JPH11333573A - 構造体および摩擦攪拌接合方法 - Google Patents

構造体および摩擦攪拌接合方法

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JPH11333573A
JPH11333573A JP11057936A JP5793699A JPH11333573A JP H11333573 A JPH11333573 A JP H11333573A JP 11057936 A JP11057936 A JP 11057936A JP 5793699 A JP5793699 A JP 5793699A JP H11333573 A JPH11333573 A JP H11333573A
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joining
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friction stir
stir welding
welding
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JP11057936A
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Masakuni Esumi
昌邦 江角
Kinya Aota
欣也 青田
Yasuo Ishimaru
靖男 石丸
Takeshi Kawasaki
健 川崎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K33/00Specially-profiled edge portions of workpieces for making soldering or welding connections; Filling the seams formed thereby
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/12Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
    • B23K20/122Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部材の接合を摩擦攪拌接合で施工する場合に
おいて、接合による継ぎ手部の隙間の発生を押さえ、良
好な接合部を得る継ぎ手形状を提供する。 【解決手段】 部材10、11の接合部の突合わせ面を
傾斜面12とする。上方から摩擦攪拌接合を行う。接合
ビード30に接続して、または近接して傾斜面12が位
置するように接合を行う。傾斜面12があるので、部材
の流出を抑制でき、接合部の曲がりを抑制できる。ま
た、接合の始端、終端にタブを配置して、接合を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、摩擦攪拌接合に関
するものであり、その継ぎ手形状およびその接合方法に
関するものである。例えば、鉄道車両や建築物等に使用
されるアルミニウム合金製の部材の接合に適した摩擦攪
拌接合に関するものである。
【0002】
【従来の技術】摩擦攪拌接合方法は、接合部に挿入した
丸棒(回転体という。)を回転させながら接合線に沿っ
て移動させ、接合部を発熱、軟化させ、塑性流動させ、
固相接合する方法である。回転体は、接合部に挿入する
小径部と、外部に位置する大径部とからなる。小径部と
大径部は同軸である。大径部側を回転させる。小径部と
大径部の境は、接合部に若干挿入されている。摩擦攪拌
接合方法による接合は突合わせ部、重ね部に適用され
る。これは特表平7−505090号公報(EP061
5480B1)、Welding & Metal Fabrication, Janua
ry 1995 13頁から16頁に示されている。
【0003】特開平9−309164号公報(EP 0
797043A2)は中空形材の摩擦攪拌接合に関する
もので、2つの面板を接続するリブを中心として摩擦攪
拌接合を行うことが示されている。また、接合部の面板
に凸部を設けている。なお、このものは本願発明の最初
の出願の後の公開である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】摩擦攪拌接合は、接合
用工具の回転体を被接合部材に挿入するので、被接合部
材に大きな力が働く。これに対し、従来行われているア
ーク溶融溶接では、溶接部を溶融し接合するため、摩擦
攪拌接合作業時に働く力は発生しない。このため、摩擦
攪拌接合方法を従来のアーク溶融溶接用I形継ぎ手形状
に適用すると、継ぎ手に隙間が発生し、良好な接合を得
ることができない。
【0005】これを具体的に図18から図20によって
説明する。接合する2つの部材(例えば、アルミニウム
合金)310、311は、実質的に接合部の厚さが等し
く、互いに平行で、且つ、垂直な突合わせ面313を有
する。突合わせ面313同士を接触させた状態で、部材
を310、311をベッド40に固定した状態で、摩擦
攪拌接合を行う。下端に小径の凸部21を有する丸棒か
らなる接合用工具の回転体20を回転させながら、継ぎ
手部に凸状の小径部21を挿入し、この状態で回転体2
0を部材310、311の突合わせ部に沿って移動させ
て接合する。小径部21とその上方の大径部20aとの
実質的に平らな境20bは部材310、311の上面よ
りもわずか下方に位置している。小径部21の長さは部
材310、311の厚さよりも小さいので、接合は部材
310、311の上面側のみ行われる。つまり、非貫通
の摩擦攪拌接合が行われる。
【0006】図19において、回転体20の近傍は塑性
流動状態となっている。この塑性流動領域30の塑性流
動体は表面に排出されようとするが、この大部分は境2
0bによってその動きは抑制される。その結果、部材3
10、311の突合わせ面313に下向きおよび横方向
の力が働く。このため、塑性流動領域30の塑性流動体
は突合わせ面313、313の間の下方に押し出され、
突合わせ面313、313の隙間が拡大する。
【0007】この結果、図20のように、塑性流動領域
30の下方に塑性流動体31が流出し、その下方に拡大
した隙間313sが発生する。また、塑性流動領域30
には流出した塑性流動体31の体積分が不足するので、
塑性流動領域30には欠陥である空孔380が発生す
る。このように正常な接合ができない。なお、塑性流動
領域30は実質的に接合ビード30となる。
【0008】発明者は種々な実験により上記現象を発見
したものである。上記のような非貫通のI形継ぎ手形状
においては、接合前の突合わせ面313、313の隙間
が0.2mm以上ある場合は良好な接合ができないことを
発見した。また、摩擦攪拌接合は上記のように突合わせ
面313、313の隙間が極めて小さいことを前提にし
ている。大型構造物、例えば、鉄道車両の車体のよう
に、約25mの押し出し形材を摩擦攪拌接合する場合
は、押し出し形材の精度から隙間は大きくなり、接合が
困難である。
【0009】また、中空形材を接合する場合は、面板が
凹み、良好な接合ができない。
【0010】また、接合の開始点は良好な接合が困難で
ある。また、接合の終了点でも同様である。
【0011】本発明の第1の目的は、良好な摩擦攪拌接
合が得られるようにすることにある。
【0012】本発明の第2の目的は、中空形材のような
部材を良好に接合できるようにすることにある。
【0013】本発明の第3の目的は、中空形材のような
部材を軽量にすることにある。
【0014】本発明の第4の目的は、接合の開始点、終
了点において、良好な接合を行えるようにすることにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、2つ
の部材を接合する突合わせ面に傾斜面を設け、この傾斜
面の近傍を摩擦攪拌接合で接合すること、によって達成
できる。
【0016】第2の目的は、一方の中空部材の端部にV
状の突出部を設け、他方の中空部材の端部に前記突出部
が入る凹部を設けること、によって達成できる。
【0017】第3の目的は、一方の中空部材の2つの面
板を接続するリブと他方の中空部材の2つの面板を接続
するリブとの間隔よりも大きな径の回転体で摩擦攪拌接
合すること、によって達成できる。
【0018】第4の目的は、接合の開始点、終了点にタ
ブを配置して、これを含めて接合すること、によって達
成できる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1から図10
により説明する。図1から図7は基本構成を示すもので
ある。被接合部材の金属部材10、11の材料は例えば
アルミニウム合金製である。いずれも図8から図10に
示す鉄道車両の車体へ適用できる。
【0020】図1および図2の実施例を説明する。接合
する部材(例えば、アルミニウム合金製)10、11の
突合わせ面の全面に傾斜面12を設けている。部材1
0、11の上面側の突合わせ部に、回転体20の小径部
21の中心が位置する。回転体20は大径の丸棒の先端
に小径の小径部21を設けたものである。接合は回転体
20を回転させて部材10、11に挿入して、接合線に
沿って移動させて行う。
【0021】回転体20の大径部20aと小径部21と
の境20bは大径部20a側に凹んだ円弧状になってい
る。小径部21はねじである。接合作業時において、回
転体20の軸心は回転体20の移動方向に対して大径部
20a側が後方に傾斜している。このため、境20bの
後端は部材10、11に入っているが、前端は部材1
0、11の上方に位置している。前記「後端」、「前
端」等は回転体20の移動方向を基準としている。小径
部21の先端は部材10、21を貫通していない。
【0022】接合にあたって、部材10、11はベッド
40に万力や装置で上方から押さえられて拘束されてい
る。部材10、11の水平方向の間隔は小さくして、傾
斜面12を接触させるか、突合わせ面の隙間はできるだ
け小さくしている。傾斜面12の接触は、部材10を部
材11に向けて(図1において左右方向)押し付けるこ
とによって行う。接合作業時には回転体20の左右を上
方からベッド40に押さえている。
【0023】傾斜面12は実質的に接触しているので、
下方に流出する塑性流動体の流れが抑制される。このた
め、部材の流出による隙間の発生を抑制し、図2に示す
ような良好な摩擦攪拌接合が可能となる。30は摩擦攪
拌接合による接合ビードである。図2の接合ビード30
の形状は模式的に示す。
【0024】上方側の部材10の接合ビード30の部分
は下側の部材11の傾斜面12で支えられている。この
ため、摩擦攪拌接合作業時に作用する大きな垂直力によ
って、接合ビード30の近傍の部材10が曲がることが
ないものである。これは、部材11から傾斜面12を除
けば、容易に理解できるであろう。
【0025】また、傾斜面12を有するので、部材11
は部材10に対して上方に位置することができないの
で、上面の高さのずれを少なくできる。特に、部材1
0、11の傾斜面12を接触できた場合に、効果が大き
い。
【0026】これらによって、例えば、接合前の突合わ
せ面の隙間が0.2mm以上でも良好な接合ができる。
2つの部材10、11の接合によって構造体になる。
【0027】傾斜面12は直線または上方に若干凸の円
弧でもよい。
【0028】突合わせ面の下方側の接合は部材を反転さ
せて行うか、図5の実施例のように行う。
【0029】図3および図4の実施例は、部材10、1
1の摩擦攪拌接合による接合部の突合わせ面は垂直面1
3とし、その下方を傾斜面12としたものである。少な
くとも、接合ビード30よりも下方に傾斜面12を有す
る。傾斜面12は接合ビードに接触していることが望ま
しい。垂直面13は部材10、11の上方の外面に直交
している。また、垂直面13の上方には、部材10、1
1の外面から外方(図3において上方)に突出する突出
部14を設けている。突出部14の形状は、2つの突出
部14、14を突き合わせると図3のように台形状にな
る。接合中において、境20bは部材10、11の非突
出部の外面よりも外方の位置にある。すなわち、境20
bは突出部14の頂きと非突出部との間、すなわち、突
出部14内に位置している。回転体20の移動方向の前
端は突出部14、14の上面よりも上方に位置してい
る。小径部21の先端(図3において下端)は傾斜面1
2の上端に位置する。h2≦h1である。
【0030】これによれば、図1の場合に比較して、接
合部(接合ビード30)が垂直面であるので、小径部2
1を中心として接合部を対称にできるものである。ま
た、部材10、11の間の隙間が大きくても、突出部1
4、14を有するので、突出部14、14において塑性
流動化した部材が垂直面13の隙間に流出する。このた
め、接合ビード30に空孔が発生することが無いもので
ある。部材10、11の端部を突合わせたとき、垂直面
13、13同士は接触しなくても、傾斜面12、12同
士は接触するか、近接するように、寸法管理している。
【0031】なお、接合作業時において、回転体20の
小径部21と大径部20aとの境20bの高さ位置は突
出部14内である。すなわち、境20bは高さh3の範
囲内に位置する。突出部20aの中心は垂直面13に位
置する。2つの突出部14、14の上端の幅L1は回転
体の大径部20aの径よりも大きい。これは小径部21
の位置が垂直面に対してずれた場合を考慮している。摩
擦攪拌接合をした後、鉄道車両の車体の外側である突出
部14、14は切削する。回転体20の境20bの高さ
位置は前記のように突出部14内であるので、切削代を
有する。このため突出部14、14を切削すれば平面に
なり、凹みはない。このため、突出部14側を車体の外
側にするのがよい。
【0032】回転体20によって、突出部14、14の
金属は垂直面13、13の隙間に移動し、埋める。この
ため、接合前の垂直面13、13の隙間の許容値を約1
mmまで拡大できることを、アルミニウム合金製の部材
における実験により明らかにした。
【0033】接合中において、小径部21の下端の位置
は、部材10、11の突合わせ面の傾斜面12と垂直面
13との連結部より少し上方の垂直面13に位置して
も、良好な接合が行われる。
【0034】図5の実施例は、図1の実施例の部材1
0、11を上下両面から同時に摩擦攪拌接合を行うもの
である。部材10、11の上面側の突合わせ面に、上方
の回転体20の小径部21の中心が位置する。部材1
0、11の下面側の突合わせ面に、下方の回転体20の
小径部21の中心が位置する。下方の回転体20の小径
部21は上方を向いている。2つの回転体20、20の
移動方向における位置を同一位置にした状態で、2つの
回転体20、20を同一速度で移動させ、摩擦攪拌接合
を行う。つまり、上方の回転体20による荷重(回転体
20を部材に挿入する力)の作用点と下方の回転体20
による荷重の作用点とが大きく離れないようにする。こ
れは部材10、11の曲がりを防止するためである。下
方の回転体20の周囲にはベッド40が無い。上方の回
転体20の垂直方向にベッド40が位置する。
【0035】下方の接合において、部材11の接合部は
部材11の傾斜面で支えられているので、該部の曲がり
が抑制される。
【0036】図6の実施例は、部材10、11の上下の
面側の突合わせ面を垂直面13、13にしている。上方
の垂直面13の垂直方向には下方の垂直面13はない。
両者の間を傾斜面12で接続している。上下の面に突出
部14をそれぞれ有する。これによれば、上下の回転体
20、20の間隔は図5に比較して小さくできるので、
部材10、11の曲がりを少なくできる。
【0037】図7の実施例は、部材10、11の上下の
面側の突合わせ面を垂直面13、13にしている。上部
の垂直面13、13の延長線上に下部の垂直面13、1
3がある。上下の垂直面13、13の間の突合わせ面は
横向きのV状の斜面12、12である。部材11の端部
はV状の凸部であり、部材10の端部はV状の凹部であ
る。部材10、11の端部を突合わせたとき、垂直面1
3、13同士は接触しなくても、傾斜面12、12同士
は接触するか、近接するように、寸法管理している。例
えば、凹部の傾斜面12、12の間隔を凸部の傾斜面1
2、12の間隔よりも小さく設けている。
【0038】これによれば、上方の回転体20の下方に
下方の回転体20が実質的に位置するので、部材10、
11の曲がりをより少なくできる。また、V状の傾斜面
12によって、部材10、11は上下方向のずれが防止
される。このため良好な摩擦攪拌接合が得られる。
【0039】また、部材10のV状の凹部の底部、部材
11のV状の凸部の頂部はなく、台形状にしている。ま
た、部材10、11の垂直面15、15との間に隙間1
6を設けている。これによれば、上下の垂直面13、1
3の接触が容易になるものである。
【0040】部材10、11の傾斜面12によって摩擦
攪拌接合時の金属の流出を防止している。図21のよう
に、傾斜面12に相当する構成として、部材340、3
41の外面に平行な面345、346を設け、これによ
って金属の流出を防止することが考えられる。しかし、
部材340の面345、345の間隔は、部材341の
面356、356の間隔よりも大きいことが必要であ
る。面345と面356との間には隙間がある。このた
め、この隙間に塑性流動体が流出し、欠陥が発生しやす
い。または、部材340のフランジ343、343が内
側に曲がる。突出部14が無い場合はこの曲がりを見る
ことができる。突出部14を設ける場合は前記隙間を考
慮して、突出部14を大きくしておくことが必要で、高
価になる。図7の実施例において、部材10、11の間
隔が離れた場合は、同様なことが発生するが、斜面があ
るので、強度的に強くなり、部材10の端部の曲がりが
少なくなるものである。
【0041】以上のように、図21の形状の場合、次の
2つの隙間が発生しやすい。その1つは、面345、3
56の間の隙間である。他の1つは、フランジ343の
先端(垂直面)と形材341の接合面(垂直面)との間の隙
間である。この2つの隙間が摩擦攪拌接合に大きく影響
を与える。これを考慮したのが、特に図7から図13の
実施例である。すなわち、傾斜面12を接触するように
しているので、隙間は垂直13の隙間にのみになり、接
合条件を良好にできる。
【0042】図8から図15の実施例は、鉄道車両の車
体への適用例を示すものである。図10において、鉄道
車両の車体は、車体の側面を構成する側構体50、上面
の屋根構体51、下面の床構体52、長手方向の端部の
妻構体53から構成される。
【0043】側構体50は押し出し形材60、70を並
列に複数並べ、その突合わせ部を摩擦攪拌接合により接
合して構成している。屋根構体51、床構体52も側構
体50と同様に構成される。側構体50と屋根構体51
との接合、側構体50と床構体52との接合はMIG溶
接等で行う。
【0044】図8および図9において、押し出し形材6
0、70は図1から図7の実施例の部材10、11にそ
れぞれ相当する。押し出し形材60、70は、車体の外
面を構成する面板61、71、車内側の複数のリブ6
2、63、72、73、リブの先端に設けた面板65、
66、75、76からなる。リブ63、73、面板6
6、76は押し出し形材60、70の幅方向に沿って複
数ある。面板65、66、75、76には柱(側構体5
0の場合。図示せず)、垂木(屋根構体51の場合。図
示せず)、横梁(床構体52の場合。図示せず)や、各
種の部品の取り付け座を溶接する。継ぎ手の形状は実質
的に図7と同様である。図7の実施例と同様に上下両面
を同時に摩擦攪拌接合を行う。
【0045】上方の回転体20を支えるローラ(図示せ
ず)は面板65、75に載る。形材60の一端は凸の台
形状であり、形材70の一端は凹の台形状である。形材
60の他端は形材70の前記一端の形状または形材60
の前記一端の形状である。2つの形材を組み合わせるこ
とができるようになっている。
【0046】押し出し形材60、70は上記のように2
面構造である。一方の面は面板61、71であり、他方
の面は面板65、66、75、76である。このように
2面構造に対して外側から摩擦攪拌接合を行うと、この
接合時の前記垂直荷重によって接合部の面板が他方の面
板側に向けて曲がることが考えられる。しかし、図8の
継ぎ手形状であると、押し出し形材60の端部にリブ6
2があり、この部分の上部、下部を摩擦攪拌接合してい
るので、形材60、70の接合部に曲がりは生じないも
のである。つまり、リブ62は摩擦攪拌接合時の垂直荷
重を受ける支えになる。つまり、垂直面13、13を接
続する線上にリブ62がある。一方、形材70はリブ6
2の斜面に載っており、また接合部の近傍にリブ72が
あるので、形材70の接合部に曲がりは生じないもので
ある。このことは図19と比較すれば理解できるであろ
う。つまり、リブ62の板厚の延長線の範囲内に垂直面
13、13がある。前記範囲内に接合ビード30、30
の少なくとも一部が位置する。
【0047】上記継ぎ手は、面板65、66、66(7
5、76、77)を接続した中空の押し出し形材にも適
用できるものである。
【0048】側構体50を製作した後、突出部14を切
削し、外面を平滑にする。車内側の突出部14の切削は
必ずしも必要ではない。その後、塗装して仕上げてもよ
いが、塗装しない場合について説明する。その後、ヘア
ライン加工、または透明な塗装を行う。摩擦攪拌接合で
あるので、MIG溶接に比べて接合部を目視で確認する
ことができない。このため、地肌を見ることができて
も、側構体の見栄えをよくできるものである。安価にで
きる。側構体50と、屋根構体51、床構体52、妻構
体53との溶接部は、側構体側であっても見えにくい位
置とする。
【0049】二面構造体の一つの中空押し出し形材の継
手を図11から図12によって説明する。中空押し出し
形材100(110)は実質的に平行な2つの面板10
1、102(111、112)と、両者を接続する複数
のリブ103、106(113、116)と、接合部の
端部において形材100、110の厚さ方向に突出した
突出部104(114)と、端部のリブ106から相手
の形材110に向けて突出した突出片117、117
と、からなる。
【0050】リブ103、113は形材100、110
の幅方向に沿って複数ある。リブ103(113)は面
板101、102(111、112)に対して傾斜して
いる。リブ106(116)は面板101、102(1
11、112)に対して直交している。109、119
は中空部である。
【0051】形材100、110の端部には垂直面12
1、傾斜面122がそれぞれある。垂直面121は面板
101、102、111、112の端部にある。形材1
10の傾斜面122は突出片117の面板側の面にあ
る。形材100の傾斜面122は突出片117を受け入
れる凹部にある。傾斜面122は垂直面121を形材の
厚さ方向に入った位置から傾斜している。突出部117
は形材110の垂直面121よりも形材100の幅方向
の外方(形材100側)に突出している。突出部10
4、114はそれぞれの面板101、102、111、
112の端部にある。
【0052】形材110のリブ116は接合部の延長線
上に位置している。リブ116の板厚の中心の延長線上
に回転体20の軸心が位置することを想定している。形
材110の垂直面121は、リブ116の板厚の中心よ
りも若干形材110の幅方向の中心側に位置している。
リブ116の板厚の延長線の範囲内に2つの垂直面12
1がある。リブ116の板厚はリブ106の板厚よりも
厚い。
【0053】形材100、110を組み合わせて傾斜面
122、122を接触させたとき、形材100の垂直面
121と形材110の垂直面121の間に若干の隙間が
あるように設けている。例えば、凹部の傾斜面122、
122の間隔を凸部の傾斜面12、12の間隔よりも小
さく設けている。あるいは、傾斜面122の隙間は小さ
くなるように設けている。
【0054】形材100にリブ106があるので、端部
に突出部104や傾斜面122の厚肉部を精度よく容易
に製作できるものである。
【0055】また、形材100の傾斜面122とリブ1
06との接続部125は、形材100の傾斜面122の
延長線よりも面板101、102側に凹んでいる。これ
によって、突出片117とリブ106との接触を防止で
き、垂直面121からリブ106までの距離を短くでき
る。このため、形材100の端部の断面積を小さくで
き、軽量化を図ることができる。
【0056】図13の実施例はリブ106とリブ116
bとの間の中間に突合わせ部が位置するようにしたもの
である。形材100の垂直面121からリブ106まで
の距離と形材110の垂直面121からリブ116bま
での距離は実質的に同一である。2つのリブ106、1
16bの板厚は同一である。2つのリブ106、116
bの間隔L5は小径部21の径よりも大きく、大径部2
0bの径D1よりも小さい。突出部104の幅(形材の
幅方向に同一)と突出部114の幅は同一である。
【0057】垂直面121、121を光学センサで検出
して、回転体20の軸心を垂直面121、121の中間
に位置させて摩擦攪拌接合を行う。結果的に、回転体2
0の軸心は2つのリブ106、116bの中間に位置す
ることになる。また、回転体20の軸心は突出部10
4、114の幅の中間に位置することになる。接合ビー
ドの中心は2つのリブ106、116bの中間にでき
る。回転体20の大きさおよび位置、その他の構成は前
記実施例のとおりである。
【0058】これによれば、接合作業時の荷重は2つの
リブ106、116bで負担するので、リブ116bの
板厚を図12の実施例よりも薄くできる。このため、2
つのリブ106、116bの板厚の合計値を図12の実
施例よりも小さくできる。このため、軽量にできる。ま
た、図12の実施例ではリブ106、116のうちリブ
116に集中的に荷重がかかるので、リブ116が曲が
りやすい。しかし、図13の実施例では2つのリブ10
1、116bに略同様に荷重がかかるので、リブ10
1、116bの曲げ変形が発生しにくい。リブ106か
ら回転体20の軸心までの距離と、リブ116bから回
転体20の軸心までの距離とは実質的に同一にするのが
よい。
【0059】2つのリブ106、116bの間隔L5は
回転体20の大径部20aの径D1よりも小さい。この
ため、大径部20aによる荷重はリブ106、116b
に加わり、面板101、111の曲げ変形が少なくな
る。
【0060】回転体20の位置の誤差を考慮して、突出
部104、114の幅L1は大径部20aの径D1より
も大きく作るので、L1>D1である。また、摩擦攪拌
接合が終了すると、大径部20a、小径部21に沿って
それよりも若干大きい接合ビードができる。その後、一
方の面または両方の面の突出部104、114を面板1
01、111、102、112に沿って切削する。残っ
た突出部104、114には大径部20aの接合ビード
が残る。この接合ビードの大きさ(径)はL5よりも大
きい。接合ビードのの中心は2つのリブ106、116
bの中心(実質的に)にあるといえる。また、接合前の
形材100、110において、垂直面121、121か
らリブ106、116bまでの距離(≒L5/2)は突
出104、114の幅(≒L1/2)よりも小さい。リ
ブ106、116bは垂直面121、121よりも形材
の幅方向の他端側にある。
【0061】上記の大径部20aの径D1、大径部20
aによる接合ビードの大きさ、リブ106、116bの
位置は、形材100、110の幅方向において突出部1
04、114の範囲内にあるといえる。
【0062】形材100、110は傾斜面122を有す
るが、突出片117があれば、従来の図21のようであ
ってもよい。
【0063】図14の実施例は、図13の実施例に比べ
て、面板112の側の突出片117をリブ106側に設
置したものである。
【0064】図15の実施例は、接合部の2つのリブ1
06c、116cを形材110に設置したものである。
2つのリブ106c、116cの中間に2つの形材10
0、110の面板101、102、111、112の端
部がある。2つのリブ106c、116cは回転体20
による荷重を支える。また、リブ106cとリブ116
cとをリブ116dで接続している。これによれば、接
合作業時のリブ106c、116cの座屈が生じにくく
なる。
【0065】傾斜面はない。面板101、102は水平
面122bに重なっている。面板101(102)の端
部の裏面101b(102b)は他方の面板102(1
01)の側に突出して、面板101(102)の板厚よ
りも厚くなっている。これは他の実施例にも適用でき
る。
【0066】上記各実施例において、面板(または、外
面)が平行とは、実質的に沿っているという程度であ
る。また、面板に直交するも実質的の意味である。鉄道
車両の場合、側構体や屋根構体は円弧状であり、2つの
面板を平行にできない場合がある。本発明はこのものに
も適用できるものである。また、パイプやその他の構造
体に適用できる。
【0067】一対の垂直面13、121は角度が大きく
なければV状であってもよい。V状の空間への金属の補
充のため、突出部14、104、114を大きくする必
要がある。このため、垂直面は実質的に垂直面がよい
が、若干傾斜していてもよい。
【0068】垂直面121と傾斜面122との接続部に
突出部104の頂に平行な面があっても小さければよ
い。
【0069】1つの接合部には2つの突出部104、1
14があるが、1つの突出部104(114)であって
もよい。図11から図13の実施例は図8の二面構造体
にも適用できる。また、図11から図13の摩擦攪拌接
合は、上下両面を同時に行っても、片面ずつ行ってもよ
い。
【0070】第4の目的に対する実施例を図16、図1
7によって説明する。被接合部材は図5から図8のよう
に上下の両面を実質的の同時に接合する部材であり、例
えば、厚い押し出し形材211、211である。形材2
11、211の突き合わせ面は図1から図15のような
形状であっても、図18、図21の形状でもよい。形材
211、211をベッド40、40に載せて拘束する。
また、形材211、211の接合線の端部にタブ22
1、225を配置して、ベッド40、40に載せて拘束
する。これらの拘束は万力で挟んで行ったり、装置によ
って上方からベッド40、40に押さえることによって
行う。タブ221、225はベッド40、40を貫通す
るボルトで、挟んでベッド40、40に拘束してもよ
い。形材211、211とタブ221、225との間の
隙間はできるだけ小さくする。形材211、211は2
つに分かれているが、タブ221、225は一つであ
る。前記実施例のように、ベッド40は2つに分かれて
いる。
【0071】形材211同士、形材211とタブ22
1、225を仮溶接してもよいが、一般にその必要はな
い。以下、仮溶接をしないとして説明する。
【0072】タブ221、225の厚さは形材211の
厚さと実質的に同一である。形材211の厚さが厚いの
で、タブ221、225はそれぞれ3枚の板からなる。
【0073】タブ221を代表例として説明する。厚板
222の上下に板223、224を重ねている。3枚の
板は接合前に重ねられ、ベッド40に拘束される。板2
23、224は形材211と同一の材質か、似た材質で
ある。板222はアルミニウム合金製や鉄系製である。
板222は運搬の点から軽いアルミニウム合金製がよ
い。板222は中空形材にすることができる。
【0074】形材211の外面からの接合ビード30の
深さをt10とした時、板223、224の厚さt11
はt10よりも大きい。このとき、タブ221の外面は
形材211の外面と同一面になっている。形材211に
突出部14(104、114)があれば、タブ221の
外面は突出部14の頂面に位置する。部材211に突出
部14があれば、t10は突出部14の切削前の接合ビ
ードの深さである。タブ221とタブ225は同様であ
る。
【0075】板222、223、224は形材211に
溶接しない。少なくとも板222は形材211に溶接し
ない。
【0076】形材211、211、タブ221、225
をベッド40、40に拘束した後、摩擦攪拌接合を行
う。回転体20はタブ221の端部の上方(下面の接合
は下方である。)から、回転させながらタブ221に挿
入し、形材211、211の接合線に向かって移動させ
る。タブ221の位置における挿入代は形材211、2
11の位置における挿入代と同様である。形材211、
211を接合した後、タブ225の端部で回転体20を
上方(同じく、下方)に抜く。
【0077】次に、形材211、タブ221、225の
拘束を解き、中央の厚い板222をハンマでたたいて除
く。次に、タブ221、225の板223、224と形
材211との接合部をグラインダ等で切断し、板22
3、224を除く。
【0078】種々の実験によれば、摩擦攪拌接合の開始
直後は良好な接合が得られないことが多い。上記実施例
ではタブ221を配置して、良好な接合が得られるよう
になってから形材211の接合を行うので、形材211
の始端の接合を良好にすることができる。タブ221に
おける摩擦攪拌接合の長さは30mmあれば十分であ
る。
【0079】一方、回転体20を被接合部材の形材21
1から抜くと、被接合部材に小径部21に相当する穴が
生じる。タブ225の位置で回転体20を抜くので、製
品である被接合部材の形材211には穴が生じない。こ
のため、製品の補修が不要になる。
【0080】また、摩擦攪拌接合では、回転体20によ
って金属が移動するので、接合の始点、終点では厚さが
薄くなり易い。タブ221において接合を開始し、22
5で接合を終えるので、製品の形材211の全長にわた
って厚さの同一な接合を得ることができる。
【0081】タブ221、225の外面側の板223、
224の厚さは接合ビード30の深さt10よりも厚
い。このため、中央の板222は接合されない。このた
め、板222は容易に除くことができる。このため、板
222を事前に取り除いているので、板223、224
の切断作業が容易になるものである。また、板222は
摩擦攪拌接合による接合がないので、再度使用する際に
グラインダ等で平滑にする必要が無い。このため、板2
22は容易に繰り返し利用でき、安価にできるものであ
る。また、板222は安価な材料にできる。
【0082】板223、224の厚さが接合ビード30
の深さt10と同一であって、板222が接合されたと
しても、板222の接合ビードの深さは小さいので、板
222を容易に分離できる。
【0083】なお、タブ221への回転体20の挿入は
タブの上面からではなく、タブ221の左側の端部の外
側からタブ221に向けて移動させて行ってもよい。ま
た、タブ225からの回転体20を抜く場合も、タブ2
25の右側よりも外側に移動させて行ってもよい。図1
のように片面の接合の場合は、板222、223とす
る。また、板223、224を形材211、211に仮
止め溶接をしておけば、ベッド40への拘束を不要にで
きる。溶接位置は形材211、211の接合線の延長線
上にできる。
【0084】被接合部材としては、傾斜面を有しないも
の、片面のみを接合するもの、板が薄くて非接合部を有
しないもの、にも適用できる。また、摩擦攪拌接合は側
方から行うことができる。
【0085】本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の
各請求項の記載の文言あるいは課題を解決するための手
段の項の記載の文言に限定されず、当業者がそれから容
易に置き換えられる範囲にも及ぶものである。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、部材の接合に摩擦攪拌
接合方法を適用する場合において良好な接合を行うこと
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の摩擦攪拌接合継ぎ手の縦断
面図である。
【図2】図1における摩擦攪拌接合後の縦断面図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例の摩擦攪拌接合継ぎ手の縦
断面図である。
【図4】図3における摩擦攪拌接合後の縦断面図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例の摩擦攪拌接合継ぎ手の縦
断面図である。
【図6】本発明の他の実施例の摩擦攪拌接合継ぎ手の縦
断面図である。
【図7】本発明の他の実施例の摩擦攪拌接合継ぎ手の縦
断面図である。
【図8】本発明の他の実施例の摩擦攪拌接合継ぎ手の縦
断面図である。
【図9】図8における摩擦攪拌接合後の縦断面図であ
る。
【図10】本発明を適用する鉄道車両の車体の一実施例
の斜視図である。
【図11】本発明の他の実施例の接合前の縦断面図であ
る。
【図12】図11の要部の接合前の拡大図である。
【図13】本発明の他の実施例の接合前の縦断面図であ
る。
【図14】本発明の他の実施例の接合前の縦断面図であ
る。
【図15】本発明の他の実施例の接合前の縦断面図であ
る。
【図16】本発明の一実施例の摩擦攪拌接合時の平面図
である。
【図17】図16の要部の拡大断面図である。
【図18】比較例の摩擦攪拌接合継ぎ手の縦断面図であ
る。
【図19】図18における摩擦攪拌接合中の縦断面図で
ある。
【図20】図18における摩擦攪拌接合後の縦断面図で
ある。
【図21】比較例の摩擦攪拌接合継ぎ手の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10、11…部材、12…傾斜面、13…垂直面、14
…突出部、15…垂直面、20…回転体、21…小径
部、30…接合ビード、40…ベッド、60、70…押
し出し形材、61、65、66、71、75、76…面
板、62、63、72、73…リブ、100、110…
押し出し形材、101、102、111、112…面
板、104、114…突出部、106、116c、11
6、116b、116c…リブ、117…突出片、12
1…垂直面、122…傾斜面、211…形材、221、
225…タブ、222、223、224…板。
フロントページの続き (72)発明者 川崎 健 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の部材の端部の傾斜面と第2の部材
    の端部の傾斜面とを、前記傾斜面同士が接触するかまた
    は近接するように突合わせ、 前記傾斜面の端部側を前記部材の外面側から摩擦攪拌接
    合すること、 を特徴とする摩擦攪拌接合方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008272768A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd ダブルキンパネルの接合継手及び構造体
JP2014000610A (ja) * 2013-09-06 2014-01-09 Nippon Light Metal Co Ltd 接合方法

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