JPH11319970A - 深絞り成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼/アルミニウムクラッド板 - Google Patents

深絞り成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼/アルミニウムクラッド板

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JPH11319970A
JPH11319970A JP10155435A JP15543598A JPH11319970A JP H11319970 A JPH11319970 A JP H11319970A JP 10155435 A JP10155435 A JP 10155435A JP 15543598 A JP15543598 A JP 15543598A JP H11319970 A JPH11319970 A JP H11319970A
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stainless steel
ferritic stainless
aluminum
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aluminum clad
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JP10155435A
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Tatsuhiro Den
達博 傳
Akihiro Nakamura
明博 中村
Kenji Hara
健治 原
Kazunari Nakamoto
一成 中本
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 深絞り成形性に優れたフェライト系ステンレ
ス鋼/アルミニウムクラッド板を提供する。 【解決手段】 本発明のフェライト系ステンレス鋼/ア
ルミニウムクラッド板は、その目的を達成するため、フ
ェライト結晶粒の粒度番号が7から10の範囲のフェラ
イト系ステンレス鋼とアルミニウムからなり、接合強度
が20N/mm以上であることを特徴とする。 【効果】 フェライト結晶粒の粒度番号が7から10の
範囲のフェライト系ステンレス鋼とアルミニウムからな
る構成であり、接合強度が20N/mm以上であること
を特徴とするフェライト系ステンレス鋼/アルミニウム
クラッド板を用いることで深絞り成形性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、深絞り成形性、とくに
パンチ肩半径の大きな深絞り加工での材料のパンチ肩付
近での耐割れ性に優れたフェライト系ステンレス鋼/ア
ルミニウムクラッド板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、特性の異なる異種金属を複合した
クラッド板は、それぞれの長所を兼ね備えた材料として
厨房用品、建材、電子部品等の広範な分野で使用されて
いる。なかでも、耐食性及び強度に優れ誘導加熱による
発熱性の良いフェライト系ステンレス鋼板と熱伝導性の
良好なアルミニウム板とを組み合わせたフェライト系ス
テンレス鋼/アルミニウムクラッド板は、電磁調理器用
途に広く用いられている。
【0003】フェライト系ステンレス鋼/アルミニウム
クラッド板の製造方法としては、拡散接合方法や圧延接
合方法等様々な方法で製造されているが、薄板クラッド
板を効率良く製造する方法としては、圧延接合方法が広
く用いられている。
【0004】一般に冷間圧延接合後のクラッド板は、圧
延後の板が加工硬化して延性が低下しているために、圧
延後に軟化焼鈍の熱処理を施し、クラッド板の延性を回
復させているが、フェライト系ステンレス鋼/アルミニ
ウムクラッド板の場合は、フェライト系ステンレス鋼の
軟化焼鈍温度がアルミニウムの融点よりかなり高いた
め、軟化焼鈍が不可能である。そのためフェライト系ス
テンレス鋼/アルミニウムクラッド板の加工性の観点か
ら、クラッド素材のフェライト系ステンレス鋼はできる
だけ軟質な材料を用い、圧延接合後のフェライト系ステ
ンレス鋼/アルミニウムクラッド板の延性をできるだけ
高める方法が一般的に行われている。そのためフェライ
ト系ステンレス鋼/アルミニウムクラッド板用途のフェ
ライト系ステンレス鋼素材においては、所定の板厚に冷
間圧延後、仕上げ焼鈍温度を高めに設定してフェライト
系ステンレス鋼を軟化させる方法がとられている。この
ようにして製造されたフェライト系ステンレス鋼素材は
フェライト結晶粒が粗粒となり、フェライト粒度番号
(JISG0552)は、6未満の小さいものとなる。
しかし、材料は軟質であるにも拘わらず、深絞り成形に
おいて、とくに下記のようにパンチ肩半径の大きな深絞
り加工でのクラッド材の変形能は十分ではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年の電磁調理器等の
製品形状としては、熱効率を高める工夫が求められるよ
うになり、加工条件の厳しい形状が要求されるようにな
った。特にIH炊飯器内釜等に見られるように、底面か
ら縦壁部に至る曲げ部での曲げ半径を大きくし、熱対流
効率を高めるように工夫されており、かつ内容積を確保
するために絞り比の高い形状が要求されている。なお、
ここでいう絞り比とは、絞り成形を行うときのパンチ径
とブランク径(絞り前の円盤状の材料の直径)との比を
いう。
【0006】フェライト系ステンレス鋼/アルミニウム
クラッド板は一般的な深絞り成形ではフェライト系ステ
ンレス鋼とアルミニウムの接合強度が弱く、フランジの
曲げ部での割れが問題になることがある。この対策とし
て、特開平5−317983号や特開平7−22308
1号に見られるような接合強度を高めることで深絞り成
形性を向上させる方法が開示されている。ここに、前者
は製品としての金属クラッド板に熱処理を付与するとと
もに深絞り力を制御しつつ成形する方法であり、後者は
クラッド板の冷間圧延製造時に界面の酸化膜を低減させ
ることを骨子とするものである。
【0007】しかし、最近求められるような底面から縦
壁部に至る曲げ部での曲げ半径の大きな形状の深絞り成
形では、パンチ肩半径の大きなパンチが用いられ、パン
チ肩相当部での割れが発生することが多い。割れの発生
現象としては、深絞り成形中にフランジ部の板厚が増加
し、ダイス内部への流入抵抗が増加することにより、材
料の板厚減少の大きな部分が成形荷重に耐えられなくな
り割れが発生する。パンチ肩半径の大きい場合は、パン
チ肩相当部では張り出し成形のような2軸引張曲げ変形
が大きくなるため、この位置での板厚減少が他の部分よ
り大きくなり割れが発生しやすくなる。また、絞り比の
高い形状での深絞り成形ではフランジ部の流入抵抗の増
加が大きくなるため更に割れが発生しやすくなる。この
ように厳しい条件でフェライト系ステンレス鋼/アルミ
ニウムクラッド板を深絞り成形に適用するには、前記の
特許公報に開示されているようなクラッド板界面の接合
強度を高めるだけでは限界があり、成形が不安定となり
割れが発生しやすいという問題がある。このためには、
アルミニウムが接合された状態でのステンレス鋼板の材
料挙動そのものが重要であり、アルミニウムクラッドと
するについて適正なステンレス鋼の条件を明らかにする
必要がある。かかる先行技術は重要な問題であるにもか
かわらず、見当たらないのが現状である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のフェライト系ス
テンレス鋼/アルミニウムクラッド板は、深絞り成形性
を高めるため、フェライト結晶粒の粒度番号が7から1
0の範囲のフェライト系ステンレス鋼とアルミニウムと
で構成される。また、該クラッド板は、圧延接合後に拡
散熱処理を施した後の接合強度が20N/mm以上であ
ることを特徴とする。
【0009】
【作用】フェライト系ステンレス鋼/アルミニウムクラ
ッド板の深絞り成形、特にパンチ肩半径が大きくなるよ
うな厳しい条件での深絞り成形を行う場合の割れの発生
原因を調査した結果、フェライト系ステンレス鋼のフェ
ライト結晶粒の大きさに大きく影響を受けることが判明
した。すなわち、フェライト系ステンレス鋼/アルミニ
ウムクラッド板の深絞り成形には、強度の高いフェライ
ト系ステンレス鋼の材質に大きく影響されている。フェ
ライト系ステンレス鋼においてフェライト結晶粒が粗粒
な材料の場合は、強加工を行うと局部的なくびれを生
じ、肌荒れが生じやすくなる。この局部くびれは加工の
際の局部伸びによって発生するが、この局部くびれ部で
は板厚減少が著しく(肌荒れの著しい材料ほど局部くび
れ部の板厚減少が大きくなる)、そのため加工条件の厳
しい場合には、局部くびれ部を起点とした割れが発生し
やすい。逆にフェライト系ステンレス鋼のフェライト結
晶粒が細粒な材料の場合は、局部くびれが微細に生じて
おり歪みが分散して板厚減少が抑制されるために、加工
時の割れが発生しにくくなることが判明した。しかし、
フェライト結晶粒があまりにも細粒化されたフェライト
系ステンレス鋼は硬くて延性が低下する。特にフェライ
ト系ステンレス鋼/アルミニウムクラッド板では、圧延
接合時にフェライト系ステンレス鋼が加工硬化された
後、軟化焼鈍ができないために一段と延性が低下する。
そのため加工時には延性不足により割れが生じやすくな
る。このようにフェライト系ステンレス鋼/アルミニウ
ムクラッド板の深絞り成形においては、フェライト系ス
テンレス鋼のフェライト結晶粒の大きさが大きな影響を
及ぼしていることが判明した。
【0010】次にフェライト系ステンレス鋼/アルミニ
ウムクラッド板の深絞り加工に及ぼす接合強度の影響に
ついて説明する。深絞り成形等の厳しい加工性を要求さ
れるフェライト系ステンレス鋼/アルミニウムクラッド
板の製造において、フェライト系ステンレス鋼とアルミ
ニウムを圧延接合する場合は、フェライト系ステンレス
鋼の圧延加工による加工硬化を抑制するためにできるだ
け圧下率を小さくして接合するのが好ましい。小さな圧
下率で圧延接合した場合、圧延接合条件によっては接合
強度が弱くなる場合がある。接合強度の強いフェライト
系ステンレス鋼/アルミニウムクラッド板では深絞り成
形を行っても剥離が発生することはないが、接合強度の
弱いフェライト系ステンレス鋼/アルミニウムクラッド
板では深絞り成形を行えば成形中にフェライト系ステン
レス鋼とアルミニウムとの界面で発生するせん断応力に
耐えられなく剥離が生じて割れが発生することが考えら
れる。
【0011】接合強度を強くする方法を検討するため、
金属間での原子の相互拡散を促進させて接合強度を強め
ることに着目して、圧延接合後の拡散熱処理の影響を調
査した。図1に圧延接合後の接合強度に及ぼす拡散熱処
理温度の影響を調査した結果を示す。また、接合強度を
評価する方法として図2に示すT字剥離試験を実施し
た。なお、図1における接合強度に及ぼす拡散熱処理温
度の影響を調査した実験は、拡散熱処理温度での保持時
間を30分均熱としたものである。また、図2のT字剥
離試験においては、フェライト系ステンレス鋼/アルミ
ニウムクラッド板の板幅中央部より幅10mmの試験片
を切り出し、試験片の先端を予め20mmほどフェライ
ト系ステンレス鋼とアルミニウムを剥離させた後、引張
試験機のチャックに取り付け、フェライト系ステンレス
鋼とアルミニウムをそれぞれ150mm/minの速度
でT字型に引張ながら剥離させ、その時の引張荷重を試
験片の幅当たりに換算して接合強度とした。
【0012】図1の結果より、拡散熱処理温度は200
℃より低温で実施しても圧延接合後の接合強度とほぼ変
わらないが、200℃以上では急激に接合強度が高くな
り、500℃を超えると接合強度は急激に低下する。こ
れは200℃以上で金属間の拡散効果が始まり、540
℃を超えるとフェライト系ステンレス鋼とアルミニウム
の界面に硬くて脆い金属間化合物が生成するため接合強
度が弱くなる。このように、拡散熱処理を行うことによ
り接合強度の強いフェライト系ステンレス鋼/アルミニ
ウムクラッド板を製造することができる。
【0013】次に、拡散熱処理温度を変えて接合強度の
異なるフェライト系ステンレス鋼/アルミニウムクラッ
ド板を深絞り加工した際の剥離の有無を調査した。表1
に調査した結果の1例を示す。
【0014】
【表1】
【0015】表1に示すように接合強度が弱い場合は深
絞り加工の際に剥離が発生し成形が不可能である。その
ため剥離無しで深絞り加工を行うためには20N/mm
以上の接合強度が必要であり、200℃から540℃の
温度範囲で拡散熱処理を行うことが好ましい。
【0016】
【実施例】[実施例1]フェライト系のSUS430ス
テンレス鋼で粒度番号が5から12の範囲で異なる数種
類の材料を一方の素材とし、A1100アルミニウムを
他方のクラッド素材とした。粒度番号はJIS G05
52の比較法にて測定した。フェライト系ステンレス鋼
とアルミニウムを重ね合わせて350℃に加熱して圧延
接合し、板厚1.5mm(フェライト系ステンレス鋼:
0.5mm、アルミニウム:1.0mm)のフェライト
系ステンレス鋼/アルミニウムクラッド板を製造した。
【0017】製造したフェライト系ステンレス鋼/クラ
ッド板をT字剥離試験で調査したところ、30N/mm
と強い接合強度であった。このフェライト系ステンレス
鋼/クラッド板をブランキングした材料で成形テストを
行った。成形用に用いたパンチは直径が200mmでパ
ンチ肩半径が50mmであり、張り出し要素が強い加工
形状で厳しい加工条件のものを用いた。また、ダイスは
内径が202.9mmで肩半径10mmのダイスを用い
た。絞り比の影響をみるためブランク径を320mmか
ら440mmとし、板の両面に潤滑材を塗布した後、ア
ルミニウム側をパンチ側とし、しわ押さえ力4N/mm
2で深絞り成形を行った。
【0018】図3に粒度番号と絞り比が異なる場合の成
形の可否結果を示す。○が成形可能であり、×が割れが
発生したものである。絞り比が低い1.8未満の場合は
いずれの粒度番号の材料でも深絞り成形が可能である
が、絞り比が1.8以上と高くなる場合は粒度番号が7
未満と10より大きい場合に割れが発生している。粒度
番号が小さい場合はパンチ肩相当部での肌荒れが大きく
板厚減少が大きいことが観察され、深絞り成形の最中に
フェライト系ステンレス鋼の局部くびれを起点として割
れが発生したものである。粒度番号の大きい場合は、肌
荒れが小さく板厚減少が小さいことが観察され、割れの
原因は延性不足によるものであった。
【0019】従って、本発明の様にフェライト結晶粒の
粒度番号が7から10に規制したフェライト系ステンレ
ス鋼とアルミニウムで製造されたフェライト系ステンレ
ス鋼/アルミニウムクラッド板を用いることで、パンチ
肩半径が大きく、絞り比が1.8以上と厳しい条件での
深絞り成形が可能となる。
【0020】[実施例2]粒度番号が6,9,12の3
種類のフェライト系のSUS430ステンレス鋼を一方
の素材とし、A1100アルミニウムを他方のクラッド
素材として冷間圧延接合した。得られたフェライト系ス
テンレス鋼/アルミニウムクラッド板をT字剥離試験で
調査したところ、接合強度は8.4N/mmと弱いもの
であった。このフェライト系ステンレス鋼/アルミニウ
ムクラッド板を150℃から550℃の温度で拡散熱処
理を行った後、直径400mmにブランキングして深絞
り成形を行った。成形条件としては、実施例1と同じパ
ンチ、ダイスを用い厳しい条件とした。板の両面に潤滑
材を塗布した後、アルミニウム側をパンチ側として、し
わ押さえ力4N/mm2で深絞り成形を行った。
【0021】表2に圧延接合後の拡散熱処理温度と接合
強度に対する深絞り成形結果を示す。
【0022】
【表2】
【0023】試験番号が1から5の粒度番号が6のフェ
ライト系ステンレス鋼を用いた条件においては、拡散熱
処理温度に関わらず、剥離及び割れが発生した。これは
フェライト結晶粒が粗粒であり、パンチ肩相当部での肌
荒れが大きく板厚減少が大きいことが観察され、深絞り
成形の最中にフェライト系ステンレス鋼の局部くびれを
起点として割れが発生したものである。
【0024】試験番号6、7の条件では接合強度が20
N/mm未満であり、成形時に剥離が発生した。本発明
である接合強度が20N/mm以上で、かつ粒度番号が
9のフェライト系ステンレス鋼を用いた試験番号8、9
の条件の場合は、剥離も発生せず成形が可能であった。
粒度番号が9のフェライト系ステンレス鋼を用いて、拡
散熱処理温度が550℃の試験番号が10の場合は、フ
ェライト系ステンレス鋼とアルミニウムとの界面に硬く
て脆い合金層が発生し、接合強度が5.3N/mmと低
下したため成形中に剥離が生じた。
【0025】また、試験番号が11から15の粒度番号
が12のフェライト系ステンレス鋼を用いた条件におい
ては、剥離及び割れが発生し成形が不可能であった。割
れの原因としては、肌荒れが少なく板厚減少が小さいこ
とが観察されたことより、フェライト結晶粒の粒度番号
が大きいため延性が不足したことによるものであった。
【0026】従って、本発明の様にフェライト結晶粒の
粒度番号が7から10の範囲のフェライト系ステンレス
鋼とアルミニウムからなり、T字剥離強度が20N/m
m以上のフェライト系ステンレス鋼/アルミニウムクラ
ッド板を用いることで、パンチ肩半径が大きく、絞り比
の高い条件での深絞り成形が可能となる。
【0027】
【発明の効果】フェライト結晶粒の粒度番号が7から1
0の範囲のフェライト系ステンレス鋼とアルミニウムか
らなり、接合強度が20N/mm以上であることを特徴
とするフェライト系ステンレス鋼/アルミニウムクラッ
ド板を用いることで深絞り成形性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 圧延接合後の接合強度に及ぼす拡散熱処理温
度の影響
【図2】 T字剥離試験の概略図
【図3】 深絞り成形可否に対する粒度番号および絞り
比の影響
【符号の説明】
1:ステンレス鋼、2:アルミニウム、3:引張荷重
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中本 一成 兵庫県尼崎市鶴町1番地 日新製鋼株式会 社技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェライト結晶粒度番号が7から10の
    範囲のフェライト系ステンレス鋼とアルミニウムからな
    り、該フェライト系ステンレス鋼とアルミニウムとを圧
    延接合後に拡散熱処理を施した後の接合強度が20N/
    mm以上であることを特徴とする深絞り成形性に優れた
    フェライト系ステンレス鋼/アルミニウムクラッド板。
JP10155435A 1998-05-21 1998-05-21 深絞り成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼/アルミニウムクラッド板 Withdrawn JPH11319970A (ja)

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