JPH11320568A - バルブ構成部材の製造方法 - Google Patents
バルブ構成部材の製造方法Info
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- JPH11320568A JPH11320568A JP12914298A JP12914298A JPH11320568A JP H11320568 A JPH11320568 A JP H11320568A JP 12914298 A JP12914298 A JP 12914298A JP 12914298 A JP12914298 A JP 12914298A JP H11320568 A JPH11320568 A JP H11320568A
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- Japan
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- reinforcing material
- manufacturing
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】樹脂製バルブの耐蝕性を損なうことなく、より
強度的に優れたバルブ構成部材を製造する方法を提供す
る。 【解決手段】強化材2が、製品内外面に露出することな
く埋設されてなる樹脂製バルブ本体1の製造方法であっ
て、強化材2にサポート部材3を嵌合し、このサポート
部材3が嵌合された強化材2をキャビティ40内に配設
し、サポート部材3によって強化材2をキャビティ40
内で位置決め固定した状態で成形する。上記製造方法に
おいて、強化材2にサポート部材3を直接成形したもの
を用いる、外周面が凹凸となされたサポート部材3を用
いる、厚み方向に沿う面が凹凸となされたサポート部材
3を用いる。
強度的に優れたバルブ構成部材を製造する方法を提供す
る。 【解決手段】強化材2が、製品内外面に露出することな
く埋設されてなる樹脂製バルブ本体1の製造方法であっ
て、強化材2にサポート部材3を嵌合し、このサポート
部材3が嵌合された強化材2をキャビティ40内に配設
し、サポート部材3によって強化材2をキャビティ40
内で位置決め固定した状態で成形する。上記製造方法に
おいて、強化材2にサポート部材3を直接成形したもの
を用いる、外周面が凹凸となされたサポート部材3を用
いる、厚み方向に沿う面が凹凸となされたサポート部材
3を用いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂製バルブ構成部材
の製造方法に関するものである。
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】樹脂製バルブは、耐化学薬品等の耐蝕性
に優れ、製作が容易で安価に提供できることから家庭内
の給湯、給水ラインや薬液ラインに盛んに用いられてい
る。
に優れ、製作が容易で安価に提供できることから家庭内
の給湯、給水ラインや薬液ラインに盛んに用いられてい
る。
【0003】しかし、樹脂製バルブの場合、射出成形に
よりバルブ本体が成形されているため、ゲート部分から
離れたところにどうしてもウエルドラインが生じる。
よりバルブ本体が成形されているため、ゲート部分から
離れたところにどうしてもウエルドラインが生じる。
【0004】このウエルドラインは、他の部分に比べ強
度的に弱く、しかも歪みが生じているため、外部から負
荷が掛かったりすると、破損の起点となりやすい。
度的に弱く、しかも歪みが生じているため、外部から負
荷が掛かったりすると、破損の起点となりやすい。
【0005】また、樹脂製バルブには、テーパ雌ねじが
設けられた受口が端部に設けられていて、この受口に管
端外周面に設けられたねじ部をねじ込んで管が接続され
るようになっているものがあるが、このような樹脂製バ
ルブに金属管を接続しようとすると、管の強度が強いた
めどうしても受口が外側に押し広げられて破損したり、
抜けが生じたりする恐れがある。
設けられた受口が端部に設けられていて、この受口に管
端外周面に設けられたねじ部をねじ込んで管が接続され
るようになっているものがあるが、このような樹脂製バ
ルブに金属管を接続しようとすると、管の強度が強いた
めどうしても受口が外側に押し広げられて破損したり、
抜けが生じたりする恐れがある。
【0006】そこで、従来より、実開平7−4971号
公報に開示されているバルブのように、受口の管の接続
部外周面に金属製の締め付けリングを嵌めたり、実開昭
60−133279号公報や実開昭62−151472
号公報に開示されているバルブのように受口の雌ねじ部
に沿ってリング状の強化材を一体に設けたりして受口部
の補強を図ることが提案されている。
公報に開示されているバルブのように、受口の管の接続
部外周面に金属製の締め付けリングを嵌めたり、実開昭
60−133279号公報や実開昭62−151472
号公報に開示されているバルブのように受口の雌ねじ部
に沿ってリング状の強化材を一体に設けたりして受口部
の補強を図ることが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のバ
ルブの場合、金属製の締め付けリングや強化材の少なく
とも一部がバルブ外に露出しており、樹脂製バルブ本来
の耐蝕性を充分に生かすことができないといった不都合
を生じる。
ルブの場合、金属製の締め付けリングや強化材の少なく
とも一部がバルブ外に露出しており、樹脂製バルブ本来
の耐蝕性を充分に生かすことができないといった不都合
を生じる。
【0008】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、樹脂製バルブの耐蝕性を損なうことなく、よ
り強度的に優れたバルブ構成部材を製造する方法を提供
することを目的としている。
であって、樹脂製バルブの耐蝕性を損なうことなく、よ
り強度的に優れたバルブ構成部材を製造する方法を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のバルブ構成部材の製造方法は、強化材が、製品内外
面に露出することなく埋設されてなる樹脂製バルブの製
造方法であって、強化材にサポート部材を嵌合し、この
サポート部材が嵌合された強化材をキャビティ内に配設
し、サポート部材によって強化材をキャビティ内で位置
決め固定した状態で成形するものである。
明のバルブ構成部材の製造方法は、強化材が、製品内外
面に露出することなく埋設されてなる樹脂製バルブの製
造方法であって、強化材にサポート部材を嵌合し、この
サポート部材が嵌合された強化材をキャビティ内に配設
し、サポート部材によって強化材をキャビティ内で位置
決め固定した状態で成形するものである。
【0010】また、上記課題を解決するための本発明の
バルブ構成部材の製造方法は、強化材が、製品内外面に
露出することなく埋設されてなる樹脂製バルブの製造方
法であって、強化材にサポート部材を直接成形し、この
サポート部材が成形された強化材をキャビティ内に配設
し、サポート部材によって強化材をキャビティ内で位置
決め固定した状態で成形するものである。
バルブ構成部材の製造方法は、強化材が、製品内外面に
露出することなく埋設されてなる樹脂製バルブの製造方
法であって、強化材にサポート部材を直接成形し、この
サポート部材が成形された強化材をキャビティ内に配設
し、サポート部材によって強化材をキャビティ内で位置
決め固定した状態で成形するものである。
【0011】さらに、上記製造方法において、外周面が
凹凸となされたサポート部材を用いるものである。ま
た、厚み方向に沿う面が凹凸となされたサポート部材を
用いるものである。
凹凸となされたサポート部材を用いるものである。ま
た、厚み方向に沿う面が凹凸となされたサポート部材を
用いるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0013】図1はバルブ本体1の製造工程を示し、図
2は同製造工程によって製造されたバルブ本体1を示し
ている。なお、図1において、成形金型4の中子は図示
を省略している。
2は同製造工程によって製造されたバルブ本体1を示し
ている。なお、図1において、成形金型4の中子は図示
を省略している。
【0014】すなわち、このバルブ本体1は、強化材2
に、サポート部材3を嵌合して成形金型4のキャビティ
40内に配設し、サポート部材3によって強化材2をキ
ャビティ40内に位置決めした状態で射出成形すること
によって製造される。
に、サポート部材3を嵌合して成形金型4のキャビティ
40内に配設し、サポート部材3によって強化材2をキ
ャビティ40内に位置決めした状態で射出成形すること
によって製造される。
【0015】強化材2は、図3に示すように、金属板に
よって構成されており、プレス加工によって円筒状に形
成されている。強化材2には、約40%の開孔率でパン
チング加工が施されている。このパンチング加工による
孔形状は、丸、長丸、菱形、花形その他の汎用されてい
るパンチング形状を用いることができる。また、パンチ
ング加工による開口率としては、必要強度や強化材2の
肉厚を考慮して10〜80%の範囲で適宜設定される。
この強化材2の材質としては、鉄、ステンレス鋼、銅、
銅合金または繊維強化樹脂などによって成形されたもの
を用いることができる。また、強化材2には、ステム用
孔21が設けられるとともに、キャビティ40のゲート
41付近での成形樹脂の流れを考慮したゲート孔22が
設けられている。この強化材2の寸法は、肉厚中心径
が、バルブ本体11の肉厚中心径と略一致するように形
成されている。
よって構成されており、プレス加工によって円筒状に形
成されている。強化材2には、約40%の開孔率でパン
チング加工が施されている。このパンチング加工による
孔形状は、丸、長丸、菱形、花形その他の汎用されてい
るパンチング形状を用いることができる。また、パンチ
ング加工による開口率としては、必要強度や強化材2の
肉厚を考慮して10〜80%の範囲で適宜設定される。
この強化材2の材質としては、鉄、ステンレス鋼、銅、
銅合金または繊維強化樹脂などによって成形されたもの
を用いることができる。また、強化材2には、ステム用
孔21が設けられるとともに、キャビティ40のゲート
41付近での成形樹脂の流れを考慮したゲート孔22が
設けられている。この強化材2の寸法は、肉厚中心径
が、バルブ本体11の肉厚中心径と略一致するように形
成されている。
【0016】サポート部材3は、樹脂材料で形成されて
おり、外径はキャビティ40の内径に等しく、内径は強
化材2の外径に等しくなされたリング状に形成されてい
る。この樹脂材料としては、特に限定されるものではな
いが、例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)、後塩素化ポ
リ塩化ビニル(CPVC)、ポリフッ化ビニリデン(P
VDF)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)ポリ
プロピレン(PP)などが挙げられる。また、バルブ本
体1の成形樹脂5との相溶性を考えた場合、バルブ本体
1と同じ樹脂材料のものを用いることが好ましい。
おり、外径はキャビティ40の内径に等しく、内径は強
化材2の外径に等しくなされたリング状に形成されてい
る。この樹脂材料としては、特に限定されるものではな
いが、例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)、後塩素化ポ
リ塩化ビニル(CPVC)、ポリフッ化ビニリデン(P
VDF)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)ポリ
プロピレン(PP)などが挙げられる。また、バルブ本
体1の成形樹脂5との相溶性を考えた場合、バルブ本体
1と同じ樹脂材料のものを用いることが好ましい。
【0017】次に、このバルブ本体1の製造工程につい
て説明する。まず、強化材2の外周面の間隔を隔てた二
箇所に、サポート部材3を嵌合する。ついで、このサポ
ート部材3を取り付けた強化材2を成形金型4のキャビ
ティ40内に配設する。そして、キャビティ40内に樹
脂材料を射出成形することで、バルブ本体1を形成する
ことができる。この射出成形の際、強化材2の外周面
は、成形樹脂5との接着性を高めるために、プライマー
処理を行ったり、ホットメルト系接着剤を塗布したりし
ておいても良い。
て説明する。まず、強化材2の外周面の間隔を隔てた二
箇所に、サポート部材3を嵌合する。ついで、このサポ
ート部材3を取り付けた強化材2を成形金型4のキャビ
ティ40内に配設する。そして、キャビティ40内に樹
脂材料を射出成形することで、バルブ本体1を形成する
ことができる。この射出成形の際、強化材2の外周面
は、成形樹脂5との接着性を高めるために、プライマー
処理を行ったり、ホットメルト系接着剤を塗布したりし
ておいても良い。
【0018】この製造方法により、強化材2は、サポー
ト部材3によって、キャビティ40内での位置決めが行
われるので、バルブ本体1の外部に露出することなく、
このバルブ本体1の肉厚中心位置に埋設された状態で成
形されることとなる。
ト部材3によって、キャビティ40内での位置決めが行
われるので、バルブ本体1の外部に露出することなく、
このバルブ本体1の肉厚中心位置に埋設された状態で成
形されることとなる。
【0019】なお、本実施の形態では、サポート部材3
は、強化材2に嵌合するようになされているが、図4に
示すように、強化材2をサポート成形金型6のキャビテ
ィ60内に配置した状態で射出成形することによって、
この強化材2の周囲にサポート部材3を直接成形しても
良い。図4において、サポート成形金型6の中子は図示
省略している。
は、強化材2に嵌合するようになされているが、図4に
示すように、強化材2をサポート成形金型6のキャビテ
ィ60内に配置した状態で射出成形することによって、
この強化材2の周囲にサポート部材3を直接成形しても
良い。図4において、サポート成形金型6の中子は図示
省略している。
【0020】この場合、強化材2の所定位置にサポート
部材3を構成することができるので、このサポート部材
3を取り付けた強化材2をキャビティ40内に精度良く
位置決めすることができる。
部材3を構成することができるので、このサポート部材
3を取り付けた強化材2をキャビティ40内に精度良く
位置決めすることができる。
【0021】また、サポート部材3としては、図5に示
すように、外周面の周方向に沿って凹凸が形成されてい
ても良い。この場合、成形時に、サポート部材3の凹部
31を成形樹脂5が流れてキャビティ40内に成形樹脂
が充填され易くなるので、成形樹脂5の廻りが悪くて空
洞を生じるといったことを防止することができる。
すように、外周面の周方向に沿って凹凸が形成されてい
ても良い。この場合、成形時に、サポート部材3の凹部
31を成形樹脂5が流れてキャビティ40内に成形樹脂
が充填され易くなるので、成形樹脂5の廻りが悪くて空
洞を生じるといったことを防止することができる。
【0022】さらに、サポート部材3は、図6に示すよ
うに、厚み方向に沿う面に、凹凸が形成さていても良
い。この場合、成形時に、サポート部材3と成形樹脂5
とが噛み合ってアンカー効果を発現でき、サポート部材
3と成形樹脂5との界面の水密性を高めることができ
る。
うに、厚み方向に沿う面に、凹凸が形成さていても良
い。この場合、成形時に、サポート部材3と成形樹脂5
とが噛み合ってアンカー効果を発現でき、サポート部材
3と成形樹脂5との界面の水密性を高めることができ
る。
【0023】このようにして製造されたバルブ本体1
は、図7に示すように、ボールバルブ10の本体として
使用される。このボールバルブ10は、バルブ本体10
の両側にユニオンナット11によってフランジ付受口部
材12aや受口部材12bを接続するようになされてい
る。また、バルブ本体10内にはボール弁13が設けら
れ、このボール弁13は、ボール押さえ14によって回
動可能に支持されている。また、ボール弁13にはステ
ム15が延設され、このステム15の先端に設けられる
ハンドル(図示省略)を操作することで、ボール弁13
を回動させることができるようになさている。
は、図7に示すように、ボールバルブ10の本体として
使用される。このボールバルブ10は、バルブ本体10
の両側にユニオンナット11によってフランジ付受口部
材12aや受口部材12bを接続するようになされてい
る。また、バルブ本体10内にはボール弁13が設けら
れ、このボール弁13は、ボール押さえ14によって回
動可能に支持されている。また、ボール弁13にはステ
ム15が延設され、このステム15の先端に設けられる
ハンドル(図示省略)を操作することで、ボール弁13
を回動させることができるようになさている。
【0024】このボールバルブ10のユニオンナット1
1、フランジ付受け口部材12aおよび受口部材12b
などは、上記バルブ本体1と同様の製造方法によって製
造することができる。このうち、図8は、ユニオンナッ
ト11の製造工程を示している。すなわち、ユニオンナ
ット11は、ナット強化材2aに、ナットサポート部材
3aを嵌合して成形金型4aのキャビティ40a内に配
設し、ナットサポート部材3aによってナット強化材2
aをキャビティ40a内に位置決めした状態で、射出成
形することによって製造される。ただし、この場合、ナ
ット強化材2aの縮径部分20aにはナットサポート部
材3aを嵌合することができないので、この縮径部分2
0aには、ナットサポート部材30aを接着しておく。
また、この場合、ナットサポート部材3aは、図9に示
すように、強化材2aをサポート成形金型6aのキャビ
ティ60a内に配置した状態で射出成形することによっ
て、この強化材2aの周囲にサポート部材3a、30a
を直接成形しても良い。
1、フランジ付受け口部材12aおよび受口部材12b
などは、上記バルブ本体1と同様の製造方法によって製
造することができる。このうち、図8は、ユニオンナッ
ト11の製造工程を示している。すなわち、ユニオンナ
ット11は、ナット強化材2aに、ナットサポート部材
3aを嵌合して成形金型4aのキャビティ40a内に配
設し、ナットサポート部材3aによってナット強化材2
aをキャビティ40a内に位置決めした状態で、射出成
形することによって製造される。ただし、この場合、ナ
ット強化材2aの縮径部分20aにはナットサポート部
材3aを嵌合することができないので、この縮径部分2
0aには、ナットサポート部材30aを接着しておく。
また、この場合、ナットサポート部材3aは、図9に示
すように、強化材2aをサポート成形金型6aのキャビ
ティ60a内に配置した状態で射出成形することによっ
て、この強化材2aの周囲にサポート部材3a、30a
を直接成形しても良い。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1および2記
載の本発明によると、サポート部材によって強化材をキ
ャビティ内で位置決め固定した状態で成形することがで
きるので、強化材がバルブ外部に露出するのを防止する
ことができる。したがって、強化材の露出による劣化を
招くこともなく、強度的に優れたバルブ構成部材を製造
することができる。
載の本発明によると、サポート部材によって強化材をキ
ャビティ内で位置決め固定した状態で成形することがで
きるので、強化材がバルブ外部に露出するのを防止する
ことができる。したがって、強化材の露出による劣化を
招くこともなく、強度的に優れたバルブ構成部材を製造
することができる。
【0026】また、請求項2記載の本発明によると、強
化材をキャビティ内で位置決め固定するサポート部材
は、強化材に直接成形することによって形成されるの
で、サポート部材を位置精度良く強化材に形成すること
ができる。また、強化材にサポート部材を取り付けるこ
とを兼ねて、このサポート部材を強化材に直接成形する
ことができるため、効率良く製造することができる。
化材をキャビティ内で位置決め固定するサポート部材
は、強化材に直接成形することによって形成されるの
で、サポート部材を位置精度良く強化材に形成すること
ができる。また、強化材にサポート部材を取り付けるこ
とを兼ねて、このサポート部材を強化材に直接成形する
ことができるため、効率良く製造することができる。
【0027】さらに、請求項3記載の本発明によると、
外周面が凹凸となされたサポート部材を用いることで、
成形時の樹脂の流れをスムーズにすることができるとと
もに、サポート部材と成形樹脂とを強固に一体化するこ
とができる。
外周面が凹凸となされたサポート部材を用いることで、
成形時の樹脂の流れをスムーズにすることができるとと
もに、サポート部材と成形樹脂とを強固に一体化するこ
とができる。
【0028】さらに、請求項4記載の本発明によると、
厚み方向に凹凸となされたサポート部材を用いること
で、サポート部材と成形樹脂とのアンカー効果を発現で
き、サポート部材と成形樹脂との界面の水密性を高める
ことができる。
厚み方向に凹凸となされたサポート部材を用いること
で、サポート部材と成形樹脂とのアンカー効果を発現で
き、サポート部材と成形樹脂との界面の水密性を高める
ことができる。
【図1】請求項1記載の本発明に係るバルブ本体の製造
方法の概略を示す工程図である。
方法の概略を示す工程図である。
【図2】(a)および(b)は図1に係る製造方法によ
って製造されるバルブ本体を示す側断面図および部分破
断正面図である。
って製造されるバルブ本体を示す側断面図および部分破
断正面図である。
【図3】図1に係るバルブ本体の製造に使用される強化
材の全体構成の概略を示す斜視図である。
材の全体構成の概略を示す斜視図である。
【図4】請求項2記載の本発明に係るバルブ本体の製造
方法の要部を示す要部工程図である。
方法の要部を示す要部工程図である。
【図5】(a)および(b)は、請求項3記載の本発明
に係るサポート部材を示す部分断面図である。
に係るサポート部材を示す部分断面図である。
【図6】(a)および(b)は、請求項4記載の本発明
に係るサポート部材を示す部分断面図である。
に係るサポート部材を示す部分断面図である。
【図7】(a)および(b)は本発明に係る製造方法に
よって製造されたボールバルブを示す断面図である。
よって製造されたボールバルブを示す断面図である。
【図8】請求項1記載の本発明に係る他の部材の製造方
法の実施の形態を示す工程図である。
法の実施の形態を示す工程図である。
【図9】請求項2記載の本発明に係る他の部材の製造方
法の要部を示す要部工程図である。
法の要部を示す要部工程図である。
1 バルブ本体(バルブ構成部材) 2 強化材 2a ナット強化材 3 サポート部材 3a ナットサポート部材 30a ナットサポート部材 40 キャビティ 40aキャビティ 11 ユニオンナット(バルブ構成部材) 12a 受口部材(バルブ構成部材) 12b フランジ付受口部材(バルブ構成部材)
Claims (4)
- 【請求項1】 強化材が、製品内外面に露出することな
く埋設されてなる樹脂製バルブ構成部材の製造方法であ
って、 強化材にサポート部材を嵌合し、このサポート部材が嵌
合された強化材をキャビティ内に配設し、サポート部材
によって強化材をキャビティ内で位置決め固定した状態
で成形することを特徴とするバルブ構成部材の製造方
法。 - 【請求項2】 強化材が、製品内外面に露出することな
く埋設されてなる樹脂製バルブ構成部材の製造方法であ
って、 強化材にサポート部材を直接成形し、このサポート部材
が成形された強化材をキャビティ内に配設し、サポート
部材によって強化材をキャビティ内で位置決め固定した
状態で成形することを特徴とするバルブ構成部材の製造
方法。 - 【請求項3】 外周面が凹凸となされたサポート部材を
用いる請求項1または2記載のバルブ構成部材の製造方
法。 - 【請求項4】 厚み方向沿う面が凹凸となされたサポー
ト部材を用いる請求項1または2記載のバルブ構成部材
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12914298A JPH11320568A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | バルブ構成部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12914298A JPH11320568A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | バルブ構成部材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11320568A true JPH11320568A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15002171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12914298A Withdrawn JPH11320568A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | バルブ構成部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11320568A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010249307A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-11-04 | Aisin Seiki Co Ltd | ソレノイドバルブの取付構造 |
CN111844599A (zh) * | 2020-07-27 | 2020-10-30 | 成都顺千和科技有限公司 | 一种气囊件的生产工艺 |
-
1998
- 1998-05-12 JP JP12914298A patent/JPH11320568A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010249307A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-11-04 | Aisin Seiki Co Ltd | ソレノイドバルブの取付構造 |
CN111844599A (zh) * | 2020-07-27 | 2020-10-30 | 成都顺千和科技有限公司 | 一种气囊件的生产工艺 |
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