JPH11335247A - 非イオン誘導体化澱粉及びそれらのエアゾ―ル毛髪化粧用組成物における使用 - Google Patents

非イオン誘導体化澱粉及びそれらのエアゾ―ル毛髪化粧用組成物における使用

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JPH11335247A
JPH11335247A JP11102429A JP10242999A JPH11335247A JP H11335247 A JPH11335247 A JP H11335247A JP 11102429 A JP11102429 A JP 11102429A JP 10242999 A JP10242999 A JP 10242999A JP H11335247 A JPH11335247 A JP H11335247A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】新規な非イオン誘導体化澱粉を含有するエアゾ
ール毛髪化粧用組成物、特に毛髪固定組成物及び上記組
成物を用いる毛髪固定方法を提供する。 【解決手段】毛髪化粧用組成物であって、 a)固定有効量の非イオン誘導体化澱粉、 b)約5〜約55%の噴射剤、 c)約50%までの溶剤及び d)水 を含む組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な非イオン誘導
体化澱粉を含有するエアゾール毛髪化粧用組成物、特に
毛髪固定組成物及び上記組成物を用いる毛髪固定方法に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】最も基
本的な形では、化粧品として作用するフィルム形成性ポ
リマー並びに通常は1以上のアルコール、アルコールと
水の混合物または水である供給系を含有する。エアゾー
ル供給の場合、供給系は噴射剤、典型的には揮発性炭化
水素も含有するだろう。
【0003】毛髪固定または毛髪を整える方法は、通
常、前もって湿らせるか、ぬらした、くしですいた毛髪
へ1以上のフィルム形成性物質の水性溶液または分散液
の塗布を含み、その後すぐに、処理された毛髪はカーラ
ーに巻かれるか、または別な風に整えられ、乾燥され
る。代りに、この溶液または分散液の塗布は既に整えら
れ、乾燥された毛髪に対してであってもよい。水性溶液
または分散液が乾燥すると、個々の毛髪はその上に析出
したフィルムを有し、その存在が使用者の毛髪のカール
または他の所望の形状の維持を長くするだろう。さら
に、上記フィルムの存在は主要部として所望の性質及び
滑らかさを与えるだろう。
【0004】有効にするために、毛髪化粧用組成物のフ
ィルム形成成分は、好ましくは多数の必要条件を満た
す。これらの成分由来のフィルムは柔軟であるが、それ
にもかかわらず、強度と弾性を有しなければならない。
成分は、時間の経過につれて、または毛髪が力を受けた
時に、ほこりとなるかフレークとなって剥れ落ちること
を回避するように毛髪に良好な接着を示すべきであり、
毛髪をくしでとかすこと及びブラシをかけることを妨げ
てはならず、湿潤条件下で粘着性及びべたつきがないま
までなければならず、澄んで、透明で、かつ、光沢がな
ければならず並びに老化により透明さを維持しなければ
ならない。さらに、成分は良好な帯電防止性を維持しな
ければならず、そして、水と石けんまたはシャンプーの
いずれかで洗うことにより容易に除去できねばならな
い。
【0005】多くのフィルム形成性剤が、たとえば、ガ
ム、たとえば、トラガカントまたは樹脂、たとえば、シ
ェラックを含有するコロイド溶液を包含する毛髪化粧用
組成物に用いられた。しかしながら、これらの物質から
形成されたフィルムは全くもろく、セットを保つ形は毛
髪が乱されると容易にこわれる。これは材料の毛髪を保
持する力を低下させるだけでなく、所望しないフレーク
化をもたらす。さらに、これらのフィルム形成剤のある
もの、特に樹脂は水に不溶であって、したがって、水及
び石けんまたはシャンプーで容易に除去されない。
【0006】澱粉は、より費用効果があり、自然のまま
のものであるので、しばしば樹脂より好ましい。澱粉を
含有する毛髪化粧用組成物も当技術分野で知られてい
る。たとえば、英国特許第1,285,547号は、5
0重量%よりも多いアミロース含量を有する高度に置換
されたカチオン澱粉を含有する毛髪固定組成物を開示す
る。欧州特許第487000号は酵素分解された、任意
に架橋された澱粉を含有する化粧用組成物を開示する。
しかしながら、上記誘導体は有意には水に溶けない。
【0007】揮発性有機化合物(VOC)の大気中への
排出を抑制する環境条例のため、VOCの排出は、ある
州では80%までに制限されており、カリフォルニア州
では、まもなく55%までに制限されるだろう。VOC
は毛髪化粧用配合物に基づいて、wt/wt%として測定さ
れる。本明細書において用いる時は、揮発性有機化合物
は、炭素原子1〜10を含有し、20℃で約0.1mmHg
の蒸気圧を有し、光化学的に活性である。一般に水が少
なくとも一部の揮発性有機化合物と置換され、したがっ
て、毛髪化粧用組成物において、大きな成分となってき
た。
【0008】多くの固定剤、特に澱粉は、完全には溶解
しないという点で水と相溶性でなく、澱粉沈澱物を生
じ、それがポンプの栓を詰まらせ、貧弱な噴霧美感(a
esthetic)を作ることがある。さらに多くの澱
粉固定剤も噴射剤と相溶性でない。いまや、驚くべきこ
とに、非イオン誘導体化澱粉は、低揮発性有機化合物を
有するエアゾール毛髪化粧用組成物において、それらが
低粘度の透明な溶液、良好な噴霧美感、改善された耐湿
性及び良好な固定特性を与える点で有用であることが見
い出された。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は非イオン誘導体
化、特にプロピレンオキシドにより誘導体化された澱粉
を含有する、低揮発性有機化合物エアゾール毛髪化粧用
組成物に向けられている。非イオン誘導体化澱粉は、さ
らに加水分解、特に少なくとも1種のエンド−酵素によ
り酵素加水分解され得る。さらに、非イオン誘導体化澱
粉はイオン的に、特に無水オクテニルスクシン酸(OS
A)により変性されてもよい。このような澱粉の使用は
新規で、かつ、それらが低粘度で良好な噴霧特性を備え
た透明な溶液を与える点で有利である。さらに、得られ
た組成物は、粘着性でなく、良好な保持及び改良された
耐湿性を有する透明なフィルムを与える。
【0010】本毛髪化粧用組成物は、約0.5〜15重
量%の当澱粉、約5〜約55重量%の噴射剤、0〜約5
0重量%の溶剤及び組成物を100重量%にするのに十
分な水を含有する。本発明の目的は非イオン誘導体化澱
粉及び低揮発性有機化合物を含有する、新規な毛髪化粧
用組成物を提供することである。
【0011】本発明の他の目的は、加水分解された、非
イオン誘導体化澱粉を含有する新規な毛髪化粧用組成物
を与えることである。さらに本発明の他の目的は、プロ
ピレンオキシドで誘導体化され、酵素加水分解された澱
粉を含有する新規な毛髪化粧用組成物を提供することで
ある。本発明のさらに他の目的は、非イオン誘導体化さ
れ、加水分解され、そしてイオン変性された澱粉を含有
する新規な毛髪化粧用組成物を与えることである。
【0012】本発明のさらなる目的は、プロピレンオキ
シドで誘導体化され、酵素加水分解され、そして、無水
オクテニルスクシン酸で変性された澱粉を含有する新規
な毛髪化粧用組成物を提供することである。本発明のさ
らなる目的は、改良された耐湿性及び優れた安定性を有
し、低揮発性有機化合物を含有する新規な毛髪化粧用組
成物を提供することである。
【0013】本発明のさらなる目的は、誘導体化され、
かつ、ポリビニルピロリドンと共加工された澱粉を含有
する新規な毛髪化粧用組成物を提供することである。本
発明のこれら及び他の目的は次の詳細な説明及び下記の
例から当業者に明らかになるだろう。本発明は、低また
は無揮発性化合物(以下、VOCという)、特に毛髪セ
ット用組成物の55重量%未満のVOC、さらに特に3
5重量%未満のVOC溶液中に、非イオン誘導体化澱
粉、特にプロピレンオキシド誘導体化澱粉を含有するエ
アゾール毛髪化粧用組成物、すなわち、ヘアスプレーに
向けられている。澱粉はさらに加水分解、特に酵素加水
分解されてもよい。さらに澱粉はイオン置換基を用いて
変性されてもよい。このような澱粉を用いることは新規
であり、それらが低粘度及び良好な噴霧特性を備えた透
明な溶液を与える点で有利である。さらに、得られた組
成物は粘着性ではない透明なフィルム及び良好なカール
保持を与える。
【0014】本発明の毛髪化粧用組成物は固定有効量の
非イオン誘導体化澱粉、特に約0.5〜約15重量%、
さらに特に約2〜約10重量%の澱粉、約5〜約55重
量%、特に約5〜約40重量%の噴射剤、約0〜約50
重量%、特に約5〜約35重量%の溶剤及び組成物を1
00重量%とするのに十分な水を含有する。すべての澱
粉及び粉(以下「澱粉」という)は本発明に用いるのに
適切であり、あらゆる天然源から由来し得る。本発明で
用いられる天然澱粉または粉は、天然に見い出されるも
のである。交雑、転座、逆位、形質転換または遺伝子工
学もしくは染色体工学を包含する標準的な育成技術によ
り得られた植物(それらの変異体を含む)に由来する澱
粉及び粉も適切である。さらに、突然変異育成の公知の
標準的方法により生産され得る上記の属の組成物の人工
突然変異体及び変異体から成長した植物由来の澱粉また
は粉も本発明において適切である。
【0015】澱粉及び粉の典型的な源は、穀物、塊茎の
作物、根菜類、マメ科の植物及び果実である。天然源
は、コーン、エンドウ、ジャガイモ、サツマイモ、バナ
ナ、大麦、小麦、米、サゴ、アマランサス、タピオカ、
クズウコン、カンナ、モロコシ及びそれらのワキシーま
たはハイアミロース種であり得る。本明細書で用いる場
合、用語「ワキシー」は、少なくとも約95重量%のア
ミロペクチンを含有する澱粉または粉を包含することを
意図し、用語「ハイアミロース」は、少なくとも約45
重量%のアミロースを含有する澱粉または粉を包含する
ことを意図している。
【0016】澱粉は、最初に、系、特に溶剤及び噴射剤
と相溶性のエステルまたはエーテルを用いて非イオン誘
導体化される。非イオン誘導体化方法は当技術分野で周
知であり、たとえば、Whistler他編、「Starch Chemist
ry and Technology 」第2版(Academic Press, Inc.,
オーランド、1984年)またはWurzburg, O.B.著「Modifi
ed Starches: Properties and Uses」(CRC Press, In
c., フロリダ、1986年)に見い出すことができる。
【0017】非イオン試薬は、アルキレンオキシド、た
とえば、エチレンオキシド、プロピレンオキシド及びブ
チレンオキシド、無水酢酸及びブチルケテン2量体を包
含するが、これらに限定されない。特に適切な非イオン
試薬はアルキレンオキシド、より詳細にはプロピレンオ
キシドである。非イオン試薬は約1〜50%、特に約5
〜25%、さらに特に約7.5〜18%の量で加える。
【0018】たとえば、澱粉は次のようにプロピレンオ
キシドを用いて誘導体化することができる。約5〜約4
0%、特に30〜40%の固形分を含有する水性澱粉ス
ラリーを製造する。澱粉の重量に基づいて約20〜約3
0%の硫酸ナトリウムを加える。次に、澱粉の重量に基
づいて約40〜約60%の量の3%水酸化ナトリウム溶
液の添加によりpHを約11〜約13に調整する。所望の
量のプロピレンオキシドを添加する。温度を約35〜5
0℃の範囲、特に約40℃にし、その過程を約18〜約
24時間継続させる。
【0019】澱粉は一般に少なくとも部分的に糊化され
る。転化が酵素で達成されるなら、糊化は転化の前に慣
用法により行なわれる。糊化は当分野で公知のあらゆる
技術、特にスチームクック、さらに特にジェットクック
を用いて達成され、次いで転化(加水分解)される。た
とえば、澱粉がヘアスプレーに用いられる時のように、
低下した分子量の澱粉及び低下した粘度の澱粉溶液また
は分散液が所望されるなら、転化は重要である。転化
は、当分野で公知のあらゆる方法、たとえば、酵素、
酸、デキストリン化、マノクス(manox)または酸
化、特に酵素により達成し得る。転化が酸または酸化法
を用いて行なわれるなら、それは澱粉の誘導体化の前ま
たは後に行うことができる。
【0020】澱粉の酵素加水分解は当分野で公知の技術
を用いて行なわれる。澱粉を分解することが知られてい
るあらゆる酵素または酵素の組み合わせ、特にエンド−
酵素を用い得る。本出願で有用な酵素は、α−アミラー
ゼ、β−アミラーゼ、マルトゲナーゼ、グルコアミラー
ゼ、プルラミナーゼ、特にα−アミラーゼ及びプルラミ
ナーゼを包含するが、それらに限定されない。用いられ
る酵素の量は酵素源及び活性、用いられる基礎材料並び
に所望の加水分解量に依存する。典型的には、酵素は澱
粉の約0.01〜約1.0重量%、特に約0.01〜
0.3重量%の量で用いられる。
【0021】酵素活性の最適パラメータは用いられる酵
素に依存して変わるだろう。酵素分解の速度は、酵素濃
度、基質濃度、pH、温度、阻害剤の存在または不在並び
に変性の程度及び型を包含する当技術分野で既知の因子
に依存する。これらのパラメーターは、澱粉ベースの消
化速度を最適化するように調整し得る。一般に酵素処理
は、処理される澱粉ベースに依存して、約10〜約40
%の澱粉固形分レベルで、水性または緩衝化スラリー中
で行なわれる。本発明においては、約15〜35%の固
形分レベルが特に有用であり、約18〜25%の固形分
レベルはさらに特に有用である。代わりに、この方法は
固体支持体上に固定化された酵素を用いることもでき
る。
【0022】典型的には、酵素消化は、澱粉組成物のあ
らゆる所望の連続する乾燥を容易にするために、反応速
度を低下させずに、実行可能な最も高固形分含量で行な
われる。反応速度は、撹拌が困難になるかまたは無効に
なり、澱粉分散液が取り扱いにくくなるので、高固形分
含量により低下し得る。スラリーのpH及び温度は効果的
な酵素加水分解をもたらすように調整しなければならな
い。これらのパラメーターは、用いられる酵素に依存
し、かつ、当業界で知られている。一般に、約22〜約
65℃、特に約50〜約62℃の温度が用いられる。一
般に、pHは当業界で知られている技術を用いて、約3.
5〜約7.5、特に約4.0〜約6.0に調整される。
【0023】一般に酵素反応は、約0.5〜約24時
間、特に約0.5〜約4時間かかるだろう。反応時間は
用いられる澱粉の型、用いられる酵素の量並びに固形分
含量、pH及び温度の反応パラメーターに依存する。次い
で、酵素分解は当業界で公知のあらゆる技術、たとえ
ば、酸または塩基失活、熱失活、イオン交換及び溶剤抽
出により停止される。たとえば、酸失活は、少なくとも
30分間、pHを2.0未満に調整することにより達成さ
れ得るか、または熱失活は温度を約85〜約95℃まで
上げて、その温度で少なくとも約10分間維持して完全
に酵素を失活させることにより達成され得る。顆粒状生
成物が望ましいなら、酵素を失活させるのに必要な熱が
一般に澱粉を糊化をもさせるだろうから、熱失活は適切
でない。
【0024】転化反応は、澱粉が適当な噴霧特性を与え
るのに十分に分解されるまで、標準的な漏斗法を用い
て、19w/w%の固形分濃度で室温で測定した時に特
に約7〜約80秒、さらに特に約10〜約60秒の粘度
まで継続される。得られた生成物は更に、約2〜約40
のデキストロース当量(DE)及び/または約60〜8
0の水流動度を特徴とすることができる。
【0025】漏斗粘度は、本明細書で用いる時には次の
手順により定義される。試験される澱粉分散液を屈折計
で19%(w/w)に調整する。分散液の温度を22℃
に調節する。全部で100mlの澱粉分散液をメスシリン
ダーで測定する。次いでオリフィスを指を用いて閉じな
がら、それを目盛を定めた漏斗に注ぐ。トラップされた
あらゆる空気を取り除くために、計量容器中に少量を流
させ、残りを漏斗中に注ぎ返す。次にメスシリンダー
は、試料を流しながら内容物が漏斗中に引き込まれる
(流れる)ように、漏斗の上に倒立させる。タイマーを
用いて100mlの試料が漏斗の先端を通って流れるのに
要する時間を記録する。
【0026】漏斗のガラス部分は、その頂部の直径が約
9〜約10cmで、ステムの内径が約0.381cmであ
る、標準58°の厚壁耐性ガラスである。漏斗のガラス
ステムは先端からほぼ2.86cmの長さに切断され、注
意深く口焼きされ、外径が約0.9525cmの長さ約
5.08cmの、長いステンレススチール製チップで再装
備される。前記スチール製チップの内径は、両端部から
約2.54cmに生ずる幅に制限を有し、ガラスステムに
取り付けられている上端で約0.5952cmで、流出端
で約0.4445cmである。スチール製チップはテフロ
ン管によりガラス漏斗に取り付けられている。漏斗は、
上記手順を用いて100mlの水が6秒で通ることが可能
なように基準化されている。
【0027】最後に、澱粉は、アニオン性、カチオン性
または双性イオン的のいずれかに、イオン変性され得
る。澱粉変性技術は当業界で公知であり、たとえば、Wh
istler他編「Starch Chemistry and Technology 」第2
版(Academic Press, Inc., オーランド、1984年)また
はWurzburg, O.B.著「Modified Starches: Propertiesa
nd Uses」(CRC Press, Inc., フロリダ、1986年)に見
い出される。
【0028】アニオン変性は当業界で知られているあら
ゆる試薬、たとえば、無水アルケニルスクシン酸、無機
リン酸塩、硫酸塩、ホスホン酸塩、スルホン酸塩及びク
ロル酢酸ナトリウムにより達成し得る。特に適切なアニ
オン試薬は無水アルケニルスクシン酸及びクロル酢酸ナ
トリウムであり、さらに特に無水オクテニルスクシン酸
である。
【0029】無水オクテニルスクシン酸を用いる澱粉の
変性は、選択された澱粉と、得られた澱粉が水または水
溶剤供給系中に十分に水溶性または水分散性となるのに
十分な無水オクテニルスクシン酸とを反応させることに
より達成し得る。特に、澱粉は約0.2〜約3.0、好
ましくは約0.3〜約1.6の置換度を有するように変
性されるだろう。置換度(DS)は本明細書では澱粉分
子のアンヒドログルコース単位当りのエステル置換され
た基の数を記載するのに用いられる。
【0030】カチオン変性は低置換度、特に100gの
澱粉当り約0.3当量未満でなければならない。カチオ
ン変性は、アミノ基、イミノ基、アンモニウム基、スル
ホニウム基またはホスホニウム基を含有する試薬を包含
する、当業界で公知のあらゆる試薬によって達成し得
る。上記カチオン誘導体は、エーテルまたはエステル結
合のいずれかを介して結合している、第1、第2、第3
及び第4アミンを含む窒素を含有する基を有するもの並
びにスルホニウム基及びホスホニウム基を包含する。カ
チオン変性、特に澱粉の第3アミノまたは第4アンモニ
ウムエーテル化は、典型的には3−クロル−2−ヒドロ
キシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、2−ジ
エチルアミノエチルクロリド、エポキシプロピルトリメ
チルアンモニウムクロリド、3−クロル−2−ヒドロキ
シプロピルジメチルドデシルアンモニウムクロリド及び
4−クロル−2−ブテニルトリメチルアンモニウムクロ
リドを用いる処理によって製造される。
【0031】双性イオン変性は当業界で公知のあらゆる
試薬は、たとえば、N−(2−クロルエチル)イミノビ
ス(メチレン)ジホスホン酸及び2−クロルエチルアミ
ノジプロピロン酸(CEPA)を用いて達成し得る。一
般に所望の非イオン誘導体化の程度は、澱粉がイオン変
性される時よりも澱粉がイオン変性されない時の方が大
きいだろう。
【0032】任意に、次いで、澱粉は溶液のpHを約5〜
約9まで上げることにより中和できる。これは、当業界
で公知のあらゆる方法、特にアミノメチルプロパノー
ル、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムまたは他の当業
界で公知の塩基の添加によりなされる。澱粉溶液は一般
に不純物、特に断片化された澱粉を除去するために濾過
される。濾過は当業界で公知のあらゆる技術、特にケイ
藻土を用いる濾過により達成される。
【0033】澱粉は溶液として用いられるか、慣用技
術、たとえば、ドラム乾燥または噴霧乾燥により粉末形
状で回収できる。変性澱粉をさらに他の固定またはコン
ディショニングポリマーとブレンドまたは共加工でき
る。上記ポリマーは当業界で公知のポリマー、たとえ
ば、酢酸ビニル/クロトン酸エステル/ネオデカン酸ビ
ニルコポリマー、オクチルアクリルアミド/アクリル酸
エステル/メタクリル酸ブチルアミノエチルコポリマ
ー、酢酸ビニル/クロトン酸エステル、ポリビニルピロ
リドン(PVP)、ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル
コポリマー、PVPアクリル酸エステルコポリマー、酢
酸ビニル/クロトン酸/プロピオン酸ビニル、アクリル
酸エステル/アクリルアミド、アクリル酸エステル/オ
クチルアクリルアミド、アクリル酸エステルコポリマ
ー、アクリル酸エステル/ヒドロキシアクリル酸エステ
ルコポリマー及びポリビニルメチルエーテルのアルキル
エステル/無水マレイン酸、ジグリコール/シクロヘキ
サンジメタノール/イソフタル酸エステル/スルホイソ
フタル酸エステルコポリマー、酢酸ビニル/マレイン酸
ブチル及びアクリル酸イソボルニルコポリマー、ビニル
カプロラクタム/PVP/メタクリル酸ジメチルアミノ
エチル、酢酸ビニル/マレイン酸アルキル半エステル/
N−置換アクリルアミドターポリマー、ビニルカプロラ
クタム/ビニルピロリドン/メタクリルアミドプロピル
トリメチルアンモニウムクロリドターポリマー、メタク
リル酸エステル/アクリル酸エステルコポリマー/アミ
ン塩、ポリビニルカプロラクタム、ポリウレタン、ポリ
クォータニウム(polyquaternium)−4、ポリクォータ
ニウム−10、ポリクォータニウム−11、ポリクォー
タニウム−46、ヒドロキシプロピルグアー、ヒドロキ
シプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロ
リド、ポリビニルホルムアミド、ポリクォータニウム−
7及びヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドグア
ー、特にポリビニルピロリドンから選択することができ
る。
【0034】澱粉及びポリマーを共加工するためにポリ
マーを水に溶解する。次いで、変性澱粉が分散されたポ
リマー中にスラリー化され、そのスラリーが加工され
る。加工は、加熱調理及び乾燥、特にジェットクック及
び噴霧乾燥を包含し、参照により本明細書に組み込まれ
る米国特許第5,149,799号、4,280,85
1号、5,188,674号及び5,571,552号
に開示されている方法を包含する。
【0035】ほとんどの場合、供給系は水と、溶剤とし
て作用する1以上の揮発性有機化合物とのブレンドであ
ろう。溶剤の量は、組成物の0〜約50重量%、特に約
5〜35重量%の量で存在するだろう。しかしながら、
供給系が主に水を含むまたは本質的に溶剤を含まない、
本澱粉を含有する毛髪化粧用組成物を調製することも可
能である。
【0036】典型的には、有機溶剤は、低級アルコール
(本明細書では1〜7個の炭素原子を有するアルコール
と定義する)、特に、メタノール、エタノール、プロパ
ノール、イソプロパノールまたはブタノールである。ア
セタール、エステル及びケトン、特にジメトキシメタン
及びアセトンも適切である。噴射剤を加えて、エアゾー
ル毛髪化粧用組成物を配合する。本発明で有用な噴射剤
は、液化ガスとして存在する、エーテル、たとえば、ジ
メチルエーテル、1以上の低沸点炭化水素、たとえば、
3 〜C6 直鎖及び分枝鎖炭化水素、たとえば、プロパ
ン、ブタン及びイソブタン、ハロゲン化炭化水素、たと
えば、フッ化炭化水素、たとえば、1,1−ジフルオル
エタン及び1,1,1,2−テトラフルオルエタン並び
に圧縮ガス、たとえば、窒素、空気及び2酸化炭素を包
含するが、これらに限定されない。
【0037】本発明の毛髪化粧用組成物中に用いられる
噴射剤の量は、毛髪化粧用組成物の約5〜約55重量
%、特に約5〜約40重量%で変化し得る。上記噴射剤
は、揮発性有機化合物であることに注意すべきである。
しかしながら、ハロゲン化炭化水素、たとえばフッ化炭
化水素及び圧縮ガスの放出は現時点では環境条例の支配
を受けていない。したがって、これらの化合物は、総V
OC含量中に含めずに本発明のヘアスプレー中に配合し
得る。
【0038】組成物に特定の変性特性を与えるために本
発明のヘアスプレー組成物に任意の慣用の添加剤を組み
込むこともできる。これらの添加剤の中には、可塑剤、
たとえば、グリセリン、グリコール及びフタル酸エステ
ル、エモリエント、潤滑剤及び浸透剤、たとえば、ラノ
リン化合物、芳香及び香料、UV吸収剤、染料及び他の
着色剤、増粘剤、防蝕剤、不粘着化剤、くし通り助剤及
びコンディショニング剤、帯電防止剤、中和剤、光沢
剤、保存料、泡安定剤、乳化剤及び界面活性剤が包含さ
れる。上記添加剤は今まで知られていた毛髪化粧用組成
物に普通に用いられている。これらの添加剤は、少量
で、かつ、それらの機能を果たすために有効量で存在
し、一般に組成物の重量に基づいて各々約0.1〜10
重量%で、全部で約0.1〜20重量%含むだろう。
【0039】当澱粉含有毛髪ケア組成物は、追加の機能
的利益を与える、他の変性または未変性澱粉と組み合わ
せることもできる。たとえば、ジャガイモ澱粉の2−ク
ロルエチルアミノジプロピオン酸誘導体またはヒドロキ
シプロピル澱粉ホスフェートを有する配合物を整髪ロー
ション及びクリームに増粘またはレオロジー変性のため
に組み込むことができ、澱粉、たとえば、タピオカ澱
粉、コーン澱粉、澱粉オクテニルスクシン酸アルミニウ
ムまたは変性コーン澱粉は、絹のような、滑らかな配合
物を与えるために、審美性増強剤として、毛髪ケア組成
物において用いることができる。
【0040】本明細書で用いる時、変性澱粉は、限定す
ることなく、転化澱粉、架橋澱粉、アセチル化及び有機
的にエステル化された澱粉、ヒドロキシプロピル化及び
ヒドロキシエチル化澱粉、ホスホリル化及び無機的にエ
ステル化された澱粉、カチオン性、アニオン性または双
性イオン性に変性した澱粉及びスクシネート化及び置換
スクシネート化澱粉を包含することを意図する。このよ
うな変性澱粉は、たとえば、ウルツブルク(Wurzb
urg)による「Modifred Starches: Properties and
Uses」において公知である。特に適切な変性澱粉はヒド
ロキシプロピル化澱粉、オクテニルスクシネート誘導体
及び2−クロルエチルアミノジプロピオン酸誘導体を包
含する。
【0041】エアゾール毛髪化粧用組成物を調製するた
めに、水または溶剤/水中の澱粉の溶液が調製される。
次いで、あらゆる任意の添加剤を加えることができる。
次に混合物を当技術分野で公知の慣用の標準にしたがっ
て、噴射剤と共に加圧してエアゾール毛髪化粧用組成物
を形成する。用いられる圧力はエアゾールスプレーを製
造するのに適宜用いられるもの、たとえば約2.1kg/
cm2 (30psi)〜約7.7kg/cm2 (110psi)であ
る。
【0042】毛髪化粧用組成物は、毛髪固定組成物及び
整髪助剤、たとえば、ヘアスプレー及びムースを包含す
るが、これらに限定されない。当澱粉含有毛髪ケア組成
物の1つの利点は澱粉が実質上水に溶解し、噴射剤と相
溶性であることである。これは、低下した溶剤または実
質的に溶剤のない組成物を配合することを可能にする。
粒状物質(すなわち、未溶解澱粉)の存在は、バルブ作
動装置を詰まらせ、エアゾールによる組成物の供給を妨
げるという点で、溶解性は重要である。
【0043】当組成物の他の利点は、それらが相対的に
低粘度であることである。これは多くの慣用の毛髪化粧
用組成物と関連する所望しない粘着性及び重さを排除す
るのに役立つ。当毛髪化粧用組成物のさらなる利点は、
多くの慣用の水を基剤とする澱粉含有毛髪化粧用組成物
とは異なり、それらは高相対湿度(RH)で粘着性とな
らないことである。
【0044】本澱粉は、皮膚、口腔及び他の毛髪ケア用
途、たとえば、ローション、クリーム、サンスクリー
ン、リップ香膏、日焼製品、口腔リンス、発汗抑制剤、
シャンプー及びコンディショナーにおいても用い得る。
【0045】
【発明の実施の形態】特に適切な実施の態様は次のもの
を包含する。 1.a)固定有効量の非イオン誘導体化澱粉、 b)約5〜約55%の噴射剤、 c)約50%までの溶剤及び d)水 を含む毛髪化粧用組成物。 2.前記澱粉が組成物の約0.5〜15重量%の量で存
在する1の組成物。 3.前記澱粉が組成物の約2〜10重量%の量で存在す
る1の組成物。 4.前記澱粉がワキシー澱粉である1の組成物。 5.前記澱粉がハイアミロース澱粉である1の組成物。 6.前記澱粉が約1〜約50%の非イオン変性試薬を用
いて非イオン誘導体化されている1の組成物。 7.前記澱粉が約5〜約25%の非イオン変性試薬を用
いて非イオン誘導体化されている6の組成物。 8.前記澱粉が、アルキレンオキシド、無水酢酸及びブ
チルケテン2量体からなる群から選択された試薬を用い
て非イオン誘導体化されている1の組成物。 9.前記澱粉がアルキレンオキシドを用いて非イオン誘
導体化されている8の組成物。 10.前記澱粉がプロピレンオキシドを用いて非イオン
誘導体化されている9の組成物。 11.前記澱粉がさらに少なくとも部分的に加水分解さ
れている1の組成物。 12.前記澱粉がさらにアニオンまたは双性イオン変性
されている1の組成物。 13.前記澱粉がさらに100gの澱粉当り約0.03
当量未満のレベルでカチオン変性されている1の組成
物。 14.前記澱粉が、無水アルケニルスクシン酸、無機リ
ン酸塩、硫酸塩、ホスホン酸塩、スルホン酸塩及びクロ
ル酢酸ナトリウムからなる群から選択された試薬を用い
てアニオン変性されている12の組成物。 15.前記澱粉が無水オクテニルスクシン酸試薬を用い
てアニオン変性されている14の組成物。 16.前記澱粉が、N−(2−クロルエチル)−イミノ
ビス(メチレン)ジホスホン酸及び2−クロルエチルア
ミノジプロピオン酸からなる群から選択された試薬を用
いて双性イオン変性されている12の組成物。 17.前記澱粉がアミノ、イミノ、アンモニウム、スル
ホニウム及びホスホニウムからなる群から選択された基
を含有する試薬を用いてカチオン変性されている13の
組成物。 18.前記澱粉が、3−クロル−2−ヒドロキシプロピ
ルトリメチルアンモニウムクロリド、2−ジエチルアミ
ノエチルクロリド、エポキシプロピルトリメチルアンモ
ニウムクロリド及び4−クロル−2−ブテニルトリメチ
ルアンモニウムクロリドからなる群から選択された試薬
を用いてカチオン変性されている17の組成物。 19.さらに固定またはコンディショニングポリマーを
含む1の組成物。 20.さらに、酢酸ビニル/クロトン酸エステル/ネオ
デカン酸ビニルコポリマー、オクチルアクリルアミド/
アクリル酸エステル/メタクリル酸ブチルアミノエチル
コポリマー、酢酸ビニル/クロトン酸エステル、ポリビ
ニルピロリドン(PVP)、ポリビニルピロリドン/酢
酸ビニルコポリマー、PVPアクリル酸エステルコポリ
マー、酢酸ビニル/クロトン酸/プロピオン酸ビニル、
アクリル酸エステル/アクリルアミド、アクリル酸エス
テル/オクチルアクリルアミド、アクリル酸エステルコ
ポリマー、アクリル酸エステル/ヒドロキシアクリル酸
エステルコポリマー及びポリビニルメチルエーテルのア
ルキルエステル/無水マレイン酸、ジグリコール/シク
ロヘキサンジメタノール/イソフタル酸エステル/スル
ホイソフタル酸エステルコポリマー、酢酸ビニル/マレ
イン酸ブチル及びアクリル酸イソボルニルコポリマー、
ビニルカプロラクタム/PVP/メタクリル酸ジメチル
アミノエチル、酢酸ビニル/マレイン酸アルキル半エス
テル/N−置換アクリルアミドターポリマー、ビニルカ
プロラクタム/ビニルピロリドン/メタクリルアミドプ
ロピルトリメチルアンモニウムクロリドターポリマー、
メタクリル酸エステル/アクリル酸エステルコポリマー
/アミン塩、ポリビニルカプロラクタム、ポリウレタ
ン、ポリクォータニウム(polyquaternium)−4、ポリ
クォータニウム−10、ポリクォータニウム−11、ポ
リクォータニウム−46、ヒドロキシプロピルグアー、
ヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモニ
ウムクロリド、ポリビニルホルムアミド、ポリクォータ
ニウム−7及びヒドロキシプロピルトリモニウムクロリ
ドグアーからなる群から選択されたポリマーを含む、1
の組成物。 21.前記ポリマーがポリビニルピロリドンである、2
0の組成物。 22.前記澱粉及びポリマーをいっしょにスラリー化
し、加熱調理し、そして乾燥する、20の組成物。 23.毛髪化粧用組成物であって、 a)プロピレンオキシド変性ハイアミロース澱粉とポリ
ビニルピロリドン(PVP)とをスラリー化し、ジェッ
トクックし、そして、噴霧乾燥することにより調製され
た、固定有効量の前記変性澱粉/PVP混合物、 b)約5〜約55%の噴射剤、 c)約50%までの溶剤及び d)水 を含む前記組成物。 24.前記組成物が実質的に溶剤を含まない、1の組成
物。 25.前記組成物が実質的に溶剤を含まない、23の組
成物。 26.さらに少なくも1種の追加の変性または未変性澱
粉を含む、1の組成物。 27.前記追加の澱粉が、ヒドロキシプロピル化澱粉、
オクテニルスクシネート誘導体及び2−クロルエチルア
ミノジプロピオン酸誘導体からなる群から選択される、
26の組成物。 28.さらに少なくとも1種の追加の変性または未変性
澱粉を含む、23の組成物。 29.前記追加の澱粉が、ヒドロキシプロピル化澱粉、
オクテニルスクシネート誘導体及び2−クロルエチルア
ミノジプロピオン酸誘導体からなる群から選択される、
28の組成物。 30.毛髪に1の組成物を適用することを含む毛髪を整
える方法。 31.毛髪に23の組成物を適用することを含む毛髪を
整える方法。 32.毛髪に24の組成物を適用することを含む毛髪を
整える方法。 33.毛髪に25の組成物を適用することを含む毛髪を
整える方法。
【0046】次の例は本発明をさらに例証し、説明する
ために提示され、いかなる点においても限定するものと
とるべきではない。 例 例におけるすべてのパーセントは、重量/重量ベースで
計算されている。次の試験手順は例を通して用いられ
る。A.ヘアスプレーの高湿度カール保持の測定 ヘアスプレー澱粉のカール保持特性は、約22.2℃
(72°F)/相対湿度90%で24時間にわたって測
定される。
【0047】備品類 約20.3cm(8インチ)のRemi Blue String欧州人の
褐色の毛髪 理容師の大ばさみ ナイロン製くし 白い木綿の糸(サイズ#8) 約7.62cm(3インチ)×約1.27cm(1/2イン
チ)のテフロン製マンドレル 強制通風オーブン約48.9℃(120°F)でプレキ
シガラス保持板 環境室(精度±2相対湿度、約22.2℃で) プレル(Prell)シャンプー手順 カールスワッチの調製 1.毛髪をほぼ2gの重さの小さいスワッチに分ける。 2.毛髪試料を根本端部から約1.91cm(3/4イン
チ)のところを木綿の糸 で縛ることにより固定する。 3.毛髪を根本端部で折り曲げ、糸で小さいループに固
定する。同定タッグを固定するためにほぼ約15.24
cm(6インチ)の結んでない糸を残す。 4.くしでとかす間に個々の毛髪の条の損失を防ぐため
に、根本端部の糸を巻いたところをエポキシセメントで
接着する。セメントを硬化させる。 5.毛髪スワッチをシャンプーの10%溶液で洗う。次
いで、温い水道水で完全にゆすぐ。 6.毛髪の条のもつれをほどくためにくしでとかす。 7.毛髪スワッチをループ状にした根本端部から長さ約
15.24cm(6インチ)を測定して切断する。約4
8.9℃(120°F)で乾燥する。
【0048】試験試料の調製及び暴露 1.毛髪を湿らせ、もつれを取り除くためにくしを通
す。 2.スワッチを親指と人さし指の間を通すことにより、
余分の水を搾り出す。 3.直径約1.27cm(1/2インチ)のテフロン製マ
ンドレル上に巻きつけることにより、毛髪をコイルの形
状にカールさせる。プラスチック製クリップで毛髪をマ
ンドレル上に固定する。 4.毛髪、マンドレル及びクリップを約48.9℃で乾
燥させる。 5.毛髪が乾燥し、冷えた時に、マンドレルから注意深
くクリップ及び毛髪カールを取り除く。 6.毛髪カールを縛られた末端でつり下げる。制御され
た量のヘアスプレーを制御された方法で適用する。エア
ゾールヘアスプレーを評価するために、カールの前及び
後の両方に約15.24cmの距離から2秒の「噴射」を
均一に適用する。 7.新しくスプレーしたカールを水平面上に置き、1時
間空気乾燥させる。 8.乾燥したカールをランダムに、目盛りをつけた、澄
んで透明なプレキシガラス製カール保持板につり下げ
る。 9.最初のカールの高さの表示(L0 )を計り、カール
保持板を環境室に置く。 10.15,30,60及び90分、2,3,4,5及
び24時間間隔でカールの長さ(Lt )を記録する。
【0049】計算 カール保持%を、
【0050】
【数1】
【0051】(式中、L 完全に伸びた毛髪の長さ L0 暴露前の毛髪の長さ Lt 暴露後の毛髪の長さ)B.当初のカールの垂下 範囲 当初のカールの垂下(ICD)を水を含有する配合物を
用いてつり下げた、乾燥したカールに噴霧した直後のカ
ールの完全な状態の損失と定義する。
【0052】備品類 約15.24cm(6インチ)の褐色の毛髪(1試料当り
9個の巻かれたスワッチ) プレキシガラス保持板 デジタルタイマーまたはストップウォッチ手順 1.試験する前に各エアゾール試料の噴霧速度及びポリ
マーの析出の両方を測定する。 2.白色のテフロン製マンドレル上にスワッチを巻きつ
ける。 3.巻きつけられた毛髪を、マンドレルから取りはずす
前に少なくとも3時間相対湿度50%、約22.2℃
(72°F)で冷却及び平衡化させる。 4.毛髪カールを縛られた端部から、取り付けクリップ
を用いて保持板につるす。カールの底部が、保持板の
「0」マークと並んでいることを確認する。 5.カールした毛髪の第1面を左から右に、全噴霧時間
を追跡することにより均一なポリマーの析出を維持する
ために特定の時間噴霧する。クリップを用いてカールを
180度旋回させ、元の位置まで回転して戻る前に他の
側上への噴霧サイクルを完了する。すべての噴霧は約1
5.24cm(6インチ)の距離(ノズルから毛髪)から
するべきである。 6.当初の噴霧の後、30,60及び90秒、並びに
2,4及び6分後に保持板のマークを用いてカールの長
さを記録する。 7.同時に1以上のカールを動かすために、第1のカー
ルを2〜4分追跡した後に第2のカールに噴霧し始め
る。別のタイマーを用いて上記手順を繰り返す。最初の
カールに過剰の噴霧を接触させないように注意する。こ
の過程は最初のカールを6分間追跡したら、繰り返す。
【0053】結果 C.テーバー剛さ試験手順 エアゾールヘアスプレー配合物を3つの約10.80cm
(4 1/4インチ)の褐色のヨーロッパ人の未使用毛
髪のスワッチで剛さを試験し、その結果をプールし、平
均した。最初にスワッチを約43.3℃(110°F)
のオーブンで30分間乾燥させて湿分を除去し、次にデ
シケーター中で15分間乾燥させた。スワッチを秤量
し、重量をW1 として記録した。各スワッチに1秒間ヘ
アスプレー配合物を噴霧し、次いで、固着板にクリップ
止めし、約43.3℃のオーブン中で15分間乾燥させ
た。スワッチをデシケーター中で冷却し、再秤量した。
この重量をW2 として記録した。次いで、スワッチを相
対湿度50%で23℃のところに1晩置いて平衡化させ
た。
【0054】剛さは、紙、板紙及び他の柔軟性材料の剛
さ及びレジリエンスを評価するために設計された、ニュ
ーヨーク州,ノース トナワンダのテーバー・インダス
トリーからのTaber V−5剛さ試験機を用いて試
験した。毛髪試料に用いるために次の手順及び計算を適
合させた。機械を最初にスイッチを入れる時、ユニット
内の光学エンコーダーを使用前に定位させ、製造者の指
示に従って、振子をバランスさせる。
【0055】毛髪スワッチを、低い方の端を底のゲージ
上に静かに静止させながら、クランプのジョーの間に挿
入した。クランプのジョーをクランプのいずれかの側の
ねじを回すことにより固く締めた。スワッチをボトムロ
ールの間の中心に移す。1本の指でコントロールレバー
スイッチに軽く圧力をかけ、振子上の線が15°振れマ
ークの下になるまで駆動ディスクを左に振らせる。突然
の出発及び停止なしに、滑らかな連続的な動作を用い
る。
【0056】駆動ディスク(LS)上のゼロ線の反対側
に入る、外側のスケールの剛さの表示を記録する。同じ
スワッチを右側に15°振らせて、その剛さの表示(R
S)を取った。左及び右の表示を平均して、5倍する。
結果をそのスワッチの剛さ値とする。D.除去性試験手順 エアゾール配合物を用いて、8つの毛髪スワッチに実験
配合物を噴霧し、8つのスワッチに対照配合物を噴霧
し、周囲条件で1時間乾燥させた。各スワッチを水道水
で、指を毛髪中に動かしながら1分間すすぐ。湿ったス
ワッチを約43.3℃のオーブン中に乾燥するまで置
く。実験スワッチ対対照スワッチを1組にし、残留剛
さ、フレーク及び感触性について、主観的に評価する。E.粘着性及び乾燥時間試験手順 8組の2つの未処理毛髪スワッチを各々別々につるす。
各組の1つのスワッチを実験配合物で、他のスワッチを
対照配合物で同時に噴霧する。粘着性及び乾燥時間のた
めに、すぐに触れる。粘着の開始時間、終了時間及び各
スワッチの乾燥を感じる時間を記録する。全粘着時間を
得るために粘着終了時間から粘着開始時間を引く。 例1−プロピレンオキシドで変性した澱粉の製造 a.ワキシー澱粉の40%水溶液を調製し、25%硫酸
ナトリウムを加えた。次いで、3%の水酸化ナトリウム
溶液を用いてpHを約11.5に調整した。澱粉を7.5
%のプロピレンオキシドで処理した。次いで、希硫酸を
用いてpHを5.5に調整した。 b.15%のプロピレンオキシドレベルを用いて例1a
を繰り返した。 c.3%のプロピレンオキシドレベルを用いて例1aを
繰り返した。 d.50%アミロースコーン澱粉を用いて例1aを繰り
返した。 e.70%アミロースコーン澱粉を用いて例1aを繰り
返した。 f.タピオカ澱粉を用いて例1bを繰り返した。 g.ジャガイモ澱粉を用いて例1bを繰り返した。 例2−プロピレンオキシドで変性された加水分解澱粉の
製造 a.例1aのスラリー化澱粉を硫酸を用いて、pH5.5
に調整し、完全に糊化するまで加熱調理した。次いで澱
粉をα−アミラーゼを用いて約30秒の漏斗粘度まで加
水分解した。 b.70%アミロース澱粉を用いて例2aを繰り返し
た。 c.例2aを繰り返して約10秒の漏斗粘度まで加水分
解した。 d.例2aを繰り返して、漏斗粘度60秒まで加水分解
した。 例3−プロピレンオキシドと無水オクテニルスクシン酸
で変性された加水分解澱粉の製造 a.Amioca(商標)澱粉の40%水性スラリーを
調製した。25%の硫酸ナトリウムを加えた。次いで、
3%の水酸化ナトリウム溶液の添加によりpHを約11.
50に調整した。次いで、澱粉を7.5%のレベルのプ
ロピレンオキシドで処理した。反応後、pHを硫酸を用い
て3.5に調整した。溶液を1時間撹拌させておいて、
次に、3%の水酸化ナトリウムでpHを5.5に調整し
た。次に、澱粉を完全に糊化するまで加熱調理し、α−
アミラーゼで、30秒の漏斗粘度まで加水分解した。澱
粉加熱調理物を室温まで冷却した。次に、25%の水酸
化ナトリウム溶液を用いてpHを7.5に維持しながら、
6%のレベルで無水オクテニルスクシン酸を加えた。澱
粉をアルカリ消費が停止するまで反応させた。次に希塩
酸溶液を用いてpHを5.5に調整した。次いで澱粉をCe
lite (Celite 512はCelite Corporationから市販されて
いるケイ藻土である)を用いて濾過した。 b.15%のレベルでプロピレンオキシドを用いて例3
aを繰り返した。 c.3%のレベルでプロピレンオキシドを用いて例3a
を繰り返した。 d.例3aを繰り返して、澱粉を10秒未満の漏斗粘度
まで加水分解した。 e.例3aを繰り返して、澱粉を15秒の漏斗粘度まで
加水分解した。 f.例3aを繰り返して、澱粉を60秒の漏斗粘度まで
加水分解した。 g.濃塩酸を用いて澱粉を16時間加水分解し、次いで
炭酸ナトリウム及び水酸化ナトリウムの添加により中和
して、例3を繰り返した。 h.次亜塩素酸ナトリウム溶液を用いて澱粉を16時間
澱粉を加水分解して例3aを繰返した。残留次亜塩素酸
塩を取り除くために10%の重亜硫酸ナトリウム溶液を
加え、希塩酸を用いて中和した。 i.Amiocaの代りにジャガイモ澱粉を用いて例3
aを繰り返した。 例4 他の変性加水分解澱粉の製造 a.Amioca(商標)澱粉の40%水性スラリーを
調製した。3%のNaOHを用いてpHを約11.5に調
整した。スラリーを5%の3−クロル−2−ヒドロキシ
プロピルトリメチルアンモニウムクロリドで処理した。
3%のNaOHを用いてpH=11.5に維持しながら、
スラリーを10〜12時間反応させた。次いで希塩酸溶
液を用いて澱粉をpH=5.5に調整し、濾過し、洗浄し
た。次に、澱粉を完全に糊化するまで加熱調理し、α−
アミラーゼを用いて、30秒の漏斗粘度まで加水分解し
た。澱粉の加熱調理物を室温まで冷却させた。次いで、
無水オクテニルスクシン酸を6%のレベルで加えた。2
5%の水酸化ナトリウム溶液を用いてpHを7.5に維持
した。澱粉をアルカリ消費が停止するまで澱粉を反応さ
せた。次いで希塩酸溶液を用いてpHを5.5に調整し
た。次いでセライト(Celite 512はCelite Corporation
から市販されているケイ藻土である)を用いて澱粉を濾
過した。 b.10%のレベルで、3−クロル−2−ヒドロキシプ
ロピルトリメチルアンモニウムクロリドを用いて例4a
を繰り返した。 c.3−クロル−2−ヒドロキシプロピルトリメチルに
代えて5%レベルの2−クロルエチルアミノジプロピオ
ン酸を用いて、例4aを繰り返した。 d.Amioca(商標)澱粉の40%水性スラリーを
調製した。25%の硫酸ナトリウムを加えた。次いで、
3%の水酸化ナトリウム溶液の添加によりpHを約11.
50に調整した。次いで、澱粉を7.5%のレベルのプ
ロピレンオキシドで処理した。反応後、硫酸を用いてpH
を3.5に調整した。溶液を1時間撹拌させておいて、
次に3%の水酸化ナトリウムでpHを5.5に調整した。
次に、澱粉を完全に糊化するまで加熱調理し、α−アミ
ラーゼで、30秒の漏斗粘度まで加水分解した。澱粉加
熱調理物を室温まで冷却した。次に、25%の水酸化ナ
トリウム溶液を用いてスラリーをpHを7.5に維持しな
がら、7.5%のレベルで無水酢酸を加えた。澱粉をア
ルカリ性消費が停止するまで反応させた。次に希塩酸を
用いて、pHを5.5に調整した。次いで澱粉をCelite
(Celite 512はCelite Corporationから市販されている
ケイ藻土)を用いて濾過した。 e.Amioca(商標)澱粉の40%水性スラリーを
調製した。25%の硫酸ナトリウムを加えた。次いで、
3%の水酸化ナトリウム溶液の添加によりpHを約11.
50に調整した。次いで、澱粉を7.5%のレベルのプ
ロピレンオキシドで処理した。反応後、pHを硫酸を用い
て3.5に調整した。溶液を1時間撹拌させておいて、
次に3%の水酸化ナトリウムでpHを5.5に調整した。
次に、澱粉を完全に糊化するまで加熱調理し、α−アミ
ラーゼで、30秒の漏斗粘度まで加水分解した。澱粉加
熱調理物を室温まで冷却した。次に、25%の水酸化ナ
トリウム溶液を用いてスラリーをpHを7.5に維持しな
がら、7.5%のレベルで無水酢酸を加えた。次に、2
5%のNaOHを用いてpHを7.5に維持しながら、6
%のレベルで無水オクテニルスクシン酸を加えた。澱粉
をアルカリ消費が停止するまで反応させた。次いで、希
塩酸溶液を用いて5.5に調整した。次いで澱粉をCeli
te (Celite 512はCelite Corporationから市販されてい
るケイ藻土である)を用いて濾過した。 例5−ポリマーを用いる澱粉の共加工 5gのポリビニルピロリドン(PVP)を900gの水
に溶解した。次いで100gの例1eの澱粉をポリマー
溶液中にスラリー化した。スラリーを150〜155℃
でジェットクックし、次いで、老化を防ぐために圧力下
で直接噴霧乾燥機に運んだ。加熱調理されたスラリーを
230℃の入口温度及び120℃の出口温度で噴霧乾燥
した。 例6−澱粉の中和 例1〜5の澱粉を2−アミノ−2−メチル1−プロパノ
ールの添加により中和した。 例7−ヘアスプレー溶液の調製 a)例1〜6の澱粉を次の方法を用いて各々ヘアスプレ
ー溶液を作った。澱粉を水で希釈して固形分7.5%の
溶液にした。ジメチルエーテル噴射剤を加えて、5%の
澱粉、33%の噴射剤及び6%の水の最終濃度にした。 例8−エアゾールヘアスプレーにおける澱粉の性能 例3a及び3bからの澱粉を次の配合にしたがって、低
VOCエアゾールヘアスプレー系に配合した。報告され
たすべての値はヘアスプレー組成物の総重量に基づいた
重量部である。
【0057】 配合成分 重量部(乾燥物ベース) アルコールなし(VOC33%) 澱粉ポリマー 5.0 脱イオン水 62.0 ジメチルエーテエル 33.0 撹拌しながら、均質になるまで澱粉ポリマーを脱イオン
水中に移し換えた。溶液を濾過し、エアゾール容器に充
填した。缶にジメチルエーテル噴射剤を充填した。ヘア
スプレー配合物をヨーロッパ人の褐色の毛髪の2gのス
ワッチについて噴霧特性を試験した。Excel 20
0 Misty 〔約0.041cm(0.016インチ)
のオリフィス〕アクチュエーターを有するSeaqui
st NS−34バルブ〔約0.033cm(0.013
インチ)蒸気タップ×約0.033cm(0.013イン
チ)ステムオリフィス×約0.102cm(0.040イ
ンチ)浸液管直径〕で、約15.24cm(6インチ)の
距離から2秒噴射でスプレーを供給した。
【0058】配合物を、 対照A(Eastman Chemical Company, テネシー州,キン
グスポートから市販されている、固形分5%の、VOC
33%のエアゾールのジグリコール/CHDM/イソフ
タル酸エステル/SIPコポリマー) 対照B(National Starch and Chemical Company, ニュ
ージャージー州,ブリッジウォーターから市販されてい
る、固形分5%、無水エアゾールのVA/クロトン酸エ
ステル/ネオデカン酸ビニルコポリマー) 対照C(National Starch and Chemical Company, ニュ
ージャージー州,ブリッジウォーターから市販されてい
る、固形分5%、無水エアゾールのアクリル酸エステル
/オクチルアクリルアミドコポリマー)及び/または 対照D(National Starch and Chemical Company, ニュ
ージャージー州,ブリッジウォーターから市販されてい
る固形分5%、無水エアゾールのオクチルアクリルアミ
ド/アクリル酸エステル/メタクリル酸ブチルアミノエ
チルコポリマー)と比較した。
【0059】 配合成分 無水配合物 重量部(乾燥ベース) ポリマー 5.0 2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(AMP)a 1.0 無水エタノール 69.0 A−46炭化水素b 25.0a Angus Chemical Companyから市販されている。
【0060】b イソブタン/プロパンエアゾール溶解性 ヘアスプレー組成物中の澱粉の溶解性を配合直後及び1
2時間後の透明性を調査することによって確認した。結
果を下記表Iに示す。
【0061】
【表1】
【0062】噴霧特性 アルコールのないエアゾールの噴霧特性をAが最良の噴
霧である、A〜Fのスケールで評価した。「A」評価は
巾広の噴霧円錐、細かい噴霧、小粒径及び毛髪またはア
クチュエーター上に泡のないことを示す。「F」評価は
狭い噴霧円錐、アクチュエーターで裂け、大きい粒径
で、毛髪またはアクチュエーター上に明白な泡立ちを示
す。噴霧の平均粒径をマサセッチュ州、サウスボローの
Malvern Instruments Inc.からのMalvern Series 2600
液滴及び粒度分析によって測定した。結果を表IIに挙げ
る。
【0063】 表II ポリマー VOC%エアゾール 平均粒径(μ) 噴霧 評価 例3a 33 33.92 B 例3b 33 30.97 B高湿度(90%)カール保持 9試料の平均保持値を下記表III に挙げる。
【0064】
【表2】
【0065】すべての澱粉の例は耐湿性は対照に匹適す
る。シャンプー除去性評価 対照Cと比較したシャンプー除去性を下記表IVに記載す
る。表IV ポリマー 剛 性 フレーク 例3a = = 結果は統計上対照と等しい。テーバー剛性 表V ポリマー 対照D剛性の% 例3a 65% 対照A 72%粘着性及び乾燥時間 粘着性及び乾燥時間を対照Dと比較した。表VI ポリマー 総粘着時間 乾燥時間 例3a + + 例3aは統計的に対照より優れている(粘着性が少な
く、乾燥時間が速い)。 当初のカール垂下 組成物を相対湿度(RH)50%で試験した。
【0066】1試料当り9個の値の平均カール保持%値
を下記表Xに示す。
【0067】
【表3】
【0068】 例9−ムースにおける澱粉/ポリマーの評価 配合成分 量(g) ポリマー 3.00 Tergitol NP−9界面活性剤a 0.60 Dowicil 200b 0.20 水 88.20 噴射剤A−46c 8.00a Union Carbide から市販されているNonoryno
l−9b Dow Chemical Co.から市販されているQuarter
nium−15c イソブタン/プロパン 撹拌しながら、ポリマーをゆっくり水中に分散させた。
撹拌を継続しながらTergitolとDowicil
を加えた。得られた溶液を濾過し、エアゾール缶に充填
するのに用いた。缶に噴射剤を装填した。ポリマー 例5の澱粉 Luviskol VA64(PVP/VA 60/4
0)(BASFから市販されている) Gafquat(International Specialty Productsか
ら市販されている) 例5:Gafquatの50:50ブレンド物湿潤適合性及び感触 毛髪の湿ったスワッチ上にムースを分配し、くしでとか
した。例5の澱粉を用いる配合物の湿潤適合性及び感触
の両方共、Luviskolのものと同等であった。
【0069】例5:Gafquat50:50ブレンド
物を用いる配合物の湿潤適合性と感触の両方共、Gaf
quat単独のものと同等であった。主観的剛さ 例5の澱粉はLuviskolよりも剛さを与えた。次
にムースを2.25%及び1.5%の例5の澱粉を用い
て、除去した澱粉を置き換える水を用いて再配合した。
Luviskol(3%)を用いた比較を下記に示す。
【0070】 3%の例5 Luviskolよりも剛い 2.25%の例5 Luviskolと同じ剛さ 1.5%の例5 Luviskolより剛くない 例5:Gafquatの50:50ブレンド物の剛さは
Gafquatの剛さと同等であった。高湿度カール保持 ポリマー 平均保持(%) 例5 43.49 Gafquat 36.84 Luviskol 15.57 例10−全−自然構成化(natural texturizing )固定ローション 配合成分 重量% 相A: 脱イオン水 55.85 (1)変性ジャガイモ澱粉 1.75 (2)Brij78 2.00 相B: (3)DC345 7.50 (4)DC200 2.50 相C: (5)Lanette O 1.40 (6)Germall II 1.00 相D: プロピレングリコール 5.00 例1e 3.00 相E: 脱イオン水 20.00 100.00 INCI名称 (1)変性ジャガイモ澱粉(National Starch and Chem
ical) (2)ステアレス(Stearreth )−20(ICI Surfacta
nts ) (3)シクロメチコーン(Cyclomethicone, Dow Cornin
g ) (4)ジメチコーン(Dimethicone, Dow Corning) (5)セテアリールアルコール(Henkel) (6)ジアゾリジニル尿素(Sutton Labs ) 手順 変性ジャガイモ澱粉を冷水に加え、2分間混合した。澱
粉溶液を中位の速度で混合しながら80℃に加熱した。
混合を80℃で25分間継続した。Brij78を加
え、溶解するまで混合した。B相を予備混合し、高速度
(8,000〜10,000RPM )でA相を加えた。8
0℃でLanette Oを加え、次いでGermal
l IIを加えた。D相を予備混合し、次いで、D相にE
相を加え、十分に混合した。DE相をABC相に加え、
約10〜15分間混合を継続した。
フロントページの続き (72)発明者 マシュー ジェイ.ヘンリー アメリカ合衆国,インディアナ 46143, グリーンウッド,ダービーシャー ドライ ブ 1427 (72)発明者 ポール エー.アルティエリ アメリカ合衆国,ニュージャージー 08502,ベル ミード,ウィギンズ レー ン 9 (72)発明者 メリッサ ジェイ.ビテイル アメリカ合衆国,ニュージャージー 08536,プレインズボロ,ハンターズ グ レン ドライブ 1014 (72)発明者 マリア トルチンスキー アメリカ合衆国,ニュージャージー 08854,ピスカタウェイ,ファームランド コート 6 (72)発明者 ダニエル ビー.ソラレク アメリカ合衆国,ニュージャージー 08502,ベル ミード,バークシャー コ ート 79 (72)発明者 イアン ダブリュ.コットレル アメリカ合衆国,ニュージャージー 08540,プリンストン,ウィンダム コー ト 166

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛髪化粧用組成物であって、 a)固定有効量の非イオン誘導体化澱粉、 b)約5〜約55%の噴射剤、 c)約50%までの溶剤及び d)水 を含む前記組成物。
  2. 【請求項2】 毛髪化粧用組成物であって、 a)プロピレンオキシド変性ハイアミロース澱粉をポリ
    ビニルピロリドン(PVP)とともにスラリー化し、ジ
    ェットクックし、噴霧乾燥することにより調製された、
    固定有効量の前記変性澱粉とPVPとの混合物、 b)約5〜約55%の噴射剤、 c)約50%までの溶剤及び d)水 を含む前記組成物。
  3. 【請求項3】 前記澱粉がハイアミロース澱粉であっ
    て、プロピレンオキシドを用いて非イオン誘導体化され
    ている、請求項1または2の組成物。
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