JPH1132601A - 育苗容器への灌水方法および灌水装置 - Google Patents

育苗容器への灌水方法および灌水装置

Info

Publication number
JPH1132601A
JPH1132601A JP20383997A JP20383997A JPH1132601A JP H1132601 A JPH1132601 A JP H1132601A JP 20383997 A JP20383997 A JP 20383997A JP 20383997 A JP20383997 A JP 20383997A JP H1132601 A JPH1132601 A JP H1132601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
seedling
tank
seedlings
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20383997A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Sasaki
幸男 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Beet Sugar Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Beet Sugar Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Beet Sugar Manufacturing Co Ltd filed Critical Nippon Beet Sugar Manufacturing Co Ltd
Priority to JP20383997A priority Critical patent/JPH1132601A/ja
Publication of JPH1132601A publication Critical patent/JPH1132601A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 育苗容器内の苗の水分要求度に基づいて灌水
管理を行うことにより、苗の順調な生育を促す。 【解決手段】 土詰播種を施した育苗箱2を育苗槽1内
の支持台3上に感圧センサ12を介して載置し、育苗箱
2の重量減少をこの感圧センサ12で監視して、その重
量減少が所定値以上になった時に、制御装置17からの
指令で貯水タンク6内の給水ポンプ7を起動させて育苗
槽1内へ水を送り、その中の水位を上げて育苗箱2の底
面からその内部に水を浸透させる。そして、育苗箱2の
底面から所定高さだけ水位が上昇したことを水位センサ
16により検出し、その信号により制御装置17から給
水ポンプ7へ停止指令を、排水槽4内の排水ポンプ5へ
運転指令をそれぞれ送出し、育苗槽1内の水を貯水槽6
へ戻して育苗槽1内の水位を下げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、土詰播種を施した
育苗容器に灌水する方法および装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、育苗容器内に土詰播種を施し
た後、これを、例えばハウス内の地床または平棚上に置
いて作物苗を集中的に育成することが広く行われてい
る。このような育苗様式において、育苗容器への灌水は
苗の生育を決定する重要な要素となっており、灌水時期
や灌水量を誤ると苗の順調な生育が阻害され、場合によ
っては立ち枯れ、根ぐされ等の致命的な被害が発生する
ことになる。
【0003】ところで、この育苗容器への灌水には種々
の方法が用いられているが、比較的規模の大きい育苗施
設では、多孔のパイプを縦横に配管し、あるいは天井走
行式または旋回式の散水ノズルを設けて、タイマーによ
る時間管理または日射センサによる気象管理で灌水を行
っているのが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の灌水方法によれば、時間管理または気象管理で
灌水しているため、苗の状態(軟化やしおれの程度)す
なわち苗の水分要求度と灌水時期とが必ずしも一致せ
ず、苗の順調な生育が阻害されることもあった。
【0005】また、頭上から灌水する方式であるため、
一つの育苗容器に対してはもとより多数並べた育苗容器
に対し均一に灌水することは困難で、特に茎葉が繁茂す
る生育後半に成長度にばらつきが生じ、苗ぞろい性が低
下するという問題があった。さらに、この頭上からの灌
水方式では、育苗容器の外に散布される水の量も多く、
節水の面でも問題の多いところとなっていた。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その第1の目的とするところは、育苗容器
内の苗の水分要求度に基づいて灌水管理を行うことによ
り苗の順調な生育を促す灌水方法および装置を提供する
ことにある。また、本発明の第2の目的は、上記第1の
目的に加え、均一な灌水を保証して苗ぞろい性の向上に
寄与し、併せて節水にも役立つ灌水方法および装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、請求項1に記載の方法発明は、灌水後、時間の
経過と共に育苗培土からの水分蒸散により育苗容器総重
量が減少することに着目し、土詰播種を施した育苗容器
の重量減少を監視して灌水時期を把握するようにしたこ
とを特徴とする。このようにすることで、育苗容器内の
育苗培土の含水率すなわち苗の水分要求度を把握するこ
とができ、適切なタイミングで灌水を行うことができ
る。
【0008】また、上記第2の目的を達成するため、請
求項2に記載の方法発明は、上記請求項1に記載の発明
において、育苗容器を水中に所定深さだけ浸漬させて灌
水を行うようにすることを特徴とする。このように灌水
することで、育苗容器内に一定量の水を均一に揚げるこ
とができる。
【0009】上記第1の目的を達成するため、請求項3
に記載の装置発明は、土詰播種を施した育苗容器とその
支持台との間に感圧センサを介装し、該感圧センサから
の信号に基づいて、前記育苗容器内へ水を供給する灌水
手段を作動させるようにしたことを特徴とする。このよ
うに構成することで、育苗容器の重量減少を感圧センサ
にて検出し、その検出結果に基づいて灌水手段を作動さ
せれば、育苗容器内の苗の水分要求度に応じて、適切な
タイミングで灌水を行うことができる。
【0010】また、上記第2の目的を達成するため、請
求項4に記載の装置発明は、土詰播種を施した育苗容器
の複数を一定の水平高さに支持する支持台を有するプー
ル状の育苗槽と、灌水用の水を貯える貯水槽と、該貯水
槽内の水を前記育苗槽へ供給する給水手段と、前記育苗
槽内の水を排水する排水手段と、前記育苗容器とその支
持台との間に介装した感圧センサと、該感圧センサから
の信号に基づいて前記給水手段および排水手段の作動を
制御する制御装置とを備える構成としたことを特徴とす
る。
【0011】このように構成することで、育苗容器の重
量減少を感圧センサにて検出し、その検出結果に基づい
て給水手段を作動させて貯水槽から育苗槽へ給水し、そ
の水位を上げて、育苗容器を一定深さだけ浸漬し、その
後、排出手段を作動させて育苗槽内の水位を下げれば、
育苗容器内に一定量の水を簡単に揚げることができる。
【0012】本発明の装置は、上記請求項4に記載の発
明の構成に加え、請求項5に記載の発明のように育苗槽
内の水位を検出する水位センサをさらに備え、制御装置
が、該水位センサからの信号に基づいて給水手段および
排水手段を制御する構成とすることができる。このよう
に構成することで、育苗槽内の水位を正確に制御して灌
水量を一定とすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0014】図1は、本発明に係る育苗容器用灌水装置
の全体構造を示したものである。同図において、1はプ
ール状の育苗槽で、その内部には、複数の育苗容器(育
苗箱)2を一定の水平高さに支持する支持台3が配設さ
れている。育苗槽1は、支持台3上に載置された育苗箱
2を完全に納めることができる十分な深さを有してお
り、全体としてほぼ水平をなすようにビニールハウス
(図示略)内に設置されている。この育苗槽1の一隅に
は、育苗槽1より底を下げた排水槽4が一体に設けられ
ており、この排水槽4内には排水ポンプ(排水手段)5
が配置されている。
【0015】一方、上記育苗槽1に隣接して貯水槽6が
設置されている。この貯水槽6内には給水ポンプ(給水
手段)7が配置されており、この給水ポンプ7と前記排
水ポンプ5とは、それぞれの吐出口(給水口と排水口)
を連絡する配管8にて接続されている。したがって、い
ま排水ポンプ5を停止して給水ポンプ7を作動させれ
ば、貯水槽6内の水が配管8および排水ポンプ5を経て
育苗槽1(排水槽4)へ供給され、逆に、給水ポンプ7
を停止して排水ポンプ5を作動させれば、育苗槽1(排
水槽4)内の水が配管8および給水ポンプ7を経て貯水
槽6へ供給されるようになる。なお、配管8の途中であ
って貯水槽6内の上端側に位置する部分には細径の通気
管9が設けられており、この通気管9によって給・排水
ポンプ7、5の停止時にはサイフォン現象による水の移
動が規制されるようになる。
【0016】育苗箱2は、図2に良く示されるように矩
形板状をなし、その内部には多数の苗10が収納されて
いる。各苗10は、ここでは連結片で連結された個別鉢
体(紙筒)11aをハニカム状に展開させた集合鉢体1
1内で育成されており、この集合鉢体11への土詰播種
は、専用の設備により自動的に行われるようになってい
る。この土詰播種を施された育苗箱2は、一定期間だけ
屋内で育苗管理した後、前記ビニールハウス内に搬入さ
れて、支持台3上に載置される。なお、育苗箱2の底は
多数の孔が開けられた透過構造となっている。
【0017】本実施の形態においては、上記した育苗箱
2を支持台3上に載置する際、図3にも示すように、育
苗箱2の一つとこれを支持する支持台3との間に感圧セ
ンサ12を介装する。感圧センサ12としては、ここで
は加圧導電ゴム製感圧センサ、特にブリヂストン社製の
コードスイッチを用いている。このものは、図4に示す
ように、スイッチ素子としての加圧導電板13を平網線
電極14で挟み、これをシリコンゴム層15で被覆した
構造となっており、その全体は扁平線形状となってい
る。この感圧センサ(コードスイッチ)12は、厚さ方
向に所定の圧力を受けることによりその加圧導電板13
が絶縁状態から導通状態に変化し、その全体がスイッチ
体として機能するようになっている。なお、ここでは、
アングル材から形成した支持台3の頂部に平坦面3a
(図3)を設けて、この平坦面3aに、支持台3の稜線
に直交するように配した感圧センサ12を支承させるよ
うにしている。
【0018】本実施の形態においてはまた、前記排水槽
4内に水位センサ16を配設している。この水位センサ
16は、三極式のもので、長さの異なる三つの電極16
aを備え、育苗槽1内の最高水位と最低水位とを検出で
きるものとなっている。しかして、前記感圧センサ12
および水位センサ16は、別途設置した制御装置17に
対し信号線18、19により接続されている。この制御
装置17にはまた、上記排水ポンプ5および給水ポンプ
7が信号線20、21により接合されている。制御装置
17は、感圧センサ12を一つのスイッチ要素とするリ
レー回路(図示略)と、このリレー回路および水位セン
サ16からの信号に基づいて排水ポンプ5および給水ポ
ンプ7の運転を制御する制御回路(図示略)とを備えて
いる。
【0019】以下、上記のように構成した灌水装置によ
る灌水方法について説明する。なお、ここでは、最初の
灌水を終え、育苗槽1内の水位が下がって貯水槽6内に
十分な量の水が貯えられ、かつ排水および給水ポンプ
5、7が停止状態にあるものとして説明する。
【0020】育苗箱2内の育苗培土に含まれる水分は、
灌水後、時間の経過に応じて蒸散が進み、育苗箱2の総
重量が次第に低下する。そして、育苗箱2の総重量が所
定値以下に下がると、感圧センサ12にかかる荷重(圧
力)も低下し、その圧力が一定値以下(例えば、4400Pa
…45gf/cm2)になると感圧センサ12内の加圧導電板
(スイッチ素子)13が絶縁状態となり、制御装置17
内のリレー回路が遮断する。すると、制御装置17内の
制御回路から給水ポンプ7へ起動信号が送出され、給水
ポンプ7が作動して、貯水槽6内の水が配管8および排
水ポンプ5を経て育苗槽1へ供給される。これにより育
苗槽1内の水位は次第に上昇し、育苗箱2の底部が水に
浸漬されて、その中の育苗培土に水が浸透する。この
時、複数の育苗箱2は、一定の水平高さに支持されてい
るので、各育苗箱2内の育苗培土に均等に水が浸透す
る。
【0021】育苗槽1内の水位は水位センサ16により
監視されており、育苗箱2の底面から所定の高さ(例え
ば、1cm)まで水位が上がったことが水位センサ16に
より検出されると、制御装置17内の制御回路が給水ポ
ンプ7へ停止指令を、排水ポンプ5へ運転指令をそれぞ
れ送出する。これにより育苗槽1内の水は、排水槽4か
ら配管8および給水ポンプ7を経て貯水槽6へ戻され、
育苗槽1内の水位は次第に下がる。そして、育苗槽1内
の水位が、育苗箱2の底面より十分に低下する所定位置
まで下がると、その水位が水位センサ16により検出さ
れ、制御装置17の制御回路が排水ポンプ5へ運転停止
指令を送出し、これにて灌水の一サイクルが終了する。
【0022】本発明の実施に際しては、予め育苗箱2内
の苗10が立ち枯れを起すときの培土の限界含水率、す
なわち育苗箱1の総重量を実験的に求めると共に、感圧
センサ12として、このときの分配圧力で感応するもの
を選択する。これにより、灌水を必要とする時期を的確
に把握することができ、遅滞なく給水(灌水)を行うこ
とができる。本実施の形態においては特に、この感圧セ
ンサ12として、加圧導電ゴム製のコードスイッチを用
いているので、育苗容器2とその支持台3との間にスペ
ースをとらずに簡単に感圧センサ12をセットすること
ができる。また、本実施の形態においては、育苗箱2を
水中に一定深さだけ浸漬させる底面給水方式で灌水を行
っているので、各育苗箱2内にはもちろん、複数の育苗
箱2に対して均一に灌水を行うことができて、苗ぞろい
性が向上し、その上、必要量だけ灌水することができ
て、節水に役立つ。しかも、排水ポンプ5と給水ポンプ
7とを配管8で直結して配管を共用しているので、給排
水系の構造は可及的に簡略化される。
【0023】なお、感圧センサ12としては、上記した
加圧導電ゴム製のものに代えて、例えば汎用のロードセ
ルを用いることができる。また、この感圧センサ12
は、一つの育苗箱2の下に複数設けても良いもので、こ
の場合は、より正確に育苗箱2の重量を検出できる。ま
た、本発明で対象とする育苗容器は、上記育苗箱2に限
定するものでなく、例えば植木鉢を対象とすることがで
きる。
【0024】
【実施例】空の育苗容器内に、集合鉢体11(日本甜菜
製糖社製「ペーパーポットCP304」:3.0cm 径×3.
8cm 高さの紙筒11aを264 個配列)を展開し、この中
に育苗培土(日本甜菜製糖社製「ニッテンスーパー培
土」)を充填し、レタス種子(品種:オリンピア)を播
種し、3日間屋内の発芽機で一定温度(20℃)で管理
後、これをビニールハウス内に移し、育苗槽1内の支持
台3上に載置した。この時、図3に示したように育苗箱
2の一つと支持台3との間に感圧センサ(ブリヂストン
社製コードスイッチ)12を介装した。この感圧センサ
12の幅は4.6mm、支持台3の頂部の平坦面3aの幅は
5.0mm となっており、センサ受圧面積は23mm2 (4.6×5.
0mm)となっている。そして、この感圧センサ12は、そ
のセンサ受圧面に45gf/cm2以下の圧力を受けたとき、導
通状態から絶縁状態に変質するようになっており、した
がって、感圧センサ12にかかる圧力が45gf/cm2となっ
た時点で、上記制御装置17から給水ポンプ7へ給水指
令が出力される。また、水位センサ16は、育苗槽1内
の水位が支持台3上の育苗箱2の底面から1cm上に達し
た位置を検出できるようにセットされており、したがっ
て、育苗箱2の底面から1cm上に水位が達した時点で給
水ポンプ7による給水が停止され、代わりに排水ポンプ
5が起動されるようになる。
【0025】本実施例においては、上記した条件設定の
もとで、30日間育苗を行った。期間中の給水(灌水)
回数は18回、給排水の際に消費した水量は約30リッ
トル/箱であることから、1回当たりでは約 1.7リット
ル/箱で、育苗箱2の設置位置の違いによる差もなく、
苗の生育は極めて均一で良好であった。因みに、従来の
頭上散水方式による場合の消費水量は、育苗箱の外への
散水もあって、同じ期間で約40リットル/箱となって
おり、本発明は、節水の点で優れていることが分かっ
た。
【0026】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
および3に記載の育苗容器用灌水方法および装置によれ
ば、育苗容器の重量減少を監視して、苗の水分要求度に
基づいて灌水管理を行うようにするので、苗の順調な生
育を保証することができる。特に請求項3に記載の装置
では、育苗容器とその支持台との間に介装した感圧セン
サを用いて、簡単に育苗容器の重量減少を把握すること
ができ、利用価値は高いものとなる。一方、請求項2、
4および5に記載の育苗容器用灌水方法および装置によ
れば、上記効果に加え、育苗箱の底面から給水して、均
一にかつ無駄なく水を供給することができるので、苗ぞ
ろい性が向上するばかりか、節水を達成できる。特に請
求項5に記載の発明では、水位センサからの信号に基づ
いて給水手段および排水手段を制御するので、灌水量を
正確に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態としての育苗容器用
灌水装置の全体構造を示す模式図である。
【図2】本実施の形態で用いる育苗箱の構造を示す斜視
図である。
【図3】本実施の形態で用いた感圧センサの形状とその
設置態様を示す側面図である。
【図4】本実施の形態で用いた感圧センサの内部構造を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 育苗槽 2 育苗箱(育苗容器) 3 支持台 4 排水槽 5 排水ポンプ 6 貯水槽 7 給水ポンプ 8 配管 9 通気管 10 苗 11 集合鉢体 12 感圧センサ 16 水位センサ 17 制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土詰播種を施した育苗容器に灌水する方
    法であって、前記育苗容器の重量減少を監視して灌水時
    期を把握することを特徴とする育苗容器への灌水方法。
  2. 【請求項2】 育苗容器を水中に所定深さだけ浸漬させ
    て灌水を行うことを特徴とする請求項1に記載の育苗容
    器への灌水方法。
  3. 【請求項3】 土詰播種を施した育苗容器に灌水する装
    置であって、前記育苗容器とその支持台との間に感圧セ
    ンサを介装し、該感圧センサからの信号に基づいて、前
    記育苗容器への灌水手段を作動させるようにしたことを
    特徴とする育苗容器用灌水装置。
  4. 【請求項4】 土詰播種を施した育苗容器に灌水する装
    置であって、前記育苗容器の複数を一定の水平高さに支
    持する支持台を有するプール状の育苗槽と、灌水用の水
    を貯える貯水槽と、該貯水槽内の水を前記育苗槽へ供給
    する給水手段と、前記育苗槽内の水を排水する排水手段
    と、前記支持台とこの支持台に載置された育苗容器との
    間に介装した感圧センサと、該感圧センサからの信号に
    基づいて前記給水手段および排水手段の作動を制御する
    制御装置とを備えたことを特徴とする育苗容器用灌水装
    置。
  5. 【請求項5】 育苗槽内の水位を検出する水位センサを
    さらに備え、制御装置が、該水位センサからの信号に基
    づいて給水手段および排水手段を制御することを特徴と
    する請求項4に記載の育苗容器用灌水装置。
JP20383997A 1997-07-14 1997-07-14 育苗容器への灌水方法および灌水装置 Pending JPH1132601A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20383997A JPH1132601A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 育苗容器への灌水方法および灌水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20383997A JPH1132601A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 育苗容器への灌水方法および灌水装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1132601A true JPH1132601A (ja) 1999-02-09

Family

ID=16480563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20383997A Pending JPH1132601A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 育苗容器への灌水方法および灌水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1132601A (ja)

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003061492A (ja) * 2001-08-29 2003-03-04 Asahi Kogyosha Co Ltd 育苗用底面自動灌水装置
JP2005176649A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Kps Kogyo Kk 給水装置
JP2011010702A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Sanyo Electric Co Ltd 空気除菌装置
JP2014060933A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Casio Comput Co Ltd 植物育成支援システム、プログラム及び植物育成支援方法
CN105706776A (zh) * 2016-04-22 2016-06-29 苏州创必成电子科技有限公司 一种能缺水预警的自动补水补光种植系统
CN105706777A (zh) * 2016-04-22 2016-06-29 苏州创必成电子科技有限公司 一种具有空气净化的无线智能种植系统
CN105830811A (zh) * 2016-04-22 2016-08-10 苏州创必成电子科技有限公司 一种自动补光的室内种植系统
CN105830782A (zh) * 2016-04-22 2016-08-10 苏州创必成电子科技有限公司 一种湿度控制的自供水种植系统
CN105850601A (zh) * 2016-04-22 2016-08-17 苏州创必成电子科技有限公司 一种湿度控制的无线智能种植系统
CN105850559A (zh) * 2016-04-22 2016-08-17 苏州创必成电子科技有限公司 一种能缺水预警无线控制的室内种植系统
CN105900710A (zh) * 2016-04-22 2016-08-31 苏州创必成电子科技有限公司 一种供水可控的室内种植系统
CN105900712A (zh) * 2016-04-22 2016-08-31 苏州创必成电子科技有限公司 一种能缺水预警无线控制的自动补光种植系统
CN105900709A (zh) * 2016-04-22 2016-08-31 苏州创必成电子科技有限公司 一种能缺水预警的自动补光种植系统
CN105900711A (zh) * 2016-04-22 2016-08-31 苏州创必成电子科技有限公司 一种湿度控制的自动补光种植系统
CN105917993A (zh) * 2016-04-22 2016-09-07 苏州创必成电子科技有限公司 一种具有空气净化的自供水种植系统
CN105917994A (zh) * 2016-04-22 2016-09-07 苏州创必成电子科技有限公司 一种具有空气净化无线控制的自动补光种植系统
CN105918078A (zh) * 2016-04-22 2016-09-07 苏州创必成电子科技有限公司 一种具有空气净化的自动补光种植系统
CN105918077A (zh) * 2016-04-22 2016-09-07 苏州创必成电子科技有限公司 一种具有空气净化的自动供水补光种植系统
CN110419308A (zh) * 2019-08-21 2019-11-08 北京科百宏业科技有限公司 一种稻田环境监测及灌溉排水远程控制平台
KR20220054987A (ko) * 2020-10-26 2022-05-03 대한민국(농촌진흥청장) 스마트 육묘 생산 관수 관리 시스템
CN114451186A (zh) * 2022-03-25 2022-05-10 芜湖楠溪农庄生态旅游有限公司 一种苗木育苗用恒温自调节育苗滴灌装置及滴灌方法
CN115462261A (zh) * 2022-10-13 2022-12-13 安徽慈弘农业发展有限公司 一种叶类蔬菜育苗培育箱
CN115985176A (zh) * 2022-12-23 2023-04-18 北大荒集团黑龙江七星农场有限公司 一种两园两区一平台高素质农民培养模式
CN116267615A (zh) * 2023-03-27 2023-06-23 河北省洪崖山国有林场(河北雄安新区白洋淀上游规模化林场) 一种栓皮栎组培育苗装置

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003061492A (ja) * 2001-08-29 2003-03-04 Asahi Kogyosha Co Ltd 育苗用底面自動灌水装置
JP2005176649A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Kps Kogyo Kk 給水装置
JP2011010702A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Sanyo Electric Co Ltd 空気除菌装置
JP2014060933A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Casio Comput Co Ltd 植物育成支援システム、プログラム及び植物育成支援方法
CN105900709A (zh) * 2016-04-22 2016-08-31 苏州创必成电子科技有限公司 一种能缺水预警的自动补光种植系统
CN105917994A (zh) * 2016-04-22 2016-09-07 苏州创必成电子科技有限公司 一种具有空气净化无线控制的自动补光种植系统
CN105830811A (zh) * 2016-04-22 2016-08-10 苏州创必成电子科技有限公司 一种自动补光的室内种植系统
CN105830782A (zh) * 2016-04-22 2016-08-10 苏州创必成电子科技有限公司 一种湿度控制的自供水种植系统
CN105850601A (zh) * 2016-04-22 2016-08-17 苏州创必成电子科技有限公司 一种湿度控制的无线智能种植系统
CN105850559A (zh) * 2016-04-22 2016-08-17 苏州创必成电子科技有限公司 一种能缺水预警无线控制的室内种植系统
CN105900710A (zh) * 2016-04-22 2016-08-31 苏州创必成电子科技有限公司 一种供水可控的室内种植系统
CN105900712A (zh) * 2016-04-22 2016-08-31 苏州创必成电子科技有限公司 一种能缺水预警无线控制的自动补光种植系统
CN105706776A (zh) * 2016-04-22 2016-06-29 苏州创必成电子科技有限公司 一种能缺水预警的自动补水补光种植系统
CN105900711A (zh) * 2016-04-22 2016-08-31 苏州创必成电子科技有限公司 一种湿度控制的自动补光种植系统
CN105917993A (zh) * 2016-04-22 2016-09-07 苏州创必成电子科技有限公司 一种具有空气净化的自供水种植系统
CN105706777A (zh) * 2016-04-22 2016-06-29 苏州创必成电子科技有限公司 一种具有空气净化的无线智能种植系统
CN105918078A (zh) * 2016-04-22 2016-09-07 苏州创必成电子科技有限公司 一种具有空气净化的自动补光种植系统
CN105918077A (zh) * 2016-04-22 2016-09-07 苏州创必成电子科技有限公司 一种具有空气净化的自动供水补光种植系统
CN110419308A (zh) * 2019-08-21 2019-11-08 北京科百宏业科技有限公司 一种稻田环境监测及灌溉排水远程控制平台
KR20220054987A (ko) * 2020-10-26 2022-05-03 대한민국(농촌진흥청장) 스마트 육묘 생산 관수 관리 시스템
CN114451186A (zh) * 2022-03-25 2022-05-10 芜湖楠溪农庄生态旅游有限公司 一种苗木育苗用恒温自调节育苗滴灌装置及滴灌方法
CN115462261A (zh) * 2022-10-13 2022-12-13 安徽慈弘农业发展有限公司 一种叶类蔬菜育苗培育箱
CN115462261B (zh) * 2022-10-13 2023-07-04 安徽慈弘农业发展有限公司 一种叶类蔬菜育苗培育箱
CN115985176A (zh) * 2022-12-23 2023-04-18 北大荒集团黑龙江七星农场有限公司 一种两园两区一平台高素质农民培养模式
CN115985176B (zh) * 2022-12-23 2023-07-18 北大荒集团黑龙江七星农场有限公司 一种两园两区一平台高素质农民培养系统
CN116267615A (zh) * 2023-03-27 2023-06-23 河北省洪崖山国有林场(河北雄安新区白洋淀上游规模化林场) 一种栓皮栎组培育苗装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1132601A (ja) 育苗容器への灌水方法および灌水装置
US6389751B1 (en) Plant cultivating apparatus using subirrigation
KR100864475B1 (ko) 순환식 수경재배용 배액 전극법 관수시스템 및 그수경재배방법
NO153831B (no) Vanningssystem for dyrkningsflater.
CN108235887A (zh) 一种温室中宽垄覆膜沟灌的方法
JPH11146737A (ja) 養液栽培方法及びその装置
JP2008220266A (ja) 底面潅水用給水パネル及び同パネル用の栽培ポット並びにそれらを用いた栽培システム
JP2945784B2 (ja) 養液栽培装置
JPH07255298A (ja) トマト連続生産装置の養液供給方法
JPH0349628A (ja) 養液栽培床及びこれを使用した養液栽培方法
JPH1189452A (ja) 植物生産用水管理システム
KR102011127B1 (ko) 개량형 수경 재배기
JP2548975Y2 (ja) 種苗用自動灌水装置
CN216650644U (zh) 一种转基因水稻育秧盘
KR20200057996A (ko) 상단에 식물재배가 가능한 식물재배장치
JP2945783B2 (ja) 養液栽培装置
CN219555887U (zh) 一种浅液层毛管水灌溉的作物栽培系统
JP3135544U (ja) 灌水装置とそれに用いる灌水用トレイ
JP2959419B2 (ja) 植物栽培用かん水装置
CN217936633U (zh) 重叠结构双层育苗盘
CN211378944U (zh) 一种自动浇水的花盆
CN210247734U (zh) 自动化苗床
CN209546386U (zh) 一种植物培育装置
JPH0529019Y2 (ja)
CN209073145U (zh) 一种实验用种子水培槽以及发芽装置