベン
ジル)−S−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5
H)−トリオン、1,3,5−トリス(4−t−ブチル
−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)イソシ
アヌレート、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
ヒドロシンナミックアシドトリエステルウイズ−1,
3,5−トリス(2−ヒドロキシエチル)−S−トリア
ジン−2,4,6(1H,3H,5H)等を挙げること
ができる。
【0022】硫黄系酸化防止剤としては、ジラウリル−
3,3’−チオジプロピオン酸エステル、ジミリスチル
−3,3’−チオジプロピオン酸エステル、ジステアリ
ル−3,3’−チオジプロピオン酸エステル、ラウリル
ステアリル−3,3’−チオジプロピオン酸エステル、
ジオクタデシルサルファイド、ペンタエリストリトール
−テトラ(β−ラウリル−チオプロピオネート)エステ
ル等を挙げることができる。
【0023】燐系酸化防止剤としては、トリス(ミック
スド、モノ及びジノリルフェニル)フォスファイト、ト
リス(2,3−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイ
ト、4,4’−ブチリデン−ビス(3−メチル−6−t
−ブチルフェニル−ジ−トリデシル)フォスファイト、
1,1,3−トリス(2−メチル−4−ジ−トリデシル
フォスファイト−5−t−ブチルフェニル)ブタン、ビ
ス(2、4ージ−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリ
トール−ジ−フォスファイト、テトラキス(2,4−ジ
−t−ブチルフェニル)−4,4’−ビフェニレンフォ
スファナイト、ビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メ
チルフェニル)ペンタエリストール−ジ−フォスファイ
ト、2,2’−エチリデン−ビス(4,6−ジ−t−ブ
チルフェニル)−2−エチルヘキシル−フォスファイ
ト、ビス(2,4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ペン
タエリスリトール−ジ−フォスファイト、トリフェニル
ホスファイト、ジフェニルデシルホスファイト、ジデシ
ルフェニルホスファイト、トリデシルホスファイト、ト
リオクチルホスファイト、トリドデシルホスファイト、
トリオクタデシルフォスファイト、トリノニルフェニル
ホスファイト、トリドデシルトリチオホスファイト等を
挙げることが出来る。
【0024】光安定剤はヒンダードアミン系としては、
琥珀酸ジメチルと1−(2−ヒドロキシエチル)−4−
ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペロジン
との重縮合物、ポリ[[6−(1,1,3,3−テトラ
ブチル)イミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジ
イル]ヘキサメチレン[(2,2,6,6−テトラメチ
ル−4−ピペリジル)イミル]]、2−n−ブチルマロ
ン酸のビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−
ピペリジル)エステルや、2−(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシベンジル)−2−n−ブチルマロン
酸ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペ
リジル)などの誘導体、テトラキス(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブ
タンテトラカルボキシレート、ビス(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、N,N’
−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)ヘキサメチレンジアミンと1,2−ジブロモエタン
との重縮合物、ポリ[(N,N’−ビス(2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジ
アミン)−(4−モノホリノ−1,3,5−トリアジン
2、6−ジイル)−ビス(3,3,5,5−テトラミチ
ルピペラジノン)、トリス(2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジル)−ドデシル−1,2,3,4−
ブタンテトラカルボキシレート、トリス(1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−ドデシル−
1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、ビス
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ル)セバケート、1,6,11−トリス[{4,6−ビ
ス(N−ブチル−N−(1,2,2,6,6−ペンタメ
チルピペリジン−4−イル)アミノ−1,3,5−トリ
アジン−2−イル}アミノ]ウンデカン、1−[2−
[3−5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオニルオキシ]−2,2,6,6−テトロメチル
ピペリジン、8−ベンジル−7,7,9,9−テトラメ
チル−3−オクチル−1,3,8−トリアザスピロ
[4,5]ウンデカン−2,4−ジオン、4−ベンゾイ
ルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、
N,N’−ビス(3−アミノプロピル)エチレンジアミ
ン−2,4−ビス[N−ブチル−N−(1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)アミノ]−6
−クロロ−1,3,5−トリアジン縮合物等を挙げるこ
とができる。この中で、光安定化の効果および繊維中で
の長期安定性、分散性等の観点から、2−(3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2−n−ブ
チルマロン酸ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル
−4−ピペリジル)の使用が推奨されるが、もちろんそ
れに限定されるものではない。
【0025】トリアゾール系、ベンゾフェノン系、ベン
ゾエート系、ニッケル系、サリチル酸系等の光安定剤ト
リアゾール系、ベンゾフェノン系、ベンゾエート系、ニ
ッケル系、サリチル酸系等の光安定剤としては、2,
2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、p
−t−ブチルフェニルサリシレート、2,4−ジ−t−
ブチルフェニル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシベンゾエート、2−(2’−ヒドオキシ−5’−メ
チルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒド
ロキシ−3’,5’−ジ−t−アミルーフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−
ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾト
リアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ
−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾー
ル、2,5−ビス−[5’−t−ブチルベンゾキサゾリ
ル−(2)]−チオフェン、[ビス(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシベンジル燐酸モノエチルエステ
ル]ニッケル塩、2−エトキシ−5−t−ブチル−2’
−エチルオキサリックアシッド−ビス−アニリド85〜
90%と2−エトキシ−5−t−ブチル−2’−エチル
−4’−t−ブチルオキサリックアシッド−ビス−アニ
リド10〜15%の混合物、2−(3,5−ジ−t−ブ
チル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−[2−ヒドロキシ−3,5−ビス(α,α−ジメチ
ルベンジル)フェニル]−2H−ベンゾトリアゾール、
2−エトキシ−2’−エチルオキザリックアシッドビス
アニリド、2−[2’ヒドオキシ−5’−メチル−3’
−(3’’,4’’,5’’,6’’−テトラヒドロフ
タルイミド−メチル)フェニル]ベンゾトリアゾール、
ビス(5−ベンゾイル−4−ヒドロキシ−2−メトキシ
フェニル)メタン、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t
−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−ヒドロ
キシ−4−i−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロ
キシ−4−ドデシルオキシベンゾフェノン、2ーヒドロ
キシ−4−オクタデシルオキシベンゾフェノン等を挙げ
ることができる。特に、上記のヒンダードアミン系の光
安定剤とともにベンゾトリアゾール系化合物を併用して
使用することは好ましい。
【0026】充填剤としては、カーボンブラック、酸化
マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化カル
シウム、酸化チタン、酸化クロム(III) 、酸化鉄、酸化
亜鉛、シリカ、珪藻土、アルミナ繊維、酸化アンチモ
ン、バリウムフェライト、ストロンチムフェライト、酸
化ベリリウム、軽石、軽石バルーン等の酸化物、水酸化
マグネシウム、水酸化アルミニウム、塩基性炭酸マグネ
シウム等の塩基性物又は水酸化物;炭酸マグネシウム、
炭酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸アンモニウム、亜
硫酸カルシウム、ドロマイト、ドーソナイト等の炭酸
塩;硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸アンモニウ
ム、亜硫酸カルシウム、塩基性硫酸マグネシウム等の
(亜)硫酸塩;珪酸ナトリウム、珪酸マグネシウム、珪
酸アルミニウム、珪酸カリウム、珪酸カルシウム、タル
ク、クレー、マイカ、アスベスト、ガラス繊維、モンモ
リロライト、ガラスバルーン、ガラスビーズ、ペントナ
イト等の珪酸塩;カオリン(陶土)、パーライト、鉄
粉、銅粉、鉛粉、アルミニウム粉、硫化モリブデン、ボ
ロン繊維、炭化珪素繊維、黄銅繊維、チタン酸カリウ
ム、チタン酸ジルコン酸鉛、硼酸亜鉛、硼酸アルミニウ
ム、メタ硼酸バリウム、硼酸カルシウム、硼酸ナトリウ
ム等を挙げることができる。特に、フィラメントの耐光
劣化を向上させる目的において、特にモノフィラメント
形状での光の遮蔽効果としてはカーボンブラックが好適
である。
【0027】本発明のもう一つの骨子は、これら非常に
優れた難燃性を付与して後、繊維が長期使用中にその性
能の低下せしめない処方を提供することにある。具体的
には、上記の添加物が長時間に渡って繊維の表面にブリ
ードし脱落することによる初期性能の低下を低減するこ
とにある。すなわち本発明によれば、上記で説明した配
合されることを特徴とする共重合体を紡糸する際におい
て、紡糸直下に置かれた20℃以下の冷水にて急冷され
て後、続いて2倍以上に加熱延伸されて、さらに熱処理
により10%以上収縮されることを特徴とする難燃性お
よび耐久性に優れる弾性モノフィラメントを提供する。
ここで言うものモノフィラメントとはその単繊維の繊度
が200デニール以上、好ましくは400デニール以上
を言う。
【0028】上記のようなモノフィラメントを製糸する
に際し、ノズル直下に置かれる水冷層において急冷され
ることが好ましい。ここで言う低温とは20℃以下の温
度を指し、20℃を超えるとその効果は急激に低下す
る。このように急冷することにより、繊維の表面層によ
り緻密な層、いわゆるスキン層を形成することが可能で
あり、このスキン層が上記添加剤の表面以降を防ぐ役割
を果たすことができる。ここで、繊維の繊度は重要で
り、それが200デニール未満であると、繊維の断面方
向に対して実質均一に冷却が施されるため上記のような
緻密層を形成することができない。
【0029】さらに、そのような繊維を延伸しての後、
加熱下で10%以上リラックスさせるとは有効である。
原理については良く分からないが、このようなリラック
ス処理を行なうことで、従来添加剤を多量に添加した場
合に問題であった、繊維のヘタリ、特に伸長回復率に優
れることが効果として得られる。
【0030】即ち本発明によれば非常に優れた初期およ
び長期の難燃性を有してかつ、長期の耐久性や力学特性
に優れた、弾性繊維を得ることができる。つまり、本発
明によるフィラメントの破断伸度は80%以上、破断強
度が0.5g/d以上で、且つ80℃における30%伸
長後の伸長回復率が90%以上であることを特徴とする
耐久性・難燃性に優れる弾性モノフィラメントを与える
ことができる。
【0031】
【実施例】以下実施例により本発明を説明する。 (実施例1〜5)ジメチルテレフタレート60部、1,
4−ブタンジオール38部、分子量約1000のポリ
(テトラメチレンオキサイド)グリコール37部、触媒
としてテトラブチルチタネートを金属チタンとして、生
成するポリマーに対し、150ppmとなるように添加
し、150〜230℃でエステル交換を行った。次いで
生成したオリゴマーにヒンダートフェノール系安定剤
[チバ・ガイギー(株)製品;Irganox101
0]0.3部を1,4−ブタンジオールのスラリーとし
て添加し、3torr以下の減圧下、230〜250℃
で溶融重合を行いポリマーを得た。さらにこの主ポリマ
ーに、二軸押し出し機を用いて、縮合系のリン化合物と
して1,3−[ビス(2,6−ジメチルフェノキシ)ホ
スフィニルオキシ]ベンゼン(大八化学工業(株)PX
−200)、ヒンダードアミン系光安定剤(HALS)とし
て2−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)−2−n−ブチルマロン酸ビス(1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)、紫外線吸収
剤[チバ・ガイギー(株) チヌビン234]、さらに難
燃性助剤としてメラミンシアヌレート(MC)およびカー
ボンブラック(CB)を45重量%含有したポリエチレン
のマスターレジンを表1の組み合わせで添加し、各々所
望のポリマーを得た。レジンのL.O.I 値(限界酸素濃
度)はおおむね23〜25であり、本ポリマー骨格とし
ては良好な値を示した。
【0032】このポリマーを、0.1mmHGの真空
度、80℃の雰囲気温度下で4時間予備乾燥したのち、
同真空条件で120℃で12時間乾燥処理をほどこし
た。乾燥したレジンを、融解押出し装置を有する紡糸機
を用いて240℃溶融し、吐出量を22.2g/min
となるように調整し、230℃に設定した2Φの直径を
有するノズルを介して紡糸を実施した。紡出される糸の
状態は安定であった。吐出されたポリマーは50mmの
エアーギャップを有して設置された約10℃に設定され
た水槽において急冷されて、続いて90℃に表面温度を
コントロールされた20m/minの速度を有するネル
ソン型ローラーと引き取りローラーの間で5倍に延伸さ
れて、引き続いて150℃の長さに設定されたスリット
型ヒーター間で約12%収縮させながらもう一対のネル
ソンローラーに引き取られて、直ちに巻き取られた。い
ずれの実施例においても最終の糸のデニールは約220
0デニールであった。本実施例では力学特性、特にメラ
ミンシアヌレートを多く配合した例にそて強度が若干低
下したものの難燃特性はいずれの例においても優れた結
果が得られた。結果を表2に比較例とともに結果をまと
める。
【0033】(比較例1)実施例1〜5におけるポリマ
ー処方に2軸押出し機でリン酸エステル化合物以下の添
加剤を添加しなかった以外は同様の操作によりモノフィ
ラメントを作成した。力学特性は実施例に比べるとほぼ
同程度か若干向上するが、難燃性は非常に低いレベルで
あった。
【0034】(比較例2)実施例4における冷却層の温
度を40℃に変えた他は全く同じ操作でモノフィラメン
トを作成した。糸の初期の難燃性は良好であったが、以
下に述べる光照射後の糸を用いた長時間後の難燃性試験
においてはその効果の低下が著しかった。
【0035】(比較例3)実施例4においてメラミンシ
アヌレートを配合しなかった他は全く同じ操作でポリマ
ーを調整しかつモノフィラメントを作成した。糸の力学
特性は良好であったが、難燃性に劣る結果が得られた。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】[評価方法]本特許明細および実施例に記
載の評価方法を示す。 (強伸度特性)オリエンテック社製テンシロンTM測定
装置を用いて、試料長100mm を100%/分の歪み率で温度
25%、相対湿度65%雰囲気下で測定し、求めた歪み
・応力曲線より破断強度と伸度を評価した。各測定は各
々5回の平均値をその値とした。
【0039】本発明における諸物性の評価方法を示す。 (ポリマーの限界酸素指数(L.O.I )法) JIS,K7201 (A−1号)法に基づく (強伸度特性)オリエンテック社製テンシロンTM測定
装置を用いて、試料長100mm を100%/分の歪み率で温度
25%、相対湿度65%雰囲気下で測定し、求めた歪み
・応力曲線より破断強度と伸度を評価した。各測定は各
々5回の平均値をその値とした。 (伸長回復率)80℃の温度に調整した加熱槽を上記の
測定装置に設置し、同じく100mm の試料長にセット後、
2分間の加熱後、100%/ 分の歪み速度で30%まで伸長し
て直ちに同じ速度で0%まで変形を戻した。変形が戻って
から10秒後に再び同じ歪み速度で30%までの伸長変形を
与えた。この時の一連の歪み・応力曲線の記録から、2
回目の伸長により応力が発生開始する歪み量(x%)を
求めて、以下の式で伸長回復性を評価した。 伸長回復率(%)=100−x (難燃性)各実験で得られた繊維を約2500デニール
となるように合糸し、(実施例1および比較例1はその
まま用いた)それぞれ経緯糸に配置して25本/インチ
となる打ち込み密度と成るように平織り布を作成し燃焼
試験を実施した。燃焼性試験は基本的にはJIS−L1
091のA2法(メッケルバーナー法)に基づいた。す
なわち、上記織物を経、緯それぞれを長手方向に350
mm×250mmに切断し、それぞれn=3の燃焼試験をJ
ISと同じ条件で実施し、合計n=6での最長炭化距離
をもって難燃性の指標とした。 (難燃性の耐久性)難燃焼性の試験を行なう前に、準備
した布帛を紫外線カーボンフェードメーターにて放電電
圧135V、電流16Aの条件の基、85℃で200時
間照射後に同様の難燃性評価を実施し、未処理と比べて
その耐久性を比較した。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、特定の構造を有する燐
化合物が含有されたの熱可塑性ポリエステルエラストマ
ー組成物とトリアジン系化合物及び/又は誘導体を選択
することで、伸長回復特性などの力学特性を維持してか
つ高度の難燃性・耐熱性・耐候性を有する弾性フィラメ
ントを提供することを可能とした。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリエステル系ブロック共重合体100重
    量部に対して、(1)リン系化合物0.1〜20重量部
    (2)トリアジン系化合物および/またはその誘導体
    0.5〜30重量部を含有してなることを特徴とする難
    燃性および耐久性に優れた弾性モノフィラメント。
  2. 【請求項2】ポリエステル系ブロック共重合体が高融点
    ポリエステルセグメントと分子量400〜6000の低
    融点重合体セグメントからなる共重合体であり、高融点
    ポリエステルセグメントの構成成分の融点が150℃以
    上であり、低融点ポリマーセグメント構成成分の融点な
    いし軟化温度が80℃以下の構成成分からなり、しかも
    低融点ポリマーセグメントの共重合割合が20〜60重
    量%であることを特徴とする請求項1記載の難燃性およ
    び耐久性に優れた弾性モノフィラメント。
  3. 【請求項3】繊度が200デニール以上、破断伸度が8
    0%以上、破断強度が0.5g/d以上で、80℃にお
    ける30%伸長後の伸長回復率が90%以上であること
    を特徴とする請求項1記載の難燃性および耐久性に優れ
    た弾性モノフィラメント。
  4. 【請求項4】低融点ポリマ−セグメントの共重合割合が
    40〜55重量%の範囲であることを特徴とする請求項
    1記載の難燃性および耐久性に優れた弾性モノフィラメ
    ント。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008202152A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Takagi Chemicals Inc 難燃性ポリエステル繊維、これを用いた難燃材および難燃性ポリエステル繊維の製造方法
WO2010001972A1 (ja) * 2008-07-04 2010-01-07 株式会社高木化学研究所 難燃性原着ポリエステル繊維、これを用いた難燃材および難燃性原着ポリエステル繊維の製造方法

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