JPH11331866A - 背面投写型プロジェクタのホワイトバランス調整装置 - Google Patents
背面投写型プロジェクタのホワイトバランス調整装置Info
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- JPH11331866A JPH11331866A JP10130500A JP13050098A JPH11331866A JP H11331866 A JPH11331866 A JP H11331866A JP 10130500 A JP10130500 A JP 10130500A JP 13050098 A JP13050098 A JP 13050098A JP H11331866 A JPH11331866 A JP H11331866A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 工場出荷後も、良好にホワイトバランス調整
ができるようにすることを目的とする。 【解決手段】 スクリーン７背面のオーバースキャン部
分に色差センサ２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０ｄを配す
ると共にこの色差センサ２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０
ｄに対応する部分に特定信号を投写するようにし、この
色差センサ２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０ｄの検出信号
より得られる赤色信号レベル、緑色信号レベル及び青色
信号レベルと予めメモリ１１ａに記憶したホワイトバラ
ンスのとれた基準の赤色信号レベル、緑色信号レベル及
び青色信号レベルとを夫々比較して、赤、緑及び青液晶
パネルの透過光量を制御し、ホワイトバランスを調整す
るようにしたものである。
ができるようにすることを目的とする。 【解決手段】 スクリーン７背面のオーバースキャン部
分に色差センサ２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０ｄを配す
ると共にこの色差センサ２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０
ｄに対応する部分に特定信号を投写するようにし、この
色差センサ２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０ｄの検出信号
より得られる赤色信号レベル、緑色信号レベル及び青色
信号レベルと予めメモリ１１ａに記憶したホワイトバラ
ンスのとれた基準の赤色信号レベル、緑色信号レベル及
び青色信号レベルとを夫々比較して、赤、緑及び青液晶
パネルの透過光量を制御し、ホワイトバランスを調整す
るようにしたものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶パネルを使用し
た背面投写型プロジェクタのホワイトバランス調整装置
に関する。
た背面投写型プロジェクタのホワイトバランス調整装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、液晶パネルを使用した背面投写型
プロジェクタのホワイトバランス調整は図３に示す如き
構成で工場出荷時に行っていた。
プロジェクタのホワイトバランス調整は図３に示す如き
構成で工場出荷時に行っていた。
【０００３】図３につき説明するに、図３において、１
は液晶パネルを使用した背面投写型プロジェクタを示
し、この背面投写型プロジェクタ１は例えばメタルハラ
イドランプより成る光源２よりの白色光を赤色（Ｒ）、
緑色（Ｇ）及び青色（Ｂ）の三原色に分離するダイクロ
イックミラー３に入射する如くする。
は液晶パネルを使用した背面投写型プロジェクタを示
し、この背面投写型プロジェクタ１は例えばメタルハラ
イドランプより成る光源２よりの白色光を赤色（Ｒ）、
緑色（Ｇ）及び青色（Ｂ）の三原色に分離するダイクロ
イックミラー３に入射する如くする。
【０００４】このダイクロイックミラー３よりの赤色
（Ｒ）光を光シャッタを構成する液晶パネル４Ｒに入射
し、このダイクロイックミラー３よりの緑色（Ｇ）光を
光シャッタを構成する液晶パネル４Ｇに入射し、このダ
イクロイックミラー３よりの青色（Ｂ）光を光シャッタ
を構成する液晶パネル４Ｂに入射する如くする。
（Ｒ）光を光シャッタを構成する液晶パネル４Ｒに入射
し、このダイクロイックミラー３よりの緑色（Ｇ）光を
光シャッタを構成する液晶パネル４Ｇに入射し、このダ
イクロイックミラー３よりの青色（Ｂ）光を光シャッタ
を構成する液晶パネル４Ｂに入射する如くする。
【０００５】この液晶パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂで分解
生成された赤色（Ｒ）画像、緑色（Ｇ）画像及び青色
（Ｂ）画像をダイクロイックプリズム５で合成し、投写
光学系６でスクリーン７の背面に投写する如くする。
生成された赤色（Ｒ）画像、緑色（Ｇ）画像及び青色
（Ｂ）画像をダイクロイックプリズム５で合成し、投写
光学系６でスクリーン７の背面に投写する如くする。
【０００６】また、図３において、８は入力映像信号選
択回路を示し、この入力映像信号選択回路８で選択した
カラー映像信号をマトリックス回路９に供給し、このマ
トリックス回路９にて、このカラー映像信号の３原色の
赤色（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像信号及び青色
（Ｂ）映像信号に分解する。
択回路を示し、この入力映像信号選択回路８で選択した
カラー映像信号をマトリックス回路９に供給し、このマ
トリックス回路９にて、このカラー映像信号の３原色の
赤色（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像信号及び青色
（Ｂ）映像信号に分解する。
【０００７】このマトリックス回路９に得られる赤色
（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像信号及び青色（Ｂ）映
像信号を夫々之等３原色映像信号の夫々のレベルを調整
するレベル調整回路１０に供給する。このレベル調整回
路１０は後述する内蔵のマイクロコンピュータ１１の指
令に従って、赤色（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像信号
及び青色（Ｂ）映像信号のレベルを調整する如くする。
（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像信号及び青色（Ｂ）映
像信号を夫々之等３原色映像信号の夫々のレベルを調整
するレベル調整回路１０に供給する。このレベル調整回
路１０は後述する内蔵のマイクロコンピュータ１１の指
令に従って、赤色（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像信号
及び青色（Ｂ）映像信号のレベルを調整する如くする。
【０００８】このレベル調整回路１０の出力側に得られ
る赤色（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像信号及び青色
（Ｂ）映像信号を液晶パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂに夫々
供給し、之等液晶パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂの透過光量
を制御し、之等液晶パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂの出力側
に赤色（Ｒ）画像、緑色（Ｇ）画像及び青色（Ｂ）画像
を得る如くする。
る赤色（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像信号及び青色
（Ｂ）映像信号を液晶パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂに夫々
供給し、之等液晶パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂの透過光量
を制御し、之等液晶パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂの出力側
に赤色（Ｒ）画像、緑色（Ｇ）画像及び青色（Ｂ）画像
を得る如くする。
【０００９】従来、斯る、図３に示す如き背面投写型プ
ロジェクタ１のホワイトバランスの調整は工場出荷時
に、図３に示す如く、スクリーン７の前面に色差センサ
１２を取り付け、入力映像信号選択回路８より基準の白
映像信号をマトリックス回路９に供給し、このマトリッ
クス回路９よりの赤色（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像
信号及び青色（Ｂ）映像信号をレベル調整回路１０に供
給し、このレベル調整回路１０の出力側に得られる赤色
（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像信号及び青色（Ｂ）映
像信号を液晶パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂに供給し、この
液晶パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂの出力側に得られる赤色
画像、緑色画像及び青色画像をダイクロイックプリズム
５で合成すると共に投写光学系６を介してスクリーン７
に投写し、このスクリーン７に得られる基準白の映像を
この色差センサ１２で検出する。
ロジェクタ１のホワイトバランスの調整は工場出荷時
に、図３に示す如く、スクリーン７の前面に色差センサ
１２を取り付け、入力映像信号選択回路８より基準の白
映像信号をマトリックス回路９に供給し、このマトリッ
クス回路９よりの赤色（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像
信号及び青色（Ｂ）映像信号をレベル調整回路１０に供
給し、このレベル調整回路１０の出力側に得られる赤色
（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像信号及び青色（Ｂ）映
像信号を液晶パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂに供給し、この
液晶パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂの出力側に得られる赤色
画像、緑色画像及び青色画像をダイクロイックプリズム
５で合成すると共に投写光学系６を介してスクリーン７
に投写し、このスクリーン７に得られる基準白の映像を
この色差センサ１２で検出する。
【００１０】この色差センサ１２で検出した検出信号を
外部のコンピュータ１３に供給し、このコンピュータ１
３は色差センサ１２で検出した検出信号より赤色映像信
号のレベル、緑色映像信号のレベル及び青色映像信号の
レベルを検出し、之等のレベルが基準の白映像信号に対
応したものであるかを判断し、このコンピュータ１３は
この色差センサ１２で検出した検出信号の赤色映像信号
のレベル、緑色映像信号のレベル及び青色映像信号のレ
ベルが基準の白映像信号に対応したものとなるように、
内蔵のマイクロコンピュータ１１を介してレベル調整回
路１０の赤色（Ｒ）映像信号のレベル、緑色（Ｇ）映像
信号のレベル及び青色（Ｂ）映像信号のレベルを調整す
る。
外部のコンピュータ１３に供給し、このコンピュータ１
３は色差センサ１２で検出した検出信号より赤色映像信
号のレベル、緑色映像信号のレベル及び青色映像信号の
レベルを検出し、之等のレベルが基準の白映像信号に対
応したものであるかを判断し、このコンピュータ１３は
この色差センサ１２で検出した検出信号の赤色映像信号
のレベル、緑色映像信号のレベル及び青色映像信号のレ
ベルが基準の白映像信号に対応したものとなるように、
内蔵のマイクロコンピュータ１１を介してレベル調整回
路１０の赤色（Ｒ）映像信号のレベル、緑色（Ｇ）映像
信号のレベル及び青色（Ｂ）映像信号のレベルを調整す
る。
【００１１】この色差センサ１２が検出した赤色映像信
号レベル、緑色映像信号レベル及び青色映像信号レベル
が基準の白映像信号に対応したものとコンピュータ１３
が判断したときには、この判断したときのコンピュータ
１３から内蔵のマイクロコンピュータ１１を介してレベ
ル調整回路１０に供給した赤色映像信号レベル調整用の
赤制御信号、緑色映像信号レベル調整用の緑制御信号及
び青色映像信号レベル調整用の青制御信号を内蔵マイク
ロコンピュータ１１に設けられたメモリ１１ａに記憶す
る如くする。
号レベル、緑色映像信号レベル及び青色映像信号レベル
が基準の白映像信号に対応したものとコンピュータ１３
が判断したときには、この判断したときのコンピュータ
１３から内蔵のマイクロコンピュータ１１を介してレベ
ル調整回路１０に供給した赤色映像信号レベル調整用の
赤制御信号、緑色映像信号レベル調整用の緑制御信号及
び青色映像信号レベル調整用の青制御信号を内蔵マイク
ロコンピュータ１１に設けられたメモリ１１ａに記憶す
る如くする。
【００１２】工場出荷後は、このマイクロコンピュータ
１１のメモリ１１ａに記憶した赤、緑及び青制御信号に
基いてレベル調整回路１０を制御しホワイトバランスの
とれたカラー画像をスクリーン７上に得る如くしてい
た。
１１のメモリ１１ａに記憶した赤、緑及び青制御信号に
基いてレベル調整回路１０を制御しホワイトバランスの
とれたカラー画像をスクリーン７上に得る如くしてい
た。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来は工
場出荷時に外部に色差センサ１２及びコンピュータ１３
を取り付けて、この背面投写型プロジェクタ１のホワイ
トバランス調整を行っていたので、工場出荷後に光源２
例えばメタルハライドランプの交換を行なったときに、
この光源２の発光色のバラツキによるホワイトバランス
の変化や、この液晶パネル４Ｒ，４Ｇ，４Ｇ及びこの光
源２の経年変化によるホワイトバランスの変化に対応で
きない不都合があった。
場出荷時に外部に色差センサ１２及びコンピュータ１３
を取り付けて、この背面投写型プロジェクタ１のホワイ
トバランス調整を行っていたので、工場出荷後に光源２
例えばメタルハライドランプの交換を行なったときに、
この光源２の発光色のバラツキによるホワイトバランス
の変化や、この液晶パネル４Ｒ，４Ｇ，４Ｇ及びこの光
源２の経年変化によるホワイトバランスの変化に対応で
きない不都合があった。
【００１４】本発明は斯る点に鑑み、工場出荷後も、良
好にホワイトバランス調整ができるようにすることを目
的とする。
好にホワイトバランス調整ができるようにすることを目
的とする。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明背面投写型プロジ
ェクタのホワイトバランス調整装置はスクリーン背面の
オーバースキャン部分に色差センサを配すると共にこの
色差センサに対応する部分に特定信号を投写するように
し、この色差センサの検出信号より得られる赤色信号レ
ベル、緑色信号レベル及び青色信号レベルと予めメモリ
に記憶したホワイトバランスのとれた基準の赤色信号レ
ベル、緑色信号レベル及び青色信号レベルとを夫々比較
して、赤、緑及び青液晶パネルの透過光量を制御し、ホ
ワイトバランスを調整するようにしたものである。
ェクタのホワイトバランス調整装置はスクリーン背面の
オーバースキャン部分に色差センサを配すると共にこの
色差センサに対応する部分に特定信号を投写するように
し、この色差センサの検出信号より得られる赤色信号レ
ベル、緑色信号レベル及び青色信号レベルと予めメモリ
に記憶したホワイトバランスのとれた基準の赤色信号レ
ベル、緑色信号レベル及び青色信号レベルとを夫々比較
して、赤、緑及び青液晶パネルの透過光量を制御し、ホ
ワイトバランスを調整するようにしたものである。
【００１６】本発明によれば、スクリーン背面のオーバ
ースキャン部分に色差センサを配すると共にこの色差セ
ンサに対応する部分に特定信号例えば白基準信号を投写
するようにしたので、この色差センサの検出信号を用い
て、工場出荷後も良好にホワイトバランス調整を行うこ
とができる。
ースキャン部分に色差センサを配すると共にこの色差セ
ンサに対応する部分に特定信号例えば白基準信号を投写
するようにしたので、この色差センサの検出信号を用い
て、工場出荷後も良好にホワイトバランス調整を行うこ
とができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、図１、図２を参照して、本
発明背面投写型プロジェクタのホワイトバランス調整装
置の実施の形態の例につき説明しよう。図１において図
３に対応する部分には同一符号を付して示す。
発明背面投写型プロジェクタのホワイトバランス調整装
置の実施の形態の例につき説明しよう。図１において図
３に対応する部分には同一符号を付して示す。
【００１８】図１例の背面投写型プロジェクタは例えば
メタルハライドランプより成る光源２よりの白色光を赤
色（Ｒ）、緑色（Ｇ）及び青色（Ｂ）の三原色に分離す
るダイクロイックミラー３に入射する如くする。
メタルハライドランプより成る光源２よりの白色光を赤
色（Ｒ）、緑色（Ｇ）及び青色（Ｂ）の三原色に分離す
るダイクロイックミラー３に入射する如くする。
【００１９】このダイクロイックミラー３よりの赤色
（Ｒ）光を光シャッタを構成する液晶パネル４Ｒに入射
し、このダイクロイックミラー３よりの緑色（Ｇ）光を
光シャッタを構成する液晶パネル４Ｇに入射し、このダ
イクロイックミラー３よりの青色（Ｂ）光を光シャッタ
を構成する液晶パネル４Ｂに入射する如くする。
（Ｒ）光を光シャッタを構成する液晶パネル４Ｒに入射
し、このダイクロイックミラー３よりの緑色（Ｇ）光を
光シャッタを構成する液晶パネル４Ｇに入射し、このダ
イクロイックミラー３よりの青色（Ｂ）光を光シャッタ
を構成する液晶パネル４Ｂに入射する如くする。
【００２０】この液晶パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂで分解
生成された赤色（Ｒ）画像、緑色（Ｇ）画像及び青色
（Ｂ）画像をダイクロイックプリズム５で合成し、投写
光学系６でスクリーン７の背面に投写する如くする。
生成された赤色（Ｒ）画像、緑色（Ｇ）画像及び青色
（Ｂ）画像をダイクロイックプリズム５で合成し、投写
光学系６でスクリーン７の背面に投写する如くする。
【００２１】また、図１例においては、入力映像信号選
択回路８で選択した所望のカラー映像信号をマトリック
ス回路９に供給し、このマトリックス回路９にて、この
カラー映像信号の３原色の赤色（Ｒ）映像信号、緑色
（Ｇ）映像信号及び青色（Ｂ）映像信号に分解する。
択回路８で選択した所望のカラー映像信号をマトリック
ス回路９に供給し、このマトリックス回路９にて、この
カラー映像信号の３原色の赤色（Ｒ）映像信号、緑色
（Ｇ）映像信号及び青色（Ｂ）映像信号に分解する。
【００２２】このマトリックス回路９に得られる赤色
（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像信号及び青色（Ｂ）映
像信号を夫々之等３原色映像信号の夫々のレベルを調整
するレベル調整回路１０に供給する。このレベル調整回
路１０は後述する内蔵のマイクロコンピュータ１１の指
令に従って、赤色（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像信号
及び青色（Ｂ）映像信号のレベルを調整する如くする。
（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像信号及び青色（Ｂ）映
像信号を夫々之等３原色映像信号の夫々のレベルを調整
するレベル調整回路１０に供給する。このレベル調整回
路１０は後述する内蔵のマイクロコンピュータ１１の指
令に従って、赤色（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像信号
及び青色（Ｂ）映像信号のレベルを調整する如くする。
【００２３】このレベル調整回路１０の出力側に得られ
る赤色（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像信号及び青色
（Ｂ）映像信号を液晶パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂに夫々
供給し、之等液晶パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂの透過光量
を制御し、之等液晶パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂの出力側
に赤色（Ｒ）画像、緑色（Ｇ）画像及び青色（Ｂ）画像
を得る如くする。
る赤色（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像信号及び青色
（Ｂ）映像信号を液晶パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂに夫々
供給し、之等液晶パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂの透過光量
を制御し、之等液晶パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂの出力側
に赤色（Ｒ）画像、緑色（Ｇ）画像及び青色（Ｂ）画像
を得る如くする。
【００２４】本例においては、図１、図２（スクリーン
の背面を示す。）に示す如く投写光学系６でスクリーン
７の背面に投写する投写範囲７ａと視聴者が見ることが
できる有効画像範囲７ｂとの間即ちスクリーン７背面の
オーバースキャン部分の例えば４角に夫々色差センサ２
０ａ，２０ｂ，２０ｃ及び２０ｄを設け、この色差セン
サ２０ａ，２０ｂ，２０ｃ及び２０ｄの夫々の検出信号
を内蔵のマイクロコンピュータ１１に供給する如くす
る。
の背面を示す。）に示す如く投写光学系６でスクリーン
７の背面に投写する投写範囲７ａと視聴者が見ることが
できる有効画像範囲７ｂとの間即ちスクリーン７背面の
オーバースキャン部分の例えば４角に夫々色差センサ２
０ａ，２０ｂ，２０ｃ及び２０ｄを設け、この色差セン
サ２０ａ，２０ｂ，２０ｃ及び２０ｄの夫々の検出信号
を内蔵のマイクロコンピュータ１１に供給する如くす
る。
【００２５】このマイクロコンピュータ１１において
は、予めメモリ１１ａに記憶したホワイトバランスのと
れた赤色映像信号のレベル、緑色映像信号のレベル及び
青色映像信号のレベルとこの色差センサ２０ａ，２０
ｂ，２０ｃ，２０ｄで検出した検出信号より得られる赤
色映像信号レベル、緑色映像信号レベル及び青色映像信
号レベルとを比較し、この比較に応じて得られる赤制御
信号、緑制御信号及び青制御信号をレベル調整回路１０
に供給し、このレベル調整回路１０における赤色映像信
号、緑色映像信号及び青色映像信号の夫々のレベルを調
整する如くする。
は、予めメモリ１１ａに記憶したホワイトバランスのと
れた赤色映像信号のレベル、緑色映像信号のレベル及び
青色映像信号のレベルとこの色差センサ２０ａ，２０
ｂ，２０ｃ，２０ｄで検出した検出信号より得られる赤
色映像信号レベル、緑色映像信号レベル及び青色映像信
号レベルとを比較し、この比較に応じて得られる赤制御
信号、緑制御信号及び青制御信号をレベル調整回路１０
に供給し、このレベル調整回路１０における赤色映像信
号、緑色映像信号及び青色映像信号の夫々のレベルを調
整する如くする。
【００２６】また、本例においては、例えば図３に示す
如く、工場出荷時に入力映像信号選択回路８から供給す
る基準の白映像信号と同じ基準の白映像信号を発生する
基準信号発生回路２１を設ける。
如く、工場出荷時に入力映像信号選択回路８から供給す
る基準の白映像信号と同じ基準の白映像信号を発生する
基準信号発生回路２１を設ける。
【００２７】この基準信号発生回路２１はマイクロコン
ピュータ１１よりのタイミング信号に従って、スクリー
ンに投写する映像画面の色差センサ２０ａ，２０ｂ，２
０ｃ，２０ｄに対応する部分のタイミングで、この基準
の白映像信号をマトリックス回路９に供給する如くす
る。
ピュータ１１よりのタイミング信号に従って、スクリー
ンに投写する映像画面の色差センサ２０ａ，２０ｂ，２
０ｃ，２０ｄに対応する部分のタイミングで、この基準
の白映像信号をマトリックス回路９に供給する如くす
る。
【００２８】この場合、色差センサ２０ａ，２０ｂ，２
０ｃ，２０ｄは他の光によって影響を受けないように遮
光する如くし、この色差センサ２０ａ，２０ｂ，２０
ｃ，２０ｄよりこの基準の白映像信号のみに対応した検
出信号が得られる如くする。
０ｃ，２０ｄは他の光によって影響を受けないように遮
光する如くし、この色差センサ２０ａ，２０ｂ，２０
ｃ，２０ｄよりこの基準の白映像信号のみに対応した検
出信号が得られる如くする。
【００２９】図２において、２２ａは前面フレームの外
枠を示し、２２ｂは前面フレームの内枠を示す。本例に
おいては、その他は従来と同様に構成する。
枠を示し、２２ｂは前面フレームの内枠を示す。本例に
おいては、その他は従来と同様に構成する。
【００３０】本例においては、工場出荷時は、図３に示
す如く、スクリーン７の前面に色差センサ１２を取り付
け、入力映像信号選択回路８より基準の白映像信号をマ
トリックス回路９に供給し、このマトリックス回路９よ
りの赤色（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像信号及び青色
（Ｂ）映像信号をレベル調整回路１０に供給し、このレ
ベル調整回路１０の出力側に得られる赤色（Ｒ）映像信
号、緑色（Ｇ）映像信号及び青色（Ｂ）映像信号を液晶
パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂに供給し、この液晶パネル４
Ｒ，４Ｇ及び４Ｂの出力側に得られる赤色画像、緑色画
像及び青色画像をダイクロイックプリズム５で合成する
と共に投写光学系６を介してスクリーン７の背面に投写
し、このスクリーン７に得られる基準白の映像をこの色
差センサ１２で検出する。
す如く、スクリーン７の前面に色差センサ１２を取り付
け、入力映像信号選択回路８より基準の白映像信号をマ
トリックス回路９に供給し、このマトリックス回路９よ
りの赤色（Ｒ）映像信号、緑色（Ｇ）映像信号及び青色
（Ｂ）映像信号をレベル調整回路１０に供給し、このレ
ベル調整回路１０の出力側に得られる赤色（Ｒ）映像信
号、緑色（Ｇ）映像信号及び青色（Ｂ）映像信号を液晶
パネル４Ｒ，４Ｇ及び４Ｂに供給し、この液晶パネル４
Ｒ，４Ｇ及び４Ｂの出力側に得られる赤色画像、緑色画
像及び青色画像をダイクロイックプリズム５で合成する
と共に投写光学系６を介してスクリーン７の背面に投写
し、このスクリーン７に得られる基準白の映像をこの色
差センサ１２で検出する。
【００３１】この色差センサ１２で検出した基準白映像
の検出信号の赤色映像信号のレベル、緑色映像信号のレ
ベル及び青色映像信号レベルが基準の白映像信号に対応
したものとなるように内蔵のマイクロコンピュータ１１
を介してレベル調整回路１０の赤色（Ｒ）映像信号のレ
ベル、緑色（Ｇ）映像信号のレベル及び青色（Ｂ）映像
信号のレベルを調整する。
の検出信号の赤色映像信号のレベル、緑色映像信号のレ
ベル及び青色映像信号レベルが基準の白映像信号に対応
したものとなるように内蔵のマイクロコンピュータ１１
を介してレベル調整回路１０の赤色（Ｒ）映像信号のレ
ベル、緑色（Ｇ）映像信号のレベル及び青色（Ｂ）映像
信号のレベルを調整する。
【００３２】この色差センサ１２が検出した赤色映像信
号レベル、緑色映像信号レベル及び青色映像信号レベル
が基準の白映像信号に対応したものと外部のコンピュー
タ１３が判断したときには、この判断したときの赤色映
像信号のレベル、緑色映像信号のレベル及び青色映像信
号のレベルを基準の赤色信号レベル、緑色信号レベル及
び青色信号レベルとして内蔵のマイクロコンピュータ１
１に設けられたメモリ１１ａに記憶する如くする。
号レベル、緑色映像信号レベル及び青色映像信号レベル
が基準の白映像信号に対応したものと外部のコンピュー
タ１３が判断したときには、この判断したときの赤色映
像信号のレベル、緑色映像信号のレベル及び青色映像信
号のレベルを基準の赤色信号レベル、緑色信号レベル及
び青色信号レベルとして内蔵のマイクロコンピュータ１
１に設けられたメモリ１１ａに記憶する如くする。
【００３３】工場出荷後の本例によるホワイトバランス
調整は、マイクロコンピュータ１１において、色差セン
サ２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０ｄよりの検出信号より
の赤色映像信号レベル、緑色映像信号レベル及び青色映
像信号レベルと予めメモリ１１ａに記憶した赤色信号レ
ベル、緑色信号レベル及び青色信号レベルを比較して、
赤制御信号、緑制御信号及び青制御信号を形成し、之等
をレベル調整回路１０に供給して、赤色映像信号レベ
ル、緑色映像信号レベル及び青色映像信号レベルを調整
し、ホワイトバランス調整を行う。
調整は、マイクロコンピュータ１１において、色差セン
サ２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０ｄよりの検出信号より
の赤色映像信号レベル、緑色映像信号レベル及び青色映
像信号レベルと予めメモリ１１ａに記憶した赤色信号レ
ベル、緑色信号レベル及び青色信号レベルを比較して、
赤制御信号、緑制御信号及び青制御信号を形成し、之等
をレベル調整回路１０に供給して、赤色映像信号レベ
ル、緑色映像信号レベル及び青色映像信号レベルを調整
し、ホワイトバランス調整を行う。
【００３４】従って、本例によれば、色差センサ２０
ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０ｄの検出信号に基いてホワイ
トバランス調整をしているので、液晶パネル４Ｒ，４
Ｇ，４Ｂ及び光源２の経年変化によるホワイトバランス
の変化も調整することができ、また光源２例えばメタル
ハライドランプを交換したときに発光色のバラツキによ
るホワイトバランスの変化を調整することができる。
ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０ｄの検出信号に基いてホワイ
トバランス調整をしているので、液晶パネル４Ｒ，４
Ｇ，４Ｂ及び光源２の経年変化によるホワイトバランス
の変化も調整することができ、また光源２例えばメタル
ハライドランプを交換したときに発光色のバラツキによ
るホワイトバランスの変化を調整することができる。
【００３５】また上述例では、スクリーンの背面のオー
バースキャン部の４角に色差センサ２０ａ，２０ｂ，２
０ｃ及び２０ｄを設けたので映像画面の全体に亘って均
一なホワイトバランス調整が出来る利益がある。
バースキャン部の４角に色差センサ２０ａ，２０ｂ，２
０ｃ及び２０ｄを設けたので映像画面の全体に亘って均
一なホワイトバランス調整が出来る利益がある。
【００３６】次に、図１、図２を参照して本発明の実施
の形態の他の例につき説明する。この他の例は、基準信
号発生回路２１が複数レベル例えば１０ＩＲＥ、３０Ｉ
ＲＥ及び７０ＩＲＥの３段階のレベルの白基準信号を、
マイクロコンピュータ１１の指示に従って所定の順序で
且つ所定のタイミングで発生してマトリックス回路９に
供給する如くする。
の形態の他の例につき説明する。この他の例は、基準信
号発生回路２１が複数レベル例えば１０ＩＲＥ、３０Ｉ
ＲＥ及び７０ＩＲＥの３段階のレベルの白基準信号を、
マイクロコンピュータ１１の指示に従って所定の順序で
且つ所定のタイミングで発生してマトリックス回路９に
供給する如くする。
【００３７】またこの他の例では、この１０ＩＲＥ、３
０ＩＲＥ及び７０ＩＲＥの３段階のレベルの白基準信号
毎に色差センサ２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０ｄで検出
し、マイクロコンピュータ１１で、この検出信号よりの
赤色映像信号レベル、緑色映像信号レベル及び青色映像
信号レベルを得、之等赤色映像信号レベル間、緑色映像
信号レベル間及び青色映像信号レベル間で夫々絶対値調
整を行う如くする。その他は上述例と同様に構成する。
０ＩＲＥ及び７０ＩＲＥの３段階のレベルの白基準信号
毎に色差センサ２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０ｄで検出
し、マイクロコンピュータ１１で、この検出信号よりの
赤色映像信号レベル、緑色映像信号レベル及び青色映像
信号レベルを得、之等赤色映像信号レベル間、緑色映像
信号レベル間及び青色映像信号レベル間で夫々絶対値調
整を行う如くする。その他は上述例と同様に構成する。
【００３８】この他の例においては３段階の各レベル毎
に色差センサ２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０ｄの検出信
号の赤色映像信号レベル間、緑色映像信号レベル間及び
青色映像信号レベル間で絶対値調整を行うので、上述例
とは異なり、工場出荷時に図３例の外部の色差センサ１
２及び外部コンピュータ１３により、ホワイトバランス
のとれた基準の赤色信号レベル、緑色信号レベル及び青
色信号レベルを予め記憶しなくとも、このマイクロコン
ピュータ１１で赤制御信号、緑制御信号及び青制御信号
を得ることができ、上述例と同様の作用効果を得ること
ができる。
に色差センサ２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０ｄの検出信
号の赤色映像信号レベル間、緑色映像信号レベル間及び
青色映像信号レベル間で絶対値調整を行うので、上述例
とは異なり、工場出荷時に図３例の外部の色差センサ１
２及び外部コンピュータ１３により、ホワイトバランス
のとれた基準の赤色信号レベル、緑色信号レベル及び青
色信号レベルを予め記憶しなくとも、このマイクロコン
ピュータ１１で赤制御信号、緑制御信号及び青制御信号
を得ることができ、上述例と同様の作用効果を得ること
ができる。
【００３９】尚、上述例では色差センサ２０ａ，２０
ｂ，２０ｃ，２０ｄをスクリーン７の背面のオーバース
キャン部の４角に設けた例につき述べたが、この例に限
らず必要に応じた数の色差センサをこのオーバースキャ
ン部の所定位置に設けるようにすれば良い。
ｂ，２０ｃ，２０ｄをスクリーン７の背面のオーバース
キャン部の４角に設けた例につき述べたが、この例に限
らず必要に応じた数の色差センサをこのオーバースキャ
ン部の所定位置に設けるようにすれば良い。
【００４０】また、本発明は上述例に限ることなく本発
明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り
得ることは勿論である。
明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り
得ることは勿論である。
【００４１】
【発明の効果】本発明によればスクリーン背面のオーバ
ースキャン部分に色差センサを配すると共にこの色差セ
ンサに対応する部分に特定信号例えば基準の白映像信号
を投写するようにしたので、この色差センサの検出信号
を用いて、工場出荷後も良好にホワイトバランス調整を
行うことができる利益がある。
ースキャン部分に色差センサを配すると共にこの色差セ
ンサに対応する部分に特定信号例えば基準の白映像信号
を投写するようにしたので、この色差センサの検出信号
を用いて、工場出荷後も良好にホワイトバランス調整を
行うことができる利益がある。
【図１】本発明背面投写型プロジェクタのホワイトバラ
ンス調整装置の実施の形態の例を示す構成図である。
ンス調整装置の実施の形態の例を示す構成図である。
【図２】本発明の要部の例を示す線図である。
【図３】従来の背面投写型プロジェクタのホワイトバラ
ンス調整装置の例を示す構成図である。
ンス調整装置の例を示す構成図である。
２‥‥光源、３‥‥ダイクロイックミラー、４Ｒ，４
Ｇ，４Ｂ‥‥液晶パネル、５‥‥ダイクロイックプリズ
ム、６‥‥投写光学系、７‥‥スクリーン、７ａ‥‥投
写範囲、７ｂ‥‥有効画面範囲、８‥‥入力映像信号選
択回路、９‥‥マトリックス回路、１０‥‥レベル調整
回路、１１‥‥マイクロコンピュータ、１１ａ‥‥メモ
リ、１２，２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０ｄ‥‥色差セ
ンサ、１３‥‥外部コンピュータ、２１‥‥基準信号発
生回路
Ｇ，４Ｂ‥‥液晶パネル、５‥‥ダイクロイックプリズ
ム、６‥‥投写光学系、７‥‥スクリーン、７ａ‥‥投
写範囲、７ｂ‥‥有効画面範囲、８‥‥入力映像信号選
択回路、９‥‥マトリックス回路、１０‥‥レベル調整
回路、１１‥‥マイクロコンピュータ、１１ａ‥‥メモ
リ、１２，２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０ｄ‥‥色差セ
ンサ、１３‥‥外部コンピュータ、２１‥‥基準信号発
生回路
Claims (3)
- 【請求項１】 スクリーン背面のオーバースキャン部分
に色差センサを配すると共に該色差センサに対応する部
分に特定信号を投写するようにし、 前記色差センサの検出信号より得られる赤色信号レベ
ル、緑色信号レベル及び青色信号レベルと予めメモリに
記憶したホワイトバランスのとれた基準の赤色信号レベ
ル、緑色信号レベル及び青色信号レベルとを夫々比較し
て赤、緑及び青液晶パネルの透過光量を制御し、ホワイ
トバランスを調整するようにしたことを特徴とする背面
投写型プロジェクタのホワイトバランス調整装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の背面投写型プロジェクタ
のホワイトバランス調整装置において、 前記色差センサを前記スクリーン背面のオーバースキャ
ン部分の四角に配したことを特徴とする背面投写型プロ
ジェクタのホワイトバランス調整装置。 - 【請求項３】 スクリーン背面のオーバースキャン部分
に色差センサを配すると共に該色差センサに対応する部
分に複数レベルの白基準信号を所定順序で投写するよう
にし、 前記色差センサの検出信号より得られる赤色信号レベ
ル、緑色信号レベルに及び青色信号レベルの絶対値調整
によりホワイトバランスを調整するようにしたことを特
徴とする背面投写型プロジェクタのホワイトバランス調
整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10130500A JPH11331866A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 背面投写型プロジェクタのホワイトバランス調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10130500A JPH11331866A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 背面投写型プロジェクタのホワイトバランス調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11331866A true JPH11331866A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15035763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10130500A Pending JPH11331866A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 背面投写型プロジェクタのホワイトバランス調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11331866A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6674579B2 (en) | 2001-03-30 | 2004-01-06 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Color correction to target white points by adjustment of two colors |
| KR100512189B1 (ko) * | 2003-02-21 | 2005-09-02 | 엘지전자 주식회사 | 영상 신호의 자동 정합 조정 장치 및 방법 |
-
1998
- 1998-05-13 JP JP10130500A patent/JPH11331866A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6674579B2 (en) | 2001-03-30 | 2004-01-06 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Color correction to target white points by adjustment of two colors |
| KR100512189B1 (ko) * | 2003-02-21 | 2005-09-02 | 엘지전자 주식회사 | 영상 신호의 자동 정합 조정 장치 및 방법 |
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