JPH11329556A - セーフティコンセント - Google Patents
セーフティコンセントInfo
- Publication number
- JPH11329556A JPH11329556A JP13497898A JP13497898A JPH11329556A JP H11329556 A JPH11329556 A JP H11329556A JP 13497898 A JP13497898 A JP 13497898A JP 13497898 A JP13497898 A JP 13497898A JP H11329556 A JPH11329556 A JP H11329556A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outlet
- plug
- cover plate
- cover
- inserting port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンセントは栓刃挿入口が開放しており、そ
こから導電性異物が刃受に差込まれて感電する虞れがあ
るので、未使用時は栓刃挿入口が塞がれて簡単に口があ
かないようにする。 【解決手段】 コンセント１の前部にカバー４を装着
し、そのカバー４に丸穴４ａとその穴を塞ぐ蓋板５を設
ける。蓋板５は回転可能に取付けて弾性体６の力で回転
させ、その回転で蓋板５に設けた栓刃挿入口５ａをコン
セント１の栓刃挿入口１ｂとの対応位置から変位させて
栓刃挿入口１ｂを蓋板５で塞ぐようにした。蓋板５を逆
回りに回転させて栓刃挿入口５ａを１ｂの前方向移動さ
せるとプラグの差込みが行える。
こから導電性異物が刃受に差込まれて感電する虞れがあ
るので、未使用時は栓刃挿入口が塞がれて簡単に口があ
かないようにする。 【解決手段】 コンセント１の前部にカバー４を装着
し、そのカバー４に丸穴４ａとその穴を塞ぐ蓋板５を設
ける。蓋板５は回転可能に取付けて弾性体６の力で回転
させ、その回転で蓋板５に設けた栓刃挿入口５ａをコン
セント１の栓刃挿入口１ｂとの対応位置から変位させて
栓刃挿入口１ｂを蓋板５で塞ぐようにした。蓋板５を逆
回りに回転させて栓刃挿入口５ａを１ｂの前方向移動さ
せるとプラグの差込みが行える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、電源接続用のコ
ンセント、詳しくは、子供のいたずら等による感電事故
防止策を施したセーフティコンセントに関する。
ンセント、詳しくは、子供のいたずら等による感電事故
防止策を施したセーフティコンセントに関する。
【０００２】
【従来の技術】埋込コンセントや引掛け形コンセント
は、子供の手の届く位置に設けられることが多い。これ
等のコンセントは、プラグの栓刃（雄端子）を差込む栓
刃挿入口が開放しており、幼児がそこから刃受け穴に導
電性異物を差し込んで感電する虞れがある。
は、子供の手の届く位置に設けられることが多い。これ
等のコンセントは、プラグの栓刃（雄端子）を差込む栓
刃挿入口が開放しており、幼児がそこから刃受け穴に導
電性異物を差し込んで感電する虞れがある。
【０００３】このため、開閉式の扉やシャッタを付ける
ことが考えられている。
ことが考えられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】扉やシャッタはだれで
も操作できるつまみを有し、それを操作して簡単に開け
られるほか、コンセント使用後に閉め忘れることもあ
り、また、連用形コンセントの場合、一部のコンセント
を使用するために扉やシャッタを開けると使用しない他
のコンセントも開放される不具合があり、感電防止の信
頼性が低い。
も操作できるつまみを有し、それを操作して簡単に開け
られるほか、コンセント使用後に閉め忘れることもあ
り、また、連用形コンセントの場合、一部のコンセント
を使用するために扉やシャッタを開けると使用しない他
のコンセントも開放される不具合があり、感電防止の信
頼性が低い。
【０００５】そこで、この発明は、従来のコンセントに
見られる上記の不具合を無くして感電防止の信頼性を高
めることを課題としている。
見られる上記の不具合を無くして感電防止の信頼性を高
めることを課題としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、コンセントの前部に装着する
カバーに、コンセントのボス部を個別に覆う蓋板を設
け、コンセントの栓刃挿入口に対応させた栓刃挿入口を
有するこの蓋板を前記カバーに回転もしくはスライド可
能に取付け、さらに、その蓋板を変位終点に向けて付勢
する弾性体を設け、蓋板が変位終点にあるとき、蓋板の
栓刃挿入口がコンセントの栓刃挿入口との対応位置から
外れてコンセントの栓刃挿入口が蓋板によって塞がれる
ようにした。
め、この発明においては、コンセントの前部に装着する
カバーに、コンセントのボス部を個別に覆う蓋板を設
け、コンセントの栓刃挿入口に対応させた栓刃挿入口を
有するこの蓋板を前記カバーに回転もしくはスライド可
能に取付け、さらに、その蓋板を変位終点に向けて付勢
する弾性体を設け、蓋板が変位終点にあるとき、蓋板の
栓刃挿入口がコンセントの栓刃挿入口との対応位置から
外れてコンセントの栓刃挿入口が蓋板によって塞がれる
ようにした。
【０００７】
【作用】この発明のコンセントは、蓋板に設けた栓刃挿
入口にプラグの栓刃先端を差し込み、この状態で蓋板を
回転又はスライドさせて蓋板の栓刃挿入口とコンセント
の栓刃挿入口が合致した位置でプラグをコンセントに差
し込む。そのプラグを引き抜くと蓋板は弾性体の力でコ
ンセントの栓刃挿入口を塞ぐ位置（閉位置）に動く。そ
の閉位置に移った蓋板は、プラグが無いと操作するのが
難しく、これにより、コンセントの栓刃挿入口が簡単に
開放されることが無くなる。
入口にプラグの栓刃先端を差し込み、この状態で蓋板を
回転又はスライドさせて蓋板の栓刃挿入口とコンセント
の栓刃挿入口が合致した位置でプラグをコンセントに差
し込む。そのプラグを引き抜くと蓋板は弾性体の力でコ
ンセントの栓刃挿入口を塞ぐ位置（閉位置）に動く。そ
の閉位置に移った蓋板は、プラグが無いと操作するのが
難しく、これにより、コンセントの栓刃挿入口が簡単に
開放されることが無くなる。
【０００８】また、蓋板は、各ボス部を個別に覆ってお
り、ひとつの蓋板を動かしても他の蓋板は動かないた
め、連用形コンセントにおいて一部のコンセントの使用
により他のコンセントの栓刃挿入口が開放されると云う
不具合も無くなる。
り、ひとつの蓋板を動かしても他の蓋板は動かないた
め、連用形コンセントにおいて一部のコンセントの使用
により他のコンセントの栓刃挿入口が開放されると云う
不具合も無くなる。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１に、この発明のセーフティコ
ンセントの実施形態を示す。図１（ａ）の１は、コンセ
ントである。このコンセント１は、図１（ｂ）に示す取
付枠２に取付けられる。また、取付枠２は、壁面等に埋
設するボックス３に取付けられる。４は取付枠２を覆い
隠すカバーであり、ねじや、逆止爪などを用いて取付枠
２に着脱自在に装着される。
ンセントの実施形態を示す。図１（ａ）の１は、コンセ
ントである。このコンセント１は、図１（ｂ）に示す取
付枠２に取付けられる。また、取付枠２は、壁面等に埋
設するボックス３に取付けられる。４は取付枠２を覆い
隠すカバーであり、ねじや、逆止爪などを用いて取付枠
２に着脱自在に装着される。
【００１０】カバー４には、ボス部１ａの中央領域を露
出させる丸穴４ａをコンセント数と同数（図のコンセン
トは２つが一体となっているので丸穴４ａは２個）設け
ている。
出させる丸穴４ａをコンセント数と同数（図のコンセン
トは２つが一体となっているので丸穴４ａは２個）設け
ている。
【００１１】また、丸穴４ａには、円形の蓋板５を適当
な方法で外れ止めして回転可能に嵌め、さらに、その蓋
板５を回動終点（移動終点）に向けて付勢する弾性体６
（図のそれはコイルばね）を設けている。弾性体６は、
図１（ｄ）に示すように、蓋板５の外周とカバー４の裏
面に立設したピン７との間に架け渡してある。
な方法で外れ止めして回転可能に嵌め、さらに、その蓋
板５を回動終点（移動終点）に向けて付勢する弾性体６
（図のそれはコイルばね）を設けている。弾性体６は、
図１（ｄ）に示すように、蓋板５の外周とカバー４の裏
面に立設したピン７との間に架け渡してある。
【００１２】蓋板５は、コンセント１の栓刃挿入口１ｂ
に対応させた栓刃挿入口５ａを有している。その栓刃挿
入口５ａに差込みプラグ（図示せず）の栓刃を差込み、
図１（ａ）において反時計回りに蓋板５を約９０°回転
させると蓋板の栓刃挿入口５ａがコンセントの栓刃挿入
口１ｂの前方に移動し、その位置でプラグの栓刃をコン
セント内の刃受（図示せず）に差込むことができる。
に対応させた栓刃挿入口５ａを有している。その栓刃挿
入口５ａに差込みプラグ（図示せず）の栓刃を差込み、
図１（ａ）において反時計回りに蓋板５を約９０°回転
させると蓋板の栓刃挿入口５ａがコンセントの栓刃挿入
口１ｂの前方に移動し、その位置でプラグの栓刃をコン
セント内の刃受（図示せず）に差込むことができる。
【００１３】また、この状態では弾性体６が図１（ｅ）
のように引き伸ばされており、そのため、プラグをコン
セント１から引抜くと蓋板５が弾性体６の力で回転して
図１（ａ）に示すように栓刃挿入口５ａがコンセントの
栓刃挿入口１ｂとの対応位置から外れる。これにより、
栓刃挿入口１ｂが蓋板５によって塞がれ、コンセント内
の刃受に導電性異物が差込まれることが無くなる。
のように引き伸ばされており、そのため、プラグをコン
セント１から引抜くと蓋板５が弾性体６の力で回転して
図１（ａ）に示すように栓刃挿入口５ａがコンセントの
栓刃挿入口１ｂとの対応位置から外れる。これにより、
栓刃挿入口１ｂが蓋板５によって塞がれ、コンセント内
の刃受に導電性異物が差込まれることが無くなる。
【００１４】なお、ボス部１ａの前面から蓋板５の前面
までの寸法Ｓ（図１（ｂ）参照）が大きくなる場合に
は、電気接続の安定化のために、プラグの栓刃長さを標
準品よりもＳ相当分長くしておくのが望ましい。
までの寸法Ｓ（図１（ｂ）参照）が大きくなる場合に
は、電気接続の安定化のために、プラグの栓刃長さを標
準品よりもＳ相当分長くしておくのが望ましい。
【００１５】図２は、蓋板５をカバー４に設けた角穴４
ｃ部にスライド可能に取付けた例である。蓋板５は、こ
こではガイド溝４ｂで案内して左右にスライドさせるよ
うにしたが、上下にスライドさせてもよい。蓋板５を上
下にスライドさせるものは、隣り合う蓋板の弾性体６に
よる引張り方向を逆にする必要があるので、連用形コン
セントについてはコンセント連設数が２個に制限される
のに対し、左右にスライドさせるものはその制限を受け
ない。
ｃ部にスライド可能に取付けた例である。蓋板５は、こ
こではガイド溝４ｂで案内して左右にスライドさせるよ
うにしたが、上下にスライドさせてもよい。蓋板５を上
下にスライドさせるものは、隣り合う蓋板の弾性体６に
よる引張り方向を逆にする必要があるので、連用形コン
セントについてはコンセント連設数が２個に制限される
のに対し、左右にスライドさせるものはその制限を受け
ない。
【００１６】なお、例示のコンセントは、周知の埋込コ
ンセントのプレートを図の蓋付きカバーと交換するだけ
でよいが、引掛け形コンセントもハウジングを改造し
て、ハウジングの表側にカバーを取付けられるようにす
ると、この発明を適用できる。
ンセントのプレートを図の蓋付きカバーと交換するだけ
でよいが、引掛け形コンセントもハウジングを改造し
て、ハウジングの表側にカバーを取付けられるようにす
ると、この発明を適用できる。
【００１７】
【発明の効果】この発明のセーフティコンセントは、蓋
板を弾性体で変位終点に向けて付勢し、さらに、その蓋
板をプラグを利用して動かすようにしたので、栓刃挿入
口が簡単に開放されることがなく、開放されたままにな
ることもない。また、蓋板を各コンセント毎に独立させ
たので、連用形コンセントにおいて、一部のコンセント
使用時に残りのコンセントの栓刃挿入口が開放されるこ
ともなく、導電性異物の差込みによる感電事故を効果的
に防止できる。
板を弾性体で変位終点に向けて付勢し、さらに、その蓋
板をプラグを利用して動かすようにしたので、栓刃挿入
口が簡単に開放されることがなく、開放されたままにな
ることもない。また、蓋板を各コンセント毎に独立させ
たので、連用形コンセントにおいて、一部のコンセント
使用時に残りのコンセントの栓刃挿入口が開放されるこ
ともなく、導電性異物の差込みによる感電事故を効果的
に防止できる。
【図１】（ａ）この発明のコンセントの実施形態を示す
正面図 （ｂ）同上のＩ−Ｉ線部の断面図 （ｃ）蓋板取付け部の拡大断面図 （ｄ）弾性体の取付状態を示す正面図 （ｅ）蓋板の回転により弾性体が引き伸ばされた状態を
示す図
正面図 （ｂ）同上のＩ−Ｉ線部の断面図 （ｃ）蓋板取付け部の拡大断面図 （ｄ）弾性体の取付状態を示す正面図 （ｅ）蓋板の回転により弾性体が引き伸ばされた状態を
示す図
【図２】（ｂ）他の実施形態の正面図 （ｂ）同上のII−II線部の断面図
１ コンセント １ａ コンセント １ｂ 栓刃挿入口 ２ 取付枠 ３ ボックス ４ カバー ４ａ 丸穴 ４ｂ ガイド溝 ４ｃ 角穴 ５ 蓋板 ５ａ 栓刃挿入口 ６ 弾性体 ７ ピン
Claims (1)
- 【請求項１】 コンセントの前部に装着するカバーに、
コンセントのボス部を個別に覆う蓋板を設け、コンセン
トの栓刃挿入口に対応させた栓刃挿入口を有するこの蓋
板を前記カバーに回転もしくはスライド可能に取付け、
さらに、その蓋板を変位終点に向けて付勢する弾性体を
設け、蓋板が変位終点にあるとき、蓋板の栓刃挿入口が
コンセントの栓刃挿入口との対応位置から外れてコンセ
ントの栓刃挿入口が蓋板によって塞がれるようにしたセ
ーフティコンセント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13497898A JPH11329556A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | セーフティコンセント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13497898A JPH11329556A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | セーフティコンセント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11329556A true JPH11329556A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15141065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13497898A Pending JPH11329556A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | セーフティコンセント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11329556A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103124021A (zh) * | 2013-02-26 | 2013-05-29 | 谢晓明 | 一种安全保护插头的插座 |
| KR101477933B1 (ko) * | 2013-12-24 | 2014-12-30 | 쌍용자동차 주식회사 | 차량용 dc/ac 컨버터 회로가 구비된 전원 공급장치 |
-
1998
- 1998-05-18 JP JP13497898A patent/JPH11329556A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103124021A (zh) * | 2013-02-26 | 2013-05-29 | 谢晓明 | 一种安全保护插头的插座 |
| KR101477933B1 (ko) * | 2013-12-24 | 2014-12-30 | 쌍용자동차 주식회사 | 차량용 dc/ac 컨버터 회로가 구비된 전원 공급장치 |
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