JPH1132042A - Sdh通信網/既存通信網監視統合装置及び方法 - Google Patents
Sdh通信網/既存通信網監視統合装置及び方法Info
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- JPH1132042A JPH1132042A JP9186680A JP18668097A JPH1132042A JP H1132042 A JPH1132042 A JP H1132042A JP 9186680 A JP9186680 A JP 9186680A JP 18668097 A JP18668097 A JP 18668097A JP H1132042 A JPH1132042 A JP H1132042A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/04—Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
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- H04J2203/00—Aspects of optical multiplex systems other than those covered by H04J14/05 and H04J14/07
- H04J2203/0001—Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 既設のPDH通信網上で実装されているPD
H監視システムをSDH通信網上で実装されているSD
H監視システムに統合可能とすることにある。 【解決手段】 SDH/PDH監視統合装置101は、
PDH通信網内の各PDH無線装置103の監視部にお
いて発生した管理データを収集し、その管理データをS
DH通信網において処理可能な管理コマンドに変換し、
その管理コマンドを、SDH通信網に送出する。この管
理コマンドは、DCC(データコミュニケーションチャ
ネル)106、SDH無線装置104又はSDH伝送装
置105内の監視部、及びX.25網等を経由して、オ
ペレーションシステム102に到達する。オペレーショ
ンシステム102は、受信した管理コマンドからPDH
通信網内で発生した管理データを抽出し、その管理デー
タに対して、従来のPDH監視卓の処理を実行する。
H監視システムをSDH通信網上で実装されているSD
H監視システムに統合可能とすることにある。 【解決手段】 SDH/PDH監視統合装置101は、
PDH通信網内の各PDH無線装置103の監視部にお
いて発生した管理データを収集し、その管理データをS
DH通信網において処理可能な管理コマンドに変換し、
その管理コマンドを、SDH通信網に送出する。この管
理コマンドは、DCC(データコミュニケーションチャ
ネル)106、SDH無線装置104又はSDH伝送装
置105内の監視部、及びX.25網等を経由して、オ
ペレーションシステム102に到達する。オペレーショ
ンシステム102は、受信した管理コマンドからPDH
通信網内で発生した管理データを抽出し、その管理デー
タに対して、従来のPDH監視卓の処理を実行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PDH通信装置等
の既設の通信装置をSDH通信装置に置き換えて拡張さ
れる網における通信の監視技術に関する。
の既設の通信装置をSDH通信装置に置き換えて拡張さ
れる網における通信の監視技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
通信網全体に対する信頼性の向上が強く要請されるよう
になってきていると共に、通信網の統合化が進むに従
い、それぞれ独自のベンダ又は独自のメディアに属する
通信網同士が統合的に接続されるようになってきてい
る。従って、このような統合された通信網全体を効率良
くかつ高度に管理する監視システムの実現が要請されて
いる。具体的には、網内のさまざまな状態を監視データ
として詳細に監視することによって、障害の発生を事前
に察知して通信網のダウンを防止することは、高度な管
理の1つである。
通信網全体に対する信頼性の向上が強く要請されるよう
になってきていると共に、通信網の統合化が進むに従
い、それぞれ独自のベンダ又は独自のメディアに属する
通信網同士が統合的に接続されるようになってきてい
る。従って、このような統合された通信網全体を効率良
くかつ高度に管理する監視システムの実現が要請されて
いる。具体的には、網内のさまざまな状態を監視データ
として詳細に監視することによって、障害の発生を事前
に察知して通信網のダウンを防止することは、高度な管
理の1つである。
【0003】統合されるべき通信網群の1つの実現例と
してPDH(プリシオナスディジタルハイアラーキ)通
信網が知られている。この通信網は、近年発展が著しい
SDH(シンクロナスディジタルハイアラーキ)通信網
が開発される以前の通信網の総称として用いられる。S
DH通信網は、ITU−T等の勧告において標準化され
たプロトコルに基づいて構築される新通信網である。
してPDH(プリシオナスディジタルハイアラーキ)通
信網が知られている。この通信網は、近年発展が著しい
SDH(シンクロナスディジタルハイアラーキ)通信網
が開発される以前の通信網の総称として用いられる。S
DH通信網は、ITU−T等の勧告において標準化され
たプロトコルに基づいて構築される新通信網である。
【0004】即ち近年では、従来自由な(独自の)プロ
トコルによって構築されていたPDH通信網が新技術で
あるSDH通信網に統合される動きが活発であり、それ
に伴い、PDH監視システムをSDH監視システムに統
合する要求が増大している。このため、既設のPDH通
信装置に実装されているPDH監視システムの制御信号
の信号形式を、主信号網に影響を与えずに、SDH監視
システムが扱える形式に変換する必要性が生じている。 <従来のPDH監視システム>従来のPDH通信網にお
いて実現されるPDH監視システムの一例を、図23に
示す。
トコルによって構築されていたPDH通信網が新技術で
あるSDH通信網に統合される動きが活発であり、それ
に伴い、PDH監視システムをSDH監視システムに統
合する要求が増大している。このため、既設のPDH通
信装置に実装されているPDH監視システムの制御信号
の信号形式を、主信号網に影響を与えずに、SDH監視
システムが扱える形式に変換する必要性が生じている。 <従来のPDH監視システム>従来のPDH通信網にお
いて実現されるPDH監視システムの一例を、図23に
示す。
【0005】PHD通信網を構成するPDH無線装置2
301は、端局(ターミナルステーション)又は中中局
(中間中継局:リピータステーション)を構成する。各
PDH無線装置2301には、無線帯域の主要帯域を用
いて実現される主信号回線2305を収容し、主信号の
通信を実行する主信号通信部2302と、無線帯域の一
部を用いて実現されるシリアルデータ回線2306及び
2307を収容し、後述するポーリングに基づいて監視
データの通信を実行するメインCPU2303及びイン
タフェース部(I/O)2304とからなるPDH監視
部が実装されている。主信号通信部2302は、送信機
能(TX)、受信機能(RX)、変調機能(MOD)、
及び復調機能(DEM)等を備える。また、シリアルデ
ータ回線2306は、アラームやコンディションデータ
等の2値データを転送し、シリアルデータ回線2307
は、パフォーマンスデータの計測値である多値データを
転送する。
301は、端局(ターミナルステーション)又は中中局
(中間中継局:リピータステーション)を構成する。各
PDH無線装置2301には、無線帯域の主要帯域を用
いて実現される主信号回線2305を収容し、主信号の
通信を実行する主信号通信部2302と、無線帯域の一
部を用いて実現されるシリアルデータ回線2306及び
2307を収容し、後述するポーリングに基づいて監視
データの通信を実行するメインCPU2303及びイン
タフェース部(I/O)2304とからなるPDH監視
部が実装されている。主信号通信部2302は、送信機
能(TX)、受信機能(RX)、変調機能(MOD)、
及び復調機能(DEM)等を備える。また、シリアルデ
ータ回線2306は、アラームやコンディションデータ
等の2値データを転送し、シリアルデータ回線2307
は、パフォーマンスデータの計測値である多値データを
転送する。
【0006】従来のPDH監視システムでは、各PDH
無線装置2301(各局)のうち、一番最初に起動した
装置(図23の例では中中局#B)がポーリングマスタ
局となり、ポーリングスレーブ局である他のPDH無線
装置2301(図23の例では端局#A及び#Dと中中
局#C)に対して、ポーリングを実行する。ポーリング
マスタ局が、ある特定のポーリングスレーブ局をポーリ
ングする場合には、その特定の局を指示したポーリング
信号を、全局に向かって送出する。ポーリングにより呼
出しを受けた局は、自局において得られている監視デー
タを、全局に向かって返送する。もちろん、ポーリング
マスタ局は、自局に対してもポーリングを実行する。
無線装置2301(各局)のうち、一番最初に起動した
装置(図23の例では中中局#B)がポーリングマスタ
局となり、ポーリングスレーブ局である他のPDH無線
装置2301(図23の例では端局#A及び#Dと中中
局#C)に対して、ポーリングを実行する。ポーリング
マスタ局が、ある特定のポーリングスレーブ局をポーリ
ングする場合には、その特定の局を指示したポーリング
信号を、全局に向かって送出する。ポーリングにより呼
出しを受けた局は、自局において得られている監視デー
タを、全局に向かって返送する。もちろん、ポーリング
マスタ局は、自局に対してもポーリングを実行する。
【0007】ポーリングマスタ局は、ポーリングのタイ
ミングの制御のみを実行し、監視データの保管等は行わ
ない。ルート情報保存装置2308は、メインCPU2
309とメモリ2310とから構成される。そして、メ
インCPU2309が、ポーリングマスタ局からのデー
タ要求に対して各局が応答する監視データを傍受するこ
とにより、全ての局に対応する全ての監視データを、メ
モリ2310に保管することができる。
ミングの制御のみを実行し、監視データの保管等は行わ
ない。ルート情報保存装置2308は、メインCPU2
309とメモリ2310とから構成される。そして、メ
インCPU2309が、ポーリングマスタ局からのデー
タ要求に対して各局が応答する監視データを傍受するこ
とにより、全ての局に対応する全ての監視データを、メ
モリ2310に保管することができる。
【0008】PDH監視卓2311上にはパソコン23
12が配置される。PDH監視卓2311(パソコン2
312、以下同様)に、あるPDH無線装置2301で
得られた監視データを表示したいときは、PDH監視卓
2311から、RS232Cインタフェースを経由し
て、ルート情報保存装置2308内のメインCPU23
09に、監視データの転送要求が送出される。この結
果、メインCPU2309が、全局の監視データが保管
されているメモリ2310を参照することにより、PD
H監視卓2311に応答を返す。
12が配置される。PDH監視卓2311(パソコン2
312、以下同様)に、あるPDH無線装置2301で
得られた監視データを表示したいときは、PDH監視卓
2311から、RS232Cインタフェースを経由し
て、ルート情報保存装置2308内のメインCPU23
09に、監視データの転送要求が送出される。この結
果、メインCPU2309が、全局の監視データが保管
されているメモリ2310を参照することにより、PD
H監視卓2311に応答を返す。
【0009】PDH監視卓2311から、或るPDH無
線装置2301を制御したいときには、まずPDH監視
卓2311から「ポーリングマスタ局をPDH監視卓2
311に移動することを指示するコマンド」が発行され
ることによって、PDH監視卓2311がポーリングマ
スタ局に設定される。その後、制御対象であるPDH無
線装置2301に対応するポーリングタイミングで、そ
の装置(局)が制御される。
線装置2301を制御したいときには、まずPDH監視
卓2311から「ポーリングマスタ局をPDH監視卓2
311に移動することを指示するコマンド」が発行され
ることによって、PDH監視卓2311がポーリングマ
スタ局に設定される。その後、制御対象であるPDH無
線装置2301に対応するポーリングタイミングで、そ
の装置(局)が制御される。
【0010】ここで、PDH監視卓2311がルート情
報保存装置2308を経由して収集する監視データに
は、2値データと多値データとがある。2値データは、
例えば緊急にある障害を通知する等の目的で送出される
アラームやコンディションデータ等である。
報保存装置2308を経由して収集する監視データに
は、2値データと多値データとがある。2値データは、
例えば緊急にある障害を通知する等の目的で送出される
アラームやコンディションデータ等である。
【0011】一方、多値データは、各PDH無線装置2
301における各種パフォーマンスを所定の周期で計測
することにより得られるパフォーマンスデータの計測値
である。このため、多値データの収集においては、時間
の正確性が要求される。
301における各種パフォーマンスを所定の周期で計測
することにより得られるパフォーマンスデータの計測値
である。このため、多値データの収集においては、時間
の正確性が要求される。
【0012】具体的には、PDH無線装置2301は、
それが内蔵する時計に同期して時間を計時する。そし
て、PDH無線装置2301内のメインCPU2303
は、数秒の短周期で、主信号通信部2302において発
生するビット誤り数をカウントし、15分が経過する
と、その15分間のビット誤り数の累積値とビットエラ
ーレート(BER)を、ヒストリデータとして記憶す
る。1つのPDH通信網を構成する全てのPDH無線装
置2301内の時計は、PDH監視卓2311からの指
示によって予め同期させられている。
それが内蔵する時計に同期して時間を計時する。そし
て、PDH無線装置2301内のメインCPU2303
は、数秒の短周期で、主信号通信部2302において発
生するビット誤り数をカウントし、15分が経過する
と、その15分間のビット誤り数の累積値とビットエラ
ーレート(BER)を、ヒストリデータとして記憶す
る。1つのPDH通信網を構成する全てのPDH無線装
置2301内の時計は、PDH監視卓2311からの指
示によって予め同期させられている。
【0013】PDH監視卓2311は、或るPDH無線
装置2301内の主信号通信部2302におけるビット
誤り数やビットエラーレート(BER)を表示する必要
があるときには、対象となるPDH無線装置2301に
要求を送出することにより、計測結果に対応する多値デ
ータであるパフォーマンスデータを収集する。
装置2301内の主信号通信部2302におけるビット
誤り数やビットエラーレート(BER)を表示する必要
があるときには、対象となるPDH無線装置2301に
要求を送出することにより、計測結果に対応する多値デ
ータであるパフォーマンスデータを収集する。
【0014】このパフォーマンスデータには、要求が発
生した時刻に対応する15分期間に発生したビット誤り
数であるカレントデータと、それよりも過去の複数の1
5分期間における複数組のビット誤り数又はビットエラ
ーレート(BER)である複数組のヒストリーデータ
と、返送時刻とが含まれる。
生した時刻に対応する15分期間に発生したビット誤り
数であるカレントデータと、それよりも過去の複数の1
5分期間における複数組のビット誤り数又はビットエラ
ーレート(BER)である複数組のヒストリーデータ
と、返送時刻とが含まれる。
【0015】PDH監視卓2311は、このパフォーマ
ンスデータに基づいて、要求送出時刻から以前の、対象
となるPDH無線装置2301におけるビット誤り数や
ビットエラーレート(BER)を表示する。
ンスデータに基づいて、要求送出時刻から以前の、対象
となるPDH無線装置2301におけるビット誤り数や
ビットエラーレート(BER)を表示する。
【0016】上述のPDH通信網では、異なるベンダ間
又は異なるメディア(無線と光等)間において、主信号
を転送することはできたが、その監視体系は統合されて
いなかった。より具体的には、図23に示されるPDH
通信網では、所定の伝送レート(例えば140メガビッ
ト/秒)を有する主信号回線2305のほかに、監視デ
ータの通信用のシリアルデータ回線2306及び230
7が設定されているが、この回線のプロトコルが、異な
るベンダ間又は異なるメディア間で共通ではなかった。
又は異なるメディア(無線と光等)間において、主信号
を転送することはできたが、その監視体系は統合されて
いなかった。より具体的には、図23に示されるPDH
通信網では、所定の伝送レート(例えば140メガビッ
ト/秒)を有する主信号回線2305のほかに、監視デ
ータの通信用のシリアルデータ回線2306及び230
7が設定されているが、この回線のプロトコルが、異な
るベンダ間又は異なるメディア間で共通ではなかった。
【0017】このため、第1のベンダ又は第1のメディ
アに属する第1のPDH通信網を、それに接続している
第2のベンダ又は第2のメディアに属する第2のPDH
通信網の側で管理することができなかった。 <SDH監視システム>次に、SDH通信網において実
現されるSDH監視システムの一例を、図24に示す。
アに属する第1のPDH通信網を、それに接続している
第2のベンダ又は第2のメディアに属する第2のPDH
通信網の側で管理することができなかった。 <SDH監視システム>次に、SDH通信網において実
現されるSDH監視システムの一例を、図24に示す。
【0018】SDH通信網を構成するSDH無線装置2
401は、図23に示されるPDH無線装置2301の
場合と同様に、端局又は中中局を構成する。SDH通信
網の特徴は、始めから異なるベンダ間又は異なるメディ
ア間における管理体系の統合が考慮されている点であ
る。より具体的には、主信号中に、オーバヘッドと呼ば
れる、監視データ(管理情報)を伝送するための専用の
チャネルが設けられており、このオーバヘッドチャネル
が、異なるベンダ間又は異なるメディア間で相互に通信
可能なように規定されている。SDH通信網上では、こ
のオーバヘッドチャネルは、データコミュニケーション
チャネル(DCC)として標準化されており、SDH無
線装置2401内の主信号通信部2402は、主信号チ
ャネル2406とDCC2407とを統一して処理する
ことができる。
401は、図23に示されるPDH無線装置2301の
場合と同様に、端局又は中中局を構成する。SDH通信
網の特徴は、始めから異なるベンダ間又は異なるメディ
ア間における管理体系の統合が考慮されている点であ
る。より具体的には、主信号中に、オーバヘッドと呼ば
れる、監視データ(管理情報)を伝送するための専用の
チャネルが設けられており、このオーバヘッドチャネル
が、異なるベンダ間又は異なるメディア間で相互に通信
可能なように規定されている。SDH通信網上では、こ
のオーバヘッドチャネルは、データコミュニケーション
チャネル(DCC)として標準化されており、SDH無
線装置2401内の主信号通信部2402は、主信号チ
ャネル2406とDCC2407とを統一して処理する
ことができる。
【0019】SDH無線装置2401において、SDH
監視部を構成するSV部2403、HL部2404、及
びLL部2405のうち、まず、SV(スーパバイザ
リ)部2403は、回線及び装置内の各機器のインタフ
ェースを監視することにより、アラーム、コンディショ
ンデータ、及びパフォーマンスデータ等を収集する。よ
り具体的には、SV部2403は、各機器よりCPUバ
スを介してビットマップ形式で通知される障害情報を定
期的に読み取り、障害を検出し、検出した障害は即座に
後述するHL部2404に通知する。また、パフォーマ
ンスデータ(回線上のビットエラーカウント等)は、各
機器の側にてカウントされる。SV部2403は、その
計測値を周期的に読み取って蓄積し、その蓄積した計測
値を周期的に後述するHL部2404に通知する。各機
器の側のカウント値は、SV部2403が読み取る度
に、SV部2403によってリセットされる。
監視部を構成するSV部2403、HL部2404、及
びLL部2405のうち、まず、SV(スーパバイザ
リ)部2403は、回線及び装置内の各機器のインタフ
ェースを監視することにより、アラーム、コンディショ
ンデータ、及びパフォーマンスデータ等を収集する。よ
り具体的には、SV部2403は、各機器よりCPUバ
スを介してビットマップ形式で通知される障害情報を定
期的に読み取り、障害を検出し、検出した障害は即座に
後述するHL部2404に通知する。また、パフォーマ
ンスデータ(回線上のビットエラーカウント等)は、各
機器の側にてカウントされる。SV部2403は、その
計測値を周期的に読み取って蓄積し、その蓄積した計測
値を周期的に後述するHL部2404に通知する。各機
器の側のカウント値は、SV部2403が読み取る度
に、SV部2403によってリセットされる。
【0020】HL部2404は、SV部2403が収集
した監視データを、所定の監視言語に変換する。そし
て、LL部2405は、HL部2404により得られた
監視言語を、SDH通信網上の標準化されたプロトコル
データに格納して、主信号通信部2402又はX.25
網に送出する。より具体的には、図24において、SD
H無線装置2401である端局#Aは、ゲートウエイ網
エレメントであるパケット網(X.25網)2408の
通信プロトコルであるITU−T X.25プロトコル
によって規定されるデータに、HL部2404により得
られた監視言語を格納し、その結果得られるプロトコル
データをX.25網2408に送出する。また、同じく
SDH無線装置2401である中中局#B及び#Cと端
局#Dは、DCC2407に対応するデータに、HL部
2404によって得られた監視言語を格納し、その結果
得られるプロトコルデータを主信号通信部2402に引
き渡す。
した監視データを、所定の監視言語に変換する。そし
て、LL部2405は、HL部2404により得られた
監視言語を、SDH通信網上の標準化されたプロトコル
データに格納して、主信号通信部2402又はX.25
網に送出する。より具体的には、図24において、SD
H無線装置2401である端局#Aは、ゲートウエイ網
エレメントであるパケット網(X.25網)2408の
通信プロトコルであるITU−T X.25プロトコル
によって規定されるデータに、HL部2404により得
られた監視言語を格納し、その結果得られるプロトコル
データをX.25網2408に送出する。また、同じく
SDH無線装置2401である中中局#B及び#Cと端
局#Dは、DCC2407に対応するデータに、HL部
2404によって得られた監視言語を格納し、その結果
得られるプロトコルデータを主信号通信部2402に引
き渡す。
【0021】ワークステーション等により構成されるオ
ペレーションシステム2409は、X.25網2408
及びDCC2407を介して、各SDH無線装置240
1に対して常にセッションを確立しており、定期的に又
は各SDH無線装置2401からの自発的な通知メッセ
ージにより、各SDH無線装置2401及び回線の監視
を行っている。オペレーションシステム2409と各S
DH無線装置2401間でかわされる監視言語は、各S
DH無線装置2401間で共通に処理できるものが使用
される。
ペレーションシステム2409は、X.25網2408
及びDCC2407を介して、各SDH無線装置240
1に対して常にセッションを確立しており、定期的に又
は各SDH無線装置2401からの自発的な通知メッセ
ージにより、各SDH無線装置2401及び回線の監視
を行っている。オペレーションシステム2409と各S
DH無線装置2401間でかわされる監視言語は、各S
DH無線装置2401間で共通に処理できるものが使用
される。
【0022】このように、SDH通信網のみからなる統
合化された通信網の環境下では、主信号チャネル240
6とDCC2407の通信プロトコル、及びX.25網
2408上での監視データの通信プロトコルが標準化さ
れているため、第1のベンダ又は第1のメディアに属す
る第1のSDH通信網を、それに接続している第2のベ
ンダ又は第2のメディアに属する第2のSDH通信網の
側で管理することが可能となっている。
合化された通信網の環境下では、主信号チャネル240
6とDCC2407の通信プロトコル、及びX.25網
2408上での監視データの通信プロトコルが標準化さ
れているため、第1のベンダ又は第1のメディアに属す
る第1のSDH通信網を、それに接続している第2のベ
ンダ又は第2のメディアに属する第2のSDH通信網の
側で管理することが可能となっている。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】図25は、上述の特性
を有するPDH通信網とSDH通信網とが統合された場
合の網構成を示す図である。図25において、図23及
び図24に示される各部分と同じ番号が付された部分
は、それらの図の場合と同じ機能を有する。また、SD
H通信網には、SDH無線装置2401の他に、光伝送
路を中継するSDH伝送装置(SDH通信網エレメン
ト)2501等も配置される。
を有するPDH通信網とSDH通信網とが統合された場
合の網構成を示す図である。図25において、図23及
び図24に示される各部分と同じ番号が付された部分
は、それらの図の場合と同じ機能を有する。また、SD
H通信網には、SDH無線装置2401の他に、光伝送
路を中継するSDH伝送装置(SDH通信網エレメン
ト)2501等も配置される。
【0024】図25の網構成において、PDH通信網に
対するPDH監視システムは、図23に示されるものと
同様であって、各PDH無線装置2301内のPDH監
視部(図23のメインCPU2303及びI/O230
4に対応)からの監視データは、PDH通信網内のルー
ト情報保存装置2308を経由して、PDH監視卓23
11により監視される。また、SDH通信網に対するS
DH監視システムについても、図24に示されるものと
同様であって、各SDH無線装置2401又はSDH伝
送装置2501内のSDH監視部(図24のSV部24
03、HL部2404、及びLL部2405に対応)か
らの監視データは、SDH通信網内のDCC2407及
びX.25網2408を経由して、オペレーションシス
テム2409によって監視される。
対するPDH監視システムは、図23に示されるものと
同様であって、各PDH無線装置2301内のPDH監
視部(図23のメインCPU2303及びI/O230
4に対応)からの監視データは、PDH通信網内のルー
ト情報保存装置2308を経由して、PDH監視卓23
11により監視される。また、SDH通信網に対するS
DH監視システムについても、図24に示されるものと
同様であって、各SDH無線装置2401又はSDH伝
送装置2501内のSDH監視部(図24のSV部24
03、HL部2404、及びLL部2405に対応)か
らの監視データは、SDH通信網内のDCC2407及
びX.25網2408を経由して、オペレーションシス
テム2409によって監視される。
【0025】図25において、PDH通信網上の主信号
とSDH通信網上の主信号は、PDHインタフェース2
502によって接続される。今後、通信網はSDH通信
網が普及すると予想されるが、現実にはPDH通信網も
多く稼働しているため、それらに対する統合的な管理を
置き去りにしては、統合された通信網全体を効率良く管
理することはできない。
とSDH通信網上の主信号は、PDHインタフェース2
502によって接続される。今後、通信網はSDH通信
網が普及すると予想されるが、現実にはPDH通信網も
多く稼働しているため、それらに対する統合的な管理を
置き去りにしては、統合された通信網全体を効率良く管
理することはできない。
【0026】しかし、PDH通信網上に実現されている
PDH監視システムは、前述したように、異なるベンダ
間又は異なるメディア間で共通ではなかったため、PD
H通信網上の監視データをSDH通信網上の監視データ
に変換することができないという問題点を有していた。
即ち、従来、PDHインタフェース2502には、デー
タコミュニケーションチャネル(DCC)は含ませるこ
とができなかった。
PDH監視システムは、前述したように、異なるベンダ
間又は異なるメディア間で共通ではなかったため、PD
H通信網上の監視データをSDH通信網上の監視データ
に変換することができないという問題点を有していた。
即ち、従来、PDHインタフェース2502には、デー
タコミュニケーションチャネル(DCC)は含ませるこ
とができなかった。
【0027】本発明の課題は、既設のPDH通信網上で
実装されているPDH監視システムの制御信号の信号形
式を、主信号網に影響を与えずに、SDH通信網上に実
装されているSDH監視システムが扱える形式に変換可
能とし、PDH監視システムをSDH監視システムに統
合可能とすることにある。
実装されているPDH監視システムの制御信号の信号形
式を、主信号網に影響を与えずに、SDH通信網上に実
装されているSDH監視システムが扱える形式に変換可
能とし、PDH監視システムをSDH監視システムに統
合可能とすることにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明のブロッ
ク図(その1)である。本発明は、同期ディジタルハイ
アラーキ(SDH)通信網の監視システムとそれ以外の
既存通信網、例えばプリシオナスディジタルハイアラー
キ(PDH)通信網の監視システムとを統合するための
SDH通信網/既存通信網監視統合技術を前提とする。
ク図(その1)である。本発明は、同期ディジタルハイ
アラーキ(SDH)通信網の監視システムとそれ以外の
既存通信網、例えばプリシオナスディジタルハイアラー
キ(PDH)通信網の監視システムとを統合するための
SDH通信網/既存通信網監視統合技術を前提とする。
【0029】図1において、既存通信網通信装置である
例えば複数のPDH無線装置103は、既存通信網であ
る例えばPDH通信網を構成する。一方、例えば複数の
SDH無線装置104及びSDH伝送装置105は、S
DH通信網を構成する。
例えば複数のPDH無線装置103は、既存通信網であ
る例えばPDH通信網を構成する。一方、例えば複数の
SDH無線装置104及びSDH伝送装置105は、S
DH通信網を構成する。
【0030】本発明では、SDH/PDH監視統合装置
101が、既存通信網内のプロトコルデータ点であるP
点において、各既存通信網通信装置(PDH無線装置1
03)の監視部において発生した管理データ(監視デー
タ)を収集する。
101が、既存通信網内のプロトコルデータ点であるP
点において、各既存通信網通信装置(PDH無線装置1
03)の監視部において発生した管理データ(監視デー
タ)を収集する。
【0031】次に、SDH/PDH監視統合装置101
は、その管理データをSDH通信網において処理可能な
管理コマンド(新TL−1言語によるコマンド)に変換
する。
は、その管理データをSDH通信網において処理可能な
管理コマンド(新TL−1言語によるコマンド)に変換
する。
【0032】そして、SDH/PDH監視統合装置10
1は、その管理コマンドを、SDH通信網内のプロトコ
ルデータ点であるS点(X.25 Back to B
ack接続インタフェース107)に送出する。
1は、その管理コマンドを、SDH通信網内のプロトコ
ルデータ点であるS点(X.25 Back to B
ack接続インタフェース107)に送出する。
【0033】このようにして、SDH通信網に送出され
た既存通信網(PDH通信網)内で発生した管理データ
に対応する管理コマンドは、DCC(データコミュニケ
ーションチャネル)106、SDH無線装置104又は
SDH伝送装置105内の監視部、及びX.25網等を
経由して、最終的にオペレーションシステム102に到
達する。
た既存通信網(PDH通信網)内で発生した管理データ
に対応する管理コマンドは、DCC(データコミュニケ
ーションチャネル)106、SDH無線装置104又は
SDH伝送装置105内の監視部、及びX.25網等を
経由して、最終的にオペレーションシステム102に到
達する。
【0034】オペレーションシステム102は、受信し
た管理コマンドから既存通信網(PDH通信網)内で発
生した管理データを抽出し、その管理データに対して、
従来の既存通信網監視卓(PDH監視卓)の処理を実行
する。
た管理コマンドから既存通信網(PDH通信網)内で発
生した管理データを抽出し、その管理データに対して、
従来の既存通信網監視卓(PDH監視卓)の処理を実行
する。
【0035】一方、オペレーションシステム102にお
いて、従来の既存通信網監視卓(PDH監視卓)の処理
によって、既存通信網(PDH通信網)上で処理可能な
管理データが発生すると、オペレーションシステム10
2は、その管理データを含む管理コマンドを生成し、そ
れをSDH通信網に送出する。
いて、従来の既存通信網監視卓(PDH監視卓)の処理
によって、既存通信網(PDH通信網)上で処理可能な
管理データが発生すると、オペレーションシステム10
2は、その管理データを含む管理コマンドを生成し、そ
れをSDH通信網に送出する。
【0036】この管理コマンドは、X.25網、SDH
無線装置104又はSDH伝送装置105内の監視部、
DCC106、及びX.25 Back to Bac
k接続インタフェース107等を経由して、SDH/P
DH監視統合装置101に到達する。
無線装置104又はSDH伝送装置105内の監視部、
DCC106、及びX.25 Back to Bac
k接続インタフェース107等を経由して、SDH/P
DH監視統合装置101に到達する。
【0037】SDH/PDH監視統合装置101は、S
DH通信網から管理コマンドを収集し、その管理コマン
ドの中から既存通信網(PDH通信網)宛ての管理コマ
ンドを抽出する。
DH通信網から管理コマンドを収集し、その管理コマン
ドの中から既存通信網(PDH通信網)宛ての管理コマ
ンドを抽出する。
【0038】そして、SDH/PDH監視統合装置10
1は、その管理コマンドを既存通信網(PDH通信網)
において処理可能な管理データに変換する。そして、S
DH/PDH監視統合装置101は、その管理データを
既存通信網(PDH通信網)に送出する。
1は、その管理コマンドを既存通信網(PDH通信網)
において処理可能な管理データに変換する。そして、S
DH/PDH監視統合装置101は、その管理データを
既存通信網(PDH通信網)に送出する。
【0039】この管理データは、宛先の既存通信網通信
装置(PDH無線装置103)内の監視部によって受信
され、その管理データに対応する制御が実行される。以
上の本発明の構成により、ユーザによって現在運用中で
ある既存通信網(PDH通信網)、及び既設又は新設の
SDH通信網において、主信号を切断することなく、既
存通信網上の監視システムをSDH監視システムに統合
することが可能となり、例えば従来あったPDH通信網
上のPDH監視卓は不要となる。
装置(PDH無線装置103)内の監視部によって受信
され、その管理データに対応する制御が実行される。以
上の本発明の構成により、ユーザによって現在運用中で
ある既存通信網(PDH通信網)、及び既設又は新設の
SDH通信網において、主信号を切断することなく、既
存通信網上の監視システムをSDH監視システムに統合
することが可能となり、例えば従来あったPDH通信網
上のPDH監視卓は不要となる。
【0040】図2は、本発明のブロック図(その2)で
あり、図1のSDH/PDH監視統合装置101の第1
の構成を示す図である。第1の制御プロセッサ201
は、既存通信網において発生した管理データを収集し、
それを第2の制御プロセッサ202に出力すると共に、
その第2の制御プロセッサ202から入力した既存通信
網宛ての管理データを既存通信網に送出する。
あり、図1のSDH/PDH監視統合装置101の第1
の構成を示す図である。第1の制御プロセッサ201
は、既存通信網において発生した管理データを収集し、
それを第2の制御プロセッサ202に出力すると共に、
その第2の制御プロセッサ202から入力した既存通信
網宛ての管理データを既存通信網に送出する。
【0041】第2の制御プロセッサ202は、第1の制
御プロセッサ201から出力される管理データを同期デ
ィジタルハイアラーキ通信網において処理可能な管理コ
マンドに変換し、それを第3の制御プロセッサ203に
出力すると共に、第3の制御プロセッサ203から入力
される管理コマンドの中から既存通信網宛ての管理コマ
ンドを抽出し、その管理コマンドを既存通信網において
処理可能な管理データに変換し、それを第1の制御プロ
セッサ201に出力する。
御プロセッサ201から出力される管理データを同期デ
ィジタルハイアラーキ通信網において処理可能な管理コ
マンドに変換し、それを第3の制御プロセッサ203に
出力すると共に、第3の制御プロセッサ203から入力
される管理コマンドの中から既存通信網宛ての管理コマ
ンドを抽出し、その管理コマンドを既存通信網において
処理可能な管理データに変換し、それを第1の制御プロ
セッサ201に出力する。
【0042】第3の制御プロセッサ203は、第2の制
御プロセッサ202から出力される管理コマンドを同期
ディジタルハイアラーキ通信網に送出すると共に、同期
ディジタルハイアラーキ通信網から管理コマンドを収集
し、それを第2の制御プロセッサ202に出力する。
御プロセッサ202から出力される管理コマンドを同期
ディジタルハイアラーキ通信網に送出すると共に、同期
ディジタルハイアラーキ通信網から管理コマンドを収集
し、それを第2の制御プロセッサ202に出力する。
【0043】上述の発明の構成において、第1の制御プ
ロセッサ201と第2の制御プロセッサ202は、第1
のデュアルポートランダムアクセスメモリ204を介し
て、管理データを相互に受け渡す。
ロセッサ201と第2の制御プロセッサ202は、第1
のデュアルポートランダムアクセスメモリ204を介し
て、管理データを相互に受け渡す。
【0044】同様に、第2の制御プロセッサ202と第
3の制御プロセッサ203は、第2のデュアルポートラ
ンダムアクセスメモリ205を介して、管理コマンドを
相互に受け渡す。
3の制御プロセッサ203は、第2のデュアルポートラ
ンダムアクセスメモリ205を介して、管理コマンドを
相互に受け渡す。
【0045】図2に示される発明の構成により、既存通
信網上で処理される管理データとSDH通信網上で処理
される管理コマンドとを、第1の制御プロセッサ及び第
3の制御プロセッサによってそれぞれのタイミングを適
切に制御しながら、効率良く変換することができる。
信網上で処理される管理データとSDH通信網上で処理
される管理コマンドとを、第1の制御プロセッサ及び第
3の制御プロセッサによってそれぞれのタイミングを適
切に制御しながら、効率良く変換することができる。
【0046】また、第2の制御プロセッサ202及び第
3の制御プロセッサ203は、SDH通信網内のSDH
無線装置104またはSDH伝送装置105内の監視部
(図1参照)に実装されるものと同様のものを流用する
ことができ、SDH/PDH監視統合装置を低コストで
提供することが可能となる。
3の制御プロセッサ203は、SDH通信網内のSDH
無線装置104またはSDH伝送装置105内の監視部
(図1参照)に実装されるものと同様のものを流用する
ことができ、SDH/PDH監視統合装置を低コストで
提供することが可能となる。
【0047】図3は、本発明のブロック図(その3)で
あり、図1のSDH/PDH監視統合装置101の第2
の構成を示す図である。図3に示される構成では、第2
の制御プロセッサ202と第3の制御プロセッサ20
3、及び第1のデュアルポートランダムアクセスメモリ
204と第2のデュアルポートランダムアクセスメモリ
205は、既存通信網内の管理対象である既存通信網通
信装置(図1のPDH無線装置103)毎に複数組30
1(#1)〜301(#N)が設けられる。
あり、図1のSDH/PDH監視統合装置101の第2
の構成を示す図である。図3に示される構成では、第2
の制御プロセッサ202と第3の制御プロセッサ20
3、及び第1のデュアルポートランダムアクセスメモリ
204と第2のデュアルポートランダムアクセスメモリ
205は、既存通信網内の管理対象である既存通信網通
信装置(図1のPDH無線装置103)毎に複数組30
1(#1)〜301(#N)が設けられる。
【0048】そして、第2の制御プロセッサ202と第
3の制御プロセッサ203の1つの組301は、その組
301に対応する既存通信網通信装置が処理する管理デ
ータを処理する。
3の制御プロセッサ203の1つの組301は、その組
301に対応する既存通信網通信装置が処理する管理デ
ータを処理する。
【0049】また、第1の制御プロセッサ201は、既
存通信網から収集した管理データを、その管理データを
送出した既存通信網通信装置に対応する組301の第2
の制御プロセッサ202に出力する。
存通信網から収集した管理データを、その管理データを
送出した既存通信網通信装置に対応する組301の第2
の制御プロセッサ202に出力する。
【0050】上述の発明の構成により、既存通信網(P
DH通信網)内での各既存通信網通信装置毎に、より正
確な管理データと管理コマンドの間の変換が可能とな
る。図3においては更に、第2の制御プロセッサ202
と第3の制御プロセッサ203の複数の組301(#1
〜#N)のうち任意の組301を、既存通信網内の回線
障害状況に応じて無効化する切替制御装置302が設け
られている。
DH通信網)内での各既存通信網通信装置毎に、より正
確な管理データと管理コマンドの間の変換が可能とな
る。図3においては更に、第2の制御プロセッサ202
と第3の制御プロセッサ203の複数の組301(#1
〜#N)のうち任意の組301を、既存通信網内の回線
障害状況に応じて無効化する切替制御装置302が設け
られている。
【0051】この構成により、既存通信網(PDH通信
網)内での回線障害の発生時に、障害部分を容易に切り
離すことができ、SDH通信網において既存通信網(P
DH通信網)の状況をより正確に把握することが可能と
なる。
網)内での回線障害の発生時に、障害部分を容易に切り
離すことができ、SDH通信網において既存通信網(P
DH通信網)の状況をより正確に把握することが可能と
なる。
【0052】本発明では更に、第1の制御プロセッサ2
01が、第2の制御プロセッサ202に依頼することに
より、同期ディジタルハイアラーキ通信網内の時刻情報
を取得し、既存通信網にその時刻情報を管理データとし
て送出するように構成することができる。
01が、第2の制御プロセッサ202に依頼することに
より、同期ディジタルハイアラーキ通信網内の時刻情報
を取得し、既存通信網にその時刻情報を管理データとし
て送出するように構成することができる。
【0053】この構成により、SDH通信網側でのパフ
ォーマンスデータの計測開始/終了時刻と、既存通信網
(PDH通信網)側でのパフォーマンスデータの計測開
始/終了時刻とでずれが生じる事態を回避することがで
き、より正確な統合管理が可能となる。
ォーマンスデータの計測開始/終了時刻と、既存通信網
(PDH通信網)側でのパフォーマンスデータの計測開
始/終了時刻とでずれが生じる事態を回避することがで
き、より正確な統合管理が可能となる。
【0054】更に本発明では、管理データがパフォーマ
ンスデータである場合に、第1の制御プロセッサ201
が、第2の制御プロセッサ202によるパフォーマンス
データの計測周期の境界時点において、パフォーマンス
データのリセットを指示する管理データを既存通信網に
送出すると共に、その時点においてその第1の制御プロ
セッサ201が収集しているパフォーマンスデータを、
その時点以降最初にその第1の制御プロセッサ201が
第2の制御プロセッサ202に通知するパフォーマンス
データに加算する補正を行うように構成することができ
る。
ンスデータである場合に、第1の制御プロセッサ201
が、第2の制御プロセッサ202によるパフォーマンス
データの計測周期の境界時点において、パフォーマンス
データのリセットを指示する管理データを既存通信網に
送出すると共に、その時点においてその第1の制御プロ
セッサ201が収集しているパフォーマンスデータを、
その時点以降最初にその第1の制御プロセッサ201が
第2の制御プロセッサ202に通知するパフォーマンス
データに加算する補正を行うように構成することができ
る。
【0055】この構成により、SDH通信網側と既存通
信網(PDH通信網)側とでパフォーマンスデータの計
測周期が異なることによるパフォーマンスデータの計測
値の欠損を防止することが可能となる。
信網(PDH通信網)側とでパフォーマンスデータの計
測周期が異なることによるパフォーマンスデータの計測
値の欠損を防止することが可能となる。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について詳細に説明する。 <基本構成及び動作>図4は、本発明の実施の形態によ
る統合通信網のシステム構成図である。
の実施の形態について詳細に説明する。 <基本構成及び動作>図4は、本発明の実施の形態によ
る統合通信網のシステム構成図である。
【0057】図4において、PDH無線装置403、ル
ート情報保存装置404、SDH無線装置405、SD
H伝送装置406、主信号回線407、シリアル回線4
08及び409、主信号チャネル410、DCC41
1、並びにPDHインタフェース412は、それぞれ、
図23〜図25に示されるPDH無線装置2301、ル
ート情報保存装置2308、SDH無線装置2401、
SDH伝送装置2501、主信号回線2305、シリア
ル回線2306及び230,7、主信号チャネル240
6、DCC2407、並びにPDHインタフェース25
02と同じ機能を有するものである。
ート情報保存装置404、SDH無線装置405、SD
H伝送装置406、主信号回線407、シリアル回線4
08及び409、主信号チャネル410、DCC41
1、並びにPDHインタフェース412は、それぞれ、
図23〜図25に示されるPDH無線装置2301、ル
ート情報保存装置2308、SDH無線装置2401、
SDH伝送装置2501、主信号回線2305、シリア
ル回線2306及び230,7、主信号チャネル240
6、DCC2407、並びにPDHインタフェース25
02と同じ機能を有するものである。
【0058】図4に示される統合通信網では、図23、
図25等において存在したPDH監視卓が廃止され、そ
の代わりに、PDH無線装置403からルート情報保存
装置404を経由してPDH通信網上で収集される監視
データをSDH通信網上のSDH監視システムが扱える
形式に変換するSDH/PDH監視統合装置401が設
けられると共に、SDH通信網上のオペレーションシス
テム402が、SDH/PDH監視統合装置401、S
DH通信網内のDCC411、及びX.25網を経由し
て通信されるPDH通信網内の監視データを、SDH通
信網内の監視データと統合して処理できるように構成さ
れる。
図25等において存在したPDH監視卓が廃止され、そ
の代わりに、PDH無線装置403からルート情報保存
装置404を経由してPDH通信網上で収集される監視
データをSDH通信網上のSDH監視システムが扱える
形式に変換するSDH/PDH監視統合装置401が設
けられると共に、SDH通信網上のオペレーションシス
テム402が、SDH/PDH監視統合装置401、S
DH通信網内のDCC411、及びX.25網を経由し
て通信されるPDH通信網内の監視データを、SDH通
信網内の監視データと統合して処理できるように構成さ
れる。
【0059】この場合に、SDH/PDH監視統合装置
401は、PDH通信網とは、ルート情報保存装置40
4と従来のPDH監視卓(図23参照)とを接続するP
点インタフェースを用いて接続する。また、同装置40
1は、SDH通信網とは、1つのSDH無線装置405
又は1つのSDH伝送装置406内のSDH監視部が具
備するX.25 Back to Back接続インタ
フェース413を用いて接続する。
401は、PDH通信網とは、ルート情報保存装置40
4と従来のPDH監視卓(図23参照)とを接続するP
点インタフェースを用いて接続する。また、同装置40
1は、SDH通信網とは、1つのSDH無線装置405
又は1つのSDH伝送装置406内のSDH監視部が具
備するX.25 Back to Back接続インタ
フェース413を用いて接続する。
【0060】そして、SDH/PDH監視統合装置40
1は、従来のSDH通信網で使用されている装置監視言
語であるTL−1言語に新規コマンドが追加されること
により新たに開発された新TL−1言語を処理すること
ができ、従来のPDH監視卓(図23の2311を参
照)が処理していたPDH通信網上の監視データを、S
DH通信網内で伝播させることを可能にする。
1は、従来のSDH通信網で使用されている装置監視言
語であるTL−1言語に新規コマンドが追加されること
により新たに開発された新TL−1言語を処理すること
ができ、従来のPDH監視卓(図23の2311を参
照)が処理していたPDH通信網上の監視データを、S
DH通信網内で伝播させることを可能にする。
【0061】このような構成により、本実施の形態で
は、ユーザによって現在運用中である既設のPDH通信
網、及び既設又は新設のSDH通信網において、主信号
を切断することなく、PDH監視システムをSDH監視
システムに統合することが可能となる。これが本発明に
関連する大きな特徴である。
は、ユーザによって現在運用中である既設のPDH通信
網、及び既設又は新設のSDH通信網において、主信号
を切断することなく、PDH監視システムをSDH監視
システムに統合することが可能となる。これが本発明に
関連する大きな特徴である。
【0062】次に、図5は、図4に示されるSDH/P
DH監視統合装置401の回路構成を、PDH無線装置
403及びSDH無線装置405の回路構成と共に示し
た図であり、また、図6は、これらの回路構成によって
実現される監視制御を示す動作フローチャートである。
DH監視統合装置401の回路構成を、PDH無線装置
403及びSDH無線装置405の回路構成と共に示し
た図であり、また、図6は、これらの回路構成によって
実現される監視制御を示す動作フローチャートである。
【0063】図5において、SDH/PDH監視統合装
置401は、NEW CPU501及びROM/RAM
502と、複数のPDHインタフェース503とから構
成されている。各PDHインタフェース503は、図4
に示されるPDH通信網内の各PDH無線装置403に
対応する監視データを処理する。
置401は、NEW CPU501及びROM/RAM
502と、複数のPDHインタフェース503とから構
成されている。各PDHインタフェース503は、図4
に示されるPDH通信網内の各PDH無線装置403に
対応する監視データを処理する。
【0064】図23で説明したように、従来のPDH通
信網の監視制御では、PDH監視卓2311が、P点を
介して、ルート情報保存装置2308内のメインCPU
2309に要求を発行し、メインCPU2309が、全
てのPDH無線装置2301に対応する監視データが保
存されているメモリ2310を参照することにより、P
DH監視卓2311に応答を返す。
信網の監視制御では、PDH監視卓2311が、P点を
介して、ルート情報保存装置2308内のメインCPU
2309に要求を発行し、メインCPU2309が、全
てのPDH無線装置2301に対応する監視データが保
存されているメモリ2310を参照することにより、P
DH監視卓2311に応答を返す。
【0065】本実施の形態では、PDH通信網上での監
視方式および装置構成を変更することなく、PDH通信
網上の監視データをSDH通信網内のオペレーションシ
ステム402(図4)で収集することを可能にするため
に、まずSDH/PDH監視統合装置401内のNEW
CPU501が、ROM/RAM502を用いなが
ら、P点上に現れるPDH通信網上の監視データを収集
する(図6(a) のステップ601)。そして、NEW
CPU501は、収集した各PDH無線装置403に対
応する監視データを、各PDH無線装置403に対応す
るPDHインタフェース503内のDPRAM504に
書き込む。
視方式および装置構成を変更することなく、PDH通信
網上の監視データをSDH通信網内のオペレーションシ
ステム402(図4)で収集することを可能にするため
に、まずSDH/PDH監視統合装置401内のNEW
CPU501が、ROM/RAM502を用いなが
ら、P点上に現れるPDH通信網上の監視データを収集
する(図6(a) のステップ601)。そして、NEW
CPU501は、収集した各PDH無線装置403に対
応する監視データを、各PDH無線装置403に対応す
るPDHインタフェース503内のDPRAM504に
書き込む。
【0066】PDHインタフェース503は、SDH通
信網を構成するSDH無線装置405(又はSDH伝送
装置406、共に図4参照)内のSDH監視部515の
構成と似た機能構成を有する。即ち、PDHインタフェ
ース503は、SV部505とそれによって用いられる
ROM/RAM506、HL部507とそれによって用
いられるROM/RAM508、LL部510とそれに
よって用いられるROM/RAM511、HL部507
とLL部510とでデータを交換するためのDPRAM
509、及びSV部505とNEW CPU501とで
データを交換するためのDPRAM504を有する。こ
れと同様に、SDH無線装置405内のSDH監視部5
15は、SV部521とそれによって用いられるROM
/RAM522、HL部519とそれによって用いられ
るROM/RAM520、LL部516とそれによって
用いられるROM/RAM517、HL部519とLL
部516とでデータを交換するためのDPRAM51
8、及びSV部521とSDH無線装置405内の主信
号通信部とでデータを交換するためのI/O部523を
有する。このI/O部523は、DPRAM504に対
応する。ただし、PDHインタフェース503は、切替
制御部512を有する点が、SDH監視部515の構成
とは異なる。この切替制御部512の動作については、
後述する。
信網を構成するSDH無線装置405(又はSDH伝送
装置406、共に図4参照)内のSDH監視部515の
構成と似た機能構成を有する。即ち、PDHインタフェ
ース503は、SV部505とそれによって用いられる
ROM/RAM506、HL部507とそれによって用
いられるROM/RAM508、LL部510とそれに
よって用いられるROM/RAM511、HL部507
とLL部510とでデータを交換するためのDPRAM
509、及びSV部505とNEW CPU501とで
データを交換するためのDPRAM504を有する。こ
れと同様に、SDH無線装置405内のSDH監視部5
15は、SV部521とそれによって用いられるROM
/RAM522、HL部519とそれによって用いられ
るROM/RAM520、LL部516とそれによって
用いられるROM/RAM517、HL部519とLL
部516とでデータを交換するためのDPRAM51
8、及びSV部521とSDH無線装置405内の主信
号通信部とでデータを交換するためのI/O部523を
有する。このI/O部523は、DPRAM504に対
応する。ただし、PDHインタフェース503は、切替
制御部512を有する点が、SDH監視部515の構成
とは異なる。この切替制御部512の動作については、
後述する。
【0067】このようにして、SDH/PDH監視統合
装置401内の各PDHインタフェース503は、SD
H無線装置405内のSDH監視部515を構成する回
路部品をほとんど流用することが可能となり、SDH/
PDH監視統合装置401を低コストで提供することが
できる。
装置401内の各PDHインタフェース503は、SD
H無線装置405内のSDH監視部515を構成する回
路部品をほとんど流用することが可能となり、SDH/
PDH監視統合装置401を低コストで提供することが
できる。
【0068】ここで、SDH無線装置405を構成する
SDH監視部515内のSV部521は、主信号通信部
内の多重分離部526又は信号伝送部527からI/O
部523を介してビットマップ形式で通知される障害情
報を定期的に読み取る。そこで、SV部505としてS
V部521を流用することを可能とするために、NEW
CPU501は、P点上で収集した監視データを、S
V部521がI/O部523を介して通知されるビット
マップ形式と同じ形式で、DPRAM504に書き込
む。
SDH監視部515内のSV部521は、主信号通信部
内の多重分離部526又は信号伝送部527からI/O
部523を介してビットマップ形式で通知される障害情
報を定期的に読み取る。そこで、SV部505としてS
V部521を流用することを可能とするために、NEW
CPU501は、P点上で収集した監視データを、S
V部521がI/O部523を介して通知されるビット
マップ形式と同じ形式で、DPRAM504に書き込
む。
【0069】PDHインタフェース503内のSV部5
05は、ROM/RAM506を用いて、DPRAM5
04に得られている、そのPDHインタフェース503
に対応するPDH無線装置403に関する監視データを
収集する。より具体的には、SV部505は、DPRA
M504を介してビットマップ形式で通知される障害情
報を定期的に読み取り、障害を検出し、検出した障害は
即座にHL部507に通知する。また、SV部505
は、DPRAM504を介して通知されるパフォーマン
スデータの計測値を周期的に読み取って蓄積し、その蓄
積した計測値を周期的にHL部507に通知する。
05は、ROM/RAM506を用いて、DPRAM5
04に得られている、そのPDHインタフェース503
に対応するPDH無線装置403に関する監視データを
収集する。より具体的には、SV部505は、DPRA
M504を介してビットマップ形式で通知される障害情
報を定期的に読み取り、障害を検出し、検出した障害は
即座にHL部507に通知する。また、SV部505
は、DPRAM504を介して通知されるパフォーマン
スデータの計測値を周期的に読み取って蓄積し、その蓄
積した計測値を周期的にHL部507に通知する。
【0070】次に、PDHインタフェース503内のH
L部507は、ROM/RAM508を用いて、SV部
505が収集した監視データを、所定の監視言語に変換
する(図6(a) のステップ602)。この場合、HL部
507は、PDH通信網上の監視データをSDH通信網
内で伝播させることを可能にするために、従来のSDH
通信網で使用されている装置監視言語であるTL−1言
語を拡張した新TL−1言語を処理することができる。
L部507は、ROM/RAM508を用いて、SV部
505が収集した監視データを、所定の監視言語に変換
する(図6(a) のステップ602)。この場合、HL部
507は、PDH通信網上の監視データをSDH通信網
内で伝播させることを可能にするために、従来のSDH
通信網で使用されている装置監視言語であるTL−1言
語を拡張した新TL−1言語を処理することができる。
【0071】新TL−1言語において追加されているコ
マンドは、下記の通りである。 PDH通信網−>SDH通信網の方向 : Read-PDHコ
マンド SDH通信網−>PDH通信網の方向 : Write-PDH
コマンド HL部507がSV部505が収集した監視データを新
TL−1言語に変換する場合は、Read-PDHコマンドが使
用される。Read-PDHコマンドのコマンドフォーマット
は、下記のとおりである。
マンドは、下記の通りである。 PDH通信網−>SDH通信網の方向 : Read-PDHコ
マンド SDH通信網−>PDH通信網の方向 : Write-PDH
コマンド HL部507がSV部505が収集した監視データを新
TL−1言語に変換する場合は、Read-PDHコマンドが使
用される。Read-PDHコマンドのコマンドフォーマット
は、下記のとおりである。
【0072】Read-PDH:TID::<C>::情報 1 :; ここで、情報 1 は、SV部505が収集した監視デー
タであり、TID は、P点において接続するPDH通信網
全体のルート番号を指定する情報である。
タであり、TID は、P点において接続するPDH通信網
全体のルート番号を指定する情報である。
【0073】また、HL部507は、SDH監視部51
5内のHL部519との互換性を維持するために、SD
H通信網上で使用される従来のTL−1言語において定
義されている基本コマンドも処理することができる。こ
れらの基本コマンドには、下記に示されるものがある。
5内のHL部519との互換性を維持するために、SD
H通信網上で使用される従来のTL−1言語において定
義されている基本コマンドも処理することができる。こ
れらの基本コマンドには、下記に示されるものがある。
【0074】・SET-DAT ・ACT-USER ・SET-SID ・CANC-USER ・RTRV-HDR ・RTRV-SECU-UPC ・ED-SDCC ・ED-SECU-PID ・RTRV-SDCC ・ENT-SECU-USER ・INIT-SDCC ・ED-SECU-USER ・ED-SDCC ・DLT-SECU-USER ・RTRV-OSSI ・RTRV-SECU-USER ・INIT-SDCC ・REPT LOGOFF WARNING ・ED-X25 ・REPT AUTO LOGOFF ・RTRV-X25 ・REPT FORCED LOGOFF ・ED-VC ・RTRV-VC HL部507は、上述の生成したRead-PDHコマンドを、
DPRAM509に書き込む。
DPRAM509に書き込む。
【0075】PDHインタフェース503内のLL部5
10は、SDH監視部515内のLL部516と同じハ
ードウエア/ファームウァア構成を有し、DPRAM5
09を介してHL部507から引き渡されたRead-PDHコ
マンドを、SDH通信網上の標準化されたプロトコルデ
ータに格納し、そのプロトコルデータを、X.25Ba
ck to Back接続インタフェース413上のS
点に送出する(図6(a) のステップ603)。
10は、SDH監視部515内のLL部516と同じハ
ードウエア/ファームウァア構成を有し、DPRAM5
09を介してHL部507から引き渡されたRead-PDHコ
マンドを、SDH通信網上の標準化されたプロトコルデ
ータに格納し、そのプロトコルデータを、X.25Ba
ck to Back接続インタフェース413上のS
点に送出する(図6(a) のステップ603)。
【0076】なお、LL部510には、X.25インタ
フェースによって、ローカルターミナルを接続すること
が可能である。上述のプロトコルデータは、SDH無線
装置405を構成するSDH監視部515内のLL部5
16を経由して、SDH無線装置405を構成する主信
号通信部内の多重分離部526に転送され、そこで、S
DH伝送路529上のDCC411に多重される。
フェースによって、ローカルターミナルを接続すること
が可能である。上述のプロトコルデータは、SDH無線
装置405を構成するSDH監視部515内のLL部5
16を経由して、SDH無線装置405を構成する主信
号通信部内の多重分離部526に転送され、そこで、S
DH伝送路529上のDCC411に多重される。
【0077】このようにしてSDH伝送路529上のD
CC411を用いて転送されたRead-PDHコマンドは、オ
ペレーションシステム402が接続されているX.25
網を収容するSDH無線装置405内の主信号通信部内
の多重分離部526で分離され、そのSDH無線装置4
05内のSDH監視部515内のLL部516に転送さ
れる。LL部516は、上記Read-PDHコマンドを、X.
25網上のプロトコルデータに格納し、そのプロトコル
データをX.25網に送出する。そして、このプロトコ
ルデータは、図4に示されるオペレーションシステム4
02で受信される。
CC411を用いて転送されたRead-PDHコマンドは、オ
ペレーションシステム402が接続されているX.25
網を収容するSDH無線装置405内の主信号通信部内
の多重分離部526で分離され、そのSDH無線装置4
05内のSDH監視部515内のLL部516に転送さ
れる。LL部516は、上記Read-PDHコマンドを、X.
25網上のプロトコルデータに格納し、そのプロトコル
データをX.25網に送出する。そして、このプロトコ
ルデータは、図4に示されるオペレーションシステム4
02で受信される。
【0078】このオペレーションシステム402は、ワ
ークステーション等によって構成され、Read-PDHコマン
ドからPDH通信網上の監視データである情報 1 を抽
出し(図6(a) のステップ604)、その情報 1 に対
して、従来のPDH監視卓の処理を実行する(図6(a)
のステップ605)。
ークステーション等によって構成され、Read-PDHコマン
ドからPDH通信網上の監視データである情報 1 を抽
出し(図6(a) のステップ604)、その情報 1 に対
して、従来のPDH監視卓の処理を実行する(図6(a)
のステップ605)。
【0079】次に、上述の制御方向とは逆に、オペレー
ションシステム402からSDH通信網を経由してPD
H通信網内のPDH無線装置403に対して制御が実行
される場合の動作について説明する。
ションシステム402からSDH通信網を経由してPD
H通信網内のPDH無線装置403に対して制御が実行
される場合の動作について説明する。
【0080】まず、オペレーションシステム402にお
いて、従来のPDH監視卓の処理によって、PDH通信
網上で処理可能な情報 2 が発生する(図6(b) のステ
ップ606)。
いて、従来のPDH監視卓の処理によって、PDH通信
網上で処理可能な情報 2 が発生する(図6(b) のステ
ップ606)。
【0081】この結果、オペレーションシステム402
は、上述の情報 2 を含む前述したWrite-PDH コマンド
を生成する(図6(b) のステップ607)。このWrite-
PDHコマンドのコマンドフォーマットは、下記のとおり
である。
は、上述の情報 2 を含む前述したWrite-PDH コマンド
を生成する(図6(b) のステップ607)。このWrite-
PDHコマンドのコマンドフォーマットは、下記のとおり
である。
【0082】Write-PDH:TID::<C>::情報 2 :; ここで、TID は、Read-PDHコマンドの場合と同様に、P
点において接続するPDH通信網全体のルート番号を指
定する情報である。
点において接続するPDH通信網全体のルート番号を指
定する情報である。
【0083】オペレーションシステム402は、上述の
Write-PDH コマンドを、X.25網上のプロトコルデー
タに格納し、それをX.25網に送出する(図6(b) の
ステップ608)。このプロトコルデータ内のWrite-PD
H コマンドは、そのX.25網を収容するSDH無線装
置405内のSDH監視制御部515内のLL部516
(図5)で受信された後、そのSDH無線装置405内
の主信号通信部を構成する多重分離部526に転送され
る。多重分離部526は、上記Write-PDH コマンドを、
SDH伝送路529上のDCC411に多重する。
Write-PDH コマンドを、X.25網上のプロトコルデー
タに格納し、それをX.25網に送出する(図6(b) の
ステップ608)。このプロトコルデータ内のWrite-PD
H コマンドは、そのX.25網を収容するSDH無線装
置405内のSDH監視制御部515内のLL部516
(図5)で受信された後、そのSDH無線装置405内
の主信号通信部を構成する多重分離部526に転送され
る。多重分離部526は、上記Write-PDH コマンドを、
SDH伝送路529上のDCC411に多重する。
【0084】このようにしてSDH伝送路529上のD
CC411を用いて転送されたWrite-PDH コマンドは、
SDH/PDH監視統合装置401が接続されている
X.25 Back to Back接続インタフェー
ス413を収容するSDH無線装置405内の主信号通
信部内の多重分離部526で分離され、そのSDH無線
装置405内のSDH監視部515内のLL部516に
転送される。LL部516は、上記Read-PDHコマンド
を、X.25 Back to Back接続インタフ
ェース413上のプロトコルデータに格納し、そのプロ
トコルデータを同インタフェースに送出する。そして、
このプロトコルデータは、図5に示されるSDH/PD
H監視統合装置401内の1つのPDHインタフェース
503内のLL部510において受信される。
CC411を用いて転送されたWrite-PDH コマンドは、
SDH/PDH監視統合装置401が接続されている
X.25 Back to Back接続インタフェー
ス413を収容するSDH無線装置405内の主信号通
信部内の多重分離部526で分離され、そのSDH無線
装置405内のSDH監視部515内のLL部516に
転送される。LL部516は、上記Read-PDHコマンド
を、X.25 Back to Back接続インタフ
ェース413上のプロトコルデータに格納し、そのプロ
トコルデータを同インタフェースに送出する。そして、
このプロトコルデータは、図5に示されるSDH/PD
H監視統合装置401内の1つのPDHインタフェース
503内のLL部510において受信される。
【0085】LL部510は、受信したプロトコルデー
タからWrite-PDH コマンドを取り出し、そのコマンドに
おいて指定されているTID を認識する。そして、LL部
510は、そのTID がそのLL部510が含まれるPD
Hインタフェース503に対応するPDH無線装置40
3宛てのものである場合に、そのWrite-PDH コマンドを
DPRAM509に書き込む。
タからWrite-PDH コマンドを取り出し、そのコマンドに
おいて指定されているTID を認識する。そして、LL部
510は、そのTID がそのLL部510が含まれるPD
Hインタフェース503に対応するPDH無線装置40
3宛てのものである場合に、そのWrite-PDH コマンドを
DPRAM509に書き込む。
【0086】また、LL部510は、そのTID がそのL
L部510が含まれるPDHインタフェース503に対
応するPDH無線装置403宛てのものではない場合に
は、そのWrite-PDH コマンドを、切替制御部512を介
して他のPDHインタフェース503に転送する。他の
PDHインタフェース503内のLL部510は、切替
制御部512を経由して上記Write-PDH コマンドを受信
すると、そのコマンドにおいて指定されているTID がそ
のLL部510が含まれるPDHインタフェース503
に対応するPDH無線装置403宛てのものである場合
に、そのWrite-PDH コマンドをDPRAM509に書き
込む。
L部510が含まれるPDHインタフェース503に対
応するPDH無線装置403宛てのものではない場合に
は、そのWrite-PDH コマンドを、切替制御部512を介
して他のPDHインタフェース503に転送する。他の
PDHインタフェース503内のLL部510は、切替
制御部512を経由して上記Write-PDH コマンドを受信
すると、そのコマンドにおいて指定されているTID がそ
のLL部510が含まれるPDHインタフェース503
に対応するPDH無線装置403宛てのものである場合
に、そのWrite-PDH コマンドをDPRAM509に書き
込む。
【0087】DPRAM509に書き込まれたWrite-PD
H コマンドは、HL部507で解読された後、SV部5
05及びDPRAM504を介して、NEW CPU5
01に転送される(図6(b) のステップ609)。
H コマンドは、HL部507で解読された後、SV部5
05及びDPRAM504を介して、NEW CPU5
01に転送される(図6(b) のステップ609)。
【0088】NEW CPU501は、DPRAM50
4からWrite-PDH コマンドに格納されている情報 2 を
取り出した後、それをPDH通信網上で認識可能なデー
タ形式にマッピングした後に、その結果得られる制御デ
ータをPDH通信網上のP点に送出する(図6(b) のス
テップ610)。
4からWrite-PDH コマンドに格納されている情報 2 を
取り出した後、それをPDH通信網上で認識可能なデー
タ形式にマッピングした後に、その結果得られる制御デ
ータをPDH通信網上のP点に送出する(図6(b) のス
テップ610)。
【0089】この制御データは、ポーリングによって、
PCインタフェース514を経由して、宛先のPDH無
線装置403まで転送され、そのPDH無線装置403
内のPDH監視部513で受信される。このPDH監視
部513は、受信した制御データに基づいて、主信号通
信部内の多重分離部524又は信号伝送部525等を制
御する。
PCインタフェース514を経由して、宛先のPDH無
線装置403まで転送され、そのPDH無線装置403
内のPDH監視部513で受信される。このPDH監視
部513は、受信した制御データに基づいて、主信号通
信部内の多重分離部524又は信号伝送部525等を制
御する。
【0090】以上説明した制御動作により、図7に示さ
れるように、SDH通信網上のオペレーションシステム
402が、SDH網の監視制御とPDH網の監視制御を
統合して行うことが可能となる。この場合に、既存のP
DH網上の監視システムと既存のSDH網上の監視シス
テムを変更する必要がないという特徴を有する。 <PDH通信網上での障害発生時の動作>上述したSD
H/PDH監視統合装置401の構成において、1つの
PDHインタフェース503がPDH通信網内の全ての
PDH無線装置403に対応する監視データを処理する
ように構成されてもよく、それも本発明の範囲である。
しかし、図5に示されるように、PDHインタフェース
503を各PDH無線装置403に対応させて複数設置
することにより、以下に説明するように、PDH通信網
内での回線障害の発生時に、障害部分を容易に切り離す
ことができるという効果が生まれる。
れるように、SDH通信網上のオペレーションシステム
402が、SDH網の監視制御とPDH網の監視制御を
統合して行うことが可能となる。この場合に、既存のP
DH網上の監視システムと既存のSDH網上の監視シス
テムを変更する必要がないという特徴を有する。 <PDH通信網上での障害発生時の動作>上述したSD
H/PDH監視統合装置401の構成において、1つの
PDHインタフェース503がPDH通信網内の全ての
PDH無線装置403に対応する監視データを処理する
ように構成されてもよく、それも本発明の範囲である。
しかし、図5に示されるように、PDHインタフェース
503を各PDH無線装置403に対応させて複数設置
することにより、以下に説明するように、PDH通信網
内での回線障害の発生時に、障害部分を容易に切り離す
ことができるという効果が生まれる。
【0091】この効果を実現するための、SDH/PD
H監視統合装置401を構成するPDHインタフェース
503内の切替制御部512の動作について説明する。
切替制御部512は、以下の2つの機能を実現させるた
めに設置されている。即ち、第1の機能は、PDH通信
網上の主信号回線407の接続状況と、監視データ用の
シリアル回線408及び409の接続状況を、一致させ
る機能である。第2の機能は、各PDH無線装置403
内のPDH監視部513の動作状況と、それに対応する
PDHインタフェース503の動作状況を、一致させる
機能である。
H監視統合装置401を構成するPDHインタフェース
503内の切替制御部512の動作について説明する。
切替制御部512は、以下の2つの機能を実現させるた
めに設置されている。即ち、第1の機能は、PDH通信
網上の主信号回線407の接続状況と、監視データ用の
シリアル回線408及び409の接続状況を、一致させ
る機能である。第2の機能は、各PDH無線装置403
内のPDH監視部513の動作状況と、それに対応する
PDHインタフェース503の動作状況を、一致させる
機能である。
【0092】まず、切替制御部512が実現する第1の
機能について、図8の説明図を用いて説明する。この第
1の機能では、PDH通信網上の主信号回線407の接
続状況と監視データ用のシリアル回線408及び409
の接続状況を一致させるために、PDH通信網上の主信
号回線407において発生した回線障害に応じて、切替
制御部512によって、複数のPDHインタフェース5
03間の監視データの通信ラインが切断される。
機能について、図8の説明図を用いて説明する。この第
1の機能では、PDH通信網上の主信号回線407の接
続状況と監視データ用のシリアル回線408及び409
の接続状況を一致させるために、PDH通信網上の主信
号回線407において発生した回線障害に応じて、切替
制御部512によって、複数のPDHインタフェース5
03間の監視データの通信ラインが切断される。
【0093】今、例えば図8に示されるように、PDH
無線装置403である端局#A(ポーリングマスター
局)、中中局#B(ポーリングスレーブ局)、中中局#
C(ポーリングスレーブ局)、及び端局#D(ポーリン
グスレーブ局)がカスケードに接続されたPDH通信網
において、中中局#Bと中中局#Cの間で、回線障害が
発生した場合、端局#Aから中中局#C及び端局#Dに
対してポーリングが実行できなくなる。
無線装置403である端局#A(ポーリングマスター
局)、中中局#B(ポーリングスレーブ局)、中中局#
C(ポーリングスレーブ局)、及び端局#D(ポーリン
グスレーブ局)がカスケードに接続されたPDH通信網
において、中中局#Bと中中局#Cの間で、回線障害が
発生した場合、端局#Aから中中局#C及び端局#Dに
対してポーリングが実行できなくなる。
【0094】しかし、図8に示されるSDH/PDH監
視統合装置401において、各PDHインタフェース5
03内の切替制御部512が何も制御を実行しない場合
は、上記中中局#C及び端局#Dにそれぞれ対応する2
つのPDHインタフェース503(#C及び#D)は、
見かけ上、監視データを受信できる状態にあるため、こ
の状態と実際の回線障害の状態とで差が生じてしまい混
乱が生じてしまう。
視統合装置401において、各PDHインタフェース5
03内の切替制御部512が何も制御を実行しない場合
は、上記中中局#C及び端局#Dにそれぞれ対応する2
つのPDHインタフェース503(#C及び#D)は、
見かけ上、監視データを受信できる状態にあるため、こ
の状態と実際の回線障害の状態とで差が生じてしまい混
乱が生じてしまう。
【0095】この混乱をさけるために、本実施の形態で
は、回線障害に応じ、該当するPDH無線装置403に
対応するPDHインタフェース503内の切替制御部5
12において、監視データの通信ラインが切断される。
具体的には、図8の例では、NEW CPU501が、
PDHインタフェース503(#B)内の切替制御部5
12に対して、PDHインタフェース503(#B)と
PDHインタフェース503(#C)の間の監視データ
の通信ラインの切断を指示し、PDHインタフェース5
03(#C)内の切替制御部512に対して、PDHイ
ンタフェース503(#C)とPDHインタフェース5
03(#D)の間の監視データの通信ラインの切断を指
示することにより、PDHインタフェース503(#
C)とPDHインタフェース503(#D)が監視デー
タを処理できなくなる。このようにして、各PDHイン
タフェース503が監視データを受信できる状態と実際
の回線障害の状態とを一致させることが可能となる。
は、回線障害に応じ、該当するPDH無線装置403に
対応するPDHインタフェース503内の切替制御部5
12において、監視データの通信ラインが切断される。
具体的には、図8の例では、NEW CPU501が、
PDHインタフェース503(#B)内の切替制御部5
12に対して、PDHインタフェース503(#B)と
PDHインタフェース503(#C)の間の監視データ
の通信ラインの切断を指示し、PDHインタフェース5
03(#C)内の切替制御部512に対して、PDHイ
ンタフェース503(#C)とPDHインタフェース5
03(#D)の間の監視データの通信ラインの切断を指
示することにより、PDHインタフェース503(#
C)とPDHインタフェース503(#D)が監視デー
タを処理できなくなる。このようにして、各PDHイン
タフェース503が監視データを受信できる状態と実際
の回線障害の状態とを一致させることが可能となる。
【0096】次に、切替制御部512が実現する第2の
機能について、図9の説明図を用いて説明する。この第
1の機能では、各PDH無線装置403内のPDH監視
部513の動作状況とそれに対応するPDHインタフェ
ース503の動作状況を一致させるために、各PDH無
線装置403の応答状況に応じて、切替制御部512に
よって、該当するPDHインタフェース503が切り離
される。
機能について、図9の説明図を用いて説明する。この第
1の機能では、各PDH無線装置403内のPDH監視
部513の動作状況とそれに対応するPDHインタフェ
ース503の動作状況を一致させるために、各PDH無
線装置403の応答状況に応じて、切替制御部512に
よって、該当するPDHインタフェース503が切り離
される。
【0097】今、例えば図8と同様の構成を有する図9
に示されるPDH通信網において、端局#Aからのポー
リングに対して、中中局#C内のPDH監視部513
(図5参照)において障害が発生した場合、その中中局
#Cのみが応答しなくなる。
に示されるPDH通信網において、端局#Aからのポー
リングに対して、中中局#C内のPDH監視部513
(図5参照)において障害が発生した場合、その中中局
#Cのみが応答しなくなる。
【0098】しかし、図9に示されるSDH/PDH監
視統合装置401において、各PDHインタフェース5
03内の切替制御部512が何も制御を実行しない場合
は、上記中中局#Cに対応するPDHインタフェース5
03(#C)は、見かけ上、監視データを受信できる状
態にあるため、この状態と実際の障害の状態とで差が生
じてしまい混乱が生じてしまう。
視統合装置401において、各PDHインタフェース5
03内の切替制御部512が何も制御を実行しない場合
は、上記中中局#Cに対応するPDHインタフェース5
03(#C)は、見かけ上、監視データを受信できる状
態にあるため、この状態と実際の障害の状態とで差が生
じてしまい混乱が生じてしまう。
【0099】この混乱をさけるために、本実施の形態で
は、各PDH無線装置403のポーリング応答状態に応
じ、応答しないPDH無線装置403に対応するPDH
インタフェース503内の切替制御部512において、
そのPDHインタフェース503を監視データの通信ラ
インから切り離し、その通信ラインをスルー状態にする
制御が実行される。これにより、PDHインタフェース
503(#C)は監視データを処理できなくなる。この
ようにして、各PDHインタフェース503が監視デー
タを受信できる状態と各PDH無線装置403のポーリ
ング応答状態とを一致させることが可能となる。 <パフォーマンスデータに対する時刻同期化制御> <従来のPDH監視システム>の項で説明したように、
パフォーマンスデータの計測においては、時間の正確性
が要求されるため、PDH通信網を構成するPDH無線
装置403は、ポーリングマスター局からのコンマンド
の発行により、他のPDH無線装置403との間で時刻
を同期させる機構を有する。
は、各PDH無線装置403のポーリング応答状態に応
じ、応答しないPDH無線装置403に対応するPDH
インタフェース503内の切替制御部512において、
そのPDHインタフェース503を監視データの通信ラ
インから切り離し、その通信ラインをスルー状態にする
制御が実行される。これにより、PDHインタフェース
503(#C)は監視データを処理できなくなる。この
ようにして、各PDHインタフェース503が監視デー
タを受信できる状態と各PDH無線装置403のポーリ
ング応答状態とを一致させることが可能となる。 <パフォーマンスデータに対する時刻同期化制御> <従来のPDH監視システム>の項で説明したように、
パフォーマンスデータの計測においては、時間の正確性
が要求されるため、PDH通信網を構成するPDH無線
装置403は、ポーリングマスター局からのコンマンド
の発行により、他のPDH無線装置403との間で時刻
を同期させる機構を有する。
【0100】ここで、SDH通信網上の監視システムと
PDH通信網上の監視システムが統合される場合には、
それらのシステム間においても時刻を同期させる必要が
生じる。
PDH通信網上の監視システムが統合される場合には、
それらのシステム間においても時刻を同期させる必要が
生じる。
【0101】そこで、本実施の形態では、上記システム
間における時刻の同期機構として、以下に説明する制御
が実行される。今、図10に示されるように、SDH/
PDH監視統合装置401内のNEWCPU501(図
5参照)によって、PDH通信網を構成するPDH無線
装置403(図4参照)の時刻が、時刻Tp に同期して
いるとする。一方、SDH通信網を構成するSDH無線
装置405とSDH伝送装置406(図4参照)は、常
に1つのクロックリファレンスに同期するように制御さ
れており、その結果、例えば図10に示されるように、
時刻Ts に同期しているとする。
間における時刻の同期機構として、以下に説明する制御
が実行される。今、図10に示されるように、SDH/
PDH監視統合装置401内のNEWCPU501(図
5参照)によって、PDH通信網を構成するPDH無線
装置403(図4参照)の時刻が、時刻Tp に同期して
いるとする。一方、SDH通信網を構成するSDH無線
装置405とSDH伝送装置406(図4参照)は、常
に1つのクロックリファレンスに同期するように制御さ
れており、その結果、例えば図10に示されるように、
時刻Ts に同期しているとする。
【0102】SDH/PDH監視統合装置401内のN
EW CPU501は、DPRAM504、SV部50
5、HL部507、DPRAM509、LL部510、
及びX.25 Back to Back接続インタフ
ェース413を介して、SDH無線装置405を構成す
るSDH監視部515内のHL部519に対して、時刻
情報要求TL−1コマンドRTRV-DATを送出する。
EW CPU501は、DPRAM504、SV部50
5、HL部507、DPRAM509、LL部510、
及びX.25 Back to Back接続インタフ
ェース413を介して、SDH無線装置405を構成す
るSDH監視部515内のHL部519に対して、時刻
情報要求TL−1コマンドRTRV-DATを送出する。
【0103】この結果、HL部519からNEW CP
U501に時刻情報が返信され、NEW CPU501
は、この時刻情報に基づいて、ポーリングにより、PD
H通信網内の全てのPDH無線装置403に対して、時
刻の再設定指示を送出する。これにより、全てのPDH
無線装置403の時刻が、SDH通信網内と同じ時刻T
s に同期させられる。
U501に時刻情報が返信され、NEW CPU501
は、この時刻情報に基づいて、ポーリングにより、PD
H通信網内の全てのPDH無線装置403に対して、時
刻の再設定指示を送出する。これにより、全てのPDH
無線装置403の時刻が、SDH通信網内と同じ時刻T
s に同期させられる。
【0104】それ以後、SDH通信網又はPDH通信網
において時刻ずれが発生しても、上記と同様にして、図
10に示されるように、定期的に2つの網の時刻を同期
させることができる。
において時刻ずれが発生しても、上記と同様にして、図
10に示されるように、定期的に2つの網の時刻を同期
させることができる。
【0105】この結果、上述の時刻同期化制御が実行さ
れない場合には、図11に示されるように、SDH通信
網側のHL部519におけるパフォーマンスデータの計
測開始/終了時刻と、PDH通信網側のNEW CPU
501におけるパフォーマンスデータの計測開始/終了
時刻とでずれが生じるのに対して、本実施の形態のよう
に上述の時刻同期化制御が実行される場合には、図12
に示されるように、SDH通信網側のHL部519にお
けるパフォーマンスデータの計測開始/終了時刻と、P
DH通信網側のNEW CPU501におけるパフォー
マンスデータの計測開始/終了時刻とを一致させること
ができる。 <SDH/PDH監視統合装置401でのパフォーマン
スデータの通知処理>次に、SDH/PDH監視統合装
置401におけるパフォーマンスデータの通知処理の詳
細について、図13の説明図に基づいて説明する。
れない場合には、図11に示されるように、SDH通信
網側のHL部519におけるパフォーマンスデータの計
測開始/終了時刻と、PDH通信網側のNEW CPU
501におけるパフォーマンスデータの計測開始/終了
時刻とでずれが生じるのに対して、本実施の形態のよう
に上述の時刻同期化制御が実行される場合には、図12
に示されるように、SDH通信網側のHL部519にお
けるパフォーマンスデータの計測開始/終了時刻と、P
DH通信網側のNEW CPU501におけるパフォー
マンスデータの計測開始/終了時刻とを一致させること
ができる。 <SDH/PDH監視統合装置401でのパフォーマン
スデータの通知処理>次に、SDH/PDH監視統合装
置401におけるパフォーマンスデータの通知処理の詳
細について、図13の説明図に基づいて説明する。
【0106】図13で、SDH/PDH監視統合装置4
01内のNEW CPU501(図5参照)は、定期的
(例えば10秒毎:NEW CPUポーリング周期毎)
に、PDH通信網上の各PDH無線装置403が有する
パフォーマンスデータの計測値を、ポーリングにより収
集する。
01内のNEW CPU501(図5参照)は、定期的
(例えば10秒毎:NEW CPUポーリング周期毎)
に、PDH通信網上の各PDH無線装置403が有する
パフォーマンスデータの計測値を、ポーリングにより収
集する。
【0107】収集されたパフォーマンスデータの計測値
には、パフォーマンスデータ計測周期毎(例えば15分
毎)の各ヒストリパフォーマンスデータと、現在計測中
のカレントパフォーマンスデータとがある。
には、パフォーマンスデータ計測周期毎(例えば15分
毎)の各ヒストリパフォーマンスデータと、現在計測中
のカレントパフォーマンスデータとがある。
【0108】カレントパフォーマンスデータと各ヒスト
リパフォーマンスデータには、それぞれ各PDH無線装
置403によってタイムスタンプが付加されている。こ
の場合に、前述したように、PDH通信網とSDH通信
網とで、時刻は同期させられている。
リパフォーマンスデータには、それぞれ各PDH無線装
置403によってタイムスタンプが付加されている。こ
の場合に、前述したように、PDH通信網とSDH通信
網とで、時刻は同期させられている。
【0109】SDH/PDH監視統合装置401内のN
EW CPU501は、図13(d)及び図13(c) に示
されるように、収集したカレントパフォーマンスデータ
の前回値と今回値とを保持し、その差分値を計算し、そ
の差分値を、そのパフォーマンスデータを出力したPD
H無線装置403に対応するPDHインタフェース50
3内のDPRAM504(図5参照)に書き込み、その
旨を同インタフェース503内のSV部505に通知す
る。また、NEW CPU501は、上記SV部505
は、図13(b) に示されるように、定期的(例えば1秒
毎:SVポーリング周期毎)にDPRAM504内の上
記差分値を読み出し、それらを順次加算する。また、S
V部505は、その差分値を読み出した後、NEWCP
U501に対して、DPRAM504内の差分値をクリ
アさせるための割込み要求を発生する。NEW CPU
501は、SV部505からの割込み要求によって、D
PRAM504内の差分値をクリアする。なお、この割
込み要求は、収集されるパフォーマンスデータの項目毎
に発生させられる。
EW CPU501は、図13(d)及び図13(c) に示
されるように、収集したカレントパフォーマンスデータ
の前回値と今回値とを保持し、その差分値を計算し、そ
の差分値を、そのパフォーマンスデータを出力したPD
H無線装置403に対応するPDHインタフェース50
3内のDPRAM504(図5参照)に書き込み、その
旨を同インタフェース503内のSV部505に通知す
る。また、NEW CPU501は、上記SV部505
は、図13(b) に示されるように、定期的(例えば1秒
毎:SVポーリング周期毎)にDPRAM504内の上
記差分値を読み出し、それらを順次加算する。また、S
V部505は、その差分値を読み出した後、NEWCP
U501に対して、DPRAM504内の差分値をクリ
アさせるための割込み要求を発生する。NEW CPU
501は、SV部505からの割込み要求によって、D
PRAM504内の差分値をクリアする。なお、この割
込み要求は、収集されるパフォーマンスデータの項目毎
に発生させられる。
【0110】SV部505は、パフォーマンスデータの
差分値の累算値を、定期的(例えば1分毎)にHL部5
07へ通知し、その通知の後、上記累算値をゼロにクリ
アする。
差分値の累算値を、定期的(例えば1分毎)にHL部5
07へ通知し、その通知の後、上記累算値をゼロにクリ
アする。
【0111】HL部507は、図13(a) に示されるよ
うに、SV部505から受け取ったパフォーマンスデー
タの累算値を更に累算して、パフォーマンスデータ計測
周期毎(例えば15分毎)にまとめて、カレントパフォ
ーマンスデータを作成し、それを複数周期分蓄積するこ
とにより、ヒストリパフォーマンスデータとする。そし
て、HV部507は、これらのヒストリパフォーマンス
データ及びカレントパフォーマンスデータを、所定のT
L−1コマンドによって、SDH通信網内のオペレーシ
ョンシステム402に通知する。 <パフォーマンスデータ計測周期の境界前後における補
正処理>続いて、パフォーマンスデータ計測周期の境界
前後においてNEW CPU501が実行するパフォー
マンスデータの補正処理について説明する。
うに、SV部505から受け取ったパフォーマンスデー
タの累算値を更に累算して、パフォーマンスデータ計測
周期毎(例えば15分毎)にまとめて、カレントパフォ
ーマンスデータを作成し、それを複数周期分蓄積するこ
とにより、ヒストリパフォーマンスデータとする。そし
て、HV部507は、これらのヒストリパフォーマンス
データ及びカレントパフォーマンスデータを、所定のT
L−1コマンドによって、SDH通信網内のオペレーシ
ョンシステム402に通知する。 <パフォーマンスデータ計測周期の境界前後における補
正処理>続いて、パフォーマンスデータ計測周期の境界
前後においてNEW CPU501が実行するパフォー
マンスデータの補正処理について説明する。
【0112】PDH通信網上の各PDH無線装置403
では、パフォーマンスデータ計測周期毎に、パフォーマ
ンスデータ値はSDH/PDH監視統合装置401内の
NEW CPU501によってゼロにクリアされるの
で、本実施の形態では、パフォーマンスデータ計測周期
の境界前後では、以下に説明する補正処理を行う。
では、パフォーマンスデータ計測周期毎に、パフォーマ
ンスデータ値はSDH/PDH監視統合装置401内の
NEW CPU501によってゼロにクリアされるの
で、本実施の形態では、パフォーマンスデータ計測周期
の境界前後では、以下に説明する補正処理を行う。
【0113】NEW CPU501のパフォーマンスデ
ータの収集のポーリング周期(例えば10秒)が、パフ
ォーマンスデータ計測周期(例えば15分)の境界にま
たがった場合の補正のしくみを、図14に示す。
ータの収集のポーリング周期(例えば10秒)が、パフ
ォーマンスデータ計測周期(例えば15分)の境界にま
たがった場合の補正のしくみを、図14に示す。
【0114】NEW CPU501による定期ポーリン
グにおいて、時刻TA におけるパフォーマンスデータ値
をXA 個とし、その後α個のパフォーマンスデータが発
生したタイミングがパフォーマンスデータ計測周期の境
界に位置するとする。更に、それに続く時刻TB (NE
W CPU501による次の定期ポーリング時)でのパ
フォーマンスデータ値を、XB 個とする。
グにおいて、時刻TA におけるパフォーマンスデータ値
をXA 個とし、その後α個のパフォーマンスデータが発
生したタイミングがパフォーマンスデータ計測周期の境
界に位置するとする。更に、それに続く時刻TB (NE
W CPU501による次の定期ポーリング時)でのパ
フォーマンスデータ値を、XB 個とする。
【0115】通常、NEW CPU501は、定期ポー
リング毎の差分(XB −XA )をSV部505に通知す
るが、上述のようにNEW CPU501によるポーリ
ングの周期が、パフォーマンスデータ計測周期の境界を
跨いだ場合には、次式で示される補正演算を実行する。
リング毎の差分(XB −XA )をSV部505に通知す
るが、上述のようにNEW CPU501によるポーリ
ングの周期が、パフォーマンスデータ計測周期の境界を
跨いだ場合には、次式で示される補正演算を実行する。
【0116】 前回パフォーマンスデータ計測周期での 総パフォーマンスデータ値(XA +α) −)前回ポーリング時のパフォーマンスデータ値(=XA ) +)今回ポーリング時のパフォーマンスデータ値(=XB ) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− = 今回SV部へ通知されるパフォーマンスデータ値(XB +α) この補正が実行されることにより、NEW CPU50
1による定期ポーリング周期に起因するパフォーマンス
データ値(図14におけるパフォーマンスデータ値α)
の欠損を無くすことができる。 <監視データのデータフォーマット>図15は、SDH 通
信網とPDH 通信網のそれぞれにおけるデータフォーマッ
ト図である。
1による定期ポーリング周期に起因するパフォーマンス
データ値(図14におけるパフォーマンスデータ値α)
の欠損を無くすことができる。 <監視データのデータフォーマット>図15は、SDH 通
信網とPDH 通信網のそれぞれにおけるデータフォーマッ
ト図である。
【0117】SDH通信網上の通信データは、図15
(a) に示されるように、約155Mbps(メガビット
/秒)の伝送レートを有するペイロード#3(図4の主
信号チャネル410に対応する)のほかに、回線切替信
号等を伝送するための無線特有のRFCOHオーバヘッ
ドチャネル#1と、監視データ等を伝送するためのSO
Hシステムオーバヘッドチャネル#2を有する。これら
のデータフォーマットは、ITU−T等の勧告において
標準化されており、異なるベンダ間又は異なるメディア
間において、主信号及び監視データ等の制御データを相
互に交換することが可能である。そして、SDH通信網
上の前述した監視データは、SOHシステムオーバヘッ
ドチャネル#2を用いて転送される。
(a) に示されるように、約155Mbps(メガビット
/秒)の伝送レートを有するペイロード#3(図4の主
信号チャネル410に対応する)のほかに、回線切替信
号等を伝送するための無線特有のRFCOHオーバヘッ
ドチャネル#1と、監視データ等を伝送するためのSO
Hシステムオーバヘッドチャネル#2を有する。これら
のデータフォーマットは、ITU−T等の勧告において
標準化されており、異なるベンダ間又は異なるメディア
間において、主信号及び監視データ等の制御データを相
互に交換することが可能である。そして、SDH通信網
上の前述した監視データは、SOHシステムオーバヘッ
ドチャネル#2を用いて転送される。
【0118】一方、PDH通信網上の通信データは、図
15(b) に一例として示されるように、例えば約140
Mbpsの伝送レートを有するペイロード#4(図4の
主信号回線407に対応する)のほかに、無線特有のR
FCOHオーバヘッドチャネル#1を有する。しかし、
このデータフォーマットは、異なるベンダ間又は異なる
メディア間において統一されてはいない。そして、PD
H通信網上の前述した監視データは、RFCOHオーバ
ヘッドチャネル#1を用いて転送される。
15(b) に一例として示されるように、例えば約140
Mbpsの伝送レートを有するペイロード#4(図4の
主信号回線407に対応する)のほかに、無線特有のR
FCOHオーバヘッドチャネル#1を有する。しかし、
このデータフォーマットは、異なるベンダ間又は異なる
メディア間において統一されてはいない。そして、PD
H通信網上の前述した監視データは、RFCOHオーバ
ヘッドチャネル#1を用いて転送される。
【0119】次に、図16は、SDH/PDH監視統合
装置401において実行される、PDH通信データにお
けるRFCOHオーバヘッドチャネル#1上の監視デー
タと、SDH通信データにおけるSOHシステムオーバ
ヘッドチャネル#2上の監視データの間の変換処理の概
念説明図である。
装置401において実行される、PDH通信データにお
けるRFCOHオーバヘッドチャネル#1上の監視デー
タと、SDH通信データにおけるSOHシステムオーバ
ヘッドチャネル#2上の監視データの間の変換処理の概
念説明図である。
【0120】PDH無線装置403が処理する監視デー
タは、PDH通信データにおけるRFCOHオーバヘッ
ドチャネル#1に対して、ビットマップ情報の形式で挿
入又は抽出される。
タは、PDH通信データにおけるRFCOHオーバヘッ
ドチャネル#1に対して、ビットマップ情報の形式で挿
入又は抽出される。
【0121】一方、SDH無線装置405、SDH伝送
装置406、又はオペレーションシステム402等が処
理する監視データは、SDH通信データにおけるSOH
システムオーバヘッドチャネル#2に対して、前述した
新TL−1言語の形式で挿入又は抽出される。そして、
SDH/PDH監視統合装置401は、前述したよう
に、上述のビットマップ情報の形式を有する監視データ
と新TL−1言語の形式を有する監視データの間で、変
換処理を実行する。
装置406、又はオペレーションシステム402等が処
理する監視データは、SDH通信データにおけるSOH
システムオーバヘッドチャネル#2に対して、前述した
新TL−1言語の形式で挿入又は抽出される。そして、
SDH/PDH監視統合装置401は、前述したよう
に、上述のビットマップ情報の形式を有する監視データ
と新TL−1言語の形式を有する監視データの間で、変
換処理を実行する。
【0122】図17は、PDH通信データにおけるRF
COHオーバヘッドチャネル#1上を伝送される監視デ
ータであるアラームのデータフォーマット図である。ア
ラームは、フラグF、アドレスA、制御コードC、イン
フォメーション部I、及びフレームチェックシーケンス
FCSとからなるフレームデータのうちの、8バイトか
らなるインフォメーション部Iに、格納される。
COHオーバヘッドチャネル#1上を伝送される監視デ
ータであるアラームのデータフォーマット図である。ア
ラームは、フラグF、アドレスA、制御コードC、イン
フォメーション部I、及びフレームチェックシーケンス
FCSとからなるフレームデータのうちの、8バイトか
らなるインフォメーション部Iに、格納される。
【0123】インフォメーション部Iに格納されるアラ
ームは、図17に示されるように、8バイト長のメッセ
ージヘッダと8バイト固定長のデータ部とから構成され
る。メッセージヘッダは、それぞれ1バイトデータによ
り表される、データ長、メーカID、機種コード、予備
フィールド1、2、及びデータIDと、2バイトデータ
により表されるメッセージIDとから構成される。デー
タ長は、メッセージヘッダとデータ部とを合わせた総バ
イト数を表す。メーカIDは、PDH無線装置403で
あるディジタルマイクロ無線機のメーカを表す。機種コ
ードは、そのディジタルマイクロ無線機の機種を表す。
データIDは、監視データの種別(アラーム/パフォー
マンスデータの計測値の別)を表す。また、メッセージ
IDは、図18に示されるように、PDH無線装置40
3の電源電圧、受信方式、伝送容量、及び周波数帯を表
す。
ームは、図17に示されるように、8バイト長のメッセ
ージヘッダと8バイト固定長のデータ部とから構成され
る。メッセージヘッダは、それぞれ1バイトデータによ
り表される、データ長、メーカID、機種コード、予備
フィールド1、2、及びデータIDと、2バイトデータ
により表されるメッセージIDとから構成される。デー
タ長は、メッセージヘッダとデータ部とを合わせた総バ
イト数を表す。メーカIDは、PDH無線装置403で
あるディジタルマイクロ無線機のメーカを表す。機種コ
ードは、そのディジタルマイクロ無線機の機種を表す。
データIDは、監視データの種別(アラーム/パフォー
マンスデータの計測値の別)を表す。また、メッセージ
IDは、図18に示されるように、PDH無線装置40
3の電源電圧、受信方式、伝送容量、及び周波数帯を表
す。
【0124】図17に示されるデータ部の各ビット位置
No.1〜No.64には、それぞれ、PDH無線装置
403に関する、図19及び図20に示される各種アラ
ーム項目が格納される。各ビット位置のビット値が0で
ある場合にはアラームはセットされておらず、1である
場合にはアラームがセットされているということにな
る。
No.1〜No.64には、それぞれ、PDH無線装置
403に関する、図19及び図20に示される各種アラ
ーム項目が格納される。各ビット位置のビット値が0で
ある場合にはアラームはセットされておらず、1である
場合にはアラームがセットされているということにな
る。
【0125】図21は、PDH通信データにおけるRF
COHオーバヘッドチャネル#1上を伝送される他の監
視データであるパフォーマンスデータの計測値のデータ
フォーマット図である。
COHオーバヘッドチャネル#1上を伝送される他の監
視データであるパフォーマンスデータの計測値のデータ
フォーマット図である。
【0126】計測値は、フラグF、アドレスA、制御コ
ードC、インフォメーション部I、及びフレームチェッ
クシーケンスFCSとからなるフレームデータのうち
の、64バイトからなるインフォメーション部Iに、格
納される。
ードC、インフォメーション部I、及びフレームチェッ
クシーケンスFCSとからなるフレームデータのうち
の、64バイトからなるインフォメーション部Iに、格
納される。
【0127】インフォメーション部Iに格納される計測
値は、図17に示されるアラームの場合と同様の8バイ
ト長のメッセージヘッダと、64バイト固定長のデータ
部とから構成される。
値は、図17に示されるアラームの場合と同様の8バイ
ト長のメッセージヘッダと、64バイト固定長のデータ
部とから構成される。
【0128】図21に示される64バイトからなるデー
タ部は、4バイトずつ区切られることにより、No.1
〜No.16の16個の計測値データを格納する。4バ
イトからなる各計測値データは、図21に示されるよう
に、8ビットからなる単位コード、4ビットからなる符
号部、4ビットからなる指数部、及び16ビットからな
る仮数部とから構成される。その例は、図21に示され
る。
タ部は、4バイトずつ区切られることにより、No.1
〜No.16の16個の計測値データを格納する。4バ
イトからなる各計測値データは、図21に示されるよう
に、8ビットからなる単位コード、4ビットからなる符
号部、4ビットからなる指数部、及び16ビットからな
る仮数部とから構成される。その例は、図21に示され
る。
【0129】No.1〜No.16の16個の計測値デ
ータとしては、図22に示されるものが格納される。
ータとしては、図22に示されるものが格納される。
【0130】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザによって現在運
用中である既存通信網(PDH通信網)、及び既設又は
新設のSDH通信網において、主信号を切断することな
く、既存通信網上の監視システムをSDH監視システム
に統合することが可能となり、例えば従来あったPDH
通信網上のPDH監視卓は不要となる。
用中である既存通信網(PDH通信網)、及び既設又は
新設のSDH通信網において、主信号を切断することな
く、既存通信網上の監視システムをSDH監視システム
に統合することが可能となり、例えば従来あったPDH
通信網上のPDH監視卓は不要となる。
【0131】また、既存通信網上で処理される管理デー
タとSDH通信網上で処理される管理コマンドとを、第
1の制御プロセッサ及び第3の制御プロセッサによりそ
れぞれのタイミングを適切に制御しながら、効率良く変
換することが可能となる。
タとSDH通信網上で処理される管理コマンドとを、第
1の制御プロセッサ及び第3の制御プロセッサによりそ
れぞれのタイミングを適切に制御しながら、効率良く変
換することが可能となる。
【0132】また、第2の制御プロセッサ及び第3の制
御プロセッサは、SDH通信網内のSDH通信装置内の
監視部に実装されるものと同様のものを流用することが
でき、SDH/PDH監視統合装置を低コストで提供す
ることが可能となる。
御プロセッサは、SDH通信網内のSDH通信装置内の
監視部に実装されるものと同様のものを流用することが
でき、SDH/PDH監視統合装置を低コストで提供す
ることが可能となる。
【0133】また、本発明において、第2の制御プロセ
ッサと第3の制御プロセッサが、既存通信網内の管理対
象である既存通信網通信装置毎に複数組設けられること
により、既存通信網内での各既存通信網通信装置毎に、
より正確な管理データと管理コマンドの間の変換が可能
となる。
ッサと第3の制御プロセッサが、既存通信網内の管理対
象である既存通信網通信装置毎に複数組設けられること
により、既存通信網内での各既存通信網通信装置毎に、
より正確な管理データと管理コマンドの間の変換が可能
となる。
【0134】この構成において、第2の制御プロセッサ
と第3の制御プロセッサの複数の組のうち任意の組を、
既存通信網内の回線障害状況に応じて無効化する切替制
御装置が設けられることにより、既存通信網内での回線
障害の発生時に、障害部分を容易に切り離すことがで
き、SDH通信網において既存通信網の状況をより正確
に把握することが可能となる。
と第3の制御プロセッサの複数の組のうち任意の組を、
既存通信網内の回線障害状況に応じて無効化する切替制
御装置が設けられることにより、既存通信網内での回線
障害の発生時に、障害部分を容易に切り離すことがで
き、SDH通信網において既存通信網の状況をより正確
に把握することが可能となる。
【0135】本発明では更に、SDH通信網側でのパフ
ォーマンスデータの計測開始/終了時刻と、既存通信網
側でのパフォーマンスデータの計測開始/終了時刻とで
ずれが生じる事態を回避することができ、より正確な統
合管理が可能となる。
ォーマンスデータの計測開始/終了時刻と、既存通信網
側でのパフォーマンスデータの計測開始/終了時刻とで
ずれが生じる事態を回避することができ、より正確な統
合管理が可能となる。
【0136】また、本発明では、SDH通信網側と既存
通信網側とでパフォーマンスデータの計測周期が異なる
ことによるパフォーマンスデータの計測値の欠損を防止
することが可能となる。
通信網側とでパフォーマンスデータの計測周期が異なる
ことによるパフォーマンスデータの計測値の欠損を防止
することが可能となる。
【図1】本発明のブロック図(その1)である。
【図2】本発明のブロック図(その2)である。
【図3】本発明のブロック図(その3)である。
【図4】本発明の実施の形態のシステム構成図である。
【図5】SDH/PDH監視統合装置の回路図である。
【図6】本実施の形態の全体動作を示すフローチャート
である。
である。
【図7】オペレーション機能の説明図である。
【図8】PDH回線断によるルート監視不能状態時の制
御の説明図である。
御の説明図である。
【図9】監視制御応答なしの場合の制御の説明図であ
る。
る。
【図10】NEW CPUによる時刻再設定シーケンス
の説明図である。
の説明図である。
【図11】従来のDH/PDH統合網におけるパフォー
マンスデータの計測開始/終了時間のずれの説明図であ
る。
マンスデータの計測開始/終了時間のずれの説明図であ
る。
【図12】本実施の形態におけるSDH/PDH統合網
におけるパフォーマンスデータの計測開始/終了時間の
一致の説明図である。
におけるパフォーマンスデータの計測開始/終了時間の
一致の説明図である。
【図13】パフォーマンスデータの通知処理の説明図で
ある。
ある。
【図14】パフォーマンスデータ計測周期の境界前後に
おける補正処理の説明図である。
おける補正処理の説明図である。
【図15】SDHとPDHnoデータフォーマット図で
ある。
ある。
【図16】PDH/SDH監視データの変換処理の説明
図である。
図である。
【図17】PDH通信網上のアラームのデータフォーマ
ット図である。
ット図である。
【図18】MSG ID(メッセージID)のデータフ
ォーマット図である。
ォーマット図である。
【図19】アラーム項目の説明図(その1)である。
【図20】アラーム項目の説明図(その2)である。
【図21】PDH通信網上の計測値のデータフォーマッ
ト図である。
ト図である。
【図22】計測項目の説明図である。
【図23】従来のPDH監視システムの構成図である。
【図24】SDH監視システムの構成図である。
【図25】従来の監視網の構成図である。
フロントページの続き (72)発明者 水野 晋吾 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 吉村 公彦 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 硲 久通 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 渡辺 君夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】同期ディジタルハイアラーキ通信網の監視
システムとそれ以外の既存通信網の監視システムとを統
合するためのSDH通信網/既存通信網監視統合装置で
あって、 前記既存通信網において発生した管理データを収集し、
それを第2の制御プロセッサに出力すると共に、該第2
の制御プロセッサから入力した前記既存通信網宛ての管
理データを前記既存通信網に送出する第1の制御プロセ
ッサと、 該第1の制御プロセッサから出力される前記管理データ
を前記同期ディジタルハイアラーキ通信網において処理
可能な管理コマンドに変換し、それを第3の制御プロセ
ッサに出力すると共に、該第3の制御プロセッサから入
力される前記管理コマンドの中から前記既存通信網宛て
の管理コマンドを抽出し、その管理コマンドを前記既存
通信網において処理可能な前記管理データに変換し、そ
れを前記第1の制御プロセッサに出力する前記第2の制
御プロセッサと、 該第2の制御プロセッサから出力される前記管理コマン
ドを前記同期ディジタルハイアラーキ通信網に送出する
と共に、前記同期ディジタルハイアラーキ通信網から前
記管理コマンドを収集し、それを前記第2の制御プロセ
ッサに出力する前記第3の制御プロセッサと、 を含むことを特徴とするSDH通信網/既存通信網監視
統合装置。 - 【請求項2】 前記第1の制御プロセッサと前記第2の
制御プロセッサが前記管理データを相互に受け渡すため
の第1のデュアルポートランダムアクセスメモリと、 前記第2の制御プロセッサと前記第3の制御プロセッサ
が前記管理コマンドを相互に受け渡すための第2のデュ
アルポートランダムアクセスメモリと、 を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のSDH通
信網/既存通信網監視統合装置。 - 【請求項3】 前記第2の制御プロセッサと前記第3の
制御プロセッサは、前記既存通信網内の管理対象である
既存通信網通信装置毎に複数組設けられ、 前記第2の制御プロセッサと前記第3の制御プロセッサ
の1つの前記組は、その組に対応する前記既存通信網通
信装置が処理する管理データを処理し、 前記第1の制御プロセッサは、前記既存通信網から収集
した前記管理データを、該管理データを送出した前記既
存通信網通信装置に対応する組の前記第2の制御プロセ
ッサに出力する、 ことを特徴とする請求項1乃至2の何れか1項に記載の
SDH通信網/既存通信網監視統合装置。 - 【請求項4】 前記第2の制御プロセッサと前記第3の
制御プロセッサの前記複数の組のうち任意の組を、前記
既存通信網内の回線障害状況に応じて無効化する切替制
御装置を更に含む、 ことを特徴とする請求項3に記載のSDH通信網/既存
通信網監視統合装置。 - 【請求項5】 前記第1の制御プロセッサは、 前記第2の制御プロセッサに依頼することにより、前記
同期ディジタルハイアラーキ通信網内の時刻情報を取得
し、 前記既存通信網に該時刻情報を前記管理データとして送
出する、 ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の
SDH通信網/既存通信網監視統合装置。 - 【請求項6】 前記管理データは、パフォーマンスデー
タであり、 前記第1の制御プロセッサは、前記第2の制御プロセッ
サによる前記パフォーマンスデータの計測周期の境界時
点において、前記パフォーマンスデータのリセットを指
示する管理データを前記既存通信網に送出すると共に、
その時点において該第1の制御プロセッサが収集してい
るパフォーマンスデータを、その時点以降最初に該第1
の制御プロセッサが前記第2の制御プロセッサに通知す
るパフォーマンスデータに加算する補正を行う、 ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の
SDH通信網/既存通信網監視統合装置。 - 【請求項7】 請求項1乃至6の何れか1項に記載のS
DH/PDH監視統合装置と共に用いられ、前記同期デ
ィジタルハイアラーキ通信網内に設置されるるオペレー
ションシステム装置であって、 前記同期ディジタルハイアラーキ通信網から前記管理コ
マンドを受信し、該管理コマンドの中から前記SDH/
PDH監視統合装置が送出した管理コマンドを抽出し、
該管理コマンドから前記既存通信網において発生した管
理データを抽出して処理する受信手段と、 前記既存通信網を制御するための管理データを前記管理
コマンドに変換し、それを前記SDH/PDH監視統合
装置に向けて前記同期ディジタルハイアラーキ通信網に
送出する送信手段と、 を含むことを特徴とするオペレーションシステム装置。 - 【請求項8】同期ディジタルハイアラーキ通信網の監視
システムとそれ以外の既存通信網の監視システムとを統
合するためのSDH通信網/既存通信網監視統合方法で
あって、 前記既存通信網において発生した管理データを収集し、 該管理データを前記同期ディジタルハイアラーキ通信網
において処理可能な管理コマンドに変換し、 該管理コマンドを前記同期ディジタルハイアラーキ通信
網に送出し、 前記同期ディジタルハイアラーキ通信網から前記管理コ
マンドを収集し、 該管理コマンドの中から前記既存通信網宛ての管理コマ
ンドを抽出し、 該管理コマンドを前記既存通信網において処理可能な前
記管理データに変換し、 該管理データを前記既存通信網に送出し、 前記既存通信網が処理する管理データを、該管理データ
から変換され又は該管理データへ変換される管理コマン
ドを介して、前記同期ディジタルハイアラーキ通信網内
で処理する、 過程を含むことを特徴とするSDH通信網/既存通信網
監視統合方法。 - 【請求項9】 前記既存通信網はプリシオナスディジタ
ルハイアラーキ通信網である、 ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の
SDH通信網/既存通信網監視統合装置又は方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9186680A JPH1132042A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | Sdh通信網/既存通信網監視統合装置及び方法 |
US09/008,127 US6128284A (en) | 1997-07-11 | 1998-01-16 | SDH-communication-network/already existing communication network monitoring and integrating apparatus and its method |
EP98101290A EP0891052A3 (en) | 1997-07-11 | 1998-01-26 | Integrating SDH/PDH monitoring, apparatus and its method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9186680A JPH1132042A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | Sdh通信網/既存通信網監視統合装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1132042A true JPH1132042A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16192770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9186680A Withdrawn JPH1132042A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | Sdh通信網/既存通信網監視統合装置及び方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6128284A (ja) |
EP (1) | EP0891052A3 (ja) |
JP (1) | JPH1132042A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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IT1297936B1 (it) * | 1997-12-23 | 1999-12-20 | Alsthom Cge Alcatel | Metodo e dispositivo per la trasmissione di un segnale di allarme per la protezione dei collegamenti in reti miste di tipo sincrono (sdh) |
US6522247B2 (en) * | 2000-05-23 | 2003-02-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Apparatus monitoring system and apparatus monitoring method |
US7126947B2 (en) * | 2000-06-23 | 2006-10-24 | Broadcom Corporation | Switch having external address resolution interface |
US8089888B2 (en) | 2001-12-10 | 2012-01-03 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for testing traffic and auxiliary channels in a wireless data communication system |
JP3910063B2 (ja) * | 2001-12-27 | 2007-04-25 | 富士通株式会社 | 伝送装置および該伝送装置におけるデータ処理方法 |
CN1241361C (zh) * | 2002-09-23 | 2006-02-08 | 华为技术有限公司 | 一种多厂家光同步数字系列设备管理信息的透传方法 |
US8493971B2 (en) * | 2009-11-06 | 2013-07-23 | Nec Corporation | Path calculation system |
US9215137B2 (en) | 2011-03-30 | 2015-12-15 | Nec Corporation | Relay device, relay method, and relay processing program |
CN104426600B (zh) * | 2013-09-04 | 2017-01-11 | 成都泰富通信有限公司 | 光纤传输时延自动锁定及均衡补偿方法 |
Family Cites Families (4)
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---|---|---|---|---|
DE69320257T2 (de) * | 1992-05-27 | 1999-01-28 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson, Stockholm | Verfahren und Anordnung zum Einschreiben und Auslesen in einem Speicher |
US5623357A (en) * | 1993-08-18 | 1997-04-22 | Grc International, Inc. | Method and apparatus for the monitoring and demarcation of synchronous digital hierarchy networks |
JP2655495B2 (ja) * | 1994-11-07 | 1997-09-17 | 日本電気株式会社 | Atmセルフォーマット変換回路 |
DE69630781T2 (de) * | 1996-08-09 | 2004-09-30 | Alcatel | Verfahren zur Signalisierung eines Fehlers in einem gemischten PDH/SDH-Netzwerk, um letzterem die Bereitstellung einer Dienstleistung wie zum Beispiel eines Schutzmechanismus zu ermöglichen |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP9186680A patent/JPH1132042A/ja not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-01-16 US US09/008,127 patent/US6128284A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-01-26 EP EP98101290A patent/EP0891052A3/en active Pending
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---|---|---|---|---|
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6128284A (en) | 2000-10-03 |
EP0891052A2 (en) | 1999-01-13 |
EP0891052A3 (en) | 2002-08-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |