JPH11334793A - 殺菌装置 - Google Patents
殺菌装置Info
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- JPH11334793A JPH11334793A JP11111050A JP11105099A JPH11334793A JP H11334793 A JPH11334793 A JP H11334793A JP 11111050 A JP11111050 A JP 11111050A JP 11105099 A JP11105099 A JP 11105099A JP H11334793 A JPH11334793 A JP H11334793A
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- light
- cap
- container
- filler
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- Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】キャップシーマーによりキャップが装着される
容器の殺菌に好適なものであって、容器のキャップによ
り閉じられる開口部が適正かつ確実に殺菌できる殺菌装
置を提供する。 【解決手段】キャップシーマー６０によりキャップが装
着される容器２０が搬送される生産ラインに配置される
殺菌装置であって、その容器２０内に所望の内容物３０
を充填させるフィラー４０に設けられた内容物の充填口
５０に対して、赤外線領域または紫外線領域に属する波
長の光を照射させる光照射手段１，７，９を設ける。
容器の殺菌に好適なものであって、容器のキャップによ
り閉じられる開口部が適正かつ確実に殺菌できる殺菌装
置を提供する。 【解決手段】キャップシーマー６０によりキャップが装
着される容器２０が搬送される生産ラインに配置される
殺菌装置であって、その容器２０内に所望の内容物３０
を充填させるフィラー４０に設けられた内容物の充填口
５０に対して、赤外線領域または紫外線領域に属する波
長の光を照射させる光照射手段１，７，９を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料等の内容物が
容器内に充填される際や充填の前後において使用される
のに好適な殺菌装置に関する。
容器内に充填される際や充填の前後において使用される
のに好適な殺菌装置に関する。
【０００２】本発明は、飲料等の内容物が容器内に充填
される際や充填の前後において使用されるのに好適な殺
菌装置に関し、内容物充填用の充填機に設けられた充填
口または容器のキャップにより閉じられる開口部に対し
て、赤外線領域または紫外線領域に属する波長の光を照
射させる構成とすることにより、充填機の充填口または
容器の開口部の殺菌が適正かつ確実に行えるようにした
ものである。
される際や充填の前後において使用されるのに好適な殺
菌装置に関し、内容物充填用の充填機に設けられた充填
口または容器のキャップにより閉じられる開口部に対し
て、赤外線領域または紫外線領域に属する波長の光を照
射させる構成とすることにより、充填機の充填口または
容器の開口部の殺菌が適正かつ確実に行えるようにした
ものである。
【０００３】
【従来の技術】コンベア等により、ペットボトル等の容
器が複数移送され、その移送ライン上でフィラー（回転
充填機）の充填口から、飲料等の内容物が順次ペットボ
トル内に充填される生産ラインが知られている。
器が複数移送され、その移送ライン上でフィラー（回転
充填機）の充填口から、飲料等の内容物が順次ペットボ
トル内に充填される生産ラインが知られている。
【０００４】この場合、内容物、ペットボトル、あるい
はその蓋体となるキャップは、熱処理等により殺菌され
て、いわゆる無菌充填が行われる。
はその蓋体となるキャップは、熱処理等により殺菌され
て、いわゆる無菌充填が行われる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、充填機
の充填口に対しては、温水がかけられる程度で適正な殺
菌が行われておらず、そのため確実で衛生的な充填が行
えなくなるおそれがあった。
の充填口に対しては、温水がかけられる程度で適正な殺
菌が行われておらず、そのため確実で衛生的な充填が行
えなくなるおそれがあった。
【０００６】本発明の目的は、キャップシーマーにより
キャップが装着される容器の殺菌に好適なものであっ
て、充填機の充填口または容器のキャップにより閉じら
れる開口部が適正かつ確実に殺菌できる殺菌装置を提供
することにある。
キャップが装着される容器の殺菌に好適なものであっ
て、充填機の充填口または容器のキャップにより閉じら
れる開口部が適正かつ確実に殺菌できる殺菌装置を提供
することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る殺菌装置は、キャップシーマー６０に
よりキャップが装着される容器２０が搬送される生産ラ
インに配置される殺菌装置であって、上記容器２０内に
所望の内容物３０を所望の容器２０内に充填させる充填
機４０に設けられた内容物の充填口５０に対して、赤外
線領域または紫外線領域に属する波長の光を照射させる
光照射手段１，７，９を有することを特徴とする。
に、本発明に係る殺菌装置は、キャップシーマー６０に
よりキャップが装着される容器２０が搬送される生産ラ
インに配置される殺菌装置であって、上記容器２０内に
所望の内容物３０を所望の容器２０内に充填させる充填
機４０に設けられた内容物の充填口５０に対して、赤外
線領域または紫外線領域に属する波長の光を照射させる
光照射手段１，７，９を有することを特徴とする。
【０００８】本発明に係る殺菌装置では、飲料等の内容
物が充填される生産ラインに配置される充填機に設けら
れた充填口または生産ラインを搬送される容器のキャッ
プにより閉じられる開口部に対して、赤外線領域または
紫外線領域に属する波長の光が、光照射手段から照射さ
れる。
物が充填される生産ラインに配置される充填機に設けら
れた充填口または生産ラインを搬送される容器のキャッ
プにより閉じられる開口部に対して、赤外線領域または
紫外線領域に属する波長の光が、光照射手段から照射さ
れる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る殺菌装置の好
適な実施例を、図面に基づいて説明する。
適な実施例を、図面に基づいて説明する。
【００１０】図１には、ペットボトル（容器）２０に飲
料（内容物）３０が、充填機としてのフィラー４０によ
り充填される生産ラインが模式的に示されている。
料（内容物）３０が、充填機としてのフィラー４０によ
り充填される生産ラインが模式的に示されている。
【００１１】同図において、ペットボトル２０は、図中
右側から左側にベルトコンベア等で移送ラインＰに沿っ
て移送される。
右側から左側にベルトコンベア等で移送ラインＰに沿っ
て移送される。
【００１２】そして、フィラー４０の直下まで移送され
ると、フィラー４０の周方向（矢印Ｑ方向）に沿って回
転されつつ、充填口としての充填ノズル５０から飲料３
０が充填され、１回転で所望量の飲料３０が充填され
る。
ると、フィラー４０の周方向（矢印Ｑ方向）に沿って回
転されつつ、充填口としての充填ノズル５０から飲料３
０が充填され、１回転で所望量の飲料３０が充填され
る。
【００１３】飲料３０が充填されたペットボトル２０
は、キャップシーマー６０の配置位置まで移送され、キ
ャップシーマー６０によりキャップ（図示せず）が装着
される。
は、キャップシーマー６０の配置位置まで移送され、キ
ャップシーマー６０によりキャップ（図示せず）が装着
される。
【００１４】ここで、フィラー４０のうち、ペットボト
ル２０が搬送されない空き領域７０の下方には、集光レ
ンズ等からなる光照射部１が複数設けられており、光照
射部１は、本体１ａと、本体１ａに光が伝送される光フ
ァイバＦとを有している。
ル２０が搬送されない空き領域７０の下方には、集光レ
ンズ等からなる光照射部１が複数設けられており、光照
射部１は、本体１ａと、本体１ａに光が伝送される光フ
ァイバＦとを有している。
【００１５】そして、本体１ａには、赤外線領域（遠赤
外線領域を含む）、または紫外線領域に属する波長の光
が伝送され、伝送された光は本体１ａから充填ノズル５
０に照射される。
外線領域を含む）、または紫外線領域に属する波長の光
が伝送され、伝送された光は本体１ａから充填ノズル５
０に照射される。
【００１６】この場合、赤外線と紫外線のうち、いずれ
か一方が照射される構成、赤外線照射と紫外線照射とが
同時に行われる構成など、照射させる光の波長は適宜選
択することができる。
か一方が照射される構成、赤外線照射と紫外線照射とが
同時に行われる構成など、照射させる光の波長は適宜選
択することができる。
【００１７】なお、赤外線の照射では、充填ノズル５０
の温度が上昇され、その熱により殺菌が行われる一方、
紫外線の照射では、短波長の光により、細菌が直接死滅
する。
の温度が上昇され、その熱により殺菌が行われる一方、
紫外線の照射では、短波長の光により、細菌が直接死滅
する。
【００１８】また、本実施例では、フィラー４０の前段
と後段とにも光照射部１が設けられ、板状部材３に固定
された複数の本体１ａから、飲料充填前と充填後のペッ
トボトル２０（特に、キャップが取り付けられる開口
部、例えば口部あるいはネジ部）に対して光が照射され
て殺菌される。
と後段とにも光照射部１が設けられ、板状部材３に固定
された複数の本体１ａから、飲料充填前と充填後のペッ
トボトル２０（特に、キャップが取り付けられる開口
部、例えば口部あるいはネジ部）に対して光が照射され
て殺菌される。
【００１９】この場合、前段と後段の光照射部１に伝送
される光の光源は、光照射手段としての赤外線発生器
７、同じく光照射手段としての紫外線発生器９を兼用す
ると、光源の管理が容易となるなどの利点があるが、場
合によっては光源を別個とすることも好適である。
される光の光源は、光照射手段としての赤外線発生器
７、同じく光照射手段としての紫外線発生器９を兼用す
ると、光源の管理が容易となるなどの利点があるが、場
合によっては光源を別個とすることも好適である。
【００２０】また、フィラー４０の前段に設けられる光
照射部１は、殺菌効果等を考慮した長さに渡って設けら
れる一方、後段の光照射部１は、フィラー４０の後段近
傍からキャップシーマー６０の直前位置まで設けると好
適である。
照射部１は、殺菌効果等を考慮した長さに渡って設けら
れる一方、後段の光照射部１は、フィラー４０の後段近
傍からキャップシーマー６０の直前位置まで設けると好
適である。
【００２１】以上説明したように、本実施例では、光照
射部１から、赤外線、または紫外線が充填ノズル５０に
照射されるので、充填ノズル５０の殺菌処理が適正かつ
確実に行われる。
射部１から、赤外線、または紫外線が充填ノズル５０に
照射されるので、充填ノズル５０の殺菌処理が適正かつ
確実に行われる。
【００２２】その結果、充填ノズル５０が殺菌されてい
ないという問題が解消され、飲料３０の無菌充填が、高
い信頼度で行える。
ないという問題が解消され、飲料３０の無菌充填が、高
い信頼度で行える。
【００２３】また、ペットボトル２０の口部やネジ部等
の開口部２０ａが、フィラー４０の前段と後段とで殺菌
されるので、無菌または無菌に近い状態での充填作業を
行うことができ、飲料充填の信頼度は更に高いものとな
る。
の開口部２０ａが、フィラー４０の前段と後段とで殺菌
されるので、無菌または無菌に近い状態での充填作業を
行うことができ、飲料充填の信頼度は更に高いものとな
る。
【００２４】加えて、従来のようなレトルト殺菌処理
（特に、缶、ビンなど）等が不要となるため、省エネル
ギー化、作業性の向上、を図ることが可能となる。
（特に、缶、ビンなど）等が不要となるため、省エネル
ギー化、作業性の向上、を図ることが可能となる。
【００２５】なお、上記実施例では、光ファイバーＦに
より光が伝送される構成とされているが、本体１ａに半
導体レーザ装置を直接取り付け、その半導体レーザ装置
のレーザ光（赤外線領域、または紫外線領域の波長を有
する）が本体１ａから発射される構成でも良い。更に、
光照射手段としては、赤外線ランプまたは紫外線ランプ
を用いることもできる。
より光が伝送される構成とされているが、本体１ａに半
導体レーザ装置を直接取り付け、その半導体レーザ装置
のレーザ光（赤外線領域、または紫外線領域の波長を有
する）が本体１ａから発射される構成でも良い。更に、
光照射手段としては、赤外線ランプまたは紫外線ランプ
を用いることもできる。
【００２６】また、本発明は、缶、ビン等の容器に内容
物が充填される場合（缶またはビン等の容器充填システ
ム）にも適用することができる。
物が充填される場合（缶またはビン等の容器充填システ
ム）にも適用することができる。
【００２７】
【発明の効果】以上の説明で理解されるように、本発明
に係る殺菌装置では、飲料等の内容物が充填される生産
ラインに配置される充填機に設けられた充填口または生
産ラインを搬送される容器のキャップにより閉じられる
開口部に対して、赤外線領域または紫外線領域に属する
波長の光が、光照射手段から照射される。従って、充填
口または開口部は、赤外線による熱または紫外線により
適正かつ確実に殺菌されるので、飲料充填の信頼性が向
上される。
に係る殺菌装置では、飲料等の内容物が充填される生産
ラインに配置される充填機に設けられた充填口または生
産ラインを搬送される容器のキャップにより閉じられる
開口部に対して、赤外線領域または紫外線領域に属する
波長の光が、光照射手段から照射される。従って、充填
口または開口部は、赤外線による熱または紫外線により
適正かつ確実に殺菌されるので、飲料充填の信頼性が向
上される。
【図１】本発明に係る殺菌装置の好適な実施例の全体概
略構成図である。
略構成図である。
１ 光照射部、 ７ 赤外線発生器（光照射手段）、
９ 紫外線発生器（光照射手段）、 ２０ ペットボト
ル（容器）、 ２０ａ 開口部、 ４０ フィラー（充
填機）、 ５０ 充填ノズル（充填口）、 Ｆ 光ファ
イバー
９ 紫外線発生器（光照射手段）、 ２０ ペットボト
ル（容器）、 ２０ａ 開口部、 ４０ フィラー（充
填機）、 ５０ 充填ノズル（充填口）、 Ｆ 光ファ
イバー
【手続補正書】
【提出日】平成１１年５月１１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 殺菌装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料等の内容物が
容器内に充填される際において使用されるのに好適な殺
菌装置に関する。
容器内に充填される際において使用されるのに好適な殺
菌装置に関する。
【０００２】本発明は、飲料等の内容物が容器内に充填
されるときに使用されるのに好適な殺菌装置に関し、回
転充填機に設けられた内容物を充填するための充填口に
対して、赤外線領域または紫外線領域に属する波長の光
を照射させる光照射手段を設ける構成とすることによ
り、回転充填機の充填口の殺菌が適正かつ確実に行える
ようにしたものである。
されるときに使用されるのに好適な殺菌装置に関し、回
転充填機に設けられた内容物を充填するための充填口に
対して、赤外線領域または紫外線領域に属する波長の光
を照射させる光照射手段を設ける構成とすることによ
り、回転充填機の充填口の殺菌が適正かつ確実に行える
ようにしたものである。
【０００３】
【従来の技術】コンベア等により、ペットボトル等の容
器が複数移送され、その移送ライン上でフィラー（回転
充填機）の充填口から、飲料等の内容物が順次ペットボ
トル内に充填される生産ラインが知られている。
器が複数移送され、その移送ライン上でフィラー（回転
充填機）の充填口から、飲料等の内容物が順次ペットボ
トル内に充填される生産ラインが知られている。
【０００４】この場合、内容物、ペットボトル、あるい
はその蓋体となるキャップは、熱処理等により殺菌され
て、いわゆる無菌充填が行われる。
はその蓋体となるキャップは、熱処理等により殺菌され
て、いわゆる無菌充填が行われる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回転充
填機の充填口に対しては、温水がかけられる程度で適正
な殺菌が行われておらず、そのため確実で衛生的な充填
が行えなくなるおそれがあった。
填機の充填口に対しては、温水がかけられる程度で適正
な殺菌が行われておらず、そのため確実で衛生的な充填
が行えなくなるおそれがあった。
【０００６】本発明の目的は、キャップシーマーにより
キャップが装着される容器の殺菌に好適なものであっ
て、回転充填機の充填口が適正かつ確実に殺菌できる殺
菌装置を提供することにある。
キャップが装着される容器の殺菌に好適なものであっ
て、回転充填機の充填口が適正かつ確実に殺菌できる殺
菌装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る殺菌装置は、キャップシーマー６０に
よりキャップが装着される容器２０が搬送される生産ラ
インに配置される殺菌装置であって、容器２０内に所望
の内容物３０を充填させるための複数の充填口５０を有
し且つ回転して容器２０を連れ回しながら略１回転でそ
の容器２０に所定量の内容物３０を充填させる回転充填
機４０の充填口５０に対して、赤外線領域または紫外線
領域に属する波長の光を照射させる光照射手段１，７，
９を有し、この光照射手段１，７，９は、回転充填機４
０の回転軌跡上における容器２０が搬送されない空き領
域７０に設けたことを特徴としている。
に、本発明に係る殺菌装置は、キャップシーマー６０に
よりキャップが装着される容器２０が搬送される生産ラ
インに配置される殺菌装置であって、容器２０内に所望
の内容物３０を充填させるための複数の充填口５０を有
し且つ回転して容器２０を連れ回しながら略１回転でそ
の容器２０に所定量の内容物３０を充填させる回転充填
機４０の充填口５０に対して、赤外線領域または紫外線
領域に属する波長の光を照射させる光照射手段１，７，
９を有し、この光照射手段１，７，９は、回転充填機４
０の回転軌跡上における容器２０が搬送されない空き領
域７０に設けたことを特徴としている。
【０００８】本発明に係る殺菌装置では、飲料等の内容
物が充填される生産ラインに配置される回転充填機に設
けられた充填口に対して、光照射手段から赤外線領域ま
たは紫外線領域に属する波長の光が照射される。
物が充填される生産ラインに配置される回転充填機に設
けられた充填口に対して、光照射手段から赤外線領域ま
たは紫外線領域に属する波長の光が照射される。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る殺菌装置の好
適な実施例を、図面に基づいて説明する。
適な実施例を、図面に基づいて説明する。
【００１０】図１には、ペットボトル（容器）２０に飲
料（内容物）３０が、回転充填機としてのフィラー４０
により充填される生産ラインが模式的に示されている。
料（内容物）３０が、回転充填機としてのフィラー４０
により充填される生産ラインが模式的に示されている。
【００１１】同図において、ペットボトル２０は、図中
右側から左側にベルトコンベア等で移送ラインＰに沿っ
て移送される。
右側から左側にベルトコンベア等で移送ラインＰに沿っ
て移送される。
【００１２】そして、フィラー４０の直下まで移送され
ると、フィラー４０の周方向（矢印Ｑ方向）に沿って回
転されつつ、充填口としての充填ノズル５０から飲料３
０が充填され、１回転で所望量の飲料３０が充填され
る。
ると、フィラー４０の周方向（矢印Ｑ方向）に沿って回
転されつつ、充填口としての充填ノズル５０から飲料３
０が充填され、１回転で所望量の飲料３０が充填され
る。
【００１３】飲料３０が充填されたペットボトル２０
は、キャップシーマー６０の配置位置まで移送され、キ
ャップシーマー６０によりキャップ（図示せず）が装着
される。
は、キャップシーマー６０の配置位置まで移送され、キ
ャップシーマー６０によりキャップ（図示せず）が装着
される。
【００１４】ここで、フィラー４０の回転軌跡上におけ
るペットボトル２０が搬送されない空き領域７０の下方
には、集光レンズ等からなる光照射部１が複数設けられ
ており、光照射部１は、本体１ａと、本体１ａに光が伝
送される光ファイバＦとを有している。
るペットボトル２０が搬送されない空き領域７０の下方
には、集光レンズ等からなる光照射部１が複数設けられ
ており、光照射部１は、本体１ａと、本体１ａに光が伝
送される光ファイバＦとを有している。
【００１５】そして、本体１ａには、赤外線領域（遠赤
外線領域を含む）、または紫外線領域に属する波長の光
が伝送され、伝送された光は本体１ａから充填ノズル５
０に照射される。
外線領域を含む）、または紫外線領域に属する波長の光
が伝送され、伝送された光は本体１ａから充填ノズル５
０に照射される。
【００１６】この場合、赤外線と紫外線のうち、いずれ
か一方が照射される構成、赤外線照射と紫外線照射とが
同時に行われる構成など、照射させる光の波長は適宜選
択することができる。
か一方が照射される構成、赤外線照射と紫外線照射とが
同時に行われる構成など、照射させる光の波長は適宜選
択することができる。
【００１７】なお、赤外線の照射では、充填ノズル５０
の温度が上昇され、その熱により殺菌が行われる一方、
紫外線の照射では、短波長の光により、細菌が直接死滅
する。
の温度が上昇され、その熱により殺菌が行われる一方、
紫外線の照射では、短波長の光により、細菌が直接死滅
する。
【００１８】また、本実施例では、フィラー４０の前段
と後段とにも光照射部１が設けられ、板状部材３に固定
された複数の本体１ａから、飲料充填前と充填後のペッ
トボトル２０（特に、キャップが取り付けられる開口
部、例えば口部あるいはネジ部）に対して光が照射され
て殺菌される。
と後段とにも光照射部１が設けられ、板状部材３に固定
された複数の本体１ａから、飲料充填前と充填後のペッ
トボトル２０（特に、キャップが取り付けられる開口
部、例えば口部あるいはネジ部）に対して光が照射され
て殺菌される。
【００１９】この場合、前段と後段の光照射部１に伝送
される光の光源は、光照射手段としての赤外線発生器
７、同じく光照射手段としての紫外線発生器９を兼用す
ると、光源の管理が容易となるなどの利点があるが、場
合によっては光源を別個とすることも好適である。
される光の光源は、光照射手段としての赤外線発生器
７、同じく光照射手段としての紫外線発生器９を兼用す
ると、光源の管理が容易となるなどの利点があるが、場
合によっては光源を別個とすることも好適である。
【００２０】また、フィラー４０の前段に設けられる光
照射部１は、殺菌効果等を考慮した長さに渡って設けら
れる一方、後段の光照射部１は、フィラー４０の後段近
傍からキャップシーマー６０の直前位置まで設けると好
適である。
照射部１は、殺菌効果等を考慮した長さに渡って設けら
れる一方、後段の光照射部１は、フィラー４０の後段近
傍からキャップシーマー６０の直前位置まで設けると好
適である。
【００２１】以上説明したように、本実施例では、光照
射部１から、赤外線、または紫外線が充填ノズル５０に
照射されるので、充填ノズル５０の殺菌処理が適正かつ
確実に行われる。
射部１から、赤外線、または紫外線が充填ノズル５０に
照射されるので、充填ノズル５０の殺菌処理が適正かつ
確実に行われる。
【００２２】その結果、充填ノズル５０が殺菌されてい
ないという問題が解消され、飲料３０の無菌充填が、高
い信頼度で行える。
ないという問題が解消され、飲料３０の無菌充填が、高
い信頼度で行える。
【００２３】また、ペットボトル２０の口部やネジ部等
の開口部２０ａが、フィラー４０の前段と後段とで殺菌
されるので、無菌または無菌に近い状態での充填作業を
行うことができ、飲料充填の信頼度は更に高いものとな
る。
の開口部２０ａが、フィラー４０の前段と後段とで殺菌
されるので、無菌または無菌に近い状態での充填作業を
行うことができ、飲料充填の信頼度は更に高いものとな
る。
【００２４】加えて、従来のようなレトルト殺菌処理
（特に、缶、ビンなど）等が不要となるため、省エネル
ギー化、作業性の向上、を図ることが可能となる。
（特に、缶、ビンなど）等が不要となるため、省エネル
ギー化、作業性の向上、を図ることが可能となる。
【００２５】なお、上記実施例では、光ファイバーＦに
より光が伝送される構成とされているが、本体１ａに半
導体レーザ装置を直接取り付け、その半導体レーザ装置
のレーザ光（赤外線領域、または紫外線領域の波長を有
する）が本体１ａから発射される構成でも良い。更に、
光照射手段としては、赤外線ランプまたは紫外線ランプ
を用いることもできる。
より光が伝送される構成とされているが、本体１ａに半
導体レーザ装置を直接取り付け、その半導体レーザ装置
のレーザ光（赤外線領域、または紫外線領域の波長を有
する）が本体１ａから発射される構成でも良い。更に、
光照射手段としては、赤外線ランプまたは紫外線ランプ
を用いることもできる。
【００２６】また、本発明は、缶、ビン等の容器に内容
物が充填される場合（缶またはビン等の容器充填システ
ム）にも適用することができる。
物が充填される場合（缶またはビン等の容器充填システ
ム）にも適用することができる。
【００２７】
【発明の効果】以上の説明で理解されるように、本発明
に係る殺菌装置では、飲料等の内容物が充填される生産
ラインに配置される回転充填機に設けられた充填口に対
して、赤外線領域または紫外線領域に属する波長の光
が、光照射手段から照射される。従って、充填口は、赤
外線による熱または紫外線により適正かつ確実に殺菌さ
れるので、飲料充填の信頼性が向上される。
に係る殺菌装置では、飲料等の内容物が充填される生産
ラインに配置される回転充填機に設けられた充填口に対
して、赤外線領域または紫外線領域に属する波長の光
が、光照射手段から照射される。従って、充填口は、赤
外線による熱または紫外線により適正かつ確実に殺菌さ
れるので、飲料充填の信頼性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る殺菌装置の好適な実施例の全体概
略構成図である。
略構成図である。
【符号の説明】 １ 光照射部、 １ａ 本体、 ７ 赤外線発生器（光
照射手段）、 ９ 紫外線発生器（光照射手段）、 ２
０ ペットボトル（容器）、 ３０ 飲料（内容物）、
４０ フィラー（回転充填機）、 ５０ 充填ノズル
（充填口）、７０ 空き領域、 Ｆ 光ファイバー
照射手段）、 ９ 紫外線発生器（光照射手段）、 ２
０ ペットボトル（容器）、 ３０ 飲料（内容物）、
４０ フィラー（回転充填機）、 ５０ 充填ノズル
（充填口）、７０ 空き領域、 Ｆ 光ファイバー
Claims (1)
- 【請求項１】 キャップシーマーによりキャップが装着
される容器が搬送される生産ラインに配置される殺菌装
置であって、 上記容器内に所望の内容物を充填させる充填機に設けら
れた上記内容物の充填口に対して、赤外線領域または紫
外線領域に属する波長の光を照射させる光照射手段を有
することを特徴とする殺菌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11105099A JP3376474B2 (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11105099A JP3376474B2 (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 殺菌装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2180938A Division JPH0472195A (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | 殺菌装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11334793A true JPH11334793A (ja) | 1999-12-07 |
| JP3376474B2 JP3376474B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=14551149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11105099A Expired - Lifetime JP3376474B2 (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 殺菌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3376474B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007112519A (ja) * | 2007-02-05 | 2007-05-10 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 液充填装置の容器口密封部材殺菌方法及びその装置 |
| CN108408673A (zh) * | 2018-03-08 | 2018-08-17 | 深圳食同源医用食品有限公司 | 液体灌装系统 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107500229B (zh) * | 2017-08-31 | 2019-04-09 | 重庆星湖茶酒厂 | 用于茶酒的罐装装置 |
-
1999
- 1999-04-19 JP JP11105099A patent/JP3376474B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007112519A (ja) * | 2007-02-05 | 2007-05-10 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 液充填装置の容器口密封部材殺菌方法及びその装置 |
| CN108408673A (zh) * | 2018-03-08 | 2018-08-17 | 深圳食同源医用食品有限公司 | 液体灌装系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3376474B2 (ja) | 2003-02-10 |
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