JPH11321720A - 泥よけ装置 - Google Patents

泥よけ装置

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JPH11321720A
JPH11321720A JP12614698A JP12614698A JPH11321720A JP H11321720 A JPH11321720 A JP H11321720A JP 12614698 A JP12614698 A JP 12614698A JP 12614698 A JP12614698 A JP 12614698A JP H11321720 A JPH11321720 A JP H11321720A
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JP
Japan
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mudguard
additional
mud guard
rear wheel
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP12614698A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyoshi Nakao
文栄 中尾
Hideki Namita
英樹 波多
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Furukawa Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要時には後輪の上方や後方をカバーでき、
車両の日常点検等の作業も容易に行うことができるよう
にする。 【解決手段】 建設車両1の後輪3の前上方をカバーす
るように車体4に固定された固定泥よけ7に、後輪3の
上方と後上方をカバーする着脱可能な追加泥よけ8を連
設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホイールローダ等
の建設車両に設けられる泥よけ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホイールローダ等の建設車両は、通常、
作業現場内で使用されるので、従来の泥よけ装置は、運
転席に泥がはねかからないようにすることを主目的とし
ており、従って、後輪の泥よけは、後輪の前方と前上方
のみをカバーするように設け、後輪の上方や後方は、車
両の日常点検等の作業がやり易いように、カバーしてい
ないものが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ホイールロー
ダ等の建設車両も、作業現場への移動時や除雪作業時に
は道路上を走行するので、他の車両に泥をはねかけない
よう、後輪の上方や後方までカバーする必要がある。
【0004】ところが、泥よけを後輪の上方や後方まで
カバーするように設けると、エンジンフードの開閉など
が簡単にできなくなり、車両の日常点検等の作業がやり
難くなるという問題があった。
【0005】本発明は、建設車両の泥よけ装置における
かかる問題を解決するものであって、必要時には後輪の
上方や後方をカバーでき、車両の日常点検等の作業も容
易に行うことのできる泥よけ装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の泥よけ装置
は、車両の後輪の前上方をカバーするように車体に固定
された固定泥よけと、後輪の上方と後上方をカバーする
ように固定泥よけに連設される着脱可能な追加泥よけと
を備えている。
【0007】必要時には固定泥よけに追加泥よけを取付
けることにより、後輪の上方や後方をカバーでき、追加
泥よけを取外せば、車両の日常点検等の作業も容易に行
うことができる。
【0008】固定泥よけに設けた支持部に、追加泥よけ
を水平回動可能に枢着すれば、必要時には追加泥よけを
後輪上の所定カバー位置まで回動させることにより、後
輪の上方や後方をカバーでき、また、追加泥よけを側方
へ回動させることにより、車両の日常点検等の作業も容
易に行うことができるようになる。
【0009】追加泥よけを後輪上の所定カバー位置まで
回動したとき車体側に当接するストッパを追加泥よけ側
に設け、車体側には当接したストッパを係止する係止装
置を設けると、追加泥よけを後輪上の所定カバー位置に
容易に位置決めして固定することができる。
【0010】追加泥よけを着脱可能な安全索を介して車
体側に繋着しておくと、走行時に万一ストッパが係止装
置から外れるようなことがあっても、追加泥よけが車体
から完全に離脱するおそれがなく安全性が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態を示
す泥除け装置を備えた建設車両の側面図、図2は建設車
両の平面図、図3は固定泥よけに追加泥よけを取付ける
状態の説明図、図4は追加泥よけの取付部分の平面図、
図5は追加泥よけのストッパの当接状態の説明図であ
る。
【0012】この建設車両1は、前輪2と後輪3とが装
着されたアーティキュレートタイプの車体4の中央部に
運転席5、その後方にはエンジンフード6が設置されて
いる。
【0013】建設車両1に設けられる泥よけ装置は、後
輪3用として、後輪3の前上方をカバーするように車体
4に固定された固定泥よけ7と、後輪3の上方と後上方
をカバーするように固定泥よけ7に連設される着脱可能
な追加泥よけ8とを備えている。固定泥よけ7の前下端
には、ラバー9Aが後輪3の前方をカバーするように吊
設されている。追加泥よけ8の後下端には、ラバー9B
が後輪3の後方をカバーするように吊設されている。
【0014】固定泥よけ7の後上端は水平となってお
り、ここに垂直な取付孔11が穿設された支持部10が
設けられている。支持部10の取付孔11にはブッシュ
14が嵌着され、このブッシュ14には、追加泥よけ8
の前端部に設けた取付ピン13が挿入される。支持部1
0と取付ピン13との間にはスラストワッシャ12とワ
ッシャ15を設けて追加泥よけ8が円滑に水平回動でき
るようになっている。
【0015】取付ピン13は、取付孔11からの抜出し
を防止するために、その先端にボルト孔16が設けられ
ており、ブッシュ14に挿入した後、抜止めボルト17
が抜止めプレート18と弛み止めのスプリングワッシャ
19を介してこのボルト孔16に螺着される。
【0016】また、車両の日常点検等の作業を行う場合
に、追加泥よけ8を側方へ回動させて作業を行うのに支
障のない作業位置で保持するため、固定泥よけ7の後上
端の側方に保持部20が設けられており、追加泥よけ8
には、作業位置まで追加泥よけ8を回動させたとき保持
部20と係合する位置に保持片21が設けられている。
保持部20と保持片21とには保持孔22、23が穿設
されており、保持部20には保持孔22に挿入したレバ
ー25とレバー25の抜け落ちとともに上方へと付勢す
るスプリング24とスプリットピン26が設けられてい
る。レバー25を引き下げながら追加泥よけ8を作業位
置まで回動して保持片21を保持部20と係合させ、次
にレバー25を解放するとスプリング24によって上方
へと付勢されてたレバー25が保持孔23に挿通して追
加泥よけ8の回動が規制される。
【0017】追加泥よけ8の後端部の側面には、ストッ
パ30が設けられている。このストッパ30は、図5に
仮想線で示すように追加泥よけ8を後輪3上の所定カバ
ー位置まで回動させたとき、車体4側に設けられている
固定装置31に当接する当接片32と、係止ピン33
と、繋着片34とが設けられている。当接片32の先端
部は弾性体となっている。繋着片34には繋着孔35が
設けられている。
【0018】固定装置31は、車体4に固定ボルト40
で固定された側方へ延出する固定アーム36の先端部
に、追加泥よけ8が後輪3上の所定カバー位置まで回動
して当接片32が当接したとき、ストッパ30の係止ピ
ン33を自動的に係止する公知の係止装置39を設けた
ものである。また、この固定装置31の先端部には、安
全索37の一端が固定されている。安全索37の他端に
はスプリングフック38が取付けられており、このスプ
リングフック38をストッパ30の繋着片34の繋着孔
35に掛けて、走行時に万一ストッパ30の係止ピン3
3が係止装置39から外れるようなことがあっても、追
加泥よけ8が車体4から完全に離脱しないようにする。
【0019】この泥よけ装置は、建設車両1が道路上を
走行するとき等、他の車両に泥をはねかけないよう後輪
3の上方や後方までカバーする必要がある場合には、追
加泥よけ8の取付ピン13を固定泥よけ7の支持部20
の取付孔11に挿入し、追加泥よけ8をカバー位置まで
回動させ、当接片32を固定装置31に当接させてスト
ッパ30を係止装置39で係止し、安全索37のスプリ
ングフック38をストッパ30の繋着片34の繋着孔3
5にかけて繋着する。
【0020】車両の日常点検等の作業を行うとき等、追
加泥よけ8がカバー位置にあるとじゃまな場合には、安
全索37のスプリングフック38を繋着片34から外
し、追加泥よけ8を作業位置まで水平に側方へ回動させ
て、保持孔22、23にレバー25を挿入してこの位置
で保持する。勿論、取付ピン13を固定泥よけ7の支持
部20の取付孔11から抜出して追加泥よけ8を固定泥
よけ7から取外してしまうこともできる。
【0021】この泥よけ装置は、このように、必要時に
は固定泥よけ7に追加泥よけ8を取付けることにより、
後輪3の上方や後方をカバーでき、追加泥よけ8を作業
位置まで回動させるか取外すことにより、建設車両1の
日常点検等の作業も容易に行うことができる。
【0022】また、追加泥よけ8を後輪3上の所定カバ
ー位置まで回動したとき車体4側の固定装置31に当接
するストッパ30を追加泥よけ8側に設け、固定装置3
1には当接したストッパ30の係止ピン33を係止する
係止装置39を設けているので、追加泥よけ8を後輪3
上の所定カバー位置に容易に位置決めして固定すること
ができる。
【0023】追加泥よけ8を安全索37を介して車体4
側の固定装置31に繋着するので、走行時に万一ストッ
パ30の係止ピン33が係止装置39から外れるような
ことがあっても、追加泥よけ8が車体4から完全に離脱
するおそれがなく道路上を走行するときの安全性が向上
する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の泥よけ装
置は、必要時には後輪の上方や後方をカバーでき、車両
の日常点検等の作業も容易に行うことができる。
【0025】固定泥よけに設けた支持部に、追加泥よけ
を水平回動可能に枢着すれば、必要時には追加泥よけを
後輪上の所定カバー位置まで回動させるだけで、後輪の
上方や後方をカバーでき、また、追加泥よけを側方へ回
動させるだけで、車両の日常点検等の作業も容易に行う
ことができるようになる。
【0026】追加泥よけを後輪上の所定カバー位置まで
回動したとき車体側に当接するストッパを追加泥よけ側
に設け、車体側には当接したストッパを係止する係止装
置を設けると、追加泥よけを後輪上の所定カバー位置に
容易に位置決めして固定することができる。
【0027】追加泥よけを着脱可能な安全索を介して車
体側に繋着しておくと、走行時に万一ストッパが係止装
置から外れるようなことがあっても、追加泥よけが車体
から完全に離脱するおそれがなく安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す泥除け装置を備え
た建設車両の側面図である。
【図2】建設車両の平面図である。
【図3】固定泥よけに追加泥よけを取付ける状態の説明
図である。
【図4】追加泥よけの取付部分の平面図である。
【図5】追加泥よけのストッパの当接状態の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 建設車両 2 前輪 3 後輪 4 車体 5 運転席 6 エンジンフード 7 固定泥よけ 8 追加泥よけ 9A ラバー 9B ラバー 10 支持部 11 取付孔 12 スラストワッシャ 13 取付ピン 14 ブッシュ 16 ボルト孔 17 抜止めボルト 18 抜止めプレート 19 スプリングワッシャ 20 保持部 21 保持片 22 保持孔 23 保持孔 24 スプリング 25 レバー 26 スプリットピン 30 ストッパ 31 固定装置 32 当接片 33 係止ピン 34 繋着片 35 繋着孔 36 固定アーム 37 安全索 38 スプリングフック 39 係止装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設けられる泥よけ装置であって、
    後輪の前上方をカバーするように車体に固定された固定
    泥よけと、後輪の上方と後上方をカバーするように固定
    泥よけに連設される着脱可能な追加泥よけとを備えたこ
    とを特徴とする泥よけ装置。
  2. 【請求項2】 固定泥よけに設けた支持部に、追加泥よ
    けを水平回動可能に枢着したことを特徴とする請求項1
    記載の泥よけ装置。
  3. 【請求項3】 追加泥よけを後輪上の所定カバー位置ま
    で回動したとき車体側に当接するストッパを追加泥よけ
    側に設け、車体側には当接したストッパを係止する係止
    装置を設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2
    記載の泥よけ装置。
  4. 【請求項4】 追加泥よけを着脱可能な安全索を介して
    車体側に繋着することを特徴とする請求項1、請求項
    2、又は請求項3記載の泥よけ装置。
JP12614698A 1998-05-08 1998-05-08 泥よけ装置 Pending JPH11321720A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100708960B1 (ko) 2005-12-27 2007-04-18 두산인프라코어 주식회사 휠 로우더의 풀 펜더 개폐장치
WO2018105093A1 (ja) 2016-12-08 2018-06-14 株式会社小松製作所 フロントフェンダ及びホイールローダ
WO2020196552A1 (ja) 2019-03-26 2020-10-01 株式会社小松製作所 作業車両及び泥よけの着脱方法

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