JPH11317012A - 光ディスク、光ディスク装置、光ディスクのコピー防止方法 - Google Patents

光ディスク、光ディスク装置、光ディスクのコピー防止方法

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JPH11317012A
JPH11317012A JP12568098A JP12568098A JPH11317012A JP H11317012 A JPH11317012 A JP H11317012A JP 12568098 A JP12568098 A JP 12568098A JP 12568098 A JP12568098 A JP 12568098A JP H11317012 A JPH11317012 A JP H11317012A
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JP
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disc
optical disk
recorded
area
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JP12568098A
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Yuji Takagi
裕司 高木
Keiichi Kawashima
啓一 川島
Yoshihisa Fukushima
能久 福島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生専用の光ディスクから記録型光ディスク
へのデジタルコピーを不可能にする再生専用光ディス
ク、記録型光ディスク、光ディスク装置、および光ディ
スクのコピー防止方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 所定のキーによってスクランブルされた
AVデータがプリピット記録され、コントロールデータ
領域には、スクランブルのキーがプリピット記録されて
いる再生専用の光ディスクと、再生専用型と同一アドレ
スのコントロールデータ領域には、記録型光ディスクを
示す情報がプリピット記録されている記録型光ディスク
とを有し、再生専用の光ディスクからAVデータをスク
ランブルされた状態で記録型光ディスクへコピーして
も、コントロールデータ領域のスクランブルのキーは、
記録型光ディスクコントロールデータ領域にコピーでき
ず、コピーしたAVデータからの再生を不可能ならしめ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映画や音楽等のAV
データが予めプリピット記録されている再生専用の光デ
ィスクから、記録型光ディスクへAVデータのデジタル
コピーを不可能ならしめる光ディスク、光ディスク装
置、および光ディスクのコピー防止方法に関る。
【0002】
【従来の技術】光ディスクはランダムアクセスが可能、
や長期保存が可能という特質を有しており、さらに、デ
ィスク製造者によるマスタリングによって、安価に大量
の複製が可能という特徴を有しており、高音質のデジタ
ルオーディオとしてCDが従来のアナログ記録のレコー
ドに取り変わって一般的になっている。さらに、近年、
高音質の画像データがデジタル記録されたDVD−VI
DEOが商品化されAVデータのデジタル記録媒体とし
ての光ディスクが今後さらに発展していくことが予想さ
れる。
【0003】一方、上記したCDやDVD−VIDEO
のようにディスク製造業者によってデータがプリピット
の形で予め記録されている再生専用の光ディスクだけで
なく、近年、ユーザーが家庭でAVデータを記録できる
記録型の光ディスク、例えば、CD−R、CD−RW、
MDやDVD−RAMが開発され、一つの装置で、記録
型と再生専用の光ディスクの両方が記録再生できる光デ
ィスク装置が世に広がりつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように記録型と再生専用型の光ディスクの両方が1つ
の装置で扱えるようになると、再生専用型に記録された
AVデータに対する著作権が大きな課題となってきてい
る。すなわち、再生専用の光ディスクに記録されたAV
データを、一般ユーザーがそのまま記録型光ディスクに
違法にコピーすることで、本来そのAVデータの著作者
に支払われるべき著作料を払うこと無しに、また、デジ
タル記録が可能なことから音質や画質の劣化なしに不当
な複製を入手することが可能になり、このことが、良質
のコンテンツの広まりを阻害する要因にもなってきてい
る。
【0005】従来、このような違法コピーに対する手段
としては、例えばCDからMDへのコピーに対しては、
音質が若干劣化するとか、あるいは、記録装置や記録デ
ィスクに予め著作権相当分の金額を上乗せして出荷する
という手段が用いられてきたが、完全な形で著作料を徴
収することは不可能であり、本質的には、再生専用の光
ディスクから、記録型光ディスクへのデジタル記録が可
能であることに問題があった。
【0006】本発明は上記した問題に鑑みて、再生専用
の光ディスクから記録型光ディスクへのデジタルコピー
を不可能ならしめる、再生専用光ディスク、記録型光デ
ィスク、光ディスク装置、および光ディスクのコピー防
止方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク、光
ディスク装置、および光ディスクのコピー防止方法で
は、ディスクの管理情報が記録されるリードインエリア
と、AVデータが記録されるデータエリアの少なくとも
2つの領域に分割され、前記リードインエリアとデータ
エリアはそれぞれ、所定のアドレスが予め定まってお
り、前記データエリアには、AVデータ毎に異なる所定
のキーによってスクランブルされたAVデータが予めプ
リピット記録され、前記リードインエリア内の所定のア
ドレスで示されるコントロールデータ領域には、再生専
用光ディスクであることを示すディスク情報と、前記ス
クランブルのキーが予めプリピット記録されている再生
専用の光ディスクと、ディスクの管理情報が記録される
リードインエリアと、AVデータが記録されるデータエ
リアの少なくとも2つの領域に分割され、前記リードイ
ンエリアとデータエリアはそれぞれ、所定のアドレスが
予め定まっており、再生専用の光ディスクと同一のアド
レスに予め定まっているコントロールデータ領域には、
記録型光ディスクであることを示すディスク情報が予め
プリピット記録されている記録型光ディスクと、予めア
ドレスが定まっているプリピット記録されたコントロー
ルデータ領域のディスク情報を再生し挿入されたディス
クが再生専用の光ディスクか記録型の光ディスクかを判
別するディスク判別手段と再生専用の光ディスクからA
Vデータを再生する際には、前記コントロールデータ領
域に記録されているスクランブルキーを用いてデータエ
リアに記録されているユーザーデータをデスクランブル
するデスクランブル手段とデスクランブルしたデジタル
のAVデータから、画像、音楽のアナログ情報に変換し
て再生する再生専用光ディスクの再生手段を有し、記録
型光ディスクからAVデータを再生する際には、データ
エリアに記録されているデジタルのAVデータをそのま
ま画像、音楽のアナログ情報に再生する記録型光ディス
クの再生手段を有している光ディスク装置を有し、再生
専用の光ディスクからAVデータをスクランブルがかか
った状態でそのまま記録型光ディスクへデジタルコピー
をしたとしても、前記コントロールデータ領域に記録さ
れているスクランブルのキーは、記録型光ディスクの同
じアドレスのコントロールデータ領域にコピーできず、
コピーしたスクランブル状態のAVデータから画像、音
楽等のAVデータを正常に再生することを不可能ならし
めることを特徴とする。
【0008】上記した構成によると、再生専用の光ディ
スクから記録型光ディスクにAVデータをデジタルコピ
ーしたとしても、スクランブルのキーが格納されるべき
コントロールデータ領域には、記録型光ディスクの場合
には、予めプリピットの形でスクランブルのキー以外の
情報が記録されており、この領域は、記録型ディスクで
あっても記録することが不可能であり、スクランブルの
キーをコピーすることは不可能になる。この結果、コピ
ーしたAVデータを再生するために必要なデスクランブ
ル処理を行うことができず、コピーしたAVデータを正
常に再生することができないため、AVデータのコピー
を防止することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】上記した構成によると、再生専用
の光ディスクから記録型光ディスクにAVデータをデジ
タルコピーしたとしても、スクランブルのキーが格納さ
れるべきコントロールデータ領域には、記録型光ディス
クの場合には、予めプリピットの形でスクランブルのキ
ー以外の情報が記録されており、この領域は、記録型デ
ィスクであっても記録することが不可能であり、スクラ
ンブルのキーをコピーすることは不可能になる。この結
果、コピーしたAVデータを再生するために必要なデス
クランブル処理を行うことができず、コピーしたAVデ
ータを正常に再生することができないため、AVデータ
のコピーを防止することが可能となる。
【0010】以下、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明の第1の実施例における再
生専用型光ディスクの構成図である。図1において、1
はAVデータが記録されるデータエリア、2はディスク
の管理情報が記録されているリードインエリアである。
データエリア1およびリードインエリア2は共に、予め
ディスク製造者によりプリピットの形で記録されてお
り、各領域のアドレスは、ディスクに記録されているデ
ータの内容、あるいは再生専用型、記録型のディスクの
種別に関わらず予め定まっており、光ディスク装置で再
生する場合、始めにリードインエリア2を再生し、ディ
スク種別等を判別した後に、データエリア1に記録され
ているデータを再生する。
【0011】図2は同第1の実施例における再生専用型
光ディスクの領域図である。図2における1のデータエ
リア、2のリードインエリアは図1における1、2と同
じものである。図2おいてリードインエリア2は所定の
アドレスn〜mが予め定まっており、データエリア1は
m+1から始まっている。リードインエリア2の中の所
定のアドレスWPIには、データエリア1に記録されて
いるAVデータのスクランブルのキー3が格納されてい
る。データエリア1に記録されているAVデータ4は所
定のアドレスWPIに格納されているスクランブルのキ
ー3に従ってスクランブルされた状態で記録されてい
る。
【0012】以上のような第1の実施例の再生専用型光
ディスクからAVデータを再生する場合には、まず始め
に、アドレスWPIに記録されているスクランブルのキ
ー3を再生し、次にデータエリア2に記録されているA
Vデータ4を再生し、これをスクランブルのキー3を用
いてデスクランブル処理をすることで音楽や、映像情報
を再生することができる。
【0013】尚、スクランブルの方式については、例え
ば既知の線形フィードバックレジスタを用いて、キーと
してフィードバックレジスタの初期値を用いることで実
現できる。あるいは、より高度な、暗号の手法を用い
て、AVデータを暗号化し、その暗号を解くための鍵を
所定のアドレスWPIに予め格納することで実現でき
る。
【0014】図3は本発明の第2の実施例における記録
型光ディスクの構成図である。図3において、5はAV
データが記録されるデータエリア、6はディスクの管理
情報が記録されているリードインエリアである。リード
インエリア6は、予めディスク製造者によりプリピット
の形で記録されており、データエリア5はユーザーが光
ディスク装置を用いることによってAVデータが記録さ
れる。各領域のアドレスは、ディスクに記録されている
データの内容、あるいは再生専用型、記録型のディスク
の種別に関わらず予め定まっており、光ディスク装置で
再生する場合、始めにリードインエリア6を再生し、デ
ィスク種別等を判別した後に、データエリア5に記録さ
れているデータを再生する。
【0015】図4は同第2の実施例における記録型光デ
ィスクの領域図である。図4における5のデータエリ
ア、6のリードインエリアは図3における5、6と同じ
ものである。図4おいてリードインエリア2は所定のア
ドレスn〜mが予め定まっており、データエリア1はm
+1から始まっており、これらのアドレス構成は第1の
実施例の再生専用型光ディスクと同じ構成になってい
る。リードインエリア6の中の所定のアドレスWPIに
は、第1の実施例の再生専用型光ディスクと異なり、ス
クランブルのキーは記録されておらず、記録型ディスク
を示すフラグ情報等の所定のデータDIのみが記録され
ている。また、所定のデータDIはディスク製造者によ
って予めプリピット記録されているためにこの情報をユ
ーザーが書き換えることは不可能になっている。
【0016】以上のような第2の実施例の記録型光ディ
スクからAVデータを再生する場合には、まず始めに、
アドレスWPIに記録されているDIを再生し、このデ
ィスクが記録型ディスクであることを判別し、次にデー
タエリア2に記録されているAVデータ4を再生するこ
とで音楽や、映像情報を再生することができる。記録型
ディスクからAVデータを再生する場合には、デスクラ
ンブル処理を行わない。
【0017】図5は、図2に示す第1の実施例の再生専
用型光ディスクから、AVデータ4を図4に示す第2の
実施例の記録型光ディスクにデジタルコピーした後の状
態を示す領域図である。図5において、5はAVデータ
4が記録されたデータエリア、6は予めディスク製造者
によってプリピット記録されたリードインエリアであ
り、AVデータ4は図2の再生専用型光ディスクと同様
にスクランブルされた状態で記録されている。リードイ
ンエリア6の中の所定のアドレスWPIにはスクランブ
ルのキーは記録されておらず、記録型ディスクを示すフ
ラグ情報等の所定のデータDIのみが記録されている。
【0018】以上のように、データエリア5に仮にスク
ランブルされたAVデータ4がコピーされた場合には、
光ディスク装置で再生する場合、デスクランブル処理を
行わない、現実的にはスクランブルのキーが無いために
実行しようとしても行えないために、画像や音声を正常
に再生できないことは明らかである。
【0019】以上のように本発明の第2の実施例の記録
型光ディスクにおいては、再生専用型光ディスクから不
正なデジタルコピーを実行したとしても正常に再生でき
ず、結果としてそのコピーは失敗になる。また、スクラ
ンブル処理が施されていないAVデータを記録したとき
のみ、記録型光ディスクからAVデータを正常に再生で
きる。なお、データエリア5へのデータの記録は、光磁
気方式や、相変化方式、等の様々な既知の媒体、方法を
用いることで容易に実現できる。
【0020】図6は第1、第2の実施例の光ディスクか
らAVデータを再生する本発明の第3の実施例の光ディ
スク装置の構成図である。
【0021】図6において、7は再生専用型あるいは記
録型の光ディスク、8は半導体レーザー、光学素子から
構成される光ヘッド、9はレーザ制御、再生信号の2値
化を行う再生制御部、10は2値化された再生信号をデ
ジタル復調する復調回路、11は媒体上の傷、埃等でで
生起したエラーの誤り検出訂正処理を行う誤り検出訂正
回路、12は誤り検出訂正回路11の作業用、およびデ
ータバッファとして用いるバッファRAM、13は再生
専用型光ディスクにスクランブルされて記録されている
AVデータをデスクランブルするデスクランブル回路、
14は圧縮されて記録された動画データ等を伸長するM
PEG復号回路、15は伸長された画像データをアナロ
グ化してビデオやオーディオ信号を生成するDA回路、
15は光ディスク装置全体を制御する制御CPUであ
る。
【0022】以上のように構成された光ディスク装置で
は、光ディスク7に記録されたデータは、光ヘッド8か
ら照射された半導体レーザーからのレーザービームの反
射光を再生制御回路9により、アナログ信号化、増幅、
2値化を行い、デジタル化された再生信号17として復
調回路10に送出される。復調回路10では記録の際に
8/10変調等のデジタル変調された信号をデジタル復
調する。デジタル復調された信号18は、誤り検出訂正
回路11に送出され、バッファRAM12を作業用に媒
体の傷や埃とうに起因する誤りの検出訂正処理が行われ
る。誤り検出訂正処理は、例えば、既知のリードソロモ
ン符号等の復号を行うことで実行される。
【0023】誤り検出訂正処理された再生データ19
は、再生専用型光ディスクから再生された場合、デスク
ランブル処理を行うために、デスクランブル回路13に
送出される。デスクランブル回路13では、予めデータ
の再生に先立って再生した再生専用型光ディスクのアド
レスWPIに記録されているスクランブルのキー3を用
いて再生データ19にデスクランブル処理を施し、デス
クランブル再生データ21としてMPEG復号回路14
に送出する。
【0024】一方、記録型ディスクから再生されたデー
タの場合、誤り検出訂正処理された再生データ20は直
接MPEG復号回路14に送出される。
【0025】MPEG復号回路14は、圧縮された動
画、音声データを伸長し、これをDA回路15に送出
し、DA回路でビデオ信号、オーディオ信号としてアナ
ログ出力され、TVやオーディオ機器等の上位の機器へ
入力される。
【0026】本実施例においては、デジタル出力は有し
ていないが、仮にデジタル出力機能を設ける場合でも、
デスクランブル処理を施したデスクランブル再生データ
21は上位機器には送出せず、スクランブルが施された
再生データ19やスクランブルが始めから施されていな
い再生データ20のみを上位機器に送出する。
【0027】以上のように構成された光ディスク装置で
は、装置全体の制御は制御CPU16によって制御され
る。
【0028】図7は制御CPU16の制御フローを示す
フローチャートである。図7において、制御CPU16
は、22は光ディスクからのAVデータの再生に先立ち
リードインエリアのアドレスWPIを再生する。23は
WPIに記録されている内容から、現在再生しているデ
ィスクが再生専用の光ディスクであるか、記録型である
かを判断する。24は再生専用型の光ディスクの場合、
WPIに記録されているスクランブルのキーを取得。2
5はデータエリアに光ヘッドを移動させ、再生制御回路
9、復調回路10、誤り検出訂正回路11を制御して再
生データ19を生成。26はデスクランブル回路13に
予め取得したスクランブルのキーを送出し、デスクラン
ブル処理を実行させ、デスクランブル再生データ21を
生成し、MPEG復号回路14に送出。27は記録型光
ディスクの場合、25と同様にデータエリアに光ヘッド
を移動させ、再生制御回路9、復調回路10、誤り検出
訂正回路11を制御して再生データ20を生成し、MP
EG復号回路14に送出。28はMPEG復号回路、D
A回路を制御して、MPEG伸長の後に、アナログ信号
化して、TV、オーディオ機器等の上位機器に送出す
る。
【0029】以上のように構成された本発明の第3の実
施例の光ディスク装置では、記録型光ディスクのデータ
エリア5に仮にスクランブルされたAVデータ4がコピ
ーされているものを再生する場合には、23に示すよう
に記録型ディスクと判断され、26のデスクランブル処
理を行うこと無しに、MPEG復号回路14に送出さ
れ、画像や音声を正常に再生できないことは明らかであ
る。
【0030】尚、スクランブルの方式については、例え
ば既知の線形フィードバックレジスタを用いて、キーと
してフィードバックレジスタの初期値を用いることで実
現できる。あるいは、より高度な、暗号の手法を用い
て、AVデータを暗号化し、その暗号を解くための鍵を
所定のアドレスWPIに予め格納することで実現でき
る。
【0031】以上説明したように、本発明の第1から第
3の実施例の光ディスク、光ディスク装置によれば、再
生専用型光ディスクから不正なデジタルコピーを実行し
たとしてもスクランブルのキーを記録型ディスクの所定
のアドレスWPIに記録することができないため、コピ
ーしたAVデータ再生する際に、該当のスクランブルの
キーが不明のためにデスクランブルを実行することが不
可能であり、AVデータとして正常に再生できず、結果
としてそのコピーは失敗になる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、記録型光ディスクと再生専用
型光ディスクで同一のアドレスの領域に、再生専用型光
ディスクの場合にはスクランブルのキーを、記録型のデ
ィスクの場合にはディスク種別を予めディスク製造者に
よってプリピット記録することで、再生専用型の光ディ
スクのAVデータを記録型の光ディスクにコピーするこ
とを防止でき、著作権の保護が可能となる光ディスク、
光ディスク装置、および光ディスクのコピー防止方法を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における再生専用型光デ
ィスクの構成図
【図2】同第1の実施例における再生専用型光ディスク
の領域図
【図3】本発明の第2の実施例における記録型光ディス
クの構成図
【図4】同第2の実施例における記録型光ディスクの領
域図
【図5】第2の実施例の記録型光ディスクにAVデータ
をデジタルコピーした後の状態を示す領域図
【図6】本発明の第3の実施例の光ディスク装置の構成
【図7】同第3の実施例における制御CPU16の制御
フローを示すフローチャート
【符号の説明】
1 データエリア 2 リードインエリア 3 スクランブルのキー 5 データエリア 6 リードインエリア 7 所定のデータDI 13 デスクランブル回路 16 制御CPU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映画や音楽等のAVデータをデジタル記録
    する光ディスクであって、ディスクの管理情報が記録さ
    れるリードインエリアと、AVデータが記録されるデー
    タエリアの少なくとも2つの領域に分割され、前記リー
    ドインエリアとデータエリアはそれぞれ、所定のアドレ
    スが予め定まっている光ディスクであって、前記データ
    エリアには、AVデータ毎に異なる所定のキーによって
    スクランブルされたAVデータが予めプリピット記録さ
    れ、前記リードインエリア内の所定のアドレスで示され
    るコントロールデータ領域には、再生専用光ディスクで
    あることを示すディスク情報と、前記スクランブルのキ
    ーが予めプリピット記録されていることを特徴する再生
    専用の光ディスク。
  2. 【請求項2】映画や音楽等のAVデータをデジタル記録
    する光ディスクであって、ディスクの管理情報が記録さ
    れるリードインエリアと、AVータが記録されるデータ
    エリアの少なくとも2つの領域に分割され、前記リード
    インエリアとデータエリアはそれぞれ、所定のアドレス
    が予め定まっている光ディスクであって、前記1項記載
    の再生専用の光ディスクと同一のアドレスに予め定まっ
    ている前記コントロールデータ領域には、記録型光ディ
    スクであることを示すディスク情報が予めプリピット記
    録されていることを特徴とする記録型光ディスク。
  3. 【請求項3】予めアドレスが定まっているプリピット記
    録されたコントロールデータ領域のディスク情報を再生
    し、挿入されたディスクが再生専用の光ディスクか記録
    型の光ディスクかを判別するディスク判別手段と、再生
    専用の光ディスクからAVデータを再生する際には、前
    記コントロールデータ領域に記録されているスクランブ
    ルキーを用いて、データエリアに記録されているユーザ
    ーデータをデスクランブルするデスクランブル手段とデ
    スクランブルしたデジタルのAVデータから、画像、音
    楽のアナログ情報に変換して再生する再生専用光ディス
    クの再生手段を有し、記録型光ディスクからAVデータ
    を再生する際には、データエリアに記録されているデジ
    タルのAVデータをそのまま画像、音楽のアナログ情報
    に再生する記録型光ディスクの再生手段を有しているこ
    とを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】再生専用の光ディスクに記録されている映
    画や音楽等のAVデータを記録型光ディスクへデジタル
    コピーすることを防止する光ディスクのコピー防止方法
    であって、ディスクの管理情報が記録されるリードイン
    エリアと、AVデータが記録されるデータエリアの少な
    くとも2つの領域に分割され、前記リードインエリアと
    データエリアはそれぞれ、所定のアドレスが予め定まっ
    ており、前記データエリアには、AVデータ毎に異なる
    所定のキーによってスクランブルされたAVデータが予
    めプリピット記録され、前記リードインエリア内の所定
    のアドレスで示されるコントロールデータ領域には、再
    生専用光ディスクであることを示すディスク情報と、前
    記スクランブルのキーが予めプリピット記録されている
    再生専用の光ディスクと、ディスクの管理情報が記録さ
    れるリードインエリアと、AVータが記録されるデータ
    エリアの少なくとも2つの領域に分割され、前記リード
    インエリアとデータエリアはそれぞれ、所定のアドレス
    が予め定まっており、再生専用の光ディスクと同一のア
    ドレスに予め定まっているコントロールデータ領域に
    は、記録型光ディスクであることを示すディスク情報が
    予めプリピット記録されている記録型光ディスクと、予
    めアドレスが定まっているプリピット記録されたコント
    ロールデータ領域のディスク情報を再生し挿入されたデ
    ィスクが再生専用の光ディスクか記録型の光ディスクか
    を判別するディスク判別手段と再生専用の光ディスクか
    らAVデータを再生する際には、前記コントロールデー
    タ領域に記録されているスクランブルキーを用いてデー
    タエリアに記録されているユーザーデータをデスクラン
    ブルするデスクランブル手段とデスクランブルしたデジ
    タルのAVデータから、画像、音楽のアナログ情報に変
    換して再生する再生専用光ディスクの再生手段を有し、
    記録型光ディスクからAVデータを再生する際には、デ
    ータエリアに記録されているデジタルのAVデータをそ
    のまま画像、音楽のアナログ情報に再生する記録型光デ
    ィスクの再生手段を有している光ディスク装置を有し、
    再生専用の光ディスクからAVデータをスクランブルが
    かかった状態でそのまま記録型光ディスクへデジタルコ
    ピーをしたとしても、前記コントロールデータ領域に記
    録されているスクランブルのキーは、記録型光ディスク
    の同じアドレスのコントロールデータ領域にコピーでき
    ず、コピーしたスクランブル状態のAVデータから画
    像、音楽等のAVデータを正常に再生することを不可能
    ならしめることを特徴とする光ディスクのコピー防止方
    法。
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Cited By (3)

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