JPH11328883A - ディスクドライブ装置 - Google Patents

ディスクドライブ装置

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JPH11328883A
JPH11328883A JP13530398A JP13530398A JPH11328883A JP H11328883 A JPH11328883 A JP H11328883A JP 13530398 A JP13530398 A JP 13530398A JP 13530398 A JP13530398 A JP 13530398A JP H11328883 A JPH11328883 A JP H11328883A
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JP
Japan
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management information
information
read
reading
disk
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Application number
JP13530398A
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English (en)
Inventor
Shinichi Hasegawa
真一 長谷川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PEPゾーンの確実な読取の実現。 【解決手段】 PEPゾーンのように、所定の半径位置
範囲内においてトラッキング状態が制限されない状態で
情報読出のみが可能に形成された管理情報領域に対する
読出動作において、管理情報の検出の失敗によるリトラ
イを行う際には、信号処理手段での処理設定の変更(F
103)、又はヘッド手段から出力するレーザ光のレベ
ルの変更(F107)、又はヘッド手段の位置を管理情
報領域内の異なる位置に移動させて(F107)、管理
情報読出制御手段の制御に基づく動作を再実行(リトラ
イ)させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスクドライブ装
置に関し、特にディスク状記録媒体の所定の半径位置範
囲内にトラッキング状態が制限されない状態で情報読出
のみが可能に形成された管理情報領域に対する読出動作
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】可搬性メディアとしての光ディスク、光
磁気ディスクなどのディスク状記録媒体が普及してい
る。特にデータ書換可能な光磁気ディスク(MOディス
ク)などはコンピュータユースのメディアとしても好適
とされている。また、このようなコンピュータユースの
リムーバブルなメディアとしては、MOディスク以外に
も、CCW(Continuous Composite Write Once)ディ
スク、Lim−DDW(Light Intensity Modulation D
irect Overwrite)ディスク、WORM(Write Once Re
ad Many type)ディスクなど、多種多様なディスクメデ
ィアが知られており、1つのディスクドライブ装置で多
種のディスクメディアをサポートするようにすることも
一般的に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで多種類のディ
スクに対応するディスクドライブ装置では、挿入された
ディスクメディアの種別を速やかに判別できることが、
装置の信頼性やパフォーマンスの向上という点で重要と
なる。そしてディスク判別の手法の1つとしては、ディ
スク上に記録されている管理情報のうちのディスクタイ
プの情報を読みとる方式がある。例えば上記MOディス
クなどでは、ディスク内周側となる所定の位置にPEP
(Phase Encorded Part)ゾーンと呼ばれる領域が設定
されており、このPEPゾーンにはディスクの種別情報
その他の情報が記録されている。従ってこのPEPゾー
ンを有するフォーマットに準拠している複数種類のディ
スクに対応するディスクドライブ装置では、ディスク挿
入の際にPEPゾーンからの情報を読み出すことで、デ
ィスク種別を判別できる。
【0004】しかしながら、ディスク種別毎の反射率の
違いや、ディスク上における傷や汚れなどにより、必ず
しも常にPEPゾーンからの情報を適切に読み出すこと
ができるわけではない。そして、PEPゾーンの情報が
読み出せなかった場合は、他の方法でディスク判別を行
うか、もしくはディスクエラーとして処理するかなどの
対応をとらざるを得ないが、いずれにしても上記した装
置の信頼性やパフォーマンスの向上という点では好まし
くない状態となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
に鑑みてなされたもので、PEPゾーンのように所定の
半径位置範囲内においてトラッキング状態が制限されな
い状態で情報読出のみが可能に形成された管理情報領域
を有するディスク状記録媒体に対して、例えばディスク
判別などのための管理情報領域の管理情報の読出をほぼ
確実にできるようにし、ディスクドライブ装置の性能を
向上させることを目的とする。
【0006】このためにディスクドライブ装置におい
て、管理情報領域からの管理情報の読出を行うために、
ヘッド手段を管理情報領域内に位置させて読出動作を実
行させ、信号処理手段により管理情報を検出させる管理
情報読出制御手段と、管理情報読出制御手段の制御に基
づく動作で管理情報が適切に検出できなかった場合は、
信号処理手段での処理設定を変更させて、管理情報読出
制御手段の制御に基づく動作を再実行させるリトライ制
御手段とを備えるようにする。
【0007】又はリトライ制御手段は、管理情報読出制
御手段の制御に基づく動作で管理情報が適切に検出でき
なかった場合は、ヘッド手段から出力するレーザ光のレ
ベルを変更させて、管理情報読出制御手段の制御に基づ
く動作を再実行させるようにする。
【0008】又はリトライ制御手段は、管理情報読出制
御手段の制御に基づく動作で管理情報が適切に検出でき
なかった場合は、ヘッド手段の位置を管理情報領域内の
異なる位置に移動させて、管理情報読出制御手段の制御
に基づく動作を再実行させるようにする。
【0009】これらのような本発明では、ディスクメデ
ィアの種類毎の反射率の差異や、傷、汚れ、挿入された
ディスクの姿勢などの影響で、管理情報の読出に失敗し
た場合において、読出動作上の設定として、信号処理上
のゲイン等の設定や、レーザパワー、読出位置の変更を
行ってリトライ動作を行うため、単純にリトライを行う
場合と異なり、上記各種の影響をなくすような読出動作
としてリトライを行うことができる。例えばリトライを
実行する毎に設定を変更していくことで、ほぼ確実に管
理情報の読出ができるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディスクドライブ
装置の実施の形態として、MOディスクその他の上記し
た各種ディスクメディアを記録媒体として用いる記録再
生装置を例にあげて説明する。説明は次の順序で行う。 1.PEPを有するディスク 2.記録再生装置の構成 3.PEP情報の読出動作
【0011】1.PEPを有するディスク まず本例の記録再生装置に対応するMOディスクなどの
PEPゾーンを有するディスクフォーマット、及びPE
Pゾーンについて説明する。図1はディスクのゾーンフ
ォーマットを示すものである。ディスクはその中心部分
がいわゆるクランピングエリア及びクリアランスエリア
とされるが、そのクリアランスエリアより外周から最外
周まで、半径位置として27.00mm〜61.00m
mまでの領域は、図1に示すようにゾーンフォーマット
が規定されている。
【0012】即ち、外周側からみてリードアウトゾー
ン、SFPゾーン、アウターマニファクチャラーゾー
ン、ガードバンド、ユーザーゾーン、インナーマニファ
クチャラーゾーン、SFPゾーン、トラジションゾー
ン、PEPゾーン、リフレクティブゾーンとなる。各ゾ
ーンの半径位置範囲は図示しているとおりである。な
お、1024バイトセクター方式の場合と、512バイ
トセクター方式の場合は、半径位置範囲として若干異な
るゾーンがある。
【0013】主データとしてユーザーが各種データの記
録再生を行うゾーンはユーザーゾーンとなる。他のゾー
ンは、各種の管理情報の記録領域や、動作上のマージン
などのために設定されているゾーンとなる。
【0014】半径位置範囲29.00mm〜29.50
mmとなる0.5mm範囲のPEPゾーンは、トラッキ
ング状態が制限されない状態で情報読出のみが可能に形
成されたゾーンであり、例えばピットマークが半径方向
に整列されて形成されることで、図示するように円周方
向にみてバーコード状の反射パターンが形成される。そ
してこのPEPゾーンには、PEPデータとして管理情
報の1つとなるディスク情報が記録される。
【0015】図2はPEPゾーンの物理的な構造及び反
射光による検出信号を示している。図2に示すようにP
EPゾーンではマークが半径方向(図中縦方向)に整列
した状態で並ぶことで、バーコード状のパターンの1つ
(いわゆる黒帯の部分)が形成される。横方向に並ぶマ
ークによる列が1つのトラックを形成している。そして
このようにマークが形成される部分と、図示していない
マークが形成されない部分(白帯の部分)が円周方向に
向かって交互にあらわれることで、図3(c)の模式図
のような一連のバーコード状のパターンが形成されるこ
とになる。
【0016】このような部位に対して、円周方向(図中
横方向)にレーザースポットが照射されていく場合、特
にレーザスポット軌跡として示すようにトラックキング
制御がされていない状態でレーザースポットが照射され
ていく場合、その反射光から検出される信号レベルは図
中下部に示すようになる。即ち、マーク間の密度(トラ
ック密度)や、マークシェイプは、レーザスポットがど
のようなトラッキング状態であっても、IMmin〜I
Mmaxの範囲内の振幅が得られるように設定されてお
り、これは、PEPゾーンにおいてはトラッキング制御
を行わなくともバーコード状のパターンで表現されたデ
ータを読みとることができることを意味する。
【0017】図3はPEPゾーンにおける1トラックの
データフォーマットを示している。図3(a)に示すよ
うに、1トラックには561〜567のPEPチャネル
ビットセル(以下、ビットセル)が含まれ、177ビッ
トセルのセクター(Sector)と10〜12ビット
セルのギャップ(Gap)がそれぞれ3単位形成され
る。そしてバーコード状のパターンによってこのセクタ
ー及びギャップとしてのデータが表現されるため、セク
ター及びギャップは図3(c)のように円周方向に並ぶ
ことになる。
【0018】1つのセクター内は、図3(b)に示すよ
うに16ビットセルのプリアンブル、1ビットセルのシ
ンク、8ビットセルのセクターナンバ、144ビットセ
ルのデータ(つまり実際の管理情報となるデータ)、8
ビットセルのCRCが配される。なお、3つのセクター
における144ビットセルのデータとしては、それぞれ
同一の情報が記録される。
【0019】1つのビットセルは「1」又は「0」のデ
ータを表すものとなるが、その「1」又は「0」は図4
のように表現される。即ち図4(a)のように、1つの
ビットセルとしての前半が、図2のようなマークが形成
された黒帯部分とされ、後半がマークが形成されない白
帯部分とされている場合、そのビットセルは「0」を表
す。また図4(b)のように、1つのビットセルとして
の前半がマークが形成されない白帯部分とされ、後半が
図2のようなマークが形成された黒帯部分とされている
場合、そのビットセルは「1」を表すことになる。
【0020】このようなビットセルによって表される管
理情報としてのデータ、即ち各セクター内の144ビッ
トセルとしてのデータとしては、144ビット=18バ
イトの情報を記録することができる。そしてその18バ
イトの管理情報として、そのディスクについての各種情
報が記録される。例えばトラッキングサーボ方式、ゾー
ニング方式、変調方式、ECC(エラー訂正コード)方
式、レーザ波長、ディスクタイプなどの情報が記録され
ることになる。
【0021】2.記録再生装置の構成 以上のようなPEPゾーンを備えたフォーマットに準拠
したディスクに対する本例の記録再生装置の構成を説明
する。図5は記録再生装置のブロック図である。
【0022】挿入されたディスク90は図示しないロー
ディング機構によって、スピンドルモータ1に対してチ
ャッキングされる。そしてディスク90はデータの記録
/再生時にスピンドルモータ1により回転駆動される。
【0023】光学ヘッド2はディスク90に対して記録
/再生時にレーザ光を照射するとともに、ディスク90
からの反射光情報を読み取る部位とされる。このため光
学ヘッド2にはレーザ出力手段としてのレーザダイオー
ド5、偏光ビームスプリッタなどの光学系6、レーザー
出射部位となる対物レンズ3、反射光を検出するための
フォトディテクタ7などが搭載されている。さらにフォ
トディテクタ7からの情報に対して各種の演算処理を行
なって必要な信号を得るRFマトリクスアンプ8も搭載
されている。
【0024】対物レンズ3は2軸機構4によってディス
ク90の半径方向及びディスク90に接離する方向に変
位可能に保持されており、また、光学ヘッド2全体はス
ライド機構9によりディスク90の半径方向に移動可能
とされている。
【0025】スライド機構9により移動される光学ヘッ
ド2の状況はリニアエンコーダ23により検出される。
このリニアエンコーダ23は光学ヘッド2の可動範囲に
おけるスピンドルモータ1側の固定部(メディア内周
側)に取り付けられる。これに対してリニアスケールが
光学ヘッド2の可動部においてリニアエンコーダ23に
対して平行に取り付けられる。これによって光学ヘッド
2が移動されるとリニアエンコーダ23のA相、B相か
ら、図7に示すように位相が互いに90度ずれた矩形波
としての移動検出信号K1、K2が出力される。このよ
うな移動検出信号K1、K2がサーボプロセッサ18に
供給される。
【0026】リニアエンコーダ23及びリニアスケール
24を図6に示す。図示するようにリニアエンコーダ2
3は、アノードに例えば所定の第1の定電圧源(図示せ
ず)が接続され、かつカソードが接地接続された発光ダ
イオード32と、一端に例えば所定の第2の定電圧源
(図示せず)が接続され、他端が接地接続された受光部
31とから構成されている。
【0027】この場合リニアエンコーダ24において
は、発光ダイオード32から発射される光ビームL1を
径方向raに沿って移動するリニアスケール24の一面
24Aに照射すると共に、当該光ビームL1のリニアス
ケール24における反射光L2を受光部31の例えば4
つのフォトディテクタ33〜36でなる受光面31Aで
受光する。
【0028】このとき受光部31の受光面31Aには、
リニアスケール24の一面24Aに径方向raに沿って
所定間隔で穿設されたスリット24Bと、当該スリット
24Bの穿設されていない部分24Cとの明暗パターン
でなる像が結像される。
【0029】これにより各フォトディテクタ33〜36
は、受光面31Aに結像した明暗パターンの対応する部
分の光量に応じた信号レベルでなる光電信号を、信号処
理部37を介してノイズ除去などの所定の処理を施した
後、それぞれ対応する第1及び第2のコンパレータ38
及び39に送出する。
【0030】第1及び第2のコンパレータ38及び39
は、それぞれ信号処理部37を介して与えられた対応す
る光電信号同士を減算することにより第1及び第2の矩
形波K1及びK2を得る。即ちこれが上記した移動検出
信号K1、K2としてサーボプロセッサ18に送出され
る。
【0031】レーザダイオード5によるレーザ出力のパ
ワー及び発光タイミングはレーザーパワーコントローラ
10により制御される。
【0032】ディスク90を挟んで光学ヘッド2と対向
する位置には、バイアスマグネット11が配置される。
このバイアスマグネット11は、データの記録時/消去
時にディスク90に対してバイアス磁界を印加する動作
を行なう。
【0033】ここで光学ヘッド2及びバイアスマグネッ
ト11による記録、消去、再生動作の原理について説明
しておく。この記録再生装置はいわゆる光変調型の光磁
気記録方式が採用されるものである。
【0034】まずデータの消去原理を図8に示す。消去
時にはバイアスマグネット11により消去用の外部磁界
を発生させる。この場合、図面中上方がS極、下方がN
極となるようにする。そして、光学ヘッド2について
は、スライド機構9及び2軸機構4によるトラッキング
動作によって、レーザー照射位置(対物レンズ3の位
置)をデータ消去すべき所定の位置へ移動させた後、消
去用の出力レベルとして連続的なレーザー照射を行な
う。これにより、その消去すべき領域では、ディスク9
0の記録膜は消去用の外部磁界に応じて一定方向に全面
着磁されていき、つまり磁極方向により形成されていた
ピット情報が消去されることになる。
【0035】このように消去が行なわれた後の記録動作
の原理は図9に示される。このとき、バイアスマグネッ
ト11により記録用の外部磁界を発生させる。この場
合、図面中上方がN極、下方がS極となり、つまり消去
時と逆方向の磁界極性となる。この状態で、光学ヘッド
2からは、ピットを形成すべきタイミングのみで記録レ
ベルのレーザー照射を行なう。つまり、記録すべきデー
タの『1』『0』に応じてレーザーのオン/オフを行な
う。この場合、レーザー照射が行なわれた部分のみがバ
イアスマグネット11による外部磁界に応じた極性の着
磁が行なわれることになり、即ち記録膜としてはその部
分のみが他の部分と逆極性となって、これが磁界方向に
よるピット情報として形成される。
【0036】磁界方向によるピット情報を再生する際の
原理は図10に示される。再生はカー効果(Kerr Effec
t )を利用するものとなる。カー効果とは、垂直磁化膜
に直線偏光を入射すると、膜の磁化方向によって反射光
の偏光方向が+又は−方向に回転することである。図1
0(a)はデータに応じて磁化されたディスク90の記
録膜に対して直線偏光となるレーザー光を入射している
イメージを示しており、その反射光は+θkもしくは−
θkだけ回転する。
【0037】このような反射光を、光学系6内に設けら
れている検光子により偏光方向に応じた光の強弱に変換
する。検光子の前後における反射光の光強度は図10
(b)(c)のようになり、つまり検光子によってデー
タに応じた光強度となる反射光が得られることになり、
これがフォトディテクタ7で電気信号に変換されること
でディスク90からの『1』『0』のデータ読取が可能
となる。
【0038】このような原理でフォトディテクタ7から
読み出された反射光情報から、RFマトリクスアンプ8
で必要な信号が抽出される。即ち実際の再生データとな
るべき再生RF信号やサーボ動作などの各種動作制御に
用いられる情報が抽出される。再生RF信号はRF処理
部14で、増幅、イコライジング処理、2値化処理等が
行なわれ、記録ピットに応じた『1』『0』のデジタル
データ形態とされる。そしてこの読出データDTR はシ
ステムコントローラ15に供給される。
【0039】システムコントローラ15はマイクロコン
ピュータで形成され、記録再生装置全体の動作制御を行
なうとともに、インターフェース部16を介してホスト
コンピュータ側とで記録/再生データの送受信を行なう
部位とされる。RF処理部14からの読出データDTR
は、システムコントローラ15におけるデコーダ15a
としての機能ブロックにおいてデコード処理され、デー
タが再生されることになる。再生されたデータはインタ
ーフェース部16を介してホストコンピュータに送られ
る。
【0040】ホストコンピュータからインターフェース
部16を介して送られてきたデータをディスク90に記
録する場合には、システムコントローラ15はまずその
データをエンコーダ15bとしての機能ブロックにおい
てエンコード処理を行ない、ディスク90の記録フォー
マットに応じたデータを生成する。そしてその記録デー
タDTW をレーザーパワーコントローラ10に供給す
る。
【0041】上述のように記録時にはバイアスマグネッ
ト11により記録用の外部磁界が発生されるが、光学ヘ
ッド2によるレーザー照射は記録すべきデータの『1』
『0』に応じてオン/オフされる。つまり、レーザーパ
ワーコントローラ10は記録データDTW としてのパル
スに応じてレーザダイオード5の発光動作をオン/オフ
制御することで、記録データDTW に基づいた磁界ピッ
ト記録が行なわれることになる。
【0042】ところで、このような記録/再生動作が実
行される場合には、レーザ照射位置やスポット径、レー
ザーパワーに関する制御、スピンドルモータ1の回転速
度等が適正に行なわれなければならず、このために各種
サーボ系が構成される。
【0043】サーボ系の動作に用いる信号として、RF
マトリクスアンプ8ではフォトディテクタ7の出力から
トラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信号F
E、スライドエラー信号SLE、光量信号(和信号)I
SUM等を抽出する。これらの信号はサーボプロセッサ
18に供給される。
【0044】サーボプロセッサ18はこれらの信号や、
システムコントローラ15からのトラックジャンプ指
令、アクセス指令、スピンドルモータ2の起動/停止指
令等により各種サーボ駆動信号(フォーカス駆動信号、
トラッキング駆動信号、スライド駆動信号、スピンドル
駆動信号、スピンドルブレーキ信号)を発生させ、フォ
ーカスサーボ、トラッキングサーボ、スライドサーボ、
スピンドルサーボを実行する。
【0045】フォーカスサーボは、光学ヘッド2から出
力されるレーザ光を、スピンドルモータ1によって回転
されているディスク90の記録面に焦点を結ぶように制
御する動作である。フォーカスエラー信号FEを得るた
めに、フォトディテクタ7においては4分割ディテクタ
が用意され、いわゆる非点収差方式で焦点誤差情報を抽
出するようにしている。即ち、4分割ディテクタの各領
域をA,B,C,Dとし、対角線方向に対になるディテ
クタをA,DとB,Cとしたときに、RFマトリクスア
ンプ8で(A+D)−(B+C)の演算を行ない、その
結果をフォーカスエラー信号FEとしている。なお、R
Fマトリクスアンプ8ではA+B+C+Dの演算も行な
われ、これが光量に応じた情報である和信号ISUMと
なる。
【0046】サーボプロセッサ18は、フォーカスエラ
ー信号FEに対する位相補償処理等を行なってフォーカ
ス駆動信号を生成し、フォーカスドライバ20に供給す
る。フォーカスドライバ20はフォーカス駆動信号に応
じて2軸機構3のフォーカスコイルに電力印加を行なう
ことになり、これによって対物レンズ3がディスク90
に接離する方向に駆動される。この対物レンズ3の移動
は、常にフォーカスエラー信号FEがゼロとなる方向に
行なわれるように制御されることになり、これによって
レーザー光の合焦点状態が保たれるようにしている。
【0047】なお、理想的にはフォーカスエラー信号が
ゼロとなるポイントと、ディスク90から最も効率よく
情報再生を行なうことができるポイント(つまり再生R
F信号の振幅が最大となるポイント)は同一であるはず
であるが、実際には、これらのポイントはずれたものと
なる。このずれ分をフォーカスバイアスとよび、そのフ
ォーカスバイアス分に相当するバイアス電圧をフォーカ
スエラー信号FEに加算するようにサーボ系を構成する
ことで、フォーカス状態が再生RF信号の振幅が最大と
なるポイントに収束されるように制御している。
【0048】また、このようなフォーカス制御を実現す
るには、対物レンズ3がフォーカス引込範囲内の位置に
なければならない。既に知られているようにフォーカス
引込範囲とはフォーカスエラー信号FEがリニアに変化
する範囲であり、この範囲になければフォーカスエラー
信号FEのゼロクロスポイントを適正なフォーカス位置
であるとして正しく制御することができない。このた
め、記録/再生動作の実行のための立ち上げ時には、フ
ォーカスサーチ動作が行なわれる。このフォーカスサー
チ動作では対物レンズを可動範囲内で強制的に移動させ
るようにフォーカスコイルに対する電力印加を行なう。
そして、例えば上記した和信号ISUMなどによりフォ
ーカス引込範囲内であることを検出したら、フォーカス
サーボをオンとするようにしている。
【0049】トラッキングサーボは、光学ヘッド2から
出力されるレーザ光を、スピンドルモータ1によって回
転されているディスク90のトラック(溝)に沿ってい
くように制御する動作である。トラッキングエラー信号
TEを得るために、レーザー照射が3スポット方式のも
のである場合は、フォトディテクタ7においてサイドス
ポット用のディテクタ(E,F)が用意され、RFマト
リクスアンプ8でE−Fの演算を行ない、その結果をト
ラッキングエラー信号TEとしている。
【0050】サーボプロセッサ18は、トラッキングエ
ラー信号TEに対する位相補償処理等を行なってトラッ
キング駆動信号を生成し、トラッキングドライバ21に
供給する。トラッキングドライバ21はトラッキング駆
動信号に応じて2軸機構3のトラッキングコイルに電力
印加を行なうことになり、これによって対物レンズ3が
ディスク90の半径方向に駆動される。この対物レンズ
3の移動は、常にトラッキングエラー信号TEがゼロと
なる方向に行なわれるように制御されることになり、こ
れによってレーザー光のトラッキング状態が保たれるよ
うにしている。
【0051】なお、トラッキングについてもフォーカス
と同様に、トラッキングエラー信号TEがゼロとなるポ
イントと、ディスク90から最も効率よく情報再生を行
なうことができるポイントはずれたものとなっており、
このずれ分をトラッキングバイアスと呼んでいる。そし
てその最適なトラッキングバイアス分に相当するバイア
ス電圧をトラッキングエラー信号TEに加算するように
サーボ系を構成することで、トラッキング状態が再生R
F信号の振幅が最大となるポイントに収束されるように
制御している。
【0052】次に、スライドサーボは、トラッキングサ
ーボと同様にディスク半径方向の制御であるが、トラッ
キングサーボでは追従できない範囲で、光学ヘッド2全
体を移動させることで、光学ヘッド2から出力されるレ
ーザ光を、ディスク90の所定位置に照射させる動作で
ある。
【0053】スライドエラー信号SLEは、光学ヘッド
2内の中点センサによって検出される対物レンズ3のト
ラック方向のセンター位置からのずれに応じた信号とさ
れ、サーボプロセッサ18はこのようなスライドエラー
信号SLEがゼロとなる方向のスライド駆動信号をスラ
イドドライバ19に供給する。スライドドライバ19は
そのようなスライド駆動信号に応じて、スライド機構9
を駆動し、光学ヘッド2全体を移動させる。もちろんア
クセス動作時などのトラックジャンプ動作では、システ
ムコントローラ21からの指示に応じてサーボプロセッ
サ18からスライド駆動信号が発生され、スライド機構
9が駆動されることになる。
【0054】なお、スライド機構9による光学ヘッド2
の移動は上記のようにリニアエンコーダ23で検出され
てサーボプロセッサ18に供給される。即ち上記したA
相、B相としての90度ずれた矩形波としての移動検出
信号K1、K2がサーボプロセッサ18に供給される
が、サーボプロセッサ18は、その移動検出信号K1、
K2の各波数と位相関係をみることにより光学ヘッド2
の移動量と移動方向を認識できる。また、同様の認識に
基づいてスライド駆動制御を行うことで、光学ヘッド2
を所望の位置(例えばディスク内周側位置など)に移動
させることができる。
【0055】サーボプロセッサ18はスピンドルモータ
1の回転制御も行なうことになる。スピンドルモータ1
はスピンドルドライバ12によって駆動される。サーボ
プロセッサ18はシステムコントローラ15からのスピ
ンドル起動指令に応じて、スピンドルドライバ12に対
してスピンドルスタート/ストップ信号SPSBを出力
する。
【0056】スピンドルドライバ12はスピンドルスタ
ート/ストップ信号SPSBに応じてスピンドルモータ
1の回転駆動を開始させ、スピンドルモータ1が所定の
回転数に達したら、スピンドルロック信号SPLKをサ
ーボプロセッサ18に出力する。スピンドルロック信号
SPLKにより、サーボプロセッサ18及びシステムコ
ントローラ15は、スピンドル起動指令後において実際
にスピンドルモータ1が所定の回転数に達したことを検
知できる。
【0057】システムコントローラ15からスピンドル
停止指令を受けた際は、サーボプロセッサ18は、スピ
ンドルドライバ12に対して、スタート時とは極性反転
させたスピンドルスタート/ストップ信号SPSBを出
力する。スピンドルドライバ12は極性の異なるスピン
ドルスタート/ストップ信号SPSBに応じてスピンド
ルモータ1のブレーキ電力(逆起電力)を発生させ、ス
ピンドルモータ1を停止させる。
【0058】なお、スピンドルドライバ12にはFG
(周波数発生器)13が設けられ、例えばスピンドルモ
ータ1の1回転について4波の矩形波としてスピンドル
FG信号SPFGを発生させるようにしている。スピン
ドルFG信号SPFGはサーボプロセッサ18に供給さ
れるため、サーボプロセッサ18はスピンドルFG信号
SPFGからスピンドルモータ1のおおよその回転数を
知ることができるとともに、スピンドルFG信号SPF
Gとしてのパルス間隔が所定のしきい値を越えること
で、スピンドル回転停止の判断も行なうことができる。
【0059】またスピンドル回転速度を可変することが
できるが、回転速度はサーボプロセッサ18がスピンド
ルドライバ12に供給するクロックの周波数に応じたも
のとなる。従ってサーボプロセッサ18は複数の周波数
のクロックを切り換えることで、スピンドルモータ1の
回転速度を複数段階に切り換えることができる。
【0060】さらにサーボプロセッサ18の動作として
は、レーザーパワーコントローラ10に対してレーザー
出力レベルを一定レベルに制御するとともに、システム
コントローラ21からの指示(記録時/再生時)に基い
てレーザー出力レベルの高レベル/低レベルの切換を行
なう。また、例えば再生時のレーザ出力レベルを数%上
下させることもできる。
【0061】またサーボプロセッサ18はバイアスマグ
ネットドライバ22に対する駆動信号を出力し、記録時
/消去時においてバイアスマグネット11に上述したよ
うな消去用のバイアス磁界や記録用のバイアス磁界を発
生させる。
【0062】またサーボプロセッサ18には、上述した
ようにディスク90のPEPゾーンに記録された管理情
報としてのデータ(以下、PEPデータという)をデコ
ードするPEPデコーダ18aが搭載されている。この
PEPデコーダ18aは、光学ヘッド2がPEPゾーン
に対してレーザ照射した際にRF処理部14から供給さ
れるPEP検出信号(2値化信号)に対してデコード処
理を行い、上述したトラッキングサーボ方式、ゾーニン
グ方式、変調方式、ECC方式、レーザ波長、ディスク
タイプなどの情報を抽出する。デコードされたPEPデ
ータは、サーボプロセッサ18内での各種動作設定に用
いられるとともに、システムコントローラ15に供給さ
れて、その動作設定に用いられることになる。
【0063】RF処理部14におけるPEP検出系を図
11に示す。PEP検出信号は、RF処理部14におい
てRF信号(即ち図2下段に示したようなRF信号)を
2値化することで得られる。このためRF信号はアンプ
51で増幅された後、2値化回路53において所定のス
ライスレベルを基準にしてスライスされ、PEP検出信
号とされる。ゲインオフセット発生部52は、アンプ5
1におけるゲインオフセットを設定する。スライス値発
生部54は2値化回路53での2値化処理の基準となる
スライスレベルを発生させる。
【0064】このようなRF処理部14から出力される
PEP検出信号は、PEPゾーンにおける反射率の異な
る領域(つまりバーコード状の領域)に対応するH/L
の2値信号となる。PEPデコーダ18aは、H又はL
のパルスの時間幅を測定し、それに基づいてPEP情報
としての「1」「0」を判別し、デコードすることで、
上記したディスクに関する各種情報を抽出することにな
る。
【0065】また例えばこのようなRF処理部14のP
EP検出系に対して、サーボプロセッサ18は設定制御
信号CT(CTG、CTOF、CTTH)により各種処理設
定を変更させることができる。即ちアンプ51に対して
設定制御信号CTGを供給してゲインを変化させ、また
ゲインオフセット発生部52に対して設定制御信号CT
OFを供給してゲインオフセットを変化させ、またスライ
ス値発生部54に対して設定制御信号CTTHを供給して
スライスレベルを変化させることができる。特にこのよ
うな処理設定の制御は、後述するPEP読出の際のリト
ライ時において実行することになる。
【0066】以上のようなサーボプロセッサ18の動作
が行なわれることで、上述した消去/記録/再生の各動
作が適正に実現されることになる。このようなサーボプ
ロセッサ18は、実際にはDSP(デジタルシグナルプ
ロセッサ)として形成される。
【0067】3.PEP情報の読出動作 以上のように構成される本例の記録再生装置において、
例えばディスク90が挿入された時などで、ディスク9
0からPEPデータを読み込む際の動作を図12〜図1
7で説明する。図12はPEPデータの読取処理として
のサーボプロセッサ18の処理のフローチャートであ
る。
【0068】ディスク90が挿入され、ディスクタイプ
の判別等のためにシステムコントローラ15からPEP
データの読取が指示されると、サーボプロセッサ18は
図12の処理を開始する。まずステップF100で処理
ループの制御のためのカウンタC1、C2をリセットし
てから、ステップF101でPEP読出動作制御を行
う。即ち、スピンドルモータ12の起動、光学ヘッド2
のPEPゾーンへの移動制御、レーザダイオード10か
らのレーザ出力の実行、フォーカスサーチ/フォーカス
サーボの整定等、必要な処理を行って、PEPゾーンか
らの反射光情報を得る。そして、RF処理部14から上
記のようにして供給されるPEP検出信号をPEPデコ
ーダ18aで受け、PEPデータのデコードを行う。
【0069】なお、この最初の時点ではPEP読出動作
にかかる各種設定を初期状態(デフォルト)としてい
る。ここでサーボプロセッサ18が制御する各種設定と
は、光学ヘッド2の位置、レーザパワー、及び上記図1
1のPEP検出系に対する設定制御信号CTにより行う
ゲイン、ゲインオフセット、スライスレベルとする。
【0070】上述したPEPゾーンの説明からわかるよ
うに、PEPゾーンでは0.5mmの半径範囲内におい
ては、レーザスポットがどの位置をトレースしても同じ
情報が読み取れる。またトラッキング制御は必要ない。
このためステップF101での光学ヘッド2のPEPゾ
ーンへの移動制御としては、その0.5mmの範囲内
(半径位置29.00mm〜29.50mm)のどの位
置を目的としてもよいが、ここではデフォルト設定とし
て、その半径範囲の概略中央位置への移動を行うものと
する。この場合の移動制御は、リニアエンコーダ23か
らの情報に基づいて行うことで、かなり正確に光学ヘッ
ド2をPEPゾーンの中央に位置させることができる。
また、レーザーパワーに関しては、デフォルト設定とし
て通常の再生時のレーザパワーレベルとする。さらにR
F処理部14に関しては、ゲイン、ゲインオフセット、
スライスレベルとして、デフォルト状態としておく。
【0071】そしてステップF102では、PEPデー
タが適切に読み込めたか否かを判断し、読み込めたので
あれば処理をPEP読取処理を終了する。ところが何ら
かの理由でPEPデータが適切にデコードできなかった
場合は、その後リトライ処理としてステップF103以
降の処理に進む。
【0072】まず最初の読込動作で読取NGとなった場
合は、ステップF103でRF処理部14での設定を変
更する。ここでは設定制御信号CTG又はCTTHにより
ゲイン又はスライスレベルの一方又は両方を変更するこ
とになる。そしてステップF104でカウンタC1をイ
ンクリメントし、ステップF105を介してステップF
101に戻る。つまりリトライ動作を実行する。1回目
のリトライ動作によってPEPデータが読み取れたら、
ステップF102から処理を終了する。読取NGであれ
ば2回目のリトライ動作としてステップF103以降に
進み、再度RF処理部14での設定を変更し、ステップ
F104でカウンタC1をインクリメントし、ステップ
F101に戻ってリトライ動作を実行する。つまり、ス
テップF103〜F105の処理として、ステップF1
05で8回目のリトライが行われたと判別されるまで
は、毎回RF処理部14での設定を変更しながらリトラ
イを行っていく。
【0073】もし8回のリトライ(初回を入れて合計9
回の読取動作)が行われても、依然としてPEP読取が
NGであったのなら、その場合はステップF105から
F106に進む。そしてカウンタC1をリセットし、ま
たステップF107でRF処理部14でのゲイン、スラ
イスレベルをデフォルトに戻した上で、ステップF10
8で光学ヘッド2の位置の設定、及びレーザパワーの設
定を変更する。そしてステップF109でカウンタC2
をインクリメントし、ステップF110を介してステッ
プF101に戻る。つまり9回目のリトライ動作を実行
する。
【0074】この9回目のリトライ動作でもPEPデー
タが読み取れなかった場合は、ステップF103〜F1
05の処理によるループとして、毎回RF処理部14で
のゲイン、スライスレベルをデフォルトが変更されなが
ら、最高17回目のリトライ動作までが繰り返されてい
く。
【0075】もし17回のリトライ(初回を入れて合計
18回の読取動作)が行われても、依然としてPEP読
取がNGであったのなら、その場合は再びステップF1
05からF106に進む。そしてカウンタC1をリセッ
トし、またステップF107でRF処理部14でのゲイ
ン、スライスレベルをデフォルトに戻した上で、ステッ
プF108で光学ヘッド2の位置の設定、及びレーザパ
ワーの設定を変更する。そしてステップF109でカウ
ンタC2をインクリメントし、ステップF110を介し
てステップF101に戻る。つまり18回目のリトライ
動作を実行する。
【0076】この18回目のリトライ動作でもPEPデ
ータが読み取れなかった場合は、ステップF103〜F
105の処理によるループとして、毎回RF処理部14
でのゲイン、スライスレベルをデフォルトが変更されな
がら、最高26回目のリトライ動作までが繰り返されて
いく。
【0077】26回のリトライ、つまり初回を入れて2
7回の読出動作によってもPEPデータが読み取れなか
った場合は、ステップF110でカウンタC2=3とな
っているため、ステップF111に進んでPEP読取エ
ラーとして処理を終了することになる。
【0078】以上のように本例では、PEPデータの読
取に関し、最高27回の読出動作を行うようにしている
とともに、各読出動作は全て異なる設定状態で行われる
ことになる。つまり、読取NGとなる場合は、何らかの
理由、例えばディスクタイプによる反射率の差異や、デ
ィスク上の傷、汚れ、ディスクの姿勢などによって、P
EPゾーンからの反射光としてのRF信号に影響があら
われることに起因するため、設定を変更していくこと
で、RF信号への影響によって適切なPEP検出信号が
得られなくなる状態をキャンセルするものである。もち
ろん読取NGとなった時点では、何が原因であったかは
わからないが、26回のリトライにおける設定状態が毎
回異なることは、そのいずれかが、そのときの読取NG
原因に対応して悪影響をキャンセルできる可能性は非常
に高いため、実際上、ステップF111に進むような事
態はほとんどないといえる。
【0079】もちろん毎回どのように設定変更を行って
いくかは各種考えられるが、なるべく可能性の高いNG
原因の順に、それに対応できるような設定変更を行って
いけば、リトライ回数として早い段階で読取OKとなっ
て処理を終了できる可能性は高くなる。また、例え最高
27回の読取動作を行うものとしても、PEPデータと
しての反射光情報の1回の読出はほぼトラック1周回の
レーザ走査時間(PEPデータは上述したように3セク
ターで同一のデータが記録されているため、最低1/3
周回のレーザ走査時間)で可能であるため、長時間を要
するものではない。
【0080】ステップF103,F108での設定変更
の例を以下説明していく。まずステップF103では、
RF処理部14でのゲイン及びスライスレベルを変更す
るものとしている。まずスライスレベル設定変更の意味
を図13で説明する。
【0081】本例では一例として、図13(a)に示す
ようにスライスレベルSL1、SL2、SL3として3
つのレベルの設定変更を行うものとする。例えばスライ
スレベルSL1をデフォルト設定とする。これは、通常
の再生時のレーザパワーでの反射光から得られるRF信
号(アンプ51で増幅されたRF信号:以下RF・G信
号という)の振幅レベルに対して、適切に2値化できる
スライスレベルである。
【0082】例えば図13(a)のような通常の振幅レ
ベルとなっているRF・G信号に対して、スライスレベ
ルSL1で2値化すると、下段に示すように適切なPE
P検出信号が得られる。ところが、例えば反射率の小さ
いディスクであった場合などでは、図13(b)に示す
ようにRF・G信号の振幅レベルがかなり小さくなって
しまうことがある。この場合、図からわかるようにスラ
イスレベルSL1では適切なPEP検出信号を得ること
ができない。ところが、このような場合でも、スライス
レベルSL2で2値化すると、下段に示すように適切な
PEP検出信号が得られる。
【0083】また、反射率は問題なくとも、何らかの事
情でノイズ成分がRF・G信号に重畳されているような
場合、図13(c)からわかるようにスライスレベルS
L1で2値化すると、適切なPEP検出信号を得ること
ができない。しかしながらこのような場合でも、スライ
スレベルSL3で2値化すると、下段に示すように適切
なPEP検出信号が得られる。
【0084】以上のように、スライスレベルの設定を変
化させることで、適切に検出できなかったPEP検出信
号が適切に読み取れるようになる場合がある。
【0085】次にゲイン設定変更の意味を図14で説明
する。本例では一例として、アンプ51でのRF信号に
与えるゲインの値をG1、G2、G3の3つの値に設定
変更できるものとする。例えばゲインG1をデフォルト
設定とする。これは、通常の再生時のレーザパワーでの
反射光から得られるRF信号から、例えばデフォルト値
であるスライスレベルSL1に適合する振幅レベルのR
F・G信号とさせるためのゲインであるとする。
【0086】通常は、ゲインG1によって上記図13
(a)に示したような振幅レベルのRF・G信号が得ら
れ、良好に2値化できる。ところが反射率の小さいディ
スクであってRF信号の振幅レベルがかなり小さい場合
などでは、ゲインG1では図14(a)に示すようにR
F・G信号の振幅レベルも十分な振幅レベルに達しない
ことがある。このような場合、ゲインをG3(G1<G
3)とすることで、図14(a)下段のように良好な振
幅レベルのRF・G信号を得ることができ、適切に2値
化できる。
【0087】また、RF信号の振幅レベルが比較的大き
く、またノイズも混入している場合は、ゲインG1によ
って増幅されたRF・G信号では図14(b)のように
ノイズまでもがスライスレベルSL1を越えるものとな
り、適切に2値化できない。このような場合は、ゲイン
をG2(G2<G1)とすることで、図14(b)下段
のようにノイズレベルを下げ、適切に2値化できるよう
にすることができる。
【0088】例えば以上のように、ゲイン及びスライス
レベルの設定を各種変更することで、各種の事情に対応
してPEP読取動作を成功に導くことができることがわ
かる。そして本例では、図12のフローチャートからわ
かるように、8回のリトライが繰り返される際に、それ
ぞれ異なった8通りの設定とされるようにする。
【0089】設定の例を図15に示す。まず初回はデフ
ォルト値として、ゲイン=G1、スライスレベル=SL
1とする。一方、8回のそれぞれのリトライ動作に関し
ては、#1〜#8として示すように、それぞれ異なる組
み合わせでの設定を行う。例えば1回目のリトライ時を
行う際にはステップF103でゲイン=G1、スライス
レベル=SL2の状態とする。また2回目のリトライ時
を行う際にはステップF103でゲイン=G1、スライ
スレベル=SL3の状態とする。以降同様に8回目のリ
トライまで、図15に示すような組み合わせでの設定変
更が行われていく。
【0090】次にステップF108で行われる光学ヘッ
ド2の位置及びレーザパワーの設定変更について述べ
る。光学ヘッド2の位置、即ちスライド機構9によって
移動させる光学ヘッド2の位置は、上述したようにリニ
アエンコーダ23からの移動検出信号K1、K2を監視
して制御することで、或る程度正確に制御できる。そこ
で、PEPデータの読出を行う場合は、デフォルト位置
設定として光学ヘッド2がPEPゾーンのほぼ中央に位
置するようにしている。
【0091】そしてPEPデータの読取がNGとなる原
因の1つとして、光学ヘッド2によってレーザ照射され
たディスク90上の位置に傷や汚れがあって、反射光情
報が良好に読み取れなかったということがある。従っ
て、リトライ動作の一環として、光学ヘッド2の位置を
移動させることにより、傷や汚れの影響を回避できる。
【0092】またレーザパワーについては、デフォルト
設定として通常の再生動作時のレベルとするが、上述し
たようにディスクタイプによって反射率が異なるものが
存在することを考慮すると、多少レーザパワーをアップ
させることで、良好な反射光量を得ることができる場合
がある。例えば反射率の小さいディスクに対しては、上
述したようにRF処理部14でのゲインをアップさせる
ことが考えられるが、それだけではRF信号がノイジー
になりやすい。しかし、レーザパワーをあげればそのよ
うな状態を回避できやすい。即ちレーザパワーの設定変
更も、PEPデータの読取成功へ導く手段の1つとな
る。
【0093】このように光学ヘッド2の位置やレーザパ
ワーの設定を変更することで、各種の事情に対応してP
EP読取動作を成功に導く可能性が高くなり、本例で
は、図12のフローチャートからわかるように、最大2
7回の読取動作に関してステップF108における設定
変更が2回行われる。
【0094】設定の例を図16に示す。まず最初はデフ
ォルト値として、光学ヘッド2の位置をPEPゾーンの
ほぼ中央とするとともに、レーザパワーは通常の再生レ
ベルとする。一方、9回目のリトライを行う時点では、
#11として示すように、光学ヘッド2の位置をデフォ
ルト位置からディスク内周側へ約0.15mm移動させ
た状態とし、さらにレーザパワーは通常の再生レベルよ
り2%アップしたレベルとする。また、18回目のリト
ライを行う時点では、#12として示すように、光学ヘ
ッド2の位置をデフォルト位置からディスク外周側へ約
0.15mm移動させた状態とし、さらにレーザパワー
は上記#11の設定と同じく通常の再生レベルより2%
アップしたレベルとする。
【0095】以上のように1回のリトライ動作毎に各種
設定が変更されて行くが、本例の場合において最大27
回行われる読出動作における各設定状態を示したものが
図17である。R1〜R26は、各リトライ動作を示し
ている。この図から明確にわかるように、1回目から8
回目のリトライまで(R1〜R8)は光学ヘッド2の位
置及びレーザパワーの設定はデフォルトの状態で、RF
処理部14での設定が#1〜#8に変更されていく。9
回目から17回目のリトライまで(R9〜R17)は、
光学ヘッド2の位置及びレーザパワーの設定は#11の
状態で、RF処理部14での設定がデフォルトから#1
〜#8に変更されていく。18回目から26回目のリト
ライまで(R18〜R26)は、光学ヘッド2の位置及
びレーザパワーの設定は#12の状態で、RF処理部1
4での設定がデフォルトから#1〜#8に変更されてい
く。
【0096】以上のように設定変更されながらリトライ
が行われていくことにより、最大27回の読出動作が行
われる間にPEPデータが良好に読み出せる可能性は非
常に高くすることができる。
【0097】なお、以上は設定変更の一例として説明し
てきたが、もちろん変化させる設定内容や、変更する順
序、レベル等は非常に多様に考えられることはいうまで
もない。また、上記例ではRF処理部14でのゲインオ
フセットについては変更させるものとしていないが、こ
のゲインオフセットの変更を加えてもよい。さらに、上
記したような各種の設定について一部のみを変更させる
例も考えられる。もちろんリトライ回数を最大26回と
する必要のなく、記録再生装置のパフォーマンス上で好
適な上限回数が決められればよい。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、PEP
ゾーンのように、所定の半径位置範囲内においてトラッ
キング状態が制限されない状態で情報読出のみが可能に
形成された管理情報領域に対する読出動作において、管
理情報の検出の失敗によるリトライを行う際には、信号
処理手段での処理設定の変更、又はヘッド手段から出力
するレーザ光のレベルの変更、又はヘッド手段の位置を
管理情報領域内の異なる位置に移動させて、管理情報読
出制御手段の制御に基づく動作を再実行(リトライ)さ
せるようにしている。従って、ディスクメディアの種類
毎の反射率の差異や、傷、汚れ、挿入されたディスクの
姿勢などの悪影響で、管理情報の読出に失敗した場合で
も、リトライ時には上記のような設定変更により悪影響
をキャンセルして正常な読出ができるようになる。これ
により、ディスクドライブ装置としての信頼性を著しく
向上させるとともに、PEPゾーンなどの管理情報のみ
によって確実にディスク判別等ができるため、動作の迅
速性、パフォーマンスの向上などが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の記録再生装置に対応する
ディスクのゾーンフォーマットの説明図である。
【図2】ディスクのPEPゾーンの説明図である。
【図3】ディスクのPEPゾーンのデータフォーマット
の説明図である。
【図4】ディスクのPEPゾーンのデータ形態の説明図
である。
【図5】実施の形態の記録再生装置のブロック図であ
る。
【図6】実施の形態の記録再生装置のリニアエンコーダ
のブロック図である。
【図7】実施の形態の記録再生装置のリニアエンコーダ
の出力信号の説明図である。
【図8】記録再生装置の消去原理の説明図である。
【図9】記録再生装置の記録原理の説明図である。
【図10】記録再生装置の再生原理の説明図である。
【図11】実施の形態の記録再生装置のPEP処理系の
ブロック図である。
【図12】実施の形態のPEP読取処理のフローチャー
トである。
【図13】実施の形態のPEP信号処理の際のスライス
レベルの説明図である。
【図14】実施の形態のPEP信号処理の際のゲイン変
更の説明図である。
【図15】実施の形態のPEP読取処理における信号処
理設定変更の説明図である。
【図16】実施の形態のPEP読取処理におけるヘッド
位置及びレーザパワーの設定変更の説明図である。
【図17】実施の形態のPEP読取処理におけるリトラ
イ時の設定の説明図である。
【符号の説明】
1 スピンドルモータ、2 光学ヘッド、3 対物レン
ズ、4 2軸機構、5レーザダイオード、7 フォトデ
ィテクタ、8 RFマトリクスアンプ、9スライド機
構、10 レーザパワーコントローラ、11 バイアス
マグネット、12 スピンドルドライバ、13 FG、
14 RF処理部、15 システムコントローラ、18
サーボプロセッサ、18a PEPデコーダ、19
スライドドライバ、20 フォーカスドライバ、21
トラッキングドライバ、22バイアスマグネットドライ
バ、23 リニアエンコーダ、90 ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 19/12 501 G11B 19/12 501N

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主データ領域以外に、所定の半径位置範
    囲内においてトラッキング状態が制限されない状態で情
    報読出のみが可能に形成された管理情報領域を有するデ
    ィスク状記録媒体に対して、情報の記録又は再生動作を
    行うことのできるディスクドライブ装置において、 ディスク状記録媒体からの読出動作を行うヘッド手段
    と、 前記ヘッド手段によって読み出された信号に対する信号
    処理を行って読出情報を得る信号処理手段と、 前記管理情報領域からの管理情報の読出を行うために、
    前記ヘッド手段を前記管理情報領域内に位置させて読出
    動作を実行させ、前記信号処理手段により管理情報を検
    出させる管理情報読出制御手段と、 前記管理情報読出制御手段の制御に基づく動作で前記管
    理情報が適切に検出できなかった場合は、前記信号処理
    手段での処理設定を変更させて、前記管理情報読出制御
    手段の制御に基づく動作を再実行させるリトライ制御手
    段と、 を備えたことを特徴とするディスクドライブ装置。
  2. 【請求項2】 主データ領域以外に、所定の半径位置範
    囲内においてトラッキング状態が制限されない状態で情
    報読出のみが可能に形成された管理情報領域を有するデ
    ィスク状記録媒体に対して、情報の記録又は再生動作を
    行うことのできるディスクドライブ装置において、 ディスク状記録媒体に対してレーザ光の照射を行ってそ
    の反射光情報を得る読出動作を行うヘッド手段と、 前記ヘッド手段によって読み出された信号に対する信号
    処理を行って読出情報を得る信号処理手段と、 前記管理情報領域からの管理情報の読出を行うために、
    前記ヘッド手段を前記管理情報領域内に位置させて読出
    動作を実行させ、前記信号処理手段により管理情報を検
    出させる管理情報読出制御手段と、 前記管理情報読出制御手段の制御に基づく動作で前記管
    理情報が適切に検出できなかった場合は、前記ヘッド手
    段から出力するレーザ光のレベルを変更させて、前記管
    理情報読出制御手段の制御に基づく動作を再実行させる
    リトライ制御手段と、 を備えたことを特徴とするディスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】 主データ領域以外に、所定の半径位置範
    囲内においてトラッキング状態が制限されない状態で情
    報読出のみが可能に形成された管理情報領域を有するデ
    ィスク状記録媒体に対して、情報の記録又は再生動作を
    行うことのできるディスクドライブ装置において、 ディスク状記録媒体からの読出動作を行うヘッド手段
    と、 前記ヘッド手段によって読み出された信号に対する信号
    処理を行って読出情報を得る信号処理手段と、 前記管理情報領域からの管理情報の読出を行うために、
    前記ヘッド手段を前記管理情報領域内に位置させて読出
    動作を実行させ、前記信号処理手段により管理情報を検
    出させる管理情報読出制御手段と、 前記管理情報読出制御手段の制御に基づく動作で前記管
    理情報が適切に検出できなかった場合は、前記ヘッド手
    段の位置を前記管理情報領域内の異なる位置に移動させ
    て、前記管理情報読出制御手段の制御に基づく動作を再
    実行させるリトライ制御手段と、 を備えたことを特徴とするディスクドライブ装置。
JP13530398A 1998-05-18 1998-05-18 ディスクドライブ装置 Pending JPH11328883A (ja)

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