JPH11318065A - 車両用交流発電機 - Google Patents

車両用交流発電機

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JPH11318065A
JPH11318065A JP11062881A JP6288199A JPH11318065A JP H11318065 A JPH11318065 A JP H11318065A JP 11062881 A JP11062881 A JP 11062881A JP 6288199 A JP6288199 A JP 6288199A JP H11318065 A JPH11318065 A JP H11318065A
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JP
Japan
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claw
magnetic pole
shaped magnetic
ring
magnets
Prior art date
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Application number
JP11062881A
Other languages
English (en)
Inventor
Arata Kusase
草瀬  新
Masato Hanai
正人 花井
Keiichiro Tomoari
慶一郎 伴在
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用交流発電機のランデル型の回転子が本
来的に有する放熱性の低下を抑えつつ複数の永久磁石9
の爪状磁極11、12間への配置を容易に行う。 【解決手段】 ランデル型の回転子を、爪状磁極11、
12の爪部13、14間にそれぞれ配置された複数の永
久磁石9、これらの永久磁石9の軸方向長さよりも幅が
狭いリング26、および永久磁石9とリング26との間
に介装された保持部材27等から構成した。そして、爪
状磁極11、12の爪部13、14に形成した溝部25
内にリング26を嵌め込み、複数の爪部13、14に跨
がってこれらに固定することで、保持部材27を介して
複数の永久磁石9とリング26とを結合するようにし
た。これにより、ランデル型の回転子が本来有している
磁束供給能力、冷却性といった表面積に起因する性能を
できるだけ損なうことなく、複数の爪部13、14間に
複数の永久磁石9をそれぞれ配置できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用交流発電機
に関するもので、特にランデル型の爪状磁極間に永久磁
石を配設した車両用交流発電機に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来より、特開昭61−85045号公
報においては、回転子に設けられたランデル型の爪状磁
極間の磁束の漏洩を防ぐ目的で、一方の爪状磁極の爪部
の側面と他方の爪状磁極の爪部の側面との間にそれぞれ
永久磁石を配置した車両用交流発電機が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の車両
用交流発電機の回転子構造では、一方の爪状磁極と他方
の爪状磁極との爪部間には永久磁石のみが配置されてお
り、実用的ではない。また、特開昭61−85045号
公報には、一方の爪状磁極と他方の爪状磁極との爪部間
の永久磁石を一連の環状に形成する構成も記載されてい
るが、かかる構成では、ランデル型の回転子の爪状磁極
が本来的に有する隙間が狭められ、爪状磁極の表面も覆
われるため、車両用交流発電機の回転子全体としての冷
却性が悪化するという問題が生じている。
【0004】
【発明の目的】本発明は、ランデル型の回転子が本来的
に有する放熱性の低下を抑えつつ複数の磁石の磁極間へ
の配置を容易に行うことのできる車両用交流発電機の提
供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、車両用交流発電機の回転子を、複数の磁極の間
のそれぞれに配置された複数の磁石、およびこれらの磁
石の軸方向長さよりも幅が狭いリングであって、複数の
磁極に跨がってこれらに固定され、複数の磁石と結合さ
れたリングにより構成することにより、幅が狭いリング
によって複数の磁石が連結されるため、回転子が本来有
している磁束供給能力、冷却性といった表面積に起因す
る性能をできるだけ損なうことなく、複数の磁極の間に
複数の磁石をそれぞれ配置することができる。
【0006】請求項2に記載の発明によれば、幅が狭い
リングによって複数の磁石が連結されるため、ランデル
型の回転子が本来有している磁束供給能力、冷却性とい
った表面積に起因する性能をできるだけ損なうことな
く、一方の爪状磁極と他方の爪状磁極との爪部間に複数
の磁石をそれぞれ配置することができる。請求項3に記
載の発明によれば、非磁性の金属製のリングを使用する
ことにより、リングを通しての磁束の漏れを抑えること
ができ、複数の磁石を強固に連結することができる。
【0007】請求項4に記載の発明によれば、一方の爪
状磁極の爪部および他方の爪状磁極の爪部に形成した溝
部内にリングを嵌め込むことにより、リングの位置決
め、固定を確実にできる。請求項5および請求項6に記
載の発明によれば、リングと磁石との間に保持部材が介
装されていることにより、リングと磁石との連結を確実
に得ることができる。
【0008】請求項7に記載の発明によれば、幅が狭い
リングによって複数の磁石が連結されるため、爪状磁極
を有する回転子が本来有している磁束供給能力、冷却性
といった表面積に起因する性能をできるだけ損なうこと
なく、爪状磁極の間に複数の磁石をそれぞれ配置するこ
とができる。
【0009】請求項8に記載の発明によれば、爪状磁極
の爪部からの漏洩磁束を低減する構成が、爪状磁極を有
する回転子が本来有している磁束供給能力、冷却性とい
った表面積に起因する性能をできるだけ損なうことなく
得られる。請求項9に記載の発明によれば、リングを通
しての磁束の漏れを抑えることができ、しかも磁石を強
固に連結することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を比較例および
実施例に基づき、図面を参照して説明する。図1および
図2は第1比較例を示したもので、図1は車両用交流発
電機を示した図である。
【0011】車両用交流発電機1は、自動車等の車両に
搭載されたブラシを持たないブラシレス交流発電機であ
る。この車両用交流発電機1は、回転軸7と一体になっ
て回転する誘導子型(ランデル型)の回転子2と、この
回転子2の外周面に対向して配置された固定子3と、こ
の固定子3のステータコイル23で発生した交流を直流
に整流するレクティファイヤ5と、これらを収容して支
持するハウジング6とを備えている。
【0012】固定子3は、回転子2の外周面に対向して
配置されたステータコア22、およびこのステータコア
22に巻回されたステータコイル23で構成され、ハウ
ジング6によって支持されている。ステータコイル23
には、回転子2の回転に伴い交流電圧が発生する。ハウ
ジング6は、内部に回転子2を回転自在に支持し、内周
面に固定子3を支持するものである。そして、ハウジン
グ6内には、複数のダイオードから構成されるレクティ
ファイヤ5が取付けられている。
【0013】車両用交流発電機1の回転子2は、一方の
端部にプーリ4が取り付けられた回転軸7、この回転軸
7の外周に固定された磁極部8、この磁極部8の周方向
に列設された複数の永久磁石9、およびこれらの永久磁
石9の径方向外方への移動を規制する規制部材10を備
える。
【0014】回転軸7は、ハウジング6の内周部に軸受
を介して回転自在に支持されている。この回転軸7は、
プーリ4およびベルト(図示せず)を介して車両に搭載
された内燃機関(図示せず)に回転駆動される。また、
回転軸7は、外周に磁極部8を固定している。
【0015】磁極部8は、ランデル型の一方の爪状磁極
11の爪部13およびランデル型の他方の爪状磁極12
の爪部14を磁極として、これらが複数交互に配列され
ている。一方の爪状磁極11は、軸方向の他端側に向け
て延ばされた爪部13を有する。また、他方の爪状磁極
12は、軸方向の一端側に向けて延ばされて、隣接する
爪部13間に配置された複数の爪部14を有する。
【0016】なお、これらの一方の爪状磁極11および
他方の爪状磁極12は、界磁巻線としてのフィールドコ
イル15に電流を流すと、フィールドコイル15の起磁
力により一方の爪状磁極11の爪部13が全部N極とな
り、他方の爪状磁極12の爪部14が全部S極となる。
【0017】永久磁石9は、略矩形状を呈し、樹脂磁石
(ナイロン・Nd・Fe・B粉末を焼結して成形した磁
石)または希土類磁石等が用いられる。これらの永久磁
石9は、図2に示すように、隣接する爪部13の側面と
爪部14の側面との間にそれぞれ配設され、磁極部8の
周方向に列設されている。
【0018】規制部材10は、一方の爪状磁極11、他
方の爪状磁極12および永久磁石9を型枠(図示せず)
内に挿入して、引張り応力に強い高靱性のアルミニウム
材またはステンレス材等の良導電材の粉末を充填して焼
結することによって円筒状に形成される。
【0019】そして、規制部材10は、回転軸7の延長
方向(軸方向)への永久磁石9の移動を規制する係止部
16、17、および遠心力の働く方向(回転軸7に対し
て径方向)への永久磁石9の移動を規制する筒状の規制
部18、19を有している。そして、規制部材10は、
内部に複数の永久磁石9および爪部13、14を埋設す
るように包み込んだ(ダイカストモールド)状態で、爪
部13、14間に配置された永久磁石9を確実に爪部1
3、14間に保持固定している。規制部18、19は、
1mm程度の厚さで永久磁石9を覆っている。
【0020】なお、この規制部材10の軸方向の両端部
には、フィールドコイル15、固定子3等を冷却するた
めの冷却ファン20、21が一体的に形成されている。
これらの冷却ファン20、21は、複数の永久磁石9の
周囲に緊密に接触するように設けられている。
【0021】車両用交流発電機1の作用を図1および図
2に基づき説明する。
【0022】プーリ4が内燃機関によって回転駆動され
ると、回転軸7および磁極部8が回転する。このため、
一方の爪状磁極11の爪部13の側面と他方の爪状磁極
12の爪部14の側面との間に配置され、規制部材10
によりダイカストモールドされた永久磁石9も回転する
ので、この永久磁石9に遠心力が働き、径方向外方に永
久磁石9を移動させようとする力が発生する。そして、
この遠心力は、規制部材10に伝達され、この規制部材
10を磁極部8から径方向外方に飛び出させようとす
る。
【0023】ところが、規制部材10は、円周方向に配
列された複数の永久磁石8、一方の爪状磁極11の爪部
13および他方の爪状磁極12の爪部14の径方向外側
面および径方向内側面に接触して設けられる規制部1
8、19が筒状に形成されているので、これらの規制部
18、19の径方向の緊縛力によって規制部材10の磁
極部8からの径方向外方への飛び出しが防がれる。
【0024】また、規制部材10は、規制部18、19
の径方向の緊縛力および係止部16、17の軸方向の係
合力によって、磁極部8に永久磁石9を固定している。
このため、永久磁石9に遠心力が働いても磁極部8の永
久磁石9全体を挟持する力も強固に維持されるので、一
方の爪状磁極11の爪部13の側面と他方の爪状磁極1
2の爪部14の側面との間から永久磁石9が飛び出すこ
とを防げる。しかも、振動や圧縮変形等により永久磁石
9に亀裂が生じることはない。よって、永久磁石9とし
て、樹脂磁石や希土類磁石等の機械的強度が弱くとも磁
気特性の良好な磁石を選択することが可能となるので高
磁束化が可能となり、車両用交流発電機1の発電能力を
向上させることができる。
【0025】また、規制部材10は、軸方向の両端部に
冷却ファン20、21を一体的に形成し、永久磁石9の
周囲に緊密に接触している。このため、冷却ファン2
0、21が冷却用フィンとして機能することによって、
永久磁石9の冷却性能を向上させることができる。した
がって、一方の爪状磁極11と他方の爪状磁極12との
間の磁束の漏洩を確実に防止できるので、車両用交流発
電機1の発電能力の低下を防止できる。
【0026】また、永久磁石9が規制部材10に覆われ
ているので、永久磁石9が錆ることが少なくなる。な
お、規制部材10に高靱性のアルミニウム材を用いた場
合には、規制部材10をアルミニウムダイカスト材より
薄くしても良く、その分、励磁力の増加も節約できる。
【0027】図3は第2比較例を示したもので、車両用
交流発電機の磁極部の軸方向の断面形状を示した図であ
る。
【0028】この比較例では、非磁性のステンレス製の
筒状の規制部材24を設けている。この規制部材24
は、永久磁石9の外側面全体に接触した状態で永久磁石
9の径方向外方(図示上方向)への移動を規制してい
る。なお、規制部材24は、一方側端部が絞られて一方
の爪状磁極11の外周側に強固に固定され、他方側端部
が他方の爪状磁極12の外周面(径方向外側面)に溶接
により強固に固定されている。
【0029】〔実施例〕図4は本発明の実施例を示した
もので、車両用交流発電機の磁極部の軸方向の断面形状
を示した図である。
【0030】この実施例の車両用交流発電機1の回転子
2では、一方の爪状磁極11の爪部13および他方の爪
状磁極12の爪部14の外周面(径方向外側面)に溝部
25が形成されている。そして、永久磁石9の径方向外
方への移動を規制する規制部材として、爪部13、14
の溝部25内に嵌め込まれるリング26と、複数の永久
磁石9の外側面全体にそれぞれ接触する複数の保持部材
27とを設けている。
【0031】リング26は、永久磁石9の軸方向長さよ
りも小さい幅を持ったリングであって、一方の爪状磁極
11および他方の爪状磁極12の複数の爪部13、14
に跨がってこれらに固定されている。そして、リング2
6は、一方の爪状磁極11の爪部13および他方の爪状
磁極12の爪部14に形成された溝部25内に嵌め込ま
れているので、リング26の位置決め、固定を確実にで
きる。
【0032】この実施例の車両用交流発電機1の回転子
2では、ランデル型の回転子2が回転して永久磁石9に
遠心力が働いても、複数の永久磁石9の外側面全体にそ
れぞれ接触する保持部材27がリング26の緊縛力によ
り永久磁石9の径方向外方(図示上方向)への移動を規
制することができる。
【0033】また、この実施例の車両用交流発電機1の
回転子2では、幅が狭いリング26によって複数の永久
磁石9が連結されるため、ランデル型の回転子2が本来
有している磁束供給能力、冷却性といった表面積に起因
する性能をできるだけ損なうことなく、一方の爪状磁極
11と他方の爪状磁極12との爪部13、14間に複数
の永久磁石9をそれぞれ配置することができる。また、
非磁性のステンレス製のリング26を使用することで、
リング26を通しての磁束の漏れを抑えることができ、
しかも永久磁石9を強固に連結することができる。
【0034】なお、リング26は、非磁性のステンレス
製のリングを使用しているので、磁極部8の一方の爪状
磁極11および他方の爪状磁極12の複数の爪部13、
14にろう付け等により接合することができる。これに
より、一方の爪状磁極11および他方の爪状磁極12の
複数の爪部13、14にリング26を強固に固定できる
ので、複数の永久磁石9の外側面全体にそれぞれ接触す
る複数の保持部材27を介してリング26が複数の永久
磁石9を保持することができる。したがって、一方の爪
状磁極11と他方の爪状磁極12との爪部13、14間
に複数の永久磁石9を強固に保持固定することができ
る。
【0035】図5および図6は本発明の第3比較例を示
したもので、図5はアルミニウムダイカスト中に永久磁
石を鋳込んだ成形品の周方向を示した図で、図6はアル
ミニウムダイカスト中に永久磁石を鋳込んだ成形品の軸
方向を示した半断面図である。
【0036】この実施例は、規制部材としてのアルミニ
ウムダイカスト28中に永久磁石9を鋳込んで、爪状磁
極(図示せず)と別部品の成形品29として成形したも
のである。この成形品29は、成形後、爪状磁極の爪部
間に永久磁石9が嵌め合わされるように爪状磁極に組み
付けられる。
【0037】〔変形例〕本実施例では、本発明を自動車
等の車両用交流発電機に用いたが、その他の車両用交流
発電機に用いても良い。また、ブラシを持つ交流発電機
に本発明を用いても良い。本実施例では、磁極としてラ
ンデル型爪状磁極を用いたが、磁極としてセントポール
型磁極を用いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用交流発電機を示した断面図である(第1
比較例)。
【図2】規制部材により永久磁石をダイカストモールド
した状態を示した断面図である(第1比較例)。
【図3】車両用交流発電機の磁極部の軸方向の断面形状
を示した断面図である(第2比較例)。
【図4】車両用交流発電機の磁極部の軸方向の断面形状
を示した断面図である(実施例)。
【図5】アルミニウムダイカスト中に永久磁石を鋳込ん
だ成形品の周方向を示した断面図である(第3比較
例)。
【図6】アルミニウムダイカスト中に永久磁石を鋳込ん
だ成形品の軸方向を示した半断面図である(第3比較
例)。
【符号の説明】
1 車両用交流発電機 2 回転子 3 固定子 8 磁極部 9 永久磁石 11 一方の爪状磁極 12 他方の爪状磁極 13 爪部 14 爪部 26 リング 27 保持部材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周に複数の磁極を配列してなる回転子
    と、 この回転子の外周に配置された固定子とを備えた車両用
    交流発電機において、 前記回転子は、前記複数の磁極の間のそれぞれに配置さ
    れた複数の磁石、 およびこれらの磁石の軸方向長さよりも幅が狭いリング
    であって、前記複数の磁極に跨がってこれらに固定さ
    れ、前記複数の磁石と結合されたリングを有することを
    特徴とする車両用交流発電機。
  2. 【請求項2】前記複数の磁極は、ランデル型の一方の爪
    状磁極が有する複数の爪部およびランデル型の他方の爪
    状磁極が有する複数の爪部よりなり、 前記磁石は、前記一方の爪状磁極の爪部の側面と前記他
    方の爪状磁極の爪部の側面との間にそれぞれ配設され、
    これらの爪状磁極の周方向に列設されていることを特徴
    とする請求項1に記載の車両用交流発電機。
  3. 【請求項3】前記リングは、非磁性の金属製であること
    を特徴とする請求項2に記載の車両用交流発電機。
  4. 【請求項4】前記リングは、前記一方の爪状磁極の爪部
    および前記他方の爪状磁極の爪部に形成した溝部内に嵌
    め込まれていることを特徴とする請求項2または請求項
    3に記載の車両用交流発電機。
  5. 【請求項5】前記リングと前記磁石との間には、前記磁
    石を保持する保持部材が介装されていることを特徴とす
    る請求項2から請求項4のいずれかに記載の車両用交流
    発電機。
  6. 【請求項6】前記保持部材は、前記磁石の径方向外側面
    全体を覆っていることを特徴とする請求項5に記載の車
    両用交流発電機。
  7. 【請求項7】界磁巻線により励磁されてN極になる一方
    の爪状磁極とS極になる他方の爪状磁極とを有する回転
    子と、 この回転子の外周に配置された固定子とを備えた車両用
    交流発電機において、 前記回転子は、前記一方の爪状磁極と前記他方の爪状磁
    極との間に配置された複数の磁石、 およびこれらの磁石の軸方向長さよりも幅が狭いリング
    であって、前記回転子の周方向に沿って配置されて、前
    記爪状磁極に固定され、前記複数の磁石と結合されたリ
    ングを有することを特徴とする車両用交流発電機。
  8. 【請求項8】前記複数の磁石は、前記爪状磁極が有する
    爪部に隣接して配置されていることを特徴とする請求項
    7に記載の車両用交流発電機。
  9. 【請求項9】前記リングは、非磁性の金属製であること
    を特徴とする請求項7または請求項8に記載の車両用交
    流発電機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009122586A1 (ja) * 2008-04-04 2009-10-08 三菱電機株式会社 回転電機
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