JPH11330792A - 電子部品実装機における部品吸着装置 - Google Patents
電子部品実装機における部品吸着装置Info
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- JPH11330792A JPH11330792A JP10139435A JP13943598A JPH11330792A JP H11330792 A JPH11330792 A JP H11330792A JP 10139435 A JP10139435 A JP 10139435A JP 13943598 A JP13943598 A JP 13943598A JP H11330792 A JPH11330792 A JP H11330792A
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Abstract
吸入された異物がシール部材等を損傷しないように捕捉
し、且つ清掃を容易とする。 【解決手段】 部品吸着装置20のスライドシャフト2
2を、軸受け部材28側の上部スライドシャフト30
と、この下端に着脱自在であり、且つ部品吸着ノズル2
4を支持する下部スライドシャフト32とに分割し、両
者の分割端面から、上部スライドシャフト30の負圧管
路26Aにおける装着部27に、エアフィルタ34を着
脱自在に設ける。
Description
により吸着して基板に搭載するための電子部品実装機に
おける部品吸着装置に関する。
に、パーツフィーダ(図示省略)から供給される電子部
品1を部品吸着ノズル2によって吸着し、隣接した位置
にある基板(図示省略)に運び、ここで負圧を解除する
ことによって電子部品1を基板上に搭載するものであ
る。
ト3の下端に取り付けられ、このスライドシャフト3は
スライドブラケット4によって鉛直方向に支持され、こ
のスライドブラケット4の上下動に応じて上下するよう
にされている。
に対してリニアガイド6を介して鉛直方向に移動可能に
支持され、且つ、Z軸モータ7により、ボールねじ8を
介して上下方向に駆動されるようになっている。
ケット4に支持された状態で、θ軸モータ9によりタイ
ミングベルト10を介してその軸線回りに回動できるよ
うにされている。
11が形成され、部品吸着ノズル2の先端に負圧を伝達
するようにされている。
介してエアフィルタ13に連通され、負圧源(図示省
略)からの負圧をエアフィルタ13、エアチューブ12
を介して伝達するようになっている。
ト3内からその周壁を貫通してエアチューブ12に至る
連通孔11Aの、スライドシャフト3軸方向前後はオイ
ルシール14によって負圧が漏れないようにされてい
る。
品吸着構造では、部品吸着ノズル2から例えば金属粉等
の異物が吸引された場合に、オイルシール14が損傷さ
れ易く、この損傷によって負圧が漏れたりすることがあ
る。又、オイルシール14部分に異物が溜まった場合
に、その清掃が困難であるという問題点があった。
されたものであって、異物が吸引された場合でもオイル
シールが損傷して負圧が漏れたりすることがなく、又、
吸引された異物を容易に除去することができ、清掃が簡
単な部品吸着装置を提供することを目的とする。
ように、鉛直方向に上下動され、且つ、中心軸線回りに
回転角度調節自在のスライドシャフトと、このスライド
シャフトの下端に着脱自在の部品吸着ノズルと、前記ス
ライドシャフト内を通り、前記部品吸着ノズルに負圧を
伝達する負圧管路と、前記スライドシャフトを中心軸線
回りに回転自在に支持する軸受け部材と、を有してな
り、負圧により、前記部品吸着ノズルの下端に電子部品
を吸着する電子部品実装機における部品吸着装置におい
て、前記スライドシャフトを、上部スライドシャフト
と、この上部スライドシャフトの下端及びその内側の負
圧通路に、上端及びその内側の負圧通路が接続自在、且
つ、下端に前記部品吸着ノズルが着脱自在とされた下部
スライドシャフトと、から構成すると共に、吸入された
異物を捕捉するエアフィルタを、前記負圧通路内に、上
部スライドシャフトと下部スライドシャフトとの接続端
面から出入れ自在に設けることにより、上記目的を達成
するものである。
においては、前記上部スライドシャフト及び下部スライ
ドシャフトが接続されたとき、前記負圧通路内に装着さ
れた前記エアフィルタの開口内に突出し、該エアフィル
タの軸方向及び径方向の位置決めをする位置決め突起を
設けると共に、この位置決め突起に、前記負圧通路の一
部を構成する貫通孔を形成するようにしてもよい。
装着部における内径が、エアフィルタの外径よりも大き
くなるようにしてもよい。
が、負圧通路内での空気流れの下流側に向けて、且つ、
前記開口側が空気流れの上流側に向けて、前記負圧通路
内に装着されるように構成してもよい。
内に前記エアフィルタの装着部が形成すると共に、前記
下部スライドシャフトを、これが前記上部スライドシャ
フトに接続されるとき、前記エアフィルタに開口側から
当接して位置決めするように構成してもよい。
その軸方向に上部及び下部スライドシャフトに2分割さ
れ、各々接続端面から筒状のエアフィルタを負圧通路内
に出入れ自在に設けたので、部品吸着ノズルから吸引さ
れた異物は必ず筒状エアフィルタによって捕捉され、且
つ、上部スライドシャフトから下部スライドシャフトを
外す際に、容易に筒状のエアフィルタを取り外して、異
物を取り除くことができる。
面を参照して詳細に説明する。
0は、図4に示されると同様の電子部品実装機に用いら
れるものであり、鉛直方向に上下動され、且つ、中心軸
線回りに回転角度調節自在のスライドシャフト22と、
このスライドシャフト22の下端に着脱自在の部品吸着
ノズル24と、前記スライドシャフト22内を通り、前
記部品吸着ノズル24に負圧を伝達する負圧管路26
と、前記スライドシャフト22を上下動自在、且つ、軸
線回りに回転自在に支持する軸受け部材28と、を有し
てなり、前記スライドシャフト22を、前記軸受け部材
28よりも下方位置で軸方向に2分割して、前記軸受け
部材28に支持される上部スライドシャフト30と、こ
の上部スライドシャフト30の下端及びその内側の負圧
管路26Aに、上端及びその内側の負圧管路26Bが接
続自在、且つ、下端に前記部品吸着ノズル24が着脱自
在とされた下部スライドシャフト32とから構成すると
共に、一端が底部34A、他端が開口34Bとされた筒
状エアフィルタ34を、前記上部スライドシャフト30
の下端面、即ち上部スライドシャフト30と下部スライ
ドシャフト32との接続端面から負圧管路26A内に出
入れ自在に設けたものである。
26Aにおける、前記筒状エアフィルタ34の装着部2
7は、図1に示されるように、筒状エアフィルタ34の
円筒状の外径よりも大きくされ、筒状エアフィルタ34
は、その底部34Aが負圧管路26A内における空気流
れの下流側にあるように、即ち上向き方向に装入され、
底部34Aが、装着部27よりも細径の負圧管路26A
における段部27Aに当接することによって、上向きの
位置決めがなされるようになっている。
フィルタであって、開口34Bから流入した空気流れを
濾過して、その筒状外周部の外側あるいは底部34Aの
下流側に流すことができるようにされている。
端において、上部スライドシャフト30の下端に接続さ
れたとき、負圧管路26A内に入り込み、且つ、装着部
27に装入されている筒状エアフィルタ34の開口34
Bを軸方向に押すと共に、該開口34Bから筒状エアフ
ィルタ34内に突出して、この筒状エアフィルタ34の
半径方向及び軸線方向の位置決めをする位置決め突起3
6を備えている。
路26Bは、下部スライドシャフト32の中心を通ると
共に、上端は前記位置決め突起36の中心を貫通して、
装着時における筒状エアフィルタ34の内側に開口し、
ここで、上部スライドシャフト30側の負圧管路26A
と接続するようにされている。又、負圧管路26Bの下
端側には、部品吸着ノズル24の中心を貫通して形成さ
れている負圧管路26Cが連設できるようにされてい
る。
圧管路26Aは、この上部スライドシャフト30の軸方
向略中間位置で、直径方向に形成された一対の連通ポー
ト38を介して外側と連通するようにされている。
うに、スライドブラケット40の上下端において、上部
スライドシャフト30を回転自在に支持する一対のベア
リング28A、28Bを備えて構成されている。
記上部スライドシャフト30が貫通する支持孔42に
は、前記上下一対のベアリング28A、28B間におい
て、これらに接近した位置で上下一対のシール部材44
A、44Bが設けられ、前記連通ポート38が支持孔4
2を介してスライドブラケット40の上下に連通しない
ように、支持孔42と上部スライドシャフト30との間
をシールしている。
ている連通ポート38は、前記上下一対のシール部材4
4A、44B間のシールされた空間を介して、スライド
ブラケット40に形成されている負圧管路26Dに連通
されている。
ト40に一端が接続されるエアチューブ46を介して負
圧源(図示省略)に接続されている。
に示される電子部品実装機におけるスライドブラケット
4と同様に、Z軸モータによって上下動され、且つ、ス
ライドシャフト22は、θ軸モータによってその軸線回
りに回転されるように構成されていて、他の構成も、図
4に示される部品吸着装置と同一であるので、説明及び
図示は省略する。
記下部スライドシャフト32を上部スライドシャフト3
0に接続する際に、上部スライドシャフト30側のおね
じ部49に螺合して、下部スライドシャフト32を上部
スライドシャフト30に締付け固定するための締付けナ
ットを示す。
ャフト32の下端に前記部品吸着ノズル24の上端を装
着する際に、部品吸着ノズル24上端の外周に係合して
シールをするためのオーリング、52は、下部スライド
シャフト32側に取り付けられ、装着されている部品吸
着ノズル24を、鋼球50Bを介して上方に付勢するこ
とにより、部品吸着ノズル24を保持するためのばねを
示す。
フィルタ34を上部スライドシャフト30内に取り付
け、取り外しする過程について説明する。
部材28を介してスライドブラケット40に取り付けら
れた状態とされている。
ドシャフト32の上端にある位置決め突起36に、その
開口34Bが嵌合されるようにして、下部スライドシャ
フト32上端に載せた状態で、下部スライドシャフト3
2と共に、上部スライドシャフト30の下端開口から装
着部27内に押し込み、この状態で、前記締付けナット
48を、上部スライドシャフト30のおねじ部49に螺
合して、締付け固定する。
の内径は、筒状エアフィルタ34の外径よりも大きくさ
れているが、位置決め突起36が筒状エアフィルタ34
の開口34B内に突出して、その半径方向の位置決めを
するので、筒状エアフィルタ34の外周と装着部27の
内周との間には均一な隙間が形成される。また、軸方向
についても、筒状エアフィルタ34は、前記装着部27
上端の段部27Aと位置決め突起36とによって位置決
め固定される。
部品を吸着する際に、流入した外部空気は、負圧管路2
6C、26Bを通って、位置決め突起36の先端から筒
状エアフィルタ34内に入り、その外周壁及び底部34
Aを通って、上部スライドシャフト30側の負圧管路2
6Aに吸引される。このとき、流入空気に金属粉、樹脂
粉等の異物が入り込んでいても、筒状エアフィルタ34
の内側に漉し取られ、軸受け部材28におけるシール部
材44A、44B等に到達することがない。
物は、定期的に筒状エアフィルタ34を取り外すことに
よって除去する。
と逆の手順で、締付けナット48をおねじ部49から弛
め、下部スライドシャフト32を下方に引き抜くと、筒
状エアフィルタ34は位置決め突起36上に載った状態
で容易に取り外すことができる。
換してもよく、又、圧縮空気等によって内部に溜まった
異物を取り除くようにしてもよい。
エアフィルタ34はセラミクスにより構成されている
が、本発明はこれに限定されるものでなく、エアフィル
タ機能を有するものであればよく、例えば、不織布、連
続発泡体により筒状に形成したもの等であってもよい。
部34Aが空気流れの下流側に、開口34Bが上流側に
位置するように装着されているが、本発明はこれに限定
されるものでなく、上記とは反対向きに取り付けるよう
にしてもよい。
スライドシャフト30内に装着されるようになっている
が、本発明はこれに限定されるものでなく、下部スライ
ドシャフト32内に装着するようにしてもよく、又、筒
状エアフィルタ34の軸方向中間部が、上部スライドシ
ャフト30と下部スライドシャフト32との接続端面位
置となるようにしてもよい。この場合は、筒状エアフィ
ルタ34の取り外しが容易である。又、異物を捕捉でき
るものであれば筒状以外の形状としてもよい。
品吸着ノズルから吸入された異物がシール部材に到達す
ることなく、これを確実に捕捉することができるので、
信頼性を向上させることができると共に、筒状エアフィ
ルタの取り付け、取り外しが簡単であるため、清掃等の
メンテナンスが容易であるという優れた効果を有する。
及び部品吸着ノズルを示す一部断面とした側面図
した状態で示す断面図
イドブラケットを示す一部断面とした側面図
示す側面図
Claims (5)
- 【請求項1】鉛直方向に上下動され、且つ、中心軸線回
りに回転角度調節自在のスライドシャフトと、このスラ
イドシャフトの下端に着脱自在の部品吸着ノズルと、前
記スライドシャフト内を通り、前記部品吸着ノズルに負
圧を伝達する負圧管路と、前記スライドシャフトを中心
軸線回りに回転自在に支持する軸受け部材と、を有して
なり、負圧により、前記部品吸着ノズルの下端に電子部
品を吸着する電子部品実装機における部品吸着装置にお
いて、前記スライドシャフトを、上部スライドシャフト
と、この上部スライドシャフトの下端及びその内側の負
圧通路に、上端及びその内側の負圧通路が接続自在、且
つ、下端に前記部品吸着ノズルが着脱自在とされた下部
スライドシャフトと、から構成すると共に、吸入された
異物を捕捉するエアフィルタを、前記負圧通路内に、上
部スライドシャフトと下部スライドシャフトとの接続端
面から出入れ自在に設けたことを特徴とする電子部品実
装機における部品吸着装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記上部スライドシャ
フト及び下部スライドシャフトが接続されたとき、前記
負圧通路内に装着された前記エアフィルタの開口内に突
出し、該エアフィルタの軸方向及び径方向の位置決めを
する位置決め突起を設けると共に、この位置決め突起
に、前記負圧通路の一部を構成する貫通孔を形成したこ
とを特徴とする電子部品実装機における部品吸着装置。 - 【請求項3】請求項1又は2において、前記負圧通路
は、前記エアフィルタの装着部における内径が、エアフ
ィルタの外径よりも大きくされたことを特徴とする電子
部品実装機における部品吸着装置。 - 【請求項4】請求項1、2又は3において、前記エアフ
ィルタは、その底部側が、負圧通路内での空気流れの下
流側に向けて、且つ、前記開口側が空気流れの上流側に
向けて、前記負圧通路内に装着されるように構成したこ
とを特徴とする電子部品実装機における部品吸着装置。 - 【請求項5】請求項4において、前記上部スライドシャ
フトの負圧通路内に前記エアフィルタの装着部を形成す
ると共に、前記下部スライドシャフトを、これが前記上
部スライドシャフトに接続されるとき、前記エアフィル
タに開口側から当接して位置決めするように構成したこ
とを特徴とする電子部品実装機における部品吸着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13943598A JP4082783B2 (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 電子部品実装機における部品吸着装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11330792A true JPH11330792A (ja) | 1999-11-30 |
JP4082783B2 JP4082783B2 (ja) | 2008-04-30 |
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ID=15245139
Family Applications (1)
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-
1998
- 1998-05-21 JP JP13943598A patent/JP4082783B2/ja not_active Expired - Fee Related
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