JPH11330338A - ダムバーのレーザ切断方法及び装置 - Google Patents

ダムバーのレーザ切断方法及び装置

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JPH11330338A
JPH11330338A JP10136364A JP13636498A JPH11330338A JP H11330338 A JPH11330338 A JP H11330338A JP 10136364 A JP10136364 A JP 10136364A JP 13636498 A JP13636498 A JP 13636498A JP H11330338 A JPH11330338 A JP H11330338A
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laser
dam bar
light
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lead frame
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JP10136364A
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Takeshi Nishigaki
剛 西垣
Naoki Mitsuyanagi
直毅 三柳
Yoshiaki Shimomura
義昭 下村
Shigeyuki Sakurai
茂行 桜井
Yasushi Minomoto
泰 美野本
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダム幅が大の場合であっても、ダムバーの打ち
残し量が少なく、高精度にダムバーを除去可能なダムバ
ーのレーザ切断方法を実現する。 【解決手段】検出信号によりダムバーの開始点を検出し
て、加工用レーザの照射を開始し、検出信号TEにより
ダムバーの終端部を検出して、トリガ信号TEOを生成
する。トリガ信号TEOよりTdだけ遅延したトリガ信
号TE1からトリガ信号TE2を生成し、このトリガ信
号TE2に従って加工用レーザの照射を終了する。これ
により、ダムバーの開始点から終端部まで確実にレーザ
光により除去することができ、ダム幅が大の場合であっ
ても、ダムバーの打ち残し量が少なく、高精度にダムバ
ーを除去可能なダムバーのレーザ切断方法を実現するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所望の加工位置を
高速で加工することができるパルスレーザ加工装置及び
パルスレーザ加工方法に係わり、特に、半導体装置のダ
ムバー部除去に好適なレーザビームを用いたダムバーの
レーザ切断方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リードフレームおよび半導体チップを樹
脂モールドで封止した半導体装置(樹脂モールド封止型
の半導体装置)においては、樹脂モールドによる封止時
に樹脂がリード間を伝わって流出してくるのを防ぐため
に、リード同士を連結するダムバーが設けられている。
このダムバーは樹脂モールドによる封止後に除去され、
各リードを電気的に独立したものとする。
【0003】一般に、樹脂モールド封止型の半導体装置
は四角状であり、四辺のうちの対向する2辺からリード
が延びるものと、四辺のうちの全ての辺からリードが延
びるものとがあり、四辺からリードが延びるものはQF
P型と呼ばれる。
【0004】上記ダムバーを除去(切断)する方式に
は、パンチ等により全ての辺のダムバーを一括して打ち
抜くプレス法と、各ダムバーを1個づつ順次切断除去し
ていくレーザビーム法とがある。
【0005】いずれの方式においても長所、短所があ
り、特にQFP型半導体装置は近年リード数が極端に増
大し高密度になってきていることから、そのダムバー除
去には、機械的な除去方法であるプレス法よりも微細加
工に適したレーザビーム法が適している。
【0006】また、ダムバーの除去に用いて好適なレー
ザ加工装置またはレーザ加工方法に関する従来技術とし
ては、特開平6―142968号公報に記載のものがあ
る。この公報記載の従来技術では、加工位置近傍におけ
る被加工物の有無を検出して対応する検出信号を発生す
る検出手段と、その検出信号に基づいて矩形波信号を発
生する矩形波信号発生手段と、その矩形波信号に基づい
たタイミングでレーザ光が照射されるようレーザ光の発
振を制御する制御手段とを備えたレーザ加工装置が開示
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ダムバー部
の寸法が、幅O.1〜0.3mm程度、厚さ0.15m
m程度であれば、1パルスのレーザ光で、ダムバー部を
十分除去可能であるが、ダム幅が比較的に大の場合など
は上記した1パルスのレーザ光での照射ではダムバーが
切断出来ないことがある。
【0008】また、一般的にはピン(リード)のピッチ
は等ピッチであることが多いが、リードフレームの製造
誤差や、レジンでモールドする時の温度履歴による歪
や、ハンドリングによる外力などでダムバーが変形し、
ダムバー部除去時には必ずしもリードのピッチは等ピッ
チとなっていない場合がある。
【0009】そこで、例えば、特開平9―122947
号公報には、加工位置における被加工物の材料の有無を
検出して対応する検出信号を発生する検出手段と、その
検出信号に基づいて矩形波信号を発生する矩形波信号発
生手段と、その矩形波信号に基づいたタイミングでパル
スレーザ光が照射されるようにパルスレーザ光の発振を
制御する制御手段とを備えたレーザ加工装置及びレーザ
加工方法が記載されている。
【0010】この特開平9―122947号公報記載の
発明によれば、加工位置が等間隔である場合のみならず
等間隔でない場合にも所望の加工位置を高速で加工する
ことができる。
【0011】しかしながら、上記公報記載の方法におい
ても、ダム幅が広いものの切断を想定しておらず、ダム
幅が大の場合には、ダムバーの打ち残し幅が大きいと思
われる。
【0012】このため、ダム幅が大の場合であっても、
ダムバーの打ち残し量が少なく、高精度にダムバーを除
去可能なレーザ切断方法が望まれていた。
【0013】本発明の目的は、ダム幅が大の場合であっ
ても、ダムバーの打ち残し量が少なく、高精度にダムバ
ーを除去可能なダムバーのレーザ切断方法及び装置を実
現することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、次のように構成される。 (1)パルス状のレーザ光を発振するレーザ発振手段
と、レーザ光を被加工物の加工位置に誘導する加工光学
系と、被加工物を移動させその加工位置を決定する搬送
手段と、所定の加工位置にレーザ光が照射されるように
レーザ光の発振を制御する制御手段とを有し、半導体装
置のリードフレームを接続するダムバーにレーザ光を照
射して、上記ダムバーを順次切断するダムバーのレーザ
切断方法において、検出光により、リードフレームの立
ち下がりエッジ、立ち上がりエッジを走査し、上記検出
光の反射光から、リードフレームの立ち下がりエッジを
検出して、この検出信号を加工開始位置検出信号とし、
この加工開始位置検出信号に基づいて、ダムバーの所定
の加工位置へのレーザ光の照射を開始させ、上記検出光
の反射光から、リードフレームの立ち上がりエッジを検
出して、この検出信号を加工終了位置信号とし、この加
工終了位置信号に基づいてダムバーの加工終了位置でレ
ーザ光の照射が停止されるようレーザ光の発振を制御す
る。
【0015】(2)また、パルス状のレーザ光を発振す
るレーザ発振手段と、レーザ光を被加工物の加工位置に
誘導する加工光学系と、被加工物を移動させその加工位
置を決定する搬送手段と、所定の加工位置にレーザ光が
照射されるようにレーザ光の発振を制御する制御手段と
を有し、半導体装置のリードフレームを接続するダムバ
ーにレーザ光を照射して、上記ダムバーを順次切断する
ダムバーのレーザ切断装置において、検出光を発生させ
てリードフレームに照射する検出光発生手段と、上記検
出光の反射光を検出してそれに対応するトリガ信号を発
生するトリガ発生手段と、を備え、上記制御手段は、上
記検出光により、リードフレームの立ち下がりエッジ、
立ち上がりエッジを走査させ、上記検出光の反射光か
ら、リードフレームの立ち下がりエッジを検出して、こ
の検出信号を加工開始位置検出信号とし、この加工開始
位置検出信号に基づいて、ダムバーの所定の加工位置へ
のレーザ光の照射を開始させ、上記検出光の反射光か
ら、リードフレームの立ち上がりエッジを検出して、こ
の検出信号を加工終了位置信号とし、この加工終了位置
信号に基づいてダムバーの加工終了位置でレーザ光の照
射が停止されるようレーザ光の発振を制御する。
【0016】上述のように、ダムバーの加工開始位置を
検出して、加工用レーザの照射を開始し、ダムバーの加
工終了位置を検出して、加工用レーザの照射を終了する
ように構成したので、ダム幅が大の場合であっても、ダ
ムバーの打ち残し量が少なく、高速で高精度にダムバー
を除去可能なダムバーのレーザ切断方法及び装置を実現
することができる。
【0017】(3)また、パルス状のレーザ光を発振す
るレーザ発振手段と、レーザ光を被加工物の加工位置に
誘導する加工光学系と、被加工物を移動させその加工位
置を決定する搬送手段と、所定の加工位置にレーザ光が
照射されるようにレーザ光の発振を制御する制御手段と
を有し、半導体装置のリードフレームを接続するダムバ
ーにレーザ光を照射して、上記ダムバーを順次切断する
ダムバーのレーザ切断方法において、検出光により、リ
ードフレームの立ち下がりエッジ、立ち上がりエッジを
走査し、上記検出光の反射光から、リードフレームの立
ち下がりエッジを検出して、この検出信号を第1の加工
位置検出信号とし、この第1の加工位置検出信号に基づ
いて、ダムバーの所定の加工位置に第1のレーザ光を照
射させ、上記検出光の反射光から、リードフレームの立
ち上がりエッジを検出して、この検出信号を第2の加工
位置検出信号とし、この第2の加工位置検出信号に基づ
いてダムバーの加工終了位置に第2のレーザ光を照射す
るようレーザの発振を制御する。
【0018】(4)また、パルス状のレーザ光を発振す
るレーザ発振手段と、レーザ光を被加工物の加工位置に
誘導する加工光学系と、被加工物を移動させその加工位
置を決定する搬送手段と、所定の加工位置にレーザ光が
照射されるようにレーザ光の発振を制御する制御手段と
を有し、半導体装置のリードフレームを接続するダムバ
ーにレーザ光を照射して、上記ダムバーを順次切断する
ダムバーのレーザ切断装置において、検出光を発生させ
てリードフレームに照射する検出光発生手段と、上記検
出光の反射光を検出してそれに対応するトリガ信号を発
生するトリガ発生手段と、を備え、上記制御手段は、上
記検出光により、リードフレームの立ち下がりエッジ、
立ち上がりエッジを走査し、上記検出光の反射光から、
リードフレームの立ち下がりエッジを検出して、この検
出信号を第1の加工位置検出信号とし、この第1の加工
位置検出信号に基づいて、ダムバーの所定の加工位置に
第1のレーザ光を照射させ、上記検出光の反射光から、
リードフレームの立ち上がりエッジを検出して、この検
出信号を第2の加工位置検出信号とし、この加工位置終
了信号に基づいてダムバーの加工終了位置に第2のレー
ザ光を照射するようレーザの発振を制御する。
【0019】上述のように、ダムバーの第1の加工位置
を検出して、第1の加工用レーザの照射を行い、ダムバ
ーの終端部に該当する第2の加工位置を検出して、第2
の加工用レーザの照射を行うように構成したので、ダム
幅が大の場合であっても、ダムバーの打ち残し量が少な
く、高速で高精度にダムバーを除去可能なダムバーのレ
ーザ切断方法及び装置を実現することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明によるレーザ加工装置及び
レーザ加工方法の一実施形態について、図1〜図6を参
照して説明する。ただし、主に等間隔のピンを有するI
Cパッケージのダムバー部の除去について本発明を適用
した場合の実施形態について以下に説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施形態が適用される
ダムバー加工機の全体概略構成図である。図1におい
て、この実施形態のレーザ加工装置には、レーザヘッド
11と、レーザ電源13と、加工ヘッド12と、被加工
物であるワーク1を搭載し水平面内(XY平面内)に移
動させる搬送手段としてのXYテーブル21と、レーザ
ヘッド11及び加工ヘッド12を上下方向(Z軸方向)
に移動させるZテーブル22と、メインコントローラ2
3を有するコントロールユニット25と、補助の位置決
め用に画像処理装置14とが備えられている。
【0022】レーザ電源13は、安定化電源130と、
コンデンサ部131と、スイッチ部132と、交流電源
133と、レーザコントローラ26とを有する。このレ
ーザ電源13では、まず、交流電源133から供給され
た交流電圧が安定化電源部130に供給され、レーザコ
ントローラ26から指令された電圧値に従って直流電圧
に変えられ、コンデンサ部131に供給される。
【0023】コンデンサ部131に供給された上記電圧
により蓄積された電荷は、レーザコントローラ26から
のトリガ信号TPにより、所定のパルス幅でのスイッチ
部132の開閉動作により、レーザヘッド11に備えら
れたレーザ励起ランプに供給される。このパルス状の電
荷により上記フラッシュランプ110が発光し、これに
よりレーザ媒体が励起されパルス状のレーザ光が射出さ
れる。
【0024】また、図1に示すレーザヘッド11には図
示しないビームシャッタが内蔵されている。このビーム
シャッタを開閉することによってフラッシュランプ11
0より放出されるパルス状のレーザ光を0N/OFF
し、ワーク1へのレーザ光の照射を制御する。すなわ
ち、ワーク1を加工する場合には上記ビームシャッタを
開き、加工しない場合には上記ビームシャッタを閉じ
る。このビームシャッタの開閉動作時間は100〜30
0ms程度である。
【0025】また、ビームシャッタの開閉動作の制御
は、レーザコントローラ26から行うが、メインコント
ローラ23からレーザコントローラ26を介して行うこ
とも可能である。なお、このビームシャッタの開閉はこ
の実施形態には直接関係ないので、以下の説明において
は省略する。
【0026】また、加工ヘッド12の内部には、レーザ
光の波長に対し高い反射率特性を持つダイクロイックミ
ラー120(図2)、集光レンズ121(図2)が備え
られており、これは従来のレーザ加工装置の構成と同様
である。
【0027】レーザコントローラ26には、図6に示す
ように、入出力部260と、中央演算部261と、トリ
ガ回路262とが備えられている。トリガ回路262
は、メインコントローラ23からの指令をトリガユニッ
ト24を介して供給されるトリガ信号TP1の立ち上が
りに同期して、メインコントローラ23から中央演算部
261に指示されたパルス幅のトリガ信号TP2を生成
する。このトリガ信号TP2はスイッチ部132に入力
される。
【0028】また、コンデンサ部131に供給される電
圧値は、入出力部260より中央演算部261に入力さ
れ、中央演算部261から安定化電源部130に指示さ
れる。これ以降は、前述したような過程に従って励起ラ
ンプ110からレーザ光が発振される。
【0029】次に、図2において、加工ヘッド12内の
光学系について説明する。加工ヘッド12内にはワーク
1のリードエッジを検出するための光学系が構成されて
おり、それも併せて以下に説明する。
【0030】図2に示すように、加工ヘッド12内部に
は、レーザ光の波長に対し高い反射率特性を持つダイク
ロイックミラー120、集光レンズ121が備えられて
おり、これらの構成は従来のレーザ加工装置の構成と同
様である。この実施形態では上記構成に検出光としての
レーザ光を発生する検出光源122、コリメータレンズ
123、ハーフミラー124、回転式ウェッジ基板装置
300、結像レンズ125、光検出器126から構成さ
れる検出光学系学系127が追加されている。
【0031】上記検出光源122としてはレーザダイオ
ード(半導体レーザ)等のレーザ光源が用いられてお
り、この検出光学系127は基本的にはCDプレーヤの
ディスク信号を読みとる光ピックアップ部の光学系の構
成に類似している。勿論、検出光として使用されるレー
ザ光は、レーザ加工を行うためのレーザ光とは異なるも
のである。
【0032】また、回転式ウェッジ基板装置300は、
一枚のウェッジ基板301、ウェッジ基板301を支持
する枠体302、枠体302の外周に取り付けられたピ
ニオン303、ピニオン303に噛み合うピニオン30
4、ピニオン304を回転駆動するモータ305を備え
る。
【0033】枠体302及びウェッジ基板301には、
モータ305の回転がピニオン304及びピニオン30
3を介して伝達され、これにより、ウェッジ基板301
は、ハーフミラー124に反射された検出用レーザ光2
00の光軸に平行な、ウェッジ基板301の軸Rのまわ
りに回転し、任意の回転角に設定することができる。
【0034】次に、加工ヘッド12及び検出光学系12
7の機能を説明する。まず、レーザヘッド11から発振
したパルスレーザ光100は、ダイクロイックミラー1
20で方向が変えられ、集光レンズ121で集光されて
ワーク1上に照射される。また、検出光源122から射
出された検出用レーザ光200は、コリメータレンズ1
23で平行光にされ、ハーフミラー124、ウェッジ基
板301及びダイクロミラー120を通り、集光レンズ
121によりワーク1上に微少なスポットで結像する。
【0035】また、ウェッジ基板301に入射した検出
用レーザ光200は、入射光の光軸に対して一定の角度
φ1だけ傾斜した光軸となってウェッジ基板301から
出射される。この角度φ1は、ウェッジ基板301の斜
面の傾斜角度θ1に依存する。
【0036】ここで、ウェッジ基板301の斜面の傾斜
角度がθ1で一定であるので、ウェッジ基板301から
出射する検出用レーザ光200は軸Rに対して一定の角
度φ1だけ傾斜して進み、集光レンズ121を介してワ
ーク1に照射され、パルスレーザ光100の照射位置1
00Aから一定の距離δd離れた位置200Aに達す
る。
【0037】この距離δdと傾斜角度θ1との関係は、集
光レンズ121の焦点距離をF、ウェッジ基板301の
検出用レーザ光200に対する屈折率をnとすると、次
式(1)で表される。 δd=F・(n−1)・θ1 ---- (1) ワーク1の表面で反射した検出用レーザ光200は、集
光レンズ121、ダイクロイックミラー120、ウェッ
ジ基板301、ハーフミラー124を通り、結像レンズ
125によって光検出器126に集められ、ワーク1表
面の情報が検出され、検出信号TPとして出力される。
【0038】この実施形態においては、検出光源122
としてレーザ光源を用いるため、そのレーザ光をコリメ
ータレンズ123及び集光レンズ121により極めて小
さく絞ることができ、ワーク1表面の情報(リードの有
無等)を検出する際に、信号の立ち上がり(応答)が速
くなり、高い分解能で検出することができる。
【0039】次に、図3、図4を用いて加工位置検出信
号の生成について説明する。図3はレーザトリガユニッ
ト24の内部構成図であり、図4は、加工位置検出信号
の生成の説明図である。
【0040】検出信号TPは、図4に示したように、リ
ードの有無を検出すると、図4の(A)に示した信号波
形となる。図4の(A)に示すトリガポイントはリード
フレームの立ち下がりエッジを示しており、このトリガ
ポイントで検出信号TPをトリガして、図4の(B)に
示すトリガ信号TP0とする。
【0041】このときの検出信号TPが信号変換され、
トリガ信号TP0となる過程を図3において説明する。
検出信号TPはアンプ241において信号増幅され、つ
いでローパスフィルタ242を通り、トリガ信号発生回
路243においてトリガ信号TP0となる。
【0042】再び、図4に戻り、トリガ信号TP0に任
意の遅延Tdを掛けたトリガ信号TP1(図4の
(C))が図3に示すディレイ回路244で生成され、
レーザコントローラ26へ送出される。レーザコントロ
ーラ26に送出されたトリガ信号TP1は図6に示すト
リガ回路262でトリガ信号TP2(図4の(D))と
なり、スイッチ部132にレーザ照射の指令として伝わ
り、遅延時間σtを有してパルスレーザ光(図4の
(E))として、励起ランプ110から出射される。
【0043】ここで、ダムバーの幅Lが広いと一回のレ
ーザ照射でのレーザ切断幅では、図4に示すようにダム
バーの打ち残し幅(L−PW)が多くなる。そこで、一
回に照射するレーザ照射時間(レーザパルス幅)を長く
とることにより、打ち残し幅を無くすように制御する必
要がある。そして、上記した事由によりダムバーの打ち
残し幅を無くす為には、レーザ照射時間を正確に制御す
る必要が生じる。
【0044】そこで、上記した制御方法を図5を用いて
説明する。図5において、レーザの打ち始めから打ち終
わりまでの過程において、打ち始めの信号処理は、上述
したような処理により行う。
【0045】次に、図5の(A)で示すリードフレーム
の立ち上がりエッジをトリガポイントとする検出信号T
Eを生成し、検出信号TPの信号処理と同様にして、ト
リガ信号TE0(図5の(B))を生成する。ここで、
上記したトリガ信号TP0の信号生成過程と同様にトリ
ガ信号TE0に任意の遅延時間Tdを掛け、トリガ信号
TE1(図5の(C))とし、図6に示すトリガ回路2
62からトリガ信号TE2(図5の(D))をスイッチ
部132に送出して励起ランプ110をOFFとするこ
とにより、レーザ照射を止めることができる。
【0046】なお、図4、図5中のトリガ信号TP2、
TE2及びレーザ光は実際にある幅を持ったパルス波形
を有するが、他の信号に比べて非常にそのパルス幅が短
いために、図では線状に示してある。また、図4、図5
中の加工用レーザ光であるパルスレーザ光と検出光との
距離r(検出光がパルスレーザ光に先行する)は、図2
に示した距離δdに相当する。
【0047】ここで、メインコントローラ23内で与え
る遅延時間Tdについて説明する。ワーク1の移動速度
をv、ワーク1のスリット部の幅(ダムバーの幅)を
L、ウエッジ基板301で設定されるパルスレーザ光と
検出光のワーク1における互いの距離をr、レーザビー
ム径をPwとすると、L>>Pw、r>Pwの条件にお
いて、センサがリードフレームエッジを検出してから、
パルスレーザのスポット位置が図4に示す位置まで移動
する時間t1は、次式(2)となる。 t1=(Pw/2+r)/v ---- (2) また、リードフレームエッジを検出してからレーザ光が
ワーク1に照射されるまでの時間t2は、メインコント
ローラ23で与えられる遅延時間Tdを用いて、次式
(3)で表される。 t2=Td+t0 --- (3) ここで、t0はトリガ発生回路262での遅れ、スイッ
チ部132での遅れ、及びレーザ発振までの遅れを総合
した遅延時間を表す。
【0048】レーザ光がダムバー部に照射されるべき条
件は、次式(4)で表される。 t1=t2 ---- (4) したがって、上記式(2)〜(4)より遅延時間Td
は、次式(5)で設定されることになる。 Td=(Pw/2+r)/v−t0 ---- (5) なお、遅延時間t0、ワーク1の移動速度v、スリット
部の幅L及びrは予めメインコントローラ23に入力さ
れるものである。
【0049】以上説明したように、本発明の一実施形態
によれば、ダムバーの開始点を検出して、加工用レーザ
の照射を開始し、ダムバーの終端部を検出して、加工用
レーザの照射を終了するように構成したので、ダム幅が
大の場合であっても、ダムバーの打ち残し量が少なく、
高速で高精度にダムバーを除去可能なダムバーのレーザ
切断方法及び装置を実現することができる。
【0050】さらに、ピンが等間隔である場合のみなら
ず等間隔でない場合でも、ワークの形状に応じて切断す
べき所定の位置を確実かつ高速に加工することができ
る。
【0051】図7は、本発明の他の実施形態の動作説明
図である。この他の実施形態においては、上述した一実
施形態と図1、図2、図3、図4、図6に示した構成及
び動作は、共通するので、詳細な説明は省略する。
【0052】上述した一実施形態においては、加工用レ
ーザの照射を開始し、ダムバーの終了点を検出して、加
工用レーザの照射を終了するように構成したが、この他
の実施形態においては、ダムバーの一方の端部を検出し
て、第1加工用レーザの照射を行った後、ダムバーの終
端部を検出して、第2の加工用レーザを照射する構成と
なっている。
【0053】つまり、図4に示したと同様にして、検出
信号TPに基づいて、第1のパルスレーザを照射する。
次に、図7において、第2のレーザ照射の為の制御信号
を図7の(A)で示すリードフレームの立ち上がりエッ
ジをトリガポイントとする検出信号TEを生成し、検出
信号TPの信号処理と同様な信号生成過程で、トリガ信
号TE0(図7の(B))を生成する。
【0054】ここで、トリガ信号TE0に任意の遅延時
間Td1を掛け、図7の(C)に示すトリガ信号TE1
-2とし、図6に示すトリガ回路262から図7の(D)
に示すトリガ信号TE2-2をスイッチ部132に送出し
て励起ランプ110をONすることにより、図7の
(E)に示すパルスレーザ光(遅延時間σt)を発生し
て、レーザの照射を行うことができる。
【0055】ここで、上記遅延時間Td1について説明
する。センサがリードフレームエッジを検出してから、
パルスレーザのスポット位置が図7の実線で示すレーザ
ビームの位置まで移動する時間t1’は、次式(6)で
表される。 t1’=(r−Pw/2)/v ---- (6) また、リードフレームエッジを検出してからレーザ光が
ワークに照射されるまでの時間t2’は、メインコント
ローラ23で与えられる遅延時間Td1を用いて、次式
(7)で表される。 t2’=Td1+t0’ ---- (7) ここで、t0’はトリガ発生回路262での遅れ、スイ
ッチ部132での遅れ、及びレーザ発振までの遅れを総
合した遅延時間を表す。
【0056】レーザ光がダムバー部に照射されるべき条
件は、次式(8)で表される。 t1’=t2’ ---- (8) したがって、上記式(6)〜(8)により遅延時間Td
1は、次式(9)で表される。 Td1=(r−Pw/2)/v−t0’ ---- (4) なお、遅延時間t0’は予めメインコントローラ23に
入力されている。
【0057】上述のようにして、遅延時間Td1、σt
を考慮して、第2のパルスレーザ光照射を行うことによ
り、ダムバーの終端部を除去できる。
【0058】以上説明したように、本発明の他の実施形
態によれば、ダムバーの開始点を検出して、第1の加工
用レーザの照射を行い、ダムバーの終端部を検出して、
第2の加工用レーザの照射を行うように構成したので、
ダム幅が大の場合であっても、ダムバーの打ち残し量が
少なく、高速で高精度にダムバーを除去可能なダムバー
のレーザ切断方法及び装置を実現することができる。
【0059】さらに、ピンが等間隔である場合のみなら
ず等間隔でない場合でも、ワークの形状に応じて切断す
べき所定の位置を確実かつ高速に加工することができ
る。
【0060】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、次のような効果がある。ダムバーの加工開
始位置を検出して、加工用レーザの照射を開始し、ダム
バーの加工終了位置を検出して、加工用レーザの照射を
終了するように構成したので、ダム幅が大の場合であっ
ても、ダムバーの打ち残し量が少なく、高速で高精度に
ダムバーを除去可能なダムバーのレーザ切断方法及び装
置を実現することができる。
【0061】また、ダムバーの第1の加工位置を検出し
て、第1の加工用レーザの照射を行い、ダムバーの終端
部に該当する第2の加工位置を検出して、第2の加工用
レーザの照射を行うように構成しても、ダム幅が大の場
合であっても、ダムバーの打ち残し量が少なく、高速で
高精度にダムバーを除去可能なダムバーのレーザ切断方
法及び装置を実現することができる。
【0062】また、レーザ照射の位置決めのばらつきが
なくなくなり、所定の加工位置へのレーザ照射を高精度
に行うことができる。さらに、加工位置が等間隔である
場合のみならず等間隔でない場合にも、所定の加工位置
で高速にかつ高精度に加工することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用されるダムバー加工
機の全体概略構成図である。
【図2】加工ヘッド内の光学系の構成図である。
【図3】レーザトリガユニットの内部構成図である。
【図4】加工位置検出信号の生成を説明する図である。
【図5】加工位置終了信号の生成を説明する図である。
【図6】レーザコントローラの内部構成図である。
【図7】本発明の他の実施形態における加工位置検出信
号の生成を説明する図である。
【符合の説明】
1 ワーク 11 レーザヘッド 12 加工ヘッド 13 レーザ電源 14 画像処理装置 21 XYテーブル 22 テーブル 23 メインコントローラ 24 レーザトリガユニット 25 コントロールユニット 26 レーザコントローラ 110 フラッシュランプ(励起ランプ) 130 安定化電源 131 コンデンサ部 132 スイッチ部 133 交流電源 241 アンプ 242 ローパスフィルタ 243 トリガ信号発生回路 244 ディレイ回路 260 入出力部 261 中央演算部 262 トリガ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 茂行 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 美野本 泰 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機エ ンジニアリング株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルス状のレーザ光を発振するレーザ発振
    手段と、レーザ光を被加工物の加工位置に誘導する加工
    光学系と、被加工物を移動させその加工位置を決定する
    搬送手段と、所定の加工位置にレーザ光が照射されるよ
    うにレーザ光の発振を制御する制御手段とを有し、半導
    体装置のリードフレームを接続するダムバーにレーザ光
    を照射して、上記ダムバーを順次切断するダムバーのレ
    ーザ切断方法において、 検出光により、リードフレームの立ち下がりエッジ、立
    ち上がりエッジを走査し、上記検出光の反射光から、リ
    ードフレームの立ち下がりエッジを検出して、この検出
    信号を加工開始位置検出信号とし、この加工開始位置検
    出信号に基づいて、ダムバーの所定の加工位置へのレー
    ザ光の照射を開始させ、上記検出光の反射光から、リー
    ドフレームの立ち上がりエッジを検出して、この検出信
    号を加工終了位置信号とし、この加工終了位置信号に基
    づいてダムバーの加工終了位置でレーザ光の照射が停止
    されるようレーザ光の発振を制御することを特徴とする
    ダムバーのレーザ切断方法。
  2. 【請求項2】パルス状のレーザ光を発振するレーザ発振
    手段と、レーザ光を被加工物の加工位置に誘導する加工
    光学系と、被加工物を移動させその加工位置を決定する
    搬送手段と、所定の加工位置にレーザ光が照射されるよ
    うにレーザ光の発振を制御する制御手段とを有し、半導
    体装置のリードフレームを接続するダムバーにレーザ光
    を照射して、上記ダムバーを順次切断するダムバーのレ
    ーザ切断装置において、 検出光を発生させてリードフレームに照射する検出光発
    生手段と、 上記検出光の反射光を検出してそれに対応するトリガ信
    号を発生するトリガ発生手段と、 を備え、上記制御手段は、上記検出光により、リードフ
    レームの立ち下がりエッジ、立ち上がりエッジを走査さ
    せ、上記検出光の反射光から、リードフレームの立ち下
    がりエッジを検出して、この検出信号を加工開始位置検
    出信号とし、この加工開始位置検出信号に基づいて、ダ
    ムバーの所定の加工位置へのレーザ光の照射を開始さ
    せ、上記検出光の反射光から、リードフレームの立ち上
    がりエッジを検出して、この検出信号を加工終了位置信
    号とし、この加工終了位置信号に基づいてダムバーの加
    工終了位置でレーザ光の照射が停止されるようレーザ光
    の発振を制御することを特徴とするダムバーのレーザ切
    断装置。
  3. 【請求項3】パルス状のレーザ光を発振するレーザ発振
    手段と、レーザ光を被加工物の加工位置に誘導する加工
    光学系と、被加工物を移動させその加工位置を決定する
    搬送手段と、所定の加工位置にレーザ光が照射されるよ
    うにレーザ光の発振を制御する制御手段とを有し、半導
    体装置のリードフレームを接続するダムバーにレーザ光
    を照射して、上記ダムバーを順次切断するダムバーのレ
    ーザ切断方法において、 検出光により、リードフレームの立ち下がりエッジ、立
    ち上がりエッジを走査し、上記検出光の反射光から、リ
    ードフレームの立ち下がりエッジを検出して、この検出
    信号を第1の加工位置検出信号とし、この第1の加工位
    置検出信号に基づいて、ダムバーの所定の加工位置に第
    1のレーザ光を照射させ、上記検出光の反射光から、リ
    ードフレームの立ち上がりエッジを検出して、この検出
    信号を第2の加工位置検出信号とし、この第2の加工位
    置検出信号に基づいてダムバーの加工終了位置に第2の
    レーザ光を照射するようレーザの発振を制御することを
    特徴とするダムバーのレーザ切断方法。
  4. 【請求項4】パルス状のレーザ光を発振するレーザ発振
    手段と、レーザ光を被加工物の加工位置に誘導する加工
    光学系と、被加工物を移動させその加工位置を決定する
    搬送手段と、所定の加工位置にレーザ光が照射されるよ
    うにレーザ光の発振を制御する制御手段とを有し、半導
    体装置のリードフレームを接続するダムバーにレーザ光
    を照射して、上記ダムバーを順次切断するダムバーのレ
    ーザ切断装置において、 検出光を発生させてリードフレームに照射する検出光発
    生手段と、 上記検出光の反射光を検出してそれに対応するトリガ信
    号を発生するトリガ発生手段と、 を備え、上記制御手段は、上記検出光により、リードフ
    レームの立ち下がりエッジ、立ち上がりエッジを走査
    し、上記検出光の反射光から、リードフレームの立ち下
    がりエッジを検出して、この検出信号を第1の加工位置
    検出信号とし、この第1の加工位置検出信号に基づい
    て、ダムバーの所定の加工位置に第1のレーザ光を照射
    させ、上記検出光の反射光から、リードフレームの立ち
    上がりエッジを検出して、この検出信号を第2の加工位
    置検出信号とし、この第2の加工位置検出信号に基づい
    てダムバーの加工終了位置に第2のレーザ光を照射する
    ようレーザの発振を制御することを特徴とするダムバー
    のレーザ切断装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009505838A (ja) * 2005-08-26 2009-02-12 エレクトロ サイエンティフィック インダストリーズ インコーポレーテッド 半導体集積回路に関するレーザビームスポットの位置決めを計測ターゲットとして処理ターゲットを使用して行う方法およびシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009505838A (ja) * 2005-08-26 2009-02-12 エレクトロ サイエンティフィック インダストリーズ インコーポレーテッド 半導体集積回路に関するレーザビームスポットの位置決めを計測ターゲットとして処理ターゲットを使用して行う方法およびシステム

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