JPH11334664A - 車両用盗難防止装置 - Google Patents
車両用盗難防止装置Info
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- JPH11334664A JPH11334664A JP16288398A JP16288398A JPH11334664A JP H11334664 A JPH11334664 A JP H11334664A JP 16288398 A JP16288398 A JP 16288398A JP 16288398 A JP16288398 A JP 16288398A JP H11334664 A JPH11334664 A JP H11334664A
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Abstract
有する場合でもその操作性の悪化を伴うことなく、警報
音の発生時間を変更できる車両用盗難防止装置を提供す
る。 【解決手段】 車体の姿勢変化を検出するセンサ2,3
と、サイレン4とを有し、センサからの信号により、姿
勢変化が検出された時に、サイレンにて警報を発生する
ように構成された盗難防止装置において、電源投入検知
手段15と、メインスイッチ8のONからOFFまでの
時間を検出する時間検出手段17と、サイレンから警報
が発生している時間を設定する警報発生時間設定手段1
6とを設けると共に、電源投入検知手段からの信号によ
り、電源が投入されたことを検知した後、メインスイッ
チ8がONされた時からOFFされるまでの間警報を発
生させると共に、時間検出手段らの信号によりONから
OFFまでの時間を検出して、警報発生時間設定手段の
設定時間を当該検出時間に書き換える制御手段11とを
設けた。
Description
装置、特に、警報音の発生時間を変更できる盗難防止装
置に関するものである。
に、駐車中の車体の姿勢変化を検出して警報を発するよ
うに構成されたものがある(例えば、特開平6ー312
647号、特開平6ー305397号公報等参照)。
うな従来のものにあっては、盗難防止装置本体につまみ
を設けて、このつまみを操作することにより、警報音が
発生している時間を変更することも考えられるが、つま
みを盗難防止装置本体に設けると、防水構造が必要とな
り、構造が複雑となる。
る場合に、このリモコンにて設定変更可能にもできるが
ボタン数の増加等を招き、特に自動二輪車の乗車時に着
用する手袋を介してのリモコン操作時に誤操作を招く
等、操作性の悪化を伴う。
防水構造等を施すことなく、又、リモコンを有する場合
でも、その操作性の悪化を伴うことなく、警報音の発生
時間を変更できる車両用盗難防止装置を提供することを
課題としている。
めに、請求項1に記載の発明は、車体の姿勢変化を検出
する車体姿勢変化検出手段と、警報を発する警報発生手
段とを有し、前記車体姿勢変化検出手段からの信号によ
り、車体の姿勢変化が検出された時に、前記警報発生手
段にて警報を発生するように構成された車両用盗難防止
装置において、電源が投入されたことを検知する電源投
入検知手段と、メインスイッチのONからOFFまでの
時間を検出する時間検出手段と、前記警報発生手段から
警報が発生している時間を設定する警報発生時間設定手
段とを設けると共に、前記電源投入検知手段からの信号
により、電源が投入されたことを検知した後、前記メイ
ンスイッチがONされた時からOFFされるまでの間警
報を発生させると共に、前記時間検出手段からの信号に
よりONからOFFまでの時間を検出して、前記警報発
生時間設定手段の設定時間を当該検出時間に書き換える
制御手段とを設けた車両用盗難防止装置としたことを特
徴とする。
載の構成に加え、前記制御手段内には、電源を有さず、
車両側の電源に対して結線することにより、電力供給を
受けることを特徴とする。
いて説明する。
態を示す。
盗難防止装置は、盗難防止装置本体1、一対の「車体姿
勢変化検出手段」としてのセンサ2,3、「警報発生手
段」としてのサイレン4、インジケータランプ5及びリ
モコン6等から構成されている(図2及び図5等参
照)。
らの命令を受信し、システムのセット、解除、インジケ
ーターランプ5等の制御及び、センサ2,3からの信
号、或いはメインスイッチ8の不正操作(システムの解
除を伴わない操作)でサイレン4を作動させるように制
御する。
示すように、ケース1aから複数本のリード線1bが延
長され、図1に示すように、車両側のバッテリー電源
7、メインスイッチ8及びエンジンの点火回路9と、イ
ンジケータランプ5と、サイレン4と、一対のセンサ
2,3とが接続されると共に、リモコン6からの指令信
号が受信されるようになっている。これらリード線1b
は、図示していないが、一本毎にゴム質のグロメットに
挿通され、このグロメットがケース1aに嵌合されてシ
ールされるようになっている。さらに、そのケース1a
には図示していないが、一部に開口が設けられ、この開
口を閉塞するように、水は通過しないが空気は通過する
膜を設けて呼吸できるように構成されている。
本体1をモールドする方法も考えられるが、電波の受信
回路の部分をモールドしてしまうと浮遊容量が変化して
しまい、受信できなくなってしまう。
御部分に、振動に強いFETを採用し、イグナイタ点火
カットの制御をFETにて行う。
が発生し、最悪の場合、エンジンが停止してしまう虞が
あるが、FETを用いることにより、これを防止でき
る。
すように、リモコン本体6aに、システムをセット、解
除、或いはサイレン4を止める為の第1押しボタン6b
と、サイレン4を止めたり、システムの自動セットを不
作動とする第2押しボタン6cとが設けられると共に、
電池の状態を表示するLEDランプ6dが設けられてい
る。
6cが配設された配設面部6eには、第1押しボタン6
bの配設部分に凹所6fが形成され、この凹所6fによ
り、段差形状に形成され、この段差による高さの異なる
配設面部6eに各押しボタン6b,6cが配置されてい
る。
の制御により、警報音を所定時間発生するようになって
いる。この発生時間は、初期状態では15秒に設定され
ているが、3〜60秒までの任意の時間に変更すること
が出来るようになっている(詳細は後述する)。
きを検出するようになっており、又、センサ3は、車両
の前後方向の傾きを検出するようになっている。
灯、点滅により、システムのセット、解除などの状態を
表示するように構成されており、図4に示すように、イ
ンジケータランプ本体5aの図中上面部に発光部5bが
設けられ、底面には、両面テープ5cが設けられてい
る。そして、インジケータランプ5は、図5に示すよう
に、両面テープ5cにより、燃料タンク10の上面に貼
り付けられている。
テムの作動状態とは、図6に示すように盗難防止装置本
体1により制御されるようになっている。
うな機能が設けられている。
ンスイッチ8の不正操作(システムの解除を伴わない操
作)などがあったときに警報音を発生する。
などのいたずらに対し警報するようにしている。
断し、エンジンが作動できないようにする。
わない限り、メインスイッチ8の不正操作、配線直結な
どを行ってもエンジンが始動できないこととなる。
ように表示する。
を表示し、車両に対するいたずらを抑止する。
する(詳細は後述する)。
秒までの任意の時間に設定できる。
低減する。図7に示すように、システム作動開始から2
4時間以内では、アラーム機能、イモビライザー機能、
リモコン操作、インジケータランプ表示が可能である
が、24時間経過すると、スリープ状態となり、アラー
ム機能及びイモビライザー機能は作動可能であるが、リ
モコン操作及びインジケータランプの表示はできない。
合、自動二輪車のバッテリーの負担を軽減する。
と共に説明する。
ることにより、システムは自動的にセットされる。ま
た、リモコン6による手動セットも可能である。
FFにすると、盗難防止装置本体1の自動セット手段1
2により、インジケータランプ5が60秒間点灯され
る。これが準備状態であり、その後、インジケータラン
プ5が約2秒に1回、点滅する。これで、システムがセ
ット状態となる。
後、リモコン6の第1押しボタン6bを押すと、盗難防
止装置本体1により、インジケータランプ5が2秒間に
4回点滅した後、2秒間に1回の点滅に変わる。これ
で、システムがセット状態となる。この場合には、自動
セットの場合と異なり、60秒間待たずにセットが可能
となる。
すると、システムは自動的にセットされているため、自
動二輪車に乗る前に解除する必要がある。
(図10参照)。
と、盗難防止装置本体1により、インジケータランプ5
の点滅が点灯に変わる。なお、システムが作動中にサイ
レン4が鳴った経歴がある場合には点滅から点灯に変わ
る前に2回点滅する。
ONにすると、インジケータランプ5が消灯する。この
状態で、エンジンをかけることが出来る。
輪車を整備する場合など、システムを自動的にセットさ
せたくない場合がある。
により、自動セットされないようにすることが出来る
(図11参照)。
モコン6の第2押しボタン6cを押すと、このリモコン
6から自動セット不作動指令信号が盗難防止装置本体1
のリモコン受信手段13に受信され、このリモコン受信
手段13からの信号が制御手段11に入力され、この制
御手段11により、前記自動セット手段12が不作動と
され、インジケーターランプ5が2回点滅した後消灯す
る。この状態で、メインスイッチ8をOFFにしてもア
ラーム(システム)の自動セットが不能となる。
に、サイレン4が不用意に鳴るようなことがない。
ン6によるシステムの解除が出来ないが、アラーム機能
やイモビライザー機能は作動中であるため、乗車する前
に以下の操作で、システムを解除する(図12参照)。
路への電源供給をON/OFFするスイッチ回路14が
設けられており、このスイッチ回路14によりOFF状
態に設定されている状態、つまり、スリープ機能が働い
ている状態から、メインスイッチ8をONすると、スイ
ッチ回路14によりリモコン受信手段13を構成する受
信回路への電源供給がOFF状態からON状態へ移行
し、インジケーターランプが2秒に1回点滅する。これ
により、スリープ機能が解除され、システムがセット状
態となると共に、この場合、システムの解除を伴わない
メインスイッチ8の操作であるが、サイレン4が鳴らな
いように制御手段11により制御される。
消費電力を削減できると共に、メインスイッチ8をON
することによりスリープ機能を解除しても不用意にサイ
レン4が鳴るようなことがない。
又は第2押しボタン6cを押すと、インジケーターラン
プ5が消灯する。これにより、システムのセット状態が
解除され、この状態で、エンジンをかけることが出来
る。
2押しボタン6cを押すことにより、サイレン4を止め
ることが出来る。第1押しボタン6bを押した場合に
は、サイレン4が止まった後、システムが解除され、1
分後に再セットされることとなる。
4から警報が発生している時間は、盗難防止装置本体1
の警報発生時間設定手段16により設定されており、こ
こでは、例えば初期状態で15秒に設定されているが、
以下の操作を行うことにより、変更することが出来る。
このサイレン4の作動時間(警報発生時間)は、3〜6
0秒までの任意の時間に設定することが出来る。
をOFFにする。
を一旦外して、再度接続する。これにより、バッテリ電
源が投入されたことが盗難防止装置本体1の電源投入検
知手段15により検知されると共に、インジケータラン
プ5が点灯する。
レン4が鳴り、設定したい時間が経過したら、メインス
イッチ8をOFFにする。すると、サイレン4が止ま
る。
信号により、バッテリー電源7が投入されたことを検知
した後、メインスイッチ8がONされた時からOFFさ
れるまでの時間を時間検出手段17にて検出して、前記
警報発生時間設定手段16の設定時間を当該検出時間に
制御手段11にて書き換える。
からOFFにするまでの間(サイレン4が鳴っている時
間)が設定時間となる。
度行うことにより、設定できる。
インスイッチ8をON・OFFすることにより、設定時
間を変更できるため、盗難防止装置本体1につまみ或い
は電源ON/OFFスイッチ等を設ける必要がなく、防
水構造を施す必要がない。
b,6cは、段差による高さの異なる配設面部6eに配
置されているため、触覚的に何れのボタン6b,6cで
あるか判断でき、操作性が良好である。また、そのボタ
ン6b,6cは、比較的大型で押し易いと共に、リモコ
ン本体6aの角部は丸みを帯びており、手になじみ易
い。
である燃料タンク10の上面に両面テープ5cにより貼
り付けるようにしているため、車体側にステイ等を配設
する必要なく、部品点数を削減できると共に、配設作業
性を向上させることができる。また、貼付け場所はハン
ドルクラウン上面、メーター周囲で、他のインジケータ
近傍等でも良い。
された発明によれば、メインスイッチの操作により、警
報音の発生時間を変更できるため、盗難防止装置本体に
時間変更用のつまみを設ける必要なく、防水構造を施す
必要がない。また、リモコンを有する場合でも、設定変
更に際しては、これを用いないので、ボタン数の増加等
を招かず操作性の悪化を伴わない、という実用上有益な
効果を発揮する。
置のブロック図である。
である。
示す図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は
底面図、(d)は右側面図である。
面図である。
設状態を示す斜視図である。
ランプの表示との関係を示す図である。
れる状態を示す図である。
明するための図である。
セットの状態を示す図である。
の説明図である。
不作動とする場合の説明図である。
場合の説明図である。
する場合の説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 車体の姿勢変化を検出する車体姿勢変化
検出手段と、警報を発する警報発生手段とを有し、前記
車体姿勢変化検出手段からの信号により、車体の姿勢変
化が検出された時に、前記警報発生手段にて警報を発生
するように構成された車両用盗難防止装置において、 電源が投入されたことを検知する電源投入検知手段と、 メインスイッチのONからOFFまでの時間を検出する
時間検出手段と、 前記警報発生手段から警報が発生している時間を設定す
る警報発生時間設定手段とを設けると共に、 前記電源投入検知手段からの信号により、電源が投入さ
れたことを検知した後、前記メインスイッチがONされ
た時からOFFされるまでの間警報を発生させると共
に、前記時間検出手段からの信号によりONからOFF
までの時間を検出して、前記警報発生時間設定手段の設
定時間を当該検出時間に書き換える制御手段とを設けた
ことを特徴とする車両用盗難防止装置。 - 【請求項2】 前記制御手段内には、電源を有さず、車
両側の電源に対して結線することにより、電力供給を受
けることを特徴とする請求項1記載の車両用盗難防止装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16288398A JP4144936B2 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 車両用盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16288398A JP4144936B2 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 車両用盗難防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11334664A true JPH11334664A (ja) | 1999-12-07 |
JP4144936B2 JP4144936B2 (ja) | 2008-09-03 |
Family
ID=15763084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16288398A Expired - Lifetime JP4144936B2 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 車両用盗難防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4144936B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001247067A (ja) * | 2000-01-21 | 2001-09-11 | Harley Davidson Inc | セキュリティ、チップオーバー及び方向指示信号を統合したシステム |
US6888450B2 (en) | 2002-07-31 | 2005-05-03 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Tire condition indicating system for wheeled vehicle |
-
1998
- 1998-05-27 JP JP16288398A patent/JP4144936B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001247067A (ja) * | 2000-01-21 | 2001-09-11 | Harley Davidson Inc | セキュリティ、チップオーバー及び方向指示信号を統合したシステム |
US6888450B2 (en) | 2002-07-31 | 2005-05-03 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Tire condition indicating system for wheeled vehicle |
CN100441433C (zh) * | 2002-07-31 | 2008-12-10 | 雅马哈发动机株式会社 | 车辆轮胎的空气压力等的状态检测装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4144936B2 (ja) | 2008-09-03 |
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