JPH1132076A - デジタル伝送方法、伝送装置、伝送システムおよび記録媒体 - Google Patents

デジタル伝送方法、伝送装置、伝送システムおよび記録媒体

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JPH1132076A
JPH1132076A JP9184765A JP18476597A JPH1132076A JP H1132076 A JPH1132076 A JP H1132076A JP 9184765 A JP9184765 A JP 9184765A JP 18476597 A JP18476597 A JP 18476597A JP H1132076 A JPH1132076 A JP H1132076A
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JP
Japan
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packet
signal
compression unit
data
transmission
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JP9184765A
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English (en)
Inventor
Takayuki Kikuchi
孝之 菊池
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送パケットの消失時にスタートコード検出
ウインドを長期間開放せずに、スタートコード検出期間
を精度よく限定できるようにする。 【解決手段】 圧縮単位毎にスタートコードの付加され
た圧縮信号系列と他のパケット中に含まれる圧縮信号系
列のデータ数情報とを含めてパケット化する伝送パケッ
ト生成部4と、パケット消失の検出結果に応じて、他の
パケットに含まれる上記消失したパケットに対応するデ
ータ数情報を用いて、スタートコードの検出制御を行う
ウインド信号を発生する検出ウインドカウンタ部/生成
部17,18とを設け、パケットが消失した場合でも、
その消失したパケット中に含まれていたデータ数を知っ
てスタートコード検出ウインドの生成に反映させるよう
にすることにより、パケットの消失時でも実際にスター
トコードがあるデータ位置近くでのみ検出制御ウインド
を開くことができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル伝送方法、
伝送装置、伝送システムおよび記録媒体に関し、特に、
デジタルオーディオ信号のような信号系列に相関性のあ
るデジタル信号を固定長単位に圧縮して伝送する装置に
用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なデジタル伝送システムのブロッ
ク図を図5に示す。図5において、1はデジタルオーデ
ィオデータの入力端子、2はオーディオ高能率符号化部
であり、デジタルオーディオデータを圧縮し、単独で伸
長可能な圧縮データブロックであるオーディオアクセス
ユニット(AAU)を生成する。3はスタートコード付
加部であり、オーディオ高能率符号化部2からの出力に
対してAAU毎にあらかじめ定められたビットパター
ン、いわゆるスタートコードを付加する。
【0003】4はデータを伝送路に出力する形態にパケ
ット化する伝送パケット生成部、5はパケットを伝送す
るにあたって必要な付属情報を生成するパケット付加情
報生成部、6はパケットを伝送するにあたって必要なパ
ケットの連続性を示す情報を生成する連続性カウンタで
ある。8は誤り訂正符号化部であり、伝送パケット生成
部4からの出力である伝送パケットに対して、誤り訂正
のためのパリティを伝送パケット単位で付加する。9は
誤り訂正符号化部8からの出力を変調する変調部、10
は変調された信号を遠隔地に伝送する伝送路である。
【0004】11は伝送路10を経由して受信した信号
を復調する復調部、12は復調部11で復調された受信
データから伝送パケットデータを検出し、パケット付属
情報を処理する伝送パケット検出部、13は伝送パケッ
ト中に含まれる伝送路10で発生した誤りを伝送パケッ
ト単位で訂正する誤り訂正部である。14はスタートコ
ード検出部であり、伝送パケット検出部12の出力であ
るAAUデータから、AAUの先頭データ(スタートコ
ード)を検出する。
【0005】15は連続性カウンタ検証部であり、伝送
パケット検出部12で検出された付属情報の1つである
パケット連続性情報を検証し、パケット消失が発生した
か否かを判定する。17はスタートコード検出ウインド
カウンタ部であり、スタートコード検出部14および連
続性カウンタ検証部15の状態に関連してインクリメン
トする。18はスタートコード検出ウインド生成部であ
り、スタートコード検出ウインドカウンタ部17の出力
から、スタートコード検出部14の検出能力を高める検
出制御信号を生成する。19はAAU単位で圧縮オーデ
ィオデータの復号を行うオーディオ伸長部、20は出力
端子である。
【0006】次に、上記構成から成るデジタル伝送装置
の動作について説明する。まず、入力端子1より入力さ
れたデジタルオーディオ信号は、オーディオ高能率符号
化部2で、例えばISO/IEC11172−3に沿う
ような手段によって圧縮されるとともに、スタートコー
ド付加部3によりスタートコードが付加される。このと
きの圧縮単位であるAAUは固定長である。AAUは、
AAUストリームとして伝送パケット生成部4に供給さ
れる。
【0007】伝送パケット生成部4では、与えられたA
AUストリームを伝送路10に流すために必要な情報を
生成し、その情報を含めてAAUデータを定められたパ
ケットデータ長にパケット化する。ここではまず、パケ
ットの単位を識別するための、あらかじめ定められた同
期信号パターンを生成する。
【0008】そして、パケット付加情報生成部5により
生成された、データを伝送する際に必要となるその他の
可変長なパケット付属情報(例えばISO/IEC13
818−1では、アダプテーションフィールドに対応す
る情報)をパケットに加える。さらに、連続性カウンタ
6からパケット単位でインクリメントされるnビットの
連続性カウンタ値を上記パケット付属情報に加える。
【0009】その後、定められたパケットデータ長から
パケット付属情報に使用されたデータ数を減算し、その
解をペイロードと呼ばれるフィールドに割り当てる。ペ
イロードとは、そのパケットが伝送できるユーザデータ
の可変長な領域であって、本例ではAAUデータが切り
出されて記述される。そして、このようにして生成した
パケットデータを、誤り訂正符号化部8に伝送パケット
として出力する。
【0010】誤り訂正符号化部8では、リードソロモン
符号などの誤り訂正符号のパリティデータをパケット単
位に付加し、変調部9に出力する。変調部9では、誤り
訂正符号化部8より与えられるパケットデータを伝送路
10に応じて変調し、伝送路10を介して遠隔地の復調
部11へ伝送する。
【0011】復調部11では、入力された信号を復調し
て伝送パケット検出部12に出力する。伝送パケット検
出部12では、あらかじめ定められている同期信号のビ
ットパターン検出を行い、伝送パケットを復元する。こ
のとき、同期信号のビットパターンにエラーの発生した
伝送パケットは、同期信号の復元ができないために、図
2(8)のようにパケットデータは消失する。伝送パケ
ット検出部12で復元されたパケットデータは、誤り訂
正部13に出力される。
【0012】誤り訂正部13では、復元されたパケット
データについて誤り訂正処理を行い、その処理結果であ
る訂正パケットデータをスタートコード検出部14に出
力する。スタートコード検出部14では、入力された訂
正パケットデータから、AAUの先頭データの識別を行
うためにあらかじめ定められているスタートコードをA
AUデータ列から検出する。
【0013】その一方で、伝送パケット検出部12で
は、復元した伝送パケットからパケット付属情報を復号
し、連続性カウンタの値を抽出して連続性カウンタ検証
部15に出力する。連続性カウンタ検証部15では、入
力されてくるデータ(インクリメントデータ)を伝送パ
ケット毎にチェックし、値の不連続点を検出する。この
検出信号は、連続性フラグとしてスタートコード検出ウ
インドカウンタ部17に出力される。
【0014】スタートコード検出ウインドカウンタ部1
7は、スタートコード検出部14でのスタートコードの
検出能力を高めるために、スタートコード検出ウインド
を生成するためのカウンタである。このカウンタは、ス
タートコード検出部14でのスタートコード検出時にリ
セットがかかり、スタートコード検出部14に入力され
るパケットデータに対応してインクリメントされる。
【0015】スタートコード検出ウインド生成部18
は、上記スタートコード検出ウインドカウンタ部17で
カウントされる値に基づいて、スタートコードの存在す
べきデータ位置を想定した検出制御信号を発生させる。
すなわち、1つのAAUデータ長をLとすると、スター
トコード検出部14でスタートコードを検出した後、検
出動作を禁止し、その後の入力データ数をカウントして
Lカウント目で再びスタートコード検出部14の検出動
作を許可する。
【0016】また、スタートコード検出ウインドカウン
タ部17が連続性カウンタ検証部15から不連続点検出
信号を受けたときには、カウンタのインクリメントを停
止して、スタートコード検出部14からのスタートコー
ド検出信号によるリセットを待つ。このときスタートコ
ード検出ウインド生成部18では、図2(9)のよう
に、スタートコード検出ウインド信号を次のスタートコ
ードを検出するまで開放して、スタートコード検出部1
4の検出動作を許可する。
【0017】これは、伝送パケットに訂正不能な誤りが
発生すると当該パケットが消失するので、パケット消失
が発生していない場合と同様の手法でスタートコード検
出ウインドを発生すると、当該発生したスタートコード
検出ウインドにより想定したデータ位置にスタートコー
ドが存在せず、検出することができなくなってしまうか
らである。
【0018】また、消失したパケット内には可変長のパ
ケット付属情報領域があるため、その消失したパケット
内のペイロードが何バイト存在していたのかは不明であ
る。そのため、パケット消失が発生した場合に、スター
トコード検出ウインドカウンタ部17を用いてスタート
コードの存在すべきデータ位置を正しく想定することは
困難だからである。
【0019】以上のようにスタートコード検出部14に
てスタートコードを検出してAAU単位に区切られたデ
ータは、オーディオ伸長部19で例えばISO/IEC
11172−3に従って伸長され、デジタルオーディオ
信号が復元される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、上記従
来例では、伝送パケットに訂正不能な誤りが発生して当
該パケットが消失したときは、図2(9)のように、伝
送パケットの不連続点から最初にスタートコードが検出
されるまでスタートコード検出ウインドを開放して検出
動作を許可(ウインドによる制限を解除)していた。し
かしこれでは、ペイロードデータ中の擬似スタートコー
ドを誤って検出する確率が高くなり、システムの信頼性
を低下させるという問題があった。
【0021】本発明はこのような問題を解決するために
成されたものであり、伝送パケットの消失時に、伝送パ
ケットの不連続点からスタートコードが検出されるまで
スタートコード検出ウインドを開放することなく、スタ
ートコード検出期間を精度よく限定できるようにするこ
とを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタル伝送方
法は、圧縮単位毎に圧縮単位識別信号の付加された圧縮
信号系列と他の伝送パケット中に含まれる圧縮信号系列
のデータ数情報とをパケット化して伝送し、ある伝送パ
ケットが消失した際に、他の伝送パケット中に含まれて
いる上記消失した伝送パケットに対応するデータ数情報
を用いて、上記圧縮単位識別信号の検出制御を行うため
のウインド信号を生成するようにしたことを特徴とす
る。例えば、上記伝送パケットの消失の際に、消失した
伝送パケットに対応する上記データ数情報をもとに、上
記ウインド信号の生成カウンタにオフセットを加えるよ
うにしている。
【0023】本発明のデジタル伝送装置は、圧縮単位毎
に圧縮単位識別信号の付加された圧縮信号系列および他
の伝送パケット中に含まれる圧縮信号系列のデータ数情
報をパケット化するパケット化手段と、ある伝送パケッ
トが消失した際に、他の伝送パケット中に含まれている
上記消失した伝送パケットに対応するデータ数情報を用
いて、上記圧縮単位識別信号の検出制御を行うためのウ
インド信号を生成する検出制御ウインド生成手段とを備
えたことを特徴とする。
【0024】本発明の他の特徴とするところは、デジタ
ル信号をあらかじめ定められた圧縮単位に圧縮する圧縮
手段と、上記圧縮手段により圧縮された圧縮信号につい
て、上記圧縮単位毎に圧縮単位識別信号を付加する圧縮
単位識別信号付加手段と、上記圧縮単位識別信号付加手
段により上記圧縮単位識別信号の付加された圧縮信号の
信号系列を、少なくとも以前に生成されたパケット中に
含まれる圧縮信号のデータ数を表す前パケットデータ数
情報を含めて上記圧縮単位とは独立した任意のパケット
長単位でパケット化するパケット化手段と、上記パケッ
ト化手段により生成されたパケットを伝送路を介して伝
送する伝送手段とを備えたことを特徴とする。
【0025】本発明のその他の特徴とするところは、伝
送路を介して伝送されてきたパケットを復号し、少なく
とも当該パケットより以前に生成されたパケット中に含
まれる圧縮信号のデータ数を表す前パケットデータ数情
報を抽出するパケット処理手段と、上記パケット処理手
段の出力である上記圧縮信号の信号系列から上記圧縮単
位識別信号を検出する圧縮単位検出手段と、上記パケッ
トの消失を検出するパケット消失検出手段と、上記パケ
ット消失検出手段での検出結果に応じて、消失したパケ
ットに対応する上記前パケットデータ数情報を用いて、
上記圧縮単位検出手段の検出制御を行うためのウインド
信号を生成する検出制御ウインド生成手段と、上記圧縮
単位検出手段によって識別された上記圧縮単位毎に上記
圧縮信号を伸長し、圧縮前のデジタル信号を復元する伸
長手段とを備えたことを特徴とする。
【0026】本発明のデジタル伝送システムは、信号系
列に相関性のあるデジタル信号をあらかじめ定められた
圧縮単位に圧縮する圧縮手段と、上記圧縮手段により圧
縮された圧縮単位で伸長可能な圧縮信号について、上記
圧縮単位毎に圧縮単位識別信号を付加する圧縮単位識別
信号付加手段と、上記圧縮単位識別信号付加手段により
上記圧縮単位識別信号の付加された圧縮信号の信号系列
を上記圧縮単位とは独立した任意の固定パケット長単位
でパケット化するパケット化手段と、上記パケット化手
段により生成されたパケットを伝送路を介して伝送する
伝送手段と、上記伝送手段からの出力であるパケットを
復号するパケット処理手段と、上記パケット処理手段の
出力である上記圧縮信号の信号系列から上記圧縮単位識
別信号を検出する圧縮単位検出手段と、上記圧縮単位検
出手段の検出制御を行うためのウインド信号を生成する
検出制御ウインド生成手段と、上記圧縮単位検出手段に
よって識別された上記圧縮単位毎に上記圧縮信号を伸長
し、上記信号系列に相関性のあるデジタル信号を復元す
る伸長手段とを有するデジタル伝送システムであって、
上記パケットは、上記パケット長以下の任意のデータ長
のパケット付属情報と上記圧縮信号の信号系列とから構
成され、上記パケット付属情報には少なくとも、パケッ
ト単位に連続性を表す連続性指標情報と、当該パケット
以前に生成されたパケットに含まれる上記圧縮信号の信
号系列のデータ数を表す前パケットデータ数情報とを含
み、上記パケット処理手段は、上記連続性指標情報と上
記前パケットデータ数情報とを抽出して上記検出制御ウ
インド生成手段に出力する付属情報出力手段を含み、上
記検出制御ウインド生成手段は、上記付属情報出力手段
からの上記連続性指標情報を用いて上記パケットの消失
を検出するパケット消失検出手段と、上記パケット消失
検出手段での検出結果に応じて、消失したパケットに対
応する上記前パケットデータ数情報を用いて上記ウイン
ド信号を発生させるウインド信号発生手段とを含むこと
を特徴とする。
【0027】ここで、上記固定パケット長単位が上記圧
縮単位よりも少ないデータ数で成るようにしても良い。
【0028】また、上記圧縮単位はデータ数Lで示され
る一定のデータサイズを有し、上記ウインド信号発生手
段は、上記データ数Lの周期でデータ数の計数を行う計
数手段と、上記付属情報出力手段から与えられる上記連
続性指標情報の状態により、上記計数手段での計数結果
に上記前パケットデータ数情報により得られる消失デー
タ数を加算する加算手段とを備えるようにしても良い。
【0029】また、上記パケット化手段は、上記連続性
指標情報を発生させるための、上記パケット単位で周期
的にインクリメントおよびリセットされるnビットの連
続性カウンタと、上記前パケットデータ数情報を保持す
るための記憶手段と、上記パケット付属情報に上記連続
性カウンタの値および上記記憶手段に記憶された前パケ
ットデータ数情報を挿入する挿入手段とを備えるように
しても良い。この場合において、上記記憶手段は上記前
パケットデータ数情報を2n 個保持し、上記挿入手段
は、上記記憶手段に記憶された全ての前パケットデータ
数情報を上記パケット付属情報に挿入するようにしても
良い。
【0030】本発明のコンピュータに読み取り可能な記
録媒体は、圧縮単位毎に圧縮単位識別信号の付加された
圧縮信号系列と他の伝送パケット中に含まれる圧縮信号
系列のデータ数情報とをパケット化して伝送する機能を
コンピュータに実現させるためのプログラムを記録した
ことを特徴とする。
【0031】本発明の他の特徴とするところは、ある伝
送パケットが消失した際に、他の伝送パケット中に含ま
れている上記消失した伝送パケットに対応するデータ数
情報を用いて、圧縮単位識別信号の検出制御を行うため
のウインド信号を生成する機能をコンピュータに実現さ
せるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0032】上記のように構成した本発明によれば、例
えば伝送路でのエラーによって一部パケットが消失した
場合には、他のパケット中に含まれている上記消失した
パケットに対応するデータ数情報を用いて、圧縮単位識
別信号の検出期間を限定するための制御ウインドが生成
される。具体的には、検出制御ウインドを生成するため
のカウンタ値に上記データ数情報に応じた値がオフセッ
トされることにより、消失したデータ数の分だけカウン
タ値がジャンプアップされる。これにより、パケット消
失が発生した場合でも、実際に圧縮単位識別信号がある
データ位置を正しく想定して検出制御ウインドを開くよ
うにすることが可能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)以下、本発明の一実施形態について
説明する。図1に、本実施形態によるデジタル伝送シス
テムのブロック図を示す。図1において、図5に示した
符号と同一の符号を付したものは、同一の機能を有する
ものであるので、これについての詳細な説明は省略す
る。
【0034】7は前パケットペイロード数記億部であ
り、パケットを伝送するにあたって必要となる以前のパ
ケットに含まれるAAUデータ数についての情報(前パ
ケットペイロードデータ数情報)を保持する。また、1
6は消失パケットペイロード数計算部であり、伝送パケ
ット検出部12で検出されたパケット付属情報の1つで
ある前パケットペイロードデータ数情報をもとに、消失
したパケットの中に含まれていたAAUデータ数を計算
する。
【0035】以下に、図1のように構成したデジタル伝
送システムの動作を、図2に示すデータ列のイメージ図
を用いて説明する。まず、入力端子1より入力されたデ
ジタルオーディオ信号は、オーディオ高能率符号化部2
で、例えばISO/IEC11172−3に沿うような
手段によって圧縮されるとともに、スタートコード付加
部3によりスタートコードが付加される(図2
(1))。このときの圧縮単位であるAAUは、データ
長がLの固定長である。AAUは、図2(2)のよう
に、AAUストリームとして伝送パケット生成部4に出
力される。
【0036】伝送パケット生成部4では、図2(3)に
示すように、与えられたAAUストリームを伝送路10
に流すために必要な情報を生成し、その情報を含めてA
AUデータを定められたパケットデータ長にパケット化
する。ここではまず、パケットの単位を識別するため
の、あらかじめ定められた同期信号パターンを生成す
る。そして、データを伝送する際に必要となるその他の
可変長なパケット付属情報(例えばISO/IEC13
818−1では、アダプテーションフィールドに対応す
る情報)をパケットに加える。
【0037】さらに、連続性カウンタ6からパケット単
位でインクリメントされるnビットの連続性カウンタ値
と、前パケットペイロード数記憶部7に記憶されてい
る、現在生成しようとしているパケットより以前のパケ
ットに含まれていたペイロードのデータ数情報(消失デ
ータ数情報と呼ぶ)とをパケット付加情報生成部5を介
して取り込み、パケット付属情報に加える。
【0038】その後、定められたパケットデータ長から
パケット付属情報に使用されたデータ数を減算し、その
解をペイロードと呼ばれるフィールドに割り当てる。ペ
イロードとは、そのパケットが伝送できるユーザデータ
の可変長な領域であって、本実施形態では、図2(3)
のようにAAUデータが切り出されて記述される。そし
て、現在のパケットに割り当てられたペイロードデータ
数を前パケットペイロード数記億部7に記憶させるとと
もに、このようにして生成したパケットデータを誤り訂
正符号化部8に伝送パケットとして出力する。
【0039】誤り訂正符号化部8では、リードソロモン
符号などの誤り訂正符号のパリティデータをパケット単
位に付加し、変調部9に出力する。変調部9では、誤り
訂正符号化部8からのデータを伝送路10に応じて変調
し、伝送路10を介して復調部11へ伝送する。このと
きの送信データ列の例が、図2(4)に示されている。
また、伝送路10でエラーが発生し、ある伝送パケット
の同期用のビットパターンが破壊された受信データ列の
例が、図2(5)に示されている。
【0040】復調部11では、入力された信号を復調し
て伝送パケット検出部12に出力する。伝送パケット検
出部12では、あらかじめ定められている同期信号のビ
ットパターン検出を行い、伝送パケットを復元する。こ
のとき、エラーの発生した伝送パケットは復元ができな
いために、そのパケットデータは図2(6)のように消
失する。伝送パケット検出部12で復元されたパケット
データは、誤り訂正部13に出力される。
【0041】誤り訂正部13では、復元されたパケット
データについて誤り訂正処理を行い、その処理結果であ
る訂正パケットデータをスタートコード検出部14に出
力する。スタートコード検出部14では、入力された訂
正パケットデータから、AAUの先頭データの識別を行
うためにあらかじめ定められているスタートコードをA
AUデータ列から検出する。
【0042】その一方で、伝送パケット検出部12で
は、復元した伝送パケットからパケット付属情報を復号
し、連続性カウンタの値および消失データ数情報を抽出
してそれぞれ連続性カウンタ検証部15、消失パケット
ペイロード数計算部16に出力する。連続性カウンタ検
証部15では、入力されてくるデータ(インクリメント
データ)を伝送パケット毎にチェックし、値の不連続点
を検出する。この検出信号は、連続性フラグとして消失
パケットペイロード数計算部16およびスタートコード
検出ウインドカウンタ部17に出力される。
【0043】また、消失パケットペイロード数計算部1
6では、上述のように不連続点検出信号を連続性カウン
タ検証部15から受け取ったことに応答して、伝送パケ
ット検出部12より受け取った消失データ数情報から、
消失したペイロードのデータ数を計算する。そして、そ
の計算結果をスタートコード検出ウインドカウンタ部1
7に出力する。
【0044】スタートコード検出ウインドカウンタ部1
7では、スタートコード検出部14でのスタートコード
の検出能力を高めるために、スタートコード検出ウイン
ドを生成するべく、図2(2)のLで示したAAUデー
タ長周期でカウンタを動作させている。このカウンタ
は、スタートコード検出部14でのスタートコード検出
時にリセットがかかり、スタートコード検出部14に入
力されるパケットデータに対応してインクリメントされ
る。
【0045】そして、スタートコード検出ウインドカウ
ンタ部17で連続性カウンタ検証部15から不連続点検
出信号を受けたときは、現在のカウンタ値Cを C=(C+ED) mod L ただし、EDは消失ペイロードデータ数に変更し、その
値をスタートコード検出ウインド生成部18に出力す
る。
【0046】スタートコード検出ウインド生成部18で
は、スタートコード検出ウインドカウンタ部17からの
カウンタ値Cをもとに、スタートコード検出期間を限定
するための制御信号(ウインド信号)を生成する。ここ
では、 C≧L−S ただし、Sはスタートコードデータ数の条件が成立する
場合に、スタートコード検出部14が動作するように制
御している。
【0047】このようにスタートコード検出部14にて
スタートコードを検出してAAU単位に区切られたデー
タは、オーディオ伸長部19で例えばISO/IEC1
1172−3に従って伸長され、デジタルオーディオ信
号が復元される。
【0048】本実施形態では以上のような構成をとるこ
とにより、図2(6)に示したように、復元されたAA
Uデータ列が一部パケットの消失されたものであって
も、消失された伝送パケット中のペイロード数も考慮し
たカウント動作によりスタートコード検出ウインドが開
かれ、スタートコード検出ウインドは、図2(7)のよ
うに実際にスタートコードがあるデータ位置近くでのみ
開くようになる。そのため、スタートコード検出期間を
精度よく限定でき、ペイロードデータ中の擬似スタート
コードが誤って検出されることを少なくすることがで
き、高い精度でAAUスタートコードを検出することが
可能となる。
【0049】例えば、オーディオデータについて、IS
O/IEC11172−3においてサンプリング周期が
48kHz、伝送レートが384kbpsのモードで、
伝送パケットサイズを188バイトとした場合、従来は
スタートコード検出ウインドを最悪でおおむね7.2k
bitのデータ期間開いていたものを、そのように開放
にする必要がなくなる効果があり、スタートコードの誤
検出の確率を格段に低減することができる。
【0050】なお、この図1の例では、送信側装置にブ
ロック1〜7、受信側装置にブロック11〜20を備え
る構成としたが、これらの全てのブロックを備える装置
間でデータ伝送を行うようにしても良い。
【0051】なお、上記ブロック1〜7、11〜20の
動作は、それぞれCPU、ROMおよびRAM等からな
るマイクロコンピュータシステムによって制御され、そ
の動作を実現するためのプログラムは、上記ROMに格
納される。また、これ以外にも、本実施形態のシステム
に上記プログラムを外部から供給するようにすることも
可能である。この場合、上記プログラムを供給するため
の手段、例えば上記プログラムを格納した記憶媒体は本
発明を構成する。なお、上記プログラムを記憶する記憶
媒体としては、ROMの他に、例えばフロッピーディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を
用いることができる。
【0052】(第2の実施形態)図3は、本発明の第2
の実施形態を示したものである。本実施形態の特徴は、
連続性カウンタ6で表現できるカウント数(パケット
数)と同じパケット数分の前パケットペイロードデータ
数情報をパケット付加情報に格納するようにしているこ
とである。
【0053】すなわち、まず、送信側には第1の前パケ
ットペイロード数記憶部71から第mの前パケットペイ
ロード数記億部7mまでの連続するパケット毎のペイロ
ードデータ数情報を記憶する部分を構成する。なお、m
は“m=2n ”で示される値であり、nは連続性カウン
タ6がインクリメント可能な値である。例えば、nbi
t連続性カウンタ6が4ビットであれば、前パケットペ
イロード数記億部は16個構成する。伝送パケットに
は、図4に示したようにm個の前パケットペイロードデ
ータ数領域を割り当てる。
【0054】一方、受信側では、連続性カウンタ検証部
15で連続性カウンタ値の検証を行う。そして、パケッ
ト消失を発見したとき、連続して何パケット消失したか
を連続性カウンタ値から求め、その結果を消失パケット
ペイロード数計算部16に出力する。消失パケットペイ
ロード数計算部16では、欠落したパケットに対応する
領域に記述されたペイロードデータ数情報を全てパケッ
ト付加情報フィールドから抽出して消失ペイロード数の
総和を計算し、その値をスタートコード検出ウインドカ
ウンタ部17に出力する。そして、スタートコード検出
ウインドカウンタ部17にてカウンタ値のオフセットを
第1の実施形態と同様の手法で行う。
【0055】第2の実施形態ではこのような構成にする
ことにより、パケットが連続して誤り訂正不能な誤りを
含むような伝送路に対しても、連続性カウンタ検証部1
5の不連続検出能力に対応した高精度なスタートコード
検出が可能となる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、圧縮デ
ータを含む伝送パケットの中に他の伝送パケット中に含
まれる圧縮データの数情報を記述する領域を確保し、伝
送パケット消失の際に、消失した伝送パケットに対応す
る圧縮データ数情報を用いて圧縮単位識別信号の検出制
御ウインドを生成するようにしたので、伝送パケットの
消失時でも、その消失したパケット中に含まれていたデ
ータ数を知ってスタートコード検出ウインドの生成に反
映させることができ、実際に圧縮単位識別信号があるデ
ータ位置近くでのみ検出制御ウインドが開くようにする
ことができる。これにより、伝送パケット消失時に圧縮
単位識別信号の検出制御ウインドを長期間開放せずに圧
縮単位検出期間を精度よく限定でき、高い精度で圧縮単
位識別信号を検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデジタル伝送システムの第1の実
施形態を示すブロック構成図である。
【図2】本発明によるデジタル伝送システムの動作を説
明するためのデータチャートである。
【図3】本発明によるデジタル伝送システムの第2の実
施形態を示すブロック構成図である。
【図4】第2実施形態による伝送パケットを示すデータ
チャートである。
【図5】従来のデジタル伝送システムを示すブロック構
成図である。
【符号の説明】
2 オーディオ高能率符号化部 3 スタートコード付加部 4 伝送パケット生成部 5 パケット付加情報生成部 6 連続性カウンタ 7 前パケットペイロード数記憶部 12 伝送パケット検出部 14 スタートコード検出部 15 連続性カウンタ検証部 16 消失パケットペイロード数計算部 17 スタートコード検出ウインドカウンタ部 18 スタートコード検出ウインド生成部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮単位毎に圧縮単位識別信号の付加さ
    れた圧縮信号系列と他の伝送パケット中に含まれる圧縮
    信号系列のデータ数情報とをパケット化して伝送し、あ
    る伝送パケットが消失した際に、他の伝送パケット中に
    含まれている上記消失した伝送パケットに対応するデー
    タ数情報を用いて、上記圧縮単位識別信号の検出制御を
    行うためのウインド信号を生成するようにしたことを特
    徴とするデジタル伝送方法。
  2. 【請求項2】 上記伝送パケットの消失の際に、消失し
    た伝送パケットに対応する上記データ数情報をもとに、
    上記ウインド信号の生成カウンタにオフセットを加える
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載のデジタル
    伝送方法。
  3. 【請求項3】 圧縮単位毎に圧縮単位識別信号の付加さ
    れた圧縮信号系列および他の伝送パケット中に含まれる
    圧縮信号系列のデータ数情報をパケット化するパケット
    化手段と、 ある伝送パケットが消失した際に、他の伝送パケット中
    に含まれている上記消失した伝送パケットに対応するデ
    ータ数情報を用いて、上記圧縮単位識別信号の検出制御
    を行うためのウインド信号を生成する検出制御ウインド
    生成手段とを備えたことを特徴とするデジタル伝送装
    置。
  4. 【請求項4】 デジタル信号をあらかじめ定められた圧
    縮単位に圧縮する圧縮手段と、 上記圧縮手段により圧縮された圧縮信号について、上記
    圧縮単位毎に圧縮単位識別信号を付加する圧縮単位識別
    信号付加手段と、 上記圧縮単位識別信号付加手段により上記圧縮単位識別
    信号の付加された圧縮信号の信号系列を、少なくとも以
    前に生成されたパケット中に含まれる圧縮信号のデータ
    数を表す前パケットデータ数情報を含めて上記圧縮単位
    とは独立した任意のパケット長単位でパケット化するパ
    ケット化手段と、 上記パケット化手段により生成されたパケットを伝送路
    を介して伝送する伝送手段とを備えたことを特徴とする
    デジタル伝送装置。
  5. 【請求項5】 伝送路を介して伝送されてきたパケット
    を復号し、少なくとも当該パケットより以前に生成され
    たパケット中に含まれる圧縮信号のデータ数を表す前パ
    ケットデータ数情報を抽出するパケット処理手段と、 上記パケット処理手段の出力である上記圧縮信号の信号
    系列から上記圧縮単位識別信号を検出する圧縮単位検出
    手段と、 上記パケットの消失を検出するパケット消失検出手段
    と、 上記パケット消失検出手段での検出結果に応じて、消失
    したパケットに対応する上記前パケットデータ数情報を
    用いて、上記圧縮単位検出手段の検出制御を行うための
    ウインド信号を生成する検出制御ウインド生成手段と、 上記圧縮単位検出手段によって識別された上記圧縮単位
    毎に上記圧縮信号を伸長し、圧縮前のデジタル信号を復
    元する伸長手段とを備えたことを特徴とするデジタル伝
    送装置。
  6. 【請求項6】 信号系列に相関性のあるデジタル信号を
    あらかじめ定められた圧縮単位に圧縮する圧縮手段と、 上記圧縮手段により圧縮された圧縮単位で伸長可能な圧
    縮信号について、上記圧縮単位毎に圧縮単位識別信号を
    付加する圧縮単位識別信号付加手段と、 上記圧縮単位識別信号付加手段により上記圧縮単位識別
    信号の付加された圧縮信号の信号系列を上記圧縮単位と
    は独立した任意の固定パケット長単位でパケット化する
    パケット化手段と、 上記パケット化手段により生成されたパケットを伝送路
    を介して伝送する伝送手段と、 上記伝送手段からの出力であるパケットを復号するパケ
    ット処理手段と、 上記パケット処理手段の出力である上記圧縮信号の信号
    系列から上記圧縮単位識別信号を検出する圧縮単位検出
    手段と、 上記圧縮単位検出手段の検出制御を行うためのウインド
    信号を生成する検出制御ウインド生成手段と、 上記圧縮単位検出手段によって識別された上記圧縮単位
    毎に上記圧縮信号を伸長し、上記信号系列に相関性のあ
    るデジタル信号を復元する伸長手段とを有するデジタル
    伝送システムであって、 上記パケットは、上記パケット長以下の任意のデータ長
    のパケット付属情報と上記圧縮信号の信号系列とから構
    成され、上記パケット付属情報には少なくとも、パケッ
    ト単位に連続性を表す連続性指標情報と、当該パケット
    以前に生成されたパケットに含まれる上記圧縮信号の信
    号系列のデータ数を表す前パケットデータ数情報とを含
    み、 上記パケット処理手段は、上記連続性指標情報と上記前
    パケットデータ数情報とを抽出して上記検出制御ウイン
    ド生成手段に出力する付属情報出力手段を含み、 上記検出制御ウインド生成手段は、上記付属情報出力手
    段からの上記連続性指標情報を用いて上記パケットの消
    失を検出するパケット消失検出手段と、 上記パケット消失検出手段での検出結果に応じて、消失
    したパケットに対応する上記前パケットデータ数情報を
    用いて上記ウインド信号を発生させるウインド信号発生
    手段とを含むことを特徴とするデジタル伝送システム。
  7. 【請求項7】 上記固定パケット長単位は上記圧縮単位
    よりも少ないデータ数で成ることを特徴とする請求項6
    に記載のデジタル伝送システム。
  8. 【請求項8】 上記圧縮単位はデータ数Lで示される一
    定のデータサイズを有し、 上記ウインド信号発生手段は、上記データ数Lの周期で
    データ数の計数を行う計数手段と、 上記付属情報出力手段から与えられる上記連続性指標情
    報の状態により、上記計数手段での計数結果に上記前パ
    ケットデータ数情報により得られる消失データ数を加算
    する加算手段とを備えることを特徴とする請求項6また
    は7に記載のデジタル伝送システム。
  9. 【請求項9】 上記パケット化手段は、上記連続性指標
    情報を発生させるための、上記パケット単位で周期的に
    インクリメントおよびリセットされるnビットの連続性
    カウンタと、 上記前パケットデータ数情報を保持するための記憶手段
    と、 上記パケット付属情報に上記連続性カウンタの値および
    上記記憶手段に記憶された前パケットデータ数情報を挿
    入する挿入手段とを備えることを特徴とする請求項6〜
    8の何れか1項に記載のデジタル伝送システム。
  10. 【請求項10】 上記記憶手段は上記前パケットデータ
    数情報を2n 個保持し、 上記挿入手段は、上記記憶手段に記憶された全ての前パ
    ケットデータ数情報を上記パケット付属情報に挿入する
    ことを特徴とする請求項9に記載のデジタル伝送システ
    ム。
  11. 【請求項11】 圧縮単位毎に圧縮単位識別信号の付加
    された圧縮信号系列と他の伝送パケット中に含まれる圧
    縮信号系列のデータ数情報とをパケット化して伝送する
    機能をコンピュータに実現させるためのプログラムを記
    録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な
    記録媒体。
  12. 【請求項12】 ある伝送パケットが消失した際に、他
    の伝送パケット中に含まれている上記消失した伝送パケ
    ットに対応するデータ数情報を用いて、圧縮単位識別信
    号の検出制御を行うためのウインド信号を生成する機能
    をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録し
    たことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録
    媒体。
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