JPH11318644A - エアークッションマット - Google Patents

エアークッションマット

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JPH11318644A
JPH11318644A JP12751898A JP12751898A JPH11318644A JP H11318644 A JPH11318644 A JP H11318644A JP 12751898 A JP12751898 A JP 12751898A JP 12751898 A JP12751898 A JP 12751898A JP H11318644 A JPH11318644 A JP H11318644A
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JP
Japan
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air
cushion
mat
air bag
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP12751898A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Toshimitsu
昭彦 利光
Katsuji Hamada
勝司 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Morito Co Ltd
Original Assignee
Morito Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Morito Co Ltd filed Critical Morito Co Ltd
Priority to JP12751898A priority Critical patent/JPH11318644A/ja
Publication of JPH11318644A publication Critical patent/JPH11318644A/ja
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 使用に際して、適度の重量感があり、座席に
置いて使用した場合、臀部への馴染みが良く、しかも、
座り直しの際にも、前の座った状態が維持されていて、
位置ズレし難く、座席への安定した状態を確保できる。 【解決手段】 通気性に富む補助マット8、空気出入口
に開閉栓2を持った気密性の空気袋3、及び開閉栓3の
箇所に対応して開口できるファスナー付き出入口4を有
するクッションカバー5を具備し、クッションカバー5
内の補助マット8の下部に空気袋3を挿入し、空気袋3
が、内部に挿入された通気性クッション部材6の作用に
より、その開閉栓2を開いて下圧した後、開閉栓2を閉
じた時に、少なくとも一定時間前記下圧した面形状が保
持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、椅子用座布団な
ど、特に、自動車の座席や車椅子などの移動性の座席部
に敷いて使用するのに適したエアークッションマットに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のエアークッションマット
は、ビニール製の空気袋にエアーを充填したもの、ある
いは、この空気袋を布製のクッションカバー内に納めた
程度のものであった。しかし、このエアークッションマ
ットは、重量感がなく、その上に臀部を載せて座った時
に、空気袋の弾力で横ズレするなど、安定性が悪い。し
かも、長時間に亙って使用すると、体温で空気袋内のエ
アーが膨張し、クッション性が低下し、使用感が悪くな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、多くの場
合、椅子用座布団には、発泡ウレタンなどのスポンジ状
の軟質樹脂成形体をクッションカバー内に納めたものが
使用されている。しかし、クッションとしての柔軟性は
あるものの、臀部を載せた際の馴染みが悪く、座り直し
の際に、座布団位置がズレるなどの不都合がある。特
に、車椅子の座席部などに使用する場合には、利用者が
障害者だけに、座布団位置を直すのが容易ではない。
【0004】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、その目的とするところは、適度の重量感があり、
座席に置いて使用した場合、臀部への馴染みが良く、し
かも、座り直しの際にも、前の座った状態が維持されて
いて、位置ズレし難く、座席への安定した状態を確保で
きるエアークッションマットを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のエア
ークッションマットは、図示の実施例でも明らかにした
ように、通気性に富む補助マット8と、空気出入口に開
閉栓2を持った気密性の空気袋3と、前記開閉栓3の箇
所に対応して開口できるファスナー付き出入口4を有す
るクッションカバー5とを具備し、クッションカバー5
内の上部に補助マット8を下部に空気袋3を挿入した構
造である。しかして、前記空気袋3は、内部に通気性ク
ッション部材6が挿入され、該通気性クッション部材6
の構造と作用により、その開閉栓2を開いて下圧した後
開閉栓2を閉じた時に、少なくとも一定時間前記下圧面
の形状を保持する構造になることを特徴としている。
【0006】クッションカバー5の外底面は、ゴムやプ
ラスチックなどの多数の小凸部が形成されてなる滑り止
め面7とされて、滑り止め加工が施されていることが望
ましい。
【0007】従って、エアークッションマットの上に臀
部Dを載せた際、空気袋3の開閉栓2を空気出入口1か
ら外して置くと、エアークッションマットに掛かった荷
重で、空気袋3内の空気が排出され、内部の通気性クッ
ション部材6が圧縮されると同時に、臀部Dの形態に合
った形に変形される。この状態で、空気袋3の空気出入
口1に対して開閉栓2を閉じると、空気袋3の内圧とバ
ランスして、通気性クッション部材6が臀部Dの形状を
記憶し、維持することになるので、座り心地がよく、座
り直しの際、エアークッションマットが座席での位置ズ
レを起こすこともなく、安定に着席できる。
【0008】また、空気袋3の空気出入口1は、クッシ
ョンカバー5のファスナー付き出入口4におけるファス
ナー開放始端に位置していることが、特に、そのファス
ナー開放始端(即ち、開閉栓2のある箇所)が、クッシ
ョンカバー5のコーナーに位置していることが望まし
い。これは、クッションカバー5内に納められた空気袋
3の空気出入口1の部分を取り出して、開閉栓2の開閉
操作する際、ファスナー9を大きく開閉する必要がない
ためであり、また、ファスナー開放始端をコーナーに位
置することで、着座したままで、容易に開閉栓2の開閉
操作を行うことができるためである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好ましい実施の
形態を、図面を参照して、具体的に説明する。ここで
は、エアークッションマットは、コーナーに設けた空気
出入口1に開閉栓2を持った、例えば、正方形の偏平な
形状の空気袋3(この空気袋は、弾力性のある軟質合成
樹脂シートなどで構成され、気密性を有する)と、開閉
栓2の箇所に対応して開口できるファスナー付き出入口
4を有する、同様に正方形の偏平な形状のクッションカ
バー5とを有し、空気袋3の内部にはスポンジ状の通気
性クッション部材6が充填されている。この通気性クッ
ション部材6は、防水効果を有するとともに、開閉栓2
を開いて下圧した後開閉栓2を閉じた時に、少なくとも
一定時間前記下圧面の形状を記憶して保持する構造とさ
れている。
【0010】クッションカバー5の外底面は、ゴムやプ
ラスチックなどの多数の小凸部が形成されてなる滑り止
め面7とされて、滑り止め加工が施されている。
【0011】また、この実施の形態では、クッションカ
バー5の内部における空気袋3の上側の位置に、吸湿性
および通気性を有する例えば正方形のシート状の補助マ
ット8を介装してある。この補助マット8は、定形性に
富み、例えば、約5万本の立体繊維で体圧を分散し、優
れた通気性で皮膚呼吸を容易にしている。
【0012】更に、この実施の形態では、空気袋3の空
気出入口1は、クッションカバー5のファスナー付き出
入口4におけるファスナー9の開放始端に位置してお
り、特に、図示のように、そのファスナー9の開放始端
(即ち、開閉栓のある箇所)をクッションカバー5のコ
ーナーに位置している。なお、具体的には、クッション
カバー5に天然繊維の材料、あるいは、ポリエステルな
どの合成樹脂材料を用いることができる。また、クッシ
ョンカバー5の下側の外面には、上記滑り止め面7によ
る滑り止め加工が施され、座席との接触、安定性のため
に、すべり止め用に摩擦抵抗の大きな素材、あるいは、
形状のものを選択する。
【0013】このような構成では、エアークッションマ
ットの上に臀部Dを載せた際、空気袋3の開閉栓2を空
気出入口1から外して置くと、エアークッションマット
に掛かった荷重で、空気袋3内の空気が排出され、通気
性クッション部材6が圧縮されると同時に、内部空気を
排出しながら、臀部Dの形態に合った形に変形される。
この状態で、空気袋3の空気出入口1に対して開閉栓2
を閉じると、空気袋3の内圧とバランスして、通気性ク
ッション部材6が臀部Dの形状を記憶し、維持すること
になる。
【0014】そして、開閉栓2が閉じられた状態では、
座り直しの際など、負荷が除かれても、通気性クッショ
ン部材6の圧縮された箇所での空気流通抵抗が大きく、
復元性が抑止されるため、相当の時間、臀部Dの形状を
維持するのである。従って、座り直しの際、エアークッ
ションマットが座席での位置ズレを起こすことなく、安
定に着席できる。
【0015】また、空気袋3の空気出入口1は、クッシ
ョンカバー5のファスナー付き出入口4におけるファス
ナー9の開放始端に位置しているので、クッションカバ
ー5内に納められた空気袋3の空気出入口1の部分を取
り出して、開閉栓2の開閉操作する際、ファスナー9を
大きく開閉する必要がない。特に、この実施の形態で
は、そのファスナー開放始端(即ち、開閉栓のある箇
所)が、クッションカバー5のコーナーに位置している
ので、利用者は着座したままで、容易に開閉栓2の開閉
操作を行うことができる。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のエアーク
ッションマットは、下圧形状を少なくとも一定時間保持
し記憶するので、座った場合の臀部の形状に沿い、座り
心地がよい。また、内部上層の補助マットにより通気性
が確保され、長時間使用した場合でも皮膚呼吸を妨げず
汗をかくこともない。また、適度の重量感があり、底面
の滑り止め面により、座席から位置ずれ起こすことも少
ない。さらに、座った場合の臀部の形状を記憶させる為
に、開閉栓を開閉させる作業も、マットに座ったままで
容易に行うことができる。
【0017】このように、エアークッションマットとし
て、適度の重量感があり、座席に置いて使用した場合、
臀部への馴染みが良く、しかも、座り直しの際にも、前
の座った状態が維持されていて、位置ズレし難く、座席
への安定した状態を確保でき、特に、自動車や車椅子用
のエアークッションマットとして、使用性に優れてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例を示す概略斜視図であ
る。
【図2】同じく、要部を縦断して示す断面図である。
【図3】同じく、使用態様を示す断面図である。
【符号の説明】
1 空気出入口 2 開閉栓 3 空気袋 4 ファスナー付き出入口 5 クッションカバー 6 通気性クッション部材 7 滑り止め面 8 補助マット 9 ファスナー D 臀部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車椅子の座席部に
敷いて使用するのに適したエアークッションマットに関
するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】このように、エアークッションマットとし
て、適度の重量感があり、座席に置いて使用した場合、
臀部への馴染みが良く、しかも、座り直しの際にも、前
の座った状態が維持されていて、位置ズレし難く、座席
への安定した状態を確保でき、特に、車椅子用のエアー
クッションマットとして、使用性に優れている。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気性に富む補助マットと、空気出入口
    に開閉栓を持った気密性の空気袋と、前記開閉栓の箇所
    に対応して開口できるファスナー付き出入口を有するク
    ッションカバーとを具備し、クッションカバー内の上部
    に補助マットを下部に空気袋を挿入したエアークッショ
    ンマットであって、前記空気袋は、内部に通気性クッシ
    ョン部材が挿入され、その開閉栓を開いて下圧した後開
    閉栓を閉じた時に、少なくとも一定時間前記下圧面の形
    状を保持する構造になることを特徴とするエアークッシ
    ョンマット。
  2. 【請求項2】 前記クッションカバーの裏面には、滑り
    止め加工が施されていることを特徴とする請求項1に記
    載のエアークッションマット。
JP12751898A 1998-05-11 1998-05-11 エアークッションマット Pending JPH11318644A (ja)

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JP12751898A JPH11318644A (ja) 1998-05-11 1998-05-11 エアークッションマット

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