JPH1133427A - ロッドミルの駆動装置 - Google Patents

ロッドミルの駆動装置

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JPH1133427A
JPH1133427A JP9209787A JP20978797A JPH1133427A JP H1133427 A JPH1133427 A JP H1133427A JP 9209787 A JP9209787 A JP 9209787A JP 20978797 A JP20978797 A JP 20978797A JP H1133427 A JPH1133427 A JP H1133427A
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JP
Japan
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power transmission
pulley
drum
rod mill
transmission shaft
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Application number
JP9209787A
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English (en)
Inventor
Rei Tsukahara
禮 塚原
Osamu Nishio
修 西尾
Kazuhiro Miyata
和洋 宮田
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Nippon Jiryoku Senko Co Ltd
Original Assignee
Nippon Jiryoku Senko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトな構造を有し、メンテナンスを容
易に行うことができ、かつ、安価に製作することができ
るロッドミルの駆動装置を提供する。 【解決手段】 回転力伝達機構21を、単一の水平動力
伝達軸22を回転ドラム13の下方に回転ドラム13の
軸線と直交する状態に配設し、水平動力伝達軸22の入
力側を回転モータ19に連動連結し、水平動力伝達軸2
2の出力側に軸線方向に間隔を開けて設けた複数の出力
取出部35〜37を、それぞれ、差動装置41、45、
49を介して回転ドラム13を支持する各ドラム支持輪
14、15、17へ連動連結することによって構成して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種粉粒状物の破
砕、研磨作業に用いるロッドミルの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種粉粒状物の破砕、研磨作業に
おいて、回転ドラム内に多数の破砕ロッドを内蔵し、回
転ドラムを回転モータによって回転するロッドミルが用
いられている。回転モータからこの回転ドラムへ動力を
伝達する回転力伝達機構として、従来、図11に示す形
態の回転力伝達機構79がある。
【0003】図示するように、水平状態に配設された回
転ドラム70の外側に設けられている外周環70aの下
半部の外周面に沿って4つのドラム支持輪71〜74が
左右対称に配設されている。ドラム支持輪71、72
は、回転ドラム70の外周環70aの底部を回転自在に
支持するため、底部の下方に配置されている。一方、ド
ラム支持輪73、74は、回転ドラム70の外周環70
aの下側面を支持するため、対応する下側面の外側方に
配設されている。即ち、これらのドラム支持輪71〜7
4は、側面視において、それぞれ、水平方向位置と高さ
方向位置とを異にした状態で支持機台75上に回転自在
に載置されている。
【0004】図11に示すように、支持機台75の一側
側部が外側方に向けて伸延した機台伸延部76上には、
長尺のモータ取付台77が立設されており、モータ取付
台77上には、以下に説明する回転力伝達機構79を介
してドラム支持輪71〜74を回転するための回転モー
タ78が取付けられている。
【0005】回転力伝達機構79は、実質的に、回転ド
ラム70の下方であって、回転ドラム70の軸線と直交
する方向に伸延する3つの高さを異にする第1〜第4の
水平動力伝達軸80、81、82、83(但し、第2と
第4の水平動力伝達軸81、83は同一高さ位置にあ
る)と、プーリ87、89、90、92、93、95、
96、98と、動力伝達ベルト88、91、94、97
と、ドラム支持輪71、73、74を、それぞれ、一対
の出力軸の両端に装着する3つの差動装置84、85、
86とから構成されている。また、第1〜第4の水平動
力伝達軸80、81、82、83は、それぞれ、軸受8
0a、80b、81a、81b、82a、82b、83
a、83bによって回転自在に支持されている。
【0006】そして、回転モータ78からドラム支持輪
71への回転力の伝達は、回転モータ78→プーリ87
→動力伝達ベルト88→プーリ89→第1の水平動力伝
達軸80→プーリ90→動力伝達ベルト91→プーリ9
2→第3の水平動力伝達軸82→差動装置84を介して
行われる。また、回転モータ78からドラム支持輪73
への回転力の伝達は、回転モータ78→プーリ87→動
力伝達ベルト88→プーリ89→第1の水平動力伝達軸
80→プーリ93→動力伝達ベルト94→プーリ95→
第2の水平動力伝達軸81→差動装置85を介して行わ
れる。
【0007】また、回転モータ78からドラム支持輪7
4への回転力の伝達は、回転モータ78→プーリ87→
動力伝達ベルト88→プーリ89→第1の水平動力伝達
軸80→プーリ96→動力伝達ベルト97→プーリ98
→第4の水平動力伝達軸83→差動装置86を介して行
われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したロッ
ドミルの駆動装置は、未だ、以下の解決すべき課題を有
していた。即ち、上記したように、従来の回転力伝達機
構79は、3つの高さを異にする第1〜第4の水平動力
伝達軸80、81、82、83と、プーリ及び動力伝達
ベルト87〜98と、ドラム支持輪71、73、74の
入力軸に装着される3つの差動装置84、85、86と
を複雑に組み合わせた構造を有する。従って、動力伝達
ベルト88、91、94、97を、摩耗や切断事故等に
よって交換する作業は、軸受80a、80b、81a、
81b、82a、82b、83a、83bの取り外し、
取付けを必要とし、煩雑な作業となっていた。
【0009】また、回転力伝達機構79の複雑な構造を
有するため、ロッドミルの駆動装置の製作費を高いもの
としていた。本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、コンパクトな構造を有し、メンテナンスを
容易に行うことができ、かつ、安価に製作することがで
きるロッドミルの駆動装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のロッドミルの駆動装置は、多数の破砕ロッドを内
蔵すると共に水平状態に配設された回転ドラムが、その
下半部の外周面に沿って左右対称に配設された複数のド
ラム支持輪によって回転自在に支持され、前記各ドラム
支持輪へ回転力伝達機構を介して回転モータの回転力を
伝達するように構成されたロッドミルの駆動装置におい
て、前記回転力伝達機構が、単一の水平動力伝達軸を前
記回転ドラムの下方に該回転ドラムの軸線と直交する状
態に配設し、該水平動力伝達軸の入力側を前記回転モー
タに連動連結し、該水平動力伝達軸の出力側に軸線方向
に間隔を開けて設けた複数の出力取出部を、それぞれ、
差動装置を介して前記各ドラム支持輪へ連動連結するこ
とによって構成される。
【0011】請求項2記載のロッドミルの駆動装置は、
請求項1記載のロッドミルの駆動装置において、前記各
出力取出部に第1のプーリを取付けると共に、対応する
前記差動装置の入力軸に第2のプーリを取付け、該第1
と第2のプーリとを動力伝達ベルトによって連動連結
し、かつ、該動力伝達ベルトの緊張力をアイドラープー
リによって調整するようにしている。
【0012】請求項3記載のロッドミルの駆動装置は、
請求項1又は2記載のロッドミルの駆動装置において、
前記水平動力伝達軸の入力側に摩擦板クラッチを取付
け、該摩擦板クラッチの出力部材を前記水平動力伝達軸
の入力側に固着し、前記摩擦板クラッチの入力部材をイ
ンチング用モータに連動連結している。
【0013】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。まず、図1〜図4を参照して、本発
明の一実施の形態に係るロッドミルの駆動装置Aを具備
するロッドミル10の構成について説明する。図示する
ように、床面11上に載置された支持機台12の上部
に、内部に多数の破砕ロッドを収納する回転ドラム13
が水平状態に配設されている。図2及び図3に示すよう
に、回転ドラム13の一端には給鉱口13aが設けられ
ると共に、その他端には排鉱口13bが設けられてお
り、排鉱口13bは、粉塵の飛散防止のため、排鉱フー
ド13cによって囲まれている。一方、回転ドラム13
内には、被処理物を破砕するため、多数の破砕ロッドが
収納されている。
【0014】図2に示すように、回転ドラム13の両端
部に一体的に取付けられ回転ドラム13の一部をなす外
輪環13d、13eの下半部の外周面に沿って同一直径
を有する第1〜第4のドラム支持輪14〜17が左右対
称に配設されている。第1及び第2のドラム支持輪1
4、15は、外輪環13d、13eの底部を回転自在に
支持するため、同底部の下方に配置されている。一方、
第3及び第4のドラム支持輪16、17は、外輪環13
d、13eの両下側面を支持するため、対応する下側面
の外側方に配設されている。
【0015】即ち、これらのドラム支持輪14〜17
は、図1の正面視において、それぞれ、水平方向位置と
高さ方向位置とを異にした状態で支持機台12上に回転
自在に載置されている。なお、これらのドラム支持輪1
4〜17は、ドラム支持輪14〜17から回転ドラム1
3への回転力の伝達を確実なものとすると共に回転作業
時の運転音を可及的に小さくするため、好ましくは、ゴ
ム製タイヤとする。図1〜図4に示すように、支持機台
12の一側側部が外側方に向けて伸延する機台伸延部1
8上には回転モータ19が取付けられており、回転モー
タ19の出力軸20は、以下に説明する回転力伝達機構
21を介してドラム支持輪14〜17に連動連結されて
いる。
【0016】本発明は、実質的に、上記した回転モータ
19と、回転力伝達機構21と、ドラム支持輪14〜1
7とから構成されるロッドミルの駆動装置Aにおいて、
回転力伝達機構21の構造を可及的にコンパクトな構造
とし、メンテナンスを容易に行うことができ、かつ、安
価に製作することができるようにしたことに特徴を有す
る。
【0017】以下、回転力伝達機構21の構成を、図1
〜10、特に、図5を参照して、詳細に説明する。図5
に示すように、単一の水平動力伝達軸22が、回転ドラ
ム13の下方に、回転ドラム13の軸線と直交する状態
で配設されている。水平動力伝達軸22の入力側の端部
は機台伸延部18上に位置すると共に、出力側の端部は
支持機台12上で第4のドラム支持輪17の近傍に位置
している。
【0018】水平動力伝達軸22は、支持機台12と機
台伸延部18上に間隔をあけて配設された複数の軸受2
3〜27によって回転自在に支持されており、これらの
軸受23〜27は支持機台12と機台伸延部18上に立
設された複数の軸受支持台28〜31上に載置されてい
る。図2及び図3に示すように、水平動力伝達軸22の
入力側の端部であって、軸受23、24間にはプーリ3
2が固着されており、このプーリ32は、略同一高さ位
置にある回転モータ19の出力軸20に固着されている
プーリ34と、略水平状態に伸延する動力伝達ベルト3
4aによって連動連結されている。
【0019】一方、図5に示すように、水平動力伝達軸
22の出力側には、軸線方向に所定の間隔を開けて複数
の出力取出部35〜37が設けられている。出力取出部
35には第1のプーリ38が固着されており、第1のプ
ーリ38は、動力伝達ベルト39を介して、第1のプー
リ38の下方に位置する第2のプーリ40に連動連結さ
れており、第2のプーリ40は、一対の出力軸68、6
9(図9及び図10)にそれぞれ第1のドラム支持輪1
4を固着する差動装置(デフ装置)41の入力軸に固着
されている。出力取出部36には第1のプーリ42が固
着されており、第1のプーリ42は、動力伝達ベルト4
3を介して、第1のプーリ42の下方に位置する第2の
プーリ44に連動連結されており、第2のプーリ44
は、一対の出力軸68、69(図9及び図10)にそれ
ぞれ第2のドラム支持輪15を固着する差動装置(デフ
装置)45の入力軸に固着されている。出力取出部37
は、両端にユニバーサルジョイント46、47を具備す
る動力伝達ロッド48によって、一対の出力軸68、6
9(図9及び図10)にそれぞれ第4のドラム支持輪1
7を固着する差動装置(デフ装置)49の入力軸に連動
連結されている。
【0020】このように、本実施の形態では、回転力伝
達機構21が、回転ドラム13の下方に配設された単一
の水平動力伝達軸22の入力側を回転モータ19に連動
連結し、水平動力伝達軸22の出力側に軸線方向に間隔
を開けて設けた出力取出部35〜37を、それぞれ、差
動装置41、45、49を介して各ドラム支持輪14、
15、17へ連動連結することのみによって構成するこ
とができ、回転力伝達機構21の構造を著しくコンパク
トな構造とすることができる。従って、動力伝達ベルト
39、43を、摩耗や切断事故等によって交換する作業
を容易に行うことができる。また、回転力伝達機構21
が著しくコンパクトな構造となっているため、ロッドミ
ルの駆動装置Aを安価に製造できる。
【0021】図5に示すように、第1のプーリ38と第
2のプーリ40間、及び、第1のプーリ42と第2のプ
ーリ44間には、それぞれ、動力伝達ベルト39、43
に緊張力を調整するためのアイドラープーリ50、51
が配設されている。図6〜図8に示すように、軸受支持
台30、31の側壁には、油圧シリンダ52によって摺
動自在なプーリ取付フレーム53が取付けられており、
プーリ取付フレーム53にはアイドラープーリ50、5
1が回転自在に取付けられている。図8に示すように、
アイドラープーリ50、51の外周面は動力伝達ベルト
39、43の内面に押圧されている。従って、第1のプ
ーリ38と第2のプーリ40間、及び、第1のプーリ4
2と第2のプーリ44間に巻回される動力伝達ベルト3
9、43の緊張力を容易に調整でき、回転モータ19の
回転力を確実に第1及び第2のドラム支持輪14、15
に伝達することができる。
【0022】図5に示すように、本実施の形態では、水
平動力伝達軸22の入力側の端部は軸受23を越えて伸
延しており、伸延部54には摩擦板クラッチ55が取付
けられている。摩擦板クラッチ55は、水平動力伝達軸
22の伸延部54に固着される出力部材56と、スプロ
ケット57が一体的に取付けられる入力部材58とから
構成されている。また、スプロケット57は、図1及び
図2に示すように、機台伸延部18上に載置されている
インチング用モータ59の出力軸60に固着されている
スプロケット61に動力伝達チェン62によって連動連
結されている。
【0023】従って、回転ドラム13をインチングしな
がら回転したい場合は、操作レバー59aによるクラッ
チ操作によって、入力部材58を出力部材56に押圧接
触させて一体化した後、インチング用モータ59を作動
することによって、容易にインチングを行うことができ
る。また、ロッドミル10の通常作業時には、操作レバ
ー59aによるクラッチ解除操作によって、入力部材5
8を出力部材56から容易に離脱して、回転モータ19
によって回転ドラム13を回転した際、インチング用モ
ータ59のつれまいを防止することができる。
【0024】図9及び図10に示すように、各差動装置
41、45、49は、自動車のデフ装置と同一の構成を
有しており、その外殻体を形成するハウジング62内に
複数のベベルギアからなる遊星歯車機構(図示せず)を
配設することによって構成される。そして、差動装置4
1、45の入力軸には、それぞれ、第2のプーリ40、
44が固着され、差動装置49の入力軸には、動力伝達
ロッド48のユニバーサルジョイント47が連動連結さ
れる。また、差動装置41、45、49の出力軸68、
69には、それぞれ、一対の第1、第2及び第4のドラ
ム支持輪14、15、17が固着されている。
【0025】また、本実施の形態では、図9及び図10
に示すように、ハウジング62は、遊星歯車機構が内蔵
される十分な剛性を有する矩形箱状の中央ギアボックス
63の両側壁に開口64、65を設けると共に、インロ
ウのフランジ66、67を介して両出力軸支持筒68
a、69aの基部を溶接等によって強固に連結し、さら
に、両出力軸支持筒68a、69aの基部側の軸受支承
部68b、69bの直径を拡径した構成としている。か
かる構成によって、両出力軸支持筒68a、69aの基
部側の軸受支承部68b、69bの断面係数を大きくと
ることができ、ロッドミル10の運転時に両出力軸支持
筒68a、69aに重負荷がかかっても、両出力軸支持
筒68a、69aの基部が折損するのを確実に防止する
ことができる。
【0026】次に、上記した構成を有するロッドミルの
駆動装置Aを用いたロッドミル10の作業について説明
する。通常作業時においては、図5に示す摩擦板クラッ
チ55を解除した状態で、回転モータ19を駆動する
と、回転力はまず単一の水平動力伝達軸22に伝達さ
れ、その後、水平動力伝達軸22に設けられた複数の出
力取出部35〜37を介して差動装置41、45、49
に伝達され、その後、ドラム支持輪14、15、17に
伝達されることになる。これらのドラム支持輪14、1
5、17の回転によって外輪環13d、13eを介して
回転ドラム13が回転され、回転ドラム13内に投入さ
れる被破砕物を破砕ロッドによって破砕することができ
る。
【0027】また、インチング作業が必要な場合は、通
常作業を停止し、図5に示す摩擦板クラッチ55を投入
し、その後、インチング用モータ59を作動することに
よって、回転ドラム13をインチングすることができ
る。
【0028】以上、本発明を、一実施の形態を参照して
説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記
載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施
の形態や変形例も含むものである。
【0029】
【発明の効果】請求項1〜3記載のロッドミルの駆動装
置においては、回転力伝達機構が、回転ドラムの下方に
配設された単一の水平動力伝達軸の入力側を回転モータ
に連動連結し、水平動力伝達軸の出力側に軸線方向に間
隔を開けて設けた出力取出部を、それぞれ、差動装置を
介して各ドラム支持輪へ連動連結することによって構成
され、著しくコンパクトな構造となっている。
【0030】従って、動力伝達ベルトを、摩耗や切断事
故等によって交換する作業を容易に行うことができる。
また、回転力伝達機構が著しくコンパクトな構造となっ
ているため、ロッドミルの駆動装置を安価に製造でき
る。請求項2記載のロッドミルの駆動装置においては、
各出力取出部に第1のプーリを取付けると共に、対応す
る差動装置の入力軸に第2のプーリを取付け、第1と第
2のプーリとを動力伝達ベルトによって連動連結し、か
つ、動力伝達ベルトの緊張力をアイドラープーリによっ
て調整するようにしている。
【0031】従って、動力伝達ベルトの緊張力を容易に
調整でき、回転モータの回転力を確実に第1及び第2の
ドラム支持輪に伝達することができる。請求項3記載の
ロッドミルの駆動装置においては、水平動力伝達軸の入
力側に摩擦板クラッチを取付け、摩擦板クラッチの出力
部材を水平動力伝達軸の入力側に固着し、摩擦板クラッ
チの入力部材をインチング用モータに連動連結してい
る。
【0032】従って、回転ドラムをインチングしながら
回転したい場合は、操作レバー等によるクラッチ操作に
よって、入力部材を出力部材に押圧接触させて一体化し
た後、インチング用モータを作動することによって、容
易にインチングを行うことができる。また、ロッドミル
の通常作業時には、操作レバー等によるクラッチ解除操
作によって、入力部材を出力部材から容易に離脱して、
回転モータによって回転ドラムを回転した際、インチン
グ用モータのつれまいを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るロッドミルの駆動
装置を具備するロッドミルの正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るロッドミルの駆動
装置を具備するロッドミルの平面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るロッドミルの駆動
装置を具備するロッドミルの側面図である。
【図4】図1のI−I線による矢視図である。
【図5】同ロッドミルの駆動装置の要部拡大説明図であ
る。
【図6】同ロッドミルの駆動装置のアイドラープーリの
取付部の正面図である。
【図7】同平面図である。
【図8】同側面図である。
【図9】差動装置のハウジングの正面図である。
【図10】同平面図である。
【図11】従来のロッドミルの駆動装置の要部拡大説明
図である。
【符号の説明】
A ロッドミルの駆動装置 10 ロッドミ
ル 11 床面 12 支持機台 13 回転ドラム 13a 給鉱口 13b 排鉱口 13c 排鉱フ
ード 13d 外輪環 13e 外輪環 14 ドラム支持輪 15 ドラム支
持輪 16 ドラム支持輪 17 ドラム支
持輪 18 機台伸延部 19 回転モー
タ 20 出力軸 21 回転力伝
達機構 22 水平動力伝達軸 23 軸受 24 軸受 25 軸受 26 軸受 27 軸受 28 軸受支持台 29 軸受支持
台 30 軸受支持台 31 軸受支持
台 32 プーリ 34 プーリ 34a 動力伝達ベルト 35 出力取出
部 36 出力取出部 37 出力取出
部 38 第1のプーリ 39 動力伝達
ベルト 40 第2のプーリ 41 差動装置 42 第1のプーリ 43 動力伝達
ベルト 44 第2のプーリ 45 差動装置 46 ユニバーサルジョイント 47 ユニバー
サルジョイント 48 動力伝達ロッド 49 差動装置 50 アイドラープーリ 51 アイドラ
ープーリ 52 油圧シリンダ 53 プーリ取
付フレーム 54 伸延部 55 摩擦板ク
ラッチ 56 出力部材 57 スプロケ
ット 58 入力部材 59 インチン
グ用モータ 60 出力軸 61 スプロケ
ット 62 ハウジング 63 中央ギア
ボックス 64 開口 65 開口 66 フランジ 67 フランジ 68 出力軸 68a 出力軸
支持筒 68b 軸受支承部 69 出力軸 69a 出力軸支持筒 69b 軸受支
承部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の破砕ロッドを内蔵すると共に水平
    状態に配設された回転ドラムが、その下半部の外周面に
    沿って左右対称に配設された複数のドラム支持輪によっ
    て回転自在に支持され、前記各ドラム支持輪へ回転力伝
    達機構を介して回転モータの回転力を伝達するように構
    成されたロッドミルの駆動装置において、 前記回転力伝達機構が、単一の水平動力伝達軸を前記回
    転ドラムの下方に該回転ドラムの軸線と直交する状態に
    配設し、該水平動力伝達軸の入力側を前記回転モータに
    連動連結し、該水平動力伝達軸の出力側に軸線方向に間
    隔を開けて設けた複数の出力取出部を、それぞれ、差動
    装置を介して前記各ドラム支持輪へ連動連結することに
    よって構成されることを特徴とするロッドミルの駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 前記各出力取出部に第1のプーリを取付
    けると共に、対応する前記差動装置の入力軸に第2のプ
    ーリを取付け、該第1と第2のプーリとを動力伝達ベル
    トによって連動連結し、かつ、該動力伝達ベルトの緊張
    力をアイドラープーリによって調整するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載のロッドミルの駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記水平動力伝達軸の入力側に摩擦板ク
    ラッチを取付け、該摩擦板クラッチの出力部材を前記水
    平動力伝達軸の入力側に固着し、前記摩擦板クラッチの
    入力部材をインチング用モータに連動連結したことを特
    徴とする請求項1又は2記載のロッドミルの駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114308272B (zh) * 2022-01-21 2022-12-23 宁波朗翊科技发展有限公司 棒磨机内VOCs防外溢高效收集设备及收集方法

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