JPH11320574A - 内型引抜き機構 - Google Patents

内型引抜き機構

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JPH11320574A
JPH11320574A JP15383398A JP15383398A JPH11320574A JP H11320574 A JPH11320574 A JP H11320574A JP 15383398 A JP15383398 A JP 15383398A JP 15383398 A JP15383398 A JP 15383398A JP H11320574 A JPH11320574 A JP H11320574A
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guide
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Yutaka Harada
豊 原田
Tadashi Shiyoubusako
正 菖蒲迫
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SANYU SEISAKUSHO KK
Aron Kasei Co Ltd
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SANYU SEISAKUSHO KK
Aron Kasei Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/261Moulds having tubular mould cavities
    • B29C45/2612Moulds having tubular mould cavities for manufacturing tubular articles with an annular groove

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は例えば排水桝等を成形する場合に使用
される射出成形型の構造を簡単にすることを課題とす
る。 【解決手段】摺動枠23内に相互連結されている摺動盤
18と先導盤19とを摺動可能に支持し、更に該摺動盤
18と該先導盤19との間に駆動盤20を摺動可能に介
在せしめ、該摺動盤18には成形されるべき受口部の内
側形状を成形する受口部内型11Aを連絡し、該駆動盤
20には該受口部内型11Aに装填されているパッキン
溝成形用の拡縮径中子12を拡縮径させる拡縮径ガイド
を連絡し、ねじ杆28の正逆回転によって該拡縮径ガイ
ドは該駆動盤20を介して拡縮径中子12を拡径または
縮径させる方向に摺動し、該先導盤19は該駆動盤20
に推進されることによって該摺動盤18を一体的に摺動
し、成形された受口部から受口部内型11Aを引抜くよ
うにして一つの駆動源で拡縮径中子12の拡縮径と受口
部内型11Aの引抜を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばプラスチック
製の管継手、排水桝等を射出成形する場合に使用される
成形型における内型引抜き機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16に示すように例えばプラスチック
製の排水桝(1) は、上端部に点検筒の受口部(3) を拡径
形成し、下端は排水口(4) とされている弯曲管部(2) に
おいて、該受口部(3) の上部にはパッキン溝(3B)を内側
に形成した凸環部(3A)が形成され、該受口部(3) の下側
の該弯曲管部(2) の側面には管接続部(5,6,7) が形成さ
れ、下方に向けては座筒部(8) が形成されている。この
ような受口部(3) を有する排水桝(1) を成形するには、
従来例えば図17に示すような内型(51)および外型(52)
を有する射出成形型(50)が使用される。該内型(51)は受
口部内型(51A) と、残余の内型(51B) とからなり、該受
口部内型(51A) にはパッキン溝成形用の拡縮径中子(53)
が装填されている。そして該拡縮径中子(53)は拡縮径ガ
イド(54)によって拡径あるいは縮径せしめられる。そし
て該受口部内型(51A) には外側からテーパー状の接続部
(55)を介して摺動盤(56)が接続し、該拡縮径ガイド(54)
には外側から連絡杆(57)を介して摺動盤(58)が接続し、
上記二つの摺動盤(56,58) は摺動枠(59)内に支持され、
夫々図示しない油圧シリンダー等の駆動源によって該摺
動枠(59)内を図17矢印に示すように正逆摺動する。
【0003】上記構成の射出成形型(50)にあっては、図
16に示す成形された排水桝の受口部(3) において、先
ず図18に示すように摺動盤(58)を駆動源によって矢印
イ方向に摺動させ、拡縮径ガイド(54)によって拡縮径中
子(53)を縮径させ、パッキン溝(3B)から離脱せしめる。
次いで図19に示すように摺動盤(56)を駆動源によって
矢印イ方向に摺動させ受口部内型(51A) を受口部(3) か
ら引抜くが、この際摺動盤(58)の駆動源と摺動盤(56)の
駆動源とを同期させて摺動盤(58)と摺動盤(56)の摺動速
度を一致させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の射出成形型
(50)にあっては、受口部内型引抜きおよび挿入のための
摺動盤の駆動源と、拡縮径中子の拡縮径のための拡縮径
ガイドを摺動させる摺動盤の駆動源とを別々に備え、し
かも双方の駆動源を同期駆動させなければならないので
構造が複雑となり、高価な装置となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、摺動枠(23)内に相互連結
されている摺動盤(18)と先導盤(19)とを摺動可能に支持
し、更に該摺動盤(18)と該先導盤(19)との間に駆動摺動
盤(20)を摺動可能に介在せしめ、該摺動盤(18)には成形
されるべき受口部(3) の内側形状を成形する受口部内型
(11A) を連絡し、該駆動摺動盤(20)には該受口部内型(1
1A) に装填されているパッキン溝(3B)成形用の拡縮径中
子(12)を拡縮径させる拡縮径ガイド(14)を連絡し、ねじ
杆(28)の正逆回転によって該拡縮径ガイド(14)は該駆動
摺動盤(20)を介して拡縮径中子(12)を拡径または縮径さ
せる方向に摺動し、該先導盤(19)は該駆動摺動盤(20)に
推進されることによって該摺動盤(18)を一体的に摺動
し、成形された受口部(3) から受口部内型(11A) を引抜
く内型引抜き機構を提供するものであり、本発明の望ま
しい態様としては該拡縮径中子(12)は複数個の扇形中子
(12A) と、該複数個の扇形中子(12A) との間に介在する
複数個の台形中子(12B) とからなり、各中子(12A,12B)
の根端部のT字形係合凸起(121A,121B) が夫々該拡縮径
ガイド(14)の周面に設けられているガイド蟻溝(14A) に
摺動自在に嵌合されており、該ガイド蟻溝(14A) は内型
引抜き方向に広がるような傾斜が付されている態様であ
る。
【0006】
【実施例】本発明を図1〜図16に示す一実施例によっ
て以下に説明する。図に示す成形型(9) は図16に示す
排水桝(1) を成形する成形型であり、該成形型(9) は外
型(10)と内型(11)とからなり、図2に示すように該外型
(10)は下型(10A) と上型(10B) とに二分割されている。
該内型(11)は受口部内型(11A) と、弯曲管部内型(11B)
と、直線部内型(11C)と、管接続部内型(11D) とによっ
て構成されており、該受口部内型(11A) にはパッキン溝
成形用の拡縮径中子(12)が装填されており、弯曲管部内
型(11B) の受口部側の端部には管接続部接続部分の凹部
を成形する拡縮径中子(13)が装填されている。
【0007】該パッキン溝成形用の拡縮径中子(12)は図
3および図4に示すように四枚の扇形中子(12A) と四枚
の台形中子(12B) とからなり、各中子(12A,12B) の根端
部にはT字形の係合凸起(121A,121B) が形成されてい
る。そして該扇形中子(12A) と台形中子(12B) とは拡縮
径ガイド(14)の周面に交互に設けられているガイド蟻溝
(14A,14B) に夫々それらの係合凸起(121A,121B) を摺動
自在に嵌合されている。
【0008】図5および図6に示すように、該中子(12
A,12B) のガイド蟻溝(14A,14B) は共に内型引抜き方向
に広がるような傾斜が付されているが、図5に示す該扇
形中子(12A) のガイド蟻溝(14A) の傾斜角θ1 は、図6
に示すように該台形中子(12B)のガイド蟻溝(14B) の傾
斜角θ2 よりも小さく(θ2 >θ1 )設定されている。
【0009】管接続部接続部分の凹部を成形する拡縮径
中子(13)は、図7に示すように爪状であり、成形物(1)
(排水桝)に設けられる管接続部(5,6,7) の数だけの個
数(三個)準備され、各拡縮径中子(13)の根端にはT字
形の係合凸起(131) が設けられ、該係合凸起(131) はパ
ッキン溝成形用の拡縮径ガイド(14)と同様な拡縮径ガイ
ド(15)のガイド蟻溝(15A) に夫々摺動自在に嵌合されて
いる。
【0010】該受口部内型(11A) は接続部(17)を介して
摺動盤(18)に取付けられており、該摺動盤(18)は成形物
(1) の弯曲管部(2) の弯曲中心に一致している回転軸(2
1)を中心として回転する回転基台(22)上に設置されてい
るコの字形摺動枠(23)内に摺動可能に支持されており、
受口部内型(11A) の摺動盤(18)は図8に示すように該摺
動枠(23)内に摺動可能に支持されている先導盤(19)に連
絡盤(24,25,26)によって接続されている。そして該弯曲
管部内型(11B) は該摺動枠(23)の前面板(23A)に連結管
(16)を介して連結されている。
【0011】図9に示すように該摺動盤(18)と該先導盤
(19)との間には駆動摺動盤(20)が介在されており、該駆
動摺動盤(20)には受口部内型(11A) の摺動盤(18)と先導
盤(19)とを接続している連絡管(27)が遊嵌しており、更
に該駆動摺動盤(20)にはねじ杆であるボールねじ(28)が
螺着されている。
【0012】該ボールねじ(28)の根端には歯車(29)が取
付けられており、該歯車(29)は油圧モーター(31)の軸の
歯車(30)に噛合している。そして該ボールねじ(28)の根
端部は摺動枠(23)の前面板(23A) にベアリング(32)を介
して支持されており、先導盤(19)と摺動盤(18)とに遊嵌
され、先端部は摺動枠(23)の軸受け(33)にベアリング(3
4)を介して支持されている。
【0013】図10に示すように該駆動摺動盤(20)とパ
ッキン溝成形用の拡縮径中子(12)の拡縮径ガイド(14)と
は連絡管(35)によって接続されており、該摺動盤(18)と
該先導盤(19)とを接続している連絡管(27)は該連絡管(3
5)の内側に送通されている。該先導盤(19)と該管接続部
接続部分の凹部を成形する拡縮径中子(13)の拡縮径ガイ
ド(15)とは連絡杆(36)を介して接続されており、該連絡
杆(36)は連絡管(27)の内側に送通されている。
【0014】図9に示すように該回転基台(22)の回転軸
(21)の下端には歯車(37)が取付けられており、該歯車(3
7)は油圧シリンダー(38)から差出されている帯歯(39)に
噛合している。
【0015】上記構成において、図10に示すように外
型(10)と内型(11)との間に形成されるキャビティC内に
例えばポリ塩化ビニル、ポリプロピレン等の熱可塑性プ
ラスチック溶融物を射出して成形物(1) (排水桝)を成
形する。該成形物(1) が冷却固化した後、油圧モーター
(31)を駆動して、歯車(30,29)を介してボールねじ(28)
を正回転させると、該ボールねじ(28)が螺着されている
駆動摺動盤(20)は摺動枠(23)内で矢印イ方向(内型引抜
き方向)に摺動を開始する。
【0016】該駆動摺動盤(20)が矢印イ方向に摺動を開
始すると、該駆動摺動盤(20)に連絡管(35)によって接続
されているパッキン溝成形用の拡縮径中子(12)の拡縮径
ガイド(14)は該駆動摺動盤(20)と共に矢印イ方向に摺動
を開始し、該拡縮径中子(12)の扇形中子(12A) と台形中
子(12B) とは、拡縮径ガイド(14)のガイド蟻溝(14A,14
B) にガイドされて内側に嵌入を開始する。前記したよ
うに台形中子(12B) のガイド蟻溝(14B) の傾斜角θ
2 は、該扇形中子(12A) のガイド蟻溝(14A) の傾斜角θ
1 よりも大きく(θ2 >θ1 )設定されているので、該
台形中子(12B) の方が該扇形中子(12A) よりも早く嵌入
し、図11に示すように該台形中子(12B) は該扇形中子
(12A) の内側に入り込む状態となる。このようにして、
該扇形中子(12A) と台形中子(12B) とは相互干渉し合う
ことなく、図12に示すように拡縮径中子(12)は完全に
受口部内型(11A) 内に嵌入し、該駆動摺動盤(20)は該先
導盤(19)に当接する。該駆動摺動盤(20)の摺動中該摺動
盤(18)と該先導盤(19)とを接続する連絡盤(24)は電磁シ
リンダー(40)のピン(40A) によって摺動枠(23)にロック
されているから、該連絡盤(24)は即ち該摺動盤(18)と該
先導盤(19)とは該駆動摺動盤(20)の摺動によって摺動を
誘引せしめられることはない。該駆動摺動盤(20)が該先
導盤(19)に当接した状態で該駆動摺動盤(20)の位置を光
電的手段で検出し、電磁シリンダー(40)を作動させて連
絡盤(24)のロックを解除し連絡盤(24)の摺動を可能とす
る。
【0017】該油圧モーター(31)によって更にボールね
じ(28)の正回転を続行すると、該駆動摺動盤(20)は先導
盤(19)を内型引抜き方向(矢印イ)に推進し、該先導盤
(19)に連絡盤(24,25) と連絡管(27)とによって接続して
いる摺動盤(18)は該先導盤(19)と共に矢印イ方向への摺
動を開始する。
【0018】該先導盤(19)には連絡杆(36)を介して管接
続部接続部分の凹部を成形する拡縮径中子(13)の拡縮径
ガイド(15)が接続されており、該先導盤(19)の摺動と共
に該拡縮径ガイド(15)は矢印イ方向へ摺動する。そして
該拡縮径中子(13)は該拡縮径ガイド(15)のガイド蟻溝(1
5A) にガイドされて内側に嵌入し、同時に該摺動盤(18)
に接続部(17)を介して取付けられている受口部内型(11
A) は成形物(1) の受口部(3) から直線的に引抜かれ
る。
【0019】上記受口部内型(11A) の引抜きに際しては
上記したようにパッキン溝成形用拡縮径中子(12)と凹部
成形用拡縮径中子(13)とは縮径した状態となり干渉は起
こらない。そして図13に示すように受口部内型(11A)
の引抜きが完了したら、今度は油圧シリンダー(38)を作
動させて帯歯(39)を図9矢印ロ方向に突き出すと、該回
転基台(22)は歯車(37)を介して図1矢印ニ方向に回転す
る。そうすると該摺動枠(23)も該回転基台(22)と共に図
14矢印ハ方向に回転し、該摺動枠(23)の前面板(23A)
に連結杆(16)を介して連絡する弯曲管部内型(11B) は該
受口部内型(11A) にしたがって図14矢印ニ方向に回転
して成形物(1) の弯曲管部(2) から引抜かれる。この状
態で該駆動摺動盤(20)の位置を光電的手段等によって検
出し、連絡盤(24)に内在されている電磁シリンダー(41)
のピン(41A) を突出させて該駆動摺動盤(20)を連絡盤(2
4)にロックする。なお詳記しないが直線部内型(11C) や
管接続部内型(11D) も同様に引抜かれ、図15のように
成形物(1) から各内型(11A,11B,11C,11D) が完全に引抜
かれた状態で外型(10)を下型(10A) と上型(10B) とに分
割して成形物(1) 取出す。
【0020】ボールねじ(28)を逆回転させると駆動摺動
盤(20)は矢印イ反対方向に摺動し、上記したように連絡
盤(24)にロックされている該駆動摺動盤(20)は連絡盤(2
4,25,26)を介して摺動盤(18)を先導盤(19)と共に推進し
て受口部内型(11A) を図10に示す挿入位置に戻し、こ
の状態で該駆動摺動盤(20)の位置を光電的手段等によっ
て検出し、電磁シリンダー(41)を作動させて該駆動摺動
盤(20)を連絡盤(24)に対するロックを解除し、更に該駆
動摺動盤(20)を該連絡盤(24,25,26)と切離して摺動さ
せ、拡縮径中子(12,13) に対して拡縮径ガイド(14,15)
を矢印イ反対方向に摺動せしめて該拡縮径中子(12,13)
を図10に示す拡径状態とする。
【0021】上記実施例では内型の直線引抜きにボール
ねじを使用したが、ボールねじに代えて普通の雄ねじ杆
を使用してもよい。しかしボールねじは普通の雄ねじ杆
よりも耐摩耗性に優れており、繰返し成形工程において
も充分な耐久性を有する。また該ボールねじの駆動には
油圧モーター以外普通の電動モーターが使用出きるが、
油圧モーターは正逆回転容易であり、エネルギー消費量
も少ない。
【0022】また拡縮径中子が装填されない受口部内型
の場合には受口部内型に接続する摺動盤に直接ねじ杆を
螺着貫通させてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明ではねじ杆の正逆回転によって駆
動摺動盤が前後進して拡縮径中子を拡縮径させる拡縮径
ガイドを前後進させ、更に該駆動摺動盤は先導盤を推進
して該先導盤に連結されている摺動盤を介して受口部内
型を引抜き方向および挿入方向に摺動せしめる。したが
って駆動源はねじ杆を正逆回転させるものだけが必要で
あり、射出成形型の構造が簡単になり装置も安価なもの
になる。更に本発明では成形物から内型を直線的に引抜
きまた挿入する場合に、該駆動摺動盤に螺着貫通されて
いるねじ杆を回転させることによって行なうので、油圧
シリンダーを用いる従来の機構よりも成形型がコンパク
トになり、特に内型の直線的引抜きに続いて弯曲管部内
型の回転抜きを行なう場合には、該従来の機構よりも大
巾に空間占有率が縮小される。
【図面の簡単な説明】
図1〜図16は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】主要部切欠き平面図
【図2】主要部横断面図
【図3】パッキン溝成形用拡縮径中子の平面図
【図4】パッキン溝成形用拡縮径中子の拡縮径ガイドの
斜視図
【図5】図3におけるA−A断面図
【図6】図3におけるB−B断面図
【図7】凹部成形用拡縮径中子の拡縮径ガイドの斜視図
【図8】連絡盤配置状態説明図
【図9】主要部縦断面図
【図10】成形後の状態を示す主要部平断面図
【図11】パッキン溝成形用拡縮径中子の縮径状態平面
【図12】パッキン溝成形用拡縮径中子の縮径状態主要
部平断面図
【図13】受口部内型引抜き完了状態の主要部平断面図
【図14】弯曲管部内型引抜き状態の主要部平断面図
【図15】弯曲管部内型引抜き完了状態の説明図
【図16】成形物(排水桝)の斜視図図17〜図19は
従来例を示すものである。
【図17】成形後の状態を示す主要部切欠き平面図
【図18】拡縮径中子の縮径完了状態を示す主要部切欠
き平面図
【図19】受口部内型引抜き完了状態を示す主要部欠き
平面図
【符号の説明】
1 成形物(排水桝) 3 受口部 3B パッキン溝 9 成形型 10 外型 11 内型 11A 受口部内型 12 パッキン溝成形用拡縮径中子 12A 扇形中子 12B 台形中子 121A,121B 係合凸起 14 拡縮径ガイド 14A ガイド蟻溝 18 摺動盤 19 先導盤 20 駆動摺動盤 23 摺動枠 28 ボールねじ(ねじ杆)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】摺動枠内に相互連結されている摺動盤と先
    導盤とを摺動可能に支持し、更に該摺動盤と該先導盤と
    の間に駆動摺動盤を摺動可能に介在せしめ、該摺動盤に
    は成形されるべき受口部の内側形状を成形する受口部内
    型を連絡し、該駆動摺動盤には該受口部内型に装填され
    ているパッキン溝成形用の拡縮径中子を拡縮径させる拡
    縮径ガイドを連絡し、ねじ杆の正逆回転によって該拡縮
    径ガイドは該駆動摺動盤を介して拡縮径中子を拡径また
    は縮径させる方向に摺動し、該先導盤は該駆動摺動盤に
    推進されることによって該摺動盤を一体的に摺動し、成
    形された受口部から受口部内型を引抜くことを特徴とす
    る内型引抜き機構
  2. 【請求項2】該拡縮径中子は複数個の扇形中子と、該複
    数個の扇形中子との間に介在する複数個の台形中子とか
    らなり、各中子の根端部のT字形係合凸起が夫々該拡縮
    径ガイドの周面に設けられているガイド蟻溝に摺動自在
    に嵌合されており、該ガイド蟻溝は内型引抜き方向に広
    がるような傾斜が付されている請求項1に記載の内型引
    抜き機構
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