JPH11317723A - 離散マルチ・ト―ン通信システムにおいてデ―タおよびパワ―を割り当てる方法 - Google Patents

離散マルチ・ト―ン通信システムにおいてデ―タおよびパワ―を割り当てる方法

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JPH11317723A
JPH11317723A JP11004993A JP499399A JPH11317723A JP H11317723 A JPH11317723 A JP H11317723A JP 11004993 A JP11004993 A JP 11004993A JP 499399 A JP499399 A JP 499399A JP H11317723 A JPH11317723 A JP H11317723A
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 離散マルチ・トーン(DMT)通信システム
においてパワー消費の最適化を図るデータおよびパワー
割り当て方法を提供する。 【解決手段】 ビット割り当て容量にしたがって、キャ
リアをソートする。次に、最大のビット割り当て容量を
有するキャリアから最少のビット割り当て容量を有する
キャリアの順に、全てのビットを割り当てるまで指定の
ビット・レートを得るために必要なビット数を割り当て
る。割り当て後、使用されていないビンのパワーを全て
削減する。使用されていないビンは劣悪なビンを含み、
データを宛先に確実に送信できないキャリアとして識別
する。マージナル・ビンは、データを宛先に送信可能と
なり得るキャリアとして識別する。劣悪なビンのパワー
を削減し、マージナルまたは良好なビンに割り当て、ビ
ット・レートの上昇を可能にする。または、マージナル
・ビンのパワーを削減し、良好なビンに割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、通信シ
ステムに関し、更に特定すれば、離散マルチ・トーン・
システム(discrete multi-tone communication system)
を構成する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビ会議(video conferencing)やイン
ターネット・アクセスのような、高データ・レート双方
向サービスを、住宅および小規模事務所の顧客にも一層
入手し易くするためには、高速データ通信経路が必要で
ある。かかる高データ・レートサービスには光ファイバ
・ケーブルが好適な伝送媒体であるが、既存の通信ネッ
トワークにおいては容易に使用することができず、光フ
ァイバ・ケーブルを設置する費用は法外に高い。現行の
電話配線接続は、ツイストペア媒体で構成されており、
ビデオ・オン・デマンドのような双方向サービス,また
はそれよりも更に高速な相互接続に必要な高データ・レ
ートに対応するように設計されたものはない。これに応
じて、非対称ディジタル加入者回線(ADSL:Asymme
trical Digital Subscriber Line)技術が開発され、既
存のツイストペア接続の固定帯域幅以内で伝送能力を向
上させることにより、新たな光ファイバ・ケーブルの設
置を必要とすることなく、双方向サービスの提供を可能
にした。
【0003】離散マルチ・トーン(DMT:Discrete M
ulti-Toned)とは、ツイストペア接続のような通信チャ
ネルの使用可能帯域幅を、多数の周波数サブチャネルに
分割するマルチ・キャリア技術のことである。これらの
サブチャネルは、周波数ビン(frequency bin) またはキ
ャリアとも呼ばれている。DMT技術は、ANSIT1
E1.4(ADSL)委員会によって、ADSLシステ
ムに用いるために採用されている。ADSLでは、DM
Tを用いて、エンド・ユーザに向かう下流伝送に26k
Hzから1.1MHzまでの250個の別個の4.31
25KHzサブチャネルを発生し、エンドユーザによる
上流伝送のために26kHzから138kHzまでの2
5個のサブチャネルを発生する。各ビンには、各伝送と
共に送るある数のビットが割り当てられる。ADSLシ
ステムに対してビン毎に割り当てられるビット数は、
0,および2ないし15ビットである。
【0004】ADSLシステムを用いてリアル・タイム
・データを送信する前に、初期化プロセスを行う。初期
化プロセスの第1部分の間、活性化および承認ステップ
を行う。ADSLシステムの電力投入に続いて送信活性
化トーンを発生するのは、このステップの間である。送
受信機トレーニングは、初期化プロセス中の次のステッ
プである。送受信機トレーニングの間、ADSLシステ
ムの等化フィルタをトレーニングし、システムの同期を
得る。次に、初期化プロセスの一部として、チャネル分
析および交換を行う。チャネル分析および交換の間、チ
ャネルの信号対ノイズ比(SNR)を判定し、ビンのビ
ット・ローディング・コンフィギュレーション(bit loa
ding configuration) およびその他のコンフィギュレー
ション情報を転送する。
【0005】初期化プロセスに続いて、リアル・タイム
・データ送信が開始する。リアル・タイム・データ送信
の間、提案されているANSI規格の実施態様は、各キ
ャリアを公称パワー量(nominal amount of power) で送
信することを要求する。公称パワー量は、最大パワー量
となるように提案されており、これは、パワー利得微調
整のばらつきがキャリア間で発生するだけで、全てのビ
ン全体に対してほぼ同一である。しかしながら、公称送
信パワー量を各キャリアに割り当てることには欠点があ
る。例えば、1つの問題は、データを全く送信していな
いキャリアに公称パワー量を割り当てることに伴い、不
要のパワー消費が生ずることである。これが発生するの
は、要求されたデータ・レートが、回線上で使用可能な
最大データ・レート未満の場合である。この余分なパワ
ーのために、パワー消費に関してシステムに余分なコス
トがかかることになる。未使用ビンにパワーを送信する
ことに対する他の問題は、キャリアの信号が長い回線距
離の間に減衰するために、所望の確実性でデータを送信
できない地点が生ずることである。これが発生すると、
劣悪なビンのビット割り当て容量が0にセットされる
が、しかしながら、提案されている仕様の実施態様の下
では、その送信パワーは、現在使用されていないビンに
も割り当てられ続ける。したがって、高データ・レート
がない場合でも、パワー・コストが高くなる。ADSL
仕様に伴う他の問題は、隣接する回線上において同様の
周波数で信号を送信している場合、クロストーク干渉が
発生することである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】典型的なDMTシステ
ムでは、その消費パワーの概ね半分以上が、回線ドライ
バによって消費される。パワー増大に伴う熱の問題に加
えて、隣接する電話回線からのクロストークが回線ノイ
ズ・レベルを40dBにも高める可能性があるという、
更に別の問題がある。したがって、DMTシステムのパ
ワー消費を最適化し、隣接するツイストペアワイヤ間の
クロストークを減少させることができれば有利であろ
う。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、ADSLシステム10を
示す。ADSLシステム10は、遠隔端末20,および
ツイストペア伝送媒体によって接続されている電話局(c
entral office)30を備える。遠隔端末20および電話
局30は、各々、システム・コントローラ22,34を
それぞれ備えている。加えて、遠隔端末20および電話
局30は、それぞれ、送受信機24,32を備えてい
る。ADSLシステム10は、本発明を実施することが
できる。動作の間、電話局30は、伝送媒体15を通じ
て、下流データを遠隔端末20に送信する。データは、
遠隔端末20の送受信機24によって受信され、送受信
機24は受信データをシステム・コントローラ22に供
給し、更に処理を進める。同様に、上流信号も遠隔端末
20から伝送媒体15を通じて送信され、電話局の送受
信機32によって受信され、送受信機32はシステム・
コントローラ34にデータを供給する。
【0008】図2は、ADSLシステム10内で使用す
るためのSNR参照表を示す。SNR参照表は、あるビ
ンが特定数のビットを特定のビット・エラー率(BE
R)で送信するために必要なSNRである、SNRre
fを示す。例えば、図2の表によれば、SNRが30で
あると判定されたビンは、7ビットのデータを送信する
ことができる。また、必要であれば、使用するエラー補
正の種類に応じてSNR参照表の値を変化する。例え
ば、エラー訂正の使用により、図2における各SNRr
efの値を3小さくすることができる。この減少によ
り、SNRが30のビンは8ビットを送信することが可
能となる。一般に、SNR参照表は経験的に得られる
が、シミュレーションまたは理論的な結果に基づいて導
出することも可能である。
【0009】図3は、本発明を実施する方法を示す。こ
の特定実施例は、特定のDMTの実施態様を対象とする
が、本発明はあらゆるDMTの実施態様にも適用される
ことは理解されよう。ステップ311において、ADS
Lチャネルの分析を行う。本発明の一実施例では、チャ
ネル分析ステップ311は、初期状態におけるチャネル
に対する信号対ノイズ比(SNR)を返す。通常、図3
のチャネル分析ステップ311は、初期化プロセスの一
部として実行する。しかしながら、図3のステップをリ
アル・タイム処理の間に実行する他の実施態様も、本発
明によって予見される。
【0010】ステップ312において、各ビンのデータ
容量を算出する。一実施例では、データ容量は、ステッ
プ311において判定したキャリアのSNR,および図
2のSNR参照表に基づいて算出する。データ容量は、
所与のSNR参照表について、送信可能な最大ビット数
を識別することによって、判定することができる。例え
ば、図2の表によれば、SNRが32のビンに割り当て
可能な最大ビット数は、7ビットである。
【0011】次に、ステップ313において、最大容量
から最少容量の順に、キャリア即ちビンをソートする。
次に、ステップ314において、最大容量を有するキャ
リア(群)から始め、最少容量を有するキャリア(群)
に進みつつ、送信すべきデータ・レートを割り当てる。
指定したデータ・レートが得られるまで、データ容量を
割り当てる。最初に最大データ・レートをこれらのビン
に割り当てることにより、所望のデータ・レートでデー
タを送信するために使用するキャリア(使用キャリア)
の数を最少に抑えることが可能となる。ステップ315
において、未使用キャリア上のパワーを削減し、指定量
の情報を送信するために用いられるパワーを最低に減ら
す。概して、使用中のビンのパワーの大きさの少なくと
も1桁だけ、パワーを削減する。これは、各チャネルが
使用中であるか否かには係らず、公称パワー量を各チャ
ネルが維持しなければならない従来技術に対する利点で
ある。使用していないビンに対するパワーを削減するこ
とにより、最適なパワー量の散逸が可能となる。
【0012】図4は、本発明の異なる実施例を示す。ス
テップ411において、1セットのキャリアNに対し
て、サブセット・キャリアXを指定する。サブセットX
は、全体として、ビット・ローディング割り当てプロセ
スの間に好ましいキャリアまたは避けるべきキャリアを
表す。次に、サブセットXに重み付けを行う。重み付け
は、明示的とすることにより、ユーザが重み値を指定す
ることや、あるいは暗示的とすることにより、システム
がサブセットXにデフォルトの重みを有することも可能
である。例えば、サブセットXは、暗示的に重い重み付
けを行うことも可能である。重みの機能については、ス
テップ415を参照しながら論ずることにする。
【0013】ステップ412において、セットNの各キ
ャリアについて、チャネル分析を行う。ステップ412
のチャネル分析は、既に論じた、図3のステップ311
のチャネル分析と同様に行う。次に、ステップ413に
おいて、キャリア・セットN内の各ビンに対するビット
・ローディング容量を算出する。このステップは、図3
のステップ312と同様である。 ステップ414にお
いて、セットXの中に含まれないセットNのキャリア
を、最大ビット・ローディング容量から最少ビット・ロ
ーディング容量の順にソートし、ソートしたキャリア・
サブセットを形成する。このステップは、セットのサブ
セットに対して行われることを除いて、図3のステップ
313と同様である。 ステップ419において、セッ
トX内のキャリアを、更に、最大ビット・ローディング
容量から最少ビット・ローディング容量の順にソート
し、別のソート・サブセットを形成する。代替実施例で
は、セットXをソートしなくてもよい。
【0014】ステップ415において、キャリア・サブ
セットXに関連するビンを、ソートしたキャリアのセッ
トに挿入するか、あるいはこれから除外する。一実施例
では、セットXのビンに暗示的に重い重み付けが行われ
ている場合、そのセットは、ある予め規定された基準を
満たすビンの前または後のソート・セット内に配置す
る。例えば、重い重み付けが行われたビンは、最大容量
のビンの前に配置することができる。別の実施例では、
重い重み付けが行われたビンは、10ビットの容量を有
するビンと、9ビットの容量を有するビンとの間に配置
することができる。通常、重い重み付けが行われたセッ
トには、大きなビット割り当て容量を有するビンを挿入
する。1つのビンに対する最大ローディングが15ビッ
トである一実施例では、重い重み付けが行われたセット
は、通常、7ビット割り当てレベル以上に挿入する。
【0015】同様に、セットXのビンに暗示的に軽い重
み付けが行われている場合、これらを全体的にソート・
リストから除外し、最少のビット・ローディング容量を
有するビンの後に挿入するか、あるいは指定されたロー
ディング・レベルを有するビン間に挿入することができ
る。通常、軽い重み付けが行われたセットには、ビット
割り当て容量が小さいビンを挿入する。1つのビンに対
する最大ローディングが15ビットである一実施例で
は、軽い重み付けが行われたセットは、通常、7ビット
割り当てレベルより下に挿入する。
【0016】数値的な重み付けを適用する実施例では、
重みの値に基づいて、セットXのビンを正確に配置また
は除外する。
【0017】ステップ416において、指定したデータ
・レートに対応するために必要なビット数が、セットの
ソート順に基づいて、ビンに割り当てられる。例えば、
セットXを、ローディング容量が13ビットのビンと1
4ビットのビンとの間に挿入すると仮定する。割り当て
は、セットX内になく、ローディング容量が15ビット
のビンから開始する。一旦最初のビンに15ビットが割
り当てられたなら、セット内になく、ローディング容量
が15ビットの別のビンに、15ビットを割り当て、以
下全ての15ビット・ビンが完全に割り当てられるまで
続ける。次に、同様に、セットX内にない全ての14ビ
ット・ビンを充填する。次に、セットX内にない全ての
13ビット容量のビンのローディングの前に、セットX
のビットを充填する。セットXの各ビンを充填すること
に続いて、13ビット容量のビンについて、充填プロセ
スを続ける。
【0018】図5は、隣接する回線間のクロストークを
減少可能な、本発明の別の実施例を示す。ステップ50
1において、キャリアのサブセットX1を、第1回線カ
ードに指定する。ステップ502において、図4のフロ
ーをサブセットX1に適用する。これは、特定のデータ
・レートに対応するために駆動する必要がある回線カー
ド2のキャリア数を、事実上に最少に抑える。
【0019】ステップ503において、実質的に重複し
ていないキャリアX2のサブセットを、第1回線カード
に指定する。一実施例では、セットX1,X2は、異な
る周波数で動作するビンにデータ容量を割り当てようと
するという点で、相互に排他的である。更に他の実施例
では、セットX1,X2は、互いに別個の回線カード内
において使用されるビンをバッファするように選択す
る。例えば、セットX1がビン1ないし10を最初に充
填すべきビンとして指定した場合、セットX2は、ビン
12ないし21を最初に充填すべきビンとして示す。指
定されたビンの中でビット・ローディング容量を割り当
て可能である範囲において、セットX1,X2の周波数
範囲をバッファする、未使用のビン、即ち、ビン11が
ある。このバッファリングによって、クロストークに対
する抵抗力(immunity)強化が可能となる。
【0020】一旦セットX2を規定したなら、図4の方
法を適用し、システムのパワーを最適化する。ステップ
505において、データ送信を行うと、パワー散逸の最
適化および隣接する回線間のクロストーク制限が可能と
なる。
【0021】図6ないし図9は、本発明を実施する他の
方法を示す。図6のステップ601において、ADSL
チャネルの分析を行う。一実施例では、チャネル分析
は、初期状態におけるあるチャネルのSNRを返す。通
常、チャネル分析および図6のステップは、初期化プロ
セスの一部として行われる。しかしながら、図6のステ
ップをリアル・タイムで実行する他の実施態様も、本発
明によって予見される。
【0022】チャネル分析ステップからのSNR値に基
づいて、ステップ602において、当該チャネルに関連
するどのビンが良好なビンかについて判定を行う。良好
なビンとは、最少量のデータを送信可能な、予め規定さ
れたSNRを満足するビンと定義する。例えば、表2の
SNR基準(SNRref)値は、ビンに2ビットのデ
ータを割り当て、かつ特定のBERを維持するために
は、ビンは少なくとも14のSNRを有する必要がある
ことを示す。SNRが14未満のチャネルがある場合、
最小数のビットを送信するものの、表のBERを維持す
ることができないチャネルであることを示す。通常、ビ
ンが予め規定されたBERを満たしつつ、最少量のデー
タを送信可能であれば、良好なビンとして定義される。
【0023】次に、ステップ603において、チャネル
内の劣悪なビンを全て識別する。劣悪なビンとは、予め
規定された性能基準を満たすことができないビンのこと
である。一実施例では、特定のキャリアについて、予め
規定されたBERの範囲内でデータを送信できないと判
定された場合、劣悪なビンとして識別される。通常、こ
の識別を得るには、特定のチャネルのSNRを、最少値
の送信量のSNRrefと比較し、指定された基準が満
たされるか否かについて判定を行う。例えば、SNRか
らSNRrefを減じて−5以下となるキャリアを全
て、劣悪なビンとするという基準が考えられる。したが
って、図2の表を用いる場合、SNRが9以下である全
てのチャネルが、劣悪なビンとして分類されることにな
る。通常、劣悪なビンには、データを全く割り当てるこ
とができない。
【0024】次に、ステップ604において、マージナ
ル・ビン(marginal bin)のセットを識別する。マージナ
ル・ビンのサブセットとは、以前に良好なビンとも劣悪
なビンとも判定されていないビンと定義する。前述の例
では、マージナル・ビンは、9ないし14のSNR値を
有する。その理由は、SNRが14以上のキャリアは良
好なキャリアであり、SNRが9以下のキャリアは劣悪
なビンとするからである。マージナル・ビンには、他の
定義も同様に使用可能である。例えば、5ビットを搬送
できないビンを全てマージナル・ビンとして定義した
り、あるいはSNRref値間の間隔に基づいて定義す
ることが望ましい場合もある。
【0025】次に、ステップ605において、劣悪なビ
ンに割り当てた送信パワーを削減する。固定量だけパワ
ーを削減したり、あるいは倍率に基づいてパワーを削減
することができる。劣悪なビンの送信パワーを固定量だ
け削減させる一例としては、フィルタ応答を変化させ、
劣悪なビンを減衰させることであう。倍率によって劣悪
なビンのパワーを削減させる一例は、その周波数領域に
おけるキャリアに0.10を乗算することであろう。劣
悪なビンに関連する送信パワーを削減することにより、
データが送信される可能性がない場合、使用パワーが減
少する。これは、全てのビン上で送信パワーを維持する
ことを指定する、またはマージナル・ビン上では少量の
データを送信することを提案する従来技術の方法に対す
る利点である。
【0026】次に、ステップ606において、マージナ
ル・ビン上のパワーを増大させる。通常、劣悪なビンの
パワーを削減することによって得られる量だけ、マージ
ナル・ビンのパワーを増大させることにより、システム
全体のパワーには変化を生じさせない。一実施例では、
得られるパワーは、全てのマージナル・ビンに均等に与
えるように使用する。他の例では、得られるパワーは、
各ビンのSNRに基づいて、いずれかのマージナル・ビ
ンに割り当てることも可能である。更に別の実施例で
は、割り当てられるパワーに対して最大のビット容量増
加を得ることができるマージナル・ビンに、得られたパ
ワーを追加する。
【0027】次に、ステップ620において、パワー・
レベルが上昇した各マージナル・ビンについて、パワー
増大の結果、マージナル・ビンが良好なビンとなったか
否かについて判定を行う。この判定は、マージナル・ビ
ンに対するチャネル分析によって推定または決定し、送
信パワー増大後のSNR値が、データ転送に対応するの
に充分か否かについて判定を行うことができる。マージ
ナル・ビンが改善され、良好なビンと判定された場合、
フローはステップ607に進み、新たに識別された良好
なビンを、そのように識別する。マージナル・ビンのパ
ワーが増大したものの、未だマージナルであると判定さ
れた場合、フローはステップ608に進む。ステップ6
08において、このビンを劣悪なビンとして識別し、フ
ローはステップ305に進み、ここで新たに識別された
劣悪なビンのパワーを削減する。尚、ステップ608に
おいて、ビンのマージナル・ステータスを維持し、更に
パワーを増大し、良好なビンを作成しようとすることも
可能である。しかしながら、マージナル・ビンの少なく
ともいくつかを劣悪なビンとして識別し、割り当てのた
めに余分なパワーを解放してマージナル・ビンのSNR
を改善するために使用し、ステップ608において劣悪
なビンとして識別しないようにする必要がある。次に、
ステップ609において、良好なビンとして定義された
全てのビン上で、データを送信する。
【0028】図6のフローは、劣悪なビンに一定のパワ
ー・レベルを維持しないことにより、従来技術の提案に
対する改善を与えるものである。加えて、従来技術は、
データ・レート上の処理能力を改善するために、よいビ
ンにもマージナル・ビンにも大幅なパワーの増大を許さ
ない。本発明は、パワーの増大を行わなければ、少なく
ともいくつかのビンにおいて有用なデータを送信および
受信できないという点まで信号強度が減衰する場合に、
データ・レートを最大に高めることを可能とする。
【0029】図7は、本発明による別の方法を示す。ス
テップ701ないし704は、図6のステップ601な
いし604と同様であり、これ以上論じないことにす
る。次に、ステップ706において、マージナル・ビン
および良好なビンのパワーを増大する。この実施例で
は、マージナル・ビンのパワーだけを増大するのではな
い。これによって、良好なビンおよびマージナル・ビン
に同様にビット割り当ての増加が可能となる。ステップ
720,707,708,709は、図6のステップ6
20,607,608,609と同様であり、ここでは
これ以上論じないことにする。
【0030】図8は、本発明による別の方法を示す。ス
テップ801ないし804は、図6のステップ601な
いし604と同様であり、これ以上論じないことにす
る。次に、ステップ805において、マージナル・ビン
および劣悪なビンのパワーを削減する。次に、ステップ
806において、良好なビンのパワーのみを増大する。
この実施例では、劣悪なビンおよびマージナル・ビンか
らの使用可能なパワー全てを、良好なビンに割り当てし
直す。これによって、良好なビンに割り当てるビットを
増加させることができる。通常、特定のBERにおける
各ビンの最大データ容量を送信するために必要な量を超
えてパワーを増大させることはない。
【0031】本発明を用いたビット・レートの上昇を図
9に示す。図9は、使用されていないキャリアに付随す
るパワーを割り当てし直した場合に、本発明者によって
観察されたビット・レート利得を示す。250個のキャ
リア全てを使用する場合、割り当てし直すパワーはな
く、したがって、全体的なデータ・レートの上昇もない
ことに気が付かれよう。しかしながら、検査したシステ
ムにおいて100個のキャリアのみを用い、150個の
使用されていないキャリアからのパワーを使用中のビン
に割り当てし直した場合、毎秒約550キロビットのビ
ット・レート上昇が実現した。したがって、ADSLシ
ステムに関連するパワーを割り当てし直すことによっ
て、従来技術の標準に対し、性能の向上が得られること
認められよう。本発明を用いると、パワーをビンに割り
当てし直すことにより、ビンは追加の距離まで信号を搬
送することができるため、信号を送信可能な距離が延長
することになる。これは、かかるパワー再割り当てを考
慮しない従来技術に対する利点の1つである。
【0032】前述の説明は、ADSLシステムのパワー
消費を改善するために好適な方法を明らかにした。本発
明について、具体的な実施例を参照しながら説明した。
しかしながら、請求項に明記されている本発明の範囲か
ら逸脱することなく、種々の改良や変更も本発明には可
能であることを、当業者は認めよう。例えば、前述の具
体的な実施例は、図2のSNRref表を用いて、ビン
のローディングを判定することについて論じた。ビンの
ローディングを判定する他の方法も使用可能であること
は、当業者であれば認めるであろう。本発明によって予
見される改良の一例は、ビンの多数のサブセットを識別
し、重み付けすることであろう。本発明は、他のビン分
類方法を用いる場合にも等しく適用可能であることを当
業者は認めよう。更に他の改良例としては、使用されて
いないビンのいくつかまたは全てのパワーを周期的に送
信し、ビンのSNRを監視することがあげられる。特許
請求の範囲においては、ミーンズ・プラス・ファンクシ
ョン(means-plus-function) 項目(群)がある場合は、
いずれも、ここに記載した構造で、列挙した機能(群)
を行うものを含むこととする。また、ミーンズ・プラス
・ファンクション項目(群)は、列挙した機能(群)を
行う構造的同等物および同等の構造も含むこととする。
【図面の簡単な説明】
【図1】ADSLシステムを示すブロック図。
【図2】SNR参照表を示す図。
【図3】本発明を実施する具体的な方法を示すフロー・
チャート。
【図4】本発明を実施する具体的な方法を示すフロー・
チャート。
【図5】本発明を実施する具体的な方法を示すフロー・
チャート。
【図6】本発明を実施する具体的な方法を示すフロー・
チャート。
【図7】本発明を実施する具体的な方法を示すフロー・
チャート。
【図8】本発明を実施する具体的な方法を示すフロー・
チャート。
【図9】ビット・レートの上昇対使用キャリア数の関係
を示すグラフ。
【符号の説明】
10 ADSLシステム 15 伝送媒体 20 遠隔端末 22,34 システム・コントローラ 24,32 送受信機 30 電話局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マシュー・エー・ペンドルトン アメリカ合衆国テキサス州シダー・パー ク、ベイベリー・コート503 (72)発明者 テレンス・ジョンソン アメリカ合衆国テキサス州オースチン、チ ャカー・サークル10100

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】離散マルチ・トーン通信システムを構成す
    る方法であって:複数のキャリア上においてチャネルの
    分析を行う段階;前記複数のキャリアの一部にデータ容
    量を割り当てる段階であって、ビットを割り当てられた
    前記複数のキャリアの前記一部は使用中のキャリアであ
    り、前記複数のキャリアの内ビットが割り当てられない
    一部は、使用されていないキャリアを含む段階;および
    前記使用されていないキャリアに対するパワーを削減す
    る段階;から成ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】前記使用されていないキャリアは、所定の
    性能基準を満たさないことを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】前記所定の性能基準は、指定されたエラー
    率以下の所定のデータ・レートを指定することを特徴と
    する請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】前記複数のキャリアをソートし、ソート・
    リストを作成し、ビット・ローディング容量にしたがっ
    て、前記ソート・リストをソートする段階;を更に含
    み;前記チャネルの分析を行う段階は、ビット・ローデ
    ィング容量を判定する段階を含み、 前記データ容量を
    前記複数のキャリアに割り当てるステップは、前記デー
    タ容量の全てを割り当てるまで、前記ソート・リストに
    したがって使用中のキャリアに前記データを割り当てる
    段階を更に含み、最大のビット・ローディング容量を有
    するビンは、最大のビット・ローディング容量未満を有
    するビンの前に、完全に充填されることを特徴とする請
    求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】前記使用中のキャリアの少なくとも1つに
    対するパワーを増大させる段階を更に含むことを特徴と
    する請求項1記載の方法。
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