JPH11317002A - 画像記録信号生成装置、情報記録装置及び記録媒体並びに情報複写装置 - Google Patents

画像記録信号生成装置、情報記録装置及び記録媒体並びに情報複写装置

Info

Publication number
JPH11317002A
JPH11317002A JP10125114A JP12511498A JPH11317002A JP H11317002 A JPH11317002 A JP H11317002A JP 10125114 A JP10125114 A JP 10125114A JP 12511498 A JP12511498 A JP 12511498A JP H11317002 A JPH11317002 A JP H11317002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
image
signal
copying
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10125114A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3817364B2 (ja
Inventor
Kazuo Kuroda
和男 黒田
Shujiro Azuma
秀司郎 東
Yoshiaki Moriyama
義明 守山
Kazusane Sugaya
和実 菅谷
Keiichi Yamauchi
慶一 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP12511498A priority Critical patent/JP3817364B2/ja
Priority to EP99108560A priority patent/EP0955773B1/en
Priority to US09/305,422 priority patent/US6804452B1/en
Priority to DE69932379T priority patent/DE69932379T2/de
Priority to CN99106365A priority patent/CN1121036C/zh
Publication of JPH11317002A publication Critical patent/JPH11317002A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3817364B2 publication Critical patent/JP3817364B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/913Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/913Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection
    • H04N2005/91307Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection by adding a copy protection signal to the video signal
    • H04N2005/91328Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection by adding a copy protection signal to the video signal the copy protection signal being a copy management signal, e.g. a copy generation management signal [CGMS]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/913Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection
    • H04N2005/91307Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection by adding a copy protection signal to the video signal
    • H04N2005/91335Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection by adding a copy protection signal to the video signal the copy protection signal being a watermark

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CCI情報等の複写制御情報が欠落すること
に起因する不法複写を防止することが可能な画像記録信
号生成装置等を提供する。 【解決手段】 データ信号Sdに対応する記録データ信
号Srであって、DVD等の記録媒体に記録すべき記録
データ信号Srを生成する画像記録信号生成装置におい
て、データ信号Sdに対応する画像内の領域であって、
当該画像の周縁から予め設定された所定の距離より外側
の領域である周縁領域に対応するデータ信号Sd中に、
記録媒体に記録された記録データ信号Srを再生する際
に用いられる複写禁止情報を挿入する禁止情報書込器3
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正規に生成された
情報が不法複写され、更に不法に再生されて一般に拡布
されることを防止するための画像記録信号生成装置、情
報記録装置及び記録媒体並びに情報複写装置の技術分野
に属する。
【0002】
【従来の技術】一般的に映画等の画像情報は著作権によ
り保護されている場合が多く、その場合には、これらの
情報を無断で複写することは基本的には禁止されてい
る。
【0003】また、当該著作権者においては、これらの
複写を効果的に防止する方策を取る必要がある。
【0004】ここで、いわゆるNTSC(National Te
levision System Committee)方式の画像情報を対象
とした従来の不法複写防止方法としては、例えば、当該
画像情報に対応する信号におけるいわゆる垂直ブランキ
ング期間に複写に関する禁止情報(例えば、当該情報が
含まれている画像情報の複写を禁止する旨の禁止情報又
は1回のみの複写を許可する旨の禁止情報等。以下、こ
の禁止情報をCCI(Copy Condition Information)
情報と称する。)を挿入し、これを複写時に検出するこ
とにより、複写可能か又は複写禁止かを認識して複写可
能な場合のみ複写を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記垂
直ブランキング期間に相当する信号(いわゆる同期信
号)は、画像情報としては元々重要な情報ではないた
め、一般には、ディジタル化処理等の信号処理の際に除
去されることが多い。
【0006】すなわち、上記信号処理を実行する際に
は、外部から入力された画像情報を含む信号における上
記同期信号を一旦取り除き、当該信号処理に対応した新
たな同期信号を付加する場合が多いのである。
【0007】従って、当該信号処理(すなわち、垂直ブ
ランキング期間内のCCI情報に対応していない信号処
理)が実行されたときには、当該CCI情報が信号処理
の途中で欠落し、画像信号の複写時に正規のCCI情報
が取得できずに不法複写が実行されてしまう場合がある
という問題点があった。
【0008】そこで、本発明は、上記の各問題点に鑑み
て為されたもので、その課題は、CCI情報等の再生制
御情報が欠落することに起因する不法複写等を防止する
ことが可能な画像記録信号生成装置及び当該画像記録信
号生成装置を含む情報記録装置並びに当該情報記録装置
により画像信号が記録された記録媒体及び当該画像信号
を複写する情報複写装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、外部から入力される原
画像信号に対応する画像記録信号であって、DVD等の
記録媒体に記録すべき画像記録信号を生成する画像記録
信号生成装置において、前記原画像信号に対応する画像
内の領域であって、当該画像の周縁から予め設定された
所定の距離より外側の領域である周縁領域に対応する前
記原画像信号中に、前記記録媒体に記録された前記画像
記録信号を再生する際に用いられるCPU等の再生制御
情報を挿入する制御情報挿入手段を備える。
【0010】請求項1に記載の発明の作用によれば、制
御情報挿入手段は、原画像信号に対応する画像内の周縁
領域に対応する原画像信号中に再生制御情報を挿入す
る。
【0011】よって、再生制御情報が周縁領域内に挿入
されているので、原画像信号に対応する同期信号等を除
去して当該原画像信号を処理する場合でも再生制御情報
が消去されてしまうことがない。
【0012】また、画像内の周縁領域に再生制御情報を
挿入するので、当該画像における画質劣化を最小限に抑
制することができる。
【0013】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載の画像記録信号生成装置
において、前記制御情報挿入手段は、前記周縁領域内の
複数の異なる位置に対応する前記原画像信号内に前記再
生制御情報を夫々挿入するように構成される。
【0014】請求項2に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、制御情報挿入手段
が、周縁領域内の複数の異なる位置に対応する原画像信
号内に再生制御情報を夫々挿入するので、再生制御情報
の盗用等を確実に防止して確実に再生制御情報を用いた
画像再生を行うことができる。
【0015】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像記録信号生
成装置において、前記再生制御情報は、前記画像記録信
号の複写の許可又は不許可のいずれか一方を示す複写制
御情報であるように構成される。
【0016】請求項3に記載の発明の作用によれば、請
求項1又は2に記載の発明の作用に加えて、再生制御情
報が画像記録信号の複写の許可又は不許可のいずれか一
方を示す複写制御情報であるので、複写制御情報の欠落
を防止することにより、当該複写制御情報に基づいて画
像記録信号の再生を行えば、不法複写を未然に防止する
ことができる。
【0017】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の
画像記録信号生成装置において、前記周縁領域を除く前
記画像に対応する前記原画像信号中に、当該画像記録信
号に対応する著作権情報を挿入するCPU等の著作権情
報挿入手段を更に備え、当該著作権情報が、前記再生制
御情報の前記周縁領域における挿入位置を示す位置情報
を含むように構成される。
【0018】請求項4に記載の発明の作用によれば、請
求項1から3のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、著作権情報挿入手段は、周縁領域を除く画像に対応
する原画像信号中に著作権情報を挿入する。
【0019】このとき、当該著作権情報が、再生制御情
報の周縁領域における挿入位置を示す位置情報を含む。
【0020】よって、再生制御情報の挿入位置を正確に
把握することにより当該再生制御情報を用いて画像記録
信号を再生することができる。
【0021】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の
画像記録信号生成装置において、前記制御情報挿入手段
は、前記再生制御情報を挿入するタイミングの前後のタ
イミングに対応する前記原画像信号の平均値を用いて前
記再生制御情報を挿入するように構成される。
【0022】請求項5に記載の発明の作用によれば、請
求項1から4のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、制御情報挿入手段が、再生制御情報を挿入するタイ
ミングの前後のタイミングに対応する原画像信号の平均
値を用いて再生制御情報を挿入する。
【0023】よって、原画像信号における画質の劣化を
最小限として再生制御情報を挿入することができる。
【0024】また、例えば、再生制御情報の値を当該平
均値としたときには複写可能を示すと共に、平均値と異
なる値であれば複写不可を示すように定義しこれを判定
することで、不法複写を防止した再生制御が可能とな
る。
【0025】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の
画像記録信号生成装置により生成された前記画像記録信
号を前記記録媒体に記録するレーザ発生器等の記録手段
を備える。
【0026】請求項6に記載の発明の作用によれば、記
録手段は、請求項1から5のいずれか一項に記載の画像
記録信号生成装置により生成された画像記録信号を記録
媒体に記録する。
【0027】よって、当該生成された画像記録信号から
確実に再生制御情報を取得して画像記録信号を再生する
ことができる。
【0028】上記の課題を解決するために、請求項7に
記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の
画像記録信号生成装置により生成された前記画像記録信
号を記録して構成される。
【0029】請求項7に記載の発明の作用によれば、記
録媒体には、請求項1から5のいずれか一項に記載の画
像記録信号生成装置により生成された画像記録信号が記
録されている。
【0030】よって、確実に再生制御情報を取得して当
該画像記録信号を再生することができる。
【0031】上記の課題を解決するために、請求項8に
記載の発明は、請求項3から5のいずれか一項に記載の
画像記録信号生成装置により生成された前記画像記録信
号を他の記録媒体に複写する情報複写装置であって、前
記画像記録信号から少なくとも前記複写制御情報を抽出
するCPU等の抽出手段と、前記抽出された複写制御情
報に基づいて、前記画像記録信号を前記他の記録媒体に
複写する記録器等の複写手段と、前記他の記録媒体に前
記画像記録信号を複写する際に、前記複写制御情報に基
づいて前記他の記録媒体に複写された前記画像記録信号
の複写の許可又は不許可のいずれか一方を示す第2複写
制御情報をも併せて記録する記録器等の記録手段と、を
備える。
【0032】請求項8に記載の発明の作用によれば、請
求項3から5のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、抽出手段は画像記録信号から少なくとも複写制御情
報を抽出する。
【0033】そして、複写手段は、抽出された複写制御
情報に基づいて画像記録信号を他の記録媒体に複写す
る。
【0034】更に、記録手段は、他の記録媒体に画像記
録信号を複写する際に、複写制御情報に基づいて当該他
の記録媒体に複写された画像記録信号の複写の許可又は
不許可のいずれか一方を示す第2複写制御情報をも併せ
て記録する。
【0035】よって、複写制御情報を確実に検出して不
法複写を防止しつつ画像記録情報を他の記録媒体に複写
することができる。
【0036】また、他の記録媒体に画像記録信号を複写
する際に、上記著作権情報を記録する必要がないので、
情報複写装置の構成を簡略化することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】次に本発明に好適な実施の形態に
ついて、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明す
る実施の形態は、光ディスクの一種であるDVD(従来
のCD(Compact Disk)に比して約7倍以上に記録容
量を高めた光ディスク)に対して情報を記録する情報記
録装置(より具体的には、DVDの大量生産に用いられ
るスタンパディスクを製造するためのカッティング装
置)並びに当該DVDから再生された情報を複写するた
めの情報複写装置に対して本発明を適用した場合の実施
の形態である。
【0038】(I)本発明の原理 始めに、具体的な実施形態を説明する前に、本発明の原
理について、図1を用いて説明する。
【0039】一般に、NTSC方式に準拠した画像を表
示するCRT(Cathode Ray Tube)又はPDP(Plas
ma Display Panel)等の表示装置においては、図1
(a)に示すように、外部から入力された画像信号(例
えばテレビジョン放送等の電波を受信することに入力さ
れる画像信号)に対応する画像Gを表示する場合には、
当該画像G全体を全て視認可能に表示するのではなく、
当該画像Gにおける周縁から予め当該表示装置毎に設定
されている距離Rだけ内側に設定された仮想的な枠内の
画像HRのみを使用者が視認可能に表示する場合が多
い。
【0040】これは、当該画像Gより外側の領域に対応
する上記画像信号は、いわゆる垂直ブランキング期間に
相当する画像信号(当該垂直ブランキング期間内の画像
信号には、いわゆる同期信号のみしか含まれていな
い。)であるため、この垂直ブランキング期間の画像信
号の影響により実際に視認される画像が影響を受けるこ
とを防止すべく、上記距離Rだけ内側に入った領域のみ
を視認可能に表示するものである。
【0041】すなわち、具体的に図1(b)を用いて説
明すると、一般に、NTSC方式の上記画像信号内に
は、水平同期信号Sh、バースト信号Sb、実際の画像に
対応する実体画像信号Sg等が含まれており、このう
ち、実体画像信号Sgに相当する期間を水平走査期間Th
sと称し、更に実体画像信号Sgと次の実体画像信号Sg
との間の期間を水平帰線消去期間Thbと称する。
【0042】そして、この水平走査期間Thsが実際の画
像が含まれている期間となるわけであるが、このうち、
実際に視認可能に表示される画像は、上記水平走査期間
Thsのうちの一部である表示画像期間Thrに相当する実
体画像信号Sgにより表示される画像とされているので
ある。
【0043】ここで、上記表示画像期間Thrを水平走査
期間Thsで除した値は、CRTの場合は例えば約90%
とされ、PDPの場合には例えば97%とされる。
【0044】そして、本発明では、水平走査期間Thsの
うち表示画像期間Thr以外の期間に対応する実体画像信
号Sg中に、当該画像信号が複写可能な画像を含むもの
か、又は複写禁止とされるべき画像を含むものかを示す
上記CCI情報を挿入する。
【0045】すなわち、図1(a)に示すように、画像
Gのうち、画像HRを除く周縁部の実際に視認可能に表
示されない部分の画像に対応する実体画像信号Sg内
に、上記CCI情報Jを複数箇所に渡って挿入するので
ある。
【0046】そして、当該CCI情報Jが挿入された状
態で画像信号が伝送されたり、又は記録媒体内に記録さ
れて拡布されるのである。
【0047】(II)第1実施形態 次に、上述した原理を有する本発明に好適な第1の実施
形態について、図2乃至図5を用いて説明する。
【0048】(A)カッティング装置の第1実施形態 始めに、第1実施形態に係るカッティング装置の実施形
態について、図2及び図3を用いて説明する。
【0049】なお、図2は当該カッティング装置の全体
構成を示すブロック図であり、図3は本発明に係る禁止
情報書込器の細部構成を示すブロック図である。
【0050】図1に示すように、実施形態のカッティン
グ装置1は、データ生成器2と、禁止情報書込器3と、
エンコーダ4と、記録手段としてのレーザ発生器5と、
光変調器6と、対物レンズ7と、スピンドルモータ13
と、回転検出器9と、回転サーボ回路8と、送りユニッ
ト12と、位置検出器11と、送りサーボ回路10と、
により構成されている。
【0051】また、スタンパディスクSPは、レジスト
14と、ガラス基板15とにより構成されている。ここ
で、レジスト14は、後述の光ビームBが照射されるこ
とにより感光され、当該光ビームBの強度の変化に対応
した形状のピットが形成されるものである。
【0052】次に、概要動作を説明する。
【0053】データ生成器1は、DVDに記録すべきデ
ータ(画像情報や音声情報等)を生成し、NTSC方式
に準拠するアナログ信号であるデータ信号Sdとして禁
止情報書込器3に出力する。
【0054】次に、禁止情報書込器3は、データ信号S
dに対して、後述する動作により、DVDに記録される
画像情報等の複写を許可するか否かを示す上記CCI情
報及び著作権情報(CCI情報と同様にDVDに記録さ
れるデータが正規の(すなわち、不法複写でない)デー
タであることを示す著作権情報であるが、当該CCI情
報と異なり、図1(a)における画像HR内に、いわゆ
る電子透かし(ウオーターマークとも称される。)とし
て画像HRの表示に影響を及ぼさない方法で挿入される
情報であり、通常、当該電子透かしが挿入されていない
と複写可能であることを示し、挿入されていると複写可
能でないことを示すこととされている場合が多い。)を
挿入し、挿入データ信号Sdrを生成する。
【0055】そして、エンコーダ4は、挿入データ信号
Sdrに対してインターリーブ及び8−16変調等を施
し、記録データ信号Srを生成する。このとき、当該エ
ンコーダ4では、挿入データ信号Sdrにおける垂直ブラ
ンキング期間に相当する部分を除去して新たに同期信号
を付け直して記録データ信号Srを生成する。
【0056】一方、レーザ発生器5は、スタンパディス
クSPに対してDVDとしてのピットを形成するための
光ビームBを出射する。
【0057】そして、光変調器6は、レーザ発生器5が
発生した光ビームBを上記記録データ信号Srを用いて
強度変調する。
【0058】次に、対物レンズ7は、強度変調された光
ビームBをスタンパディスクSPのレジスト14上に集
光する。
【0059】このとき、スピンドルモータ13はスタン
パディスクSPを回転させる。
【0060】そして、回転検出器9はスタンパディスク
SPの回転数を検出する。
【0061】これにより、回転サーボ回路8は、検出さ
れた回転数に基づいて、スタンパディスクSPの回転を
サーボ制御する。
【0062】また、送りユニット12は、上記ピットが
一列に並んで構成される螺旋状のトラックをスタンパデ
ィスクSP上に形成するために、スタンパディスクSP
の回転に対応してスピンドルモータ13及びスタンパデ
ィスクSPを当該スタンパディスクSPの半径方向に移
動させる。
【0063】このとき、位置検出器11は送りユニット
12の位置を検出する。
【0064】そして、送りサーボ回路10は検出された
送りユニット12の位置に基づいて送りユニット12の
移動をサーボ制御する。
【0065】以上の動作により、記録データ信号Srに
対応したピットが螺旋状のトラックを形成してスタンパ
ディスクSPのレジスト14上に形成され、DVD製造
のための抜き型としてのスタンパディスクSPが完成す
ることとなる。
【0066】この後は、当該スタンパディスクSPを用
いて、樹脂成形、反射膜形成、保護層形成等のいわゆる
レプリケーションプロセスが実行されて、記録データ信
号Srに対応したピットを有するレプリカディスクとし
てのDVDが大量生産される。
【0067】次に、本発明に係る禁止情報書込3の細部
構成及び動作について、図3を用いて説明する。
【0068】図3に示すように、禁止情報書込器3は、
A/D(Analog/Digital)コンバータ20と、遅延器2
1と、シンク検出器22と、カウンタ23及び24と、
バースト信号検出器25と、クロック発生器26と、位
置検出回路27及び28と、スイッチ29及び30と、
制御情報挿入手段及び著作権情報挿入手段としてのCP
U31と、により構成されている。
【0069】次に、動作を説明する。
【0070】なお、禁止情報書込器3の動作の前提とし
て、挿入データ信号Sdrに対応する画像中におけるCC
I情報を挿入すべき位置(図1(a)参照)及び著作権
情報を挿入する位置は予め定められており、その位置を
示す位置情報が夫々位置検出器27及び28中の図示し
ないメモリ内に記憶されているものとする。
【0071】また、禁止情報書込器3により挿入される
CCI情報は、DVDに記録されるデータが1回のみ複
写可能であることを示すCCI情報か、又は当該データ
が複写禁止であることを示すCCI情報のいずれかであ
るとする。
【0072】更に、CCI情報と共に挿入される著作権
情報(電子透かし)には、データ信号Sdに対応する画
像情報等が記録される記録媒体の種類(第1実施形態の
場合はDVD)又は当該画像情報等が伝送される媒体の
種類(当該DVDに記録したデータを放送等を介して拡
布する場合には、その媒体として使用されるもの(例え
ばケーブルテレビジョンシステム又は衛生放送システム
等))を示す情報と、当該DVDに記録されるデータの
複写に関する情報(即ち、複写可能であるか、予約録画
可能であるか、或いは複写禁止であるかを示す情報)
と、当該データに関する著作権の所有者名を示す情報
と、上記CCI情報が挿入されている画像上の位置を示
す情報が含まれる。
【0073】データ生成器2からのデータ信号Sdが入
力されると、A/Dコンバータ20は、当該データ信号
Sdをディジタル信号に変換し、ディジタルデータ信号
Sddを生成して遅延器21に出力する。
【0074】これと並行して、バースト信号検出器25
は、データ信号Sd中の上記バースト信号(図1(b)
参照)Sbを検出し、クロック発生器26に出力する。
【0075】そして、クロック発生器26は、バースト
信号Sbに基づいて、禁止情報書込器3全体の動作の基
準となるクロック信号Sclkを生成し、上記各構成部材
に出力すると共にカウンタ23及びカウンタ24へ出力
する。
【0076】更に、シンク検出器22は、データ信号S
dにおける水平同期信号を抽出して水平同期信号Shとし
てカウンタ23に出力すると共に、当該データ信号Sd
における垂直同期信号を抽出して垂直同期信号Svとし
てカウンタ24に出力する。
【0077】そして、カウンタ23は、一の水平同期信
号Shが入力されたタイミングから次の水平同期信号Sh
が入力されるまでの間に入力されるクロック信号Sclk
のパルスを計数し、計数信号Schとして位置検回路27
及び28に出力する。
【0078】一方、カウンタ24は、一の垂直同期信号
Svが入力されたタイミングから次の垂直同期信号Svが
入力されるまでの間に入力されるクロック信号Sclkの
パルスを計数し、計数信号Scvとして位置検回路27及
び28に出力する。
【0079】そして、位置検出回路27は、上記計数信
号Sch及び計数信号Scv並びに図示しないメモリ内の上
記位置情報に基づいて、上記著作権情報を挿入すべき画
像HR内の位置を示す位置信号Ssw1を生成し、スイッ
チ29に出力する。
【0080】このとき、具体的には、上記著作権情報が
画像HR内の4個所に分散して挿入されるものとする
と、一の画像HRに対応するデータ期間中における夫々
の著作権情報が挿入されるタイミングで位置信号Ssw1
が4回出力されることとなる。
【0081】一方、位置検出回路28は、上記計数信号
Sch及び計数信号Scv並びに図示しないメモリ内の上記
位置情報に基づいて、上記CCI情報を挿入すべき画像
G内の位置を示す位置信号Ssw2を生成し、スイッチ3
0及びCPU31に出力する。
【0082】このとき、具体的には、上述のように著作
権情報を画像HR内の4個所に挿入するとすると、上記
CCI情報は画像G内の画像HR以外の領域内の任意の
16個所の位置のうちいずれかの位置に挿入することが
可能となり、一の画像Gに対応するデータ期間中におけ
る当該CCI情報が挿入されるタイミングで位置信号S
sw2が出力されることとなる。
【0083】一方、遅延器21は、上述したカウンタ2
3及び24並びに位置検出回路27及び28における夫
々の処理に必要な時間だけディジタルデータ信号Sddを
遅延し、スイッチ29の一方の入力端子及びCPU31
に出力する。
【0084】また、CPU31は、上記著作権情報の内
容を示す著作権情報信号Swmを生成し、スイッチ29の
他方の入力端子に出力する。
【0085】このとき、上述したように著作権情報を画
像HR内の4個所に挿入するとした場合、4種類の著作
権情報信号Swmが夫々の挿入タイミングに対応するよう
にスイッチ29に出力されることとなるが、このとき、
夫々の著作権情報信号Swmに対応する著作権情報を四つ
組み合わせることにより、上述した各情報(すなわち、
データ信号Sdに対応する画像情報等が記録される記録
媒体の種類又は当該画像情報等が伝送される媒体の種類
を示す情報、当該DVDに記録されるデータの複写に関
する情報、当該データに関する著作権の所有者名を示す
情報及びCCI情報が挿入されている画像G上の位置を
示す情報)が記述されることとなる。
【0086】このうち、CCI情報が挿入されている画
像G上の位置を示す情報の記述方法としては、例えば、
各著作権情報に対応する画像データ中の下位4ビット目
の値(「0」又は「1」)を四つの著作権情報で組み合
わせることにより全体で4ビットとし、これにより画像
G内の上述した16(=24)個所のCCI情報挿入可
能位置のうちのいずれかを表現することができる。
【0087】これと並行して、CPU31は、上記CC
I情報の内容を示すCCI情報信号Scciを生成し、ス
イッチ30の一方の入力端子に出力する。
【0088】このとき、CCI情報としては、具体的に
は、上述したようにDVDに記録されるデータが1回の
み複写可能であるか、又は複写禁止であるかを示す情報
が含まれることとなるが、このCCI情報に対応するC
CI情報信号Scciを生成する際には、上記ディジタル
データ信号Sddのうち、位置信号Ssw2で示されるCC
I情報を挿入する位置の直前のタイミングのディジタル
データ信号Sddに含まれる輝度の値と当該位置の直後の
タイミングのディジタルデータ信号Sddに含まれる輝度
の値とを平均し、複写禁止であることを示すCCI情報
を挿入する際には当該平均値をそのままCCI情報信号
Scciの値として出力し、一方、1回のみ複写可能であ
ることを示すCCI情報を挿入する際には当該平均値に
予め設定されたオフセット値を加算した値をCCI情報
信号Scciの値として出力する。
【0089】次に、スイッチ29は、通常はディジタル
データ信号Sdd側に切り換わっており、位置信号Ssw1
で示されるタイミングで著作権情報信号Swm側に切り換
わる。これにより、当該位置信号Ssw1で示されるタイ
ミングでディジタルデータ信号Sddに著作権情報信号S
wmが挿入された挿入データ信号Sdwが生成され、当該挿
入データ信号Sdwがスイッチ30の他方の端子に出力さ
れる。
【0090】そして、スイッチ30は、通常は挿入デー
タ信号Sdw側に切り換わっており、位置信号Ssw2で示
されるタイミングでCCI情報信号Scci側に切り換わ
る。これにより、当該位置信号Ssw2で示されるタイミ
ングで挿入データ信号SdwにCCI情報信号Scciが挿
入された上記挿入データ信号Sdrが生成され、当該挿入
データ信号Sdrが上記エンコーダ4に出力される。
【0091】その後、上述したエンコーダ4及びレーザ
発生器5等の動作により、上記著作権情報及びCCI情
報が挿入された画像情報を含むデータ信号がスタンパデ
ィスクSPに記録されることとなる。
【0092】(B)情報複写装置の第1実施形態 次に、第1実施形態に係る情報複写装置の実施形態につ
いて、図4及び図5を用いて説明する。
【0093】なお、図4は当該情報複写装置の全体構成
を示すブロック図であり、図5は本発明に係る情報複写
処理を示すフローチャートである。
【0094】図4に示すように、情報複写装置Cは、A
/Dコンバータ40と、遅延器41、52及び53と、
シンク検出器42と、カウンタ43及び44と、バース
ト信号検出器45と、クロック発生器46と、位置検出
回路47及び48と、ラッチ回路49及び50と、抽出
手段としてのCPU51と、加算器54と、除算器55
と、スイッチ56と、複写手段及び記録手段としての記
録器57と、により構成されている。
【0095】次に、動作を説明する。
【0096】なお、情報複写装置Cの動作の前提として
は、上記カッティング装置1により製造されたDVDか
ら再生されたデータ信号が、例えば、衛星放送システム
等の放送媒体又はケーブルテレビジョンシステム等の伝
送媒体を介してNTSC方式のアナログデータ信号とし
て情報複写装置Cに入力され、当該情報複写装置Cは、
入力されるアナログデータ信号中に含まれている上記著
作権情報及びCCI情報に基づいて当該アナログデータ
信号を複写する。
【0097】また、当該アナログデータ信号に対応する
画像中におけるCCI情報が挿入されている位置(図1
(a)参照)及び著作権情報が挿入されている位置は上
述のように予め定められており、その位置を示す位置情
報が夫々位置検出器47及び48中の図示しないメモリ
内に記憶されているものとする。
【0098】上記放送媒体又は伝送媒体を介して、DV
Dから再生されたアナログデータ信号Sa(NTSC方
式に準拠しており、上記著作権情報及びCCI情報を含
む。)が入力されると、A/Dコンバータ40は、当該
アナログデータ信号Sdをディジタル信号に変換し、デ
ィジタルデータ信号Sadを生成して遅延器41に出力す
る。
【0099】これと並行して、バースト信号検出器45
は、アナログデータ信号Sa中の上記バースト信号Sbを
検出し、クロック発生器46に出力する。
【0100】そして、クロック発生器46は、バースト
信号Sbに基づいて、情報複写装置C全体の動作の基準
となるクロック信号Sclkを生成し、上記各構成部材に
出力すると共にカウンタ23及び24並びに遅延器52
及び53へ出力する。
【0101】更に、シンク検出器42は、アナログデー
タ信号Saにおける水平同期信号を抽出して水平同期信
号Shとしてカウンタ43に出力すると共に、当該アナ
ログデータ信号Saにおける垂直同期信号を抽出して垂
直同期信号Svとしてカウンタ44に出力する。
【0102】そして、カウンタ43は、一の水平同期信
号Shが入力されたタイミングから次の水平同期信号Sh
が入力されるまでの間に入力されるクロック信号Sclk
のパルスを計数し、計数信号Schとして位置検回路47
及び48に出力する。
【0103】一方、カウンタ44は、一の垂直同期信号
Svが入力されたタイミングから次の垂直同期信号Svが
入力されるまでの間に入力されるクロック信号Sclkの
パルスを計数し、計数信号Scvとして位置検回路47及
び48に出力する。
【0104】そして、位置検出回路47は、上記計数信
号Sch及び計数信号Scv並びに図示しないメモリ内の上
記位置情報に基づいて、上記著作権情報が挿入されてい
ることとなっている画像HR(アナログデータ信号Sa
として入力されている画像HR)内の位置を示す位置信
号Spwを生成し、ラッチ回路49のリセット端子に出力
する。
【0105】このとき、具体的には、上記著作権情報は
画像HR内の4個所に分散して挿入されているはずであ
るので、一の画像HRに対応するデータ期間中における
夫々の著作権情報が挿入されているタイミングで位置信
号Spwが4回出力されることとなる。
【0106】一方、位置検出回路48は、上記計数信号
Sch及び計数信号Scv並びに図示しないメモリ内の上記
位置情報に基づいて、上記CCI情報が挿入されている
画像G(アナログデータ信号Saとして入力されている
画像G)内の位置を示す位置信号Spcを生成し、ラッチ
回路50のリセット端子及びCPU51に出力する。
【0107】このとき、具体的には、上記CCI情報が
挿入されている位置に対応して、一の画像Gに対応する
データ期間中における当該CCI情報が挿入されている
タイミングで位置信号Spcが出力されることとなる。
【0108】一方、遅延器41は、上述したカウンタ4
3及び44並びに位置検出回路47及び48における夫
々の処理に必要な時間だけディジタルデータ信号Sadを
遅延し、各ラッチ回路49及び50の入力端子及び遅延
器52並びに加算器54に出力する。
【0109】これにより、ラッチ回路49は、位置信号
Spwで示されるタイミングに対応するディジタルデータ
信号Sadから上記著作権情報を読み出し、その内容を示
す著作権情報信号SwmをCPU51に出力する。
【0110】一方、ラッチ回路50は、位置信号Spcで
示されるタイミングに対応するディジタルデータ信号S
adから上記CCI情報を読み出し、その内容を示すCC
I情報信号ScciをCPU51に出力する。
【0111】そして、CPU51は、位置信号Spc、著
作権情報信号Swm及びCCI情報信号Scciに基づい
て、図5に示す処理を実行するための制御信号Scをス
イッチ56に出力する。
【0112】次に、遅延器52は、ディジタルデータ信
号Sadをクロック信号Sclkにおける1クロック分だけ
遅延し、遅延信号Sdl1を生成して遅延器53及びスイ
ッチ56の一の入力端子へ出力する。
【0113】そして、遅延器53は、遅延信号Sdl1
クロック信号Sclkにおける1クロック分だけ更に遅延
し、遅延信号Sdl2を生成して加算器54へ出力する。
【0114】これにより、加算器54は遅延信号Sdl2
とディジタルデータ信号Sadとを加算し、加算信号Sad
dを生成して除算器55へ出力する。
【0115】そして、除算器55は、加算信号Saddの
値を「2」で除し、除算信号Sdvを生成してスイッチ5
6の他方の端子に出力する。
【0116】ここで、遅延器52及び53並びに加算器
54及び除算器55は、複写された画像情報(情報複写
装置Cにより複写された画像情報)における新たなCC
I情報(第1実施形態の場合は、元のアナログデータ信
号Sadに含まれているCCI情報が1回のみ複写可能で
あることを示すか又は複写禁止であることを示すかのい
ずれかであるので、当該新たなCCI情報としては、元
のアナログデータ信号Sadに含まれているCCI情報が
1回のみ複写可能であることを示す場合に、新たに複写
された画像情報が最早複写禁止であることを示すCCI
情報が生成されることとなる。)を生成するための構成
部材であり、当該新たなCCI情報が挿入される位置の
直前のタイミングのディジタルデータ信号Sadに含まれ
る輝度の値と当該位置の直後のタイミングのディジタル
データ信号Sadに含まれる輝度の値とを平均し、複写禁
止であることを示す新たなCCI情報として当該平均値
をそのままスイッチ56に出力するものである。
【0117】そして、スイッチ56は、制御信号Scに
基づいて、遅延信号Sdl1と除算信号Sdvとを切り換え
て記録データ信号Srrとして記録器57に出力する。
【0118】なお、スイッチ56から記録データ信号S
rrが出力されるのは、元のアナログデータ信号Sadに含
まれているCCI情報が1回のみ複写可能であることを
示す場合のみであり、その場合には、上述した複写禁止
であることを示す新たなCCI情報(すなわち、除算信
号Sdv)が当該新たなCCI情報を挿入するタイミング
で記録データ信号Srrとして出力されることとなる。
【0119】その後、記録器57は、記録データ信号S
rrが出力された場合にこれを所定の記録媒体(例えば、
ビデオテープ又は記録可能な光ディスク等)に複写記録
する。
【0120】次に、CPU51において実行される複写
制御処理について、図5を用いて説明する。
【0121】図5に示すように、CPU51において
は、著作権情報信号Swnに基づいて、ディジタルデータ
信号Sadから著作権情報(図5において、「ウオーター
マーク」と示す。)を検出する(ステップS1)。
【0122】そして、当該著作権情報が検出されたか否
かを判定し(ステップS2)、検出されていない時は
(ステップS2;no)、ディジタルデータSadを複写
すべく制御信号Scをスイッチ56に出力する。
【0123】そして、スイッチ56では、当該スイッチ
56が常に遅延信号Sdl1側に切り換えられ、当該遅延
信号Sdl1(内容としては、元のディジタルデータ信号
Sadと全く同様である。)が記録データ信号Srrとして
出力されて、複写(上記新たなCCI情報及び著作権情
報を含まないディジタルデータ信号Sadの複写)が記録
器57において実行される(ステップS9)。
【0124】一方、ステップS2の判定において、著作
権情報が検出されたときは(ステップS2;yes)、
次に、当該検出された著作権情報の内容を判定する(ス
テップS3)。
【0125】そして、著作権情報の内容が、予約録画可
能であることを示すか否かを判定し(ステップS4)、
予約録画可能でないことを示すときは(ステップS4;
no)、次に著作権情報の内容が複写禁止を示すか否か
を判定し(ステップS6)、複写禁止を示すときは(ス
テップS6;yes)、スイッチ57から記録データ信
号Srrを出力させないように制御信号Scを出力して処
理を終了する。
【0126】一方、ステップS6の判定において、複写
禁止を示していないときは(ステップS6;yes)上
記ステップS9に移行して複写を行う。
【0127】また、ステップS4の判定において、著作
権情報が予約録画が可能であることを示すときは(ステ
ップS4;yes)、次に、CCI情報信号Scciに基
づいて、ディジタルデータ信号SadからCCI情報を検
出する(ステップS5)。
【0128】そして、検出したCCI情報の内容を判定
し(すなわち、当該CCI情報として輝度の平均値にオ
フセットが加算されているか否かを判定し(ステップS
7))、オフセットがあるときはディジタルデータ信号
Sadが1回のみ複写可能であるとして(ステップS7;
yes)、当該CCI情報を除算器56から出力される
除算信号Sdv(上記新たなCCI情報)に変更して(ス
テップS8)複写を実行する(ステップS9)。
【0129】このステップS8及びS9においては、C
PU51は、位置信号Spc及び著作権情報信号Swmに含
まれている著作権情報中のCCI情報の位置を示す位置
情報に基づいて、元のディジタルデータ信号Sadにおい
てCCI情報があったタイミングにおいてスイッチ56
を除算信号Sdv側に切り換えると共に、その他のタイミ
ングでは遅延信号Sdl1側に切り換えるように制御信号
Scを出力し、当該新たなCCI情報としての除算信号
Sdvが元のCCI情報の位置に挿入された記録データ信
号Srrを生成して記録器57に出力させ、当該記録器5
7において複写が実行されることとなる。
【0130】一方、ステップS7の判定において、CC
I情報においてオフセットがないときは、ディジタルデ
ータ信号Sadが複写禁止であるとして(ステップS7;
no)、そのまま記録データ信号Srrをスイッチ56か
ら出力させないように制御信号Scを出力して処理を終
了する。
【0131】以上説明したように、第1実施形態のカッ
ティング装置1及び情報複写装置Cの動作によれば、C
CI情報が画像G内の画像HR以外の周縁領域内に挿入
されているので、信号処理の過程において垂直ブランキ
ング期間に相当する信号を除去する処理等を実行しても
当該CCI情報が消去されてしまうことがないこととな
り、DVDに記録される記録データ信号Srを生成する
際に確実にCCI情報を付加することができる。
【0132】また、画像G内の周縁領域にCCI情報を
挿入するので、当該画像Gにおける画質劣化を最小限に
抑制することができる。
【0133】更に、画像G内にCCI情報を挿入するの
で、画像を処理する回路以外の他の回路を用いることな
くCCI情報を伝送することができる。
【0134】更に、CCI情報が記録データ信号Srの
複写の許可又は不許可のいずれか一方を示す情報である
ので、当該CCI情報の欠落を防止することにより、不
法複写を未然に防止することができる。
【0135】また、画像HR内に著作権情報を挿入する
と共に、当該著作権情報が、CCI情報の挿入位置を示
す位置情報を含むので、CCI情報の挿入位置を正確に
把握して複写することができる。
【0136】更にまた、CCI情報を挿入するタイミン
グの前後のタイミングに対応するディジタルデータ信号
Sddの輝度の平均値を用いて当該CCI情報を記述する
ので、ディジタルデータ信号Sddにおける画質の劣化を
最小限としてCCI情報を挿入することができる。
【0137】更にまた、DVDに記録されている画像中
にCCI情報が挿入されているので、確実にCCI情報
を取得して不法複写を防止しつつ複写することができ
る。
【0138】また、他の記録媒体に記録データ信号Srr
を複写する際に、上記著作権情報を記録する必要がない
ので、情報複写装置Cの構成を簡略化することができ
る。
【0139】なお、上述の第1実施形態では、CCI情
報を画像Gの周縁領域の中の一個所のみに挿入するよう
にしたが、これ以外に、16個所以下の複数の箇所に異
なるCCI情報を挿入するように構成し、その挿入位置
を示す位置情報を著作権情報中に含ませるようにすれ
ば、CCI情報の盗用等を確実に防止して確実にCCI
情報を用いた複写を行うことができると共に、外部から
雑音等が混入してもCCI情報を確実に取得することが
できる。
【0140】更に、上述の第1実施形態においては、C
CI情報としては、1回のみ複写を許可することを示す
情報又は複写を禁止する情報のいずれかを含ませる構成
としたが、これ以外に、例えば、データ信号Sdが衛星
放送システム又はケーブルテレビシステムのうちいずれ
の媒体を介して入力されたものかを示す情報を更に含ま
せてもよい。
【0141】また、CCI情報を生成する際に、CCI
情報を挿入する位置の直前のタイミングのディジタルデ
ータ信号Sddに含まれる輝度の値と当該位置の直後のタ
イミングのディジタルデータ信号Sddに含まれる輝度の
値とを用いる他に、画像における垂直方向上下に隣接す
るの二つのディジタルデータ信号Sddに含まれる輝度の
値を用いてCCI情報を生成してもよい。
【0142】更に、上述の第1実施形態では、画像G内
で実際に視認可能に表示されない周縁領域内にCCI情
報Jを挿入する場合について説明したが、これ以外に、
視認可能に表示されない領域がない場合(すなわち、図
1(a)において、画像HRと画像Gが等しい表示装置
で表示する場合)でも、当該画像Gの周縁領域にCCI
情報Jを挿入すれば、使用者は画像Gの中心位置を視線
位置として画像を見るのが通常であるので、画質の劣化
を認識させることを抑制してCCI情報Jを挿入するこ
とができる。
【0143】また、上述の第1実施形態においては、禁
止情報書込器3をカッティング装置1内に含む構成につ
いて説明したが、これ以外に、当該禁止情報書込器3を
情報複写装置内に含ませるようにしてもよい。
【0144】この場合には、当該情報複写装置内の禁止
情報書込器3により、複写される画像信号に対して上記
CCI情報及び著作権情報が挿入されることとなり、当
該複写後の画像信号においては、当該挿入されたCCI
情報及び著作権情報に基づいて複写管理が為されること
となる。
【0145】また、図4に示す情報再生装置Cにおい
て、遅延信号Sdl2をスイッチ56の一方の入力端子に
入力する代わりに、除算信号Sdvに対して予め設定され
た所定のオフセットを更に加算した信号を当該入力端子
に入力し、これと除算信号Sdvとを切り換えて記録デー
タ信号SrrにCCI情報を挿入するように構成すること
もできる。
【0146】更に、図4に示す情報複写装置Cをカッテ
ィング装置内に組み込み、予め著作権情報及びCCI情
報が挿入されて外部から供給されるデータ信号に基づい
て新たなCCI情報が挿入された記録データ信号を生成
し、これをスタンパディスクに記録することによりDV
Dを生産するように構成することもできる。
【0147】更にまた、上記第1実施形態の情報複写装
置Cにおいては、衛星放送システム等の放送媒体又はケ
ーブルテレビジョンシステム等の伝送媒体を介して入力
されたアナログデータ信号Saを複写する場合について
説明したが、これ以外に、下ティング装置1により製造
されたDVDから再生された画像信号(著作権情報及び
CCI情報が挿入されている画像信号)を情報複写装置
Cに入力して複写するように構成することもできる。
【0148】(III)第2実施形態 次に、本発明に係る他の実施形態である第2実施形態に
ついて、図6及び図7を用いて説明する。
【0149】なお、図6は第2実施形態に係る禁止情報
書込器の概要構成を示すブロック図であり、図7は第2
実施形態に係る情報複写装置Sの概要構成を示すブロッ
ク図である。
【0150】(A)カッティング装置の第2実施形態 始めに、第2実施形態に係るカッティング装置の構成及
び動作について、図6を用いて説明する。
【0151】なお、第2実施形態のカッティング装置に
おいては、禁止情報書込器以外の構成及び動作について
は、第1実施形態のカッティング装置1と同様であるの
で、細部の説明は省略する。
【0152】また、図6においては、図3に示す第1実
施形態の禁止情報書込器3と同様の構成部材について
は、同様の部材番号を付して細部の説明は省略する。
【0153】上述の第1実施形態のカッティング装置1
においては、ディジタルデータ信号Sddに挿入するCC
I情報としては、図3におけるディジタルデータ信号S
ddのうち、位置信号Ssw2で示されるCCI情報を挿入
する位置の直前のタイミングのディジタルデータ信号S
ddに含まれる輝度の値と当該位置の直後のタイミングの
ディジタルデータ信号Sddに含まれる輝度の値とを平均
し、複写禁止であることを示すCCI情報の場合には当
該平均値をそのままCCI情報信号Scciの値として出
力し、一方、1回のみ複写可能であることを示すCCI
情報の場合には当該平均値に予め設定されたオフセット
値を加算した値をCCI情報信号Scciの値として出力
するように構成したが、第2実施形態では、予め設定さ
れた固定値をCCI情報として挿入する。
【0154】すなわち、例えば、1回のみ複写可能を示
すCCI情報としては「00001000」を固定値と
して用い、一方、複写禁止を示すCCI情報としては
「00001xxx(xは任意の値を示す。)」を固定
値として用いる。
【0155】このため、第2実施形態の禁止情報書込器
3’においては、CPU31’には、ディジタルデータ
信号Sdd及び位置信号Ssw2は入力されておらず、当該
CPU31’では第1実施形態のCCI情報信号Scci
(図3参照)に代えて、上記いずれかの固定値であるC
CI情報信号Scci'がスイッチ30に出力され、挿入デ
ータ信号SdwにCCI情報として挿入される。
【0156】(B)情報複写装置の第2実施形態 次に、第2実施形態に係る情報複写装置の構成及び動作
について、図7を用いて説明する。
【0157】なお、図7においては、図4に示す第2実
施形態の情報複写装置Cと同様の構成部材については、
同様の部材番号を付して細部の説明は省略する。
【0158】上述の第2実施形態の情報複写装置Cにお
いては、複写される記録データ信号Srrに含まれる新た
なCCI情報としては、当該新たなCCI情報が挿入さ
れる位置の直前のタイミングのディジタルデータ信号S
adに含まれる輝度の値と当該位置の直後のタイミングの
ディジタルデータ信号Sadに含まれる輝度の値とを平均
し、複写禁止であることを示す新たなCCI情報として
当該平均値をそのままスイッチ56に出力して記録デー
タ信号Srrを生成するように構成したが、第2実施形態
では、新たなCCI情報として予め設定された固定値を
挿入する。
【0159】このため、第2実施形態の情報複写装置
C’においては、第1実施形態の情報複写装置Cにおけ
る遅延器52及び53、加算器54並びに除算器55に
加えて、複写禁止であることを示す固定値としてのCC
I情報(当該固定値として具体的には、例えば、「00
001xxx」)を含むCCI情報信号Scci'を出力す
るCCI情報生成器60を備えている。
【0160】そして、当該CCI情報信号Scci'がスイ
ッチ56の一方の入力端子に入力されると共に、他方の
入力端子にはディジタルデータ信号Sadがそのまま入力
されている。
【0161】そして、ディジタルデータ信号SadにCC
I情報を挿入して記録データ信号Srrを出力するタイミ
ングにおいては、制御信号Scに基づいて、スイッチ5
6がCCI情報信号Scci'側に切り換えられ、当該CC
I情報が挿入されることとなる。
【0162】なお、この場合には、CPU51には、ラ
ッチ回路50によりディジタルデータ信号Sadから検出
されたCCI情報信号Scci'が入力されていることとな
る。
【0163】以上説明したように、第2実施形態のカッ
ティング装置及び情報複写装置C’の動作によれば、C
CI情報が画像G内の画像HR以外の周縁領域内に挿入
されているので、信号処理の過程において垂直ブランキ
ング期間に相当する信号を除去する処理等を実行しても
当該CCI情報が消去されてしまうことがないこととな
り、DVDに記録される記録データ信号Srを生成する
際に確実にCCI情報を付加することができる。
【0164】また、画像G内の周縁領域にCCI情報を
挿入するので、当該画像Gにおける画質劣化を最小限に
抑制することができる。
【0165】更に、画像G内にCCI情報を挿入するの
で、画像を処理する回路以外の他の回路を用いることな
くCCI情報を伝送することができる。
【0166】更に、CCI情報が記録データ信号Srの
複写の許可又は不許可のいずれか一方を示す情報である
ので、当該CCI情報の欠落を防止することにより、不
法複写を未然に防止することができる。
【0167】また、画像HR内に著作権情報を挿入する
と共に、当該著作権情報が、CCI情報の挿入位置を示
す位置情報を含むので、CCI情報の挿入位置を正確に
把握して複写することができる。
【0168】更にまた、CCI情報として固定値を用い
るので、当該CCI情報を生成するための構成を簡略化
することができる。
【0169】更にまた、DVDに記録されている画像中
にCCI情報が挿入されているので、確実にCCI情報
を取得して不法複写を防止しつつ複写することができ
る。
【0170】また、他の記録媒体に記録データ信号Srr
を複写する際に、上記著作権情報を記録する必要がない
ので、情報複写装置Cの構成を簡略化することができ
る。
【0171】なお、上述の第2実施形態では、CCI情
報を画像Gの周縁領域の中の一個所のみに挿入するよう
にしたが、これ以外に、第1実施形態と同様に、16個
所以下の複数の箇所に異なるCCI情報を挿入するよう
に構成し、その挿入位置を示す位置情報を著作権情報中
に含ませるようにすれば、CCI情報の盗用等を確実に
防止して確実にCCI情報を用いた複写を行うことがで
きると共に、外部から雑音等が混入してもCCI情報を
確実に取得することができることは言うまでもない。
【0172】更に、上述の第2実施形態においては、C
CI情報として1回のみ複写を許可することを示す情報
又は複写を禁止する情報のいずれかを含ませる構成とし
たが、これ以外に、例えば、データ信号Sdが衛星放送
システム又はケーブルテレビシステムのうちいずれの媒
体を介して入力されたものかを示す情報を更に含ませて
もよい。
【0173】この場合に、固定値のCCI情報の例とし
ては、例えば、「00001xxx」が衛星放送からの
供給された画像を示し、「00011xxx」はDVD
から供給される画像を示すようにすることができる。
【0174】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、再生制御情報が周縁領域内に挿入されて
いるので、原画像信号に対応する同期信号等を除去して
当該原画像信号を処理する場合でも再生制御情報が消去
されてしまうことがない。
【0175】よって、画像記録信号を再生する際に確実
に再生制御情報を取得して再生することができる。
【0176】また、画像内の周縁領域に再生制御情報を
挿入するので、当該画像における画質劣化を最小限に抑
制することができる。
【0177】更に、画像内に再生制御情報を挿入するの
で、画像信号を処理する回路以外の他の回路を用いるこ
となく再生制御情報を取得することができる。
【0178】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、周縁領域内の複数の異な
る位置に対応する原画像信号内に再生制御情報を夫々挿
入するので、再生制御情報の盗用等を確実に防止して確
実に再生制御情報を用いた画像再生を行うことができ
る。
【0179】また、画像記録信号内に雑音等が混入して
も再生制御情報を取得することができる。
【0180】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、再生制御情報が画
像記録信号の複写の許可又は不許可のいずれか一方を示
す複写制御情報であるので、複写制御情報の欠落を防止
することにより、当該複写制御情報に基づいて画像記録
信号の再生を行えば、不法複写を未然に防止することが
できる。
【0181】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
から3のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、周
縁領域を除く画像に対応する原画像信号中に著作権情報
を挿入すると共に、当該著作権情報が、再生制御情報の
周縁領域における挿入位置を示す位置情報を含むので、
再生制御情報の挿入位置を正確に把握することにより当
該再生制御情報を用いて画像記録信号を再生することが
できる。
【0182】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
から4のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、再
生制御情報を挿入するタイミングの前後のタイミングに
対応する原画像信号の平均値を用いて再生制御情報を挿
入するので、原画像信号における画質の劣化を最小限と
して再生制御情報を挿入することができる。
【0183】また、例えば、再生制御情報の値を当該平
均値としたときには複写可能を示すと共に、平均値と異
なる値であれば複写不可を示すように定義しこれを判定
することで、不法複写を防止した再生制御が可能とな
る。
【0184】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
から5のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、生
成された画像記録信号から確実に再生制御情報を取得し
て画像記録信号を再生することができる。
【0185】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
から5のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、確
実に再生制御情報を取得して当該画像記録信号を再生す
ることができる。
【0186】請求項8に記載の発明によれば、請求項3
から5のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、複
写制御情報を確実に検出して不法複写を防止しつつ画像
記録情報を他の記録媒体に複写することができる。
【0187】また、他の記録媒体に画像記録信号を複写
する際に、上記著作権情報を記録する必要がないので、
情報複写装置の構成を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図であり、(a)はC
CI情報の挿入位置を示す図であり、(b)は画像信号
の例を示す図である。
【図2】実施形態のカッティング装置を概要構成を示す
ブロック図である。
【図3】禁止情報書込器の細部構成を示すブロック図で
ある。
【図4】情報複写装置の全体構成を示すブロック図であ
る。
【図5】情報複写処理を示すフローチャートである。
【図6】第2実施形態に係る禁止情報書込器の概要構成
を示すブロック図である。
【図7】第2実施形態に係る情報複写装置の概要構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1…カッティング装置 2…データ生成器 3、3’…禁止情報書込器 4…エンコーダ 5…レーザ発生器 6…光変調器 7…対物レンズ 8…回転サーボ回路 9…回転検出器 10…送りサーボ回路 11…位置検出器 12…送りユニット 13…スピンドルモータ 14…レジスト 15…ガラス基板 20、40…A/Dコンバータ 21、41、52、53…遅延器 22、42…シンク検出器 23、24、43、44…カウンタ 25、45…バースト信号検出器 26、46…クロック発生器 27、28、47、48…位置検出回路 29、30、56…スイッチ 31、31’、51…CPU 49、50…ラッチ回路 54…加算器 55…除算器 57…記録器 60…CCI情報生成器 C、C’…情報複写装置 J…CCI情報 Sd…データ信号 Sdr、Sdw…挿入データ信号 Sr、Srr…記録データ信号 Sdd、Sad…ディジタルデータ信号 Sh…水平同期信号 Sv…垂直同期信号 Sch、Scv…計数信号 Sb…バースト信号 Sclk…クロック信号 Ssw1、Ssw2、Spw、Spc…位置信号 Swm…著作権情報信号 Scci、Scci'…CCI情報信号 Sa…アナログデータ信号 Sc…制御信号 Sdl1、Sdl2…遅延信号 Sadd…加算信号 Sdv…除算信号 Sg…実体画像信号 Ths…水平走査期間 Thb…水平帰線消去期間 Thr…表示画像期間
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図5】
【図3】
【図4】
【図7】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅谷 和実 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 パ イオニア株式会社総合研究所内 (72)発明者 山内 慶一 東京都目黒区目黒1丁目4番1号 パイオ ニア株式会社本社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力される原画像信号に対応す
    る画像記録信号であって、記録媒体に記録すべき画像記
    録信号を生成する画像記録信号生成装置において、 前記原画像信号に対応する画像内の領域であって、当該
    画像の周縁から予め設定された所定の距離より外側の領
    域である周縁領域に対応する前記原画像信号中に、前記
    記録媒体に記録された前記画像記録信号を再生する際に
    用いられる再生制御情報を挿入する制御情報挿入手段を
    備えることを特徴とする画像記録信号生成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像記録信号生成装置
    において、 前記制御情報挿入手段は、前記周縁領域内の複数の異な
    る位置に対応する前記原画像信号内に前記再生制御情報
    を夫々挿入することを特徴とする画像記録信号生成装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の画像記録信号生
    成装置において、 前記再生制御情報は、前記画像記録信号の複写の許可又
    は不許可のいずれか一方を示す複写制御情報であること
    を特徴とする画像記録信号生成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載の
    画像記録信号生成装置において、 前記周縁領域を除く前記画像に対応する前記原画像信号
    中に、当該画像記録信号に対応する著作権情報を挿入す
    る著作権情報挿入手段を更に備え、 当該著作権情報が、前記再生制御情報の前記周縁領域に
    おける挿入位置を示す位置情報を含むことを特徴とする
    画像記録信号生成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載の
    画像記録信号生成装置において、 前記制御情報挿入手段は、前記再生制御情報を挿入する
    タイミングの前後のタイミングに対応する前記原画像信
    号の平均値を用いて前記再生制御情報を挿入することを
    特徴とする画像記録信号生成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか一項に記載の
    画像記録信号生成装置により生成された前記画像記録信
    号を前記記録媒体に記録する記録手段を備えることを特
    徴とする情報記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から5のいずれか一項に記載の
    画像記録信号生成装置により生成された前記画像記録信
    号を記録したことを特徴とする記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項3から5のいずれか一項に記載の
    画像記録信号生成装置により生成された前記画像記録信
    号を他の記録媒体に複写する情報複写装置であって、 前記画像記録信号から少なくとも前記複写制御情報を抽
    出する抽出手段と、 前記抽出された複写制御情報に基づいて、前記画像記録
    信号を前記他の記録媒体に複写する複写手段と、 前記他の記録媒体に前記画像記録信号を複写する際に、
    前記複写制御情報に基づいて前記他の記録媒体に複写さ
    れた前記画像記録信号の複写の許可又は不許可のいずれ
    か一方を示す第2複写制御情報をも併せて記録する記録
    手段と、 を備えることを特徴とする情報複写装置。
JP12511498A 1998-05-07 1998-05-07 画像記録信号生成装置、情報記録装置及び記録媒体 Expired - Fee Related JP3817364B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12511498A JP3817364B2 (ja) 1998-05-07 1998-05-07 画像記録信号生成装置、情報記録装置及び記録媒体
EP99108560A EP0955773B1 (en) 1998-05-07 1999-05-05 Apparatus for generating recording signal including image data and copy condition information
US09/305,422 US6804452B1 (en) 1998-05-07 1999-05-05 Apparatus for generating recording signal including image data and copy condition information
DE69932379T DE69932379T2 (de) 1998-05-07 1999-05-05 Anlage zur Herstellung eines Aufnahmesignals mit Bilddaten und Kopierbedingungsinformation
CN99106365A CN1121036C (zh) 1998-05-07 1999-05-06 产生包括图像数据和复制条件信息的记录信号的设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12511498A JP3817364B2 (ja) 1998-05-07 1998-05-07 画像記録信号生成装置、情報記録装置及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11317002A true JPH11317002A (ja) 1999-11-16
JP3817364B2 JP3817364B2 (ja) 2006-09-06

Family

ID=14902201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12511498A Expired - Fee Related JP3817364B2 (ja) 1998-05-07 1998-05-07 画像記録信号生成装置、情報記録装置及び記録媒体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6804452B1 (ja)
EP (1) EP0955773B1 (ja)
JP (1) JP3817364B2 (ja)
CN (1) CN1121036C (ja)
DE (1) DE69932379T2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007525729A (ja) * 2003-04-25 2007-09-06 トムソン ライセンシング 著作権侵害されたメディアを追跡するためのマーキング技術
US7599274B2 (en) 2003-01-23 2009-10-06 Lg Electronics Inc. Recording medium with intermittent or alternate wobbled pits and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
KR100952949B1 (ko) * 2003-01-24 2010-04-15 엘지전자 주식회사 고밀도 광디스크의 복사 방지 정보 관리방법
US7733756B2 (en) 2003-01-23 2010-06-08 Lg Electronics, Inc. Recording medium with optional information and apparatus and methods for forming, recording, reproducing and controlling reproduction of the recording medium

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6298446B1 (en) * 1998-06-14 2001-10-02 Alchemedia Ltd. Method and system for copyright protection of digital images transmitted over networks
JP3636915B2 (ja) 1999-02-22 2005-04-06 ソニー株式会社 付加情報重畳方法、付加情報検出方法、付加情報重畳装置および付加情報検出装置
US20030002857A1 (en) * 2000-12-27 2003-01-02 Curtin Steven D. Electronic write protect detection for video tape recorders
JP2002202787A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Sony Corp コンテンツデータ、記録媒体、データ記録方法および装置、データ送信方法および装置、データ出力方法および装置、データ再生方法および装置、データ受信方法および装置
JP2003168262A (ja) * 2001-11-29 2003-06-13 Toshiba Corp ウォーターマークを含むコンテンツの記録装置及びウォーターマークを含むコンテンツの記録方法
JP5471580B2 (ja) * 2010-02-23 2014-04-16 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及びプログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5134496A (en) * 1989-05-26 1992-07-28 Technicolor Videocassette Of Michigan Inc. Bilateral anti-copying device for video systems
US6345145B1 (en) * 1995-08-25 2002-02-05 Sony Corporation Signal recording/reproducing method and apparatus, signal record medium and signal transmission/reception method and apparatus
US5703859A (en) * 1995-09-01 1997-12-30 Sony Corporation Digital video copy protection system
ATE208113T1 (de) * 1995-09-01 2001-11-15 Sony Corp Datenaufzeichnung mit kopierschutz
TW401702B (en) * 1997-01-20 2000-08-11 Sony Corp Image signal transmitting method, superimposed signal extracting method, image signal output apparatus, image signal receiving apparatus and image signal recording medium
EP1020077B1 (en) * 1997-10-08 2002-08-07 Macrovision Corporation Method and apparatus for a copy-once watermark for video recording
US6137952A (en) * 1998-04-02 2000-10-24 Hewlett-Packard Company Apparatus and method for degrading the quality of unauthorized copies of color images and video sequences

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7599274B2 (en) 2003-01-23 2009-10-06 Lg Electronics Inc. Recording medium with intermittent or alternate wobbled pits and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US7609604B2 (en) 2003-01-23 2009-10-27 Lg Electronics Inc. Recording medium with intermittent or alternate wobbled pits and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US7733756B2 (en) 2003-01-23 2010-06-08 Lg Electronics, Inc. Recording medium with optional information and apparatus and methods for forming, recording, reproducing and controlling reproduction of the recording medium
US7733755B2 (en) 2003-01-23 2010-06-08 Lg Electronics, Inc. Recording medium with optional information and apparatus and methods for forming, recording, reproducing and controlling reproduction of the recording medium
US7908488B2 (en) 2003-01-23 2011-03-15 Lg Electronics Inc. Recording medium with copy protection information formed in intermittent or alternate wobbled pits and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US8006308B2 (en) 2003-01-23 2011-08-23 Lg Electronics Inc. Recording medium with copy protection indicating information and apparatus and methods for forming, recording, reproducing and restricting reproduction of the recording medium
KR100952949B1 (ko) * 2003-01-24 2010-04-15 엘지전자 주식회사 고밀도 광디스크의 복사 방지 정보 관리방법
JP2007525729A (ja) * 2003-04-25 2007-09-06 トムソン ライセンシング 著作権侵害されたメディアを追跡するためのマーキング技術
JP4751824B2 (ja) * 2003-04-25 2011-08-17 トムソン ライセンシング 著作権侵害されたメディアを追跡するためのマーキング技術

Also Published As

Publication number Publication date
CN1121036C (zh) 2003-09-10
DE69932379T2 (de) 2007-07-12
DE69932379D1 (de) 2006-08-31
EP0955773B1 (en) 2006-07-19
JP3817364B2 (ja) 2006-09-06
EP0955773A3 (en) 2001-01-03
US6804452B1 (en) 2004-10-12
CN1239301A (zh) 1999-12-22
EP0955773A2 (en) 1999-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0689751B1 (en) Copy protection for hybrid digital video tape recording and unprotected source material
US6707774B1 (en) Recording and reproducing system, recording apparatus and reproducing apparatus having copy protection function
US6865553B2 (en) Copy protection apparatus and method
JP3250333B2 (ja) 映像信号処理方法、映像信号記録方法、映像信号再生方法、映像信号処理装置、映像信号記録装置及び映像信号再生装置
KR100326403B1 (ko) 복사제어정보를구비한영상신호의기록재생방법,기록재생장치및처리장치,및기록매체
JP3817364B2 (ja) 画像記録信号生成装置、情報記録装置及び記録媒体
US7333716B2 (en) Duplication controlling method, duplication controlling apparatus, recording medium, and duplication controlling program embodied on computer-readable medium
JP3652135B2 (ja) コピー制御情報を備えた映像信号の記録再生方法、記録再生装置及び処理装置並びに記録媒体
JP2003317377A (ja) 記録装置
JPH113559A (ja) ビデオデータ記録再生装置
PL202063B1 (pl) Sposób zabezpieczania przed kopiowaniem danych cyfrowych umieszczonych na nośniku zapisu oraz urządzenie do odtwarzania danych cyfrowych zapisanych na nośniku zapisu
JP3381165B2 (ja) 映像信号伝送方法、映像信号記録方法、映像信号再生方法、映像信号記録装置及び映像信号再生装置
JP2006512823A (ja) データ処理装置、データ記録再生装置、データ処理方法及びプログラム
JP3381164B2 (ja) 映像信号伝送方法、映像信号記録方法、映像信号再生方法、映像信号記録装置及び映像信号再生装置
JP3570403B2 (ja) 映像信号記録方法及び映像信号記録装置
JP3570402B2 (ja) 映像信号処理方法、映像信号再生方法、映像信号処理装置及び映像信号再生装置
JPH11317012A (ja) 光ディスク、光ディスク装置、光ディスクのコピー防止方法
JP2004194139A (ja) 記録再生装置
NZ328701A (en) Analog copy protection of video signal
JPH11146342A (ja) 電子透かし情報の記録再生方法及び記録再生装置並びに記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050113

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060308

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees