JPH11329485A - 電力貯蔵用電池モジュール - Google Patents
電力貯蔵用電池モジュールInfo
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- JPH11329485A JPH11329485A JP10131854A JP13185498A JPH11329485A JP H11329485 A JPH11329485 A JP H11329485A JP 10131854 A JP10131854 A JP 10131854A JP 13185498 A JP13185498 A JP 13185498A JP H11329485 A JPH11329485 A JP H11329485A
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- power storage
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- battery module
- plate
- variable conductance
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- Pending
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 メンテナンス性に優れた電力貯蔵用電池モジ
ュールを得ること。 【解決手段】 複数の電力貯蔵用電池が配列された電池
群を板部1の上に配置し、その板部1に設けられた溝1
0に略水平に可変コンダクタンスヒートパイプを装着
し、その可変コンダクタンスヒートパイプは溝10に、
板部1の側面側から挿入および引き抜き可能な構造にな
っている電力貯蔵用電池モジュール4。
ュールを得ること。 【解決手段】 複数の電力貯蔵用電池が配列された電池
群を板部1の上に配置し、その板部1に設けられた溝1
0に略水平に可変コンダクタンスヒートパイプを装着
し、その可変コンダクタンスヒートパイプは溝10に、
板部1の側面側から挿入および引き抜き可能な構造にな
っている電力貯蔵用電池モジュール4。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力貯蔵用の電池モ
ジュールに関し、その冷却(放熱)構造が備わったもの
に関する。
ジュールに関し、その冷却(放熱)構造が備わったもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電力の供給側と需要側で電力供給
の平準化の要求が強くなってきている。従来から揚水発
電式等の電力貯蔵が取り組まれていたが、近年では変電
所レベルでの電力貯蔵方式が注目されている。変電所レ
ベルで電力を貯蔵することで、必要に応じた電力供給を
効率良く行い得るからである。
の平準化の要求が強くなってきている。従来から揚水発
電式等の電力貯蔵が取り組まれていたが、近年では変電
所レベルでの電力貯蔵方式が注目されている。変電所レ
ベルで電力を貯蔵することで、必要に応じた電力供給を
効率良く行い得るからである。
【0003】そのような電力貯蔵に用いるための、NA
S(ナトリウム−イオウ)電池をはじめとした電力貯蔵
電池が期待されている。NAS電池は300℃付近の温
度で充放電を行う高温電池であるが、ある程度の温度
(例えば350℃)を超えるとその性能の低下や寿命の
低下が起きるものである。このNAS電池の形状は例え
ば円筒状のものが知られるが、その円筒状の単電池を単
独で用いる場合の他、その単電池を多数並べて一つのモ
ジュールとして構成する場合も多い。
S(ナトリウム−イオウ)電池をはじめとした電力貯蔵
電池が期待されている。NAS電池は300℃付近の温
度で充放電を行う高温電池であるが、ある程度の温度
(例えば350℃)を超えるとその性能の低下や寿命の
低下が起きるものである。このNAS電池の形状は例え
ば円筒状のものが知られるが、その円筒状の単電池を単
独で用いる場合の他、その単電池を多数並べて一つのモ
ジュールとして構成する場合も多い。
【0004】このNAS電池は上述したように、ある程
度の温度を超えるとその性能の低下や寿命の低下が起き
てしまうので、その使用に際してはNAS電池をある一
定の温度範囲に保つ工夫が必要になる。そこで例えば3
00℃以上の高温に保つ一方、350℃を越えるような
過度の温度上昇が起きないように温度制御する必要が生
ずる。その制御の方法として、断熱性に優れた真空容器
やヒーター等を組み合わせ、その真空容器内の真空度を
調整した状態で放熱若しくは温度維持を行う方式が一般
的に採用されている。この方式では、放熱時に許容最高
温度以下になり、しかも断熱時には許容最低温度以上に
なるよう予め真空度を決定した容器を用意し、これを所
定の充放電サイクルに適用することになる。
度の温度を超えるとその性能の低下や寿命の低下が起き
てしまうので、その使用に際してはNAS電池をある一
定の温度範囲に保つ工夫が必要になる。そこで例えば3
00℃以上の高温に保つ一方、350℃を越えるような
過度の温度上昇が起きないように温度制御する必要が生
ずる。その制御の方法として、断熱性に優れた真空容器
やヒーター等を組み合わせ、その真空容器内の真空度を
調整した状態で放熱若しくは温度維持を行う方式が一般
的に採用されている。この方式では、放熱時に許容最高
温度以下になり、しかも断熱時には許容最低温度以上に
なるよう予め真空度を決定した容器を用意し、これを所
定の充放電サイクルに適用することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電力貯蔵用電池とし
て、NAS電池を例に説明する。上述したように、NA
S電池は通常、円筒状の単電池を複数配列して、これを
一つの電池群として用いることが多い。このような単電
池を複数集合してなる電池群の場合、放熱は通常、電池
群の周辺からなされるため、特に中央付近に配置された
単電池の放熱が不充分になりやすい。
て、NAS電池を例に説明する。上述したように、NA
S電池は通常、円筒状の単電池を複数配列して、これを
一つの電池群として用いることが多い。このような単電
池を複数集合してなる電池群の場合、放熱は通常、電池
群の周辺からなされるため、特に中央付近に配置された
単電池の放熱が不充分になりやすい。
【0006】このため上述した真空容器内に電池群を収
容する方式では、特に中央付近に配置された単電池の温
度が高温になりやすいという問題があった。またこの方
式では、NAS電池の冷却のために外部からの動力を必
要とするので、その運転コストの大きさも問題であっ
た。
容する方式では、特に中央付近に配置された単電池の温
度が高温になりやすいという問題があった。またこの方
式では、NAS電池の冷却のために外部からの動力を必
要とするので、その運転コストの大きさも問題であっ
た。
【0007】そこで本発明者らは、外部動力を要せず適
度にNAS電池を一定温度範囲に維持できる温度制御方
式を提案した(特願平8−143947号)。この方式
は、ある設定温度を越えると作動を開始するよう設定し
た可変コンダクタンスヒートパイプ(VCHP)を用い
て温度を制御するものである。その可変コンダクタンス
ヒートパイプを電池群の下部や上部等に配置すれば、そ
の電池群の中央部分にある単電池の熱も効率的に逃がす
ことができる。
度にNAS電池を一定温度範囲に維持できる温度制御方
式を提案した(特願平8−143947号)。この方式
は、ある設定温度を越えると作動を開始するよう設定し
た可変コンダクタンスヒートパイプ(VCHP)を用い
て温度を制御するものである。その可変コンダクタンス
ヒートパイプを電池群の下部や上部等に配置すれば、そ
の電池群の中央部分にある単電池の熱も効率的に逃がす
ことができる。
【0008】尚、通常、ヒートパイプはその内部の空洞
部に封入された作動流体(作動液)の相変化とその移動
により熱が移動する熱移動装置を指す。可変コンダクタ
ンスヒートパイプは、ある温度において作動が実質開始
するもので、そのようなヒートパイプとして、不凝縮性
ガスを混入させたヒートパイプ等が知られている。
部に封入された作動流体(作動液)の相変化とその移動
により熱が移動する熱移動装置を指す。可変コンダクタ
ンスヒートパイプは、ある温度において作動が実質開始
するもので、そのようなヒートパイプとして、不凝縮性
ガスを混入させたヒートパイプ等が知られている。
【0009】不凝縮性ガスを混入した可変コンダクタン
スヒートパイプについて簡単に説明する。このようなヒ
ートパイプでは、その内部の作動流体の蒸発が開始され
ると、その蒸発流に押されるような状態で、内部に封入
された不凝縮性ガスが凝縮部側に押される。その不凝縮
性ガスと作動液の蒸発流の界面が、凝縮部にまで到達し
ていないと、蒸気の凝縮は実質開始されない。しかし更
に温度を高くすると、不凝縮性ガスと蒸発流の界面が凝
縮部側に到達しその凝縮が始まる。こうして、ある温度
から実質作動する可変コンダクタンスヒートパイプにな
るのである。
スヒートパイプについて簡単に説明する。このようなヒ
ートパイプでは、その内部の作動流体の蒸発が開始され
ると、その蒸発流に押されるような状態で、内部に封入
された不凝縮性ガスが凝縮部側に押される。その不凝縮
性ガスと作動液の蒸発流の界面が、凝縮部にまで到達し
ていないと、蒸気の凝縮は実質開始されない。しかし更
に温度を高くすると、不凝縮性ガスと蒸発流の界面が凝
縮部側に到達しその凝縮が始まる。こうして、ある温度
から実質作動する可変コンダクタンスヒートパイプにな
るのである。
【0010】可変コンダクタンスヒートパイプを、電池
群の下部や上部に配置するには、電池群の下部や上部に
伝熱性の板材を配置し、その板材に可変コンダクタンス
ヒートパイプを固定する方法が有効である。
群の下部や上部に配置するには、電池群の下部や上部に
伝熱性の板材を配置し、その板材に可変コンダクタンス
ヒートパイプを固定する方法が有効である。
【0011】しかし、メンテナンスその他の事情により
既設の可変コンダクタンスヒートパイプを増設したり交
換する場合もあり、その度に、可変コンダクタンスヒー
トパイプが固定された板材自体を交換していては、作業
手間その他の点で不経済である。そこで本発明者らは、
可変コンダクタンスヒートパイプを容易に交換できる電
力貯蔵用電池モジュールを得るべく鋭意研究開発を行っ
た。
既設の可変コンダクタンスヒートパイプを増設したり交
換する場合もあり、その度に、可変コンダクタンスヒー
トパイプが固定された板材自体を交換していては、作業
手間その他の点で不経済である。そこで本発明者らは、
可変コンダクタンスヒートパイプを容易に交換できる電
力貯蔵用電池モジュールを得るべく鋭意研究開発を行っ
た。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電力貯蔵用電池
モジュールは、複数の電力貯蔵用電池が配列された電池
群と、前記電池群の上部または下部に配置された板材
と、前記板材に設けられた溝または孔に略水平に装着さ
れた可変コンダクタンスヒートパイプとを備え、前記可
変コンダクタンスヒートパイプは前記溝または前記孔に
前記板材の側面側から挿入および引き抜き可能な構造に
なっている、というものである。
モジュールは、複数の電力貯蔵用電池が配列された電池
群と、前記電池群の上部または下部に配置された板材
と、前記板材に設けられた溝または孔に略水平に装着さ
れた可変コンダクタンスヒートパイプとを備え、前記可
変コンダクタンスヒートパイプは前記溝または前記孔に
前記板材の側面側から挿入および引き抜き可能な構造に
なっている、というものである。
【0013】その可変コンダクタンスヒートパイプと溝
または孔との間隙には伝熱性グリスまたは剥離剤を介在
させても良い。剥離剤としてはボロンナイトライド剥離
剤が好適である。また前記板材はアルミニウム材で構成
すると伝熱性能や重量の点で望ましい。
または孔との間隙には伝熱性グリスまたは剥離剤を介在
させても良い。剥離剤としてはボロンナイトライド剥離
剤が好適である。また前記板材はアルミニウム材で構成
すると伝熱性能や重量の点で望ましい。
【0014】また上述した電力貯蔵用電池モジュールで
あって、可変コンダクタンスヒートパイプの板材に装着
されない部分に固定板が固定されており、固定板に設け
られた雌ねじに外側から雄ねじをねじ込みその先端部を
板材の側面に当てることで、当該可変コンダクタンスヒ
ートパイプに引き抜き力を加えることができる構造にな
っている、電力貯蔵用電池モジュールを提案する。この
構造において、板材の側面の雌ねじの先端部が当たる部
分に補強材を設けると良い。
あって、可変コンダクタンスヒートパイプの板材に装着
されない部分に固定板が固定されており、固定板に設け
られた雌ねじに外側から雄ねじをねじ込みその先端部を
板材の側面に当てることで、当該可変コンダクタンスヒ
ートパイプに引き抜き力を加えることができる構造にな
っている、電力貯蔵用電池モジュールを提案する。この
構造において、板材の側面の雌ねじの先端部が当たる部
分に補強材を設けると良い。
【0015】上記電力貯蔵用電池モジュールとして、特
に電池がNAS電池である場合に本発明の構造が好適に
適用できる。
に電池がNAS電池である場合に本発明の構造が好適に
適用できる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の電力貯蔵用電池モ
ジュールの例の斜視図を示し、図1(ア)にはその一部
断面を示す。この電力貯蔵用電池モジュール4を構成す
る容器2は、上容器20と下容器21とで構成され、そ
のサイズは例えば縦横1500mmで高さ500mm程
度が想定される。尚、ここで上容器とか下容器とかの呼
称における上または下の呼称の区別は図面を説明する便
宜上のものに過ぎない。上容器20と下容器21は例え
ば肉厚数十mm〜100mm程度で、容器4内部の温度
制御を一層容易ならしめるために、図示しないが上容器
20や下容器21を真空断熱部を有する断熱材により形
成したりすることもある。
ジュールの例の斜視図を示し、図1(ア)にはその一部
断面を示す。この電力貯蔵用電池モジュール4を構成す
る容器2は、上容器20と下容器21とで構成され、そ
のサイズは例えば縦横1500mmで高さ500mm程
度が想定される。尚、ここで上容器とか下容器とかの呼
称における上または下の呼称の区別は図面を説明する便
宜上のものに過ぎない。上容器20と下容器21は例え
ば肉厚数十mm〜100mm程度で、容器4内部の温度
制御を一層容易ならしめるために、図示しないが上容器
20や下容器21を真空断熱部を有する断熱材により形
成したりすることもある。
【0017】容器2の内部の空間3の底の部分にはその
空間3の広さにほぼ相当する板材1が設置されている。
その板材1の上面側(空間3に面する側)には略U字形
状の溝10が3個形成されている。また下容器21の手
前側の側壁には、溝10の位置に相当する箇所に孔11
が設けられている。
空間3の広さにほぼ相当する板材1が設置されている。
その板材1の上面側(空間3に面する側)には略U字形
状の溝10が3個形成されている。また下容器21の手
前側の側壁には、溝10の位置に相当する箇所に孔11
が設けられている。
【0018】空間3内の板材1の上にはNAS電池の単
電池22が複数配置される。ここではその複数の単電池
22の集合を電池群23と呼ぶことにする。電池群23
を構成する単電池22の一部(手前側)の図示は一部省
略してある。さて、溝10には、各々の単電池22が望
ましい温度(例えば300℃)に維持されるように、例
えば300℃程度に作動温度に設定した可変コンダクタ
ンスヒートパイプ(図示せず)を装着する。このように
可変コンダクタンスヒートパイプを、電池群23の下部
または上部に配置することで、電池群23の中央部に配
置された単電池22からも効率的に熱を逃がすことがで
きる。また外部動力を要せず適度に温度を制御すること
ができる。
電池22が複数配置される。ここではその複数の単電池
22の集合を電池群23と呼ぶことにする。電池群23
を構成する単電池22の一部(手前側)の図示は一部省
略してある。さて、溝10には、各々の単電池22が望
ましい温度(例えば300℃)に維持されるように、例
えば300℃程度に作動温度に設定した可変コンダクタ
ンスヒートパイプ(図示せず)を装着する。このように
可変コンダクタンスヒートパイプを、電池群23の下部
または上部に配置することで、電池群23の中央部に配
置された単電池22からも効率的に熱を逃がすことがで
きる。また外部動力を要せず適度に温度を制御すること
ができる。
【0019】板材1は、例えば空間3が縦横1300m
m、高さ300mm程度の空間であれば、1300mm
×1300mmで厚さ30mm程度のアルミニウム製の
板材が想定される。溝10に装着する可変コンダクタン
スヒートパイプのサイズが例えば径22.2mmの丸形
であれば、略U字形状の溝10もそれにあわせて、例え
ば深さ22、4mmでU字の底が半径11.2mmの円
形であるものにすれば良い。
m、高さ300mm程度の空間であれば、1300mm
×1300mmで厚さ30mm程度のアルミニウム製の
板材が想定される。溝10に装着する可変コンダクタン
スヒートパイプのサイズが例えば径22.2mmの丸形
であれば、略U字形状の溝10もそれにあわせて、例え
ば深さ22、4mmでU字の底が半径11.2mmの円
形であるものにすれば良い。
【0020】本発明においては、可変コンダクタンスヒ
ートパイプを、電池群23を板材1の上に配置した後に
装着することができる。つまりその可変コンダクタンス
ヒートパイプを、下容器21の側面に設けられた孔11
を経由して溝10に挿入するすれば、上容器20を下容
器21に取り付け、電力貯蔵用電池モジュール4をほぼ
組み上げた後においてもその装着が可能になる。また一
旦装着した可変コンダクタンスヒートパイプを取り外す
場合も、組み立てた電力貯蔵用電池モジュール4を解体
しないで行うことができるので、可変コンダクタンスヒ
ートパイプの交換作業も簡便である。
ートパイプを、電池群23を板材1の上に配置した後に
装着することができる。つまりその可変コンダクタンス
ヒートパイプを、下容器21の側面に設けられた孔11
を経由して溝10に挿入するすれば、上容器20を下容
器21に取り付け、電力貯蔵用電池モジュール4をほぼ
組み上げた後においてもその装着が可能になる。また一
旦装着した可変コンダクタンスヒートパイプを取り外す
場合も、組み立てた電力貯蔵用電池モジュール4を解体
しないで行うことができるので、可変コンダクタンスヒ
ートパイプの交換作業も簡便である。
【0021】尚、板材1に備わる溝10(図1の場合、
溝10の数は3個)の全てに可変コンダクタンスヒート
パイプを装着しなければならない訳ではない。単電池2
2の数や配置密度、その他の条件を考慮して装着する可
変コンダクタンスヒートパイプの数や装着する溝10の
位置は適宜選定すれば良いことである。また装着する可
変コンダクタンスヒートパイプの増減も任意に行うこと
ができる。
溝10の数は3個)の全てに可変コンダクタンスヒート
パイプを装着しなければならない訳ではない。単電池2
2の数や配置密度、その他の条件を考慮して装着する可
変コンダクタンスヒートパイプの数や装着する溝10の
位置は適宜選定すれば良いことである。また装着する可
変コンダクタンスヒートパイプの増減も任意に行うこと
ができる。
【0022】このように電力貯蔵用電池モジュール4を
組み上げた後であっても、適宜、可変コンダクタンスヒ
ートパイプの増減や交換を容易になしえるので、この電
力貯蔵用電池モジュール4はメンテナンス性に優れたも
のと言える。
組み上げた後であっても、適宜、可変コンダクタンスヒ
ートパイプの増減や交換を容易になしえるので、この電
力貯蔵用電池モジュール4はメンテナンス性に優れたも
のと言える。
【0023】溝10とそれに装着される図示しない可変
コンダクタンスヒートパイプとの間に、伝熱性グリスや
離型剤を介在させても良い。伝熱性グリスを介在させる
と、溝10と可変コンダクタンスヒートパイプとの間の
接触抵抗が低減したり、接触抵抗のバラツキが低減する
効果が期待できる。また伝熱性グリスや離型剤を介在さ
せると、可変コンダクタンスヒートパイプを溝に挿入し
たり引き抜いたりする際の抵抗が低減し作業性が高まる
効果もある。
コンダクタンスヒートパイプとの間に、伝熱性グリスや
離型剤を介在させても良い。伝熱性グリスを介在させる
と、溝10と可変コンダクタンスヒートパイプとの間の
接触抵抗が低減したり、接触抵抗のバラツキが低減する
効果が期待できる。また伝熱性グリスや離型剤を介在さ
せると、可変コンダクタンスヒートパイプを溝に挿入し
たり引き抜いたりする際の抵抗が低減し作業性が高まる
効果もある。
【0024】ところで図1の例では、板材1に溝10を
設けたが、この溝10はそれに替えて孔を設けても構わ
ない。ただし孔を設けるより加工精度や加工コストの観
点で溝を形成する方が実用的である。尚、丸形状の可変
コンダクタンスヒートパイプを装着する場合は、その可
変コンダクタンスヒートパイプと溝10の内壁との接触
面積をなるべく増やす意味で、その形状に合わせてU字
形状の溝を形成することが望ましい。
設けたが、この溝10はそれに替えて孔を設けても構わ
ない。ただし孔を設けるより加工精度や加工コストの観
点で溝を形成する方が実用的である。尚、丸形状の可変
コンダクタンスヒートパイプを装着する場合は、その可
変コンダクタンスヒートパイプと溝10の内壁との接触
面積をなるべく増やす意味で、その形状に合わせてU字
形状の溝を形成することが望ましい。
【0025】また、板材1に設ける溝10は、図示する
ように、板材1の上面側に設けることが望ましい。これ
は、溝10の内壁と、装着した可変コンダクタンスヒー
トパイプとの接触部分の大部分が、その各々の可変コン
ダクタンスヒートパイプにおいて下方に位置するように
なるからである。これはヒートパイプがボトムヒートモ
ードになる意味で効果がある。ボトムヒートモードはト
ップヒートモードの場合より作動流体の還流が確実でド
ライアウトも起きにくい等の利点がある。
ように、板材1の上面側に設けることが望ましい。これ
は、溝10の内壁と、装着した可変コンダクタンスヒー
トパイプとの接触部分の大部分が、その各々の可変コン
ダクタンスヒートパイプにおいて下方に位置するように
なるからである。これはヒートパイプがボトムヒートモ
ードになる意味で効果がある。ボトムヒートモードはト
ップヒートモードの場合より作動流体の還流が確実でド
ライアウトも起きにくい等の利点がある。
【0026】ところで本発明の場合、既に装着した可変
コンダクタンスヒートパイプの交換作業が容易であると
上述したが、溝10に可変コンダクタンスヒートパイプ
を装着した後、ある程度の時間が経過すると、高温変形
や酸化によって、或いは伝熱性グリスや離型剤を介在さ
せた場合はその粘着力によって、その可変コンダクタン
スヒートパイプと溝10とが強く固着してしまうことが
ある。このような場合、その可変コンダクタンスヒート
パイプを回転運動させて、溝10との固定力を解放して
から、可変コンダクタンスヒートパイプを引き抜くと良
い。
コンダクタンスヒートパイプの交換作業が容易であると
上述したが、溝10に可変コンダクタンスヒートパイプ
を装着した後、ある程度の時間が経過すると、高温変形
や酸化によって、或いは伝熱性グリスや離型剤を介在さ
せた場合はその粘着力によって、その可変コンダクタン
スヒートパイプと溝10とが強く固着してしまうことが
ある。このような場合、その可変コンダクタンスヒート
パイプを回転運動させて、溝10との固定力を解放して
から、可変コンダクタンスヒートパイプを引き抜くと良
い。
【0027】しかしその固着力が非常に大きい場合は、
例え可変コンダクタンスヒートパイプを回転運動させて
も、それが容易に引き抜けない場合もある。そこで本発
明者らは図2に一部断面図を示すような構造の電力貯蔵
用電池モジュール7を提案する。図2(ア)はその一部
断面を示した斜視図で、図2(イ)はその要部の説明図
である。この電力貯蔵用電池モジュール7を構成する容
器6の外形形状等は図1に示した例と同様であるが、こ
の例では、板材5は電池群63の上部に配置されてい
る。図中の符号60、61はそれぞれ上容器、下容器
で、符号62はNAS電池の単電池である。板材5は厚
さ25mmのアルミニウム製で、その上面側には略U字
形状の溝50(深さ16mmで、U字の底は半径8mm
の円形)が3個形成されている。
例え可変コンダクタンスヒートパイプを回転運動させて
も、それが容易に引き抜けない場合もある。そこで本発
明者らは図2に一部断面図を示すような構造の電力貯蔵
用電池モジュール7を提案する。図2(ア)はその一部
断面を示した斜視図で、図2(イ)はその要部の説明図
である。この電力貯蔵用電池モジュール7を構成する容
器6の外形形状等は図1に示した例と同様であるが、こ
の例では、板材5は電池群63の上部に配置されてい
る。図中の符号60、61はそれぞれ上容器、下容器
で、符号62はNAS電池の単電池である。板材5は厚
さ25mmのアルミニウム製で、その上面側には略U字
形状の溝50(深さ16mmで、U字の底は半径8mm
の円形)が3個形成されている。
【0028】3個ある溝50の全てまたはその一部に
は、図2(イ)に示すように、可変コンダクタンスヒー
トパイプ51が挿入されて装着されている。可変コンダ
クタンスヒートパイプ51を溝50に挿入する作業は、
図1に示した例と同様、電力貯蔵用電池モジュール7を
ほぼ組み上げた後で行うことも可能である。
は、図2(イ)に示すように、可変コンダクタンスヒー
トパイプ51が挿入されて装着されている。可変コンダ
クタンスヒートパイプ51を溝50に挿入する作業は、
図1に示した例と同様、電力貯蔵用電池モジュール7を
ほぼ組み上げた後で行うことも可能である。
【0029】可変コンダクタンスヒートパイプ51に
は、板材5に挿入されない部分に固定板53が固定され
ている。そして固定板53に設けられた雌ねじ54に外
側から雄ねじ52をねじ込み、その雄ねじ52の先端部
が板材5の側面に当たるように構成してある。
は、板材5に挿入されない部分に固定板53が固定され
ている。そして固定板53に設けられた雌ねじ54に外
側から雄ねじ52をねじ込み、その雄ねじ52の先端部
が板材5の側面に当たるように構成してある。
【0030】雄ねじ52を更にねじ込むことでその先端
部で板材5の側面を押せば、可変コンダクタンスヒート
パイプ51には板材5の溝50から引き出される方向の
力が働く。この力によって一旦、可変コンダクタンスヒ
ートパイプ51が板材5からずれれば、可変コンダクタ
ンスヒートパイプ51と溝50の内壁との固着力は弱ま
るので、可変コンダクタンスヒートパイプ51の引き抜
き作業はより容易になる。従って、可変コンダクタンス
ヒートパイプ51の交換作業に際しては、上述のように
固定板53と雌ねじ54とを用いて可変コンダクタンス
ヒートパイプ51を溝50から少しずらし、溝50との
固着力を解放してから引き抜けば良い。こうすること
で、可変コンダクタンスヒートパイプ51の交換作業
や、その数を変更する作業がより容易になり、メンテナ
ンス性は一層優れたものとなる。
部で板材5の側面を押せば、可変コンダクタンスヒート
パイプ51には板材5の溝50から引き出される方向の
力が働く。この力によって一旦、可変コンダクタンスヒ
ートパイプ51が板材5からずれれば、可変コンダクタ
ンスヒートパイプ51と溝50の内壁との固着力は弱ま
るので、可変コンダクタンスヒートパイプ51の引き抜
き作業はより容易になる。従って、可変コンダクタンス
ヒートパイプ51の交換作業に際しては、上述のように
固定板53と雌ねじ54とを用いて可変コンダクタンス
ヒートパイプ51を溝50から少しずらし、溝50との
固着力を解放してから引き抜けば良い。こうすること
で、可変コンダクタンスヒートパイプ51の交換作業
や、その数を変更する作業がより容易になり、メンテナ
ンス性は一層優れたものとなる。
【0031】板材5は、伝熱性に優れるアルミニウム材
等を用いることが望ましいが、アルミニウム製の板材5
の場合は材質的に柔らかいので、必須ではないが雄ねじ
52の先端部が当たる部分にステンレスシート等の補強
材55を貼りつけておくと良い。
等を用いることが望ましいが、アルミニウム製の板材5
の場合は材質的に柔らかいので、必須ではないが雄ねじ
52の先端部が当たる部分にステンレスシート等の補強
材55を貼りつけておくと良い。
【0032】尚、図2の例では、上容器60と板材50
とを別部品で構成したが、板材50を蓋の機能を兼ねさ
せて、上容器60を省くことも可能である。こうすれば
部品数の削減となりコストが低減される。
とを別部品で構成したが、板材50を蓋の機能を兼ねさ
せて、上容器60を省くことも可能である。こうすれば
部品数の削減となりコストが低減される。
【0033】以上説明した本発明の実施形態の他、本発
明の趣旨を替えない程度で種々の改良を施しても構わな
い。例えば溝10(図1)や溝50(図2)の内壁と装
着された可変コンダクタンスヒートパイプとの隙間に伝
熱部材を充填して熱抵抗を低減させたり、溝10、50
の一部に可変コンダクタンスヒートパイプでない通常の
ヒートパイプを装着して板材1、5の均熱性を高めたり
することもできる。
明の趣旨を替えない程度で種々の改良を施しても構わな
い。例えば溝10(図1)や溝50(図2)の内壁と装
着された可変コンダクタンスヒートパイプとの隙間に伝
熱部材を充填して熱抵抗を低減させたり、溝10、50
の一部に可変コンダクタンスヒートパイプでない通常の
ヒートパイプを装着して板材1、5の均熱性を高めたり
することもできる。
【0034】
【発明の効果】本発明の電力貯蔵用電池モジュールは、
電池群の上部または下部に板材を配置し、その板材に設
けた溝または孔に略水平に可変コンダクタンスヒートパ
イプを装着した構造であるので、電池群の中央部からも
効率的に熱を逃がすことができ、また外部動力を要せず
適度に温度を制御することができるものである。また可
変コンダクタンスヒートパイプの取り外しや装着が容易
であり、メンテナンス等の際、可変コンダクタンスヒー
トパイプの交換、増設作業に手間が軽減できるものであ
る。
電池群の上部または下部に板材を配置し、その板材に設
けた溝または孔に略水平に可変コンダクタンスヒートパ
イプを装着した構造であるので、電池群の中央部からも
効率的に熱を逃がすことができ、また外部動力を要せず
適度に温度を制御することができるものである。また可
変コンダクタンスヒートパイプの取り外しや装着が容易
であり、メンテナンス等の際、可変コンダクタンスヒー
トパイプの交換、増設作業に手間が軽減できるものであ
る。
【図1】(ア)は本発明の電力貯蔵用電池モジュールを
説明する一部断面斜視図、(イ)は外観を示す斜視図で
ある。
説明する一部断面斜視図、(イ)は外観を示す斜視図で
ある。
【図2】(ア)は本発明の電力貯蔵用電池モジュールを
説明する一部断面斜視図、(イ)はその要部である。
説明する一部断面斜視図、(イ)はその要部である。
1 板材 10 溝 11 孔 2 容器 20 上容器 21 下容器 22 単電池 23 電池群 3 空間 4 電力貯蔵用電池モジュール 5 板材 50 溝 51 可変コンダクタンスヒートパイプ 52 雄ねじ 53 固定材 54 雌ねじ 55 補強材 6 容器 60 上容器 61 下容器 62 単電池 63 電池群 7 電力貯蔵用電池モジュール
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 健次 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町4番1号 東京電力株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の電力貯蔵用電池が配列された電池
群と、前記電池群の上部または下部に配置された板材
と、前記板材に設けられた溝または孔に略水平に装着さ
れた可変コンダクタンスヒートパイプとを備え、 前記可変コンダクタンスヒートパイプは前記溝または前
記孔に、前記板材の側面側から挿入および引き抜き可能
な構造になっている、電力貯蔵用電池モジュール。 - 【請求項2】 前記可変コンダクタンスヒートパイプと
前記溝または孔との間隙には伝熱性グリスまたは剥離剤
が介在している、請求項1記載の電力貯蔵用電池モジュ
ール。 - 【請求項3】 前記板材がアルミニウム材で構成されて
いる、請求項1または2に記載の電力貯蔵用電池モジュ
ール。 - 【請求項4】 前記可変コンダクタンスヒートパイプの
前記板材に装着されない部分に固定板が固定されてお
り、前記固定板に設けられた雌ねじに外側から雄ねじを
ねじ込み、その雄ねじの先端部を前記板材の側面に当て
ることで、当該可変コンダクタンスヒートパイプに引き
抜き力を加えることができる構造になっている、請求項
1〜3のいずれかに記載の電力貯蔵用電池モジュール。 - 【請求項5】 前記板材の側面の、前記雄ねじの先端部
が当たる部分に補強材を設けた、請求項4記載の電力貯
蔵用電池モジュール。 - 【請求項6】 前記電力貯蔵用電池がNAS電池(ナト
リウム−イオウ電池)である、請求項1〜5のいずれか
に記載の電力貯蔵用電池モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10131854A JPH11329485A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 電力貯蔵用電池モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10131854A JPH11329485A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 電力貯蔵用電池モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11329485A true JPH11329485A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15067684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10131854A Pending JPH11329485A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 電力貯蔵用電池モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11329485A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007053992A1 (en) * | 2005-11-08 | 2007-05-18 | Byd Company Limited | A heat dissipating device for a battery pack, and a battery pack using the same |
-
1998
- 1998-05-14 JP JP10131854A patent/JPH11329485A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007053992A1 (en) * | 2005-11-08 | 2007-05-18 | Byd Company Limited | A heat dissipating device for a battery pack, and a battery pack using the same |
US8574739B2 (en) | 2005-11-08 | 2013-11-05 | Byd Company Limited | Heat dissipating device for a battery pack, and a battery pack using the same |
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