JPH1132223A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH1132223A
JPH1132223A JP9203878A JP20387897A JPH1132223A JP H1132223 A JPH1132223 A JP H1132223A JP 9203878 A JP9203878 A JP 9203878A JP 20387897 A JP20387897 A JP 20387897A JP H1132223 A JPH1132223 A JP H1132223A
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Yasuhiro Yamamoto
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネガフィルムに記録された画像信号を読み取
る画像読取装置において、ネガフィルムの有するガンマ
特性のために生ずる画像信号の非線形変化を線形変化に
変換し、さらに表示装置等のモニタのガンマ特性を相殺
する、ガンマ補正に伴い階調補正を行うことにより、画
像信号の高輝度部における階調とびを緩和し、自然な色
調変化で画像を再現する。 【解決手段】 Rの信号レベルが曲線L22の入出力特
性を有するルックアップテーブル(LUT)を参照する
ことにより階調補正を含むガンマ補正を施される。Gの
信号レベルが曲線L23の入出力特性を有するルックア
ップテーブル(LUT)を参照することにより階調補正
を含むガンマ補正を施される。Bの信号レベルが曲線L
24の入出力特性を有するルックアップテーブル(LU
T)を参照することによりガンマ補正を施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばネガフィル
ムに記録された画像信号を固体撮像素子により読取る画
像読取装置において、自然な色調変化で画像を再現する
ためにガンマ補正に伴い行なわれる階調補正に関する。
【0002】
【従来の技術】ネガフィルムの高濃度部(ネガフィルム
の黒い部分)においては濃度の変化が被写体輝度の変化
に対して小さくなる。すなわちネガフィルムは、被写体
の明るさに対する濃度変化が非線形なガンマ特性を有し
ている。このため、従来の画像読取装置において、ネガ
フィルムに記録された画像信号を固体撮像素子により読
み取るとき、読み取られた画像信号は被写体輝度の線形
変化に対して非線形に変化する。このネガフィルムのガ
ンマ特性、すなわち画像信号の非線形変化を、線形変化
に変換するための非線形変換処理(ガンマ補正)が、画
像信号に施される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このガンマ補正によ
り、画像信号の高輝度部において画像信号を構成する各
信号レベルの間隔が伸長されると、階調とびが発生す
る。このため自然な色調変化で画像が再現されないとい
う問題を有している。
【0004】本発明は、ネガフィルムに記録された画像
信号を読み取る画像読取装置において、ネガフィルムの
有するガンマ特性のために生ずる画像信号の非線形変化
を線形変化に変換し、さらに表示装置等のモニタのガン
マ特性を相殺する、ガンマ補正に伴い階調補正を行うこ
とにより、画像信号の高輝度部における階調とびを緩和
し、自然な色調変化で画像を再現することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像読取装
置は、記録媒体に記録された、被写体の輝度値の変化に
対して非線形性を有する画像を読み取る装置であって、
画像に対応した第1の画像信号を出力する光学センサ
と、第1の画像信号を、所定の範囲に含まれる輝度値の
変化に対して、第1の画像信号の非線形的な変化よりも
弱い非線形的な変化を示し、かつ所定の標準非線形変換
処理を施すことにより得られる画像信号の略線形的な変
化より強い非線形的な変化を示す表示用の第2の画像信
号に変換する非線形変換処理手段とを備えることを特徴
としている。
【0006】好ましくは所定の範囲が、所定値より高い
輝度値を有する範囲である。さらに非線形変換処理手段
において、第1の画像信号がルックアップテーブルを参
照することにより第2の画像信号に変換されてもよい。
【0007】この画像読取装置において好ましくは、第
1の画像信号が複数の色成分を有する。さらに好ましく
は、複数の色成分がR(レッド)、G(グリーン)、B
(ブルー)の3原色である。
【0008】好ましくは非線形変換処理手段が、3原色
のうち所定の色成分の第1の画像信号を第2の画像信号
に変換し、かつ残りの色成分の第1の画像信号に標準非
線形変換処理を施す。特に、好ましくは所定の色成分が
3原色のうちR(レッド)およびG(グリーン)の2つ
の色成分である。さらに好ましくは、非線形変換処理手
段が、G(グリーン)成分の第2の画像信号よりも強い
非線形的な変化を示すR(レッド)成分の第2の画像信
号を出力する。
【0009】好ましくは非線形変換処理手段において、
所定の色成分の第2の画像信号を構成する各信号レベル
が1より小さい所定値を乗じられた信号レベルで出力さ
れる。
【0010】好ましくは非線形変換処理手段が、3原色
の各色成分毎に異なる非線形的な変化を示す第2の画像
信号を出力する。さらに好ましくは、非線形変換処理手
段が、G(グリーン)成分の第2の画像信号よりも強い
非線形的な変化を示すR(レッド)成分の第2の画像信
号を出力し、かつB(ブルー)成分の第2の画像信号よ
りも強い非線形的な変化を示すG(グリーン)成分の第
2の画像信号を出力する。
【0011】この画像読取装置において、記録媒体がネ
ガフィルムであることが好ましい。
【0012】本発明に係る第2の画像読取装置は、記録
媒体に記録された、被写体の輝度値の変化に対して非線
形性を有する画像を読み取る画像読取装置であって、画
像に対応した第1の画像信号を出力する光学センサと、
第1の画像信号に所定の非線形変換処理を施して被写体
の輝度値を再現する表示用の第2の画像信号を生成し、
互いに異なる非線形特性を有する複数の非線形変換処理
手段と、第1の画像信号の各色成分に応じて、複数の非
線形変換処理手段のいずれかを選択して非線形変換処理
を行わせる制御手段とを備えることを特徴としている。
【0013】好ましくは、複数の非線形変換処理手段
が、第1の非線形特性を有する第1の非線形変換処理手
段と、第1の非線形特性のニー特性を強めて変化させた
第2の非線形特性を有する第2の非線形変換処理手段と
からなる。さらに制御手段が、第1の画像信号のB(ブ
ルー)成分については、第1の非線形変換処理手段を選
択する一方、もう一方の残りの各色成分については第2
の非線形変換処理手段を選択して非線形変換処理を実行
することにより、所定値より高い輝度値に対して残りの
各色成分がB(ブルー)成分より圧縮された第2の画像
信号を得ることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態である
画像読取装置のフィルムスキャナを示すブロック図であ
る。
【0015】この画像読取装置において用いられる記録
媒体のネガフィルムMは、原稿移送機構10によって、
矢印方向に間欠的に移送される。ネガフィルムMの移送
経路の上方には光源20が設けられ、また下方の、光源
20に対応した位置には、固体撮像素子(CCD)であ
るラインセンサ30が設置される。光源20とネガフィ
ルムMとの間には、シリンドリカルレンズ23が設けら
れ、ラインセンサ30とネガフィルムMとの間には、結
像レンズ31が設けられる。光源20の点灯および消灯
は光源駆動回路41によって制御され、ラインセンサ3
0の画像の読取は、ラインセンサ駆動回路42によって
制御される。原稿移送機構10、光源駆動回路41、ラ
インセンサ駆動回路42は、システムコントロール回路
40の指令により作動する。
【0016】画像信号は、ラインセンサ30から読み出
された後、アンプ43により増幅され、A/D変換器4
4によってアナログ画像信号からデジタル画像信号に変
換される。デジタルの画像信号は、画像処理回路45に
おいてシェーディング補正等の処理を施された後、一旦
メモリ46に格納される。この画像信号は、メモリ46
から読み出されて、画像処理回路45において、色補
正、ガンマ補正等の所定の処理を施される。この後、イ
ンターフェース回路47によって、所定のフォーマット
の信号に変換され、入出力端子48を介して外部のコン
ピュータ60に出力される。画像処理回路45とインタ
ーフェース回路47は、システムコントロール回路40
によって制御される。
【0017】この実施形態において、画像読取装置の全
ての動作はコンピュータ60によって制御されるが、ス
イッチ49をシステムコントロール回路40に接続し
て、このスイッチ49を操作することによって画像読取
装置の動作を制御するように構成してもよい。
【0018】図2は、原稿移送機構10、光源20およ
びラインセンサ30を示す斜視図である。ネガフィルム
Mは枠体11によって支持され、枠体11は板状のステ
ージ12に留め具13によって固定される。ステージ1
2には、ネガフィルムMに対応した位置に、図示しない
開口が設けられている。ステージ12の側端面にはラッ
ク14が形成され、原稿送りモータ(ステッピングモー
タ)15の出力軸に設けられたピニオン16に噛合して
いる。原稿送りモータ15は、システムコントロール回
路40の制御によって駆動され、ネガフィルムMの移送
方向の位置が制御される。
【0019】光源20はステージ12の上方に位置し
て、レッド(R)、グリーン(G)およびブルー(B)
の光を出射するLED等の発光素子21R、21G、2
1Bを周期的に配列して構成される。なお、図2におい
ては、発光素子は6個示されているが、さらに多数ある
いは少数の発光素子が設けられてもよい。これらの発光
素子21R、21G、21Bは、ネガフィルムMの移送
方向と直交する方向に延びる細長い支持部材22に支持
される。支持部材22とネガフィルムMとの間には、シ
リンドリカルレンズ23が配設され、このシリンドリカ
ルレンズ23は、光源20に平行な細長い形状を有す
る。発光素子21R、21G、21Bから出射された光
は、このシリンドリカルレンズ23を介して、ネガフィ
ルムMの移送方向にのみ集光され、ネガフィルムM上の
発光素子21R、21G、21Bの配列方向に延びる帯
状光として照射される。
【0020】ラインセンサ30は、ネガフィルムM及び
ステージ12の下方に位置し、光源20とシリンドリカ
ルレンズ23に平行かつ対応するように設けられる。ラ
インセンサ30とステージ12との間には、結像レンズ
31が設けられる。結像レンズ31はラインセンサ30
と平行に延び、ロッドレンズアレイ32によって構成さ
れる。したがって、ネガフィルムMに対して光源20か
ら光が照射されると、ネガフィルムMに記録された画像
が、結像レンズ31を介してラインセンサ30の受光面
に結像される。
【0021】図3は、第1の実施形態において画像読取
を行うプログラムのフローチャートである。
【0022】ステップ110において、露出測定が行わ
れる。この露出測定は、最適露光時間を求める処理であ
って、ネガフィルムMの1画像毎に行なわれる。最適露
光時間は、最適な出力レベルの画像信号を得るための露
光時間である。なおここに述べる露光時間は、ラインセ
ンサ30の受光部に電荷が蓄積される時間である。
【0023】露出測定において、ネガフィルムMは、原
稿移送機構10により本スキャンよりも粗いピッチで間
欠的に移送される。この間欠移送の間にラインセンサ3
0が最適露光時間より極めて短い時間で露光されること
によって、画像信号が検出される。この画像信号から最
適露光時間は求められる。最適露光時間は、R、G、B
各色成分毎に求められて、以下の処理において実際の露
光時間として用いられる。
【0024】ステップ120において、色補正パラメー
タを算出するための処理が行われる。この色補正パラメ
ータは、画像信号をネガ/ポジ変換する際に行なわれる
色補正に必要なパラメータである。ネガフィルムMから
画像信号が読み取られるとき、シェーディング補正を行
なわれた後、画像信号はネガ/ポジ変換を施される。こ
の時、ネガフィルムの地色が有色であるので、画像を自
然な色調で再現するために色補正が必要となる。
【0025】色補正パラメータ算出において、画像信号
が本スキャンより粗い読取ピッチで読み取られ、A/D
変換器44においてデジタル画像信号に変換される。こ
のデジタル画像信号は、例えば10ビットの階調で表さ
れる信号レベルから成る。このデジタル画像信号のヒス
トグラム(図7参照)すなわち、各信号レベルの度数
(画素の数)分布が作成される。このヒストグラムは、
画像信号のR、G、B色成分毎に作成される。
【0026】R、G、B各色成分のヒストグラムについ
て、最大信号レベルから所定量だけ小さい信号レベル、
すなわち最大有効値DR、DG、DB(図7参照)が求
められる。これらの最大有効値DR、DG、DBは、各
色成分のヒストグラムにおいて信号レベルの高い方から
その度数の累計を求め、この累計が全度数の例えば0.
5%に達したときの信号レベルである。
【0027】R、G、B各色成分のヒストグラムについ
て最小信号レベルから所定量だけ大きい信号レベル、す
なわち最小有効値dR、dG、dB(図7参照)が求め
られる。これらの最小有効値dR、dG、dBは、各色
成分のヒストグラムにおいて信号レベルの低い方からそ
の度数の累計を求め、この累計が全度数の例えば0.5
%に達したときの信号レベルである。
【0028】これらの最大有効値DR、DG、DBおよ
び最小有効値dR、dG、dBを用いて色補正パラメー
タが算出される。すなわち、Rの色補正パラメータとし
て、シフト量dRと乗算係数(L2−L1)/(DR−
dR)が算出される。同様に、Gの色補正パラメータと
してシフト量dGと乗算係数(L2−L1)/(DG−
dG)とが、Bの色補正パラメータとしてシフト量dB
と乗算係数(L2−L1)/(DB−dB)とがそれぞ
れ求められる。ただし、ここでL1、L2は、ガンマ補
正を行うために画像処理回路45に設けられるルックア
ップテーブル(LUT)の下側基準値と上側基準値であ
る。すなわち、下側基準値L1は、LUTによって参照
可能な信号レベルの最小値であり、上側基準値L2は、
LUTによって参照可能な信号レベルの最大値である。
【0029】ステップ130において、プリスキャンが
行なわれる。このプリスキャンにおいて、通常本スキャ
ンより粗いピッチで画像が読み取られる。
【0030】このプリスキャンでは、光源20の発光素
子21R、21G、21Bが順次点灯されネガフィルム
Mが照明される。このネガフィルムMを透過した光によ
って、最適露光時間の間ラインセンサ30が露光され、
R、G、Bの画像信号が検出される。これらの画像信号
は、A/D変換器44によりそれぞれデジタル画像信号
に変換されて、シェーディング補正を施された後、メモ
リ46に一旦格納される。これらのデジタル画像信号
は、例えば10ビットの階調で表される信号レベルから
成る。
【0031】各色成分のデジタル画像信号は、後述する
ように図4に示されるフローチャートに従って、画像処
理回路45において上述の色補正パラメータを用いた色
補正とネガ/ポジ変換を施され、画像処理回路45に設
けられたLUTを参照することによりガンマ補正あるい
は階調補正を含むガンマ補正を施される。このガンマ補
正(標準非線形変換)は、ネガフィルムMが有するガン
マ特性により被写体の輝度値の変化に対して非線形に変
化する画像信号を、略線形に変化する画像信号に変換
し、さらにコンピュータ60のディスプレイ装置等のモ
ニタが有するガンマ特性を相殺するために行なわれる。
また階調補正は階調とびを緩和するために行なわれる。
すなわちガンマ補正あるいは階調補正を含むガンマ補正
を施されることによって、デジタル画像信号はコンピュ
ータ60のディスプレイ装置等に画像を自然な色調変化
で表示し得る画像信号に変換される。この後、デジタル
画像信号は、入出力端子48を介してコンピュータ60
へ出力される。
【0032】ステップ140において、本スキャンを開
始するか否かが判定される。本スキャンを開始しないと
判定されたとき、ステップ145においてプリスキャン
を開始するか否かを判定する。プリスキャンを開始する
と判定されたとき、ステップ120へ戻り、色調を変更
する等のため、色補正パラメータを再度算出する。なお
本スキャンあるいはプリスキャンの開始は、コンピュー
タ60のディスプレイ装置等の画面上においてマウス等
により所定のマークがクリックされたか否かにより判定
される。
【0033】一方ステップ145においてプリスキャン
を開始しないと判定されたとき、ステップ140へ戻
る。ステップ140において本スキャンを開始すると判
定されるまで、ステップ120からステップ145の処
理が繰り返される。
【0034】ステップ140において本スキャンを開始
すると判定されたとき、ステップ150において、プリ
スキャンと同様に本スキャンが行なわれる。ただし、プ
リスキャンと異なる点は、画像の読取ピッチが細かい点
である。
【0035】コンピュータ60のディスプレイ装置等に
本スキャンにより読み取られた画像が表示され、このプ
ログラムは終了する。
【0036】図4は、本実施形態においてシステムコン
トロール回路40が画像処理回路45を駆動することに
より、色補正と階調補正を含むガンマ補正とを行うプロ
グラムのフローチャートである。図4から図12を参照
して階調とびと階調補正について説明する。
【0037】例えば被写体が図5に示すような黒から白
へ直線的に濃度が変化するテストチャートである場合に
ついて説明する。
【0038】図5のテストチャートに光を照射したと
き、反射輝度(被写体の反射輝度値)はテストチャート
の濃度が白から黒に変化するのに対応して線形(L1
1)に変化する。このテストチャートがネガフィルムM
に撮像され、ラインセンサ30がこのネガフィルムMの
透過光により露光されて、画像信号を読み取ったとき、
ラインセンサ30の出力信号は図6に示す出力信号の特
性を有する。すなわちテストチャートの濃度が黒から白
に変化するのに伴ない、ラインセンサ30の出力信号は
ガンマ曲線(L12)を描いて減少する。このためライ
ンセンサ30は、テストチャートの中間点(中間色)A
に対応する出力信号を低出力(白)側に寄って出力す
る。すなわちテストチャートのBL部に対応する出力範
囲は伸長され、一方WH部に対応する出力範囲は圧縮さ
れる。これは、ネガフィルムMの濃度の変化が被写体の
反射輝度の変化に対して非線形に変化する特性すなわ
ち、ネガフィルムMのガンマ特性から生ずるものであ
る。
【0039】このラインセンサ30により検出された画
像信号はA/D変換器44においてデジタル画像信号に
変換された後、画像処理回路45においてシェーディン
グ補正を施される。このときの画像信号の各信号レベル
の度数分布すなわち、ヒストグラムH1の一例を図7に
示す。
【0040】このヒストグラムH1において、信号レベ
ル範囲BLはテストチャートのBL部に対応する範囲で
あり、信号レベル範囲WHはテストチャートのWH部に
対応する範囲である。
【0041】ここで、代表してRの画像信号のヒストグ
ラムについて説明する。G、Bの画像信号についても同
様の処理が行われる。
【0042】ステップ210において、各信号レベルは
前述のステップ120(図3参照)において求められた
色補正パラメータのシフト量dRを減じられ、この時の
ヒストグラムは図7の左側へシフトする。さらにL1を
加算されることにより、ヒストグラムH1は図8に示さ
れるヒストグラムH2となる。
【0043】ステップ220において、ヒストグラムH
2を構成する各信号レベルは、オフセット量L1を減じ
られた後、色補正パラメータの乗算係数(L2−L1)
/(DR−dR)を乗じられて、その結果、ヒストグラ
ムの分布幅W1(図8参照)が分布幅W2(図9参照)
に拡大する。これにL1を加算することにより、この時
のヒストグラムは図9に示されるヒストグラムH3に変
換される。
【0044】ステップ230において、L2からヒスト
グラムH3を構成する各信号レベルを減じることによっ
て、ヒストグラムの階調は反転される。さらに、L1を
加算することによって、ヒトグラムH3は、分布範囲が
L1からL2であるヒストグラムH4(図10参照)に
変換される。
【0045】このようにステップ210からステップ2
30において、ヒストグラムH1はヒストグラムH4に
変換される。すなわちヒストグラムの最小有効値dRか
ら最大有効値DRの分布範囲が下側基準値L1から上側
基準値L2の分布範囲へ変換される。この分布範囲の変
換がR、G、B各色成分について独立して行なわれ、各
色成分の分布範囲が揃えられることにより色補正が行な
われる。また各色成分毎にヒストグラムの階調を反転さ
せることによって、ネガ/ポジ変換が行なわれる。
【0046】ステップ240において、R、G、B各色
成分の信号レベルは、画像処理回路45に設けられたL
UTを参照してガンマ補正および階調補正を含むガンマ
補正を施される。このLUTの入力レベルに対する出力
レベル特性の第一例を図11に示す。図11において、
L22はRの出力レベルを示し、L23はGの出力レベ
ルを示し、L24はBの出力レベルを示す。
【0047】ここでガンマ補正(標準非線形変換処理)
は、ネガフィルムMが有するガンマ特性すなわち図6に
示すネガフィルムMのガンマ曲線L12の特性とコンピ
ュータ60のディスプレイ装置等のモニタが有するガン
マ特性とを相殺するために行なわれる。このLUTを参
照してガンマ補正のみを行うとき、入力レベルに対する
出力レベルは曲線L24(標準非線形曲線)に示され
る。この曲線L24のガンマ補正により、ネガフィルム
Mのガンマ特性すなわち、ラインセンサ30の出力信号
が有するガンマ曲線L12(図6参照)の特性は略線形
特性に変換され、さらにコンピュータ60のディスプレ
イ装置等のモニタが有するガンマ特性を考慮して変換さ
れる。
【0048】このガンマ補正において入力レベル範囲W
H(図11参照)は、出力レベル範囲WHBに伸長され
る。このため、ヒストグラムH4(図10参照)の信号
レベルW5からW9は、ヒストグラムH5(図12参
照)の信号レベルW5’からW9’へ変換される。この
結果、信号レベル間隔d1は伸長して信号レベル間隔d
2になる。すなわち少数の階調から成る範囲WHを多数
の階調から成る範囲WHBへ変換するため、階調とび
(すなわち信号レベル間隔の空き)が発生する。
【0049】本実施形態では、階調補正は階調とびを緩
和するために行なわれ、この補正によって上述の高輝度
部すなわち入力レベル範囲WHにおいて、信号レベル間
隔が曲線L24のようなガンマ補正(標準非線形変換処
理)により得られる信号レベル間隔より小さい間隔にな
る。この階調補正を含むガンマ補正では、曲線L22あ
るいはL23で示される入出力特性(図11参照)によ
って信号レベルが変換される。これらの曲線L22ある
いはL23は、曲線L24(標準非線形曲線)を線形直
線L21に近づけた曲線である。曲線L22は曲線L2
3より線形直線L21に近い曲線である。この階調補正
により入力レベル範囲WHに対応する出力レベル範囲が
出力レベル範囲WHBより小さくなる。
【0050】図11に示す特性を有するLUTを参照す
ることにより、R、G、Bの信号レベルがガンマ補正を
施される。一般的な再現画像において、B成分の階調と
びはR、G成分に比べ目立たない。このため、Bの信号
レベルは標準非線形変換処理であるガンマ補正を施さ
れ、R、Gの信号レベルは階調補正を含むガンマ補正を
施される。すなわちBの信号レベルは曲線L24(標準
非線形曲線)の特性を有するLUTを参照することによ
り、Rの信号レベルは曲線L22の特性を有するLUT
を参照することにより、Gの信号レベルは曲線L23の
特性を有するLUTを参照することにより、それぞれガ
ンマ補正を施される。
【0051】このガンマ補正により、R、Gの入力レベ
ル範囲WHに対応する出力レベル範囲は、出力レベル範
囲WHRあるいはWHGとなる。すなわちR、Gの出力
レベル範囲WHR、WHGが出力レベル範囲WHBより
小さくなるので、階調とびが緩和される。
【0052】ここでRの曲線L22は、Gの曲線L23
よりも線形直線L21に近づけられた曲線である。これ
は、ディスプレイ装置における実際の色調調整におい
て、特に人肌の色調にしたがって画像の色調が判断され
ることが多く、人肌に最も影響を及ぼすRの信号レベル
の階調とびを緩和するためである。なおBの信号レベル
は、R、Gの曲線L22、L23に比べ微少であれば、
曲線L24(標準非線形曲線)より線形直線L21に近
づけられた曲線の特性を有するLUTにより補正されて
もよい。
【0053】図11に示す特性を有するLUTを参照し
てガンマ補正あるいは階調補正を含むガンマ補正を施さ
れることにより、R、G、B色成分の信号レベルはコン
ピュータ60のディスプレイ装置用すなわち画像表示用
の信号レベルに変換されて、被写体反射輝度の変化に対
して図13に示すように変化する。図13においてL3
1はRの出力レベルを示し、L32はGの出力レベルを
示し、L33はBの出力レベルを示す。これらのL3
1、L32、L33は、ディスプレイ装置のモニタが有
するガンマ特性を考慮した曲線となっている。このガン
マ補正あるいは階調補正を含むガンマ補正を施された
後、被写体反射輝度の変化に対して、R、Gの出力レベ
ルはBの出力レベルに比べ非線形性の強い変化を示す。
すなわち被写体の高輝度部WHにおいて、R、Gの出力
レベル範囲がBの出力レベル範囲に比べ圧縮される。画
像信号の各信号レベルが以上のように変換されると、こ
のプログラムは終了する。
【0054】以上の実施形態によれば、図11に示す特
性を有するLUTを参照して、R、G、B成分毎にそれ
ぞれ異なる特性でガンマ補正が施され、R、G成分に階
調補正が施される。すなわち、R、Gの高輝度部の信号
レベル範囲WHは、ガンマ補正(標準非線形変換処理)
のみによって得られる出力レベル範囲WHBより高輝度
部が圧縮された出力範囲WHR、WHGに変換される。
これによりR、G色成分の階調とびが緩和され、コンピ
ュータ60のディスプレイ装置等に画像が自然な色調変
化で表示される。
【0055】図14を参照して本実施形態における第2
例のLUT入出力特性について説明する。図14はLU
Tの入力レベルに対する出力レベル特性の第2例であ
る。図14において、L25はRの出力レベルを示し、
L26はGの出力レベルを示し、L24はBの出力レベ
ルを示す。上述の第1例の特性(図11参照)と異なる
点は、R、G色成分が階調補正を施されるとともに出力
レベルを下げられる点である。言い換えると、Bの出力
レベルはR、Gの出力レベルよりも弱いニー特性を持っ
ている。すなわち曲線L25、L26は図11に示す曲
線L22、L23に所定値G(<1)を乗じた曲線とな
る。
【0056】図14の特性を有するLUTを参照してガ
ンマ補正あるいは階調補正を含むガンマ補正が行なわれ
たとき、被写体反射輝度に対するLUTの出力レベルを
図15に示す。図15において、L34はRの出力レベ
ルを示し、L35はGの出力レベルを示し、L33はB
の出力レベルを示す。このガンマ補正と階調補正を含む
階調補正により、被写体の高輝度部WHにおいて第1例
と同様にR、Gの出力レベル範囲が圧縮され、さらにB
の出力レベル(L33)がR、Gの出力レベル(L3
4、L35)より大きくなる。
【0057】この第2例の特性を有するLUTを参照し
て、ガンマ補正および階調補正を含むガンマ補正が行わ
れるとき、第1例の場合と同様に、R、G色成分に階調
補正が施され、R、G色成分の階調とびが緩和される。
これにより、コンピュータ60のディスプレイ装置等に
画像が自然な色調変化で表示される。さらに、画像信号
の高輝度部においてBの色成分がR、G色成分に比べ大
きく出力されるので、表示された画像の白い部分に青味
がかかり、日本人の目には白が好ましい色調で表示され
る。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ネガフィ
ルムに記録された画像信号を読み取る画像読取装置にお
いて、ネガフィルムの有するガンマ特性のために生ずる
画像信号の非線形変化を線形変化に変換し、さらに表示
装置等のモニタのガンマ特性を相殺する、ガンマ補正に
伴い階調補正を行うことにより、画像信号の高輝度部に
おける階調とびが緩和され、自然な色調変化で画像が再
現され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である画像読取装置のネガフ
ィルムスキャナを示すブロック図である。
【図2】ネガフィルムが用いられる場合の原稿移送機構
と光源およびラインセンサを示す斜視図である。
【図3】本実施形態において画像読取を行うプログラム
のフローチャートである。
【図4】本実施形態において色補正と階調補正とを含む
ガンマ補正を行うプログラムのフローチャートである。
【図5】被写体の一例とその反射輝度を示す図である。
【図6】被写体の反射輝度に対するラインセンサの出力
信号特性を示す図である。
【図7】信号レベルの度数分布を示すヒストグラムであ
る。
【図8】信号レベルの度数分布を示すヒストグラムであ
る。
【図9】信号レベルの度数分布を示すヒストグラムであ
る。
【図10】信号レベルの度数分布を示すヒストグラムで
ある。
【図11】本実施形態におけるLUT入力レベルに対す
るLUT出力レベル特性の第1例である。
【図12】信号レベルの度数分布を示すヒストグラムで
ある。
【図13】被写体反射輝度に対する第1例のLUT出力
レベル特性を示す図である。
【図14】本実施形態におけるLUT入力レベルに対す
るLUT出力レベル特性の第2例である。
【図15】被写体反射輝度に対する第2例のLUT出力
レベル特性を示す図である。
【符号の説明】
M ネガフィルム(記録媒体) 30 ラインセンサ(光学センサ) 45 画像処理回路(非線形変換処理手段)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録された、被写体の輝度値
    の変化に対して非線形性を有する画像を読み取る画像読
    取装置であって、 前記画像に対応した第1の画像信号を出力する光学セン
    サと、 前記第1の画像信号を、所定の範囲に含まれる前記輝度
    値の変化に対して、前記第1の画像信号の非線形的な変
    化よりも弱い非線形的な変化を示し、かつ所定の標準非
    線形変換処理を施すことにより得られる画像信号の略線
    形的な変化より強い非線形的な変化を示す表示用の第2
    の画像信号に変換する非線形変換処理手段とを備えるこ
    とを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の範囲が、所定値より高い前記
    輝度値を有する範囲であることを特徴とする請求項1に
    記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記非線形変換処理手段において、前記
    第1の画像信号がルックアップテーブルを参照すること
    により前記第2の画像信号に変換されることを特徴とす
    る請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の画像信号が複数の色成分を有
    することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の色成分がR(レッド)、G
    (グリーン)、B(ブルー)の3原色であることを特徴
    とする請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記非線形変換処理手段が、前記3原色
    のうち所定の色成分の前記第1の画像信号を前記第2の
    画像信号に変換し、かつ残りの色成分の前記第1の画像
    信号に前記標準非線形変換処理を施すことを特徴とする
    請求項5に記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記所定の色成分が前記3原色のうちR
    (レッド)およびG(グリーン)の2つの色成分である
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記非線形変換処理手段が、前記G(グ
    リーン)成分の前記第2の画像信号よりも強い非線形的
    な変化を示す前記R(レッド)成分の前記第2の画像信
    号を出力することを特徴とする請求項7に記載の画像読
    取装置。
  9. 【請求項9】 前記非線形変換処理手段において、前記
    所定の色成分の前記第2の画像信号を構成する各信号レ
    ベルが1より小さい所定値を乗じられた信号レベルで出
    力されることを特徴とする請求項8に記載の画像読取装
    置。
  10. 【請求項10】 前記非線形変換処理手段が、前記3原
    色の各色成分毎に異なる非線形的な変化を示す第2の画
    像信号を出力することを特徴とする請求項5に記載の画
    像読取装置。
  11. 【請求項11】 前記非線形変換処理手段が、前記G
    (グリーン)成分の前記第2の画像信号よりも強い非線
    形的な変化を示す前記R(レッド)成分の前記第2の画
    像信号を出力し、かつ前記B(ブルー)成分の前記第2
    の画像信号よりも強い非線形的な変化を示す前記G(グ
    リーン)成分の前記第2の画像信号を出力することを特
    徴とする請求項10に記載の画像読取装置。
  12. 【請求項12】 前記記録媒体がネガフィルムであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  13. 【請求項13】 記録媒体に記録された、被写体の輝度
    値の変化に対して非線形性を有する画像を読み取る画像
    読取装置であって、 前記画像に対応した第1の画像信号を出力する光学セン
    サと、 前記第1の画像信号に所定の非線形変換処理を施して前
    記被写体の輝度値を再現する表示用の第2の画像信号を
    生成し、互いに異なる非線形特性を有する複数の非線形
    変換処理手段と、 前記第1の画像信号の各色成分に応じて、前記複数の非
    線形変換処理手段のいずれかを選択して非線形変換処理
    を行わせる制御手段とを備えることを特徴とする画像読
    取装置。
  14. 【請求項14】 前記複数の非線形変換処理手段が、第
    1の非線形特性を有する第1の非線形変換処理手段と、
    前記第1の非線形特性のニー特性を強めて変化させた第
    2の非線形特性を有する第2の非線形変換処理手段とか
    らなることを特徴とする請求項13に記載の画像読取装
    置。
  15. 【請求項15】 前記制御手段が、前記第1の画像信号
    のB(ブルー)成分については、前記第1の非線形変換
    処理手段を選択する一方、もう一方の残りの各色成分に
    ついては第2の非線形変換処理手段を選択して非線形変
    換処理を実行することにより、所定値より高い前記輝度
    値に対して前記残りの各色成分が前記B(ブルー)成分
    より圧縮された第2の画像信号を得ることを特徴とする
    請求項14に記載の画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018125606A (ja) * 2017-01-30 2018-08-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラム

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