JPH11331692A - ノンリニア編集装置 - Google Patents

ノンリニア編集装置

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JPH11331692A
JPH11331692A JP10137298A JP13729898A JPH11331692A JP H11331692 A JPH11331692 A JP H11331692A JP 10137298 A JP10137298 A JP 10137298A JP 13729898 A JP13729898 A JP 13729898A JP H11331692 A JPH11331692 A JP H11331692A
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JP
Japan
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data
clip
unit
search
map
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JP10137298A
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English (en)
Inventor
Eiichi Kawate
栄一 川手
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の地域で起こった事件や事故のダイジェ
スト集を作成したり、指定した地域に関係するクリップ
を検索するのに大幅な時間短縮が実現可能なノンリニア
編集装置を提供する。 【解決手段】 ノンリニア編集部1は撮影場所が記録さ
れたリムーバブル記録媒体を再生してノンリニア編集を
行う。データ保存部2はノンリニア編集部1でのノンリ
ニア編集で作成されたクリップと撮影場所のデータとを
保存し、データ処理部3はデータ保存部2に保存された
データを処理する。検索データ入力部4は検索データを
入力し、検索処理部5は検索データ入力部4から入力さ
れた検索データを基にデータ処理部3で処理されたデー
タに対して検索処理を行う。検索結果表示部6は検索処
理部5の検索結果を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はノンリニア編集装置
に関し、特にノンリニア編集装置を用いたビデオ編集方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ノンリニア編集装置を用いたビデオ編集
においては、取材先で撮影した映像[記録媒体は放送用
ビデオテープ(ディジタルビデオテープ等)またはラン
ダムアクセス可能な記録媒体]を再生し、その再生映像
をノンリニア編集装置に取込んで行われている。
【0003】オペレータはノンリニア編集装置に取込ん
だ再生映像の中から必要な映像のみの絞込みを行う。こ
の絞込みは映像のIN(開始)点及びOUT(終了)点
を指定して行われる。このIN点からOUT点迄がクリ
ップとして登録される。
【0004】オペレータはクリップを必要な数だけ作成
し、タイムライン上にクリップを並べたり、送出順にク
リップを並べてダイレクトOA(On Air)を行っ
たり、再度VTR(Video Tape Recor
der)に録画したりする。
【0005】オペレータが作成した複数のクリップの中
から特定のクリップのみを呼出すためにクリップの検索
が行われる。例えば、スポーツ中継において特定選手の
プレーのクリップを集めて送出したり、ニュース番組に
おいて特定の事件や事故のクリップを集めて送出したり
する際に、オペレータはそれらの特定のクリップを検索
する必要がある。
【0006】従来、クリップを検索するには各クリップ
毎に番号を付加してその番号で検索したり、各クリップ
に任意の名前や説明文を付加してその名前や説明文で検
索したり、クリップに取込まれた静止画表示を見て関係
するクリップを検索したり、各クリップ毎にタイトルを
つけてそのタイトルで検索したりしている。
【0007】上記のクリップ毎に番号を付加したり、ク
リップ毎にタイトルをつける検索方法については、特開
平8−96560号公報や特開平9−70011号公報
等に開示されている。
【0008】スポーツ中継で使用する番組編集の際に検
索する場合には上記の検索方法でも十分であるが、ニュ
ースで使用する番組編集の際に検索する場合には上記の
検索方法の他に、撮影場所での検索が望まれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のノンリ
ニア編集装置では、作成したクリップの中から特定の場
所で起こった事件や事故のクリップを検索する場合、そ
こで起こった事件や事故のタイトルで検索するため、複
数の事件や事故があれば各々の事件や事故の全てのタイ
トルを調べる必要がある。
【0010】そのため、特定の地域で起こった事件や事
故のダイジェスト集を作るには多大な時間を費やすこと
となる。そこで、特定の地名を入力したり、あるいは地
図画面上で特定の場所を指定して、その場所に関係する
事件や事故のクリップを全て検索する機能が望まれてい
る。
【0011】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、特定の地域で起こった事件や事故のダイジェスト
集を作成したり、指定した地域に関係するクリップを検
索するのに大幅な時間短縮を実現することができるノン
リニア編集装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるノンリニア
編集装置は、映像情報を再生し、その再生映像の中から
絞込まれた必要な映像をクリップとして登録するための
ノンリニア編集装置であって、前記映像情報とともにそ
の撮影場所を示す撮影場所データが記録された記録媒体
からの再生映像に対してノンリニア編集を行うことで前
記クリップを作成するノンリニア編集手段と、前記ノン
リニア編集手段による前記クリップの作成時に前記記録
媒体から当該クリップに対応する撮影場所データを検出
する検出手段と、前記クリップと当該クリップに対応し
て前記検出手段で検出された撮影場所データとを保存す
る保存手段と、前記保存手段に保存された前記撮影場所
データを地図上に表示させるためのデータに変換して当
該データを前記クリップに対応付けるデータ処理手段
と、外部から入力される検索データを基に前記データ処
理手段で互いに対応付けられた前記データ及び前記クリ
ップを検索する検索手段と、前記検索手段の検索結果を
表示する表示手段とを備えている。
【0013】すなわち、本発明のノンリニア編集装置
は、従来のノンリニア編集ではできなかった場所指定に
よる検索機能を備えたものである。すなわち、本発明の
ノンリニア編集装置では撮影場所を記録した記録媒体を
再生し、ノンリニア編集を行う際に、上記の記録媒体に
記録された撮影場所データを検出することで実現してい
る。これによって、編集作業における検索時間の大幅な
短縮を可能としている。
【0014】ここで、撮影場所を記録した記録媒体と
は、撮影した映像情報とともに、例えばGPS(Glo
bal Positioning System)から
得た位置情報を基に特定された地名情報やその時の取材
コメント等が書込まれた書込み読出し自在な不揮発性の
記録媒体(例えば、リムーバブルディスク媒体等)のこ
とである。この記録媒体に撮影場所やその時の取材コメ
ント等を記録する方法としては、特開平10−0421
77号公報に開示された方法等がある。
【0015】より具体的には、本発明のノンリニア編集
装置は、撮影場所が記録されたリムーバブル記録媒体を
再生してノンリニア編集を行うノンリニア編集部と、ノ
ンリニア編集を行って作成したクリップと撮影場所のデ
ータとを保存するデータ保存部と、それらのデータを処
理するデータ処理部と、検索データを入力する検索デー
タ入力部と、入力された検索データを基に検索処理を行
う検索処理部と、その検索結果を表示する検索結果表示
部とを具備している。
【0016】ノンリニア編集部はリムーバブル記録媒体
を再生する撮影場所記録済みリムーバブル記録媒体再生
装置と、撮影場所記録済みリムーバブル記録媒体再生装
置を制御してリムーバブル記録媒体に記録された映像情
報のノンリニア編集を行うノンリニア記録媒体制御部と
から構成されている。
【0017】データ保存部は作成したクリップのタイム
コードデータを記録しておくクリップデータ保存部と、
撮影場所を示した撮影場所データを検出して保存してお
く撮影場所データ検出保存部とから構成されている。
【0018】データ処理部は撮影場所データをマップマ
ッチング(地図上の建物、道路にずれることなく表示さ
せること)したデータに変換する地図コードデータ変換
部と、クリップデータ保存部に保存したデータと地図コ
ードデータ変換部で変換したデータとを照合するクリッ
プデータ及び地図コードデータ照合部と、その照合した
データを保存しておくクリップ地図データ保存部と、照
合したデータをウインドウ上に表示するクリップ及び地
図データ表示部とから構成されている。
【0019】検索データ入力部は地名地図検索データ入
力部から構成されている。検索処理部は検索データにし
たがってクリップ地図データ保存部に保存されたデータ
と比較されたデータを検索結果として処理する検索デー
タ演算部から構成されている。検索結果表示部は検索デ
ータ演算部で処理されたデータをウインドウ上に表示す
るためのクリップデータ表示部から構成されている。
【0020】上記のような構成とすることで、撮影場所
によるクリップ検索を実現している。よって、特定の地
域で起こった事件や事故のダイジェスト集を作成した
り、指定した地域に関係するクリップを検索するのに大
幅な時間短縮を実現することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による
ノンリニア編集装置の構成を示すブロック図である。図
において、本発明の一実施例によるノンリニア編集装置
はノンリニア編集部1と、データ保存部2と、データ処
理部3と、検索データ入力部4と、検索処理部5と、検
索結果表示部6とから構成されている。
【0022】ノンリニア編集部1は撮影場所が記録され
たリムーバブル記録媒体(図示せず)を再生してノンリ
ニア編集を行うものであり、リムーバブル記録媒体を再
生する撮影場所データ記録済みリムーバブル記録媒体再
生装置(以下、再生装置とする)11と、再生装置11
を制御してリムーバブル記録媒体に記録された映像情報
のノンリニア編集を行うノンリニア記録媒体制御部(以
下、記録媒体制御部とする)12とから構成されてい
る。
【0023】データ保存部2はノンリニア編集部1での
ノンリニア編集で作成されたクリップと撮影場所のデー
タとを保存するものであり、作成したクリップのタイム
コードデータを記録しておくクリップデータ保存部21
と、撮影場所を示した撮影場所データを検出して保存し
ておく撮影場所データ検出保存部22とから構成されて
いる。
【0024】データ処理部3はデータ保存部2に保存さ
れたデータを処理するものであり、撮影場所データをマ
ップマッチングしたデータ(地図上の建物、道路にずれ
ることなく表示させるようにしたデータ)に変換する地
図コードデータ変換部(以下、変換部とする)31と、
クリップデータ保存部21に保存されたデータと変換部
31で変換されたデータとを照合するクリップデータ及
び地図コードデータ照合部(以下、照合部とする)32
と、その照合したデータを保存しておくクリップ地図デ
ータ保存部33と、照合したデータをウインドウ上に表
示するクリップ及び地図データ表示部34とから構成さ
れている。
【0025】検索データ入力部4は検索データを入力す
るものであり、地名検索データ及び地図検索データを入
力するための地名地図検索データ入力部41から構成さ
れている。
【0026】検索処理部5は検索データ入力部4から入
力された検索データを基に検索処理を行うものであり、
検索データ入力部4からの検索データにしたがってクリ
ップ地図データ保存部33に保存されたデータと比較さ
れたデータを検索結果として処理する検索データ演算部
51から構成されている。
【0027】検索結果表示部6は検索処理部5の検索結
果を表示するものであり、検索データ演算部51で処理
されたデータをウインドウ(図示せず)上に表示するた
めのクリップデータ表示部61から構成されている。
【0028】ノンリニア編集部1の記録媒体制御部12
は再生装置11を制御してリムーバブル記録媒体に記録
された映像情報を再生する場合、オペレータが撮影され
た映像を確認しながらIN(開始)点及びOUT(終
了)点を指定することで、必要なクリップが作成され
る。また、記録媒体制御部12は作成されたクリップの
IN点及びOUT点のタイムコードを示したタイムコー
ドデータ101と撮影場所データ102とをデータ保存
部2に出力する。
【0029】データ保存部2のクリップデータ保存部2
1は記録媒体制御部12からタイムコードデータ101
が入力されると、そのデータをクリップデータ103と
して出力する。また、撮影場所データ検出保存部22は
記録媒体制御部12で作成されたクリップに記録されて
いる撮影場所を示した撮影場所データ102が入力され
ると、検出データ104を出力する。
【0030】データ処理部3の変換部31は撮影場所デ
ータ検出保存部22から検出データ104が入力される
と、マップマッチング済みの地図コードデータ105を
出力する。
【0031】照合部32はクリップデータ保存部21か
らクリップデータ103と変換部31で変換された地図
コードデータ105とが入力されると、作成したクリッ
プと地図コードデータとをリンクさせたデータであるク
リップ地図コードデータ106と、リンクしたデータを
ウインドウ上に表示するためのデータである照合表示デ
ータ107とを出力する。
【0032】クリップ地図データ保存部33は照合部3
2からクリップ地図コードデータ106が入力される
と、そのクリップ地図コードデータ106を保存する。
クリップ及び地図データ表示部34は照合部32から照
合表示データ107が入力されると、その照合表示デー
タ107をウインドウ上に表示する。
【0033】検索データ入力部4の地名地図検索データ
入力部41からは地名及び地図上での検索を行うための
地名検索データ及び地図検索データが入力される。検索
処理部5の検索データ演算部51は地名地図検索データ
入力部41から地名入力データ110または地図入力デ
ータ111が入力されると、そのデータを地図コードデ
ータに変換し、検索を行うための地図コード検索データ
108をクリップ地図データ保存部33に出力する。
【0034】クリップ地図データ保存部33は検索デー
タ演算部51からの地図コード検索データ108にした
がって保存してあるクリップ地図コードデータ106と
比較し、その結果、一致したクリップを適合クリップデ
ータ109として検索データ演算部51へ送信する。検
索データ演算部51はクリップ地図データ保存部33か
ら適合クリップデータ109を受信すると、その検索結
果を検索クリップデータ112として出力する。検索結
果表示部6のクリップデータ表示部61は検索データ演
算部51から検索クリップデータ112が入力される
と、検索済みクリップであるクリップ113を出力す
る。
【0035】図2は図1の検索データ演算部51におけ
る処理動作を示す図である。これら図1及び図2を参照
して本発明の一実施例によるノンリニア編集装置の処理
動作について説明する。
【0036】ノンリニア編集部1の再生装置11で撮影
場所が記録されたリムーバブル記録媒体[撮影場所が記
録可能なカメラ(図示せず)を用いて撮影された映像情
報が記録された記録媒体]が再生される場合、記録媒体
制御部12は再生装置11を制御してノンリニア編集を
行う。
【0037】オペレータは撮影された映像及び音声を再
生装置11によって再生しながらその内容を確認し、自
分が必要なところでIN点及びOUT点を指定し、映像
及び音声のカット(これをクリップと呼ぶ)を作成す
る。オペレータはこのクリップを必要な数だけ作成す
る。作成したクリップは全てタイムコードで管理され
る。IN点及びOUT点を指定した際、IN点のタイム
コードは「XX:XX:XX:XX」、OUT点のタイ
ムコードは「**:**:**:**」と夫々記録さ
れ、そのIN点からOUT点までの間がクリップとして
登録される。
【0038】クリップ毎のタイムコードはタイムコード
データ101としてクリップデータ保存部21に保存さ
れる。クリップを作成した際に、記録媒体制御部12は
そのクリップ(IN点からOUT点までの間)に記録さ
れた撮影場所を示した撮影場所データ102を検出し、
その撮影場所データ102を撮影場所データ検出保存部
22に保存する。
【0039】撮影場所データ検出保存部22に保存され
たデータは作成したクリップの検出データ104として
変換部31に送信される。ここでは検出データ104を
地図画面(図示せず)上に表示するためのデータに変換
する。このデータは検出データ104が撮影場所の緯度
及び経度を示したデータであるのに対し、変換部31で
は緯度及び経度情報の他に、地図画面に表示するための
マップマッチング情報(地図画面上の道路、建物等にず
れることなく表示するための情報を付加したデータ)で
ある地図コードデータ105に変換する。地図コードデ
ータ105は照合部32に送信される。
【0040】クリップデータ保存部21は作成したクリ
ップのIN点及びOUT点情報を示したクリップデータ
103を照合部32に送信する。照合部32はクリップ
データ保存部21からのクリップデータ103と変換部
31からの地図コードデータ105とを受信すると、ク
リップと地図コードデータとを再度比較してそのクリッ
プに適合した地図コードデータかどうかを照合し、その
結果をクリップ地図コードデータ106としてクリップ
地図データ保存部33に送信する。ここで、クリップ地
図データ保存部33には作成されたクリップ全てのクリ
ップ地図コードデータが保存される。
【0041】照合部32はクリップ地図コードデータ1
06がクリップ地図データ保存部33に保存されると同
時に、作成したクリップとその撮影場所を示した地図画
面とを表示するための照合表示データ107をクリップ
及び地図データ表示部34に送信する。クリップ及び地
図データ表示部34は送られてきたクリップと撮影場所
とを表示するための画面をウインドウ上に表示する。
【0042】オペレータが作成した複数のクリップの中
から特定の場所に関係するクリップのみを集めたい場合
(特定の地域で起こった事件や事故のクリップを集めて
ニュース番組等に使う場合)、地名や地図画面で指定し
てクリップの検索を行うことができる。
【0043】この場合、オペレータは指定したい地名を
キーボードで入力するか、地図画面を見ながらマウスド
ラッグを行って範囲を指定し、検索データを入力する。
この作業は地名地図検索データ入力部41で行う。
【0044】地名地図検索データ入力部41に入力され
たデータは地名入力データ110あるいは地図入力デー
タ111として検索データ演算部51に送信される。検
索データ演算部51では地名入力データ110や地図入
力データ111を地図コード検索データ108に変換
し、クリップ地図データ保存部33に送信する。
【0045】クリップ地図データ保存部33は検索デー
タ演算部51から送られてきた地図コード検索データ1
08と保存されているクリップのクリップ地図コードデ
ータ106とを比較し、適合したクリップデータを適合
クリップデータ109として検索データ演算部51に送
信する。検索データ演算部51は受信した適合クリップ
データ109を複数集めて検索クリップデータ112と
してクリップデータ表示部61に送信する。
【0046】クリップデータ表示部61は受信した検索
クリップデータ112をウインドウ画面に表示するため
のデータに変換し、検索結果としてクリップ113を出
力する。これによって、オペレータが入力した検索デー
タに適合したクリップがウインドウ上に表示される。
【0047】図2を参照して検索データ演算部51の詳
細な動作について説明する。地名地図検索データ入力部
41に入力されたデータは地名入力データ・地図入力デ
ータ120(地名入力データ110または地図入力デー
タ111)として検索データ演算部51に入力される。
【0048】検索データ演算部51の地名指定判別ボッ
クス(BOX)51aは地名入力データ・地図入力デー
タ120が地名指定なのか地図画面上で指定されたのか
を判別する。地名指定判別ボックス51aがそのデータ
を地名指定であると判別すると、そのデータは地名検索
データ121として地名検索データ分析部51cに送信
される。地名指定判別ボックス51aが地名指定ではな
いと判別すると、そのデータが地図指定判別ボックス5
1bに送信される。
【0049】地図指定判別ボックス51bがそのデータ
を地図指定であると判別すると、そのデータは地図検索
データ122として地図検索データ分析部51dに送信
される。地図指定判別ボックス51bがそのデータを地
図指定ではないと判別すると、その検索データはエラー
となって地名地図検索データ入力部41に返信される。
【0050】地名検索データ分析部51c及び地図検索
データ分析部51dは受信した地名検索データ121及
び地図検索データ122に対して夫々マップマッチング
を行い、地図画面上に表示するための地図コードデータ
123,124に各々変換し、地図コードデータ送信部
51eに送信する。
【0051】地図コードデータ送信部51eは受信した
地図コードデータ123,124を地図コード検索デー
タ108としてクリップ地図データ保存部33に送信す
る。クリップ地図データ保存部33は受信した地図コー
ド検索データ108と、すでに保存してあるクリップの
クリップ地図コードデータ106とを比較し、一致する
クリップを検索してそのクリップを適合クリップデータ
109としてクリップデータ受信部51fに送信する。
【0052】クリップデータ受信部51fは受信した適
合クリップデータ109を、検索結果である検索クリッ
プデータ112としてクリップデータ表示部61に送信
する。クリップデータ表示部61は受信した検索クリッ
プデータ112をウインドウ上に表示するための映像及
び音声信号のクリップ113として出力し、そのクリッ
プ113をウインドウ上に表示する。
【0053】図3は本発明の他の実施例によるノンリニ
ア編集装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、本発明の他の実施例によるノンリニア編集装置では
ノンリニア編集においてタイトルによるクリップ検索を
行った際に検索結果としてクリップを表示するのと同時
に、それらの撮影場所もウインドウ上に表示することを
実現している。
【0054】すなわち、本発明の他の実施例によるノン
リニア編集装置はクリップ作成部71と、クリップのタ
イトル入力部72と、撮影場所データ検出保存部73
と、クリップ保存部74と、クリップタイトル検索部7
5と、クリップタイトル検索データ解析部76と、検索
クリップ及び撮影場所データ表示部77とから構成され
ている。
【0055】オペレータがクリップをクリップ作成部7
1で作成し、その作成したクリップにタイトルをクリッ
プのタイトル入力部72で入力すると、クリップ作成部
71は作成したクリップのクリップデータ131をクリ
ップ保存部74に保存するとともに、クリップのタイト
ル入力部72は入力されたタイトルであるクリップタイ
トルデータ132をクリップ保存部74に保存すれる。
【0056】一方、クリップ作成部71はクリップを作
成する際に、そのクリップが記録されている記録媒体か
ら撮影場所データ133を検出し、その撮影場所データ
133を撮影場所データ検出保存部73に保存する。撮
影場所データ検出保存部73にはクリップタイトルデー
タ132も入力されるので、クリップのタイトルと撮影
場所データとのリンクを行う。
【0057】オペレータはクリップのタイトルをクリッ
プタイトル検索部75から入力し、クリップの検索を行
う。クリップタイトル検索部75から入力されたデータ
はタイトル検索データ137としてクリップタイトル検
索データ解析部76に送信される。クリップタイトル検
索データ解析部76はそのデータを検索データとして撮
影場所データ検出保存部73及びクリップ保存部74に
送信される。
【0058】クリップ保存部74では入力されたデータ
136と、保存しているクリップタイトルデータ132
とを比較して適合するデータを検索クリップデータ13
5としてクリップタイトル検索部75に返信する。撮影
場所データ検出保存部73は入力された検索データ13
6と、これにリンクされている撮影場所データ133と
を比較し、適合したデータを検索撮影場所データ134
としてクリップタイトル検索データ解析部76に返信す
る。
【0059】クリップタイトル検索データ解析部76は
返信された検索撮影場所データ134及び検索クリップ
データ135を検索結果である検索済みデータ138と
して検索クリップ及び撮影場所データ表示部77へ送信
する。検索クリップ及び撮影場所データ表示部77は受
信したデータをウインドウ上に表示するためのデータで
ある撮影場所表示データ139と検索済みクリップ14
0とを出力し、ウインドウ上に表示する。上述したよう
に、タイトル検索でクリップを検索した場合、検索結果
としてクリップと撮影場所データとがウインドウ上に表
示されることとなる。
【0060】尚、本発明の一実施例及び他の実施例で
は、クリップまたはクリップ及び撮影場所データをウイ
ンドウ上に表示するようにしているが、映像情報や撮影
場所以外にリムーバブル記録媒体に記録されている取材
コメント等も読出すよう構成することで、クリップまた
はクリップ及び撮影場所データをウインドウ上に表示す
る際に取材コメント等も同時にウインドウ上に表示ある
いは音声出力することも可能であり、これに限定されな
い。
【0061】このように、撮影場所を映像情報とともに
記録した記録媒体を再生装置11で再生し、記録媒体制
御部12の制御で映像情報のノンリニア編集を行う際
に、上記の記録媒体に記録された撮影場所データを検出
し、この撮影場所データを記録媒体制御部12の制御で
作成されたクリップに対応付けて保存するとともに、そ
の保存データに対して外部から入力された検索データを
基に検索処理を行うことによって、編集作業における検
索時間の大幅な短縮を図ることができる。
【0062】よって、ノンリニア編集において撮影した
場所によるクリップ検索が可能になるので、取材後に特
定の場所で起きた事件や事故のニュース番組を作成する
際に、複数の編集済みクリップの中から撮影場所を入力
するだけでオペレータが必要とするクリップを検索する
ことができる。
【0063】また、撮影場所の検索において撮影場所を
キーボードで入力するほか、地図画面を見ながら検索場
所をマウスドラッグすることによって、該当するクリッ
プを検索することができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、映
像情報を再生し、その再生映像の中から絞込まれた必要
な映像をクリップとして登録するためのノンリニア編集
装置において、映像情報とともにその撮影場所を示す撮
影場所データが記録された記録媒体からの再生映像に対
してノンリニア編集を行うことでクリップを作成し、そ
のクリップの作成時に記録媒体から当該クリップに対応
する撮影場所データを検出して当該クリップとともに保
存し、保存された撮影場所データを地図上に表示させる
ためのデータに変換して当該データをクリップに対応付
け、外部から入力される検索データを基に互いに対応付
けられたデータ及びクリップを検索して表示することに
よって、特定の地域で起こった事件や事故のダイジェス
ト集を作成したり、指定した地域に関係するクリップを
検索するのに大幅な時間短縮を実現することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるノンリニア編集装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の検索データ演算部における処理動作を示
す図である。
【図3】本発明の他の実施例によるノンリニア編集装置
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ノンリニア編集部 2 データ保存部 3 データ処理部 4 検索データ入力部 5 検索処理部 6 検索結果表示部 11 撮影場所データ記録済みリムーバブル記録媒体再
生装置 12 ノンリニア記録媒体制御部 21 クリップデータ保存部 22 撮影場所データ検出保存部 31 地図コードデータ変換部 32 クリップデータ及び地図コードデータ照合部 33 クリップ地図データ保存部 34 クリップ及び地図データ表示部 41 地名地図検索データ入力部 51 検索データ演算部 61 クリップデータ表示部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像情報を再生し、その再生映像の中か
    ら絞込まれた必要な映像をクリップとして登録するため
    のノンリニア編集装置であって、前記映像情報とともに
    その撮影場所を示す撮影場所データが記録された記録媒
    体からの再生映像に対してノンリニア編集を行うことで
    前記クリップを作成するノンリニア編集手段と、前記ノ
    ンリニア編集手段による前記クリップの作成時に前記記
    録媒体から当該クリップに対応する撮影場所データを検
    出する検出手段と、前記クリップと当該クリップに対応
    して前記検出手段で検出された撮影場所データとを保存
    する保存手段と、前記保存手段に保存された前記撮影場
    所データを地図上に表示させるためのデータに変換して
    当該データを前記クリップに対応付けるデータ処理手段
    と、外部から入力される検索データを基に前記データ処
    理手段で互いに対応付けられた前記データ及び前記クリ
    ップを検索する検索手段と、前記検索手段の検索結果を
    表示する表示手段とを有することを特徴とするノンリニ
    ア編集装置。
  2. 【請求項2】 前記ノンリニア編集手段は、前記記録媒
    体から前記映像情報を再生する再生手段と、前記再生手
    段を制御して前記記録媒体に記録された前記映像情報の
    ノンリニア編集を行う記録媒体制御手段とを含むことを
    特徴とする請求項1記載のノンリニア編集装置。
  3. 【請求項3】 前記保存手段は、前記ノンリニア編集手
    段で作成されたクリップの再生位置を示すタイムコード
    データを記録しておくタイムコード記録手段と、前記撮
    影場所データを保存しておく撮影場所保存手段とを含む
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のノンリ
    ニア編集装置。
  4. 【請求項4】 前記データ処理手段は、前記撮影場所デ
    ータを前記データに変換する変換手段と、前記保存手段
    に保存された前記クリップと前記変換手段で変換された
    データとを照合する照合手段と、前記照合手段の照合結
    果を保持する保持手段と、前記照合手段の照合結果を表
    示する照合結果表示手段とを含むことを特徴とする請求
    項1から請求項3のいずれか記載のノンリニア編集装
    置。
  5. 【請求項5】 前記検索データは、地名を指示する地名
    情報と地図上での位置を指示する地図情報とのうちの少
    なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1から請求
    項4のいずれか記載のノンリニア編集装置。
  6. 【請求項6】 前記保持手段は、前記照合手段の照合結
    果を保持する手段と、前記検索データを前記保持手段の
    保持内容と比較する手段と、前記保持手段の保持内容の
    うち前記検索データと一致したデータを適合データとし
    て出力する手段とを含むことを特徴とする請求項4記載
    のノンリニア編集装置。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、前記クリップ及び前記
    撮影場所データを同時に表示するよう構成したことを特
    徴とする請求項1から請求項6のいずれか記載のノンリ
    ニア編集装置。
JP10137298A 1998-05-20 1998-05-20 ノンリニア編集装置 Pending JPH11331692A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014078106A (ja) * 2012-10-10 2014-05-01 Jvc Kenwood Corp コメント作成表示装置、コメント作成表示方法及びコメント作成表示プログラム

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