JP2000246081A - 攪拌装置 - Google Patents

攪拌装置

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JP2000246081A
JP2000246081A JP11048002A JP4800299A JP2000246081A JP 2000246081 A JP2000246081 A JP 2000246081A JP 11048002 A JP11048002 A JP 11048002A JP 4800299 A JP4800299 A JP 4800299A JP 2000246081 A JP2000246081 A JP 2000246081A
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JP
Japan
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fixed
timing pulley
rotation
revolving
shaft
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Pending
Application number
JP11048002A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Adachi
鋭次 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYATETSU KOGYO KK
Original Assignee
MIYATETSU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 攪拌容器の公転及び自転の双方を利用して効
果的な攪拌を行うことが出来ると共に、装置の大型化、
複雑化を回避出来る攪拌装置を提供する。 【解決手段】公転軸に固定された水平又は略水平な公転
体と、公転軸と同心の固定輪と、公転体に回転自在に取
り付けられ内部にコップを収容可能な自転ホルダーと、
自転ホルダーを回転させる自転輪と、固定輪と自転輪に
掛け渡したループ状の索条とから成る攪拌装置である。
上記自転ホルダーを上方へ行くに連れて公転軸心側に接
近するように傾斜させ得る。上記自転ホルダーの回転軸
心に対しコップの中心線を下方へ行くに連れて離れるよ
うに傾斜させ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷用インキ等の
ような高粘度の液体の攪拌に特に適した攪拌装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、公転アームにバケットを収納可能
な自転バケットホルダーを配置した遊星遠心混練機は既
に提案されている(例えば特開平8−38511号)。
上記バケットホルダーの下方の駆動軸の下端にはギヤの
ようなものが示されているが、自転の為の動力伝達機構
は明らかでない。一般に遊星式の攪拌装置においては、
公転と自転の双方を行わせる為の2つの駆動機構が必要
であり、装置が大型化するという問題がある。駆動源を
1つにすることも可能であるが、その場合は駆動源から
の駆動力を2系統に分割し別系統のギヤ列を利用して攪
拌容器を操作する必要があり、装置の大型化は避けられ
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】攪拌容器の公転及び自
転の双方を利用して効果的な攪拌を行うことが出来ると
共に、装置の大型化、複雑化を回避出来る攪拌装置を提
供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、公転
軸に固定された水平又は略水平な公転体と、公転軸と同
心の固定輪と、公転体に回転自在に取り付けられ内部に
コップを収容可能な自転ホルダーと、自転ホルダーを回
転させる自転輪と、固定輪と自転輪に掛け渡したループ
状の索条とから成る攪拌装置である。請求項2の発明
は、上記自転ホルダーが上方へ行くに連れて公転軸心側
に接近するように傾斜している請求項1に記載の攪拌装
置である。請求項3の発明は、上記自転ホルダーの回転
軸心に対しコップの中心線が下方へ行くに連れて離れる
ように傾斜している請求項1に記載の攪拌装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】装置の正面を示す図1において、
1は装置本体、2は支脚、3は制御盤、4は蓋であり、
制御盤3は例えばタイマー5、電源スイッチ6、非常停
止ボタン7、起動ボタン8、異常ランプ8a等を備えて
いる。
【0006】図1の右側面を示す図2において、蓋4は
ヒンジ9を支点として2点鎖線の位置まで開き、保持具
10により開放位置に保持できるように構成されてい
る。モーター11が支え板12上に取付けてある。紙コ
ップ13の中心線14は上方へ行くに連れて後述する公
転軸心15に接近するように傾斜しており且つ下方へ行
くに連れて後述する回転軸心16から離れるように傾斜
している。17は運転開始前の塗料(被攪拌物)であ
る。
【0007】図2の蓋4を除去した状態の平面を示す図
3において、上部公転軸20の上端に固定されている上
円板21は4個の紙コップ13を収容した自転ホルダー
22の嵌る孔23を同一円上等間隔に備えている。24
は塗料、コップ等の収納箱である。
【0008】図2のIV−IV断面を示す図4において、支
え板12上に固定されているモーター11の出力軸27
に固定されているタイミングプーリ28はタイミングベ
ルト29を介してタイミングプーリ30に接続してお
り、タイミングプーリ30を下端に固定している垂直な
公転軸31は支え板12上に固定されている支え筒32
の内面下端部に軸受33を介して支承されると共に、支
え筒32の上端にボルト34で固定されている太陽タイ
ミングプーリ35(固定輪の一例)により軸受36を介
して支承されている。公転軸31の上端のねじ穴には上
部公転軸20が螺合すると共に公転円板37が座金38
を介して締着されている。
【0009】タイミングプーリ35は両面に歯を有する
ダブル型ループ状のタイミングベルト41(索条の一
例)を介してタイミングプーリ42(自転輪の一例)に
接続しており、タイミングプーリ42が下端に固定され
ている垂直軸43の中間部は公転円板37にボルト44
で固定されているホルダー45により軸受46を介して
支承され、垂直軸43の上端部に固定されているベベル
ギヤ47は傾斜軸48の下端部に固定されているベベル
ギヤ49と噛合している。傾斜軸48の中間部は、ベベ
ルギヤ47を挟むように公転円板37上に起立した2枚
の支脚板50の上縁と一体の上壁51にボルト止めされ
ているホルダー52により軸受53を介して支承されて
おり、傾斜軸48の上端部には楔板54がナット55に
より締着され、楔板54には上開き筒状の自転ホルダー
22がボルト56により固定されている。傾斜軸48の
回転中心16(自転中心)と公転中心15の成す角α
は、例えば公転と自転の回転数が共に1000r.p.
m.の時に40〜50°、好ましくは44〜46°、楔
板54により自転ホルダー22の中心線14と回転中心
16の成す角βは交点Pが紙コップ13の上端よりやや
下方にある時、例えば3〜8°、好ましくは4〜6°で
ある。
【0010】図5は図4のV−V矢視略図で、タイミン
グベルト41は内面が4個のタイミングプーリ42に噛
合し、外面が1個の固定タイミングプーリ35に噛合し
ている。モーター11が起動すると、タイミングプーリ
28の回転はタイミングベルト29によりタイミングプ
ーリ30に伝わり、タイミングプーリ30と公転円板3
7が矢印Aで示す方向に公転する。公転円板37の公転
により4個の垂直軸43も円57上を同方向に移動し、
タイミングプーリ35が固定している為タイミングベル
ト41は図5の姿勢を保持した状態で矢印B方向に循環
し、同時にタイミングプーリ42は矢印C方向に自転す
る。図4において、垂直軸43の回転はベベルギヤ4
7、49、傾斜軸48を介して自転ホルダー22に伝わ
り、自転ホルダー22内にしっくり嵌合した紙コップ1
3も等速で自転し且つ公転し、紙コップ13内の塗料1
7の表面は遠心力により17aのように傾斜し、塗料は
攪拌される。紙コップ13の中心線14は回転中心16
に対して角βだけ傾斜しているので、自転の際に交点P
を中心として回転中心16の周りを回転(尻振り)し、
これにより攪拌作用が促進される。所定時間攪拌した後
モーター11を止め、紙コップ13を取出すと、充分攪
拌された塗料が得られる。
【0011】別の実施例を示す図6において、60は断
面円形のフープ状ゴムベルト(索条の一例)、61は太
陽プーリ(固定輪の一例)、62はプーリ(自転輪の一
例)、63、64は共に公転円板37に設けたガイドプ
ーリである。プーリ63は図7のように太陽プーリ61
の近傍に配置され、断面円形のゴムベルト60を使用し
た際のプーリ62との巻きかけ角度を増してスリップの
回避を図り、且つ2個のプーリ63a、63aの採用に
より太陽プーリ61との巻きかけ角度を増してスリップ
の回避を図っている。
【0012】図6、図7の構造によると、紙コップ13
の自転をゴムベルト60のみにより(途中にギヤを介在
させることなく)行わせることが出来、構造が簡単化
し、コストも低減する。
【0013】図6のゴムベルト60を60aのようにプ
ーリ61、62間に直接掛け渡すことも出来る。その場
合、スリップを可及的に減す為、ゴムベルト60aの表
面に近接した多数の環状溝又は螺旋溝又は突起又は凹部
を設け、又は(及び)プーリ61、62のゴムベルト6
0aとの接触面に同様な溝、突起、凹部等を設けて摩擦
を増すことは有効である。その構造によると、図6、図
7のガイドプーリ63、63a、64の省略が可能にな
る。又、公転円板37を37aのように浅い椀形に形成
して、その外周部に上壁51部分を一体に形成すること
も出来る。その構造によると、図6の支脚板50の省略
が可能になる。又、公転円板37、37aは中央ボス部
から放射状に1又は複数のアームが突出した公転体であ
ってもよい。アームが1本の場合、そのアームを反対方
向に延ばして先端にバランスウエイトを装着することも
出来る。即ち、紙コップ13とそれを支持する自転ホル
ダー22の組は図示の4組の他に、1又は複数組であっ
てもよい。更に、紙コップ13とそれを支持する自転ホ
ルダー22の組の回転中心16は自転回転数が小さい時
には垂直(角α=0)又は角α<0であってもよいが、
自転による塗料17の飛出しを防止する為には角α>0
であることが好ましい。紙コップ13の代わりに樹脂そ
の他の材料製のコップを採用することも出来る。角β=
0にしてもよい場合もある。モーター11の代わりにエ
ンジン等の動力源を採用してもよい。図4のタイミング
ベルト41とプーリ35、42の代わりに夫々チェー
ン、スプロケットの採用も可能である。図5の実施例で
は、公転と自転の回転数が等しく設計されているが、例
えば自転の回転数を増す為には太陽タイミングプーリ3
5の直径を遊星タイミングプーリ42の直径より大きく
すればよい。その場合は攪拌効果が向上する。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明によると、公転軸31と
同心の太陽タイミングプーリ35(固定輪)とタイミン
グプーリ42(自転輪)をループ状のタイミングベルト
41(索条)で接続したので、自転輪の為の駆動機構及
び自転輪の自転回転数の選択が簡単になり、製造コスト
を低く保つことが可能になる。請求項2の発明による
と、公転回転数が増加した場合にも塗料17のコップ1
3からの飛出しを確実に防止できると共に、攪拌効果の
向上を期待し得る。請求項3の発明によると、紙コップ
13の自転中にコップの底部が回転中心16の周りで旋
回する為攪拌効果が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による攪拌装置の正面図である。
【図2】 同右側面図である。
【図3】 蓋を除去した状態の平面図である。
【図4】 図2のIV-IV断面略図である。
【図5】 図5のV-V断面略図である。
【図6】 別の実施例の図4の一部に対応する断面図で
ある。
【図7】 図6のVII-VII矢視略図である。
【符号の説明】
13 紙コップ(コップ) 14 中心線 16 回転軸心 22 自転ホルダー 31 公転軸 35 太陽タイミングプーリ(固定
輪) 37、37a 公転円板(公転体) 41 タイミングベルト(索条) 42 タイミングプーリ(自転輪) 60、60a ゴムベルト(索条) 62 プーリ(自転輪) α 傾斜角

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公転軸に固定された水平又は略水平な公
    転体と、公転軸と同心の固定輪と、公転体に回転自在に
    取り付けられ内部にコップを収容可能な自転ホルダー
    と、自転ホルダーを回転させる自転輪と、固定輪と自転
    輪に掛け渡したループ状の索条とから成る攪拌装置。
  2. 【請求項2】 上記自転ホルダーが上方へ行くに連れて
    公転軸心側に接近するように傾斜している請求項1に記
    載の攪拌装置。
  3. 【請求項3】 上記自転ホルダーの回転軸心に対しコッ
    プの中心線が下方へ行くに連れて離れるように傾斜して
    いる請求項1に記載の攪拌装置。
JP11048002A 1999-02-25 1999-02-25 攪拌装置 Pending JP2000246081A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6709151B2 (en) * 2001-09-05 2004-03-23 Hauschild & Co. Kg Mixing device for mixing liquid, flowable or powdery materials
KR100522736B1 (ko) * 2002-11-25 2005-10-19 이장희 유성식 교반 및 탈포 장치
JP2009268955A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Thinky Corp 攪拌脱泡装置
JP2016055258A (ja) * 2014-09-10 2016-04-21 準一 横山 混合装置
CN113632802A (zh) * 2021-08-18 2021-11-12 湖北瑞草生物科技有限公司 一种消毒水溶液生产方法及装置

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