JPH11319458A - 空気分離装置における前処理装置 - Google Patents

空気分離装置における前処理装置

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JPH11319458A
JPH11319458A JP10137133A JP13713398A JPH11319458A JP H11319458 A JPH11319458 A JP H11319458A JP 10137133 A JP10137133 A JP 10137133A JP 13713398 A JP13713398 A JP 13713398A JP H11319458 A JPH11319458 A JP H11319458A
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adsorption tower
water
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嘉昭 裏久保
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有幸 藤本
Koji Tanaka
耕治 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷凍機を削除できる空気分離装置における前処
理装置を提供する。 【解決手段】圧縮機2,4と、上記圧縮機2,4による
圧縮熱によって昇温した原料空気を水と熱交換させて冷
却する第1原空冷却器10と、上記第1原空冷却器10
による冷却によって発生した凝縮水を分離するミストセ
パレーター11と、上記ミストセパレーター11を経た
原料空気中の水分を吸着して除湿する第1吸着ユニット
Cの第1,第2吸着塔15,16と、上記第1,第2吸
着塔15,16による吸着除湿によって昇温した原料空
気を水と熱交換させて冷却する第2原空冷却器12と、
上記第2原空冷却器12を経由した原料空気中の炭酸ガ
スと水とを吸着して除去する第2吸着ユニットEの第
1,第2吸着塔25,26とを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原料空気中の不純
物(H2 O・CO2 等)を除去するために用いられる空
気分離装置における前処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、空気分離装置において、原料
空気中の不純物(H2 O・CO2 等)を除去する前処理
装置として、PSA方式またはTSA方式の2塔式交互
切替タイプ吸着除去装置が用いられている。その中で
も、TSA方式が、プロセスの圧力変動が少なく、切替
時間が長いという理由で、ほとんどの装置に採用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
両方式には、つぎのような問題がある。すなわち、PS
A方式は、吸着剤の各圧力における吸着容量の差を利用
して不純物(H2 O・CO2 等)を除去する方式であ
る。このため、運転圧力と再生圧力に大きな差があるほ
ど、吸着剤の単位重量当たりの吸着容量が多くなる。当
然、ある装置を設計した場合に、圧力差が大きいほど、
吸着剤の総量を減らすことができる。また、圧力が高い
ほど、原料空気中の飽和水分量が低下するため、総吸着
容量が減り、これに伴い吸着剤の総量を減らすことがで
きる。
【0004】一方、吸着した吸着剤は再生を行う必要が
ある。この吸着剤の再生は、空気分離装置においては、
通常、精留塔等の分離器より発生した製品以外の排ガス
を利用して行っている。現在のところ、原料空気圧力が
0.5MPa以下であると、精製のための吸着剤が多量
に必要とされるのに対し、それを再生する排ガス量が不
足しており、システムとして成り立っていない。
【0005】また、TSA方式は、吸着剤の各温度にお
ける吸着容量の差を利用して不純物(H2 O・CO
2 等)を除去する方式である。このため、運転温度と再
生温度に大きな差があるほど、吸着剤の単位重量当たり
の吸着容量が多くなる。当然、ある装置を設計した場合
に、温度差が大きいほど、吸着剤の総量を減らすことが
できる。また、圧力が高いほど、原料空気中の飽和水分
量が低下するため、総吸着容量が減り、これに伴い吸着
剤の総量を減らすことができる。
【0006】一方、TSA方式においても、吸着した吸
着剤は再生を行う必要があるが、PSA方式と同様の事
情で、原料空気圧力が0.5MPa以下であると、シス
テムとして成り立っていない。そこで、原料空気圧力が
0.5MPa以下である場合には、前段に冷却手段(通
常は、冷凍機)を設け、この冷却手段により原料空気を
5℃程度に冷却して原料空気中の水分をある程度除去
し、総吸着量を減らすことにより、システムを成立させ
ている。
【0007】以上のように、0.5MPa以下の原料空
気中の不純物を精製する場合に、PSA方式では無理で
あり、TSA方式では前段に冷却手段を設ける必要があ
る。ところが、冷凍機は回転機器を持つ機械設備である
ために機械故障のリスクを常に持っている。また、1年
の周期で必ずメンテナンスを実施しなければ、故障の確
率が増大する。しかも、冷凍機は、原料空気の出口温度
が一定となるように制御されているが、冷凍機に対する
負荷は季節によって大きく変化する(その変化幅は50
〜100%程度である)ため、その調整は困難を極めて
いる。さらに、冷凍機の最も一般的な冷媒はフロンガス
であるが、このフロンガスは、世界的な環境の問題から
全廃の方向に進行中である。また、代替ガスとしてのア
ンモニア等は設備費が増大し、漏洩による危険性が高
い。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、冷凍機を削除することのできる空気分離装置に
おける前処理装置の提供をその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の空気分離装置における前処理装置は、外部
より取り入れた原料空気を圧縮する圧縮機と、この圧縮
機による圧縮熱によって昇温した原料空気を水と熱交換
させて冷却する第1の熱交換器と、この第1の熱交換器
による冷却によって発生した凝縮水を分離する凝縮水分
離器と、この凝縮水分離器を経た原料空気中の水分をさ
らに吸着して除湿する第1の吸着塔と、この第1の吸着
塔による吸着除湿によって昇温した原料空気を水と熱交
換させて冷却する第2の熱交換器と、この第2の熱交換
器を経由した原料空気中の炭酸ガスと水とを吸着して除
去する第2の吸着塔と、この第2の吸着塔を経た原料空
気を空気分離装置の精留塔に導入する導入路とを設けた
という構成をとる。
【0010】すなわち、本発明の空気分離装置における
前処理装置は、圧縮機と精留塔との間に、第1の熱交換
器と凝縮水分離器と第1の吸着塔と第2の熱交換器と第
2の吸着塔とを備えている。そして、第1の熱交換器に
より、圧縮機による圧縮熱によって昇温した原料空気を
水(例えば、32℃以下の冷却水)と熱交換させて冷却
し、ついで凝縮水分離器により、第1の熱交換器による
冷却によって発生した凝縮水を分離し、つぎに第1の吸
着塔により、凝縮水分離器を経た原料空気中の水分をさ
らに吸着して除湿し、つぎに第2の熱交換器により、第
1の吸着塔による吸着除湿によって昇温した原料空気を
水(例えば、32℃以下の冷却水)と熱交換させて冷却
し、つぎに第2の吸着塔により、第2の熱交換器を経由
した原料空気中の炭酸ガスと水とを吸着して除去したの
ち、精製ガスとして精留塔に導入するようにしている。
このように、本発明では、第2の吸着塔の前段に設けた
第1の熱交換器,凝縮水分離器および第1の吸着塔によ
り、原料空気中の水分を除去することができ、従来例の
冷凍機を削除することができる。この効果は、原料空気
圧力が0.5MPa以下である場合にも、0.5MPa
以上である場合にも奏することは当然である。
【0011】また、本発明において、第1の吸着塔およ
び第2の吸着塔をそれぞれ2塔式とし、精製工程におい
て、第1の吸着塔では主に原料空気中の水分を吸着除湿
し、第2の吸着塔では原料空気中の水分をさらに吸着除
去するとともに、炭酸ガスを吸着除去する場合には、つ
ぎのような利点がある。すなわち、通常の2塔式を直列
にすると、再生ガス量不足のためにシステムとして成立
しないのに対し、本発明では、そのシステムを成立させ
ることができるという利点がある。より詳しく説明する
と、本発明では、第1の吸着塔を水分精製用(粗精製
用)として用い、第2の吸着塔を水分精製用(精密精製
用)と炭酸ガス精製用として用い、また、第2の吸着塔
に原料空気を導入する前に、第1の吸着塔の水分吸着時
に発生する吸着熱を第2の熱交換器により除去するよう
にしている。したがって、第2の吸着塔の運転温度が低
下し、吸着剤の炭酸ガス吸着容量が大きくなり、第2の
吸着塔の充填量が低減する。しかも、第1の吸着塔を水
分精製用(粗精製用)とすることにより、吸着剤量に余
裕が不要となり、第1の吸着塔の充填量が低減する。ま
た、第1の吸着塔と第2の吸着塔とに分離することによ
り、第2の吸着塔で再生に使用した、多量の炭酸ガスお
よび少量の水分を含む再生ガスを、再度第1の吸着塔の
再生に使用することができ、必要再生ガス量が半減す
る。
【0012】また、本発明において、第1の吸着塔に用
いる吸着剤が活性アルミナであり、第2の吸着塔に用い
る吸着剤が合成ゼオライトである場合には、第1の吸着
塔を水分精製用として用い、第2の吸着塔を水分精製用
と炭酸ガス精製用として用いるのに、好適である。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
【0014】図1は本発明の前処理装置の一実施の形態
を示すフローシートである。この実施の形態では、Aは
原空圧縮機であり、図2に示すように、外部より取り入
れた原料空気を清浄化するフィルター1と、第1圧縮機
2と、第1圧縮機2を経た原料空気を冷却水(32℃以
下)により40℃程度に冷却するインタークーラー3
と、第2圧縮機4と、第2圧縮機4を経た原料空気と再
生ガス(精留塔〔図示せず〕等の分離器で発生した排ガ
ス)とを熱交換させて原料空気を降温させるとともに再
生ガスを昇温(30→110℃)させる排熱回収器5
と、排熱回収器5を経た原料空気を冷却水(32℃以
下)により40℃以下に冷却するアフタークーラー6と
を備えている。図において、8は再生ガスを排熱回収器
5に供給するパイプであり、9は排熱回収器5を経た再
生ガスを後述する第2吸着ユニットEの第2再生ヒータ
ー27に供給するパイプである。
【0015】Bは原空冷却器ユニットであり、図2に示
すように、アフタークーラー6を経た原料空気を冷却水
(32℃以下)により34℃以下に冷却する第1原空冷
却器(第1の熱交換器)10と、第1原空冷却器10に
よる冷却によって発生した凝縮水を分離するミストセパ
レーター11と、後述する空気処理設備Dの原空熱交換
器20で降温した原料空気を冷却水(32℃以下)によ
り34℃以下に冷却する第2原空冷却器(第2の熱交換
器)12とを備えている。図において、7は原空圧縮機
Aのインタークーラー3,アフタークーラー6および原
空冷却器ユニットBの第1原空冷却器10,第2原空冷
却器12に冷却水(32℃以下)を供給するパイプであ
り、13はミストセパレーター11を経た原料空気を後
述する第1吸着ユニットCの第1吸着塔15もしくは第
2吸着塔16に供給するパイプであり、23は原空熱交
換器20を経た原料空気を第2原空冷却器12に供給す
るパイプであり、24は第2原空冷却器12を経た原料
空気を後述する第2吸着ユニットEの第1吸着塔25も
しくは第2吸着塔26に供給するパイプである。
【0016】Cは第1吸着ユニットであり、図3に示す
ように、TSA方式による2塔交互切替式の第1吸着塔
15,第2吸着塔16と、第1再生ヒーター17とを備
えている。上記両吸着塔15,16には、水分の吸着容
量が大きい活性アルミナ等の吸着剤が充填されており、
精製工程では、ミストセパレーター11を経た原料空気
中の水分を露点−20℃以下まで、CO2 を300pp
m程度に吸着除去する。一方、第1再生ヒーター17で
は、第2吸着ユニットEの第1吸着塔25もしくは第2
吸着塔26を経た再生ガスを170℃程度に加熱する。
図において、18は第1吸着ユニットCの第1吸着塔1
5もしくは第2吸着塔16を経た原料空気を原空熱交換
器20に供給するパイプであり、19は再生ガスを外部
に放出する放出弁19a付きパイプであり、28は第2
吸着ユニットEの第1吸着塔25もしくは第2吸着塔2
6を経た再生ガスを第1再生ヒーター17に供給するパ
イプである。このパイプ28は、後述するバイパスパイ
プ30,バイパス弁30aによりバイパスされた再生ガ
スを第1吸着ユニットCの第1吸着塔15もしくは第2
吸着塔16に供給する作用もする。
【0017】Dは空気処理設備であり、図4に示すよう
に、第1吸着ユニットCの第1吸着塔15もしくは第2
吸着塔16を経た原料空気(入口ガス)と後述する触媒
塔22を経た原料空気(出口ガス)とを熱交換させて入
口ガスを加温させるとともに出口ガスを降温させる原空
熱交換器20と、原空熱交換器20により加温された原
料ガス(上記入口ガス)を後述する触媒塔(空気処理
塔)22での酸化反応温度まで再加温させる(この再加
温は、原空熱交換器20の温端ロスおよび外部放熱分を
補うために行う)原空ヒーター21と、原空ヒーター2
1により再加温された原料空気中のCOおよびH2 を酸
化反応しそれぞれCO2 およびH2 Oに変化させる触媒
塔22とを備えている。この触媒塔22での一般的な酸
化反応温度は、水素除去目的の場合に160〜280℃
であり、CO除去目的の場合に90〜160℃である。
この実施の形態では、導入する原料空気中に触媒毒が殆
ど無く、反応の活性の高い乾燥状態であるため、触媒塔
22での酸化反応温度を一般的な反応温度に対して50
〜100℃程度に低く設定することができる。
【0018】Eは第2吸着ユニットであり、図3に示す
ように、TSA方式による2塔交互切替式の第1吸着塔
25,第2吸着塔26と、第2再生ヒーター27とを備
えている。上記両吸着塔25,26には、CO2 の吸着
容量が大きい合成ゼオライト等の吸着剤が充填されてお
り、精製工程では、第2原空冷却器12を経た原料空気
中の水分を露点−70℃以下まで、CO2 を1ppm以
下まで吸着除去する。また、従来のTSA方式により吸
着除去していたアセチレン等の炭化水素も同様に吸着除
去する。一方、第2再生ヒーター27では、排熱回収器
5を経由した再生ガスを210℃程度に加熱する。図に
おいて、29は冷却工程において再生ガスを第2吸着ユ
ニットEの第1吸着塔25もしくは第2吸着塔26に直
接供給する切換弁29a付きパイプであり、30は再生
ガスをバイパスしてパイプ28に供給するバイパス弁3
0a付きバイパスパイプであり、31は原料空気(精製
ガス)を精留塔等の分離器に送るパイプである。
【0019】上記構成において、つぎのようにして、精
製および再生を行う。すなわち、精製工程では、原空圧
縮機Aの圧縮機2,4により圧縮した原料空気をアフタ
ークーラー6により40℃以下に冷却する。ついで、ア
フタークーラー6により冷却した原料空気を原空冷却器
ユニットBの第1原空冷却器10の冷却水により34℃
以下に冷却し、この冷却により発生した凝縮水をミスト
セパレーター11により原料空気から分離する。このと
き、凝縮時に凝縮水に溶け込んだ原料空気中の大半の代
表的な触媒毒であるSOX も、凝縮水とともに原料空気
から分離される。つぎに、ミストセパレーター11を経
由した原料空気を第1吸着ユニットCの精製工程の第1
吸着塔15もしくは第2吸着塔16(以下、精製塔とい
う)に供給し、ここで原料空気中の水分を露点−20℃
以下まで、CO2 を300ppm程度に吸着除去する。
このとき、ミストセパレーター11での凝縮水分離時に
一部残っていたSOX も、水分とともに吸着されるか、
もしくは、活性アルミナ等と反応し、除去される。ま
た、水分吸着により吸着熱が発生し、5〜30℃程度原
料空気が温度上昇する。
【0020】つぎに、精製塔15(16)を経た原料空
気を空気処理設備Dの原空熱交換器20に供給し、触媒
塔22を経た原料空気と熱交換して加温したのち、原空
ヒーター21により酸化反応温度まで再加温し触媒塔2
2に供給する。この触媒塔22では、原料空気中のCO
およびH2 を酸化反応し、それぞれCO2 およびH2
に変化させる。つぎに、触媒塔22を経た原料空気を再
度原空熱交換器20に供給し、精製塔15(16)を経
た原料空気と熱交換して降温したのち、第2原空冷却器
12の冷却水により34℃以下に冷却する。そののち、
第2原空冷却器12を経た原料空気(水分:露点−20
℃以下,CO2 :350〜400ppm,温度34℃以
下)を第2吸着ユニットEの精製工程の第1吸着塔25
もしくは第2吸着塔26(以下、精製塔という)に供給
し、ここで水分:露点−70℃以下,CO2 :1ppm
以下まで精製する。このとき、アセチレン等の炭化水素
も同様に吸着除去する。なお、原料空気を第2原空冷却
器12で冷却することなく、第2吸着ユニットEの精製
塔25(26)に供給する場合には、吸着温度が高く、
吸着剤のCO2 を吸着する吸着容量が半減することにな
る。そして、第2吸着ユニットEの精製塔25(26)
を経た原料空気(精製ガス)をパイプ31により精留塔
に送る。
【0021】一方、再生工程では、再生ガスを原空圧縮
機Aの排熱回収器5に供給し、ここで圧縮機4の圧縮熱
を回収して加熱する(30→100℃)。ついで、排熱
回収器5を経た再生ガスを第2再生ヒーター27により
210℃程度に加熱したのち、第2吸着ユニットEの再
生工程の第2吸着塔26もしくは第1吸着塔25(以
下、再生塔という)に供給し加熱する。この実施の形態
では、再生ガスを効率よく利用するために、第2吸着ユ
ニットEでの精製工程,再生工程(加熱工程+冷却工
程)を第1吸着ユニットCでの精製工程,再生工程(加
熱工程+冷却工程)より1時間早める(図5参照)。
【0022】第2吸着ユニットEの再生塔26(25)
が加熱工程の初期1時間は、第1吸着ユニットCが切替
中であるため、パイプ28中の再生塔26(25)使用
済み再生ガスをパイプ19,放出弁19aにより放出す
る。すなわち、再生ガスとして、分離器で発生した排ガ
スを使用しているため、再生ガス量を変動させることは
分離器の圧力等の制御に外乱を与えることになる。これ
を防止するために、この実施の形態では、再生ガスが必
要でない場合に(切替時に)、同一量を外部に放出して
いる。
【0023】第2吸着ユニットEの再生塔26(25)
の加熱工程の1時間経過後、第1吸着ユニットCの第2
吸着塔16もしくは第1吸着塔15は加熱工程に入る。
この加熱工程では、再生塔26(25)を加熱した再生
ガスは第1再生ヒーター17により170℃程度に再加
熱されたのち、上記加熱工程の第2吸着塔16もしくは
第1吸着塔15(以下、再生塔という)を加熱する。な
お、第2吸着ユニットEの再生塔26(25)が加熱工
程に入ったとき、この再生塔26(25)の加温のため
に再生ガスは熱量を消費し、再生塔26(25)の塔出
口では常温の状態となっているが、加熱工程の約1時間
経過後には、次第に再生塔26(25)の塔本体が加温
され、上記再生塔26(25)の塔出口での再生ガスの
温度も上昇を始める。第1吸着ユニットCの再生塔16
(15)の加熱工程は、上記再生塔26(25)の塔出
口での再生ガスが温度上昇を始めた時間にスタートす
る。
【0024】つぎに、第2吸着ユニットEの再生塔26
(25)の加熱工程終了後、冷却工程に入る。この冷却
工程は、パイプ29,切換弁29aにより、再生ガスを
直接再生塔26(25)に導入して行う。第2吸着ユニ
ットEの再生塔26(25)が冷却工程に入ったとき、
この再生塔26(25)の冷却のために再生ガスは高温
の状態となっている。そして、この高温の状態で再生ガ
スが第1吸着ユニットCの再生塔16(15)に供給さ
れる。それ以降も第2吸着ユニットEの再生塔26(2
5)が常温になるまでは、第1吸着ユニットCの再生塔
16(15)が加熱工程であるために、第2吸着ユニッ
トEの再生塔26(25)において加熱に使用された熱
はほとんど第1吸着ユニットCの再生塔16(15)の
加熱に再利用される。このように、両吸着ユニットC,
Eの切替時間を1時間遅らせることにより、再生熱の回
収を効率的に行うことができる。また、両吸着ユニット
C,Eの切替を同時に行わないことにより、精製ガスラ
インの圧力変動を低減することができる。
【0025】第2吸着ユニットEの再生塔26(25)
の冷却工程終了1時間前に、第1吸着ユニットCの再生
塔16(15)は冷却工程を開始する。その時点では、
再生塔26(25)使用済み再生ガスの温度はほぼ常温
となっているため、第1吸着ユニットCの再生塔16
(15)の冷却に支障はない。なお、第1再生ヒーター
17は作動停止の状態になっている。そして、第2吸着
ユニットEは冷却工程終了後に、切替工程に入る。その
とき、第1吸着ユニットCの再生塔16(15)は冷却
工程を続けているために、バイパスパイプ30,バイパ
ス弁30a,パイプ28により再生ガスを直接第1吸着
ユニットCの再生塔16(15)に送る。以上のような
プロセスにより、非常に効率良く、前処理装置を運転す
ることができる。また、切替工程には、昇圧・並列・脱
圧工程があり、精製は連続的に行われる。
【0026】このように、上記実施の形態では、従来例
における冷凍機を省略することができる。また、第1吸
着ユニットCを水分精製用(粗精製)とし、第2吸着ユ
ニットEを水分精製用(精密精製)とCO2 精製用とし
ているため、第1吸着ユニットCの両吸着塔15,16
およびは第2吸着ユニットEの両吸着塔25,26の吸
着剤の充填量を低減することができる。しかも、第1お
よび第2の吸着ユニットC,Eに分離したことにより、
第2吸着ユニットEで再生に使用した再生ガスを第1ユ
ニットCの再生に使用することができる。さらに、両吸
着ユニットC,Eの工程を1時間ずらすことにより、第
2吸着ユニットEの再生に利用した熱を第1吸着ユニッ
トCの再生にほとんど回収することができ、省エネルギ
ーを実現することができる。
【0027】なお、上記実施の形態と同様の設備を、ア
ルゴンガス・ヘリウムガス等の使用済みガスの回収精製
装置において、混入した水分やCO2 の除去装置とし
て、設計することができる。
【0028】また、上記実施の形態では、再生工程にお
いて、再生ガスとして、分離器で発生した排ガスを用い
ているが、第2吸着ユニットEの両吸着塔25,26の
塔出口の精製ガスを用いてもよい。また、上記実施の形
態では、再生ガスを排熱回収器5に導入しているが、こ
の排熱回収工程は省エネルギーのための工程であり、必
要不可欠なものではない。また、上記実施の形態では、
切替時間を1時間に設定しているが、1時間に限定する
ものではない。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明の空気分離装置に
おける前処理装置によれば、第2の吸着塔の前段に設け
た第1の熱交換器,凝縮水分離器および第1の吸着塔に
より、原料空気中の水分を除去することができ、従来例
の冷凍機を削除することができる。
【0030】また、本発明において、第1の吸着塔およ
び第2の吸着塔をそれぞれ2塔式とし、精製工程におい
て、第1の吸着塔では主に原料空気中の水分を吸着除湿
し、第2の吸着塔では原料空気中の水分をさらに吸着除
去するとともに、炭酸ガスを吸着除去する場合には、つ
ぎのような利点がある。すなわち、通常の2塔式を直列
にすると、再生ガス量不足のためにシステムとして成立
しないのに対し、本発明では、そのシステムを成立させ
ることができるという利点がある。より詳しく説明する
と、本発明では、第1の吸着塔を水分精製用(粗精製
用)として用い、第2の吸着塔を水分精製用(精密精製
用)と炭酸ガス精製用として用い、また、第2の吸着塔
に原料空気を導入する前に、第1の吸着塔の水分吸着時
に発生する吸着熱を第2の熱交換器により除去するよう
にしている。したがって、第2の吸着塔の運転温度が低
下し、吸着剤の炭酸ガス吸着容量が大きくなり、第2の
吸着塔の充填量が低減する。しかも、第1の吸着塔を水
分精製用(粗精製用)とすることにより、吸着剤量に余
裕が不要となり、第1の吸着塔の充填量が低減する。ま
た、第1の吸着塔と第2の吸着塔とに分離することによ
り、第2の吸着塔で再生に使用した、多量の炭酸ガスお
よび少量の水分を含む再生ガスを、再度第1の吸着塔の
再生に使用することができ、必要再生ガス量が半減す
る。
【0031】また、本発明において、第1の吸着塔に用
いる吸着剤が活性アルミナであり、第2の吸着塔に用い
る吸着剤が合成ゼオライトである場合には、第1の吸着
塔を水分精製用として用い、第2の吸着塔を水分精製用
と炭酸ガス精製用として用いるのに、好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前処理装置のフローシートを示す図で
ある。
【図2】上記フローシートの要部を示す図である。
【図3】上記フローシートの要部を示す図である。
【図4】上記フローシートの要部を示す図である。
【図5】精製工程および再生工程の説明図である。
【符号の説明】
2,4 圧縮機 10 第1原空冷却器 11 ミストセパレーター 12 第2原空冷却器 15 第1吸着塔 16 第2吸着塔 25 第1吸着塔 26 第2吸着塔 C 第1吸着ユニット E 第2吸着ユニット
フロントページの続き (72)発明者 高橋 俊一 大阪府堺市築港新町2丁6番地40 大同ほ くさん株式会社堺工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部より取り入れた原料空気を圧縮する
    圧縮機と、この圧縮機による圧縮熱によって昇温した原
    料空気を水と熱交換させて冷却する第1の熱交換器と、
    この第1の熱交換器による冷却によって発生した凝縮水
    を分離する凝縮水分離器と、この凝縮水分離器を経た原
    料空気中の水分をさらに吸着して除湿する第1の吸着塔
    と、この第1の吸着塔による吸着除湿によって昇温した
    原料空気を水と熱交換させて冷却する第2の熱交換器
    と、この第2の熱交換器を経由した原料空気中の炭酸ガ
    スと水とを吸着して除去する第2の吸着塔と、この第2
    の吸着塔を経た原料空気を空気分離装置の精留塔に導入
    する導入路とを設けたことを特徴とする空気分離装置に
    おける前処理装置。
  2. 【請求項2】 第1の吸着塔および第2の吸着塔をそれ
    ぞれ2塔式とし、精製工程において、第1の吸着塔では
    主に原料空気中の水分を吸着除湿し、第2の吸着塔では
    原料空気中の水分をさらに吸着除去するとともに、炭酸
    ガスを吸着除去する請求項1記載の空気分離装置におけ
    る前処理装置。
  3. 【請求項3】 第1の吸着塔に用いる吸着剤が活性アル
    ミナであり、第2の吸着塔に用いる吸着剤が合成ゼオラ
    イトである請求項1または2記載の空気分離装置におけ
    る前処理装置。
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