JPH11317959A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及びその方法

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JPH11317959A
JPH11317959A JP10123684A JP12368498A JPH11317959A JP H11317959 A JPH11317959 A JP H11317959A JP 10123684 A JP10123684 A JP 10123684A JP 12368498 A JP12368498 A JP 12368498A JP H11317959 A JPH11317959 A JP H11317959A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像によっては、適切なホワイトバランス調
整を行なうことができない場合があった。 【解決手段】 画像のハイライト領域情報を算出するハ
イライト算出部6と、前記ハイライト領域情報及び所定
のハイライト値に基づいてホワイトバランス情報を算出
するホワイトバランス算出部7と、第1の画像特徴に応
じて前記ホワイトバランス情報を補正するホワイトバラ
ンス補正部8と、第2の画像特徴に応じて前記ハイライ
ト値を補正するハイライト補正部9と、前記ホワイトバ
ランス情報及び前記ハイライト値に基づいて画像データ
を補正する画像データ補正部10と、を有することを特
徴とする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及びそ
の方法に関し、特に、画像形成時にホワイトバランス調
整を行なう画像処理装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多値画像を形成する画像処理装置におい
ては、画像中の最も明るいハイライト部分、又は最も暗
いシャドウ部分の輝度値を調整することによって、コン
トラストのより鮮明な画像を得ることを目的とした、所
謂ホワイトバランス調整が行われている。
【0003】従来の画像処理装置においてホワイトバラ
ンス調整を行なう際には、画像内の輝度が高いほうから
数%である所定の高輝度領域において、輝度が所定の閾
値以上である画素を除いた画素のR,G,B平均値を算
出し、該平均値に基づいて各画素を補正していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像処理装置においては、対象画像の示すシーンに
かかわらず、即ち画像特徴を考慮することなく、ホワイ
トバランス調整を行なっていた。
【0005】従って、例えば上記高輝度領域内にある画
素の全てが、所定の閾値以上であった場合、平均値の算
出対象となる画素がないため、ホワイトバランス調整を
行なうことができなかった。例えば、室内における蛍光
燈自体を含んだ写真画像は、蛍光燈以外の部分について
トーンが暗くなる、所謂青かぶり状態となる。そこでこ
のような写真画像に対してホワイトバランス調整を行な
ったとしても、蛍光燈の部分の画素についてはその全て
が所定の閾値以上の輝度を有することにより、結局実質
的な調整は行なえず、青かぶり状態を補正することはで
きなかった。
【0006】また、どのようなシーンでも一律にホワイ
トバランス調整を行なうことにより、シーンによっては
かえって画質が低下してしまう場合があった。例えば
「夕焼け」シーンや「花畑」シーンなどにおいては、、
強いホワイトバランス調整を行なうと該シーンが白っぽ
くなり、夕焼けが夕焼けらしくなくなってしまう等の不
具合が発生していた。
【0007】本発明は上述した問題を解決するためにな
されたものであり、どのような画像に対しても適切なホ
ワイトバランス調整を可能とする画像処理装置及びその
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明は以下の構成を備える。
【0009】本発明の画像処理装置は、画像のハイライ
ト領域情報を算出するハイライト算出手段と、前記ハイ
ライト領域情報及び所定のハイライト値に基づいてホワ
イトバランス情報を算出するホワイトバランス算出手段
と、第1の画像特徴に応じて前記ホワイトバランス情報
を補正するホワイトバランス補正手段と、第2の画像特
徴に応じて前記ハイライト値を補正するハイライト補正
手段と、前記ホワイトバランス情報及び前記ハイライト
値に基づいて画像データを補正する画像データ補正手段
と、を有することを特徴とする。
【0010】また、入力画像の色分布を検出する検出手
段と、前記検出された色分布に基づきハイライト領域を
抽出する抽出手段と、前記ハイライト領域の予め設定さ
れている所定より暗い領域内に含まれている画素に基づ
き前記入力画像のハイライトポイントを算出する算出手
段と、前記ハイライトポイントと出力の大略最大値に基
づき階調補正条件を設定する設定手段と、を有すること
を特徴とする。
【0011】また、本発明の画像処理方法は、画像のハ
イライト領域情報を算出するハイライト算出工程と、前
記ハイライト領域情報及び所定のハイライト値に基づい
てホワイトバランス情報を算出するホワイトバランス算
出工程と、第1の画像特徴に応じて前記ホワイトバラン
ス情報を補正するホワイトバランス補正工程と、第2の
画像特徴に応じて前記ハイライト値を補正するハイライ
ト補正工程と、前記ホワイトバランス情報及び前記ハイ
ライト値に基づいて画像データを補正する画像データ補
正工程と、を有することを特徴とする。
【0012】また、入力画像の色分布を検出し、前記検
出された色分布に基づきハイライト領域を抽出し、前記
ハイライト領域の予め設定されている所定より暗い領域
内に含まれている画素に基づき前記入力画像のハイライ
トポイントを算出し、前記ハイライトポイントと出力の
略最大値に基づき階調補正条件を設定することを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0014】<第1実施形態>本実施形態の画像処理装
置におけるホワイトバランス調整について詳細に説明す
る。
【0015】[構成]まず、本実施形態の画像処理装置
においてホワイトバランス調整を行なうための構成例を
図2に示し、詳細に説明する。本実施形態の画像処理装
置においてホワイトバランス調整を行なうための画像処
理部の構成は、画像入力部2、画像出力部3、画像バッ
ファ4、パラメータ保持部5、ハイライト/シャドウ算
出部12、ホワイトバランス算出部7、画像補正部10
を含む。
【0016】画像入力部2は、入力画像保持部1から画
像データを読み込んで、画像バッファ4に書き込む。パ
ラメータ保持部5は、後述する補正に必要なパラメータ
を保持している。ハイライト/シャドウ算出部12は、
ハイライト及びシャドウポイントを算出し、パラメータ
保持部5に結果を格納する。ホワイトバランス算出部7
は、ホワイト及びブラックバランスを算出し、パラメー
タ保持部5に結果を格納する。画像補正部10は、パラ
メータ保持部5に格納されているデータに基づいて、画
像バッファ4に格納されている画像データを補正する。
【0017】画像出力部3は、画像バッファ4に格納さ
れている画像データを出力画像11に書き込むことによ
り、出力する。
【0018】[ホワイトバランス調整方法]図3に、本
実施形態におけるホワイトバランス調整方法の概要フロ
ーチャートを示す。まずステップS1において、画像入
力部2は入力画像保持部1から画像データを読み込み、
画像バッファ4に格納する。そしてステップS2におい
て、ハイライト/シャドウ算出部12で、画像バッファ
4に格納された画像データにおけるハイライトポイント
及びシャドウポイントを算出する。この詳細を図4に示
し、後述する。
【0019】次にステップS3において、ホワイトバラ
ンス算出部7で、画像バッファ4に格納された画像デー
タのホワイトバランス及びブラックバランスを算出す
る。この詳細を図6に示し、後述する。そしてステップ
S4において、画像補正部10で画像バッファ4から画
像データを読み込んで、画素毎にホワイトバランス調整
のための補正を施し、再度画像バッファ4に書き込む。
この詳細を図7に示し、後述する。
【0020】そしてステップS5において、画像出力部
3が画像バッファ4に保持された画像データを出力画像
保持部11に書き込むことによって出力する。
【0021】ここで、パラメータ保持部5に保持される
パラメータについて説明する。図4は、パラメータ保持
部5で保持しているデータの項目を示す図である。同図
によれば、ホワイトバランス調整を行なうために、画像
データのハイライト/シャドウポイント(LH/L
S)、赤のホワイト/ブラックバランス(RH/R
S)、緑のホワイト/ブラックバランス(GH/G
S)、青のホワイト/ブラックバランス(BH/B
S)、補正後のハイライト/シャドウポイント(HP/
SP)、ハイライト/シャドウ領域がパラメータとして
保持されている。ホワイトバランス調整を行なう初期状
態では、これら各パラメータを適当な値で初期化してお
く。例えば、補正後のハイライトポイント(HP)とし
て「245」を、補正後のシャドウポイント(SP)と
して「10」を設定しておく。尚、ハイライト領域は9
9〜100%、シャドウ領域は0〜1%であるとする。
【0022】[ハイライト/シャドウ算出処理]図5
に、ハイライト/シャドウ算出部12におけるハイライ
ト/シャドウ算出処理のフローチャートを示す。これは
即ち、図3のステップS2を詳細に示すものである。
【0023】まずステップS11において、画像バッフ
ァ4から画像データの1画素ずつを読み込み、輝度のヒ
ストグラムを作成する。この輝度ヒストグラムの例を図
6に示す。
【0024】そしてステップS12において、作成した
ヒストグラムに基づいて画像のハイライトポイント(L
H)を算出する。ここでLHは、画像のハイライト領域
における最低輝度である。従って図6に示すヒストグラ
ム例においては、ハイライト領域99〜100%に相当
する輝度範囲は230〜255となるため、LHは「2
30」である。この結果をパラメータ保持部5に格納す
る。
【0025】そしてステップS13において、作成した
ヒストグラムに基づいて画像のシャドウポイント(L
S)を算出する。ここでLSは、画像のシャドウ領域に
おける最高輝度である。従って図6に示すヒストグラム
例においては、シャドウ領域0〜1%に相当する輝度範
囲は0〜14となるため、LSは「14」である。この結
果をパラメータ保持部5に格納する。
【0026】[ホワイト/ブラックバランス算出処理]
図7に、ホワイトバランス算出部7におけるホワイト/
ブラックバランス算出処理のフローチャートを示す。こ
れは即ち、図3のステップS3を詳細に示すものであ
る。
【0027】まずステップS21において、ホワイトバ
ランスを算出する。具体的には、画像バッファ4から画
像データを1画素ずつ読み込み、輝度がLH以上かつH
P以下である領域にある画素のR,G,Bごとの平均輝
度を算出する。図6に示すヒストグラム例においては、
輝度が「230」以上「245」以下である領域が対象
となる。そして、得られた平均値のそれぞれを、パラメ
ータ保持部5のRH,GH,BHとして格納する。
【0028】またステップS22において、ブラックバ
ランスを算出する。具体的には、画像バッファ4から画
像データを1画素ずつ読み込み、輝度がSP以上かつL
S以下である領域にある画素のR,G,Bごとの平均輝
度を算出する。図6に示すヒストグラム例においては、
輝度が「10」以上「14」以下である領域が対象とな
る。そして、得られた平均値のそれぞれを、パラメータ
保持部5のRS,GS,BSとして格納する。
【0029】[画像補正(ホワイトバランス調整)処
理]図8に、画像補正部10における画像補正処理、即
ちホワイトバランス調整処理のフローチャートを示す。
これは、図3のステップS4を詳細に示すものである。
【0030】まずステップS31において、パラメータ
保持部5に保持されているRH,GH,BH,HP、及
びRS,GS,BS,SPに基づいて、ルックアップテ
ーブル(LUT)を作成する。このLUTの例を図9に
示す。図9に示すLUTにおいては、G、B、Rの順に
ハイライトのガンマを立たせている。このようにRに対
してG及びBを強めることで、例えば青っぽく色かぶり
している画像の色かぶりを補正することができる。
【0031】そしてステップS32において、画像バッ
ファ4に格納されている画像データを、作成したLUT
に基づいて1画素ずつ補正する。
【0032】以上説明したように本実施形態によれば、
所定値以上のハイライト領域及び所定値以下のシャドウ
領域の値を考慮しないので、入力画像において色がとん
でしまった部分をハイライトポイントに設定することを
防ぐことができる。
【0033】従って、例えば蛍光灯下で撮影された画像
の色ばみを良好に除去することができる。
【0034】<第2実施形態>以下、上述した第1実施
形態におけるホワイトバランス調整を踏まえて、第2実
施形態の画像処理装置におけるホワイトバランス調整に
ついて詳細に説明する。
【0035】[構成]まず、第2実施形態の画像処理装
置においてホワイトバランス調整を行なうための構成を
図1に示し、詳細に説明する。尚、同図において、上述
した第1実施形態の図2と同様の構成については同一番
号を付し、説明を省略する。
【0036】第2実施形態の画像処理装置においてホワ
イトバランス調整を行なうための画像処理部の構成は、
画像入力部2、画像出力部3、画像バッファ4、パラメ
ータ保持部5、ハイライト/シャドウ算出部6、ホワイ
トバランス算出部7、ホワイトバランス補正部8、ハイ
ライトポイント補正部9、画像補正部10を含む。ハイ
ライト/シャドウ算出部6は、ハイライト及びシャドウ
ポイントを算出し、パラメータ保持部5に結果を格納す
る。ホワイトバランス補正部8は、画像の示すシーンを
判定し、それに応じてホワイトバランスを補正した後、
パラメータ保持部5に結果を格納する。ハイライトポイ
ント補正部9は、ハイライト領域における階調性を保証
するためにハイライトポイントを補正し、該結果をパラ
メータ保持部5に格納する。
【0037】[ホワイトバランス調整方法]図10に、
第2実施形態におけるホワイトバランス調整方法の概要
フローチャートを示す。まずステップS41において、
画像入力部2は入力画像保持部1から画像データを読み
込み、画像バッファ4に格納する。そしてステップS4
2において、ハイライト/シャドウ算出部6で、画像バ
ッファ4に格納された画像データにおけるハイライトポ
イント及びシャドウポイントを算出する。この詳細を図
11に示し、後述する。
【0038】次にステップS43において、ホワイトバ
ランス算出部7で、画像バッファ4に格納された画像デ
ータのホワイトバランス及びブラックバランスを算出す
る。この処理は上述した第1実施形態において図3に示
したステップS3と同様であるため、詳細な説明を省略
する。
【0039】次にステップS44において、ホワイトバ
ランス補正部8で、ステップS43で算出したホワイト
バランスを画像のシーンに応じて補正する。この詳細を
図13に示し、後述する。
【0040】次にステップS45において、ハイライト
ポイント補正部9で、ハイライト領域における階調性を
保証するために、補正後のハイライトポイント(HP)
を設定する。この様子を図17に示し、後述する。
【0041】そしてステップS46において、画像補正
部10で画像バッファ4から画像データを読み込んで、
画素毎にホワイトバランス調整のための補正を施し、再
度画像バッファ4に書き込む。この処理は上述した第1
実施形態において図3に示したステップS4と同様であ
るため、詳細な説明を省略する。そしてステップS47
において、画像出力部3が画像バッファ4に保持された
画像データを出力画像保持部11に書き込むことによっ
て出力する。
【0042】尚、第2実施形態においてパラメータ保持
部5に保持されるパラメータについては、第1実施形態
で示した図4と同様であり、また同様に初期化される。
【0043】[ハイライト/シャドウ算出処理]図11
に、ハイライト/シャドウ算出部6におけるハイライト
/シャドウ算出処理のフローチャートを示す。これは即
ち、図10のステップS42を詳細に示すものである。
【0044】まずステップS51において、画像バッフ
ァ4から画像データの1画素ずつを読み込み、輝度のヒ
ストグラムを作成する。この輝度ヒストグラムの例を図
12に示す。
【0045】そしてステップS52において、作成した
ヒストグラムに基づいて画像のハイライト領域を求め
る。具体的には、初期化されたHP(この例では「24
5」)よりも大きい輝度を有する画素が全体の何パーセ
ントを占めるかを調べ、この値をハイライト領域の上限
/下限値から減じる。例えば、ハイライト領域が99〜
100%、HPより大きい輝度値を有する画素が全体の
3%であった場合には、ハイライト領域は96〜97%
として求められる。この96〜97%のハイライト領域
が、図12のヒストグラムにおいて輝度値240〜24
5の範囲に相当する。
【0046】次にステップS53において、作成したヒ
ストグラムに基づいて画像のシャドウ領域を求める。具
体的には、初期化されたSPよりも小さい輝度を有する
画素が全体の何パーセントを占めるかを調べ、この値を
シャドウ領域の上限/下限値に加算する。例えば、シャ
ドウ領域が0〜1%、SPより小さい輝度値を有する画
素が全体の5%であった場合には、シャドウ領域は5〜
6%となる。この5〜6%のシャドウ領域が、図12の
ヒストグラムにおいて輝度値10〜16の範囲に相当す
る。
【0047】次にステップS54において、作成したヒ
ストグラムに基づいて画像のハイライトポイント(L
H)を算出する。ここでLHは、画像のハイライト領域
における最低輝度である。従って図12に示すヒストグ
ラム例においては、ハイライト領域96〜97%に相当
する輝度範囲は240〜245であるため、LHは「2
40」である。この結果をパラメータ保持部5に格納す
る。
【0048】また同様にステップS55において、作成
したヒストグラムに基づいて画像のシャドウポイント
(LS)を算出する。ここでLSは、画像のシャドウ領
域における最高輝度である。従って図12に示すヒスト
グラム例においては、シャドウ領域5〜6%に相当する
輝度範囲は10〜16であるため、LSは「16」であ
る。この結果をパラメータ保持部5に格納する。
【0049】上述したようにして算出されたハイライト
領域において、図10のステップS43で第1実施形態
と同様の方法によりホワイトバランスが算出される。即
ち、輝度がLH以上かつHP以下である領域にある画素
のR,G,Bごとの平均輝度RH,GH,BHを算出す
る。図12に示すヒストグラム例においては、輝度が
「240」以上「245」以下である領域が対象とな
る。従って、図12において輝度が「245」を越えて
「255」までの領域には、全体の3%に相当する画素
が存在するが、この領域はホワイトバランス算出の際に
は無視されることになる。
【0050】[ホワイトバランス補正処理]図13に、
ホワイトバランス補正部8におけるホワイトバランス補
正処理のフローチャートを示す。これは即ち、図10の
ステップS44を詳細に示すものである。
【0051】まずステップS61において、パラメータ
保持部5に格納されているRH,GH,BHに基づいて
画像の示すシーン、即ち画像特徴を判定する。尚、第2
実施形態の図12のヒストグラム例においては、ステッ
プS43のホワイトバランス算出処理により輝度がLH
以上かつHP以下である領域、即ち輝度が「240」以
上「245」以下である領域にある画素のR,G,Bご
との平均輝度値が、RH,GH,BHとしてそれぞれパ
ラメータ保持部5に格納されている。
【0052】ここで、第2実施形態におけるシーン判定
方法は、基本的にR,G,Bの輝度の大きさの順番、及
び最大輝度を有する色と他の色の割合に応じて、シーン
を判定している。第2実施形態におけるシーン判定基準
の例を図14に示す。この例においては、画像のRHを
「100」としたときのBH,GHの値(0〜10
0)、及びGHとBHの大小関係によって、シーンを判
定する。例えば図14に示す着色領域(BH1<BH<
BH2,GH1<GH<GH2の領域)が、「夕焼け」シ
ーンに対応する。また更に、BHを「100」としたと
きのRH,GHの値(0〜100)や、GHを「10
0」としたときのGH,BHの値(0〜100)も考慮
することによって、更に多様なシーンを判定することが
できる。
【0053】次にステップS62において、ステップS
61で判定されたシーンに基づいて、ホワイトバランス
強度を算出する。第2実施形態におけるシーンとホワイ
トバランス強度との関係を図15に示す。同図における
ホワイトバランス強度は、ホワイトバランスを完全にと
る場合を100%、全くとらない場合を0%と定義す
る。そして、図15の(a)に示すように、シーンに応
じてホワイトバランス強度(%)を適当に設定すること
によって、ホワイトバランスのとりかたを変更する。図
15(b)の例においては、「通常」のシーンの場合は
ホワイトバランス強度を70%とし、完全には真白にな
らないようにしている。それに対して「夕焼け」シーン
の場合は、ホワイトバランスを30%に設定する。つま
り「通常」シーンよりも弱めにホワイトバランスをかけ
るように設定する。尚、第2実施形態におけるホワイト
バランス強度としては、たとえシーン判定にミスが発生
した場合でも、形成画像に大きな不具合が生じないよう
な値を設定する。
【0054】そしてステップS63において、算出した
ホワイトバランス強度に基づいてRH,GH,BHの各
値を修正して、パラメータ保持部5に再格納する。ここ
で、RH,GH,BHの変更の具体例を図16に示し、
説明する。第2実施形態においては、基本的にRH,G
H,BHのそれぞれを、LHとRH,GH,BHの間を
ホワイトバランス強度に応じて内分する点になるように
変更する。図16の例において、LH=240、RH=
243、GH=247、BH=225、ホワイトバラン
ス強度=70%であるとすると、(a)に示されるよう
に、RHは243と240を3:7に内分する点である
から、RH=242(端数切り捨て)に変更される。同
様に、GH=245、BH=230に変更される。
【0055】尚、第2実施形態において特に詳細は説明
しないが、同様な思想により、シーンに応じたブラック
バランス補正を行なうことも可能である。
【0056】[ハイライトポイント補正処理]以下、図
17を参照して、ハイライトポイント補正部9における
ハイライトポイント補正処理について説明する。これは
即ち、図10のステップS45を詳細に示すものであ
る。
【0057】図17は、ハイライト領域よりも大きい輝
度値を有する画素数の割合(%:Saturated Area、以
下、SA値)とHPとの関係の一例を示す図である。第
2実施形態においては、ハイライト領域よりも大きい輝
度値を有する画素数が多くなる、即ちSA値が大きくな
るに従ってHPを小さくしていく。図17においては、
SA値が0%である場合にHPは「245」であり、S
A値が10%になるまではHPを徐々に小さくしてい
く。そして、SA値が10%以上である場合において、
HPは常に「235」となる。即ち、第2実施形態にお
けるHPは「235」以下にはならない。このように、
HPに下限値を設けることにより、ハイライト領域にお
ける階調性を保証することができる。図12に示すヒス
トグラムを有する画像においては、ハイライト領域より
も大きい輝度範囲(SA)の領域に全体の3%の画素が
存在しているため、図17のグラフによりHP=24
1.66・・、即ち端数を切り捨てることによりHPは
「241」となる。
【0058】以上説明したようにして補正後のハイライ
トポイントHPを設定することにより、図10のステッ
プS46において適切な補正LUTを生成し、各色毎の
輝度をシーンに応じて適切に補正することにより、シー
ンに応じたホワイトバランス調整が可能となる。
【0059】以上説明したように第2実施形態によれ
ば、所定値以上の輝度値を有する画素数に応じて、ハイ
ライト領域及び補正後のハイライトポイント(HP)を
可変とすることによって、高輝度領域にある画素の全て
が所定値以上であった場合においても常にホワイトバラ
ンスをとることができ、更に、ハイライト領域における
階調を保証することができる。
【0060】更に、シーンに応じてホワイトバランスの
強度を調整することにより、シーンに応じた適切なホワ
イトバランス調整が可能となる。
【0061】尚、第2実施形態におけるホワイトバラン
ス調整の例として、例えば「夕焼け」シーンについて説
明を行なったが、第2実施形態によって適切なホワイト
バランス調整が顕著に可能となる画像例が他にも多くあ
る。例えば、フラッシュを点灯させて写真撮影を行なう
ことにより形成される「フラッシュ撮影」画像では、例
えば人の肌の凸部等においてハイライトが飽和状態とな
って階調性が失われてしまう、所謂ハイライトが飛んだ
状態となりがちである。このような画像については、画
像補正時にハイライトの飛びを抑える方向に補正を行な
う必要がある。このようなハイライトの飛びが生じた画
像に対して第2実施形態におけるホワイトバランス調整
を施すと、ハイライトが飛んでしまっている領域の割合
に応じて補正後のハイライトポイントを可変とすること
により、ハイライトの飛びを抑えた効果的な補正が可能
となる。このように、第2実施形態によってフラッシュ
撮影時におけるハイライト領域の階調性の保存も可能と
なる。
【0062】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0063】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0064】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0065】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0066】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0067】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ど
のような画像に対しても適切なホワイトバランス調整を
行なうことが可能となる。
【0069】また、画像の特徴に応じたホワイトバラン
ス調整を行なうことができる。
【0070】また、簡単な構成で入力画像においてハイ
ライトポイントとして不適切である色がとんでしまった
部分を考慮せずにハイライトポイントを設定することが
できる。
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第二実施形態におけるホワイトバ
ランス調整を行なうための構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明に係る第一実施形態におけるホワイトバ
ランス調整を行なうための構成を示すブロック図であ
る。
【図3】第一実施形態におけるホワイトバランス調整処
理の概要を示すフローチャートである。
【図4】第一実施形態におけるパラメータ保持部で保持
されるデータ項目例を示す図である。
【図5】第一実施形態におけるハイライト/シャドウ算
出処理を示すフローチャートである。
【図6】第一実施形態における画像ヒストグラムの例を
示す図である。
【図7】第一実施形態におけるホワイトバランス算出処
理を示すフローチャートである。
【図8】第一実施形態における画像補正処理を示すフロ
ーチャートである。
【図9】第一実施形態における画像補正処理におけるL
UT例を示す図である。
【図10】第2実施形態におけるホワイトバランス調整
処理の概要を示すフローチャートである。
【図11】第2実施形態におけるハイライト/シャドウ
算出処理を示すフローチャートである。
【図12】第2実施形態における画像ヒストグラム例を
示す図である。
【図13】第2実施形態におけるホワイトバランス補正
処理を示すフローチャートである。
【図14】第2実施形態におけるシーン判定基準例を示
す図である。
【図15】第2実施形態におけるシーンとホワイトバラ
ンス強度の関係を示す図である。
【図16】第2実施形態におけるRH,GH,BHの変
更例を示す図である。
【図17】第2実施形態におけるSA値とHPの関係の
例を示す図である。
【符号の説明】
1 入力画像保持部 2 画像入力部 3 画像出力部 4 画像バッファ 5 パラメータ保持部 6,12 ハイライト/シャドウ算出部 7 ホワイトバランス算出部 8 ホワイトバランス補正部 9 ハイライトポイント補正部 10 画像補正部 11 出力画像保持部

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像のハイライト領域情報を算出するハ
    イライト算出手段と、 前記ハイライト領域情報及び所定のハイライト値に基づ
    いてホワイトバランス情報を算出するホワイトバランス
    算出手段と、 第1の画像特徴に応じて前記ホワイトバランス情報を補
    正するホワイトバランス補正手段と、 第2の画像特徴に応じて前記ハイライト値を補正するハ
    イライト補正手段と、 前記ホワイトバランス情報及び前記ハイライト値に基づ
    いて画像データを補正する画像データ補正手段と、を有
    することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ハイライト領域情報は輝度範囲情報
    であり、 前記ホワイトバランス算出手段は、前記ハイライト領域
    において前記ハイライト値以下の輝度を有する画素につ
    いて各色毎の平均輝度値を算出することを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の画像特徴は、画像の示すシー
    ン種別であることを特徴とする請求項2記載の画像処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記ホワイトバランス補正手段は、前記
    シーン種別を前記各色毎の平均輝度値の強度順序及び割
    合に応じて判定することを特徴とする請求項3記載の画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の画像特徴は、全画素数に占め
    る前記ハイライト領域よりも大きい輝度値を有する画素
    の割合であることを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  6. 【請求項6】 前記ハイライト補正手段は、前記ハイラ
    イト値の下限を設けることを特徴とする請求項5記載の
    画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記画像データ補正手段は、前記ホワイ
    トバランス情報及び前記ハイライト値に基づいてテーブ
    ルを作成し、該テーブルに基づいて画像データを補正す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記画像データ補正手段は、各色毎に補
    正特性の異なるテーブルを作成することを特徴とする請
    求項7記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記ハイライト領域情報、前記ハイライ
    ト値、及び前記ホワイトバランス情報を保持する保持手
    段を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  10. 【請求項10】 更に、画像のシャドウ領域情報を算出
    するシャドウ算出手段と、 前記シャドウ領域情報及び所定のシャドウ値に基づいて
    ブラックバランス情報を算出するブラックバランス算出
    手段と、を有し、 前記画像データ補正手段は、前記ブラックバランス情報
    及び前記シャドウ値に基づいて画像データを補正するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 画像のハイライト領域情報を算出する
    ハイライト算出工程と、 前記ハイライト領域情報及び所定のハイライト値に基づ
    いてホワイトバランス情報を算出するホワイトバランス
    算出工程と、 第1の画像特徴に応じて前記ホワイトバランス情報を補
    正するホワイトバランス補正工程と、 第2の画像特徴に応じて前記ハイライト値を補正するハ
    イライト補正工程と、 前記ホワイトバランス情報及び前記ハイライト値に基づ
    いて画像データを補正する画像データ補正工程と、を有
    することを特徴とする画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記ハイライト領域情報は輝度範囲情
    報であり、 前記ホワイトバランス算出工程においては、前記ハイラ
    イト領域において前記ハイライト値以下の輝度を有する
    画素について各色毎の平均輝度値を算出することを特徴
    とする請求項11記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の画像特徴は、画像の示すシ
    ーン種別であることを特徴とする請求項12記載の画像
    処理方法。
  14. 【請求項14】 前記ホワイトバランス補正工程におい
    ては、前記シーン種別を前記各色毎の平均輝度値の強度
    順序及び割合に応じて判定することを特徴とする請求項
    13記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記第2の画像特徴は、全画素数に占
    める前記ハイライト領域よりも大きい輝度値を有する画
    素の割合であることを特徴とする請求項11記載の画像
    処理方法。
  16. 【請求項16】 前記ハイライト補正工程においては、
    前記ハイライト値の下限を設けることを特徴とする請求
    項15記載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 前記画像データ補正工程においては、
    前記ホワイトバランス情報及び前記ハイライト値に基づ
    いてテーブルを作成し、該テーブルに基づいて画像デー
    タを補正することを特徴とする請求項11記載の画像処
    理方法。
  18. 【請求項18】 前記画像データ補正工程においては、
    各色毎に補正特性の異なるテーブルを作成することを特
    徴とする請求項17記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 更に、画像のシャドウ領域情報を算出
    するシャドウ算出工程と、 前記シャドウ領域情報及び所定のシャドウ値に基づいて
    ブラックバランス情報を算出するブラックバランス算出
    工程と、を有し、 前記画像データ補正工程においては、前記ブラックバラ
    ンス情報及び前記シャドウ値に基づいて画像データを補
    正することを特徴とする請求項11記載の画像処理方
    法。
  20. 【請求項20】 画像処理のプログラムコードが格納さ
    れた記憶媒体であって、 画像のハイライト領域情報を算出するハイライト算出工
    程のコードと、 前記ハイライト領域情報及び所定のハイライト値に基づ
    いてホワイトバランス情報を算出するホワイトバランス
    算出工程のコードと、 第1の画像特徴に応じて前記ホワイトバランス情報を補
    正するホワイトバランス補正工程のコードと、 第2の画像特徴に応じて前記ハイライト値を補正するハ
    イライト補正工程のコードと、 前記ホワイトバランス情報及び前記ハイライト値に基づ
    いて画像データを補正する画像データ補正工程のコード
    と、を有することを特徴とする記憶媒体。
  21. 【請求項21】 入力画像の色分布を検出する検出手段
    と、 前記検出された色分布に基づきハイライト領域を抽出す
    る抽出手段と、 前記ハイライト領域の予め設定されている所定より暗い
    領域内に含まれている画素に基づき前記入力画像のハイ
    ライトポイントを算出する算出手段と、 前記ハイライトポイントと出力の大略最大値に基づき階
    調補正条件を設定する設定手段と、を有することを特徴
    とする画像処理装置。
  22. 【請求項22】 入力画像の色分布を検出し、 前記検出された色分布に基づきハイライト領域を抽出
    し、 前記ハイライト領域の予め設定されている所定より暗い
    領域内に含まれている画素に基づき前記入力画像のハイ
    ライトポイントを算出し、 前記ハイライトポイントと出力の大略最大値に基づき階
    調補正条件を設定することを特徴とする画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7580566B2 (en) 2003-01-31 2009-08-25 Canon Kabushiki Kaisha Image processing device, image processing method, storage medium, and program
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JP2014048620A (ja) * 2012-09-04 2014-03-17 Canon Inc 焦点調節装置、その制御方法、および制御プログラム

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