JPH11333286A - 排出ガスの有害物質処理装置 - Google Patents

排出ガスの有害物質処理装置

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JPH11333286A
JPH11333286A JP10149225A JP14922598A JPH11333286A JP H11333286 A JPH11333286 A JP H11333286A JP 10149225 A JP10149225 A JP 10149225A JP 14922598 A JP14922598 A JP 14922598A JP H11333286 A JPH11333286 A JP H11333286A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料油の磁気処理化を円滑に行い得て、排気
ガス中の一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)等の有
害物質を減少させ、また、燃料消費率を向上させる排出
ガスの有害物質処理装置を提供する。 【解決手段】 燃料油の流れに対して直角方向の磁界を
形成する一対の永久磁石7、7−1を有し、一方の永久
磁石7を一方の磁石保持ケース3に収容した一方の磁気
処理体1と、他方の永久磁石7−1を他方の磁石保持ケ
ース3−1に収容し且つその合せ目において磁気吸着さ
せて一方の磁気処理体1に接続される他方の磁気処理体
2とを備え、磁石保持ケース3、3−1の合せ目3a、
3a−1に燃料ホース24を挟み込むホース挟込み部J
を設けると共に、合せ目3a、3a−1において互いに
磁気吸着した磁石保持ケース3、3−1を磁気回路の一
部にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等が排出す
る排気ガス中の一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)
等の有害物質を減少せしむる排出ガスの有害物質処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気処理は、燃料油改質による燃料効率
の改善など、広い分野の改善に利用され得ることが知ら
れている。
【0003】上記の用途に応用される理由は、炭化水素
化合物の分子を含む燃料油の流れにおいて、直角に磁界
が印加されることにより、いわゆるローレンツ力を発生
し、このローレンツ力は中性である燃料油分子には働か
ず、荷電粒子のみに働くので、燃料油分子と荷電粒子が
相対運動、更には衝突を生じることになり、したがっ
て、燃料油中の各種原子の配列、分布などの構造が変化
して燃料油の性質が変化するため、密度、表面張力、粘
度、誘電率、電解質の溶解速度などの増大、または電気
伝導度、気体溶解度などの減少など、種々の効果を生
じ、炭化水素化合物の分子をイオン化し細分化するから
である。
【0004】炭化水素化合物の分子を含む燃料油の流れ
に対して直角な磁界を形成し印加する従来の磁気処理装
置としては、図12、図13に開示された技術がある。
【0005】この開示技術は、第1、第2の分割体50
A、50Bを有しており、第1の分割体50Aは合成樹
脂製のケース51を備えており、このケース51の互い
に対向する面部には半円状の溝52が形成してあり、こ
のケース51の底部には永久磁石53が固着してある。
【0006】また、第2の分割体50Bは合成樹脂製の
ケース54を備えており、このケース54の互いに対向
する面部には半円状の溝55が形成してあり、このケー
ス54の底部には永久磁石56が固着してある。
【0007】そして、第1の分割体50Aと第2の分割
体50Bとを、処理対象としての燃料油を流す金属製の
管体(燃料パイプ)60を挟んだ状態(第1、第2の分
割体50A、50Bの溝52、55が成す円孔に管体6
0が挿入される)で互いに連結して使用される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の磁気処理装置にあっては、永久磁石53、56
を保持するケース51、54が合成樹脂であるために、
永久磁石53、56同士を単に向い合わせ、永久磁石5
3から永久磁石56に向かって磁力線を走らせても、第
1の分割体50Aと第2の分割体50Bとは磁気回路を
構成しない。このために、磁力線は外に逃げてしまい、
磁力線が収束されない。
【0009】また、第1の分割体50Aと第2の分割体
50Bとは、金属製の管体60を挟んだ状態で互いに連
結して使用されているために、この金属製の管体60内
では無磁力線領域が生じて、燃料油の磁気処理化が円滑
に行われず、排気ガス中の一酸化炭素(CO)、炭化水
素(HC)等の有害物質を減少させることができず、ま
た、燃料消費率を向上させることができないという問題
点があった。
【0010】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであり、その目的とするところは、燃料油の流
れを直角に貫く磁気力が強く、また、磁力線の漏洩がほ
とんど無くなって、燃料油の磁気処理化を円滑に行うこ
とができて、排気ガス中の一酸化炭素(CO)、炭化水
素(HC)等の有害物質を減少させ、また、燃料消費率
を向上させ、更には、トルク及び最高出力も大幅に向上
させ得て、エンジン排気量をも少なくすることが可能な
排出ガスの有害物質処理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係る排出ガスの有害物質処理装
置は、燃料油の流れに対して直角方向の磁界を形成する
一対の永久磁石を備えた排出ガスの有害物質処理装置で
あって、前記一方の永久磁石を磁性体製の一方の磁石保
持ケースに収容した一方の磁気処理体と、前記他方の永
久磁石を磁性体製の他方の磁石保持ケースに収容し且つ
この他方の磁石保持ケースに前記一方の磁石保持ケース
をその合せ目において磁気吸着させて前記一方の磁気処
理体に接続される他方の磁気処理体とを備え、前記一方
及び他方の磁石保持ケースの合せ目に前記燃料油が流動
する非磁性体製の燃料ホースを挟み込むホース挟込み部
を設けると共に、前記合せ目において互いに磁気吸着し
た前記一方及び他方の磁石保持ケースを磁気回路の一部
にしたことを特徴とする。
【0012】かかる構成により、一方の磁気処理体と他
方の磁気処理体とは、一方及び他方の磁石保持ケースの
それぞれの合せ目で磁気吸着させて互いに連結し、燃料
ホースはホース挟込み部で挟み込まれる。したがって、
一方の磁気処理体の一方の永久磁石と他方の磁気処理体
の他方の永久磁石とは非磁性体製の燃料ホースを挟んで
対向していて、一方の永久磁石の対向端部はS極に、他
方の永久磁石の対向端部はN極にそれぞれなる。
【0013】この場合、磁石保持ケースは連続する枠体
を構成しており、この枠体は、いわゆる磁気回路の一部
を形成する。すなわち、一方の永久磁石の対向端部(S
極)から他方の永久磁石の対向端部(N極)に向かって
磁束密度の高い(約6000ガウス)の磁場が形成され
て、磁力線Fは燃料ホースを貫き、枠体を通過して永久
磁石に収束される磁気回路が構成される。
【0014】このように磁気回路に発生した磁力線Fは
燃料ホースを貫き、この燃料ホース内を流れる処理対象
としての燃料油の流れに対して直角な磁界を形成し印加
する。
【0015】このように、炭化水素化合物の分子を含む
燃料油の流れに、直角に磁界が印加されることにより、
いわゆるローレンツ力を発生し、炭化水素化合物の分子
をイオン化し細分化することができて、排気ガス中の一
酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)等の有害物質を減
少させ、また、燃料消費率を向上させることができる
し、更には、トルク及び最高出力も大幅に向上させ得
て、エンジン排気量をも少なくすることができる。
【0016】また、上記したように請求項1の発明に係
る排出ガスの有害物質処理装置にあっては、一対の永久
磁石を向かい合わせることで磁場を発生させているため
に、燃料油の流れを直角に貫く磁気力が強く、また、磁
力線の漏洩がほとんど無くなって、燃料油の磁気処理化
を円滑に行うことができ、磁力線の漏洩による悪影響を
極力押えることができる。
【0017】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係る排出ガスの有害物質処理装置は、請求
項1に記載の排出ガスの有害物質処理装置において、前
記一方及び他方の磁石保持ケースの内周壁部と前記永久
磁石の側面とが成す空間部に非磁性材料の充填材を充填
した。
【0018】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、一
方の磁気処理体と他方の磁気処理体の磁石保持ケース内
に鉄系製品が吸着されることが防止できる。
【0019】また、上記の目的を達成するために、請求
項3の発明に係る排出ガスの有害物質処理装置は、請求
項1又は請求項2又は請求項3に記載の排出ガスの有害
物質処理装置において、前記一方及び他方の磁石保持ケ
ースを、その合せ目において互いに磁気吸着させて、前
記一方及び他方の磁気処理体を燃料ホースに装着した。
【0020】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、一
方の磁気処理体と他方の磁気処理体とは、一方及び他方
の磁石保持ケースのそれぞれの合せ目のみで合わされて
いて、互いの磁力により吸着しあって、分離することは
なく、また、一方及び他方の磁気処理体の燃料ホースへ
の取付がワンタッチで行うことができる。
【0021】また、上記の目的を達成するために、請求
項4の発明に係る排出ガスの有害物質処理装置は、請求
項1又は請求項2又は請求項3に記載の排出ガスの有害
物質処理装置において、前記燃料ホースは、ガソリンエ
ンジンの燃料供給装置の場合には燃料供給ポンプの吐出
側からキャブレータに至る燃料ホース、燃料供給ポンプ
の吐出側からインジェクターに至る燃料ホースであり、
ディーゼルエンジンの燃料装置の場合には、燃料供給ポ
ンプの吐出側から分配器に至る燃料ホースである。
【0022】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、ガ
ソリンエンジンの燃料供給装置のみならずディーゼルエ
ンジンの燃料装置にも容易に装着することが可能であ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面を参照して説明する。
【0024】図1は本発明に係る排出ガスの有害物質処
理装置の燃料ホースへの取付状態の斜視図、図2は同排
出ガスの有害物質処理装置の正面図、図3は同排出ガス
の有害物質処理装置の斜視図、図4は同排出ガスの有害
物質処理装置における磁気処理体の斜視図、図5は同排
出ガスの有害物質処理装置の作用説明図である。
【0025】本発明に係る排出ガスの有害物質処理装置
Aは一種の磁気処理装置であり、この排出ガスの有害物
質処理装置Aは、一方の磁気処理体1と他方の磁気処理
体2とを備えており、一方の磁気処理体1と他方の磁気
処理体2とは同構成である。
【0026】この一方の磁気処理体1は、鉄系材料から
成るボックス形状の磁石保持ケース3を有しており、こ
の磁石保持ケース3は、底面部3Aと上、下面部3B、
3Cと前、後面部3D、3Eとを有しており、上、下面
部3B、3Cの辺縁部には取付座部4が形成してあり、
これらの取付座部4には取付孔5が形成してある。また
前、後面部3D、3Eの辺縁部には半円状の溝部6が形
成してある。そして、磁石保持ケース3の底面部3Aの
内面には四角柱状の永久磁石7が固着してあり、また、
磁石保持ケース3内には、非磁性材料である合成樹脂、
例えばエポキシ樹脂より成る充填材8が充填してあり、
この充填材8の中央に永久磁石7が表出している。この
場合、磁石保持ケース3の角部は、曲げ角度が56度以
上のアールにしてある。
【0027】他方の磁気処理体2は一方の磁気処理体1
と同構成ではあるが、説明の便宜上異なる符号を付す。
すなわち、他方の磁気処理体2は、鉄系材料(磁性体)
から成るボックス形状の磁石保持ケース3−1を有して
おり、この磁石保持ケース3−1は、底面部3−1Aと
上、下面部3−1B、3−1Cと前、後面部3−1D、
3−1Eとを有しており、上、下面部3−1B、3−1
Cの辺縁部には取付座部4−1が形成してあり、これら
の取付座部4−1には取付孔5−1が形成してある。ま
た前、後面部3−1D、3−1Eの辺縁部には半円状の
溝部6−1が形成してある。そして、磁石保持ケース3
−1の底面部3−1Aの内面には四角柱状の永久磁石7
−1が固着してあり、また、磁石保持ケース3−1内に
は合成樹脂、例えばエポキシ樹脂より成る非磁性充填材
8−1が充填してあり、この非磁性充填材8−1の中央
に永久磁石7−1が表出している。
【0028】そして、本発明に係る排出ガスの有害物質
処理装置Aは、一方の磁気処理体1と他方の磁気処理体
2とを、処理対象としての燃料油を流す可撓性のある合
成樹脂製、ゴム製の燃料ホースを挟んだ状態で互いに連
結して使用される。
【0029】自動車のガソリンエンジンの燃料供給装置
は、燃料を空気と混合してシリンダ内に供給するための
装置である。そして、この燃料供給装置は、図6に示す
ように燃料タンク21と、この燃料タンク21に燃料ホ
ース22を介して吸引側が接続された燃料供給ポンプ2
3と、この燃料供給ポンプ23の吐出側に燃料ホース2
4を介して接続され且つ吸入マニホールド26に装着さ
れたキャブレータ25とを備えており、ガソリンは、燃
料タンク21から燃料ホース22を通って燃料供給ポン
プ23に吸引され、この燃料供給ポンプ23から吐出さ
れた燃料油であるガソリンは燃料ホース24を通ってキ
ャブレータ25に送られ、ここで霧状に気化され、エア
・クリーナ26できれいになった空気と混合された後、
吸入マニホールド26を通ってシリンダに供給される。
【0030】このガソリンエンジンの燃料供給装置の場
合には燃料ホース24が、処理対象としての燃料油を流
す合成樹脂製の燃料ホースであり、一方の磁気処理体1
と他方の磁気処理体2とは燃料ホース24を挟んだ状態
で互いに連結して使用される。
【0031】また、自動車のガソリンエンジンの燃料供
給装置としては、キャブレータに代わって混合気を供給
するフューエルインジェクションを用いたものがある。
このフューエルインジェクションは、燃料(ガソリン)
を吸入マニホールドに吹き込む電磁弁付きノズルである
インジェクターと、燃料油に所定の圧力を加える燃料供
給ポンプとの組み合わさって、弁の開閉時期によって、
燃料油の噴射量を決めるようにしたものである。
【0032】そして、この燃料供給装置は、図7に示す
ように燃料タンク31と、この燃料タンク31に燃料ホ
ース32を介して吸引側が接続された燃料供給ポンプ3
3と、この燃料供給ポンプ33の吐出側に燃料ホース3
4を介して接続され且つ吸入マニホールド36に装着さ
れたインジェクター35とを備えており、燃料油(ガソ
リン)は、燃料タンク31から燃料ホース32を通って
燃料供給ポンプ33に吸引され、この燃料供給ポンプ3
3から吐出された燃料油は燃料ホース34を通ってイン
ジェクター35に送られ、ここで燃料油は吸入マニホー
ルド36に吹き込まれ、エア・クリーナできれいになっ
た空気と混合された後、吸入マニホールド36を通って
シリンダ37に供給される。
【0033】このガソリンエンジンの燃料供給装置の場
合には燃料ホース34が、処理対象としての燃料油を流
す合成樹脂製の燃料ホースであり、一方の磁気処理体1
と他方の磁気処理体2とは燃料ホース34を挟んだ状態
で互いに連結して使用される。
【0034】また、自動車のディーゼルエンジンの燃料
供給装置は、図8に示すように燃料タンク40と、この
燃料タンク40に燃料ホース41を介して吸引側が接続
された燃料供給ポンプ42と、この燃料供給ポンプ42
の吐出側に燃料ホース44を介して接続された分配器4
5と、この分配器45に噴射管46を介して接続された
噴射ノズル47とを備えている。なお48は燃料フィル
ター、49は戻り管路である。
【0035】この自動車のディーゼルエンジンの燃料供
給装置の場合には、燃料ホース44が、処理対象として
の燃料油(軽油)を流す合成樹脂製の燃料ホースであ
り、一方の磁気処理体1と他方の磁気処理体2とは燃料
ホース44を挟んだ状態で互いに連結して使用される。
【0036】一方の磁気処理体1と他方の磁気処理体2
とは、磁石保持ケース3、3−1のそれぞれの合せ目
(縁部)3a、3−1a及び取付座部4、4−1で合わ
されていて、取付座部4、4−1は取付孔5、5−1に
挿入した締結ボルト9により互いに締結されており、ま
た、燃料ホース24(34、44)は、半円状の溝部
6、6−1が成すホース挟込み部Jである円形孔を貫通
しており、一方の磁気処理体1の永久磁石7と他方の磁
気処理体2の永久磁石7−1とは燃料ホース24(3
4、44)を挟んで対向していて、永久磁石7の対向端
部7aはS極に、永久磁石7−1の対向端部7−1aは
N極にそれぞれなる。
【0037】この場合、磁石保持ケース3、3−1は連
続する枠体を構成しており、この枠体は、いわゆる磁気
回路の一部を形成する。すなわち、一方の磁気処理体1
の永久磁石7の対向端部(S極)7aから永久磁石7−
1の対向端部(N極)7−1aに向かって磁束密度の高
い(約6000ガウス)の磁場が形成されて、磁力線F
は燃料ホース24(34、44)を貫き、枠体10を通
過して永久磁石7に収束される磁気回路が構成される。
この磁気回路の場合、磁石保持ケース3、3−1の角部
は、曲げ角度が56度以上のアールにしてあるために、
磁気漏れを無くし閉回路にすることにより、磁気効率を
向上させている。
【0038】このように磁気回路に発生した磁力線Fは
燃料ホース24(34、44)を貫き、この燃料ホース
24(34、44)内を流れる処理対象としての燃料油
の流れに対して直角な磁界を形成し印加する。
【0039】したがって、炭化水素化合物の分子を含む
燃料油の流れに、直角に磁界が印加されることにより、
いわゆるローレンツ力を発生し、炭化水素化合物の分子
をイオン化し細分化することができて、排気ガス中の一
酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)等の有害物質を約
10分の1に減少させ、また、燃料消費率を向上させる
ことができるし、更には、トルク及び最高出力も大幅に
向上させ得て、エンジン排気量をも少なくすることがで
きる。
【0040】また、一対の永久磁石7、7−1を向かい
合わせることで磁場を発生させているために、燃料油の
流れを直角に貫く磁気力が強く、また、磁力線の漏洩が
ほとんど無くなって、燃料油の磁気処理化を円滑に行う
ことができ、磁力線の漏洩による悪影響を極力押えるこ
とができる。
【0041】また、本発明に係る排出ガスの有害物質処
理装置Aは、図9乃至図11に示すように一方及び他方
の磁気処理体1、2において、磁石保持ケース3、3−
1の上、下面部3B、3Cから取付座部4、4−1を削
除してもよい。したがって、一方の磁気処理体1と他方
の磁気処理体2とは、磁石保持ケース3、3−1のそれ
ぞれの合せ目3a、3−1aのみで合わされていて、互
いの磁力により吸着しあって、分離することはなく、一
方及び他方の磁気処理体1、2の燃料ホース24(3
4、44)への取付がワンタッチで行うことができる。
【0042】(実施例1)本発明に係る排出ガスの有害
物質処理装置Aを装着しない場合の自動車(エステマ、
トヨタ、排気量2400cc、ガソリン)において、ア
イドル(700RPM)時の実測値CO:01.0%v
ol、実測値HC:800ppmvol、燃料消費率
5.5〜6Km/lが、本発明に係る排出ガスの有害物
質処理装置Aを装着した場合の自動車(エステマ、トヨ
タ2WD)において、アイドル(700RPM)時に実
測した場合に、CO:0.01%vol、実測値HC:
8ppmvol、燃料消費率7.58Km/lになっ
た。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る排出
ガスの有害物質処理装置によれば、一方の磁気処理体と
他方の磁気処理体とは、一方及び他方の磁石保持ケース
のそれぞれの合せ目で磁気吸着させて互いに連結し、燃
料ホースはホース挟込み部で挟み込まれる。したがっ
て、一方の磁気処理体の一方の永久磁石と他方の磁気処
理体の他方の永久磁石とは非磁性体製の燃料ホースを挟
んで対向していて、一方の永久磁石の対向端部はS極
に、他方の永久磁石の対向端部はN極にそれぞれなる。
【0044】この場合、磁石保持ケースは連続する枠体
を構成しており、この枠体は、いわゆる磁気回路の一部
を形成する。すなわち、一方の永久磁石の対向端部(S
極)から他方の永久磁石の対向端部(N極)に向かって
磁束密度の高い(約6000ガウス)の磁場が形成され
て、磁力線Fは燃料ホースを貫き、枠体を通過して永久
磁石に収束される磁気回路が構成される。
【0045】このように磁気回路に発生した磁力線Fは
燃料ホースを貫き、この燃料ホース内を流れる処理対象
としての燃料油の流れに対して直角な磁界を形成し印加
する。
【0046】このように、炭化水素化合物の分子を含む
燃料油の流れに、直角に磁界が印加されることにより、
いわゆるローレンツ力を発生し、炭化水素化合物の分子
をイオン化し細分化することができて、排気ガス中の一
酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)等の有害物質を減
少させ、また、燃料消費率を向上させることができる
し、更には、トルク及び最高出力も大幅に向上させ得
て、エンジン排気量をも少なくすることができる。
【0047】また、一対の永久磁石を向かい合わせるこ
とで磁場を発生させているために、燃料油の流れを直角
に貫く磁気力が強く、また、磁力線の漏洩がほとんど無
くなって、燃料油の磁気処理化を円滑に行うことがで
き、磁力線の漏洩による悪影響を極力押えることができ
る。
【0048】また、前記一方及び他方の磁石保持ケース
を、その合せ目において互いに磁気吸着させて、前記一
方及び他方の磁気処理体を燃料ホースに装着するように
したことにより、一方の磁気処理体と他方の磁気処理体
とは、一方及び他方の磁石保持ケースのそれぞれの合せ
目のみで合わされていて、互いの磁力により吸着しあっ
て、分離することはなく、また、一方及び他方の磁気処
理体の燃料ホースへの取付がワンタッチで行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る排出ガスの有害物質処理装置(実
施の形態例1)の燃料ホースへの取付状態の斜視図であ
る。
【図2】同排出ガスの有害物質処理装置の正面図であ
る。
【図3】同排出ガスの有害物質処理装置の斜視図であ
る。
【図4】同排出ガスの有害物質処理装置における磁気処
理体の斜視図である。
【図5】同排出ガスの有害物質処理装置の作用説明図で
ある。
【図6】自動車のガソリンエンジンの燃料供給装置の構
成説明図である。
【図7】自動車のガソリンエンジンの他の燃料供給装置
の構成説明図である。
【図8】自動車のディーゼルエンジンの燃料供給装置の
構成説明図である。
【図9】本発明に係る排出ガスの有害物質処理装置(実
施の形態例2)の燃料ホースへの取付状態の斜視図であ
る。
【図10】同排出ガスの有害物質処理装置の正面図であ
る。
【図11】同排出ガスの有害物質処理装置の斜視図であ
る。
【図12】従来の排出ガスの有害物質処理装置の金属製
燃料パイプへの取付状態の斜視図である。
【図13】同排出ガスの有害物質処理装置における磁気
処理体の分解状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 一方の磁気処理体 2 他方の磁気処理体 3 一方の磁石保持ケース 3−1 他方の磁石保持ケース 3a 合せ目 3a−1 合せ目 7 一方の永久磁石 7−1 他方の永久磁石 24 燃料ホース 34 燃料ホース 44 燃料ホース J ホース挟込み部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年7月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 排出ガスの有害物質処理装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等が排出す
る排気ガス中の一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)
及び窒素酸化物(NOX)、黒煙等の有害物質を減少せ
しむる排出ガスの有害物質処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】磁気処理は、燃料油改質による燃料効率
の改善など、広い分野の改善に利用され得ることが知ら
れている。
【0003】上記の用途に応用される理由は、炭化水素
化合物の分子を含む燃料油の流れにおいて、直角に磁界
が印加されることにより、いわゆるローレンツ力を発生
し、このローレンツ力は中性である燃料油分子には働か
ず、荷電粒子のみに働くので、燃料油分子と荷電粒子が
相対運動、更には衝突を生じることになり、したがっ
て、燃料油中の各種原子の配列、分布などの構造が変化
して燃料油の性質が変化するため、密度、表面張力、粘
度、誘電率、電解質の溶解速度などの増大、または電気
伝導度、気体溶解度などの減少など、種々の効果を生
じ、炭化水素化合物の分子をイオン化し細分化するから
である。
【0004】炭化水素化合物の分子を含む燃料油の流れ
に対して直角な磁界を形成し印加する従来の磁気処理装
置としては、図12、図13に開示された技術がある。
【0005】この開示技術は、第1、第2の分割体50
A、50Bを有しており、第1の分割体50Aは合成樹
脂製のケース51を備えており、このケース51の互い
に対向する面部には半円状の溝52が形成してあり、こ
のケース51の底部には永久磁石53が固着してある。
【0006】また、第2の分割体50Bは合成樹脂製の
ケース54を備えており、このケース54の互いに対向
する面部には半円状の溝55が形成してあり、このケー
ス54の底部には永久磁石56が固着してある。
【0007】そして、第1の分割体50Aと第2の分割
体50Bとを、処理対象としての燃料油を流す金属製の
管体(燃料パイプ)60を挟んだ状態(第1、第2の分
割体50A、50Bの溝52、55が成す円孔に管体6
0が挿入される)で互いに連結して使用される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の磁気処理装置にあっては、永久磁石53、56
を保持するケース51、54が合成樹脂であるために、
永久磁石53、56同士を単に向い合わせ、永久磁石5
3から永久磁石56に向かって磁力線を走らせても、第
1の分割体50Aと第2の分割体50Bとは磁気回路を
構成しない。このために、磁力線は外に逃げてしまい、
磁力線が収束されない。
【0009】また、第1の分割体50Aと第2の分割体
50Bとは、金属製の管体60を挟んだ状態で互いに連
結して使用されているために、この金属製の管体60内
では無磁力線領域が生じて、燃料油の磁気処理化が円滑
に行われず、排気ガス中の一酸化炭素(CO)、炭化水
素(HC)等の有害物質を減少させることができず、ま
た、燃料消費率を向上させることができないという問題
点があった。
【0010】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであり、その目的とするところは、燃料油の流
れを直角に貫く磁気力が強く、また、磁力線の漏洩がほ
とんど無くなって、燃料油の磁気処理化を円滑に行うこ
とができて、排気ガス中の一酸化炭素(CO)、炭化水
素(HC)等の有害物質を減少させ、また、燃料消費率
を向上させ、更には、トルク及び最高出力も大幅に向上
させ得て、エンジン排気量をも少なくすることが可能な
排出ガスの有害物質処理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係る排出ガスの有害物質処理装
置は、燃料油の流れに対して直角方向の磁界を形成する
一対の永久磁石を備えた排出ガスの有害物質処理装置で
あって、前記一方の永久磁石を磁性体製の一方の磁石保
持ケースに収容した一方の磁気処理体と、前記他方の永
久磁石を磁性体製の他方の磁石保持ケースに収容し且つ
この他方の磁石保持ケースに前記一方の磁石保持ケース
をその合せ目において磁気吸着させて前記一方の磁気処
理体に接続される他方の磁気処理体とを備え、前記一方
及び他方の磁石保持ケースの合せ目に前記燃料油が流動
する非磁性体製の燃料ホースを挟み込むホース挟込み部
を設けると共に、前記合せ目において互いに磁気吸着し
た前記一方及び他方の磁石保持ケースを磁気回路の一部
にしたことを特徴とする。
【0012】かかる構成により、一方の磁気処理体と他
方の磁気処理体とは、一方及び他方の磁石保持ケースの
それぞれの合せ目で磁気吸着させて互いに連結し、燃料
ホースはホース挟込み部で挟み込まれる。したがって、
一方の磁気処理体の一方の永久磁石と他方の磁気処理体
の他方の永久磁石とは非磁性体製の燃料ホースを挟んで
対向していて、一方の永久磁石の対向端部はS極に、他
方の永久磁石の対向端部はN極にそれぞれなる。
【0013】この場合、磁石保持ケースは連続する枠体
を構成しており、この枠体は、いわゆる磁気回路の一部
を形成する。すなわち、一方の永久磁石の対向端部(S
極)から他方の永久磁石の対向端部(N極)に向かって
磁束密度の高い(約6000ガウス)の磁場が形成され
て、磁力線Fは燃料ホースを貫き、枠体を通過して永久
磁石に収束される磁気回路が構成される。
【0014】このように磁気回路に発生した磁力線Fは
燃料ホースを貫き、この燃料ホース内を流れる処理対象
としての燃料油の流れに対して直角な磁界を形成し印加
する。
【0015】このように、炭化水素化合物の分子を含む
燃料油の流れに、直角に磁界が印加されることにより、
いわゆるローレンツ力を発生し、炭化水素化合物の分子
をイオン化し細分化することができて、排気ガス中の一
酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)等の有害物質を減
少させ、また、燃料消費率を向上させることができる
し、更には、トルク及び最高出力も大幅に向上させ得
て、エンジン排気量をも少なくすることができる。
【0016】また、上記したように請求項1の発明に係
る排出ガスの有害物質処理装置にあっては、一対の永久
磁石を向かい合わせることで磁場を発生させているため
に、燃料油の流れを直角に貫く磁気力が強く、また、磁
力線の漏洩がほとんど無くなって、燃料油の磁気処理化
を円滑に行うことができ、磁力線の漏洩による悪影響を
極力押えることができる。
【0017】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係る排出ガスの有害物質処理装置は、請求
項1に記載の排出ガスの有害物質処理装置において、前
記一方及び他方の磁石保持ケースの内周壁部と前記永久
磁石の側面とが成す空間部に非磁性材料の充填材を充填
した。
【0018】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、一
方の磁気処理体と他方の磁気処理体の磁石保持ケース内
に鉄系製品が吸着されることが防止できる。
【0019】また、上記の目的を達成するために、請求
項3の発明に係る排出ガスの有害物質処理装置は、請求
項1又は請求項2又は請求項3に記載の排出ガスの有害
物質処理装置において、前記一方及び他方の磁石保持ケ
ースを、その合せ目において互いに磁気吸着させて、前
記一方及び他方の磁気処理体を燃料ホースに装着した。
【0020】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、一
方の磁気処理体と他方の磁気処理体とは、一方及び他方
の磁石保持ケースのそれぞれの合せ目のみで合わされて
いて、互いの磁力により吸着しあって、分離することは
なく、また、一方及び他方の磁気処理体の燃料ホースへ
の取付がワンタッチで行うことができる。
【0021】また、上記の目的を達成するために、請求
項4の発明に係る排出ガスの有害物質処理装置は、請求
項1又は請求項2又は請求項3に記載の排出ガスの有害
物質処理装置において、前記燃料ホースは、ガソリンエ
ンジンの燃料供給装置の場合には燃料供給ポンプの吐出
側からキャブレータに至る燃料ホース、燃料供給ポンプ
の吐出側からインジェクターに至る燃料ホースであり、
ディーゼルエンジンの燃料装置の場合には、燃料供給ポ
ンプの吐出側から分配器に至る燃料ホースである。
【0022】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、ガ
ソリンエンジンの燃料供給装置のみならずディーゼルエ
ンジンの燃料装置にも容易に装着することが可能であ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面を参照して説明する。
【0024】図1は本発明に係る排出ガスの有害物質処
理装置の燃料ホースへの取付状態の斜視図、図2は同排
出ガスの有害物質処理装置の正面図、図3は同排出ガス
の有害物質処理装置の斜視図、図4は同排出ガスの有害
物質処理装置における磁気処理体の斜視図、図5は同排
出ガスの有害物質処理装置の作用説明図である。
【0025】本発明に係る排出ガスの有害物質処理装置
Aは一種の磁気処理装置であり、この排出ガスの有害物
質処理装置Aは、一方の磁気処理体1と他方の磁気処理
体2とを備えており、一方の磁気処理体1と他方の磁気
処理体2とは同構成である。
【0026】この一方の磁気処理体1は、軟鉄材料から
成るボックス形状の磁石保持ケース3を有しており、こ
の磁石保持ケース3は、底面部3Aと上、下面部3B、
3Cと前、後面部3D、3Eとを有しており、上、下面
部3B、3Cの辺縁部には取付座部4が形成してあり、
これらの取付座部4には取付孔5が形成してある。また
前、後面部3D、3Eの辺縁部には半円状の溝部6が形
成してある。そして、磁石保持ケース3の底面部3Aの
内面には四角柱状の永久磁石7が固着してあり、また、
磁石保持ケース3内には、非磁性材料である合成樹脂、
例えばエポキシ樹脂より成る充填材8が充填してあり、
この充填材8の中央に永久磁石7が表出している。この
場合、磁石保持ケース3の角部は、曲げ角度が56度以
上のアールにしてあり、磁気漏れを防ぐ。
【0027】他方の磁気処理体2は一方の磁気処理体1
と同構成ではあるが、説明の便宜上異なる符号を付す。
すなわち、他方の磁気処理体2は、軟鉄材料から成るボ
ックス形状の磁石保持ケース3−1を有しており、この
磁石保持ケース3−1は、底面部3−1Aと上、下面部
3−1B、3−1Cと前、後面部3−1D、3−1Eと
を有しており、上、下面部3−1B、3−1Cの辺縁部
には取付座部4−1が形成してあり、これらの取付座部
4−1には取付孔5−1が形成してある。また前、後面
部3−1D、3−1Eの辺縁部には半円状の溝部6−1
が形成してある。そして、磁石保持ケース3−1の底面
部3−1Aの内面には四角柱状の永久磁石7−1が固着
してあり、また、磁石保持ケース3−1内には合成樹
脂、例えばエポキシ樹脂より成る非磁性充填材8−1が
充填してあり、この非磁性充填材8−1の中央に永久磁
石7−1が表出している。
【0028】そして、本発明に係る排出ガスの有害物質
処理装置Aは、一方の磁気処理体1と他方の磁気処理体
2とを、処理対象としての燃料油を流す可撓性のある合
成樹脂製、ゴム製の燃料ホースを挟んだ状態で互いに連
結して使用される。
【0029】自動車のガソリンエンジンの燃料供給装置
は、燃料を空気と混合してシリンダ内に供給するための
装置である。そして、この燃料供給装置は、図6に示す
ように燃料タンク21と、この燃料タンク21に燃料ホ
ース22を介して吸引側が接続された燃料供給ポンプ2
3と、この燃料供給ポンプ23の吐出側に燃料ホース2
4を介して接続され且つ吸入マニホールド26に装着さ
れたキャブレータ25とを備えており、ガソリンは、燃
料タンク21から燃料ホース22を通って燃料供給ポン
プ23に吸引され、この燃料供給ポンプ23から吐出さ
れた燃料油であるガソリンは燃料ホース24を通ってキ
ャブレータ25に送られ、ここで霧状に気化され、エア
・クリーナ26できれいになった空気と混合された後、
吸入マニホールド26を通ってシリンダに供給される。
【0030】このガソリンエンジンの燃料供給装置の場
合には燃料ホース24が、処理対象としての燃料油を流
す合成樹脂製の燃料ホースであり、一方の磁気処理体1
と他方の磁気処理体2とは燃料ホース24を挟んだ状態
で互いに連結して使用される。この場合、有害物質処理
装置Aを、燃料ホース24の途中に装着してもよいが、
キャブレータ25に燃料ホース24の接続側に非磁性体
からなる接続管(ニップル)(図示せず)を設けて、こ
の接続管に燃料ホース24の端部を接続する一方、この
部分に有害物質処理装置Aを 装着するようにしてもよ
い。
【0031】また、自動車のガソリンエンジンの燃料供
給装置としては、キャブレータに代わって混合気を供給
するフューエルインジェクションを用いたものがある。
このフューエルインジェクションは、燃料(ガソリン)
を吸入マニホールドに吹き込む電磁弁付きノズルである
インジェクターと、燃料油に所定の圧力を加える燃料供
給ポンプとの組み合わさって、弁の開閉時期によって、
燃料油の噴射量を決めるようにしたものである。
【0032】そして、この燃料供給装置は、図7に示す
ように燃料タンク31と、この燃料タンク31に燃料ホ
ース32を介して吸引側が接続された燃料供給ポンプ3
3と、この燃料供給ポンプ33の吐出側に燃料ホース3
4を介して接続され且つ吸入マニホールド36に装着さ
れたインジェクター35とを備えており、燃料油(ガソ
リン)は、燃料タンク31から燃料ホース32を通って
燃料供給ポンプ33に吸引され、この燃料供給ポンプ3
3から吐出された燃料油は燃料ホース34を通ってイン
ジェクター35に送られ、ここで燃料油は吸入マニホー
ルド36に吹き込まれ、エア・クリーナできれいになっ
た空気と混合された後、吸入マニホールド36を通って
シリンダ37に供給される。
【0033】このガソリンエンジンの燃料供給装置の場
合には燃料ホース34が、処理対象としての燃料油を流
す合成樹脂製の燃料ホースであり、一方の磁気処理体1
と他方の磁気処理体2とは燃料ホース34を挟んだ状態
で互いに連結して使用される。この場合、有害物質処理
装置Aを、図7に示すように燃料ホース34の途中に装
着してもよいが、インジェクター35に燃料ホース34
の接続側に非磁性体からなる接続管(ニップル)35a
を設けて、この接続管35aに燃料ホース34の端部を
接続する一方、この部分に有害物質処理装置Aを‥装着
するようにしてもよい。
【0034】また、自動車のディーゼルエンジンの燃料
供給装置は、図8に示すように燃料タンク40と、この
燃料タンク40に燃料ホース41を介して吸引側が接続
された燃料供給ポンプ42と、この燃料供給ポンプ42
の吐出側に燃料ホース44を介して接続された分配器4
5と、この分配器45に噴射管46を介して接続された
噴射ノズル47とを備えている。なお48は燃料フィル
ター、49は戻り管路である。
【0035】この自動車のディーゼルエンジンの燃料供
給装置の場合には、燃料ホース44が、処理対象として
の燃料油(軽油)を流す合成樹脂製の燃料ホースであ
り、一方の磁気処理体1と他方の磁気処理体2とは燃料
ホース44を挟んだ状態で互いに連結して使用される。
この場合、有害物質処理装置Aを、図8に示すように燃
料ホース44の途中に装着してもよいが、分配器45に
燃料ホース44の接続側に非磁性体からなる接続管(ニ
ップル)45aを設けて、この接続管45aに燃料ホー
ス44の端部を接続する一方、この部分に有害物質処理
装置Aを‥装着するようにしてもよい。
【0036】一方の磁気処理体1と他方の磁気処理体2
とは、磁石保持ケース3、3−1のそれぞれの合せ目
(縁部)3a、3−1a及び取付座部4、4−1で合わ
されていて、取付座部4、4−1は取付孔5、5−1に
挿入した締結ボルト9により互いに締結されており、ま
た、燃料ホース24(34、44)は、半円状の溝部
6、6−1が成すホース挟込み部Jである円形孔を貫通
しており、一方の磁気処理体1の永久磁石7と他方の磁
気処理体2の永久磁石7−1とは燃料ホース24(3
4、44)を挟んで対向していて、永久磁石7の対向端
部7aはS極に、永久磁石7−1の対向端部7−1aは
N極にそれぞれなる。
【0037】この場合、磁石保持ケース3、3−1は連
続する枠体を構成しており、この枠体は、いわゆる磁気
回路の一部を形成する。すなわち、一方の磁気処理体1
の永久磁石7の対向端部(S極)7aから永久磁石7−
1の対向端部(N極)7−1aに向かって磁束密度の高
い(約6000ガウス)の磁場が形成されて、磁力線F
は燃料ホース24(34、44)を貫き、枠体10を通
過して永久磁石7に収束される磁気回路が構成される。
この磁気回路の場合、磁石保持ケース3、3−1の角部
は、曲げ角度が56度以上のアールにしてあるために、
磁気漏れを無くし閉回路にすることにより、磁気効率を
向上させている。
【0038】このように磁気回路に発生した磁力線Fは
燃料ホース24(34、44)を貫き、この燃料ホース
24(34、44)内を流れる処理対象としての燃料油
の流れに対して直角な磁界を形成し印加する。
【0039】したがって、炭化水素化合物の分子を含む
燃料油の流れに、直角に磁界が印加されることにより、
いわゆるローレンツ力を発生し、炭化水素化合物の分子
をイオン化し細分化することができて、排気ガス中の一
酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)等の有害物質を約
10分の1に減少させ、また、燃料消費率を向上させる
ことができるし、更には、トルク及び最高出力も大幅に
向上させ得て、エンジン排気量をも少なくすることがで
きる。
【0040】また、一対の永久磁石7、7−1を向かい
合わせることで磁場を発生させているために、燃料油の
流れを直角に貫く磁気力が強く、また、磁力線の漏洩が
ほとんど無くなって、燃料油の磁気処理化を円滑に行う
ことができ、磁力線の漏洩による悪影響を極力押えるこ
とができる。
【0041】また、本発明に係る排出ガスの有害物質処
理装置Aは、図9乃至図11に示すように一方及び他方
の磁気処理体1、2において、磁石保持ケース3、3−
1の上、下面部3B、3Cから取付座部4、4−1を削
除してもよい。したがって、一方の磁気処理体1と他方
の磁気処理体2とは、磁石保持ケース3、3−1のそれ
ぞれの合せ目3a、3−1aのみで合わされていて、互
いの磁力により吸着しあって、分離することはなく、一
方及び他方の磁気処理体1、2の燃料ホース24(3
4、44)への取付がワンタッチで行うことができる。
【0042】(実施例1)本発明に係る排出ガスの有害
物質処理装置Aを装着しない場合の自動車(エステマ、
トヨタ、排気量2400cc、ガソリン)において、ア
イドル(700RPM)時の実測値CO:01.0%v
ol、実測値HC:800ppmvol、燃料消費率
5.5〜6Km/lが、本発明に係る排出ガスの有害物
質処理装置Aを装着した場合の自動車(エステマ、トヨ
タ2WD)において、アイドル(700RPM)時に実
測した場合に、CO:0.01%vol、実測値HC:
8ppmvol、燃料消費率7.58Km/lになっ
た。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る排出
ガスの有害物質処理装置によれば、一方の磁気処理体と
他方の磁気処理体とは、一方及び他方の磁石保持ケース
のそれぞれの合せ目で磁気吸着させて互いに連結し、燃
料ホースはホース挟込み部で挟み込まれる。したがっ
て、一方の磁気処理体の一方の永久磁石と他方の磁気処
理体の他方の永久磁石とは非磁性体製の燃料ホースを挟
んで対向していて、一方の永久磁石の対向端部はS極
に、他方の永久磁石の対向端部はN極にそれぞれなる。
【0044】この場合、磁石保持ケースは連続する枠体
を構成しており、この枠体は、いわゆる磁気回路の一部
を形成する。すなわち、一方の永久磁石の対向端部(S
極)から他方の永久磁石の対向端部(N極)に向かって
磁束密度の高い(約6000ガウス)の磁場が形成され
て、磁力線Fは燃料ホースを貫き、枠体を通過して永久
磁石に収束される磁気回路が構成される。
【0045】このように磁気回路に発生した磁力線Fは
燃料ホースを貫き、この燃料ホース内を流れる処理対象
としての燃料油の流れに対して直角な磁界を形成し印加
する。
【0046】このように、炭化水素化合物の分子を含む
燃料油の流れに、直角に磁界が印加されることにより、
いわゆるローレンツ力を発生し、炭化水素化合物の分子
をイオン化し細分化することができて、排気ガス中の一
酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)等の有害物質を減
少させ、また、燃料消費率を向上させることができる
し、更には、トルク及び最高出力も大幅に向上させ得
て、エンジン排気量をも少なくすることができる。
【0047】また、一対の永久磁石を向かい合わせるこ
とで磁場を発生させているために、燃料油の流れを直角
に貫く磁気力が強く、また、磁力線の漏洩がほとんど無
くなって、燃料油の磁気処理化を円滑に行うことがで
き、磁力線の漏洩による悪影響を極力押えることができ
る。
【0048】また、前記一方及び他方の磁石保持ケース
を、その合せ目において互いに磁気吸着させて、前記一
方及び他方の磁気処理体を燃料ホースに装着するように
したことにより、一方の磁気処理体と他方の磁気処理体
とは、一方及び他方の磁石保持ケースのそれぞれの合せ
目のみで合わされていて、互いの磁力により吸着しあっ
て、分離することはなく、また、一方及び他方の磁気処
理体の燃料ホースへの取付がワンタッチで行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る排出ガスの有害物質処理装置(実
施の形態例1)の燃料ホースへの取付状態の斜視図であ
る。
【図2】同排出ガスの有害物質処理装置の正面図であ
る。
【図3】同排出ガスの有害物質処理装置の斜視図であ
る。
【図4】同排出ガスの有害物質処理装置における磁気処
理体の斜視図である。
【図5】同排出ガスの有害物質処理装置の作用説明図で
ある。
【図6】自動車のガソリンエンジンの燃料供給装置の構
成説明図である。
【図7】自動車のガソリンエンジンの他の燃料供給装置
の構成説明図である。
【図8】自動車のディーゼルエンジンの燃料供給装置の
構成説明図である。
【図9】本発明に係る排出ガスの有害物質処理装置(実
施の形態例2)の燃料ホースへの取付状態の斜視図であ
る。
【図10】同排出ガスの有害物質処理装置の正面図であ
る。
【図11】同排出ガスの有害物質処理装置の斜視図であ
る。
【図12】従来の排出ガスの有害物質処理装置の金属製
燃料パイプへの取付状態の斜視図である。
【図13】同排出ガスの有害物質処理装置における磁気
処理体の分解状態の斜視図である。
【符号の説明】 1 一方の磁気処理体 2 他方の磁気処理体 3 一方の磁石保持ケース 3−1 他方の磁石保持ケース 3a 合せ目 3a−1 合せ目 7 一方の永久磁石 7−1 他方の永久磁石 24 燃料ホース 34 燃料ホース 44 燃料ホース J ホース挟込み部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料油の流れに対して直角方向の磁界を
    形成する一対の永久磁石を備えた排出ガスの有害物質処
    理装置であって、 前記一方の永久磁石を磁性体製の一方の磁石保持ケース
    に収容した一方の磁気処理体と、前記他方の永久磁石を
    磁性体製の他方の磁石保持ケースに収容し且つこの他方
    の磁石保持ケースに前記一方の磁石保持ケースをその合
    せ目において磁気吸着させて前記一方の磁気処理体に接
    続される他方の磁気処理体とを備え、 前記一方及び他方の磁石保持ケースの合せ目に前記燃料
    油が流動する非磁性体製の燃料ホースを挟み込むホース
    挟込み部を設けると共に、前記合せ目において互いに磁
    気吸着した前記一方及び他方の磁石保持ケースを磁気回
    路の一部にしたことを特徴とする排出ガスの有害物質処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記一方及び他方の磁石保持ケースの内
    周壁部と前記永久磁石の側面とが成す空間部に非磁性材
    料の充填材を充填した請求項1に記載の排出ガスの有害
    物質処理装置。
  3. 【請求項3】 前記一方及び他方の磁石保持ケースを、
    その合せ目において互いに磁気吸着させて、前記一方及
    び他方の磁気処理体を前記燃料ホースに装着した請求項
    1又は請求項2又は請求項3に記載の排出ガスの有害物
    質処理装置。
  4. 【請求項4】 前記燃料ホースは、ガソリンエンジンの
    燃料供給装置の場合には燃料供給ポンプの吐出側からキ
    ャブレータに至る燃料ホース、燃料供給ポンプの吐出側
    からインジェクターに至る燃料ホースであり、自動車の
    ディーゼルエンジンの燃料装置の場合には、燃料供給ポ
    ンプの吐出側から分配器に至る燃料ホースである請求項
    1又は請求項2又は請求項3に記載の排出ガスの有害物
    質処理装置。
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