JPH11331039A - スペクトラム拡散受信装置 - Google Patents
スペクトラム拡散受信装置Info
- Publication number
- JPH11331039A JPH11331039A JP10136347A JP13634798A JPH11331039A JP H11331039 A JPH11331039 A JP H11331039A JP 10136347 A JP10136347 A JP 10136347A JP 13634798 A JP13634798 A JP 13634798A JP H11331039 A JPH11331039 A JP H11331039A
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- circuit
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- Pending
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
号を受信する周波数変換・増幅回手段2と、これに接続
された3つのPN符号相関器5,6,7と、各相関器の
他方側に±1/Δチップ遅延器12を介して接続された
PN符号発生器11と、各相関器からの出力により相関
がとれているか否かを判定するとともに、PN符号発生
器11にサーチ命令を指令する初期獲得判定回路24を
備えている。PN符号発生器11と相関器5,6,7と
の間に相関器の数に対応させた遅延周期でPN符号を順
次出力する遅延器20を接続し、遅延器20から出力さ
れた周期をずらしたPN符号を各PN符号相関器5,
6,7に順次入力するとともに、各PN符号相関器5,
6,7から出力される値を初期獲得判定回路24に順次
取込んで判定レベルと比較するようにした。
Description
散受信装置に関し、特に、高速同期を目的とする直接拡
散形のGPS受信機、その他の直接拡散受信方式の通信
機器に好適なスペクトラム拡散受信装置に関するもので
ある。
トエンドでのC/N比が低いので、同期確率の過程を二
つの段階に分けてそれぞれ処理を行っている。その一つ
を初期獲得(同期捕捉ともいう)といい、もう一つを同
期追跡と呼んでいる。初期獲得は、受信側での拡散系列
の発生時刻を受信信号のそれにあわせる処理であり、同
期追跡は、一度同期捕捉に成功した受信信号に対して、
受信側の拡散系列が時間ずれを起さないよう監視する機
能を持っている。
トラム拡散受信装置では、PN(高速疑似ランダム符号
列)コードの初期獲得回路と、捕捉後に同期(トラッキ
ング)を追跡するための同期追跡回路とが設けられてい
る。。
切替可能に備えた従来のDS方式のスペクトラム拡散受
信装置の一例を示している。
は、アンテナ1を介してSS信号を受信する周波数変換
・増幅回路2と、A/D変換器3と、ミキサ4と、3組
の相関器5,6,7と、初期獲得判定回路8と、搬送波
復調回路9と、PN同期回路10と、PN符号発生器1
1と、±1/2チップ遅延器12と、局部発振回路1
3、及び初期獲得判定回路8からの出力により初期獲得
/同期追従のモードを切替える切替えスイッチ14−
1,14−2とを備えている。
ッチ14−1、14−2が、図2に実線で示すように、
相関器3と初期獲得判定回路8とが接続され、相関器3
を使用して初期獲得の判定が行われる。この判定では、
まず、初期獲得判定回路8より、1/Nチップサーチ命
令がPN符号発生器11に出力される。この出力を受け
たPN符号発生器11は、所定のPNコードを発生させ
て、そのPNコードと相関器3に入力されている受信信
号との間の相関が初期獲得判定回路8で判定される。
期拡底判定回路8に固定的に設定されたされたスレシホ
ールドレベル以下か否かにより行われ、これがスレシホ
ールドレベル以下なら、受信機側のPNコードを±1/
2チップ遅延器12により1/Δ(Δ≧2)チップ分ず
らして、相関器3に出力し、この状態での相関関係を取
る動作が繰り返される。この動作をサーチまたはスライ
ディングと呼んでいる。
コードと受信信号との相関が、スレシホールドレベルを
越えると初期獲得が行われたことになるので、サーチを
停止し、切替えスイッチ14−1、14−2を切替え
て、相関器5,6,7とPN同期回路10と搬送波復調
回路9とを接続して、PN同期回路10による追跡(ト
ラッキング)モードとする。
ラム拡散受信装置には、特に、初期獲得動作時に、以下
に説明する技術的な課題があった。
うなスペクトラム拡散受信装置においては、初期獲得モ
ードでの動作が、全同期過程で最も時間を要するため、
如何にこの初期獲得時間を短縮するかで、高速同期が可
能となる。
つのPN符号相関器5,6,7のうちの一つの相関器7
だけが切替スイッチ14ー1を介して初期獲得判定回路
8に接続されるだけであるため、その一つの相関器7の
検出結果のみを初期獲得判定回路8のスレシホールドレ
ベルで比較しなければならず、捕捉までに時間がかかる
とともに、後の二つの相関器5,6は、この時点では有
効に活用されていない。この発明は、以上のような従来
の問題点に鑑みてなされたものであって、複数のPN符
号相関器の全てを初期獲得に用いることにより、初期獲
得までの時間をさらに短縮するとともに、機能の有効活
用を図るようにしたスペクトラム拡散受信装置を提供す
ることを目的としている。
め、この発明は、アンテナを介してSS信号を受信する
周波数変換・増幅回手段と、これに接続された複数のP
N符号相関器と、各相関器の他方側に±1/Δチップ遅
延器を介して接続されたPN符号発生器と、各相関器か
らの出力により相関がとれているか否かを判定するとと
もに、前記PN符号発生器にサーチ命令を指令する初期
獲得判定手段とを備えたスペクトラム拡散通信装置にお
いて、前記PN符号発生器と前記相関器の間に、前記相
関器の数に対応させた遅延周期でPN符号を順次して出
力する遅延回路を接続し、この遅延回路から出力される
周期をずらしたPN符号を前記各PN符号相関器に順次
入力するとともに、各PN符号相関器から出力される値
を前記初期獲得判定手段に順次取込んで判定レベルと比
較するようにしたことを特徴とする。以上の構成によ
り、この発明では、回路内にPN符号相関器がn個ある
場合には、そのn個の相関器を全て使用し、それぞれに
1/n周期ずつ遅延した状態でPNコードを送出し、各
相関器からの出力信号を順次初期獲得判定回路に取り込
んで、それぞれのスレシホールドレベルを比較し、その
うちの一つがスレシホールドレベルを越えた時点で初期
獲得と判定できるため、初期獲得時間は従来の1/nと
なる。
態について添付図面を参照して詳細に説明する。図1は
本発明にかかるスペクトラム拡散受信装置の一実施例を
示している。なお、図において、従来と同等ないしは相
当する箇所には、同一符号を付し、異なる、あるいは新
たに付加された箇所にのみ、新たな符号を付加して説明
を行う。
従来とほぼ同様に、アンテナ1を介してSS信号を受信
する周波数変換・増幅回路2と、A/D変換器3と、ミ
キサ4と、3組の相関器5,6,7と、搬送波復調回路
9と、PN同期回路10と、PN符号発生器11と、±
1/2チップ遅延器12と、局部発振回路13、及び初
期獲得/同期追従のための切替スイッチ22−1,2と
を備えている。
D変換器3に接続され、A/D変換器3の出力側には、
ミキサ4が接続されている。ミキサ4の出力側は、3個
の相関器5,6,7に並列接続されるとともに、局部発
振回路13の出力側が接続されている。
器20と切替えスイッチ26とが付加されており、PN
符号発生器11の出力端が、遅延器20に接続されてい
る。この遅延器20の出力側は、切替えスイッチ22−
2の一方の切替え端子に接続されるとともに、同期位置
切替えスイッチ26を介して、±1/2チップ遅延器1
2に接続されている。±1/2チップ遅延器12の出力
側は、切替えスイッチ22−2の他方の切替え端子に接
続されている。切替えスイッチ22−2の出力側は、3
個の相関器5,6,7にそれぞれ接続されている。
器5,6,7の出力側がそれぞれ接続されるとともに、
一方の切替え端子が初期獲得判定回路24に接続されて
いる。切替えスイッチ22−1の他方の切替え端子は、
搬送波復調回路9とPN同期回路10に接続されてい
る。搬送波復調回路9の出力側は、局部発振回路13に
接続されている。
ッチ14−2を介して、PN符号発生器11に接続さ
れ、PN符号発生器10の出力側は、遅延器20に接続
されている。切替えスイッチ22−1,2と同14−2
および26の切替え制御信号は、初期獲得判定回路24
から送出される。遅延器20は、各相関器5,6,7に
対して、PNコードを順次0,1/3,2/3周期ずつ
遅延して出力するもので、初期獲得/同期追従切替えス
イッチ22−1を介して、この信号を初期獲得モード時
に相関器5,6,7に順次出力する。
/同期追従切替スイッチ22−2を介してそれぞれ初期
獲得判定回路24と搬送波復調回路9,PN同期回路1
0に切替接続される。この切替スイッチ22−2は、従
来とは異なり、図示のごとく、初期獲得モード時は、そ
の全てが初期獲得判定回路24に接続される。
切替スイッチ26を介して±1/2チップ遅延器12に
接続され、±1/2チップ遅延器12の出力端は、初期
獲得/同期追従切替スイッチ22−1を介して同期追従
時にそれぞれの遅延出力を各相関器5,6,7側に与え
るようにしている。
受信装置では、まず、初期獲得モード時には、図1に実
線で示した状態に各各切替スイッチ14−2,22−
1,22−2,26が接続される。そして、この初期獲
得モード時には、PN符号発生器11から出力されるP
N符号は、遅延器20を介して0〜2/3周期ずつ遅延
した信号として各相関器5,6,7に順次与えられ、そ
れぞれの相関器5,6,7で受信信号とPN符号との相
関を取り、順次その出力信号が初期獲得判定回路24に
取り込まれ、ここで相関関係が判定される。
的に設定されたされたスレシホールドレベル以下なら、
受信機側のPNコードを1/Δ(Δ≧2)チップ分ずら
して再度相関を取る動作を繰返し、判定レベルを越えた
ならば、各切替スイッチ14−2,22−1,22−
2,26を、同図に示す状態から切替えて搬送波復調回
路9,PN同期回路10側に接続する。この切替にによ
って、PN同期回路10によりPN符号発生器11の制
御を行い、同期追従モードにより受信側の拡散系列を入
力信号に追随させる動作がなされることになる。
は、3つの相関器5,6,7の値を1/3周期ずつずら
して順次判定作業を行い、何れかの値が判定レベルを越
えた時点で初期獲得と判断されるので、その初期獲得ま
での時間は、従来の1/3の時間に短縮されることにな
る。
ついて述べたが、相関器の数がn(n>1)個ある場合
には、その時間は従来の1/nとなり、相関器の数が多
いほど高速サーチが可能となる。
に、この発明にかかるスペクトラム拡散受信装置にあっ
ては、回路内にPN符号相関器がn個ある場合には、そ
のn個の相関器を全て使用し、それぞれに1/n周期ず
つ遅延した状態で順次初期獲得判定回路によりスレシホ
ールドレベルを比較し、そのうちの一つがスレシホール
ドレベルを越えた時点で初期獲得と判定できるため、初
期獲得時間は従来の1/nとなり、高速同期が可能とな
るとともに、全ての相関器初期獲得のために使用できる
ため、機能の有効活用を図ることができる利点がある。
回路構成を示すブロック図である。
示すブロック図である。
替スイッチ 20 遅延器(遅延回路) 24 初期獲得判定回路
Claims (1)
- 【請求項1】 アンテナを介してSS信号を受信する周
波数変換・増幅回手段と、これに接続された複数のPN
符号相関器と、各相関器の他方側に±1/Δチップ遅延
器を介して接続されたPN符号発生器と、各相関器から
の出力により相関がとれているか否かを判定するととも
に、前記PN符号発生器にサーチ命令を指令する初期獲
得判定手段を備えたスペクトラム拡散通信装置におい
て、 前記PN符号発生器と前記各相関器の間に、各相関器の
数に対応させた遅延周期でPN符号を順次出力する遅延
回路を接続し、遅延回路から出力される周期をずらした
PN符号を前記各PN符号相関器に順次入力するととも
に、各PN符号相関器から出力された値を前記初期獲得
判定手段に順次取込んで判定レベルと比較するようにし
たことを特徴とするスペクトラム拡散受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10136347A JPH11331039A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | スペクトラム拡散受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10136347A JPH11331039A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | スペクトラム拡散受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11331039A true JPH11331039A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15173080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10136347A Pending JPH11331039A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | スペクトラム拡散受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11331039A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100424466B1 (ko) * | 2001-10-29 | 2004-03-26 | 삼성전자주식회사 | 이동통신 단말기에서 피엔 코드 검색 장치 |
CN100351642C (zh) * | 2003-12-11 | 2007-11-28 | 旺玖科技股份有限公司 | 展频接收机的相关器 |
-
1998
- 1998-05-19 JP JP10136347A patent/JPH11331039A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100424466B1 (ko) * | 2001-10-29 | 2004-03-26 | 삼성전자주식회사 | 이동통신 단말기에서 피엔 코드 검색 장치 |
CN100351642C (zh) * | 2003-12-11 | 2007-11-28 | 旺玖科技股份有限公司 | 展频接收机的相关器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A521 | Written amendment |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050308 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070307 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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