JPH11319647A - 空気予熱装置およびホットメルト接着材供給装置 - Google Patents
空気予熱装置およびホットメルト接着材供給装置Info
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- JPH11319647A JPH11319647A JP11108335A JP10833599A JPH11319647A JP H11319647 A JPH11319647 A JP H11319647A JP 11108335 A JP11108335 A JP 11108335A JP 10833599 A JP10833599 A JP 10833599A JP H11319647 A JPH11319647 A JP H11319647A
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- B05B1/14—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means with multiple outlet openings; with strainers in or outside the outlet opening
- B05B1/16—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means with multiple outlet openings; with strainers in or outside the outlet opening having selectively- effective outlets
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24H—FLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
- F24H3/00—Air heaters
- F24H3/02—Air heaters with forced circulation
- F24H3/04—Air heaters with forced circulation the air being in direct contact with the heating medium, e.g. electric heating element
- F24H3/0405—Air heaters with forced circulation the air being in direct contact with the heating medium, e.g. electric heating element using electric energy supply, e.g. the heating medium being a resistive element; Heating by direct contact, i.e. with resistive elements, electrodes and fins being bonded together without additional element in-between
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C5/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
- B05C5/001—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work incorporating means for heating or cooling the liquid or other fluent material
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 接着剤供給マニフォールドに取り付けられた
ホットメルト接着剤供給ノズル用の空気予熱装置を提供
すること。 【解決手段】 ホットメルト接着剤供給ノズルに供給さ
れる空気を予熱する空気加熱装置が、内部にヒータを有
する内側加熱部材と、内側加熱部材の流体入口に接続さ
れる流体出口が設けられて成る外側加熱部材とを具備
し、外側加熱部材が、その外側部の少なくとも近傍に設
けられた流体供給入口を有しており、外側加熱部材の流
体供給入口が外側加熱部材に形成された流体通路を介し
て外側加熱部材の流体出口に連通しており、外側加熱部
材の流体供給入口と内側加熱部材の流体入口の間で流体
が漸次加熱されるようにした流体加熱装置。
ホットメルト接着剤供給ノズル用の空気予熱装置を提供
すること。 【解決手段】 ホットメルト接着剤供給ノズルに供給さ
れる空気を予熱する空気加熱装置が、内部にヒータを有
する内側加熱部材と、内側加熱部材の流体入口に接続さ
れる流体出口が設けられて成る外側加熱部材とを具備
し、外側加熱部材が、その外側部の少なくとも近傍に設
けられた流体供給入口を有しており、外側加熱部材の流
体供給入口が外側加熱部材に形成された流体通路を介し
て外側加熱部材の流体出口に連通しており、外側加熱部
材の流体供給入口と内側加熱部材の流体入口の間で流体
が漸次加熱されるようにした流体加熱装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホットメルト接着剤
供給装置に関し、特に、接着剤を供給するマニフォール
ドに取り付けられた1または複数のホットメルト接着剤
供給ノズルに供給される空気を予熱するための装置に関
する。
供給装置に関し、特に、接着剤を供給するマニフォール
ドに取り付けられた1または複数のホットメルト接着剤
供給ノズルに供給される空気を予熱するための装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ホットメルト接着剤供給装置では、接着
剤供給ノズルの1または複数の接着剤オリフィスから供
給される接着剤を制御するために、予熱された空気が使
用される。予熱された空気は、各接着剤オリフィスに設
けられた空気オリフィスから供給され、接着剤オリフィ
スから供給される接着剤に熱を与える。予熱された空気
は、接着剤オリフィスから供給される接着剤の流れを修
正し、例えば、ファイバ状の接着剤を渦を巻くスパイラ
ル状のパターンに形成したり、或いは、ファイバ状のメ
ルトブローイング接着剤を揺動させたりする。また、予
熱された空気、流体を他の製造工程で用いることが望ま
しいこともある。
剤供給ノズルの1または複数の接着剤オリフィスから供
給される接着剤を制御するために、予熱された空気が使
用される。予熱された空気は、各接着剤オリフィスに設
けられた空気オリフィスから供給され、接着剤オリフィ
スから供給される接着剤に熱を与える。予熱された空気
は、接着剤オリフィスから供給される接着剤の流れを修
正し、例えば、ファイバ状の接着剤を渦を巻くスパイラ
ル状のパターンに形成したり、或いは、ファイバ状のメ
ルトブローイング接着剤を揺動させたりする。また、予
熱された空気、流体を他の製造工程で用いることが望ま
しいこともある。
【0003】米国特許第5,145,689 号は、ホットメルト
接着剤を供給するメルトブローイングダイ用の空気予熱
装置を開示している。この空気予熱装置は、軸方向に配
設された断熱コアを有し、その周囲にヒータコイルが巻
設された空気供給通路を有している。ヒータコイルは、
断熱コアから通路の内周面へ向けて半径方向外方に延び
ており、そこを流通する空気に熱を伝え、以て、予熱さ
れた空気がメルトブローイングダイへ供給されるように
なっている。
接着剤を供給するメルトブローイングダイ用の空気予熱
装置を開示している。この空気予熱装置は、軸方向に配
設された断熱コアを有し、その周囲にヒータコイルが巻
設された空気供給通路を有している。ヒータコイルは、
断熱コアから通路の内周面へ向けて半径方向外方に延び
ており、そこを流通する空気に熱を伝え、以て、予熱さ
れた空気がメルトブローイングダイへ供給されるように
なっている。
【0004】米国出願第08/683,064号は、ホットメルト
接着剤供給装置用の他の空気予熱装置を開示しており、
複数のヒータ部材の上方に配設された複数の平行管路に
接続された共通の空気供給管路を具備している。平行に
設けられた複数の空気供給管路により、比較的大きな表
面積が得られヒータ部材から空気への伝熱が改善され
る。
接着剤供給装置用の他の空気予熱装置を開示しており、
複数のヒータ部材の上方に配設された複数の平行管路に
接続された共通の空気供給管路を具備している。平行に
設けられた複数の空気供給管路により、比較的大きな表
面積が得られヒータ部材から空気への伝熱が改善され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】公知となっている空気
予熱装置は、ホットメルト接着剤供給装置に適している
が、空気の予熱が幾分不十分である。更に、多くのホッ
トメルト接着剤供給装置は、一般的に加熱されたマニフ
ォールドを具備している。このマニフォールドは、該マ
ニフォールドに接続された1または複数の接着剤供給ノ
ズルに高温の接着剤を供給する。空気予熱装置が高温の
マニフォールドに直接取り付けられている装置もある。
予熱された空気は、高温のマニフォールド内に設けられ
た通路を通して前記ノズルに供給される。然しながら、
ノズルから供給される接着剤の制御を最適化するため
に、予熱された空気の温度をマニフォールドの温度とは
異なる温度に維持しなければならない応用例がある。マ
ニフォールドに空気予熱装置を直接取り付けた従来の装
置、または、マニフォールド内を通して予熱空気を供給
する従来の装置では、予熱空気の温度が上昇または低下
し、ノズルからの流体の供給に悪影響を与える。
予熱装置は、ホットメルト接着剤供給装置に適している
が、空気の予熱が幾分不十分である。更に、多くのホッ
トメルト接着剤供給装置は、一般的に加熱されたマニフ
ォールドを具備している。このマニフォールドは、該マ
ニフォールドに接続された1または複数の接着剤供給ノ
ズルに高温の接着剤を供給する。空気予熱装置が高温の
マニフォールドに直接取り付けられている装置もある。
予熱された空気は、高温のマニフォールド内に設けられ
た通路を通して前記ノズルに供給される。然しながら、
ノズルから供給される接着剤の制御を最適化するため
に、予熱された空気の温度をマニフォールドの温度とは
異なる温度に維持しなければならない応用例がある。マ
ニフォールドに空気予熱装置を直接取り付けた従来の装
置、または、マニフォールド内を通して予熱空気を供給
する従来の装置では、予熱空気の温度が上昇または低下
し、ノズルからの流体の供給に悪影響を与える。
【0006】本発明の目的は、接着剤供給マニフォール
ドに取り付けられた1または複数のホットメルト接着剤
供給ノズル、または、それらの組合体へ供給される空気
を予熱するために使用可能で、安価で、従来技術の問題
を解決する新規な流体予熱装置を提供することである。
ドに取り付けられた1または複数のホットメルト接着剤
供給ノズル、または、それらの組合体へ供給される空気
を予熱するために使用可能で、安価で、従来技術の問題
を解決する新規な流体予熱装置を提供することである。
【0007】本発明は、更に、装置の空気供給入口から
周囲の空気を供給し、低下する温度勾配に対向させて装
置内を空気を流通させ、装置の空気供給出口へ供給し、
空気が装置から吐出される前に、空気に熱が漸次的に加
えられるようすることにより、相対的に効率的に空気を
予熱する空気予熱装置を提供することを目的としてい
る。
周囲の空気を供給し、低下する温度勾配に対向させて装
置内を空気を流通させ、装置の空気供給出口へ供給し、
空気が装置から吐出される前に、空気に熱が漸次的に加
えられるようすることにより、相対的に効率的に空気を
予熱する空気予熱装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】更に、本発明は、少なくとも外側加熱部材
の外側部の近傍に空気供給入り口を有し、内部にヒータ
を有する内側加熱部材の空気供給出口とを有する新規な
空気予熱装置を提供することを目的としている。外側加
熱部材は、1または複数の空気通路を有する積層された
複数のプレートを具備しており、該プレートは、空気の
滞留時間を増加させる蛇行した空気通路を含んでいる。
空気は空気供給入口から供給され、空気が装置の空気供
給出口から吐出される前に、熱が空気に漸次加えられ
る。空気供給出口は、接着剤供給ノズルに接続すること
ができる。
の外側部の近傍に空気供給入り口を有し、内部にヒータ
を有する内側加熱部材の空気供給出口とを有する新規な
空気予熱装置を提供することを目的としている。外側加
熱部材は、1または複数の空気通路を有する積層された
複数のプレートを具備しており、該プレートは、空気の
滞留時間を増加させる蛇行した空気通路を含んでいる。
空気は空気供給入口から供給され、空気が装置の空気供
給出口から吐出される前に、熱が空気に漸次加えられ
る。空気供給出口は、接着剤供給ノズルに接続すること
ができる。
【0009】更に、本発明は、接着剤供給マニフォール
ドに取り付けられた1または複数のホットメルト接着剤
供給ノズルに使用可能で、マニフォールドから断熱され
て空気予熱装置をマニフォールドの温度とは異なる所定
温度に維持可能なな新規な流体予熱装置を提供すること
を目的としている。
ドに取り付けられた1または複数のホットメルト接着剤
供給ノズルに使用可能で、マニフォールドから断熱され
て空気予熱装置をマニフォールドの温度とは異なる所定
温度に維持可能なな新規な流体予熱装置を提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホットメルト
接着剤供給ノズルに供給される空気を予熱するために使
用可能な流体加熱装置において、内部にヒータが配設さ
れ、流体入口が設けられた外面と、流体出口が設けられ
た内面とを有する内側加熱部材と、前記内側加熱部材の
外面に接続される内面を有し、前記内面に、前記内側加
熱部材の流体入口に接続される流体出口が設けられて成
る外側加熱部材とを具備し、前記外側加熱部材が、該外
側加熱部材の外側部の少なくとも近傍に設けられた流体
供給入口を有しており、前記外側加熱部材の流体供給入
口が外側加熱部材に形成された流体通路を介して前記外
側加熱部材の流体出口に連通しており、前記内側加熱部
材の外面から前記外側加熱部材の外面へ向けて装置の温
度が低下しており、前記外側加熱部材の流体供給入口と
前記内側加熱部材の流体入口の間で流体が漸次加熱され
るようにした流体加熱装置を要旨とする。
接着剤供給ノズルに供給される空気を予熱するために使
用可能な流体加熱装置において、内部にヒータが配設さ
れ、流体入口が設けられた外面と、流体出口が設けられ
た内面とを有する内側加熱部材と、前記内側加熱部材の
外面に接続される内面を有し、前記内面に、前記内側加
熱部材の流体入口に接続される流体出口が設けられて成
る外側加熱部材とを具備し、前記外側加熱部材が、該外
側加熱部材の外側部の少なくとも近傍に設けられた流体
供給入口を有しており、前記外側加熱部材の流体供給入
口が外側加熱部材に形成された流体通路を介して前記外
側加熱部材の流体出口に連通しており、前記内側加熱部
材の外面から前記外側加熱部材の外面へ向けて装置の温
度が低下しており、前記外側加熱部材の流体供給入口と
前記内側加熱部材の流体入口の間で流体が漸次加熱され
るようにした流体加熱装置を要旨とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、ホットメルト
接着剤供給装置10はマニフォールド20を具備してい
る。マニフォールド20は、複数の接着剤供給ノズル3
0へ接着剤を供給する。接着剤供給ノズル30は、マニ
フォールド20上の複数の接着剤出口22の対応する出
口い連結されている。ノズル30は、空気入口とマニフ
ォールド20の出口22に連結された接着剤入口36と
を含んでいる。マニフォールド20からノズル30への
接着剤の供給は、例えば、両者間に配設された対応の空
気作動式接着剤流量制御モジュール40により制御され
る。本応用例に適切なモジュールの一例は、ITW Dynate
c 社製のMR-1300 である。マニフォールド20から複数
の接着剤供給ノズル30へのホットメルト接着剤の供給
は米国特許出願第08/683,064号に開示されている。
接着剤供給装置10はマニフォールド20を具備してい
る。マニフォールド20は、複数の接着剤供給ノズル3
0へ接着剤を供給する。接着剤供給ノズル30は、マニ
フォールド20上の複数の接着剤出口22の対応する出
口い連結されている。ノズル30は、空気入口とマニフ
ォールド20の出口22に連結された接着剤入口36と
を含んでいる。マニフォールド20からノズル30への
接着剤の供給は、例えば、両者間に配設された対応の空
気作動式接着剤流量制御モジュール40により制御され
る。本応用例に適切なモジュールの一例は、ITW Dynate
c 社製のMR-1300 である。マニフォールド20から複数
の接着剤供給ノズル30へのホットメルト接着剤の供給
は米国特許出願第08/683,064号に開示されている。
【0012】ノズル30は、少なくとも1つの接着剤供
給オリフィス32と、接着剤の流れを修正する1または
複数の空気供給ノズルとを具備している。ノズル30
は、ファイバ状の接着剤を回転するスパイラル状にして
供給するスパイラルノズルまたは揺動する融けた接着剤
を供給するメルトブローイングノズル、或いは、その他
のノズルとすることができる。流れ制御モジュール40
は、また、予熱された空気の対応ノズル30への供給を
制御してもよい。ホットメルト接着剤をマニフォールド
から複数のメルトブローイング接着剤供給ノズルへのホ
ットメルト接着剤の供給は、米国特許出願第08/843,224
号に開示されている。
給オリフィス32と、接着剤の流れを修正する1または
複数の空気供給ノズルとを具備している。ノズル30
は、ファイバ状の接着剤を回転するスパイラル状にして
供給するスパイラルノズルまたは揺動する融けた接着剤
を供給するメルトブローイングノズル、或いは、その他
のノズルとすることができる。流れ制御モジュール40
は、また、予熱された空気の対応ノズル30への供給を
制御してもよい。ホットメルト接着剤をマニフォールド
から複数のメルトブローイング接着剤供給ノズルへのホ
ットメルト接着剤の供給は、米国特許出願第08/843,224
号に開示されている。
【0013】図1、2を参照すると、ホットメルト接着
剤供給装置10との組み合わせに適した流体加熱装置1
00は、1または複数の接着剤供給ノズル30への空気
を予熱する。装置100は内側加熱部材110を具備し
ている。内側加熱部材110は1または複数のヒータ5
0、好ましくは電気ヒータと、内部に設けた熱電対とを
有している。装置100は、また、内側加熱部材110
に連結された外側加熱部材130を具備している。ヒー
タ50は、そこからの距離が大きくなるについて低下す
る温度勾配を形成し、内側加熱部材110から外側加熱
部材の外側部へ向けて装置100の温度が低下する。
剤供給装置10との組み合わせに適した流体加熱装置1
00は、1または複数の接着剤供給ノズル30への空気
を予熱する。装置100は内側加熱部材110を具備し
ている。内側加熱部材110は1または複数のヒータ5
0、好ましくは電気ヒータと、内部に設けた熱電対とを
有している。装置100は、また、内側加熱部材110
に連結された外側加熱部材130を具備している。ヒー
タ50は、そこからの距離が大きくなるについて低下す
る温度勾配を形成し、内側加熱部材110から外側加熱
部材の外側部へ向けて装置100の温度が低下する。
【0014】流体を予熱するために、流体へ熱が漸次に
加えられるように温度勾配に対向して、周囲の流体が装
置100を通じて低温領域から高温領域へ供給され、過
熱された流体が最高温度に到達して装置100から吐出
される。より詳細には、周囲の流体が、装置100の温
度が比較的低い低温部材130の外側部131に、また
は、低温部材130の外側部131の近傍に設けられた
装置100の流体供給入口へ供給される。流体は、次い
で、装置100を通じて低減する温度勾配に対向して、
装置100の温度が比較的高い高温部材の外側部116
に設けられた流体供給出口へ供給される。
加えられるように温度勾配に対向して、周囲の流体が装
置100を通じて低温領域から高温領域へ供給され、過
熱された流体が最高温度に到達して装置100から吐出
される。より詳細には、周囲の流体が、装置100の温
度が比較的低い低温部材130の外側部131に、また
は、低温部材130の外側部131の近傍に設けられた
装置100の流体供給入口へ供給される。流体は、次い
で、装置100を通じて低減する温度勾配に対向して、
装置100の温度が比較的高い高温部材の外側部116
に設けられた流体供給出口へ供給される。
【0015】流体は、好ましくは、装置100の大き
さ、特に装置100の厚さを増加せずに滞留時間を増加
するために装置100の1または複数の蛇行する通路に
沿って供給され、流体が装置100の流体供給入口と流
体供給出口との間を流通する間に装置100から効果的
に漸次熱が伝達される。
さ、特に装置100の厚さを増加せずに滞留時間を増加
するために装置100の1または複数の蛇行する通路に
沿って供給され、流体が装置100の流体供給入口と流
体供給出口との間を流通する間に装置100から効果的
に漸次熱が伝達される。
【0016】図1を参照すると、内側加熱部材110は
外側面112を具備している。外側面112は、1また
は複数の流体供給出口118に連結された1または複数
の流体入口114を有している。流体供給出口118は
内側加熱部材110の外側部116に設けられており、
そこで流体供給出口118は対応するノズル30に接続
可能となっている。本実施形態では、内側加熱部材11
0の外側面112は第1と第2の概ね平坦な対設された
外面121、122を含んでいる。代替実施形態では、
第1と第2の外面は外方へ湾曲していてもよく、或い
は、内側加熱部材110を円筒形にしてヒータをその内
部に軸方向に配設し、外側面112を円筒形としてもよ
い。
外側面112を具備している。外側面112は、1また
は複数の流体供給出口118に連結された1または複数
の流体入口114を有している。流体供給出口118は
内側加熱部材110の外側部116に設けられており、
そこで流体供給出口118は対応するノズル30に接続
可能となっている。本実施形態では、内側加熱部材11
0の外側面112は第1と第2の概ね平坦な対設された
外面121、122を含んでいる。代替実施形態では、
第1と第2の外面は外方へ湾曲していてもよく、或い
は、内側加熱部材110を円筒形にしてヒータをその内
部に軸方向に配設し、外側面112を円筒形としてもよ
い。
【0017】内側加熱部材110の第1と第2の外面1
21、122の各々は、内側加熱部材110の共通の流
体供給出口118に接続された対応した第1と第2の流
体入口114を有している。一般的に少なくとも1つ
の、そして図示する実施形態では内側加熱部材110の
各流体供給出口118に対して2つの流体入口114を
備えている。図2を参照すると、内側加熱部材110の
外側部116には複数の流体供給出口118が図示され
ており、各流体出口118は好ましくは、内側加熱部材
110の第1と第2の外面121、122の各々から対
応する流体入口114へ接続されており、これにより、
内側加熱部材110の第1と第2の外面121、122
の流体入口114からの流体は合流して、対応する流体
供給出口118へ供給される。1つの応用例では、内側
加熱部材110の複数の流体供給出口118は、図1に
示すように対応する複数の流体供給ノズル30に接続さ
れている。
21、122の各々は、内側加熱部材110の共通の流
体供給出口118に接続された対応した第1と第2の流
体入口114を有している。一般的に少なくとも1つ
の、そして図示する実施形態では内側加熱部材110の
各流体供給出口118に対して2つの流体入口114を
備えている。図2を参照すると、内側加熱部材110の
外側部116には複数の流体供給出口118が図示され
ており、各流体出口118は好ましくは、内側加熱部材
110の第1と第2の外面121、122の各々から対
応する流体入口114へ接続されており、これにより、
内側加熱部材110の第1と第2の外面121、122
の流体入口114からの流体は合流して、対応する流体
供給出口118へ供給される。1つの応用例では、内側
加熱部材110の複数の流体供給出口118は、図1に
示すように対応する複数の流体供給ノズル30に接続さ
れている。
【0018】図1、2を参照すると、外側加熱部材13
0は、第1と第2の対設された平坦な外側加熱部材13
2、134を具備している。第1と第2の加熱部材13
2、134の各々は、内側加熱部材110の第1と第2
の外面121、122に取付られている。代替的構成で
は、第1と第2の外側加熱部材132、134の第1と
第2の内面133、135は内側に湾曲しており、対応
する内側加熱部材110の外側に湾曲した第1と第2の
外面121、122に取付可能となっている。更に他の
実施形態では、内側加熱部材の外面112は円筒形状を
呈しており、外側加熱部材130は、その周囲に配設さ
れた1または複数の円筒部材である。
0は、第1と第2の対設された平坦な外側加熱部材13
2、134を具備している。第1と第2の加熱部材13
2、134の各々は、内側加熱部材110の第1と第2
の外面121、122に取付られている。代替的構成で
は、第1と第2の外側加熱部材132、134の第1と
第2の内面133、135は内側に湾曲しており、対応
する内側加熱部材110の外側に湾曲した第1と第2の
外面121、122に取付可能となっている。更に他の
実施形態では、内側加熱部材の外面112は円筒形状を
呈しており、外側加熱部材130は、その周囲に配設さ
れた1または複数の円筒部材である。
【0019】第1と第2の外側加熱部材132、134
は、その外側部に或いは少なくとも外側部の近傍に配設
された流体供給入口を含んでいる。この流体供給入口
は、第1と第2の外側加熱部材132、134に設けら
れた対応する第1と第2の流体通路を介して、その第1
と第2の内面133、135に設けられた対応する第1
と第2の流体出口に接続されている。外側加熱部材13
2、132の流体供給入口は一般的に外部の流体供給源
に接続されている。図2を参照すると、第2の外側加熱
部材の外側部に配設された第2の流体供給入口143が
図示されている。第2の流体供給入口143は外部の流
体供給源(図示せず)に接続されている。第2の流体供
給入口143から流体通路(図示せず)が該装置内を少
なくとも部分的に延びており、該通路を介して第1の外
側加熱部材132の外側部131の近傍の第1の流体供
給入口へ流体が供給される。流体供給入口143は、代
替的に、第1と第2の外側加熱部材の一方または両方、
好ましくは、その外側部131の近傍の端部に配設して
もよい。この構成では、流体は比較的低温の第1と第2
の外側加熱部材132、134の部分から、温度勾配に
対向して比較的高温の内側加熱部材110へ向けて供給
される。
は、その外側部に或いは少なくとも外側部の近傍に配設
された流体供給入口を含んでいる。この流体供給入口
は、第1と第2の外側加熱部材132、134に設けら
れた対応する第1と第2の流体通路を介して、その第1
と第2の内面133、135に設けられた対応する第1
と第2の流体出口に接続されている。外側加熱部材13
2、132の流体供給入口は一般的に外部の流体供給源
に接続されている。図2を参照すると、第2の外側加熱
部材の外側部に配設された第2の流体供給入口143が
図示されている。第2の流体供給入口143は外部の流
体供給源(図示せず)に接続されている。第2の流体供
給入口143から流体通路(図示せず)が該装置内を少
なくとも部分的に延びており、該通路を介して第1の外
側加熱部材132の外側部131の近傍の第1の流体供
給入口へ流体が供給される。流体供給入口143は、代
替的に、第1と第2の外側加熱部材の一方または両方、
好ましくは、その外側部131の近傍の端部に配設して
もよい。この構成では、流体は比較的低温の第1と第2
の外側加熱部材132、134の部分から、温度勾配に
対向して比較的高温の内側加熱部材110へ向けて供給
される。
【0020】第1と第2の外側加熱部材132、134
の第1と第2の内面133、135の各々は複数の流体
出口を有している。前記複数の流体出口は内側加熱部材
110の第1と第2の外側面121、122の複数の対
応する流体入口112に接続されている。
の第1と第2の内面133、135の各々は複数の流体
出口を有している。前記複数の流体出口は内側加熱部材
110の第1と第2の外側面121、122の複数の対
応する流体入口112に接続されている。
【0021】第1の外側加熱部材132の第1の流体供
給入口と第1の内面133の複数の流体出口の間の第1
の流体通路は、好ましくは、複数の流体出口に対応する
複数の概ね平行な流体通路に分岐する。第1の外側加熱
部材132の複数の流体出口は、内側加熱部材110の
第1の外側面121に設けられた複数の流体入口114
に接続されている。第2の外側加熱部材134も同様に
構成されており、1つの実施形態では、第1の外側加熱
部材132の複数の第1の流体通路は、第2の外側加熱
部材134の複数の第2の流体通路と鏡像配置されてい
る。流体供給通路と、外側加熱部材の対応する複数の流
体出口との間で流体通路を分岐させることにより、外側
加熱部材110から、そこに供給される流体への伝熱効
率が増大する。
給入口と第1の内面133の複数の流体出口の間の第1
の流体通路は、好ましくは、複数の流体出口に対応する
複数の概ね平行な流体通路に分岐する。第1の外側加熱
部材132の複数の流体出口は、内側加熱部材110の
第1の外側面121に設けられた複数の流体入口114
に接続されている。第2の外側加熱部材134も同様に
構成されており、1つの実施形態では、第1の外側加熱
部材132の複数の第1の流体通路は、第2の外側加熱
部材134の複数の第2の流体通路と鏡像配置されてい
る。流体供給通路と、外側加熱部材の対応する複数の流
体出口との間で流体通路を分岐させることにより、外側
加熱部材110から、そこに供給される流体への伝熱効
率が増大する。
【0022】第1と第2の外側加熱部材の第1と第2の
流体供給入口と、第1と第2の外側加熱部材の対応する
第1と第2の流体出口との間の複数の第1と第2の流体
通路の各々は、少なくとも1つ、好ましくは複数の蛇行
する流体通路部分を有している。蛇行する流体通路部分
を設けることにより、装置の寸法、厚さを増加すること
なく、対応する外側加熱部材内での流体の滞留時間を増
加することが可能となり、そこに供給された流体への伝
熱効率が更に増大する。
流体供給入口と、第1と第2の外側加熱部材の対応する
第1と第2の流体出口との間の複数の第1と第2の流体
通路の各々は、少なくとも1つ、好ましくは複数の蛇行
する流体通路部分を有している。蛇行する流体通路部分
を設けることにより、装置の寸法、厚さを増加すること
なく、対応する外側加熱部材内での流体の滞留時間を増
加することが可能となり、そこに供給された流体への伝
熱効率が更に増大する。
【0023】装置100の温度は、内側加熱部材の第1
と第2の外面121、122から第1と第2の外側加熱
部材132、134の第1と第2の外側部131へ漸次
低下する。従って、流体供給入口を第1と第2の外側加
熱部材132、134の外側部に、或いは、少なくとも
外側部近傍に配置し、装置を通して流体を温度勾配に対
向させて内方へ内側加熱部材110に流通させて、流体
が、前記流体供給入口から内側加熱部材110の第1と
第2の外面121、122の流体入口へ向かって流通す
る際に漸次加熱されるようにすることが望ましい。予熱
された流体は、次いで、温度が最高となる内側加熱部材
110を通って、装置100の外側部116の1または
複数の流体出口118に供給され、そこから対応する流
体供給ノズル30へ向けて吐出される。
と第2の外面121、122から第1と第2の外側加熱
部材132、134の第1と第2の外側部131へ漸次
低下する。従って、流体供給入口を第1と第2の外側加
熱部材132、134の外側部に、或いは、少なくとも
外側部近傍に配置し、装置を通して流体を温度勾配に対
向させて内方へ内側加熱部材110に流通させて、流体
が、前記流体供給入口から内側加熱部材110の第1と
第2の外面121、122の流体入口へ向かって流通す
る際に漸次加熱されるようにすることが望ましい。予熱
された流体は、次いで、温度が最高となる内側加熱部材
110を通って、装置100の外側部116の1または
複数の流体出口118に供給され、そこから対応する流
体供給ノズル30へ向けて吐出される。
【0024】図1、2を参照すると、第1と第2の外側
加熱部材132、134の各々は、平板または湾曲した
複数の積層プレートを具備している。この複数の積層プ
レートは、内側加熱部材110の平坦な或いは湾曲した
外面112に取り付けられており、第1と第2の外側加
熱部材132、134を通る第1と第2の流体通路が、
内側加熱部材110へ向けて温度勾配に対向して前記複
数の積層プレートを貫通する。図3から図15を参照す
ると、本実施形態の装置100は複数のプレートを順次
に重ね合わせて形成されており、図3に示すプレートは
図1、2に示す第1のエンドプレートであり、図15に
示すプレートが反対側の第2のエンドプレートである。
より詳細には、図3から図8に示すプレート第2の外側
加熱部材134に相当し、図9のプレートが内側加熱部
材110に相当し、図10から図15に示すプレートが
第1の外側加熱部材132に相当する。代替的に外側加
熱部材を形成する複数のプレートは、円筒状の内側加熱
部材を中心として同心状に順次重ねてもよい。
加熱部材132、134の各々は、平板または湾曲した
複数の積層プレートを具備している。この複数の積層プ
レートは、内側加熱部材110の平坦な或いは湾曲した
外面112に取り付けられており、第1と第2の外側加
熱部材132、134を通る第1と第2の流体通路が、
内側加熱部材110へ向けて温度勾配に対向して前記複
数の積層プレートを貫通する。図3から図15を参照す
ると、本実施形態の装置100は複数のプレートを順次
に重ね合わせて形成されており、図3に示すプレートは
図1、2に示す第1のエンドプレートであり、図15に
示すプレートが反対側の第2のエンドプレートである。
より詳細には、図3から図8に示すプレート第2の外側
加熱部材134に相当し、図9のプレートが内側加熱部
材110に相当し、図10から図15に示すプレートが
第1の外側加熱部材132に相当する。代替的に外側加
熱部材を形成する複数のプレートは、円筒状の内側加熱
部材を中心として同心状に順次重ねてもよい。
【0025】図3において、第1のプレート140は、
第2の外側加熱部材134の外側部131に相当する外
側部142と、該装置に流体を供給するための外部流体
供給源(図示せず)に接続可能な開口部143とを含ん
でいる。開口部143は、第2の外側加熱部材134の
外側部131に設けられた流体供給入口を形成してい
る。開口部143のから供給された流体は、図4の第2
のプレート150に形成された1または複数の空所14
4、146、148へ供給される。プレート150は図
3の第1のプレートと図5の第3のプレート152との
間に配設される。
第2の外側加熱部材134の外側部131に相当する外
側部142と、該装置に流体を供給するための外部流体
供給源(図示せず)に接続可能な開口部143とを含ん
でいる。開口部143は、第2の外側加熱部材134の
外側部131に設けられた流体供給入口を形成してい
る。開口部143のから供給された流体は、図4の第2
のプレート150に形成された1または複数の空所14
4、146、148へ供給される。プレート150は図
3の第1のプレートと図5の第3のプレート152との
間に配設される。
【0026】図4の第2のプレート150の1または複
数の空所144、146、148に供給された流体は、
そこから、第3のプレート152に形成された複数の開
口部154、156、158、160、162を介し
て、図6に示す第4のプレート174に形成された対応
する複数の流体通路部分164、166、168、17
0、172へ流通する。第4のプレート174は、図5
の第3のプレート152と図7に示す第5のプレート1
76の間に配設される。
数の空所144、146、148に供給された流体は、
そこから、第3のプレート152に形成された複数の開
口部154、156、158、160、162を介し
て、図6に示す第4のプレート174に形成された対応
する複数の流体通路部分164、166、168、17
0、172へ流通する。第4のプレート174は、図5
の第3のプレート152と図7に示す第5のプレート1
76の間に配設される。
【0027】図6の第4のプレートの複数の流体通路部
分164、166、168、170、172へ供給され
た流体は、そこから、図7の第5のプレート176に形
成された対応する複数の開口部178、180、18
2、184、186を通過して、図8に示す第6のプレ
ート188へ流通する。図8の第6のプレート188に
は、対応する複数の流体通路部分190、192、19
4、196、198が形成されている。第6のプレート
188は、図7の第5のプレート176と図9に示す内
側加熱部材プレート110の間に配設される。
分164、166、168、170、172へ供給され
た流体は、そこから、図7の第5のプレート176に形
成された対応する複数の開口部178、180、18
2、184、186を通過して、図8に示す第6のプレ
ート188へ流通する。図8の第6のプレート188に
は、対応する複数の流体通路部分190、192、19
4、196、198が形成されている。第6のプレート
188は、図7の第5のプレート176と図9に示す内
側加熱部材プレート110の間に配設される。
【0028】図8の第6のプレート188の複数の流体
通路部分190、192、194、196、198へ供
給された流体は、該流体通路部分を介して、第6のプレ
ート188に形成された対応する複数の流体出口20
0、202、204、206、208へ流通する。図8
の第6のプレート188の複数の流体出口200、20
2、204、206、208は、図9の内側加熱部材1
10の第2の外面に設けられた対応する複数の流体入口
114と連通しており、該複数の流体入口114から内
側加熱部材110の外側部116の対応する複数の流体
供給出口118へ流体が供給される。
通路部分190、192、194、196、198へ供
給された流体は、該流体通路部分を介して、第6のプレ
ート188に形成された対応する複数の流体出口20
0、202、204、206、208へ流通する。図8
の第6のプレート188の複数の流体出口200、20
2、204、206、208は、図9の内側加熱部材1
10の第2の外面に設けられた対応する複数の流体入口
114と連通しており、該複数の流体入口114から内
側加熱部材110の外側部116の対応する複数の流体
供給出口118へ流体が供給される。
【0029】開口部143から図4の第2のプレート1
50のに形成された1または複数の空所144、14
6、148へ供給された流体は、また、図5から図13
に示す各対の開口部210、212により形成される流
体通路を介して図14に示す第7のプレート220の1
または複数の空所214、216、218へ供給され
る。第7のプレート220は、図15に示す第8のプレ
ート222と図13の第9のプレート224mの間に配
設される。前記流体通路は、図5から図13の一直線上
に形成された開口部210、212により各プレートを
貫通して形成されている。こうして、開口部143から
供給された流体は、図10から図15のプレートにより
形成される第1の外側加熱部材の外側部の近傍に配設さ
れた流体供給入口に分配、供給される。
50のに形成された1または複数の空所144、14
6、148へ供給された流体は、また、図5から図13
に示す各対の開口部210、212により形成される流
体通路を介して図14に示す第7のプレート220の1
または複数の空所214、216、218へ供給され
る。第7のプレート220は、図15に示す第8のプレ
ート222と図13の第9のプレート224mの間に配
設される。前記流体通路は、図5から図13の一直線上
に形成された開口部210、212により各プレートを
貫通して形成されている。こうして、開口部143から
供給された流体は、図10から図15のプレートにより
形成される第1の外側加熱部材の外側部の近傍に配設さ
れた流体供給入口に分配、供給される。
【0030】図14の第7のプレート220の1または
複数の空所214、216、218に供給された流体
は、そこから、図13の第9のプレート224に形成さ
れた複数の開口部226、228、230、232、2
34を介して、図12に示す第10のプレート246に
形成された対応する複数の流体通路部分236、23
8、240、242.244へ流通する。第10のプレ
ート246は、図13の第9のプレート244と図11
に示す第11のプレート248の間に配設される。
複数の空所214、216、218に供給された流体
は、そこから、図13の第9のプレート224に形成さ
れた複数の開口部226、228、230、232、2
34を介して、図12に示す第10のプレート246に
形成された対応する複数の流体通路部分236、23
8、240、242.244へ流通する。第10のプレ
ート246は、図13の第9のプレート244と図11
に示す第11のプレート248の間に配設される。
【0031】図12の第10のプレート246の複数の
流体通路部分236、238、240、242.244
へ供給された流体は、そこから、図11の第11のプレ
ート248に形成された対応する複数の開口部248、
250、252、254、256を通過して、図10に
示す第12のプレート258へ流通する。図10の第1
2のプレート258には、対応する複数の流体通路部分
260、262、264、266、268が形成されて
いる。第12のプレート258は、図11の第11のプ
レート248と図9に示す内側加熱部材プレート110
の間に配設される。
流体通路部分236、238、240、242.244
へ供給された流体は、そこから、図11の第11のプレ
ート248に形成された対応する複数の開口部248、
250、252、254、256を通過して、図10に
示す第12のプレート258へ流通する。図10の第1
2のプレート258には、対応する複数の流体通路部分
260、262、264、266、268が形成されて
いる。第12のプレート258は、図11の第11のプ
レート248と図9に示す内側加熱部材プレート110
の間に配設される。
【0032】図10の第12のプレート258の複数の
流体通路部分260、262、264、266、268
へ供給された流体は、該流体通路部分を介して、第12
のプレート258に形成された対応する複数の流体出口
270、272、274、276、278へ流通する。
図10の第12のプレート258の複数の流体出口26
0、262、264、266、268は、図9の内側加
熱部材110の第1の外面に設けられた対応する複数の
流体入口114と連通しており、該複数の流体入口11
4から内側加熱部材110の外側部116の対応する複
数の流体供給出口118へ流体が供給される。
流体通路部分260、262、264、266、268
へ供給された流体は、該流体通路部分を介して、第12
のプレート258に形成された対応する複数の流体出口
270、272、274、276、278へ流通する。
図10の第12のプレート258の複数の流体出口26
0、262、264、266、268は、図9の内側加
熱部材110の第1の外面に設けられた対応する複数の
流体入口114と連通しており、該複数の流体入口11
4から内側加熱部材110の外側部116の対応する複
数の流体供給出口118へ流体が供給される。
【0033】図6、8、10、12に示す流体通路は、
好ましくは、蛇行する流体通路とする。これにより、流
体がそこに滞留する時間が長くなり、流体への伝熱効率
が増大する。複数の蛇行する流体通路を有する1または
複数のプレートを用いてもよい。例えば、図5から図8
のプレートに対応する付加的なプレートを、図8、9の
プレートの間に積層し、第2の外側加熱部材に2倍の長
さの蛇行流体通路を形成することができる。同様に、図
10から図13のプレートに対応する付加的なプレート
を、図10、9のプレートの間に積層し、第1の外側加
熱部材に2倍の長さの蛇行流体通路を形成することがで
きる。
好ましくは、蛇行する流体通路とする。これにより、流
体がそこに滞留する時間が長くなり、流体への伝熱効率
が増大する。複数の蛇行する流体通路を有する1または
複数のプレートを用いてもよい。例えば、図5から図8
のプレートに対応する付加的なプレートを、図8、9の
プレートの間に積層し、第2の外側加熱部材に2倍の長
さの蛇行流体通路を形成することができる。同様に、図
10から図13のプレートに対応する付加的なプレート
を、図10、9のプレートの間に積層し、第1の外側加
熱部材に2倍の長さの蛇行流体通路を形成することがで
きる。
【0034】蛇行する流体通路部および流体通路はプレ
ートの平面内に形成されるので、プレートを加えること
により流体通路が実質的に増加し、装置の厚さを実質的
に増加させることなく、通路長および装置内での空気の
滞留時間を増加させることが可能である。
ートの平面内に形成されるので、プレートを加えること
により流体通路が実質的に増加し、装置の厚さを実質的
に増加させることなく、通路長および装置内での空気の
滞留時間を増加させることが可能である。
【0035】本実施形態において、前記プレートは概ね
同じ厚さを有しており、その厚さは流体通路や空所の大
きさにより決定することができる。第1と第2の外側加
熱部材を形成する図4から図8のプレートおよび図10
から図14のプレートは、好ましくは、同じ厚さを有す
るようにし、かつ、図3、15のプレートは比較的厚く
して剛性の高いプレートにより装置をクランプする。内
側加熱部材110を形成する図9のプレートは好ましく
は単一の比較的厚いプレートとする。と言うのは、この
プレートは比較的容易に製造できるからでる。他の実施
形態では、例えば図4、6、8、10、12、14のプ
レートように、その内部に流体を流通させるプレート
は、例えば図3、5、7、11、13のプレートのよう
に流体を横断方向に流通させるプレートよりも厚くする
こともできる。
同じ厚さを有しており、その厚さは流体通路や空所の大
きさにより決定することができる。第1と第2の外側加
熱部材を形成する図4から図8のプレートおよび図10
から図14のプレートは、好ましくは、同じ厚さを有す
るようにし、かつ、図3、15のプレートは比較的厚く
して剛性の高いプレートにより装置をクランプする。内
側加熱部材110を形成する図9のプレートは好ましく
は単一の比較的厚いプレートとする。と言うのは、この
プレートは比較的容易に製造できるからでる。他の実施
形態では、例えば図4、6、8、10、12、14のプ
レートように、その内部に流体を流通させるプレート
は、例えば図3、5、7、11、13のプレートのよう
に流体を横断方向に流通させるプレートよりも厚くする
こともできる。
【0036】内側加熱部材および外側加熱部材のプレー
トは、好ましくは、高い熱伝導率を有する材料から形成
される。1つの実施形態では、図3、15の第1と第2
のエンドプレートおよび図9の内側加熱部材を形成する
プレートは、ステンレス鋼またはアルミニウムのプレー
トであり、図4から図8のプレートおよび図10から図
14のプレートは真鍮である。図1、2を参照すると、
第1と第2のエンドプレート140、222は、第1と
第2の外側加熱部材を形成するプレートを内側加熱部材
110に対してクランプするために相対的に厚くなって
いる。これらのプレートは、隙間から漏洩しないように
しっかりとクランプされ、良好に面接触して伝熱特性を
良好にする。図2を参照すると、ネジやリベット等の複
数の締結具101が装置100のプレートを保持するた
めに装置100を貫通させて設けられている。図2は、
また、開口部143を外部の流体源に接続するための手
段(図示せず)を配設するために、第1のエンドプレー
トが第2のエンドプレート222よりも厚くなっている
ことを示している。前記プレートは、スタンピング、パ
ンチング、化学的エッチング、機械加工、レーザ切断
法、その他の比較的低コストで設計上の柔軟性のある方
法により製造可能である。
トは、好ましくは、高い熱伝導率を有する材料から形成
される。1つの実施形態では、図3、15の第1と第2
のエンドプレートおよび図9の内側加熱部材を形成する
プレートは、ステンレス鋼またはアルミニウムのプレー
トであり、図4から図8のプレートおよび図10から図
14のプレートは真鍮である。図1、2を参照すると、
第1と第2のエンドプレート140、222は、第1と
第2の外側加熱部材を形成するプレートを内側加熱部材
110に対してクランプするために相対的に厚くなって
いる。これらのプレートは、隙間から漏洩しないように
しっかりとクランプされ、良好に面接触して伝熱特性を
良好にする。図2を参照すると、ネジやリベット等の複
数の締結具101が装置100のプレートを保持するた
めに装置100を貫通させて設けられている。図2は、
また、開口部143を外部の流体源に接続するための手
段(図示せず)を配設するために、第1のエンドプレー
トが第2のエンドプレート222よりも厚くなっている
ことを示している。前記プレートは、スタンピング、パ
ンチング、化学的エッチング、機械加工、レーザ切断
法、その他の比較的低コストで設計上の柔軟性のある方
法により製造可能である。
【0037】図1を参照すると、装置100は、好まし
くは断熱材60によりマニフォールド20から断熱され
ている。これにより、装置100は、マニフォールド2
0の温度から所定の温度差を以て保持することができ
る。図1は、また、空気供給制御弁70が図示されてい
る。空気供給制御弁70は内側加熱部材110の空気供
給出口118と、対応するノズル30の間に配設され
る。空気供給制御弁70は、好ましくは、可及的にノズ
ル30の近傍に配設して、ノズルに供給される空気の応
答性を高めるようにする。本実施形態において、空気供
給制御弁70は、継手部材80を介して装置100の空
気供給出口118に接続されている。継手部材80は、
ノズルと空気供給出口との間の気密を保つ共に、ある程
度の断熱性を有している。空気供給制御弁70とノズル
30との間、および、必要な場合には該装置と空気供給
制御弁との間にアダプタ部材62と断熱材料64が配設
される。空気供給制御弁70は、好ましくは米国特許第
5,478,224 号に開示されているニードル弁とすることが
できる。
くは断熱材60によりマニフォールド20から断熱され
ている。これにより、装置100は、マニフォールド2
0の温度から所定の温度差を以て保持することができ
る。図1は、また、空気供給制御弁70が図示されてい
る。空気供給制御弁70は内側加熱部材110の空気供
給出口118と、対応するノズル30の間に配設され
る。空気供給制御弁70は、好ましくは、可及的にノズ
ル30の近傍に配設して、ノズルに供給される空気の応
答性を高めるようにする。本実施形態において、空気供
給制御弁70は、継手部材80を介して装置100の空
気供給出口118に接続されている。継手部材80は、
ノズルと空気供給出口との間の気密を保つ共に、ある程
度の断熱性を有している。空気供給制御弁70とノズル
30との間、および、必要な場合には該装置と空気供給
制御弁との間にアダプタ部材62と断熱材料64が配設
される。空気供給制御弁70は、好ましくは米国特許第
5,478,224 号に開示されているニードル弁とすることが
できる。
【図1】本発明実施形態による空気予熱装置の部分断面
図である。
図である。
【図2】図1の空気予熱装置の斜視図である。
【図3】空気予熱装置を構成するプレートの平面図であ
る。
る。
【図4】空気予熱装置を構成するプレートの平面図であ
る。
る。
【図5】空気予熱装置を構成するプレートの平面図であ
る。
る。
【図6】空気予熱装置を構成するプレートの平面図であ
る。
る。
【図7】空気予熱装置を構成するプレートの平面図であ
る。
る。
【図8】空気予熱装置を構成するプレートの平面図であ
る。
る。
【図9】空気予熱装置を構成するプレートの平面図であ
る。
る。
【図10】空気予熱装置を構成するプレートの平面図で
ある。
ある。
【図11】空気予熱装置を構成するプレートの平面図で
ある。
ある。
【図12】空気予熱装置を構成するプレートの平面図で
ある。
ある。
【図13】空気予熱装置を構成するプレートの平面図で
ある。
ある。
【図14】空気予熱装置を構成するプレートの平面図で
ある。
ある。
【図15】空気予熱装置を構成するプレートの平面図で
ある。
ある。
10…接着材供給装置 20…マニフォールド 30…ノズル 100…空気予熱装置 110…内側加熱部材 130…外側加熱部材
Claims (20)
- 【請求項1】 ホットメルト接着剤供給ノズルに供給さ
れる空気を予熱するために使用可能な流体加熱装置にお
いて、 内部にヒータが配設され、流体入口が設けられた外面
と、流体出口が設けられた内面とを有する内側加熱部材
と、 前記内側加熱部材の外面に接続される内面を有し、前記
内面に前記内側加熱部材の流体入口に接続される流体出
口が設けられて成る外側加熱部材とを具備し、 前記外側加熱部材が、該外側加熱部材の外側部の少なく
とも近傍に設けられた流体供給入口を有しており、前記
外側加熱部材の流体供給入口が外側加熱部材に形成され
た流体通路を介して前記外側加熱部材の流体出口に連通
しており、 前記内側加熱部材の外面から前記外側加熱部材の外面へ
向けて装置の温度が低下しており、前記外側加熱部材の
流体供給入口と前記内側加熱部材の流体入口の間で流体
が漸次加熱されるようにした流体加熱装置。 - 【請求項2】 前記外側加熱部材が、前記内側加熱部材
の外面に取り付けられた複数の積層プレートから成り、
前記外側加熱部材の流体供給入口と前記外側加熱部材の
流体出口の間の流体通路が、前記積層された複数のプレ
ートを貫通、形成されている請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記内側加熱部材の外面が平面であり、
前記積層された複数のプレートが平板状である請求項2
に記載の装置。 - 【請求項4】 前記外側加熱部材の流体供給入口と前記
外側加熱部材の流体出口の間の流体通路が蛇行する流体
通路を含んでいる請求項1に記載の装置。 - 【請求項5】 前記外側加熱部材の流体供給入口と、外
側加熱部材の流体出口との間の流体通路が、少なくとも
2つの複数の流体通路に分岐され、各流体通路が前記積
層されたプレートの少なくとも1つの平面に設けられた
蛇行する流体通路部を含んでいる請求項2に記載の装
置。 - 【請求項6】 前記内側加熱部材が、前記複数の流体通
路の対応する1つに接続された複数の流体供給出口を含
んでいる請求項5に記載の装置。 - 【請求項7】 前記内側加熱部材の外面が、前記内側加
熱部材の流体供給出口に接続された第1の流体入口を有
する第1の外面と、前記内側加熱部材の流体供給出口に
接続された第2の流体入口を有する反対側の第2の外面
とを含み、 前記外側加熱部材は、内側加熱部材の第1の外面に取り
付けられる第1の内面を有する第1の外側加熱部材を具
備し、前記第1の内面は、前記内側加熱部材の第1の流
体入口に接続される第1の流体出口を有し、前記第1の
外側加熱部材は、少なくとも前記第1の外側加熱部材の
第1の外側部の近傍に配設された第1の流体供給入口を
有し、前記第1の外側加熱部材が、前記第1の流体供給
入口から前記第1の流体出口へ延びる第1の流体通路を
有しており、 前記外側加熱部材は、内側加熱部材の第2の外面に取り
付けられる第2の内面を有する第2の外側加熱部材を具
備し、前記第2の内面は、前記内側加熱部材の第2の流
体入口に接続される第2の流体出口を有し、前記第2の
外側加熱部材は、少なくとも前記第2の外側加熱部材の
第2の外側部の近傍に配設された第2の流体供給入口を
有し、前記第2の外側加熱部材が、前記第2の流体供給
入口から前記第2の流体出口へ延びる第2の流体通路を
有しており、 前記装置の温度が、前記内側加熱部材の第1と第2の外
面から、前記第1と第2の外側加熱部材の第1と第2の
外側部へ低下しており、 前記第1と第2の外側加熱部材第1と第2の流体供給入
口と、前記内側加熱部材の第1と第2の流体入口の間
で、流体が漸次増加するようになっている請求項1に記
載の装置。 - 【請求項8】 前記第1の外側加熱部材の第1の流体通
路が、前記第2の外側加熱部材の第2の流体通路に対し
て鏡像配置されている請求項7に記載の装置。 - 【請求項9】 前記第2の外側加熱部材の第2の流体供
給入口が、少なくとも装置内を部分的に延びる流体供給
通路により、前記第1の外側加熱部材の第1の流体供給
入口に接続されている請求項7に記載の装置。 - 【請求項10】 前記第1と第2の外側加熱部材の各々
が積層された複数のプレートから成り、前記積層された
複数のプレートは前記内側加熱部材の第1と第2の外面
に取り付けられており、前記第1と第2の内側加熱部材
の第1と第2の流体供給入口と、前記第1と第2の外側
加熱部材の第1と第2の流体出口の間に設けられている
第1と第2の流体通路の各々が、前記積層されたプレー
トの少なくとも1つのプレートの平面内に設けられた蛇
行する流体通路部を含んでいる請求項7に記載の装置。 - 【請求項11】 前記内側加熱部材の外側部が、少なく
とも2つの複数の流体供給出口を有しており、 前記第1と第2の外側加熱部材の第1と第2の流体通路
の各々が、少なくとも2つの複数の通路に分岐され、各
流体通路が前記積層されたプレートの少なくとも1つの
平面に設けられた蛇行する流体通路部を含んでおり、 前記第1と第2の外側加熱部材各々の前記複数の通路の
対応する1つの通路が合流して、前記内側加熱部材の複
数の流体供給出口の対応する1つに流体を供給するよう
になっている請求項10に記載の装置。 - 【請求項12】 前記内側加熱部材の第1と第2の面が
平面であり、前記第1と第2の外側加熱部材の積層され
た複数のプレートが平面である請求項10に記載の装
置。 - 【請求項13】 更に、前記第1と第2の外側加熱部材
の第1と第2の外側部に対応させて、前記第1と第2の
外側加熱部材を前記内側加熱部材に対して挟持、固定す
るための第1と第2の固定プレートが設けられている請
求項10に記載の装置。 - 【請求項14】 前記内側加熱部材および外側加熱部材
は、高い熱伝導率を有する材料から形成されており、前
記ヒータは電気式のヒータである請求項1に記載の装
置。 - 【請求項15】 ホットメルト接着剤供給装置におい
て、 接着剤出口を有するマニフォールドと、 空気入口と、前記マニフォールドに接続された接着剤入
口とを有する接着剤供給ノズルと、 前記ノズルの空気入口に接続された空気供給出口を有す
る空気予熱装置とを具備し、 前記空気予熱装置が、 内部にヒータが配設された、前記流体入口が設けられた
外面と、前記流体出口が設けられた内面とを有する内側
加熱部材であって、前記内側加熱部材の外面が、前記内
側加熱部材の流体供給出口に接続された第1の流体入口
を有する第1の外面と、前記内側加熱部材の流体供給出
口に接続された第2の流体入口を有する反対側の第2の
外面とを含み、 前記空気予熱装置が、内側加熱部材の第1の外面に取り
付けられる第1の内面を有する第1の外側加熱部材を具
備し、前記第1の内面は、前記内側加熱部材の第1の流
体入口に接続される第1の流体出口を有し、前記第1の
外側加熱部材は、少なくとも前記第1の外側加熱部材の
第1の外側部の近傍に配設された第1の流体供給入口を
有し、前記第1の外側加熱部材が、前記第1の流体供給
入口から前記第1の流体出口へ延びる第1の流体通路を
有しており、 前記空気予熱装置が、内側加熱部材の第2の外面に取り
付けられる第2の内面を有する第2の外側加熱部材を具
備し、前記第2の内面は、前記内側加熱部材の第2の流
体入口に接続される第2の流体出口を有し、前記第2の
外側加熱部材は、少なくとも前記第2の外側加熱部材の
第2の外側部の近傍に配設された第2の流体供給入口を
有し、前記第2の外側加熱部材が、前記第2の流体供給
入口から前記第2の流体出口へ延びる第2の流体通路を
有しており、 前記空気予熱装置の温度が、前記内側加熱部材の第1と
第2の外面から、前記第1と第2の外側加熱部材の第1
と第2の外側部へ低下しており、 前記第1と第2の外側加熱部材第1と第2の流体供給入
口と、前記内側加熱部材の第1と第2の流体入口の間
で、流体が漸次増加するようになっているホットメルト
接着剤供給装置。 - 【請求項16】 前記第2の外側加熱部材の第2の流体
供給入口が、少なくとも装置内を部分的に延びる流体供
給通路により、前記第1の外側加熱部材の第1の流体供
給入口に接続されている請求項15に記載の装置。 - 【請求項17】 前記第1と第2の外側加熱部材の各々
が積層された複数のプレートから成り、前記積層された
複数のプレートは前記内側加熱部材の第1と第2の外面
に取り付けられており、前記第1と第2の内側加熱部材
の第1と第2の流体供給入口と、前記第1と第2の外側
加熱部材の第1と第2の流体出口の間に設けられている
第1と第2の流体通路の各々が、前記積層されたプレー
トの少なくとも1つのプレートの平面内に設けられた蛇
行する流体通路部を含んでいる請求項15に記載の装
置。 - 【請求項18】 前記マニフォールドが複数の接着剤出
口を有しており、 前記装置が、更に、 前記マニフォールドの対応する接着剤出口に接続された
空気入口と接着剤入口とを有する複数のノズルを具備し
ており、 前記空気予熱装置が、前記内側加熱部材の外側部に設け
られた複数の空気供給出口を有しており、前記内側加熱
部材の空気供給出口の各々が、前記ノズルの対応する空
気入口に接続されており、 前記第1と第2の外側加熱部材の第1と第2の空気通路
の各々が、複数の空気通路に分岐されており、各空気通
路が前記積層されたプレートの少なくとも1つの平面に
設けられた蛇行する空気通路部を含んでおり、前記第1
と第2の外側加熱部材各々の前記複数の通路の対応する
1つの通路が合流して、前記内側加熱部材の複数の流体
供給出口の対応する1つに流体を供給するようになって
いる請求項15に記載の装置。 - 【請求項19】 更に、前記内側加熱部材と前記ノズル
との間に配設された空気供給制御弁を具備する請求項1
5に記載の装置。 - 【請求項20】 前記空気予熱装置が前記マニフォール
ドから断熱されており、前記空気予熱装置が、前記マニ
フォールドの温度とは異なる温度に維持可能となってい
る請求項15に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/060580 | 1998-04-15 | ||
US09/060,580 US5934562A (en) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | Hot melt adhesive dispensing system with laminated air heater |
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---|---|
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