JPH11319410A - 脱泡装置 - Google Patents

脱泡装置

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JPH11319410A
JPH11319410A JP10146709A JP14670998A JPH11319410A JP H11319410 A JPH11319410 A JP H11319410A JP 10146709 A JP10146709 A JP 10146709A JP 14670998 A JP14670998 A JP 14670998A JP H11319410 A JPH11319410 A JP H11319410A
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shaft
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container
force
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Shunichi Kawagoe
竣一 河越
Shigeo Inaba
重雄 稲葉
Kanji Umehara
寛司 梅原
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Tosei Denki Corp
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Tosei Denki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転フレームや主軸等の回転部分が揺動して
も、主軸を垂直方向に早期に安定させる。 【解決手段】 回転フレーム36や主軸35等の回転部
分を揺動可能な状態で支持する揺動支持機構34を、主
軸の軸線上に設けられて、中心側から外周縁側に向かっ
て次第に厚みを減少させた鍔部43を外周面に有する縦
方向の軸受本体44と、鍔部の上面と下面にそれぞれ当
接したゴムリング板45a,45bと、両ゴムリング板
を鍔部の上面と下面に挟み付けて押圧した状態で保持す
るホルダ46とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として粘性の高
い液体中に含まれた泡を除去する脱泡装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の脱泡装置は、図6に示すように、
筺体1の内部に、水平方向のベース2を設け、このベー
ス2のほぼ中央に主軸3を縦方向に設けて主軸3の下端
をゴム塊4を介して筺体1の底部で支持し、ベース2の
外周縁と筺体1との間に細いワイヤーロープ5を複数箇
所斜めに張設し、主軸3を挟んで自転用モータ6と公転
用モータ7をベース2の左右に取り付け、各モータ6,
7の出力軸をベース2の上方に突出させ、上記主軸3の
上部に横長な回転フレーム8を固定し、回転フレーム8
の一方の端部に副軸9を、上部を主軸3側に傾斜した状
態で設け、この副軸9の上部に容器ホルダ10を固定
し、主軸3を挟んだ回転フレーム8の他方の端部にカウ
ンタバランスウエイト11を半径方向に移動可能な状態
で設けるとともに、カウンタバランスウエイト11の下
方にアイドル軸12を縦方向に設けて回転フレーム8を
貫通させ、回転フレーム8の上方に突出したアイドル軸
12の上端に上アイドルプーリ13を固定し、この上ア
イドルプーリ13と容器ホルダ10の外周面に形成した
ホルダプーリとの間に無端ベルト14を掛け渡すととも
に該無端ベルト14の途中を回転フレーム8の回転中心
に配置した方向転換ローラ15に掛け、回転フレーム8
の下方に突出したアイドル軸12の下端に下アイドルプ
ーリ16を固定し、主軸3にベアリングを介して嵌装し
た自転用プーリ17と上記下アイドルプーリ16との間
に無端ベルト18を掛け渡し、主軸3の自転用プーリ1
7と自転用モータ7のプーリとの間に無端ベルト19を
掛け渡し、主軸3に固定した公転用プーリ20と公転用
モータ6のプーリとの間に無端ベルト21を掛け渡して
いる。
【0003】この様な構成からなる脱泡装置において
は、公転用モータ6を作動すると、主軸3が回転すると
ともに回転フレーム8が回転し、この回転フレーム8の
回転により容器ホルダ10にセットした容器が主軸3を
中心とする円周上を回転、即ち公転する。そして、自転
用モータ7を励磁すると、無端ベルト19、自転用プー
リ17、無端ベルト18、両アイドルプーリ12,1
6、及び無端ベルト14の作用により容器ホルダ9に回
転力が与えられ、これにより容器が副軸9を中心にして
回転、即ち自転する。カウンタバランスウエイト11を
調整しても、回転フレーム8を回転し始めた低速回転時
ではバランスが採れないので、回転フレーム8や主軸3
等が揺動し、この揺動を前記ゴム塊4の弾性力とワイヤ
ーロープ5の張力とで受け、これにより装置全体が大き
く振動することを防止している。なお、回転フレーム8
の回転数が所定の回転数に達すると、カウンタバランス
ウエイト11によるバランス採りとジャイロ効果とによ
って主軸3の方向が垂直方向に安定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、主軸の
下端側に介在させたゴム塊により主軸やベースを弾性的
に支持しつつ、ベースの外周縁に斜めに張設したワイヤ
ーロープの張力により主軸を揺動可能に支持する構成で
は、主軸を垂直方向に起立させるための付勢力に複数本
のワイヤーロープの張力を利用しているので、ワイヤー
ロープが経年変化等によって伸びて緩むことがあり、ベ
ースに対する引っ張り力のバランスが崩れることもあ
る。
【0005】この様に、ワイヤーロープの張力を利用し
た揺動支持構造では、ワイヤーロープの張力が不足した
場合や各ワイヤーロープの張力のバランスが崩れた場合
(不揃いになった場合)に、ベースの揺れが却って増大
される不都合が生じ易い。また、複数本のワイヤーロー
プの張力を長年に亘ってバランスさせることは困難であ
り、メンテナンスが面倒である。
【0006】本発明は上記した事情に鑑み提案されたも
のであり、その目的は、回転フレームや主軸などの回転
部分を揺動可能な状態で支持するばかりでなく、主軸を
垂直方向に早期に安定させることができる脱泡装置を提
供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたもので、請求項1に記載のもの
は、モータの出力軸に接続された縦方向の主軸の上部に
固定され、主軸を中心にして回転する回転フレームと、
回転フレームに、主軸を中心とする回転中心から外れた
位置に配置され、上部を主軸側に傾斜した状態で回転自
在に取り付けられた副軸と、この副軸に取り付けられた
容器ホルダと、を備え、主軸の回転により回転フレーム
を回転して容器内の処理液の脱泡処理を行なう脱泡装置
において、上記回転フレーム及び主軸を含む回転部分を
揺動可能な状態で支持する揺動支持機構を設け、該揺動
支持機構は、上記主軸の軸線上に設けられて主軸を介し
て少なくとも回転部分の重さを受けるとともに、中心側
から外周縁側に向かって次第に厚みを減少させた鍔部を
外周面に有する縦方向の支持部材と、上記鍔部の上面と
下面にそれぞれ当接した弾性板材と、両弾性板材を鍔部
の上面と下面に挟み付けて押圧した状態で保持するホル
ダと、からなり、弾性板材の弾性力を、主軸を垂直方向
に起立させる付勢力としたことを特徴とする脱泡装置で
ある。
【0008】請求項2に記載のものは、請求項1の構成
に加えて、前記揺動支持機構を水平方向のベースに設
け、このベースから上方に突出した主軸の下部を支持部
材により支持し、ベースよりも下方に配置したモータを
支持部材の下部により支持し、このモータの重さを、主
軸を垂直方向に起立させる付勢力として付加したことを
特徴とする脱泡装置である。
【0009】請求項3に記載のものは、前記弾性板材
が、無負荷状態で厚さが均一なゴムリング板により構成
されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
脱泡装置である。
【0010】請求項4に記載のものは、前記鍔部が、中
心を支持部材の中心に合わせた同心円の円盤状であるこ
とを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の脱泡
装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は脱泡装置30の第1実施形
態の構成を示す断面図であり、図2はその要部を示す断
面図である。
【0012】脱泡装置30は、筺体31の上に処理室3
2を重ねて設け、筺体31の天井面と処理室32の床面
とにより水平方向に延在するベース33を構成し、この
ベース33のほぼ中央に開設した貫通孔内に一部を挿入
した状態で揺動支持機構34を設け、この揺動支持機構
34により下部を支えた状態で主軸35を縦方向に設
け、主軸35の上端に回転フレーム36を固定し、回転
フレーム36には上部に容器ホルダ37を取り付ける副
軸39を上部が主軸35側に傾斜した状態で設け、回転
フレーム36の近くの主軸35の外側にベアリングを介
して主プーリ40を主軸35とは独立して回転可能な状
態で設け、主プーリ40の回転方向を制御する一方向ク
ラッチ41をベース33上の一側に設け、筺体31の内
部に設けたモータ42の出力軸を主軸35の下端にカッ
プリングを介して接続してある。
【0013】揺動支持機構34は、主軸35や回転フレ
ーム36などの回転部分を揺動可能な状態で支持する機
構であり、外周面に鍔部43を有し内部にベアリングを
有する支持部材としての軸受本体44と、鍔部43の上
面と下面にそれぞれ当接した弾性板材としての上ゴムリ
ング板45a並びに下ゴムリング板45bと、上ゴムリ
ング板45aと下ゴムリング板45bを鍔部43の上面
と下面に挟み付けて押圧した状態で保持するホルダ46
とからなる。
【0014】ホルダ46は、上ゴムリング板45aを上
方から押圧する金属製の押圧部材47と、ベース33上
に固定されて押圧部材47を取り付ける基部49などか
らなり、下ゴムリング板45bを載置するベース33も
その一部を構成している。
【0015】上記鍔部43は、中心側(基端側)から外
周縁側に向かって次第に厚みを減少させた円盤状であ
り、軸受本体44の筒状部分の上下長さのほぼ中央に配
設される。
【0016】この鍔部43を挟み付けるゴムリング板4
5は、無負荷状態(外力を加えない自然状態)では均一
な厚みの弾性ゴム製板材である。したがって、下ゴムリ
ング板45bと上ゴムリング板45aとの間に鍔部43
を挟んで上方から押圧部材47により押圧すると、両ゴ
ムリング板45は、鍔部43の肉厚な部分に当接する部
分が強く圧縮され、肉薄な部分に当接する部分は弱く圧
縮されることになる。換言すると、図4(a)に示すよ
うに、鍔部43の軸受本体44に近い部分(中心側)ほ
ど強い力で挟持されており、外周縁側に向かうにしたが
って挟持力が次第に弱く設定されている。
【0017】この様に、ゴムリング板45に弾性力によ
り外周縁側から中心側に近付くにしたがって次第に強い
力で鍔部43を挟み付けていると、主軸35の揺動で軸
受本体44が揺動した場合、軸受本体44と鍔部43と
の交叉部分を中心にして揺動するが、鍔部43が軸受本
体44と一体になって揺動した場合に、鍔部43がゴム
リング板45を圧縮する力(倒れようとする力、倒力)
は、梃子の原理により、中心からの距離に応じて変化す
る。すなわち、図4(b)に示すように、鍔部43の外
周縁側から中心側(軸受本体44側)に近付くに連れて
倒れようとする力が次第に増大された大きな力になって
ゴムリング板45を圧縮し、鍔部43の中心近傍が最も
強い力でゴムリング板45を圧縮する。
【0018】一方、ゴムリング板45について観察する
と、鍔部43の外周縁から中心側に近付くにつれて強い
力で鍔部43を挟み付けている(押し戻している)。し
たがって、鍔部43の各部位における倒力の強弱の傾斜
に応じた押し戻し力が鍔部43に作用することになり、
鍔部43の各部位における倒力に応じた力で鍔部43を
初期位置に押し戻すことができ、これにより軸受本体4
4が揺動しても、この揺動は速やかに収束する。そし
て、鍔部43は円盤状であり、ゴムリング板45は円盤
状鍔部43の上下面を全周面に亘って挟み付けている。
このため、主軸35がいずれの方向に倒れても、上下の
ゴムリング板45の弾性力が鍔部43に押し戻し付勢力
として安定して作用し、これにより初期の垂直方向に向
けて速やかに起立する。
【0019】ここで、鍔部を均一な厚みにした場合と比
較すると、均一な厚みの鍔部の上下面をゴムリング板に
より挟み付けると、各部位において同じ強さで挟持して
いることになる。この状態で軸受本体44が揺動して鍔
部がゴムリング板を押圧すると、鍔部の外周縁の変位量
(移動長さ)が大きいので、その長さ分だけゴムリング
板が圧縮され、この圧縮に応じた力(復元力)で押し戻
される。一方、鍔部の外周縁よりも中心側の部位におい
ては変位量が外周縁よりも小さいので、この部分におい
てゴムリング板によって押し戻される力(復元力)は弱
く、軸受本体44近傍においては変位量が極く僅かなの
で実質的な復元力は期待できない。この様に、鍔部の部
位に拘らず同じ力で挟持していたのでは、総復元力が前
記本実施形態よりも小さく、主軸が揺動した場合におけ
る復元力が弱い。したがって、これに比較して本実施形
態の方が、主軸35を垂直方向に速やかに起立させて早
期に安定した回転にすることができる。
【0020】なお、本実施形態においては、ベース33
と下ゴムリング板45bとの間、および下ゴムリング板
45bと鍔部43との間に回り止めピン50を差し込ん
で、これらの部材が不用意に周方向に回動することを防
止している。
【0021】また、本実施形態では、軸受本体44の下
端面にモータ取付ベース51をボルトで固定し、このモ
ータ取付ベース51の下面にモータ42を固定する。し
たがって、モータ42の自重は、筺体31に作用するこ
となく軸受本体44に作用し、この自重がゴムリング板
45による付勢力(復元力)に付加されて、この総力が
主軸35の揺動収束力、振動防止力として作用する。し
たがって、上下のゴムリング板45だけで押し戻し付勢
するよりも強い力で主軸35を垂直方向に起立させるこ
とができる。
【0022】次に、回転フレーム36について説明す
る。この回転フレーム36は、正面からみて倒横長台
形、上方から見て長方形のアルミニウム製枠体であり、
下面部分の中央(即ち、回転フレーム36の中心)を主
軸35の上端フランジ部にボルトで固定し、約45°傾
斜した両端の傾斜面にそれぞれ副軸用軸受52を設け、
傾斜面近傍の下面部分に方向変換ローラ53を回転自在
に設ける。なお、方向変換ローラ53は、軸方向を回転
フレーム36の幅方向に向けて設け、後述する主プーリ
40のベルト溝の上下寸法差に応じて、それぞれ上下差
を設けて設ける。
【0023】副軸用軸受52は、回転フレーム36と一
体成型した筒状体の下端開口を蓋で閉じ、内部にベアリ
ングを上下に設け、両ベアリングにより副軸39を回転
自在に支持するものである。この副軸用軸受52により
副軸39を回転自在に設けると、両副軸39は、回転フ
レーム36に、主軸35を中心とする回転中心から同じ
距離だけ外れた位置、即ち主軸35を中心とする同心円
上の周方向に180°の等間隔で配置され、上部を主軸
35側に45°傾斜した状態で回転自在に取り付けられ
ることになる。そして、各副軸39の回転フレーム36
の内側に突出した上端に容器ホルダ37を固定する。
【0024】容器ホルダ37は、処理する液体を入れる
容器54を支える部材であり、本実施形態では、容器5
4を収納する筒状体の上端に、爪片55を3箇所同じ間
隔で上方に突設してある。したがって、この容器ホルダ
37内に容器54を収納すると、爪片55が容器54の
係合溝内に係合し、副軸39の回転により容器ホルダ3
7内の容器54を回転することができる。
【0025】また、副軸用軸受52の下端を構成する蓋
から突出した副軸39の下端は副プーリ56を固定し、
この副プーリ56と主軸35に設けた主プーリ40との
間に断面が円形の無端ベルト57を、途中を前記方向変
換ローラ53の下に通した状態で掛け渡す。
【0026】主プーリ40は、上下2つのベアリングに
より主軸35に対して独立して回転可能な状態で主軸3
5の上部に同軸上に取り付けられており、外周面には3
本のベルト溝が形成されている。3本のベルト溝の内、
上方の2本は副プーリ56に掛けた無端ベルト57を掛
ける溝であり、断面が略半円形であり、これらのベルト
溝から少し離れた下方に形成してある1本は一方向クラ
ッチ41との接続用であり、段付き無端ベルト59の段
に応じた凹凸が形成してある。したがって、図2に示す
ように、上方のベルト溝に掛けた無端ベルト57は、高
い方の方向変換ローラ53側の副プーリ56に掛け渡
し、その下に位置するベルト溝に掛けた無端ベルト57
は、低い方の方向変換ローラ53側の副プーリ56に掛
け渡し、一番低い位置のベルト溝に掛けた段付き無端ベ
ルト59は一方向クラッチ41のプーリに掛け渡す。
【0027】一方向クラッチ41は、主プーリ40の回
転方向を、一方向は禁止して他方向は許容する機構であ
る。そして、この一方向クラッチ41の軸に取り付けた
プーリと前記主プーリ40との間に段付き無端ベルト5
9を掛け渡す。
【0028】したがって、主プーリ40は、主軸35か
ら回転力を受けた場合、例えば時計方向の正回転方向の
力を受けたのであれば一方向クラッチ41に許容されて
時計方向に主軸35と共に回転(共回り)することがで
きる。主プーリ40が主軸35と共に同じ方向に共回り
すると、無端ベルト57により接続された主プーリ40
と副プーリ56との間に位相の差が発生しないので、両
プーリに偶力が発生することもなく、無端ベルト57の
移動(回転力の伝達)が行われず、副軸39は回転しな
い。このため、副軸39に取り付けた容器ホルダ37も
副軸39を中心として回転(自転)することはなく、容
器54は、回転フレーム36の主軸35を中心とする回
転、即ち公転するだけである。
【0029】換言すると、主軸35を正方向に回転した
場合、回転フレーム36が主軸35を中心にして回転し
て、これにより容器54が主軸35を中心に公転する
が、主プーリ40の共回りによって副軸39は回転しな
いので、容器54は自転しない。
【0030】一方、主軸35から反時計方向の回転力を
受けた場合、主プーリ40は、段付き無端ベルト59を
介して一方向クラッチ41の作用により逆回転が禁止さ
れた状態であり、このため主軸35の回転に拘らず停止
したままである。主軸35が逆回転して回転フレーム3
6も逆回転している状態で主プーリ40が停止した状態
を維持すると、回転フレーム36の逆回転により副プー
リ56が主軸35を中心にして公転しているので、副プ
ーリ56の公転角度に伴って主プーリ40と副プーリ5
6との間の位相に差が生じ、この位相差により両プーリ
に掛け渡し無端ベルト57の一方と他方との間で張力の
差が生じ、これにより副プーリ56が回転する。このた
め、容器54は、回転フレーム36の回転により公転し
ながら自転する。なお、本実施形態では、主プーリ40
と副プーリ56との減速比を2.5:1に設定してある
ので、容器54は公転回転数の2.5分の1で自転す
る。この減速比は、両プーリの大きさを変化させること
により適宜設定することができる。
【0031】この様に、本実施形態における脱泡装置3
0は、主軸35の回転方向を切り換えるだけで、容器5
4を公転しながら自転させる状態と、自転することなく
公転させる状態とに切り換えることができる。
【0032】次に、上記した構成からなる脱泡装置30
を使用して脱泡する場合、例えばエポキシ系樹脂液など
粘性が高くて内部の泡が浮上しにくい液体の脱泡処理に
ついて説明する。まず、両容器54内に脱泡処理する液
体を同じ量(同じ重量)ずつ入れ、蓋をしてから容器ホ
ルダ37にセットする。この状態でモータ42を作動し
て主軸35を時計方向に公転させると、一方向クラッチ
41の作用により主プーリ40の回転が許容されて主プ
ーリ40が主軸35と共に回転するので、容器54は自
転することなく公転する。容器54が公転すると、容器
54内の液には公転による遠心力が作用し、本実施形態
では2000R.P.Mで約600Gの遠心力が発生する。
そして、容器54が45°内側に傾斜しているので、内
部の液体には上記600Gの遠心力で容器54の内面に
押圧され、この押圧力の分力が内面の傾斜により下方に
も作用する。したがって、容器54内の液体の比重が結
果的に急増した状態と同じ現象が発生し、この現象によ
って液体中に含まれている気泡(泡)の浮力が増大し、
これにより小さな泡も液面に向かって移動する。
【0033】そして、タイマーに設定した所定時間が経
過すると、液体中に含まれていた泡は最終的には液面か
ら大気中に押し出され、液体中に泡が残らない。このた
め、液体を静止した状態で消えないような泡であっても
遠心力を加えることにより短時間で確実に泡を消すこと
ができる。
【0034】なお、容器54が公転しても自転しないの
で、容器54内の液体は殆ど流動することがない。した
がって、大きな攪拌混合作用を期待することはできな
い。このため、この処理では、攪拌混合を必要としない
液体の脱泡処理に適する。
【0035】次に、液体を攪拌混合しながら脱泡する処
理、例えば、2種類の液体を混合してから使用する接着
剤など複数種類の液体を攪拌混合するとともに脱泡処理
を行う場合について説明する。まず、配合割合に沿って
第1液と第2液を一方の容器54に入れる。そして、他
方の容器54にも同じ量(同じ重量)だけ第1液と第2
液を入れる。これで両方の容器54内には予め定められ
た配合割合で第1液と第2液が入れられて両容器54の
重量が同じになる。
【0036】容器54内に液を入れたならば蓋をしてか
ら容器ホルダ37に装着する。この状態でモータ42を
作動して主軸35を反時計方向に公転させると、一方向
クラッチ41の作用により主プーリ40の回転が禁止さ
れて停止したまま主軸35だけが回転するので、容器5
4は自転しながら公転する。容器54が自転しながら公
転すると、容器54内の液には公転による遠心力が作用
し、しかも容器54が45°内側に傾斜しているので、
前記した時計方向に回転した場合と同様に、液体中に含
まれている気泡(泡)の浮力が結果的に増大して小さな
泡までも液面に向かって移動しようとする。これによ
り、泡消し作用を期待することができる。
【0037】ここで、容器54は公転するばかりでなく
45°傾斜した副軸39を中心にして自転しているの
で、この容器54の自転により内部の液体に自転による
遠心力も作用する。したがって、容器54内の液体は、
公転による遠心力を受けて公転軌跡の外側に向かって押
圧されるとともに45°の傾斜により下方に向かう力も
受け、尚且つ自転の遠心力により容器54の内周面に押
し付けられる。このため、液体には様々な方向への力が
作用し、複雑に流動し、これにより攪拌混合が行われ
る。
【0038】この様にして、容器54を公転しながら自
転させると、内部の液体を攪拌混合しながら脱泡処理を
行うことができる。そして、容器54に入れる液体の
量、粘性など液体の特性を考慮してタイマーに設定する
時間を適宜設定する。
【0039】なお、液体が容器54内で複雑に流動して
攪拌混合を行うと、液面側から下方に流動することもあ
るので、浮上しようとしている泡が流動により再度下降
することもある。したがって、容器54を自転すると、
攪拌混合作用を期待することができるが、その一方で、
自転しない場合よりも泡消し作用は減少する。このた
め、攪拌混合する処理も同時に行う場合には容器54を
公転しながら自転させる方が有利であるが、攪拌混合す
る必要がない場合には、容器54を自転することなく公
転するだけの方が有利である。
【0040】前記した実施形態における脱泡装置30
は、回転フレーム36に2つの容器54を、主軸35を
中心にして同じ距離だけ離れた位置に設け、両容器54
内に同じ重さの液体を入れバランスを採りながら処理す
るようにしたので、容器54が1つの場合に比較して、
一度に2倍の液を処理することができるし、また、カウ
ンターバランスウエイトの調整も必要ないので操作も容
易である。容器54の数は、2つに限定されるものでは
なく、回転フレーム36に、主軸35を中心とする同心
円上の周方向に等間隔で複数の副軸39を配置し、各副
軸39に容器ホルダ37を設けるとともに容器54を装
着するようにすれば、3個、4個…と多くの容器54を
設けることができる。また、容器54を1つ設ける場合
には、回転フレーム36に、主軸35を中心とする回転
中心から外れた位置に副軸39を配置し、この副軸39
に設けた容器ホルダ37に容器54を装着し、この容器
54等に見合ったカウンターバランスウエイトを、例え
ば主軸35を挟んだ反対側に設ければよい。
【0041】また、前記した実施形態では主軸35を揺
動支持機構34で回転自在な状態で支え、この揺動支持
機構34の下部にモータ42を吊り下げる状態で取り付
けることによりモータ42の自重を主軸35の復元力と
して利用し、スタート時に主軸35が多少揺動した場合
にもセンターに迅速に収束するように構成したが、本発
明は主軸35を揺動支持機構34によって直接回転自在
な状態で支える構成に限定されるものではなく、少なく
とも回転フレーム36及び主軸35を含む回転部分を揺
動可能な状態で支持することができる揺動支持機構34
を備えていればよい。そして、揺動支持機構34の支持
部材は、主軸の軸線上に設けられて主軸を介して回転部
分の重さを受けることができ、所定の鍔部を備えていれ
ばどのような構成でもよい。
【0042】例えば、図5に示す脱泡装置30の他の実
施形態は、アンダーベース板60のほぼ中央に、鍔部4
3を有する揺動支持軸61を支持部材として設け、該揺
動支持軸61の途中に形成した鍔部43を、前記揺動支
持機構34と同様に、上下からゴムリング板45a,4
5bで挟み付けて揺動支持軸61が回転できない状態で
立設し、上方に突出した揺動支持軸61の上端にブラケ
ット62を介して揺動フレーム63を取り付け、この揺
動フレーム63の内部にモータ42を出力軸を上に向け
て設け、揺動フレーム63から上方に突出したモータ4
2の出力軸に主軸35を接続し、主軸35の上端に前記
実施形態と同様の回転フレーム36を固定し、主軸35
には主プーリ40を独立した状態で回転自在に設け、揺
動フレーム63の一側に設けた一方向クラッチ41のプ
ーリと主プーリ40との間に段付き無端ベルト59を掛
け渡し、回転フレーム36の両側に設けた副軸39の副
プーリ56と主プーリ40との間に断面略円形の無端ベ
ルト57を掛け渡してある。
【0043】なお、本実施形態における鍔部43は、前
記実施形態における鍔部43と同様に、中心側から外周
縁側に向けて厚みを次第に薄くしてある。また、この鍔
部43を上下から挟み付けるゴムリング板45a,45
bは、無負荷状態では厚さが均一である。そして、鍔部
43の下面を支えるゴムリング板45bにはアンダーベ
ース板60の下面から回り止めピン50を差し、また、
このゴムリング板45bから鍔部43にも回り止めピン
50を差して不用意に回転することを防止してある。
【0044】この様な構成からなる脱泡装置30におい
て、揺動支持軸61の鍔部43がゴムリング板45によ
って鍔部43の外周縁側から中心側に移るに連れて次第
に強い力で挟み付けられているので、前記実施形態と同
様に、揺動支持軸61が垂直に起立しようとする復元力
が常に働いており、回転フレーム36を回転し始めた際
に主軸35と回転フレーム36が揺れる時には、揺動支
持軸61から上の回転部分、即ち揺動フレーム63、主
軸35、及び回転フレーム36等が揺動フレーム63や
モータ42などと一体になって揺動する。そして、この
揺動は、鍔部43及び両ゴムリング板45a,45bの
復元作用により次第に収束し、回転フレーム36が高速
回転する頃には揺動支持軸61が垂直に起立することに
より主軸35が垂直になり、回転フレーム36が水平方
向に回転する。
【0045】なお、本願発明は、モータの出力軸に接続
された縦方向の主軸の上部に固定された回転フレーム
と、回転フレームに、上部を主軸側に傾斜した状態で回
転自在に取り付けられた副軸と、この副軸に取り付けら
れた容器ホルダと、を備え、上記回転フレーム及び主軸
を含む回転部分を揺動可能な状態で支持する揺動支持機
構を設けたものであれば、どのような構成でもよい。ま
た、弾性板材は、ゴムリング板に限らず、弾性力により
鍔部を押圧できればよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を奏する。請求項1の発明によれば、回転フレ
ーム及び主軸を含む回転部分を揺動可能な状態で支持す
る揺動支持機構を設け、該揺動支持機構は、上記主軸の
軸線上に設けられて主軸を介して少なくとも回転部分の
重さを受けるとともに、中心側から外周縁側に向かって
次第に厚みを減少させた鍔部を外周面に有する縦方向の
支持部材と、上記鍔部の上面と下面にそれぞれ当接した
弾性板材と、両弾性板材を鍔部の上面と下面に挟み付け
て押圧した状態で保持するホルダとから構成し、弾性板
材の弾性力を、主軸を垂直方向に起立させる付勢力とし
たので、ワイヤーロープを使用した従来の装置に比較し
て、耐久性を向上させることができ、また、メンテナン
スも容易である。
【0047】そして、中心側から外周縁側に次第に薄く
なった鍔部の上下面を弾性板材により挟み付けたので、
鍔部の外周縁から中心側に移るに連れて次第に挟持力を
強めた状態で挟持することができる。したがって、主軸
の揺動により鍔部が傾いた際に鍔部の各部位において倒
れる力に応じた押し戻し力を作用させることができ、総
合した復元力で主軸を速やかに垂直方向に戻すことがで
きる。このため、モータを始動してから回転フレームが
安定して水平回転するまでの過渡時間、不安定回転時間
を短縮することができ、脱泡処理を従来よりも短時間で
効率良く行うことができる。
【0048】請求項2の発明によれば、揺動支持機構を
水平方向のベースに設け、このベースから上方に突出し
た主軸の下部を支持部材により支持し、ベースよりも下
方に配置したモータを支持部材の下部により支持し、こ
のモータの重さを、主軸を垂直方向に起立させる付勢力
として付加したので、弾性板材の弾性力とモータの重さ
を利用して主軸を垂直方向に付勢することができる。し
たがって、主軸が揺動しても、垂直方向に戻るまでの時
間を一層短縮することができる。
【0049】請求項3の発明によれば、無負荷状態で厚
さが均一なゴムリング板を弾性板材として使用するの
で、弾性板材の加工が容易である。
【0050】請求項4の発明によれば、鍔部が、中心を
支持部材の中心に合わせた同心円の円盤状としたので、
主軸の傾き方向に拘らず、常に安定した復元力を作用さ
せることができる。したがって、揺動していた主軸が短
時間で円滑に垂直方向に戻る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る脱泡装置の内部構成を示す断面図
である。
【図2】図1に示す脱泡装置の要部の拡大断面図であ
る。
【図3】回転フレームの平面図である。
【図4】(a)は主軸が垂直方向に起立した状態におけ
る上ゴムリング板の断面図、(b)は主軸が傾いた状態
における上ゴムリング板の断面図である。
【図5】脱泡装置の他の実施形態の内部構成を示す断面
図である。
【図6】従来の脱泡装置の内部構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
30 本発明に係る脱泡装置 31 筺体 32 処理室 33 ベース 34 揺動支持機構 35 主軸 36 回転フレーム 37 容器ホルダ 39 副軸 40 主プーリ 41 一方向クラッチ 42 モータ 43 鍔部 44 軸受本体 45 ゴムリング板 46 ホルダ 47 押圧部材 49 基部 50 回り止めピン 51 モータ取付ベース 52 副軸用軸受 53 方向変換ローラ 54 容器 55 爪片 56 副プーリ 57,59 無端ベルト 60 アンダーベース板 61 揺動支持軸 62 ブラケット 63 揺動フレーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの出力軸に接続された縦方向の主
    軸の上部に固定され、主軸を中心にして回転する回転フ
    レームと、 回転フレームに、主軸を中心とする回転中心から外れた
    位置に配置され、上部を主軸側に傾斜した状態で回転自
    在に取り付けられた副軸と、 この副軸に取り付けられた容器ホルダと、を備え、主軸
    の回転により回転フレームを回転して容器内の処理液の
    脱泡処理を行なう脱泡装置において、 上記回転フレーム及び主軸を含む回転部分を揺動可能な
    状態で支持する揺動支持機構を設け、 該揺動支持機構は、上記主軸の軸線上に設けられて主軸
    を介して少なくとも回転部分の重さを受けるとともに、
    中心側から外周縁側に向かって次第に厚みを減少させた
    鍔部を外周面に有する縦方向の支持部材と、上記鍔部の
    上面と下面にそれぞれ当接した弾性板材と、両弾性板材
    を鍔部の上面と下面に挟み付けて押圧した状態で保持す
    るホルダと、からなり、 弾性板材の弾性力を、主軸を垂直方向に起立させる付勢
    力としたことを特徴とする脱泡装置。
  2. 【請求項2】 前記揺動支持機構を水平方向のベースに
    設け、このベースから上方に突出した主軸の下部を支持
    部材により支持し、ベースよりも下方に配置したモータ
    を支持部材の下部により支持し、このモータの重さを、
    主軸を垂直方向に起立させる付勢力として付加したこと
    を特徴とする請求項1に記載の脱泡装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性板材は、無負荷状態で厚さが均
    一なゴムリング板により構成されていることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の脱泡装置。
  4. 【請求項4】 前記鍔部は、中心を支持部材の中心に合
    わせた同心円の円盤状であることを特徴とする請求項1
    から3のいずれかに記載の脱泡装置。
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