JPH11318544A - 毛髪に塗布すべき調整剤のための塗布機器 - Google Patents

毛髪に塗布すべき調整剤のための塗布機器

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JPH11318544A
JPH11318544A JP11072406A JP7240699A JPH11318544A JP H11318544 A JPH11318544 A JP H11318544A JP 11072406 A JP11072406 A JP 11072406A JP 7240699 A JP7240699 A JP 7240699A JP H11318544 A JPH11318544 A JP H11318544A
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handgrip
hair
fingers
applicator
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JP11072406A
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Elsa Buheitel
ブハイテル エルザ
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D19/00Devices for washing the hair or the scalp; Similar devices for colouring the hair
    • A45D19/02Hand-actuated implements, e.g. hand-actuated spray heads
    • A45D19/026Hand-actuated implements, e.g. hand-actuated spray heads having brush or comb applicators
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D2200/00Details not otherwise provided for in A45D
    • A45D2200/20Additional enhancing means
    • A45D2200/207Vibration, e.g. ultrasound

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に僅かな塗布時間と同時に、毛髪へのでき
るだけ均一な調整剤塗布が得られる、毛髪に付与すべき
調整剤のための塗布機器を提供する。 【解決手段】 調整剤を付与するための、所定の数の流
出開口が、各フィンガに沿って設けられており、該フィ
ンガが、共通のフィンガ付加部に開口しており、該フィ
ンガ付加部が前記フィンガと共に、解離可能にハンドグ
リップと結合されたアタッチメントを形成しており、前
記ハンドグリップから、塗布すべき調整剤がフィンガに
導入されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪に塗布すべき
調整剤のための塗布機器であって、ハンドグリップと、
該ハンドグリップの端部にフォーク状に相並んで配置さ
れたフィンガとが設けられている形式のものに関する。
【0002】この場合、調整剤という名称は、とりわけ
毛髪の染色、調色又は脱色のための媒体、並びにフォー
ム剤及びヘアケア剤を包括している。更にこの名称は、
毛髪において特定の作用を得るために塗布されるあらゆ
る媒体と理解される。
【0003】
【従来の技術】一般に、このような調整剤は手、刷毛又
はスポンジを用いて、或いはスプレーとして毛髪に塗布
される。特に毛髪の染色などの、特に均一な調整剤塗布
が必要とされる毛髪処理においては、調整剤の塗布は高
い時間消費と関連している。調整剤を均等に毛髪に配分
できるようにするためには、つまり、毛髪を複数束に分
割して、各毛髪束を個別に処理しなければならない。エ
キスパートはこの作業に平均5〜25分を要する。従っ
て、調整剤の塗布における高い時間消費が、プロフェッ
ショナルな毛髪処理の高いコストの主な要因である。
【0004】ドイツ連邦共和国実用新案第871585
5号明細書に基づき、専ら毛髪の成長方向又は長手方向
に対して横方向に延びる毛髪束を形成するための櫛状の
染料塗布機器が公知であり、この公知の染料塗布機器の
場合、閉じられた櫛歯の間の自由空間内に複数の染料流
出開口が設けられており、これらの染料流出開口は、櫛
背部に設けられた受け通路に開口している。この塗布機
器による、調整剤の毛髪への均一な塗布は設定されても
いないし、可能でもない。
【0005】同様の問題が、例えば生え際等の各毛髪の
部分領域のみ、又は頭皮に該当する毛髪処理に関して生
じる。この場合も、処理すべき領域を露出させるため
に、一般に毛髪を複数の束に分割しなければならない。
ドイツ連邦共和国実用新案第9413486号明細書に
基づき公知の、櫛歯の先端部に設けられた複数の塗布開
口を備えた、ディスペンサを有する中空櫛の形の装置
は、液状のケア媒体(ヘアトニック)を頭皮に塗布する
ことを可能にする。但しこの装置によっても、毛髪への
均一な調整剤塗布は不可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、特に僅かな塗布時間と同時に、毛髪へのできるだけ
均一な調整剤塗布が得られる、毛髪に付与すべき調整剤
のための塗布機器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明では請求項1の特徴部に記載したように、調整
剤塗布が、フィンガに沿って設けられた所定の数の流出
開口を介して行われ、しかもフィンガが共通のフィンガ
付加部に開口しており、該フィンガ付加部が前記フィン
ガと共に、解離可能にハンドグリップと結合されたアタ
ッチメントを形成しており、前記ハンドグリップから、
塗布すべき調整剤が圧力の作用下でフィンガに導入され
るようにした。これらのフィンガから、調整剤は流出開
口を通って処理すべき毛髪へと流出する。この場合、毛
髪内に差し込まれたフィンガにおいて既に、毛髪及び/
又は頭皮への調整剤の大面積で均一な配分が達成され
る。
【0008】
【発明の効果】本発明による塗布機器を使用する場合、
時間のかかる、毛髪の束への分割は省くことができる。
その代わりに、フィンガを毛髪内に差し込むことによっ
て、調整剤が所望の箇所へ直接に付与される。毛髪内に
差し込まれた手のように、塗布機器のフィンガは毛髪か
ら引き出される際に、まず点状に流出する調整剤を平面
的に毛髪にわたって配分する。
【0009】ハンドグリップ内に、調整剤用の収容タン
クとして働く中空室が組み込まれていると有利である。
この中空室を、固定的に設けられた収容タンクとして直
接に使用するのに対して択一的に、有利には調整剤を含
有する圧力カートリッジが中空室に挿入されている。こ
のようにして、時間のかかる詰替え及び洗浄を行うこと
無しに、調整剤を補充、又は交換することができる。
【0010】フィンガがフィンガ平面内で波形に湾曲さ
れていると有利である。このことは、毛髪からフィンガ
を引き出す際に、真っ直ぐなフィンガに比べて比較的高
い摩擦抵抗を生ぜしめる。毛髪に点状に流出する調整剤
は、高められた摩擦接触に基づき特に良好に毛髪へ配分
される。
【0011】有利には、1本のフィンガの長さ区分毎の
流出開口によって占められる面積は、ハンドグリップか
らの距離が遠くなるにつれて、即ちフィンガ先端部の方
向で増大する。このようにして、調整剤圧力がフィンガ
先端部に向かって低下するのにも関わらず、長さ区分毎
の流出開口を介して常にほぼ同量の調整剤が流出するこ
とが達成される。これにより、調整剤の、毛髪への不均
一な配分は更に減少される。流出開口によって占められ
る面積の拡大は、2つの流出開口のほぼ一定な間隔にお
いて、流出開口を拡大することにより実現されると有利
である。択一的に、又は付加的に、長さ区分毎の流出開
口の数を、フィンガ先端部に向かって増大させることも
可能である。
【0012】フィンガがフィンガ平面の内側に関して凹
面状に湾曲されていると有利である。生え際を処理する
場合、このフィンガの内側は頭部における支持のために
設定されていて、即ち生え際に面している。湾曲に基づ
きフィンガは頭部形状に適合されており、これによって
同時に、生え際の特に大面積の処理を実施することがで
きる。頭皮におけるフィンガの支持は、フィンガが弾性
的に変形可能であることにより改善される。フィンガの
弾性は、同時に顧客にとっての快適性を高める。
【0013】しかし、フィンガの凹面状の湾曲は長髪処
理のためにも有利である。この場合、フィンガは塗布機
器の長手方向軸線に関して180°の角度だけ回動され
て毛髪内に差し込まれ、生え際とは反対の側のフィンガ
の内側を以て毛髪長さ全体にわたって引き出される。こ
れにより、把持された毛髪束は、引張方向とは逆の方向
に湾曲されたフォークの歯のようなフィンガによって保
持される。このようにして、毛髪がフィンガ引出し中に
フィンガのグリップから滑り落ちることが効果的に阻止
される。
【0014】フィンガの構成、特に数、大きさ、及び流
出開口の位置は、各処理形式に関連しているので、フィ
ンガは、有利には該フィンガを支持するフィンガ付加部
と共に、構成ユニット又は一体のアタッチメントとして
構成され、且つ解離可能にハンドグリップに被せ嵌めら
れている。この場合、バヨネットクロージャ又はスナッ
プ継ぎ手を使用することにより、フィンガとフィンガ付
加部とを有する複数のアタッチメントの迅速な交換が可
能となる一方、ハンドグリップは常に保持され得る。即
ち、アタッチメントは洗浄目的のために、又は摩耗した
場合に簡単に取り外すことができるので有利である。更
に、特に染色剤の場合は、それぞれが特定の色調に使用
される、複数の同種のアタッチメントを用意しておくこ
とが有利である。アタッチメントの、色調に対応した着
色に基づき、有利には種々様々な色の取り違えを阻止す
ることができる。
【0015】ハンドグリップとアタッチメントとの間の
結合部は、180°だけ回動された場合に関して対称的
に形成されていると有利である。このことは、ハンドグ
リップの人間工学的な構成に関連して有利である。なぜ
ならば、アタッチメントの凹面状の内側は、生え際に面
した側でも、生え際とは反対の側でも、ハンドグリップ
を回動させる必要無しに使用することができるからであ
る。
【0016】別の有利な構成では、フィンガ付加部はハ
ンドグリップを形成、又は延長するスプレー缶に被せ嵌
め可能である。この形状において、塗布機器はエアゾー
ルとして存在する調整剤のために特に簡単且つ廉価に実
現され得る。液状の調整剤及びペースト用には、やはり
ハンドグリップがフレキシブルな瓶又はチューブとして
形成されていてよい。更に、ハンドグリップは(医療用
の)注射器の形式で形成されていてよい。この場合ハン
ドグリップには、該ハンドグリップにおいて手動式でシ
フト可能な、調整剤を負荷するためのピストンが設けら
れている。
【0017】処理すべき毛髪領域にそれぞれ関連して、
流出開口は種々様々に位置決めされている。生え際の処
理のためには、流出開口は凹面状のフィンガ内側に斜め
に面しているのが有利であるのに対して、頭頂部の毛髪
を処理するためには、凸面状のフィンガ外側に斜めに面
した流出開口が有利である。頭皮を処理するためには、
垂直にフィンガ内側に向けられた流出開口がフィンガに
設けられていると有利である。
【0018】ハンドグリップに組み込まれたヒータユニ
ットによって、有利には調整剤を塗布前に加熱すること
ができる。このような熱供給により、毛髪内への調整剤
の浸透が助成される。更に、これにより例えば毛髪を脱
色する際の化学反応が促進される。択一的、又は付加的
にフィンガも加熱されていてよい。この場合、有利には
ハンドグリップとアタッチメントとの間の結合部の閉鎖
時に、ヒータユニットのための導線の同時接触接続が行
われる。
【0019】毛髪における調整剤の配分は、フィンガに
作用する振動発生器を使用することにより改善され得
る。この振動発生器は、有利にはハンドグリップ内に配
置されている。電動歯ブラシのように振動するフィンガ
によって、特にプロフェッショナルな使用において、と
りわけ力及び時間節約型の塗布機器操作が得られる。
【0020】ハンドグリップがホース用の接続可能箇所
を有していると有利である。これにより、外部の貯蔵容
器から調整剤を供給する他に、この水ホース、過熱蒸気
ホース又は圧力空気ホースの接続部は、塗布機器の迅速
な洗浄を可能にする。中空室に挿入されたピストン、又
は圧縮可能なカートリッジに関連して、水圧若しくは空
気圧が、更に簡単に調整剤を負荷するために使用され得
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0022】図1に示した塗布機器1は4本のフィンガ
2を有しており、これらのフィンガ2は、フォーク又は
櫛の形式で互いにほぼ平行に配置され、且つ塗布機器1
の長手方向軸線3と横方向軸線4とに基づき規定された
フィンガ平面内に配置されている。これらのフィンガ2
は、ハンドグリップ7に取り付けられている共通のフィ
ンガ付加部6に開口している。
【0023】塗布機器1を操作するためには、フィンガ
平面5内で波形に形成されたフィンガ2を毛髪に差し込
む。押しボタンとして形成された操作エレメント8を介
して、調整剤噴流をハンドグリップ7からフィンガ2内
に注入することができる。このフィンガ2から、調整剤
は複数の流出開口9を介して毛髪へと流出する。
【0024】図2には、図1に示した塗布機器1の縦断
面図に基づき、調整剤噴流をトリガするための、簡単に
実現される機構が示されている。この場合、図2の左側
部分は、図1に示した長手方向軸線3に沿って縦断(I
Ia−IIa)した図であるのに対して、図2の右側部
分は、1本のフィンガ2を前記長手方向軸線3に対して
平行に断面(IIb−IIb)した図である。図2によ
れば、ハンドグリップ7は、自由端部側をカバー10に
よって閉鎖された中空室11を有しており、この中空室
11は、調整剤ストックを含有する圧力カートリッジ1
2を収容するために設けられている。この圧力カートリ
ッジ12は、調整剤導管13を介して流出開口9と接続
している。調整剤噴流をトリガするためには、操作エレ
メント8を押すことによって、調整剤導管13内に設け
られた弁14が開放される。圧力カートリッジ12の過
剰圧力に基づき、調整剤は自主的に流出開口9を通って
流出する。その後、フィンガ2は毛髪から引き戻され
る。点状に流出する調整剤は、フィンガ2の波形状に基
づき、より一層平面的に毛髪に配分される。
【0025】各流出開口9によって占められる面積は、
ハンドグリップ7からの流出開口9の距離が遠くなるに
つれて増大する。つまり、ハンドグリップ7から比較的
遠く離れていて、従ってフィンガ先端部15に比較的近
い流出開口9は、比較的大きな面積を有している。1本
のフィンガ2の、任意の長さ区分に含まれる流出開口9
を合計すると、この合計面積は、ハンドグリップ7から
の前記長さ区分の距離が遠くなるにつれて増大する。こ
れにより、1本のフィンガ2の全長にわたって、長さ区
分毎に常にほぼ同量の調整剤が流出することが達成され
る。
【0026】フィンガ2を頭部形状に適合させるために
は、これらのフィンガ2の内側16がフォークのように
凹面に湾曲されている。フィンガ平面5の、凹面状の内
側16とは反対の側の凸面側は、凹面状の内側16に対
応して外側17として示されている。
【0027】フィンガ2は、該フィンガ2を支持するフ
ィンガ付加部6と共に、アタッチメント18としてハン
ドグリップ7に解離可能に被せ嵌められている。アタッ
チメント18とハンドグリップ7との間の結合部材19
は、有利にはバヨネットクロージャ又はスナップクロー
ジャ(詳しく図示せず)の形で実現されている。
【0028】処理すべき毛髪領域に応じて、流出開口9
は図2に示したように外側17に面しているか、又は図
3に示したように内側16に面していてよい。流出開口
9の有利な位置は、図4にフィンガ2の横断面図で詳し
く示した。内側16に向かって斜めに向けられた流出開
口9を備えた、図4(a)に示した配置形式は、特に生
え際の処理に適している。その他に流出開口9のこの配
置形式は、長髪を処理するためにも設定されている。こ
の場合、アタッチメント18は、ハンドグリップ7の長
手方向軸線3を中心として180°回動される。これに
より、毛髪はフォークを用いたように絡められる。その
後、操作エレメント8を押しながら、塗布機器1を毛髪
の全長にわたって引き出す。図4(b)に示した、外側
17に向かって斜めに向けられた流出開口9は、とりわ
け頭頂部の毛髪を処理するために働く。頭皮を処理する
ためには、図4(c)に示した、垂直にフィンガ内側1
6に向けられている流出開口9が設けられている。
【0029】図5に示した特に廉価な実施例では、塗布
機器1を、調整剤を含有する市販のスプレー缶20と組
み合わせることができる。この場合、ハンドグリップ7
は単に付加的にのみ形成されているに過ぎない。このハ
ンドグリップ7は、カバーキャップの代わりに簡単にス
プレー缶20に被せ嵌められる。従ってこのスプレー缶
20は、貯蔵容器としてもハンドグリップ7の延長部材
としても使用される。アタッチメント18とハンドグリ
ップ7とは、紛失防止部材(図示せず)を介して付加的
に相接して保持されている。スプレー缶20の従来のス
プレーヘッドの代わりに、ハンドグリップ7をスプレー
缶20に被せ嵌める際、アタッチメント18に設けられ
た調整剤導管13が、スプレー缶20から突出する圧送
通路21に接続される。調整剤導管13に圧送通路21
が摩擦接続的に係合することに基づき、スプレー缶20
にアタッチメント18が押し付けられ、圧送通路21を
介して力が伝達されることにより、スプレー缶20内に
配置された弁14が開放される。この実施例では操作エ
レメント8として、マニュアル操作のためのカウンタホ
ルダとして働くフィンガ付加部6の環状の拡張部が設け
られている。
【0030】同様の形式で、塗布機器1はフレキシブル
な瓶又はチューブと組み合わされてよい。この場合、ア
タッチメント18がクロージャの代わりに前記瓶又はチ
ューブに被せ嵌められる。従ってこの瓶又はチューブ
は、やはりハンドグリップ7の延長部材として使用され
る。調整剤噴流のトリガは、瓶又はチューブを簡単に手
で押圧することにより行われる。
【0031】特にプロフェッショナルな使用のために
は、塗布機器1を図6に示したように有利に装備するこ
とができる。この場合、ハンドグリップ7内に設けられ
た振動発生器22によって、フィンガ2は電動歯ブラシ
のように振動(V)させられる。フィンガ2のこの振動
Vにより、毛髪における調整剤の配分が著しく助成され
る。振動発生器22は、例えば電動モータ式に駆動され
ているか、又は圧電素子を有していてよい。更にハンド
グリップ7は、中空室11を取り囲む加熱コイルの形で
形成された、調整剤を加熱するためのヒータユニット2
3を有している。電気的な導線及び操作エレメントは、
ヒータユニット23に関しても振動発生器22に関して
も、図面を見やすくするために示されていない。
【0032】図6では、ハンドグリップ7のカバー10
がホース用の接続部24を有している。この接続部24
を介して、一方では調整剤を外部の貯蔵容器から供給
し、他方では水、又は圧力空気を塗布機器1に導入する
ことができる。このことは、簡単な洗浄を可能にする。
【0033】塗布機器1を操作するためには、図6では
調整剤が中空室11に満たされる。次いでこの中空室1
1にピストン25が挿入される。このピストン25は、
接続部24を介して水、又は圧力空気によって負荷され
る。ピストン25に対して択一的に、調整剤を含有する
圧縮可能なカートリッジを中空室11に挿入することも
可能である。外部で生ぜしめられる圧力の代わりに、圧
力を電気的又は機械的にハンドグリップ7の内部で発生
させることもできる。このような技術は、例えば化粧品
・洗剤包装におけるディスペンサ又は調量装置として公
知である。
【図面の簡単な説明】
【図1】毛髪に付与すべき調整剤のための塗布機器の斜
視図である。
【図2】図1に示した塗布機器のハンドグリップをII
a−IIa線に沿って縦断し、塗布機器のフィンガをI
Ib−IIb線に沿って縦断した図である。
【図3】図2に示したフィンガ付加部を内側に向けられ
た流出開口と共に示した図である。
【図4】図4(a)は、斜め内側に向けられた流出開口
を備えたフィンガの横断面図であり、図4(b)は、斜
め外側に向けられた流出開口を備えたフィンガの横断面
図であり、図4(c)は、垂直に内側に向けられた流出
開口を備えたフィンガの横断面図である。
【図5】ハンドグリップを延長し且つ調整剤を含有する
スプレー缶に被せ嵌めるために適した塗布機器の実施例
を示した図である。
【図6】図2に示した塗布機器を、振動発生器と、ヒー
タユニットと、ホース用の接続可能箇所と一緒に示した
縦断面図である。
【符号の説明】
1 塗布機器、 2 フィンガ、 3 長手方向軸線、
4 横方向軸線、5 フィンガ平面、 6 フィンガ
付加部、 7 ハンドグリップ、 8 操作エレメン
ト、 9 流出開口、 10 カバー、 11 中空
室、 12 圧力カートリッジ、 13 調整剤導管、
14 弁、 15 フィンガ先端部、16 内側、
17 外側、 18 アタッチメント、 19 結合部
剤、 20 スプレー缶、 21 圧送通路、 22
振動発生器、 23 ヒータユニット、 24 接続
部、 25 ピストン、 V 振動

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛髪に塗布すべき調整剤のための塗布機
    器であって、ハンドグリップ(7)と、該ハンドグリッ
    プ(7)の端部にフォーク状に相並んで配置されたフィ
    ンガ(2)とが設けられている形式のものにおいて、 調整剤を付与するための、所定の数の流出開口(9)
    が、各フィンガ(2)に沿って設けられており、該フィ
    ンガ(2)が、共通のフィンガ付加部(6)に開口して
    おり、該フィンガ付加部(6)が前記フィンガ(2)と
    共に、解離可能にハンドグリップ(7)と結合されたア
    タッチメント(18)を形成しており、前記ハンドグリ
    ップ(7)から、塗布すべき調整剤がフィンガ(2)に
    導入されるようになっていることを特徴とする、毛髪に
    塗布すべき調整剤のための塗布機器。
  2. 【請求項2】 ハンドグリップ(7)内に配置された、
    交換可能な圧力カートリッジ(12)が、調整剤のため
    の収容タンクとして設けられている、請求項1記載の塗
    布機器。
  3. 【請求項3】 フィンガ付加部(6)が、ハンドグリッ
    プ(7)を形成又は延長するスプレー缶(20)に被せ
    嵌められている、請求項1又は2記載の塗布機器。
  4. 【請求項4】 ハンドグリップ(7)が、フレキシブル
    な瓶又はチューブとして形成されている、請求項1から
    3までのいずれか1項記載の塗布機器。
  5. 【請求項5】 調整剤を負荷するための、手動で操作す
    るピストン(25)が、ハンドグリップ(7)内で摺動
    可能に案内されている、請求項1から4までのいずれか
    1項記載の塗布機器。
  6. 【請求項6】 ハンドグリップ(7)が、ホース用の接
    続部(24)を有している、請求項1から5までのいず
    れか1項記載の塗布機器。
  7. 【請求項7】 フィンガ(2)が、フィンガ平面(5)
    内で波形に湾曲されている、請求項1から6までのいず
    れか1項記載の塗布機器。
  8. 【請求項8】 フィンガ(2)が、フィンガ平面(5)
    の内側(16)に関して凹面状に湾曲されている、請求
    項1から7までのいずれか1項記載の塗布機器。
  9. 【請求項9】 フィンガ(2)が弾性的な材料から成っ
    ている、請求項1から8までのいずれか1項記載の塗布
    機器。
  10. 【請求項10】 アタッチメント(18)とハンドグリ
    ップ(7)との間の接続部が、アタッチメント(18)
    を180°だけ回動させた場合に関して対称的である、
    請求項1から9までのいずれか1項記載の塗布機器。
  11. 【請求項11】 フィンガ(2)の長さ区分毎の流出開
    口(9)によって占められる面積が、フィンガ先端部
    (15)の方向で増大する、請求項1から10までのい
    ずれか1項記載の塗布機器。
  12. 【請求項12】 流出開口(9)が、斜め又は垂直にフ
    ィンガ平面(5)の内側(16)に向けられているか、
    又は斜めに、前記フィンガ平面(5)の、内側(16)
    とは反対の側の外側(17)に向けられている、請求項
    1から11までのいずれか1項記載の塗布機器。
  13. 【請求項13】 フィンガ付加部(6)の、2本のフィ
    ンガ(2)間に位置する領域に各1つの流出開口(9)
    が設けられている、請求項1から12までのいずれか1
    項記載の塗布機器。
  14. 【請求項14】 調整剤を加熱するためのヒータユニッ
    ト(23)が設けられている、請求項1から13までの
    いずれか1項記載の塗布機器。
  15. 【請求項15】 フィンガ(2)に作用する振動発生器
    (22)が設けられている、請求項1から14までのい
    ずれか1項記載の塗布機器。
JP11072406A 1998-03-17 1999-03-17 毛髪に塗布すべき調整剤のための塗布機器 Pending JPH11318544A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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