JPH11328082A - サ―ビスのインスト―ル方法、システム及び外部装置 - Google Patents

サ―ビスのインスト―ル方法、システム及び外部装置

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JPH11328082A
JPH11328082A JP11048288A JP4828899A JPH11328082A JP H11328082 A JPH11328082 A JP H11328082A JP 11048288 A JP11048288 A JP 11048288A JP 4828899 A JP4828899 A JP 4828899A JP H11328082 A JPH11328082 A JP H11328082A
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JP
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service
external device
data processing
processing device
wireless communication
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Application number
JP11048288A
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English (en)
Inventor
Petri Nykaenen
ニケーネン ペトリ
Kari Lehtinen
レーティネン カリ
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Nokia Oyj
Original Assignee
Nokia Mobile Phones Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部装置を識別するインストール方法の実
現。 【解決手段】 少なくとも1つの外部装置(MS1, MS2,
MS3 )の少なくとも1つのサービス(704, 705, 706 )
のデータ処理装置(PC, LPC, PR )へのインストール方
法に関する。データ処理装置(PC, LPC, PR )から外部
装置(MS1, MS2,MS3 )の機能を制御するため少なくと
も1つのサービス(704, 705, 706 )を使用できる。デ
ータ処理装置(PC, LPC, PR )と少なくとも1つの外部
装置(MS1,MS2, MS3 )との間で情報を転送するためリ
ンクが確立される。少なくとも1つの外部装置(MS1, M
S2, MS3 )から装置でどのサービス(704, 705, 706 )
を利用可能か判定される。データ処理装置(PC, LPC, P
R )に少なくとも1つのサービス・パケット(701 )が
インストールされ、それは無線通信装置(MS1, MS2,MS3
)で利用できる少なくとも1つのサービス(704, 705,
706 )を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、添付の請求項1の
おいて書き部分に記載されている、データ処理装置への
サービスのインストール方法に関する。本発明は、この
方法に従うシステムと、無線通信装置などの外部装置と
にも関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータと、これに接続可能な装置
との間でのデータ伝送は通常はケーブルによって実行さ
れるので、データ伝送ケーブルがそれらの装置の間に接
続される。オフィスの使用では、数台のコンピュータ
と、プリンタ等の他の装置とがあって、それらがローカ
ルエリアネットワークに局所的に接続されることがあ
る。このローカルエリアネットワークは、通常は、例え
ばイーサネット・ケーブル布線などのケーブル布線で実
現される。しかし、最近は、短距離用のデータ伝送シス
テムなどの無線結合方法が開発されていて、それは赤外
線あるいは無線信号などに助けられて機能する。このよ
うな無線データ伝送システムを用いれば、種々の装置に
ケーブルを接続しなくても良いので簡単であり、必要な
のは装置がデータ伝送システムの作動範囲内にあること
だけである。このデータ伝送システムを実現するのに使
われる技術に関わらずに、通常は装置の特徴を明示して
機能パラメータを設定する必要がある。コンピュータ
は、正しいデータ伝送モードを使用するために、自分と
データ伝送接続している装置の種類(プリンタ、テレコ
ピヤー、無線通信装置、モデム)を識別する必要があ
る。普通は、この識別は、コンピュータの動作環境にお
いて当該装置を定義するのに必要な全ての手順がプログ
ラムされているコンピュータのインストレーション・プ
ログラムをユーザが始動させることで実行される。プリ
ンタ又は無線通信装置などの装置は、このインストレー
ション・プログラムを内蔵しているフロッピーディスク
又はCD ROMなどを伴っている。実際には、このことは、
インストレーション・プログラムのバージョンがインス
トール時に最新のバージョンではないかも知れないこと
を意味しており、その場合には、ユーザの自由にならな
い新しい機能が、そのプログラムが供給された後に導入
されることがある。すると、ユーザは、もし新しい機能
を使いたいのであれば、より新しいインストレーション
・プログラム・バージョンを購入しなければならない。
【0003】近頃は、装置の識別はますます自動化され
てきていて、コンピュータは、自分とデータ伝送接続し
ている装置を識別しようと試みる。この方法には「プラ
グアンドプレイ」という用語が使われている。以降の記
述では、この方法について「自動識別」という用語を用
いる。識別はコンピュータと外部装置との間のデータ伝
送によって実行され、そのときこの装置は識別に必要な
情報をコンピュータに送る。しかし、そのためには、装
置の識別に適するデバイス・ドライバ又はそれに相当す
るプログラムがコンピュータにインストールされる必要
がある。
【0004】近い範囲では、接続ケーブルを回避するこ
とができて、種々の装置を自由に置くことができるので
赤外線データ伝送が比較的に有効であることが分かって
いる。それでも、赤外線データ伝送では、通信し合って
いる装置同士の間に、妨げのない視程または反射面経由
での光学的接続を確立できる可能性がなければならない
ということを考慮しなければならない。例えばIrDA規格
(Infrared Data Association :赤外線データ通信協
会)など、種々の規格がこの種のデータ伝送のために開
発されている。図1は、種々の装置間で赤外線データ伝
送を利用する方法を示している。例としてこのシステム
はデスクトップ型コンピュータPCを示しており、これ
にラップトップ型コンピュータLPCと、プリンタPR
と、移動電話MS1,MS2,MS3などの種々の無線
通信装置とを赤外線データ伝送により接続することがで
きる。IrDA規格に準拠する赤外線データ伝送では、この
デスクトップ型コンピュータの付近のこれらの赤外線装
置を識別することが可能である。図1のシステムにおけ
るこのデスクトップ型コンピュータは、システムを制御
する一種の装置として機能するいわゆるホスト装置であ
る。IrDA規格に従って、赤外線データ伝送のための手段
を内蔵している各装置は、装置の名前などの識別データ
と、装置の動的に定義できるアドレスと、装置により支
援されるサービスを示すための状態変数とを蓄積してい
る。その状態変数は、例えば、当該装置がどのサービス
・クラスに属するのかを示す。そのようなサービス・ク
ラスは、例えば、パーソナルコンピュータ、プリンタP
R、“プラグアンドプレイ”型の装置、電気通信端末
(電話)、等である。従って、電気通信端末の状態変数
の値を調べることにより、ホスト装置の付近にある無線
通信装置をこのサービス・クラス定義に基づいて定義す
ることができる。ホスト装置が検出して識別した赤外線
データ伝送装置に関する情報は、ホスト装置によってそ
の記憶手段に蓄積される。
【0005】赤外線データ伝送に適する新しい装置がホ
スト装置の近くに入ってきた場合には、対応する外部装
置の識別が行われる。ホスト装置は間をおいて問い合わ
せメッセージを送り、このホスト装置の近くにある赤外
線データ伝送に適する装置は応答メッセージを送り、例
えばこれによりその外部装置が検出される。この応答メ
ッセージはホスト装置により受信されて、例えばその外
部装置のサービス・クラスを明らかにするために使われ
る。
【0006】前述したIrDA規格に準拠するデータ伝送シ
ステムは、国際標準化機構ISOにより提供されている
OSI(開放形システム相互接続:Open Systems Inter
connection)と称される7個の層のサンドイッチ構造に
基づいている。IrDA規格プロトコル・スタックは、前述
のOSIサンドイッチ構造の最下層即ち物理層と、その
上のデータ・リンク層と、次のネットワーク層と、最上
層即ちアプリケーション層とを備える。
【0007】物理層の実現は装置毎にまちまちである。
普通はIrDA-SIR仕様に準拠するデータ伝送が使用され、
これによって115.2 kbit/sの速度を達成することができ
る。また、1.152Mbit/s 及び4Mbit/s の速度が定義され
ているもっと高速の赤外線データ伝送がIrDA規格につい
て定義されている(FIR, Fast Infra Red :高速赤外
線)。
【0008】データ・リンク層プロトコルを表示するた
めにIrLAP という略称が使用される。このプロトコル
は、装置の識別と、データ伝送の信頼性を確保するサー
ビスとを支援する。この装置で赤外線データ伝送が利用
可能であることがこのプロトコル層で他の装置にも知ら
される。
【0009】ネットワーク層プロトコルを表示するため
にIrLMP という略称が使用される。このプロトコルは、
サービス・レベルでの接続設定と、種々のデータ伝送ス
トリームの多重化とを支援する。
【0010】アプリケーション層は、装置で使われるア
プリケーションに必要なサービスを含んでいる。どのIr
DA装置でも必要な1つのサービスは、いわゆる情報アク
セス・サービス(IAS)である。この情報アクセス・
サービスは、いわゆるサーバ・サービスとクライアント
・サービスとを含んでいる。クライアント・サービス
は、ホスト装置がどのサービスを支援するかを知るため
にサーバ・サービスに問い合わせをすることができる。
サーバ・サービスは、デスクトップ型コンピュータの記
憶手段に蓄積されているデータベースなどの局所的デー
タベースからその情報を検索する。このデータベース
は、サービス固有の情報を含んでいる。
【0011】IrDAデータ伝送を支援する装置は単に送信
を行うだけの装置であっても、また単に受信するだけの
装置であって良く、また送信及び受信の両方を行うこと
のできる装置であっても良い。しかし、システム内では
一度に送信できるのは唯一の装置に限られるので、送信
をする装置は、送信をする時点で付近に進行中の他の赤
外線データ伝送があるか無いか判定することができなけ
ればならない。
【0012】送信を開始する装置が、もしその時点で送
信中の他の装置があることを発見したならば、送信の時
を待っている装置は、しばらく後に、進行中の赤外線デ
ータ伝送があるか無いかを再び調べる。他のデータ伝送
を発見できなければ、送信を待っている装置は自分の送
信を開始する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図1に描かれている無
線通信装置は、全て無線通信装置ではあるが、非常に異
なる機能を含んでも良い。1つの無線通信装置は、呼に
答えたり呼を設定したりするなどの基本機能だけを含ん
でいるかも知れない。他の無線通信装置はテキスト・メ
ッセージを送出したり受信したりする機能や他のデータ
機能なども含んでいて良い。更に、第3の無線通信装置
は、電話機能に加えて、例えばカレンダー機能、ノート
ブック機能などのデータ処理機能も含んでいて良い。従
来技術の装置識別方法では、どの無線通信装置タイプが
問題なのかを発見することは不可能であるので、無線通
信装置が例えばデスクトップ型コンピュータ又はラップ
トップ型コンピュータと局地的に接続されているとき
に、その無線通信装置の機能の一部を利用できないまま
になるかも知れない。従来技術のシステムにおけるもう
1つの欠点は、ホスト装置として機能するコンピュータ
に識別データが蓄積されないので、装置がそのホスト装
置とデータ伝送接続で接続されるときには常にこのデー
タを定義しなければならないということである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの目的は、
ホスト装置と外部装置との間で情報を伝送するための手
段を有するシステムにおいて外部装置を識別する方法を
もたらすことである。本発明の方法は、主として、添付
の請求項1の特徴付け部分に記載されていることを特徴
とする。本発明のシステムは、主として、添付の請求項
15の特徴付け部分に記載されていることを特徴とす
る。本発明の外部装置は、主として、添付の請求項19
の特徴付け部分に記載されていることを特徴とする。本
発明は、ホスト装置の付近にある外部装置から、無線通
信装置の特徴を判定するために追加の情報がアクセスさ
れ、識別された外部装置の種類に対応していて外部装置
の機能を制御する少なくとも1のサービスを含んでいる
サービス・パケットがホスト装置にロードされるという
思想に基づいている。
【0015】本発明では、従来技術の方法及び無線通信
装置と比べて、顕著な利点が達成される。本発明の方法
を使うときには、ホスト装置の付近にある例えば無線通
信装置などの外部装置を、それらの特徴に応じて識別す
ることができ、各装置に最適の制御モードを制御で使う
ことができる。このようにして、外部装置をコンピュー
タ等のデータ処理装置とデータ伝送接続させることので
きるシステムにおいて装置の特徴を良く利用することが
できる。本発明の方法は、そのシステムを必要に応じて
新しい識別方法で更新することを可能にするものであ
り、その方法は容易に拡張可能である。更に、この方法
では、識別された無線通信装置の特徴を蓄積することが
でき、システム中の識別された装置及び新しい装置につ
いて種々の手順を実行することができる。
【0016】本発明のシステムでは、必要ならば地球全
体にわたるインターネット情報網によって例えば無線通
信装置の制御ソフトウェアを製造者のサーバから直接ロ
ードすることが可能であり、当該無線通信装置の使用に
適する最新のソフトウェアを検索することが常に可能で
ある。従って、陳腐化したプログラム・バージョンを内
蔵していることがしばしばあるプログラム・フロッピー
ディスクを無線通信装置と共に供給することは必ずしも
必要でない。
【0017】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して本発明をいっ
そう詳しく説明する。
【0018】まず、短距離データ伝送システムの例とし
てIrDA規格に準拠する赤外線データ伝送を用いて本発明
を説明する。本願では、以降は、この短距離データ伝送
システムについてローカルエリア・リンクという用語を
用いる。これに対応して、このローカルエリア・リンク
を実現するデータ伝送手段についてはローカルエリア・
リンクのデータ伝送手段という用語を用いるが、それは
例えばローカルエリア・リンク送信機とローカルエリア
・リンク受信機とを含んでいる。短距離無線データ伝送
(LPRF、Low Power RF:低電力RF)や誘導データ
伝送あるいは陸線データ伝送などの、他の公知のデータ
伝送方法を用いて本発明を応用し得ることも明らかであ
る。本発明の範囲内で使えるホスト装置は、例えばコン
ピュータ等のデータ処理装置、無線通信装置、プリンタ
などである。外部装置の例として、移動通信用広域シス
テムGSMに準拠する移動局などの無線通信装置が用い
られているが、本発明は、無線通信装置だけに限定され
るものではなくて、他の装置と関連して使われるように
も応用可能である。一般には、本明細書に記載されてい
る発明は、第1の装置から第2の装置のサービスを使う
ために利用されるのに適している。
【0019】図1に示されているシステムでは、ホスト
装置はパーソナルコンピュータなどのデータ処理装置P
Cであり、その好適な実施例の1つが図16の略ブロッ
ク図に示されている。このデータ処理装置PCは、読み
出し専用メモリROM、ランダムアクセスメモリRA
M、書き込み可能な大容量記憶装置(ハードディスク)
などの記憶手段2を含んでいる。更に、データ処理装置
PCはローカルエリア・リンクのデータ伝送手段3を含
んでおり、これは、この場合にはIrDA規格に準拠する赤
外線データ伝送手段であって、例えば送信機と受信機と
を備える。データ処理装置は、ディスプレイ4及びキー
ボード5を備えるユーザインタフェースUIも含んでい
る。データ処理装置の機能を制御するために制御ユニッ
ト6が使用され、これは通常はマイクロプロセッサCP
U(中央処理装置)、マイクロコントローラなどを含ん
でいる。
【0020】データ処理装置PCの記憶手段2は、例え
ば書き込み可能な大容量記憶装置に、データ処理装置P
Cで種々の機能を達成するためのプログラム・コマンド
を含むオペレーティングシステムを蓄積している。この
オペレーティングシステムにより、ユーザは、データ処
理装置PCの記憶手段2にインストールされているアプ
リケーション・プログラムを始動させるが、このこと自
体は公知である。通常はオペレーティングシステムには
いわゆるデバイス・コントローラもロードされており、
これによりキーボード5のキーを押す操作を調べて読み
取り、例えばローカルエリア・リンクのデータ伝送手段
3及びモデム7などの、データ処理装置PCの他の機能
ブロックを制御することができる。モデム7により、デ
ータ処理装置を例えば陸線電気通信網8に結合すること
ができ、これでデータ処理装置から例えばインターネッ
ト通信網を介して遠くの他のデータ処理装置へのデータ
伝送接続を確立することができる。
【0021】図1に描かれているシステムは、数台の無
線通信装置MS1,MS2,MS3も示している。これ
らの無線通信装置MS1,MS2,MS3は異なってい
て良いが、しかし、それらは全て一定の基本ブロックを
内蔵していて、それに基づいて無線通信装置MS1,M
S2,MS3に関して本発明の作用を理解することがで
きる。無線通信装置と関連して主に第1の無線通信装置
MS1だけに言及するが、その代わりに他の無線通信装
置MS2,MS3を用いることもできることは明らかで
ある。
【0022】図17は無線通信装置MS1の好適な実施
例を示す簡略ブロック図である。これは、読み出し専用
メモリ及びランダムアクセスメモリなどの記憶手段9
と、第2のローカルエリア・リンク・データ伝送手段1
0とを有し、これは、この場合にはIrDA規格に準拠する
赤外線データ伝送手段であり、これは例えば送信機及び
受信機を含んでいる。無線通信装置MS1はディスプレ
イ11及びキーパッド12を伴うユーザインタフェース
も含んでいる。無線通信装置MS1,MS2,MS3の
機能を制御するために制御ユニット13が使われ、これ
は通常はマイクロプロセッサCPU(中央処理装置)、
マイクロコントローラ、などを含む。また、図17は、
移動通信網(図示せず)とのデータ伝送接続を設定する
ための無線ユニット14と、オーディオ・ブロック1
5、受信機/スピーカ16、マイクロホン17などの、
オーディオ信号を処理するための手段も示している。
【0023】次に、データ処理装置PCの付近にある外
部装置の識別について説明する。データ処理装置PCは
調整されていて、例えばローカルエリア・リンクのデー
タ伝送手段3を制御するためのものなど、必要なデバイ
ス・コントローラは全てそれにロードされていると仮定
する。ローカルエリア・リンク受信機は、ローカルエリ
ア・リンクの通信を監視して、通信を検出するとメッセ
ージを受信してその内容を調べる。受信されたメッセー
ジはデータ処理装置のコントローラ6に中断を好都合に
生じさせ、それはその後にローカルエリア・リンクのデ
ータ伝送手段3のデバイス・コントローラ・プログラム
を実行し始める。このデバイス・コントローラ・プログ
ラムは、ローカルエリア・リンクのデータ伝送のための
処理プログラムが始動されることをオペレーティングシ
ステムに知らせる。
【0024】この段階で、図5のフローチャートを説明
して、ローカルエリア・リンクの作動範囲内にある外部
装置が本発明の有利な実施例であるシステムにおいてど
のようにして識別されるかを説明する。データ処理装置
PCで、ローカルエリア・リンクのデータ伝送プログラ
ム501が実行される。始めに、プログラムは、データ
処理装置PCの付近にある全ての装置の装置テーブル2
01(図2)を作り、ローカルエリア・リンクのデータ
伝送(この場合には赤外線データ伝送)を支援する。ブ
ロック502は、データ処理装置の記憶手段2(好適に
はランダムアクセスメモリ)に作られる装置テーブル2
01の形成を表している。次のステップでは、装置テー
ブル201に載っている装置の中に電気通信端末が含ま
れているか否か調べる。未だ識別されていない装置があ
れば、システムはブロック504に進み、次の装置の名
前又はその装置の他の識別名が装置テーブル201から
アクセスされ、そして識別プログラム等を実行すること
によって(ブロック505)、この装置が無線電気通信
端末であるか否かを判定する。無線通信装置は他のテー
ブルに編集され、そのテーブルは本願では電話テーブル
と称され、参照番号202で表示される(図2)。装置
テーブル201に記されている全ての装置がこの段階を
経る。ブロック503で、その種類が未だ調べられてい
ない装置を装置テーブルが含んでいるか否かが調べられ
る。この識別段階の後に、システムはブロック506に
進み、ここでデータ処理装置PCのディスプレイ4にグ
ラフィカル・ユーザインタフェース(GUI)が設置さ
れる。その後に、電気通信プログラムは待機状態にとど
まる、即ち、ローカルエリア・リンクのデータ伝送を待
つ。このことが図5のブロック図においてブロック50
7で表されている。当業者にとっては明らかなように、
この待機状態においてデータ処理装置PCは、動作して
いる他のアプリケーション及びオペレーティングシステ
ム機能を実行することができる。
【0025】図2は、例として、データ処理装置PCに
おいて図1のシステムに基づいて確立された装置テーブ
ル201を示しており、このテーブルに、データ処理装
置PCによって検出された装置のラベルが記憶されてお
り、それはここでは「ハンドセット1」、「パーソナル
コンピュータ1」、「ハンドセット2」等の名称で表さ
れている。「ハンドセット1」、「ハンドセット2」は
電気通信端末であり、好適には無線通信装置である。装
置テーブル201は、「プリンタ」及び第2のデータ処
理装置「パーソナルコンピュータ1」についての情報も
与える。このように、この装置テーブル201は、デー
タ処理装置PCによって検出され識別された装置の情報
を含んでいる。「ハンドセット1」、「ハンドセット
3」等の無線通信装置に関する情報が集められている電
話テーブル202も好適にはデータ処理装置PCの記憶
手段2に記憶される。
【0026】電話テーブル202は、各無線通信装置に
関するもっと詳しい情報を含んでいる無線通信装置識別
名テーブル203への参照データを含んでいる。電話テ
ーブル202中の例えば「ハンドセット3」の行は識別
名テーブル203中の対応する行を指しており、その名
称は「ハンドセット3」である。このテーブルにおい
て、各無線通信装置の種類についての記録が設定されて
おり、それは、前記名称の他に、例えばプラグアンドプ
レイ識別名PnP ID及びその他の自動識別情報などの他の
識別データと、装置の製造モデル情報と、製造者情報
と、ソフトウェア・バージョンの番号及び/又は日付
と、装置のハードウェア・バージョンの番号及び/又は
日付と、装置のアプリケーション・ソフトウェアのバー
ジョン番号及び/又は日付と、製造者及び装置毎に違う
ことのある製造者によって決められる装置の名称及びフ
ィールドを含んでいる。この製造者固有の情報は、次に
説明する製造者固有識別名に基づいて有利に得られる。
【0027】次に、新しい装置がデータ処理装置PCの
付近に入ってきた場合について説明する。データ処理装
置PCは、装置が送ったメッセージを検出し、それに基
づいてその装置が装置テーブル201に記憶されている
か否か調べる(ブロック508及び509)。図6にお
いては、装置の識別プロセスはブロック510から始ま
る。データ処理装置PCから装置へ問い合わせメッセー
ジが送信される。このメッセージを受信した装置は回答
を送り、これでその装置は識別データを伝える。1つの
問い合わせメッセージで、数台の装置から送信された識
別データを明らかにすることができるが、その場合には
本願で前述したように各装置がその情報を別々の時に送
信する。回答メッセージは、IrDA規格に従って、装置の
アドレスに関する情報を含んでおり、それはこの規格で
は32ビットを含んでいる。このアドレス情報はアプリ
ケーション毎に違っていても良く、各装置は異なるアド
レスを持っているべきである。このアドレスはこの識別
段階と関連して与えられても良く、その場合には好適に
はデータ処理装置PCがそのアドレスを定義してアドレ
ス情報を当該装置に送る。回答メッセージは、数個の状
態変数を含むフィールドに、その装置が支援するサービ
スに関する情報も含んでいる。それらの状態変数は、例
えば、当該装置がテレコピヤーであるのか、モデムであ
るのか、電話であるのか、パーソナルディジタルアシス
タント(PDA)であるのか、プリンタであるのか、な
どを伝える。応答メッセージにおいて、その装置につい
ての名称も設定されており、それをユーザは装置の記憶
手段に蓄積させる。その名称は通常は文字列である。受
信された情報はデータ処理装置PCにおいて識別名テー
ブル203に蓄積される。図3において、矢印301
は、新しい装置の情報が識別プロセス(図3において参
照番号302で示されている)と関連して識別名テーブ
ル203にどの様に追加されるかを例示している。ブロ
ック512において、それが前に識別されていない当該
無線通信装置MS1であるのか否かが調べられ、これに
よりグラフィック・ユーザインタフェースがデータ処理
装置のディスプレイ4上で更新される。この更新(ブロ
ック516)は、例えば、ディスプレイ4上での新しい
アイコンの追加を含む。次のステップは、新しい装置に
ついての識別プロセスから抜け出して(ブロック51
7)、ブロック507の待機状態に移行することであ
る。
【0028】もし装置がオフに切り換えられあるいはロ
ーカルエリア・リンクの作動範囲外へ持ち出されると、
その装置はデータ処理装置PCにおいて停止される。換
言すれば、その装置は使用可能な装置の集合から除去さ
れる。この段階は、図7で装置の停止プロセスを実行す
るために(ブロック520)、図5でブロック518及
び519に表示されている。始めに、ブロック521
で、停止された装置がローカルエリア・リンクを備える
無線通信装置MS1だったかが調べられ、その場合に
は、当該無線通信装置の識別名が電話テーブル202か
ら削除される(ブロック522)。その後、例えば、こ
の無線通信装置のアイコンをディスプレイ4から除去す
ることによって、データ処理装置PCのグラフィック・
ユーザインタフェースが更新される。もし停止された装
置が無線通信装置MS1ではなく、またローカルエリア
・リンク機能を伴う無線通信装置でもなかったならば、
この段階で停止プロセスから単に抜け出す(ブロック5
24)。
【0029】図8及び9のブロック図は、ローカルエリ
ア・リンク機能を伴う無線通信装置の識別プロセスを詳
しく示しているが、これは図6のブロック図では1つの
ブロック511で表されている。識別プロセス(ブロッ
ク525)は、始めにブロック526で識別データを読
み込む。その識別データから電気通信端末の状態変数が
調べられ、それは当該装置が電話機能を持っているか否
かを示す(ブロック527)。当該装置が電話機能を持
っていればその装置の機能がより詳しく明らかにされ
る。それは、例えば、装置に蓄積されているデータベー
スから装置情報を読み出すことによって実行され得る
(ブロック528)。そのデータベースは例えば情報ア
クセス・サービス(Information Access Service:IAS
)に準拠するデータベースである。この情報に基づい
て、その装置で自動識別を使用可能か否かが調べられる
が、それは識別データにプラグアンドプレイ識別名PnP
IDが含まれているか否かから結論される(ブロック52
9)。その識別名が見つかれば、図9に示す次のステッ
プ(ブロック530)は、当該装置に関する情報が前の
段階で識別名テーブル203に蓄積されてあったか否か
を調べることである。もしその情報が識別名テーブル2
03の中にあれば、その装置の情報はこの識別名テーブ
ル203から読み出され(ブロック531)、当該装置
の識別名(例えば「ハンドセット3」)が電話テーブル
202に追加される(ブロック532)。識別プロセス
の終わりに、当該装置の製造者により決められたグラフ
ィック・アイコン等をデータ処理装置PCの記憶手段2
が内蔵しているか否かが調べられ、それをデータ処理装
置PCのディスプレイ4上で追加することができる(ブ
ロック533)。この関係で、本出願人が並行して出し
た出願に言及しておくが、その並行して出された出願で
はこのグラフィック・アイコンを追加するプロセスが詳
しく記載されている。
【0030】当該装置が自動識別を支援しないか、ある
いはその装置が電話機能を支援しないことを状態変数が
示しているならば、製造者固有の識別手順によって検査
が続行される。図4はこの種のプロセスを幾つか示して
おり、それらを、該装置が識別されるかあるいはデータ
処理装置PCに蓄積されている製造者固有識別プロセス
の全てが実行される限り、1つ1つ実行してゆくことが
できる。装置を識別することが可能であるならば(ブロ
ック536)、その装置が前からインストールされてい
たか否か、即ちその情報が記憶手段2に蓄積されている
か否かが調べられる(図9のブロック537)。これに
基づいて、この操作は上記のブロック531又はブロッ
ク538から続行し、そこからこの操作は装置情報及び
サービスの検索に進むが、それについて以下の記述では
図11のブロック545から解説を始める。識別プロセ
スの実行はブロック534で終わり、その後、次のステ
ップは図6のブロック512への移行である。
【0031】製造者固有識別名(図8のブロック53
5)は、図10のブロック図にいっそう詳しく示されて
いる。識別プロセス(ブロック539)は、利用可能な
識別プロセスのリストを作る(ブロック540)。実行
された識別プロセスが識別データを答えたならば(所有
者ID、ブロック543)、換言すれば、装置が識別さ
れたならば、次のステップは製造者固有識別プロセスか
ら出て(ブロック544)図8のブロック536に移行
することである。もし装置が識別されなければ、データ
処理装置PCに利用できる未実行識別プロセスが未だあ
るならば(ブロック541)、次の識別プロセスによっ
てもう1つの試みがなされる(ブロック542)。
【0032】これらの装置固有の識別プロセスを動的に
拡張することができる。換言すれば、必要に応じてデー
タ処理装置PCにおいて製造者固有識別プロセスを追加
することができる。それらの識別プロセスの基礎を情報
アクセスサービスIAS、オブジェクト交換データベー
ス (OBEX) 、例えば高速バス(FBus)を用いるなどの、
製造者固有のデータ伝送方法などに置くことができる。
オブジェクト交換データベースOBEXは、クライアン
ト・サービスとサーバ・サービスとの間でオブジェクト
を移動させるための、インターネットで知られるHTT
Pプロトコルに類似するデータ伝送方法である。
【0033】識別を行うとき、存在するかも知れない類
似性を検出するために、既に識別されている装置から受
け取った情報と識別プロセスを受けている装置から受け
取った情報とを比較することができる。識別に用いられ
る可能性のあるデータベースは、識別プロセスを受けて
いる装置に蓄積され、あるいはインターネット情報網に
接続されているサーバ・コンピュータなどの別個のデー
タ処理装置に蓄積されて良い。
【0034】図4のプロトコル層の説明において、この
識別プロセスは第1のインタフェース401を備え、そ
こから次のステップは通常は包括的識別プロセス402
を実行し始めることである。図4は製造者固有の識別プ
ロセス403,404,405も示しており、その数は
変化しても良いし、それを新しいバージョンに更新する
ことができる。種々の情報アクセス方法を用いるため
に、これらの識別プロセスからアプリケーション・プロ
グラミング・インタフェース(API)がある。図4
は、4つのその様なアプリケーション・プログラミング
・インタフェース406〜409を示している。第1の
アプリケーション・プログラミング・インタフェース4
06は、電話テーブル202の情報を定義するためのも
のである。第2のアプリケーション・プログラミング・
インタフェース407はOBEXデータベースへの接続
インタフェースであり、これで検査を受けている装置に
蓄積されているかも知れないOBEXオブジェクトを調
べることができる。第3のアプリケーション・プログラ
ミング・インタフェース408はIASデータベース・
インタフェースであり、これで検査を受けている装置に
蓄積されているかも知れないIAS情報を調べることが
できる。第4のアプリケーション・プログラミング・イ
ンタフェース409はIrDAサービスと接続されているイ
ンタフェースである。
【0035】従って、識別プロセスは図4の層において
一番上の層から下へ向かってアプリケーション・プログ
ラミング・インタフェースへと進む。識別プロセスは、
既に存在する記録へのレファレンス、新しい記録、又は
識別できなかったというメッセージを回答する。識別プ
ロセスが既に存在する記録へのレファレンスを回答した
ならば、そのことは、当該装置がローカルエリア・リン
ク機能を利用できる無線通信装置MS1であって、それ
が既に前に識別されているということを意味する。もし
識別プロセスが新しい記録を回答したならば、当該装置
は前に識別されてはいないが、ローカルエリア・リンク
機能を利用することのできる無線通信装置MS1であ
る。従って、識別プロセスはプラグアンドプレイ識別子
PnP ID、又はこの識別記録へのレファレンスとして用い
ることのできる一時的IDを定義することができる。も
し識別プロセスが識別できなかったというメッセージを
回答したならば、そのことは、当該装置がローカルエリ
ア・リンク機能を持っている無線通信装置MS1ではな
いこと、又は当該装置の識別プロセスがデータ処理装置
PCにインストールされていないことを意味する。その
場合には、既に存在する装置の種類のうちの1つを選択
する可能性がユーザに与えられて良く、あるいは新しい
製造者固有識別プロセスをデータ処理装置PCの記憶手
段2にインストールすることができる。例えば、インタ
ーネット情報網を通して製造者のホームページからこの
識別プロセスにアクセスすることができ、あるいはそれ
をフロッピーディスク又はCD ROMからロードすることが
できる。
【0036】次に、識別段階に続く段階、即ち無線通信
装置のサービス・パケットをロードする段階について説
明する。この段階で、無線通信装置を制御するのに適し
ていて、無線通信装置の特別の機能が考慮されているサ
ービス・パケットがデータ処理装置PCにロードされ
る。このサービス・パケットは、無線通信装置のサービ
スに関する情報と、それらのサービスを利用するために
必要なアプリケーション・プログラムとを含んでいる。
このサービス・パケットは、無線通信装置の製造者によ
り、あるいはその製造者向けに作られるものであって、
その無線通信装置の機能に基づいていろいろであって良
い。サービス・パケットをロードするプロセスでは、識
別プロセスによって与えられた無線通信装置の機能に関
する情報が利用される。このサービス・パケットを種々
の情報源からロードすることが可能である。サービス・
パケットを例えば無線通信装置の記憶手段9に蓄積する
ことができ、それをローカルエリア・リンクによってデ
ータ処理装置PCの記憶手段2に転送することができ
る。サービス・パケットをフロッピーディスク、CD RO
M、ローカルエリアネットワークあるいはインターネッ
ト情報網からも、ロードすることができる。従って、識
別プロセスと関連してデータ処理装置のディスプレイ4
上に形成されたアイコンにより、ユーザは、そのサービ
ス・パケットに含まれているサービスに関連するアプリ
ケーション・プログラムを始動させることができる。そ
のアプリケーション・プログラムに含まれている機能に
より、ユーザは、前述の無線通信装置と、例えば電話を
かける機能などの、それに含まれている機能とを制御す
ることができる。電話をデータ処理装置PCからかける
ことができ、その場合ユーザはキーボード5を使って電
話番号をダイヤルする。そのアプリケーション・プログ
ラムはこの電話番号と、場合によっては他の必要な制御
データとをローカルエリア・リンクを通してデータ処理
装置PCから前記無線通信装置へ伝送する。この無線通
信装置MS1は電話をかける動作をそれ自体公知の方法
で開始する。かかってきた電話に答える動作も、これに
対応する原理に従って実行される。
【0037】図18は、基本図で1つの有利なサービス
・パケット701を示している。これは、サービス・パ
ケット701のバージョンと、利用できる言語と、製造
日付と、製造者とを含む、このパケットのための基本デ
ータ・フィールド702を含んでいる。インストレーシ
ョン・データ・フィールド703はこのサービス・パケ
ットのローディング・イメージを内蔵しており、これを
データ処理装置PCはサービス・パケットのインストレ
ーションの時にディスプレイ4上に形成することができ
る。また、図18のサービス・パケット701はサービ
ス704,705,706を内蔵している。この例にお
ける第1のサービスはいわゆるインストレーション・モ
ジュール704であり、それはサービス・パケット70
1の特定のサービス704,705,706と直接には
関連していない他の情報を含んでいる。インストレーシ
ョン・モジュール704に含まれているこの情報は、例
えば、モデム・コントローラ・インストレーション・プ
ログラム又はプリンタ・コントローラである。図18に
示されているサービス・パケットの他のサービス70
5,706は、そのサービスのための基本データ・フィ
ールド707,707’と、サービス・フィルタ・プロ
グラム708,708’と、サービス・アプリケーショ
ン・プログラム709,709’とを有利に含んでい
る。基本データ・フィールドは、例えば、登録情報と、
当該サービスを使用するために必要な他の情報とを含ん
でいる。フィルタ・プログラム708,708’は、サ
ービスがインストールされる前にそのサービスのアクセ
ス権及びその他のその種の情報をチェックするために使
われる。アプリケーション・プログラムは、サービスの
操作を実行することを目的とするプログラムである。
【0038】サービス・パケットのロードが図11〜1
5のフローチャートに記載されている。図11及び12
のフローチャートは、無線通信装置MS1によって支援
されるサービスを利用するために必要なサービス・パケ
ットのロードを示している(ブロック545)。サービ
ス・パケットをロードするとき、例えば、プラグアンド
プレイ識別子PnP IDや無線通信装置MS1の、例えば製
造者及び装置の情報(例えばノキア6110i)など
の、識別段階からの無線通信装置MS1の識別データを
使うことが可能である。無線通信装置MS1の識別デー
タに基づいて、当該無線通信装置MS1の種類について
のサービス・パケットをどこでアクセスできるかがなお
調べられる。製造者情報に基づいて調査を開始し、モデ
ル及びバージョン情報で調査結果を特定することによっ
て、これを有利に実行することができる。
【0039】サービス・パケットのローディング情報を
確定する1つの方法は、レファレンス(パス)を無線通
信装置に記憶させ、それに基づいてサービス・パケット
を検索できるという方法である。そのレファレンスは、
例えば、いわゆるURLアドレス(Universal Resource
Locator)、又は、データ処理装置PCの書き込み可能
な大容量記憶装置のインデックス順次編成に従うファイ
ル・アドレスである。レファレンスデータに基づいて、
データ処理装置PCはサービス・パケットにアクセスす
ることができる。サービス・パケットあるいはサービス
・プログラムへのこのアクセスは、有利には、無線通信
装置MS1がデータ処理装置PCのローカルエリア・リ
ンクの作動範囲に始めて入ったときに、自動的に実行さ
れ得る。このアクセスを、ユーザが開始することによ
り、手操作で実行することもできる。この実行方法に
は、識別段階で無線通信装置MS1の種類を判定する必
要はなくて、このレファレンスデータに基づいてアクセ
スしたサービス・パケットからそれを判定できるという
利点がある。
【0040】次の段階で、当該無線通信装置MS1でど
の様なサービスを利用できるかが明らかにされる。ここ
で外部装置サービス・テーブル205とデータ処理装置
サービス・テーブル204とが利用される。データ処理
装置サービス・テーブル204に加えて、ローカルエリ
ア・リンクの作動範囲内の各無線通信装置について、サ
ービス・テーブル205が記憶手段2に有利にインスト
ールされる。無線通信装置MS1が新しい無線通信装置
であれば、即ちこのローカルエリア・リンクで前に識別
されたことがなければ、この無線通信装置のために個別
の外部装置サービス・テーブル205が編集され、この
無線通信装置の情報が電話テーブル202に追加され
る。サービス・テーブル205は、この無線通信装置M
S1で利用できるサービスに関する情報を含んでいる。
これに対応して、データ処理装置のサービス・テーブル
204は、それについてのサービス・パケットがデータ
処理装置PCにインストールされているサービスがどの
様なサービスであるかを示す。
【0041】外部装置サービス・テーブル205を更新
する手順は、有利には次のような段階から成る。第1の
段階では、処理のためにデータ処理装置PCのサービス
・テーブル204がアクセスされる(図11のブロック
546)。これはそれ自体としては公知の方法で実行さ
れ、データ処理装置PCの制御ユニットのプログラム・
コードにおいて、読み出しポインタ・アドレスが記憶手
段2におけるサービス・テーブル204の出発点として
設定される。データ処理装置PCにおいて、与えられた
時に調べられている無線通信装置MS1においてサービ
ス・テーブル204に蓄積されているサービスのうちの
どれを利用できるかが調べられ、そしてそれらのサービ
スの識別子が外部装置サービス・テーブル205に蓄積
される(ブロック547)。この、外部装置サービス・
テーブルを更新する段階は図13及び14のフローチャ
ートにいっそう詳しく記載されており、それについて本
願で後述する。
【0042】次の段階で、データ処理装置PCは無線通
信装置MS1の情報アクセス・サービス・データベース
IASを調べる。このIASデータベースは、第1に、
当該無線通信装置MS1でサービス・パケットの自動イ
ンストールが可能な否かに関する情報を内蔵している
(ブロック548)。添付の表1はIASデータベース
の好適な1例を示す。表1の第1行は自動更新イネーブ
ル情報を含んでおり、次の行は種々のサービスのアクセ
ス場所へのレファレンスを含んでいる。各行において、
第1の値はサービス・クラスと属性とを表し、第2列は
情報の種類を表しており、第3列はその情報の意味につ
いての簡単な解説を含んでいる。表1の各行において、
サービス・クラスは「IrDA:TELECOM」であり、これは、
ここでは、電話と赤外線データ伝送機能とを備えている
装置を表す。第1行における属性は「Win:ServiceInsta
ll」、即ち、マイクロソフト・コーポレーションにより
開発されたウィンドウズ(登録商標)オペレーティング
システムに適するプログラムの自動ローディングイネー
ブル情報、である。ウィンドウズ(登録商標)オペレー
ティングシステムはWin95、Win98、ウィンド
ウズNT4.0、あるいはウィンドウズNT5.0であ
って良い。このオペレーティングシステムは、OS/2
オペレーティングシステム(IBMコーポレーション
の)あるいはPsionオペレーティングシステムであ
っても良い。その種類は整数で、値は0又は1である。
例えば、値1では自動ローディングが可能である。もし
この値が前述の値のいずれでもないかあるいは当該情報
が無線通信装置MS1のIASデータベース中に存在し
なければ、ローディングは不可能であるかあるいは当該
無線通信装置MS1はそれらの補助サービス・ローディ
ング機能を持っていない。
【0043】次の行では、属性はいろいろな種類のロー
ディング・アドレスを示している。それらの種類はユー
ザが定義することのできる文字列(USRSTR)であ
る。第1のレファレンスはインターネット情報網へのU
RLアドレスであり、第2はOBEXオブジェクトへの
レファレンスであり、第3はフロッピーディスク上のフ
ァイルへのレファレンスであり、第4はローカルエリア
ネットワークに蓄積されているファイルへのレファレン
スである。
【表1】
【0044】無線通信装置MS1のデータベースは必ず
しも表1に記載されているレファレンスの全部を含んで
いるわけではなく、また他のデータ・アクセス場所への
レファレンスを含んでいても良い。もし無線通信装置M
S1のデータベースが数個のレファレンスを含んでいる
ならば、データ処理装置PCにおいてどのレファレンス
を使用するか選択することが可能であり、あるいはユー
ザが選択を行うことができる。無線通信装置MS1のO
BEXサーバからのサービス・パケットのローディング
は、主として、サービス・パケットを好ましくはローカ
ルエリア・リンクを介して無線通信装置から直接アクセ
スできるという点で、表1に記載されている他のアドレ
スと異なる。サービスと関連しているサービス・パケッ
トはデータ処理装置の記憶手段2に自動的にロードされ
(ブロック549)、ここからサービス・パケットはデ
ータ処理装置PCのオペレーティングシステムにインス
トールされる(ブロック550)。全てのサービス・パ
ケットがロードされインストールされた後(ブロック5
51)、次のステップは、図12に示すブロック552
で、URLアドレスが無線通信装置MS1のデータベー
スにおいて定義されているか否か調べることである。こ
のデータベースがURLアドレスを含んでいれば、デー
タ処理装置PCのディスプレイ4上にメッセージが作成
され、これでユーザはサービス・パケットが情報網から
ロードされるべきかあるいはフロッピーディスクからロ
ードされるべきかを尋ねられる(ブロック553)。も
しユーザが情報網を選択すれば(ブロック554)、サ
ービス・パケットは例えばインターネット情報網など、
情報網からアクセスされる(ブロック555)。このロ
ーディングは、例えばインターネット・ブラウザ・プロ
グラムでデータ処理装置PCから実行される。もしデー
タ処理装置PCがローカルエリアネットワーク接続カー
ドを持っているか、又はローカルエリアネットワーク接
続カードで他の何らかの方法でそのカードを介してイン
ターネット情報網と接続しているならば、インターネッ
ト情報網との独立の接続を確立する必要はない。他の場
合には、モデム7及び陸線通信網を介して、あるいは無
線通信装置MS1及び移動通信網(図示されていない)
を介して、例えば無線通信装置MS1の製造者のサーバ
など、URLアドレスで定義されている場所へのデータ
伝送接続が確立され、そこからサービス・パケットにア
クセスすることができる。接続を設定する前に、情報に
アクセスするべきか否かをユーザーから確かめることが
できる。この場合には通信網又は移動通信網を使用すれ
ばユーザは余分のコストを負担しなければならないの
で、この確認が必要であるかも知れない。
【0045】利用できるURLアドレスがなければ、ユ
ーザはサービス・パケットをフロッピーディスクからロ
ードするべきか否か尋ねられる(ブロック556)。上
記のブロック554又は556でユーザがフロッピーデ
ィスクを選択したならば(ブロック557)、ユーザ
は、必要ならば、フロッピーディスクをデータ処理装置
の対応するディスク・ドライブ(図示されていない)に
挿入するように求められ、サービス・パケットがそのフ
ロッピーディスクから検索される(ブロック558)。
さもなければ、次の段階はサービス・パケットのローデ
ィング・プログラムから出ることである(ブロック55
9)。この文脈において、フロッピーディスクという用
語はCD ROM、FLASH メモリ及びその他のそれ自体として
は公知のデータ記憶ディスク及びテープも含んでいるこ
とは明らかであり、それについてこの文脈でこれ以上論
じる必要はない。
【0046】サービスのサービス・パケットが選択され
た場所からデータ処理装置の記憶手段2に取り込まれた
後、それはオペレーティングシステムにインストールさ
れる。これらの段階がブロック560,561及び56
2で説明されている。実際のインストレーションについ
て図15のフローチャート574においていっそう詳し
く説明されている。始めに、インストールされるサービ
スが前に既にインストールされていたか否かが調べられ
る(ブロック575)。もしそれが既にインストールさ
れていたならば、インストール済みのサービスのバージ
ョン情報が、今インストールされるサービスのバージョ
ン情報と比較される(ブロック576)。インストール
されようとしているサービスがより新しい、即ちその比
較によりインストールされようとしているサービスのバ
ージョンが前にインストールされた対応するサービスよ
り新しいならば、このサービスはブロック577でイン
ストールされ、そのサービスの情報がデータ処理装置の
サービス・テーブル204に追加される。この後、サー
ビスは新サービスと表示され(ブロック578)、イン
ストレーション・プログラムは終了される(ブロック5
79)。
【0047】ロードされたサービスがインストールされ
た後、インストールされたサービスに基づいて外部装置
サービス・テーブル205が更新される(図12のブロ
ック563,564)。この更新は、図13及び14の
フローチャートに記載されているように行われる(ブロ
ック565〜573)。データ処理装置サービス・テー
ブル204から1つのサービスに関する情報がアクセス
され(ブロック567)、そのサービスが新しいものか
どうか、即ちそれが前述の段階と関連してデータ処理装
置のサービス・テーブル204に追加されたのか否か、
が調べられる(ブロック568)。もし当該サービスが
新しいサービスではなければ、ブロック569におい
て、当該サービスが外部装置サービス・テーブル205
に既に載っているか否かが調べられ、もし載っているな
らば、データ処理装置のサービス・テーブル204に載
っている次のサービスについて同じ調べが行われる。し
かし、もしそのサービスが新しいサービスならば、ある
いはそのサービスが外部装置サービス・テーブル205
に未だ記入されていなければ、そのサービスを外部装置
サービス・テーブル205に直ぐに追加することができ
る、即ち、いわゆるフィルタリング段階が実行される
(ブロック570)。このフィルタリング段階は、当該
サービスをこの外部装置のサービス・テーブル205に
インストールする(ブロック572)べきかそれともイ
ンストールしないでおくべきかに関する情報を回答する
(ブロック571)。その後、データ処理装置のサービ
ス・テーブル204中に未だ調べられていないサービス
があるか否かが調べられ(ブロック566)、もしある
ならば、動作はブロック567から続行される。データ
処理装置のサービス・テーブル204中の全てのサービ
スが調べられた後、最後のステップは更新段階から出る
ことである(ブロック573)。
【0048】その後、ディスプレイ4上にサービス・パ
ケットのアイコンを形成することによってグラフィック
・ユーザインタフェースが更新される(図13のブロッ
ク565)。各無線通信装置MS1のサービスは好適に
は別々のグループに分けられ、無線通信装置MS1の各
サービスはそれ自身のアイコンで表示される。このよう
にしてユーザは所望の無線通信装置MS1のグループを
起動して、このグループから、始動させるべきサービス
を選び出す。
【0049】添付の表2はIASデータベースのもう1
つの好適な例を示しており、当該装置が、電話機能を持
っている装置以外の種類の装置であっても良いことが明
らかになる。表2の第1行は自動更新イネーブルに関す
る情報を含んでおり、第2行は当該データベースに含ま
れている情報の解説を含んでおり、次の行は種々のサー
ビスの検索場所へのレファレンスを含んでいる。各行に
おいて、第1の値はサービス・クラスと属性とを表して
おり、第2列は情報の種類を表し、第3列はその情報の
意味に関する簡単な解説を含んでいる。表2の各行にお
いて、サービス・クラスは「IrDA:Install」であり、こ
れは、ここでは、赤外線データ伝送機能を持っている装
置についてのインストレーション情報を意味している。
第1行においては属性は「Win:ServiceInstall」であ
り、種類は整数で、その値は0又は1となり得る。例え
ば、値1では自動ローディングが可能である。もしこの
値が前述の値のいずれでもないかあるいは問題の情報が
装置MS1のIASデータベースの中に存在しなけれ
ば、ローディングは不可能であるか、あるいは当該装置
MS1が補助サービスのこれらのローディング機能を持
っていない。
【0050】第2行において、データベースに含まれて
いる情報の解説は、例えば、「ノキア6110i用のサ
ービス」(移動局ノキア6110iのためのサービス)
など、サービス・パケットに含まれているのが何なのか
を表す。このようなサービス・パケットのサービスを使
うことのできる装置の例はIRプリンタであり、このプ
リンタにロードされるサービスは、例えば、出力制御プ
ログラムであり、1つ以上のサービス・ローディング・
アドレスを使うことによってプログラムをロードするこ
とができる。
【0051】以下の行では、属性は種々のローディング
・アドレスを指している。それらの種類は、ユーザが定
義することのできる文字列(USRSTR)である。第
1のレファレンスはインターネット情報網へのURLア
ドレスであり、第2はOBEXオブジェクトへのレファ
レンスであり、第3はフロッピーディスクのファイルへ
のレファレンスであり、第4はローカルエリアネットワ
ークに蓄積されているファイルへのレファレンスであ
る。次の4行はオペレーティングシステムのバージョン
(即ちウィンドウズCE(第5行)、ウィンドウズNT
(第6行)、OS/2(第7行)、Psion(第8
行))を詳しく定義できる方法の例を含んでいる。一般
に、これらのローディング・アドレスは下記の形式で表
示されることができる。 "<local area link type>:Install", "<operating system type>:ServicePath:<loading addr
ess type>"
【表2】
【0052】この文脈において、サービス704,70
5,706をローディングするために使われるプログラ
ムは、もし少なくとも1つのローディング・アドレスが
分かっているならば、インストレーションが自動的に実
行されるのではなくてユーザがサービス704,70
5,706のインストレーションを選択できるように、
ホスト装置PC,LPC,PRで実行され得るというこ
とに言及しておかなければならない。場合によってはロ
ーディング・アドレスは既にホスト装置PC,LPC,
PRに記憶されており、その場合には、そのサービス
(704,705,706)を稼働させたい外部装置M
S1,MS2,MS3からそのローディング・アドレス
を検索する必要はない。
【0053】前述のフィルタリング段階で、場合によっ
てはサービスのインストレーションを限定することがで
きる。この限定の根拠を、例えば、モデル、製造者、I
MEI(International Mobile Equipment Identity :
国際移動装置識別名)等の装置識別名、IMSI(Inte
rnational Mobile Subscriber Identity:国際移動加入
者識別名)等の加入者識別名、既にインストールされて
いるサービス、あるいは無線通信装置MS1に関連する
数個の異なる要素の論理的結合(AND ,OR,NO)、など
に置くことができる。このようにして、装置の製造者
は、例えば、各無線通信装置MS1でどのサービスを利
用できるかを制御することができる。更に、特定のサー
ビスを使用するには他のサービスをインストールするこ
とが必要であることもある。フィルタリングにより、サ
ービスの不当なコピー及び使用を防止することも可能で
ある。不当な使用を防止するための従来技術による方法
は、プログラミングによる保護あるいは、例えば、接続
ケーブルに取り付けることのできる保護装置に基づいて
いる。プログラミングによる保護は充分に確実な保護方
法ではない。個別の保護装置を使用することが常に可能
であるとは限らず、また、それを使用するには必ず余分
のコストが必要となる。
【0054】フィルタリング段階で、当該サービスを利
用できるかあるいは無線通信装置MS1と関連して使用
することが許されるのか明らかにするために、無線通信
装置から読み出された情報と、また場合によってはデー
タ処理装置PCに蓄積されている情報も、使用される。
【0055】前述したように、サービスをインストール
する段階でフィルタリングを行うことができる。もしデ
ータ処理装置PCがサービス・テーブル204,205
をその記憶手段2に蓄積してあるならば、無線通信装置
MS1がローカルエリア・リンクの作動範囲に始めて入
ってきたときにフィルタリングを行えば充分である。し
かし、この方法は、それを使用するためには例えば装置
識別名をチェックする必要があるようなサービスには適
しておらず、その場合にはフィルタリング段階は常にサ
ービスが始動されるときに実行される。新しいサービス
がデータ処理装置に追加されるときにフィルタリング段
階を実行しても良い。従って、ユーザが後に無線通信装
置MS1の他のサービス・グループを起動するとき、フ
ィルタリング段階は外部装置サービス・テーブル205
の更新と関連して実行される。例えば、ユーザは、例え
ばモデル「ノキア6110i」の無線通信装置MS1を
ローカルエリア・リンクの作動範囲に持ち込む。する
と、この無線通信装置についての外部装置サービス・テ
ーブル205がデータ処理装置PCにおいて設定され
る。前に識別されていた無線通信装置が後にローカルエ
リア・リンクの作動範囲に持ち込まれたならば、その外
部装置のサービス・テーブルは更新され、必要ならばフ
ィルタリングが行われる。
【0056】下記の表3は、IASデータベースの内容
の追加の例を幾つか示している。この情報は、例えば下
記のようにしてフィルタリング段階で使われても良い。 IAS("PnP","DeviceID"="NMPD900"), IAS("Device", "DeviceName"="Nokia6110i") AND ("IrD
A:TELEOM","Parameters")
【0057】第1の例では、フィルタリングのための基
礎は装置の識別名であり、第2の例では、装置の名称及
びIrDAパラメータである。
【表3】
【0058】本発明は上記の実施例のみに限定されるも
のではなくて、添付の請求の範囲内で変化し得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】赤外線データ伝送に基づく短距離データ伝送シ
ステムを示す図である。
【図2】ホスト装置においてテーブルを作る装置情報を
示す図である。
【図3】識別テーブルへの新しい装置情報の追加を示す
図である。
【図4】プロトコル層での識別プロセスの原理を示す図
である。
【図5】装置のための識別方法をフローチャートで示す
図(その1)である。
【図6】装置のための識別方法をフローチャートで示す
図(その2)である。
【図7】装置のための識別方法をフローチャートで示す
図(その3)である。
【図8】装置のための識別方法をフローチャートで示す
図(その4)である。
【図9】装置のための識別方法をフローチャートで示す
図(その5)である。
【図10】装置のための識別方法をフローチャートで示
す図(その6)である。
【図11】装置のための識別方法をフローチャートで示
す図(その7)である。
【図12】装置のための識別方法をフローチャートで示
す図(その8)である。
【図13】装置のための識別方法をフローチャートで示
す図(その9)である。
【図14】装置のための識別方法をフローチャートで示
す図(その10)である。
【図15】装置のための識別方法をフローチャートで示
す図(その11)である。
【図16】データ処理装置を示す簡略ブロック図であ
る。
【図17】無線通信装置を示す簡略ブロック図である。
【図18】無線通信装置のためのサービス・パケットを
示す図である。
【符号の説明】
701…サービス・パケット 704,705,706…サービス MS1,MS2,MS3…外部装置 PC,LPC,PR…データ処理装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】サービス・パケットのローディング情報を
確定する1つの方法は、レファレンス(パス)を無線通
信装置に記憶させ、それに基づいてサービス・パケット
を検索できるという方法である。そのレファレンスは、
例えば、いわゆるURLアドレス(Uniform Resource L
ocator)、又は、データ処理装置PCの書き込み可能な
大容量記憶装置のインデックス順次編成に従うファイル
・アドレスである。レファレンスデータに基づいて、デ
ータ処理装置PCはサービス・パケットにアクセスする
ことができる。サービス・パケットあるいはサービス・
プログラムへのこのアクセスは、有利には、無線通信装
置MS1がデータ処理装置PCのローカルエリア・リン
クの作動範囲に始めて入ったときに、自動的に実行され
得る。このアクセスを、ユーザが開始することにより、
手操作で実行することもできる。この実行方法には、識
別段階で無線通信装置MS1の種類を判定する必要はな
くて、このレファレンスデータに基づいてアクセスした
サービス・パケットからそれを判定できるという利点が
ある。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ処理装置(PC,LPC,PR)
    への、少なくとも1つの外部装置(MS1,MS2,M
    S3)の少なくとも1つのサービス(704,705,
    706)のインストール方法であって、前記少なくとも
    1つのサービス(704,705,706)を使って前
    記データ処理装置(PC,LPC,PR)から前記外部
    装置(MS1,MS2,MS3)の機能を制御すること
    ができ、この方法では前記データ処理装置(PC,LP
    C,PR)と前記少なくとも1つの外部装置(MS1,
    MS2,MS3)との間で情報を転送するためにローカ
    ルエリア・リンクが確立されるようになっている、サー
    ビスのインストール方法において、 前記少なくとも1つの外部装置(MS1,MS2,MS
    3)から、その装置においてどんなサービス(704,
    705,706)を利用できるかが定義され、 前記データ処理装置(PC,LPC,PR)に少なくと
    も1つのサービス・パケット(701)がインストール
    され、前記サービス・パケットは前記無線通信装置(M
    S1,MS2,MS3)において利用することのできる
    前記サービス(704,705,706)のうちの少な
    くとも1つを含んでいることを特徴とするサービスのイ
    ンストール方法。
  2. 【請求項2】 更に、前記外部装置(MS1,MS2,
    MS3)が識別され、その識別に基づいて、前記外部装
    置(MS1,MS2,MS3)が選択され、前記外部装
    置(MS1,MS2,MS3)の前記サービス(70
    4,705,706)が前記データ処理装置(PC,L
    PC,PR)にインストールされることを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記外部装置に含まれる前記サービス
    (704,705,706)は、前記外部装置(MS
    1,MS2,MS3)に蓄積されているIASデータベ
    ースに基づいて決定されることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記外部装置(MS1,MS2,MS
    3)に含まれる前記サービス(704,705,70
    6)を決定するために、前記外部装置(MS1,MS
    2,MS3)の製造者データが使われることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記外部装置(MS1,MS2,MS
    3)に含まれる前記サービス(704,705,70
    6)を決定するために、前記外部装置(MS1,MS
    2,MS3)の種類に関するデータが使われることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記データ処理装置において、 該データ処理装置にインストールされている前記サービ
    ス(704,705,706)に関する情報を含むデー
    タ処理装置サービス・テーブル(204)が編集される
    とともに、 各前記外部装置(MS1,MS2,MS3)について、
    前記外部装置に利用できる前記サービス(704,70
    5,706)に関する情報を含む外部装置サービス・テ
    ーブル(205)が編集されることを特徴とする請求項
    1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 サービス・パケット(701)をインス
    トールするときに少なくとも、 どこで前記サービス・パケット(701)にアクセスで
    きるか調べる段階、 前記サービス・パケット(701)に含まれているどの
    サービス(704,705,706)を前記外部装置
    (MS1,MS2,MS3)において利用できるか調べ
    る段階、 利用できる前記サービス(704,705,706)の
    識別名を前記データ処理装置サービス・テーブル(20
    4)及び前記外部装置サービス・テーブル(205)に
    追加する段階が実行されることを特徴とする請求項6に
    記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記サービス・パケット(701)に含
    まれている前記サービス(704,705,706)の
    インストール時にフィルタリング段階も実行され、この
    段階でインストールされる前記サービス(704,70
    5,706)の使用が前記外部装置(MS1,MS2,
    MS3)において可能か否かが判定されることを特徴と
    する請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記サービス(704,705,70
    6)が前記データ処理装置(PC,LPC,PR)にお
    いて始動されようとしているとき、その始動されようと
    している前記サービス(704,705,706)が前
    記外部装置(MS1,MS2,MS3)において可能か
    否かが調べられることを特徴とする請求項7に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 前記サービス・パケット(701)は
    外部装置(MS1,MS2,MS3)からアクセスされ
    ることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 前記サービス・パケット(701)は
    前記インターネット情報網からアクセスされることを特
    徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 IrDA規格に準拠するデータ伝送等の、
    赤外線データ伝送が前記ローカルエリア・リンクにおい
    て使用されることを特徴とする請求項1〜11のいずれ
    か一項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 低電力無線データ伝送(LPRF)が
    前記ローカルエリア・リンクで使用されることを特徴と
    する請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 使用される少なくとも1つの外部装置
    はGSM移動局等の無線通信装置であることを特徴とす
    る請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 データ処理装置(PC,LPC,P
    R)と外部装置(MS1,MS2,MS3)との間での
    データ伝送のためにローカルエリア・リンクを確立する
    ための手段(3,10)を備えるシステム(1)におい
    て、 前記少なくとも1つの外部装置(MS1,MS2,MS
    3)から得られる前記サービス(704,705,70
    6)を判定するための手段(3,6,10,1)と、 少なくとも1つのサービス・パケット(701)を前記
    データ処理装置(PC,LPC,PR)にインストール
    するための手段(2,6,204,205)であって、
    前記サービス・パケット(701)は前記少なくとも1
    つの外部装置(MS1,MS2,MS3)において使用
    することのできる少なくとも1つのサービス(704,
    705,706)を更に備えることを特徴とするシステ
    ム。
  16. 【請求項16】 外部装置(MS1,MS2,MS3)
    を識別するための道具(6,13)も備えることを特徴
    とする請求項15に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 外部装置(MS1,MS2,MS3)
    を識別するための道具(6,13)は、前記外部装置
    (MS1,MS2,MS3)に蓄積されているIASデ
    ータベースを調べるための道具(2,3,6,9,1
    0,13)を備えることを特徴とする請求項15又は1
    6に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 前記データ処理装置にインストールさ
    れている前記サービス(704,705,706)に関
    する情報を蓄積するデータ処理装置サービス・テーブル
    (204)を編集するための手段(2,6)と、 各前記外部装置(MS1,MS2,MS3)について該
    外部装置(MS1,MS2,MS3)に利用可能なサー
    ビス(704,705,706)に関する情報を蓄積す
    る外部装置サービス・テーブルを編集するための手段
    (2,6)とを更に備えることを特徴とする請求項15
    〜17のいずれか一項に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 データ伝送のためにデータ処理装置
    (PC,LPC,PR)との接続を設定するための第2
    のデータ伝送手段(10)を備える無線通信装置等の外
    部装置(MS1,MS2,MS3)において、該外部装
    置(MS1,MS2,MS3)は、利用できるサービス
    (704,705,706)と、少なくとも1つの前記
    サービス(704,705,706)を含んでいるサー
    ビス・パケット(701)のローディング・アドレスと
    を前記データ処理装置(PC,LPC,PR)に知らせ
    るための手段(10,13)も備えることを特徴とする
    外部装置。
  20. 【請求項20】 前記外部装置(MS1,MS2,MS
    3)の識別データを前記データ処理装置(PC,LP
    C,PR)に伝達するための手段(13)も備えること
    を特徴とする請求項19に記載の外部装置。
  21. 【請求項21】 前記サービス・パケット(701)を
    蓄積するための手段(9,13)と、前記サービス・パ
    ケット(701)を前記データ処理装置(PC,LP
    C,PR)に送るための手段(10)とを備えることを
    特徴とする請求項19又は20に記載の外部装置。
  22. 【請求項22】 前記サービス・パケット(701)は
    前記IASデータベースに蓄積されることを特徴とする
    請求項21に記載の外部装置。
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