JPH11334918A - 紙葉類処理装置 - Google Patents

紙葉類処理装置

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JPH11334918A
JPH11334918A JP14690198A JP14690198A JPH11334918A JP H11334918 A JPH11334918 A JP H11334918A JP 14690198 A JP14690198 A JP 14690198A JP 14690198 A JP14690198 A JP 14690198A JP H11334918 A JPH11334918 A JP H11334918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
sheet
paper sheet
feeding
paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP14690198A
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English (en)
Inventor
Yoshio Fukutome
善雄 福留
Riichi Kato
利一 加藤
Shinji Shibata
伸二 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】正常な紙幣として紙葉堆積・繰出し機構内に堆
積される紙幣に変形(折れぐせ,破れ等)があった場
合、堆積部内で紙幣長手方向で著しくシフトし、紙幣堆
積状態が悪くなり、繰出し動作時に安定に繰出すことが
できなくなる。 【解決手段】紙葉群を繰出しローラと送り出しローラ側
に押すように構成することで、堆積部内で紙幣長手方向
で著しくシフトし、紙幣堆積状態が悪くなっている紙葉
でも良好に繰出せるようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣等の紙葉類を
取扱う装置に係わり、特に順次供給される紙葉類を収納
する堆積手段と必要に応じて紙葉類を1枚ずつ繰出す繰
出し機構とを備えた紙葉類取扱装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の紙幣入出金機は、金種別の複数の
金庫(例:千円紙幣専用金庫,万円紙幣専用金庫)と、
この金庫から選択的に必要とする紙幣を搬送する主搬送
路と、この主搬送路からゲートにより切り替えられた紙
幣を一時的に堆積してから1枚ずつ繰出し送出する紙幣
堆積・繰出し機構と、紙幣の鑑別機構で構成されてい
る。この紙葉堆積・繰出し機構は、例えば、特開平6−3
36375 号公報に示すように、取引毎に紙幣堆積・繰出し
を行うものであり、その堆積部の大きさは、紙幣(日本
の千円,五千円,一万円の各紙幣は、短手寸法は76mm
で同一、長手寸法は千円で150mm,五千円で155m
m,一万円で160mmと異なる)の短手寸法より数mm大
きく、長手寸法は搬送時の紙幣の傾きやシフトを考慮し
て、約1,2割程度大きくしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】正常な紙幣として紙葉
堆積・繰出し機構内に堆積される紙幣に変形(折れぐ
せ,破れ等)があった場合、堆積部内で紙幣長手方向で
著しくシフトし、紙幣堆積状態が悪くなり、繰出し動作
時に安定に繰出すことができなくなる。
【0004】本発明の目的は、どのような紙幣堆積状態
でも良好な紙葉堆積・繰出しが可能となる紙葉処理装置
を実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は1枚ずつ搬送されてくる紙葉を羽根付ロー
ラの回転によって順次収納堆積し、これら収納堆積して
いる紙葉を繰出しローラと送り出しローラの回転と、送
り出しローラと軸方向にずれて対向してオーバーラップ
部を構成する搬送方向に回転しない分離ローラを備える
繰出し機構により、紙葉を1枚ずつ順次送り出す紙葉堆
積・繰出し機構において、分離ローラ近傍に回転可能な
羽根付ローラを設け、繰出し動作中にこれを回転させ
て、紙葉群を繰出しローラと送り出しローラ側に押すよ
うに構成することで、堆積部内で紙幣長手方向で著しく
シフトし、紙幣堆積状態が悪くなっている紙葉でも良好
に繰出せる特徴がある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。図1は、本発明を適用した紙
葉分離状態を示してある。図2は紙葉堆積・繰出し機構
の主要部の軸方向ローラ配置を、図3は紙葉堆積状態
を、図4は堆積部内で紙幣長手方向で著しくシフトし、
紙葉堆積状態が悪くなっている紙葉の分離状態をそれぞ
れ示してある。
【0007】紙葉処理装置の紙葉堆積・繰出し機構の主
要部について、図1,図2を用いて説明する。紙葉群3
を堆積収納する収納箱は、ガイド板33,ゲートローラ
ガイド部材4,上下動可能な底板2で構成してある。収
納堆積している紙葉群の最上位にある紙葉から、順次、
1枚ずつ紙葉を分離する分離機構は、ローラ円周上の一
部に高摩擦係数部材(例えば、ゴム部材)11aを有す
る繰出しローラ11を軸10に軸方向に4ケ配設し、該
繰出しローラ11の高摩擦係数部材11aによって繰出
される1枚あるいは複数枚の紙葉を1枚ずつに分離する
ために、ローラ円周上の一部に高摩擦係数部材(例え
ば、ゴム部材)7aとローラ円周上に高摩擦係数部材
(例えば、ゴム部材)7bを有する送り出しローラ7を
軸9に配設するとともに、送り出しローラ7に軸方向に
ずれて対向してオーバーラップ部を構成する搬送方向に
回転しない分離ローラ5(ワンウェイクラッチ内蔵)を
軸23に4ケ配設して構成してある。
【0008】また、図2に示すように、分離ローラ5と
対向してオーバーラップ部を構成する送り出しローラ7
の高摩擦係数部材7bと対向する位置にピンチローラ6
を設けてある。送り出しローラ7の高摩擦係数部材7b
は、ピンチローラ6との圧接挟持力によって、オーバー
ラップ部で1枚に分離された紙葉を、ガイド27と送り
出しローラ7との隙間に沿って搬送し、下流の搬送路に
搬送するためのものである。送り出しローラ7の両外側
には、ガイドローラ8を設けてある。
【0009】検知センサSは、送り出しローラ7と分離
ローラ5で構成するオーバーラップ部から送り出しロー
ラ7の高摩擦係数部材7bとピンチローラ6の挟持点と
の間に設けてあり、繰出す紙葉の枚数を検知するための
ものである。軸50には、円周上に等ピッチで取り付い
た複数枚の弾性部材を有する堆積紙葉押出用羽根付ロー
ラ51を2ケ所に取り付けてあり、駆動用モータM3に
よってタイミングプーリ,タイミングベルトを介して駆
動され、その弾性部を有する羽根部で紙葉群を上方の繰
出しローラ11,送り出しローラ7に押し付けるように
なっている。
【0010】一方、軸25に設けたスタックローラ22
は、ローラ円周上に高摩擦係数部材(例えば、ゴム部
材)を有するローラであり、駆動用モータM2によって
タイミングプーリ,タイミングベルトを介して駆動され
ており、対向圧接しているローラ30を駆動している。
軸32には、ローラ30と円周上に等ピッチで取り付い
た複数枚の弾性体を有する羽根付きローラ31を5ケ所
に取り付けてある。ローラ30は進入してくる紙葉に搬
送力を付与するために、羽根付きローラ31は紙葉に変
形を付与しスタックガイド13に紙葉を押し当てるとと
もに、紙葉の後端を確実に落下させるものである。スタ
ックガイド13は、図1の紙葉繰出し動作、図3に示す
紙葉堆積動作の二つの位置に切り替えるため、図示して
いない駆動手段によって軸25を支点に部材24を介し
て可動できる。
【0011】分離機構の駆動力は、図2に示すように、
駆動用モータM1からタイミングプーリとタイミングベ
ルトを介して軸9へ、軸9からタイミングプーリとタイ
ミングベルトを介して軸10へと伝達される。この際、
繰出しローラ11の高摩擦係数部材11aと送り出しロ
ーラ7の高摩擦係数部材7aの高摩擦係数部材先端位置
の位相は、ほぼ同期するようにしてある。
【0012】軸14に設けた切り替えゲート12は、図
示していないソレノイドの動作によって、分離状態,搬
送状態で図1の位置,収納堆積状態で図3の位置に切り
替わる。スタックガイド13は、分離状態時には図1に
示すようにほぼ水平位置にあり、繰出しローラ11によ
る紙葉の繰出しのガイドをしている。また、収納堆積時
には図3に示すように適切な傾斜角度に切り替わり、ス
タックローラ22とガイド34の隙間を搬送され、スタ
ックローラ22とローラ30の挟持力によって搬送され
てくる紙葉P2を収納部へ安定に堆積するための進入用
ガイドとなっている。
【0013】モータM2からの回転駆動力がタイミング
ベルトを介して伝達されているスタックローラ22に
は、対向圧接している搬送用プーリ16を設けてある。
搬送ローラ20もモータM2からの回転駆動力がタイミ
ングベルトを介して伝達されており、ここにも対向圧接
している搬送用プーリ16を設けてある。スタックロー
ラ22と搬送用プーリ16,搬送ローラ20と搬送用プ
ーリ16の紙葉挟持点間を上側搬送ガイド24,下側搬
送ガイド25で案内して搬送部を構成している。
【0014】次に本実施例の動作について、図1から図
4を用いて説明する。図1に示す紙葉分離動作は以下の
通りである。収納箱の底板2上の堆積収納状態にある紙
葉群3は、図示していない底板駆動用モータによる底板
2の上昇動作によって、紙葉群3の最上部の紙葉が繰出
しローラ11に当接し、繰出しローラ11に一定の押圧
力が加わったことを図示していないセンサで検知して、
底板2の上昇動作を一時停止する。分離機構駆動モータ
M1の駆動によって繰出しローラ11の高摩擦係数部材
11aが、収納堆積している紙葉群の最上位付近の1枚
あるいは複数枚の紙葉を、繰出しローラ11と同一方向
に同期回転している送り出しローラ7と搬送方向に回転
しない分離ローラ5で構成するオーバーラップ部に送り
込み、ここで1枚ずつに分離される。
【0015】ここで、分離機構駆動モータM1の駆動と
同時に、堆積紙葉押出用羽根付ローラ51の駆動用モー
タM3を駆動して、堆積紙葉押出用羽根付ローラ51
が、当接する紙葉群端部を繰出しローラと送り出しロー
ラ側に押出し、紙葉堆積状態を修正して、紙葉の良好な
繰出しができるように作用する。
【0016】図4には、特に悪い条件の紙葉堆積状態で
の堆積紙葉押出用羽根付ローラ51の動作状態を示して
ある。短手4つ折れぐせ紙葉が両側板35の間でシフト
して堆積されていても、堆積紙葉押出用羽根付ローラ5
1の回転によって、紙葉の端部が、矢印で示すように実
線の状態から破線の状態となり、良好な繰出し動作が可
能となる。1枚に分離された紙葉は、ローラ7bとピン
チローラ6で挟持,搬送され、下流の搬送ローラ20と
圧接する搬送用ローラ16で構成してある搬送路に受け
渡される。
【0017】図3に示す収納堆積の動作は以下のとおり
である。図1の分離動作状態から図3のようにスタック
ガイド13が傾斜し、繰出しローラ11がスタックガイ
ド13から突出しない位置となり、収納堆積状態に切り
替わる。紙葉収納堆積時には、スタックローラ22と搬
送用ローラ16の搬送路から、切り替えゲート12の動
作によって収納堆積側に切り替わっている搬送路に、1
枚ずつ搬送されてくる紙葉P2を搬送し、紙葉挟持最終
点から収納部への紙葉進入を妨げないように傾斜した状
態にあるスタックガイド13に沿って紙葉の収納部に搬
送される。
【0018】この時、羽根付ローラ31は、紙葉の収納
部への進入時の変形と紙葉後端のたたき落としを行い、
先行紙葉の後端と後続紙葉の先端との干渉を発生するこ
となく、紙葉の収納堆積を行う役目をしている。収納堆
積動作中は、紙葉群の最上部位置を最適に保つために、
傾斜した状態にあるスタックガイド13の下端をセンサ
で検知し、この結果に応じて底板2の位置を制御してい
る。この時、堆積紙葉押出し用羽根付きローラ51は駆
動していない。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、正常な紙幣として紙葉
堆積・繰出し機構内に堆積される紙幣に変形(折れぐ
せ,破れ等)があり、堆積部内で紙幣長手方向で著しく
シフトし、紙幣堆積状態が悪くなっていても、分離ロー
ラ近傍に回転可能な羽根車付ローラを設け、繰出し動作
中にこれを回転させて、紙葉群を繰出しローラと送り出
しローラ側に押すように構成することで、堆積部内で紙
幣長手方向の悪い紙幣堆積状態を改善できるので、繰出
し性能の良好な紙葉堆積・繰出し機構を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である紙葉堆積・繰出し機構の
正面図。
【図2】図1の紙葉堆積・繰出し機構の部材の配置図。
【図3】図1の紙葉堆積動作の説明する正面図。
【図4】図1の堆積紙葉押出用羽根付ローラ51の動作
を説明する構成図。
【符号の説明】
5…分離ローラ、6…ピンチローラ、7…送り出しロー
ラ、11…繰出しローラ、13…スタックガイド、22
…スタックローラ、31…羽根付ローラ、51…堆積紙
葉押出用羽根付ローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉を収納する収納箱と、前記紙葉を搬送
    する搬送部と、前記搬送部によって1枚ずつ搬送されて
    くる前記紙葉を順次、収納するための回転する収納用羽
    根付ローラを有する収納部と、これら収納堆積している
    紙葉を1枚ずつ分離するために、繰出しローラと送り出
    しローラの回転と、前記送り出しローラと軸方向にずれ
    て対向してオーバーラップ部を構成する搬送方向に回転
    しない分離ローラを備える分離部とで構成される紙葉堆
    積・繰出し機構において、分離ローラ近傍で収納堆積し
    ている紙葉群の端部を繰出しローラと送り出しローラ側
    に押圧する回転可能な堆積紙葉押出用羽根付ローラを設
    け、繰出し動作中にこれを回転させて、紙葉群を繰出し
    ローラと送り出しローラ側に押すように構成することを
    特徴とする紙葉類処理装置。
JP14690198A 1998-05-28 1998-05-28 紙葉類処理装置 Pending JPH11334918A (ja)

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JP14690198A JPH11334918A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 紙葉類処理装置

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JP14690198A JPH11334918A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 紙葉類処理装置

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JPH11334918A true JPH11334918A (ja) 1999-12-07

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ID=15418139

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JP14690198A Pending JPH11334918A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 紙葉類処理装置

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