JP2001243993A - 二次電池およびその製造方法 - Google Patents
二次電池およびその製造方法Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の課題は、モジュール内の全ての二次単
電池を特定の温度以下に保持することにある。 【解決手段】本発明では、断熱容器内に複数個の二次単
電池を収納し、二次単電池に隣接して温度分布を均一化
する均熱手段を鉛直方向に設置し、均熱手段と接続され
て特定の温度以下に保持する冷却手段を水平方向に設置
して、二次電池を構成することを特徴とする。
電池を特定の温度以下に保持することにある。 【解決手段】本発明では、断熱容器内に複数個の二次単
電池を収納し、二次単電池に隣接して温度分布を均一化
する均熱手段を鉛直方向に設置し、均熱手段と接続され
て特定の温度以下に保持する冷却手段を水平方向に設置
して、二次電池を構成することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばナトリウム
硫黄電池などの二次単電池を集合させてモジュールを構
成するものに好適な二次電池およびその製造方法に関す
る。
硫黄電池などの二次単電池を集合させてモジュールを構
成するものに好適な二次電池およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ナトリウム硫黄電池などの二次電池を高
出力で放電させるとジュール発熱量が増加するが、そう
した場合、運転許容温度範囲内で運転させるために、電
池の冷却が必要となる。また、多数の単電池を電気的に
直並列で接続してモジュールを構成した二次電池では、
各単電池の定格容量に対する放電電気量の割合を一致さ
せるため、モジュール内の温度分布を均一にする必要が
ある。
出力で放電させるとジュール発熱量が増加するが、そう
した場合、運転許容温度範囲内で運転させるために、電
池の冷却が必要となる。また、多数の単電池を電気的に
直並列で接続してモジュールを構成した二次電池では、
各単電池の定格容量に対する放電電気量の割合を一致さ
せるため、モジュール内の温度分布を均一にする必要が
ある。
【0003】このように、二次電池を冷却し均一な温度
分布とするために、ヒートパイプなどの均熱手段でモジ
ュール内の温度分布を均一化しモジュール外の放熱板に
よってヒートパイプを冷却させるものが提案されてい
る。例えば、特開平7−45310号公報(以下、公知
例1)では、円筒型のヒートパイプをバッテリ本体内の
鉛直方向に複数配設し、それぞれのヒートパイプの一端
をバッテリ本体の外部に突出させ、更にその突出部分の
ヒートパイプへ放熱板を取着することで、バッテリ本体
内のヒートパイプの熱が放熱板に伝達して外部に放熱さ
れて均熱化されている。
分布とするために、ヒートパイプなどの均熱手段でモジ
ュール内の温度分布を均一化しモジュール外の放熱板に
よってヒートパイプを冷却させるものが提案されてい
る。例えば、特開平7−45310号公報(以下、公知
例1)では、円筒型のヒートパイプをバッテリ本体内の
鉛直方向に複数配設し、それぞれのヒートパイプの一端
をバッテリ本体の外部に突出させ、更にその突出部分の
ヒートパイプへ放熱板を取着することで、バッテリ本体
内のヒートパイプの熱が放熱板に伝達して外部に放熱さ
れて均熱化されている。
【0004】また、冷却手段としては、特開平09−3
26264号公報(以下、公知例2)記載の発明のよう
に、特定の温度より上昇しようとすると放熱してその温
度を保持する機能を備えた、可変コンダクタンスヒート
パイプ(以下、VCHP)が用いられているものもあ
る。また、公知例2の偏平管形状のVCHPは、単電池
と接するのではなく、均熱板に埋設させることで、広域
を冷却している。
26264号公報(以下、公知例2)記載の発明のよう
に、特定の温度より上昇しようとすると放熱してその温
度を保持する機能を備えた、可変コンダクタンスヒート
パイプ(以下、VCHP)が用いられているものもあ
る。また、公知例2の偏平管形状のVCHPは、単電池
と接するのではなく、均熱板に埋設させることで、広域
を冷却している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、公知例
1記載の発明では、単に放熱板を用いて冷却しているた
め温度の制御ができない。また、絶えず熱が逃げていっ
てしまうので、二次単電池の運転許容温度に達するよう
適宜加熱することも必要となる。一方、公知例2記載の
発明では、接触熱抵抗により単電池とVCHPとの間に
温度差が生じてしまい良好な、冷却・温度制御の性能を
得ることが難しい。
1記載の発明では、単に放熱板を用いて冷却しているた
め温度の制御ができない。また、絶えず熱が逃げていっ
てしまうので、二次単電池の運転許容温度に達するよう
適宜加熱することも必要となる。一方、公知例2記載の
発明では、接触熱抵抗により単電池とVCHPとの間に
温度差が生じてしまい良好な、冷却・温度制御の性能を
得ることが難しい。
【0006】したがって、本発明の第1の目的は、モジ
ュール内の全ての二次単電池の温度を均一にするととも
に、特定の温度以下に保持できる二次電池およびその製
作方法を提供することである。また第2の目的は、広域
を冷却するのは勿論、冷却・温度制御の性能を維持した
VCHPを提供することである。
ュール内の全ての二次単電池の温度を均一にするととも
に、特定の温度以下に保持できる二次電池およびその製
作方法を提供することである。また第2の目的は、広域
を冷却するのは勿論、冷却・温度制御の性能を維持した
VCHPを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本発明では、断熱容器内に複数個の二次単
電池を収納し、二次単電池に隣接して温度分布を均一化
する均熱手段を鉛直方向に設置し、均熱手段と接続され
て特定の温度以下に保持する冷却手段を水平方向に設置
して二次電池を構成したことを特徴とする。
するために、本発明では、断熱容器内に複数個の二次単
電池を収納し、二次単電池に隣接して温度分布を均一化
する均熱手段を鉛直方向に設置し、均熱手段と接続され
て特定の温度以下に保持する冷却手段を水平方向に設置
して二次電池を構成したことを特徴とする。
【0008】また第2の目的を達成するために、本発明
では、作動媒体の蒸発が行われる蒸発部の少なくとも一
部側面が平面状であり、かつその側面は前記複数個の二
次単電池の投影面全体を覆う広さを有する可変コンダク
タンスヒートパイプを構成したことを特徴とする。
では、作動媒体の蒸発が行われる蒸発部の少なくとも一
部側面が平面状であり、かつその側面は前記複数個の二
次単電池の投影面全体を覆う広さを有する可変コンダク
タンスヒートパイプを構成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の二次電池の実施例
を、図面を用いて説明する。
を、図面を用いて説明する。
【0010】図1乃至図6は、本発明の二次電池の第1
の実施例を示す図である。
の実施例を示す図である。
【0011】本実施例における二次電池は、図2に示す
通り、断熱容器2内に、長手方向に4個の円筒状の二次
単電池1が、3列起立して配置され、合計12個の二次
単電池1が集合したモジュールを形成している。そし
て、均熱手段である平板ヒートパイプ4が、二次単電池
1の列の間にそれぞれ挿入され、それぞれの平板ヒート
パイプ4が8個の二次単電池1と接している。各列の4
個の二次電池1についても、隣り合う二次電池1と接し
ている。ただし、個数については、特に限定されるもの
ではない。各部材の隙間には、二次単電池1が破損した
ときに、高温のナトリウムが外部に飛び出して事故を起
こさないような働きをする砂3が充填されている。
通り、断熱容器2内に、長手方向に4個の円筒状の二次
単電池1が、3列起立して配置され、合計12個の二次
単電池1が集合したモジュールを形成している。そし
て、均熱手段である平板ヒートパイプ4が、二次単電池
1の列の間にそれぞれ挿入され、それぞれの平板ヒート
パイプ4が8個の二次単電池1と接している。各列の4
個の二次電池1についても、隣り合う二次電池1と接し
ている。ただし、個数については、特に限定されるもの
ではない。各部材の隙間には、二次単電池1が破損した
ときに、高温のナトリウムが外部に飛び出して事故を起
こさないような働きをする砂3が充填されている。
【0012】そして図1に示すように、冷却手段である
平板VCHP5が、二次単電池1より高い位置で、水平
方向に設置され、2本の平板ヒートパイプ4と接続され
ている。平板VCHP5の一部は断熱容器2を貫通し、
モジュール外部へ露出している。露出している部分に
は、空冷用のフィン6を設けても良い。
平板VCHP5が、二次単電池1より高い位置で、水平
方向に設置され、2本の平板ヒートパイプ4と接続され
ている。平板VCHP5の一部は断熱容器2を貫通し、
モジュール外部へ露出している。露出している部分に
は、空冷用のフィン6を設けても良い。
【0013】ここで、平板VCHP5について詳細に説
明する。平板VCHP5は、図3に示すように、主に密
閉容器7の内部に作動媒体8と非凝縮ガス10を封入し
て構成される。通常、密閉容器7の一端には、ガス溜1
1が設けられる。また、密閉容器7の形状は平板状と
し、上下面は複数個の二次単電池1の投影面全体を覆う
広さを有する。モジュール内部にあって作動媒体凝縮液
8aの蒸発が行われる部分が、VCHPの蒸発部13と
なり、モジュール外部にあって作動媒体蒸気8bの凝縮
が行われる部分が、VCHPの凝縮部14となる。蒸発
部13には、平板ヒートパイプ4を差し込むために、差
込穴12が設けられている。図1のように平板VCHP
5を二次電池に取り付ける場合、蒸発部13と凝縮部1
4の間の部分は、断熱容器2を貫通する部分となり、そ
の前後で折り曲げられる。
明する。平板VCHP5は、図3に示すように、主に密
閉容器7の内部に作動媒体8と非凝縮ガス10を封入し
て構成される。通常、密閉容器7の一端には、ガス溜1
1が設けられる。また、密閉容器7の形状は平板状と
し、上下面は複数個の二次単電池1の投影面全体を覆う
広さを有する。モジュール内部にあって作動媒体凝縮液
8aの蒸発が行われる部分が、VCHPの蒸発部13と
なり、モジュール外部にあって作動媒体蒸気8bの凝縮
が行われる部分が、VCHPの凝縮部14となる。蒸発
部13には、平板ヒートパイプ4を差し込むために、差
込穴12が設けられている。図1のように平板VCHP
5を二次電池に取り付ける場合、蒸発部13と凝縮部1
4の間の部分は、断熱容器2を貫通する部分となり、そ
の前後で折り曲げられる。
【0014】尚、平板状の密閉容器7の厚さ方向に補強
材を設けて、耐圧強度を補うこともできる。特に、図4
のように作動媒体凝縮液8aが溜まる部分には、作動媒
体蒸気8bと非凝縮ガス10との界面形成や、作動媒体
凝縮液8aの還流を妨げないために、貫通穴16を有す
る補強材15を用いる。作動媒体凝縮液8aが補強材の
片側から反対側へ通り抜けられるようになっていれば、
補強材はメッシュや焼結体でも良い。
材を設けて、耐圧強度を補うこともできる。特に、図4
のように作動媒体凝縮液8aが溜まる部分には、作動媒
体蒸気8bと非凝縮ガス10との界面形成や、作動媒体
凝縮液8aの還流を妨げないために、貫通穴16を有す
る補強材15を用いる。作動媒体凝縮液8aが補強材の
片側から反対側へ通り抜けられるようになっていれば、
補強材はメッシュや焼結体でも良い。
【0015】また、作動媒体凝縮液8aが密閉容器内側
の平面全体に広がるように、図5に示す通り、凝縮部1
4から蒸発部13へ作動媒体凝縮液8aが還流する向き
に対して、直交する方向に、溝17あるいは突起が密閉
容器7の内壁に設けられることもある。これにより、蒸
発部13における作動媒体凝縮液8aの乾上がり(ドラ
イアウト)を防ぐことができる。
の平面全体に広がるように、図5に示す通り、凝縮部1
4から蒸発部13へ作動媒体凝縮液8aが還流する向き
に対して、直交する方向に、溝17あるいは突起が密閉
容器7の内壁に設けられることもある。これにより、蒸
発部13における作動媒体凝縮液8aの乾上がり(ドラ
イアウト)を防ぐことができる。
【0016】次に、平板ヒートパイプ4と平板VCHP
5との接続について、図6を用いて説明する。本実施例
では、低融点金属18を溶融させることで、平板ヒート
パイプ4と平板VCHP5との接続部の隙間を充填す
る。具体的には、融点が二次単電池1の破損許容温度以
下であり、二次単電池1の常用運転温度において飽和蒸
気圧が1/1000パスカル以下の低融点金属18を用
いる。ナトリウム硫黄電池の場合には、低融点金属18
として、錫,鉛、あるいは錫か鉛を主成分とした合金、
等を使用する。
5との接続について、図6を用いて説明する。本実施例
では、低融点金属18を溶融させることで、平板ヒート
パイプ4と平板VCHP5との接続部の隙間を充填す
る。具体的には、融点が二次単電池1の破損許容温度以
下であり、二次単電池1の常用運転温度において飽和蒸
気圧が1/1000パスカル以下の低融点金属18を用
いる。ナトリウム硫黄電池の場合には、低融点金属18
として、錫,鉛、あるいは錫か鉛を主成分とした合金、
等を使用する。
【0017】図6に示すように、まず、平板ヒートパイ
プ4と平板VCHP5との接続部の隙間は、低融点金属
18が溶融した際、垂れ落ちないような毛細管力が働く
幅とする。例えば、錫や鉛では約3mm以下である。平板
VCHP5の接続面の上端には切欠き19が設けてあ
り、そこに低融点金属18をはめ込む。この状態で運転
を開始する。低融点金属18の融点が電池運転許容温度
以下であれば、電池が運転するまでの昇温により低融点
金属18に溶融が起こるので、溶融した低融点金属18
が平板ヒートパイプ4と平板VCHP5との隙間全体に
流れ込む。また、運転中の温度で低融点金属18が溶融
しない場合には、外部から低融点金属18を加熱して溶
融させても良い。
プ4と平板VCHP5との接続部の隙間は、低融点金属
18が溶融した際、垂れ落ちないような毛細管力が働く
幅とする。例えば、錫や鉛では約3mm以下である。平板
VCHP5の接続面の上端には切欠き19が設けてあ
り、そこに低融点金属18をはめ込む。この状態で運転
を開始する。低融点金属18の融点が電池運転許容温度
以下であれば、電池が運転するまでの昇温により低融点
金属18に溶融が起こるので、溶融した低融点金属18
が平板ヒートパイプ4と平板VCHP5との隙間全体に
流れ込む。また、運転中の温度で低融点金属18が溶融
しない場合には、外部から低融点金属18を加熱して溶
融させても良い。
【0018】上記の実施例の構成により、以下のような
作用・効果を奏する。
作用・効果を奏する。
【0019】本来ヒートパイプは、内部に封入された作
動媒体が移動する範囲内において、均一な温度に保つ均
熱手段としての機能を備えている。そこで、本実施例の
ように平板ヒートパイプ4を用いることにより、二次単
電池1自体の鉛直方向が均熱化されると共に、隣り合う
二次単電池1の列全体をも均熱化することができる。し
たがって、特別な均熱手段を数多く用いる必要がないの
で、モジュールへ組み込む均熱手段の数も低減でき、更
に簡単に組立が行えるので、モジュールの組立性が向上
する。
動媒体が移動する範囲内において、均一な温度に保つ均
熱手段としての機能を備えている。そこで、本実施例の
ように平板ヒートパイプ4を用いることにより、二次単
電池1自体の鉛直方向が均熱化されると共に、隣り合う
二次単電池1の列全体をも均熱化することができる。し
たがって、特別な均熱手段を数多く用いる必要がないの
で、モジュールへ組み込む均熱手段の数も低減でき、更
に簡単に組立が行えるので、モジュールの組立性が向上
する。
【0020】次に、平板VCHP5について説明する。
VCHPは、ヒートパイプの一種であるから均熱手段と
しての機能がある。同時に、モジュール内部が一定温度
より上昇しようとした場合のみ外部に熱を放出するた
め、特定の温度以下に保持する機能も備えている。尚、
特定の温度に達するまでは、放熱は行われない。本実施
例のように、VCHPの形状を平板状とすることで、モ
ジュールの水平平面全体の広域を均熱化し、かつ特定の
温度以下に保持することができる。
VCHPは、ヒートパイプの一種であるから均熱手段と
しての機能がある。同時に、モジュール内部が一定温度
より上昇しようとした場合のみ外部に熱を放出するた
め、特定の温度以下に保持する機能も備えている。尚、
特定の温度に達するまでは、放熱は行われない。本実施
例のように、VCHPの形状を平板状とすることで、モ
ジュールの水平平面全体の広域を均熱化し、かつ特定の
温度以下に保持することができる。
【0021】そして、複数本の平板ヒートパイプ4と、
平板VCHP5とを接続させることで、モジュール内の
空間全体を熱的に均一化し、更に平板VCHP5によっ
て空間全体を特定の温度以下に保持することが可能とな
る。
平板VCHP5とを接続させることで、モジュール内の
空間全体を熱的に均一化し、更に平板VCHP5によっ
て空間全体を特定の温度以下に保持することが可能とな
る。
【0022】平板VCHP5を用いると、モジュール内
すべての平板ヒートパイプ4を1つのVCHPで接続す
ることができるので、VCHPの本数の低減につなが
る。また、均熱板等を介さずに、平板ヒートパイプ4と
平板VCHP5とを直接接続することにより、熱抵抗が
抑えられ、冷却・制御保持性能を良好に保つことができ
る。
すべての平板ヒートパイプ4を1つのVCHPで接続す
ることができるので、VCHPの本数の低減につなが
る。また、均熱板等を介さずに、平板ヒートパイプ4と
平板VCHP5とを直接接続することにより、熱抵抗が
抑えられ、冷却・制御保持性能を良好に保つことができ
る。
【0023】更に、平板VCHPが、二次単電池1より
高い位置にあるため、平板VCHPとの接続面で凝縮し
た平板ヒートパイプ4の作動媒体を重力によって電池発
熱部に還流させることができる。したがって、冷却され
た作動媒体が直ちに高温の発熱部に移動するので、ヒー
トパイプ内部の熱の移動が早くなり、平板ヒートパイプ
の均熱性を向上させることが可能となる。
高い位置にあるため、平板VCHPとの接続面で凝縮し
た平板ヒートパイプ4の作動媒体を重力によって電池発
熱部に還流させることができる。したがって、冷却され
た作動媒体が直ちに高温の発熱部に移動するので、ヒー
トパイプ内部の熱の移動が早くなり、平板ヒートパイプ
の均熱性を向上させることが可能となる。
【0024】更に、接続部に低融点金属18を用いる
と、次のような作用・効果がある。
と、次のような作用・効果がある。
【0025】溶融した低融点金属18が接続部の隙間を
埋めるので、熱輸送の妨げとなる接触熱抵抗を大幅に低
減できる。常用運転時における低融点金属18の飽和蒸
気圧が1/1000パスカル以下であることから、低融
点金属18の蒸発量もわずかであり、接続状態を長期間
維持することができる。
埋めるので、熱輸送の妨げとなる接触熱抵抗を大幅に低
減できる。常用運転時における低融点金属18の飽和蒸
気圧が1/1000パスカル以下であることから、低融
点金属18の蒸発量もわずかであり、接続状態を長期間
維持することができる。
【0026】また、モジュール組立後に溶融させて隙間
を充填すれば良く、平板ヒートパイプ4と平板VCHP
5を分離したまま組立てることができるので、モジュー
ルの製作が容易となる。
を充填すれば良く、平板ヒートパイプ4と平板VCHP
5を分離したまま組立てることができるので、モジュー
ルの製作が容易となる。
【0027】溶融している低融点金属18を冷却固化す
れば、完成したモジュール型の二次電池を輸送するとき
でも、平板ヒートパイプ4と平板VCHP5の位置ずれ
を防ぐことができる。分解する際には、低融点金属18
を加熱して溶融させ、取り外せば良い。
れば、完成したモジュール型の二次電池を輸送するとき
でも、平板ヒートパイプ4と平板VCHP5の位置ずれ
を防ぐことができる。分解する際には、低融点金属18
を加熱して溶融させ、取り外せば良い。
【0028】以上のように、本実施例のモジュール型の
二次電池においては、モジュール内部の鉛直方向と水平
方向を均一な温度にするだけでなく、特定の温度以下に
保持することが可能となる。また、平板VCHP5を用
いることにより、冷却・温度制御の性能を損なわずに、
広域を冷却することができる。
二次電池においては、モジュール内部の鉛直方向と水平
方向を均一な温度にするだけでなく、特定の温度以下に
保持することが可能となる。また、平板VCHP5を用
いることにより、冷却・温度制御の性能を損なわずに、
広域を冷却することができる。
【0029】図7乃至図11は本発明の二次電池の第2
の実施例を示す。
の実施例を示す。
【0030】本実施例における二次電池は、第1の実施
例と同様に、合計12個の二次電池1が集合したモジュ
ール型の二次電池であるが、均熱手段として円筒ヒート
パイプ20を用いる。それぞれの円筒ヒートパイプ20
は、4個の二次電池1と接している。そして図7に示す
ように、冷却手段である平板VCHP21が、6本の円
筒ヒートパイプ20と接続されている。
例と同様に、合計12個の二次電池1が集合したモジュ
ール型の二次電池であるが、均熱手段として円筒ヒート
パイプ20を用いる。それぞれの円筒ヒートパイプ20
は、4個の二次電池1と接している。そして図7に示す
ように、冷却手段である平板VCHP21が、6本の円
筒ヒートパイプ20と接続されている。
【0031】平板VCHP21は、図9に示す通り、凝
縮部14の流路断面積が蒸発部13と等しく、凝縮部1
4の周長が蒸発部13に比べて短くなっている。すなわ
ち、蒸発部13に比べ凝縮部14の平板状断面の偏平率
を低くした点が特徴である。また、この密閉容器22に
は、円筒ヒートパイプ20を差し込むための差込穴23
が設けられている。尚、凝縮部14を、単位流路面積当
たりの周長が短い円筒状とし、蒸発部13を平板状とし
たものでも良い。また、VCHP設置場所の制約条件が
なければ、凝縮部14の周長を蒸発部13より短くしつ
つ、流路断面積を大きくしても構わない。
縮部14の流路断面積が蒸発部13と等しく、凝縮部1
4の周長が蒸発部13に比べて短くなっている。すなわ
ち、蒸発部13に比べ凝縮部14の平板状断面の偏平率
を低くした点が特徴である。また、この密閉容器22に
は、円筒ヒートパイプ20を差し込むための差込穴23
が設けられている。尚、凝縮部14を、単位流路面積当
たりの周長が短い円筒状とし、蒸発部13を平板状とし
たものでも良い。また、VCHP設置場所の制約条件が
なければ、凝縮部14の周長を蒸発部13より短くしつ
つ、流路断面積を大きくしても構わない。
【0032】次に、円筒ヒートパイプ20と平板VCH
P21の接続について説明する。図10に示す通り、円
筒ヒートパイプ20と平板VCHP21の接続部に、熱
膨張率の異なる金属をそれぞれ取り付けてモジュールを
組立てる。その後、二次電池の運転を開始すると、昇温
により熱膨張する。その際、円筒ヒートパイプ20側に
取り付ける円柱状の金属24の線膨張率は、平板VCH
P21側に取り付けるリング状の金属25の線膨張率に
比べて大きく構成されているので、両者が接触し合うよ
うになる。具体的には、平板VCHP21側に取り付け
るリング状の金属25にはステンレス鋼や黄銅,円筒ヒ
ートパイプ20側に取り付ける円柱状の金属24にはア
ルミニウムを用いる。
P21の接続について説明する。図10に示す通り、円
筒ヒートパイプ20と平板VCHP21の接続部に、熱
膨張率の異なる金属をそれぞれ取り付けてモジュールを
組立てる。その後、二次電池の運転を開始すると、昇温
により熱膨張する。その際、円筒ヒートパイプ20側に
取り付ける円柱状の金属24の線膨張率は、平板VCH
P21側に取り付けるリング状の金属25の線膨張率に
比べて大きく構成されているので、両者が接触し合うよ
うになる。具体的には、平板VCHP21側に取り付け
るリング状の金属25にはステンレス鋼や黄銅,円筒ヒ
ートパイプ20側に取り付ける円柱状の金属24にはア
ルミニウムを用いる。
【0033】以下、第2の実施例による、作用・効果を
示す。
示す。
【0034】第一に、ヒートパイプを円筒状とすること
から、平板状に比べて、ヒートパイプ自体の製作が容易
であり、破損もしにくい。
から、平板状に比べて、ヒートパイプ自体の製作が容易
であり、破損もしにくい。
【0035】次に、VCHPは、凝縮部14の周長を蒸
発部13より短くすることにより、密閉容器壁の熱が長
さ方向に伝達する際生じる、作動媒体蒸気8bと非凝縮
ガス10との界面拡散効果を低減できる。界面の拡散を
抑えると、放熱開始温度以下で、凝縮部に達する作動媒
体蒸気8bの量が減少する。そして放熱開始温度になる
と、直ちに作動媒体蒸気8bが凝縮し始める。したがっ
て、VCHPの放熱特性が改善できる。
発部13より短くすることにより、密閉容器壁の熱が長
さ方向に伝達する際生じる、作動媒体蒸気8bと非凝縮
ガス10との界面拡散効果を低減できる。界面の拡散を
抑えると、放熱開始温度以下で、凝縮部に達する作動媒
体蒸気8bの量が減少する。そして放熱開始温度になる
と、直ちに作動媒体蒸気8bが凝縮し始める。したがっ
て、VCHPの放熱特性が改善できる。
【0036】一般に、凝縮部14の周長を短くすると断
面積も小さくなるが、本実施例では、凝縮部14の断面
積を、蒸発部13と等しく保つことにより、作動媒体蒸
気8bの流速が大きくなるのを抑えられるので、作動媒
体凝縮液8aが蒸発部13へ還流する際に抵抗を受けに
くくなる。
面積も小さくなるが、本実施例では、凝縮部14の断面
積を、蒸発部13と等しく保つことにより、作動媒体蒸
気8bの流速が大きくなるのを抑えられるので、作動媒
体凝縮液8aが蒸発部13へ還流する際に抵抗を受けに
くくなる。
【0037】更に昇温時には、円柱状の金属24とリン
グ状の金属25は、共に熱膨張して、径が大きくなる。
しかし、内側の円柱状の金属24の方が熱膨張率が高い
ので、金属どうしは接触し合い、接触面の面圧が高くな
る。よって、接続部の接触熱抵抗が改善される。
グ状の金属25は、共に熱膨張して、径が大きくなる。
しかし、内側の円柱状の金属24の方が熱膨張率が高い
ので、金属どうしは接触し合い、接触面の面圧が高くな
る。よって、接続部の接触熱抵抗が改善される。
【0038】また、図11のように、円筒ヒートパイプ
20と平板VCHP21との接触面が鉛直方向と非平行
になるように構成しても良い。温度上昇時に円筒ヒート
パイプ20が熱膨張により鉛直方向に伸びて接触面を押
し上げると共に、平板VCHP21の重力が接触面に働
くので、面圧が高くなる。よって、同様に、接触熱抵抗
を低減できる。
20と平板VCHP21との接触面が鉛直方向と非平行
になるように構成しても良い。温度上昇時に円筒ヒート
パイプ20が熱膨張により鉛直方向に伸びて接触面を押
し上げると共に、平板VCHP21の重力が接触面に働
くので、面圧が高くなる。よって、同様に、接触熱抵抗
を低減できる。
【0039】更に、円筒ヒートパイプ20と平板VCH
P21の材質が異なっている場合には、それぞれの材質
の熱膨張率の違いによって接触熱抵抗を低減させること
もできる。
P21の材質が異なっている場合には、それぞれの材質
の熱膨張率の違いによって接触熱抵抗を低減させること
もできる。
【0040】図12,図13は本発明の二次電池の第3
の実施例を示す図である。
の実施例を示す図である。
【0041】図12に示す通り、二次単電池1と平板ヒ
ートパイプ4の配置は、第1の実施例と同様であるが、
断熱容器の上面には、冷却手段として可変熱伝導断熱部
材26が使用されている。この可変熱伝導断熱部材26
は、吸着材により断熱層の真空度を調節することのでき
る断熱部材である。例えば、真空度を低下させると、断
熱性能が低下し、放熱量が増加する。このように、放熱
量を制御することで、特定の温度以下に保持する効果が
得られる。尚、可変熱伝導断熱部材26には、平板ヒー
トパイプ4を差し込むための窪み27が設けられてい
る。
ートパイプ4の配置は、第1の実施例と同様であるが、
断熱容器の上面には、冷却手段として可変熱伝導断熱部
材26が使用されている。この可変熱伝導断熱部材26
は、吸着材により断熱層の真空度を調節することのでき
る断熱部材である。例えば、真空度を低下させると、断
熱性能が低下し、放熱量が増加する。このように、放熱
量を制御することで、特定の温度以下に保持する効果が
得られる。尚、可変熱伝導断熱部材26には、平板ヒー
トパイプ4を差し込むための窪み27が設けられてい
る。
【0042】また、平板ヒートパイプ4と可変熱伝導断
熱部材26との接続部には、低融点金属18を用いる。
具体的には図13のように、低融点金属18を窪み27
にはめ込んでおくと、溶融時に毛細管力によって吸い上
げられ、両者の隙間に充填される。よって、低融点金属
18を可変熱伝導断熱部材26の上方からはめ込まなく
ても、隙間全体へ容易に充填させることができる。
熱部材26との接続部には、低融点金属18を用いる。
具体的には図13のように、低融点金属18を窪み27
にはめ込んでおくと、溶融時に毛細管力によって吸い上
げられ、両者の隙間に充填される。よって、低融点金属
18を可変熱伝導断熱部材26の上方からはめ込まなく
ても、隙間全体へ容易に充填させることができる。
【0043】図14,図15は本発明の二次電池の第4
の実施例を示す図である。
の実施例を示す図である。
【0044】断熱容器2内において、モジュールの上面
および下面に水平方向の平板ヒートパイプ4bが配置さ
れ、二次単電池1間に挿入された鉛直方向の平板ヒート
パイプ4aと低融点金属18を用いて接続されている。
更に、断熱容器の側面には可変熱伝導断熱部材26が設
けられ、水平方向のヒートパイプ4bと低融点金属18
を用いて接続されている。
および下面に水平方向の平板ヒートパイプ4bが配置さ
れ、二次単電池1間に挿入された鉛直方向の平板ヒート
パイプ4aと低融点金属18を用いて接続されている。
更に、断熱容器の側面には可変熱伝導断熱部材26が設
けられ、水平方向のヒートパイプ4bと低融点金属18
を用いて接続されている。
【0045】モジュールの下部に設置した水平方向の平
板ヒートパイプ4bと鉛直方向の平板ヒートパイプ4a
との接続については、重力の働きにより、隙間の幅間隔
に関係なく低融点金属18を充填できる。
板ヒートパイプ4bと鉛直方向の平板ヒートパイプ4a
との接続については、重力の働きにより、隙間の幅間隔
に関係なく低融点金属18を充填できる。
【0046】図16は、本発明の二次電池の第5の実施
例を示す図で、VCHPの変形例である。
例を示す図で、VCHPの変形例である。
【0047】図16のように、平板状の密閉容器28の
上下面をそれぞれ凝縮部14および蒸発部13とし、内
部の水平方向に仕切板29を配置してVCHPを構成し
ている。
上下面をそれぞれ凝縮部14および蒸発部13とし、内
部の水平方向に仕切板29を配置してVCHPを構成し
ている。
【0048】この構成により、作動媒体蒸気8bと非凝
縮ガス10との界面9が、仕切板29上部の水平方向に
移動するようになる。したがって、作動媒体蒸気8bの
圧力に応じて凝縮面積が変化し、放熱量が調整され、特
定の温度以下に保持することが可能となる。
縮ガス10との界面9が、仕切板29上部の水平方向に
移動するようになる。したがって、作動媒体蒸気8bの
圧力に応じて凝縮面積が変化し、放熱量が調整され、特
定の温度以下に保持することが可能となる。
【0049】以上説明した実施例以外に、実施例中の一
部を他の実施例の一部と組み合わせても良い。例えば、
以下のようなものがある。
部を他の実施例の一部と組み合わせても良い。例えば、
以下のようなものがある。
【0050】第1,3、または4の実施例に採用された
鉛直方向の平板ヒートパイプを、円筒ヒートパイプに置
換えたもの。第2の実施例に採用された円筒ヒートパイ
プを、平板ヒートパイプと置換えたもの。更に、第1,
3、または4の実施例における低融点金属を用いた接続
の代わりに熱膨張を利用したものや、第2の実施例にお
ける熱膨張を用いた接続の代わりに低融点金属を利用し
たもの。あるいは、両者を用いたものが考えられる。ま
た、第4の実施例における可変熱伝導断熱容器の代わり
に平板VCHPを用いたもの。水平方向の平板VCHP
を含むすべての組合わせにおいて、第5の実施例に採用
されたVCHPを平板VCHPと置換えたもの。
鉛直方向の平板ヒートパイプを、円筒ヒートパイプに置
換えたもの。第2の実施例に採用された円筒ヒートパイ
プを、平板ヒートパイプと置換えたもの。更に、第1,
3、または4の実施例における低融点金属を用いた接続
の代わりに熱膨張を利用したものや、第2の実施例にお
ける熱膨張を用いた接続の代わりに低融点金属を利用し
たもの。あるいは、両者を用いたものが考えられる。ま
た、第4の実施例における可変熱伝導断熱容器の代わり
に平板VCHPを用いたもの。水平方向の平板VCHP
を含むすべての組合わせにおいて、第5の実施例に採用
されたVCHPを平板VCHPと置換えたもの。
【0051】その他、第1または2の実施例に採用され
た平板VCHPに、貫通している差込穴ではなく窪みを
設けたり、第2の実施例に採用された平板VCHPに
も、補強材や溝あるいは突起を設けることも考えられ
る。
た平板VCHPに、貫通している差込穴ではなく窪みを
設けたり、第2の実施例に採用された平板VCHPに
も、補強材や溝あるいは突起を設けることも考えられ
る。
【0052】尚、VCHPの形状は、蒸発部の全体が平
板状でなくても、冷却対象物と接する入熱面さえ平面状
であれば良い。
板状でなくても、冷却対象物と接する入熱面さえ平面状
であれば良い。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モジュール型の二次電池において、モジュールを構成す
る全ての二次単電池を均一な温度にすると共に、特定の
温度以下に保持することができる。
モジュール型の二次電池において、モジュールを構成す
る全ての二次単電池を均一な温度にすると共に、特定の
温度以下に保持することができる。
【0054】また、広域を冷却するだけでなく、冷却・
制御保持の性能が良好なVCHPが実現できる。
制御保持の性能が良好なVCHPが実現できる。
【図1】本発明の二次電池の第1の実施例を示す鉛直方
向断面図である。
向断面図である。
【図2】本発明の二次電池の第1の実施例を示す水平方
向断面図である。
向断面図である。
【図3】(a)は本発明の二次電池の第1の実施例に採
用される平板VCHPの断面図、(b)は(a)のA−
A線に沿う断面図である。
用される平板VCHPの断面図、(b)は(a)のA−
A線に沿う断面図である。
【図4】本発明の二次電池の第1の実施例を示し、密閉
容器内に平板VCHP補強材を設けた状態の部分斜視図
である。
容器内に平板VCHP補強材を設けた状態の部分斜視図
である。
【図5】本発明の二次電池の第1の実施例を示し、密閉
容器内に平板VCHP溝を設けた状態の部分斜視図であ
る。
容器内に平板VCHP溝を設けた状態の部分斜視図であ
る。
【図6】本発明の二次電池の第1の実施例における接続
部の説明図である。
部の説明図である。
【図7】本発明の二次電池の第2の実施例を示す鉛直方
向断面図である。
向断面図である。
【図8】本発明の二次電池の第2の実施例を示す水平方
向断面図である。
向断面図である。
【図9】(a)は本発明の二次電池の第2の実施例に採
用される平板VCHPの断面図、(b)は(a)のA−
A線に沿う断面図、(c)は(a)のB−B線に沿う断
面図である。
用される平板VCHPの断面図、(b)は(a)のA−
A線に沿う断面図、(c)は(a)のB−B線に沿う断
面図である。
【図10】(a)は本発明の二次電池の第2の実施例に
おける接続部の一例を示す説明図、(b)は(a)のA
−A線に沿う断面図である。
おける接続部の一例を示す説明図、(b)は(a)のA
−A線に沿う断面図である。
【図11】本発明の二次電池の第2の実施例における接
続部の他の例を示す説明図である。
続部の他の例を示す説明図である。
【図12】本発明の二次電池の第3の実施例を示す鉛直
方向断面図である。
方向断面図である。
【図13】本発明の二次電池の第3の実施例における接
続部の説明図。
続部の説明図。
【図14】本発明の二次電池の第4の実施例を示す鉛直
方向断面図である。
方向断面図である。
【図15】本発明の二次電池の第4の実施例におけるA
部の拡大図である。
部の拡大図である。
【図16】本発明の二次電池の第5の実施例を示す平板
VCHP鉛直方向断面図である。
VCHP鉛直方向断面図である。
1…二次単電池、2…断熱容器、4…平板ヒートパイ
プ、5…平板VCHP、7…密閉容器、8a…作動媒体
凝縮液、8b…作動媒体蒸気、10…非凝縮ガス、13
…蒸発部、14…凝縮部。
プ、5…平板VCHP、7…密閉容器、8a…作動媒体
凝縮液、8b…作動媒体蒸気、10…非凝縮ガス、13
…蒸発部、14…凝縮部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 綿引 直久 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発研究所内 (72)発明者 野家 明彦 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発研究所内 Fターム(参考) 5H029 AJ00 BJ02 BJ06 BJ22 BJ23 CJ02 DJ02 EJ01 HJ00 HJ07 HJ14 5H031 AA05 AA09 BB02 EE01 HH03 HH06 HH08 KK01 5H040 AA28 AT01 AT09 AY05
Claims (25)
- 【請求項1】断熱容器と、該断熱容器内に収納された複
数個の二次単電池と、該二次単電池に隣接しながら鉛直
方向に設置され、該二次単電池の温度分布を均一化する
均熱手段と、該均熱手段と接続されかつ水平方向に設置
され、該均熱手段を特定の温度以下に保持する冷却手段
と、を備えたことを特徴とする二次電池。 - 【請求項2】断熱容器と、該断熱容器内に収納された複
数個の二次単電池と、該二次単電池に隣接しながら鉛直
方向に設置され、該二次単電池の温度分布を均一化する
第1の均熱手段と、該第1の均熱手段と接続されかつ水
平方向に設置され、該第1の均熱手段の温度分布を均一
化する第2の均熱手段と、該第2の均熱手段と接続さ
れ、該第2の均熱手段を特定の温度以下に保持する冷却
手段と、を備えたことを特徴とする二次電池。 - 【請求項3】断熱容器と、該断熱容器内に収納された複
数個の二次単電池と、該二次単電池に隣接しながら鉛直
方向に設置され、該二次単電池の温度分布を均一化する
均熱手段と、を備え、前記断熱容器の上面は前記各均熱
手段と接続され、該均熱手段を特定の温度以下に保持す
る冷却手段を兼ねていることを特徴とする二次電池。 - 【請求項4】断熱容器と、該断熱容器内に収納された複
数個の二次単電池と、該二次単電池に隣接しながら鉛直
方向に設置され、該二次単電池の温度分布を均一化する
第1の均熱手段と、該第1の均熱手段と接続されかつ水
平方向に設置され、該第1の均熱手段の温度分布を均一
化する第2の均熱手段と、を備え、前記断熱容器の一部
は、前記第2の均熱手段と接続され、該第2の均熱手段
を特定の温度以下に保持する冷却手段を兼ねていること
を特徴とする二次電池。 - 【請求項5】前記冷却手段は、内部に作動媒体および非
凝縮ガスが封入され、作動媒体の蒸発が行われる蒸発部
と、作動媒体蒸気の凝縮が行われる凝縮部を有する可変
コンダクタンスヒートパイプであることを特徴とする請
求項1または2記載の二次電池。 - 【請求項6】前記可変コンダクタンスヒートパイプは、
蒸発部の少なくとも一面が平面状であり、かつその面は
前記複数個の二次単電池の投影面全体を覆う広さを有す
ることを特徴とする請求項5記載の二次電池。 - 【請求項7】前記冷却手段は、断熱容器の一部が可変熱
伝導型断熱部材で形成されたものであることを特徴とす
る請求項3または4記載の二次電池。 - 【請求項8】前記均熱手段は、平板状のヒートパイプで
あることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に
記載の二次電池。 - 【請求項9】密閉容器内に、作動媒体および非凝縮ガス
が封入され、蒸発部と凝縮部を有する可変コンダクタン
スヒートパイプにおいて、蒸発部の少なくとも一面が平
板状であることを特徴とする可変コンダクタンスヒート
パイプ。 - 【請求項10】密閉容器内に、作動媒体および非凝縮ガ
スが封入され、蒸発部と凝縮部を有する可変コンダクタ
ンスヒートパイプにおいて、前記凝縮部の密閉容器偏平
率を、蒸発部の密閉容器偏平率に比べて低くしたことを
特徴とする可変コンダクタンスヒートパイプ。 - 【請求項11】平板状の密閉容器内に、作動媒体および
非凝縮ガスが封入され、前記密閉容器は上下面がそれぞ
れ凝縮部と蒸発部となり、その間に仕切板を水平方向に
設置されていることを特徴とする可変コンダクタンスヒ
ートパイプ。 - 【請求項12】前記密閉容器を形成する壁間の一部に、
補強材が設けられていることを特徴とする請求項9から
11のいずれか1項に記載の可変コンダクタンスヒート
パイプ。 - 【請求項13】前記補強材は、その片側から反対側へ前
記作動媒体の凝縮液が通り抜け可能に形成されているこ
とを特徴とする請求項12記載の可変コンダクタンスヒ
ートパイプ。 - 【請求項14】前記補強材には貫通穴が形成されている
ことを特徴とする請求項12記載の可変コンダクタンス
ヒートパイプ。 - 【請求項15】前記凝縮部で凝縮された作動媒体が蒸発
部へ還流する方向に対して直交する方向の密閉容器内壁
に、突起あるいは溝が設けられていることを特徴とする
請求項9から11のいずれか1項に記載の可変コンダク
タンスヒートパイプ。 - 【請求項16】前記均熱手段と冷却手段との間には、低
融点金属が充填されていることを特徴とする請求項1ま
たは3記載の二次電池。 - 【請求項17】前記第1の均熱手段と第2の均熱手段、
または前記第2の均熱手段と冷却手段との間には、低融
点金属が充填されていることを特徴とする請求項2また
は4記載の二次電池。 - 【請求項18】前記均熱手段と冷却手段に熱膨張率の異
なる金属がそれぞれ取り付けられ、該金属どうしが接触
していることを特徴とする請求項1または3記載の二次
電池。 - 【請求項19】前記第1の均熱手段と第2の均熱手段、
または前記第2の均熱手段と冷却手段に、熱膨張率の異
なる金属がそれぞれ取付けられ、該金属どうしが接触し
ていることを特徴とする請求項2または4記載の二次電
池。 - 【請求項20】前記均熱手段と冷却手段との接触面が、
鉛直方向と非平行であることを特徴とする請求項1また
は3記載の二次電池。 - 【請求項21】前記第1の均熱手段と第2の均熱手段と
の接触面が、鉛直方向と非平行であることを特徴とする
請求項2または4記載の二次電池。 - 【請求項22】二次単電池の温度分布を均一化する複数
の均熱手段および特定の温度以下に保持する冷却手段を
断熱容器内に挿入し、該均熱手段と冷却手段、または該
均熱手段どうしの接続部の隙間の一部に低融点金属をは
め込んだ後、加熱することで前記低融点金属を溶融さ
せ、隙間全体に充填することを特徴とする二次電池の製
造方法。 - 【請求項23】二次単電池の温度分布を均一化する複数
の均熱手段を断熱容器内に挿入し、該均熱手段と特定の
温度以下に保持する冷却手段を兼ねた断熱容器上面、ま
たは該均熱手段どうしの接続部の隙間の一部に低融点金
属をはめ込んだ後、加熱することで前記低融点金属を溶
融させ、隙間全体に充填することを特徴とする二次電池
の製造方法。 - 【請求項24】二次単電池の温度分布を均一化する複数
の均熱手段および特定の温度以下に保持する冷却手段を
断熱容器内に挿入し、該均熱手段と冷却手段、または該
均熱手段どうしの接続部の隙間の一部に低融点金属をは
め込み、その後二次単電池を運転させて昇温することで
前記低融点金属を溶融させて隙間全体に充填することを
特徴とする二次電池の製造方法。 - 【請求項25】二次単電池の温度分布を均一化する複数
の均熱手段を断熱容器内に挿入し、該均熱手段と特定の
温度以下に保持する冷却手段を兼ねた断熱容器上面、ま
たは該均熱手段どうしの接続部の隙間の一部に低融点金
属をはめ込み、その後二次単電池を運転させて昇温する
ことで前記低融点金属を溶融させて隙間全体に充填する
ことを特徴とする二次電池の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000060371A JP2001243993A (ja) | 2000-03-01 | 2000-03-01 | 二次電池およびその製造方法 |
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---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001243993A true JP2001243993A (ja) | 2001-09-07 |
JP2001243993A5 JP2001243993A5 (ja) | 2004-08-26 |
Family
ID=18580703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000060371A Pending JP2001243993A (ja) | 2000-03-01 | 2000-03-01 | 二次電池およびその製造方法 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2001243993A (ja) |
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